ワーキングマザースタイル ■子連れ海外珍道中by相川朱保


子連れで海外へ!出張だろうがなんだろうが、どんとこい!


2006年02月11日

家族DE旅行-新幹線編


投稿者 fellow

春休みも近づいてきましたね。子供の学校が休みになるこの時期、思いっきり旅行したいですよね!GWなどよりも安い、春休みこそ、実はリーズナブルに海外旅行するチャンスなのです。

海外の4月以降の航空チケットも続々発売となり、私も次はどの航空会社を使おうか、虎視眈々と狙いを定めている最中。シンガポール航空のチケットが発売され次第、各社比較検討を始めようと思っています!

と、いいつつ。旅行魂がどうも落ち着かない私。気持ちをよしよしとなだめる為(?)1泊2日の旅行に出かけて見ました。新幹線の旅行ってのも、気軽で安全で、なかなか楽しいものです。

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新幹線で買ったこのお弁当の中身は......

こんな感じになってます♪子供は大喜び。


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思い立ったときふっと行ける、新幹線の旅。今度はどこへ行こうかなー♪

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2004年12月01日

マントゥという料理


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トルコはサンタクロースの発祥の地なのです。本当です。トルコのパタラに生まれ育ったニコラスが、貧しい人に施したのが最初だといわれているのだそうです。貧しい人へ施すのはイスラムの考え方。つまりサンタクロースの源流はイスラム教の精神からきているんですね。
でも、トルコはイスラム教。キリスト教ではないんです。だから、サンタクロースはいるけど、クリスマスはないんです。だからサンタは正月まで町で風船配ってたりとか、サンタのポスターが「Happy NewYear」の横に貼ったままだったりします。サンタ=クリスマスではないのです。クリスマスはいつもどおり、sobaというストーブでことこと煮たマントゥを食べつつ、普通に過ごすのだとか。なんとも奇妙。でもトルコではそれが普通。で、このマントゥという料理ですが.....

めちゃおいしく、日本人の舌に合う食べ物です。餃子の皮の四分の一の大きさの皮で羊のミンチを包み、それをサルチャというトマトペーストで味付けし、好みでヨーグルトを添えて(サワークリームみたいな感じ)食べます。冬の食べ物です。

トルコのお母さんたちは、このチマチマした作業を実に根気よく行います。小さければ小さいほど自慢できるようで、競って小さな皮にちょっとずつひき肉を入れて包んでいきます。その状態で冷凍しておけば、サルチャで味付けしたスープで煮るだけで、すぐ食べられるのも魅力。

我が家のクリスマスメニューのひとつはマントゥにしています。手間がかかるけどこれぞトルコの味という気がして、クリスマスくらいは手作り。それにサルチャの赤と、添えた野菜(ブロッコリーとかね)の緑でクリスマスっぽいの。ちょっと変わったクリスマスメニューを考えている人、ぜひお試しあれ。

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2004年10月29日

幼児連れ旅行とトイレの問題


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トルコの長距離バス待合所・ここのトイレはクリア またまたトルコへ行ってきました。三歳児君と二人の珍道中リターンズ!です。 前回はもう、無理やり「おむつ」して行ったんだけど、今回は三歳の夏をすぎておむつがとれちゃってるため、トイレ探しに奔走しましたよ。ええ。日本でだって、知らないトイレに入るのをいやがる三歳児君を、どうやってトルコ式トイレに入れたらいいんだろう。いく前から不安ではあったんだけど.....。 もうとにかく「慣れる」しかない!トルコ式トイレというのは、日本の和式のようなトイレです。ただし、便器というものではなく、床全体陶器でできていて、床全部を水できれいにごしごし洗えるようになっています。そのため、床がぬれている確率多し。ま、ズボン下げて立ったままおしっこするのは問題なし。問題は大きいほう。ズボンと下着を完全に脱がせて、もう一度靴をはかせ、子どもの腰を支えながら自分もしゃがんで出るのを待つしかない....(;_;)。でもまぁ、トイレに入ることがクリアできれば、オーライなのです。問題は、入るまで! 長距離バスに乗る前。ここでしなかったら絶対泣きを見る。 「トイレに行こうか」 「いかない」 「どうして?」 「こわいもん」 「こわくないよ、ママも一緒にいくし」 「いやだぁぁぁぁぁぁ(絶叫)」 仕方なくおむつをはかせようとすると、 「僕おにいちゃんだから、おむつしないもん」 ときたもんだ。じゃあ、トイレに行ってくれよ、頼む!! 母と子の攻防戦は長々と続いたのでした......。 もって行って便利だったのは、おむつじゃない、パッド。 グーン オヤスミパッド 22枚 下着に挟み込めば、とりあえず安心。大きいほうはカバーしきれないけどね。 我が三歳児君は、このパッドも「痛くなる」といって受け付けなかったけど、男の子なので、緊急事態の場合のおしっこの簡易トイレのように使うことができました。 そう。長距離バス乗る前の攻防戦、私が負けちゃったのよ(泣) でも、パッドにおしっこする屈辱を体験して、その後はどこのトイレでも、ちゃんと行くようになりました。 念のため。トルコ人は日本人以上に超清潔主義。イスラム教徒だからね。それで公衆トイレは日本のそれより清潔です。安心してご旅行くださいね♪
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2004年10月26日

