投稿者 古織田奈葉
さて、前回の続きになりますが、このツアーではパパとママのお勉強の時間もありました。セミナーの間、子どもたちはGAOのスタッフと一緒に森の探検を楽しんでいました。こちらも至れり尽くせり♪
セミナーでは、小室さんの講演と、星野リゾートからリゾナーレのコンセプトやその他のリゾートについてのお話がありました。

■小室淑恵さんの講演〜夫婦で考えるワークライフバランス
小室淑恵さんは、株式会社ワークライフバランスを起業されて4年目。パワフルなんだけれど、とてもしなやかに美しい方です。ご自身も子育て中ですが、子育て中の社員に限らず、会社全体で働き方を変えて、長時間労働をなくそうという内容でコンサルティングをされています。
手がけた企業には約700社。いずれも勤務時間の短縮に成功しているとのことです。著書も多数出されていますが、どれも思わずうなずいてしまう内容ばかりです。「結果を出して定時に帰る仕事術」
、「人生と仕事の段取り術」
、「6時に帰る チーム術」
などなど・・・。
講演は盛りだくさんで、ご紹介しきれないのですが、印象的だったことを、いくつかご紹介します。
・「女性が出産後仕事をやめてしまうことで、年金の財源が激減し、家計面では、子育て後パートにでても、生涯賃金で5000万〜2億の差がでる」年金や家計にどれだけ影響があるかを認識する人が多くなれば、働く女性の支援にみんなピンとくるのではないかと思いました。
・「介護休暇取得者はこれから増えてくる。ある企業の試算では、10年後介護する従業員の親の数が、社員の1/6(!)にも上った」 長時間労働があたりまえの会社はやっていけませんよね。
・「消費者の変化やグローバル化で、安くて早ければよいという40年前のやりかたは、通用しなくなっている。生き残るためには、アイディアが必要。アイディアは子育てや学びなど”ライフ”の中にある。」
・「時間制約が人を育てる」これはWMなら実感しますよね。子どもを持ってからの仕事の濃いことといったら!
・「夫も部下も、ほめれば伸びる。」小室さん自身の経験からの例をたくさんお聞きして、参考になりました。
そして、夫婦でとりくむワークがあり、それもよかったです。家事を点数化して夫婦で一緒に、家事分担を客観的に計算するワークでは、「オレは家事をかなりやっている」と思っているパパに、現実をつきつける結果になることが多かったです。例えば、保育園の送りはパパでも支度をそろえるのはママだとか、気づかない家事の大部分はママが担当しているとか、共働きでよくやってくれる夫でも、妻と比べると・・・ということありますよね。他にも、理想のワーク&ライフと現実のギャップを、あぶりだすワークも面白かったです。参加者で意外に多かった望みは、「趣味などの自分の時間がほしい」というもので、たしかに、仕事も子育てももっとちゃんとしたいけど、欲をいえば他のこともしたいんだよなーと、私も自分の欲求に気づきました。
一人でも、もちろんためになったのですが、夫婦でセミナーを受けた方は、かなりためになったと思います。夫に聞かせられなかったのが、ちょっぴり残念です。
■星野リゾートとリゾナーレについて
星野リゾートから、リゾナーレについてご説明をいただきました。
・星野リゾートは破綻したリゾートの再生を多数手がけているが、リゾナーレは、その第一件目で10年前に手がけた。
・再生前は、カップルをターゲットにしたホテルだったが、顧客へのヒアリングを重ね、分析した結果、家族連れに注目した。
・家族連れが重視する「家族サービス」や「思い出作り」のためのしかけを、サービスやアクティビティにもりこんだ。客室の設備、GAOのサービスや、季節ごとのデコレーションなど。
・「大人のためのファミリーリゾート」をコンセプトにしている。子どもは楽しいけど大人はクタクタになってしまうテーマパークのようにならないように。
ベビースイートも見学させてもらいました。おもちゃやベビー用品など、至れりつくせりでした。
ちょうどツアーに参加する前に、NHKの仕事のススメで、星野リゾートの星野社長が特集されていたのですが、顧客サービスにかける姿勢が半端ではないと思いました。顧客サービスを上げるために、従業員の協力が必要ということで、従業員のモチベーションアップにも様々な方法で力を入れていていることが印象的でした。
というわけで、このツアー、充実度120%でした。ご家族で参加されると、本当に得るものが大きいと思います。正式なお知らせが出ましたら、またみなさんにお知らせしようと思っています。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
(株)ワークライフバランス×星野リゾート コラボのリゾナーレツアーに行って来ました。【前半】
投稿者 古織田奈葉
とてもステキな親子ツアーに娘と二人で参加してきました。その名も、「ワークライフバランス代表小室淑恵氏と初コラボ自然体験を親子で学びながら楽しむリゾナーレの旅」

このツアーは、小室さんのワークライフバランスの理念にリゾナーレが共感して、ライフ観点から社会に貢献したいという想いのもと実現したツアーです。主に育児休暇中の女性とそのパートナー、お子さんを対象にしています。夫婦でとりくむワークライフバランスをテーマにした小室さんの講演あり、子どものためのイベントありで、盛りだくさんでした。今回はモニターツアーということでしたが、今後も継続的に開催する予定だそうです。今回の参加者はワークライフバランス社のサービスを受けている会社の方々や、プレスのメンバーで、小室さんを含めた全員が子連れの家族でした。
前半では、私たちが体験したこと、そして後半では学んだことをお伝えします。
■リゾナーレ http://www.risonare.com/index.html
前から「子連れでいくと最高に楽しいよ」と聞いていたんですが、行くのは初でした。場所は山梨県小淵沢。
まずびっくりしたのが、子ども連れに対する徹底したサービス!例えば、客室にはベッドガード、プラズマクラスターの空気清浄機、加湿器、おもちゃなどが設置されています。清掃担当や客室担当の手書きのメッセージも、細やかな心遣いを感じました。
そして、施設もすごいです。波の出る大型室内プール「イルマーレ」。1時間に一度の波タイムには、子どもたちがおおはしゃぎでした。小さい子向けのボールプールもあるし、浮き輪やボートの貸し出しもあるし、ジャグジーはあるし、本当に子ども連れにぴったりです。
ホテル全体がまるで「街」のようになっているのですが、今の季節はデコレーションがハロウィン一色でかわいかったです。春はチューリップの花びらのデコレーション、そしてクリスマスはたくさんのもみの木やイルミネーションが飾られて、季節ごとに素敵だそうです。
そのほか、託児つきのレストラン、もくもく湯(露天風呂つき浴場)、ブックス&カフェなどなど、子連れ家族に至れり尽くせりの施設ばかりです。すてきなセレクトショップやカフェもたくさんあります。
■GAO
GAOとは、星野リゾートの提供する子どものためのプランです。リゾナーレのGAOでは、今回3つのイベントを体験しました。子どもだけではなく、大人も楽しみました。特にGAOのスタッフが子どもを盛り上げるのが本当に上手で、心をがっちりつかんでいて、娘もスタッフにすっかりなついていたのが印象的でした。
本気でハロウィンパレード
子どもも大人もハロウィンの衣装に身を包み、ハロウィン一色のリゾナーレの通りを「TRICK OR TREAT!」と叫びながら歩きます。みんなでリゾナーレのショップで「TRICK OR TREAT!」と叫んでお菓子をもらったり、ダンスを踊ったり(かぼちゃのお化けも出現?)、私もすっかり童心に戻って楽しんでしまいました。

おひさまキッチン
リゾナーレの所有する畑で、野菜の収穫&ピザ作りをしました。この日収穫した野菜はピーマンやナス。わりと子どもの苦手な野菜だと思うのですが、自分で収穫した野菜だからか、このほとんど野菜オンリーのピザをどの子も「美味しい」と平らげていました。私的にヒットだったのは万願寺とうがらし。来年はうちでも栽培するかも。とれたての野菜は本当に美味しかったです。

ぶどう狩り
近くの農園でぶどう狩りもしました。とれたてをぶどう棚の下で食べるのは最高でした。ワインもあれば・・・と思いました(笑)

というわけで、後半はこのツアーでの「学び」の部分をお伝えしようと思っています。後半につづく〜
※使用している写真は、個人が特定できないように解像度を下げております。
2010年09月13日
映画「うまれる」試写を見てきました
投稿者 古織田奈葉
この秋からシネスイッチ銀座で公開される「うまれる」の試写&トークショーにご招待いただきました。

本も出版されました。
この映画は、「うまれる」をテーマにしたドキュメンタリー映画です。
色々な「うまれる」をとりあげています。
単なる「お産バンザイ」映画ではなくて、虐待を受けた経験のある女性の出産、死産、不妊、障害をもって生まれた子供、などちょっと重い内容も含まれていて、深く考えさせられます。が!不思議と全体に漂っているのは、圧倒的な幸福感なんです。子育て中のイライラや、親との関係、パートナーとの関係の悩みも、ほっこり感謝できる瞬間を持てると思います。産んでくれてありがとう、生まれてくれてありがとうという、気持ちがあふれてくるのを感じました。
映画の中で、「子供は雲の上から親を選んで生まれてくる」というようなスピリチュアルな話が出てくるのですが、正しいかどうかは別として、信じて幸せになれるならそれでいいと思いました。
また、映画の製作の過程で、たくさんのミラクルが起こっているという「秘話」をお聞きしました。
お産の撮影は、タイミングが本当に難しくて、赤ちゃんに歓迎されていないと、なかなか撮影できないそうです。また、撮影されていると、緊張で陣痛が遠のいてしまうというケースも多いそうですが、この映画の撮影では、むしろ、撮影クルーが到着すると、お産になるという・・・名づけて「陣痛促進隊」だったそうです。
そして何よりもすごいミラクルが、監督の豪田さんとプロデューサーの牛山さんがともに産み育てる「産約」をして(婚約ならず)、実際に今牛山さんのお腹には赤ちゃんがいるというのです!
