投稿者 桜乃ゆめ
こんにちは、桜乃ゆめです。スタッフがいいとも形式で、他のスタッフの知られざる(?)素顔やプライベートを直撃するリレー企画のスタッフインタビューも5回目になりました! 今回私、桜乃ゆめは、いつも素敵な癒しのフォトを披露されている大橋ゆりさんへインタビューいたします!

ゆりさんのフォトを見ていると本当に癒されますよね。 ゆりさんご自身もお会いすると、いつもニコニコされていて、一緒にいると、とっても気持ちがほっこりいたします。 そんなゆりさんですが、実際はどんな事態も自分の力で切り開いているとても前向きなパワーをお持ちです。また、思春期のお子さんをもつ大先輩ママでもあります。
ゆりさんの中のいろいろなパワーの源をぜひ色々お話いただきたい!と思っています~。
ゆりさん、どうぞよろしくお願いします~(*^^*)/
では、最初に共通質問(計15問)から、いってみましょう~♪
(1)いまのお仕事を選んだ理由は?
ひとことで言えば、『昔の夢を形にしたかった』ってことですね。
私は美大を出てデザイナーになるはずだったのですが、23で子供ができて予定が大幅に変更し、子供関連の仕事を選んだんです。でも干支をひとまわりしてデザインの仕事に戻って来ました。現在はWeb制作会社を経営していますが、3番目の子供を育てるような気持ちで取り組んでいます。詳しくは「幸せな仕事―1主婦の起業物語」 を読んでくださいネ!(笑)
(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?
アハハ、ブランド物とか一切持っていないので恥ずかしいです。 野郎のようなカバンの中身かも。 ipod-nano、携帯電話、あと名刺入れとノート、それから文庫本一冊 ミニタオルくらいです。あと何かしら飴も持ってます(笑)。あと場合によってデジカメやノートPCを持っていきます。

ipodと本は必須ですね。電車の中では勉強はしません。ひたすら好きな音楽と小説に浸ります。
音楽は坂本龍一+クラシック+ボサノバがほとんどかな。小説は東野圭吾、江國香織、乙一、スティーブン・キングあたりが好きです。
(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?
家がある程度広く4人家族が1人1部屋を実現できること!
それから空が広く 「夕焼け朝焼けが綺麗なこと」
1年ちょっと前に引っ越したんですが、頭では「狭くても仕事に便利な都心に移ろう」と思っていたんです。でも結果的には駅から13分山道を登るような不便なところに引っ越してしまいました。
その時に頭にあったのは「あと家族4人で一緒に暮らせるのはどのくらいだろうか」ということ。
今大学生と高校生なのであと10年未満として、せめてその間はみんなで気持ちよく快適に暮らしたいと思いました。それにちょっぴり未来の話ですが、娘達が孫を連れて泊まりに来やすい状態っていうのも考えましたね。
普段仕事仕事って言ってますが、結局「仕事のシーン」<「家族のシーン」が勝ったのかなと思います。
(4)得意な家事、ニガテな家事は?
唯一好きなのは料理です。
あとは全部苦手です。できれば人にやってもらいたいです。
家族に人気があるのは「鶏肉のオレンジ煮」「焼肉うどん」「鶏肉のネギ油がけ」「きゅうりとニンニクの漬物」などかな。そのうちエントリーします。

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?
これと言ってありません。
食事が比較的薄味とか、生活をちょっとロハスチックにしているとか。あとは自分自身がたまにスポーツクラブに行って泳ぐくらいです。
あ、それからWMSで評判のいい「マカ」を頂いて飲ませてもらっています。
(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?
この質問実は一番困りました。
うちの家族はみんなで何かするってことが少ないです。
みんなでテレビを見て笑うとか、なにかの話題で家族全員で笑うとか具体的に思い出せません。
でもだからと言って「冷えている」というわけでもないんです。 自分の場所と適度な距離感を持ってゆるく繋がっている感じです。
(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?
飼っている猫がいなくなったことですね。3日間ほとんど寝ずに探しました。
4日目に自力で帰って来たときには、ホント家族が揃っていることがこれほど重要なことかとひしひしと感じました。
誰かが欠けたらダメなんですよね、きっと。

