投稿者 fellow
前回の続き。
●2006年09月16日
手付け金を振り込む。そう、ここに決めました。私が買えるせいいっぱい、ささやかな我が家です。月曜日は規約書の読み合わせをしてきます。
それにしても、離婚直後の無一文の頃思うと夢のよう。ローンはやっぱり自営なので、利率が変動1.2%とか破格のやつはまだ審査中なんだけど、少し利率が高いやつは通ったので、それで。来年借り換え覚悟で、決めました。今買わないと一生買えない気がするから。 まだできあがるのは半年も先なのに、もうほぼ完売状態だったし。
税制的にも、マンション控除200万円も来年中までだし、金利もまだ安いし。このマンションはここの土地が安かった頃に買った物件でこの辺でも破格の値段だったこと、マンション内に保育園とプールがあることなど、いろいろ条件がよかったので、少し無理しましたが、なんとかここまでこぎつけました。
建物ができあがるのは、3月。楽しみだ。
さて、問題は実家の親です。まだタイミングを逃してて、マンション購入の件を話してません。出て行くと行ったら、怒るかな。喜ぶかな。ちょっとびびってます。近所なんだけどねぇ。
●2006年09月18日
本日マンション規約の読み合わせに行ってきました。もろもろ細かいことの説明を聞いてきたわけです。ローンも通ったし、一部金も入れたしで、後戻りはできません。
で、やっと、ぼちぼち、私の実家の両親にマンションを買ったことを報告せねばなりません。離婚したとき、何も言わずに子ども三人とともに受け入れてくれた実家の両親。恩は忘れない。
でも正直言って、思春期の子ども達と父母は軋轢も多かった。年寄りの静かな生活が、完璧に子ども達にジャックされてしまったのだ。無理もない。私としても申し訳なかったし、なんとかしたかった。だから家を買ったのだ。
でも、いなきゃいないで寂しいのは、祖父祖母と孫の常。
案の定、ブーイングの嵐。
自力で買ったのはいいけど、いままで一緒に暮してたのに、急に出て行くなんて....。などなど、言われました。 まぁでも父は、それもいいかなと思ってくれたみたいです。
母は、小さな子供から、年寄りまでの食事に気を配り、私を助けてくれていました。一時は祖母の介護もあったけれど、今はないし、気力が弱ってしまうのが心配ではあります。
でも、近所だし。徒歩10分。何かあれば駆けつけられるし。
母の行きつけの病院の隣だし。
決めたことを変えない娘の性格はわかってるとみえて、ぶつぶつ言いつつ、敬老の日のお祝いにと買ってきたマメカンやみつまめ食べつつ、母は自分の家に戻っていきました。
これでやっとケジメもついた。
しばらく針のムシロだけど、そのうち祝福してくれるでしょう。
離婚時に実家に持ち込んだ、家財一式はすでに母が使っているから、もう持ち出せない。家具やら電化製品やら、一から買いなおしだ。 がんばるぞー。
●2006年09月24日
マンションの仮契約も無事済んで、肩の荷を降ろしたところに、どかっと書類が届く。マンションのオプション会の案内だ。
作り付けの家具とか、オーダーカーテン・照明・床コーティング、エコカラット(通気がよい壁紙)、ビルトイン食器洗乾燥機などなどなど。安いかもと思うのもあれば、ぎえっと驚くほど高いものまで、様々だ。
実は私、家具はほとんど置いてきてしまい持ってない。家電も同じく。パソコンすら引越し時(というか、別居のときの夜逃げ状態(^^;)買い換えたのだ。高価で捨てられなかったものも、実家が再利用している。
なので全部買わなければならない。家電は近所のコジマ、家具はママ友が勤めてる家具屋、カーテンやファブリック類は無印かな?ひー、採寸だけでも大変そう....。オプションでつければ、採寸の手間もかかんなくて楽だし、引渡し時に設置完了させてくれるので、即生活できる。いいなぁ...。
家具は作り付けにしたほうがスペースとらなくていいけれど、それはそれは高価。そういえば弟がそんな仕事してたっけ。あ、弟経由で手配してもらおうかな。
つーかみんな、こんな贅沢にオプションつけられるくらいなら、頭金にするよなぁ。あれ、もしかするとこれ、住宅ローンに組み込めるのかな?だってさ、他のローンってもう組めないはずだし。違うのかな? (注:違いました。ローンに組み込めるのは住宅の価格のみです)
オプション会は12月。楽しみ。
●2006年09月29日
り○な銀行の住宅ローン審査に通ったので、早々に正式申し込みをすることにした。後から覆されたらやだもんね(^^; ここは、第一希望だったんだもん。もろもろの書類やらなにやらを早急に用意しなければ。申込書は住宅販売会社経由で銀行へ。銀行の人と直接会うのは来年だ。
それにしても、金利が安い。年利で3年固定が1.625%だって。
3.0%くらいを想定していたので、びっくり。
それに、知ってる人は知ってるだろうけど、今、保証人制度を使う銀行はほとんどなく、代わりに保証料というのを払う。親や親族に保証人を頼む必要がないので、とってもいい制度だ。責任は自分で負いたいもんね。
35年ローンを組めるのは、だいたい44歳くらいまでなんだって。それ以上の年齢だと、条件もいろいろ変わってしまうのだそうだ。せっかく35年ローン組めるならそれにして余裕を作り、デフォルトで繰上げ返済していくつもりでいたほうが、気持ちは楽。なのでそうしようと思ってる。
ローン支払い期間中は、保険等で守られている。火災でも地震でもそれなりに生活を続けられるくらいの保障は出るし、この期間に私が死んだら、ローンはチャラ。家は子供たちのものになる。病気になって一ヶ月働けない場合は、ローンの肩代わりをしてくれる保険もあるので、入っておいた。
私の場合、繰上げ返済目指すとしても、最後までちびちび残を残したほうが得なのかもしれない。そうすれば77歳までそういった保障がつくわけだから。ローンを払い終えちゃえば、この保障は消滅しちゃうので、ぎりぎりまで残しておくほうがいいような気もする。利子との兼ね合いもあるけど。
火災保険と死亡保障は35年分一括払い。額も大きい。でも、安心だ。
続きはまた!
