ワーキングマザースタイル ・働きながらお受験を目指すby竹之内ふうこ



2010年02月21日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第17回 中学受験終了!


投稿者 竹之内ふうこ

終わりました、我が家の初めての中学受験。
無事に、第一志望校に合格をいただくことができました。
今は、あこがれの制服の採寸も終え、制鞄などのグッズも買い揃え、宿題ももらい(汗)、まだ受験終了から2週間ちょっとしかたっていないのに、あの張り詰めた怒涛の日々がずいぶん昔のことのように思えます。

受験が終わった瞬間、娘はというと、真っ先に封印していたDSを再開して「腕が落ちたー!」と嘆きつつ、たんまり撮り溜めたドラマを見、夜はハハが隠し持っていた漫画を読んで夜更かしをし、下校後は「玄関にランドセルを放り投げて遊びに行く」を実行しつづけ、遊園地で開園から閉園まで遊び続け・・
とまぁ、お決まりの「遊び狂い」状態(汗)。まぁ、これを楽しみに受験を乗り切ったのでしょうから、今は好きなようにさせています。

私はというと、手続きやら説明会やらが終わっても、子どもたちのようにパキッと受験気分から切り替えられず、「中学受験ってこういうものか」とモヤモヤグルグル考えるものもあり、2週間以上たった今頃、やっと、「終わったんだなぁ〜」感がジワジワとやってきているところです。


まずは、我が家の受験スケジュールを書き留めておきたいと思います。

2/1 午前 第1志望校受験
    午後 第2志望校受験
   夜  第1志望校合格発表(○)第2志望校合格発表(×)
2/2 午前 第3志望校受験
    午後 第2志望校受験
   夜  第3志望校合格発表(○)第2志望校合格発表(×)
2/4 午前 第2志望校受験
   夜  第2志望校合格発表(○)


第1志望校は、以前から私が娘に行って欲しい学校の第1志望でもありました。
でもこの学校が娘の第1志望になったのは、去年の10月です。きっかけは、塾でたまに会う「あこがれのお姉さん」。偶然、その学校の生徒さんだったんです。
これがまたものすごいあこがれようで、学校を選ぶ基準が制服オンリーの娘を、ブレザー派からセーラー服派に変えさせたほど。「今日、あこがれのお姉さんにニコッてしてもらえた〜!」というだけで、寝るまで超ハイテンションの娘。(塾の先生に聞き込み調査をすると、「あこがれのお姉さん」は高校3年生で、最近、無事に第一志望の歯科大に合格されたそうです。)
今思えば、娘の勉強スイッチが入ったのはこの頃で、自習室でも集中して長時間勉強するようになった頃です。

元々の成績がイマイチだったというのもありますが、勉強スイッチが入った秋以降、スランプ気味だった算数も戻り、順調に上り調子でした。
1月に入り、お試し受験を経て、完全本気モードになってから、大穴だった理社の知識詰め込み作戦も功を奏し、またグンと伸びたのではないかと思います。
第1志望校、第3志望校は、偏差値的には堅い線でしたが、何が起きるかわからないのが中学受験・・合格発表で受験番号を見た時は、飛び上がって喜びました。

さて、第2志望校は・・志望校の設定としては普通ではありませんが、第1志望校よりも偏差値は7〜8ほど高いチャレンジ校です。
過去問もほとんどこなせず、受験すること自体も迷っていたのですが、1月に入って力がついたことを実感していたので、淡い期待を抱いて受験するも、2日連続の×。
4日は記述問題が多く、募集人員も少なく・・まさか「4日も受けさせて」と言われるとは思いませんでした。試験前日、寒さをこらえてハハは追加出願に走りました。
3日の夜は、去年の2/4の過去問に取り組み、塾の先生3人がかりで解説してもらい、やるだけのことはやったようです。
そして、ラストチャレンジで、まさかの合格。塾の先生もひっくりかえってました(汗)
「最後まで粘る。あきらめない。」この点に関しては、私より娘の方が上でした。

こうして、我が家の受験は終了しました。


やはり中学受験の世界は厳しく、周りを見ると、第一志望校に行けるのは、全体の4分の1〜3分の1くらいではないでしょうか。
結果だけ見れば大成功した我が家でも、私は気持ちの切り替えがすぐにはできませんでした。
終わってもなお、今までの不安や緊張感、そして受験の生々しさが、残っているのです。「終わった〜!スッキリ〜!」にはならないのです。
各ご家庭ごとに、それぞれのドラマがあったと思います。
午後入試などで受験機会が増え、どこかしらの合格をつかむ可能性も増えたものの、不合格だった時の子どもの泣き顔や、自分の辛さ・・思い出すとまだ涙が出るというお母さんもいらっしゃいます。

我が家の娘は、

「これやりなさい」
「はーい (やりたくなくても、言われたことはやる)

というタイプの子ではなかったので、受験勉強を進めるのに、それはそれは苦労だらけ、紆余曲折しまくりの準備期間でした。
転塾もしたし、受験勉強お休み、という時期もありました。
そんな状況の中、娘の将来を考え、学力をつけさせたくて、私なりに全力で娘に向き合い、娘を知ろうと努力し、いろいろな勉強法・教材を調べては試し、塾の先生を頼り、娘の受験をバックアップしてきました。思い返すと、うまくいかないことの方がずっと多かった、いえ、ほとんどのことがうまくいかなかった、悩み多き3年間でした。

そしてやっと・・やっと年が明けてから。
娘の本気モードには目を見張るものがあり、また本番に向かう気持ちの面でも、「この子は強い。この子は成長した。」と思えました。
本番前なのに、「これで充分・・」と思えました。「中学受験は結果ではない」と心から思えた瞬間でした。中学受験の道を選んでよかった・・初めてそう思えた瞬間でもありました。

私、3年間もこんな記事を書かせていただいてますが、自分で経験してみて、「中学受験はした方がいい!」と皆さまに勧めるつもりは全くありません。
親子で成長できる、とか、努力はどんな形であれ実を結ぶ、とか、言うのは簡単です。
たまたま我が家は、最後が上り調子で結果がついてきましたが、それはほんの2〜3カ月。それまでに、切り捨てたものも多かったし、どれだけ悩み、消耗したことか。
小学生時代に、このような試練が本当に必要だったのか。子どもの心身の健全な成長のさまたげにはならなかっただろうか。
戦いが済んだ今は前向きにとらえられますが、もしも3年前に戻れるとしたら・・同じ道を選ぶかどうかは、正直、微妙です(笑)

今はもう、何事もなく試験当日を迎えられたことに感謝しつつ、幸運にも合格をいただけたことに大感謝しつつ、これがスタート地点だということを忘れずに!!
頑張った娘には、自分で選んだ中学校で、大好きなことをたくさん見つけて、生き生きと、中学校生活を楽しんでほしいと思います。
私も、このエントリーを機に、中学受験はスッパリ終了させ、スッキリしようと思います。


娘だけじゃなくて、私も少しは成長できたのかな〜?できてたらいいんだけど♪
忍耐力だけはついたハズ(笑)

この春は、しばらくそっちのけだった下の子をケアしつつ、ぐじゃぐじゃの家をキレイに整え、日々の生活を楽しむことを取り戻すぞー!!


中学受験を終えられた皆さま、本当にお疲れ様でした!
そして、これからという皆さま、「冬来たりなば、春遠からじ」です。頑張ってくださいね♪


17回にわたって読んでいただき、ありがとうございました!!

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第8回 「あと1年!」を効率的に学習するために
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第9回 初めての外部模試♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第10回 学校行事との両立?
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第11回 夏は受験の天王山?ふぅ。
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第12回 カフェ勉のすすめ♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第13回 志望校を絞るの巻♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第14回 暗記・暗記・暗記!の巻♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第15回 「お試し受験」の巻♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第16回 本番直前

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2010年01月26日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第16回 本番直前


投稿者 竹之内ふうこ

とうとう2月1日の本番まで1週間をきりました。
意外と持ち物準備に時間がかかってしまった1月受験の体験をもとに、ちょっと早いかなと思ったけど、おとといの日曜日の夜に、持ち物と着る服の用意をしました。

鉛筆にキャップをはめ、輪ゴムで束ね、それをどのペンケースに入れるか。
胸元のリボンのゆるみ具合、スカートの丈、ハイソックスかタイツか?タイツの色は黒?紺?

などなど、大人にとっては「どれでもいいだろー!」と思えることにやたらこだわる娘なので、一晩、時間を与え、納得いくまでファションショーと持ち物準備をさせました(笑)
こんなことに2時間も3時間もかけるなら、漢字や社会でもやってほしいところですけど、そこは直前期、「準備は万全」という安心感を優先しました。

今週は、塾では、どの教科も「最後の授業」になります。
6年生担当の先生方、湯島天神にお参りに行ってくださったそうで、昨日はその写真も見せてもらったりしたみたいです。
熱心にサポートしてくださる塾の先生方には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

約3年、紆余曲折ありましたが、それなりに受験準備をしてきて、初めて私も
「ああ、今、娘は、ほんとの本気モードだな・・」と感じることができています。
やっぱり1月だったか・・というのは置いといて(汗)、よくここまで辿り着けたなぁ・・と、しみじみしてしまいます。
いやいや、しみじみするのはまだ早い!
本番に向けて、あとはメンタル面でのサポートと、健康管理に励まなければ・・

と思っていたら・・

昨夜2時頃、何度かトイレに起きた娘・・ひどい下痢をしていたようで。
ノロ注意報が学校でも出されており、隣のクラスでは発症していえるお子さんもいるとか。
勘弁してーー!と眠気もふっとぶハハ。

「またお腹痛くなるかもだから、学校休めば?」と言っても、
「お腹の調子が悪いのは最近はいつものことだよ」なんてケロッとしてます。
吐き気はないということなので様子見ですが、今日は学校にインドの方が来てくださって一緒にカレーを作る日だそうで、宿題の玉ねぎの縦薄切りしたものを持って登校しました。
弱った胃腸にスパイスたっぷりのカレーですか・・(T_T)

もしかして、強気な娘も、直前の緊張とストレスが胃腸にきているのかもしれません。
「ストッパ」をお腹が痛い時に試しに飲ませたら、「よく効くね」と言っていたので、ストッパ様をお守りに、あと少し、頑張って突っ走って!
マスク嫌いなのに、今朝は「今日からマスクしていこうっと」なんて、マスクをして行きました。
登校する後ろ姿を見送りながら、成長したな・・と、なんとも感慨深い朝でした。

11歳にして大きな本気体験をしている娘に、家族一丸となってエールを送りつつ、これから本番に突入したいと思います。
結果は「時の運」。どんな結果でも、受け入れます。

受験生の皆さん、お互いに頑張りましょう!

