投稿者 本田裕美
こんにちは、本田裕美です。
スタッフがいいとも形式で他のスタッフの素顔を直撃してお伝えするスタッフインタビューも10回目!。今回は私本田裕美が、お教室経営者の猪突猛進型・雅薫子さんにアロマの魅力・職場の開拓方法など、雅薫子の魅力をインタビューしました。
好きなことを仕事にした薫子さん。たくさんのメッセージを頂きました。
では、そのインタビューです。
まずは共通質問(計15問)です。
(1)いまのお仕事を選んだ理由は?
私は、銀行員時代に激務で体調をかなり崩しました。体育会系で強い方なので、精神的にはなんとか大丈夫だったのですが、無理から結局肩こりや、生理不順などの慢性的な体調不良状態に・・・。
これが、ほんとに自分にとって辛かったし、独身寮にいたせいか、いつでもどこでも銀行にいるような気分で逃げ場がなくて、結局踏ん張れる仕事も踏ん張れないようにだんだんなって行きました。そのときには、アロマテラピーには出会えませんでしたが、ストレスからくる体調不良の怖さをこのとき体感したように思います。ほんと、きつい事では有名な職場ではありましたが、同期が今でもバリバリと勤務している中、自分にとっては1つ挫折の経験でした。なので、今度仕事に就くときはこんな自分の体験を活かせて、結婚→育児を経験したことも活かせる仕事で、且つ「好き」を仕事にしよう!!と決心して、自分探しを始めて、出会ったのが「アロマセラピスト」でした。最初は、ただ香りが好きだった事と「自然療法」というものに長女が軽いアトピーで生まれたので興味を持ち始めていて、「ヴィックスヴェポラップ」という薬が「アロマテラピー」を元に作られた薬品であるという説明を、先ず最初に勉強を始めた通信講座のスクールの方から伺って、「何かある!」って思ったのが、きっかけでした。そんな事を始めたのが、長女が2歳ぐらいの時で、その後次女を出産したのですが、長女を逆子だった事で「帝王切開」で出産した時に、ちょっととんでもない手術体験をしてしまって、絶対に「帝王切開」での出産を避けたかった私は、次女の時に普通分娩にトライしたんです。それが・・、ちょっと話すと長くなるので省略しますが、(詳細は自分のサイトに綴っています)結局24時間半の戦いもむなしく・・。次女が胎便をお腹の中でしてしまい、「緊急帝王切開」に・・。その時、もう「泣いて、喚いて、怖くて、不安で」出産後も涙が止まりませんでした。次女を出産した病院では、「帝王切開」をすると術後の血栓予防に、足のマッサージを数時間ごとに看護師さんが部屋へ来てくれて、行ってくれるのです。術後、管で繋がれて動けない私にタッチしてくれたその手のぬくもりにどれだけ癒されたかわかりません。そのときに、「あ~、私は子育てが一段落したら、絶対こういう仕事をしよう!!」って思いました。なので、満足できるまで子育てと勉強を両立させて今のスタイルでの仕事まで進むことができたんだと思っています。
(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?
うわ~。バックの中は、ほんと恥ずかしいくらいごちゃごちゃなのですが、やっぱり精油とスプレーセットとハンドクリームが必ず入っているのが私らしいアイテムかな?と思います。それと・・デジカメですね(笑)。
(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?
今は、転勤で関西で暮らしていますので社宅住まいですが、東京での家は北海道から東京へ転勤で戻ってきてから2週間で探して→1ヶ月で契約→2ヶ月で入居しました。友人には「信じられない!」と呆れられましたが(笑)、北海道で暮らしていた時に、「家」という「空間」が子育てにおいて、とても「大切な空間」であることを感じていました。なので、北海道から東京へ運良くまた戻れたら絶対にすぐ「家を買うんだ!!」と心に決めて暮らしていました(笑)。銀行員時代、私はいわゆる「外回り」で住宅ローンなどを取り扱っていたので、家々を廻りながら「結婚したら、こんな条件の家が理想だなあ~」とか色々頭で空想しながら働いていたんです。「小さくてもいいので、1戸建てか低層マンション。できれば、第1種低層地域。そして、駅から徒歩圏内」というのが当時からの私の理想。その条件に上手に当てはまった物件に出会えたので、即決断しました。そして、これはご縁だと思ったのですが、私が昔勤務してきた職場がその物件業者と提携していたもので、それもすぐに即決できた決め手の1つとなりました。結構、審査条件の厳しい職場でしたので、そういう意味では安心材料になったと思います。
(4)得意な家事、ニガテな家事は?
得意な家事は、やっぱり「料理」だと思います(笑)。あと、洗濯かな・・。香りが好きなので、柔軟剤とか洗剤とかが大好き☆実は、昨日も大量買いをしてしまったところでした(笑)。
娘がアレルギー性湿疹が酷かった時は、自分で「お酢と精油」を使って柔軟剤を作ったり、目的によっては洗濯に精油を加えて行ったりと自分なりに楽しんでいます。
苦手な家事は・・・、衣替えの作業と主人の身の回りの世話かな(大笑)。
(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?
これは、私の仕事に直結しているので、かなり気をつけています!。先ず、食事と睡眠。これは、徹底してます。これを徹底できなくなると、家族人数が多いせいか一揆に全員で「ガタガタ」と崩れ落ちます(笑)。何故、こだわるかと言うと「免疫力維持」に直結している生活スタイルの基本だからなのです。3人の子供を育てながら色んな事をやって実験(?!)してきましたが、基本の生活スタイルが1番大切だということを子供の体調から、体感したからだと思います。アロマテラピーは「自然療法」なので、精油だけのケアをするのではなく、「食生活」「精神的な健康」など・・1人1人が置かれた環境全てを含めてケアしていく事が大切な療法なので、「生活スタイル」というのは、ほんとにポイントなんですね・・。でも、1番難しい事かもしれません。ですから、薫子家なりにペースを作って生活する方法をいつも大切にしています。
それから、「おかしいな・・」と思った時の「精油ケア」が、我が家の特徴だと思います。子供たちも自分で喉が痛かったり、咳が出たりすると「スースーしたい」とか、「マッサージして!」など、私にきちんと報告してきます。それによって、季節の流行などを考えながら、精油を体へ摂り入れています。主人にも同様。会社へ季節ごとに何かと精油を持って行っています。花粉症ですから、この時期はアップした「ペパーミント」。車で、吸っては仕事をしているみたいです(笑)。
(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?
我が家は、「B型家族」なので・・どちらかというと、騒がしい家族です(汗)。3姉妹、喧嘩もかなり凄いですが、仲がいい時はほんとに良く笑っています。
1番・・というと、つい先日県内の自然公園に行った時に、びっくりするぐらい「大きな滑り台」があって、小さい子供は加速が付き過ぎて体が浮いてしまうくらいの滑り台。これに、我が家の3姉妹が挑戦した時に、3女が案の定凄いスピードで滑り出したんです。私は怖くて「どうしようっ」ってちょっと焦っちゃったのですが、本人は超楽しそう。しかし、着地の時に体が「ポンッ」と1回浮いて、砂場に大開脚状態で突っ込んでしまったのです。なんと、当日彼女はお気に入りのスカートで滑ってしまい、大開脚でうつ伏せの状態で砂場に突っ込んだので、「スカートがめくれて、かわいいパンツがあらわになりました」。一瞬止まってしまいましたが・・、(汗)その後、家族で大笑い。本人も納得していたせいか、泣く事もなく一緒に大笑いでした。私が絵が描けたら漫画にしたいような構図でした(笑)。
(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?
やっぱり、関西への引越しです。
これは、ほんとに大変でした。家の事もありましたし、学校と幼稚園と3姉妹其々の生活にお別れ・・。そして、私も仕事に区切りを1回つけなくてはならず、ほんとに辛かったです。住み慣れた、愛着のある我が家を残してでしたから、子供たちもみんな何か忘れ物をしばらくしてきたような思いで、こちらでの生活をスタートさせた事を思い出します。また、遊びなれた友達とのお別れ。これを見守るのも、ほんと辛かったです。引越しも、異動が出てから主人はポンッと飛んでしまうので、後始末や新生活の準備など全部私の肩に乗っかってしまうのでもう2度とこんな引越しにならないように、次は事前に色々準備をしておかなければ・・と色々考えてしまいました。あまりにも大変で、2ヶ月くらい副鼻腔炎が治らなくて・・・。また、次女が幼稚園の年長の2学期からの転園でしたから、東京で物心ついた時から一緒だったお友達や幼稚園と必死な思い出お別れして、新生活に飛び込んだこともあり、これまた新生活に馴染んでいくのに、紆余曲折がありました。周りの空気を読む子だったので、外では涙1つ出さず楽しくやっていると思っていたのですが・・・子供ながらに色々だったようで、その紆余曲折振りを見守る事が大変でした。今は嘘のように関西弁も上手になってきていますが、子供って色んなことを思うんだなあって、私も母親として成長させてもらった出来事ではありました。でも、度々申し訳ありませんが・・・ほ~んと大変でした(笑)。
(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?
其々に思うところはありますが(笑)、3人まとめて思うのは、「廃品遊び」がとても得意で、家にあるもので、あっと言う間に「おもちゃ」や「家」など色んなものを作って3人で相談して遊ぶんです。車で帰省したのが楽しかったのか、広告をつなげて車を作って、ハンドルや座席など毛布や色んなものを持ち出すのですが、それは本物の特徴を忠実に再現したりしていて、この想像力に「親ばか」感情が芽生えてしまいます(笑)。そんな、3人の遊びを眺めているのが私の幸せだったりで・・・。
このまま、仲良い3人で育って欲しいなあって願ってしまいます。
(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?
3人とも、間違いなく「大きな女」になりそうなので、これは私に似てしまいました(汗)。←ごめんねっ。
☆長女☆
似ているところ:ぱっと見た雰囲気が私の小学生の時に似ています。興奮したり、大切なところで空回りして1回失敗を踏んでから学習してリベンジするタイプで、なんと1番にて欲しくなかった私の悪いところをそのまま受け継いでしまいました。(涙)
似ていないところ:思考回路が全く違います。失敗するところはそっくりですが、物事を考える筋道の立て方が全く違うので、1番私が喧嘩をしてしまうのが長女・・・(ごめんねっ)。多分、主人の思考回路だと思います。だから、突拍子ない思いつきでびっくりさせられる事も多々ありです(苦笑)。でも、コツコツと粘り強い性格の持ち主なので、そこも私に無い部分で彼女の長所だと私は思っています。そんな部分を、私も頼りにしちゃっているんですね。
☆次女☆
似ているところ:運動神経がすばしっこいところ。これ、私に似たと思っています(笑)。私は、大きい癖に結構小回りが利く「バスケット」プレイヤーでした。短距離走とかも大好きで、走るのが速くなることをかなり大きくなるまでこだわっていた、スポーツ少女だったんですね。今思えばお恥ずかしいのですが、でも次女は速くてすばしっこいので、これは私だ~(笑)と親ばかしています^^。
似ていないところ:ちょっと、モテる所でしょうか(笑)。3人いるので色々なんですが、次女は何故か男性に声をかけられることが多いように思います。不思議なんですが・・・、ちょっと羨ましい私だったりします(笑)。私は、ほんと大きくて男の子に「モテる」ってことに縁遠い人だったので、これは完全に似ていないところです。
☆三女☆
似ているところ:この子が多分3人で1番私に似ています。(笑)色んな人と話をする事が大好きで、初対面の人にも平気でついていってしまいます。どうも、私もそんな子供だったようでいつも母親に言われます。それから、脚の形とか髪の色とか笑うと歯茎が出てしまうような所まで・・・(汗)似ています。
似ていないところ:顔は主人顔なので、全体的な顔のパーツは、私に似ていないと思います。天然パーマでボディーパーマをかけたみたいな髪の毛は、私でも主人でもありえない髪質なので、どこで誰に貰ったんだろう?なんて、お互いの両親もそんな話をするくらいです。遺伝って不思議なものだなあって髪を結びながら毎日思います。
(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?
3女がバレエを始めたので、それに合わせて私も一緒に「バレエ」を習ってみたいですね。体を柔らかくしておきたいので、これは実現できたらいいなあと思っています。
それから、今年は3姉妹を連れて初海外旅行に挑戦したいです(笑)。そろそろ、3人とお買い物も楽しくなってきたので、海の綺麗なのんびりできるところで、一緒に遊んだりショッピングしたりして、異国の土を踏んでみる体験をさせたいですね。3女が小さくて、帰省以外の旅行は全く行けなかったので。
(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?
自分のオリジナルのスタイルで生活&仕事を稼動させる事です。私が自分で仕事をしていく上で1番難しいのは「気持ちと時間と仕事と家族と収支のバランス」だったんです。給料を頂いて働いていた時は、託児代でびっくりするくらい払っていましたし、ではそれを節約する形で仕事をすれば時間が取れないので、収入も限られてしまい、自分の思う仕事の形態を実現することができなかったり・・、子供を後回しで家で仕事をしていると、何故か夫婦喧嘩が絶えなくなったり・・・そんな紆余曲折を繰り返して繰り返して・・・やっと今のスタイルが、「全部が旨くバランスがとれる状態」だったので、「これが家族も私も幸せな私のワーキングマザースタイルなんだ」って思えたら、気持ちが軽くなって。そう思って、肩の力を抜いて仕事を組み立てたら、関西でも仕事ができる環境に出会えて、やっとスタートまで辿り付いた状態にまでもってこれたので、これを大切に今度はきちんと稼動させて行く事がまさに私の今のミッションだと思っています。
(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたい?
稚内で食べたウニスパゲッティーと、襟裳岬の塩ラーメンです♪
(13)好きなことわざや、座右の銘は?
こういったものは、特にないのです・・・。
(14)ロールモデルにしている人は?
これも特にいませんが、アロマセラピストとして尊敬しているのは、私の恩師であるバーグ文子先生です。先生の、自分の目で見たアロマテラピーを信念を持って伝えられている姿に非常に影響を受けました。また、母として妻として家族に愛されながらこの仕事をしているのが先生の魅力で、そして超美人☆ほんとに素敵な方です。私達アロマセラピストというのは、各々の体験や生活から色んなセラピーが生まれるので、全く同じものを形にするのではなく、「自分スタイル」をきちんと持ってプロとして仕事をしていく強さがないと、仕事が成り立たない厳しい世界だったりします。先生から教わったことで、そんなプロとしてのスタイルや信念なども学べたことから、「薫子スタイル」を求めながら今に至ったと思います。先生と私は、置かれている環境が違うのでスタイル的には同じではありませんが、「薫子流アロマテラピー」と記してしまうのは、そんなところから「私流のアロマ」をお伝えしたい気持ちから書いてしまうように思います。ずっと尊敬している方です。
(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?
私は子育て環境だと思います。「環境」というと、漠然としてしまうのですが、現代社会において家で子供を1人で見ているママとワーキングマザーの比率はだんだんと変わらなくなっているのではないかと思います。そして、この世の中・・子育てについて色んなご意見が飛び交っていますが、各家庭の子育てにおいて1番大切なのは、「母親が良い状態で子供と向きあえる事」なのではないかと思います。
私に関しては・・仕事を持ちたいことについて自分の母親も含めてそれはそれは色んな事を言われながら、今に至っています。1番きつかったのは、自分の楽しみのために「犠牲」にするんだね・・と言われてしまったこと。でも、家にいるから子供が健全であるとか、働いているから健全ではないとか私は関係ないとあるとき確信しました。きちんと母親が自分を知って、良い精神状態で生活している背中を見せる事、そして逃げないで子供と自信を持って向き合って暮らす事。これが、基本かもしれない!と3人目が産まれて、自分で苦労してみてそう思わせてくれた素敵なワーキングマザーに出会えたからです。自分に嘘をついて無理をしながら育児をしても、そんな私の背中を見て娘は育つだろうし、私も性格的に、無理を重ねながら子育てしていては、その無理を子供にぶつけてしまうので悪循環が生まれる・・こんな事がいいとは思えないと悩みました。また、だからといって仕事が楽しくても、子供の生活時間を全く無視する形で、仕事ばかりしていては、きちんとアンテナを張っていないと子供と向き合う時間が全く生まれない。これもまた、いいとは思えない・・。きちんとこの両方が旨くかみ合うように生活できれば、そんな環境を得られたら、少なからず私の収入も増える事で、子供が増やせる事も考えられるし、3人を育てて行く経済的不安も少なくなる。と言う事は、各々家庭によって必要なものに誤差はあれ、みんな何かしらの「不安」を抱いているから、出生率が上がらないのではないかな・・と、思うようになりました。経済的不安といっても、子育てにとって必要なのは、お祝い金などの一時的な援助ではなく、ランニングコストや医療費など子供の成長に伴って必要な経費がやっぱり重要ですし、ワーキングマザーにとって託児所などの併設の企業が増えたにしても、子育てと家庭と仕事・・結局、背負うものが増えているのは女性であるという、社会環境も拭えませんし、無理なく心配なく子育て生活をできる「環境」を作っていく努力を惜しまないでやっていく必要が絶対あると思います。細かい部分が多くなるかもしれませんが、きちんと細かい声を反映して政策を実行していけば、環境が整って出生率は必ずアップすると思います。あと、それに直結してるのは「いい病院」が増える事もポイントかと。子育て含めて関われるパートナー的な産婦人科や小児科が増えればそれも「不安」を取り除く素晴らしい子育ての「環境作り」だと思います。
あとちょっと単純すぎるかもしれませんが、有名人が子沢山で素敵に子育てしている人が増えたら、「子沢山ってかっこいい☆」みたいなイメージが広がって出生率がアップしちゃうような気はしますね(笑)。
---- ここからは、薫子さんへのパーソナル・クエスチョンです。 ----
(16)薫子さんの影響で私もアロマテラピーを始めました。自然の力を借りて、自分が持っている力で元気になっていく。予防という観点からももっと取り入れたいと思っています。これから「講師になりたい!」と思っている方のために薫子さんが歩んだアロマテラピストになるまでの道のりを教えてください。
最初の質問で、ちょっと書いてしまっていますが、興味を持ったときは北海道にいたので、通信教育でしか勉強できる術がありませんでした。でも全く的を得た使い方はできないし、スクールの人のコメントも私にとっては相槌にしか思えなくて、この方法は私には合わなかったなあと思った時に、尊敬する「バーグ先生」の事を知りました。本(アロマセラピストになろう)を読んで、通信をとりあえず終了させて、これまた運良く東京に戻ったら、「絶対バーグ先生の学校・ロンドンスクールオブアロマテラピージャパン(通称 LSA)に行って英国IFA認定アロマセラピストになる!」と決めました。それから、色々スケジュールを自分で立てましたが予想外の3女の妊娠(笑)。よって、1歳になって母乳が終わったらLSAにて1年半のコースで子育てをしながらゆっくり学んで、3歳になるまでに資格取得をして仕事にする事を目指して、1つずつこなしました。3歳になるまではなるべく子供と一緒に居たかったので、働くまでの時間と育児を両方楽しめるスタイルでスクールに通っていました。
ですが、やっぱり色々あって卒業試験の前に「インフルエンザ」に次女、3女が感染してそのまま試験に行ったり、簡単ではなかったかもしれません。ほんとはサロンで働くセラピストにとてもあこがれましたが、物理的に無理だったんですね。お客様がいらして頂ける時間帯は、私が働ける時間帯ではなかったので、同じスクールの友達はサロンデビューしたりで、「3人も子供がいるのは無理があるのかなあ~」っていつも思っていました。でも、次女の出産の時の思いを思うと諦めきれず・・また、講義を受けていても女性の体と植物の精油は関係することもたくさんですし、なにより、子供の病気について色んなことが理解できるようになって、学校に通ってセラピストに近づく事が楽しくて仕方なくなりました。そんなこんなで過ごしながら、だんだん精油や人間の体のことに詳しくなってきたことで、精油ケアを色々思いつくようになって家族にケアをしていたら、色んな発見に出会って、「ママだからできる事が、アロマにはたくさんある!!」って、1つ信念が生まれたんです(笑)。私が、子育ても、仕事に行く事もこの精油ケアでこんなに不安が軽くなって生活が楽しくなったのだから、このケアを安全に各々の家庭で活用していただく事で、もしかしたら子育てが楽しくなってこの少子化社会に役立つ事にも繋がったらなんて素敵なんだろう!って単純に思ってしまって。3姉妹のママになったので、娘たちが大きくなったときに「ママはこういう思いで、仕事をしながら私達を育てたんだなあ」っていうのが大人になっても理解してもらえたら仕事も育児もすることを決意した私の人生は、無駄にはならないかもしれないし・・・なんて色んな事を思ったりして・・。なので、先ず自分が信念をもって伝えられるアロマテラピーの講師の仕事を始めようと思ったのです。
「薫子流アロマテラピーファミリーケア」の実験(?)は、こんな中から生まれたケアです。(笑)
(17)関東から関西へ引越しをされ、途方にくれることもなく新地でお教室を開き、ますます磨きをかけている猪突猛進型・雅薫子さん。将来お教室を持ちたいと思っている私にとって憧れの人です。ぜひ、どの様に職場開拓されたのか・教室を開く心構えを教えてください。
そんな風に言っていただけて大変嬉しいです。でも、お恥ずかしいですが、ほんと綱渡りみたいな状況でたどり着いた感じで、自分的にはボロボロだったりなんです(汗)。恐縮ですっ。
これも、仕事上でのテーマの質問で少し触れましたが、私に子供が3人いる事はお勤めをする上ではやっぱり大変な事でした。そのときに色んなものとの「バランス」を考えて、どのスタイルが私にとって家族にとってハッピーなのかを考えさせてもらったのだと思います。仕事をいくら頑張りたくても、家族に負担が行かないようにどこかで帳尻は合わせなくてはならないし・・、そんなこんなでどこかで無理があると、「職場に迷惑が掛かる」という事も事実でした。そんな私を暖かく見守りながら職場は受け入れてくれましたが、転勤を迎えたときに、「私は自分のやりたい事をしながら生きるには、自分で責任を負って、自分でやっていくことがバランスが旨くいって、みんながハッピーになる私のスタイルかもしれない・・」とそんな風に直感で感じました。それまで、自分でやっていく自信がまだ生まれなかったのですが、苦労も人一倍したし、職場で経験をさせてもらったことを糧に、後は自分の人生経験をプラスして勇気を持って新しい土地にいったら、もう歩みだすしかない・・と決意したんです。主人に、「もう何年こんなスタイルで、やっていくの?いつまで経っても走れないな~」って言われた時に、「火がついて(笑)」。自分が「いい!!」って素直に感じた事や大切だと思った事を、勇気を出してお伝えできるアロマの教室を、新しい場所だからこそ、胸を借りてやってみよう!って思って、自分が思い描いていた場所を探し始めて、スシーラティー紅茶教室のオーナーの吉田直子さんに出会いました。
家からも近いし、空間が気に入った事もあり、またそちらの先生が「紅茶」を通じて文化も伝えたいとおっしゃっていた意味が彼女のレッスンで感じる事ができて、ここは私にとっていい場所になる!なって欲しい!と思い、自宅と同じく即決断でした(笑)。
(18)3人のお子さんのを育てながらも自分の夢を実現させた薫子さん。毎日のスケジュールはどうなっていますか?時間の使い方を教えてください。
仕事がある時とない時で、差が激しい私のスケジュールですが~(汗)。3人娘の行事が目白押しなので、結構バラバラなんです。そんな中、週に何日と予め仕事の日を決定して、スケジュールを組みます。
教室に出向く時のスケジュールをお伝えします。
6時 起床・身支度を整えながら、洗濯、お風呂掃除、朝食準備
7時 子供達起床・お弁当作り・主人を送り出す
7時45分 小学生組み登校
8時 幼稚園児 朝食・登園準備・洗濯干し、掃除など家事タイム
9時 幼稚園へ登園(送り)
9時半~45分 出勤
10時前教室到着 講義準備
10時半 教室スタート☆