家を買う!....その1-実家からの脱出を目指して
投稿者 fellow
私は昨年の今頃、家を買おうかなぁとぼんやり考えていました。お金がたんまりあるわけではないので、銀行ローンで。果たして一馬力の私に買えるのか?どこから手をつければ、それがわかるのか、それすらわからない。
.....結果私は、半年後に小さなマンションを買った。それまでの経緯を日記につけていたので、当時の気持ちとか行動を、ここで紹介していこうと思う。これから家を購入しようと思っている誰かに、ちょっとでも役にたってもらえたら、うれしい。

●2006年08月19日
今までまったく興味がなかったのだが、家を買うのもいいなぁと思うようになりました。マンションじゃなくて、一戸建て!
結婚してるときは、一生賃貸でいいや!好きな場所に移動できるし夫婦二人で好きな場所に住もうね、なんて言ってたのに、どうしてだろう。たぶん、新たな目標が欲しいのだと思う。今は実家に居候だから子どもは喜ぶだろうし、実家の父や母も、思春期の子供らに手を焼いてる最中である程度距離感があったほうがいいと望んでるはず。弟もぼちぼち結婚しそうだし、私はみんなの計画外に離婚のバタバタで飛び込んできたんだしね。
祖母が住んでいた家を父が処分したとき、ぼろぼろの古い家だったにも関わらず土地があったので、資産として残ったのをみてなのかもしれないが、マンションにはあまり興味が湧かない。住むためだけならマンションのほうが便利だろうけど、多少場所が悪くても、今後開発が期待できる場所なら、土地付一戸建てのほうがいいのかなぁと。どうせ、通勤ないんだし。あ、子どもは通学があるのか(爆)
思い描くだけなら、タダだっ。ということで、心ゆくまで悩んでみようと思ってます。今買わなければ、41才という年齢からいっても、一生買わない(買えない)だろうし。
明日は資金計画について、確定申告の控えを持って、業者さんに教えてもらいに行ってきます。物件も見せてもらえるんだって。一馬力で三人子どもがいて自営業の私が果たして買える物件があるのか?希望は高く、4LDK以上で、自分で設計から関れる土地付物件。 はてさて、どうなることやら。
●2006年08月20日
駅前の三井のリハウスに子供たちと出向く。店舗で自分の勝手な希望をいろいろと述べてみる。「とりあえず、見てみませんか?」と中古の一戸建て住宅物件を、車で見せてもらったところで、お店に戻って資金計画について話す。
私は自営だし、子ども三人だし、母子家庭だしとハードル高いはず。私のほしい物件が、私の希望価格内で買えて、ローン審査は通るのか?確定申告の控えを持って突撃。
結果は...なんと、この予算なら大丈夫とのこと。ほほう、私でも住宅ローンを組めるんだ。しかも予算内で、希望する条件をクリアした物件が、出てくる可能性は高そうなのだ。すごいなー。その気になれば、買えるのか。
とはいっても、もう少し頭金を貯めたいところ。目標があれば、だらだら使わないで貯められるかも。 不動産業者さんとは、定期的に会って、物件を見せてもらうことにした。他の不動産屋にも、ちょっと顔出してみようかな。
●2006年09月08日
お家をいろいろ物色していると、どんどん欲が出てきて、どんどん広い家、駅に近い場所の物件に目移りしていきます。子どもと一緒に下見に行ったりするのが休日の恒例行事となりつつありますが、それもまた、楽しい。
とりあえず最低ラインの住宅ローンはクリアしたものの、いいなぁ、こんなところに住めたらなぁと望む少々身分不相応な物件になると、当然手が届きません。
