投稿者 湯河原こむぎ

我が家の娘は四月から大学生になる事になりました。このワーキングマザースタイルの「プレゼン塾」で教わった事がAO入試のプレゼンにとっても役に立ちました!
さて、大学の入学式って何を着ればいいんでしょう?会社の若いお姉さん達に「さくらちゃん、入学式に何を着るんですか?」って聞かれるまで、全然考えてもいませんでした。
会社のお姉さんたち(三人)は、就活にそのまま使える黒のスーツにしたそうです。うちはお堅い会社だしね。でも、お姉さんAは「面接のない説明会の日にはストライプの入ったスーツで行った事もあります。」と言っていました。お姉さんBは「私は黒いスーツでしたけど、入学式にはかわいいスーツを着ている人もたくさんいましたよ。」と言っていました。
大学生の娘がいる友達Aは「細かいストライプの入ったものにしたよ。就活のはまた別に買うつもり。」と言うし、友達Bは「ストライプにしたんだけど、バイトで黒のスーツ着用する事になって、黒にすればよかったな〜って思った。」と言うし。
んー・・・。まずはお店に行ってみよう。うちは身長15240圓里ちびガール。もしかしたらサイズがないかもしれません。オーダーしないといけなかったら早めじゃないと。
まずは「AOKI」、それから「コナカ」に行ってみました。
サイズはありました。「AOKI」にはなんとSSの下の3S(3号ですってよ、皆様^^;)っていうのがあって、ぴったり!「コナカ」で試着したら5号がぴったりでした。
「大学の入学式に着る服を」というとストライプの入った華やかなものをすすめられ、「就活にも使えるものはどれですか?」と聞くと「就活は黒いスーツでタイトスカート、白いシャツと決まっています。」との事。それはどこへ行っても(その後、「青山」にも行きました)同じ答えでした。「入学式には胸元にフリルがついた華やかなブラウスを着ると就活用の黒いスーツでも華やかになります。」との事。
購入するまでに何度も何店も行きましたが、いつもそこで迷い、決められずに帰る・・・という事が何回もありました。
「青山」のお姉さんに「会社の子に聞いた話だと面接のない説明会の時はストライプの入ったスーツで行ったって言ってました。」と言うと「うーん、その方が行った会社がどういった職種のところかにもよりますが・・・。私が就活の時に・・・」と話してくれた体験談がめっちゃ怖かったです。
お姉さんは説明会に(面接じゃない時)グレーのピンストライプのスーツで行ったそう。売り場にあったスーツを指し示し「ちょうどこんな感じ(とても落ち着いたスーツです。)のを着て行ったら、会社の方に注意を受けてしまいました。『身だしなみとおしゃれは違う』って」・・背筋も凍るお話だと思いませんか?だってそのお姉さんはアパレル業界を目指していたのに。一番没個性な人じゃダメな業界じゃないですか?
お姉さんは「私もとても違和感を覚えましたが日本の就活と言うのはそういうものなんだと、その時に理解しました。」と言っていました。
人と違ってはいけないなんて変な話だな〜って思うけど、人と同じじゃないとだめらしいです。就活ってやつは。
「青山」のお姉さんの話を聞いて、「ストライプの買お」って決めていたのに、また心が揺らぎ、買わずに帰りました。
facebookで先輩ママ達の意見も聞きました。
******************************
★就活は二つボタンがいいとこと三つボタンなところがあるとか、へん?な都市伝説もあるし。雪の日にスカートとパンプスで濡れて来るよりパンツスタイルの方が好印象っていう面接官の談話も読んだのでパンツもいるかも、、。みんな2着買ったって言ってたよ。ちなみにうちは男だから成人式に着られるようなストライプの普通のスーツでした。
★就活用スーツはスカートもタイトなものじゃないとだめだからいいものはいらないと思うの。アオキとか5点セットで1万円とかで十分だと思うの。
みんな同じじゃないとだめな世界だから。
入学式もみんなそんな感じだったけど。
私はデザインのあるものを着せたいな…と思ったのと喪のときにも着れるように組曲で黒のスーツを買いました。
ここはきちんと持っていたいポイントでした。
学会やサークルでスーツを着る機会が結構あったの。
******************************
そしてまたよくよく考えて、まだ就活には三年あるし、大学生の間にきちんとした(就活以外の)スーツが必要なシチュエーションも何度もあるだろうし、若いんだからちょっとかわいめのものにしようと思いました。(今度は揺らがないぞ〜)
そんなこんなで迷いに迷って買ったものの写真を見てください。