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
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2010年01月13日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第15回 「お試し受験」の巻♪


投稿者 竹之内ふうこ

始まりました!中学入試。
1月10日の埼玉県に続き、1月20日からは千葉県。
埼玉、千葉の学校が本命の皆さん、自分の実力を出し切って頑張ってください!!
その他、地方の私立中の入試も、東京の会場で行われています。

ここ数年、東京・神奈川在住で、本命校の入試が2月1日〜の受験生も、1月入試、いわゆる「お試し受験」をするパターンが多いようです。
実際は遠くて通えない学校を、2月の本番のための練習、という位置づけで受験するのです。
塾からも、必ず受けてください、と言われます。

我が家も、先日、1校だけ受けました。
地方の学校なのですが、会場は東京の大学です。
会場が大学の大教室、受験者は2000人以上、という状況なので、本番の試験とは全然雰囲気も違うのですが、寒い時期に遠くに受験しに行くのがいやだったのと、模試のような結果報告書を出してくれるというので、最後の弱点見つけにもいいかなと思い、受験しました。

模試っぽいとはいえ、やはり本番は本番です。
娘も、前日の持ち物の準備に手間取ったりしていたので、やはり体験しておいてよかったと思ってます。

試験が終わった後も、

やはりカイロは持っていく(私が持って行けーって言ったのに「いらない」と持っていかなかった)
鉛筆をまとめる輪ゴムは1本ではなく2本がいい(鉛筆は、転がり防止のため、輪ゴムで束ねて机の上に置くのです)
消しゴムにも輪ゴムを巻いた方がいい

など、自分で気付いたこともあり、2/1の本番に活かせると思います。

お正月に去年の過去問に取り組んでいたのですが、娘には難しかったらしく、途中で投げ出す始末。
私も、1月はもっとレベルを落とせばよかった・・と後悔し、こりゃやばいかも・・とドキドキ。
めずらしく本人も「落ちたらどうしよう」と弱音をはいていました。
本番の試験は、過去問のように「全然できなかった」というわけではなかったみたいなのですが、どうなることやら。
その学校には入学はしないんだから、合否はどうでもいいといえばいいのですが、本命に向けての勢いをつける、という意味で、やはり合格は欲しいものです。
明日、合否が分かります。ちょっぴりドキドキ。

しかしこの学校、今年の出願者は2600人だったそうな。
試験終了後なかなか会場の建物から出てこない娘を待ちながら、ついつい、出願料15000円×2600人を計算してしまいました(笑)
東京から何人入学するかは分かりませんが、知名度も上がり、東京の受験生の役にたち、そしてその利益で学校の施設がよくなったりするのであれば、それもアリですよね。


周りの1月受験をしたお子さんたちの合格が次々と分かってきています。
やはり同じ塾で一緒に勉強してきたお子さんの合格は、娘にとってとても励みになるようで、自分のことのように興奮し喜んでいます。
今は毎日塾に詰め、「試験が終わったら塾に直行するからね!」などなど、娘にとっての塾の存在の大きさが分かります。

あと少し・・この調子で、テンション下げず、風邪引かず、突っ走って・・
それだけを祈ってます。

さぁ、これからのハハの役目は、出願。
願書の清書もしなければ(汗)

受験生のチチハハの皆さん、胃に悪そうな、落ち着かない日々ですが、あと少し、健康第一で、がんばりましょう!


【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
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【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第14回 暗記・暗記・暗記!の巻♪

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2009年12月04日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第14回 暗記・暗記・暗記!の巻♪


投稿者 竹之内ふうこ

ふぅぅ、東京の入試本番まで、あと2ヶ月を切りましたっ。
千葉・埼玉の入試本番までは、あと1ヶ月ちょっとですね!
この1ヶ月も、恐ろしく早く過ぎ去ってゆきました・・
こんなにいっぱい!と思っていた模試も、残すところ、あと2回。
最後くらい、偏差値を見て小躍りしてみたーーい!!(涙)

さて、12月ともなると、受験生たちは、過去問に必死に取り組みつつ、知識の再確認をしています。
そう、暗記です、暗記!

典型的な暗記科目といわれる社会でも、資料を読み取る問題や作図の問題、時事問題など、ただの暗記では対応できない問題が増えてきています。
が、が、その手の問題でも、やはり基礎となる知識があるから「思考力」も発揮でき、ステキな記述だって書くことができるのよね・・と、過去問などを見て再認識。
理科だって、実験結果の考察の問題などでは「知識」が邪魔をする・・なんてことも言われますが、知識が必要ないという意味では決してないのです!それに中堅女子校にはまだまだ必須の生物分野は、もろ、暗記!の世界。


過去問の出来は気になるので、娘の解答用紙をチェックしているのですが、初めの頃は、基礎的な知識問題をあまりにボロボロ落としていることに愕然としました。

学習漫画すら読もうとしなかった「活字拒否症」気味の我が娘・・いちばん勉強がいいかげんになっていた5年後半の歴史分野は特に苦手。
私の情操教育が貧弱だったせいで(汗)、草花には興味なし!虫なんて大っきらい!な娘にとって、生物分野は(だけじゃないけど)、夏休みが終わってもまだまだ大穴だらけで、本当にヤバイ状態でした。
暗記が苦手というわけではないと思うのですけど、とにかく、歴史や生物に興味が持てないのでしょう。私もそうだったから、よく分かります。
9月以降の復習で、断片的だった知識がつながりはじめ、ちょっとはマシになりましたが、それでも今でもまだアヤフヤな知識分野がたっくさん(涙)
合否のボーダーラインをうろついている身としては、手っ取り早く、理科と社会の知識問題で、あと10点ずつアップしたいところです。

ほれ、暗記!暗記!とにかく覚えろーっ!

と叫んでみても、うざがられるだけなので、ちょっと楽しそうな暗記教材を収集してみました。


活字がだめなら、音声だ!


有名どころなので知ってる方も多いと思いますが、ミスターツカム氏の理科暗記CD「愛のメモリー」
随分前に買って、たま〜に聞かせてました。
つい先日、続編の「最愛のメモリー」も出ました!まさに、今の我が家には救世主!
たとえおもしろい替え歌でも、気分がのらない時にかけるとうざがられるので、かけどきを見計らって流します。
おもしろいことに、下の娘がやたらと反応するのです(笑)
つられて受験生の姉も反応するので、2人そろっている時に、妹に聞かせる感じで流します。
ノッテル時は、歌って踊って、絶叫したり、歌詞を書き始めちゃったり、と、やかましいけど、とってもよい感じです♪
私も、頭から離れなくって、気付けば口ずさんでいたりして、時々困ります(笑)
でも、暗記効果は抜群♪
それぞれの月の南中時刻とか、心臓から出る血管の名前と働きとか、虫媒花・風媒花、単子葉・双子葉、星座などなど、おかげでかな〜り覚えました。ミスターツカム、万歳!

もうひとつ、すごい!と思ったのが、荘司雅彦さんの「中学受験BIBLE」についていた付録のCDです。
外国(主に中国)から見た日本の歴史を解説してくれているのですが、一通り歴史の勉強をしてから聞くと、「そういうことだったのか!」と理解が深まるに違いありません。荘司さんもおっしゃってるとおり、このCDを目的に本を買ってもよいくらいだと思います。(本もすばらしいですけど)

もうひとつ!歴史の年号を覚えるのには、ゴロ合わせが必須ですよね・・
こちらのゴロ将軍を、音声で利用するのではなく、年号順に単語帳にしてそばに置いています。
年号の暗記なんて必要なの?歴史の流れを覚える方が大事なんじゃないの?と思っていたのですが、いやいや、年号暗記は大きな武器になる!と確信しています。
「歴史の流れを覚える」と一言で言っても、歴史が苦手な子にとっては、それが難しいのです。年号を暗記しておけば、問題文中の「○世紀前半」とか「○年頃」というヒントから、答えを推測できたりします。
笑えるゴロもたくさんありますし。

他に、社会の地理「ニッポン丸暗記」というCDを知り合いから譲ってもらえたので、それも聞かせたりしていました。

受験勉強は、こういう楽しげな暗記教材だけに頼る、というわけにはもちろんいきませんが、なんといっても相手は小学生!より楽しく、ラクに、暗記できたらいいですよね♪
下の娘は小2で、意味も分からず歌っている部分が大半だと思いますが、これから勉強が進むにつれて、「あ、これ知ってる!」とか「こういうことだったんだ!」という発見があるに違いありません。そんなことで勉強が楽しくなったりするんだろうな〜なんて、ちょっと期待しています。

ちなみに、我が家では、音声は、常に電源が入っているリビングのパソコンのiTunesに入れておき、それ用のプレイリストを作って、子たちが勝手に聞けるようにしています。
CDを出し入れしたりしなくてよいのと、この曲もう一回!とか、今のところもう一回!とか、そんな操作が簡単にできて使い勝手がよいです。

皆さま、他にも何かよい暗記術があったら、人助けと思い、ぜひぜひ、教えてくださいっ!
よろしくお願いいたします m(_ _)m


【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
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【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第13回 志望校を絞るの巻♪

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2009年11月04日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第13回 志望校を絞るの巻♪


投稿者 竹之内ふうこ

ううう、入試まで、あと3か月を切りました(汗)。
夏休み明けからここまでの早かったこと!恐ろしいほどです・・
きっと本番もあっという間にやってくるんだろうな〜(涙)

この時期、週末などまとまった時間がとれる日は、過去問に取り組んでいます。
「過去問カレンダー」なるものが塾から配られ、自分の志望校に合わせて過去問実施スケジュールをたてています。
第一志望校は最低5年分、3回以上、なんて言われますが・・

思うほど時間がありませんっ

9月〜12月は、模試が多い・・塾のテストも入れると、月3回は模試です。
模試は入試問題に近い演習だと思えば、直しをしっかりすることで身につくことは多いと思うのですが、大事な大事な志望校の過去問対策にも時間が欲しい!