豪田さんは、かつて自分の親との関係が良くなく、自分が子供をもつ、結婚するなんて考えられなかったそうです。でも、「胎内記憶」の話を聞いて「子供が親を選んでうまれてくる」という話を聞いたことをきっかけに、素直に親に感謝する気持ちになって、この映画を企画しはじめました。さらに映画を作る中で180度変わって、パパになることを望むようになったそうです。家庭を築きたいと思う土台には、やっぱり自分自身の家族関係が大きく影響しているんですね。家族との関係を前向きにとらえる人を増やすのも、少子化対策なんだなあと思いました。男の人で結婚も子供も望まないという人は、自分の親との関係や、親になる教育をうけるチャンスがないことが原因なのではないか、と豪田さんもおっしゃっていました。
色々と考えさせられるこの映画、是非ご覧下さい!
2010年05月25日
一人暮らし、させたい?
投稿者 古織田奈葉
うちの家庭では、「娘には18歳になったら一人暮らしをさせたいね」 と夫と話しています。
先日ママ友達とその話をしていたら、「えー?どうして?こんなにべったりの親子じゃ無理じゃないの?」「そばにいないと寂しいんじゃない?」という突込みが。
確かに、うちの4歳のの娘は、甘えん坊で、例えば一緒にお友達の家に遊びにいっても、ママが一緒にいてほしい方です。私は「もう少し子供だけで遊んでほしいなー」とも思ったりもしますが、可能な限りべったりしてあげています。
夫も同じく娘を溺愛していて、暇さえあればじゃれています。
それでも、私たち夫婦は、娘には18歳には一人暮らしをしてほしいと考えています。むしろ、私たち夫婦が娘にべったりする理由は、「いずれ別れて暮らす」と覚悟をしているからだと思っています。
私も夫も、大学から一人暮らしを始めました。大学から一人暮らしをして、よかったと二人とも思っています。
私自身、どうして一人暮らしをしてよかったと思うのか、理由を考えてみました。
・自由と孤独を経験できる。すべて自分で自由にできる時間って、ものすごく自由で嬉しかったけど、時々ものすごい孤独を感じました。
・友達でも彼氏でも、人間関係が深くなる。一人暮らし同士で付き合うと、半同棲の状態でした。嫌なところも全部見えるし、こんな人とは結婚したくないなーと思った人もいました。
・親離れ、子離れをするきっかけになった。程よい距離感で、親との関係もよくなったと思います。あまりにも居心地がよくて実家を出られないというのは、将来的には双方によくないような気がします。
・親に感謝できた。やってくれた事、払ってくれたお金などなど。特に家事は自分でやってみて、ありがたさを実感しました。
・経済的に自立する。仕送りをしてもらっていても、生活費を含めて、お金は自分で管理しなければいけなくて、使いすぎたときも自己責任で何とかしなければいけなかった。
・結婚して自分の家族を作ったときに、大切に思えた。一人暮らしも楽しかったけど、やっぱり誰かと生活する方が楽しい。他人と暮らす煩わしさを上回る良さがあると思っています。
自分が結婚するときに「長い間お世話になりました」と両親に言ったんですが、それよりも、一人暮らしを始める手伝いを父がしてくれてから帰るときに握手をした、そのときが、もうひとり立ちのお別れだったんだな と思いました。
娘と一緒に住めるのは、あと14年。一緒に過ごせる今日がとっても貴重に感じます。
2010年05月12日
ダイアログ・イン・ザ・ダーク〜心地よいくらやみ
投稿者 古織田奈葉
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、まっくらやみのエンターテイメントです。完全に光を遮断した空間の中で、様々なシーンを体験します。視覚障害者がアテンドしてくれて、何人かのグループで入って行きます。
このイベントを知ったきっかけは愛はみえる~全盲夫婦の“たからもの”~
という全盲夫婦の本がとても良かったので、会社の先輩にお貸ししたところ、このイベントに行ってみない?とお誘いを受けました。
というわけで、会社の同僚と3人で行きました。
8名までの少人数のグループで体験します。まずは、薄暗い部屋で白杖(白状)をを借りて、歩き方や動きのレクチャーを受けます。手でまわりを探るときは、手のひらを向けずに手の甲を向けて探るそうです。(人の目をついてしまわないように。)
体験する内容は、公園や階段などなど色々なシチュエーション。あまり書くとネタバレしてしまうのですが、一番印象的だったのは、「くらやみバー」でした。
くらやみの中手探りでみんなでバーに入っていって、注文をしました。
私がオーダーしたのはビール。これもまたくらやみのエキスパートのバーテンさんが、ビールをグラスに注いでくれました。この音がものすごく良かったです。代金も手探りで支払います。
まっくらやみを怖がっている人も多かったですが、私は意外と大丈夫で、動き回っていました。多分、安全な場所だとわかっていたからかもしれません。これが公道だったりしたら、怖くて進めないと思います。アテンドの方はさすがに慣れていて、サッサと進んでいました。
目からの情報を遮断するというのも、気持ちのいい体験でした。音や触覚にとても敏感になれます。あと、人の目が気にならないという心地よさもありますね。
視覚障害者はこんなに大変なんだというネガティブなイベントではなく、自分の感覚を新発見できるような、ポジティブな体験でした。
企業の研修に利用しているケースもあるそうです。協力しあって、絆が深くなるとか。
ご家族で体験するのもよさそうですね。同僚は今度小学校の娘さん2人と来たいと言っていました。
2010年01月14日
「子ども手当ても必要だけど、公立教育の充実を!!」
投稿者 古織田奈葉
『公立の学校で満足な教育が受けられないというのが、育児に金がかかったり、格差ができる元凶!』というのが私の持論です。
・・・と先日WMSのスタッフでこのことを話し合っていたんですが、改めて自分の意見をちゃんとまとめてみようかと、記事にしてみました。
公立教育の充実を望む理由には、もちろん「私立に行かなくて、家計が助かる」というのもあるのですが、特に強調したいのは、以下の2点です。
★格差が是正される
★小中学校の受験をしなくてよくなる
★格差が是正される
公立教育がしっかりしていれば、親の収入に関係なく、同じように満足な教育が受けられるはずです。教育機会という富の再分配ですよね。
そうすれば、一人当たりの収入や生産性、消費が増えて、少子化だといっても日本の経済活動はけっこう大丈夫なのではないでしょうか?
