五月、、爽やかな新緑が目にやさしく映る季節ですね。大好きな新茶の季節でもあります。
写真は摘みたてのお茶の葉っぱです。やわらかく瑞々しいのがおわかりいただけるでしょうか。
今回は末っ子(小3)と一緒にお茶作りを体験しました。
「手もみ茶」という言葉を聞いたことがあるかと思います。お茶の葉をわずかな時間蒸し、手で茶葉を揉み乾燥させて煎茶に仕上げていったものです。
私たちも手もみに挑戦してみました。
「けっこう強めに水分をとるようなイメージでもんで下さい」という説明があり、電子レンジで数分チンしてあたたかくなった茶葉を手にとりスタート!
もみこんでいくとお茶の香りが漂ってきます。手もすっかり緑色に。不思議なことにすべすべしてくる気がしました。美容によいかも、なんて軽口をたたきながらとにかくもんでもんでもみまくります。
30分くらいもんだらできるかもと説明があったのですが、私たちのグループはもみかたが甘いらしくなかなかOKがでません。強くねじると茶葉が切れてしまいそうで加減していたのですが、早く終わらせたい一心でここからは水分がとれることを念じながらぎゅーぎゅーいきました。だいぶカサカサしてきたように思っても「まだ水分がけっこうありますね」ということでレンジでチンしてはさらにもみこみ。幾度も繰り返すうちに若葉色だったお茶はすっかり黒っぽくなり量も大分減ってきて、、やっと完成!
90分かかりました。かなり達成感高し!
ワークショップでは「闘茶」も体験しました。
どんな闘いかというと、お茶の種類の当てっこです。
「在来新茶」「かぶせ茶」など自分がどれを飲んだかを考え、一回ごとに回答していきます。
その回答の仕方がなんとも風流で、下の写真のような札を使います。
「花」は「在来新茶」、「鳥」は「かぶせ茶」などそれぞれどのお茶がなんの字で表すことにするかを決めます。一というのは私の番号。それぞれ好きな番号の札を一式とって準備します。
一杯飲むごとにどのお茶かを判断して、
箱のすきまの自分の番号のところにポトリと落とします。
一回落としたらやり直しがきかないのがキビシイ!
終わった後は箱から引き出すと全員の答えが一目瞭然。
私はかなり間違っていて末っ子にも負けてしまいました。く、くやしい!!
私が末っ子と参加したワークショップは、奈良県月ヶ瀬村タツミ茶園の方が中心となっている「UMEZUKI」というプロジェクトの方が実施していました。
UMEZUKIではオーナー制度があり、オーナーの方対象の茶摘みや手もみ体験があるようです。
関西圏を中心に闘茶のワークショップも行なっていると聞きました。
茶摘みや手もみの体験は静岡県でもさかん。こちらのサイトには体験できる場所の情報がまとまって掲載されています。茶娘の衣装のレンタルがあるところもあって、気分があがりそうです!
リゾナーレ熱海でも、宿泊客を対象に静岡での茶摘み体験ができるプログラムがあります。
2014年は6月30日までの月、水、金、日に実施。事前の予約が必要です。詳細はアクティビティページでご確認下さい。こちらはお子さん用の茶摘みの衣装があるようですので、きっと楽しい写真が撮れますね!
私たちは東京でのワークショップ参加で茶摘みは体験していないので、ぜひ近いうちにやってみたいなと思っています。