ということで、我が家は、皆が日曜日にとる入試演習ゼミをとらない、という勇気ある決断(笑)をしました。
その分、日曜日は塾の自習室で過去問に取り組む、そして、過去問の直しや解説をお願いするために、個別授業を増やしました。現在週3コマ。塾代はこわくて計算できません(涙)


さてさて、過去問を始めるにあたり、しておかなければいけないのが、「志望校を絞る」作業です。

そうでないと、過去問のスケジュールすらたてられません・・
お子さん自身が、「絶対ここ!」という志望校を持っているご家庭もありますが(それはそれで成績との兼ね合いや併願校に興味を示さないという悩みがあるらしいですが)、意外と、第一志望校を絞り切れずに悩んでいるご家庭も多いようです。特に女子は学校が多いので、そういう傾向があるのではないでしょうか。

我が家は、10月半ばに、3校に絞りました。
当初目指していた学校は、今の時点で、偏差値が10足りません(笑)また、この夏からの娘の様子を見ていても、これからガンガン伸びる可能性は少ないだろうと私が判断し、スッパリ諦めました。
娘も気に行っていた学校でしたが、どうしてもそこ!というほど強いものでもなかったようで、「過去問対策しきれないから、ここ、やめよっか」と私が言ったら、スンナリ「うん」と(汗)。こうして2年間の片思いに終止符がうたれたのでした・・。

今、絞っている3校は、レベル的にはよい組み合わせで、今の時点では、チャレンジ校1つ、実力相応校2つ、です。
といっても、今の娘は、点数の上下が激しくて、模試の判定はアテにならず、すべてチャレンジ校とも言える恐ろしい状況ですが。確実な押さえ校があと1つ欲しいところです。
この3校は、校風がそれぞれかなり違って、塾の先生にも笑われたくらいですが、それぞれ違った魅力があって、どこに行ってもいいと思ってます。昨日は、そのうちの1校の文化祭に行ってきましたが、「ここ第一志望にしてもいい?」なんてウキウキの娘。

実は、この3校に絞った(=志望校の偏差値を落としたとも言う)ことで、かなり気がラクになりました。おそらく娘もかな・・。
志望校を落とすのは最後の最後!とか、子供の強い希望があれば第一志望は受けさせるべし!とか、いろいろな意見はありますが、やはりこれも、その時の状況や子供のタイプによりますよね。

我が家の場合、この時期まで、受験や勉強に対して強いやる気を見せたことがなかったことを考えると、これから先の3か月で俄然燃え出すということはなさそう、と判断しました。
決して受験や勉強に燃えきれなかった娘を責めているわけではありません。乗り気じゃなかった受験をここまで引っ張ってこられたわけで、よく投げださずにここまできたな〜と褒めてあげたいくらいです。心配で眠れない親も多いこの時期に、なんて呑気なこと考えてるんだろう・・と自分でも思うのですが(笑)
あと3か月弱は、楽しい中学校生活を夢見ながら、過去問と基礎のおさらいをしっかりやって、自分の志望校レベルまで仕上げていってほしいです。

と、今は私も自分でも意外なほど穏やかな気持ちでおりますが、きっとまだまだ波乱はあるでしょう。
例えば、

「こんだけ志望校のレベル落としたんだから、過去問で合格最低点+30点くらいはとれるようになれよーーっオラオラーッ」

とか(汗)

ふぅ。寒くなってきましたね・・
先日、姉妹で(たぶん、新型)インフルエンザにかかりました。
やはりインフルエンザです・・リレンザを飲んでも、高熱が4日続き、寝込んでいました。
本番にインフルエンザだけは避けなければ・・。
入試前に、病気感染予防のために学校を休ませる親御さんの気持ちがとても理解できる今日この頃です。
今年は、季節性インフルエンザの予防注射を家族で受けに行きます!


【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
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【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第11回 夏は受験の天王山?ふぅ。
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第12回 カフェ勉のすすめ♪

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2009年08月17日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第12回 カフェ勉のすすめ♪


投稿者 竹之内ふうこ

お盆休みも終わり、夏休みもあと2週間!
受験の天王山を上っているのか下っているのかよく分からない我が家としては、
もっとあってほしいような、早く終わってほしいような、変な夏休みです(笑)

mac.jpg塾のお盆休みが5日間あったのですが、家ではなかなか集中できない娘・・
せっかく邪魔になる下の娘を単独帰省させ、勉強する環境は整えてやっているのにっ!

と、怒ったところで仕方ないので、気分転換に「カフェ勉」を提案してみました。
これが、娘にはヒット!
お盆休み、一日一軒、勉強道具を持って、いろんなお店に出かけてみました。

スターバックス、マクドナルド、サイゼリア、ジョナサン、モスバーガー。

娘に「どこが一番勉強しやすかった?」と聞いたところ、スタバとモスだそうで。
スタバは、隣のテーブルとの間隔がせまくて、私なんかは隣のカップルの会話が気になって仕方なかったのですが(想像するに、これから付き合い始めるかも??のカップルで、やたら盛り上がっていて、ところどころに駆け引きも・・笑)、娘は、うるさいと感じたら愛用のi-podで自分の世界に入り、気にせずカリカリやっていました。そんなものなのですね。私の感覚からすると、音楽を聞きながらなんて、とてもじゃないけど集中できないのですが。
モスは、夜ごはんの後、お散歩がてら行ったのですが、お店もすいていて、ぐっと集中できてました。

NGだったのが、ごはんを食べがてら・・というパターン。
そりゃそうですね、お腹一杯の時は、やる気しないですよね。朝マックの後も、眠い&満腹で、15分で終了!でした(涙)

ということで、今後のカフェ勉は、午後のお茶タイム、または、夜のお散歩タイム、に連れていってあげようと思います。

カフェ勉自体は、がんばっても一時間ですが、気分転換にもなるし、「ちょっと大人気分」がうちの娘にはツボだったようで。
勉強は受験が終わってからもまだまだ続くものだし、自分なりの勉強スタイルを見つけてほしいな・・という思いもあり。
でも、とにかく今は、少しでも勉強量を増やしてほしいハハとして、なかなかグッドアイデアだったなぁと思います。


そんな娘ですが、今朝、「栄光の森」という、栄光ゼミナールの勉強合宿に旅立ちました。
4泊5日、勉強漬けになるらしい(笑)
娘は、旅行感覚なのか!?結構楽しみにしていたのですが、毎年「脱走者」が出るとか(笑)
とにかく、

「少しでも何かを身につけて帰ってきてくれよーっ!(できれば、やる気を・・)

と心の中で叫びながら、送ってきました。

まだまだ暑さは続きます。親子ともども、夏バテしないよう、頑張りましょう!


【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第8回 「あと1年!」を効率的に学習するために
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第9回 初めての外部模試♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第10回 学校行事との両立?
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第11回 夏は受験の天王山?ふぅ。

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2009年07月31日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第11回 夏は受験の天王山?ふぅ。


投稿者 竹之内ふうこ

とうとうやってきました、夏休み(涙)
受験生にとって、というよりは、受験生の親にとって、「今やらなきゃ、後はないよ」的なプレッシャーが、重く重くのしかかり、夏バテも倍増してしまいそうなアツイアツイ毎日ではないでしょうか(うちだけかしら・・涙)

夏期講習に通う生活も軌道にのり、あっという間に7月が終わろうとしています。
夏休みは1日10時間勉強!なんてことが当たり前のように決められている塾やご家庭も多く、そんな情報を見聞きしていると、ついついそれが普通のことのように思えて、それくらいしないと志望校合格はない!と確信してしまったりする愚かな私ですが。
実際、そのくらい頑張っているお子さんは山ほどいるわけですが、逆に、そんなに頑張れないお子さんだって山ほどいるわけで・・。

夏休みは頑張る!という兆候を見せていたにもかかわらず、7月にして完全に後者の我が家の娘。

親がちょっと助言しようものなら、耳を貸さないどころか、反抗ばかりで逆効果。


「バトルは時間の無駄・・」
「バトルはモチベーションアップには逆効果・・」
「この子なりに頑張ってはいる・・」
「大人なんだから、忍耐忍耐・・」


と呪文のように唱え、ぐっと、ぐぐっとこらえる夏休み。やたら疲れます(汗)


今日だって、塾が休みで時間はたっぷりあるのに、「今日の分は終わったもん!」(9日分たまってるだろーっ、怒)と、基本問題をさらっとやっただけで、平気でテレビを3時間見続け、マンガを読みながら寝てしまった娘を見て、イライラしつつ、深〜い溜息をついていたところです。
修学旅行から帰ってきたばかりで、明日からまた長い時間ずっと講習で、と、ゆっくりしたいのも分かるんだけど。
基礎がまだまだで、志望校ははるか遠く・・という現状を認識しているはずなのに、それでもなぜやるべきことをやれないのか、それが不思議で仕方ないというか、あきれてしまうというか、もうあきらめるしかないというか。

想像していた夏休みの受験生像とあまりにもかけ離れていて、7月はそれについていけずに悶々としていました。

が!やっとそんな娘を少しは理解できるようになってきた今日このごろだったりします(汗)

大体、今まで超マイペースでやってきた娘に、いきなり1日10時間の猛勉強を求めること自体、無理だったんです。
「はい、今日から夏休みです。今日から1日10時間、きっちり集中してがんばってね。」って言われてもねぇ・・多少やる気があったって、体も頭もついていきませんよね・・納得(苦笑)

君は、いつになったら、本気モードになるんだい?

と、イライラするのはやめ、夏から秋、冬、試験本番、と、ちょっとずつ本気モードになっていってちょうだい、と、笑顔でちょっとしたことも褒めながら、本気モードに導いていくしかないようです。

なんてことに気付いた、7月の終わりでした。

甘いなぁ・・と思いつつも、十人十色、我が家は我が家。
いやはや、ほんとに、親が思うようには進まない、中学受験道です・・(笑)


【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
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【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第9回 初めての外部模試♪
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第10回 学校行事との両立?

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2009年06月12日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第10回 学校行事との両立?