★小中学校の受験をしなくてよくなる
私自身、すべて公立で育っているので、もしできることなら、娘にも受験をさせたくないと思っています。
経済的なこと、親も大変ということもありますが、一番の理由は、子供のときには受験勉強よりしなくてはいけないことがあると思うからです。例えば、自分でやりたいと思ったことをするとか、ぼーっとするとか、寄り道をするとか・・・。
その結果、親ががんばってもなかなか育てることができない、「自発性」とか「感受性」とか「好奇心」が育つんじゃないかな〜と思っています。
もちろん、カラーのある私立校に入ることも、受験勉強が向いていてよい影響を受けるタイプの子がいることも否定はしないです。あくまでも、理想&私見です。
とかいいつつ、近所の公立小学校の子供がいるママたちから、学級崩壊のリアルな現状を聞くと、やっぱり塾と中学校受験は必要なのかな、と揺れています。
ついでにいうと、大学教育もどうにかならないかしら?
めちゃくちゃ遊びまくった大学生活を送った私が言うのもナンですが、遊ぶために大学に行くのはもったいなかったと思っています。学生の頃、研究者になるつもりはないんだから、もっと実践的なことを教えてもらう教育機関に入る選択肢もあればいいのにと思っていました。でも、就職のためには大学卒業が必要という日本の現状をわかった上で、4年間確信犯で遊んでいたような気がします。無駄な4年間とまでは言いませんが、娘には実のある大学生活を送ってほしいものです。
個人的には少子化問題よりも教育問題優先にお願いしたいくらいです。
少子化問題の、「子供を持ちたい人が持てない」ことの解決には大賛成ですが、「経済のために」という理由だとしたら、解決すべきは「少子化」よりも「教育」かなと思います。だって、もし教育がよくならずに少子化だけ解決したとしても、「少子化は解決したけどワーキングプアが増えちゃった」という事態になってしまうのではないでしょうか?その方がヤバイです。
政府のみなさん、子ども手当ても必要だけど、公立教育の充実、是非お願いします。
2010年01月08日
保育園で半日、せんせい体験。
投稿者 古織田奈葉
先日、午後から4歳の娘を連れて外出する予定があったので、有給休暇をとりました。
さて、午前中はどうしよう?保育園に娘をあずけてステキな一人時間にする?家事をするのはなんかもったいないし・・・
それで思いついたのが、保育園を見学して、せんせいをすることでした!
当日、突然のお願いになってしまったのですが、保育園側も快く引き受けてくださいました。エプロンまで貸していただいて、すっかり「ママせんせい」になりました。
娘は3歳児クラスで22人。ほとんどの子がすでに4歳になっています。見て下さっている先生は2人。
行事で保育園を訪れることはありますが、普段の姿を見るのは初めて!どんな感じなの〜?とこっちがワクワクしちゃいました。
園児たちも「どうして○○ちゃんママ保育園にいるの〜?」「お仕事いかないの〜?」と口々に聞くので、「今日はママせんせいになったんだよ」と説明しました。娘はとっても得意気でした。
当日の午前は年賀状の工作の練習でした。生徒が2人ずつ指導を受けながら工作をして、残りの子たちはお部屋で自由に遊ぶという感じ。
いやー自由に遊ぶ子供たち、おもしろかったですよー。
・男女けっこう分かれて遊ぶ
自由遊びが始まると、女の子はままごとへ、男の子はブロックへまっしぐら!私は女の子たちに引っ張られていって、色々食べさせられたり、なぜかお風呂に入れられて洗われたりしました。(笑)男の子たちは、あまり私にからんでこなくて、ブロック制作に没頭。ながーくつなげて電車にしたり、かなり集中して作っている模様。
・朝のお話など、けっこうちゃんと話を聞く
もうちゃんと園児なんですねー。お話を聞くときはちゃんと聞きます。おちゃらけキャラの男の子なんかもいて、注意されたりしてました(笑)
・性格の違いが顕著にわかる
あたりまえだけど、気の強い子と、おとなしい子は、はっきり違いますね。気の強い子同士がものを取り合うと、激しいケンカになりますが、他の組み合わせはあまりこじれずに収束している感じ。ケンカの収集も自分たちでつけられています。いっぱしに、ちょっとした意地悪もしたりして、こうして人との関わり方を学んでいくんだなと微笑ましかったです。
・給食はみんな自分で全部たいらげる!
給食のコップ、おはしは自分で準備します。配膳はさすがに先生。みんなで「いただきます!」をしたら、みんな自分でモリモリ食べる食べる。うちでは遊んでしまって時間がかかる娘もあっという間に食べていました。その日の献立は焼きうどんとサラダとプルーン。焼きうどんにはたくさんの野菜とひき肉が。大人にはちょっと軟らかすぎて薄味でしたが、子供たちは美味しそうにたいらげていました。
娘は1歳から保育園に通っているんですが、もっと早くこんな機会をつくればよかったなと思いました。
保育園でのすごし方って、連絡帳だのみで、ずっと謎でしたもんね。
でも1歳の時って職場復帰したばかりでバタバタしたし、しょっちゅう娘が風邪をひいたりして有給使っちゃうし、保育園を見に行こうかななんていう余裕はなかったなあ・・・
2009年12月09日
早くやればよかった・・・シーラント!!
投稿者 古織田奈葉
みなさん、「シーラント」ってご存知ですか?
私は最近ママ友に聞いて初めて知りました。
シーラントとは、奥歯の溝に詰め物をして、虫歯を防ぐ処置です。
最近3歳の娘のハミガキをしていて、「奥歯に汚れがたまるなー」と思っていたのですが、シーラントのことを知り、しかも保険や乳幼児医療証を使えるということを知り、早速はじめての歯医者に行ってきました。
うちの娘は病院・注射も「どんとこーい」の性格なので、歯医者でも全く動じなかったのですが、あったのです。虫歯!!
歯医者さんいわく、もう少し早く来ていればシーラントで防げたとのこと。ごめんよー!ムスメ!
というわけで、治療を始めることになりました。私自身奥歯が銀歯だらけなので、娘の永久歯はキレイに保ってあげたいなと思っています。
基本はハミガキでしょうが、できるかぎりの予防の処置もしようと思いました。
それにしても、「シーラント」の情報、もっと流してほしいと思いました。もしかして常識?私が知らなかっただけ?
3歳児くらいのお子さんがいる方、是非シーラントお勧めします!!
2009年10月01日
「お金は木にならない」
投稿者 古織田奈葉
子供のお小遣いどうしていますか?
娘はまだ3歳。お小遣いなんてまだまだ・・・と思っていたんですが、この本を読んで、もしかしてもうあげてもいいのか?と考えてしまいました。
">
お金の問題をタブー視しないで、お金を貯めること、使うことに慣れさせて、マネーリテラシーを身に着けるという内容でした。え?こんなにお金を任せちゃうの?というくらい結構まとまった額を提案しています。
・お小遣いは3歳くらいからあげる。
・お小遣いの額は1週間で年齢×1ドル(3歳なら約300円)
・お小遣いは必ず労働の対価として与える。決められたお手伝いをしなかった場合、お小遣いをあげない。
・大きくなるにつれ、生活にかかる費用をすべて手渡して、自分でマネジメントさせる。
・銀行口座も開いて、自分で預金させる。
・買いたいもののために計画をたてて貯金させる。
・臨時支出があると思われるときには、臨時の仕事を用意してあげる。
こうして、お金の貯め方・使い方を身につけていくと、お金に振り回されないで自主的にお金を使うことができるようになるそうです。
そのほか、
・ものの値段がわかるようになる。
・衝動的に買い物をすることがなくなる
・働いて生活費を稼いでくれたり、家事をしてくれる両親への感謝の気持ちが育つ
といった効果があるそうです。
面白かったのが、浪費家もまずいけど、必要以上に貯め込むタイプもよくないということです。貯めて楽しく、使って楽しくお金と関われるようになることが大切なんだそうです。
では、一体何のお手伝いをさせればいいのか?