(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?
子供が大きいのでちょっとそういう感覚とも違うのですが、娘達がどこのバイトに行っても評判がいいらしく同世代の中でもすぐに上にあがっていくのは嬉しいですね。
仕事に成果を出すことに喜びを感じるっていうのは私的に「いいこと」です。 成績は今一ですが。。
(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?
長女は感覚は私に似ていて性格は父親に似ています。
趣味嗜好は共通項が多いです。 似ていないところは物事を曖昧な状態にしておける性格かな。
二女は性格と顔は私の若い頃に似ていると言われます。
性格で似ているところは「短気で直情型」、似ていないところはスポ―ツ好きってことです。
(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?
プライベートでは個展ですね。 フォト作品を展示したいです。
行ってみたい場所はトルコかな。京太さんに影響されてます。でも1年以内は無理でしょう。
近場でだったら水のあるところ滝とか沼とか渓流とかで自分を癒したいです。
涼やかな水の風景「忍野八海」」
(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?
うん、個人事業の域を脱することかな。
会社作って1年と少しですが、まだ個人仕事の領域内だと思うんですよね。経営の才に欠けるのでそのあたりをなんとかしたいですね。
(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?
食道楽で何でも美味しく食べるわりに、コレと言われると悩みますね。
あえて言えば魚が好きなので美味しい塩焼きとかお刺身とかかな。それから美味しく炊いたご飯と丁寧にだしをとって作った味噌汁とか。やっぱり日本人ですよねー。
(13)好きなことわざや、座右の銘は?
これまで座右の銘を聞かれると『WIN&WIN』と言ってきましたが、実際にはそうそう勝ってばかりもいないので、どちらかといえば『七転び八起き』のほうがぴったりな気がします。
(14)ロールモデルにしている人はいますか?
特にいませんが、多くの人を尊敬しています。少しずついろんな人に影響されていると思います。
(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?
社会制度の話はこれまでも出ていたと思うので、ちょっと違った視点で。
映画でも曲でも本でもアートでも何でもいいんですが、今の若者に受け入れやすい形でのいい意味での啓蒙があると良いと思います。
「ああ、やっぱり人として生きるからには、子供もいたほうがいいし家族を大事にできることって素晴らしい」ってそういう感覚が伝染していくといいと思うのですよね。
「子供産みたい!やっぱり自分の子供が欲しい!」っていう空気って言うんでしょうかね。
そのためには社会制度の充実とか働く女性へのサポートとかという話になるんでしょうが、それ以前に条件はどうあれ、男も女も自分の子孫を残したいという根本的な欲求を目覚めさせる何か。。ですね。
ここからは、ゆりさん宛の、パーソナル・クエスチョンです。
(16) いつも素敵な写真を公開しているゆりさん。繊細で、心和む、やさしい写真にいつも癒されている1人です。 PC内部基板をモチーフにしたり毎回そのアイデアには脱帽しています。とくに、万華鏡写真にはいつも感動しています。 どういうときに、モチーフがうかぶのか、またその撮影テクニックのコツ、カメラ機材などについてぜひご披露ください~。 (いつもカバンにお気に入りのデジカメが入っているのが印象的です!)
まず機材についてですが最近一眼デジカメに変更しました。ペンタックスのistDs2というのを使っています。カメラを決めた理由はファインダーが大きいこと、比較的軽いことですね。あとレンズのズームが50-200mmで一本ですべて事足りるのも良かったです。あ、マクロレンズは別に買いました。
ペンタックスのistD
万華鏡フォトは学生のころから撮っていました。PCの基板はそれ自体に視覚的魅力を感じてます。
両方を組み合わせてみたら案外面白かったってところですね。
万華鏡フォト