投稿者 竹之内ふうこ

春の行事も一段落し、東京も梅雨の季節を迎えてしまいました。
受験生にとっては、嵐(夏休み)の前の静かなひととき・・なのでしょうか。いや、それはうちだけか(汗)

我が家の娘が通う小学校では、春に運動会があります。
今年は、雨で延期になったり、終了間際にまた雨が降り出して残り種目を後日行うなど、バタバタしましたが、なんとか終了。
ほっと落ち着いたところです。

最高学年である6年生は、組体操やら騎馬戦やら、事前練習がヘビーな種目ばかりな上、係の仕事やら何やらで、運動会前は毎日ヘトヘトで学校から帰ってきます。
運動会前の数週間は、勉強に関しては多少目をつぶるというか、

運動会が終わるまで忍耐強く待つしかない

といったところでしょうか。

子供に、「朝練や居残りのない係を選びなさい」なんてこと、言えませんしねぇ(涙)

妙に張り切り屋の娘は、最もヘビーな応援団&吹奏楽クラブを自ら選び、そして軽量級ゆえ、組体操や騎馬戦では「上に乗る人」、と、運動会一色の数週間でしたっけ。

学校行事は、子供も楽しみにしているし、もちろん塾などよりも優先されるべきことであり、親も大いに応援すべきなのは明白です。

が、が!実際問題、毎日ドロドロヘトヘトで学校から帰ってきて、塾に行くので精一杯、未消化の宿題が積まれていくのを見続けるのは、親の精神衛生上、キツかったです。
今はとにかく、終わってほっとしてます。

「運動会、秋でなくてよかった・・」とまぁ、プラス思考で(笑)

しかし、運動会以外にも、まだまだあるんですよね、塾を休まなければいけない学校行事が!(笑)

ここらの小学校は、2泊3日の日光への移動教室(修学旅行?)が、なぜか夏休みにあります。「受験の天王山」である夏休みに、丸3日間、夏期講習を休むのです・・事前に分かっていたこととはいえ、「なんで夏休み〜〜??」と愚痴りたくもなります。

さらに我が家の場合、吹奏楽クラブに入っているので、土曜日に演奏に出かけなければいけないことが何度かあります。そしてその前には土曜の特別練習と毎日の朝練。

オプションでとっている土曜の授業が何度もパーになる・・

安くない授業料を払っている親としては、「もったいない」と愚痴りたくもなります。

いつか、ポロッと、

「あーあ、また土曜日の塾休まなきゃいけないんだね、もったいなーーい」

と娘の前でつぶやいてしまったことがあります。
その時、娘は、

「じゃぁ、演奏会に行かなきゃいいっていうのっ??」

とキレました。
ごもっとも・・母が悪うございました。
娘は、6年生として、学校のクラブ活動を一生懸命頑張っていたのです。その頑張りに、母が水を差すようなことを言ってどうするんでしょうね・・母、反省しました。こんなこと言うくらいなら、吹奏楽クラブに入れなきゃよかったんですから。ふぅ。


これから受験が近くなると、不安と焦りから、親の判断能力が普通でなくなってしまうことがあるかもしれません。
せめて、学校行事は事前に分かっているのですから、その前後は勉強がいつもどおりに進まないのが当然、くらいに考えておく、いや、覚悟しておこうと思います。
子供たちにも貴重な気分転換になるでしょうし、どうせなら気持ちよく、親も一緒に楽しんであげた方が喜ぶことでしょう。「勉強がおろそかになる・・」なんて親がプンプンしていていいことは一つもありませんしねー。

気持ちよく親子で学校行事を楽しんだ後は、また勉強を頑張る!
メリハリをつける、切り替えをうまくする、そんな訓練になるといいな。
って、大人でも難しいんだけど・・(汗)

なんてことを、自分に言い聞かせている、今日この頃です(笑)

体調を崩しやすい時期です。
健康管理に気をつけ、塾弁の中身にも気を付け(笑)、がんばりましょ〜う!!

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
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【習い事と中学受験の両立を目指す】 第8回 「あと1年!」を効率的に学習するために
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第9回 初めての外部模試♪

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2009年04月14日

【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第9回 初めての外部模試♪


投稿者 竹之内ふうこ

子どもたちの新学期も始まりましたね!
我が家の娘も正真正銘の6年生・・ということは、私もいよいよ受験生のハハ(>_<)
ということで、今後は【習い事と中学受験の両立を目指す】改め【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】でお付き合いのほどよろしくお願いいたします。

天才でもなく、かといってコツコツ努力型でもなく、現在の成績は中の中、口だけは達者なプレ思春期6年女子の現在進行形の中学受験奮闘記を、これまた中学受験初体験のハハ目線でお届けしていきたいと思います。

近頃、周りの受験生ハハたちと話していると、新6年になって、子供が一気に勉強に身が入るようになったと言います。

グチを言い合っていたママ友たちも、「もう夜はテレビついてないよ」とか「春期講習は、今までにないくらいよくやった」とか「勉強にかける時間だけはすごいよー」とか。
そういう発言を聞いてかなり焦っている私。

娘も、前よりは勉強しているとは思うし、新6年になって受験を自分のものと意識し始めたことは大きな進歩だとは思います。
ただ、勉強に関しては、客観的に見ても、これまでの頑張りレベルが低すぎたので、「まだまだできるでしょー」と思ってしまうハハ。

でもそれを口に出してしまうと、一気に娘のやる気をそぐことになるし、この時期にバトルをしたっていいことは一つもなし!
娘は娘なりにいろいろ考えてはいるみたいだし、今はそれを行動に移せていないだけ(のハズ)。
娘の性格を考え、忍耐強く、ハハは「見守るだけ」と決心しています。ああ、忍耐。
でも、これも客観的に見て、じっと見守られるだけで、自分で成績上げられるほどデキル子ではないので、ここは塾の先生と密談をして(笑)、お力をがっつり借りたいところです。

さて、6年ともなると、模試が増えますね。

おとといは、大きな模試のひとつ、四谷大塚の「第一回 合不合(ごうふごう)判定予備テスト」でした。
(「合不合」ってすごいネーミングですね、涙)

この四谷大塚の合不合判定テストは、秋までに6回あり、志望校判定の大きな目安とされます。
春の2回の「合不合判定予備テスト」は、サピックス生がまだ受けないので、判定はあまりあてにならない・・ようなことを言われていますが、まずは「場慣れ」ということで、塾から受けるように言われます。

娘も、今までは塾内でのテストしか受けたことがなかったので、昨日は初めての外部模試!
娘ったら、何かイベント感覚だったらしく、前日からソワソワ、準備はバッチリ!
テスト会場は、近くの私立中学校です。ゾロゾロと受験生親子たちが会場に向かう中、キョロキョロしつつも緊張気味で吸い込まれていきました。

終わってから「どうだった?」と聞くと、

○○ちゃんと○○ちゃんもいた!

とか、そんな話を延々と(涙)

友達探しに行ったんじゃなーーーい!!

受けさせてよかったです・・。
場所が変わっても、テストに集中できるよう、慣れてもらわないと。

でも、正直、学校のお友達にこんなに会うとは思いませんでした・・
クラスの同じ班の子が全員受けていたとは・・改めて受験する子の多さに驚きます。


夜になって、おもむろに自己採点し始めました。
これも6年になってからするようになったことです。感心感心。

が、毎度点数を出すだけで終わっている・・
点数にもクラクラきましたが、採点後に問題用紙を捨てようとしていた娘の手をガシッとつかみ、

ハハ:「間違ったところはやり直そうね」
ムスメ:「やだね」

これも今後の大きな課題のひとつです。
間違い直し、大嫌いなんですよね・・。
塾外のテストでも、解説授業してほしい・・。

今週末は、これまた大きな模試の一つ、「統一模試」です。
会場は、先週とは別の私立中学校を選んでいます。
ここは志望校の一つなので、学校見学も兼ねて、ふんばってほしいところです。


ああ、まだ4月です。だけど、あと9か月!
息切れしないよう、受験生チチハハの皆さん!明るくプラス志向でがんばりましょうねっ!!

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
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【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第8回 「あと1年!」を効率的に学習するために

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2009年01月22日

【習い事と中学受験の両立を目指す】第8回 「あと1年!」を効率的に学習するために


投稿者 竹之内ふうこ

埼玉と千葉では、既に中学受験が始まりましたね。東京・神奈川の受験生も、「1月受験」と称したお試し受験をされた方も多いことでしょう。
受験シーズンに突入し、5年生の我が娘にも変化が見られました。冬期講習あたりからでしょうか、塾がピリピリとした受験モードになったらしく、ここにきてやっと「受験する」ということが具体的にどういうことなのかを把握した様子(笑)
「1年後は○○も必死で過去問やってるんだよね」なんて発言に、こっちがびっくりです(笑)受験モードの伝染(?)、これもグループ授業のメリットの一つですね。
今年の2月1日は日曜日ですし、この際、せっかくなので、受験会場に連れていって、遠くからでも眺めさせようかな、とも思っています。
受験生の皆さんには、とにかく体調を整え、持っている力を発揮して悔いのない受験をしてほしいな、と、心から願います。


さて、現5年生も、塾では来月からは新6年生。本当にあと1年(汗)・・

新しい単元の学習は夏休み前までで、夏休み以降はそれまでの復習と演習に入っていきます。
保護者会で室長先生の話を聞いてなるほど、と感じたのは、基礎・基本はもちろん最重要だけど、これからは効率よく点数をとるための工夫も必要になってくる、ということ。
夏休み以降の復習・弱点補強・演習の時期には、志望校の出題傾向に沿って勉強するのが効率的、ということです。
例えば、過去の出題傾向から察するに、世界地理なんて出ない学校なのに、貴重な夏休みを世界地理の細かいところまで一生懸命覚えるのは無駄、です。
その時間を使って、確実に出る時事問題を鍛えておいた方が断然点数に結びつきます。

つまり、夏休み前までに出題傾向を知るには、「夏休み前までに志望校を絞っておく」必要があるということなんですね・・。
そして、志望校の出題傾向を知るには、やはり過去問を見るのが確実です。

一応の我が家の第一志望は、今のままでは99%無理・・という学校なのですが、今からあきらめるのもどうかと思い、思い切って過去問を買ってみました。
中学校の過去問なんてどうやって手に入れるのだろう・・と思ったら、大学の赤本と同じように、きちんと本になって販売されているのですね。