食器洗い、そうじ、芝刈り(アメリカらしいお手伝いですね)などのお手伝いの例が載っていました。
そういえば、大前研一の著書の中でも、子供に仕事をさせてアルバイト代を支払うというくだりがあったんですが、パソコン系の仕事で、なるほどと思いました。例えば、コンピューターの定期的なバックアップ、年賀状の住所入力、などなど。中学生くらいになったらできるようになるのかしら?そんな役立つ仕事なら、私も是非やってほしいし、子供のスキルアップにもなるし、喜んでお小遣いをあげると思います。MP3プレーヤーに音楽やオーディオブックを入れるのもやってほしいなあ。
本を読み終えて、すっかりやってみる気になっていたんですが、夫に相談してみたところ、こんな心配があるとのこと。
・なんでもお金に換算してしまうようになってしまわないか?
・お金さえあれば、何でもできると思うようになってしまわないか?
・無償だけどやってあげる という考えがなくなってしまわないか?
うーん。これも確かに言えている・・・。
我が家ではこれからどうするか、ゆっくり話し合っていこうと思っていますが、みなさんの家庭はどうしているんでしょう?
よかったら是非教えてください!
2009年08月19日
家計を見直すきっかけに・・・セミナーのお知らせ
投稿者 古織田奈葉
私の今年の目標の一つに「家計をちゃんと把握して先々の見通しをたてる」というものがありました。日々節約に心がけているつもりなのに、何に使っているかわからない出費がある、教育や老後に備えた蓄えがどのくらい必要なのかよくわからない という状態をなんとかしたかったんです。
そこで私が実行したのが、WMSの記事で前々から気になっていたファイナンシャルプランナーの安田先生のセミナーを受けること。
ここですごかったのが、時間がないWMならではの、無理を承知のリクエストを受けて下さったことです。それは、セミナーの出張サービス!家計のセミナーに興味がある友人に声をかけて、休み時間を利用して会社の会議室で、出張セミナーをしてもらいました。
友人からも時間を有効に使えて、勉強になったと、大好評でした。ちなみに私たちは4人のグループで2回お願いしました。もし、会社で何人か有志が集まったら、是非オススメです。
内容は実践的なものばかりですが、印象に残ったのは、現在の生活の規模からリタイヤの時点で必要な貯金額を算出するもの。とてもシンプルな計算なんですが、みんなで「ひーっ」となっていました。
2回のセミナーを終えた後、それぞれ個別の相談を受けました。
前に,らむねさんの記事にもありましたが、自分の家計の状況を把握する資料を作る というプロセスがとってもためになりました。
さらに、もちろん相談を受けて、ぼんやりしていた家計の状況がハッキリして、すべきこともハッキリして、ものすごくスッキリしました。
(あちゃーという事実ももちろんありますが・・・)
目標が決まったら、節約するのも楽しくなっちゃいました。
そんな安田先生の気軽に受けられるミニセミナーがあるということなので、ご案内します。安田先生は、本当に明るくてパワフルな方で、お話するだけで、こっちも元気になります。
9月12日 「シングル女性の賢いマネープラン」
http://www.my-fp.net/schedule/2009/09/post_408.html
9月19日 「お金の寺子屋」
http://www.my-fp.net/schedule/2009/09/post_407.html
9月26日 「ヤスダ流『幸せに生きる人生』の作り方」
http://www.my-fp.net/schedule/2009/09/post_410.html
2009年07月01日
記念日のプレゼントは・・・「時間」
投稿者 古織田奈葉
私たち夫婦は結婚して10年以上になりますが、もう何年も前から記念日のプレゼントをお互いにあげないことにしていました。本当に欲しい物は自分で吟味して買いたいし、無駄な買い物はしたくないし・・・。
でも今年の誕生日はダンナにプレゼントをリクエストしました。それは「時間」。
先日の私の誕生日は、私のために時間を作ってもらいました。娘を保育園に預けて、ダンナと二人で休みをとってデートしました。当日は現地で待ち合わせ。フレンチのコースを二人でゆっくり食べてから、3時間くらいかけてゆっくりお散歩。とーっても良かったです。
話の内容は、お互いの仕事のこと、子供の将来の話、ちょっとまじめに格差の話、もしもお金の心配がないとしても仕事をするか?リタイヤ後にやりたいこと、いつか旅行でいきたい場所、などなど。
ランチは横浜パンパシフィックホテルにあるクイーンアリス。やっぱりディナーに比べたら、ランチコースはお得です。昼間からビールも飲んじゃったり♪子供抜きの食事って、これはこれでやっぱりステキです。
1日ゆっくり一緒に過ごして、ダンナに対して心が広くなった自分を感じました。彼もいろいろ仕事とか大変なんだよなー、でも家族のためにがんばってくれているんだなーと。普段の会話が足りないと、ダンナのちょっとしたことに腹がたったりすることに気づきました。
子供のことはもちろん大切ですが、夫のことも大切です。
「子供が巣立ったあと夫と二人の生活が想像つかない」「リタイヤ後にやりたいことが二人であまりにも違う」「子供がいるから一緒にいるけど、いなければ続かないかも」
・・・なんて話よく聞きますが、夫との関係も放って置くだけではだめで、マメなメンテナンスが必要なんじゃないかと思います。心が大きく離れたり、価値観が大きくずれてしまう前に、こまめに話をしてズレを修復する。これって、今すぐやらなくてはいけないことではないけれど、将来の生活が大きく違ってくるので、ある意味「投資」みたいなものなのではないでしょうか?
記念日に夫とデート。予想以上によかったので、またしようと思っています。おすすめです!
2009年06月18日
時短をとると評価が下がる その後考えたコト
投稿者 古織田奈葉
1年前、「時短をとると評価が下がる?」ということで記事を書かせていただきました。時短が理由で評価が下がったかもしれないという、私のケースの考察の記事でした。それから1年、自分なりに考えたり行動したりしてみました。
まず、会社に確認したところ「時短は評価が下がる要因にならない」と断言してくれました。実際時短をとっていて評価が高いというケースもあるそうです。それから、改めて「時短は評価が下がる要因にならない」ということを管理職へ周知徹底していただけると言っていただけました。私自身のケースは追求しませんでしたが、とってもすっきりしました。後発のWMのお役にもたてたかな?
というわけで、断言しちゃいます。
「時短」が理由で評価を下げることは間違っていますっ!!