届くようにするには、自営業の場合、経費引き後の年収過去三年間の平均値をあげること。会社員なら、年収と、三年以上勤務がローン審査突破の鍵らしい。ただし、不動産屋によってもかなり違う。細かい事情(過去の実績など)をプリントアウトして持参すると、ちゃんと考慮に入れてくれる。この事業は有望とか、そうじゃないとか、そういうことまで見ているという(不動産屋さん談)。だから「この銀行なら、融通効くかも」とか「ここは自営の人に有利」など、銀行を変えて仮審査してくれる不動産屋もあるし、まったく門前払いの店も。直接銀行に申し込んでみる方法(ネットの住宅ローン審査)もあるが、私の場合は、不動産屋を通さないと、相手もしてもらえないという状況だった。特にネットのローン審査は、細かい事情を説明するすべがないから、自営のフリーライターな私には不利なのだ。
条件だって「子供三人いるから信用できる」と有利に働く場合もあれば「子供三人いるから出費が多いはず」と、不利に働く場合もある。銀行でローン審査をしているのは、統計や数字ではなく、人なのだ。自分の人となりを見てもらっているのと同じだ。だから、銀行によって同じ金額でもNGだったり、OKだったりするのだろう。ちょっと面白い。
いろいろ通ううちに、不動産屋がどうしても売りたい物件なら、銀行にあらゆる手を使ってローンを通させる努力をしてくれるというのがわかった。年収が少なくても、勤務期間が短くても、理由をきちんと説明でき、支払い能力がしっかりあることを説明できれば、ローン審査突破の可能性はある。駄目でも違う銀行ならOKかもしれない。最初からあきらめたら損だね。
私の場合、来年まで待って、15年度分(まだ離婚前で主な収入を夫分としていた)の年収を削れば、平均年収がアップするため、買える家の金額がグンとアップする。
来年まで待てば、いいなぁと思っている一戸建て住宅(中古)にも、たぶん手が届く。
だもんで、しばらく様子見です。
でもね、今でも手が届きそうな新築マンションもみつけてしまった。4LDKなのに安くて場所もいまより便利でなかなか魅力的。ただ、来年になれば、もっと広い家に手が届くわけで、悩みます。もちろん、たくさん借りれば月々の返済だって増えるし、現状でも手が届くくらいのローンのほうが、安全ではないだろうかとも思う。その後の生活に響いたら大変だし。
一戸建てにこだわることもないかな。庭がある家にあこがれてたけど、専業主婦時代ははまってたガーデニングも、“しなければならない”状態になったとき、負担にならないかな。いずれ女一人住まいになるのに、一戸建ては怖くないかな。
家探しはタイミングだね。やりなおせない買い物だけに、なかなか思い切れないでいます。
続きはまた次回!
2007年06月26日
Google Mapで妄想中
投稿者 湯河原こむぎ

今さら、すみませんが「Google Map」に、はまってます。知らない人のために一応説明いたしますと、
Google Earthという無料ソフトをダウンロードすると、
Google Mapで検索した地図を航空写真で見られるというものです。「それの何が楽しいの?」と言われそうですが、すごーく楽しいんです。そうですねえ、鉄道ヲタクの人が、自分の部屋で、時刻表を見ながら、頭の中だけで妄想旅行に出かけるのと似ています。
楽しい事その1・自分が行った事がある場所を調べてみる。
上の写真は、ロスのドジャースタジアム。ここはスタジアムの周りが円形の駐車場になっています。私はここに行った時、試合が終わって外に出て、右に行けばすぐに車に行けたのに、左に行ってしまったためぐるーーーりと一周してしまい「車がないねーないねー」とみんなでへとへとになって探した想い出があります。写真で見るとものすごく大きいですもんね~。見つからなかったはずだーと、なつかしく思い出します。

Bellagio(ラスベガス)の噴水とか。噴水出ていなくて残念だけど。
楽しい事その2・行った事のないところを上空から見てみる。
トリビアでやってたの、ヴェルサイユ宮殿は上から見るとミッキーの顔っぽいって。見てみて!