13時半~14時 片付け打ち合わせなど仕事終了
14時~14時半 幼稚園お迎え
15時~16時 小学生組み帰宅
16時~19時 お稽古や遊びに付き合ったり、夕飯の支度など家事タイム
19時 夕食
20時~21時 入浴、宿題見直しタイムなど
21時~21時半 就寝(子供達)
21時半~主人の帰宅まで ブログや仕事の雑務タイム
24時半ぐらい 就寝
と、仕事のあるときのスケジュールはこんな感じです。お教室に行っている時間帯を仕事タイムと考えていて、教室に出向かない日はその時間に準備や雑務の作業をして仕事をしています。この時間の使い方が、「3人の子育て&仕事」のバランスを取るには、私にとっては限界なんです・・・。もっといい時間の使い方がないかなあっていつも悩んでいます。多分、私の時間の使い方のコツはながらで家事はやってしまう事です。歯磨きしながら、洗面台など全部掃除したり、いつも何かをしながらやっています。時々、これを娘がどう思うのかなあとか色々考えますが。時々、電池が切れたようにプチッと何もしないで放置したりしもしちゃって、抜く時は抜いています(笑)。
(19)薫子さんのこれからの夢をお聞かせください。
夢は、アロマテラピーを通じて、少子高齢化社会や地球温暖化対策に貢献する事です☆
それが、これから大きくなって子育てをしていく私の娘たちへの贈り物でもあるような気がするからです。「薫子流のアロマテラピー」は、私がやっている通りにアロマを実践することが目的ではなくて、それを行う上での理由とか環境などを、各家庭に当てはめて、精油ケアだけでなく、美味しい料理を作ってみたり、時にはスローライフを送ってみたり・・と、其々に合った生活を楽しむ方法を見つけて、その中で、せっかくの精油の効果を生かすことで、自分で予防することや健康で生活することに繋がることになってもらえる事が、最大の目的なんです。私の家族に適した精油が、他の家庭に適しているかは、ケアを実践してみると違う精油の方がよかったりする場合もあるからなんですね。では、どういった場合だと自分の家庭に適しているのか・・?とか、安全に使うためには・・という点ではどうしてもレッスンを重ねていただく事で感じて頂かないと難しいのも事実です。でも、それを知っていただく事で、精油のある生活が、その人にとって、仕事のストレスで悩まなくなったり、介護生活にもストレスがなくなったり・・育児も不安がなくなったり・・とマイナス要因から離れる事のきっかけとなるならば、それは、いい社会生活を送る素晴らしいヒントとなるのではないかと思っています。また、なってくれたらこんなに嬉しい事はないと思っています。また、現在地球温暖化で植物や食べ物など・・様々な影響が自然環境で起こっていることからも、精油の効果の素晴らしさを感じていただけることで、どんなに自然が育んでいる力が素晴らしいかということも、感じて頂けて、1つこれからの生活のヒントになったら、これもまた嬉しいことだと思っています。
私は、どちらかといえばきつい出産を経験してしまったので、出産や子育て・・そして、生活など、ライフスタイルへのこだわりが強いかもしれません。ママが自分で自分が心地よい環境を作り出すことがとても大切だといつも思っています。ですから、自分の「不安」を減らして生活を楽しくしてくれた精油の効果を、体感して頂いて、出産、育児の「不安」も減らす1つのカテゴリーとなって、ハッピーな出産と育児を体験した事で、子供をたくさん育てたくなるような方が増えたらこれもまた嬉しいな~って(笑)。空想ばかりですね。でも、この空想を実現するために、「薫子流」のレッスンを考えて、生徒さんをお迎えしたいと思っています。
そして、私のように育児をしながら働きたい人はたくさんいると思いますので、アロマテラピーで仕事をしたい人の為に自分の経験を活かして、きちんと仕事ができる環境を自分で作っていけるようなアロマセラピストのスクールも実現したいと思っています。
では、最後の質問です。
(20)次の人を指名してください!
同じく、いのしし年で、同じ学年で、同時デビューをした、本田いくさんです!
彼女の、仕事へのプロ意識の素晴らしさがアップの記事から伺える点にいつも惚れ惚れして読んでいます。そして時折感じさせてくれる細やかな優しいママの部分・・。まだ、1回しかお会いした事がないのですが、フリーで素晴らしい活躍をしている彼女から学びたい事がいっぱいです。そんな彼女に「フリー」でやっていく心構えなど・・
ぐっと接近して色んな事を聞いてみたいと思います。いくさ~ん!宜しくお願いしますね☆
薫子さん、ありがとうございました。
パーソナル・クエスチョンに入る前から精油がいっぱいできて、猪突猛進精神を感じました。
『最近の仕事上でのmyテーマは?』では、仕事をしたいと思ったママなら一度は考えたり経験することではないでしょうか?頑張りたいけど、頑張りきれないもどかしさ・・・。でも諦めずに『きちんと母親が自分を知って、良い精神状態で生活している背中を見せる事』が重要!と前進する薫子さん。「自分が幸せでないのに、誰を幸せにできるの?一度きりの人生なんだもの。神様じゃないんだもの。ちょっとわがままでも、後姿が恥ずかしくなければいいじゃない。子供は親の背中を見て育つ!」と思っている私は「うん、うん」とうなずいてしまいました。
ありがとうございました!。
◆次回は、雅薫子さんが、本田いくさんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です。
薫子流♪花粉症ケアにも春ビューティーにもローズウォーター☆
投稿者 雅薫子
花粉症ケア・・かと思いきや・・。今頃になって「インフルエンザ」が大流行の関西地方・・・(特に私の周りは!)です。
同時に、日ごとに外に出るたびに「ゴーグル&マスク」の親子が、子供たちの送迎で増えているように思います!。昨日、我が家の大黒柱もおおきなくしゃみを始めました(汗)。これが、始まると私にとっての、「魔の花粉症ケア期間」突入です(涙)。
とにかく、B型家族の薫子家は、み~んなが「好きな事をしたい!欲望」が強いように思います(汗)。子供たちが大きくなるにつれ、外食するにも意見が「バラバラ」。家族で主張しあう中、この「花粉症」が始まる事で、夫が「キレキャラ?!」に変身するから、私のストレスは1年で「最高潮」に達します。日常でも、其々のB型ちゃんたちがせめぎ合っているのに、B型くんが花粉症の辛さから「キレ?!」はじめるわけですから、もうたまらんっ状態なのです!!。そんな季節、私が愛用しているのが、これ!。