さらにその後、希望を出して社内での異動を果たし、時短の取得をやめ、評価も戻りました。正直前の職場よりも、今の職場での方が「役に立っている」と思います。実のところ、評価が下がったのは単に「時短」だけが原因ではなく、私自身パフォーマンスが落ちているということはあったと思います。さらにその原因は、「責任ある業務を担当させてもらえない」→「モチベーションが下がってパフォーマンスも下がる」という負のスパイラルにはまっていたのだと思いました。不得意な業務だったというのもあります。
時間的な制約の中で、責任のある業務を担当できないで悩んでいたり、子育て中はおとなしくしていようかな と消極的になってしまうWMは多いのではないでしょうか?僭越ながら、そんなWMへアドバイスを送りたいと思います。
・ 自分の得意なことをして、役に立って、評価があがる職場で働けるようにする。
・ 上長とよくコミュニケーションをとって、どんな働き方をしたいか、キチンと伝える。
・ 単位時間当たりのパフォーマンスにこだわって実力をつける。
・ 子育て中だからといって、あきらめてやる気をなくさないで工夫する。
それから、これもまた僭越ながら、企業へお願いしたいことを考えてみました。
・ 「時短=評価が下がる」と誤解している管理職がいたら、意識を変える。
・ 時短取得者をうまく活用して、モチベーションを損なわないようにする。
・ 単位時間当たりの貢献度での評価をきちんとする。
評価方法の問題は、長時間労働や少子化問題の解決のカギがかくされていると思います。今後もそのあたりをテーマに勉強をして、またご報告したいと思っています。時間内のパフォーマンスの高い仕事がちゃんと評価されるようになれば、パパも早く帰ってくるし、WMにとってハッピーな世の中になるのではないでしょうか。
2009年03月18日
勝間さんの新しい本「会社に人生を預けるな」
投稿者 古織田奈葉
すごい勢いで出版している勝間さんですが、今度のお題は「終身雇用」。内容はちょっと堅いですが、働く母として幸せに生きるためのヒントがあるように感じました。
社会で起こっている様々な問題の原因の一つとして、終身雇用が潜んでいるんですね。具体例がたくさんあってわかりやすかったです。
・ワークライフバランスに企業が乗り気でない←より良い会社を求めて社員が移動する仕組みがないために、企業がワークライフバランスを人材確保のための戦略として受けとめていない。
・女性が働きにくい←出産・育児の時期に辞めざるを得ないケースがある。また終身雇用では再就職にも不利。
・企業の不正、偽装←同じ場所にいつづけて企業への忠誠が最重要事項になってしまう
・世襲政治家が多い→政治の正解と企業を行ったり来たりできないので、会社員が政治家に転身するのはは危険すぎる。
なるほどでした。
それから、リスクをとれる自分でいる大切さにも気づかされました。自分の頭で考え、常にリスクの存在を意識しないと、落とし穴がいっぱい!年金の問題でもわかるように、お上に任せておけば大丈夫なんてことは全然ないし、これからの世の中、自分がしっかりしてリスクをマネジメントできるようにならないと と思いました。子供にもそうなってほしいので、教育も大切ですよね。
確かに年功序列は、今の急激な状況の変化には対応できないシステムだと思いました。でも正直、終身雇用がない社会って、弱肉強食の実力社会のようなこわーいイメージもあります。リスクを知って強い自分になって立ち向かっていけば大丈夫なのかな?勉強を続けなくちゃと改めて思いました。
というわけで、次に読もうと思っているのは、ちょっと反対意見?のこの本です。
2009年01月27日
スキマ時間をみつけて、まつげエクステ!
投稿者 古織田奈葉
先日、六本木で2時間のスキマ時間ができる ということになり、必死にお店を探してまつげのエクステに初挑戦してきました。
勝間和代さんも、毎日のメイクの時間を短縮できるということで「投資」として大絶賛しているまつげエクステ。その仕上がりはいかに!?

★仕上がり
ものすごく目力アップです。
普段の自分の見慣れた目と比べるとびっくりしますが、全体で見るとわりとナチュラル。それでいて顔の印象が全然違います。
やっぱりまつげって効果大きいですね!
アイラインの刺青をしている知人もいるのですが、まつげの方が効果が高いように感じました。
きれいに保つためには3週間くらいでのリペアをするといいとのこと。
★サロン 「graceful」
乃木坂の駅からすぐです。ミッドタウンからもすぐ。サロン自体は素敵な高級マンションの一室です。
http://www.graceful-co.jp/
このお店、ネットで探したんですが、意外にもワーキングマザーの要望にぴったりのお店でした。
子連れでもOK。ベビーシッターも手配可能。(別途料金)
出張サービスもあり。(別途料金、出張料金を何人かでシェアすることも可能だそうです。)
昼休みにきていただいて、会議室でやるっていうのもアリですねー。
まつげエクステをしてくれた谷さんも小さいお子さんがいるママさんで、ご自身も妊娠・子育て中に行ける美容サロンがなくてとても苦労したのが開業したのがきっかけだそうです。子育てネタで盛り上がりました。
★時間
私は60本コースでカウンセリングも含めてトータル1時間くらいでした。
★費用
今回はレッツエンジョイ東京のクーポンを利用したので、なんと6300円。お得でした。
http://www.enjoytokyo.jp/OD003Coupon.html?SPOT_ID=l_00022760
★まつげエクステのほかにも
エステのマッサージでも評判のお店ということで、ゴッドハンドを持つエステティシャンがいるそうです。その他ネイルのバイオジェルも。キレイに保つためのリペアサイクルが3週間と同じなので、まつげエクステとジェルネイルは一緒にやるとちょうどいいみたいです。
ネイル、まつげエクステ、エステのセットのお得なセットもあるとか。
今度是非試してみたいな。
ワーキングマザーになって、「美容にかける時間なんてない!」と思っていたんですが、時間を有効に使えるワザを身に着けたなあと感じます。こんなに有効なスキマ時間の使い方は、子供がいなかった時はありえなかったです!最近はネイル、美容院など、会社の近くで昼休みに済ませることが多くなりました。上手に時間を作って、きれいなママでいたいと思います!!
2008年12月19日
ママもたまには素敵にお勉強&趣味 in 六本木!
投稿者 古織田奈葉
ママになってしかも仕事をしていたら、
「趣味や勉強なんてする時間ない!」
「新しい人脈や世界を広げる時間はお預け」
と思っていらっしゃる方、多いんではないでしょうか?
最近勉強したい気持ちがムクムクと沸いてきたので、ちょっと工夫して、スクールへ行って自己投資してみました。
その投資額、講座費と託児費で8,904円!!このくらいだったら「アリ」じゃないですか?パパに預けてしまえば託児費はタダですし!
★講座
六本木ヒルズ「アーテリジェントスクール」
http://www.academyhills.com/artelli/index.html
週末、一回完結型の講座で、一講座2時間3000円とリーズナブル。
ジャンルは、ビューティー、ビジネス&スキル、ミュージックなど様々。
HPを見ているだけでも、受講してみたい講座がたくさんありました。
その中で私が選んだ講座は、「デュボワ・メソッドによるキャリア・デザイン講座~」
フランス出身のキャリア・デザインの専門家にしてマリンバ奏者であるフランソワ・デュポワ氏が
開発した、体を使った思考方法、とでもいうのでしょうか。
色鬼をしたり、二人一組でリズム手遊びをしながら軽く瞑想する、グループに分かれて一人ずつ
「自分にとってのワークライフバランスとは」というお題で語り、議論する、
体の色々な部分を自分で平手打ちして活性化する運動をする、など、
一風変わった集団カウンセリングという印象で、新鮮で面白かったです。
悩みのない時期に行ったのですが、何かに悩んでいるときだったらけっこう効いたのかも。
スクールは、ヒルズの40階にあるんですが、スクールの受付を済ませると利用できるカフェが最高でした。
外の眺めが壮観!私もしばしガラスに張り付き、眺めていました。
あのカフェは今度改めてゆーっくり行きたいな。
★託児
六本木ヒルズ内の「キッズ スクウェア」の一時預かりを利用しました。
http://www.roppongihills.com/jp/shops_restaurants/details/shop.php?id=305330021
30分 1,312円 2時間半で、6,560円、
六本木ヒルズ「チケ得」サービスで10%OFFなので、しめて5,904円。
「ママお勉強してくるから、○○ちゃんも先生と遊んで待っててね」と言い聞かせておきました。
2歳の娘も、初めての先生とオモチャで楽しんでいたようです。
「また先生のところ行きたい」と言っています。
★駐車場
近くに用事があったので車で行きました。
「ヒルズの駐車場に入れたらいくら取られるのかしら~。」なんて怖れていたんですが、
ヒルズでの買い物が合計1万円で4時間の駐車サービス、と意外と普通。
スクールの費用は除外だったのですが、託児所分と図書券4500円分の購入で1万円クリア
なので駐車場もタダでした。
★そのほか
六本木ヒルズはほとんど行ったことがないので(笑)、娘とおのぼりさんして、お散歩してきました。
毛利庭園をお散歩したり、グランドハイアットホテルのロビーをうろついたり、
かなり楽しかったです。
パパと3人で行っても楽しいかも。ご飯も食べにいきたいな。
講座は2時間という短い時間でしたが、かなりリフレッシュして、
普段の生活の目先も変わったと思います。
ハイソでお高いイメージの六本木ヒルズでしたが、意外と庶民的に楽しめて、
六本木の魅力を再確認しました。
また別の講座で六本木を訪れようと思っています。
2008年10月18日
10組の母子で旅行!