旅行前に、行き先の地図を見ながら「ここからここへ行くには・・・」などと実際の距離感のイメージを確認すると日程が立てやすいかもしれませんね♪
楽しい事その3・友達とチャットしながら、友達の家の周りを案内してもらう。
以前のエントリーに書きましたが、私の大好きなDSのゲーム「おいでよ どうぶつの森」は、無線LANを使って、遠く離れた友達とWi-Fi通信というものが出来ます。DSの画面にタッチペンで文章を入力する方法で一度に4人までチャットを楽しむ事が出来ます。私はよく大阪と函館の友達と3人で通信します。
最初の頃は、通信でゲームを楽しんでいましたが、現在は普通のチャットのように利用し(料金は無料だし)、「今日、ポリープとったの。」とか「今日、暑かったね~。函館は何℃だったの?大阪は?」とかゲームとは関係なく、井戸端会議のようにチャットを楽しんでいます。最近みつけたおもしろい遊びは、それぞれが自宅でパソコンの前に座り、「じゃあ、大阪に行って見よう!」と、3人とも大阪の彼女の家の住所を入力して地図を出し、それを見ながら「職場はこの辺だよー。」などと教えてもらいます。函館の友達は五稜郭の近くです。写真で見るととってもリアルで、パソコンの前にいながら函館を散歩しているような気になれます。五稜郭って星型でかわいいですよね!一番詳細な地図+航空写真を出すととてもわかりやすく、その街まで遊びに行ったような気分になれます♪これってかなり楽しいです。
楽しい事その4・今度買うマンションを空の上から確認してみる。
最近の私はと言いますと、次に買うマンションを決めたので(←妄想の中で)、その場所を地図で確認。友達にも「ここだよ」と教えています。この地図ではまだ影も形もない原っぱですが、そのマンションの名前は「プラウド新浦安」。マンションなのに123m^2の広さです。この地図で見ると、同じ画面にDisneyland、Disney・Seaがあります。マンションは赤丸のところです。夜のWalkingの時にIKSPIARIあたりを歩いたり・・・と妄想を膨らませております。
私の友達には、Disneyland好きな人が多いので、このマンションの事を教えると「いいね!それ!」と間違いなく食いつきます。「同じマンションに住めば、お休みの日に一緒にパークへ行くのはもちろん、毎日DisneylandやDisney・Sea周辺をWalkingできるね!」「それってめっちゃ楽しそう~!」・・・・・。
妄想友達と、妄想マンションに思いをはせる安上がりな女は、どこのどいつだ~?・・・・あたしだよっ!(←にしおかすみこ風)
だけど、ほーんと楽しいんです~。地図を見ているとキリがないです。ほーんと、しょうもない女。私って(^^ゞ

Disney・Seaを見てみたら、タワー・オブ・テラーがまだ出来ていなかった。まだ工事が始まったばかりですね。
楽しい事その5・自分の家を見てみる。
もしまだ「Google Map」体験をしていない方がいましたら、ぜひぜひ見てみてください!
まずは自分の家を見てみよう!こむぎ家は屋根の形までわかります。そして、防災倉庫の隣に夫のどでかいバンが停まっているのがちゃーんと見えます。楽しいですよっ!妄想仲間になりましょう!
Let's 妄想!
2007年04月24日
びっくりした。そして戦った。
投稿者 本田裕美
なにか突拍子もないことが起こると「そういうことって、やっぱりあるんだ。私って甘いよなぁ・・・」と反省するのですが、やっぱりそう頻繁に起こらない事はすぐに心から消えていくんですよね。今回の件だってTVや雑誌等で騒がれているのに、自分の身には起こらないと思っていたんです。本当に甘いです。物事全てを疑いたくは無いけれど、自分で確認しなくっちゃいけないんだなと思いました。
今回の件というのは、以前のインタビューで答えた「つらかったこと」。
実は家、買ったんです、けど買えなかったんです。今も引越しせず賃貸に住んでます。
「欠陥住宅に当たる確立なんて高くないよ」と思っていました。広告に書かれているものはすべて付いていると思っていたし、メジャーを持って長さを確認するなんて恥ずかしいことと思っていました。でも、でも、当たってしまいました、「広告と違う家」に。
私が当たったのは「駐車場2台置ける」がうそだった物件でした。
運命と感じるほど気に入った物件(建売物件)だったのでショックも大きかったし、解約を決めた後もすんなり返金されたわけではなく疲れました。きちんと生活するすべての行動をチェックすべきだった。広告を鵜呑みにせず、疑ってかかればよかった・・・と反省です。
もうちょっと詳しく書いちゃいますと。
銀行からお金を借りる前に物件の最終チェックを「売主・仲介・買主」の3者揃って行うのですが、その時に発覚したこの駐車場の問題は「隣の土地を踏まないと出入りできない。隣の家の車の置き方によっては1台も置けない」というものでした。4棟売り出しの物件だったのですが、4棟とも同じ。「これ、どう考えても設計ミスでしょっ!」と突っ込んだのですが、でも売主は「物を見て契約したのだから、私たちだけが悪いのですか?」と開き直り。
・・・え?謝らないの?。
場所も家の間取りも気に入っていたので、問題点が駐車場だっただけに、スパッと諦められずにいました。「どうにか・・・どうにかできないのかっ」って。でも、この問題が解決しないうちに売主はもう1棟売ってしまうし、毎夜の重い雰囲気の話し合い(仲介業者が出入りしていました)に子供はストレスを溜めてしまうし、この家の近所同士が仲良くなれるとは思わなくて(当事者世代は良くても、次世代で問題になるかも知れない)解約しようと決めました。が、買主側からの解約には「手付金の返金をしない」という約束があります。ので、私たちから「解約したい」とは絶対に口にしないようにました(ちなみに、売主側からの解約の場合は「手付金の倍返し」)。
方向性が決まってからは円満解約できるよう夫婦で勉強し、戦い、最終的には仲介手数料・手付金・ローン事務手数料・印紙代など、家の購入のために支払った金額全てが返金され、解約できました。
どんなことをしたか、というと・・・