↑これは、●「ローズウォーターとペパーミントの精油」なんですが、私はアロマテラピーにおいて、前回の食事編で書かせていただいたとおり、「アレルギー根本改善」にはどうしても、生活スタイルや食事が重要だと思っているのですが、「症状を緩和したり、アレルギーから不調になる肌ストレスを改善する」といった点でのケアはとても役立つアイテムだと思っています。そんな中からの特に愛用しているアイテムが、「この2点」。
●「ペパーミント」
花粉症ケアに役立つ精油は、「ティートリー」や「ユーカリ」などもうご存知の方も多いですよね。特に「ペパーミント」は代表的ですから、愛用している方も多いと思います。薫子家では、どうして特に「ペパーミント」かというと、この「キレ?!キャラ」を落ち着かせる為に、「これが1番!」だからなのです(笑)。
「イライラする」と言う事は、「ストレス」が掛かっているから「イライラしている」のが、我が夫。ということは、この時点で「免疫細胞のバランスに異変が起きている」という事に繋がるわけです。免疫細胞のバランスは、食事も然り、生活リズムの然りですが、「自律神経」の「交感神経と副交感神経」のバランスの崩れで微妙に変化します。「ストレス」が掛かりすぎると「交感神経過剰状態」になりますし、「のんびり」すぎると、「副交感神経過剰状態」になりこれまたアンバランス状態となるそうです。きっと、人間の体の仕組みとしてはこの通りなのでしょうが、ここに「感情や性格」が加わると、どのケースがストレスで、どの状態がのんびりで・・など、各々感じ方も心地よさも、ストレス具合も、そしてストレスへの強さも各々バラバラ・・・、よって、一筋縄にはいかないから、こういった体調のケアって難しいんだと思います。
私の夫に関しては、「ストレスには強い」ので「花粉症状」を跳ね除けたくてパワーが有り余るタイプ。そして、「アレルギー症状」で、緩慢な自分に陥る事に「ストレス」を感じるので、彼にとってはストレスを逃すのに、「鎮静してリラックスしたい」タイプではなく、「頭をすっきりさせて、何事にも活動的に動ける状態になること」が彼が望むいい状態なんです。ですが、「イライラ」は事実ですから、「すっきりリフレッシュしつつ、でもイライラ神経は鎮静状態にして落ち着かせれば・・・」というのが、私の考え。それで、彼には、「ペパーミント」を選択して、ケアをするようになったんです!。「イライラ」が増せば、免疫の崩れから、彼の場合、どんどん「アレルギー症状」も加速して、「この魔のサイクル」が悪循環になるので、「キレ?!キャラ倍増(汗)・・・」ほんとB型くんは大変です(笑)。←と、いいつつ自分もB型ちゃんですね(汗)。
「ペパーミント」は、「ティートリー」「ユーカリ」のように、鼻づまりの不快を改善してくれる働きを併せ持っているにもかかわらず、「頭脳明晰作用と神経鎮静作用」に特徴を持っています。そして、男の人は「香り」に馴染みがある事は、精油ケアを受け入れるのにとても重要な点だと思います。彼にとって「香り」は「女性のもの」というイメージも強く、「よくわからない香りは苦手」。そんな点からも「ペパーミント」は、彼にとって、とても心地いい香りと作用になっていて、「愛用アイテム」となっているわけです。
よって私は、「魔の花粉症ケア期間」は、自分も楽しみたいので(笑)「大好きなバスソルト」を作って、常備します。

↑先日「レッスン」で、生徒さんたちとも作りましたが、おふろ好きの私は、こういったちょっと可愛い容器に自分で作ったソルトを入れて「バスアイテム」にするのが大好き☆簡単に作れるので、「最初に作るクラフト」としては、とってもお勧めアイテムだったりもします!。

↑こんな風に、透明容器に1回分を移してお風呂場に用意しておくと、なんだかいい気分♪になれますし、保存用の容器ごとバスルームに持ち込むと「ソルト」が温度に反応して、ちょと溶けたりしますのでお勧めです。
この写真では「ローズ」のハーブティーを飾りに散らしていますが、精油の「ローズ」と違って、とってもさわやかな香りなので、ペパーミントとの香りの相性もいいんです^^。バスタブに入れたときに「花びら」が気になるようでしたら、「花びら」は「ソルト」に加えず、「ティーパック」などに入れて別にして同時に「バスタブ」に入れれば、流す時に気にならないと思います。
●ローズウォーター
これは、精油が作られる時の「副産物」です。「芳香蒸留水」とか「フローラルウォーター」とか言われて親しまれているので、これもご存知の方も多いと思います。
「副産物」という理由は、精油の殆どは「水蒸気蒸留法」という「蒸留法」で抽出されます。簡単に言えば、植物を蒸し器のようなものにかけて、その蒸気を冷やして「液化」したものを集めるわけです。
そうして、液化したものを容器(フローレント瓶といいます)に集めていると、液化したのもが「オイル」部分と「水」部分に分離するんですね。その「オイル部分」が→精油で、「水部分」が→「芳香蒸留水」なんです。
ですから、この「水」部分は、「オイル」部分の精油には含まれない「水溶性の成分」がふんだんに詰まっていて、これもまた精油と同じく素晴らしいアロマテラピーケアには欠かせない「植物の恵み」なんです。
花粉症になると「肌が敏感」になっていつも愛用している「化粧水」が使えなくなったり、「目の周りのかゆみ」に悩まされることがありますが、そういったトラブルにとても役立ちます。加えて、「バラ」という植物自体、実は「肝臓」の働きを助ける特徴を持っている植物で、「肝臓」に働きかけてくれる→「美白アイテム」として「ビューティー」な目的でも、愛用者が多いものの1つなのです。ちょっと前に、女優の「松雪泰子」さんか「小雪」さんか・・・ちょっと記憶は曖昧なのですが(すみません)、「肝臓から美白」というようなコピーで「美白」サプリのCMをやっていたと思います。まさにその原理で「バラ=ローズ」は、美白の美肌アイテムとして昔から愛された植物なんですね。また、ホルモンの分泌と女性の美肌は直結してますから、その部分でも「バラ=ローズ」は、ワーキングマザー世代には「媚薬」かもしれません(笑)。
「目のかゆみ」に関してのケアにおいて大切な点は、精油など何も混じりけの無い「ローズウォーター」を必ず使用する事です。塩分濃度が目薬のように調整されているわけではないので、少し、沁みる場合もありますが、目薬のように使う事も可能なものです。昔から「結膜炎のケア」としてこの「ローズウォーター」使用されていました。私は、これを子供たちにも使います。かゆみ止めの目薬は使用し続けると「眼圧」が上がる副作用がある場合があるので、時々こういった「自然のもの」でケアをしながらお薬とお付き合いするのは、体に優しいケア方法だと思っています。目の周りがかゆくて辛い時は、コットンに浸して、目の周りをパックするかのように「湿布」すると効果的です。「美肌」目的のフェイスパックとしてもばっちりですから、「一石ニ鳥」だと思います^^。
*目のケアに使用するものは、「絶対に!不純物なしのピュアなもの」を使用してください。「精油」が入ったものは「絶対に」点眼してはいけないので、必ずショップの店員さん、身近な訓練を受けたアロマセラピストの指導を受けてください!!
「ビューティー」ケアについては、香りが豊かで精油の効果も得られる点から、「精油」がブレンドされている化粧用の「ローズウォーター」が人気があるようです。指定成分や「アルコール類」など防腐剤代わりの混合物が入っていないピュアなものを選択したほうが、アロマテラピー的ビューティーケアとして「ベター」です。
●今週のTBのテーマ「最近イチオシの化粧品やビューティー関連グッズ教えて!」としても、「花粉ケア」としてのちょっとこの「ローズウォーター」は、私のお気に入り♪。
今年、私は「次女」が「卒園」「入学」なので・・・、夫の花粉ケアと奏しながら(笑)、自分のフェイスパックに「ばしゃばしゃ」と「ローズウォーター」でケアするつもりです^^。ですが・・・、早く我が家のB型くんの「キレ?!キャラ」時期が切実に去ってくれるのを祈りながら、暫くケアに頑張る日々です(涙)。
2007年03月02日
薫子流♪花粉症ケアに役立つアロマテラピー(食事編)
投稿者 雅薫子
さてさて、「花粉症の季節」到来!!ですね。
皆さんも、アロマテラピーに使われる「精油」が花粉症ケアに役立つアイテムだと言う事は色んな雑誌などでたくさん目にされた方も多いと思います。実際、「ユーカリ」や「ペパーミント」などをハンカチやマスクに落として季節を乗り切った方もいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家は、「主人と次女」の組み合わせが「アレルギー」には色んなトラブルを抱えています(汗)。私は花粉症ではないのですが、「風邪の引き始め」「睡眠時間が足りなかった次の日」・・など、体調が崩れると、ハウスダストのアレルギーを持っているせいで、アレルギー反応が出ます。体調のバロメーターみたいになっているので、別の意味では「便利?!」だったりするのですが、一旦反応が出始めると、家中どこに居ても、スーパーに行っても「ほこり」のあるところ全部に反応してしまい「人前には出られない凄いおばさん状態(汗)」になってしまいます。
そんな背景から実践の、「薫子流花粉アレルギー対策」ご紹介いたします。
元々・・・、「アレルギー」というのは、「免疫異常」からくる症状なので精油で「アレルギーを退治する」事は難しいと思います。(良く聞かれるのですが・・・)
昨年、自分のサイトで、アレルギーや花粉症についての根本的な部分について触れているので、見ていただけるとより解りやすいと思いますが、免疫というのは自分が持って生まれた元来の免疫力と生活習慣や食生活でコントロールされる免疫力と大きく分けると2つの力が関わっています。よって、元来持っているアレルギーに対しての力は個人差がありそこを変えていくのは難しいと思いますが、生活習慣や食事でコントロールできる免疫力は、努力することで私は個人差はあっても改善していけるものだと感じています。
私がその点に気づいたのは、セラピストになる為のスクール時代「解剖生理学」の講義がたくさん受けられたお陰で「免疫力」というものが何なのか?ということを知る事ができたからだと思います。当時私は、「免疫力」って「精神力」みたいな個人が持ってる単純に「力」だと思っていたのです。
「免疫力っていうのは、細胞だ」ってことを知って、私はびっくりしたんですよ。目に見えない力だと思い込んでいたのですが、「細胞だ!」と単純に説明された時には、「目からウロコ」でした。しかもその免疫細胞は「小腸」でバランスを取っているそうですから、また「びっくり!」。だとすると、「食生活」が免疫力のバランスを整える「鍵」になっている事は、イメージが湧きますよね。
他に、免疫力に関係している体の部位には、「胸腺」という部位もあるのですが、私達が生活習慣などでコントロールできる環境の免疫力には、免疫細胞が育つ「腸内環境」がとても鍵を握っているようです。その説明を聞いてから私も「なるほど!」と思って、食事には気をつけるようになりました。
●薫子家の花粉アレルギーの食材アイテム●
・納豆
・乳酸菌食品(ヤクルト400など)
・きのこ類(特に乾燥しいたけを良く食べます)
・キムチ
・ぬか漬け
・味噌
・ご飯
いわゆる「菌」に関係している食べ物・・「乳酸菌」「発酵食品」そして「きのこ類」は、この「菌」達の力で腸内の免疫細胞をバランスよく増やしてくれる食材というわけです。なので、常日頃からこれらをたくさん食べて「腸内」をいい環境に保つ努力はとても重要に思います。
ただ、これらの「食材」を食べなくちゃっとプレッシャーになると絶対にきつくなりますよね(笑)。
ですから、例えば、花粉の季節が近づく、年明けからは、お味噌汁の出汁をとるときに、「昆布と乾燥しいたけ」で取ったり、「肉じゃが」を作る時に「乾燥しいたけ」をいれて「もどし汁」も全部使って料理をしたり(←戻し汁がとても大切です^^)、「納豆、キムチ」の組み合わせで「焼きうどん」「チャーハン」メニューに登場させたり、「豚キムチ鍋」をする時は「お味噌」を加えてアレンジしたり・・・など、「ついで!」でこれらを軸にしてメニューを組み立てて食べるようにするとそんなに「苦痛」ではなくなります。
「ご飯」と書いたのは、腸内で「オリゴ糖」を作り出して「腸内」に善玉菌を増やしてくれる食べ物は「ご飯」のみらしいのです。ですから、なるべく「ご飯」を主食にするように心がける点もアドバイスを受けました。
「乳酸菌」の食材に関しては、乳酸菌の株が「免疫力」に関係しているものであるのかチェックして、適量を食後30分以内に摂ること!これとても大切だそうです。
ですが、この「花粉症」の時は、甘いもの、刺激物(コーヒーなど)、乳製品、澱粉などは控えた方がいい食品なんですね。甘いものは血液をドロドロにしますし、刺激物でアレルギー反応が触発される事も考えられます。また、乳製品、澱粉などは「粘液」を増やしてしまう食材なので、鼻水などで苦しい症状を悪化させてしまう可能性もあります。ですから、自分の体調と症状のタイプをしっかり把握して、料理をアレンジしながら、少しずつ食事を改善してみるのって私はとても大切だと思います。
ちなみに今日の我が家の食事で「豚肉キムチのチヂミ風のお好み焼き(しょうゆ味)にお味噌汁(大根などの根菜類を入れると尚良いそうです)」の組み合わせで子供たちに食べさせましたが、「お好み」に色んなものを入れて食べさせると、ワーキングマザーの忙しい日の夕食にはとても便利かも!です。
次回は●薫子家の花粉症ケアアイテム●を紹介します^^。
2007年01月30日
「プチデトックス&ビューティーアロマ」(ビューティー編)
投稿者 雅薫子
では、デトックスに併せてお勧めの「ビューティー」編をご紹介します!
私の悩みは、「しわ」なんです・・・という、つぶやきを前回致しました(笑)。
多分、いつもどうも子供たちに怒っているせい?!っていうのもあるかも知れないのですが、「デトックス」や「ダイエット」を始めると、やっぱり「食べ癖」を少し「ぐっとこらえる」作業も必要なので、そんな「イライラ」とやっぱり少々闘わなければ、いけませんよね。そんなことも重なる為か、どうも「表情じわ」がくっきり残る状況に、年齢とともに悩まされているように思います(涙)。
そんな時の、お助けアイテムが、これです!!。

