ワーキングマザースタイル @パリ



2016年01月08日

パリもワーキングマザーも、「たゆたえども沈まず」


投稿者 津田実穂

 2016年、あけましておめでとうございます!
 昨年のパリは、テロに始まり(1月のシャルリーエブド事件)テロに終わった(11月の同時多発テロ)感もあります。それでも日々の生活を止めるわけにはいかないのでテロに屈せず暮らしています。
 11月13日の事件の後、エッフェル塔がトリコロールに染まりました。こういう時に美的感覚をもって対応するのはさすがフランスだと感心します。
 そのエッフェル塔のライトアップに、文字が書かれているのに気がつきました。

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Fluctuat nec mergitur
フランスに10年近くもいるのに読めないし意味がわからなくて焦りましたが、フランス語ではなラテン語でした。
日本語訳は、たゆたえども沈まず。パリの標語だそうです。

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あぁ、パリは何度もこのような苦境を乗り越えて発展してきた街なんだ、とストンと腑に落ちました。
 でも、これを見て、あれ、私もそうかも?というか、この標語、ワーキングマザーにもあてはまる?、とふと思いました。
 仕事と育児の両立、子どもの病気、夫婦関係、などなど、全てが順調に行くことなど稀です。大変な事が多くても、順調でなくても、たゆたう状態であっても沈まなければそれでよし、沈まない、を目標にしていればいつかなんとかなります。
 そんな事を思いました。
本年も、ワーキングマザースタイルを何卒よろしくお願いいたします。

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2015年06月18日

フランス式氷の作り方


投稿者 津田実穂

暑くなってきましたね!
パリに来てびっくりした事のひとつに、冷凍庫に製氷皿がありません!
製氷皿を買ってみても、あの、上の方にある製氷皿を置くためのひっかかりがないのです。
最初はびっくりしましたが、そのうち理由がわかりました。氷が必要なほど暑くなる日が少ないからなのです。実際ないまま何年も過ごせてしまったので気づいていませんでしたが、最近になって発見しました。フランス式氷の作り方。

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この、ジップロックみたいな袋、これで氷を作るのです。
どうするかというと、
袋をジップロックのように引っ張りだし、水を入れます。そうすると、この袋の中が氷サイズのたくさんの部屋に分かれていて、そこに水が行き渡ります。水だとわかりにくいので、凍った状態がこちら。半分使ってあるので、実際にこの倍くらいの氷が作れます。

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水を入れ終わったら、袋の入り口をひっくり返すと水が漏れないようになっています。
後は、これを冷凍庫に入れるだけ。

使い方は、凍ったら袋をびりびり破いて一個ずつ取り出して使います。袋は使い捨てです。

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氷を大量に使う場合は面倒なのでしょうが、あまり暑くないパリでは、たまにちょっとくらいしか使わないので、これくらいがちょうどいいです。
製氷機や製氷皿にスペースを取られないというメリットもあります。

ところ変われば氷の作り方も違う、フランスの氷の作り方事情でした!

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2014年07月16日

夏休みにオススメの映画!『世界の果ての通学路』


投稿者 津田実穂

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この映画を初めて見たのは、息子の校外学習に付き添いのボランティアをした時でした。

ユネスコが協力して作られた、世界でも困難な通学をしている子ども達のドキュメンタリー映画です。
フランスではなんとディズニーが配給し、動員120万人を超える大ヒットを記録しました。
第39回セザール賞2014にて最優秀ドキュメンタリー賞も受賞しました。

過酷な環境の中、大自然の中、笑顔で通学する子ども達。
登場する子どものうち半分というか二組は、親の世代までは学校に通う事ができませんでした。自分達が、初めて学校に通える。

学校に通う。
私達、自分の子ども達にとって当たり前の事が、広い世界の中では当たり前ではない。

自分の恵まれた環境に感謝をし、世の中のために何ができるのかを考えさせられます。

文科省推薦らしい映画。
でも、なぜこれほどまでに胸を打つのでしょう。
旅好きとしては、大自然の美しい映像も見逃せません。

子どもが理解できるかどうかは別として、夏休みにお子様とぜひ一緒に見ていただき、世界に思いを馳せて欲しい映画です。

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2014年02月07日

ジブリ映画「風立ちぬ」 in France


投稿者 津田実穂

先日、スタジオジブリの最新作、風立ちぬ、をパリの映画http://www.wmstyle.jp/cgi/mt.cgi?__mode=view&_type=entry&id=4214&blog_id=2#館で見てきました。
フランス語のタイトルは「Le Vent Se Lève」
日本語のタイトル「風立ちぬ」の元になったポール・ヴァレリーの詩(フランス語)のタイトルがそのまま戻ってきた感じです。
フランスでは、1月26日から公開されました。
海外在住としては、子どもに日本語で映画を見せられる貴重な機会!しかもジブリ!宮崎駿の作品!と期待満々。
えぇ、この作品が子ども向けじゃない、って、全く知りませんでした。

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大正、昭和の日本が舞台で、ゼロ戦の設計者の半生。話の展開が早く、説明(ナレーション?)がほぼないので、 生後3ヶ月からずっとパリ在住の娘はストーリーをほとんど理解できなかったみたいです。フランス人も、理解できたのか謎です。
まんが日本の歴史が大好きな息子は、なんとかついていけたようです。
海外在住の方は(そうでなくとも)、お子さんにまんが日本の歴史の近代の部分は読ませてから見せた方が、時代背景がわかって理解しやすいと思います。
ストーリーはわからなかった娘でも、結婚式の口上の部分はおもしろかったようで、日本文化を少しは伝えられたかなと思います。
映像もキレイだし、普段触れることの少ない時代の日本に触れられるし、わからない年でも連れて行ってよかったです。また、大きくなってから見れば、違う感想を持つでしょう。

私自身の感想はネタバレしたくないので控えますが、とりあえず、泣きました。

ユーミンの『ひこうき雲』、この映画より前に作られてた曲とは思えないくらいぴったりすぎで泣けます。
子ども達のこれなに????攻撃であまり集中できなかったので、また見たいです。

私が行ったのは公開されて最初の週末という事もあって、映画館はフランス人でいっぱいでした。ジブリはこちらでも本当に人気が高いです。日本人がもっといるかと思いきや、私達だけでした。
そして、席に着くと
「Salut! こんにちは。」振り返ると、すぐ真後ろの席には、なんと娘の担任の先生ご夫婦が!
「ジブリ、好きなの〜。これ、ハヤオの作品なんでしょ?」よくご存知ですね。
パリって、本当に狭い街です。

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2013年10月31日

ケニアサファリに行って来ました。  


投稿者 津田実穂

 モノより思い出派。
 子どもには、なるべくたくさんの事を体験させてあげたい、といつも思っています。
 特に、自然の中での体験。子どもは自然が大好きだし、自然の中にいるのは大人も落ち着くし。

 自然の動物を、と思ってサファリパークは3カ国で行った事がありますが、今ひとつ、自然!を感じられなかったのも事実。
 本当の野生動物を見たい、柵のない場所で、餌を与えてない場所で、それを子どもに見せたい!と思いつつもそんなところ現代の世の中にあるのだろうか?と思っていましたが、ありました。
 少々遠いですが、アフリカには野生動物を見られる場所が何か所かあります。その中でも、動物が多く、また一番子連れでも安心して行けそうなケニアに行ってきました。

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※写真は全てクリックすると大きくなります。

 アフリカのケニアに子連れでサファリに行く、ってなんだかすごい事に感じられるかもしれませんが、ケニア、子連れ、サファリ、で検索するとたくさんの旅行記やブログがヒットします。
つまり、ものすごく敷居が高い事ではありません。遠いので、敷居が低くもないですが。アフリカは、果てしなく遠いイメージがありますが、東側のケニアだとヨーロッパに行くのとあまり変わりません。
 逆にパリからは、東アフリカは思ったより遠かったです。早朝に出て、ナイロビに着いたのは深夜でした。それでも行く価値はありました。

 ケニアでのサファリは、歴史もあるし、宿泊場所はリゾートとしてかなりきちんと整備されているので、国立公園滞在中(つまりサファリ中)は、不便はあまりないです。びっくりしたのですが携帯の電波も入りました。マサイ族もスマホ持っていました。
 

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私達が泊まったのは、こんなホテルでした。私達はより臨場感を味わうためにテントホテルにも泊まりましたが、普通のリゾートとなんら変わらないホテルも多かったです。

 感想は、というと、月並みだけど、感動の嵐・嵐・嵐
機会があるならば絶対行くべきです!
私の陳腐な感想より、写真をどうぞ。

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どこまでも広い空。

オマケ。

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ライオンの周りは、実はこんな風になっていたりします。

地球の温暖化の影響もあり、密猟もあり、50年後もこの風景は見られないと言われています。
この美しい大自然がいつまでも残りますように。

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2013年03月26日

宿題狂想曲 Part2


投稿者 津田実穂

日曜の夜になって、「英語の宿題、どこをやるのかがわからない。」と言い出すスットコドッコイが一名。
英語のクラスは普段のクラスとはメンバーが違うので私は誰がいるのかわからないので、
「友達に電話して聞きなさい。」
といって、友達の名前を聞き、連絡先を調べて電話をしていました。

”類は友を呼ぶ”、とはよく言ったもので、5人に電話した結果、、、

「何それ?そんな宿題あったっけ?」 × 2
「宿題があったのは覚えてるけど同じくどこかはわからない。」× 2
「あぁ、わかるよ。それは×××××(全然違う箇所)。」× 1
あの、皆様、もう日曜の9時近いんですけど。。。。
親御さん達からはもれなく、「わかったらうちにも教えて頂戴。」と、電話すればするほどやる事が増えていく。

もうあきらめかけたとき、ハッとひらめいた。
類は友を呼ぶんだったら、逆にすればいいんだ。
「友達じゃない子に電話しよう。できれば女の子。」
という事で、友達じゃない女の子の名前を聞きだし、連絡先を調べて電話。
一瞬で正しい宿題を教えてくれました。通話時間、一番短かった。
「うちの子は宿題を忘れた事がありません。わからなくなったらいつでも電話ください。」とお母様。
同じ年の子とは思えない、いや、同じ人間だと思えない。。
聞く一方になるのは明らかなので毎回は連絡しませんが。

忘れ物の多い子どもには、友達じゃない子リスト、有効です。
類は友を呼ぶのです。
はぁ、それにしてもいつになったら、この騒動から抜け出せるんだろう。。。。

ちなみに、宿題狂想曲のPart1はこちらです。
宿題狂想曲

Part3を書く事がありませんように。。。。

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2013年03月15日

子どもの夢遊病


投稿者 津田実穂

子どもの夢遊病、と聞いてまっ先に思い出すのはハイジ
無理やり連れて来られた大都会フランクフルトで、アルプスの自然が恋しくなって夜な夜な歩きまわる夢遊病になってしまったかわいそうなハイジ。
 ハイジの影響が強く、夢遊病とは、精神的なストレスによってなるものだと、ずっと思っていました。
 だから、我が子が夜中に意味不明な事をつぶやきながら歩きまわっている姿を初めて見たときは本当にショックでした。

 朝、子どもに話を聞いてみると、起きて動き回った事や喋ってた事等、全く覚えていない事がわかりました。
 学校で嫌な事でもあるのか、どんなストレスを受けているのか、私があまりかまってやれてないからか、こっちがストレスで夢遊病になるくらい心配しましたが、ちょっと調べただけで心配するものではない事はすぐにわかりました。
 
 夢遊病は、睡眠時遊行症と呼ばれるもので、5歳から12歳の子供に多く見られるそうです。
本人はぐっすりと眠っているのに身体が無意識のうちに立ち上がったり、周囲を徘徊したり、意味不明な言葉をつぶやいたり叫んだり、まさにハイジのような状態ですね。
 ハイジの場合は本当にストレスが原因ですが、子どもの夢遊病のほとんどは脳が未発達のために起こる現象で、脳が成長し、大人になるにつれて、自然と夢遊病の症状は治まっていくそうです。

約10%から15%の子供が夢遊病の経験があるそうです。
思ったより多いので安心しました。

という事で、お子様が夜中に歩き回っていたとしても、何かストレスがないかというのを考えるのはいいと思いますが、あまり心配されませんように。

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2012年12月15日

働く私の三種の神器、アートメイク、まつ毛エクステ、ジェルネイル


投稿者 津田実穂

 今月のテーマ「働く私の強い味方(主にビューティー)」 ですが、ずぼらでビューティにあまりにも気を使ってない私は書く事がないかも、と思っていました。
が、ありましたありました。(ちゃんと続けられてないものも多いですが、汗)、私のやってよかったベスト3は、アートメイク、まつ毛エクステ、ジェルネイルです。プラス、デジタルパーマかな(古い?)。
 
 どれも、「1回施術すれば長くもつ」のが特徴のものばかり。忙しいワーキングマザーの強い味方です。
 既に取り上げられてるものも多いので、ワーキングマザースタイルの過去記事とともに紹介しますね。

その中でもやってよかった第一位は、「アートメイク」
 一回施術してもらえば数年は眉毛をもう描かなくていい、サロンにも行かなくていい、ずぼらな私にぴったりです。
 私は眉とアイラインをしています。
 デメリットとしては、色を入れてしまったら直す事ができないので、頻繁に形を変えたいおしゃれな人には向きません。色や形をしっかり相談できる信頼できるサロンを選ぶ事と、眉の形を変えたい場合は薄目短めに入れてもらうといいです。私はもう描かなくていいように濃いめに、形はプロにお任せしました。自分で描くのはテキトーなので。
 眉はもう描かなくていいですが、私みたいに何もせずボーボーになると意味がないので、ラインの外の眉毛はきちんと抜きましょうね。

過去記事はこちらです。
 ・時間がなくてもそこそこキレイに!

 

やってよかった、第二位は、まつげエクステ
 これ、本当に、びっくりするくらい印象が変わります。まつげが長くてくるんとすると、こんなにかわいくなるんだ(あくまで自分比)、と嬉しくなります。
 デメリットとしては、ちょっとずつ取れていくのでメンテナンス(リペア)が必要でお金と時間はかかります。マスカラは使えなくなります。(専用のならOK)また、自まつげにはよくない、という話も聞きます。(サロン側はもちろん、そんな事ない、といい、調べてもどちらかわかりませんでした。)
 リペアは3週間に一度でいいのですが、予約もすぐ取れるわけではない事もあり、3週間毎にサロンに通うのがめんどくさくなり、私はここぞという時に利用するのみになりつつあります。マメな人間になりたいです。

・スキマ時間をみつけて、まつげエクステ!

 
自まつげが長い方は、まつげパーマもいいと思います。
 ・東京キレイスポット探訪 「ル・キヤアイスペシャリテ」のまつげパーマ

  

第三位は、ジェルネイル
 マニキュアだと仕事して家事して育児してるとあっという間にはげちゃいます。が、ジェルネイルはジェルを塗って固めるので、はげないのが魅力。がんがん手仕事水仕事ができます。
 デメリットとして、基本的に自分でオフはできません。爪は伸びていくのでこちらも3週間に一度お直しに行くのがめんどくさく、また自宅仕事であまり人と会わないのでなんだかネイルにお金をかけるのがもったいなくてサロンから足が遠のいていますが、人と会う機会の多い年末年始、またサロンに行こうかな。
・パーティシーズンにおススメ!ジェルネイル

最近美容から遠ざかっていましたが、他の方の記事も参考に、少しは美を目指そうと思いなおしました。
それでは皆様、メリークリスマス&よいお年を!

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2012年10月27日

パリ発の映画、『新しい靴を買わなくちゃ』


投稿者 津田実穂

パリの秋も深まってきました。
さて、パリでオールロケされた映画『新しい靴を買わなくちゃ』が公開されています。
新しい靴を買わなくちゃ (幻冬舎文庫)

私たち世代にはかなツボな映画なのではないかと思います。
いつまでも可愛らしい永遠のアイドル、ミポリンと、
かっこよくて優しくて年下の今をときめく向井くんとの恋愛。
もぉ、この設定を見るだけでよだれがでる、いえ、きゅんきゅんしちゃいます。
北川 悦吏子さんが脚本と監督、岩井俊二さんがプロデューサー、音楽は坂本龍一氏、と、名前を見るだけであの頃がよみがえってくるような方達ばかり。

パリでオールロケされているので、パリの美しい風景がふんだんにでてきます。
この映画のロケが行われた今年の春は、ありえないくらい晴れの日が多くて、他のどんな映画よりも美しいパリが見られるのではないでしょうか。
ちなみに、現在もパリでは某人気ハリウッド映画のロケが行われていたりします。

残念ながら、パリにいると、『新しい靴を買わなくちゃ』観に行く事が出来ないのですが、とっても観に行きたいです。
きゅんきゅんしたいアナタ、ほら、観に行かなくちゃ!

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2012年10月11日

読んでみました。「タイガー・マザー」


投稿者 津田実穂

タイガー・マザー

 読書の秋ですね。
 毎日に追われて、最近、というより久しく本を読んでないかもしれません。
 この本も、ママ友が半ば強引に貸してくれたので読むことができました。
 超名門イエール大学教授でもあるスーパーワ―キングマザーの子育てです。
「なぜ中国人の母親は優れているのか?」
こんな刺激的な文章とともに米ウォールストリート・ジャーナルで紹介されました。

 そして、賛否両論を巻き起こした、となっていますが、欧州に住んでますが、私は欧米人ママで賛成の意見の人を見たことがありません。100%の人が、「あり得ない!」と否定していました。
 私はこの本の事を全然知らず、欧米人ママが頭に湯気を登らせながら話題にしてる時、タイガー・マザーって、タイガーウッズのお母さんの事かと思っていました。

 邦題はただの「タイガー・マザー」だけですが、原題は「タイガー・マザーの闘争賛歌」。
タイトルからして攻撃的です。自分の事を自ら虎だと言ってます。 日本人には真似できません。

 念のためですが、貸してくれたのは外国人ママなので読んだのは英語版です。内容をちゃんとわかってないところや、ないとは思いますが日本語版とは違うところがあるかもしれません。
 
 文章自体は比較的簡単でユーモアも感じられる文章ですが、内容は最初から過激です。
 
彼女が自分の子ども達に出した禁止事項のリストが冒頭に出てきます。
内容は、

・友達の家にお泊りすること
・友達の家に遊びに行くこと
・学芸会に出ること
・学芸会に出ないことについて不平を言うこと
・テレビをみたりコンピュータ・ゲームをしたりすること
・課外活動を自分で選ぶこと
・Aより悪い成績をとること
・体育と演劇以外のすべての教科で1番にならないこと
・ピアノやバイオリン以外の楽器を弾くこと
・ピアノとバイオリンを弾かないこと

最初からガツンとやられます。
子どもの意思を尊重するどころか、禁止リストだらけ、子どもに選択肢を全く与えません。子どもには自由などありません。
理由は、子どもにとって何が最も良いかを知っているのは親しかいないからだそうです。

その後も、超スパルタ、というより虐待では?というような内容が延々と続きます。
失敗すればわが子をゴミよばわり、出来が悪いと母の誕生日のために手作りで作ったカードは突き返す、ピアノがうまく弾けるまで食事にもトイレにも行かせず、声が枯れるまで罵詈雑言を尽くす。

読んでみて思ったのは、よくこんな本書けたな、という事。
褒めよ伸ばせよ、が主流のアメリカで、その真逆を行く超スパルタ教育。
言い切りの形や、西洋はこうだからダメで中国の教育方法を大絶賛、という比較が多く、これをアメリカで発売したって、思いっきりケンカを売ってるようにしか見えません。
でも、日本のアマゾンのレビューを見ると評価の高いものが多く、日本では比較的受け入れやすいのかもしれません。

ちなみにこの本は、ある日、子どものクラスメートのママが、「とってもいい本を見つけたの。ぜひ読んで。」と貸してくれました
私はアジア人だから共感してくれると思ったのかな?
「これ、とっても素晴らしいと思うわ。私もこのようにしようと思う。」と目をきらきらさせながら言う彼女に一抹の不安を感じながら本は返却しました。

こんなスパルタぶりが大変話題になってますが、本では終盤、次女が反旗を翻し、本人も折れる、という形で終わっています。

英語版は、こちら。中国っぽい装丁。
アマゾンでも日本語版とほぼ変わらない値段で買えます。かなりわかりやすい文章で書かれているので英語が苦手でも読めると思います。

Battle Hymn of the Tiger Mother

中国版では、「アメリカで母になる〜イェール大学教授の子育て」(自分で訳してみたのでアバウトです。)

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タイトルが全く変わっているのと、著者がアメリカを征服したかのようなデザインになっていておもしろいです。

子育ての方法は、万国共通の悩み。
その証拠に、批判は多かったけど、本はバカ売れしたそうです。
そして、この本から読み取れる一番の事は、「子育てに正解はない」、かな、と思います。

ちなみに、冒頭で触れた、米ウォールストリート・ジャーナルの記事。
これも英語版と日本語版でかなり違っているので、読み比べると面白いかもしれません。
英語版:

http://online.wsj.com/article/SB10001424052748704111504576059713528698754.html
日本語版:http://jp.wsj.com/japanrealtime/blog/archives/4077/

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2012年08月18日

この夏、南米・ヨーロッパで大ヒットの曲!「Ai Se Eu Te Pego」


投稿者 津田実穂

夏ですね。暑いですね。
夏休みっぽく、ちょっと軽い話題を。
今、南米・ヨーロッパで大ヒットの曲!をご紹介します。
地球の裏側で次回のオリンピック開催地、ブラジルの国民的歌手(なんて言われても全くピンと来ませんが)、ミシェル テロが歌う
「Ai Se Eu Te Pego」

Ai Se Eu Te Pego

どんな曲?と思われた方。オフィシャルの動画はこちらです。
見てください。再生回数、4億回を超えています。
いかに人気があるのか、よくわかると思います。ツパつけときましょう。

とってもイケメンな彼ですが、残念ながら、結婚してるようです。(何が残念?)

パリはそこまででもありませんが(でも子どもはみんな知っている)、南に行けば行くほどラテンになればなるほど浸透している感じでした。
旅行で訪れたスペインのマヨルカでは、聞かない日はありませんでした。

歌詞の内容ですが、クラブで踊ってる時に出会った、高嶺の花のかわいい女の子をゲットできたらな〜、というかなりナンパな歌詞です。ラテン全開。
子どもが歌詞わからなくてよかった。


ちなみに南米・ヨーロッパで大ヒット、ん?つまりアメリカや日本が入ってませんね。(一応発売予定はある模様。)
思うに、アメリカでは英語の歌以外はヒットしにくいし、日本でも日本語の歌以外はヒットしにくいと思います。(他のアジア諸国も同じ?)
ヨーロッパは多言語が普通に飛び交っているので、自分が知らない言語の歌も抵抗がないのでそれが大ヒットに繋がった理由かもしれません。
という事は、日本の歌がヨーロッパで大ヒットするのも夢ではないかもしれません。
ぜひ日本人歌手にも頑張って欲しいものです!

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2012年07月25日

8月4日(土)、パリ発のチャリティーイベントが丸の内で開催!


投稿者 津田実穂

8月4日(土)、パリ発のチャリティーイベントが丸の内にやってきます!

【大人もキッズも美しくなれる】 【チャリティーができる】 【やさしくなれる】を合い言葉に日本とパリの美と癒しのカリスマが集結し、手と心の力で東北へ愛を届けるイベントです。

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http://hopeandloveparis.org/

ゲストが、本当に豪華!

パリからは、辻仁成さん、中村江里子さん、雨宮塔子さんが駆けつけてくれます。このために渡仏の予定を調整してくださった方も。
ビューティ界からは、高橋ミカさん、渡邉季穂さん、中野明海さん、山本浩未さん、濱田マサルさんなどの大御所がズラリ。

1年半経ったこの夏、発起人の大塚さんの人脈やいろんな縁が重なって、このようなイベントを開催する事が出来ました。私も、このイベントは最初から関わっており、いろんな方に声をかけさせて頂きました。
復興までまだ遠い被災地もある中、忘れないと進めない人もおり、状況も思いも様々です。
日本には住んでないからこそ、またファッション関係の人が多い団体だからこそ出来るイベントを模索してきました。

パリ在住のスタッフはもちろん、ゲストも全員ボランティアです。

ぜひ皆さん、来て下さい! 会場で会いましょう!

そして、ひっそりお願いがあります。
このチャリティーイベントですが、
キッズ仮装用の男の子の衣装衣装が不足しています。(涙)
イベント後返してもらえるなら貸してもよい、という方がいたらぜひコメントください。
・前日か当日に持って来てくださり、当日18時以降か翌日に引き取れる方。郵送でも可ですが、チャリティーなので郵送費はでません。
3歳未満の衣装も歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年05月05日

子どもと大統領選挙


投稿者 津田実穂

 今フランスは、大統領選挙真っ只中

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 画像はこちらの子ども新聞。
連日、大統領選挙についてのいろんな記事が掲載されています。対象年齢が6〜8歳のものです。
自分が子どもの頃を思い出してみても、小学校1、2年の時に選挙や首相の話を読んだり話したりした事はないように思います。
 理由を考えましたが、国の代表を直接選挙で選ぶ、というのは子どもにとっても、とてもわかりやすいですよね。
 就学前や低学年の子に、国会とか内閣とかの説明はちょっと難しいですが、大統領を選ぶ選挙、って単純にわかりやすいです。

 紙面は、子どもに親しみやすいように、両候補の子ども時代の写真とか(今からは想像もつかないかわいさですね。)

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 もし自分が大統領になったら、何をしたいか特集とか

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 内容は、全部のゴミ箱にアラームをつけてちゃんと捨てないとアラームがなる、というエコなものから、世界一大きな自分の銅像を作る、という独裁者かよ、というものまで、子どもらしい様々なアイディアが出ています。

 最初の写真、両候補の紹介のページでは、政策はもちろん書いてありますが、各候補の女性遍歴(最初の奥さんとは子ども二人、2番目と3番の奥さんとは一人ずつ子どもがいるだの、結婚はしてないけど子どもが4人いるとか、現在その人とは別れてまた別の女性と同棲中だの)というワイドショー的な事まで漏れなく書いてあります。
 
 小さな頃から政治に親しむ事ができるのはさすがだな、と思います。でも、子ども新聞に女性関係をそこまで詳しく書く必要があるのかはナゾですが。
 
 2大政党の次に結構な得票率で極右と極左が来るのが今のフランスの混沌を現しているよう。
 フランスの極右と極左の政策は、たぶん日本の極右、極左と現実にはありえない度はそれほど変わりません。そんな政策でもかなりの支持を得られるのは、今の世の中にいかに不満を持っている人が多いかという表れなのでしょうか。
 日本人の私には一番受け入れやすかった中道派は見るも無残な結果でした。
ちなみに選挙権は仏国籍を持ってる人のみなので、在仏日本人には選挙権はありません。

 投票日は明日、さぁ、新大統領は誰

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2012年03月26日

すべての子どもは芸術家である


投稿者 津田実穂

前回の記事は暗い記事でごめんなさい。
反省して、今度は楽しい記事を。

先日、娘の6歳の誕生会をアトリエでしました。
そう、フランスでは子どもの誕生会は、場所を借りたり、家でやる場合もアニマトリスといって仮装してパーティーを仕切ってくれる人を呼ぶことが多いです。けっこう盛大にやります。

 この写真がその風景です。(*写真はクリックすると大きくなります。)

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 見て、わかります?誰一人同じものを描いていないのが

 紙と絵の具を準備して、ただひたすら子供達が好きなものを自由に描くのですが、みんな夢中で描きはじめて、そして全員が全く違うものを描いている事にとても驚きました。
 
 出来上がった絵がこちら。(*写真はクリックすると大きくなります。)
 

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 どの絵も、子どもの絵と言ってしまえばそれまでだけど、大人にはない発想ばかり。5、6歳の感性ですね。
 そして、子どもって描くのが好きだなぁ。
 
 ちなみにこちらは8歳の息子の絵。
  
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 技術的には他の子よりも上手ですが、これはアトリエの生徒が描いた絵の模写。幼稚園児の自由な絵を見た後だとどうしてもつまらなく感じてしまいます。
 というか、元絵のテーブルの足を描き忘れてるところまで真似しなくてもいいだろうに。
  
 タイトルの言葉は、実は、パブロ・ピカソの名言です。
 その言葉には続きがあります。
すべての子どもは芸術家である。成長してどうしたら芸術家のままでいられるかが問題だ。

 そしてピカソは晩年、こんな言葉も残しています。
 この歳になってやっと子どもらしい絵が描けるようになった。

 天才画家が80年かけてようやく描ける様になった絵が、あなたの家にあります。
 お子さんのお絵かき、今だけしか描けない絵です。
 ぜひ取っておいてあげてくださいね。