モチーフは常に探していますね。 コツといえるかどうかわかりませんがモチーフを見たときに最終的な作品までイメージするといいです。(こういうレイアウトでこういう光の感じでプリントされるといいなって感じで)
私の場合『自分の絵』になるモチーフでなければダメ、琴線に触れるものでなければ撮る必要がないんです。、例え素晴らしい景色だったとしてもね。
私の写真はテクニックではないんですね。ファインダーを通して「世の中の美しいもの」を見つけているだけなんです。見つかればシャッター切るだけです。
作品は「癒しのアートギャラリー」を見てくださいね。
「癒しのアートギャラリー」
(17)年頃のお嬢さんをおもちのゆりさん。娘さんとのコミュニケーションはいつも自然体で素敵だと思います。 私も娘とゆりさん親子のように、本音で、自然に会話ができるようになりたいです。
先輩ママとして、思春期にむかう子供の子育ての極意をぜひ伝授お願いいたします!
うちはちょっと特種だと思うので、一般的に参考になるわけではないと思いますが。。
迷惑をかけなければ「『うちの常識』と『世間の常識』が違っていても別にいい」という考えが根本的にあります。
例えば娘が彼氏のところに外泊することを高校生の時から認めていました。
もちろんいろいろ話し合った結果ですが、誰に話しても驚かれます。
でも私の中で「外泊」=「悪いこと」ではないのです。そのかわり彼氏とも面談して守ってもらいたいことはきちんと話をしています。 たまには彼氏から将来の相談をうけることもあります。
またアルコールも自分が飲めなくてつまらないので、娘には「ちょっと飲んで馴れておいたほうがいいよ」と勧めています。
「タバコは身体によくないから吸わないほうがいいんじゃない?」と言っていますが、一時吸ってみたことも知っています。
そんな風なので娘は私に対してウソをついたり隠さなければならないことがあまりなく、100%ではないまでもほとんどのことを話してくれます。結果としてタバコもお酒も苦手だそうです。
「こういう時パパとはどうだったの?」
「男っていうのは結局さぁ、~なんだよね」みたいな女同士の話も3人で花を咲かせています。
でも全部にゆるいわけではなく、厳しいところはうんと厳しいです。
例えば本来自分がやるべき勉強をサボったとき、例えば学校の作品提出をぎりぎりまでやらずにいい加減に出したり、作品作りながら友だちとグデグデチャットしたりしていたら回線ぶち切りますよ。
(18)早期幼児教育、教育格差などが話題になっています。
私自身は子供には、できる限りの教育や体験の場を与えてあげたいと思うほうなので、小さいころから幼児教室やリトミックに子供と参加したりしていますが、 リトミックと子供の情操教育に没頭された時代を経験されたゆりさんからみて、現在の幼児教育や情操教育はどのように思われますか。
また、そこに参加する親の心がまえなど、何かアドバイスがあればぜひ!
すみません。この話題は語りだすと長くなってしまうので読みたい方だけということで。
幼児リトミックなども含めて子供の情操教育の場はきっかけにすぎません。
もちろん幼児教育の講師はそういった体験がのちのちの人間形成に影響することを信じて頑張っていますが、やはり子供の情操を一番はぐくむのは家庭の環境です。
それには親自身の趣味嗜好や考え方が影響することは間違いありません。
『感性』とはどこかに何かを習いにいってつくというものではなく、私達が日本語を自然に覚えていったように、自然に環境から子供が摂取していくものだと考えています。
小さい頃からコンサートや美術館に足を運んだり、家に画集や写真集が気軽に見られる状態であったり、つねに音楽が流れていたり。。 もちろんそういった環境のひとつにお稽古事も入っていても良いと思います。
私の考えでは良いものに大人用、子供用はなく、それが本物の輝きをもっていればたとえ何歳であっても「ステキなものはステキ」と思えると信じています。
ですので娘達が幼少のころもあえて「子供向け」を意識せずに自分がよいと思うものを見せたり聞かせたりしていました。これまで行なってきたリトミックや造形教室でも基本はそういうスタンスで行なっています。
6歳の娘をエッシャー展に連れて行ったとき、一枚一枚の絵の前で長い時間立ち止まりながら見入っていた姿が忘れられません。
それは娘が特別才能があったということではなく、すでにそこまでにエッシャーの絵に虜になる感性が育っていたということだと思っています。それは絵本のお話であったり、映画の1シーンであったり、どこかで聞いた音楽だったりするかもしれません。
アートばかりでなく、衣食住すべてにおいて環境は大事です。
手作りの美味しいご飯の味を知っている子供は、大人になってもコンビニ食で3食済ますなんてことはできません。
生活のすべてから五感を鍛えることが大切です。
今時のお母さんは賢く、いろいろな情報収集力に優れています。
それ自体否定することは何もありませんが、情報とはやはり他人が体験したものの集合体だと思います。 いろいろな情報を収集してからでないと自分の子供に必要なものが決められないのは(マニュアルがないと不安)少々寂しい気がします。時には親自身の五感に従って子供をよく見つめて他に意見を求めずに決定をすることも大切だと思います。
(19)これまで色々な経験をつんでこられたゆりさん。幸せな仕事―1主婦の起業物語を読ませていただき、 色々な時代をとおりぬけ、色々な仕事を経験されてきたことを知りました。
ずばり、ゆりさんにとって、これからの仕事の夢はなんですか。 また、ワーキングマザーへの応援メッセージをお願いします~。
仕事の夢・・・それは「幸せな仕事―1主婦の起業物語」で語るということでよいでしょうか?
ここで完結してしまってもなんなので(笑)
でも外勤のワーキングマザーもSOHOのワーキングマザーも「幸せな仕事」を目指すことは一緒です。
一人ではくじけてしまいそうになることがありますが、こういうところでスタッフも読者の方もゆるく応援しあっていける関係はとてもいいと思いますね。影響しあい刺激しあって頑張って行きましょう!
では、最後の質問です。
(20)次の人を指名してください!
ではお子さんと一緒に世界のあちこちを旅してお仕事する京太さんを指名させて頂きます。
ある時は絵文字師、そしてある時はデジモノライター、そして母としても女性としてもとっても魅力的な京太さんのさらなる魅力に迫ってみたいと思います。どうぞお楽しみに!
★ゆりさん、ありがとうございました!
ゆりさんの子供との距離感は非常に参考になりました。
とくに、「子供の情操を一番はぐくむのは家庭の環境です」という言葉にドキリといたしました。
まさにその通り。
子供は一番そばにいる私たち親を見て育っているんですよね。
ちょっとした仕草一つ一つが子供にとってはすべてなんですよね。他の世界なんか知らないのですよね。
我が娘に対して、私はどうしていただろうか、、と考えてしまいました。
ゆりさん、また子育てで悩んでつまずいたときは、先輩としてアドバイスお願いします~★
◆次回は、大橋さんが京太さんに質問します。お楽しみに!
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