私は、こちらの「キャロルフランク」というブランドが大好き!。
こちらは、「エッセンシア ラファミサン」という、精油を技術で水溶性にしているもの。こちらのブランドでは肌の基礎を作る為に、こういったエッセンスを5シリーズ肌タイプに分けて基本エッセンスとして使用します。アロマテラピーやフィトテラピーの考えに基づいたコスメティックですが、アロマセラピストが考えたコスメティックではなく、化学者が考えたものだそう。よって、精油の化学的成分を研究して、各々の精油の有効成分に着目して、多数の植物の精油をブレンドし、商品化したものらしいです。
「水溶性」にしてあることで、私がいつも注意している、肝臓に蓄積する事を防ぐ為の精油の「ローテーション」を気にせず、精油の良さをいっぱい集めて商品化したそんな商品なんです。
自分のサイトでも、さんざん「ラブコール」をしていて、同様熱く語らせて頂いております!。凝り性B型の正確なもので、大好きなものはたくさんの人に喋りたくなってしまうんですよ(汗)。
アロマテラピー関連のコスメティックでは、「即効性」という観点、理論など、色んな面で私は、「ラブマーク☆」なブランドです。サロンの技術も高く、代官山にサロンがオープンしましたが、隠れ家的サロンだとスタッフの方が紹介下さいましたので、自分へのご褒美としてほんと、お勧めいたします♪。
デトックスもだんだんと、調子に乗ってきて体重が減り始めると、この「エッセンス」がアンチエイジング効果を発揮してくれて、とってもいい感じに私の肌に張りを与えてくれます。水溶性ですから、2,3滴をローションでのばすようにして使ってもいいし、とにかく、美容液などをつける前、初期段階のケアで先ずこれ!という使用法をします。
精油でのケアは、お風呂でのフェイシャルマッサージに使用するのが、私のお勧めです。「しわ」などの、アンチエイジング効果がある精油は、「フランキンセンス」「ローズ」「ネロリ」などが効果的です。これらの精油は、すっきりした香りというより、「甘い香り」。ですから、お風呂でこれらの香りを嗜むだけでも、気持ちが落ち着き、「綺麗になりたい!」「いい女になったような気分!」が味わえるリッチな香りだと思います。そんなところからも、香りによる大脳への刺激から、食欲に興味がいかず、結果適度な食事で満足する!といった効果も期待できるように思います。
精油でのフェイシャルマッサージは、精油濃度0.5%から1%が適当だと思います。ですから、精油の選択できる数も、1本から2本が限度です。
■セルフフェイシャルマッサージオイルレシピ
植物油(ホホバがお勧め)・・・小さじ1
精油・・・1滴(1%)
1回分のセルフマッサージですから、量的にはこれで十分だと思います。難しい事は考えず、目の周りなど自分的に重く感じるところをプッシュしたり、しわが気になる部分はしわを伸ばすようにして、自分で気持ちいい感じでマッサージするだけでも、全然違うと思います。
●ポイントは、耳の後ろに「耳下腺」というつぼがあって、そのつぼは顔周りのリンパの流れに関わっているつぼだということを覚えておいて頂くといいと思います。顔のリンパの流れを細かく覚えるのは難しいですから、顔の中心から耳下腺に向かって意識をして流すと、リンパの流れが良くなり顔に溜まった老廃物を流す意味がある点を押さえていただくだけで違うと思います。そして、締めで耳下腺をきゅっとプッシュすることで、耳下腺に向かって流したリンパを今度は鎖骨下まで流しやすくなります。よって、よりすっきりすると思います。耳下腺から鎖骨まで流すのは、耳の後ろから、鎖骨までしゅっと手で流すようなイメージで大丈夫だと思います。そうすると、滞った老廃物が流れ出し、リンパの流れがいい状態になる助けになります。私は、セルフマッサージをした後、最後湯気で顔を蒸らして精油を浸透させ、熱めのお湯を出してホットタオルにして、ふき取ってから、化粧品でのケアをします。ホットタオルでふき取る事で、小鼻の脇に溜まったざらざらが、オイルの効果と蒸された効果で、すっきりしたりするからです。
精油の選択のポイントは、
●フランキンセンス・・・30代前半以降の女性全てに、効果的だと思います。「クレオパトラ」も愛したと言われている由来のある精油です。私はこれを使用することが多いです。どちらかというと、乾燥肌から普通肌タイプにお勧めだと思います。香り的にも、「クレオパトラ」を感じるオリエンタルな香りですから、そんな気分な時には、内面的刺激も期待できる感じがして、大好きです。
●ローズ・・・こちらは、女性全てのための精油といっても過言ではないですよね。女性ホルモンを刺激する意味でも、効果的ですし、あまり知られていないかもしれませんが、実は「強肝作用」に優れた、肝臓を綺麗にしてくれる効果を持った植物なんです。肝臓を浄化してきれいにする効果からの美肌効果という点は、特徴だと思います。精油のみならず、精油が作られる際の副産物である芳香蒸留水の効果が素晴らしく、抗炎症効果から美白効果まで色んな効果を持ち合わせています。私は、ローションのアイテムとして、愛用しています。
●ネロリ・・・こちらは、「オレンジの花」の精油です。妊婦さんの妊娠線予防に効果的で良く使われます。
「オレンジの花」なので、脂性肌の人の皮脂をきれいにする効果が、他の精油よりあります。よって、脂性肌の方のアンチエイジングには、ネロリがお勧めです。また、特徴として、年齢肌のケアにもネロリは効果的で有名な精油なので、40代以降の年齢肌のケアにも適していると思います。ローズと同じくこちらの芳香蒸留水も素晴らしいです。皮脂の分泌が多い方のローションとしても活躍してくれます。
毎度ですが、いつもの注意点はきちんと守って行ってくださいね。「ローズ」が、妊娠4ヶ月ぐらいまで禁忌事項として注意が必要ですが、「フランキンセンス」も「ネロリ」も禁忌事項が特にない、とっても優しくて使いやすい精油です。ローテーションのツールとしても参考にして頂ければと思います。
正月太り?!には、もう長引きすぎの私ですが、春に向けて頑張らなくっちゃと自分に言い聞かせながら「ビューティー編」書かせて頂きました(笑)。ご紹介致しました、精油は私の大好きな「ヴィアローム」というフランスのメーカーの商品です。品質がとても良くて、旬な時期に、いい条件できちんと栽培した植物から、ゆっくりと60度ぐらいの低温で丁寧に蒸留して抽出している精油なので、信頼して使っています。こちらの精油についても、またいつか熱く語らせて頂きます!!。
2007年01月18日
「プチデトックス&ビューティーアロマ(デトックス編)」
投稿者 雅薫子
ちょっと、遅ればせながらですが・・・。明けましておめでとうございます!!
アロマセラピストの雅薫子です。
「正月太り」に、耳が痛~い人いませんかあ(笑)?私は、かなり「耳が痛い」です(涙)。
こんなときは、やっぱりデトックス&ビューティーアロマで、ちょっと体調管理をします。しかし、歳を重ねるごとに、食事を減らすと「あっ」と言う間に、私は「しわ!!」に悩まされるお肌状態になってしまいます(涙)。体重&体脂肪は、スローペースで落ちるのに、何故か「顔&胸」はハイペース・・・。やっぱり、ワーキングマザー世代にとっては、「ダイエット」のみではなく、「ビューティー」も同時進行しなければ、老け顔の原因になったりするのが悩みの種ですよね(涙)。私だけだったら、ごめんなさいっ(笑)。
若い頃は、「体はやせてもほっぺはぱちんぱちん!」だった人も多かったはず・・。私はどちらかというとそのタイプだったので、顔が小さく見られたい独身時代には「丸顔」で、ぱちんとしたお肌が羨ましい30代半ばは肉が落ちる・・・。ほんとに、「アンチエイジング」は、永遠のテーマですよね!!。特に、私は「口周り」と「眉間」に悩まされています(涙)。
いつも、京太さんの「アンチエイエイジング最前線」も楽しみに拝見している私ですが、今年私は、「年女!!」。同じ年女のひろみさんに続き、綺麗を磨こう!!とプチダイエットを始めました(笑)。今回は、ママのために、正月太りのための「プチデトックス&ビューティーアロマ」をご紹介致します。
京太さんの「第7回アンチエイジング最前線第7回ゲルマニウム温浴」でも紹介されております、「ゲルマニウム温浴」。
私は、太ると必ずこれに行きます!!。
■ゲルマニウム温浴のポイント■
ゲルマニウム温浴で大切なのは、「有機ゲルマニウム温浴」に行く事です。精油もそうなのですが「有機物」というのは、生命活動を営んでいるものからのみ得られる物質なので、「有機物」であるゲルマニウムを体から取り入れて、デトックスをする事が大切です。人間の体は、毛細血管が体の先端部分に張り巡らされている事は、以前触れましたが、頭皮、手、足、皮膚、・・など先端表面部分というのは毛細血管がたくさんです。
私は、「毛細血管」っていうのは、「ただ毛のように細い血管のこと」だと思っていました。でも、他の血管と違ってとても大切な役割があることをセラピストになって知りました。それは、簡単に言うならば「動脈、静脈両方の役割を供えている事」です。人間の血管は動脈、静脈と2種類あり、動脈→酸素が含まれている血、静脈→二酸化炭素が含まれている血がそれぞれ流れていることは、皆さんご存知のことだと思います。「毛細血管」はその両方が枝分かれして毛細血管になり、体の表面や先端部分に張り巡らされ
ているとイメージしてください。よって、簡単に表現すれば「栄養分も吸収しますし、老廃物も出します」。
なので、「ゲルマニウム温浴」は、体の先端部分である「手、足」のみを入れて、20分温浴しますよね。その間に、毛細血管からゲルマニウムを取り入れ、また取り入れたゲルマニウムが体で働き、デトックスとなる・・訳です。
■ここで、「デトックス」がワーキングマザー世代に必要なわけ■
私達、ワーキングマザー世代は、人生的にも中盤世代。今まで生きてきた歴史と共に、体の中にも老廃物がいっぱい・・。特に、きっと雑誌とかで読んでいる方もいると思いますが、例を挙げると、現代人は「水銀」が環境汚染の関係から、結構溜まっている可能性あり!など、と言われています。この理由は、海が環境汚染されているので水銀を食べている魚を人間が食べているという食物連鎖からです。他にも、色々毒素といわれている汚染物質はあるのですが、少なからず人生中盤のワーキングマザー世代はなにかとこういった毒素が少なからず溜まっている事は想像できます。
「最近なんだか、痩せにくい気がする・・」といった事を考えた人はそのケースが考えられるそうです。こういった、毒素というのは脂肪を燃やす為のスイッチをロックしてしまうそうです。ですから、頑張っても頑張っても痩せない!といったサイクルに陥るのだそうです。
そのロックを外すための役割が「デトックス」。
なので、ワーキングマザー世代のダイエットには、「デトックス」が必須だと思うんです。
■私が思うダイエットのポイント■
よく、ダイエットの時、「半身浴がいい」という記事を読んだり、噂を聞くことってありますよね。ゲルマニウムや岩盤浴なども20分以上かけてからだの中から温め毒を出すと言いますが、自然療法的にこれは免疫力を高める方法でもあり、とても大切で、ダイエットの際は特に重要な事だと私は思います。
免疫力というのは、細胞です。色々ありますが、小腸でも作られることから、「乳酸菌」など食べ物とのかかわりも深いのです。20分以上体を温めることは、この免疫細胞を増やすにも非常に効果的だといわれているそうです。よって、半身浴で腹部を20分以上お湯につけて温めていることもとても体に良いことなんです。
また、人間の体の脂肪はいわゆる動物性の脂質。私は、いつもベーコンとかの脂を思い出し、「自分のこのだぶついた太ももには、ベーコンの脂のようなでっかいものがくっついてるのかしら~」と思うとぞっとして、ダイエットに取り組む気力が湧くんです。そう考えると、ベーコンや豚ばら肉ってゆっくりと熱を加えると脂が「じゅーーっ」と出ますよね。それと同じようなイメージで考えると、ゆっくりとじっくり熱をかけたほうが人間の脂肪も溶け出す準備ができる!ということに繋がるとイメージしてます。ですから、じっくり熱をかけて脂肪が溶け出す準備をしてから、部分やせしたい部分はそこに摩擦を加えて脂肪を揉み出しリンパに流してやれば、だんだんと効果が見えてくる・・というわけです。脂肪を燃やすには、「酸素」がとっても必要なんですね。「有酸素運動」が効果的なのは、酸素を取り込みながら20分ぐらいかけてじっくり体を温めて、そして燃やす準備をしてから運動で燃やすとうところからなのです。でも、なかなかワーキングマザーには「有酸素運動」を定期的にきちんとこなす時間が難しいですよね。
しかし、ゲルマニウム温浴では、「有酸素運動」と同じ効果を得られるんですよ。そして、「デトックス」と両方が、20分の温浴で先ず同時に出来てしまう!!。これって、なんて効率的なんだろうって(笑)。それに、次の日の肌の艶が全然違うので、忙しいワーキングマザーには最適なんではないかと思ってしまいます。
そうすると、「苦にならない(笑)」。これ、一番のダイエットのポイントではないかと思います。
■食事について■
やっぱり、いくら頑張って色んな事をやっていても、どうしても大切なのが食事ですよね。これも、京太さんがおっしゃるとおり、「食べる量より食べる物!!」。これ、ほんと大切だと思います。
「デトックス」に関して言えば、食べ物に「有機ゲルマニウム」が多く含まれている食材があります。それは、「にんにく」です。また、機会があったら触れたいと思いますが、「にんにく=ガーリック」とアロマテラピーってイメージしづらい方が多いと思いますが、これは精油の3大精油の1つと言われています。
もちろん、「あの香り」ですからトリートメントに使うというより、食事やサプリメントから精油成分であるエッセンスを摂りいれるという考えの使用法ですが、「抗ウィルス作用や血圧降下作用・・」といった、素晴らしい効果を持っているアロマテラピーには欠かせない素晴らしいものです。よって、「にんにくを食する」と言う事は、「解毒効果」が期待できるという事です。また、有機ゲルマニウムについての詳細は私も調査不足ですが、「たまねぎ=オニオン」にも、「デトックス効果」が高くあって、「老廃物によるロック」を摂ってくれるいい食材の1つだそうです。
そんなとこから、食事面でのポイントは、「デトックス効果のある食材を食べて、解毒しながら食べるものに注意して食する事」を心がけています。
そして・・。「ノロウィルス編」で紹介した、「デトックスティー」である「ペパーミント&生姜&レモン」は、たまねぎやにんにくだけでなく、他に「解毒効果」がある食べ物や飲み物を知りたくて調べている内に出会ったもの!。他に、シナモンティーもありましたし、食材もわりと「香りのあるもの」って言うのは、少なからず「解毒効果」がある植物のようでしたので、ニラなどを野菜炒めに使ったりするのも、いいようでした。この「デトックスティー」類は、空腹の食前に飲むと効果が高いので、私は朝起きて朝食の準備をする前やお腹が空いたときにこれを飲みます。「柚子茶生姜」だと甘さがあるので、おやつ我慢する代わりに、「柚子茶生姜」で満たして過ごしたりすると、ファミリーケア&自分ダイエットでお得だ!!みたいな感じで自分を納得させたりしながら、食欲を紛らわしたりしてるんです(笑)。
しかし・・・。関西に引っ越してきて「パン屋さん大好き!!」の私は、ほんと解っていても、子供たちとおやつに、「美味しい!!」と評判のパン屋さんを見つけては、食べ・・・・の繰り返し(涙)。
「苦にならない方法」って、難しいですね~(大笑)。
今回は、直接の精油ケアというよりは、セルフケアにおいての自然療法的観点からのあまり馴染みのないアロマテラピー的観点からの薫子流「デトックス」でしたが、もちろん、「ゲルマニウム温浴」だけではなく、精油の効果で「解毒効果」のある精油を使ってのケアももちろんあります!!。「サイプレス」や「ジュニパー」「グレープフルーツ」などは、デトックス&ダイエットではよく知られている精油ですし、お風呂や足湯などに取り入れると、成分だけの効果だけではなく、「香り→大脳への刺激の効果」からも、とってもいいアイテムですし、こちらも同時に行いますが、雑誌などでもたくさん紹介されていますので、薫子流としては、「効果を出す事」にこだわって、こういった「セルフケア」の実践が1番のポイントかと思い、ちょっと焦点を絞って書かせていただきました。
次は、「ビューティー編」紹介します!。
2006年12月26日
薫子流アロマテラピーファミリーケア・年末年始の帰省に!(エアスプレーレシピ編)
投稿者 雅薫子
クリスマスが終わったと同時に、もう年越しのムードが漂っていますよね!。
今日、阪神間で見つけたとってもおいしいケーキ屋さんに行って年末年始の帰省のために持ち帰るお土産を買いに行きました。もう、嫁嫁大作戦開始モードの私は少々緊張気味(苦笑)。午前中に、仕事を片付けて向かったのですが、もう大きな門松がしっかり出来上がっていてそのスピードぶりにびっくりでした。ワーキングマザーにとっては、子供は冬休みだわ、仕事は年末の追い込みだわ、お正月の家族行事もあるわで息つく暇が無いこの時期ですよね。
ティートリー編でご質問頂きました「エアスプレー」について。このエアスプレーは、年末年始の帰省にとっても便利で薫子家では大活躍のものです。今日は、この「エアスプレーレシピ」をご紹介しますね。
■「エアスプレー」レシピ■