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2012年03月23日

無差別殺人から子どもを守る


投稿者 津田実穂

物騒なタイトルですみません。
私が住むフランスの、南西部トゥールーズという街で無差別の銃乱射事件があり、子ども3人を含む7人が殺され、警察官数名が負傷し、犯人も32時間に及ぶ立てこもりの末結局銃撃戦で死亡しました。

wmsの記事にするつもりはありませんでしたが、日記に書いたら、日本も全く無いとは言えない、とのコメントを頂いたのでまとめ直してこちらにも載せます。

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画像は、こちらの子ども新聞、銃乱射事件をどのように子どもに話すか、という特集です。こんな特集が組まれる事自体悲しい。

そう、何度かあった銃撃のうち、一度は、学校での銃乱射です。ショックでなりません。子ども3人教師一人が亡くなり、翌日、フランス全土の学校で黙祷がありました。
黙祷があった事もあり、子供達と、銃を持った人が現れたら、という話をしました。
そしたら息子「ジャッキーチェンのように犯人と闘う。」とアホな事言い出す。普段なら笑うところだけど、事件直後の今は笑えません。真っ先に射殺されるのが目に見えてる。
子供達の学校はユダヤ系では全然ないけれどユダヤ系の子が多いからか、当日の午後学校周辺にかなりポリスがいました。
犯人がまだ捕まってない時、私なりに過去の無差別殺人や銃乱射事件を調べて対策を調べました。

参考にした事件は以下です。
ノルウェーの銃乱射事件
附属池田小事件
コロンバイン高校銃乱射事件
バージニア工科大学銃乱射事件
三菱銀行人質事件
津山事件

結論。

犯人や現場の近くでなければ

・近づかない、すぐ逃げる

犯人から近い場所にいる場合
・逃げると撃たれるので、伏せる。隠れる。
・死んだふりをする。(過去の事件でかなり有効だった模様)


とにかく犯人はできるだけ多くの人を殺したく動いてるものを標的にする傾向があるので、死んだふりはかなり有効のようです。過去の事件でもかなりこれで助かった人もいるようです。
死んだふりは戦場だと意味がないという記述もありましたが(確実に敵国兵士を殺すため)、戦場なんてシチュエーションは考慮しなくていいでしょう。
また、命乞いも効果があるようです。する猶予がある状況の場合。
犯人も人の子。何の罪もない人間を殺しているのはわかっているのでしょうか。

日本の学校の場合、銃撃事件が起こる可能性はほぼないと思いますが、ナイフなどを持った人間が入ってきた場合、犯人にその場の椅子や机を投げる、というのも有効な手段のようです。日本の場合、犯人が屈強ではない場合が多いです。

海外の場合、犯人に抵抗しようなどとは露ほどにも考えない方がいいでしょう。
犯人のほとんどは事件の前に射撃の訓練をしています。
ちなみにバージニア工科大学銃乱射事件では、軍隊出身の屈強な大学院生が、犯人を取り押さえようとして射殺されています。

日記を書いた後、「息子にも聞いてみたら「『戦う』と答えられた。」と多くの男の子の親からのコメントがありました。
男の子、ヒーローものの影響で戦いたがりますね。おかしな人には絶対歯向かわない、とは言い含めておいた方がいいかもしれません。

また、役に立ちそうな参考サイトを見つけました。
テロ、無差別犯罪から身を守る3ポイント【社団法人 東京都警備業協会】
http://www.toukeikyo.or.jp/safeliving/terro.html

こんな対策を使う時がこない事を願います。
亡くなった方々のご冥福をお祈りします。

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2012年01月31日

ワーキングマザーの入院〜いつ、どこで入院する?手術する?2〜


投稿者 津田実穂

  前回の続きです。
 パリで卵巣のう腫の入院手術する、と決めたので、次に決めなければならないのは、どこの病院にするべきか?
 フランスでは検査機関は基本的に病院内にはなく独立しているため、病院を探している間も、超音波検査やMRIなどの検査類はこの間にも着々と進めていました。

DSC013952.jpg
※素敵だった、入院した病院の写真第二段。バラの綺麗な季節でした。

 いろいろ手術方法も調べて、腹腔鏡で手術してくれる所を探す事にしました。

 お腹を切る開腹手術だと、一週間入院でその後も傷の回復に時間がかかります。
 腹腔鏡は切るのではなく、お腹に数箇所穴をあけるため、傷も小さく、回復も早く、入院も短くてすみます。
 入院期間が短いのはワーキングマザーには助かります!
 そして美には関心の高いフランス。手術の跡を残さない為に腹腔鏡手術が比較的多く実施されている事を知りました。
 ちなみに、結果を先に書いてしまいますが、私は卵巣のう腫が大きすぎて、結局当日に開腹手術になってしまいました。
大きいと必ずしも腹腔鏡ではできない場合もあります。

 その後、友人が紹介してくれた、とっても腹腔鏡の腕の良い先生に決めたものの、その先生のクリニックに電話したら、診療自体が一ヵ月後。
とっても人気のある先生&クリニックだったのです。いくら良くても最初の診察が一ヶ月待ちはちょっと厳しい。
 その先生が別の病院でも診察してるというのでその病院を教えてもらったら、なんと我が家のすぐ近く。予約も同じ先生なのにすんなり取れました。近いのは何かといいのでこれで病院決定。

 
  次は、いつ入院手術をするべきか
  卵巣のう腫は、捻じれてしまってからだったり、巨大になってしまってたりすると緊急手術となりますが、検診で見つかる場合はたいていそんな急ぐ必要はなく(特に10cm未満の場合)、ある程度入院の時期は選べます。とっても混んでいる先生の手術を待つのも大きさによっては可能。同じようにお子さんがいる方だと、夏休みや春休みを待って子どもが学校がない間に入院する方も多いようです。
  私は10cm超だったので、すぐでなくてもいいけど早めに手術する事に越したことはない、夏休みまで待つのは不可、といった感じでした。
  そして、パリで、と決めたなら、いつ入院するか、は手伝いに来てくれる母の予定を考慮せねばなりません。
  結局母のの都合により、2ヶ月ほど先以降。カレンダーを見ると、ちょうどその少し先頃に、息子が林間学校(みたいなのが小2からあります。しかも1週間。)がある事が判明。やんちゃ坊主が一人いないといろいろラクなので、これに合わせて手術する事にしました。
 
 母には「もちろん手伝いに行くけど、いつまでも頼れるとは思わないでね。私だってもう年なんだから」とクギをさされました。
ちなみにこの言葉は真実となり、数ヶ月先の手術時には、母は病に倒れて結局これなくなったりしました。
 
 教訓: 「いつまでも、あると思うな親と金」

【ワーキングマザーの入院 】
【ワーキングマザーの入院 】〜病気の発覚〜
【ワーキングマザーの入院 】〜いつ、どこで入院する?手術する?1

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2011年11月08日

ワーキングマザーの入院〜いつ、どこで入院する?手術する?1〜


投稿者 津田実穂

  前回の続きです。
 病名を言われてもピンと来なかった、 卵巣のう腫について。
 正確には、「卵巣嚢腫」という難しい字を書きます。
 卵巣のう腫が見つかった、と言うと、実は私もなった事ある、という人はちらほらいます。
 女性にとっては、決して珍しい病気ではなく、結婚前になった事がある、という人もけっこういました。(なので記事にしようとも思いました。)
 有名人だと、宇多田ヒカルさんも卵巣嚢腫になった事があります。
 ほとんどは良性で(ほっ)、あまり大きいと摘出する事も多い(げっ)。
なお、卵巣は2つあるので、一つ摘出しても妊娠は可能
 
 とにかく、そんなに怖い病気でも珍しい病気でもない、という事がわかりました。そこはひと安心。
 問題は、入院と手術

DSC01393.jpg

※味気ない記事なので入院した病院の写真を載せます。バラがきれいな季節でした。

 自宅で仕事してるとはいえ、子ども二人、入院が2週間、自宅療養一ヶ月って、とにかく、手伝いがないと無理です。
 そして、海外に暮らしてる身としては、「入院手術は日本でするか現地でするか。」というのもとても大きな問題になります。
 一応先進国とはいえ、言葉が完全には通じない(医療用語なんてわかりません。)、何かと違う事の多い海外での手術はやはり不安。
 欧米人と日本人では体質違いますから、どんな薬を飲んでもたいてい強すぎてしまうし、そこも不安でした。
 
 日本で病気が発覚した事もあり、当初は日本で手術をしたいとは思いました。
 ただ、上の子は既に小学生
 学校を一ヶ月も休ませられない事を考えると、夏休みしか無理。つまり半年近く先になってしまいます。それでも日本で手術したかった。
 でも、パリに戻ってすぐ行った病院で「大きさも大きいし、半年も待たない方がいい。飛行機に13時間乗って日本で手術?飛行機は気圧が低いから危険。空の上で捻じれてしまったらどうするの?飛行機止めちゃうのよ?」と即却下。
 卵巣脳腫が飛行機上で捻じれてしまったら、緊急着陸の対象となるのは本当のようでした。知らなかったから飛行機に乗って帰ってきちゃったけど、知ったらそんな迷惑かける事はできません。
 
 パリで手術をする、と決めたら、次は入院中手伝ってもらう人を探さないといけません。親類が1万キロ離れたところに住んでいるというのは、こういう時本当に辛い。
 海外に住むと、自分の病気と家族の病気の時(日本の家族を含む)は本当に大変です。聞いてはいたけど、とっても実感しました。
 しかも、下手に子どもを私立に通わせてしまったので、近所に同じ学校の子はいなく、学校まで距離もあります。また、習い事も複数しており、車で送迎しているものも少なくありません。つまり誰かに頼むにも、とっても頼みにくい状況。
 実際、病気の事を話すと、手伝いたい、と言ってくれた友人はたくさんいましたが、やはり実際本当に頼める人は少なかったです。
 次引っ越す時は学校の近くにしよう、あまり遠い場所の習い事はやめよう、と強く決心しました。

【ワーキングマザーの入院 】
【ワーキングマザーの入院 】〜病気の発覚〜

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2011年09月22日

宿題狂想曲


投稿者 津田実穂

パリの新学期は9月から。
新しい学年になり、教科書や勉強内容も変わり、
学校に忘れ物をしたり、連絡帳になに書いてあるか判読できない事が多発する今日この頃。(うちだけ?)
この時期は夜に同級生の母親間で電話が飛び交う。

今日も、9時近くになって息子が宿題に必要な教科書を学校に忘れた事に気づく
しかも連絡帳に書いてあるページ数が絶対間違ってる。教科書のページ数が3桁なんてありえないでしょ。

慌てて同級生宅に電話。
、そこのお宅も教科書を学校に忘れてた
ブルータス、おまえもか。
でも連絡帳に宿題の内容はきちんと書いてた。
息子の書いた内容の半分が間違っていた事が判明。こらっ!ちゃんと書き写しなさい!

もう一件、教科書が借りやすい近所の同級生宅に電話したら、
「うちは離婚していて、子どもは今日はパパのところにいるから宿題の内容はわからない。教科書もない。」
と言われる。
はい、フランスには離婚家庭はとっても多いです。

もう一件電話してようやく教科書があった。
スキャンして送ってくれる事に。ありがたい。ばんざい!
(昨日はそこにうちが別の教科書をスキャンして送ってたりする。)
しかしそのお宅は、教科書はあるけど宿題の内容をメモしてなかったので、最初の同級生宅から聞いた宿題の内容を伝える。

送られたスキャンは一番目のお宅にも転送。

みんなで協力してようやく宿題完成。
いや、宿題のスタート地点にようやく到着。
やれやれ。

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2011年05月18日

ワーキングマザーの入院〜病気の発覚〜


投稿者 津田実穂

 病気の発覚は、人間ドックでした。
 極めて月並みですが、私の場合問題だったのは、35歳にして初めて人間ドックを受けた事やその前5年間一回も健康診断を受けてなかったことでしょうか。
 パリに引っ越してきてから5年弱。一回も健康診断を受けた事がありませんでした。
 健康には気をつけている方なので(説得力ないですが)、日本にいる頃は、毎年自治体の健康診断を受けていました。

 でも、パリでは健康診断を受けましょう、という紙も来ないし、どこで受けられるのかもわからないし、フランスは基本的に全部分業なので何箇所も周らないといけない、という情報を聞いたりして足が遠のいていました。
 何より、毎日が忙しくて、検診の事など考えてる余裕は全くありませんでした。
 次に日本に帰ったら人間ドック受けようかな〜、と毎年思いながらも、金額や日程を取るのに躊躇して忙しくて結局受けない、というのを繰り返していましたた。
 でも、今年の年明けくらいから妙に体調が悪かったのです。膀胱炎を頻繁に繰り返し、ひどくはないものの今まで無縁だった腰痛に悩まされ。なんだか、泌尿器系か婦人科系に問題があるような気がものすごくしていました。
 35歳、節目の年だし、そろそろ受けないとまずいかな、とようやく決心。でも、金額を見てまた躊躇、結局2月の一時帰国時に、かなりぎりぎりに人間ドックの予約をとりました。なんだか悪いものがある気がする、婦人科のオプションもつけて。
 

注:自覚症状が出る頃には、たいていの病気は病状が進行しています。
早期発見、早期治療のためにも、自覚症状が出る前に、元気なうちに健康診断を受けましょうね

 何かあるかもしれないけど、きっとたいした事ないに違いない、という変な自信を持ったまま、人間ドック当日。思った以上にきれいな場所、効率の良く受けられるシステムに「パリとは違う!」と感動しきりでした。
初めての検便、初めてのバリウムグルグル(胃のレントゲン)、初めてのマンモ、と初めての事だらけでなぜかワクワク楽しく(個々の物はそれなりに苦しかったですが)検診を受けていました。
 ちなみに私が行ったのは、東京駅近くの松翁会というところ。半日で全部の検診を受けられる事ができ、健康診断に特化しているのでとてもスムーズでした。
 
 そして、最後の婦人科子宮頸がんの検査。それまで、何の異常もなかったので、さぁ、この後は帰るだけ、という時に、担当の女医さんに言われました。

女医さん「子宮頸がんとは関係ないけど、なんだか卵巣が腫れているみたいだから、本当はこの検査ではとらないんだけどエコーを撮ってみました。」
「?????卵巣?腫れてる??」
女医さん「エコーで見る限り、10cmかそれ以上はありそうです。」
私「はぁ。(よくわからないけど、内蔵って普通それくらいの大きさがあるんじゃないの?)」
女医さん「たぶん手術をする事になると思いますよ。病院の紹介状書きましょうか?」
「フランスに住んでるのでいいです。(手術?でも最近日帰り手術とかも聞くよね。日帰りでやってもらおう。)」←全然わかっていない。
女医さん「捻じれたり破裂したりしたら大変なので早めに病院に行ってくださいね。」
「はい。(休む事になっても大変だから、さっさとちゃっちゃとやってもらおう。手術当日はお迎えに行けるかな?その日くらいは休んだ方がいいのかな?)」←やっぱりわかっていない。

 あまりに私に切迫感がなかったせいか、「卵巣のう腫ですから。フランスに着いたらすぐに病院に行ってくださいね。」と念を押された上、初めての人間ドックは終わりました。

 家に帰って、早速ネットで「卵巣のう腫」を検索。
 調べていくうちに、卵巣の元々の大きさは親指程度で、10cmというのはかなり大きい腫瘍だという事がわかりました。
 また、私が日帰りでできると思い込んでいた手術は、お腹を切るので、入院が約2週間、自宅療養一ヶ月

 入院が2週間、自宅療養一ヶ月って、仕事はどうすればいいの?子ども達の世話は誰が見るの??両親は約1万キロ離れた場所に住んでるのに!頼れる人がいない場合はどうすればいいの?
 血の気がさーっと引く音が聞こえるようでした。
 
 つづく

 P.S.本日から入院してきます。

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2011年05月14日

ワーキングマザーの入院


投稿者 津田実穂

 ワーキングマザーをやっていると、とかく子どもの病気には振り回されます。
 熱がちょっとでも上がりそうだとドキドキし、伝染病にはタメ息をつき、大きくなると病気だけでなくうちのやんちゃ坊主は何針も縫うケガを何度もし(つまり何度も呼び出しをくらい)。実は、娘が10日ほど入院して死にそうな思いもしました。
 毎日が必死でいっぱいで、すっかり忘れてました。自分の事。
 まさか自分が病気になるだなんて思ってもいなかった。
 健康だけが取り柄だと思っていたけど、とんでもない。
 当たり前だけど、自分の入院は子どもの入院よりも大変。
 頼れる親は近くにいない。しかも私は異国に住んでいる。

 病気の発見から書くつもりですが、実はもうあと5日で手術・入院
 5歳になったばかりのあまえんぼの娘が情緒不安定になって困っています。
 まだママと離れた事がない娘。
 入院する、という話をしたら「○○も一緒に行く。一緒に入院する。」と言って聞きません。
 普段以上に、ママにべったりになり、どこに行くにも「ママと離れたくない。ママどこかに行っちゃ嫌。」と言うようになり、自分の自己管理の悪さで子どもに辛い思いをさせていると思うと自己嫌悪の気持ちでいっぱいになります。
 入院を経験された方でお子様が情緒不安定になってしまった方がいらっしゃいましたら、どのようにお子さんにお話をされたか、ぜひ教えていただけませんでしょうか。
 娘の不安そうな顔を見ると、それだけで参ってしまいそうです。
 
 まだ入院してない皆様。
 健康診断、絶対毎年受けてくださいね!

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2011年02月13日

フランスの恋愛事情(幼児編)


投稿者 津田実穂

 せっかくなので、バレンタインにちなんで、フランス・パリの恋愛事情(幼児編)を書いてみます。

DSC00476.jpg

写真は、子どもが作ってきた、バレンタインボックス。

 恋愛大国ともいわれるフランス。
確かに、日本と比べて自由というか奔放というか。
お堅いはずの現役閣僚に限っても、隠し子がいるのは珍しくなく、大統領が任期中に離婚したり、そのたった半年後に外国人のモデル兼歌手と再婚したり、法相(女性)がこちらも任期中に未婚のまま妊娠・出産したり(父親は非公表)、ちょっと日本では考えられないくらい、おおらかですね。
 ちなみにこの法相、やはり任期中にピンヒールに網タイツでグラビア雑誌に出たりもしました。出産5日後に仕事復帰で登院したした時もピンヒール、とピンヒール好き。テレビで放送禁止用語を言った事もあり、 おおらかです。

 そんなフランスの幼稚園の恋愛事情を紹介します。

 びっくりする事に、年少の頃から、彼、彼女がいる子が多いです。
 年少の娘に、「あなたも彼氏がいるの?」と聞いたら、「うん、二人いる!」と答えられた時にはずっこけそうになりました。
 そ、そんな子に育てた覚えはありませんが。
 
 毎週のように彼が変わる子、マイケルジャクソンが彼氏だと言う子(もう死んでなかった?)、人彼氏がいる人、いろんな子がいます。
要は、子どもなので、なんとなく、という子も多いみたいです。自称も多い?
 恋人になるとどうなるのか、というと、バイバイする時にビズ(ほっぺにチュ)したりするみたいです。
 お口にチュやキュッと軽く抱きあってからバイバイする子もいます。親の影響?
 こないだ、娘は、同じアパルトマンに住むひとつ年上の男の子に、恋人のチュとただの友達のチュの違いを教えてもらった、と言って帰ってき、これまたひっくり返りそうになりました。
 ちょっと、うちの子に変な事教えないでちょうだい! まったく、そんなの誰から教えてもらうの?まだ5歳だよね?(ちなみに、大人びた子ではなく、すごい童顔の子なのでよけいびっくり。)
 
 小学校に上がると、羞恥心が出てくるのかちょっと落ち着いて、恋人の数も減るし、お口にチュやキュッとする子はほとんどいなくなりますね。でも、クラスの1/3くらいの子には、彼、彼女がいる感じでしょうか。
う〜ん、自分の小学生時代からは考えられない!
 
 写真は幼稚園の中で撮った写真。


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 この中にカップルは4組いるそうです。ってほとんどじゃない!
 
 日本人親としてはドキドキ・ハラハラしっぱなしの、パリの幼児の恋愛事情でした。

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2011年01月24日

大嫌いなフランス語


投稿者 津田実穂

 いきなりネガティブなタイトルですみません。海外生活、ストレスがたまる事もある、という事でお許しください。
 突然ですが、日常で頻繁に使われる言葉で私の大嫌いなフランス語を紹介します。
 
・私のせいじゃない(C'est pas ma faute. C'est pas a moi.)
・気にしないで、大丈夫(C’est pas grave.)

どんな時に使われるのでしょう?

◇私のせいじゃない(C'est pas ma faute. C'est pas a moi.)
子どもはよく言うセリフかもしれない。大人だって、心の中で思う事はある。でも口には出さないよね。
ところがフランスでは、信じられないほどよく耳にします。

・約束の時間に遅れた時、すっぽかした時の言い訳
「私のせいじゃない。電車遅れたから、目覚ましならなかったから、etc.」
びっくりなのは、友達の間だけでなく、不動産屋さんや工事の業者等、ビジネスの人にも頻繁に使われます。
不動産屋と物件の前でアポイント取ったのに、待てど暮らせど来ない。絶対忘れてすっぽかしたくせに、
「私のせいじゃない。今日は仕事忙しかったんだ。」
それってあなたのせいじゃないの?
通販で買ったものと違うものが届いたりして、クレームのたらいまわしにあってる時にも、耳にタコができるほど聞くハメになります。
「私のせいじゃない。私はただの受付よ。私のせいじゃない。○○の部門のせいだ。私のせいじゃない。メーカーのせいだ。」
あなたのせいじゃない事はわかってるけど、わざわざ言わなくてもいいんじゃない?
あと、あなた達のうちの誰かのミスではあるよね?

・グラスが倒れてジュースやワインをこぼした時、
「私のせいじゃないわ。グラス倒れたの。」
それって詭弁というのでは?
でも、反射神経のように言う人多し。子どももよく言います。

・レジでお釣りを間違えられ、指摘した時にも言われる。
「私のせいじゃないわ。」
あなたのせいでしょうがっ!!他の誰のせいだというの?

◇気にしないで、大丈夫(C’est pas grave.)
2番目のコレ、文字だけみると全然嫌な言葉ではないのですが、使われるシチュエーションに問題があります。
普通この言葉は、何かミスをしてしまった人に対して周りの人が言うセリフだと思いますが、フランスでは、ミスした側がこの言葉を発します

レストランで頼んだのと違うものが来た、お釣りが間違ってる、上階から水漏れしてる、車をぶつけられる、役所に書類をなくされた(なくすなよ!)etc.
日本では、「申し訳ありませんでした。」というセリフが来るシチュエーションでよく使われます。
謝る代わりに、明るく、
「気にしないで、大丈夫(C’est pas grave.)」
最初聞いた時は、聞き間違いかと思いました。
それって、私のセリフじゃないの?といつも思います。全然大丈夫じゃない時もあるし。
ちなみに、ごめんなさい、というニュアンスは1mmもありません。

◇番外編
お店に行って欲しい商品がなくて、いつ入荷するのかを聞いた時の返事。
・明日入荷します。(今はないけど2、3日中には入荷するかも、という意味)
・2、3日後に入荷します。(しばらくは入荷しない、という意味)
・来週入荷します。(入荷の目処はたってない、という意味)

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2010年10月25日

簡単でお金のかからない、ハロウィンの仮装方法


投稿者 津田実穂

 ハッピーハロウィーン!
 一足早く、パリの息子の学校でのハロウィンパーティーが終わりました。
先日も記事に書きましたが、フランスではハロウィンを祝う習慣がありません。
翌日の11月1日がお墓参りの日なので(ハロウィンは元々この前夜祭ですね。)、賑やかに祝う、というのとちょっと違うのです。
また、この11月1日の前後2週間ほどが子ども達は秋休みになるため、10月31日にお祝いする人は少ないです。
 息子の学校は外国人の多い学校なため、パリでは珍しく、秋休み前の最終日にハロウィンパーティーが行われました。

 今回、外国人も多い息子の学校にボランティアとして参加し(しかも魔女の格好をして。えへ。)、工夫を凝らした仮装の数々を見ましたので、お伝えしますね。

 書いたとおり、パリではハロウィンを祝う習慣がないため、パリでハロウィンの仮装コスチュームを手に入れるのは実は大変です。なので、学校の皆様、かなり工夫されてました。

 ほとんど何も買わなくてもできるものを集めてみました。
 これからハロウィンがあるけど、仮装のお金をかけたくない方、どうぞ参考になさってください。

DSC07751.jpg

 

 ■ウィッチ(魔女)
 女の子の定番ですね。魔女の仮装ですが、あのとんがり帽子さえゲットすれば、あとは黒いセーターに黒いスカート、タイツ、靴、と黒ずくめにすればそれだけで魔女っぽくなります。飾りのない地味なものより、リボンなどがデコデコしたワンピースやふんわりしたスカートなどの方がかわいいし魔女っぽかったです。
 とんがり帽子はポリエステルの安いのがネットでもたくさん出回っていると思います。
 帽子が手に入らなければ、大きめの黒の画用紙で手作り。三角すいと丸でできるので、意外と簡単です。オレンジと黒の画用紙でツートンカラーにしてもかわいいです。
 
 ■ゴースト

 白いシーツやカーテンに、目と口の穴を開けてかぶるだけ。簡単!
 ただ、これだとかぶった子供が目の位置を合わせるのがやや大変だったりもします。
シーツに頭が通る穴をあけてすっぽりかぶって頭を出し(肩から下部分が白シーツ)、頭は残りの生地でターバンみたいに巻く、という方法もあります。
こどもはラクだと思います。ひらひらしてるので、女の子がやってもかわいいです。
 保育園で使ったシーツとか掛け布団カバーなんかがちょうどいいのでは?と思いました。
 画像がないのでわかりにくくてすみません。
 
 ■スケルトン(骸骨)

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 黒の上着とズボンがあればつOK。子どものお友達は、紙(普通のコピー用紙)に骨格をプリントアウトして、切取り、縫い付けていました。写真のように、部位ごとに分けた方が簡単そうです。どこで骨の画像を見つけたのかはわかりませんが、広いインターネットの世界を探せばありそうな気がします。
見つからなければ、紙に骨を書いて、切り取ってつけてもいいでしょう。アバウトでも全然大丈夫です。紙と黒のマジックさえあれば大丈夫。
※なお、写真はいずれも、一日パーティーがあった後のものです。紙なので、活発な子だと最後はけっこうボロボロになるかもしれません。なお、これは4歳児のもの。
 
 
 ■ミイラ

これは衣装としても売ってるのはあまり見かけませんね。
そのまんまなのですが、包帯でぐるぐる巻きにします。できれば、頭にも多少巻いた方が雰囲気が出ます。でも、頭に全部巻くと、難しいしかなり怖いです。
けっこう包帯の量は必要だと思います。厚手の包帯の方がミイラっぽくなります。
もしくは、白いシーツやカーテンを細めに裂いて巻きつけてもOK。けっこハロウィンっぽいです。

 ■大人編
 ボランティアの父兄も、仮装しました。
同じく、帽子やピンポイントのものだけハロウィンのもので、後は自分の服の中からうまく雰囲気に合うものを着こなしている人が大半でした。
皆さん手持ちの衣装から上手に仮装してらっしゃいました。
ピンクやオレンジのウイッグをかぶってアクセントをつけている人も多かったです。
 なお、私はティーン用の魔女服を苦労してネットで探して買いました(大人用なぞ売ってない)。なんの工夫もありません。
 カメラ担当のママから写真が来たら、画像をアップしたいと思います。

 パリの人は、ただ単に出来合いのものを買うだけでなく、いろいろ工夫するので、とても参考になります。
 それでは皆様も、楽しいハロウィンを過ごされますように!
 

