投稿者 本田いく
こんにちは! 本田いくです。
スタッフがいいとも形式で他のスタッフの素顔を直撃してお伝えするスタッフインタビュー、第12回目は、私や薫子さんがワーキングマザースタイルに参加させていただいた際に、お世話係として色々と面倒を見てくださった、津田実穂さんの登場です。
見た目はとってもチャーミングで小っちゃな女の子みたいなのに、何があっても、どこに行ってもメゲずに楽しんでレポートしてきてれる、みほっちさんの強さの秘密に迫りたいと思います!
まずは、共通質問(15問)です。
(1)いまのお仕事を選んだ理由は?
元々は全然別の業界にいたのですが、結婚して退職する事になり、自分の興味ある分野でかつ長く働ける働き方を試行錯誤した結果こうなりました。当初は会社経営までするつもりは全くありませんでした。かなり時間はかかったのですが、早い時期に退職させられた=早い時期にスタートがきれたのが良かったのかなぁと今は感謝しています。詳しくは「専業主婦の私が20代で社長に!」をどうぞ。
(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?
荷物は軽くしたいので(忘れ物予防もあって)最低限のものしか持ち歩きません。長時間出掛ける事がないので化粧品すら持ち歩いてないです。
・これがなくては生きていけない、電子辞書。
・実は地図や路線図見るの大好き。趣味と実益を兼ねたパリの地図。
・何度も痛い目にあっている鍵。
・財布は学生時代に買ったもの。もう何年目?
・タイで買ったジムトンプソンのアクセサリー入れ。すごく使いやすくてお気に入りです。これは3代目。
気に入ったものはとことん使います。
(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?
今の家は先に渡仏したダンナが決めました。
・近くにスーパーがある
・近くに公園がある
・日本人が多く住む地域
・静かなところより賑やかな方がいい
・子供向け仕様の家である
と私の出した条件を全て無視してダンナが一目ぼれした物件です。
最大の理由は、ベランダから見えるエッフェル塔。
今はパリらしいこの家、気に入ってます。
(4)得意な家事、ニガテな家事は?
得意な家事:料理と洗濯と買い物は好きです。
ニガテな家事:掃除、アイロンがけ
(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?
なるべく野菜をたくさん食べる。お肉も甘いものも大好きなので、それ以上に野菜を食べるようにしています。
あと、毎日た~くさん笑うようにしています。
(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?
上の子の誕生会の時、プレゼントを開けた後風船でゲームをやっていたのですが、誰か一人足りない。誰がいないんだろうと思って捜したら、我が子がプレゼントに埋もれて眠っていました。
主役が寝ちゃうなんて、その大物ぶりに大爆笑。
フランス人ママ達も「ありえない!大物になるわよ!」と大ウケ。
(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?
パリへの引っ越し。パリでの生活。ようやく慣れてきましたが、まだまだ難関はいっぱいです。
(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?
うちの子に限らないと思いますが、子どもは言葉の吸収が早い!耳で覚えてるので発音がすんばらしい!
あと上息子はとにかくワンパク。滑り台の頂上から着地点までジャンプしたり小学生に混じってサッカーしてたりする姿を見ると、運動音痴の私はすごいなー、と思っちゃいますね。
下娘は、ただただかわいい。本当にかわいい。アイドルです(親ばか)。
(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?
上息子は、顔は私にそっくりで、度胸があって底抜けに明るい性格はダンナ似です。
下娘は、顔はダンナにそっくり、臆病で甘えんぼなところは私似かな。
(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?
ヨーロッパやアフリカを旅して周りたいです。
あと、短期のコースでいいのでコルドンブルー等でフランス料理を習ってみたいです。なかなか時間はとれませんが。
(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?
柔軟さ。
(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?
パリにいますからー。なんつって。
日本のおいしーい白いご飯が食べたいです。
(13)好きなことわざや、座右の銘は?
・Where there is a will, there is a way!
(意思あるところに道は開ける!or為せば成る!)
私、人間に不可能な事ってないと思います。できないと思い込んでいるだけで。
昔、人間が空を飛ぶなんてありえなかった。でも実現できた。
そんな大げさな事でなくても、
育児も仕事もおしゃれも遊びも楽しみたい、でも、
家庭を大切にしつつその範囲での仕事をやりたい、でも、
なんでも、強い思いがあれば道は必ず開けると思います。
海外にいたって仕事はできる。
(14)ロールモデルにしている人はいますか?
いません。同じ人生を送っている人はいないし。
部分部分、参考にさせていただいてる方はいっぱい。
(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?