●用意するもの●
・無水エタノール
・ビーカー(計量用)
・精製水もしくはミネラルウォーター
・スプレー容器(30mlが便利)
・精油
●作り方●
(1)先ず、アルコール水を作ります。ファミリーケア目的でアルコール水を考えると、私はアルコールの量が若干多いほうが使いやすいと思っています。このレシピは、書籍やセラピストさんによって色んな割合で紹介がされていますが、ファミリーケア目的の場合はある程度速乾性や、スプレーしたときに空気中に噴霧するスピードが速いほうが助かるので、約6割を無水エタノールにしてアルコール水を作っています。水分が多めのエアスプレーは、どうしてもぼたっとスプレーが水滴のように落ちちゃったりするんですね。そんな理由からの薫子レシピです。皮膚アレルギーの事等、ご家庭によって色んな目的があると思いますので、私のアルコール濃度を参考にされながら、お持ちの書籍などに書いてあるアルコール水でも問題ないので、色々試されてみてくださいね。
・アルコール水
無水エタノール・・・20ml
精製水またはミネラルウォーター・・・10ml
<ここでポイント!>
きっと、アロマテラピーに興味のある方は、アルコール水を作るレシピをたくさん雑誌や本で見たことがあると思いますが、無水エタノールとエタノールとどう違うの?と思った方は多いのではないかと思います。

何故、無水エタノールなのかと言うと、「精油の性質」に理由があります。精油と言うのは、物質的に90%以上のアルコールと油脂に希釈されるという性質があります。脂溶性物質というのは、全般にこのような性質があります。ですから、アロマテラピートリートメントは、植物油に精油を混ぜてトリートメントをするのです。消毒用エタノールというのはアルコール濃度が80%から85%くらいなので、完全には希釈がされないんですね。よって、エアスプレーを作成するときは、「無水エタノール」なんです。
この写真の無水エタノールは、近所のドラックストアで購入したのもですが、大体1700円ぐらいで購入できますよ。容量は、500mlです。この無水エタノールは、アロマテラピーをする際にはとても大切なアイテムです。精油や植物油を使うので、アロマ器具と言われている色んなグッズは、この無水エタノールで拭き掃除をしたりします。よって、1回目作ったエアスプレーが無くなって別レシピで作りたいときなどは、そのボトルを水で洗ったりするのではなく、無水エタノールで洗って、使う・・・といったメンテナンスをします。ですので、この先もクリームなど紹介していくと思いますが、覚えておいてくださいね!!。
(2)精油をピックしてブレンドします。エアスプレーに関しては、3%濃度で作ります。学生時代、某大学の薬学博士の先生の講義で、「ティートリーが3%濃度あると、インフルエンザウィルスが減る」というデータがあるという話を聞いてから、インフルエンザマックスの時期には、ティートリーだけで3%のスプレーを作って、子供が触るところを拭いてまわったり、車の中に噴霧したり、お絞りにしゅっとして手を拭かせたり、また、介護中の祖母の部屋でも拭き掃除や空気の清浄、また、病院に行った帰りに手を消毒したり、スリッパなど気になるものをウエットティッシュなどで拭いたりするのに、持ち歩いたりしています。
そんな使い方がファミリーケアでは1番多いかと思いますので、3%を基準に目的別で精油をブレンドしています。
アルコール水・・30mlに対して3%の精油は、18滴です。(1滴・・・0.05cc)
精油18滴をブレンドするのに、目的別に合わせて精油をピックするんですが、どんな割合でブレンドすればいいんだろう?・・これも、アロマクラフトの悩むところですよね。これは、お料理と同じで、やってみながらバランスがわかってくるものなんですね。もちろん、塩がしょっぱくて、砂糖が甘いのを知っているように、各々の精油がどんなものかをきちんと知る必要があるのですが、失敗してもいいので、同じ割合で先ずブレンドしてみて、差し引きしながら回数作ってみると好きな香りの自分レシピが出来ると思いますよ。
ファミリーケア目的は、予防!!ですから、香りと効果を考えての割合になりますので、私は以下のブレンドで作っています。
<薫子流年末年始の帰省用エアスプレーレシピ>
レモン・・・・4滴 → (グレープフルーツ4滴)
ペパーミント・・・3滴
ティートリー・・・8滴
ローズマリー・・・3滴 →(ユーカリ 3滴)
帰省の際は、色んな風邪を想定して上記のレシピで持ち歩く事が多いです。ローズマリーは高血圧や癲癇に対しての禁忌があります。エアスプレーですから、体に入り込むのは微量ではありますが、気になる方は避けられたほうがいいので気をつけてください。
●注意点●
私が失敗した事があるのですが、香りが飲食店などで、際立ってしまった事があって、恥ずかしい思いをしたことがあります。なので、座席の下で「しゅっ」とするか、食べ物の上に広がらないように、しゅっとするタイミングを気をつけてください。新幹線や飛行機などでは、かえって喜ばれた事もあったりで、近くの座席の人に貸してあげた事などもあります(笑)。
また、一応お絞りなどにしゅっとして手を拭くとはいえ、子供の手を精油で消毒することで微量なりとも口に入る可能性はありますが、この程度であれば大丈夫だと考えています。手を口に頻繁に入れるお子様の場合、ご心配な方もいらっしゃると思いますので、その際は、濃度を低くしたり、手の消毒には使用しない・・など、ママが家庭に合わせて判断する事はとっても大切だと思います。
以上が、エアスプレーについてです!。私は、年末年始は病院が開いていないこともあるので、このスプレーに加えて「ラベンダー」「ティートリー」「ユーカリ」「ペパーミント」の精油を持ち歩きます。
帰省するときは、特にお風呂に精油を入れて入るだけでも、違うように思います。お風呂はお風呂に垂らすだけで簡単に吸入ができるので、とても手軽なケアです。我が家の次女は咳をすぐするので、とまらなくなったら「ラベンダー2滴」「ユーカリ1滴」を熱湯を張ったボウルに垂らしてその蒸気を吸入させます。蒸気が逃げないように、大判のタオルなどで覆って吸入します。精油が目にしみるので、目はつぶるのですが、ちょっとむせるくらいに吸入させると、すっと眠ってくれたりします。熱湯をこぼさないように注意してくださいね。ママが押さえてあげてください。
「ティートリー」では、咳がつらいときにはちょっと弱いので、「ユーカリ」を使うのですが、「ラベンダー」とブレンドすることで、「ユーカリ」の刺激が中和されます。「ラベンダー」の鎮静効果も働き、環境が変わって寝付かないときなどは、とても役立ちますよ。
ちょっと、早いかもしれませんが「嫁嫁大作戦突入」(笑)の私は、これが今年最後のアップになるかと思います。まだまだ、新人ですが、来年も「ワーキングマザーを雅に香らす!!」アロマ情報をお伝えしたいと思います!!最近は、風邪対策満載でしたが、来年は「ワーキングマザーの為のBeautyアイテム」も紹介させて頂きたいと思います。
来年も、どうぞよろしくお願い致します^^。
2006年12月13日
薫子流アロマテラピーファミリーケア(ノロウィルス編)
投稿者 雅薫子
「ノロウィルス」・・・。今年は特に、流行っていますね!!。
らむねさんの、「実録!ノロウィルス体験談」に続いて、私の「ノロウィルスエピソード」も沿え、実践中の薫子流アロマテラピーケアをご紹介致します。
「ノロウィルス」「ロタウィルス」といった、「嘔吐下痢」の症状を伴った風邪って、私の一番苦手とする病気の1つです。毎年・・と、言って良いほどこのウィルスに悩まされていた薫子家でしたが、私の職場の同僚で薬剤師のアロマセラピストの先生から教わった、「シソ科、柑橘系の精油は、消化器系の症状に適してますよ!」という一言から、薫子家の「ノロ対策」の模索が始まりました。
私は、この嘔吐下痢対策に結構魂?!注いでます(笑)。何故かと言えば、この「ノロウィルス」の感染に纏わり、私の妹と姪っ子まで巻き込んだエピソードがあるのですね。私以外、「6人(内訳 旦那、妹、3姉妹、姪っ子)全員が、仕事から戻ったら、吐いていた・・・」という、一瞬事件?!とも思わせるような事があったんです(泣)。仕事から帰ったのに、お風呂場は嘔吐物を拭いたタオルがただ置いてあって、凄い悪臭が立ちこめていて、「誰が洗濯するの?!」みたいな状態・・(怖)。もう、「もう一回仕事に行こうか!」と思うくらいの、思い出しただけでも怖ろしい我が家に、「あ~、最悪だ~っっ!」と、叫びながら2時間ぐらいかけて、後始末をしたのを思い出します(大泣)。
しかし!!。そのときに私だけダイエットのために、「生姜湯×ペパーミント×レモン」のお茶を飲んでいたんですね。「食前に飲んでから、食事をする・・」というデトックス方法をたまたま実践していたんです。いつもなら、1日で私もすぐ感染してしまうので、覚悟をしていたのですが、何故か次の日もご飯が美味しいっ。「あれっ」って感じで過ごしていたら、病院から戻った妹の話でびっくり(驚)。実は、そのドリンクのお陰で、超、偶然に、私だけ「セーフ」だったらしいのですっ。それ以来、精油ケアに加え、愛飲しております。そんな最悪事態の体験を二度と踏みたくないっと思った私は、後々、色んな事を調べました(笑)。さすがに、嘔吐物の始末は、出来ればずっと関わりたくないですものねっ。そんなことから実践している、ファミリーケアグッズがこれです。
■柚子茶と生姜■

↑これを材料に、「柚子茶&生姜」を自分で作って、空き瓶とかにストックしておきます。フレッシュなほうが生姜の効果も高いので、こまめに作るほうが効果的です。なるべく薄く生姜を皮ごとスライスして、柚子茶と合わせるだけです。
●ここでポイント!
生姜の抗ウィルス効果の成分は、皮の近くに含まれているので、皮ごとスライスします。すりおろして生姜湯を作るときは、都度すりおろして作らないと効果が薄れます。

↑それで、我が家で作っているのがこんな感じです。子供3人、私に旦那ですからこれがすぐ無くなります(笑)。
何故、「柚子茶&生姜」かというと、その大事件のときに、妹は妊娠していました。なので、薬が飲めない状態・・。そんな中の嘔吐下痢ですから、大変だったんです。そこで、漢方を処方してくれる病院を選んで行ったときに、そこのドクターに進められた予防法が「生姜湯」でした。「黒糖と混ぜて飲む・・」など色んな方法を教えてもらったそうですが、それを妹が聞いて帰ってきた事で、「私だけがセーフ」だった1つの理由かも!!ということに我が家の中ではなった訳です。正直、「ダイエットの解毒効果を狙っていたので、生姜が当たりだった!!」ということにびっくりだったのですが、よくよく考えるとインドの伝承医学で「アーユルヴェーダ」の基本養生法に「生姜を食する」方法があります。体質別で、生姜をおすし屋さんの「がり」みたいな感じで食したり、蜂蜜漬けにしたものを食したりするのですが、「食前にそれを食して白湯を飲んで老廃物や悪いものを浄化する・・」といった意味で、行うものです。今まで、私にとって「ダイエット」のイメージの生姜だったのですが、そんな事も考えると「凄い食べ物だ!!」って、それから信者のように、生姜を色んな形であきないようにアレンジして愛飲しているわけです(笑)。
●使い方
こうやって、生姜をつけておけば生姜の抗ウィルス成分の酸化を防げて、手間が掛からず家族に食してもらったり、飲んでもらったりできます。大人は、この漬けてある生姜を、食べます。ポイントは、先ほどの「アーユルヴェーダ」と同じで、空腹、食前に摂る事だと思います。薫子家でこれを摂取するタイミングをお知らせすると、
(1)朝、起きてすぐ。
(2)外出から戻ってきて、うがい手洗いの後、すぐ。
(3)夕食前。
(4)就寝前。
この、4つのタイミングを意識して、面倒ではないときに飲んでいます。子供たちに外さないのは、(2)番です!!。子供は、お茶にして飲ませるのは面倒なので、これをスプーンですくってぱくっと食べさせています。生姜の辛味は、押さえられているのでストレスなく我が家では習慣化しています。面倒でない・・といっても、大体3回くらい意識して食べさせています。
そして、シソ科植物の殺菌力ナンバー1のペパーミントティーに、これを入れて同じタイミングで飲んでいるのが私。旦那は、子供たちと同じく面倒なので、食べてます(笑)。実は、苦手だったペパーミントティーなんですが、「デトックスダイエット」をする為に、飲みやすいものを探しました。また、さすがに忙しい日々なので、お茶を入れるのに面倒だと続かないので、私はティーバックを利用してます。これが1番「飲みやすかった!!」です。また、駅ビルとか駅に近いところに多い、「カルディ」とかの輸入食材店で手軽に求められるので買って飲んでいます。仕事の帰りとかでも買いやすいですし。また、これに「柚子茶&生姜」を入れると、レモンティーみたいな感じになって、ペパーミントティーが飲みやすくなるので、苦手な人には是非試して頂くと、飲めるようになると思います。確か、ドイツ産だったと思います。

そして、薬剤師の同僚からの「シソ科、柑橘系が消化器に・・」という一言から考えると、それならば柑橘系の精油は果皮に含まれますから「それを含んだ果皮を食すれば尚、効果が上がる」と考えたんですね!。よって、最初に思いついたのは「レモンの蜂蜜漬け」。ただ、このレモンの蜂蜜漬けの私の手作りは試行錯誤をしましたが、子供たちが苦味が嫌いで食べてくれなかったんです。でも、レモンではないけど、「柚子茶だったら!」と思い立って試したら、これが子供たち大好き!。なので、「柚子茶&生姜」なんです。
●ここでポイント!
たくさんいろんな柚子茶が売られていますが、なるべく「グラニュー糖」がたくさん含まれている「硬めのジャム状」のものではなく、蜂蜜やオリゴ糖などの含有が多い、「とろんとしたシロップに近い感じのもの」を選んだほうがいいと思います。そして、柑橘系の精油は果皮に含まれていますから、なるべく果皮をおいしく安全に食べられる柚子茶を選ぶとよりよいのでは・・という点です。
そして、■精油ケアセット■