ネットで注文し、届いてからバラバラッと見ましたが、うーーん、買ってよかった!
各教科の出題傾向、出題分野分析表、対策などが詳しく載っています。
今から子供に「出題傾向に沿って勉強しなさい」と言っても無理な話ですが、親が把握していると、「○○中は、平面図形の問題がいっぱい出るから得意にしておいた方がいいよ」とか「細かい文法の問題はほとんど出ないから、軽くでいいよ」のような声がけができるのです。
社会は資料の読解や作図が多いので、頻出資料はコピーしてトイレに貼ってやろうかしら・・とか、理科は実験・観察の問題が多いので、受験用の実験塾を一部利用するのも効率よさそう・・などと先の計画もたてられます。

このようなことを、夏休み前から知っておくのと、過去問を本格的に解き始める10月以降に知るのとでは、実際の勉強効率も違うはずだし、気持ちの面での焦りも随分違ってくるような気がします。
塾で、個々の生徒の志望校の出題傾向を把握して、早い時期からそれに合った指導をしてくれれば助かるのですが、大ざっぱな志望校別クラスはあるにしても、個別指導で特別にお願いしているのではない限り、そこまでは期待できないのかなぁと思うので、親がやるしかないですよね・・。

「夏休み前には志望校を絞り、過去問から具体的な出題傾向をつかんでおく(親が)」

新6年生になるにあたって、このことを頭に入れておこうと思います。


さて、ここからは我が家の話ですが・・

今のままの偏差値では、思い描いている志望校は絶対に無理・・という我が家にとっては、この1年が勝負。

「今まで好きなこと・やりたいこと、めいっぱいやってきたんだから、これから1年くらい、気合い入れてガリッと勉強しなさいよっ」

というのが、私の本音。

それを分かっているのかどうかは不明ですが、娘は、1月いっぱいで水泳を辞めることになりました。
コーチが皆の前で「週3回練習に来られないのは認められない」とはっきり宣言したそうで、年末から塾で練習を休みがちだった娘は、その場でスッパリと水泳を終了する決意をしたそうです。
口では「絶対辞めない」って言いながらも、本人なりに辞める時期を考えていたのでしょうね。晴れ晴れした顔をしていたので、ほっとしました。
いざ辞めるとなると寂しい気持ちもありますが、本人が納得するまで続けられたので、娘には、あえて「卒業」と言っています。

水泳を卒業したので、新6年生からは4教科すべてグループ授業にすることにしました。でも、算数の個別授業も1コマ残しています。とても相性のよい先生なので、今後の保険として(涙)
これからは週に4日通塾しますが、平日の放課後に何もない日が2日もできるので、その時間の使い方がどうなることやら・・。

しかしまぁ、過去問を買って見たはいいのですが、どの教科も、正しい基礎基本を身に付けていることを前提として、思考力を問う応用問題や記述問題が中心であることに、クラクラきました・・
1年後の娘がこんな問題を解けるレベルに達するんだろうか・・いやはや、いまどきの小学生は大変ですね(汗)
受験のためとはいえ、こういう勉強(訓練?)をしている生徒としていない生徒が、学校では同じ教室にいるのですものね。「6年生は荒れるよ〜」というコワイ噂も、ちょっとは分かるような気がします。

さて、習い事を終了したので、次回からは【習い事と中学受験の両立を目指す】というタイトルも変更させていただきます。結局、ごく普通に、習い事を整理した感じですね(汗)
現在進行形なもので、どうかご了承くださいませ(笑)


【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」

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2008年11月03日

【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」


投稿者 竹之内ふうこ

我が家の娘も、あっという間に5年生の秋を迎えています。本当に月日のたつのは早い早い・・こうやってあっという間に受験1か月前とかになるのでしょうね(汗)

娘は、習い事(水泳)の関係で、算数と国語は、個別指導のみを受けています。
中学受験の場合、個別指導というと、グループ授業も受けた上で苦手分野を別途見てもらう、という利用の仕方が一般的かと思いますが、我が家のように、習い事などでグループ授業のスケジュールに合わせられない場合に利用するケースもあります。

4年生の7月から個別指導を受けてきて感じたのは、

個別指導は、「先生と子供の相性」と「先生の力量」で成果が決まる。

ということ。
「相性」は、単に子供が先生のことを好きとか授業が楽しいとかではなく、先生と生徒のよい関係をキープできているかということ。なぁなぁはいけません。
「力量」は、ずばり教える技量のこと。授業振替でいつもと違う先生になった時、「今日の先生、全然わかんなかった」なんてことがあったので、実際問題、教え方の上手下手や熱意の違いはあるのだと思います。

受験目的で塾に通うからには、成果(偏差値)が上がっているのか、を常にチェックしていなければいけません。
上がっていなければ、要軌道修正!!特に個別指導ならば、塾長や担当の先生とよくコミュニケーションをとって、より有効な授業にしてもらわないともったいないです。

まず第一に、個別だけに、先生がコロコロ変わったりすることもあるようですが、それは避けてもらうよう、塾に要望を出すべきです。
子供の性格や能力を把握した上で指導してもらえる方が効率がよいというのもありますが、正直、先生にとっても、「自分の教え子」という意識があるのとないのとでは、力の入り方が違うのではないでしょうか。
先生だって人間ですから、自分の教え子は合格させたい、だからいい加減な指導にはならないはずです。

第二に、担当の先生とのコミュニケーションを大事にする、ということ。
送り迎えの時に会えるなら、日頃のお礼、子供の様子、テスト結果についてなど、普段から何でも相談してよい関係を築いておくと、いざ成績が下がった!なんていう時にも、有効な対策を考えてもらいやすいのではと思います。


さて、5年の2学期は、「速さ」「比」「相似」などの算数の最重要単元目白押しの地獄の時期です。今まで算数が順調だった子も、算数が苦手!嫌い!になるかどうかの分かれ道だそうな(特に女子)。
とにかく、分からないことを残さないようにするのが肝心だそうです。

我が家の場合、算数に関しては、個別指導がうまく機能しているようです。
グループ授業の受験コースも教えているベテラン先生に、ずっと、週に個別2コマ担当してもらっています。
厳しいところもある先生なので、娘がなめてしまったりわがままになったりすることもなくて、関係は良好です。娘がダラダラしていた時に厳しく注意されて娘が泣いてしまった、なんて報告されたこともありますが、それはそれでありがたいことです。
宿題もやっていかないと怒られるとかで、それなりにやっていますし、マメに電話連絡もいただけるので、私も頼りにしています。
教え方は、ベテランのプロの塾講師なので問題ありませんし、基本的にグループ授業と同じテキスト、同じ進度で進めてもらっているので、塾の定期テストでも算数に関しては安定しています(今のところ・・)。
分からないことの積み残しが心配なこの5年の2学期も、先生に個別で厳しくチェック&フォローしてもらいつつ、なんとか乗り切って、算数を得意科目にしてほしいなぁ・・と強く強く願っています(他が足をひっぱるので・・涙)。

一方、国語に関しては、これがうまく機能していないのです(涙)。
週に1コマしかとっていない、というのもあるとは思うのですが、国語に関しては、知識問題や漢字など、重要だけど家庭学習に任せられる部分が多いのですが、ハードスケジュールな我が家に家庭学習で・・というのは厳しいし、チェックがゆるければ子供はやりません(きっぱり)。
算数の先生くらい厳しくやってくれればいいのですが、先生も何度か変わり、頼りない感じです。
面談の時などに、漢字の確認テストをしてほしいとか、宿題をやっていない時は自習室で居残りさせてほしいとか、要望は伝えているのですが、なかなかうまくまわりません。
つい最近では、塾内の定期テストまでに、範囲が全然終わりそうにないことが発覚し、娘自身も「これじゃぁ今度は全然点数とれない~」とメソメソする始末。
娘がテストの点数にこだわり始めていることを知り(今までは全然だった・・)、「国語はグループ授業にしない?」とささやいてみました。
国語のグループ授業は、水泳の練習曜日と重なります。水泳は絶対辞めたくない娘。
「水泳を辞めなくても大丈夫なら国語はグループでもいい」と言うので、まずは私が水泳のコーチに直談判・・なんとかうまく話をまとめ(笑)、期間限定で週3日の練習を週2日にしてもらいました。よっしゃーっ!!
はれて、国語は今月からグループ授業です。グループでは格段に宿題が多くなりますが、授業時間も長いのでその時間内で身につくことも多くなるでしょうし、宿題チェックも厳しいのでがんばって宿題もやるでしょうし、かなーり遅れをとっている娘ですが、周りのお子さんたちから刺激を受けて、うまくまわることを祈るのみ。

こんな感じで、個別については、うまくいけば最高、そうでなければ最低、になるのかな、と思います。教科による向き不向きもあるでしょう。
親は塾に任せっきりにしないで、成果をきちんとチェックし、時に口うるさい親になって塾と交渉することも必要だと思います。


一方、グループ授業に関しては、メリットはやはり、周りの頑張っている子から刺激をもらい、競い合って伸びる、ということでしょうか。
我が家では、季節講習だけは4教科ともグループ授業でした。
娘の場合、「塾が楽しい」=「塾のお友達との交流が楽しい」のようなので、個別よりもグループの方が楽しいみたいです。
お友達と志望校の話をしたり、この夏休みは超ハードは勉強スケジュールをともに頑張ったり、「受験」がちょっとずつ現実のものになってきたのは、グループ授業のおかげです。
デメリットは、個別ほどはチェックやフォローが手厚くないので、分からないことを積み残しやすい、ということや、あとは、さぼろうと思えばいくらでもさぼれる・・ということでしょうか(汗)。

個別もグループも、うまく組み合わせて効率よく利用できればよいですね!

それにしても、どんどん塾代に鈍感になっていく自分がコワいです・・

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
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【働きながらお受験を目指す】 【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻

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2008年07月17日

【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻


投稿者 竹之内ふうこ

こないだ新学期が始まった!と思ったら、あっという間に夏休みです。夏期講習です(汗)

普段の娘は、習い事の関係で、理科と社会はグループ授業(栄光ゼミナール)、国語と算数は個別指導(栄光ビザビ)を受けています。
でも、時間的に余裕のある夏休みは、個別はお休みし、グループ授業の夏期講習にみっちり行ってもらいます。

ハハの狙い
その1:少しでも周りの子たちの受験ムードに触れさせたい!
その2:塾に通う時間と日数を多くして、少しでも勉強モードの時間を長くしたい!