入学式に着るスーツはこれ。濃紺でストライプが入っています。ジャケットの後とスカートの裾がペプラムになっています。
靴はリーガル(アウトレット)で買いました。バッグはきちんとしたものをひとつ買いたいと思い、COACH(もちろんアウトレット)で買いました。このバッグを買う時「えーっ、大学生がCOACHとか持っちゃいけないでしょ〜?」と心配症の娘は言いました。もちろんふだんはコールマンのリュックが基本。(画材などの持ち物がめちゃ多いので。)でも、スーツを着る時に持つバッグも絶対に必要。きちんとしているけれどたくさん入るトート型でショルダーストラップもつけられる、娘が好きなBlueのものを選びました。←もちろん、これは就活には使わない。使えない。

スカートが甘いので、きちんと感のあるパンツもセットで買いました。チビなのでパンツは似合わないかな〜と思いましたが、意外と大丈夫でした。
シャツは「AOKI」で。娘が「フリルは絶対にいや」というので、水色と白のすっきりとしたストライプでボウタイのものを選びました。

ジャケットの裏は女の子らしいドット柄です。内ポケットもついています。

コートも必要です。ベージュを買うつもりでしたが、黒を着てみたらわりとよかったので黒にしました。(この写真では紺色っぽく写っていますが黒です。)ほんのすこーし光沢があるので春先に着ても合うと思います。ピンクのストールは入学祝いのプレゼントにいただいたものです。(コートは7号にしました)

ライナーはもちろん取り外し可能。白×黒チェックでかわいい。

トレンチコートのベルトって、私たちの世代では「後ろでリボン結び」が基本だと思うのですが

売り場のお姉さんが「最近ネクタイ結びも人気です。男性でこういう風にする人も多いです。」と言っていました。うそだ〜見た事ないけど・・・って思っていたら、土曜日、世田谷でこの結び方してる人見た〜!!左側に寄せて結びます。世田谷の人も左側に結んでいました。
この結び方だとほどけてしまう事もないのでいいかもしれません。今度、私もやってみようと思います。

お店に行くと「制服がなくなるので、この機会に・・・とフォーマルも揃える方が多いです。」とすすめられます。私の実家は代々祖父母同居の家なのでしょっちゅう法事がある家。絶対にフォーマルが必要な家なのです。買うつもりでいたので7号サイズのかわいいデザインのものを買いました。

これは最後にいろいろと考えて
ニッセンの通販で上下で10000円弱の黒い就活スーツを買いました(3号)。友達の「
みんなと同じじゃないといけないものだから1万円で充分」というアドバイスがとっても納得だったので。届いてみたら安っぽくない。ストレッチ素材でしわにならず着やすい。しかも家で洗える。いい買い物したっ!
大学生になるってお金がかかりますね。でも今までと違ってキチンとしたスタイルで出席しなければならないシーンも年に何度かはあると思うので、この機会に揃えておくとあわてずに済みそうです。
ちなみにお店のお姉さんに聞いた話ですが、スーツを買いに来るお客様は高校の卒業式が終わったあたりが一番多いそうですよ。その時期になると店頭も混み合いますし、サイズによっては一時的に品切れになり、お取り寄せとなる場合もあるので早めがいいそうです・・・って私が今頃書いているのも遅いですよね。すみません。決めるまでに何度も何度も迷っていたので。
我が家は「コナカ」で大半は揃えました。
割引のハガキを送ってくれたり(20%)、メルマガ登録の割引(500円)、学生会員の割引(10%)、それから先にコナカで買ったお友達が「コナトモ割引券」をくれたので、その割引(1000円)も使えました。また「コート」や「フォーマル」はあとから単独で買うよりも「2着目10000円引き」などの割引があるので思い切ってまとめて買いました。
「ジャケット・スカート・パンツ」+「コート」+「フォーマル」で、定価だと約10万円ですが、いろいろな割引を利用して6万ちょっとで買う事が出来ました。それでも大散財ですが。
「コナカ」で買ったものに、バッグ、靴、シャツ、就活スーツも含めるとやはり合計10万円くらいになりますね。お母さんまた一生懸命働きます。入学式に着る、自分の服も買おうと思ってたけど、今までのでいいかな〜っっっ(^^ゞ(後日追記・・妹が「私の貸してあげる」ってスーツを貸してくれました。でも、自分の写真は一枚もないです・・)
入学式は4月2日です。楽しみです。(黒いスーツにトレンチコートなど・・・親も含め1500人くらいお揃いの人がいる予感・・・)
ちなみにうちのおチビさん、以前書いた卒業式に着る服というエントリーの時(小6の時)に買った水色のシャツがまだ普通に着れます。それもスーツに合わせて着るつもりです。
来し方行く末
投稿者 湯河原こむぎ