投稿者 古織田奈葉
10組の母子で1泊旅行へ行きました。母10人子供12人。
メンバーは娘の出産時のマタニティスイミング友達なので、月齢の近い2歳児が10人と、二人目2人(1歳児と10ヶ月)。
もちろん珍道中でしたが、このメンバー構成にしちゃ、上出来だったんじゃないでしょうか?
とーっても楽しかったです。子供が大きくなるまでは、友達と旅行はおあずけ・・・と諦めたくなかった私たちの旅行ワザをお教えします。ご参考まで。
★宿
京急三浦海岸駅の「マホロバマインズ三浦」
リゾートマンションをホテルにした造りなので、とにかく間取りがゆ~ったり。ひとつの部屋で、和室×3、リビング、キッチン・風呂付。人数の都合上、2部屋予約しましたが、結局1部屋に集まりました。それでも広さ的には大丈夫でした。こんなに大勢泊まれて、ゆったりした和室がある宿ってなかなかないです。子供たちも喜んで走り回っていました。大人と子供の作務衣もあって、全員おそろいで可愛かったです。(自分の子供を見つけるのが大変でしたが・・・)お風呂はみんなで大浴場へ。二人目がいるママたちは、下の子をみてもらって上の子と大浴場に入り、あとから部屋のお風呂で二人目を洗っていました。
★交通
電車で行きました。メンバーのほとんどが横浜・川崎在住者なので京急で。横浜から三浦海岸駅まで50分くらい。駅から宿は歩ける近さです。
★食事
バイキングが有名な宿なんですが、夕食は宴会場を予約しました。一人ずつになっている宴席に簡易コンロの宴会料理でしたが、宴会場もリゾートマンションの1室状態でゆったりしていたので、食べ終わった子供たちは、空いているスペースでおもちゃで遊ぶことができました。完全に個室なので、周りのお客さんに迷惑をかけることもなく、ママたちはビールも飲めて、しばしの宴会を楽しみました。
朝食はバイキング。
★夜、部屋での飲み会
子供を順次寝かしつけたらリビングに集まって、飲みながら大人トークで盛り上がりました。なかなか寝付かない子、途中で起きてしまう子もいましたが、子供が寝た後の友達とのおしゃべりは最高でした。産後、子連れでできた友達は、子供の話ばかりになってしまいがちですが、マタニティ時代にたっぷり「自分自身」の話をしていたので、今回も自分のこと、旦那のことなど、ぶっちゃけトークで楽しかったです。
★周辺施設での遊び
・油壺マリンパーク
1日目は三崎口駅で集合してタクシーに分乗して油壺マリンパークへ。イルカ・アシカショーに子供たちも大喜び!お天気が良くて芝生も気持ちよかったです。宿までもタクシーで移動。タクシー代は三崎口駅から約2500円、宿まで約3000円でした。
・ソレイユの丘
2日目は宿からタクシーでソレイユの丘へ。南仏風の公園施設で、羊やヤギにエサをやったり、大規模な遊具で遊んだり、ミニSLに乗ったり、満喫しました。パンやクッキーの手作り体験、乳搾り体験などのプログラムもあるようです。今度はやってみたいな。
タクシー代は宿から約3000円、三崎口駅まで約2000円でした。
★事前準備
10人のメンバーのうちフルで働いているのは3人。働いていなくても、習い事などでみんな忙しく、スケジュールあわせは大変でしたが、メーリングリストで連絡をとりあって日にちを決めました。細かい打ち合わせもすべてメーリングリストで。
★まとめ
旅行って「いつか行きたいねー」と思っているだけだと、実現しないまま時が過ぎてしまいますよね。特にチビッコがいると諦めてしまうことも多いと思います。でも、何とか実現させたかったので、仕事をしていて忙しいですが、敢えていいだしっぺ&幹事になりました。縁あってマタニティスイミングでせっかくできたステキな仲間なので、この関係はがんばってずーっと続けていきたいと思います。来年からは3年保育の幼稚園に行く子たちも多くてみんなどんどん忙しくなっていくけど、絶対また旅行行きたいね~とみんなで言っています。そして、子供が手を離れたら、それはそれでまた楽しい企画ができそうです。長~いお付き合い、続けていきたいです。
2008年10月07日
盗難にあった自転車が戻ってきた!
投稿者 古織田奈葉
先日自転車の盗難にあってしまいました。しかも、自宅の敷地内から、子供の前座席つきで!(門が開けっ放しでカギはかけていなかったんですけどね。)保育園の送り迎えに必須なので、私はサッサと諦めて、次の自転車を買ったんですが、執念深く探し続けていたダンナ・・・。盗難から数週間後、ついに最寄の駅で発見しました!
でも、カギがかかっていました。子供の座席もついたまま。
盗難届けを出していたので、すぐ警察に電話しました。自転車の登録を確認が済んだ後、警察から「ご相談なんですが・・・」と切り出されました。聞けば、張り込みをして犯人が来たところをつかまえたいので、ご協力いただきたいとのこと。
すげー!もしかしてオトリ捜査?!( ;゜Д゜)
「最悪、自転車ごと逃げられてしまう可能性もあるんですが・・・」と警察は言っていましたが、うちとしては再発は嫌なので願ってもないオファーです。チャリ一台で張り込みなんて、警察って大変だね~とダンナと話していました。
その夜警察が来て、犯人が捕まったこと、犯人は別の場所に放置されていた自転車を盗難したと供述していることを教えてくれました。どうやって自転車を持ってきたのかなと思ったら、自分で乗ってきてくれていて、帰りは歩きでした。
自転車が盗難にあったらもう絶対に戻ってこないと思っていたんですが、戻ってくることもあるんだなー、警察もやるなーと思った出来事でした。
最近ママチャリも安いのでついすぐに新しいのを買ってしまいましたが、これからは盗難に気をつけて大事にしようと思いました。
2008年08月21日
「アジア女子大学」のお話を聞いてきました。
投稿者 古織田奈葉
先日、とある勉強会に参加させていただき、ゴールドマン・サックス証券のキャシー松井さんから、アジア女子大学の構想のお話を聞きました。
アジア女子大学とは、南、西南アジア、中東など女性の高等教育の機会がない地域の女性を対象にする世界クラスの女子大で、バングラディシュに建設予定です。彼女は「アジア女子大学の設立を支援する会」の共同代表の一人として活動しています。
e-womanの対談記事
アジア女子大学のURL
キャシーさんは、日本株ストラテジストランキングで、全国第一位というビジネスの世界でも超一級の人物。そのキャシーさんが社会貢献にも尽力している姿はとってもかっこよく、私も何かしなければ!何かしたい!という気分になりました。
印象的だったのは、ビジネスバリバリのキャシーさんが、チャリティーの活動に関わろうと決意した経緯でした。
・お父様の影響
キャシーさんのお父様は日本から身一つで渡米して、大変なご苦労の末、花の農園を成功させて財をなしました。でも、財団を作って遺産はすべてメキシコ移民のために使うように手はずを整えていて、子供への遺産相続は一切しないそうです。そんなお父様に影響もあって、チャリティーに参加することは自然なことだと感じているとのことです。
・乳癌の経験
お二人のお子さんにも恵まれ、仕事でも絶頂という時に乳癌が発見されました。それまで、チャリティーに関わるのは老後になってからだろうなと思っていたそうですが、すぐに始めようと思ったそうです。
・ご自身の3つのpassion
ご自身のテーマは、「女性のenpowerment、教育、日本とアジアの距離を縮める」。そのテーマにぴったりきたのが「アジア女子大学」のお話だったので、参加することを決めたそうです。
確かに、健康や幸せを失ってから色々なことに気づくものなのかもしれませんが、それではきっと遅すぎますよね。私も以前から何か社会貢献をしたいな と考えていましたが、思い立ったときが始め時なんでしょうね。
私の場合それが、「南アジアに女子大学を作る」ということになるかどうかはわからないのですが、少しでも世の中が良い方向に行くように、何か「コレだ!」というものを見つけてライフワークとして貢献したいと思いました。そのためには、キャシーさんのように明確なテーマを持つことですね。考えてみます!