1.解決案を出さなかった
「どうしましょうか?」と仲介業者から聞かれました、「良い案はありますか?」と。でも、ここで私たちから案を上げる必要は無いと考えました。下手に事細かに『案』を伝えた場合、「あなたたち(買主)が言ったとおりにやった」と、何か問題が起こったらプロの意地を捨てて私たちのせいにされると思ったからです。案の定、「何メートル下がりますか?」「ポスト位置は変えますか?」など、確認してきます(売主は庭を削って駐車場を作ろうとしていたのです)。そこで私たちは「プロが素人に聞かず、自分たちで考えて、条件通りの家にしろ!」「あなたたち(売主)が作った広告どおりの家に直してね」だけで、深くは話さないようにしていました。
2.話を漏らさず聞いた

オリンパスのICレコーダー Voice-Trekを購入。かかってきた電話を全て録音。業者が自宅に来た時は、テーブル下に用意し会話を録音。その後、夫婦でじっくり検証。権利の問題など会話中に出てきた難しい言葉(専門用語)はインターネットで徹底的に調べました。そして、次回の話し合いの時には、その権利のもつ問題点などを軽くぶつけていました。(その権利って、有効期限があるんじゃないの?とか。)でも、基本的に私たちの口からは「あなたたち(売主)が作った広告どおりの家に直してね」の一点張り。
3.専門家の意見をいっぱい聞いて、自分たちの道を決めた
司法書士・1級建築士・土地家屋調査士の無料相談をインターネットで調べ、相談しました。司法書士には2回相談し、計4名の意見を聞くことができました。それでね、経験からの見解を含んだアドバイスなのか、違うんですよ!言うことが。4人の方に相談して聞いてよかったです。たくさん頂いたアドバイスの中で私たちが信じる道を決め、売主との話し合いの持って行き方を決めました。
--------------------------------------------------------
いろいろすったもんだあり、最終的には仲介業者の口から「買主(私たち)から解約しても、支払ったお金は全額返って来るようにします」という言葉を出させ、「じゃぁ、解約する」となりました。考え方によっては手付金倍返しまで戦う方法もあるでしょうが、私たちはお金も帰ってきて欲しいけど、こんなことをグダグダやっている時間がもったいなかったので「全額返金」で手を打ちました。
一部上場会社だったんですよ。過去に処分された経歴がないって事も確認したんですけど・・・、失敗。自分で確認が重要ですね。学びました。
つかれたぁ。すぐに「次の物件探しっ!」と心が弾まず、ただ今休憩中。私たち、家、買えるのかなぁ。
とほほです。vol.99:トラックバックテーマ「あなたの遭遇した住宅購入関連トラブル大募集!」にトラックバック!
2007年04月09日
女一人でマンション買いました!
投稿者 fellow
離婚してから早くも数年。実家に居候して楽して過ごしてきましたが、一発奮起!小さいながらも一国一城の主になりたくなって、新築マンションを購入しちゃいました!
思い起こせば、最初に買う気になったのが、昨年7月。そして、契約を結んだのが8月。入居したのが翌年3月。あっという間の半年間。特に2月3月は書類準備や手続きで大変忙しかったですが、入居した今は、大変快適に過ごしています。

朝日の差し込むダイニング。あこがれのバーチカルカーテンをいれてみました
買う気になったのは、気に入った物件を見つけたから。24時間警備&管理、24時間ゴミ出しOK、オートロック、500世帯以上の大規模マンション、4LDK、目の前に大きな建物が建つ心配がない、そして予算内、というのが絶対条件だったので、条件にあうこの物件を見つけたときは、運命を感じました。
ローン返済は、家賃並みで大丈夫でした。それに、いまどきは保険がしっかりしていて、死亡保険、火災保険などに加入するのが絶対条件になっています。ローンを子供に残して死亡...なんて心配もないし、火事も同様。私は他にも、病気で働けなくなったらローンを負担してくれる保険や、地震保険、ついでに年金のように65歳過ぎると受け取れる終身保険などにも加入。これで一安心。
とはいえ、最初の難関は、なんといっても銀行ローンの審査。自慢じゃないですが、頭金だってちょっぴりだし、女一馬力で三人の子持ち。しかも、自営業(^^; これで審査が通るのだろうか。不安でいっぱいでした。だけど、試してみるものですね。だめって言われた銀行もあったけど、OKをくださった銀行も!その中から、一番金利の安い住宅ローンを選びました。意外だったのは、子供三人いるのは、不利にならなかったこと。簡単に放り出す確率が低いからのようです。子供がたくさんいたから、お家が買えたのかもしれません。

寝室は、女の子らしく飾ってみました(笑)
新築は、できあがる途中経過を見ることができる内覧会があり、これがすごく楽しいです。あちこち図って、家具を選んだりカーテンを選んだり。一からそろえるんだから、コーディネートもばっちり。とはいえ、頭金にもつぎ込みたいので、予算はわずか。大活躍したのはネットオークションです。時間はあるので、ちまちま落札し、おとりおきしてもらって、引越しの日に納入してもらいました。おかげでかなり安く家具をそろえることができました。 ネットで家電の価格も比較検討。結局店頭のが一番安かったり。時間をかけられたので、納得いくものをそろえられました。

仕事部屋はZライトで目に優しい照明に
オプションで、棚を作ったり、自分の好きにできるのも贅沢ですよねー。狭い狭い我が家ですが、自分の好き勝手にデザインでき、愛着もひとしお。ただ、周りはみな、当然ですが、新婚さんやら、パパママ揃ったお宅ばかり。相談相手がいていいなぁとないものねだりもしましたけど(^^;
夫がいないぶん、気楽に遊びに来れる我が家は、ママ友達がしょっちゅう遊びに来てくれます。思い切って買ってよかった!もちろん、35年ローンはずっしりきますけど、しっかり払っていこうと思います。払っている間は、保険もばっちり効いてるしね(苦笑) いやいや、繰上げ返済目指します!