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2010年09月02日

パリの新学期


投稿者 津田実穂

長い夏休みも終わり、ついに新学期が始まりましたね。
働く母にとっては辛い夏休みもやっと終わりです。(といってもずっと学童に行っていましたが。)

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ちなみに、今年のフランスの新学期は9月2日木曜日に始まります。
なんて中途半端な日程。
これには理由があります。
その理由とは、

1日に始まったら先生が準備できないじゃない。」
だそうです。
さすが,労働者天国、フランス。
だったら2ヶ月もある夏休み中に準備をすれば、と思うのですが、夏休みはあくまでも夏休み。
先生達も夏休み(実際には何日かは学校に来ているようです。)。
先生の始業が1日。子ども達の始業が2日です。

ワーキングマザーも多いので、短縮授業は一切ありません。
新年度の最初の日から、それこそ一年生の入学式の日から、フルで授業があります。

大人中心な気がしなくもない、フランスの新学期事情でした。
(働く母にとってはありがたい。)

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2010年08月21日

イギリスのサマーキャンプに行ってきました。


投稿者 津田実穂

 今年、イギリスのサマーキャンプに行ってきました。
息子が。
1週間の泊まりのものです。(7泊8日)
ちょっと遠い場所ですが、興味がある方の参考になればと思い、キャンプ探しから申し込み、現地の様子などを書いてみます。

DSC06469.JPG

 去年、サマーキャンプデビューをしてからサマーキャンプ大好きになった息子。
 今年も絶対行きたい、と言われていたものの、次はどこにしようかさっぱり決めていませんでした。そんな今年の2月にWMSでこんな記事が。
 スイスのボーディングスクールの各学校の素敵なサイトを見て熱のように浮かれてしまいました。(スイス熱?)
 7歳から参加できるところも多かったので、冷やかし半分本気半分で見ていたのですが、何せ金額が高い!
 どうせ英語だったらイギリスでもいいのかな?とイギリスのを調べ始めたらスイスよりもずいぶんお手頃な価格だったのでイギリスに方向転換。最初からイギリスだけを見ていたら、やっぱりトータルすると高いので申し込んだか微妙です。 

 ちなみに調べた方法は、普通にネット検索です。イギリスの知人や掲示板(日本語)等も利用しましたが自分がネットで調べる以上の情報はなかったので、普通にいろいろ検索して調べました。

 息子は、学校で英語の授業はあるものの家では完全日本語なので、英語を使う機会がないな、とは薄々感じていました。
息子に、「英語で過ごすサマーキャンプもあるよ。」と言うと「行きたい!」と言うので真剣に探してみました。
 最初は、スイスの流れでサマースクールを探していましたが、サマースクールはたいてい2週間からなのと(息子は2週間以上の長期を希望していたけど、予算面で却下。)、夏休みまで勉強しなくても、と思ったので途中からスクールではなくキャンプを中心に探しました。
 
 結局、息子が行ったのは、PGLという、カヌーやクライミングやいかだ作りなどアウトドアのアクティビティがてんこ盛りのキャンプで、運営団体は50年以上の歴史と実績があり、イギリス国内の林間学校等でも使われている、老舗のキャンプです。
 
 探す時に重要視したのは、「英語」「イギリス」という事がなくても行かせたい内容かどうか(本人が行きたいか)。
言葉はあくまで手段だし、言葉をキャンプの目的にしたくはなかったので(あくまで我が家の場合)、本人が徹底的に好きな内容のものを探しました。
そういう意味でもサマースクールは早めに対象外になりました。(苦笑。まだ勉強するより遊びたい年頃ですもんね。)
 息子が大好きな、がんがんアウトドア系とスポーツキャンプ中心に探しましたが、スポーツキャンプはこの年齢だとデイキャンプ(日中だけ)が多かったので、アウトドア系に絞りました。

 次に重要視したのが、初めての海外キャンプということで、きちんとした運営母体のところかどうか。
 何かあったらやっぱり怖いので、最初は大手にしようと思いました。
 息子が行ったPGLは、前にも書きましたが50年以上の歴史と実績があり、イギリス国内の林間学校等でも使われている、という老舗。
 もう一箇所似たような大手のところがありましたが、そこもよさそうでした。細かく比較するのが面倒で、最初に見つけて熟読したPGLにしました。
 当然大手の方が値段は高めでしたが、スイスの値段が頭にあったせいか、信用第一、スイスより安いし、と、値段はあまり気になりませんでした。この時は。
 息子の好きな、アウトドアアクティビティてんこ盛り、系は大手しかなかった事もあります。大きな施設が必要ですもんね。
 大手のキャンプは、空港までの送迎オプションがある事が多い=外国人の受け入れに慣れているに違いない、と思った事も大手を選んだ理由のひとつです。

 とりあえず資料請求したら、施設紹介のDVDまでついた、立派な資料一式が送られてきました。写真は資料の一部です。
 この立派な資料の分は参加費に入ってるのよね、と思いつつ、
 楽しそうな写真満載の資料を見た息子は「ここに行くの?わーい楽しみ!早く行きたいな♪」と行く気満々。
親が連れて行ってあげれない(いや、行きたくない)内容だし、家族で行くこともなさそうだしちょうどいいかな、と思い申し込みました。
 時期がまだ早かった事と(3月下旬頃でした)資料が届いて何日以内ならOKという早割りを使って、少し安く申し込むことが出来ました。

 私は大自然の中での泊まりキャンプ、しか調べなかったですが、ロンドン近郊には、地元の子向けや外国人向けのキャンプ(泊まりも通いも)が星の数ほどありました。

 キャンプの値段は、こんなものかな、と思っていましたが、やっぱりけっこうかかったのが交通費
 まず、大自然の中でのキャンプ、ということは公共の交通機関もなく、自力での送迎は無理。ロンドンから一番近いところを選びましたが、ロンドンからの送迎バス費用が80ポンド(1万円強)しました。空港での送迎は倍以上したので、どうせなら観光もしちゃおう、とロンドン市内の送迎ポイントまでは行きました。
 そして、海外からの参加となると、バカにならないのが渡航費。本人の往復の渡航費に加え、付き添いの大人の渡航費もかかります。はっきり言って、キャンプの費用より高くなります。
 また、ロンドンは物価が高くホテル代も高いです。滞在するなら滞在費もそこそこかかります。
 当初は「スイスより安い♪」とウキウキしていましたが、この辺を手配する頃には青ざめてきましたね。
 スイス熱がなければ申し込んだかわかりません。
 
 もし海外キャンプをお考えの方がいたら、航空券もキャンプも早めに決めた方が安くなるかとは思います。
 もしくは、直前だと、定員に達してないキャンプのバーゲンみたいなのもやっていてとても安く申し込めます。今も半額セールやっています。
 
 なお、ここ、参加した人のお友達割引、もあるみたいで、割引して欲しい方がいたらどうぞ言ってください。100ポンド安くなるみたいです。
実際の息子の体験は、また別記事にします。

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2010年07月04日

初めての、子どもと3D映画〜シュレックフォーエバー〜


投稿者 津田実穂

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 シネマ・こむぎスタイル、パリ特派員のみほっちです。なんちゃって。
子どもを出産してから、すっかり映画館から遠ざかってしまい、もうすぐ上の子は7歳になるというのに、映画館で見た映画は「ポニョ」のみ。
「ポニョ」ですら娘に号泣されたので、またまた足が遠のき、今に至ります。
しばらく行くつもりはなかったのですが、放課後いつもサッカーで遊んでるグループのお母さんに誘われて、4歳〜10歳の10名ほどで行ってきました。

仏題は「シュレック4」、邦題は「シュレックフォーエバー」みたいです。
シュレック4といっても、1も2も3も見てないんですけど。
行ったのは、シャンゼリゼ通りにある、Gaumentという映画館です。
ソルド(バーゲン)の初日のせいか(そんな日に企画しないで欲しかった)、シャンゼリゼはすごく賑わっているのに中に入ると経営が心配になるほどひっそりしてました。

着いてから思い出しました。
映画館から遠ざかっている大きな理由を。
映画、フランス語じゃん。わかるのか、私?
そういえば、ポニョは日本語だから見たのでした。
が、ここまで来たら引き返せないので、素直に見ることにします。

めがねをかけるとこんな感じ。

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どうして男の子って、普通に写真を撮らせてくれないんでしょう。


 ちなみに、娘は3Dの映像が嫌だったみたいで、メガネはかけずにずっと鑑賞してました。

 CMも3Dのものがいくつかあり、お菓子のCMでお菓子がいっせいに観客に向かって投げられると、子供達がいっせいに手を空中に出してとろうとしたのがすごくおもしろかったです。何度やっても、子ども達は空中に手を出してました。(笑)
気のせいか、普通の映画よりCMが多かったと思います。始まるまでが長くて子ども達が飽き気味でした。

 映画が久しぶりの私は、3Dがすごいというより、アニメの発展というかCGの技術のすごさにびっくり感動しました。
ものすごくリアルなCGなんです!シュレックって。質感がすごい。
そっか、前回は手書きのポニョだったもんね。
3Dももちろん、おお〜、飛び出してる〜、とおもしろかったです。

シュレックの話自体ですが(公開前なのでネタバレなしで行きますね)
1,2,3を見てませんでしたが、今までのシリーズを見てなくても十分楽しめました。見てたら、細かいところがわかってもっと楽しめると思います。
シュレックの人気の秘密だと思うのですが、設定が思いっきりおとぎ話なのに、登場人物の心理が現代の人間に当てはまるというか、あぁ、こういう気持ちになるよね、わかるわかる、という感じでした。
シュレックに子どもが産まれた後の話なので、特に子どもがいる方は共感できるのではないでしょうか。
あと、ギャグ満載なので、とにかく楽しいです。
豪華な声優陣もウリみたいですが、フランス語吹き替えなので聞けず、残念でした。

 2回目の映画が3D映画だったわが子達。
これからの子ども達は、映画といえば3Dになるんでしょうか?

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2010年06月15日

ワールドカップ観戦 in パリ


投稿者 津田実穂

 ついに始まりました、2010年サッカーのワールドカップ南アフリカ大会!
 直前の試合に全敗したり、いまひとつ盛り上がりには欠けている気がしなくもなかったですが。
 日本人として、パリで日本代表を応援したいと思いつつ、当然周りには日本を応援する人はいないのです。
 やっぱり、日本を応援する人に囲まれて日本を応援したい!と思って、エッフェル塔の麓にできた特設巨大スクリーンの前まで応援に行って来ました。

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 試合開始は午後4時。子どもの学校が終わったその足で会場に向かいました。日中は大雨が降っていたのにきれいに晴れ上がりました。

 

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 今回のワールドカップのために作られた、エッフェル塔が目の前の特設巨大スクリーン。観光も一緒にできてオトクな感じです。
 
 ヨーロッパの国の試合の時はものすごく混雑するそうですが、日本対カメルーンという、相当マイナーな試合のため、混雑もしておらず、でもそこそこ人もいて、いい感じでした。ゆったりと芝生に座れます。
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 日本人とカメルーン人の割合は、半々かちょっとカメルーンが多いくらい。
カメルーンサポーター、試合が動いてない時はかなりやる気なさげに寝そべってるかと思えば、重要なところでは大声オーバーリアクションで応援しており、なかなか楽しかったです。
 
 協賛企業のブースで、無料でペインティングをしてくれました。ついでに無料で写真も取ってくれるそうですが、試合が気になる息子にせかされ、写真は断念。ハーフタイムの時にやればよかった。
 
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 そして、やったー!日本勝利!
 もう、最後は、どきどき、はらはら、しっぱなしですが、とっても感動しました。
 
 喜びにわく、日本人サポーター達。

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 サッカーにすごく興味があるわけではない私としては、疲れた、という感想もありますが、でも、本当に感動しました。
 日本代表の皆様、素敵な試合をありがとうございました
 今後の試合も頑張ってください!応援しています!

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2010年05月05日

小一の壁がないフランス


投稿者 津田実穂

 ワーキングマザーの皆様、WMSの読者の皆様、すべてのお子様のお母様お父様、遅くなりましたが、入園、入学、おめでとうございます!
 4月から新生活が始まり、親子ともども、慣れるまで最初は大変ですよね。1学期は親の出番もなにかと多く、本当に大変だと思います。
 パリ在住の我が家も、この4月から日本語の補習校が始まりました。といっても入学式も何もなく、いきなり普通に授業が始まりましたが。1週間に80分しか授業がないからしょうがないですけど。

 さて、実は、フランスには小一の壁がありません
 そんなフランスの教育システムについて書いてみたいと思います。

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 まず、公立のほとんどの幼稚園と小学校は隣にあり、小学校の数だけ公立の幼稚園があります。
 フランスでは、幼稚園からが「学校」という位置づけのため(お勉強は小学校からですが)、保育園は3歳までです。
 そして専業主婦の家庭もワーキングマザーの家庭も皆、幼稚園に入ります。幼稚園という幼い年齢のうちに、共働き家庭と専業主婦家庭が出会うし幼稚園は4時半までと長いので、それほど違和感はありません。また、すべての公立幼稚園には、預かり保育のシステムが完備しています。6時半まで、誰でももれなく預かってもらえます。
 そして、その学区の幼稚園に通っていた子がそのまま隣の小学校に上がります。なので、顔ぶれがほとんど変わりません。
 フランスの幼稚園では、人数が中途半端だと、年少と年長の混合クラスがあったりしますが、同じ流れで、年長と小一の混合クラスがあるくらいです。
 
 また、登校時間と下校時間も幼稚園と小学校は全く同じです。朝8時半から夕方の4時半まで。
 だから、子ども達は学年がひとつあがっただけで、今までと同じ環境で過ごす事になります。親も迎えに行くのが隣のドアになるだけで、環境が変わりません。

 ちなみに、公立だけでなく、私立の学校も、幼稚園から高校までがある、というところが大半です。(そういえば、大学付属の学校って全然ありません。)

 また、フランスは短縮授業が一切ないので、これもワーキングマザーにとってはとても助かります。環境が変わらないので、入学したその日から4時半まで授業があります。
 その代わり、長期休みはとても多いです。(夏休みが2ヶ月、春休みと秋休みと冬休み2回が2週間ずつ。多すぎる。)これがWMの悩みのタネなのは日本と同じかもしれません。
 
 このようにして、幼稚園と小学校はセットになっており、このセット自体が共働きに対応しているため、フランスには小一の壁は存在しません。

 小学校に入ると、お勉強が始まって、宿題等もでるので、変化は確かにあり、大変は大変です。
でも、環境の変化がないので、子どもに負担がなく、新しく始まったお勉強に専念できます。親も、小学校になったからといって仕事を辞めたり変えたりする必要はありません。
 
 フランスの教育システムも、いい事ばかりでなく、問題がいろいろありますが、(フランスでもゆとり教育による学力低下はあり、深刻な問題です。)この、小一の壁がないシステムは、とても良いな、と働く母の一人として思います。

 日本でも、民間学童等が発達して(公的な学童も)、少しでも小一の壁が低くなることを願ってやみません。

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2010年03月23日

ヨーロッパの子連れスキー事情:ゲレンデ編


投稿者 津田実穂

前回の、ヨーロッパのスキー事情に続けて、実際のヨーロッパのゲレンデの様子をレポートします。
タイトルにフランスが入ってない理由ですが、実は私はフランスのゲレンデに行った事がありません。
 理由は、前回のレポートにもあった、 学校休みの期間は7泊8日単位でしか予約を受け付けてくれない、事。
 日本人の我が家にとっては、7泊8日スキーだけをするというのが、どうしても、時間的にもお金的にももったいなくてできなかったからです。
 ヨーロッパで一番ゲレンデが多いのはフランスだそうなので、一度は行ってみたいですけどね。

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 我が家が行ったのは、周辺の観光も兼ねて、有名巨大なスイスのダボスのスキー場と、オーストリアの地元向けの小さなボーデルスキー場です。どちらもドイツ語圏なので、言葉のわからない場所でのスキーでしたが、問題なく楽しめました。

 ※写真はすべてボーデルスキー場です。

 ダボスは、日本にもそんな名前のスキー場がありますが、スイスのナショナルチームもご用達の有名&巨大ゲレンデ。子連れなので巨大ゲレンデを満喫することはできませんでしたが(一番長いコースはなんと15Km!)スケールの大きさには圧倒されました。

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 ダボスは、スノーボードのハーフパイプも、モーグル用のこぶこぶゲレンデもあり、ないものはない感じです。
 そして、ゲレンデが基本的に北向きなので、雪質はとにかくよかったです。さらさらのパウダースノーで、下手くそな私でもスキー初めての子ども達でも楽しく滑れました。
 ダボスに限らず、ヨーロッパのスキー場は、ゲレンデが広く比較的長めなコース展開です。そのアルプスの雄大な景色の中滑るのって、快感以外の何物でもありません。滑っていてすごく楽しかったです。
 フランス中の人がゲレンデに向かう気持ちがよくわかりました。
 
 
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 そして、ダボスのゲレンデが北向きということは、山を望む麓は南向き。お昼時には、日当たりの良いテラスでゲレンデを見ながらビール付きのランチが楽しめます。
 海に置いてあるようなデッキチェアで日光浴を楽しんでいる方もたくさんいました。
 ヨーロッパのゲレンデは、ゆったりとした時間が流れています
 
 ボーデルのような小さなスキー場の良い点は、リフトが混んでないことですね。
 
 大きなスキー場だと、子ども向けの施設が充実しているのが嬉しいです。ちびっ子向けのスクールもたくさんあり、設備も充実しています。託児施設もたいていのところであります。言葉がわからなくても、本人が嫌がらなければ基本的に入れてくれます。外国人には慣れています。
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スクールに入れてみたものの、言葉の壁なのか、本人の運動神経の問題なのか両方なのか、お友達がぐんぐん滑れるようになるなか、娘は全く上達の兆しを見せませんでした。(涙)


 最後に、日本と違うヨーロッパのスキー場ならでの注意点を書きます。行く方がいましたら参考になさってください。

・ヨーロッパのスキー場では、ウェアのレンタルはほとんどありません。板のみです。高いのを買うハメになるのでウェア一式は用意していきましょう。

・日本ではほとんど見かけないTバーリフト(滑走リフトというらしいです。バーみたいなのをまたいで、リフトに引きずられながら滑りながら上がるタイプ)。これが未だに主流です。ダボスくらいの規模になると、だいたいのコースに座って乗れるチェアリフトがあり、ゴンドラもありますが、マイナースキー場だとほとんどがTバーリフトで、これが結構大変でした。(なので、子どものスクールも、リフトに乗る練習がかなりありました。)
初心者コースなら転んでコースアウトしてもそのまま下まで滑れる場合が多いですが、小さなスキー場では、初級者レベルのコースのリフトでも、転んだら森の中を転げるしかないようなリフトが結構ありました。私はほとんど息子と行動してたのですが、親子だと身長差がかなりあるので、ずっと空気椅子状態で昇らねばならず、かつそんな森の中息子が転ばないように最大限の気を使わねばならず、でリフトが一番疲れました。私の行ったボーデルスキー場は、麓のリフトがTバーでチェアリフトが山の中腹に一つしかなかったので、1回上がったら、麓にほとんど降りられませんでした。
スノボ派の人は、Tバーだと相当大変だと思うので、チェアリフトの有無の確認をしておきましょう。

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・ヨーロッパのゲレンデでは、リフト乗り場にはたくさんの人がいても、滑っている時ふと周りを見るとひとっこ一人いない!という事が多々ありました。天気が悪いと、どこがコースか見極めるのも難しいです。いや、天気が良くても、人がいないと見渡す限り真っ白でコースがどこだかわかりませんでした。また、リフトの終わる時間も意外と早く(どこも4時半で終わり)コースの継ぎが悪いと下手すると自分が帰りたい場所に帰れません。地図と時計は必ず持ち、天気が悪い時は無理しない方が良いです。

・ただでさえ荷物が多いのがさらに多くなる子連れのスキー旅行。防寒具以外のものは何一つ持っていきたくないところですが、注意点が一つ。初日、スキーを終えたほぼそのままの格好で夕飯を食べにホテルのレストランに入ってびっくり!女性はほとんどキレイ目のスカートにハイヒール。男性も襟付きの人がほとんどでジャケット姿も。慌てて部屋に引き返して着替えてから出直しました。観光もあったのでたまたままともな服も持っていたのですが、スキーにハイヒールを持っていくなんて思ってもみませんでした。こういうところはヨーロッパだな、と思います。ちなみに高級ホテルに泊ったわけではなく、チェーンの3星ホテルです。ヨーロッパでは、エレガントな服を必ずスーツケースに入れましょう。

 ヨーロッパのスキー場も素敵ですが、注意点の事も考えると日本のスキー場も十分魅力的だと思います。
 皆さんがスキーを楽しめますように。

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2010年02月25日

フランスのスキー事情(ヨーロッパのスキー事情)


投稿者 津田実穂

バンクーバーオリンピック、熱い戦いが繰り広げられてますね。
 今、受験シーズン真っ只中で、浮かれたスキーネタを書くのもどうかという思いはありますが、今回、フランスのスキー事情について書いてみます。
 というのは、ただいまパリは第二冬休み中(第一冬休みはクリスマスと年末年始)、この休み、別名スキーバカンスとも言い、猫も杓子も、スキーに行くためのバカンスです。
 個人主義なフランス人がここまで皆同じ事をするなんて!とびっくりするぐらい皆一様にスキーに出かけます。

 パリに来た最初の冬、まだ下の子は乳児だし、日帰りかせいぜい一泊で雪を見に行く感覚でスキーにでも行く?と夫と話をしていて、パリから近いスキー場を探した事がありました。東京から湯沢みたいな感覚で行けるところ。そして、驚愕の事実を発見しました。

 結論。パリに近いスキー場などない。
 農業大国のフランスは、そのほとんどが肥沃な平野です。特にパリの周囲。地平線まで続く牧草地や畑の中をドライブしてると、豊かだな、恵まれた土地だな、と思います。でも、何か足りない。
そう、山が近くにないのです。山(傾斜)がなければスキーはできない、という当たり前の事実にこの時初めて気がつきました。
 このグーグルマップでわかっていただけるでしょうか?地形のところをクリックしてください。
わかりづらいかな?

 ちなみに、話はそれますが、パリから近いビーチというのも存在しません。
北に行けば海はありますが、横浜育ちの私の感覚ではビーチと呼びにくいものがあります。(夏でも寒い。水がすごく冷たい。)
南北に細長い日本は、どこでもたいてい山も海も近いですが、それはそれですごく恵まれている事だと思います。

 話は戻って、パリから一番近いスキー場でも片道5〜6時間はかかります。
 つまり、パリからスキーに行きたい場合、必ず泊りになります。(夜行バスを使った弾丸ツアーはあります。子連れは避けた方がいいでしょう。)
 アルプスまで行かなくてもいい、モンブランを眺めながらシャモニで滑らなくてもいい、と思っていましたが、結局有名なところはアクセスがいいため、この辺りが一番早く行ける気がします。 
 さらに、ヨーロッパのスキーというのは、基本的に一週間単位での滞在になります。
宿が、日曜から翌日曜までの、7泊8日単位でしか予約を受け付けてくれません。
 そんなバカな、と言いたいですが、スキーバカンス中はどこもそう。ピークをずらせばもっと短い宿泊も可能ですが、住んでいると子ども達が学校を休めないので無理です。スキースクールもやはり一週間単位でカリキュラムが決まっており、週の途中からは入れません。日本人の私にはびっくりな事が多いです。
 
 日本ではスキー人口が激減しています。
 スキーは言うまでもなく、お金のかかるスポーツです。ウェア代、道具代、リフト代、etc.ヨーロッパも、決して安くはないです。上記に書いたよう、パリからスキー場はとても遠いため、かかる交通費は日本より高いです。
 正直、ケチなヨーロッパ人が、どうしてもこんなにも皆お金のかかるスキーに行くんだろう、と不思議でした。
 でも、ゲレンデに行ってわかりました。
 楽しいから行く、答えはシンプルです。
 
 我が家は去年ヨーロッパスキーデビューをしましたが、カメラを家に忘れるという大失態を犯したため、ヨーロッパの素敵なゲレンデの写真はありません。ごめんなさい。
 来週、スキーに行くので、帰ったらそんなゲレンデ編(日本のスキー場へのエールも込めて)をアップしたいと思います。

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2010年02月10日

バレンタイン・キッス


投稿者 津田実穂

みほっちです。
あけましておめでとうございます。。。。
というにはあまりにも遅い時期ですが。
大変遅ればせながら、今年もよろしくお願いいたします。

私事ですが、年始にパリ市内で引越しをし、その際新居でも旧居でもさんざんな目にあって凹んでおりました。
という言い訳は置いておいて、

これ、なんだかわかりますか??

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正解は、チョコレート
そう、気がつけば、もう今週末はバレンタインです。
パリでは、女性が男性にチョコレートを贈る習慣もないし(どちらかというと、男性が女性に花を贈ります)、
それ以前に、我が家ではダンナに何かを贈る習慣は廃れつつあったのですが、
この唇の形があまりにもインパクトが強かったので買ってみました。

クリストフ・ルッセル(Christophe ROUSSEL)という、かなり個性的なパティスリーのショコラで、その名も

キス(フランス語でBisous)

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 まだ食べていませんが、店員さんに聞いたところ、赤いのがフランボワーズ味で、金色のがキャラメル味だそうです。
 このパティスリーは、このチョコだけでなく、マカロンでもマシュマロでも、とにかくカラフルで味も個性的です(カクテル味のマカロンなんかがあります。キューバリバー等。)。

 調べたのですが、現在は、日本ではまだ販売されていないようです。
でもそこは、何でも買える都市トーキョー
 このお店はパリのサロンドショコラに出展していましたし、来年には日本でも買えるようになってると思います。
パリにいて、日本で買えないものって本当に少ないです。何でも買える東京は素晴らしいです。
 日本には優秀なバイヤーたくさんいるんだな、と思います。

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 忙しい毎日ですが、バレンタインは身近な人に感謝の意を表すいい機会でもあると思います。
皆さんも、ダンナさんやお世話になっている人に何か贈りものをしてみませんか?

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2009年10月27日

パリのハロウィン事情


投稿者 津田実穂

もうすぐハロウィンですね。
という言葉が出てくるくらい、日本でもやや定着した感があるこのイベント。
ハロウィンの起源はケルト(北フランスからイギリス、アイルランドにかけて。)と聞いたことがあったので、起源のすぐ近くのパリではどんな素敵なデコレーションが街にされるのだろうか、どれだけ盛大に祝うんだろう、とフランスに来た直後はわくわくしていました。

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 ところが、

 10月になっても街にハロウィンのデコレーションはほぼ見当たらず、10月の終わりごろになると学校は秋休みになり、つまり、10月31日に仮装した子ども達がキャンディーを求めて練り歩く姿など全く見られませんでした。バカンス中なのでそもそも子ども自体が、街に全然いません。
 結論から言うと、日本で見られるハロウィンはアメリカの行事のようです。イギリスもそうなのかな?
 えーっ!ハロウィンってフランスにはないの?と、なんだか納得いかなくて、そもそもハロウィーンが何かというのを調べたところ、キリスト教の「万聖節」という神聖な日の前夜祭だそうです。この「万聖節」という名前を見ても何の事だかさっぱりわからない行事が何かというと、亡き聖人たちを祭るカトリックの行事だそうです。死人のための日、ということでは日本のお盆に近いでしょうか。また昔のケルト民族の歴が11月1日が新年であったため(私はこちらの方の説を聞いていました。)、10月31日はその大晦日となり、この2つが、アメリカに渡った移民達の間で同時に行われるようになり、ハロウィーンとしてお祭りが行われるようになったようです。つまり、フランスでは昔も今もハロウィンを祝う習慣はないようです。
 カトリックの国のフランスでは、前夜祭であるハロウィンのお祭りをするのではなく、当日の万聖節の行事が主のようです。この日は国の祝日で、お祝いというより厳粛にミサを行います。かなり神聖で重要な日のようです。そして、この「万聖節」の前後2週間ほど学校はお休みになります。
 なので、フランスでは、街中ハロウィンのデコレーションで飾られたり、10月31日に仮装した子供達が練り歩く、という光景はほとんど見られません。フランスにはハロウィン、ありませんでした。

 では、ハロウィンを全く祝わないかというとそうでもなく、お菓子やさんやおもちゃやさんの中にはデコレーションしているところもあるし、インターナショナル系の学校では休み前の10月半ばにお祝いしたり(あくまで校内のみ)、休み中の学童でもちょっと仮装し集まる程度の事はします。多少はお祝いするけど、たぶん日本より少ないと思います。
 ちなみに、パリのディズニーランドでは大々的にハロウィンやっています。アメリカから来てますもんね。
 ただし、かなり怖いです。

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さすが、本場、とっても怖いです。怖すぎです。

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 カトリックの国では、こんなイメージの方が強いのでしょうね。

 パリに来てから、私達が外国のものと思っているものは実は外国全般ではなくアメリカのものだった、という事に気づく事が多々あります。
 ハロウィンもそのひとつでした。

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2009年10月15日

フランス式?理科の授業


投稿者 津田実穂

息子が9月に小学校に入学しました。
といっても、フランスでは幼稚園と小学校の低学年は大抵隣の敷地にあり、あまり変わった感はないのですが。さらに息子の学校は幼稚園と小学校低学年は全くキャンパスが分かれてなくいつもごっちゃにいるため、入学、という感じは全くありません。

それでも、勉強が本格的に始まる、という意味ではやっぱり小学校は違いますね。
理科の授業内容がおもしろかった(不思議だった)のでご紹介します。

小学校に入って1ヶ月ほどしてから、初めて理科の授業があったしく、初めて理科のノートを持って帰ってきました。(あまり厳密な時間割りはない?)