↑この精油の瓶の後ろは、スーパーなどで売られている「太白ごま油」。家庭でのアロマケアには、欠かせないアイテムです。ベビーマッサージなどもこれで行いますし、酸化しづらいので家庭では使いやすいです。また、ビタミンE含有の点から、「喘息」のある子供には役に立ちます。気管支の運動を司る栄養素が、「ビタミンE」なので、この「太白ごま油」は「喘息」のケアにもとても役立ちます。「大豆油」も使われますが、これはほんとに高価。なので、気軽に家庭でケアする場合には、手に入れるのも難しいという点から、「太白ごま油」は色んなパターンで家庭で使いやすいケアアイテムです。
そして、精油は、「ペパーミント」「レモン」「タイムリナロール」。
精油でトリートメントするのは、感染してしまった時に使います。何故なら、以前もアップしましたが、「ペパーミント」や「レモン」は通常は子供には使用しないとされている精油でもあるからです。刺激や肝臓の代謝の理由などからなのですが、例えば高熱を出して「座薬」や「頓服薬」を処方されるのと同じ意味で、私は非常事態には、こういった精油を子供に使用する範囲の濃度を守った上で!!使用します。そして、使用しても1日から2日でやめます。年齢などによっても、アレンジしますが、「夜中状態が悪くなって朝まで病院に行けない時」などは、ほんとに助かっています。
●レシピ
太白ごま油 大さじ1(15cc)
タイムリナロール 2滴(場合によってはレモン 1滴)
ペパーミント 1滴
*これで、1%濃度のブレンドオイルの完成です。(子供は、0.5~1%濃度を守ります)
精油1滴・・・0.05ccです。
これを、こまめに様子をみて体に刷り込んで使用します。あせもとかにならない場所を選ぶといいですが、体の先端が毛細血管がめぐっている関係から、人間の先端部分というのは吸収がいいんですね。
例えば「ゲルマニウム温浴」は、手先足先の入浴ですよね!。これ、この理論を利用して、先端部分を温浴させるだけで、ゲルマニウムを吸収して、毒を排出しているわけです。よって、私は子供たちには、「足裏」から刷り込んでます。ぐったり寝ていても、吐いていてもこれだったら体に摂りいれる事ができますので、薬を飲ませるより苦痛じゃないんです。
ちょっと、聞きなれないかも知れませんがタイムリナロールという精油。タイムという植物は、強い殺菌力に加え、強壮作用に優れた精油なんです。この精油、育った環境で成分が異なる性質なもので、成分の含有によって、働きが異なってくる性質のものなのですが、「リナロール」という成分の含有が多いものは、子供にも使用できるタイプなので、早く元気になってもらいたい時、また、大人も元気になりたい時には、これをブレンドして使います。
また、これは「勘」なのですが、吐き気が強いときなどは、私は「レモン」は使いません。精油に関しては、ブレンドして使用しても「レモン」はこの場合は余計な感じがします。「ペパーミント」のみで、十分だと判断しています。食欲があるのならば、レモンを食べるのはいいと思いますよ。
■まとめ■
ちょっと、随分「ノロウィルス」が流行しているので、熱く語ってしまいましたが(笑)、悲惨な体験をしただけに、我が家なりの過ごし方を、全部お話したというところです。
細かい点は、どうしても記事上では、伝えづらいのがもどかしいところなのですが、そこはいつもながら身近な訓練を積んだアロマセラピストに聞いてみると精油の使い方や、注意点はよりご理解頂けると思います。毎度、毎度なのですが、私のケア方法は「独自のもの」でどこか本に書いてあったことをそのまま行っているものではなく、色んなところから拾ったネタを、アレンジしていますので、その点ご理解頂き、納得された上で行ってくださいね。くれぐれも、疑問に思う点をそのままに、行わないで下さい。
今回のケアなど、ケアを行う上での注意点など、自分のサイトでも詳細説明しています。自分のサイトでは、試行錯誤の状態での紹介のものもありますが(笑)、本日紹介させて頂いたケアは、試行錯誤後のものです。安全に使用して頂きたい観点から、いつもこのような事を書いてしまうのですが、毎回書くのも・・と考えてしまったので、ご興味のある方は、ご確認頂ければと思います。説明などで、重なってる点もあるかと思いますが、安全の為ご了承下さい!!。
そうそう「デトックスダイエット」の場合は、「ペパーミントティーにすりおろし生姜×レモン汁」ですよ!。
「柚子茶」じゃ、甘いですからね~(笑)。一時期、流行ったりもしましたが、私の場合は生理前の吹き出物が随分改善されました!。
2006年12月01日
薫子流アロマテラピーファミリーケア(冬の風邪予防対策!!(2)精油の選択について)
投稿者 雅薫子
先日の、「ティートリー」についてコメントで大切なポイントとなる質問を頂きました。皆さん、色々生活に役立てられていらっしゃるので、とても嬉しい限りです。
きちんと結果を感じながら生活に取り入れるには、「精油の品質」が、絶対的にポイントとなると私は思っています。今は、様々たくさんの精油が選べますので、品質のいい精油を選ぶ為のポイントを、レシピを紹介する前に今日はご説明致しますね。
「精油」っていったい何だろう?
精油と触れ始めてふと、そんな疑問にぶち当たった事があります(笑)。レッスンをするときは必ず「精油って何?って聞かれたらどう答えますか?」という質問をしてしまいます。だいたい、「香りでリラックスをするもの・・」とか「リラックスする為の匂い・・」とか、「香り=匂い」だ・・と答える人に出会う事が多いです。
■精油とは・・。■
デビューしたばかりのアップで少し触れた事がありますが、精油は植物にもよりますが、ほとんどが「水蒸気蒸留法」という方法で、抽出されたものです。「蒸留」ですから、簡単に説明すると蒸し器のような釜で植物を蒸気で蒸らして植物の精油を蒸気に集め、冷やして抽出するものです。
●何故、色んな効果、効用をもった物質なのか?と言うと・・・・。
植物は動く事ができません。でも、動かない植物には色んな虫がやってきて良い事も悪い事も持ち込んできます。(もちろんご存知の通り・・笑)
では、植物はどうやって生命活動を営んでいるのか・・?と言えば、「光合成」が、植物の生命活動の要です。人間は健康を維持する為に、「食べる、運動する、眠る」という事は、とても大切な事です。植物にとってのそれは、「大地から水を吸う、太陽の光を浴びる、綺麗な空気から二酸化炭素を吸う・・といった行動=光合成です。「光合成」を最適な環境で行いながらいい水を根っこから吸って、いい栄養を大地から貰って、生きられることがその植物の健康に関わっている・・という事です。その中で、その良いも悪いも影響のある虫たちがやってきて、花粉を交配してもらったり、色んなことがまた起こります。人間は、動けるので嫌な虫が来れば逃げればいいのですが、植物はそうはいきませんよね(笑)。ですから、芳香物質を空気中に揮発させて、悪い虫から自分たちを守ったり、悪い虫を食べてくれる虫が好きな匂いを発したりしています。そんな空気中に放たれる芳香物質が、精油の基となる、植物の「エッセンス」です。この「エッセンス」は、光合成によって各々植物の分泌細胞にて生成されるんですね。なので、別名、「植物のホルモン=フィトホルモン」などとも言われます。
ですから、このような動けない植物にとって放たれる「芳香性の物質=フィトホルモン」は、光合成によって自ら作り出され、自らの生命を営む為に放たれる、大切なエッセンスだということは、感じて頂けると思います。そんな植物が自ら生命活動によって作り出したホルモンですから、その植物が最適に生きる為に、作り出すのに必要な成分がたくさん詰まっているものなのです。
「ティートリー」の効果、効用について「抗ウィルス作用」について説明しました。精油にはこの「抗ウィルス作用」を持ち合わせているものが、わりとたくさんある話をしたと思いますが、植物と言うのは、寒いところで育つものや暖かいところで育つものによって、その植物の置かれている環境は違うわけですから、それぞれの植物が生み出す成分も、その環境にあったものが作り出されるので、同じく「抗ウィルス作用」といっても、植物各々によって「得意、不得意がある」というのは、そういった意味で違いがある・・と言う事なんですね。
ですから、効果のあるケアをする為には、「精油の品質」というのは、大切なポイントなんです。
■では、何を基準に良い精油を選択すればよいか?■
まさに、一番は「鼻を鍛える(笑)」です。例えば、新鮮で栄養たっぷりの野菜や果物は、主婦を長年やっているとだんだんわかって来ますよね(笑)。また、季節の野菜は、旬な時期が一番栄養たっぷりですよね。そして、収穫するときは、一番いい時期に収穫したものが、必要な栄養がたっぷり・・。
精油も、植物ですから「いい時期に収穫して、良い土で育ち、最適な環境で太陽を浴びて育ったもの」から抽出されたものが、一番良い・・訳です。精油は、蒸留していることで、凝縮されていますから、農薬なども凝縮されますので、有機栽培された植物からの精油でなければ、アロマテラピーとして用いてはいけません。
では、「値段が高ければ・・良い」というとそうではないです。先ず、アロマテラピーに使用できるレベルの精油は以下の事が精油ボトルに明記してあります。
・学名(ラテン名)が必ず記されている。
これは、世界共通の名前です。フランスやドイツのメーカーだと、何の精油のボトルなのか解りにくいものもありますし、俗名で売りながら学名で確認すると違う植物で真似ている・・という場合もあるので、学名を確認することはとても大切です。
・メーカーによっては、ロットナンバーも記されている。
・原産国が記されている。
寒い国で育つ植物が、全然気候の違う国で栽培されていれば・・、同じ精油で香りは似ていても、成分的には違いがあることが考えられます。いわゆる「有効成分」といわれるものの含有率に関わります。
・抽出部位が記されている。
同じ植物でも、適した精油が含有されている部位が違います。ものによっては、毒が含まれる場合もありますので、部位を確認することも大切です。
こういった事を明記してある品物は、だいたい大丈夫です。(もちろん、ショップの店員さんなどはこういったことは知っていますので、きちんと確認されるといいと思います。)
そんな中、やはり「いい物」を見分けるには、とにかく「鼻を鍛えて(笑)」新鮮野菜を選ぶように、色んな精油を嗅いで使って確かめて、「勘」を磨くと一番なのですが(笑)、いわゆる「いい物」を最初に嗅ぐと、すぐに嗅ぎ分けられるようになると思います^^。
それから、「蒸留」という抽出方法にもメーカーで違いがあるので、それを確認するのも良い精油かどうかを見分けるコツなのですが、やはり分子を壊さないように丁寧に蒸留されたもののようが、より「良いもの」なので、「抽出方法」についてメーカーさんのこだわりなども尋ねてみると、見分ける目安になるのではないか?と思います!!。
みどりさんの住んでいるミュンヘンに行ったとき、「精油」は、ドイツの薬局で薬剤師のいるカウンターの中で取り扱われていました。それくらい、「効果、効用」の点では、人間の体に影響があるものであることが、感じて頂けると思います。そして、「光合成」によって植物が生み出した有機物であるからこそ、人間の体にとって、とても有り難い自然の恵みなのです。日本では、「雑貨」扱いなので、簡単に手に入る代わりに色んなものに含まれて売られているので、「精油」という物は、やっぱり少し気を使って選ぶ必要はある部類の品物になると思います。
そんな精油を使って行うアロマテラピーだからこそ、薫子流アロマテラピーには「精油選び」は、外せないポイントです。とっても、基本的ですが、ファミリーケアでの使用は「効果、効用」に着目して使用する事が多いので、上記の点をポイントに精油を選ばれてみるといいと思います!。
2006年11月16日
薫子流アロマテラピーファミリーケア(冬の風邪予防対策!!(1)ティートリーについて)
投稿者 雅薫子
先日も、アップしましたが、ほんとに暖かい日が多い関西地方・・。でも、だんだんと冬らしくなってきました。先週なんかは、ほんとに日中暖かくて、上着なんて必要ないくらい・・・。日中だけだと、「9月?10月?」っていうくらいの「秋のめいてきたかな?」っていう感じの陽気でした。でも、さすがに、朝晩は冷えています・・・。
こんな季節って、「あ~、インフルエンザ打っとかないとなあ~」とか「保育園で、お休み多くなってきたかな~」とか子供が風邪を引く季節なので、ワーキングマザーとしては頭の痛い時期ですよね!。子供が、軽く咳を始めたり、朝、のどが引っ付くようになったら、「ティートリー」という精油が、とっても役に立ちます。私が、家族のために!!といいつつ、自分が仕事を休みたくない為に編み出した(笑)、「冬の風邪予防対策!!薫子流アロマテラピーファミリーケア」を、ご紹介致しますね!。

■「ティートリー」とは?また、「ティートリー」が風邪予防対策に欠かせない理由■
この精油は、薫子流アロマテラピーファミリーケアで、先ず1番に必要な精油です。なぜならば、この精油は病気の原因となる「細菌」「ウィルス」「バクテリア」「真菌」といった「ばい菌」と呼ばれているものをオールマイティーにやっつけてくれる作用に優れていて、例外はもちろんありますが、赤ちゃんのケアにも使える代表的な精油の1つだからです。よって、高齢者などにも使いやすいので、「ファミリーケア」にはもってこいの精油です。
特に、この「ティートリー」は、「ウィルス」をやっつける効果が優れているのも特徴の一つで、「インフルエンザウィルス」に対しても効果があることを、スクール時代に、某大学の薬学部からいらっしゃった先生から伺いました。また、同時に「免疫刺激促進作用」という効用を持っていて、「免疫細胞を増やしてくれる」働きを併せ持っているんです。ですから、トリートメントなどで皮膚から体に定期的に取り入れてあげることで、免疫力アップの効果も得られる!!という、素晴らしい精油なんです。
ウィルスに対して・・と上記でお伝えしましたが、なぜ「ウィルス」にこだわるのかといえば、病気で小児科に行っても「ウィルス性感染症」に対して、「ウィルス」を殺す薬は処方されません。抗生物質は、「細菌」を殺すための薬なので、「ウィルス」は死なないのです。例えば、夏場の流行風邪になりますが、「プール熱」などのアデノウィルスが原因で起こる病気なども、対症療法の薬(鼻水止め、痛み止めなどの症状を和らげるための薬)ばかりが処方されると思います。「インフルエンザ」の際に処方される、「タミフル」などは特別なものなのです。抗生物質では、「ウィルス」は死なないので、最近ではそのことを説明して敢えて処方しないドクターも増えているようです。でも、「ティートリー」は「ウィルス」に対して、効果を発揮してくれます。よって、とても風邪予防アイテムとして役立んですね。しかも、精油にはこの「抗ウィルス作用」というものを持っている植物が結構あります。
■ティートリーの禁忌事項と使用上の注意点■
・この精油は、場合によっては原液塗布も大丈夫だとされている精油です。もちろん、ケースにおいては、注意がありますので、勝手に行うのはやめて下さい。身近な、セラピストやショップの店員さんなど、勉強されたかたにご確認くださいね。ただ、成分の分子が細かい事から、若干の肌刺激があります。ですので、人によっては「ぴりっ」とする場合もあります。よって、高濃度での使用は禁忌となっています。ですが、赤ちゃんにも使用できる、精油の一つです。
・また精油は、肝臓で代謝をする物質である為、薬と同じく、同じものを長期間使用し続けるとその精油に対しての効果がなくなりますし、毒性のある成分を含んでいるものは、肝臓に蓄積していきますので、注意しなければならない物質なんですね。ですが、同じような効果のある植物がありますので、1週間から10日ぐらいで、別の植物とローテーションしながら使用したり、1週間ぐらい使ったら、1週間から10日お休みして肝臓を一旦きれいにしてから使うのが、ベストです。「ティートリー」は、ダラダラと長期間使用するのは禁忌の精油です。きちんと、肝臓の事を考えて1週間を目安に、「ティートリー」からきちんと離れる期間を設けながら、使う事!を頭に置く事が、安全のために大切です。
このように、細かく書くと、なんだか面倒に思うかもしれませんが、例えるならば、同じ病気で薬を飲むにも、ダラダラと同じ薬を飲むと良くないですよね。それと同じで、使用方法や量などで、細かい日数などは異なりますし、肝臓の代謝力にも個人差がありますから一概にはいえませんが、要は「肝臓がきちんと代謝するのに1週間必要だ」という事を忘れないで欲しい・・という事です。このことは、どの精油を使うにも大切なポイントなので、是非、頭に置いて頂きたい点です。
■では、具体的に風邪予防に使用するなら、どのように取り入れるのか?■
例えば、部屋にティートリーの香りが立ち込めていれば、空気中にティートリーが放たれて香りがするわけですから、「香っていると同時に、空気中のウィルスは、ティートリーでやっつけられている」という事になるのです。よって、バーナーや、何かしらのアロマアイテムで部屋を香らすだけでも、空気は綺麗になる事に繋がっている・・・という事なんですね。ですから、玄関先など人が出入りするところなどには、ティートリーを香らせていれば、家の中に「ウィルス」が侵入するのを予防することに役立ちますし、子供が寝る部屋で、ティートリーを香らせておけば、完全に死滅という事は難しいですが、ばい菌の減った空気の中で、子供たちは眠りにつける・・という訳です。