遊びに来てね!ダットエムオークマが玄関でお出迎えします
2007年03月20日
土地を買うなら、公図のズレをチェック!
投稿者 有栖川ゆうこ
vol.99:トラックバックテーマ「あなたの遭遇した住宅購入関連トラブル大募集!」
を読んで、すぐに思い出したのが、このトラブル。
実家の、しかも20年ぐらい前のことですが、日本中どこでも起きる可能性大!ということで、記事で書きます。
当時、実家の隣家は長年借家で、住んでいたおばあさんが亡くなりました。土地建物を所有している大家さんが、ボロボロだった木造平屋住宅を壊し、更地にした後、お隣は、駐車場に変身することに。
その際、改めて測量してみると、公図と比較すると、わずかだけれど、我が家が境界を越えている、と。
実家は、祖父よりさかのぼって10代ぐらいは引っ越すことなく、同じ土地に住んでいたので「どういうこと??」となったのですが、お隣の大家さんは弁護士さんを立てて、きっちり申し立てしてくるし、その手の知識を持ち合わせていない両親が困り果てていたのが印象深いです。
当時はバブル真っ最中。
土地の価格は上がるばかり。
実家は大阪で、わずか10cmの境界線のズレであっても、土地評価額にすれば、相当なものになったのは想像できます。
今まではご近所の勝手知ったる馴染みの両家。
でも、シビアにならざる得なかった、のでしょう。きっと。
そのころ私は小学生だったため、経緯の詳細までは覚えていないのですが、「主張された境界線に合わせて、実家の門柱は半分近く削られ、埋め込んでいた表札を抜き出し、移動させた」という結果だけは、はっきりしています(苦笑)
(ちょうど、境界の際に、門があり、アプローチをへて玄関につながる作りだったので、門柱を削るはめになってしまった)
今は、その「はっきりした境界線」を守りつつ、新しい家に建て替えたので、トラブルからは完全に開放されているはずですが……。
脳裏に焼きついた、あの削られた門柱。悲しかったですね~。
今となっては思い出話ですが……(笑)
明治時代につくられたという「公図」の存在が、モメごとのタネになりやすいようですが、実家も例に漏れず、という体験談でした。
参考サイト
●公図の正体(Allabout「住宅購入のノウハウ」)
やはり、トラブルは多いようですね~。
そこで、最近はこのようなサイトも登場していたのですね。
●都市部における公図と現況のずれ公表システム(国土地理院)
一部、説明文を引用します。
公図とは、登記所に備え付けられた、土地の大まかな位置や形状を知るための参考資料です。
明治時代の地租改正に伴い作製されたものなども多く含まれており、現況とのずれが目立つことも珍しくありません。
この公図を、正確で精度の高い地図に更新するため、市町村等により地籍調査が実施されています。
しかしながら、地籍調査の進捗率は全国で47%、特に都市部においては19%と低い水準にとどまっています(平成17年度末現在)。
国土交通省では、このような公図の状況を把握するために、全国の人口集中地区を対象に「都市再生街区基本調査」を実施し、公図と現況のずれの状況を調査しました。
このページでは、その調査結果を基に、あなたの街の公図と現況のずれを具体的にお知らせします。
土地持ちの方は、一度ズレがあるか、確認されたほうがよいかもしれません。
また、これから買う方は、ズレ=トラブルのタネ、なので、ズレがある土地なのかどうかは、確認すべし!です。
vol.99:トラックバックテーマは「あなたの遭遇した住宅購入関連トラブル大募集!」
投稿者 村山らむね
先週までのテーマの、「最近イチオシの化粧品やビューティー関連グッズ教えて!」は、もうひとつ皆さんの情報が集まらず残念でした。みなさん、美の秘訣の共有は避けていらっしゃるのか・・・?引き続きどうぞそっと教えてくださいね。
さて、今週のトラックバックテーマは【家族時間モード】。
みなさん住宅・マンションの購入を経験もしくは検討している方も少なくないと思います。ものすごく大きな買い物の割には、割と簡単に決めてしまったり、後から後悔した経験をもつ方も、また少なくないと思います。
ぜひそのような情報を共有しませんか?
こんなことあったよ、こんなところには気をつけよう、というような具体的な情報をお待ちしております。
●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2839
を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!