どんなことやったのかな?と思って見ると、

青 + 黄 = 緑

赤 + 黄 = オレンジ

青 + 赤 = 紫

というのがずらずら書いてある。
ついでに塗ってもある。

これって理科というより美術では????
と日本人である私は思うのですが。

その後、遠足のお知らせが来ました。

理科の授業の一環として、オルセー美術館に色の勉強をしに行きます。
と書いてありました。

ますます美術っぽいんですけど。
フランスって、何かと授業が美術化してる気がします。

実は、算数でも、絵をたくさん描かせられます。
足し算でもかけ算でも絵を描いて数を数えてから答えをださせる、というやり方みたいです。

例えばこんな問題がありました。

人形が5つあります。
まず描いてください。
目は何個ですか?
手足は全部で何本ですか?
鼻はいくつありますか?

って、人形を5つも描くのが大変なんですけど!?
しかも最初っからかけざん?

絵を描くのが苦手な息子はこれにかなり苦労させられてます。
答えはわかってるのに絵がかききれず時間切れでバツになることが多々あります。

いろいろ授業が始まって、おもしろいです。(宿題見るのは大変)

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2009年05月29日

新型インフルエンザ in Paris


投稿者 fellow

日本列島を吹き荒れた新型インフル騒動、学校も再開して、少し落ち着いたでしょうか。
渦中におられた皆様、本当にご苦労様です。誰も思い症状にならずにとてもほっとしています。
 実は私、パリの新型インフルの感染者が入院している病院から数百メートルのところに住んでいます。ごく普通の住宅街です。

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この一週間にたまたま2回、その病院に行かなければいけない用事ができました。
日本での騒動を知ってるので一瞬迷いましたが、いくらフランスでもさすがにきっちり隔離されているだろうから(まだ人数少ないので)、おそるおそる行ってきました。

もちろん、帰ってから、うがい手洗いはいつもの何倍もしっかりしましたが。
 消毒でもされるかと思ったけど、病院の入り口のところはいたって普通、院内は、職員も患者も含めて誰もマスクをしていません。娘の診察をと処置をして帰ってきましたが、普段と変わったところは何もありませんでした。
帰ってから入院病院に行ったことを話しても、誰も避けません。
 フランスでは、5月1日に2名の感染者が初めて確認され、現在は、「感染確定事例」が15名、「調査中事例」が21名、「疑いが濃厚であるが確認が不可能な事例」が5名とされています。
一見少ないのですが、実は「疑いが濃厚」になる条件として、メキシコ、カナダ、アメリカの一定の場所から帰ってきた人、というのがあります。
国内感染を想定してない?(フランスの感染者はすべてメキシコ帰り。)
アメリカやカナダとの行き来は多いので、日本のように厳密に検査してみたら、大量に感染者がでそうな気はします。

 息子が通うインター系の学校には、メキシコ人のハーフの子も何人かいるし、夏に英語のためにアメリカのサマーキャンプに行く子も大量にいます。また、夏には世界中からパリに旅行客が来ます。
なので、私は秋以降が怖いです。メキシコに帰るの、今年は自粛してくれないかなぁ、いや、何より家族を大切にする人達だし、帰省はするでしょうね。

 新型インフル、フランス人に聞いても、知らないか、知ってても何の対策もしてない人がほとんどです。出張が自粛になってるのは日系の会社のみです。今回は弱毒性なのでいいですが。
 フランスでは、マスクをする習慣も手洗いうがいをする習慣も全くないこともあり,強毒性で感染力の強いウィルスが流行ったら大量の死者が出そうな気がして、フランス的いい加減さ、これはこれで怖いです。

 実家から慌てて送られてきたウィルス感染対策のマスクと、買い置きの食料をちょっと多めにして、備えたいと思います。

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2008年08月09日

パリで暮らしてみる【パリ・イタリア紀行】


投稿者 fellow

[母娘の二人で行ったフランス・イタリア旅行のフォトコラムです]

パリ・イタリア紀行

「パリで暮らす」なんてお洒落なことは夢のまた夢と思っていた私ですが、今回の旅行で比較的簡単に夢がかなってしまいました。たった4日間だけですが、私たち親子は確かにその期間パリで暮らしました。スーパーやマルシェ(市場)で買い物をして、地元の食材で料理し、観光して疲れて帰ってくるところはつかの間の自分たちのおウチ(アパート)でした。おウチというのはどこにあってもそれだけでホッとします。

このアパートは知人にmixiのコミュニティを教えてもらい日本から予約しました。
貸している人も日本人女性だったので、メールのやりとりだけで予約でき、事前にいろいろ教えてもらうこともできました。
こういう感じの短期貸しアパートがパリでもイタリアでも結構あり、費用もホテルにくらべて半額以下なので、私のように「暮らし感覚」を楽しみたい人にはお勧めです。
イタリアではホテルに泊まりましたが、私は断然アパート派なので、今後も何泊か同じ土地に泊まることが前提であれば、こういったスタイルを楽しみたいと思っています。

パリ・イタリア紀行
アパートはバスチーユ駅から5-6分の通り沿いでした。 さすがに初パリで街の一角のアパートまでたどり着く自信がなかったので、空港からは住所をタクシードライバーに渡して連れて行ってもらいました。パリのドライバーさんは職人気質なので思ったとおりきっちり連れて行ってくれました。

アパートにはキッチン、台所用具、冷蔵庫、調味料などがそろっていました。
普通に暮らすために必要なものはたいていあります。(条件はよく確かめたほうが良いですが)
スーパーマーケットも近くに3軒くらいあり、楽しくて何回も行っては地元の主婦に混じって買い物しました。
焼きたてのフランスパンを買い、野菜や乳製品、ハムやパテ、缶詰、パスタなども買って、簡単に調理して楽しみました。レストランにも何回かは行きましたがほとんど1日2食は自炊しました。
安上がりだし、カロリーコントロールもできるし、暮らしを知るにはなんと言ってもまず「食」からです。

パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行

滞在3日目には憧れのマルシェ(朝市)にも行って、いろんな食材を買いました。
旬のホワイトアスパラ、マッシュルーム、ドライトマトやオリーブ、リコッタチーズ、ビーツ、果物などなど。
こんな風にブルスケッタ風にしたり、サラダにしたりしてランチを楽しみました。

パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行
ここで買ったドライトマトは本当に最高に美味しかった!もっと買っておくべきだったと後悔しました。 残った果物(チェリーとイチゴ)はワインで甘く煮てコンポートにしてみました。酸味が強いのでとってもおいしくできて、それをまたフランスパンにのせてシアワセでした。


さて「食」のことばかり書きましたが、やはり暮らすには「移動」ができることが大事です。
着いた日にさっそく地下鉄の乗り方を教えてもらいました。パリの地下鉄はどこにいっても同一料金で回数券もあるので、一回買えばあとはチケットを自動改札に入れて乗るだけです。
地下鉄を覚えればぐーんと行動範囲が広がります。
何番線の何行きでどこで降りるかだけわかれば乗れます。そういうのはガイドや地図にたいてい詳しく書いてあります。それに分からなければ聞けば親切に教えてくれます。

パリ・イタリア紀行

事前に日本で調べたときには「地下鉄は治安が悪い」とか「スリに狙われる」とか怖いことがいろいろ書かれていましたが、まったく問題なくパリでもイタリアでも地下鉄を乗り継いでアチコチめぐりました。スリに注意は必要だし、確かにいろんな人種は乗っているけれど(自分だっていろんな人種のひとつだし)、みんなが普通に通勤やお出かけに使っている電車です。普通に乗れるのが当たり前なので過剰な心配はいらないです。

そんな感じであちこち地下鉄を使って出かけて、そして帰ってきてゆったりお風呂に入り、手作りご飯を食べて幸せな4日間でした。ちなみにパリはその時期(6月)は22時まで明るかったので一日をたっぷり使えました。
ツアーの旅行もそれなりに楽しいし効率的にまわれるとは思いますが、一度こういう旅の醍醐味を知ると、もう日本人ばかりのツアーに参加したいとはあまり思わなくなります。
片言英語だけでも十分なのでぜひ個人旅行の自由さとその国の生活に交わる楽しさを味わって欲しいなと思います。

娘にしても、母と一緒という安心感の中で、ちょっといろいろ冒険できて楽しかったんじゃないかと思います。旅行の間ぜんぜんベッタリではなく、それぞれはその場所の中で別行動することが多かったです。
同じエリアにはいるけれど、勝手に見たり写真撮ったり買い物したりして、「そろそろ行こうか」という時にはなんとなく合流するような形でした。今は携帯も通じるしねー
お子さんが少し大きくなったらこんな二人旅もお勧めですよ。

そうそう、最後にトラブルにあったことを少々。(これも今は楽しい思い出ですが)
初日の晩のことです。
アパートの鍵を渡してもらったときには問題なくあいたので、あまり心配せずに夜にお財布と鍵だけ持って(携帯や連絡先も部屋において)近くのスーパーにちょっと足りないものを買いに行ったんです。
そしたらにっちもさっちも鍵が開かなくなってしまい、30分格闘してもダメで、さすがに途方に暮れました。貸主も違うところに住んでいて連絡もとれません。
娘と相談した結果、仕方がないのでまわりの住人に開けてもらおうということになって、全く知らないお宅をピンポンしました。
幸い主婦らしき人が出たので、片言で(身振り手振りで)入れなくなったことを伝えて、開けて欲しいと頼みました。「OK」と言ってすんあり開けてくれて事なきを得ました。思わず手を合わせて拝んだかも。。
ちょっと鍵のまわし方が足りなかったようでした。
もちろんその後、娘と順番に鍵の構造をしっかり見て練習しました。
あとからそのことを友人に話したら「それができるなら(知らないウチに助けを求められる)どこでも生きていけるよ」といわれました(笑)

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2008年07月12日

ノートルダムの鐘【パリ・イタリア紀行】


投稿者 fellow

先月、成人した娘と二人でフランスはパリ、イタリアはローマ、ナポリ(カプリ島)、フィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノと旅をした。その思い出をフォトと一緒に綴って行きたいと思う。

初回はパリ・シテ島にあるノートルダム寺院。 ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリアを指すそうだ。パリの中でもここはぜひ見たかった。
娘が大好きだったディズニーの「ノートルダムの鐘」、原作はヴィクトル・ユーゴーの小説『ノートルダム・ド・パリ』(「ノートルダムのせむし男」)、ちょっと切なくて心に残る物語。
その鐘とバラ窓のステンドグラスとクーポラ(屋上)の奇妙な彫刻たちに会いに行きたかった。

パリ・イタリア紀行

シテ島には地下鉄を乗り継いで行った。一見島という感じでもない。
「広場にはジプシーが踊っているのかな?」と人種が入り乱れるエキセントリックなイメージを想像していたけれど、第一印象は案外明るい観光名所という感じだった。
最近改修を終えたそうで、外観は白くて綺麗だった。


パリ・イタリア紀行

教会の内部は一歩踏み入れると本当に暗い、外とのコントラストをあえて演出するようだ。でも目が慣れると次第にその荘厳な姿が現れてくる。
その感じがなんとも言えずいい!高い天井に巨大な柱、輝かしい祭壇、色鮮やかなステンドグラス、信者でなくても、思わず祈りたくなる。
ヨーロッパの教会はどこでも観光客と祈る人々が混在しているえれど、お仕着せがましくないところに共感が持てる。ふらりと寄ってしばし自分の心と向かい合う場所があるって素晴らしい。

ノートルダムの有名なバラ窓のステンドグラスは青く輝いて美しかった。ステンドグラスの一こま一こまに宗教の絵が刻まれている。キリストの生涯などが描かれているんだろうか。 全長130メートル、幅46メートルに及ぶ壮大な空間を埋める窓には、すべてステンドグラスがはめ込まれ、その数は176枚にも及ぶらしい。

パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行


クーポラ(展望台)は登るまでに30分ほど並んだ。入場制限があるようだ。
のぼり始めると464段ほぼノンストップで行かなくてはならない。踊り場の存在の重要性をはじめて知った。延々と続く螺旋階段、後ろから来る人がいるので止まれずさすがにハァハァしてしまった。
それでもたどり着いたクーポラの眺めはもちろん素晴らしい、パリをあらゆる角度から一望できる。
セーヌ川やモンマルトルの丘、凱旋門、エッフェル塔、ルーブル宮などが見渡せる。
パリの街を見下ろす彫刻はちょっとグロテスクでひょうきん、荘厳な教会にこういうセンスって、ほんとキリスト教の美的感覚って不思議で面白いな。一度宗教芸術に詳しい人に話を聞いてみたい。

パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行
パリ・イタリア紀行

娘と午後のパリの街を見下ろしながら「遠くに来たんだねー、本当にパリだねー」と感嘆交じりに言葉を交わした。

パリ・イタリア紀行

これは並んでいるときに通行人を驚かしていたパフォーマー、中国人親子がずっとゲラゲラ笑っていた。
イマいちセンスが分からなかったけれど、一緒に写真を撮る事になったので、2ユーロほど払った。
きっとこれもパリらしいひとコマなのかもしれない。

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2007年12月18日

世界で一番美しいクリスマス


投稿者 津田実穂

 早いもので、もう12月。師走ですね。
 パリはめちゃめちゃ寒いです。毎日零下で、寒さで耳や鼻がちぎれそうです。
そういえばユニクロがパリにもオープンしました。一番人気はカシミア。寒いですもん。
そして街角ではクリスマス用のモミの木があちらこちらで売られているのを見かけるようになりました。すっかりクリスマスモードに突入です。
 そんなパリの近況はさておき、
世界で一番美しいクリスマスを見たかったらアルザスに行ってごらん
そんな言葉に誘われて、行ってきました。アルザスのクリスマス。(去年なのですが)

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 アルザスは、教科書で習った「最後の授業」にもあるように、フランスとドイツの間で長く領土の争いが繰り広げられてきたので、フランスの中でもドイツ影響が濃い街です。
※写真はクリックすると大きくなります!


とても美しい街並みの街です。


アルザスは、モミの木の発祥の地ということもあり、クリスマスのイメージそのままの街です。
中心都市ストラスブールのクルベール広場にあるモミの木は、世界で一番高いクリスマスツリー(生木の)だそうです。 5階建ての建物より高く美しい巨大なクリスマスツリーには圧倒されます。
(が、カメラでうまく撮れず、携帯カメラのしょぼい画像で失礼します。)

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イルミネーションも素敵ですが、クリスマスデコレーションがとても素敵です。


あちこちの通りで、さまざまな飾りつけがなされています。

中にはバカラのシャンデリアで飾られた通りもありました。


豪華!世界で一番高価なクリスマス?


 世界で一番美しいクリスマス、として有名なだけあって、観光客の数もものすごいです。毎年100万人以上がクリスマスの時期にアルザスを訪れるそうです。
 つまり観光客だらけではありますが(世界で一番観光客の多いクリスマス?)、アルザスのクリスマス、とても綺麗でした。

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2007年12月04日

日本語になった「意外な」フランス語


投稿者 津田実穂

 日本語になったフランス語ってたくさんあります。

「とらばーゆ」「ベルメゾン」「ヴァンサンカン」など雑誌名や企業名にも多いですし、料理(オードブル、カフェ、グラタン、グルメ、コンソメ,ビュッフェ、ブイヨン )やファッション関係(ズボン、パンタロン、ブルゾン、プレタポルテ)、恋愛関係?(アベック、ジゴロ、ランデブー、アバンチュール)も多いです。

そんな、メジャーなものやひと目で外来語だとわかるものではなく、
まさかこれが日本語じゃなかったなんて!というものベスト3を書いてみます。

役にはたたないけれど、へぇ~、ということは間違いないと思います。

【第3位:サボる】

学校をサボる、バイトをサボる。
ワーキングマザーになってからはなかなかサボる機会が激減しましたが、この、さぼる、を変換すると、「サボる」と片仮名に「る」がついてます。
つまりこれは外来語なのです。
元はフランス語のサボタージュ (sabotage)です。
このサボタージュを略して『る』をつけたものが「サボる」です。

【第2位:オ-、エス】
運動会の季節になりましたね。運動会といえば綱引き。オ-エス、オーエス。
これも実はフランス語です。
オーはかけ声で、エスの部分は、引っ張るという動詞です。(=oh hisse)
もともとは船乗り用語だったそうです。
おしゃれなマダムが人形のような子どもに靴下をはかせるとき靴下をひっぱりながら、オーエス、オーエス、と言っている姿を見て、軽くカルチャーショックを受けました。

【番外編:オ パッキャマラ】
1位の前に番外編。
 小さい頃、誰もが一度は口ずさんだ童謡、「クラリネットをこわしちゃった」
あの中のナゾの歌詞
オ パッキャマラのパッキャマラのパオパオパッパッパ♪
そう、これも実はフランス語です。
この歌、フランスの歌だったのです。
フランス語では謎な言葉の羅列ではなく「au pas camarade(=友よ歩こう)」というようにちゃんと意味を持ってます。
日本語ではないけれど、意外なフランス語ということで番外編でした。

【第1位:ポチ】
犬の名前の代名詞ともいえる、ポチ。
日本固有の名前だと私もずっと思っていましたが、これもフランス語が語源でした。
時代はさかのぼり、フランス人宣教師が自分の飼い犬に向かって「プティ(=Petit)、プティ!」と呼びかけているのを聞いた日本人がそれを犬の名前だと勘違いして自分の犬にもシャレた名前を、とまねしてつけ、それが日本中に広まったのだそうです。
チビ、といったところでしょうか。
私も最初聞いたときは信じられず、「え~、だって花さか爺さんの犬だってポチじゃない。ウソだ~。」と思って調べたのですが、花さか爺さんの犬の名はシロで、明治時代に童謡になった時に当時大流行していたポチに変わったのだそうです。
へぇ~。
*ネットで調べたところ、ポチの由来は諸説あるようです。ただ、時代背景を考えてもこれが正しいのではないかと思います。

以上、みほっちの「役にたたないフランス語講座」でした!

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2007年11月19日

ストライキ!


投稿者 津田実穂

 日本では死語になりつつあるのではないでしょうか。
 記憶を辿っても、はるか昔に、ストをやったのだかやってないのだかわからないくらいの時間だけ電車が止まったことがあった程度だったと思います。
 フランスでは現役バリバリですね(涙)。ただいま鉄道の大規模ストライキの真っ最中です。最寄の路線の電車が、もう4日以上動いていません。先月もストがあり、それは一日だけだったのですが(といいつつ3日くらいダイヤは乱れまくり)、今回は無期限ストなので、復帰のメドは立っていません(涙)
 予定はぜ~んぶキャンセルです。だって出かけられない。
 当然、街は大混乱です。

 わずかに動いている電車には人が殺到し、移動手段が他にないので道路は大渋滞
 みんなイライラして殺気立っているので、事故もすごく増えます。
 電車の動いてないエリアに住んでいて車も自転車もない人は、歩くしかありません。
 パリの気温はすでに氷点下。辛いです。
 ストに反対するデモ行進まで始まって、混乱極まりないです。
 
 明日からは、学校や美術館などの公務員や、電気やガスなどの公共企業のストライキも予定されており(ちなみに日本では公務員のストライキは禁止されているそう。)、頭が痛いです。
 
 そう、学校のストライキも頻繁にあります。スト予定日の翌日もついでに休む先生もちらほらいます。
 授業だけはないものの一応学校で子どもを預かってくれる軽度のストから、学校が完全に閉まって中に入る事すらできない重度のストまで、様々です。
 保育園や託児所もストを起こします。働く母は有休を使うしかありません。
 裁判所も明日からストライキをするそうです。裁判、止まるんですか?と思うのですが。

 ただ、おそらく、こんな大規模なストライキはもう最後な気がします。
 今回のストは、元々国営だった旧国鉄の年金改革(旧国鉄だけの優遇措置を廃止するというもの)に反対してのストなため、何のメリットもなく不便を強いられている一般の人からは不満や批判が大きいです。
 ストに反対するデモ行進まで始まっています。
 そんな世論を背景に、サルコジ大統領も政策を強気に推し進めています。
 転換期にさしかかっているのかな、と思います。

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2007年10月09日

パリで競馬~凱旋門賞


投稿者 津田実穂

 行ってきました!ロンシャン競馬場で凱旋門賞
 といっても、競馬が好きなわけでも興味があるわけでもないのですが。
 趣味は麻雀と競馬という、なんとも男前な駐妻友達に誘われて行って来ました。

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 とてもよく晴れた日曜日、大渋滞を潜り抜けて芝の美しいロンシャン競馬場に到着!

 思った以上に広くてびっくり。トラックの中に駐車場がすっぽり入っていました。
 
 競馬場といえば、赤ペンを耳にさしたおやじ達が殺気立ってたむろっている、というイメージですが、ロンシャン競馬場はとにかくおしゃれ!ドレスアップした人が多かったです。
 男性もビシッとしたスーツに高級そうなネクタイを締めている人が多かったです。
 何より目を引くのは女性の帽子。あなたは孔雀?熱帯魚?と思うほど凝ってとにかく大きくて。果物がなってたり、トリがいる帽子の人もいました。
 ピクニックもするし、とジーンズで行った私はかなり浮いていたかも。
 

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 ドレスアップしたハイソな人たちはわりと上階の指定席に固まっていました。
 顔より大きな帽子を被り、ロングドレスを身にまとい、シャンパンを飲みながら観戦している様子はエレガントの一言!
 ちなみに私達は1階の庶民ゾーンで観戦。(子どもいるしね!)
 実はこちらのほうがレースには近く、大迫力の中観戦する事ができました。
 
 そして日本と違い、競馬場には子どももたくさんいました。
 子ども向けの遊具がたくさんあったり、ポニーに無料で乗れたり、ピクニックエリアがあったり、
 そして、ママ達が勝負に集中できるよう(?)託児所まであります。
 しかもこれがなんと無料
 託児所はけっこう広くて指導員の人もふんだんにいて、おやつやジュースまでもらえました。
 
 それにしても、サラブレッドは美しかったです。ポニーだったり観光馬車で馬を見かける機会はわりとありますが、今日間近で見て、サラブレッドの美しさは群を抜いているな、と思いました。

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2007年09月19日

環境に優しいパリのレンタル自転車


投稿者 津田実穂

 去る7月15日に、パリで「ベリブ(Velib)」という名のレンタル自転車事業がスタートしました。
 2ヶ月たちましたがこのVelib、現在のところパリジャンにも観光客にも大好評で、想定を上回る利用があるそうです。

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 「ベリブ」はフランス語の「velo(自転車)」と「liberte(自由)」を組み合わせた造語だそうです。
 
 人気の秘訣は安い利用料。1ユーロから乗ることができます。1日パスは1ユーロ(約170円)、1週間パスは5ユーロ(約840円)、1年間パスは29ユーロ(約4800円)で、短時間利用で回転を増やすため、利用料金は最初の30分が無料、次の30分が1ユーロ、以降は30分毎に2ユーロとする累進課金制度を採用してます。
30分ごとに乗り換えれば、1ユーロで1日乗れちゃいます。
 広告を掲載する権利の代わりにそれで運営費を賄っているのだそうけど、どこに広告があるかわからないぐらいで、美観を損ねてません。
 さすがパリと思ったのは、自転車もステーションも景色の美しさを損ねない色調でまとめられています。
 
 パリでは、自転車は車道を走るのでそれだけお気をつけ下さい。
http://www.wmstyle.jp/archives/2006/09/25_104255.php
 私は自転車と車と両方に乗りますが、Velibが始まってから自転車の数が大幅に増えたので自転車に乗りやすくなりましたね。以前は決死の覚悟で乗っていましたが。
 
パリで自転車って本当に気持ちいいです。
ダンナも最近、自転車通勤を始めました。(寒くなったら挫折すると思うけど)

日本でもレンタル自転車が普及して、放置自転車が少なくなるといいなと思います。

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2007年08月15日

戦争と平和


投稿者 津田実穂

終戦の日を異国で迎えるにあたり、戦争と平和について今感じている事を書こうと思います。
 テーマがテーマなので、どう書こうか、そもそも書くべきかすごく迷いましたが。たぶんうまくは書けてませんがよかったらお読み下さい。
 フランスに来て、日本にいた時よりも戦争が身近です。

 パリの主要な観光地では、銃の引き金に指をかけた兵士が警備をしています。
 フランスではちょっと前まで兵役もありました。
 はるか昔から、イギリスやドイツと領土をめぐって戦争を繰り返して来た国です。
 電車やバスの優先席では老人よりも妊婦さんよりも傷病兵が優先されます。
 そう、ユーゴスラビアやレバノンに派兵していたこともあり、今も傷病兵はいます。

 個人的に戦争はなくならないと思います。生物の進化の歴史を考えても、競争と争いを繰り返しながら進化は進んできたと思う。
 戦争は必要悪?
 でも文明を持っている以上、和平に対する努力を惜しんではならないと思う。

 自衛隊、防衛省、と言ってみても、海外では日本軍という表記です。れっきとした軍隊で軍事力もそこそこあることはよく知られています。
 
 人種の坩堝のパリでは、中近東出身の人が数多くいます。移民だけでなく、産業界の重鎮にも特にイスラエルやレバノン出身の人は多いです。(例えばカルロス・ゴーンさんはレバノン出身です。)
 実家が空爆された、親戚が戦争で死んだ、というのは、日本では60年以上前の話ですが、少なくともフランスでは今現在、現実に起こっていることです。知人にも何人もいます。
 
 ひとつだけ言えるのは、悲しみを産まない戦争はない。
 そして、憎しみを産まない戦争も、おそらく、ない。

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2007年08月10日

子連れでパリ旅行のお役立ち情報~乳幼児編~


投稿者 津田実穂

 いよいよ夏休みですね!このユーロ高の時期に子連れでヨーロッパに行く人も少ないかとは思いますが、子連れでパリ旅行のお役立ち情報(乳幼児向け)を書いてみます。
 ちなみに小学生編は、こちらこちらが大変参考になります。

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◆宿泊先は絶対に、アパートメントホテルがオススメ。
 フランスは基本的にレストランに子連れはNG。マナーにうるさいフランス、騒いだりぐずっている子どもへの視線の冷たさは日本の比ではありません。子連れ歓迎はファーストフードくらい。美味しいお惣菜もいっぱい売っているので、多少調理が出来たり電子レンジのあったりご飯を食べる場所や食器のあるアパートメントホテルの方が絶対いいです。値段も普通のホテルに比べると安いです。


◆パリの公園はおすすめ
 せっかくパリに来たのに公園?と思うなかれ。パリの美しい公園はパリジャン達も大好きな人気スポット。ポニーに乗れたりきれいなメリーゴーランドがあったり、ちょっとおしゃれな公園ライフを楽しんでください。都心にありながら緑も溢れているので大人も癒されます。チュイルリー公園やリュクサンブール公園がオススメ。
 
◆乗り物は子どもも大好き!大人も楽しい
 いかにも観光客な感じがして避ける人も多いですが、2階建ての観光バスやセーヌ川のクルージングとてもオススメ。子どもが大喜びするのはもちろん、観光地を効率よく周ってくれるので大人も楽しめます。どちらも日本語ガイドがついていて、本数が多いので乗り場ですぐ乗れます。


◆トイレ・オムツ換えはどこでする?
パリではこれに非常に苦労します。とくにオムツ替え。レストランでもカフェでも、ご飯を食べられる所でオムツ替えスペースがあることは、まずありません。オムツ替えはデパートでしかできないと思ったほうがいいです。大人は我慢できても子どもは難しいトイレ。これも大変。スーパーにもトイレがないんです。ファーストフードでトイレを借りれますがなんせか数が少ないです。一件敷居が高いですが、街中にたくさんあるカフェでもトイレは借りられるのでぜひ利用してみてください!