この季節、欠かせないのが、この「エアスプレー」。これを作っておいて、外食をする際など、お絞りにシュッとしてから、手を拭いたり、テーブルなど、子供が触るところを拭いてから、食事をすると、これも予防に繋がります。大人数で、集まるところにあるおもちゃなどを、触って遊んだあとなど、手を洗う暇がなければ、シュッとして手を消毒するのも、便利ですよ。そして、私はこのスプレーを「保育園の先生へ献上していました(笑)」。
冬の病気で気をつけるものって、
■ロタ、ノロなどのお腹の風邪
■インフルエンザ
が代表的なものだと思います。時期によっては、水痘が流行ったりと色々はありますが、どちらも「ウィルス」が原因ですよね。私的には、お腹の風邪のウィルスに得意な植物とインフルエンザに得意な植物が、同じ抗ウィルス作用を持つ精油でも、違うように思います。ティートリーは、インフルエンザやカビ(真菌)退治に向いています。真菌が原因の病気は、水虫やカンジダ菌が原因で引き起こるトラブルです。ですから、保育園には、ティートリーだけでなく、お腹の風邪退治が得意な精油などもブレンドして、作ったスプレーを渡していました。トイレの後にシュッとしてもらったり、お散歩帰りに玄関を香らせてもらったりしておくこと、また、給食室を時々これでシュッとしておいて貰って、衛生管理に役立てて頂いたりできるので、「病気の張り紙」を保育園で見つけても、「うちの子に伝染したら・・」っていう、「ドキドキ感」が、「私なりに和らいでいた・・」という訳なんです。
「ティートリー」は、オーストラリア原産の植物です。オーストラリアでは「ユーカリ」や「ティートリー」が各家庭で薬箱に入っているくらい生活に密着しています。昔、軍人さんも戦争にこの「ティートリー」のオイルを持っていったといわれているぐらいですから、薬がない時代や、状況においてこの「ティートリー」が生活で役立っていたものであることは、感じて頂けると思います。
ですが、ファミリーケアにおいての「ティートリー」の役目は、これだけに留まりません。アロマテラピーには、アロマテラピートリートメントとして、精油をその人の体調に合わせて「皮膚から体に吸収させて摂りいれる」といった目的の使い方があります。精油は、漢方薬のように飲用することができません。その代わり、「皮膚から体へ吸収される」という特長を持っています。吸収された精油は、血流を通じて、全身を廻って親和性のある器官で働いてくれます。そんな観点からも、私としては、「アロマテラピートリートメント」の醍醐味は、リラックスする事にあわせて「適した精油を体へ取り入れる」という点である・・・と思っています。なので、きちんとした精油を、きちんと選んでもらってトリートメントを受ける事というのは、アロマテラピートリートメントで効果を得る為にとってもポイントになるんですね。
精油って何?って言われると、「香料」のように思われがちですが、こういった目的でずっと生活に密着していたものでもあるんですね。なので、私としてはもっともっと楽しく生活に取り入れてもらえたらいいのになあっていつも思っています。
ちょっと、長くなりすぎてすみません。「薫子流!ティートリーの風邪予防トリートメント」についても紹介したかったのですが、また改めてご紹介させて頂きます!!。体調管理の必要なこの季節・・・。こんな季節は、「香り」に加えて、すこし深く「効果、効能」にも、視点を向けて頂くと、またちょっと違ったアロマの世界に触れて頂けるかな・・・と思います。
<薫子流アロマケアについてご理解頂きたい点>
精油の使用法は、各々のセラピストによって勧め方や使用法は微妙に異なっている事が多いと思います。これから、サイト上でご紹介していくものは、私自身が禁忌や注意点・・など、理論に基づき、安全に使用するために、色々試行錯誤したものではありますが、私が自分の家族環境や目的に合わせて行っているケアですので、その点を、お含み置き頂きたく存じます。仕事で、こういったケアを紹介もさせて頂いておりますが、実際に各家庭で精油のある生活を、安全に取り入れて頂くには、やはり直接お会いして、きちんと基本的なレクチャーを受けて頂くのが、1番安全です。ご興味頂いた場合は、コメント頂くか、また身近にいらっしゃる専門家からアドバイスを受けて頂くことをお願い申し上げます。
2006年11月02日
アロマテラピーの歴史(ダヴィンチコード編 2)
投稿者 雅薫子
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雅薫子です。私が「アロマテラピーの歴史」を垣間見れたことで感動してしまった「ダヴィンチコード」のDVDが明日発売です♪。私的には、本では、風景の描写や、ダヴィンチの事などの歴史的背景についての説明がとても細かいので、長い長い物語に感じながら読んでいました。文庫本でしたので、上・中・下の3冊でしたから余計にそう感じたのかもしれません(笑)。なので、映画はなんだかとてもあっさりと終わったように感じた私だったのです。おそらくあの本を映画で表現するとしたら、凄く長い映画になるようなイメージもありますし、本は何日もかけて読んだので思い込みみたいなのから、余計にそのように感じただけなのだと思いますが、映画だと、思い描いていた描写が目で確認できたので、なんとも私にはこれもまた楽しかったわけです♪。家でこれが見れるわけですから、わくわくなのです。
以前、アップしたアロマの歴史(ダヴィンチコード編)で、「マグダラのマリアがイエスの足に香油を塗る事」について、触れましたが、この足に塗ったといわれる「香油」が「ナルド」という植物の香油だということは、ご存知の方もいらっしゃると思います。
キリスト教に関わる書物を読まれた方や聖書に通じられた方には、知られている「ナルド」という植物の香油。この香油に纏わる話がたくさんあることを、ある書籍にて知る事ができました。私自身、聖書というものが何種類か存在することは、このダヴィンチコードをきっかけにアロマの歴史に関わることを調べたことで知ったのですが、「足にナルドの香油を塗る事」と「ナルドの香油を頭から注ぐ事」といった事が、当時大きな意味を持った行為であったことを、その本から知りました。
「ナルド」とは「ナード=(日本名 甘松香)」として知られている植物で、アロマテラピーでは「スパイクナード」という名前の精油で知られている事が多いかと思います。アロマテラピーの歴史の中で、この「スパイクナード」のに纏わるエピソードがあるのですが、古代、ビザンティン帝国にて、テオドーラという皇后がいましたが、今現代に残された西洋古美術の壷に、この皇后が入浴後に、色んな植物の香油を、体のあらゆる部分に、目的別に塗り分けていた絵が描かれているものが残っているそうです。その皇后の一番のお気に入りの香油がこの「スパイクナード」であったそうです。
このエピソードから、「ナルド=スパイクナード」がどんな香りなのか、少しイメージ頂けたら嬉しいのですが、中東地域の皇后様が、自分を表現するのに一番気に入っていた香りですから、オリエンタルで濃厚で色っぽい感じ・・のイメージだという事は、想像頂けるかと思います。「濃厚で色っぽい」といっても、香りとは不思議なもので人によって全くイメージは違うのですが、「お花のような甘い濃厚な香り」ではなく、「お香のようで、アジアンテイストな濃厚な香り」と表現したほうがいいでしょうか、とても高貴で素敵な香りがするものです。色んな効果を持っているのですが、効果などについての詳細は、ここでお話すると、長くなってしまいますので、今度アップさせて頂きたいと思います。
この「ナルドの香油」。当時は、本当に凄く高価なもので、それはそれは貴重なものだったようです。そんな貴重なものを、「足に塗ったり、頭から注ぐ」という行為を交わす「マグダラのマリアとイエスキリスト」の関係ですから、ダヴィンチコードで謎解きがされている関係をあらわしているといった点では、色んな説があるわけだ!と納得してしまいます。そんな、この2人のエピソードの中に、「マグダラのマリア」がイエスとの婚礼の際、「ナルドの香油が入った小瓶」を嫁入り道具として、持参している・・といった事があるそうです。これが、マグダラのマリアが「アラバスタ(雪花石膏)の壷」を持った女として、西洋美術でも描かれている裏づけのようです。
皇后テオドーラについても、壷に描かれた絵からアロマの歴史に繋がるものが残されていますし、「壷」というものは、「意味あるもの」なのかもしれませんね。香油が入れられていたという壷はおそらく探せば色んな古美術品に記されているかもしれません。映画を見ていたときは、余裕がなくて美術品に見入ることはなかったのですが、DVDが到着したら、美術品にも見入ってみたいと思っています。
ダヴィンチコードから垣間見るアロマの歴史を知りたくて、今はまって色んな本を見てはいるのですが・・・世界史的な背景や宗教的な背景など・・理解する為のバックグラウンドの知識が乏しい私は、理解してしまうのに、ちょっと時間が必要なようです(汗)。何かご存知の事がありましたら、是非教えてくださいね(笑)。
2006年10月28日
曾おばあちゃんからの「命」の授業。
投稿者 雅薫子