匿名でのコメント、大歓迎。業者の具体名や、誹謗中傷となるようなコメント・トラックバックは、申し訳ありませんが、削除させていただきますので、その当たりお気をつけていただければと思います。
ちなみに、我が家。
マンションが出来たとたんに、まず目の前にもっと大きなマンションが。そして3年後に、別の方向に大きなマンションが。まるで谷間の百合のようになってしまいました。
まわりの状況をみて購入しないと、あとからどんどん日当たりが悪くなるなと実感。このマンション自体も元からの住宅の日当たりを奪っていることを考えると、自分の権利ばかりを主張するわけにも行かず。
あと、部屋の中のドアがゆがんで閉まらなくなってきたのは、気のせい?
2006年09月09日
家族に転勤が出たら・・・。
投稿者 雅薫子
アロマセラピストの雅薫子です!。
実は、新人としてデビューしてからとても久々の記事となります。
と、申しますのは、仕事も子供たちの託児環境もきちんと整い、楽しく働きながら生活をしていたところに主人の転勤辞令が出てしまい、長い長い引越し騒動が我が家に舞い降りてしまったのです・・・。
子供が3人いる私は、「働く為に何が大変だったのか?」といわれると、■いかに効率よく通勤時間に無駄がないように託児環境を整え、お迎えに無駄が出ないように段取りをとるか?ということでした。これは、託児代金や仕事に取り組める時間など、子供の託児環境に無駄が出ると、全てに三人分の無駄が出てしまうので、仕事以上に保育園探しは勝負!!だったんです・・・。
そして、運良く、新設の東京都認可保育所ができることになり、学童姉妹についての配慮など、それはそれは複数子供のいる私には、かゆいところに手の届く、とっても素敵な保育所と出会うことができて、私のワーキングマザー生活はスタートし、毎日なんとか過ごせていたのもその保育所のおかげだったので、「転勤・・・」と言われたときには、「あ~もう仕事ができなくなるかも・・・」とちょっと、瞬間的に落ち込んでしまったんです・・・。小学生の姉、妹2人は幼稚園児という3姉妹ですから、学校と幼稚園、保育園では帰宅時間がばらばらで、幼稚園バスから保育園の先生にバスから降ろしていただいて、その後保育園で託児!といった段取りを、保育園の方できちんとやっていただいてましたので、そんな連携も全て壊れるわけですから、ほんとに悩んだ今回の引越し騒動だったのです。
結論。「どこへいっても、自分で仕事をしていく!!」ということで、落ち込んでから甦ったのですが、今までの繋がりに一度けじめを付けざるを得ず、また新しい土地で、最初からスタートさせるための気力、体力温存への覚悟と・・と自分のことばかりを先ず私は考えてしまったのです・・・。これは、ほんとに反省しました。我が家の3姉妹の次女は、この移動を受け入れるのにとても時間がかかってしまいました。お友達や幼稚園の先生と別れることが、とても受け入れられず、子供の気持ちの整理の難しさと、そして成長に、私も涙を流さずを得ない・・・そんな母としての試練も経験した転勤でした。
いつも子育てをしていて母親に、「あなたは、自分の仕事が充実しないと子供たちへの態度に問題が出る!」と怒られてしまいます。また、「仕事をしてから子供たちのことをするのではなく、子供たちのことをしてから仕事をしなさい!」ともです・・。いつも、母親と喧嘩になってしまうのですが(笑)、でも仕事をしながら子育てをしていると、「子供が気になるけど・・・ざるを得ないっ」という状況は絶対あると思うんです。それを、子供にもわかってもらえるように、きちんと向き合っていくことが大切だと思いますが・・でも、しょうがないって時は、ワーキングマザーならば、経験のある方も・・・と思います。
今回、家族で移動する決意をしたのは、娘が「一緒に行く!」といった事が私の気持ちを動かしました。私としては、絶対に「このまま私と残る!」という選択を娘たちがしてくれて、何も変わらず生活していくものだと思い込んでいたんですね。なので、ほんとに晴天の霹靂・・・の転勤であり、試練でした。しかし、この転勤のお陰で、これから自分がどう仕事をしていくか?ということを改めて考えるきっかけとなりました。この度の移動先は、今年盛り上がった甲子園球場の近く?!と言うとちょっと語弊がありますが、阪神間での初めての関西生活となりました。今、毎日新しいことばかりです。こちらでまたスタートする、ワーキングマザー生活そして、もちろんアロマテラピーについて・・など、アップして行きたいと思います!。
どうぞ、よろしくお願い致します。
2006年03月31日
(締め切りました!)【プレゼント】 「マンションみんなの不安 実録マンショントラブル100Q&A」
投稿者 WMS情報局
先日の耐震強度偽装問題で、注目を浴びているマンショントラブル。私もマンションに住んでいるので、他人事ではありません。耐震の問題はもちろん、さまざまな悩みを抱えています。
これから買う人も、もう買ってしまった人も、誰に相談すればいいのかというような不安を抱えているのが現状だと思います。