◆バリアフリーは期待しない
古い古いパリの街、地下鉄でさえ、エレベーター・エスカレーターはほとんどついてません。美術館はわりとありますが、お城や遺跡は絶望的です。子どもとベビーカーを抱えて、階段階段また階段。モンサンミッシェルでは死にそうになりました。ベビーカーは軽いものを、お城は子どもが大きくなってからにしましょう。

◆でも意外と子どもに親切
 ここまで読むとパリで子連れ旅行って地獄?と思うかも。ハード面では地獄だと思います。が、弱者に優しいパリの人は子どもにとても親切。メトロにエスカレーターがなくても、誰かが必ず手伝ってくれます。子どもにはたくさんの人が「まぁかわいい!」と話しかけてくれるでしょう。言葉が分からなくても人の優しさに触れることができる。これは子連れ旅行の特権です。

子連れでパリ、楽しんでください!

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2007年07月16日

パリの引越し事情~夏は出会いの季節、別れの季節


投稿者 津田実穂

 7月にはいってから、パリでは毎日のようにどこかの家で引越がおこなわれています。
 パリは人の出入りも多いので、引越しも多いです。
 パリの年度始めは9月。つまり、7、8月のバカンス期は年度末となります。そしてこの時期が引っ越しシーズンとなります。
 古い建物が多いパリでどのように引っ越しをするのかというと、エレベーターはたいていベビーカーすら入らないほど狭いので(我が家なんて開閉が完全に手動です!)家具はからしか出し入れできません。

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そこで、こんな風景がいたるところで繰り広げられます。窓から荷物を運び出しているのです。


 私の住む地域では、若い人は賃貸で住んでいる事が多いので、家を買ってそこに移り住む人や転勤で出て行く人が多いです。
 同じ通りに住むフランス人の友人2人も新居を買って出て行きました。
 息子の仲良しの友達も、パパの転勤でニューカレドニアに引っ越してゆきました。
 
 わたしも新参者
 そしていつかは出て行く身
 それでもやっぱり別れは寂しい
 
 でも、別れがあれば出会いもある。
 去年の秋にはかなりびっくりな出会いもありました。
 今年の秋にはどんな出会いが待っているんだろう。

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2007年06月22日

インタビュー第16回目は、フリーキャスター・エッセイスト 雨宮塔子さん


投稿者 村山らむね

■子供がいるからという理由で物事を諦めるのは、子供を盾にした自分への言い訳

- 今回はインタビューのお時間をいただき、本当にありがとうございます。憧れの雨宮さんとこうしてお話することができて本当に嬉しいです。

超有名人でいらっしゃるので、ご存知の方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、現在までのキャリアの軌跡を簡単に教えていただけますでしょうか。

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撮影:篠あゆみ ヘアーメーク:瀬川真奈美  『小さなパリジェンヌ』(小学館)より

雨宮塔子さん(以下 雨宮さん):1993年にTBSアナウンスセンターに入社し、6年間アナウンサーとして勤務しました。1999年3月に退社して渡仏、パリで暮らし始めました。

- 雨宮さんの退社は私にとってもすごく衝撃だったのですが、29歳という年齢で、人気絶頂のこの時期にリセットというか退社されたのは、どのようなお気持ちがあったのでしょうか?

雨宮さん30代をどう生きるかというのを入社してから考えるようになって、30代を迎える前にスタートを切りたかったんですね。それで29歳という半端な年齢だったのですが、私の中では実は確信犯的に準備を進めていました。

1970年、東京生まれ。
      TBSの人気アナウンサーとして活躍
1999年、TBSを退社し、単身パリに遊学。(ルーヴル美術館美術学校)
2002年、フランス在住のパティシエ・青木定治氏(「パティスリー・サダハル アオキ パリ」オーナー)と結婚。
2003年に長女を出産
2005年に長男を出産

現在はパリで子供を育てながら、フリーキャスター、エッセイストとしても活躍。著書に『金曜日のパリ』(小学館)、『それからのパリ』(祥伝社)がある。

- ルーヴル美術館の美術学校に留学されていますが、大学時代から関心がおありだったのですか?

雨宮さん:いえ大学では英文科で美術とは全然違うことをやっていて、でも美術はいいなぁとずっと思っていました。小さい頃から美術だけは成績がよかったので好きではあったのですが、本格的に勉強したいと思ったのはTBSに入社してからですね。

- 私のことを言って恐縮ですが初めての海外旅行がパリでルーヴルに衝撃を受けて1週間で5日も通ってしまったこともあるので、ルーヴルには少々思い入れがあるんですね。だから、ご経歴を拝見してとてもうらやましかったんです!ルーヴルの美術学校でのご専攻は?

雨宮さん:私は聴講生だったのですが、3年間在籍しました。ルーヴルのプログラムは、先史時代から中世、ルネッサンス時代、現代美術の3本柱で成り立っていたんですけど、それを1年間でひとつずつ全部で3つ専攻しました。でも、初めの頃は語学もちんぷんかんぷんで、勉強したうちに入らないかもしれないですね(笑)。テープ等には取ってましたが、理解できていないところも多かったと思います。

そういうふうにどっぷり美術に浸れる機会は、パリに来てからです。そういう環境に身を置きたかったので。それは、日本にいてはできなかったし、時間もないとできなかったことですね。

- 聴講生として飛び込む勇気はすごいですよね。“憧れる”と“行動する”の間のギャップの大きさに打ちのめされます。

雨宮さん:いえいえ、正規の学生は大変ですけど聴講生はそんな勇気はいらなくて。最初は正規の学生というのも考えていたのですが、最初から厳しくするとパリが苦しくなるよ、というアドバイスがあったので、まずは楽しもうと聴講生として入りました。

- その頃の生活は、「金曜日のパリ」の本で楽しく読ませていただきましたが、最後、唐突に結婚されて妊娠されてらっしゃいますね。(補足、最後のほうであくまでもパリ在住の人気パティシエとして青木定治氏を紹介なさっていたと思ったら、十数ページ後にそれがきっかけで入籍なさったことをさらりと書いていらっしゃる)

雨宮さん:あの本は、ある女性誌で連載していたものなのですが、結婚後、連載を一時中断して本にまとめる準備をしていた時、妊娠が判明したんです。結果、あとがきに出産したことも書き加えたのでああいう形になっちゃったんですよ。

- 1冊目の「金曜日のパリ」は非常に自然体でありながらも異国での立ち位置を探るような緊張感がある本で、2冊目はすごくゆったりして母の視点というかすごく視野が深く広がっていていいな、と思いました。

雨宮さん:そういっていただけるとありがたいのですが、むしろ狭くなってきた気もするんですよ。

- 狭いというよりは、育児の中で自分の時間も、自然に生活のなかで調和しているという気がします。

アナウンサー時代もブラウン管から拝見していて、たいへん頭の回転の速い方でいらっしゃるのに、かつ天然で親しみやすくいらっしゃるところのギャップがすごく好きだったのですが、文章も、読んでいて背すじがぴーんと伸びるのに、堅苦しくない。硬質な文章なのにしなやかさがある。女性的な繊細さがあふれているのにどこか男性的な部分もあるという二面性が興味深かったのですね。テレビでしか存じ上げない人にとっては、かなり男性的な感じがする文章だと思うのですが、読んだ方に驚かれませんか?

雨宮さん:親しい人には、文章の方が近いらしいです。アナウンサー時代の頃も、私の一面であることは間違いないのですが、実像と少し違うよね、とよく言われてました。

- すごく魅力的な文章を書かれていて、本当に惚れ込んじゃいます。

雨宮さん:ありがとうございます。


■時間は自分で作り出すもの

- 次に、育児と仕事についてお伺いします。自然体でお仕事をしてらっしゃる印象がありますが、雨宮さんにとって現在の仕事の位置づけとはどういうものでしょうか?

雨宮さん:そうですね。会社を辞めたのは、自分の好きな仕事をやりたいという思いがありました。会社員だと断れない仕事もありやらなければいけないこともあります。フリーになったことで、僭越ながらも自分のしたい仕事を選ばせていただける立場になれ、とても恵まれていると思います。自分で選んだ仕事なだけに、それに伴う責任を取る腹づもりもできます。育児をしているので時間的な拘束が短いのもありがたいですし。普通に働いてる方には優雅だね、と言われちゃいそうですが。

- 原稿はいつ書いていますか?1日のうちのどの時間ですか?

雨宮さん:全く書かないときもありますし、締め切りが迫ってくるとたくさん書くときもありますね。

余裕があるときは、子供が二人共、偶然同時に寝てくれた時や朝方早く起きたりしたときに書き、せっぱつまってくると、ベビーシッターさんにお願いして無理やりでも時間を作り、カフェなどに行って原稿を書いてます。パリのカフェは、周りもあまり気にしないのですごくいいんですよ。

- 素敵ですね!お姿が目に浮かびます。お子さまが生まれたことによってますますメリハリが出ているのでしょうか?

雨宮さん:はい。子どもが産まれてからは、時間があるときにやればいいや、という逃げができなくなりましたね。時間は自ら作るものというか。

- そうですよね。母になると、時間は自分で作ったり買わないと、ただ「時間がない」で終わってしまいますよね。

雨宮さん:そうそう、気分じゃない、という言い訳も通用しないし。もう、ここしかない、という状況。

- また子どもって不思議と、ここ、という仕事のときに体調崩しますよね。

雨宮さん:ええ、そういうことありますよね。

- 旦那様も大変お仕事忙しいかと思いますが、家事の分担はどうしてますか?

雨宮さん:家事は分担できてないですね。ほとんど自分ですね。彼の帰宅が毎日深夜なので、平日は子どもと一緒に寝ちゃったりもします。休日は彼がご飯を作ってくれたり、最近、平日もたまに幼稚園に送ってくれたりしますね。

- なさそうに見えますが何か生活で大変なことはありますか?

雨宮さん:彼が月に1回は日本に帰ってしまうので、いない時は、まぁいても(忙しいので)変わらないのですが、子どもが二人とも病気したりすると心細いですね。それくらいですね。あとは、父親はこういう仕事なのだからと、腹はくくっています。


■フランスの子育て事情、勉強と食についての意外なこと

- 日本では今、少子化なので、フランスの子育てや育児事情が注目されてますが、ずばり日本とフランスの育児に関する考え方の違いは?

雨宮さん:フランスの人は子供を産んでも、子どもは子ども、自分は自分、で自分の人生を生きていますね。子どものために何かを犠牲にする、という感覚が一切ないと思います。

- だからたくさん産めるのでしょうか?

雨宮さん:そうですね。産前と産後で環境をガラっと変えなくてもいいので、迷いがないですね。今の環境を変えずに子どもを育てられるので。

- 私は会社員をやりながら子どもを産んだので、育児休職時も孤独で、復帰してからも肩身が狭くって。フランスではそういうことがあまりないのでしょうね。

雨宮さん:はい。フランスでは、みんな子どもを産んでも働くのが当たり前なので、環境というかサポート体制などが整ってますね。あとは、べったり子どもとの時間を作るというよりは、メリハリをつけていて、ベビーシッターさんや託児所等、お金で解決する部分が多いけれども、子どもの文化的な催しには熱心だったり、すごくメリハリが効いていると思いますね。

- なるほど。メリハリ、いい言葉ですね。だらだら過ごすより、自分の時間と子どもといる時間とメリハリをつけている。ところで、ご主人はパリを拠点にされてますが、今後お子さんにはフランスで教育を受けさせるご予定ですか?

雨宮さん:ええ。

- それはうらやましいですね。お子さんの幼稚園生活はいかがですか?

雨宮さん:今、幼稚園に通い始めて1年目なのですが、やはりまだ言葉の壁があるので、友達ができづらかったり、毎朝泣いたりしてましたが、最近ようやくだいぶ慣れてきました。

- 家では日本語?

雨宮さん:はい。

- じゃあバイリンガルですね。

雨宮さん:そうなるといいんですけれど。時々ませたことを言うぐらいおしゃべりな子なので、フランス語の環境だと伝えたいことがブロックされてそれがストレスになっている気はします。でも、ちょっとずつ(フランス語も)話せるようになってきました。

- 子育ての悩みはありますか?

雨宮さん:悩みというか、やっぱり子どもに友達が出来づらかったり、泣いて帰ってきたりということがあると、こっちもせつなくなってしまいますね。

- それはせつないですね。

雨宮さん:あと、逆にこっちは勉強、勉強、という感じなんですね。意外かもしれないですけど。例えば友人の小学校1年生のお子さんなどは、6時まで学校で復習して、家に帰ってさらに家庭教師のもと、勉強しています。日本人の子なのですが、(フランス語の)書き取りなんかがどうしても他の子より遅れるので追いつかせるために勉強漬けにならざるを得ないのです。日本では土いじりだったりびのびした教育がある、と聞くとうらやましくなります。

- 日本でも中学受験のために小学校3年生くらいから塾通いってありますけど、でもフランスはのびのびしている印象を勝手に持っていましたが。

雨宮さん:いいえ、むしろ勉強、勉強、という感じですね。

- 日本の育児情報はあまり気にしてないですか?

雨宮さん:はい、あまり気にしないようにはしています。子どもの日本語のために、週に1回日本語の学校には通わせようかなと思っています。
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■小さなパリジェンヌ

- それでは、新しい本小さなパリジェンヌについてご紹介いただけますか?

雨宮さん:フランスの雑貨やモノの紹介、そのモノへの思いから、時にはパリのライフスタイルや社会の背景にも話をふくらませたつもりです。モノの写真がどーんとあって、そこに文章をつけている、というエッセイですね。


頑なだけれど自然体――そんな生き方、暮らしぶりが
鮮やかに伝わってくる、雨宮塔子の書き下ろしエッセイ


渡仏から結婚・出産までの4年間に渡って綴ったエッセイ『金曜日のパリ』は、同年代の女性たちから多くの支持をうけ、ベストセラーとなりました。あれから4年。雨宮さんは2児の母となり、子育てに追われる毎日を送っています。本書は、今の雨宮さんの生活になくてはならない、愛おしいものを題材に、日々の思いを書き綴ったエッセイ。・・ものの写真を通して、パリでの暮らしぶりがリアルに伝わってきます。アート、モード、グルメといった華やかなパリではなく、地に足のついた生活をしているからこそ見えてくる“もうひとつのパリ”がここにあります。

- 写真も雨宮さんですか?

雨宮さん:写真はいつもの篠さんです。篠ワールドが展開されてます。実は、らむねさんから頂いた漆器も紹介してるんですよ。あれは昔から好きな漆器で、日本のもので唯一登場していて、食育にからめて書いてます。

- 小さいうちから本物を使うっていいですよね。食のことも今までたくさん取り上げてらっしゃいますが。日本では今いかに簡単かというのが凌駕していて、でもフランスはいかに食に手をかけてるかというのが主流な気がしたのですが、いかがですか?

雨宮さん逆ですよ逆。手を抜いている人は多いです。ひどいところでは、パスタにチーズを絡ませただけのお昼を食べさせたり。離乳食でも、日本では細かなレシピもありますがフランスでは見たことがありません。だから市販の瓶詰めのみの食事で済ませてしまう人もいます。離乳食をきちんと作ってるお母さんは知らないですね。でも食は大事な国なのでマルシェやスーパーで食材を買って、夕食はきちんとつくっていますが。子どもの栄養バランスをすごく考えているとは、私は思えないですね。

- えー、意外ですね。フランスこそ、小さな頃から食に関して力を入れそうなのに。意外です(笑)。ところで、お子さんはお父様の影響でお菓子好きなんですか?

雨宮さん:そうですね。特に息子のほうが好きですね。娘は私に似てお菓子の中でも好みがうるさい(笑)。息子は彼に似て甘いものなら比較的何でも好きです。


■理想は“自分の人生を謳歌していて、子離れできていて、でも愛情たっぷり”

- 雨宮さんが今後トライしたいことについてお伺いしてもいいですか?

雨宮さん:書く量をもう少し増やせれば、とは思います。でも、時間的には今でいっぱいいっぱいですね。書く分野ももうちょっと広げられれば、と思っています。

- ぜひ小説も、お書きになってください!

雨宮さん:小説は、もう、自費出版で(笑)。そうなれればいいなとは思いますけど。

- 目標にしてる方はいますか?

雨宮さん:私それが、いないんですよ。フランス人女性は見てていいなと思いますけど。自分の人生を謳歌していて、子離れできていて、でも愛情たっぷり、みたいな。

- 「子供がいるからという理由で物事を諦めるのは、子供を盾にした自分への言い訳」という雨宮さんの言葉にワーキングマザースタイルのスタッフも皆、感動・賛同していて、私も全くその通りだと思うのですが、仕事か育児か、と2者択一で考えてしまって悩んでいる方や、仕事と育児のバランスの取り方に悩んでいる女性に何かメッセージはありますか?

雨宮さん:子どもに我慢を強いたりさびしい思いはそれはさせていると思うけど、外で仕事をしていて自分というものを保てる分、子どもにもいい笑顔を向けられる、そうして本当に愛情を示すことができる。私にはそれしかできないですね。

- 時間と愛情を、その人なりにきちんと示せればいいのだけど、こうじゃなきゃいけない、という思い込みがあるかな、って思いますね。

雨宮さん:仕事を辛そうにしていると子どもにも影響はあると思うけれど、仕事をしているお母さんが魅力的に映れば、子どもも将来自分もそうなりたいと当たり前のように思うようになる、そういうことが伝えられればな、と思います。

- お母さん自体が幸せであることって重要ですね。普段、疲れまくってる自分を猛烈に反省しました。

雨宮さん:それはそれで我慢しなくていいと思うんですよね。ダメなときは、あぁ、仕事は大変なんだ、と思ってくれて、でもそれはいつもじゃなくて。でも自分に愛情を向けてくれていることは子どもは絶対わかってくれると思います。

- ありがとうございます。ふっと楽になりました。映像と執筆のお仕事をやってらっしゃいますが、今後のお仕事についてはいかがでしょうか。

雨宮さん:映像は時間的な拘束が大きいので、子どもが小さい今、これ以上入れるのは難しいかなと思ってます。スタッフみんなで作り上げるのは好きなので、細々とでも続けていければいいのですが…。

- アナウンサーという憧れの職業からリセットし、日本から遠く離れたフランスでとても自然体に生活をしてらっしゃって、私達も拝見していてすごくハッピーになります。

雨宮さん:そう言って頂けるのが一番うれしいです。

- 今度の新しい本もすごく楽しみにしています。それだけでなく、「それからのパリ」については、食についてや親の本質についてとても素敵に書かれていて、ワーキングマザーにぜひ読んでいただいて、雨宮さんの魅力をより一層知っていただきたいですね。

雨宮さん:ありがとうございます。

- 最後に、同志といったら失礼かもしれないですが、ワーキングマザーである私たちにメッセージをお願いします。

雨宮さん:サイン会をやらせていただいた時、雨の中ベビーカーで来て下さった方がいて、その姿にすごくじーんときました。辛いときや大変な時に、他にも大勢同じ、いえ、もっと大変な環境の方がいることに思いを馳せることで救われることがあって、私自身、励まされている部分が実は多いんです。文章を書くことの背中を押してくれているというか、すごく励みになっています。こちらこそワーキングマザーのみなさんにお礼を言いたいんですよ。

- 旦那様のお菓子も大好きなのですが、旦那様はスイーツで私達をハッピーにしてくださって、雨宮さんは文章やそのライフスタイルで私達をハッピーにしてくださって、お二人には心から本当にありがとうございますと言いたいです。今後のご活躍、心からお祈りいたします。


●インタビューを終えて

すっかりファンモードになってしまって、お恥ずかしいかぎり。でも雨宮さんは初対面の、かつSkypeでのインタビューという条件でとても丁寧に親切に答えてくださいました。言葉をしっかり選んで、かつ何度も周囲の人々への感謝の言葉を口になさる雨宮さんにすっかり魅了されてしまいました。知的な文章が魅力的なエッセイストとして、またパリで大人気のパティシエの奥様として、日本とフランスの文化の架け橋としてのご活躍を心から期待しております。(村山らむね)

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2007年06月18日

フランスの、エコ事情


投稿者 津田実穂

 パリに来る前は、ヨーロッパは環境先進国、というイメージがあったのだけど、来てからそのイメージはガラガラ崩れていきました。まず、ゴミの分別がされてない。缶と瓶と燃えるゴミを分けるくらいで、しかも守らない人も多い(個人の意識が低いんだと思う)。あの日本での鬼のような分別に慣れていたので、ビックリしましたた。暖房も冬はかけっぱなしだし。
 でも、慣れてくると、地球に優しいことはいろいろ見つかってきます。しかもフランスらしいものばかり。

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 一般的なフランス人は、物をとても大切に使います。新しい製品が出たら買う、ではなくて、壊れるまで物を使い続けます。壊れても、ちょっとくらいなら自分で修理して使います。そんなわけで、一般的なフランス人家庭では、おばあさんが使っていたアイロンやひいおじいさんが買った時計など、化石のような電化製品が普通に現役で使われています。
 アンティークや中古のものを扱うショップもとてもたくさんあります。
 古い物を大切にする、これは私もぜひ真似していきたいと思いました。

 私が一番実践してるのは、BIO(ビオ)の商品を買う事。めんどくさがりなので、買うものだけでも環境にいいもの、カラダにいいものにしようと思ってます。フランスは、ゴミ分別はいいい加減でも、BIOやエコの商品はわりと発達しているのがだんだんわかってきました。

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 この上の画像ははABマークと呼ばれ、1981年に制定されたオーガニックの認定マークです。フランス政府で厳しい認定基準が定められており化学肥料や化学薬品の禁止をはじめ、遺伝子組み換え作物による肥料の使用も禁止、さらに一年ごとに抜き打ちでの検査もおこなわれます。
 ちょっぴり高いけど、カラダにも地球にも優しい、このマークのついている商品を買うようにしています。
レタスにでっかいカタツムリがついていても(エスカルゴのおまけがついてるのね、というフランス的ジョークを言う余裕はない)、鶏肉は頭や足がついた状態で売られていても(頭を切り落とす瞬間を見てしばらく食べられなくなったけど)、いいんです。
 BIOの商品はたいてい他の商品よりも美味しい、という嬉しいおまけもついてます。
 
 最近の話ですが、大型スーパーではレジ袋を廃止して、有料のちょっと丈夫な袋を販売しています。
  私は持って行くのを忘れて、行くたびに買ってしまうのですが、らむねさんやこむぎさんを見習って、カバンにひとつは入れておこうと思います。

 また、高級食材店やデパートを中心に、さすがフランス、とうなるようなおしゃれなエコバッグもたくさんあります。

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 写真は、高級惣菜店、HEDIARD(エディアール)のエコバッグです。材質もしっかりしてるし、使いやすいし何よりエコバッグとは思えないこのデザイン!他にも、編みこみ風のものや籐バッグみたいなものや、様々なおしゃれなエコバッグがあります。高級店のはお値段も高いですが。

 パリの街には街路樹や公園など緑が溢れています。見た目にも綺麗で気持ちいいけど、二酸化炭素の削減、温暖化対策には役立っていると思う。
 
 おしゃれを心を忘れず自分も楽しみながらエコを楽しむ、そんなフランスらしいエコライフを私も送りたいと思います。

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2007年06月09日

子どもの誕生会、誰を呼ぶ?どこまで呼ぶ?


投稿者 津田実穂

 他人にとってはどうでもいいことなんだけれど、本人にとっては真剣な悩みって誰にでも必ずある。
その最たるものであるかと思いますが、今悩んでいるのが、タイトルの通り、子どもの誕生会について。
はい、ホント他の人にとってはどうでもいいことですね。
でもどなたかアドバイス頂けると幸いです。

 働くママがほとんどのフランスの幼稚園でも、誕生会は頻繁に行われています。

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 基本は、子どもが呼びたい子を呼ぶ、には何の異論もないのだけど、なんせまだ3歳児。
 聞くたびに呼びたい子が変わってしまう。
 しかも、入園した当初からの一番の親友は呼ばないという。
まだ言葉が話せない頃から、本人も相手も先生も、誰もがこの二人は一番の仲良しだというくらいの仲良しなのに。(二人とも活発なので、言葉より手が先に出る同士でウマがあったのだろうか。)
 英語がペラペラな彼のお母さんは、フランス語が不自由な私にも優しく助けてくれることも多く、母親同士の繋がりを考えても呼ばないなんてことはしたくない。

 ・子どもの意志を尊重するべき?一時の気まぐれとして呼ぶべき?
 
 すごく仲のいい子や過去誕生会に呼ばれた子は呼ぶとしても、そこそこ仲のいい子が問題。
 呼ばれた子とすごく仲のいい子で4人(前出の今は不仲な親友も含む)なので、それでちょうどいい人数なのだけど、(呼ばれた会を見る限り、4歳の誕生会はこれくらいの人数が多いみたい。)1人だけ違うクラスの女の子が混じっていて、他の3人の男の子との接点があまりない。このメンバーだと唯一の女の子が退屈する可能性がとても高い。
 そこそこ仲いい子の中にはこの女の子と共通の友達も多いので、ちょっと多めに呼んでみんなが楽しめるようにしたいと思っています。
 誕生会は6月の最終週の予定で、既にバカンスに入っている時期なので欠席の子もいることも予想されるし。
 が、そこそこ仲のいい子は、聞くたびに呼びたい子の名前が変わる
しまいには、「全員呼ぶ!」と言い出す。そんなうちは広くないよ!
 
 ・親が判断つかないそこそこ仲のいい子達。誰を呼ぶべき??

 
 招待状は、手作りしました。
 やんちゃであっかるい、元気だけがとりえの息子のイメージの色、オレンジの封筒と紙に、息子の大好きな蒸気機関車を印刷し、中の招待文もひとりひとりの名前を印刷しました。
 以前、我が家には英語バージョンの招待状を作ってもらったことがあって、
 招待状のフランス語ぐらい辞書見ればなんとかなるのだけど、その心遣いがとても嬉しかったことがありました。
だから、ひとりひとり違う(って名前の部分だけですが)ものを作ろうと思っていました。
 仕上げに、息子にひとりひとり、友達の名前を書いてもらったのですが、まだ3歳児
書かない方がよかったかも、という仕上がりにはなりましたが(苦笑)きっと心は伝わるはず。

 ちなみにパリの子どもの誕生会は、たいていは学校が休みの水曜日の午後に行います。
 うちの子は、誕生日が7月下旬なのですが、そんな時期はバカンスで誰もいないので、7,8月産まれの子は6月にやる事が多いようです。
 6月の3週目にはもう学校が終わってしまうので(早すぎる!)。

 呼ぶ人が決まったら、今度はパーティーの中身に悩む日が始まりそう。
 フランス人の子どもだけが大量に集まるのを、どうやってまとめよう?

 年齢があがると柚子さんのアメリカレポートのように、場所を借りてやることも多いみたいですが、今回は家でやる予定。
プロのエンターティナーを呼ぶことも多いみたいなので、それが一番可能性高いかな。

 パリで初めて祝う我が子の誕生会。
 楽しい時間をプレゼントできるといいな!