さぁどうなる!?

「夏休みは受験の天王山!」などとよく言われますが、うちはまだ5年なので、ノンビリしたものです。
・・というのは親だけみたいで、娘は何やら塾でお尻をたたかれている様子!!

自分が受講する講習や習い事・旅行のスケジュールを全部書き出し、先生に提出すると・・なんと、夏休みの学習スケジュールがみっちりと書き込まれて返ってきたではないですか!!


・時間
・場所
・具体的な勉強内容(テキスト)

この3つを揃えてやらないと、子供はなかなか勉強しない、と室長先生が言っていたのを思い出しました。
このスケジュール表は、この3つが盛り込まれた細か~いものです。

私だったら、


「実現可能なスケジュールじゃないと、意味がなーーい!」


と「即却下」するハードな(非現実的な)ものなのですが、娘は、

「わー、この日は自由時間が30分しかなーい♪」

なんて言いながら、ルンルンで眺めてます。
こんなの初めてなので新鮮な気分なのでしょうか。それとも、スケジュール作っただけで、やった気になってるんでしょーか(涙)
まぁ、どこまでやれるか、見守ることにしますけど。

ちなみに、夏期講習突入前の今は、「夏休みからやるから、いいの!」なんて、最低限の宿題すらあやうい状態です。とほほ。


それにしても、こんなビッチリ勉強だらけのスケジュール表を子供に受け入れさせる、というのは、グループ授業だからこそ、周りのお友達が同じようなスケジュールで頑張っているからこそ、だと思います。
個別では考えられないし、ましてや家庭でそんなスケジュール表を作ったって見向きもされないでしょう。

あれほど拒否していた自習室なのに、「○○ちゃんと朝から自習室行くから、ママ、お弁当つくってね」なんて言ってます。


さぁどうなるのでしょう・・5年の夏。
受験生の自覚が少しでも芽生えてくれるといいのですが・・。

また途中経過を報告したいと思います。

さぁ夏休み!
受験生とその家族の皆さん、頑張りましょーう!!
お弁当作りもね・・(汗)

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2008年03月24日

【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?


投稿者 竹之内ふうこ

そろそろ春休み♪ 2か月前はまだ渦中にいた「元」中学受験生たちも、受験から解放されて、新しい学校生活を楽しみに過ごしていることでしょう。
何人かの身近な知り合いが渦中にいましたが、受験生本人はもちろん、親もこんなに過酷な状況になるのか・・と思い知らされました。ああ、2年後の我が家は一体どんなことになっているのでしょう・・想像できません(涙)


さて、テーマを「習い事と中学受験の両立を目指す」に勝手に変更させていただいたまま、間があいてしまいました。

我が家の娘も、細々とですが、新5年生として、個別指導とグループ受講を組み合わせて、受験勉強続行中です。4年生の間は、個別指導で国語と算数を、本当に細々と。2月の新5年生からは、それに加えて、理科と社会をグループ受講しはじめました。


さて、まずは少しばかり、昨年を振り返ってみたいと思います。

昨年6月に大手進学塾のサピックスを辞めた娘は、その後すぐに体験授業を受けた個別指導塾(栄光ビザビ)を大そう気に入り、週に一度、国語と算数を1コマずつ受講し始めました。
娘が大そう気に入ったのは当たり前といえば当たり前で、裏では事前に室長に全てを話し、当時の娘に合った学習内容や進め方、先生のタイプなど、受け入れ体制を整えていただいていたのです。なんとか「勉強なんて嫌いだ!」という状態を脱して、細々とでも受験勉強を続けさせたかったのです。

体験授業を担当してくださった先生は、

「いやぁ、○○ちゃんの体験授業の70分で、あの日のエネルギーすべてを使い果たしました」

と後で告白してくれましたっけ(笑)。
自分でお膳立てしておきながら、「なんでここまでしてやらないといけないのか!娘よ、お前は何様だ!」と逆ギレしたくなることはその後もしょっちゅうで、「ここまでして中学受験という選択をするのか?よかれと思ってしていることが、本当は娘のためになっていないのでは?」と自問自答の日々。今でも揺れることはあります。それでも、中学受験の目的は?に立ち返り、気持ちを持ち直す・・といったことを繰り返す日々でございました。


さて、塾を週に一度の個別指導塾に変えてゆるやかにしたところで、習い事の方はというと・・

タイミングよく、通っていたスイミングスクールで、念願の選手コースに入れてもらえました。(ピアノとそろばんは、時間的に無理なので、キッパリ辞めました。)
スイミング選手コースは、週3日、5時半に家を出て8時半に帰ってきます。ガリチビの娘は、帰ってくるとクタクタです。が、楽しいのでしょう、どんなにハードな練習でも、前向きです。弱音は吐きません。

もうひとつ、習い事ではありませんが、学校の器楽クラブの活動も本格化してきました。トロンボーンを与えられた娘は、前夜のスイミングの練習で疲れていても、週3日の朝練の日は自分で起き、張り切って登校します。演奏会前は、朝練は毎日になり、放課後練習や土曜日の練習もあるのですが、感心するくらい真面目にやっています。
(余談ですが、受験優先のママは、子供が「器楽クラブに入りたい」と言っても、絶対阻止するのだそうです。活動がハードですからね・・。でも、私は、一生懸命取り組む娘を見て、入れてよかったなぁと心から思います!)

こんな感じで、スイミングとトロンボーンは、私はほぼノータッチですが、自ら本気で取り組むし、それなりの成果も出しています。


一方、勉強の方はというと、残った時間と体力でとりあえずやっている、まさにそんな状況でした。塾には行くことは行きますが、宿題(娘に合わせて量はかなり少なめ)すら進んでしようとはしませんし、やらずに済むならやりたくないと思っていたに違いありません。なので、私とのバトルは絶えませんでしたし、塾のテストの成績は、はっきり言って、問題外。着々と受験勉強を進めている子たちとの差は開く一方で、新5年を前に、焦るのは母のみ(涙)
「これってもしかして、状況は前と変わっていないのでは?でも、子供ってこんなもん??」
と、悶々とする母なのでした。

勉強にも、スイミングやトロンボーンのように取り組んでくれたら・・。そのうち何かのきっかけでそんな日がやってくるかしら?来なかったりして・・などなど、ママ友に愚痴ってはいましたが、「まだ4年だし」と思っていたのも事実(汗)


そんな状況の我が家でしたが、ちょっとした転機がありました。
ちょうど塾の保護者会でこんな話を聞いた直後でした。

5年生からは、「やらされる勉強」ではなく「自発的にやる勉強」に変えていく必要が絶対にある、と。

子供の性格とか親子関係にもよるのでしょうが、我が家の場合、まさにここを変えていかなければ、親子ともどもどんどん苦しくなっていくというのは分かりきっていることでした。

そんな時、いつものようにバトルになり、そこで娘が泣きながら言い放ったんです。
ママに管理されるのが大っきらい!算数好きだったのに、ママにあれやれこれやれ言われて、もう嫌いになっちゃった!算数が嫌いになったのはママのせいだっ。理科と社会は自分で管理するから、ママは絶対口出ししないでっ!」と。

いつもなら「ママが言わなかったら永遠にやらないでしょーがっ」から始まり、10倍返しの刑になるのですが、その時は妙に納得してしまい、「今だ!このタイミングで自立させなければ!」と決断しました。

「算数を台無しにしてしまってごめんね。これから、勉強に関してはママは一切指示しないから、自分で管理してやってね。勉強以外のことは何でも協力するから言ってね。」と一方的に伝え、「算数はママが台無しにしたからもうやらないからねっ」なんていう悪態は無視し、その日からは勉強に関しては一切口出ししないことにしました。

それまでは、「今日はコレとコレ。ここは間違ってたからやり直して。」など、かなり細かく管理・指示していました。そうじゃないと、絶対とりこぼしだらけになると思っていたのです。

だけど、とりこぼしがあろうと、自分で学習スケジュールをたてる・時間管理をする、という根本的なことは、「トライ&エラー」を繰り返して、今から少しずつでもできるようにならないといけないんだ、と気付きました。
「やらされる勉強」と「自分の意思でやる勉強」では、同じことをやっても、吸収の度合が全く違うことが、この1年でよく分かりましたし(笑)


いやぁぁ、口出ししないと決めてからは、楽になりました(笑)娘も、私に指示されるストレスから解放されてほっとしているんだと思います。バトルがほとんどなくなりました(笑)
塾の先生には、宿題の指示をもっと子供に分かりやすいフォーマットで出してもらえるように、また、宿題をやっていなかったり、間違い直しをしていなかったら、居残りさせてやらせてください、とお願いしましたけど。


とりあえず自分で「やるべきこと」を把握し、自分から机に向かうようになった、というのは、大きな進歩です。(もうすぐ5年なのに、レベル低くてすみません)

「やり方」はまだまだで、夜10時くらいから始めてみたり、貯めていた宿題1週間分を塾に行く前の1時間で必死にやっていたり(ものすごい集中力♪やればできるじゃないか)、私がいなければテレビを見ながら寝そべって宿題やっていたり、など、説教したいことはいっぱいあるけど、今は我慢我慢。

スイミングはもう少し続けたいみたいだし、両方やるには時間の使い方を工夫するしかないということにも気がつくでしょう。昨夜は、また夜10時頃から始めようとして、疲れて眠くて、「宿題が多すぎるーっ」と泣き叫んでいましたが、多少学習したのか、今日はスイミングに行く前に半分終わらせていましたし。
自分で考えながら時間の使い方とか、勉強方法を確立していく、そんな体験ができるのも受験のメリットかなーと思うので、ちょっと口は出さずに、見守ってみることにします。
欲を言えば、目的意識を持って勉強してほしい、とかありますけど、まぁ、それは我が家の10歳児にはまだ無理・・追々ということで。。

まずは、「やらされる勉強」から脱出しかけているかも!?の我が家の娘の新5年の3月なのでした。


次回は、個別指導とグループ受講について、我が家が感じた、そのメリット・デメリットを書きたいと思います。

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?

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2007年07月03日

【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?