今日、娘(現在高校三年生)の学校の「デザイン展」を見に行って来ました。三年生が一年間授業で作成したいろいろな作品が展示される催しです。

娘は中3の時に大病を患い、
こんないろいろを経て今の高校に入学しました。この学校は進学校ではなく半数以上の生徒が就職します。1学年6クラスある中に1クラスだけ「デザイン」のクラスがあり、娘はそこで3年間勉強しました。
1週間の授業の半分は専門科目の勉強です。
専門科目にはどんなものがあるかと言うと、
「視覚伝達デザイン(広告デザイン・CDジャケットなどの制作)」
「ガラス(パート・ド・ヴェール)」
「プログラミング(オリジナルゲームの作成)」
「茶室(季節の移ろいを愛でる日本の伝統的な美の世界を茶室と茶庭に込めて表現)」
「木工(木を使った製品の制作)」
「デッサン」
「印刷(シルクスクリーンとエッチング)」
「陶芸(食器などの制作)」
「彫塑」
「ポスター」
「デザイン実践(外部依頼に応えPCソフトを使用しポスターなどのデザイン制作)」
「インテリア計画(自分の好きな空間をより魅力的になるよう設計・制作)」
「レタリング」
「製図」
「色彩」などなど・・・。
全員が一緒に行うものもあるし、選択科目もあります。
デザインのクラスに入学して来た子達は、ほぼ全員「絵を描くのが好き」な子達ですが、たいていの場合それ以上の事は知りません。(・・・と思われます)
そこからまったく未知の「製図」や「レタリング」「彫塑」などを勉強し始めます。
これがまた「新しい事を知る楽しさ」だけでは済まされない苦労の連続です。慣れない事を学び、しかも必ず「課題提出」という細かいゴールが何回も何回も押し寄せる。授業はひとつではないのでだいたい同時にいくつもの「課題提出期限」に追われています。
それをみんな必死で乗り越えて行きます。
毎日夜中の1時過ぎまで格闘し、提出期限に命からがら提出すれば「ここがさびしい」「これではダメ」「ここが粗い」「ここをもっとこうすればよかったのに(先に言え)」・・・などなどのダメ出しとともに返却され、ぶーぶー言いながら帰宅の後に、ふて寝。しかし強迫観念とともに目を覚まし、またまた夜中まで直し。直しては出し、出しては返されて、また直し・・・。返されたからって凹んではいられないのです。
ふらふらになりながらも、友達と「まったく○○先生はさー」とか「どうしろって言うのよね〜」「直し方も教えろよな〜っ」とか文句を言いあい、そして時々は泣いたりなぐさめあったりしながら数々の課題を提出して来ました。
そのみんなの血と汗と涙と絵の具の結晶の作品展でした。
娘は「印刷」の「シルクスクリーンのワンピース」「エッチングの教科ノートシール(写真)」「プログラミング」のRPGゲーム、「ポスター」のCDの販促ポスターとプログラミングで作ったゲームの宣伝ポスターを提出しました。またシルクスクリーンとエッチングとプログラミングはそれぞれに「プレゼンボード」も提出するので8点にもなりました。
娘の苦労は毎日家で見ているので、よくぞこんなにたくさん完成させたよ・・・と親ばかな気持ちでもちろん感動しました。
他の子の作品も「これはっ・・・!!」と思う素晴らしすぎるものがほんとうにたくさんあり、ひとつひとつものすごくしつこく見、そしていちいち写真を撮っちゃいました(撮影OKなのです)。作品を仕上げるために費やした時間と、その子の頑張りをひしひしと感じ、他人の子の事ながら涙が出そうな想いで見ました。
自分の高校時代を思い出して見ると、バトン部で一生懸命踊っていた。そして友達と一緒に受験のための勉強もして、とっても充実していた日々だったけど、娘みたいにはっきり形として残っているものは何もない。
ここの学校の子達は、他の学校の子達より勉強は出来ないかもしれない。いわゆる「頭が良い」「優等生」ではないかもしれない。だけどこんなに大変ないろいろを自分の力で乗り越えて来た素晴らしい経験をした子達。「この日までに仕上げて提出」という、社会に出たら必ず守らなければならない、ビジネスの上でも基本となる事を身を持って学んだ精鋭だよ。
進学する子、就職する子、もしかしたらすぐに結婚する子もいるかもしれない。この経験は必ずや君の「血」となり「肉」となっているよ。おばちゃんはうれしいっ。卒業おめでとう。(まだ卒業試験は残っているけどね・・・(^^ゞ )君達は本当によく頑張った!