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2007年05月19日

フランスの美しい村


投稿者 津田実穂

 先日、フランスの美しい村を旅しました。
 美しい村、といっても美しいと思うかどうかは人によって違うのでは?と思いますが
 実は、フランスの最も美しい村(Les plus beaux villages de France)という協会があって、そこできちんと基準があって、厳格な審査を通った村がフランスで最も美しい村として認定されています。現在では148の村が認定されています。

※画像はクリックすると大きくなります

 最も、というわりには数も多いのですが。

協会の定めた基準はいくつもありますがおおまかに要約すると以下の3点です。

* 人口が2000人を超えないこと
* 最低2つの遺産・遺跡(景観、芸術、科学、歴史の面で)があり土地利用計画で保護のための政策が行われていること
* コミューン議会で同意が得られていること

つまり、経済的な発展にはマイナスですが、当然、観光の面ではプラスになります。村のステイタスにもなります。実際行ってみて、観光客は多かったです。
この審査は結構厳しいらしく、また、認定後にも審査があり、資格が剥奪されることもあるそうです。

 日本でもこのような制度があれば、特徴ある美しい風景を持った村が、乱開発されることなく、観光によって利益も誘導できていいのではないかな、とも思いました。

と思ったら、日本でもあるようでした。
「日本で最も美しい村」連合


 以下の村、すべてが「フランスの最も美しい村」ではありませんが、旅して美しかった村の写真を載せます。

※画像はクリックすると大きくなります

■ラコスト村(Lacoste)


■ボニュー村(Bonnieux)




■ルシヨン村(Roussillon)



■ゴルド村(Gordes)


■ブルゴーニュ地方のブドウ畑

 美しい、という言葉は抽象的です。人によっても感じ方は違うと思います。でも、旅した村々は、美しい、としか形容できないです。
 子どもには村めぐりはつまらないかな、と心配してましたが、思った以上に村の散策を楽しんでいました。自然が多いのと、子どもでも美しいものは美しいとわかるのだと思います。
 きれいだねー、を連発していました。
 子ども達には、美しいものを、たくさん見せてあげたいと思いました。

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2007年05月11日

南仏プロヴァンスでの春休み~子連れ編~


投稿者 津田実穂

 日本で春休みが終わる頃、パリでは春休みが始まりました。ちなみに1ヵ月前の3月初旬に第二の冬休みが終わったばかり。また休み???という感じなのですが。
 春風に誘われて、南仏のプロヴァンスに5日間のプチバカンス(フランスでは5日の旅行はとても短いです。ロングバカンスは1ヶ月以上。)の旅に行って来ました。
 見どころと、子連れでフランスを旅するテクニックを書きたいと思います。
 

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 出発前日に大トラブルが起きて、出発時間が5時間以上遅れるなんてこともありましたが、なんとか無事出発。
 田舎の観光なんて子どもがもつかどうかが行く前の一番の不安でしたが、意外と子ども達は南仏の美しい景色や街並みに大喜びで、とても楽しんでいました。
 春の南仏プロヴァンスは、桜の花や菜の花などたくさんの花が咲き乱れいて、とても美しかったです。
 
■南仏プロヴァンスの12か月
  南仏プロヴァンスと一口に言っても広いですが、今回はピーターメイルの「南仏プロヴァンスの12か月」に影響されて、ボニュー(Bonnieux)、メネルブ、ゴルド(Gordes)、ルシヨン(Roussillon)、ラコスト(Lacoste)といった、リュベロン国立公園内の村を中心に周りました。
 この本をガイドブック代わりにしたと言っても過言ではないでしょう。20年近く前に出版された本ですが、わりと具体的な地名がたくさん出てくるので、お役立ち度は高かったです。
 この本に出てくるレストランにも行きました。ガイドブックにも載ってない小さなビュウという村に行き、「南仏プロヴァンスの12ヶ月」の中で何度となく出てくる、馬の好きなモーリスがやっているレストラン、オーベルジュ・デラ・ルーベ(Auberge de la Loube)でお食事をしました。モーリスさんご本人もご健在で、子ども達を大変かわいがってくださり、たくさん写真を撮ってくれました。食後はモーリスさんの自慢の馬を見ながら庭(というか荒野)で子ども達もご機嫌で遊びました。

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■美しい港町カシ(Cassis )
 1日だけ、リュベロンを離れて海沿いの街、カシにも行きました。
 南仏は海が近いです。カシの街はとても素敵な港町で、海もとてもきれいです。入り江(カランク)を周る船のツアーは子どもにも好評でした。また、ブイヤベースもとても美味しかったです。南仏へ行かれる際はとてもオススメの街です。
 

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さて、フランス国内旅行の経験も多くなってきたので、子連れ旅行のポイントをまとめます。

 ■子連れで旅するポイント

・宿泊は1箇所に
南仏は広いですが、子連れで宿泊先を転々とするのは大変。私達は今回、エクサンプロヴァンスの郊外に宿をとりました。他にもアヴィニヨン、マルセイユ等、TGVの止まる大きな駅を拠点にすると良いと思います。

・宿泊先は絶対に、アパートメントホテルがオススメ。
 フランスは基本的にレストランに子連れはNG。美味しいお惣菜もいっぱい売っているので、多少調理が出来たり電子レンジのあったりご飯を食べる場所や食器のあるアパートメントホテルの方が絶対いいです。子連れは食事難民になりやすいです。

・食事はテイクアウトがオススメ
フランスの地方のレストランは、子連れにいい顔しない上に、食事が出てくるのや会計が来るのがとてつもなく遅くランチに2,3時間かかるのは当たり前なので、テイクアウトものの方がストレスは少ないでしょう。気候がよければ、外で食べるのはとても気持ちがいいです。でも、地方のレストランは店に味があっていいので、たまにはこれらを覚悟の上で食べに行くのも良いかもしれません。

・ツアーよりもレンタカー
子連れの場合、子どものペースに合わせたいもの。大人のペースで進むツアーより、レンタカー等を借りて時間に縛られずに行動する方がストレスがないでしょう。ちなみに私達はパリから運転しました。800kmの運転は大変でしたが、トラブルが発生しても時間調整しなくて済んだのでまぁよかったです。

・なるべく屋外を観光
 屋内は子どもがもたない、と判断して屋内観光は一切しませんでした。大聖堂はパリので十分。セザンヌの家もどうせ作品はないんだし。南仏の見どころは、美しい自然と町並みにあるとも思うので、思い切って屋内はなしにしても、十分楽しめました。

・欲張らず、1日に2,3箇所におさえる
 行きたいところはたくさんありましたが、子どもが楽しそうに遊んでいるところを「さぁ、行くよ!」と遮りたくなかったので、結局1日2,3個の村しか周れませんでした。でも、ゆったりとした時間も南仏の魅力のひとつ。無理してたくさんの観光スポットを周るよりは、プロヴァンスタイムを楽しみましょう。

・プチトランを活用しよう!
比較的大きな都市にはたいてあるプチトラン(機関車の形のおもちゃみたいな列車。タイヤで、バス路線を走ります。)はオススメ。子どもの乗り物だとあなどるなかれ。子どもはもちろん大喜びだし実は、観光ポイントを周ってくれるので、大人も効率よく観光を楽しめます。


 帰ってから思い出しました。南仏に行きたいと一番最初に思ったのは大好きなゴッホの世界を見たかったからだったのに。アルルもゴッホゆかりの地にも立ち寄らなかったけれど、これはこれで、子ども優先でもとても満足な5日間でした。

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2007年05月02日

フランス大統領選2007


投稿者 津田実穂

 こんにちは、パリ在住のみほっちです。
 日本では今、統一地方選、夏には参議院選挙が控えていて、選挙ムードも高い(かな?)と思います。
 ここフランスでは、5年に一度の最も大きな選挙、大統領選の真っ最中です。
 とはいっても私は、テレビをあまり見ないこともあり、投票直前まであまり興味を持っていませんでしたが、ここにきてにわか興味を持っています。
 保守与党のサルコジ氏か、社会党のロワイヤル女史か。
 注目の決戦投票は、5月6日の日曜日。この日に時期フランス大統領が決まります。

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 まず、フランスの大統領選のシステムについて説明します。
 基本的には「候補者のうち過半数の得票をあげた人」が当選です。ただ、候補者はたくさん(今回は12人)いますので、1回で決まったことはありません。過半数の得票がなければ第1回投票での上位2名が決戦投票に進みます。
 今回は、4月22日の第一次投票により、保守与党のサルコジ氏と社会党のロワイヤル氏が決戦投票に進みました。
 移民や外国人に対する取締を厳しくすると明言し、合理化と経済の活性化を訴えるサルコジ氏、
 対するロワイヤル氏(女性)は、パートナーとは籍は入れずに事実婚、4人の子持ち、とリベラルを地で行く才色兼備な女性(女優さんかと思うくらい、すっごくキレイです。)
 個人的な意見を書くと、ロワイヤル女史の方がインパクトもあって華がありますし、フランスに住む外国人としてサルコジ氏はとうてい支持できません。生活にかかわることなので。が、フランス全体の事を考えると、合理化を推し進めるサルコジ氏が大統領になった方が発展するとは思います。
 
 ちなみに、日本の選挙とフランスの選挙、何が違うのでしょう。
 まず選挙権。フランスでは18歳から投票することができます。
 次に投票率。4月22日の一次投票の投票率は84.60%でした。すごい投票率の高さですよね!日本では考えられない。
 なぜ、これだけ投票率が高いのかというのを考えると、まず若者の投票率が違います。
 政治に無関心な日本の若者と比べて、フランスの若者は政治の話題はかなり好きです。若者だけでなく、誰でも政治の話をすること、自分が誰を支持しているのかを話すことは好きですね。
 直接選挙なので、自分達の代表を自分の手で直接決める、という醍醐味もあるかもしれません。
 また、日本の場合「誰がなっても一緒」という感がなきにしもあらずですが、フランスの場合、各候補の個性(政党の個性)がかなりはっきりしているので、誰が当選したら○○なる、という期待感や危機感はあります。(例:サルコジ氏が当選したら、外国人は住みにくくなってしまう。サルコジ氏が当選したら、治安は良くなる。)
 
 いろいろ書いてきてなんですが、実は私、直前まで興味を持てなかった理由でもあるのですが、選挙権がありません。パリに来て一年も経ってないので、自分が選挙権ないことは別に何の違和感もありませんが、フランスに何年暮らしていても何十年暮らしていようともフランス人でない限りフランスでの選挙権はありません
 税金は同じように払っているのに。
 
 何はともあれ、決戦は日曜日!さぁ、どうなる?

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2007年04月28日

パリで気球旅行


投稿者 津田実穂

今日からゴールデンウイークですね。
パリはゴールデンウイークありませんが、でもなんだか気分はウキウキです。

 気球に乗って~、ど~こ~までーい~こう~♪
 小さい頃から気球に憧れがありましたが、気球に乗ったことは一度もありませんでした。
 そもそも、気球ってどこで乗れるの?
 と思っていたら、パリで乗れる場所を発見しました。

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 場所は、パリ15区にあるアンドレ・シトロエン公園。
 名前のとおり、自動車メーカー、シトロエンの工場跡および鉄道敷地跡を整備してできた公園です。
アンドレ・シトロエンは、創業者の名前。
 とても近代的で噴水、温室植物園、芝生、水路、モニュメント、など、公園の中にいろいろなものが美しく配置されています。

 さて、気球
 料金は大人1人12ユーロ(1800円)子ども1人6ユーロ(900円)。
 上空の風の強さにより、一度に乗れる人数が決まります。
 風がなければ20人、風の強さによっては10人以下まで。強風の場合は飛行自体が中止。
 風が強めの日はかなり並びます。

 チケットを渡して気球に乗り込むと、上空150メートルまであがります。
 エッフェル塔の2階の展望台より30メートルほど高い位置です。
 150メートル地点での眺めはこんな感じ。

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 う~ん、気持ちいい!
 遠くを見るときれいだけど、真下を見るとかなり怖いです。高所恐怖症の人は向かないかも。
 パリ市内の上空は飛行禁止区域のため、空からパリを眺められるのはとても貴重です。(ヘリコプターはパリ市の境界すれすれを飛んでいます。)

 20分ほどですが、パリで気球旅行、すがすがしくてとてもよかったです!
 

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2007年04月25日

忘れ物は高くつく


投稿者 津田実穂

 思えば私は、小さい頃から忘れ物大魔王でした。年齢が上がるにつれ、だんだん減ってきたのですが、子どもが生まれてから大魔王復活。2人目が産まれ、パリに引っ越してからさらに磨きがかかった気がします。
 ここパリでも、大型の忘れ物&裕美さんのこの記事とは規模は違いますが確認をしなかった為に痛い目にあいました。確認、しなきゃいけないけどつい怠っていました。私の場合、自分が悪く負け戦でした。
 何を忘れたのかと言うと、家に鍵を置き忘れました。
 そう、ロックアウト
こちらではドアがオートロックなのです。
 ロックアウト自体は何度かやったことがあって(恥)、そのたびにダンナの会社に取りに行ったり、近所の家にダンナが帰ってくるまで居候させてもらったり周りに迷惑をかけまくりながらも何とか無事に家に入れていたのですが、今回は全ての鍵を忘れ家に入れませんでした

 時は、プロヴァンスに旅行に行く予定の前日の金曜日。
明日からバカンス(子どもの学校等もみんなお休み。)ということもあり、仕事もてんこ盛りだしとにかく慌しい一日。
忙しさのあまり、朝、一つ目の鍵が行方不明になり、2つ目の鍵を持ったつもりで家を飛び出して語学学校に行ったものの、帰ったら鍵がない

どこを探してもいくら探しても鍵がない。

もうひとつの鍵は確実に家の中。

時間はもう夕方。

携帯の電池はこんなときに限って切れている。

明日から旅行。7時前に家を出ようと計画してた。

どうしよう(涙)。。。。。。。。

アパルトマンの管理人さんからお隣さんから学校の人から託児所の人から、かなり手当たり次第に「私の鍵知らない??」と聞いたものの(かなり迷惑?)、もちろん誰も知らない。

見かねた近所の人が「ドアを開けてくれる」という業者を呼んでくれました。
金額は80ユーロ(1万3000円くらい)。
ちょっと高いけど、それで鍵開けてくれるんだったらまぁ許容範囲内かな。

困ったときに鍵を開けてくれるとは、なんて便利で素晴らしい業者がいるの、と思ったらなんと、鍵を電気ドリルで壊して開ける、とのこと。

えーっっ。鍵を開けてくれるんじゃないの?
壊すの??
当然、その鍵は今後使い物になりません。

すっごく迷ったけれど、もうどうしようもない。
お腹をすかせた子どももいるし、時間は貴重。
迷った末、あけて(壊して)もらうことにしました。
うちは鍵が特殊だったらしくかなり手間取り、2時間かかってようやくあきました。

 扉が開くと、鍵は目の前、玄関のテーブルの上にありました。(涙)
 もう一個朝なくしたものは、1歳の娘の宝物の隠し場所(がらくた集めの巣とも言う)の中から発見。
むむむむむむむむー(声にならない悔しさ)。

 さて、開けたからには、新しい鍵をつけなければなりません。
鍵の値段は、と聞くと、特殊なものなので400ユーロ!!だという。ええーっ、そんな高いの???
80ユーロで済むとおもったらそれは開けるだけのお金だそう。
税金も入れると520ユーロ。8万円以上。。

 忘れてた。フランス人は、聞けば何でも教えてくれるけど、聞かないと何も教えてくれないんだった。
そんなに高いんだったら、TGV(新幹線)に乗って300km離れた大家さんのところに鍵を取りに行けばよかった。。。。
泣きそうだけど、鍵を忘れたのは自分。
子ども達もお腹をすかせてるし、しょうがないので小切手を切る。
もう時計は夜の9時近くになり、鍵の取り付けは翌日に。
朝7時には家を出ようと思っていたのに。
鍵のあった部分は穴があいています。
私の心の中にもぽっかりと穴が開いてしまいました。

旅行の予定があるので、朝一番の9時に来てくれ、と念を押して帰らせましたが。。。。。

翌日、9時になっても10時になっても業者は来ません。

騙された??
みぞおちが冷たくなりました。

電話して文句言うと、今向かってる、といいつつ来たのは11時過ぎ。

しかも鍵が今までのと違う。今までの鍵よりかなり安っぽい
今までのと同じ型は在庫がないからこれを持ってきた、言う。
これ、安いものでしょ?と文句を言うと、値段は同じだという。
でも絶対それはウソ

 忘れてた。特に外国にいるのだし、品物を確認してからでないと支払はしちゃいけないということを。
 前日、モノを確認しないで払ったのは間違いでした。(涙)

パリの生活にも慣れてきていて、優しい人たちに囲まれていて気が緩んでいました。
気づいてももう後の祭り。

悪徳業者というよりは、本当に在庫はなくて、でもお金をもうもらっちゃったから返すのがめんどくさいというか惜しかったのだとは思います。

旅行も、もう出発しないと着くのが深夜になってしまう、という焦りもあり、言葉の壁もあり、鍵のないまま旅行に行く事もできないので、結局そのままつけてもらうことにしました。

鍵を見るたびにショックがよみがえります。(涙)

ここで一句
「気をつけよう 鍵をなくすと 高くつく」

もう一句
「確認を してからお金を 払いましょう 忘れたころに 起こるよ悲劇が」

誰か忘れ物に効く薬を教えてください。(涙)

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2007年04月15日

素敵なパリの日常~パリでお花見


投稿者 津田実穂

春になると恋しくなるのは。満開の桜から花びらの吹雪が舞うあの瞬間が好き。
でも、今年の春はパリですごす。
去年は、「来年はもう桜が見れないかもしれない。」と淋しく思ったものでした。
が、意外とパリにも桜はありました。
日本の桜とはちょっと品種が違うのと、日本ほど大量に桜はありませんが、街角や公園にちょこちょこ咲いています。エッフェル塔の麓にも一本咲いていました。


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桜があるとわかれば、日本人としてはお花見がしたくなります。どこかにお花見ができるような桜がたくさんあるところはないかな?と思って調べたら、ありましたありました。

■ソー公園(parc de Sceaux)
パリ郊外にある大きな公園で、設計はあのヴェルサイユ宮殿の庭園もつくった、ルノートル氏によるものです。
公園のほぼ中央に百本以上の八重桜が植えられていて、在パリ日本人には人気のお花見スポットのようです。
私は残念ながら、日本の年度末年度始に重なったため忙しくて予定が空かずにソー公園にはいけませんでした。しくしく。
でも、近所にぽつぽつ咲く桜を眺めて満足です。

余談ですが、在仏日本人なら知らない人はいない、老舗日本語フリーペーパのOVNIで、去年の4月1日号に「シャンゼリゼに桜並木が!」という記事が一面にでかでかと掲載されました。

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ソー公園は行けなかったけど、シャンゼリゼでお花見しよう、とベビーカーで出かけたところ、桜の木なんて一本もありません。ピンク色のかけらもない。
え、去年だけの限定だったの?あんなにたくさんの桜を1年だけでやめちゃったの?と不思議に思い、楽しみにしていたのでがっかりしながら家に帰り、去年のOVNIをよくよく見てみると、なんだか写真が合成くさい。最後の文章は「4月1日が見ごろのシャンゼリゼの桜を見に行こう。」。よく見ると、記事の左上に「Poisson」の文字が。。
 フランス語ではエイプリールフールは、四月の魚、Poisson d’Avrilといいます。
 私、だまされた???
 検索したら、バックナンバーにもしっかり残っていました。このページの下段です。

OVNIのこの号を手に入れたのが4月ではなかったため、全然気がつきませんでした。
一年前の記事にだまされた、おバカなみほっちでした。

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2007年04月05日

フランスの離乳食・ベビーフード


投稿者 津田実穂

フランスのベビーフードって美味しいんでしょ?」数ヶ月前のある日、日本のママ友達からメールが来ました。
私自身は、あまりベビーフードを利用しないため(買うのがめんどくさいだけであって、決して手の込んだ物を作ってるわけではない。)どっちが美味しいのかはよくわかりませんが。
ちなみに、在仏日本人ママに聞くとほとんどの人が「日本のベビーフードの方が美味しい!」といいます。
隣の芝生は青いのでしょう。
 一時帰国を目前としていた時期なので、暗にお土産に買ってきて!という要望が読み取れたので、ベビーフード売り場を眺めに行ってきました。

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 フルーツ系など似たようなベビーフードもありますが、フランスらしいベビーフードもたくさん発見しました。
 
 フランスのベビーフードが美味しいかどうかは別として、びっくりしたのは、4ヶ月からの初期のベビーフードに「バニラ味」とか「チョコ味」があります。
フランス人の甘いもの好きは乳児の頃から培われているものなのですね。
 6ヶ月の中期の子にはラムチョップのイラストがついた「子羊のうんたらかんたら」なんてメニューも。もちろん、すりつぶしたものです。写真のもの。さすがグルメの国です。
こちらの写真にもありますが、国の基準を満たした有機栽培で育てられたものは「Bio」製品と言って、商品にきちんと明示されているので、購入の際便利です。
 
 離乳食自体は違うのでしょうか?
 日本だと、おかゆからスタートですが、フランスでは野菜や果物を煮て潰したものからです。
 果物も初期は火を通します。バナナやキウイも。面倒なので私は日本式で行きましたが。ただ、上の子のときにりんごやなしをすりおろすのがめんどくさいと思っていたのですが(すぐ変色しちゃうし。ホントめんどくさがりなんです。)、煮ると柔らかくなって潰しやすいし、保存も利くのでこれはフランス式の方がやりやすかったです。
 炭水化物を与えるのは遅めで、その後です。おかゆは一般的でなく(当たり前ですね。)パンがゆからです。
 一般的に、日本よりも少し遅めな感じです。与える品目も日本より少なめだし、3回食にするのは1歳ごろからです。(お腹空かないのかな?)

 我が家のムスメも、1歳を過ぎて自分で食べたがるようになり、毎回食事の後はまわりがぐちゃぐちゃで倒れそうになりますが、「こんな姿も今だけよね。かわいいー。」と二人目の余裕でなんとか乗り切りつつあります。

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2007年03月17日

一歩、踏み出してみようと思う


投稿者 津田実穂

 パリでひきこもりな私。

幼稚園に通う人なつっこい性格の子どもは友達もほどなく出来て、友達の家に呼ばれるようにもなってきました。ちなみにパリでは、階級社会の名残か、親同士が必ずアポイントをとってから遊びに行きます。
 そして、遊びに行くのは基本的に子どもオンリー。親は送迎するだけ。
知らずに私は、超おめかしして会話も練習してから出かけたら、「じゃ、2時間後に迎えに来てね♪」とあっさりドアを閉められました。

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 呼ばれたら呼び返すのが自然な流れだけど、私はいまひとつ踏み出せず、子どもの友達を呼んでいませんでした。

フランス語ができないのに子どもだけを呼んでまとめることなんてできない。
下の子もいるし、仕事もあるしで忙しい。
家は家具まで借りている賃貸。暴れん坊が数人来て、何か壊しちゃったらどうしよう。
そういえば、男兄弟もいなかったから、男の子相手にどう遊んでいいのかもわからない。
 
できない理由をたくさん並べて、先延ばしにしていました。
 
 同じころ、近所に住む英語もしゃべれるフランス人に、「ミホ、今度うちにお茶しに来ない?」と誘われました。
 私はよく「英語圏じゃないところに行かなきゃいけないなんてホント不幸だ。英語だったら全然違うのに。」と嘆いていました。
 が、英語を話せる人に会って、自分は英語もロクに話せないことに気づきました。
 
 コミュニケーションがうまく取れず、沈黙が続いたらどうしよう。
 せっかく誘ってくれたのに、「やっぱり言葉が通じない人はキツイわ。」と思われて二度と誘ってもらえなくなったらどうしよう。
 不安でいっぱいの私は、子どもの幼稚園を午前中だけにして(年少さんは午後は登園が自由。)子どもも連れて行こうと思いました。子どもがいれば、間が持つから。
 そして、我ながらいい考えだ、と思いつつ「子どもと一緒に行きます。」と電話で伝えたところ、
 「ミホ、子どもを連れてくるかどうかはあなたが判断することだから私は口をださないわ。でも、私はあなたと話したいのよ。○○(子どもの名前)はかわいいし大好きだけど、○○に会いたくて誘っているわけじゃないのよ。あなたと話したいの。わかってくれている?私は子どもを置いていくわよ。」
 ガーンと頭を殴られたような思いでした。
 言葉が不自由な私に向き合おうとしてくれている人がいるのに、私は逃げていた。
 言葉を覚えるには、なるべく喋るチャンスを見つけてたくさんしゃべった方がいい。頭ではわかっているけど、いざとなると話しても通じないんじゃないかと怖い。
 チャンスが来ている。なのに逃げてどうする?
 自分に自信がない。言葉に自信がない。だから一歩踏み出せない。
 でもそれじゃ先に進めない。

 仕事ではガンガンいくタイプだけれど、プライベートではこんなに自分が臆病だと知ってびっくり。

 子どものためにも、自分のためにも、一歩踏み出そうと思います。
 
 子どもの友達も家に呼ぼうと思いました。
 どんな状態になったって、それはかけがえのない経験になるはず。
 
 きっかけをつくってくれた子どもには、感謝してもしきれません。

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2007年02月26日

パリの習い事事情


投稿者 津田実穂

今回のトラックバックテーマは「習い事や塾の情報交換しましょう!
そこで、パリの習い事事情を紹介します。

1、名称
今3歳の息子は、徒歩1分のところにあるカトリックの教会が運営している、半官半民の施設で体操を習っています。この施設は、スポーツセンターというか市民会館みたいなもので、パリ市の助成を受けており、大人のもの子どものものも、かなり安い金額で習い事ができます。パリにはこのような施設が星の数ほどあり、市役所でパンフレットをもらうことができます。

2、いつから通っている?通わせるきっかけは?
 なぜ体操なのかというと、3歳児が習えるもので時間が合うものがこれだけだったから。
日本では水泳を習っていたため本当は水泳をやらせたかったのですが、近くに施設がないためあきらめました。慣れない土地なので、通いやすさが一番。

3、内容について
 パリのこのような習い事はどれも、9月スタートで6月まで。料金は年払いです。
 3歳児の体操は、週に1回、45分で費用は年間で2万円弱です。
バカンスの期間は休みになるので休みはかなり多いですが、それでも安いです。
 先生は、元プロの人が多いらしく、評判はいいです。
 
4、お子さんの感想
 体を動かすのが大好きでしょうがない子どもにとっては、とっても楽しいようで、初回からとても楽しんでいました。が、こちらのエントリーに書いたように、ただいま「習い事イヤイヤ」期間中です。今後どうしようかはまだまだ考え中。

 
5、お母さんから見て、どう?
 安いし近いし、子どもも楽しんでいた(いちおう過去形)ので大満足です。
 もうひとつ習わせるとしたら、できれば、音楽系の習い事もさせたいな、と思いつつ、習い事できる場所があるのもわかっていつつ、私がめんどうで通わせるところまで辿りつけてません。
体操が挫折しかかっているので、バカンスがあけたら行って見ようかな。
  
6、その他
上記以外に、習い事はいっぱいあるようです。日本人の場合、音楽留学に来ている留学生の人やパリで活躍している演奏家から楽器を習っている人は多いです。パリには芸大卒の方がごろごろしていて、「○○教えます。」というアノンスもたくさん出ているので、活躍中のアーティストから比較的簡単に習えるようです。
 
ちなみに、パリでメジャーな習い事に、柔道、空手、合気道があります。
特に柔道は小さい子から大人まで、人気が高く、どこにでも道場があります。
パリに限れば、たぶん、日本よりも道場の数も習っている人の数も多いと思います。
フランス語は「H」を発音しません。そのため
「はじめ!」

「アジメ!」
になったりしていて、おもしろいです。

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2007年02月14日

素敵なパリの日常~フランス語は難しい?~


投稿者 津田実穂

 フランス語は確かに難しいです。毎日苦労しています。
だけど、それをさらに難しく感じさせるのが、学校(幼稚園)からもらうお手紙
 フランスでは、書類系のものは、何かと回りくどく、難しい言葉を使って書かれるので、読むのにとても苦労します。
 例えば、昨日子どもがこんな手紙を学校からもらってきました(学校全員に)。
 

保護者の皆様
本来ならば顔を合わせてお話すべきところなのですが、あなた方を招集することを忘れてしまったため書面にてお知らせすることをお許し下さい。
時間に遅れるということは決して許される事ではありません。
それは、午前の授業展開の妨げになり、クラスの機能を乱し、学級運営の秩序を乱します。
*中略*
教員や同級生との秩序ある生活を取り戻すために、あなた方の誠意ある協力を何卒よろしくお願いします。
あなた方のご理解に感謝いたします。

 別に、私立の由緒ある学校に通っているわけではありません。現地の普通の公立幼稚園です。

登園時間は8時20分~30分の間です。
40分には門を閉めるので絶対に遅れないで下さい。

だけでいいじゃない。(涙)

苦労して訳したのに、本題と全く関係ない部分だったりするとがっくりきてしまいます。

今まで一番理解するのに時間がかかったのは、寄付のお願いの手紙です。
寄付のお願いなのに、「寄付」という単語が1回も出てこないため、単語を全部調べても、何のための手紙なのだかさっぱりわからずとても苦労しました。
寄付に関しては、「金額を紙に書いて」「紙とお金は透明のビニール袋に入れて」渡すことにもびっくりしました。寄付といいつつ半ば強制的です。

保護者の皆様
 本来ならば、一人一人ときちんとお話をしてお願いすべきところなのですが、書面に変えさせていただくことの無礼をお許し下さい。
私たちはあなたの善意を必要としています。公共の施設である私達は、すべてを自分達で賄うことが難しい状況です。あなた方の善意で、より充実した学級運営を行うことが可能となります。
*中略*
ご理解の上、ご協力を何卒よろしくお願いします。
間違いを防ぐため、善意の証は紙にも書き留めて担任の先生に直接渡してください。
ご協力に非常に感謝いたします。