投稿者 竹之内ふうこ

中学受験塾に通い始めて早9か月の4年娘ですが、ここでひと休み?または、ちょっとひと休みが休みっぱなしになって受験しないかも?という、ちょっと前までは考えられなかった状況の我が家です。母である私、今、どうするのが娘のためにベストなのか、ぐるぐると考えに考えていたここ数週間でございました。
【働きながら中学受験を目指す】というこのシリーズですが、現在進行形であること、また、受験にはスランプもつき物、方向転換もアリということで、こんなエントリーもお許しください(笑)

さて、なぜ「ひと休み」かというと、娘が塾に通うことをいやがり始めたからです。
前回のエントリーで、塾通いのことについて書きましたが、思いもよらず、早くも一回目の退塾を経験してしまいました(苦笑)

<娘の訴え>

・とにかく宿題がイヤ!やりたくない!
・仲良しの友達は公立に行くので、自分も公立に行きたい
・受験をしないなら、夜遅くまで塾で難しい勉強や宿題をする必要はない
・塾より、スイミングとそろばんと器楽クラブを頑張りたいし、遊びたい
・塾優先で、やりたいこと↑を休んだりするのはイヤだ

<親の本音>

・生活面勉強面とも、安心して娘を預けられるような中高一貫校に入れたい
・せっかく身に付きつつある学習習慣が、塾をやめることで崩れるのは避けたい
・とはいえ、まだ9歳の娘に不要なストレスは与えたくない
・勉強一本ではなく、スポーツなどの習い事にも力をそそいでほしい


入塾自体は娘の意志(淡い憧れ・・)だったのですが、やはり、学校よりも先取りのレベルの高い勉強は、幼い彼女にはそれほど楽しいものではないらしく、積み上げられた宿題を前にゲンナリしていたり、やりながら癇癪を起こすことはしばしば。塾に行くこと自体は楽しかったのが、徐々に塾に行くこともいやがり始めました。
そして、退塾を決意させたのは、何よりも、娘の「勉強させられている」「ママのために宿題をやっている」という態度でした。それと、他の習い事もめいっぱいやっているので、毎日いっぱいいっぱい、疲れ切ってイライラしている娘を見るにつけ、これは絶対間違っている!受験するしないの問題ではない!今すぐ何とかしなければ!と思いたちました。
ただし、本人のせいということではなく、このような状態になるということは、塾・親を含めた学習方法が、今の娘に合っていないからなのでしょう。とはいえ、中学受験を目指す身で、「塾をやめる」という選択がこんなにも勇気のいることだとは知りませんでした。


4年女子は、何よりお友達が大事、というお年頃なのですよね。だから、お友達と同じ公立中学校に行きたいという気持ちを否定するつもりはありません。でも、この先お友達だってまだまだ変わるでしょうし(特に女子は・・)、5年6年になって、娘も、中学のこと、もっと先のことを自然に考えるようになるでしょう。私も親として、もう一つの選択肢である中高一貫校のことを聞かせたり見せたりするつもりです。娘がどちらを選ぶかは分かりませんが、もしも受験することを選んだ場合、その時こそ、遊びや習い事ともうまく折り合えるようになるのかな・・と思います。

今の私の課題は、後で「受験する」という道に戻れるように、最低限の準備はしておく(させる・・のか)ことです。
「受験するしないにかかわらず、勉強はきちんとしなければいけない」ということだけは、さんざん言い聞かせてきたので、塾をやめたからといって勉強せずにいられるわけでないことは娘も承知している様子(笑)

というわけで、習い事を続けながら、娘が納得できる形で、それなりに受験勉強できる方法をいろいろと探索中。今こそ、親の出番ですね・・。
教材研究の他にも、個別指導も含め、いろんな塾に面談に行きました。今月は体験授業もいくつか受けさせる予定です。
いやぁぁ、あるのですね、塾にもいろいろと!(涙)

タイムリーな雑誌も、2冊同時に出ましたので、ご紹介いたします。

プレジデントファミリー8月号 「うちの子にいい塾、悪い塾」
AERA with Kids 2007夏号 親子関係を決める「9歳の壁」/失敗で伸ばす学習法


首都圏では、中学受験が過熱していると言われます。
私も本当にそう思います。
塾をやめて、これからしばらくは、9才の娘と毎日夜ご飯を一緒に食べられるのだと思うと、正直、ほっとしています。お帰りなさい・・と。週に2回も、夜8時まで、よく頑張って勉強していたね・・と。

でもでも、次こそ、あなたに合った勉強方法を、ママはじっくり探し出しますからね(笑)

こんなわけで、しばらくは、「習い事と両立しながら中学受験を目指す」をテーマに、エントリーしていきたいと思います!

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び

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2007年03月14日

【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び


投稿者 竹之内ふうこ

早いものでもう3月も半ば・・そろそろ卒業式の季節ですね。
中学受験塾では、2月の中学受験が終わってすぐに、新学年の授業が始まっています。我が娘も、学校では3年生だけど、塾では4年生という不思議な状態。私が塾に電話する時も、「4年生○クラスの○○の母です」と言わないといけません(笑)

小学生が塾に入るのは、圧倒的に新4年生が多いようです。娘が通っている塾の教室でも、新4年の2月にクラスが2倍になって、3月にはまた一クラス増えました。おそらく、周りのお子さんが皆行きだして、「うちもそろそろ?」と動き出すご家庭も多いのだと思います。(らむねさんも?(笑)「小1の壁の次に来た、小4の壁」

塾選びについては、本当にたくさんの選択基準があるので、本当に悩みますね・・。

・通いやすさ
・お子さんの性格
・拘束時間
・目指す学校と合格実績
・習い事との兼ね合い
・求められる親の関わり度
・カリキュラム
・宿題の量
・学校のお友達の人数

などなど。
「出来る子はどこに行っても出来る!」というのは私もそう思わずにいられませんが、そうでない子にとっては「どこの塾だって同じ!」では決してないので、なおさら迷います。「勉強して学力をつける」「受験に合格する」という目的があって塾に通うのですから、ぜひぜひ、実際に見学や説明会に行って、「目的が達成できる=我が子に合う塾」を探してあげたいものですね・・。

首都圏の話で恐縮ですが、一般に、中学受験塾には、大手3つの塾と、地元密着型や個人経営の塾とに分けられます。

大手中学受験塾とは、
日能研
四谷大塚(準拠塾:早稲田アカデミー栄光ゼミナール
サピックス

大手以外では、地元密着型や特定の中学に強い塾などもあり、市進学院ena、個別指導のTOMAS東京個別指導学院 など、補習塾も入れると、それこそ無数にあるのだと思います。

どちらにも、メリットとデメリットがあります。(あくまでも、私見です)

■大手のメリット
カリキュラムの確かさ、優れたテキスト、情報量。集団授業で他の子の考えを聞けたり、お互いに切磋琢磨する環境。受験生同士での連帯感(6年生)。

■大手のデメリット
人数が多いので、個別対応が難しい。受験への意識が高く、親子でプレッシャーを感じる(笑)

■中小塾や個別指導のメリット
少人数制なので、個別に弱点補強などの指導をしてもらえる。雰囲気が柔らかい。

■中小塾や個別指導のデメリット
情報量に不安がある。受験生同士の刺激が少ない。


我が家もいろいろ考えましたが、現在娘が通っているのは、大手のサピックス。小3の9月から通ってます。
決め手は、通いやすさと「授業の質の高さ」でした。記述力・思考力を鍛えてくれる授業内容とカリキュラム、それに親の私が惚れてしまったのです。ワーキングマザーの大きな負担の一つ「お弁当」が不要というのも、ちょっと魅力的(笑)娘も、夏期講習だけ通った日能研よりも好印象だったみたいです。

ただ、サピックスに不安がなかったわけではありません。サピックスと言えば御三家などの難関校を目指す子たちが行く塾で、授業レベルも高く、中くらいの成績以下の子はただのお客さんになるので行く意味がない、宿題が膨大で親のサポートが大変、という通説があったからです。それでも、他の塾にもこれといった決め手がなく、そうなったらなったで転塾すればいいや・・と、とりあえず入塾。
我が家のこの半年の塾生活はまた後々書くとして、半年経って思うことは、中下位のクラスでも、そのクラスのレベルに合った授業・課題で学力はきちんと伸びるようになっている、ということ。大切なのは、子供の学力レベルに合ったクラスで授業を受け、指定された課題をきちんとこなすこと、ということです。思いっきり下位クラスだった我が家の実感です(笑)

ちなみに、小3の夏は、5日間くらいの日能研の夏期講習をお試しで受けさせました。送り迎えをして教室の様子も見ましたが、あの人数の多さに私が参ってしまいました。授業の合間の生徒の入れ替えの時など、酸欠になるかと思ったほど。自習室の雰囲気も賑やかで、学校みたいです。こんな雰囲気ではうちの娘は勉強よりお友達との遊びに走りそうだと思い、候補から消えました・・


前向きな転塾や、やむをえない転塾もあるでしょうが、転塾自体は子供にもストレスになってしまうので、やはり親が情報収集をしっかりして、我が子に合う塾を選んであげることが大事なのかなと思います。

皆さんの塾選びのお話も、ぜひコメントやトラックバックで伺いたいです!