とりあえず、微力ながらアジア女子大学には、ささやかな個人献金という形で協力させていただいて、キャシーさんの夢に乗っかろうかと思っています。
追記:
とっても素晴らしい大学なので、思わず自分の娘もいれてみたい気持ちになりました。
私は、自分自身大学生のときに、勉強する意味が見出せずに遊んでばかりいたことを後悔しているのですが、もし、一緒に勉強しているアジアの貧しい女の子たちが必死な様子を目の当たりにする環境にいたら、もっと勉強する意義を見出せたのではないかと思いました。大学でちゃんと勉強するかどうかは、もちろん本人の問題なのですが、娘にはできるだけ勉強のモチベーションをもてる環境にしてあげたいなと思っています。
2008年07月24日
「国際女性ビジネス会議」に行ってきました!
投稿者 古織田奈葉
ewomanの佐々木かをりさんの主催する「国際女性ビジネス会議」に出席しました。朝10時から夜20時まで、講演会や分科会や交流会など盛りだくさんで刺激もいっぱい!頭と気力がパンクしそうになって帰ってきました。私にとって特に大きかった収穫は・・・

★参加者との交流
参加費3万円以上というお安くはない会議ですが、自分の投資ということで思い切って参加しました。中には、参加費が会社もちという方もいらっしゃいましたが、ほとんどが自費参加だったという印象です。地方からの参加者も多数。参加者は1000人を超えていたということで、これだけ払って参加するという殊勝な人がこんなにも沢山いるものなんだなーと感心してしまいました。さすがに交流会のパーティーでも、知り合いを作って有意義な話をするぞーというパワーを感じました。会計士、ソフト会社、メーカー、研究職、メディア関係者、航空会社、コンサルタントなど普段お知り合いになれない幅広い業種の方々と、お仕事の話、出産育児、結婚のことなどいっぱいお話して、共感したり目からウロコが落ちたりでした!
★講演会・分科会
今年のテーマは「ダイバーシティ」でした。印象に残ったコメントなどを…
・メリルリンチ日本証券株式会社代表取締役 小林いずみさんの講演より・・・今後日本はグローバリゼーションの流れから逃げられない。主張できること、リスクをとれること、判断力がますます必要になってくる。それなのに、日本の学校では、まわりと同じじゃないことを不安に思って排除するようないじめが横行している。一人ひとりが違うことを当然と思うようになっていかなければ。人のことを認めるためには、自分の価値観を理解する必要がある。→色々な価値観を認められるように育てるには、どうしたらいいのか考えさせられました。海外の学校の様子とか見てみたいな。
・同じく小林さんの講演より・・・起こっていないことを悩んでもしょうがない。→私も「子供産んだら仕事どうしよう」と悩んでいた時期がありましたが、結局異動して仕事がガラっと変わったり、作ろうと思ったらなかなかできなかったり、事前に悩みすぎても無駄なことって多かったです。
・ジャパンタイムズ報道部長 大門小百合さんのお話・・・出産直後管理職への昇進を打診されて迷ったが、長時間労働じゃなくてもマネジメントする立場でやってほしいと頼まれたというエピソード。→実力あってのことですが、とっても羨ましく感じました。
・NHK名古屋放送局報道部記者 山本恵子さんのお話・・・討論番組の制作経験のお話で、番組作りには、色々な立場・視点の人が絶対に必要。→子持ちであることの強みを生かせる仕事をしたいと改めて思いました。
・分科会でのコメント・・・アメリカなどと比べると、男性の家事負担がまだまだ。子育てと仕事の両立には、まず夫を変える必要があるケースが多い。→我が家では夫が協力的なのですが、多くのWMが抱える悩みですよね。
・分科会でのコメント・・・人を説得するには、説得する相手と時間を共有することが意外と有効。→確かに。苦手な人が相手だとつらいですけどね。
★事前に読んだ本
今年のテーマ「ダイバーシティ」の基礎知識を得るためにライフワークバランス関連の本を2冊読みました。貴重な人材を失わないために、今後企業はますます「ダイバーシティ」の考えを取り入れていくんだと思いました。例えば、仕事と子育ての両立に悩んで、会社を辞めようかと悩んでいる人が私のまわりで多いんですが、辞めないで希望する働き方ができるように会社に打診してみる価値はあると思います。そのためのネタが満載の2冊でした。
新しい人事戦略 ワークライフバランスー考え方と導入法 小室 淑恵
会社人間が会社をつぶす―ワーク・ライフ・バランスの提案 パク ジョアン・スックチャ
★達成感
参加した二つの分科会で、質問や発言をしました。ドキドキしたけど達成感がありました。交流会での名刺交換でも「あ、分科会で質問されていた方ですね」と覚えていてくれている方もいました。発言自体はシンプルなものだったのですが、自分の考えを伝えられて講演者からのレスポンスがあるというのが嬉しかったです。いつか、講演のパネラーの立場で参加もしてみたいなー。そのためにもっと魅力ある発言のできる自分を育てたいです。
★まとめ★
前から興味があったこの会議に、実際参加してみようと思った本当のキッカケは、WMSに関わって、色々な人と知り合いになることの面白さに病みつきになったことだと思います。外部のスゴイ人たちと交流することは、ちょっと気後れすることもあるけど、終わってみれば行ってみてよかったと思うし、やってみたいことや読みたい本がいっぱいになって、自分がブラッシュアップされたような気がします。
今後の課題は、知り合いになった方々とどうやってお付き合いを続けるかということだと思います。ちゃっかり名刺の裏にワーキングマザースタイルのサイトの紹介シールをはって宣伝したので、このサイトで発信することでつながっていけたらいいなと思っています。
2008年06月26日
レーシック手術のススメ
投稿者 古織田奈葉
1年前にレーシック手術をうけました。
レーシックとは、いわゆるレーザー手術で近眼が治る!というやつです。
もともとの視力は0.06くらいだったんですが、先日受けた1年後検診での視力は両目とも1.0!
コンタクトもメガネもいらないし、ドライアイも解消したし、乱視も治ったし、不意に子供に眼をはたかれてもへっちゃら!スポーツも水泳も夜泣きもドンと来いです!