「善意」と言われても、お金なのか手伝いをするのか、はたまた別のことか、これだけじゃわかりません。(涙)
結局、他のママさんに聞いてようやくわかりました。

足りない備品を購入するために寄付をお願いします。
お金と金額を書いた紙をビニール袋に入れて担任の先生に渡してください。

って書いてくれればいいのに。。。。

う~ん、フランス語は難しい。

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2007年02月11日

実録!子どもの外国語習得


投稿者 津田実穂

子ども向けの英会話教材のチラシ等でよく目にする、語学の3歳児神話
英語を含め外国語は、脳の構造上3歳までに覚えるといとも簡単には身につく、でも早く始めないと手遅れになる、というヤツです。
脳の構造がそうであったとしても、本人の意志が一番だと思うので、私はこの神話は信じていませんが。
今3歳半の息子は、ちょうど3歳を過ぎてからフランス語の環境に飛び込みました。
 私の語学の習得は亀の歩みのごとく、という感じですが、子どもの習得は確かにすごい!
外国語をどのようなペースで習得しているか、語学の3歳児神話の納得の点・違うじゃんと思った点、を書き記してみます。

◆日本でやっていたこと
なにせ、私自身がフランス語がわからないので、語りかけ等は一切していませんでした。
いきなりフランス語の中に放り込むのも可哀想なので、
・フランス語の童謡のCD
・幼児の一日を絵本にした、という教材(CD付き)のフランス語版
・ディズニーのDVD(カナダで販売されているものはフランス語も入っていた。)
を購入して、家でCDをかけたり見せたりしていました。
◆ちなみに購入場所
英語なら選択肢も多いのですが、フランス語の場合、どこで幼児向けの教材が手に入るのかさっぱりわからず、結局、早期教育・多言語教育(こんな世界があってビックリ!)系のお教室やサイトから購入しました。お教室系の教材は高かったけれど、よくできているなとは感じました。(が、時間がとにかくなくて、これはあまり活用できませんでした。)

◆子どもの渡仏後の環境
平日毎日8時間、フランス語のみの環境にいます。(フランスの幼稚園は、時間が長い!)
特に慣らし保育というのもなかった為、初日から毎日8時間通っていました。親はラクだったけれど、子どもは大変だったと思います。

◆外国語の習得ペース
3ヶ月後:先生のいう事はだいたい理解できるようになりました(先生談)。
4ヶ月後:幼稚園でぽつぽつフランス語を話すようになったようです(先生談)。ただし、家や日本語を話す人の前では絶対日本語しか話しません。
半年後:友達とのコミュニケーションも、ほぼ問題なくなってきたようです。先生曰く、「彼のフランス語は完璧よ!」(先生はかなりアバウトな人。)込み入った話はまだできません。「ペラペラ」ではありません。たまに寝言をフランス語で言うようになりました。日本語で話しかければ日本語で、フランス語で話しかけられればフランス語で答えます。

◆3歳を過ぎて身につけた外国語はどんなもの?
・母音
子どもの口からは、かなりはっきりと「ア、イ、ウ、エ、オ」の5種類の母音しか聞こえてきません。フランス語は、「アとエの中間の音」とか「イとウとオ」の中間の音、とかなんとかとなんとかの中間音、とかたくさんの母音があるはずなのですが、彼の口からは出てきません。
母音に関しては、3歳で日本語の母音で固まってしまったようです。これに関しては、3歳児神話もあたっていると思いました。長く滞在していれば無意識に発音できるようになるのか、それとも意識的に発音できるようになるまでこのままなのか、見守りたいと思います。
・子音
これは親ばかながらすごい!日本人が一般的に苦手なLとRはもちろん、私が語学学校の先生にしょっちゅう注意されるBとVの区別もばっちりです。無意識に、ちゃんと区別して発音していますね。子音は3歳過ぎても身につくようです。

現地の幼稚園に通わせてる、というと「バイリンガルになれていいわね。」と言われることが多いのですが、そんなに簡単にバイリンガルなんてなれません。
フランス語で過ごす時間が長いということは、日本語環境が他の子に比べて短いということ。日本語の遅れは覚悟しています。家では、なるべく日本語をたっぷり聞かせるようにはしています。
 子どもは覚えるのが早いけど、忘れるのも早いです。帰国後は、何もしないとあっという間に忘れちゃうでしょう。一時帰国時も、フランス語を忘れちゃわないか、はらはらしていました。「どれだけ早く語学を忘れたか」のレポートを書かないよう、親としてできるだけサポートして行きたいなと思います。(いや、めんどくさくてやめちゃうかも。)

=============
ひっそりと追記。
◆3歳児、理解できているわけではない。
子どもがフランス語をしゃべれるようになり、日本人には日本語、フランス人にはフランス語を話すようになってきたので、ナマケモノ母は、通訳をしてくれることを期待しました。
子どもの友達が何と言っているのかを知りたかったのです。
が、「○○ちゃん何ていってるの?」「○○ちゃんに××(日本語)って伝えて。」と言ったところ、無言。。。。
相手によって日本語とフランス語を使い分けているわけではなく、脊髄反射みたいなもので、日本語には日本語、フランス語にはフランス語でしか返せないみたい。
日本語とフランス語の翻訳、という作業を頭の中でしているわけではなさそうです。
手抜きせずにハハも勉強頑張らないと!

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2007年01月14日

子どもを海外現地の学校(幼稚園)に通わせる、ということ


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。
パリに来て半年が経ちました。3歳の息子は、パリの公立の幼稚園に通っています。
海外の現地の幼稚園に通わせてる、というと「もうフランス語ペラペラ?」とか「バイリンガルになれてうらやましい。」と言われることが多いのですが、現実はそんなに甘くありません。そんなに簡単にバイリンガルなんてなれません。
今回は、子どもを海外の学校に入れる、ということについて半年経って感じたことを書きます。
我が家の場合は、日本人系の学校が遠くにしかなかったのと、前任者がいない駐在だったため、私立やインターナショナルスクールの情報が全くなく、消去法で現地幼稚園にしました。

いきなりですが
◆デメリット
・子どもは、新しい環境になじむのも、言葉を覚えるのも早いと言われますが、いきなり言葉が通じないところに入るのは子どもにとってものすごいストレスです。
うちの子は、保育園の慣らし保育が一日で終わったくらい人見知りも場所見知りもしない子で、日本からパリに来ても全然様子が変わらず公園では現地の子と遊んでいたので、「大丈夫!きっとすぐ慣れるに違いない!」と思っていました。
が、1ヶ月間は毎朝泣かれました。保育園では全然泣かなかったのに。
オムツは取れていたのですが、最初の1週間は数回はおもらしをしていました。
 言葉のハンディは子どもにとっても大きいようで、産まれたときからパリにいる知人の子でも1年間は毎日朝泣いていました。
環境に慣れて言葉を理解するまでには少なくとも2~3ヶ月はかかるな、というのが実感です。
フランス語が口から出てきて友達ができるまでには半年~1年が必要という気がします。
言葉がなくても子どもは遊べますが、言葉が通じていないと、ちゃんとした意味で一緒に遊べてなない気もします。
 当然ですが、日本に帰ってからも、この文化や言葉のギャップによるストレスを再度感じることになります。
 親はケアする必要があります。

・現地幼稚園は、子どもも大変ですが、親もとても大変でした。
 うちは両親ともにフランス語ができないので、先生や他の親とのコミュニケーションもスムーズにいかないし、園から渡される書類(というほどでもないお知らせも含めて)が全然理解できなくて、苦労したを超えて、それがすごく苦痛でした。辞書に載ってない単語って山ほどあることがよくわかりました。
しょっちゅう、「マダム、○○が提出されてませんよ~。」と呼び出されたり、名前張り出されたり。
 幼稚園が始まってから、ごく近所にインターナショナルスクールがあることを知り、
 どちらかというと親がしんどいという理由で真剣にインターナショナルスクールへの転園考えました。
1ヶ月もたたないでの転園は子どもの負担考えてやめましたが。

対策として、身近に言葉の通じるの知り合いがいるのは絶対に心強いです。
自分や下の子の具合が悪いときは送り迎えを交代で行ったり、わからない書類は知恵寄せ合ったり。
小さい子どもがいると、突発的なこともよく起こるし、言葉が通じる人の助けがあるに越したことはないです。

・我が家の場合、幼稚園なので、まだ「お勉強」が入らないので、教育のことは考えずにすんだのでまだ良かったと思います。「お勉強」が入る年齢の子どもの場合、日本の勉強と現地の勉強で、本当に大変そうです。

 今、私は渦中にいるので、思ってたのと違った!と思ったデメリットばかりになりましたが、現地の学校に通う事でのメリットもあげますね。

◆メリット
異文化体験。違う文化、異なる国の教育方針の中で過ごす時間は、きっと子どもにはかけがえのない財産になるでしょう。たぶん。(まだその実感はありません。)
・現地人の友達ができる。私の場合、フランス語がしどろもどろなため、英語が話せる人しか近寄ってきませんが(頑張ってフランス語で話しかけてるのですが。涙。)、努力次第で子どもをきっかけに人の輪は広げられると思います。
・現地の言葉を覚える。ただしこれには、日本語が遅れる、というデメリットもつきます。

 メリットとデメリットをよく理解した上で、充実した海外での学校生活が送れますように!
次回は、フランス語を話すようになった我が子を見て、子どもの語学の習得について、書こうと思っています。
お楽しみに!

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2007年01月07日

パリのクリスマス~おうち編~


投稿者 津田実穂

こんにちは!
パリ在住のみほっちです。
今日は七草粥の日ですね。
パリも昨日で年末年始の一連のイベントは終わりました。
今回はパリのクリスマスおうちの中編を紹介します!

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パリのクリスマスのカウントダウンは、アドベントカレンダーと共に始まります。

この辺りはドイツのみどりさんの書かれたこちらの記事とほぼ同じなのでこちらをご覧ください。「クリッペ(フランス語ではクレッシュ)」の部分までほぼ同じです。手抜きですみません。

ちなみに我が家は近所の人にプレゼントされたミッキーでした。
アドベントカレンダーのおかげで、子どももカレンダーの概念がわかったようです。

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クリスマスツリーですが、パリではなんとモミの「生木」を飾ります。
12月に入ると、お花屋さんやマルシェにモミの木がたくさんごろごろ並んで売られてます。
最初見たときはとてもびっくりしました。
これって森林伐採???とどきどきしていたのですが、
モミの木は生長するのが他の木より早く、またあらかじめクリスマス用にたくさん植えられてあるのだそうです。
モミの木畑というのがあるそうです。
せっかくなので150cmくらいのものを一本購入。(5000円くらいでした。)
1ヶ月程度、水も何もあげなくても持ちます。

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日本ではクリスマスは恋人と過ごして、年末年始は家族で過ごしますが、パリは逆です。
クリスマスはみんな地方の実家に帰って、家族や一族でお祝いをします。
年末年始(カウントダウン)はまたパリに戻って友人達とお祝いします。
クリスマスやカウントダウンの時は、シャンパン、生牡蠣、フォアグラ、ローストチキン、ブッシュ・ド・ノエルとご馳走が大量に並べられます。
自分がフォアグラになりそうです。

年始は意外と早く、1月2日から通常の生活が始まります。でも、クリスマスの飾りつけはまだそのまま。
この頃から、ガレット・デ・ロワ(王様のケーキ)という、美味しそうな大きなパイがパン屋さんやお菓子屋さんの店頭に並びます。

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クリスマスの飾りつけを片付けるのは1月6日。この日は公現祭といって、イエスが誕生した時に、東方の三博士の訪問・礼拝を受けたことを記念する日です。そしてこの日に皆でガレット・デ・ロワを食べます。
このガレット・デ・ロワ、中にはひとつだけフェーヴと呼ばれる小さな陶器が入っています。切り分けて食べた時、フェーヴが当たった人はその日王様になれちゃいます。フェーブがあったらケーキについてくる写真の王冠をかぶり、他の人は王様の言うことを聞きます。
元祖、王様ゲームですね!?
このガレット・デ・ロワも、とても美味しくてとてもカロリーが高いです。

ご馳走つづきで体重増加も甚だしく、七草粥が恋しいみほっちでした。

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2006年12月11日

素敵なパリの日常~Christmas in Paris~


投稿者 津田実穂

 こんにちは!今回はパリのクリスマスを紹介します!
 一番のオススメは、やっぱりシャンゼリゼ通りのイルミネーション
 表参道のイルミネーションのモチーフとなったこのシャンゼリゼのイルミネーション。いつ見ても夢のようにきれいです。パリは環境の規制が厳しく、ネオンがないので、イルミネーションが本当に映えます。

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 オススメは、凱旋門に登って上から見るイルミネーション。凱旋門は中に入れるんですよ!
シャンゼリゼの反対側にはラデファンスの新凱旋門も見えて、とてもきれいです。写真は、コンコルド広場から凱旋門に向かってとってます。これはオススメナンバー2。
写真の腕前が悪いので、ただの道路のイルミネーションみたいですが、本物はものすごく幻想的でキレイですよ!

 子連れのオススメは、パリの2大デパートである、ギャラリーラファイエットとプランタンのショーウインドーのデコレーション。

 デパート自体のイルミネーションも素敵なのですが、

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この時期、ショーウィンドーから商品が消えて、一斉に子ども向けクリスマスのデコレーションに変身します。今年は、くまやうさぎのぬいぐるみが、チョコレートやお菓子を作っている、というとてもかわいらしくて夢のある装飾でした。このくまやウサギ達が機械仕掛けで動くので、子どもがすごく喜びます。我が子も釘付けになっていました。

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 とても人気があり、もんのすごい人混みなので、覚悟が必要です。前で見るためにはけっこう並びます。子どものためのスペースが前の方にあるのですが、そこにたどり着くまでが一苦労です。
 2大デパートのデコレーションが有名で人気ありますが、人込みは嫌だ、という人は、左岸にあるデパート、ボンマルシェのデコレーションがオススメです。ここもショーウィンドーでデコレーショをやっています。2大デパートよりは大人っぽいですが、高級デパートらしい、上品で美しいデコレーションが楽しめます。
 
 最後のオススメは教会のミサ
 カトリックの国だけあって、クリスマスのミサは荘厳で立派の一言。
 たいていの教会では、信者以外の人にも門戸を開いています。
 神聖な場所に観光客の浮わついた気分で入っていいのかは悩むところですが、キリストの誕生を祝う、本来のクリスマスの気分が味わえることは間違いないです。
 とはいっても私はクリスマス当日のミサはまだ未体験なのですが。
 
 クリスマスや年末年始をパリで過ごす方、ぜひ体験してみてください。

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2006年11月26日

素敵なパリの日常~シテ島のもうひとつの顔


投稿者 津田実穂

 パリの中心地、セーヌ川の中州にあるシテ島は、パリ発祥の地です。
ここは、ノートルダム大聖堂があることで世界中に有名な島で、パリに観光に来る人の多くが訪れる場所です。
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 さて、パリに住むほとんどの人にとってもシテ島はメジャーな場所です。滞在中、必ず何度かはシテ島を訪れなければなりません。大聖堂を見るためではありません。その理由は、

 警視庁(プリフェクチュール・ド・ポリス)がシテ島にあるからです。警察業務や運転免許関連の仕事のほか、滞在許可関連の事務をここでやっています。
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 パリで暮らす=パリでの滞在許可を得る、ためにここは在仏の外国人にとっては避けられない場所なのです。
 もちろん会社から派遣されてるのですから、合法的には滞在できるはずなのですが、お役所と会社は全く別。やたらめんどくさい申請を自分達でしなければなりません。
 なぜ今回ここに来ているのかというと、年末年始に一時帰国しようと思っていたら「子どもの滞在許可証がないですね。フランスに再入国できませんよ。」と担当者に言われたため、慌てて申請に来たのです。
 だって、滞在許可証申請に行ったときは「子どもの分なんて要りませんよ。大人だけでOK!」って言われたのに。。。。
 どうやらその前後に法律が変わって外国人の滞在許可の要件が厳しくなったらしく、子どもも滞在許可証が必要になったそう。

 なんでこんな嫌そうな書き方をするかというと、パリの役所って
・とにかく待たされる。まず建物に入るのに金属探知機の検査等やるので30分くらい並ばされる。その後、担当部署でも平均1時間くらい待たされる。
・書類がかなり複雑。法律もころころ変わるので、人に聞いて書類を持っていっても必要書類が変わっていることがしばしば。しかも日本と違って、必要書類が係の人によって違う。リストをちゃんと調べて書類を持って行っても、書いてないけど必要な書類というのがしばしばあって、それが係の人によって変わったりするのです。ありえない!仕事の合間に時間をかけて行っても、「は~い、○○の書類がないから出直してきてください。」と門前払いをくらうことはしばしば。
 何度も出直すうちに、シテ島がだんだん嫌いになってきます。。。
 
 これを繰り返すうちに、年末に帰国するのは日程的に無理になってきてしまいました。がっくり。
 
 フランスでは、極右政党が着実に支持を伸ばしています。外国人・移民の滞在許可は、徐々に厳しくなりつつあります。
 日本はこういう流れにならないで欲しいと思います。

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2006年11月17日

素敵なパリの日常~ボジョレーヌーボー解禁~


投稿者 津田実穂

こんにちは、パリのみほっちです。
ボジョレーヌーボー、解禁になりましたね。
私は皆さんより8時間遅く味わってます。
フランスに来て、たいていの日は家に引きこもりながらも、
ブルゴーニュやシャンパーニュに旅行をし、多少ワインの知識をつけたみほっちが、現地からボジョレーヌーボーについてレポートとよくある質問に関してちょっとうんちく語ってみますね。

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まずは、ボジョレーヌーボーについての基礎知識

これは、Wikipediaさんから引用します。

ボジョレーヌーボーとは、ボジョレーで生産される赤ワインの、その年の11月に出荷される新酒のことである。ボジョレーヌーボーは、その年に収穫されたブドウを使用し、それぞれの国の現地時間で11月の第3木曜日の未明の午前0時に一般への販売が解禁される。特に日本は時差の関係から、世界の先進国の中で最も早く解禁の時を迎えると言われ、この時のために、ワインとしては例外的に空輸される。

ボジョレーという地域は、ブルゴーニュの少し南にあります。ボジョレーヌーボーはあくまで、ボジョレー地方で収穫された葡萄の新酒です。フランス全土から来ているわけではありません。ワインは通常、1年以上寝かせますので、9月に収穫された葡萄で11月に出荷、とはかなり早いです。そのため、早く熟成させるためヌーボー独特の醸造方法を使っています。熟成が早いため、味はおおよそフレッシュでフルーティです。

なぜ、11月の第3木曜日かというと、これもWikipediaさんから引用します。

解禁日が設けられた理由は、ヌーヴォーがよく売れるということで各メーカーがどこよりもいち早くヌーヴォーを出荷しようと競い合っていたものがだんだんエスカレートしていき、ついにはワインとして十分出来上がっていないにもかかわらずワインとして出回るようになってしまったからである。解禁日が設けられて以後、各メーカーはこの解禁日までにワインとしてきちんと作り込むこととなった。

こちらの補足ですが、11月の第3週というのは、品質上の問題ですが、なぜ木曜日かというのには諸説あるようです。
私が一番納得したのは
フランスのレストランで木曜日が定休日なお店はほとんどなく、営業的に一番良い曜日だから」です。
元々は、11月の第3木曜日出荷解禁だったものが、販売するミスが相次いだため、11月の第3木曜日販売解禁になったそうです。

 ボジョレーヌーボーというと、新酒を祝うとともに今年のワインの出来を占うワイン、のように思われがちですが、あくまでボジョレーという一地域で生産された通常とは異なる製法のワイン、なので、その年のワイン全体の出来とはあまり関係ありません。ボルドーとブルゴーニュ等、同じ国でも地域が異なれば天候も異なり、ブドウの出来も異なります。ブルゴーニュを旅行して、ブドウ畑を見て製造者の方達とワイン片手にたくさんお話しましたが、畑の条件やブドウの品種、また作り手さんによって、同じ年のブルゴーニュでも全く違うワインを生産しています。ましてや、違う国のワインの出来まではいえるはずもないな、と思います。
 ボジョレーヌーボーは、販売戦略が非常に成功したワインなので、それは差し引いて考えた方がいいかもしれません。
 その証拠に「今年はいまいちです。」というフレーズを聞いたことがありません。販売戦略の意味合いが強いため、毎年「今年はなかなかの出来です。」が決まり文句ですね。

それでは質問コーナーです。
「フランスでは、本場だから、ボジョレーヌーボーはすっごく盛り上がるんでしょう?」
「ボジョレーヌーボーがこれだけ盛り上がってるのは日本だけって本当?」

両方とも当たっている気はします。どこのワイン屋さん、レストラン、カフェ、スーパーでも、「ボジョレーヌーボー到着しました!」大々的に取り扱っています。お酒屋さんではタダで試飲させてくれるとことが多いです。
バレンタインの時期にチョコレートがたくさん売られている、
土用の丑の日に、うなぎが大々的に売られている、
のと似ているかもしれません。
ただ、0時から販売、なんてことはこちらでは見ません。
日本は、時差の関係で一番早く売れるので、それは日本の方が盛り上がってると思います。
ボジョレーヌーボーの販売戦略が成功したのは、日本とアメリカだけだと聞きます。輸出先のダントツトップは日本だそうです。
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「本場のお値段はいくら?」
パリでは、1本1ユーロ強からあり高いものでも5ユーロ強で売られています。
200円~790円くらいってところでしょうか。
日本ではもっとずいぶんな値段したような。
まぁ、航空便で運ばれるからしょうがないのかもしれません。
(それにしても高くなりすぎな気はしますが。)

「ボジョレーヌーボーっておいしいの?」
一口にボジョレーヌーボーと言っても、作り手さん(製造会社)によって千差万別です。この質問は、「新潟の日本酒っておいしいの?」という質問と同じかもしれません。また、人の好みにもよりますね。
新酒なので、基本的にフレッシュでフルーティなワインです。
ただ、ボジョレーヌーボーは空輸されて日本に来ます。赤道直下を温度管理のないコンテナ船便で運ばれてくる、香りも風味もとんでしまったワイン達よりは美味しい事は確実です。

長くなりましたが、お祝いのお酒であることには変わりありません。
ぜひ、グラス片手に楽しく今年のボジョレーヌーボーを味わってみてください。

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2006年11月01日

パリディズニーランド行ってきました!


投稿者 津田実穂

パリディズニーランド 行ってきました!

 渡仏するまで東京ディズニーランドに入り浸っていた身として、行ってきました、パリディズニーランド!
 パリ自体が見所も多く、楽しいのであまり行こうとは思っていませんでしたが、子どもが行きたがっていたのと、寒くなる前に行こう、と思い、行ってきましたのでレポートしますね。
 
 東京ディズニーランドとは違う部分も多く、とても楽しかったです。


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 ちなみに、パリディズニーランドのお城は、シンデレラ城ではなく、眠りの森の美女のお城。ピンクでかわいいです。

■それで、違う第一位は、ずばりチケットの料金!

 
 一日券自体は、43ユーロ(約6500円)ユーロ高なこともあり、そんなに日本と変わらないというか高いです。
 隣のウォルト・ディズニー・スタジオとの2パークチケットが53ユーロ(約7500円)。
2パークチケットはずいぶん安いです。ちなみに日本では、2パークチケットはありません。

 では、年間パスポートの金額は、というと、なんと2パークで96ユーロ(約14000円)。
そう、2回行けば元が取れてしまうんです。8回よっぽど行かないと元が取れないTDRとは大違い。リピーターがよっぽど少ないんでしょうか。
 日本で高い年パスを持っていたんだから、当然年パス買ったでしょ?と言われそうですが、家からパークまで1時間以上(そう、東京ディズニーランドが東京都内にないように、パリディズニーランドもパリ市内にはありません。市内から45分ほどかかります。)、下の子はまだ1歳になってない、これから寒い冬がやってくる、ということを考えてやめました。
 ちなみに、一日券をとりあえず買って、パーク内で追加料金を払って年間パスポートにすることもできます。これはいい制度ですね。
 2パークや年間パスポートが安いだけでなく、1日券も、しょっちゅう割安なキャンペーンをやっています
 今やっているのは、ディズニーリゾートに行く5日以上前にチケットを買うと、平日29ユーロ(約4500円)休日34ユーロ(約5000円)というお得な金額で買えます。一種の早割りですね。今回は、これを利用しました。
 
■違う部分第二位は、キャストの態度。
 日本の、笑顔を絶やさずお客様第一の素晴らしいキャストとは大違い。接客はあくまでフランス流でした。
笑顔の人はあまりいなく、従業員同士でしょっちゅうおしゃべりをしているし、何か聞いても「知らない。」で済ます人の多いこと多いこと。
子どもも「汽車ぽっぽの運転手さん、おしゃべりばっかりしてたねぇ。」と今でも言っています。ディズニーマジックも、従業員教育までは行き届かなかったようです。ここを変える事が出来たら、リピーターもずいぶん増えるんじゃないかと思うんですけどね。


■違う部分第三位は、ジェットコースター類。
 法律(規制)が違う関係で、パリディズニーランドのジェットコースターは世界で一番早いです。(ディズニーの中で)本当に、日本のゆるやかなビッグサンダーマウンテンやスペースマウンテンと全く違います。回転もします。本当に、ピアスが吹っ飛びます。スピード狂の方はぜひ乗ってみてください。
 
◆番外編1
TDLにはないアトラクションでよかったもの。
 アリスの迷路です。
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自分で歩くのですが、垣根の高さや難易度などがものすごくうまく作りこまれているので、あまり他人の気配を感じずにアリスになりきって散歩できます。散歩感覚で楽しめます。
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ところどころに話に登場するキャラも出てきてとても雰囲気もよかったです。

◆番外編2
ハロウィンの装飾です。
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さすが、本場、とっても怖いです。怖すぎです。

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日本の楽しくてかわいらしいハロウィンとは大違い(日本の去年のハロウィンはこちら
 パレードでも、ミッキーがとても恐ろしい骸骨のフロートに笑顔で乗っていました。
 
☆おまけ☆
パリのディズニーリゾートの公式HP
 ヨーロッパ6カ国語(英語/仏語/独語/蘭語/伊語/西語)に対応しています。
 
そんなの読めないよ、という方、若干情報が古いですが、以下が日本語のファンサイトの中で最も詳しいと思います。

東京ディズニーリゾートの公式HP

 

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2006年10月26日

パリの幼稚園事情~長期休暇がいっぱい


投稿者 津田実穂

9月にパリの幼稚園にめでたく入園した我が子。

昨日で学期が既にひとつ終わり、
今日から秋休み(トゥッサンといいます。ハロウィーン休暇?)だそうです。
2週間も。
まだ入園から2ヶ月も経ってないのに?
秋休み?
こんな時期に長期休暇って働いてるママはどうするの?

次々に疑問が頭をよぎりましたが、
びっくりしたのはこれだけじゃありません。
働くママにも優しい制度がありました。

そう、パリの学校(フランスでは幼稚園も教育の場で学校。)では、春・夏・秋・冬の各季節にきちんとお休みがあります。

それだけじゃありません、冬休みは2回あります。
1回はクリスマスと年末年始で日本と同じ。
もう1回は2月の終わりに、2週間ほど。(スキー休暇?)
クリスマス休暇は冬休みとは別という考えみたい。

更に、夏休みは2ヶ月以上。夏は2/3はお休みしている状態ですね。

それ以前に、幼稚園と小学校は、毎週水曜日もお休みです。

計算してみると、1年のうち、4ヶ月はバカンスで、水曜と土日も入れると、半分以上はお休み。

休みすぎ!と思うのは日本人の私だけ???
とにかく、この休み(バカンス)の多さにびっくりしました。

パリでは、幼稚園でも、働いているママが大多数です。
 では、この長期休暇及び水曜日を共働きの家庭はどうしているのかというと、
そこはきちんと対策が取られているのが素晴らしい!
 「フランスの夏休みの保育」についてのエントリーでも書きましたが、フランスの幼稚園では、お休みの時には「セントル・ドゥ・ロワジール」今通っている幼稚園がそのまま、託児施設に早代わりする、という制度があります。なんともフランスらしい合理的な制度です。
 我が家では、今日から早速、セントル・ドゥ・ロワジールに通わせています(というか、いつもどおり、いつもの幼稚園に通っています)。自分の仕事のこともあるし、こんな休みだらけの生活に慣れてしまったら子どもが帰国したときに大変!と理由をつけて通わせています。

 また、ベビーシッターをフルタイムで雇っている家庭では、ベビーシッターが子どもの面倒を見ます。パリでは、このような家庭も多いです。

 もうひとつ、子どもが休みのときは仕事を休む、という働き方をしている人も少なくありません。
海外出張を何度もこなすバリバリのキャリアウーマンでも、子どもが中学に上がるまでは、水曜日はお休み、という契約で働いている人もいます。(その分お給料は減りますが。)
有給休暇も多く、有給の消化率も高いため、子どものバカンスに合わせることができるそうです。

 こんなに休みが多くなくてもいいですが、子どもに合わせた多様な働き方は、日本でも実現して欲しいですね。

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2006年10月18日

フランスはどうして少子化を克服できた?