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目

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2006年08月22日

【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目


投稿者 竹之内ふうこ

小学校受験ほどではないにしても、中学受験も、親の負担はかなりのものになることでしょう。
受験するのは子供、勉強は塾にお任せ!とはいかないのが現実。
中学受験を真剣に考えるのであれば、親だってそれなりの覚悟が必要です。

具体的に、受験生の親がやるべきことをリストアップしてみました。

 ・我が子に合った塾選び(説明会に出席、親子で見学など)
 ・必要に応じて、塾の送迎・お弁当作り
 ・必要に応じて、勉強・宿題等のサポート
 ・学校説明会・オープンスクール・行事巡り
 ・志望校についての情報収集、志望校選び
 ・子供の健康管理、精神面でのサポート
 ・塾との連携

これらが一般的な「親の仕事」かと思いますが、つまりは、

我が子にベストな勉強方法を、親が戦略的に選んであげる

ということじゃないかと思います。
おそらく、この戦略次第で、子どもの受験生活が大きく左右されるのでは・・と想像します。

やはり、受験すると決めたら、いかに楽しんで、前向きに、そして効率的に受験勉強をしてもらうか、を考えるのが親心・・。
基本的には知識欲旺盛な時期の子どもたちですが、所詮小学校中学年、子供の意志だけでは充分ではなく、何かにつけ、親が仕向ける・方向付けることが必要なんだと思います。

例えば、

■塾選び

数ある塾の特徴を知った上で、我が子が向いている塾かどうかを判断し、体験授業を受けさせたり見学させたりする。子ども自身も納得して決めた塾なら「通わされている」感は少なくなるでしょうし、転塾が必要になった場合でも、情報を持っていれば最善の策をとれるのではと思います。

■志望校選び

まずは親が校風や通いやすさ、難易度、費用面などで検討した上で、子どもと一緒に見学に行って、子どもの意志を確認する。「この学校に入りたい!」という本人のしっかりとした目的意識が、塾通いや受験勉強の原動力にもなることでしょう。そういう目的意識を持つように仕向けるのも、結局は親の役目なのだと思います。

■志望校に合った学習計画をたてる

受験生とはいえ、睡眠時間を削って勉強・・は、心身共に成長期の大事な時期には避けたいもの。子どもの実力や性格を的確に把握し、早めに志望校を絞り、試験問題の傾向を調べる。もし中堅校狙いなら、いたずらに難しい難関校向けの勉強は不要なのでカットする・・塾に勧められても不要と思われる講習はパスする・・など、志望校に合った無理のない学習計画をたてる(たててもらう)。塾は難関校に一人でも多く入れることを目的とした企業なので、そこは惑わされないよう、親がしっかりかかわらないと、子どもに余計な負担をかけ、余計なお金も使うことになります。

■子どもそれぞれの性格を利用して、ノリノリ状態に持って行く

どのように接したら子どものやる気を引き出せるか、というのは、親が一番知っていることですね。(知っているのと実行できるのは違う・・というのが実感ですが)

そこで、受験への親のかかわり方について、とても共感した本をご紹介します。

新・勉強の常識―成績がイイ子の親だけが知っている!

子供が勉強に集中できるノリノリ状態にさせられるかは親次第(親技)、塾や家庭教師を最大限効果的に利用するには・・など、親ができることについての、目から鱗状態の興味深い内容が盛りだくさんです。忘れた頃に読み直したい1冊として、手元に置いています。


書いているうちに、どんどん弱気になってくる私ですが、でも、完璧なお受験ママをこなしている方って、ごく少数派なのではないでしょうか?(超勝手な想像ですが、汗)
山あり谷ありで、子供と一緒に泣いたり笑ったり悩んだりしながら乗り越えていくものなのかなーと想像しています。


次回は「親の関わり方 ~ワーキングマザーの工夫~」の予定です。

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?

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2006年06月21日

【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?


投稿者 竹之内ふうこ

「中学受験、する?しない?」のレベルで、正直まだ迷っている部分がある我が家でした。

中学受験(私立中学校入学)の目的は?」 ということなのですが、何で中学受験させるの?と言われると、キッパリと答えられない状態がしばらく続きました。一番大事な部分なのですが。

おそらく、ご自身が私立の学校に行かれていた方は、ご自身の経験を元に受験を決意されるのでしょうから、こんな迷いはないのだと思います。

でも私は田舎の公立育ち、大学も国立大学1本に絞って入ったクチです。はっきり言って、つい最近まで、「東京の私立中学って、どこかの特別なお嬢様が入る学校でしょ。」くらいの認識でした(汗)。
なので、どこかの私立中学のパンフレットなどを見ても、そこに自分の娘を入れる?となると、全くピンと来ないんです。
美しいステンドグラスがある豪華な礼拝堂・・うーん、うちはクリスチャンじゃないし、中学校にそんなもん、いらん!と、妙な違和感すら覚えたりしました。
それと、「公立じゃだめなの?私は公立でここまでやってきたけど、全然OKだったわよ。」という思い。

子供にどんな中学校生活を送らせたいかと考えると、「学ぶ楽しさに気付かせてくれるような授業をしてくれる学校がいい」とか、「自由な校風で自立心を育ててくれるような学校がいい」とか、「何か熱中できるものを持って欲しい」とか、希望を言えばきりがありません。

もやもやしてはいたけれど、一つだけはっきりしている我が家の方針がありました。
それは、「しっかり勉強できる環境を与えたい」ということ。何でも学べ!という感じ。その上で、スポーツや習い事など、興味のあることをやればいい。
何も東大目指せ!とは言わないけれど、これからの実力主義社会でのびやかに生きてゆく力をつけるためには、基本的には学力・知識が必要だと考えます。(あくまでも我が家の意見です。いろいろな意見があると思います。)

最近、理屈ではなく私が漠然と感じていたのは、「もっと勉強させてもいいんじゃない?」ということ(笑)
小学校低学年の絵本のような薄い教科書や、辞書引きゲームで国語の1時間が終わってしまったりという、あまりにゆっくりな授業の進み具合を見て、こんな勉強で大丈夫なのか?と感じてはいたのですが。

ゆとり教育に代表される学習指導要領の変更により、土曜日も学校が休みになり、学習内容が削減され続けてきたのは知っていましたが、それがどのくらいかというと、驚いたことに、私たちが小学校時代の学習量の6割程度まで減っているのだそうです。これには本当にびっくりです。
ゆとり教育のよい点もあるでしょうが、今はゆとり教育の是非はおいておくとして、その結果としての「学力低下」という事実は、何だか情けない・・。学力低下の事実が受け止められ、今後また学習指導要領の変更があるらしいですが、とにかく「ゆとり教育の失敗」では済まされません。我が子たちは「渦中の人」なのですから。


それからです、学習指導要領に沿った検定教科書ではなく、独自の教科書を使い、授業時間も多い私立中学を考え始めたのは。基本的に、勉強は安心して学校にお任せしたい(笑)
受験勉強という名目ではありますが、読み書き計算を始め、小学校で学ぶべき勉強の総復習もでき、学習環境の整った中学校につながるのであれば、中学受験も悪いものでもないな・・と。(こちらは塾にお任せとは行かず、親のフォローが必須ですが)

もちろん、公立中で学力がつかないというわけではありません。学校によって対応に差はあるでしょうが、習熟度別授業や少人数制授業などのフォローも今後は多くなるようですし、もっと勉強しようと思えば塾がありますし、私立中にはない地域と連携した魅力的な取り組みなどもあるようです。
住んでいる場所などの物理的な条件や、経済的な問題もあるので、公立志向、私立志向、という言葉だけでは済まされないとは思います。

幸い、我が家は、地理的には通える学校が多く、経済的にも、続いて下の子も・・となるのでヒジョーに厳しくはなりますが(涙)、まぁ大丈夫そう。それならば、「学習環境が整った学校」という譲れない条件でしっかり選び、受験の準備を始めるか・・という状況です。


中学受験の目的は、現在の我が家ではこんな感じですが、これこそ各家庭によってさまざまだと思いますし、迷っている時は、日々揺れ動くものかな、と思います。
よかったら、皆さまの「中学受験の目的」についてのお考えも、コメントやTBでお聞かせいただけると嬉しいです。


次回は、中学受験における「親の役目」について書く予定です。


<参考>
新学習指導要領
ゆとり教育の失敗 わが子の学力を守るには

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2006年06月12日

【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?


投稿者 竹之内ふうこ

首都圏の学校事情、つまりお受験事情というものを全く知らなかった私たち夫婦。2年半前に今のマンションを買って引っ越してきたのですが、この地を選んだ理由のひとつに、「公立小中学校が荒れていない」というのがありました。
それなのに、いつのまにか、現在小3の娘に中学受験をさせる可能性は90%くらいまでに上昇中(笑)


でも、少し前までは、中学受験には何だかとってもモヤモヤとしたものを感じていました。


1.中学受験(私立中学校入学)の目的は?
2.小学生生活の後半、受験一色の生活にしてしまっていいの?
3.我が子が受験勉強に耐えられるのか、投げ出さないか、不安
4.親に受験サポートをする覚悟があるのか?できるのか?
5.残念な結果に終わった時、親子共々、立ち直れるか
6.経済的な負担が大きい

私の場合は、上記のようなことがモヤモヤの原因でした。

そこで、自分なりにモヤモヤを解消すべく、お子さんを受験させた方の話を聞いたり、塾の説明会に出かけたり、本・雑誌・メルマガなどを読みあさったりしてみました。

一番参考になったのは、以前も紹介しましたが、eduという小学生ママ向けの雑誌の5月号、「中学受験、どうしよう。」という特集です。
edu (エデュー) 05月号 [雑誌]

塾の冊子などは、おそらくごく一部の成功(合格)した人たちの体験談が大きく取り上げられていたりしますが、この雑誌の特集は、まさに「どうしよう」と悩む人向けです。
その辺にいる子たちの、合格体験記、不合格体験記、そしてそれぞれの親の思い、子供の気持ち。

受験に対するスタンスも、受験生活も、学校選びも、各家庭でいろいろな形があるし、それでいいんだな・・ということがよく分かって、変に構えることがなくなりました。等身大の特集である分、説得力がありました。


受験生というと、「毎日塾通いで遊ぶヒマなど一切なく、寝る間も惜しんで勉強勉強・・」という生活だけを想像していましたが、そんな子ばかりではなく、遊ぶ時は遊び、5年生くらいまでは習い事とも両立しつつ、塾の勉強はおもしろい!と塾通いを楽しんでいる子も意外と多いのだということも分かりました。

もちろんラスト1年くらいは受験勉強中心の生活になるでしょうが、何か目的に向かって一生懸命に頑張るという体験は、決してその後の人生にマイナスにはならないのでは?私の子供時代は部活一色だったけど、それが受験だって別にいいのでは?

「まだ小学生なのに勉強ばかりさせられてかわいそう・・」と思うのは大人であって(私もずっとそう思ってました)、子供ってもっとずっとたくましいものなのかもしれない・・最近、そう考えを改めました(希望も入ってますが)。


とは言え、「中学受験、する?しない?」のレベルで、正直、まだモヤモヤと迷っている部分もあります。
中学受験(私立中学校入学)の目的は?」 です。
一番大事な部分じゃないか!と突っ込まないでくださいね。続きは次回・・。


まだまだこんなモヤモヤ状態の我が家ですが、この場をお借りして中学受験についての諸々を体当たりで調べつつ、10回にわたって、書いてゆきたいと思います。よろしくお願いいたします!

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