もっと早くやればよかった~と思います。
★費用
病院によってお値段もマチマチですが、私の場合両目で約38万円。(他より高めです)保険はききません。私の入っていた生命保険からはちょっぴり保険がおりました。
★手術前の準備
検査を受ける数週間前から手術の日まで、コンタクトなしでメガネで生活をする必要があります。(コンタクトをしていると眼のカーブが変わってしまうので)
術前に数回検査をします。角膜の厚みが足らなくて手術をできないと判断されることもあるそうです。
検査で言われたのですが、私の眼の水晶体は成長の過程で奥に長くなりすぎていて、ピントが像を結ぶことができないそうです。つまり、不摂生のせいで眼が悪くなったわけじゃなくて、遺伝的なものっていうことです。なんか納得。
★手術
一人で行って帰ってこれる日帰り手術で、手術自体は20分くらいで終わります。
私の場合、朝出かけて昼前に帰宅して、午後少し昼寝をしたら夕方には痛みもなくなっていました。
麻酔は目薬です。
眼が閉じないように固定して、眼が乾かないようにちょっとトロッとした目薬を点眼しながら手術が始まります。
専用の器具で自動で眼球の表面をスライスして、ペラッとめくります。そしてレーザーを照射!めくってた表面をもとにもどして丁寧になでつけたら出来上がりです。
意識もあるし、眼も見えているのでちょっと恐怖感はありますが、覚悟してたら結構大丈夫でした。出産に比べたら楽勝です♪
手術直後から、メガネなしでよく見えました。病院で少し休憩してから保護メガネをして電車で帰りました。麻酔が切れてきたら、眼の表面がどんよりと痛くなってきたけど、それほどでもないです。
★手術の原理
簡単に私が理解したところによると・・・
レーザーを照射することによって、角膜を削ってレンズのカーブをつける感じ。乱視も眼の表面の凹凸が原因なので削ると治ります。レーザーは事前の測定の結果に従って自動で照射します。
身近にもびっくりするくらい、レーシック経験者が多くなってきました。本当のところのデータはわかりませんが、私の身近なところに関して言えば、みんなの満足度は高いです。失敗の話も聞いたことはありません。切るのもレーザーも自動なので、先生の腕に左右されないように感じました。ちなみに老眼は普通にくるそうです。
本当に便利と快適を実感しています。忙しいワーキングマザーにはオススメです。ちょっと勇気がいる手術ですけどね。
2008年06月14日
「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか?」
投稿者 古織田奈葉
この本の著者、武田邦彦さんの講演を聞く機会があったので行ってきました。
講演に先立って、本を読んでみました。
">
かなり、ショッキングな本です。
「リサイクルは実は環境によくない!」「京都議定書では地球温暖化を防げない」などなど、環境問題にコツコツ取り組んでいる人は「エー?じゃあ私がやってることって意味ないの?」と混乱してしまいます。
武田さんは資源材料学がご専門の工学博士で、著書の中では、数字を使って説明していて説得力があります。例えば、ペットボトルのリサイクルには大量の石油が必要で、資源を約7倍使っているという試算をしていました。武田さんの言うには、燃やしてしまった方が、環境に優しいというのです!さらに、リサイクルは自治体が回収した時点で終わっていて、本当にリサイクルされた量は発表されないので、リサイクルは幻だというのです。
環境によくない間違った方向のエコ活動が過熱している要因は、実はその活動でおいしい思いをしている人たちがいるということ、「環境に良いから」といわれると反対できないという日本人の心理をついて、意図的に都合のいい情報を流しているということ、それを自分の頭でちゃんと考えずにちまたの情報を鵜呑みにする人が多いこと、などがあるといった内容でした。
講演では、本のイメージよりも柔らかくて、常に笑顔でユーモアを交えて、やんわりと正論をいうことで主張を伝えるというような印象でした。かなりドッカンドッカン笑いをとっていたのですが、ニコニコしながらも発言は本よりもさらに過激で、「ペットボトルはなるべく使わない方がいいんですか?」の質問に「ペットボトルはじゃんじゃん使って燃やして捨てればいいんですよ」とのお答え!
でも決して「環境なんてどうでもいい」というのではなくて、本当は誰よりも環境問題や、日本の未来を憂慮しているのではないかと思いました。限りある石油の資源をチビチビ使っても、枯渇の期限を大幅にずらすことはできない、必要なのは、新しいエネルギーの使い方なり生活のしかたなりを次世代のために見つけていくことであって、そのためには今ある資源を有効にじゃんじゃん使うべきだというのが武田さんの考える解決策のようでした。武田さんいわく、環境を気にするあまり、萎縮して楽しまないのが一番ダメで、未来に希望をもつことが、発展や発明には何よりも必要ということでした。
私は、科学者っぽくて投資家っぽくてちょっと夢のある意見だなあと思いました。確かに環境保護にナーバスになりすぎずに、今をちゃんと楽しむのって大切よねという感じで、肩の荷が下りた気がしました。「心が満ち足りていれば、モノも必要以上に消費しない」ともおっしゃっていましたが、これも全面賛成です。
でも「ゴミの分別はすべきか?」という私の疑問は、まだ解消していません。意見が違うからといって、決められたゴミの分別を守らないのはルール違反です。かといってゴミ出しのルールを変えるなんて一体どうやったらいいか・・・。結局、環境問題って大きすぎて、どうしたらいいかわからなくって、思考停止しそうになるんですよね。とりあえずできることから、・・・となると、やっぱゴミを出さないと生活を目指すことかな~?うーん、結局まだまだコレ!といった結論がでません。
武田邦彦先生の個人HP
http://takedanet.com/
2008年05月30日
時短をとると評価が下がる?
投稿者 古織田奈葉
こんにちは。
古織田奈葉と申します。初記事ですっ!
しょっぱなから、ちょっと固めの話になっちゃいますが、本来はお気楽な性格ですので、どうぞよろしくお願いします。
実は、育児時短をとるようになって、私の評価・査定は明らかに下がりました(給与から計算して)。時短は2時間で申請していて、実際は1時間くらいとらせていただいています。早く帰らせていただいている申し訳なさもあって、評価が下がるのは仕方ないよなーと思っていたのですが、「あなたの評価が下がった主な理由は時短らしい。それはおかしい!」と言ってくださる方がいてちょっとびっくりしました。
私のケースでは、評価が下がった理由が「時短」だけなのかどうかハッキリしないので、私個人の話は置いておくとして・・・
『時短をとると評価が下がる』 これはあたりまえのことでしょうか?
もし、他の条件が同じで、時短だけが理由で評価が下がるとしたら、確かにおかしいと思います。時短分のカットで、フルで働く人との給与差は既についているので、「評価」は勤務時間と別の土俵でつけられるべきです。結局のところ、勤務時間の長さで評価をするのか、それとも実質的な成果で評価するのか、という問題なのでしょう。例えば、「ダラダラ残業している人の方が、短時間で効率よく仕事をしている人よりも評価が高い」という評価体制だとしたら、当然時短の人の評価は下がりますよね。
でも、勤務時間の長さが評価の重要な尺度にされてしまう という種類の部署があるような気がします。
以前読んだ勝間さんの本で、「プロフィットセンター」「コストセンター」という言葉が出てきました。「プロフィットセンター」とは、稼いでくる部署で、成果が目で見える所。「コストセンター」とは、経費を使って業務をする部署で、成果が測りにくい所 といった感じの意味です。そして、「プロフィットセンター」の方が、効率よくやれば評価を維持できるので、ワーキングマザーにはオススメとありました。現実はそうですが本来、「コストセンター」でもちゃんと成果を見極めた評価をしてほしいですね。
私の話に戻ると、私の職場はもろに「コストセンター」で、残念ながら勤務時間の長さが評価の重要な尺度にされているように感じます。時短をとっている分、限られた時間でフル回転して働いているので、むしろ効率よく成果を出していると思うんですけどねー。もちろん与えられた仕事は全力でやりますが、もしちゃんと成果で評価をしてもらえる体制だったら、やる気アップでよりお役に立つと思うんですけどねー。
というわけで、「プロフィットセンター」への異動を目論見つつ、粛々と仕事をしていこうと思っています。後続のWMのために声をあげるべきなのかしら、と悩むところですが、自分の評価のことでとやかくいうことへのためらいは、やっぱりあります。みなさんのご意見はいかがでしょう?
2008年05月26日
古織田奈葉プロフィール
投稿者 古織田奈葉
古織田奈葉(こしきだなは)です!よろしくお願いします。

1972年生まれ、双子座、AB型・・・二重人格ではないですよー
●仕事
放送局で技術系デスクワーク。
●家族
川崎フロンターレ熱烈サポーターの夫、2005年うまれ2歳の娘
●趣味
飲むこと♪ 読書 自転車 旅行
●課題・目標
人生をめいっぱい楽しむ!楽しく育児・お仕事!
なるべく感情的にならずに、論理的に問題解決!
●いつか叶えたい夢
家を建てる
家族でヨーロッパを自転車でツーリング
娘とオーロラを見に行く
●メッセージ
思いがけず、いつも楽しく拝見していたWMSのスタッフに加えていただいて、直感で動くことの大切さと、縁ってつながるんだなあということを感じています。
実は、けっこう適当で行き当たりばったりで結果オーライ!な性格なのですが、子供をもって大切なことにたくさん気づかせてもらった気がします。
まじめに環境や社会の問題も心配だし、地域や保育園の活動も積極的にやろうと思うようになったし、改めて周りの人たちや親への感謝の気持ちを感じています。
子供の力はホントに偉大です。
ただ、子供がすべてになってしまったら、自分にも子供にも良くないと思っているので、仕事や趣味で自分の世界を広くもっていたいです。こんな私ですが、どうぞよろしくお願いします。
テーマ別インデックス