子供と飛行機


投稿者 fellow

キッズミール
今年6月、私はある選択を迫られた。ヨーロッパへの二週間の出張に、行くか行かないか。問題はひとつ。我が家の三歳児くんである。

私は離婚して独身。仕事は家計につながる生活の糧である。出張して得られるビジネス的メリットは大きく、今後の収入の安定も約束されるおいしい仕事だ。が、中学生くんは学校もあるし、隣家の実家に頼めるけれど、三歳児くんを預けることは、どうしても不安だった。頼めば母はしかたなく了承してくれるだろう。中学生くんも弟の面倒をみてくれるだろう。シッターさんにも頼めるし、昼間は保育園もある。でも、母である私がどうしても離れがたいのである。ビジネスなんだからと自分に言い聞かせても、どうしても自分が納得できないのである。.....私の出した結論は、安全に三歳児くんに負担なく、よい経験になる旅として、出張に同行させるというものだった

ヨーロッパへは12時間のフライト。もちろん渡航費用が少々高くても直行便を選ぶ。ファーストクラスはわざとさけて、エコノミーを選ぶのは子連れの常識(ファーストクラスの客は子供の泣き声に非常に敏感なのだ。快適を求めてファーストクラスを選んでいるので、当然といえば当然だが)。

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荷物は軽くて大きなスーツケースに入れよう。子連れの旅は荷物が多いので、どうしても機内持ち込みの大きさのかばんには入りきらない。思い切って大きなかばんに入れて預ける方が無難。そして機内では身軽にね。でも、おむつ、お尻ふき、おやつ(飲み物や飴は機内でもらえるので、ビスケットや小さなチョコ、菓子パンなど)は忘れずに手荷物へ。濡れティッシュも必須。子供だけじゃなく自分の着替えも忘れずに(汚されても安心)。

普段からのしつけも大切だ。人に迷惑をかけないよう、こういった場所で駄々をこねない子に育てておかないとね。じゃないと12時間のフライトは無理。幸いにして我が三歳児くんは、内弁慶なので、こういった公共の場ではおとなしい。初めての子育てで甘やかしてしまった長男が三歳のときだったら、連れて行こうとは思わなかったと思う。スーパーでひっくりかえって足をばたばたさせて「買って買ってー」と駄々をこねる子だったからね。飛行機でそれをやられたら。ぞーっ。

飛行機の中では徹底して子供の面倒をみる。当たり前のことだが、つい、本を読みたくなったり、頭上の映画をみてしまいたくなったりするのをグッと我慢。子供に本を読んだり(小さな声でね)、手遊びしたり、一緒に寝たり、ずーっと相手してあげることが大事。そしてどんなに歩きたがっても、座席を離れないように言い聞かせるのも大事。危ないし迷惑かかるからね。トイレに行くときは、子供も一緒。狭くっても背に腹は変えられない。自分は狭くても、子供は足を伸ばしてまっすぐ寝られるように配慮することも大事。それができるかできないかで機嫌がかなり違ってきます。

ヨーロッパへ行く飛行機だったから、当然乗客の半分以上は外人さん。ヨーロッパの人々は、日本の子供をとってもかわいがってくれるけれど、しつけにはうるさい。子供が足を前の座席に投げ出すようにしただけで、じろりと見られるので注意。あらかじめ「sorry」といいまわっておくと、少しは緩和されるかもしれないけど、甘えてはだめ。仲良く話しちゃったりすると、子供も甘えて騒ぐので、ほどほどの距離感を保つのがポイント。

もちろん、子連れならではの楽しいこともある。キッズミールは大人の食事と量が同じくらいあって、めちゃおいしいし盛り付けもかわいい。一緒に写真撮って!と言われることも二度や三度じゃ済まないでしょう。そういったやりとりも楽しい。飛行機を降りるときに「ママ、楽しかったね!これからどこに行くの?」なんて元気に言われた時は「やったぁ、子連れ飛行機の旅、大成功」なんて思っちゃったものです。

が、子連れ出張にはまだまだ難関がたくさんあるのでした。
まずはステージ1クリア、といったところかな。
この続きはまたの機会に。

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2004年10月25日

相川朱保 プロフィール


投稿者 fellow

朱保・東京ジャミィの前で

1965年生まれ。かなり波乱万丈な人生。

★仕事
翻訳ライター。わかりやすくネイティブチェックするのが得意。

★特技
子連れ出張、超特急料理

★家族
中学生くんと3歳児くん。離婚歴あり

★至福!
湯船にのんびりつかる..
チャイダンルック(Çaydanlık)で淹れたÇayを飲む

★近況
3歳児の素直な感性に感激し、中学生の反抗期っぷりに感心。
子を育てているつもりが、母として育てられている毎日です。

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