投稿者 津田実穂

こんにちは、パリ在住のみほっちです。
 あたりを見渡してみると、パリには子どもも妊婦さんも多いです。
そう、フランスは、少子化対策が成功した国としても有名です。出生率が上を向いています。
日本では今、産まない人、産めない人も増えています。
子どもを現地の幼稚園に通わせ、パリのママ達を目の当たりにし、彼女達と触れ合っていると、なぜこの国が少子化を克服できたのかよくわかる!と思うことが多いです。

 少子化対策に関するデータはネット上にたくさんありますが、パリに住む子育て中の一人の母親として、なぜフランスが少子化を克服できたのか、見聞きし感じたことを書こうと思います。

 まず、フランスでの子育てに関して気づいた点、思った点をあげます。

■子どもを持つ世帯に対する経済的支援が手厚い
これはよく話題にもなっていると思います。先立つものがないために子どもを産むことを躊躇しているカップルは多いのではないでしょうか?
ちなみに、私は外国人なので、この恩恵にはあずかれていません。(涙)

■妊娠・出産にかかるお金(自己負担金額)が少ない
上記と似ていますが、フランスでは妊婦検診に保険が適用されます。また、出産費用はゼロです。そのほか、不妊治療も保険が適用されます。

■子どもが産まれることを、理屈ぬきにおめでたいと考えている
日本でも、紀子様がご出産されれば国中をあげてお祝いしますが、こちらは、大統領に隠し子が発覚しても「子どもが産まれたのか。それはめでたい!」とお祝いするお国柄です。。。

■ワーキングマザーが多い
フランスでは、専業主婦よりワーキングマザーの方がはるかに多いです。結婚や出産で仕事を辞める、ということはあまりないようです。

■働くママへの支援が多い(仕事と出産が両立しやすい)
ワーキングマザーが多いから必然的に支援策が増えたのか、支援策が多いから働くママが多いのか。とにかく、仕事と育児を両立するのに十分な制度があり、また働くママの権利が守られています。

■ベビーシッターの制度が定着している
フランスでは、ほとんどの親が単発であれ定期であれベビーシッターにお世話になっています。
シッター代は決して安くありません。それでも誰もが利用しています。
ベビーシッターといえば、学生のイメージがあるかもしれませんが、こちらのベビーシッターはベビーシッターを職業として、各家庭に完全に雇われている人も多いです。

■親が自分の時間を持つ事に抵抗がない。
日本だと、子どもを預ける、というと罪悪感なしにはできない風潮がありますが、フランスでは大人が大人の時間を過ごすのは当然。親が自分の時間を楽しむ分、親のストレスが少なく子育てが楽になっていると思います。

■困っている人は助けよう、という風潮がある
カトリックのお国柄のせいか、人々は弱者に基本的に優しいです。メトロにエスカレーターがなくても、誰かが必ず手伝ってくれます。とてもありがたいです。
子どもが3人以上いる、だったり、ワーキングマザー、は大変ですよね。そのような人たちを助けようという支援策もありますし、何より大変な人たちを手助けしよう、という人の心があります。

■父親の育児参加が進んでいる
幼稚園では、送り迎えが義務付けられていますが、朝、幼稚園にパパが送りに来ている家庭が多いです。1/3ほどでしょうか。半分がママ、残りがベビーシッター、という感じです。

■セックスレス、がない
実はこれ、すごく重要な問題ではないでしょうか。日本でも最近話題になっているかと思います。恋愛の国、フランスではセックスレスという言葉はありません。

それぞれの項目について、背景もいろいろだし、いい点悪い点いろいろあります。日本では何ができるか、というで思うところもあります。
主な項目については、もう少し掘り下げて考察したいと思います。
長くなりましたので、考察はまた次回に。(尻切れトンボすみません!)

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2006年10月09日

素敵なパリの日常~買い物風景~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。。
今回はパリでのお買い物について紹介します。
とはいっても、ブランドショッピングではありません。
お野菜を買ったりお肉を買ったり、といった日常の買い物風景をお伝えします。

パリでは、パン屋さん、お肉屋さん、お惣菜屋さん、チーズ屋さん、ワイン屋さん、とそれぞれの専門店で買い物をすることが今でも日常的です。
我が家から徒歩圏内には大型スーパーがないこともあり、私もこの伝統的な買い方をしています。(せざるを得ない。)

街のブロック毎に必ずこれらのお店があります。
中でも、主食であるパン屋さんは、5分も歩けば必ず一軒はあります。
専門店なので、スーパーに比べれば価格は高めですが、店員さんが丁寧に説明してくれながら、お肉やチーズを買う事ができます。
それに、スーパーより断然美味しい!

ん、野菜は?と思われた方。野菜はマルシェで調達します。
フランスでは、マルシェ(市場)が立派な買い物の手段として成り立っています。
どこの地区にも必ずマルシェがあります。

見てください!この新鮮な野菜達。
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真っ赤なトマト、緑の濃いピーマンやズッキーニ。
フランスはヨーロッパ1の農業国なので、美味しくて新鮮な野菜達がマルシェには並んでいます。
マルシェは、野菜だけでなく、魚屋さん(街中には魚屋さんってないのだけど、なぜかマルシェには必ずあります。)、お肉屋さん、チーズ屋さん、じゅうたん屋さんから毛皮屋さんまで、と専門店もいっぱい出店していて、買えないものはない!ってほど。
なぜかマルシェの肉屋さんには、頭のついた鶏、元の形がはっきりわかるうさぎ肉(ダンナはこれを見てからうさぎが食べられなくなりました。)など、グロテスクなものが並んでいます。街中のお店はわりと肉だけなのですが。
魚も、日本では見たことのない、目のぎょろりとした、なんというか、かわいらしいとは程遠い魚達がいっぱい並んでいます。

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アメリカでも日本でも、安くて1店舗でまとめて買い物のできるスーパーマーケットの登場により、このような買い物風景は消えかけている気がします。
正直、お店をたくさん周るのは面倒だし、家計を預かる身としては1円でも安いほうがいいです。
が、でも顔の見えるこのようなお買い物もなかなか素敵です。
必ず顔を合わせて会話しないといけないので、ちょっぴりフランス語も上達しました。
(買い物に使うフレーズってほぼ決まっているので、その先がなかなか進みませんが。)

もちろん、パリにもスーパーマーケットはありますし、カルフールのような巨大なスーパーもあります。
このようなハイパーマーケットを利用して、週末にまとめ買いする家庭も多いと思います。
うちも、車があればなぁ。。。。

ちなみに、日本では
・基本的な食料品は、生協(パルシステム):5割
・その補完として、近くの安くて良い物が多くしかし品揃えは少ないスーパー:3割
・その両方では買えないものは大型スーパー:2割
でした。

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2006年09月25日

素敵なパリの日常~パリの自転車事情!~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。
今日、パリでの自転車デビューをして来ました!
まだ、興奮で手が震えています
日本では保育園の送り迎えに、毎日自転車に乗っていました。雨の日も、臨月になっても、出産前日でも。
そして、日本で乗っていたのと同じママチャリをパリに持ってきています。
何で初めてなのか、なんでそんなに手が震えるほどの興奮が続くのかというと、パリでは自転車は車道を走らないといけません。

正直言うと、知らなくて今までも歩道で自転車に乗っていたことはありました。
が、知り合いが増えるにつれ、注意されることもあり、歩道で乗るのは自粛。子どもを乗せて車道を走る勇気もないのでしばらく封印していました。

 通う予定の語学学校が、メトロではどうにも不便な場所にあるため(ちなみにまだ申込みできてない)、子どもはダンナに預けて自転車で行ってみることにしました。
 気分は、「はじめてのおつかい」です。
 で、いざスタート。

 車と一緒に走るのって、想像はしていたけどやっぱり怖い。私はバイクにも乗ったことがないので、車のすぐ横を走るのって本当に怖い。
 二輪と同じ扱い、ということは、交差点では、車の前に出ないといけない。これまたものすごく恐怖。。。
 しかも、信号がすごくわかりづらい。日本のように、上に信号があるわけではないので、自分がどの信号を見ればいいのか意外にもさっぱりわからない。車より前にいるので、もたもたしてるとブブー、と容赦なくクラクションを鳴らされる。(今日は鳴らされっぱなしでした。)
 車道を走って気づいたのだけど、パリって一方通行が多い。地図は完璧に頭に叩き込んだつもりだったのだけど、地図のとおりにすすめない。曲がるべき所が一方通行なことが多い。予想していたルートとはだいぶ違う方向に行かざるを得ない。
 そして、左折ができない。これが一番の難関でした。全然左折できない。パリでは車線が日本と逆なので、要は、免許取立ての人が右折できないのと同じ状況です。
左折するためには左折車線に車線変更しないといけない。が、初心者に車線変更は難しい。その上、自動車にはウインカーがあるけれど、自転車にはウィンカーなんてない。走る自動車の間になんて割り込めない。車に混じって、自転車での車線変更って、本当に恐怖。
そうして車線変更ができないためやっぱり左折できない。左折できないどころか、自転車は普通に走っていると右はじに追いやられるので、まっすぐに行きたいのに右折車線に入って右折(日本では左折)しまうこともしばしば。
 左折できないんだったら、右折を3回すれば?と思われるかもしれませんが、一方通行が多いため、そううまい具合に右折もできない。
頭の中の地図は全く役にたたなくなってしまった。
 目的地に着くはずの時間には、家からも目的地からもかなり離れた場所にいました。
 そうこうしながらも、奇跡的に目的地に辿り付け、3倍くらいの時間をかけて無事家に帰ることができました。
 思った以上の大冒険でしたが、恐怖を差し引いてもパリの街を自転車で走るのは気持ちがよかったです。

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2006年09月05日

駐在が始まって1ヶ月~言葉のカベに悩む日々~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっち@パリ@落ち込みモードです。
最近ふと考えてしまう。

なんで、私はここにいるんだろう?
なんで、私は日本にいないのだろう?
私はここで何をしているんだろう?

ダンナの海外転勤についていかない、という選択肢も含めてよく考えて、パリに来ることを決めたはず。
東京に帰りたい、って思っているわけじゃない。そんなこと、思いたくない。

 海外旅行はよくするし、パリも初めてじゃないし、そういえばごく小さい頃海外に住んでいたし、と海外で暮らすことをかなり甘く考えていた私。旅行と暮らすじゃずいぶん違う。
 パリへの駐在、というと、うらやましい、と言われることは多いけれど、現実はそんなに甘くない。
 着いた瞬間、右も左もわからない状況。ドアの開け方すらわからない。生活するために食べ物を買わないといけないけれど、どこに売っているのかわからない。すべてが手探りでもどかしい。アンティークな家や家具は素敵だけど、すべてがガタついて重いので腱鞘炎になってしまった。

 重力が倍のところで生活してるみたいというか、おもりをつけて暮らしているみたい。実際、7Kgのおもりは毎日抱えてますが。
 やることなすことすべて、日本にいた頃の倍の時間がかかり、時間がかかるだけでなくて、エネルギーが数倍は必要。毎日毎日の暮らしでエネルギーをすごく消耗して、すごく疲れてしまいます。
 私はアクティブな方だと思っていたけれど、ここに来てからは家にひきこもってばかり。エネルギーの消耗が激しくて、買い物に行くのでいっぱいいっぱい。

日本では仕事上、時間もコストも効率を追及していたのに、こちらに来てからは無駄ばかり
電化製品はたくさん壊したし、買い物に行ったけれどラベルが読めないので適当に買ったら違うものだった、ということはしょっちゅう。電子辞書は持ち歩いているので調べればいいのだけど、 パリでは、子どものマナーにすごく厳しいので、子どもがぐずったまま買い物なんて出来ない。調べている間に確実に子どもはぐずる。
 
 そして、言葉のカベが思った以上に大きかった
 パリに来る前の半年、忙しい日常の中で、なんとか時間を捻出してNHKラジオのテキストで勉強していた。
 自分の中ではすごく時間もかけて勉強していたつもりだったから、多少は会話できると思っていたのだけれど、びっくりするぐらいフランス語は聞き取れないし、私の言う事もびっくりするぐらい通じない
役所に行っても、言葉が通じなくて何もできずに家に帰ってきたことが一度や二度じゃない。

 ひとつ、はっきりわかったのは、
「言葉というか語学は、住んでいるだけでは身につかない。」ということ。
1ヶ月たっても私は何も進歩していない。
きちんと、時間と労力を割いて、努力しないと身につかない。
発音がネックになっているのは明らかなので、語学学校に行きたい。
下の子の、5ヶ月という月齢は思った以上にネックとなる。

託児を頼まないと語学学校に通えない。でも語学ができないと託児を頼めない。
という現実に、今とても苦しんでいます。
英語が話せる人は思った以上に少なく、フランス語が話せないだけで追い返されることもしばしば。

こちらのエントリーのコメントで、みなさんにすごくためになる情報をせっかく寄せていただいたのですが、これを問い合わせる語学力が私にはありませんでした。自分に自信がなくて、わからないと認めたくなくて、わかったふりをしてコメントバックしていました。ごめんなさい。電話しても、返って来る言葉が聞き取れない。

 子どもの幼稚園が始まり、語学の必要性は高まるばかり。 でも、通えそうな語学学校も見つかっていないし、ベビーシッターも見つかってない。
 何も進んでいない、という事実がまた苦しい。
 
 パリでの生活は、大変だけどそのうちきっと楽しい事もいっぱいできるはず。でも、いつまでたっても大変なまま。
 基本的に超前向き人間で、何事も前向きに考えられるのだけど、それも限界がある。
 「大丈夫、なんとかなるよ。そのうち楽しくなるよ。」と自分に言い聞かせながらも、涙が溢れてしまうときがある。

こんなことを書いている時間があったら、少しでも語学の勉強をするべきなのだとは思う。
でも、どうしても苦しくて、どうにもならなくて、今書いています。

 何も出来ない自分が悔しくて情けなくて、惨めです。

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2006年08月24日

素敵なパリの日常~映画(ラッシュアワー3)の撮影現場に!~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。
パリを舞台にした映画は多くあります。
ガイドブックにも「運が良ければ映画の撮影現場を見られるかも。」とそういえば書いてありました。
あまり観光地に行く事もないので無縁かな、と思っていたのですが、パリに住んで一ヶ月目にして早くもその機会は訪れました。
なんと、住んでるアパルトマンと近所一帯が映画の撮影現場となったのです!
撮影は丸3日かけて、周辺道路を封鎖しておこなわれました。
封鎖の内側からのレポートです。

 まず、撮影の一週間ほど前、アパルトマンの入り口に、なにやら張り紙が出されていました。
フランス語がまだまだな私はさっぱり読めなかったのですが、
日付が入っていたのと道路に赤線が塗ってあったので、「周辺住民商店の皆様、ご協力おねがいします。」という文章だけなんとか読めたので、何かの工事だとずっと思っていました。

 日付の2日ほど前から、「V.I.P.」という蛍光色のジャケットを着たガードマン風の人が大量に現れ、道路に線を引いたり、コーンを立てたり、駐車しているすべての車の持ち主になにやら話をしていました。
 VIPと書いてあったので、誰か要人でも来るのかな?と思いつつ、VIPの人が来るような場所ではとてもないし、道路にコーンを置く意味もわからないし、なんだろう???と不思議に思っていました。
 
 当日になってようやくわかりました。
 十数台のトラックやワゴン車が登場し、100人くらいいそうなスタッフ群が来ました。近くの公園には、仮設のレストランまで入ったプレハブの撮影村がいつの間にか出来あがっていました。クレーン車も数台あります。かなり大掛かりです。「V.I.P.」とは映画専門の警備隊のようです。
 周りの車はすべて撤去され、近隣の道路は封鎖されていました。警備会社だけでなく、警察まで来ていました。
 封鎖の中の住民の生活はどうなるのかというと、住民は普通に出入りできます。
正確に言うと、出るのはノーチェックですが封鎖の中に入るのはずいぶんいろいろチェックされている感じでした。検問状態です
フランス語力のない私は、外に出たら家に戻れない気がしたので外出は控えました。子どもも小さいし家に入れなかったら大変!
また、撮影に入ると当然一切出入り禁止になります。
人の出入りが多い時間帯はセッティングやカメラテストをやっていました。

 撮影風景はどうだったのかというと、残念ながらほとんど見られませんでした。外に出られないだけでなく、窓をあけちゃいけないとかエレベーターホールにも出ないでくれ、とか注文も多く、音しかほとんど聞こえませんでした。銃の音や爆音が聞こえたり、煙がもくもくあがったり。アクション映画だというのはよくわかりました。(笑)

 唯一見られたのは、いかにも悪役っぽい黒づくめの男たちが、黒いオートバイと黒い車に乗ってカーチェイスをしているシーンです。これはベランダから見られました。バイクが車の上を飛んだり、黒づくめの男が車のフロントガラスに激突したりしていました。すごかったです!

が、俳優さんは1人も見られませんでした。残念!
 
 肝心の映画の名前は、というと、誰も教えてくれませんでした。せっかくなので、公開されたら見たいな、と思ったのですが。
映画に詳しい方、何か思い当たる映画があったらぜひ教えてください!ってまだ公開前ですが。何年後でもいいでぜひコメントください!
アクション映画であることは間違いないです。スタッフの人数と撮影の大掛かりさから考えて、大手の映画かな、とはと思います。監督さん等のかけ声がフランス語だったので、フランス映画だと思います。(手がかり少ないですね。。。。)
 多少の不便とちょっともやもやした気分もかかえつつ、思いがけない体験となりました。

-----------
後日談ですが、撮影の最終日、近くのスタッフに聞くと、あっさり教えてくれました。
人によって対応が違うのがフランスらしいというか。。。
ジャッキーチェン主演の、「ラッシュ・アワー」シリーズ第3弾『Rush Hour 3』
http://www.cs-tv.net/news/000622.htmlだそうです。
フランス映画かと思っていましたが、ハリウッド作品でした。
これなら、フランスでも日本でも公開されそうなので嬉しい!
来夏公開だそうなので、見に行こうと思います。あの音の正体を見たい!
たぶん、数分程度だと思いますが。
悪役主体のシーンだったっぽく、ジャッキー様は影も形も見られませんでした。残念!

余談ですが、すごくびっくりしたのは、フランス人って野次馬が少ないです。
大掛かりなわりには見に来てる人は少なかったし、「これは何の映画の撮影?」なんてスタッフに聞いているのは私だけでした。
他人に関心がないのか、映画の撮影はよくあることで珍しくないのか、両方なのか。うーん。

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2006年08月18日

素敵なパリの日常~びっくりだった初めての給料日~


投稿者 津田実穂

今回はちっとも素敵なお話じゃありません。

ダンナ様の初めてのフランスでの給料日
給料明細は渡されたものの、全部フランス語だし、正直さっぱりわかりません。
最終的に振り込まれるのがいくらなのかもわからないぐらい、全然わかりませんでした。
でも、何か違和感がありました。

立て替えていたものが払われたり、先に支給されるもの、先に一括天引きで支払われるもの、等よくわからないものがた~くさんの入り払いの多い給与明細。
合計額すらよくわからない。

でも、
何かおかしい。」との感を信じてひとつひとつ調べてみたら、 なんとビックリ!

肝心の本給が、一ケタ少ない。。。。

日本だと給与明細に間違いがあるってありえなくないですか???
しかも、勤務先は銀行です!
もうビックリ!


ダンナが経理に抗議したら、
あれ、違ってた?じゃ、直しておくよ。」とゴメンの一言もなかったそうです。
そう、フランス人はめったに謝りません。
この、給料が間違っている、というのはフランスではよくあるらしいです。
しかも、入金されるのは何日か先らしい。涙。

フランスの感覚、なかなか慣れません。

ちなみに我が家、駐在とはいってもペーペーすぎて、手当てとか一切つきません。
しっかり取られている税金は日本より高かったです。
パリの物価は高く、今はユーロもすごく高いので、物価は高いところに行ってるのに手取りは減っているので、実はビンボー暮らしをしないといけないことに給与明細をもらって初めて気がついたおまぬけ一家です。


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2006年08月14日

素敵なパリの日常~ジダンの頭突きソング~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。
今回はフランスのヒットチャートについて。
あまりテレビは見ないのですが、よく流れている曲がありました。
スタジアムを舞台としたプロモーションビデオだったので、サッカー関連の曲が流行ってるんだなー、とは思っていましたが、フランス語がよくわかってないので、流し見していたら、なんと!
え、プロモーションビデオの中で、頭突きしてる?
アニメなのですが、どう見てもジダン
タイトルを辞書で調べてみたら、なんとその名も「頭突き」。

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昨日ヒットチャートをテレビでやっていましたが、まだ1位をキープしてました。

元々はCMソングなどを手がける小さなレーベルのプロデューサーとシンガーが、友人達を笑わせるためにつくった曲が、ネットに流れて大ブレイクしたのだそうです。

フツーにいい曲です。ラテンっぽいレゲエっぽい音楽で、ノリがよくて楽しい曲です。
うちの子もあっという間に覚えて歌いながら踊ってます。

歌詞の内容は「ジダンはへまをやってカップはとれなかったけど、自分らは盛り上がったし楽しかった。」といった感じです
そう、びっくりしたのは歌詞に、ジダントレセゲ、といった選手の実名がでてくること。
ジダンはしつこいぐらいでてきます。

日本でいうと「川口は頑張ったけど、柳沢を始め攻撃陣がイマイチだった。中田はイチローにはなれなかった。」という歌詞の歌があるようなものですよね。ありえない!

文化の違いをひしひしと感じます。

プロモーションビデオがまたおもしろい!
アニメなんだけど、ちょっとダサメのチアガールを従えたシンガーがスタジアムで歌っていて、その合間に頭突きのシーンなんかが入ってます。

でも、こんなアクシデントがあっという間に歌になるのがすごい!あっという間にリリースされるのがすごい!しかもこんな明るくて楽しい曲に!

ここで試聴もできます。

パリの街中に出ると、ジダンの顔をいっぱい見かけます。看板広告等で、ジダンってすごく多いです。
ジダンがいかにフランス国民に愛されているのかがよくわかります。

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2006年08月08日

素敵なパリの日常~夏休みの保育~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。

今回は、フランスの夏休みの保育事情について書こうと思います。
フランスの幼稚園は、6月末で年度が終わり、9月に新年度がスタートします。
その間、7月8月のまる2ヶ月が夏休みとなります。日本より長いです。

フランスは、働いている女性がとても多いです。
夏休みの間、親が働いている子ども達はどうするのかというと、いくらフランス人がバカンス好きだといっても、2ヶ月まるまる休める人は少ないです(たまにいますが。)
フランスではそんな共働きの家庭のために、なんとも画期的な制度があります。

その名は、「セントル・ドゥ・ロワジール

日本語にすると、「課外活動センター」みたいなものでしょうか。
この、セントル・ドゥ・ロワジールでは、今通っている幼稚園がそのまま、夏休みの間は託児施設に早代わりする、というものです。なんともフランスらしい合理的な制度です。両親が働いている人の利用者が多いので、お昼はすべて給食です。ありがたいです。
時間は、朝は8:20~9:00の間に預け、5:30~6:30の間にお迎えに行きます。
このセントル・ドゥ・ロワジールは、働いてない人で利用することができます。
また、保育メニューは、森やお城にピクニックに行ったり、プールに行ったり、水族館や動物園や美術館や科学技術館に行ったり、と情操教育が盛んなフランスらしく、かなり豊富です。
私も連れて行って欲しいです。(笑)
年少さんは園内にいることも多いですが、年中、年長さんは毎日のように出かけています。お迎えの時間になっても子ども達がなかなか帰ってきません。

気になるお値段ですが、所得によって異なります。
1日あたり、200円から、一番高くても1,000円ちょっとで預けることができます。
お昼も込み、ピクニックや美術館等へのお出かけ費も込み、と考えると安いですよね。
小学校にもほぼ同じ制度があるようです。

さて、我が子。
言葉も文化も違う外国に来たのだから、幼稚園がスタートする9月まではゆっくり家で見ていようと思っていました。が、1日3回はお散歩に行かないと満足しない(しかも全然帰りたがらない)活発すぎる上の子に合わせるとまだ4ヶ月の下の子がぐったり、下の子のペースに合わせると上の子は欲求不満。私の仕事もあるし、ということで、予定変更して8月から早速通わせることにしました。
パリの街にも人にもサクサク慣れてるし、早めにフランス人の子どもの輪の中に放り込んでおけば、幼稚園もスムーズにできるだろうし、とも思いました。

園に行き、保育園に入園した時のたくさんの通園グッズを思い出しながら、「持ち物は?」と聞くと
「着替えをカバンに入れてそこにかけておいてちょうだい。カバンは持ち帰らなくても置きっぱなしでいいわよ。」
え、それだけ???と驚いていると
「夏はプールに行くかもしれないから水着とタオルも一応入れておいて。」
かなりテキトーです。
ピクニックに行くときも持ち物ゼロ。お城や森には、子ども達用の給食施設(?)があるんだそうです。母はすごくラクです。


以上、フランスの夏休みの保育レポートでした!

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2006年07月31日

素敵なパリの日常~パリの夏~


投稿者 津田実穂

こんにちは、みほっちです。
私は無事、パリに着きました。
フランス語のできない私にとって語学のカベは厚くて苦労する事は多いですが、パリは人も街もとっても素敵!多くの画家が愛したこの美しい街を歩いていると、イヤな事があっても吹き飛んでしまいます。
そんなパリからの日常の暮らしをお届けします。

さて、パリの夏はどんな夏?

一言で言うと、暑いです。
ここ数年、熱波が押し寄せていて、毎日35度近い気温の日々が続いています。
しかも、パリのほとんどの家にはエアコンがありません。
我が家にも、暖炉はあってもエアコンはありません
だから、暑い事この上ないです。
なぜ家庭にエアコンがないかというと、もともとパリの夏は涼しくて過ごしやすかったため、エアコンが必要ありませんでした。
温暖化の影響かここ数年は毎年熱波が来ていて、エアコンがないため高齢者の方が亡くなる痛ましい事も多いです。それでもエアコンって見かけませんね。
ただ、空気が乾燥しているので、暑いわりには過ごしやすくはあります。

そして、パリの夏は夜が長い
違った、昼が長いです。
緯度が高いため、いつまでもいつまでも明るいです。
このエッフェル塔をバックに撮った写真。これは夜10時過ぎに撮った写真です。それでもこんなに明るいです。

こんなに明るくても、お店は7時になると早々に閉まってしまうし、挨拶は「こんばんは。」になるし、日本人の私としては感覚狂います。

ところで、上に書いたように、パリの夏はものすごく暑いです。
子どもが日中遊ぶにはあまりに暑く、実際公園に行ってみましたが、日光浴をしている大人が数人いただけでした。
パリの子どもは暑い中どうやって遊んでるの?
と不思議に思っていたら答えを見つけました。
いつまでも明るいのでいつまでも子どもが公園から帰りたがらないのでそのまま遊ばせていたら、7時、8時過ぎごろから子どもがわらわら増えてきました。そして、どうみても就学前の子ども達なのですが、明るいのでみんな10時過ぎまで遊んでその頃からぽつぽつ親子で帰っていきました。
確かに今は夏休み中。でも「子どもは早く寝かせなさい。」といろんなところで言われてきた日本人の私としてはかなりショッキングな光景でした。
郷に入れば郷に従え、ということで、翌日からはお昼ねをた~っぷりさせて夜の公園の仲間入りをしました。

さて、この暑い夏をパリの人々はどうやって過ごすのかと言うと、
みんなバカンスに出かけてしまいます。
日本でも、夏期休暇を取る人は多いかと思いますが、せいぜい1週間~10日程度ですよね。
パリの人は平均3週間~1ヶ月、長い人だと2ヶ月近くお休みを取り、バカンスを過ごします。
私は7月の下旬にパリについたのですが、あっちのお店でもこっちのお店でも「バカンスなので○月○日から○月○日までお休みです。」という張り紙だらけ。買い物にはちょっと不便しています。普通の商店だけでなく、飲食店もスーパーもみ~んな休んでしまいます。
本当にこんなに長く休むことに、勤勉な日本人の私(?)はびっくりしました。
ただ、観光地は、かきいれ時なのでたいてい営業しています。
夏のパリにいるのは観光客だけ。」というジョーク(?)があるそうですが、よくわかりました。
そんなわけで、夏のパリの住宅地は暑くてなんだかガランとしています。(一番上の写真)
人がいなくても絵になるのがさすがパリです。

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