う~ん、いろいろあるけれど、一番は長時間労働をなんとかすることだと思います。
長時間労働の国だから、会社員ママの復帰も難しくて仕事と育児の両立も大変で、
長時間労働で疲れているから、ストレスも多いしセックスレスにもなる。
仕事に追われる毎日でいったいいつ幸せになるのでしょう?いつ死ぬかもわからないのに。
私自身、仕事が楽しくてしょうがなくて仕事に追われる毎日の人ですが、人生それだけではないと思います。
生きるために働くのか、働くために生きるのか。
フランスでは、ワーク・ライフ・バランスが皆とても上手です。
毎日7時には帰って家族でご飯を食べて、日本より多い有給休暇は100%消化し、夏には一ヶ月のバカンスに行く。
それでも、もらう給料の額は日本もフランスもそれほど変わらない。
来た当初、ものすごいショックを受けました。今までの生活はなんだったのか。
あとは、少子化対策に関しては、これまでに「フランスはどうして少子化を克服できた?」 「少子化対策の一意見~産みたい人が産める社会に」 という記事を書いているので、そちらを読んでいただければ嬉しいです。
■■■共通質問について■■■
みほっちさんは、既にWMSでたくさん記事を書いており、しかもその記事がとても興味深く、詳しいので、インタビューで聞く、というよりは、これまでに書いた記事を改めてご紹介させていただきました。
特に、「専業主婦の私が20代で社長に!」シリーズは、何度読んでも、新たな感動とエネルギーをもらえます。本田いく個人として、超オススメ!です。
続いては、みほっちさん宛のパーソナル・クエスチョンです。
今回は、なんと、skypeチャットで突撃インタビューを敢行!!日本時間で15時、フランス時間で朝7時。
日本はうだるような夏の午後、フランスでは早朝子どもが起きる前のみほっちさんのお宅にネットを通じてお邪魔しました(笑
チャットでのインタビューなので、ところどころ、私のツッコミが入っています♪
(16)まずは、チャットならではの質問を。突然ですが、今、どんなカッコしてる?
げっ、パ、パジャマでーす。。。。メガネ&寒いので長袖パジャマ。柄は無地で、上が可愛く薄いピンクで下は黒。フランスの夏は、日によって暑いけど、長袖が必要な日のほうが多い感じ。
―――以下、長袖パジャマのみほっちさんとタンクトップにジーンズ姿の私が、地球を1/3周分くらい離れたところで、同時にPCをカチャカチャやっている姿を想像しながらお読みください(笑
(17)今、みほっちさんはフランス在住なんだけど、日本の何が一番懐かしい?言葉?食べ物?飲み物?お菓子?東京タワーとか?
日本の迅速で優秀なサービスが懐かしいです。こちらに来てから、断水したり、電話が通じなくなったとか、色々トラブルがあって、あちこちに問合せや確認をしたのですが、フランスでは「たらい回し」「放置」が基本なので。
―――ラテン系だから?それとも「自分ごと」じゃないから?
「自分ごとじゃないと動かない」ですね。あと、絶対に責任を取りたくない。。。フランスで暮らすと、ものすごくタフ・ネゴシエーターになりますね!
―――帰国後、ビジネスに役立ちそうだね(笑 では、次の問題
(18)今回、自分も会社経営しながら、お連れ合いの海外転勤についていくと決めるときに、ためらいとかはなかったの?
なかったと言えば嘘になるけど、家族が一番大事と言う思いにためらいはなかった。
その上で、自分も大事なので会社や仕事を続ける方法を模索して、技術の発展もあり続けられると判断したから会社を続けてます。
―――「家族が一番大事と言う思いにためらいはなかった」って、言い切れるところがやっぱりすごいよね。たくさんの絆を積み重ねてきた結果だと思うんだけど、みほっちさんにとって、家族の絆を強めるものって、何だろう?
なんだろう?愛???家族愛??子ども達のこと愛してるし、ダンナのことも愛してる…ってこっぱずかしいですが。そして、「大好きだよ」とか「大切な存在だよ」というのはなるべく言葉にだすようにしています。だって、気持ちを言葉で伝えることは、本当に大切。
―――言葉で伝えるのって、大事だよね。でもって、それを言葉で伝えてもらえるみほっちさんのファミリーはほんわりとした幸せに包まれていそうだね。なんか、目に浮かぶ感じ(^-^
(19)魔法使いがやってきて、3つだけ願いを叶えてあげよう、って言ったら、何をお願いする?
世界が平和になりますように
世界から貧困がなくになりますように
温暖化が止まって環境が良くなりますように
自分のことは自分で切り開ける。だから世界の自分の力だけではどうにもならないことをお願いしたい。
(20)最後に、次の方を指名してください!
バトンは海を渡ります。NY在住の梨恵子さん!自らの意思で海外移住ってなかなかできるものではありません。アメリカの子育て事情やお仕事についてお聞きしたいと思います!よろしくお願いいたします。
■■■最後に、本田いくから■■■
みほっち、こと津田実穂さん、ありがとうございました。
チャットがみほっちさんの「子どもがもそもそ起きてくるタイム」にぶつかってしまったため、途中で、上のお兄ちゃんが起きてきちゃって、電車のおもちゃの電池交換をしてあげたり、ちょこちょこと子どものお世話のために中座されることもあって、また、そういう部分からも、みほっちさんの優しいお母さんぶりや、家族を大切にしている姿勢を感じることができました。
そして、「家族が一番大切」「自分のことは自分で切り開ける」と、言い切れる強さ。きっと、悩むことも、凹むこともあるんでしょうけど、みほっちさんの中に、そのシンプルだけど明確なプリンシプルがビシッと通っている、それがきっと、強さの秘密なんだろうなあ、と感じました。
シンプルなことを貫くのって、意外と大変なのではないかと思います。
それを貫き通しているみほっちさん、私のロールモデルの一人に加えさせていただきますね♪
さて、ユーラシア大陸を越えたバトンが、今度は大西洋を越えてアメリカへ。津田実穂さんが、桜本梨恵子さんにインタビューします。お楽しみに!!
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