中国の故事に、「魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えよ」というものがあります。
子どもには、魚を与えるのではなく魚の釣り方を教えたい、と思っていました。
息子は、釣りの楽しさに目覚め、自分で創意工夫をしながらあっという間に上手になり大物を釣るようになりました。
娘は、魚の釣り方を教えようと思っても、めんどくさがって覚えようとせずいつまでたっても魚をクレクレと言い続ける、、、、
同じように育てたつもりでも、全く違う反応が返ってくるから、子育ては難しい。
要は、娘はわからない問題があった時に私が解き方を教えようとしても、答えだけを聞きたがります。
やり方がわかっていないのに答えだけ教えても意味がない、という事は大人は理解できても、とりあえず宿題を先生に出せる状態にしたら後は一分でも早く遊びたい、と思っている子どもには理解できないようで疲れます。
娘は、勉強が苦手→間違いがたくさん→間違い直しをしないといけない問題が多く疲れてくる→ますます勉強が嫌いになる
という、悪循環に見事はまってしまっています。
勉強だけでなく、新しいおもちゃでもなんでも、見もせずにすぐに「わからない、やり方教えて。」という娘。そればっかりなので、「少しは自分で考えなさい!間違ってもいいから自分でやってみなさい。」と突き放したら、トライする事なく、わからない事をわからないまま放置するようになり、頭が痛いです。
ふと気がついたのは、どうしても釣りをしたくない子どももいる。親はいつまでも魚は与えられないけれど、この子なりに工夫して魚を手に入れられるようになるだろう。(かもしれない。希望的観測)
なにより、友達も多くてとっても優しい子だ。(反抗期真っ盛りで、私には優しくないけれど。)
という事で、我が家の子育ての方針は、自分らしく生きよう!に変更。
子どもには、無理をさせるのではなく、本人が本当にやりたい事をやって欲しいと負け惜しみでなく思っています。
ちなみに、写真は娘の大好きな、リカちゃん人形遊び。いろんな髪型にして遊んでいます。小学校5年生ですけど。
娘には、自分が大好きなもの、自分が一番なものを見つけて欲しい。リカちゃん人形でもいい。彼女ならではの個性を身につけて成長して欲しい、と思います。
実穂さん、大変ご無沙汰しております。
以前、パリでお世話になりました大塚聡子と申します。
このコメント、お目に止まるとよいのですが
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以前、パリでお世話になりました大塚聡子と申します。
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