- 日野原 重明
- 十歳のきみへ―九十五歳のわたしから
自分のサイトでも紹介したのですが、この日野原重明さんの本を、小学校3年生の娘に読ませていました。私事ですが、今週初め、主人の祖母が急に亡くなり、家族で東北地方にある主人の実家まで、関西地区から新幹線を乗り継いで、大移動をしてきました。もう、大往生の歳でしたから、「お疲れ様・・」で送り出した、家族やご近所皆での、温かい葬儀でしたが、地方ならではのたくさんのしきたりや、儀式・・そしてご近所の繋がり・・そして、命の入れ替わり・・・を、直球で感じる、都会とはひと味違った葬儀でした。実は、昨年も、もう一方の主人の祖母が亡くなっていることから、こちらの田舎での通夜、葬儀の体験は2回目となります。なので、こういった経験も2回目の娘たちでしたが、この本を読んでいた長女は・・・この度の1件で、
「命」というものを心で受け止めたようでした。
そもそも、なぜこの本を娘に読ませようと考えたかといえば、それは「長女の反抗期」でした。簡単に、「死ね!」とか「あほや!」とか覚えたての関西弁で威勢よく言葉を発するようになり・・娘としては、子供たちの中で気軽に交わされている言葉を、三人娘同士の喧嘩で吐いていただけかもしれませんが、親の私としては、「こんな言葉を発しながらの女同士の喧嘩」を家の中で聞いているだけで、恐ろしいサスペンスドラマの「3姉妹事件・・・」みたいなのがふっと頭によぎって、「ああっ。こんなのだけは嫌っ」ってところから、「そんな言葉を使うんじゃないのっ」と3姉妹の喧嘩に私も参戦して、物凄いことになることが多かったんです(汗)。
そんな時、この本を見つけて読んでみたら、日野原さんが子供たちへ向けた言葉で、解りやすく「命」についてを、ご自身が大病にかかった経験や、ドクターとしての経験などから語られていて、「子供向けの言葉」だったからこそ、私の胸に沁みこんで離れず、子育てや仕事に悩んでいた事からもふっきれるきっかけとなった素晴らしい本だったんです。
「生きる事は、空っぽの器の中に命を注ぐ事・・・」。
日野原さんは、そのように「生きる事」をこの本で説明されていらっしゃいました。そこから、与えられた時間にどれだけ命を注げるか・・・といったことに繋がって行くのですが、私の長女は、このしきたりいっぱいの田舎での、曾おばあちゃんの最後の儀式から、おぼろげながらの「生きる事・・」を悟ったようでした。
多分・・なのですが・・。納棺の儀といって、納棺する際にひとつずつ衣服や道具を説明しながら曾おばあちゃんに着せていって、支度をしていく儀式があり、その際に「ずた袋」という味噌や米、塩などが入った袋を首にかける儀式や、道に迷ったときのための、杖を持たせる・・ということをしたんですね・・。
「命を注いで生きた後は・・こうやって旅立つんだ・・」といった事を、おぼろげに思ったらしく、「ママも死んだら、こうやって行くの?」とか、「じゃあ、私は、家を作りたい!」といったような事を、急に戻ってから言い始めたんです。
きっと、この気持ちをきちんと持ち続けてくれればいいのでしょうが・・(そうはうまくはいかないでしょうねぇ・・笑)、でもこれは「曾おばあちゃんがひ孫に残してくれた大切な命の勉強だったかもなあ・・」と、しみじみ思いました。
しかし、三女が大変な事をやらかしてくれたりと・・(汗)、おもしろエピソードもあったり?!だったのですが、子供を通じて、「自分の人生」を、30半ばにして初めてといっていいほど真剣に考えてしまったのです。思い返せば、ずっと反抗期みたいな娘?!の私が親になって・・、こんな事を考え始めた「親としての年頃?!」を私も迎えたのかなあ(笑)と。
しかし、しみじみ思うのも束の間・・・。やっぱり、3姉妹バトルは・・・凄いです(汗)。
2006年10月18日
子供に地球温暖化を考えてもらう・・・。
投稿者 雅薫子
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アロマセラピストの雅薫子です。私は、7月末に関西地区へ引っ越してきましたが、とにかくこちらはまだまだ「サンバイザー」をかぶっていても、丁度いいくらいの日差しと、暖かさ・・・。テレビで「大阪地方は、28度の9月頃の陽気です」という、コメントがでるくらい、ほんとに「大丈夫?」って言うくらいの暑さなんです・・。
この「ハチドリのひとしずく」という絵本。地球温暖化において、私達ができる事・・をメッセージしている子供向けの絵本なんだそうです。
今日は、子供の幼稚園が午前中で終わる日。水曜日は習い事も次女、三女とダブルの日なので、私にとっては仕事はお休みにしている日なんです。朝から、頭真っ白にしたい貴重な1日・・といっても、仕事があるためその日にやる事はてんこ盛りなんですが、ふとテレビをつけたら、この絵本が紹介されていました。
テレビで、キョンキョン(小泉今日子さん)が、朗読をしていたのですが、ほんとうにシンプルな内容で、「火事になっている森を、1羽のハチドリがひとしずくずつ、水を垂らして、燃えている森の火をなんとか消そうとする話」なんです。でも、鳥がひとしずく水を垂らしていったって、森の火事はどうやっても消す事は難しいですよね?なので、森の動物たちがこのハチドリに、「そんな事したって無駄だろう・・?」みたいな事を言うんですね。それに対して、ハチドリが「私は、私にできる事をしているだけ」という答えを返す・・といった内容のお話です。
「燃えてる森」→「温暖化する地球」
「ハチドリや森の動物たち」→「人間」
を、例えていると考えられ、「ひとしずくの水」は「人間1人1人ができること」といった事だと思いました。
私達、アロマセラピストは植物療法を行う仕事ですから、「植物って何だろう?」って言う事を結構追求してしまうところがあります。(アロマおたくな私だけ?かもしれませんが・・汗)なんせ、「精油って何?」って質問されたら、「植物の光合成」についてを、語らなければ、精油とは何?っていう部分を語れないと私は思っているんです。そうすると、解りやすく説明するために、スーパーで野菜を買いに行っても、「この野菜は、どんな土でどのくらい太陽を浴びて、いつ収穫されたか?」によって、同じ野菜でも栄養成分が違うはずなので、「いくらのほうれん草が、栄養と家計を満足させてくれるの?」みたいな、職業病のような、1人妄想が始まるときがあるんです・・。(大体、疲れてる時ですが・・笑)
思い詰める・・というと、大げさですが、常日頃からそんな事は、頭にあるんですね。
「サンダルウッド」という精油をご存知ですか?「別名、白檀」。
この精油は、日本人には馴染みのある精油で、お香のような香りのする精油です。白檀は、アジアの国々では、古来より、宗教的な場面等に使用されてきた、高貴な存在の植物なんです。仏像が、この木で彫られます。
そんな植物から抽出される精油は、「どちらかといえば高貴なイメージの精油」である事はイメージ頂けるかと思います。古来より、瞑想に使用されているだけの香りですから、心理的作用からすれば、鎮静効果は抜群ですし、なんとも神秘的な香りであるにも関わらず、化学成分的な効果として、「膀胱炎」などのトリートメントにピックアップされたりもする精油です。
実は、そんな貴重である「サンダルウッドの精油」が、地球温暖化の為に生産が少なくなりつつある傾向にあります。ですから、この「地球温暖化」については、私にとって、とても気になってしまうものなんです。
1人では、小さくて無理な事も、大人数で臨めば成し遂げられる事ってたくさんありますよね。森の火事も、言わば私達が引き起こした火事・・。ちょっとずつの私達の現代生活における二酸化炭素が原因で、引き起こっている温暖化ですから、「二酸化炭素を減らそう!」という試みをしている企業なども、だんだんと増えてきています。
という事は、「私は、私にできる事をしているだけ」という事を、地球上の人間達1人1人が、実行していけば・・・いつか、この温暖化は、なるほどおさまることに繋がる・・と、テレビのナビどおりうなずいてしまいました。大人が実行しなければ、子供に説得力ってないですよね・・。
ちょっと、この本を子供たちに読んで、温暖化を一緒に考えよう!。「私にできる事」をピックアップしよう!なんて考えてしまった今日の私でした。
2006年10月04日
アロマの歴史(ダヴィンチ・コード編)
投稿者 雅薫子
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アロマセラピストの雅薫子です!。↑ちょっと前にブームとなった「ダヴィンチ・コード」・・・、「どうしてアロマの歴史と関係しているんだろう?」ってほとんどの方は思っていらっしゃる事と思います。
アロマテラピーについて、「ワーキングマザー」で、これからお伝えしていきますが、私は自分がワーキングマザーをしながら、この精油のお陰で、保育園からの「お迎えに来てください電話」を随分回避できたのではないか?と心から思っています。これを仕事にしながら、この精油の力に感謝することばかりです。保育園からの「お迎え電話」って、ちょっとワーキングマザーにとっては、ドキドキですよね(笑)。私は、3人いるせいか、携帯の着信が「保育園」だと、とってもブルーで恐々電話に出ていました。「お迎え電話」ばかりではなく、なんでもない報告だったりすると「ほっ」としたりして・・・。こんな不安は、ほんとにできれば回避したい悩みでした・・。でも、ほんとに助けられています。もちろん、仕事ですから十分に活用できなければ話にならないのですが(笑)、効果的に活用するには、安全に使って頂きたいので、アロマについて知っておいて頂きたいことがあるんですね。それを、順を追って、お知らせしていくつもりです。
その先ず、アロマテラピーを知って頂く為に不可欠なのが、歴史なんですね・・。
その歴史が、この「ダヴィンチ・コード」から知る事ができるので、ちょっと紹介致します。私は、生徒さんに出会ったら先ず、歴史を例にしてアロマテラピーを説明します。前回、「アロマテラピー」という言葉は、1920年代にできた言葉であることは説明しましたが、植物療法が進化したものですから、ずっと辿れば、原始人達が、植物を煙でいぶしたりしていた事から、始まっています。
このダヴィンチ・コードは、イエスキリストとマグダラのマリアの秘密に関わる殺人事件を解き明かしていくお話ですが、その秘密とされている事・・・「キリストとマグダラのマリアが結婚していた」という事は、神学上は考えられない事であるそうですが、ダヴィンチの「最後の晩餐」に、2人の結婚を意味する暗号が隠されている・・という、エピソードがポイントになっています。これらに纏わる情報についても書籍が別にもたくさん存在しますが、アロマに関わる事で、結婚していた事実を表す証拠として、マグダラのマリアが「香油」でキリストの足をマッサージしている絵画が実在していることがわかっています。*(ダヴィンチコードに纏わる書籍や米倉さんがナビゲートしたテレビ番組でも報道されました)
この絵に関わる話として、聖書に記されている説が2つか3つほどあるそうですが、当時「香油」というのは大変高価で、貴重なものであったそうです。
当時の「香油」というのは、薬草を植物油に浸して薬効成分を浸出させた「浸出油」といわれるものであったと思われます。アロマテラピーで使用する精油は、ほとんどが水蒸気蒸留して抽出されたものですが、当時はまだ「蒸留する」という事が発明されていない時代でしたので、植物に含まれている精油の元となるエッセンスを植物油に浸す事で、抽出していたということになるんですね。足というのは、体の先端部分ですから、毛細血管がたくさん張り巡らされているため、精油を体に取り入れるにはとても効率の良い体の部位なんです。その絵で、「何故足なのか?」という部分は、聖書の解釈によって、色んな説があるようですが、実際はどうであれ、私としてはこの頃から、「薬草の成分を体に取り入れるために香油で足をマッサージしていたという事実が存在した事」そして、「それをキリストが受けていたという事実を表す絵が存在しているという事」に、この本に触れた事で知る事ができ、セラピストとしてちょっと感動してしまったわけです。11月には映画のDVDも発売になりますから、それを楽しみにまた時々思い出したようにめくっている私です。
今現在は精油というものを活用していますが、アロマテラピーの原点は人間が薬草と触れながら活用してきたことが、時代と共に変化しながら語り継がれ、生活の知恵として取り入れられていた、自然療法の1つなんですね。歴史のお話をすると、少しアロマを身近に感じて頂けることが多いので、いつも語ってしまいます(笑)。
ちょっと、アロマを身近に感じて頂けたら嬉しいです。
2006年09月09日
家族に転勤が出たら・・・。
投稿者 雅薫子
アロマセラピストの雅薫子です!。
実は、新人としてデビューしてからとても久々の記事となります。
と、申しますのは、仕事も子供たちの託児環境もきちんと整い、楽しく働きながら生活をしていたところに主人の転勤辞令が出てしまい、長い長い引越し騒動が我が家に舞い降りてしまったのです・・・。
子供が3人いる私は、「働く為に何が大変だったのか?」といわれると、■いかに効率よく通勤時間に無駄がないように託児環境を整え、お迎えに無駄が出ないように段取りをとるか?ということでした。これは、託児代金や仕事に取り組める時間など、子供の託児環境に無駄が出ると、全てに三人分の無駄が出てしまうので、仕事以上に保育園探しは勝負!!だったんです・・・。
そして、運良く、新設の東京都認可保育所ができることになり、学童姉妹についての配慮など、それはそれは複数子供のいる私には、かゆいところに手の届く、とっても素敵な保育所と出会うことができて、私のワーキングマザー生活はスタートし、毎日なんとか過ごせていたのもその保育所のおかげだったので、「転勤・・・」と言われたときには、「あ~もう仕事ができなくなるかも・・・」とちょっと、瞬間的に落ち込んでしまったんです・・・。小学生の姉、妹2人は幼稚園児という3姉妹ですから、学校と幼稚園、保育園では帰宅時間がばらばらで、幼稚園バスから保育園の先生にバスから降ろしていただいて、その後保育園で託児!といった段取りを、保育園の方できちんとやっていただいてましたので、そんな連携も全て壊れるわけですから、ほんとに悩んだ今回の引越し騒動だったのです。
結論。「どこへいっても、自分で仕事をしていく!!」ということで、落ち込んでから甦ったのですが、今までの繋がりに一度けじめを付けざるを得ず、また新しい土地で、最初からスタートさせるための気力、体力温存への覚悟と・・と自分のことばかりを先ず私は考えてしまったのです・・・。これは、ほんとに反省しました。我が家の3姉妹の次女は、この移動を受け入れるのにとても時間がかかってしまいました。お友達や幼稚園の先生と別れることが、とても受け入れられず、子供の気持ちの整理の難しさと、そして成長に、私も涙を流さずを得ない・・・そんな母としての試練も経験した転勤でした。
いつも子育てをしていて母親に、「あなたは、自分の仕事が充実しないと子供たちへの態度に問題が出る!」と怒られてしまいます。また、「仕事をしてから子供たちのことをするのではなく、子供たちのことをしてから仕事をしなさい!」ともです・・。いつも、母親と喧嘩になってしまうのですが(笑)、でも仕事をしながら子育てをしていると、「子供が気になるけど・・・ざるを得ないっ」という状況は絶対あると思うんです。それを、子供にもわかってもらえるように、きちんと向き合っていくことが大切だと思いますが・・でも、しょうがないって時は、ワーキングマザーならば、経験のある方も・・・と思います。
今回、家族で移動する決意をしたのは、娘が「一緒に行く!」といった事が私の気持ちを動かしました。私としては、絶対に「このまま私と残る!」という選択を娘たちがしてくれて、何も変わらず生活していくものだと思い込んでいたんですね。なので、ほんとに晴天の霹靂・・・の転勤であり、試練でした。しかし、この転勤のお陰で、これから自分がどう仕事をしていくか?ということを改めて考えるきっかけとなりました。この度の移動先は、今年盛り上がった甲子園球場の近く?!と言うとちょっと語弊がありますが、阪神間での初めての関西生活となりました。今、毎日新しいことばかりです。こちらでまたスタートする、ワーキングマザー生活そして、もちろんアロマテラピーについて・・など、アップして行きたいと思います!。
どうぞ、よろしくお願い致します。
2006年07月25日
アロマテラピー for ワーキングマザー
投稿者 雅薫子
皆さん、はじめまして!!。英国IFA認定アロマセラピストとして、アロマテラピーを仕事としながら、3姉妹のママ格闘中の雅 薫子です。
私は現在、講師業を主として、お仕事をさせて頂いていますが、仕事を通じて、精油というものの効果に、感動させられる事がとても多いのです。そして、その効果のお陰で、ワーキングマザーとして、子供の健康管理や自分、主人の健康管理にどれだけ助けられているかわかりません。
働き始めた当初に、仕事に復帰することを迷っていた友人に、「子供を抱えて働いていると何が1番不安?」と聞かれた事がありました。当時の私にとっては、「とにかく子供が病気にかかったき!!」というのが、1番の答えでした。仕事を始めたからには、3人の子持ちだからと甘えるわけにはいきません。子供の病気で仕事を休まざるを得ない状況は、ワーキングマザーには堪えますよね・・・。そんな、プレッシャーもあってか、自分が仕事を休まなくてもいいように、色んなケアを駆使していくようになったんです。
その結果、随分役立つ活用法に出会うことができました。そんな自分のワーキングマザー生活からのアロマテラピーをお伝えすることで、より楽しいワーキングマザーライフのお役立ちとなれば・・・とそんな思いを込めて、これからお伝えしていきたいと思っています。
仕事で、ママたちへのアロマテラピー講座をさせて頂く際は、アロマテラピーで使用される「精油」がいったいどんな物質なのか?という事を、必ず認識して頂いてアロマテラピーをスタートさせて頂くことを意識してお話をしています。ママたちに限らず、それは学んで頂く方は全て把握しなければならないことなのですが、子供や家族のケアに使用する目的で学ぶ方が殆どなので、安全に家庭で役立たせて頂くには、1番捉えてもらいたいポイントだと思っているんです。
今、アロマテラピーについてのたくさんの情報が色んなところで目にすることができます。例えば「陣痛を促す助けをしてくれるアロマ」とか、「虫刺され&虫除けにアロマ」みたいな精油の効果を謳った情報をご存知の方も多いと思います。こういった情報を目にすれば、「精油が健康管理に役立つものであろう」と、知らない人でも感じることのができると思います。
では、そもそも「アロマテラピーって何?」と聞かれたら、大体の方は「香りを嗅いでリラックスする方法」と答えて頂くケースが殆どです。もちろん、大きく捉えればその通りなのですが、「アロマ=香り」「テラピー=療法」で、自然療法の一環である植物療法の1つである芳香療法が、「アロマテラピー」となります。
「アロマテラピー」という言葉が出来たのは、1920年代の後半に化粧品会社の御曹司である、ルネ・モーリスガットフォセ博士というフランス人が、自分の会社で研究中に、手に酷いやけどを負ってしまい、たまたま化粧品材料として研究中だったラベンダーの精油に、とっさに手を浸けてしまったことで、やけどの回復が良いことに気づき、それから研究を進めて、精油の薬理効果について新聞で発表したのがきっかけで「アロマテラピー」という言葉が生まれたんです。フランス人が発表したことから、「アロマテラピー」という表現がなされている理由です。「アロマテラピー」という言葉が生まれたのは、20世紀に入ってからですが、芳香植物を使用しての療法は、歴史が古く、原始人の時代からに遡ります。
よって、ラベンダーの精油はやけどにとっても役立つんです。細胞成長促進作用という作用を持っているのですが、この作用は、皮膚の表皮に「胚芽層」という新しい皮膚が生まれ変わる層があるのですが、その部分に働きかける成分を含んでいるので、「皮がペロンっと剥けてしまった怪我」や「主婦湿疹で手の皮が向けてしまっているところ」などに使用すると、大変助けになる精油なんですね。
アロマテラピーについて書き始めるとキリが無いのですが(笑)、こんな効果を持ち合わせている精油を使ったアロマテラピーは、「ワーキングマザーを、雅に薫らす!!」と、そんな思いで熱く語って行きたいと思います!。どうぞ、よろしくお願い致します。
2006年06月11日
雅薫子 プロフィール
投稿者 雅薫子

雅 薫子(みやび かおるこ)
1971年生まれ B型、裕美さんと同じくいのしし年
*私も、ぶつかるまで止まれません。
オールB型 3姉妹の母(主人含め、両家オールB型家族)
東京都練馬区在住
●仕事
大学卒業後、都市銀行にて渉外業務を担当し、住宅ローン借り換えなど個人業務の外回り営業を経験する。激務の為、体調を崩したのをきっかけに、結婚退職する。この経験より、ストレスと体の関係に非常に興味を抱く。
その後、別の都銀でパートタイムをしながら、妊娠と同時に、主人の転勤で4年間北海道暮らしをする。
北海道での子育ての経験から、自然療法に興味を持ち、アロマテラピーの基本である精油の魅力にはまってしまう。気になったら止まらない?!いのしし年B型!。銀行時代にストレスで体調を崩してしまった経験からも、アロマセラピストとして仕事をしていくことを決心。北海道在住時代は、通信講座でアロマコーディネーターの資格を取得。その後、また転勤で東京へ戻り、3女出産後、ロンドンスクールオブアロマテラピーに通学しながら、アルバイトを経験する。(スポーツマッサージ治療院、アロマショップのSEO対策、販売など・・)卒業後、英国IFA認定アロマセラピストの資格を取得。現在、銀座にある某スクールにて、講師勤務。自宅にてレッスン&トリートメントを空いた時間で行っている。
●家族
ちょっと、触れましたが・・・。オールB型家族。
主人(かなり典型的)、私(半分0型混じり)、長女(おっとり型マイペース)、次女(ほぼ、主人と同じ)、三女(世渡り上手で、切り替え上手なB)←多分、1番凄いB型だと思います。
*ちなみに、3人の曾おばあちゃん含め(私の祖母と母はO型)他全て4世代B型!!
●好きなこと
アロマテラピートリートメント(するのも、受けるのも)、映画鑑賞、ピアノ、お笑い、スポーツ観戦、車の運転、ゴスペラーズ、温泉巡り、旅行、食べ歩き
●ワーキングマザーとしての悩み
子育てが3人分なので、子育て時間と仕事時間のメリハリが、仕事をきちんとこなす上でも、家庭生活が円満である為にも、私にとっての、当面の課題です。
「仕事の時間があるから、子育ても頑張れる!子育てがあるから、仕事も頑張れる!」といったところが心情なのですが、自分で仕事をする分、家庭と仕事の線引きをきちんと上手にしないと、どちらも共倒れになってしまうので、朝から晩までの、時間の使い方が、悩みの種です。
●ワーキングマザーとしての夢
娘が大きくなってママになったときに、ワーキングマザーとしての私の背中が、彼女達にとって、1つの目標となれたら・・・こんなに嬉しいことはないかなあと思います。しかし、3人ですから、1人は反発があったりするかも?!ですが・・(笑)。しかし、彼女達がママになった時には、色んな選択肢がある中で、ママをすることになると思うので、女性達が楽しんで、仕事も!子育ても!出来るような世の中作りに、自分の仕事が貢献できたらと・・・「夢」見ながら、現実と闘っています(笑)!
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