そのようななか、現在、多数のマンション本が出ていますが、今回ご紹介する、マンションみんなの不安 実録マンショントラブル100Q&Aは、耐震性能はもちろん、支払い、環境、住民トラブルなどさまざまな疑問にQ&A形式に答えられている、とても読みやすい本です。
何よりもいいのは、ひとつの疑問に対し、複数の専門家が回答を寄せているところ。いろいろな考え方があって、客観的にトラブルを見つめることができます。
そして、うれしいことに、出版社のご厚意により、ワーキングマザースタイルの読者プレゼントということで5冊ご提供いただきました。ぜひ奮ってご応募ください。
■ 「マンションみんなの不安 実録マンショントラブル100Q&A」 NPO法人 住宅情報ネットワーク
メディアファクトリ- ¥1,050 (税込)
●応募方法
・ブログを持っている方
1、ご自分のブログで、ワーキングマザースタイルもしくは住まいに関する不安について書いて、この記事にトラックバックしてください。(意見や提案などもお待ちしております)
2、当選は、こちらからのトラックバックにてご連絡いたします。(当選者のみにトラックバックいたします)
3、送り先のご住所は、ファックスもしくはメールにてお送りいただきます。こちらからの商品発送後、ファックスもしくはメールはすぐに破棄させていただきます。
4、当選なさった方は、できれば感想を、後日、ご自分のブログでお書きいただければ幸いです。(強制ではありません)。ぜひこの記事にトラックバックしてください。
・ブログを持っていない方
1、メールにて応募ください。
タイトルを 「マンション みんなの不安」希望とし、
ワーキングマザースタイルへの感想をお書きください。(個人情報は要りません)
2、当選者のみにメールにて返信いたします。
3、送り先のご住所は、ファックスもしくはメールにてお送りいただきます。こちらからの商品発送後、ファックスもしくはメールはすぐに破棄させていただきます。
4、当選なさった方は、できれば感想を、後日、この記事のコメント欄にお書きいただければ幸いです。(強制ではありません)。
ぜひぜひ、ふるってご応募ください!締め切りは4月14日です。
2004年11月30日
コーポラティブハウスって?
投稿者 竹之内ふうこ

「コーポラティブハウス」って聞いたことありますか?数年前から雑誌などで、「ライフスタイルに合わせて自由設計を」などと取り上げられたりしているので、家作りに興味がある方ならご存知かもしれませんね。
海外では欧米を中心に広く普及している住宅取得形態なのですが、日本でこれほど脚光をあび、実際にコーポラティブ方式で建てられる物件が多くなったのはここ数年のことではないでしょうか。
まず初めに、正確な説明を。
コーポラティブ方式とは、
「自ら居住するための住宅を建築しようとするものが、組合を結成し、共同して事業計画を定め、土地の取得・建物の設計・工事発注・その他の業務を行い、住宅を取得し管理していく方式」
です。(昭和53年3月、旧建設省 現国土交通省住宅局)
この説明だけを見ると、「自分たちで土地の購入手続きするの?工事の発注にまで携わらなきゃいけないの?」なんて、とても大それたことのように感じてしまいますが、実際はそんなことありませんのでご安心を。
コーポラティブハウスのコーディネート会社なるものがきちんと存在していて、土地の取得、区画割、入居者の募集、建物全体の設計、工事の発注等の専門知識が必要となる部分は、このコーディネート会社が代行してくれるのです。私たちは、気に入ったコーディネート会社の、気に入った物件の、気に入った区画に申し込むところから始められます。この辺は分譲マンションを買う時とさほど変わりませんね。
我が家も、去年の9月にコーポラティブ方式で建てたマンションに住み始めました。
「コーポラティブハウスってどんなの?」とよく質問されるのですが、「あれも決めなきゃこれも決めなきゃ」状態で修羅場っていたことを忘れつつある今の私の答えはこんな風。
「注文住宅のマンション版みたいなやつかな。1戸毎の区画だけ決められてて、中は完全自由設計なの。担当の設計士さんがついてくれるのよ~。モデルルームなんかの費用が浮く分、実は同レベルの分譲マンションよりも20%くらい安上がりなのよ~♪住んでる人は皆顔見知りだから、なんとなく安心だよ。」
一応、一般的に言われている、コーポラティブハウスのメリット・デメリットをあげてみます。
○メリット
自由設計が可能n 入居者同士のコミュニティがある
モデルルームや広告費等の余分な費用がかからない
○デメリット
全体の総会や、戸別の設計打ち合わせが多い
契約から入居までの期間が長い
コーポラティブハウスについての情報はこちら↓にも詳しくあります。
All About [建築家] 建築家の集合住宅・コーポラティブハウス
手間をかけてでも、自分たちのライフスタイルに合った家を創りたい、というタイプにはとても合っていると思います。
我が家の場合、自分たちの予算で買える分譲マンションや一戸建てに満足できなかったのがコーポラティブハウスを選択した大きな理由でしたが、この選択は大当たり(今のところ)。
次回は、「コーポラティブハウス 我が家の場合」です。
テーマ別インデックス