また、昨夜偶然、facebookを見ていたら、四月から娘が入学する大学の学部の卒業制作の「アート&デザイン展」が開かれている事を知りました。
高校のデザイン展を見た後、その足で、大学の「アート&デザイン展」に行って見ました。
娘の進学する大学は美大ではない総合大学のデザイン学課程です。夏休み中、全力で大学の課題に取り組みAO受験で秋に合格が決まりました。
美大ではなく総合大学を選んだのは、体の事を考えて家から近い事(えっ?そこ?)と、娘の頭と技量では美大はかなり難しいこと(えっ?それ?だめじゃん・・・)。それから、総合大学にはいろんな学部があり、デザイン学に在籍しながら「副専攻」としてプログラミングを学べたりする「副専攻制度」があること、留学生が多くて楽しそうなこと、スポーツなどで自分の大学を応援する・・・という経験が出来そうなこと(私は女子大なので、こういう経験がないのが淋しいのです)。
いろんな+(プラス)を考えて選びました。もちろん選んだ第一の理由は「学びたい科目(コミュニケーションデザイン)があるから」ですよ。
・・・が、やはり「美大」ではない大学で学ぶ「デザイン学」ってどのくらいの事を学べるのかな・・・という不安もありました。これは入ってみないとわからないなーと思っていました。
でも、今日、「アート&デザイン展」を見てその不安がすっきりしました。
卒業制作の作品はバラエティーに富み、どれもとても素敵でした。なによりも作っている人がワクワクしながら作ったんだろうな〜という息吹が感じられました。枠にはめられる事無くいろいろな種類の作品がありました。
「ネイルアート」あり「写真集」あり「カレンダー」あり「プロジェクション・マッピング」あり「家具」あり「アニメーション」あり「絵本」あり「2020年オリンピックのグッズ」あり・・・。
高校のデザイン展はおもちゃ箱のようでしたが、大学のは洗練され、広いスペースにすっきりと展示された「アート」そのものでした。でもでもこの「すっきりしたアート」の後ろには大学生の皆さんの寝不足と挫折、汗と涙とほこり(!)とたばこの煙(?)が間違いなく存在する事をおばちゃんは知ってるよ。
娘もひとつひとつ説明書きを見ながらじーーっくりと見ていました。夫も私も食い入るように見ちゃって閉館時間になり、後ろ髪をひかれる思いで美術館をあとにしました。
今日はアート作品に触れる素敵な1日でした。この1日で、娘の「来し方行く末」を感じる事が出来ました。
この高校に入って本当によかったと思いました。病気にならなければ100%選ばなかったので、病気も含めて神様ありがとうと思いました。3年間一緒に過ごしてくれたお友達たち、時には厳しく、時には厳しく、時には厳しく、いつも鬼のように厳しく、ごくごくたま〜に優しく指導してくださった先生方にも感謝の気持ちでいっぱいです。
3月1日は卒業式です。高校は卒業証書をひとりひとり受け取るのではなく、クラスの代表が1人だけ壇上に登り、受け取るのだそうです。先生に「湯河原、おまえ代表やれよ。入試の時は車椅子だったのに元気になって卒業出来るわけだからおまえがいいと思うんだよね~」と言われたそうで、なんとクラス代表になりました。緊張しいの娘はきっと「口から内臓という内臓が全部出そう!」って言うに決まってるし、私はちゃんと出来るか心配でドキドキして感動する余裕がないのは目に見えています。
それでもやっぱり泣いちゃうな。春よ来い。
2014年01月08日
子供の教育 in 上海(2)〜インター校編〜
投稿者 竹之内ふうこ
新年が明けて既に8日経ちますが、皆様、あけましておめでとうございます。
こちら中国では、お正月というと旧正月なので(今年は1月31日が元旦)、1月1日は一日だけ祝日でしたが、お店も開いてるし、なんら普段と変わりないお正月期間でした。
さて、前回、子供の教育 in 上海(1)〜日本人学校編〜をアップしてから、2年半も経ってしまいました。時が経つのは本当に早いものです(^_^;)
当時、中2と小4だった娘たちは、高1とYear8になりました。
長女は、日本で高校受験をして単独帰国、という、全く想定外の道を歩みました。次女は、上海にて2校目のインター校に通っています。学校の選択肢が多い環境にいるのはありがたいことですが、こちらに来てから約3年、常に編入やら受験やら進級やらに振り回されているような、そんな気がします。
上海でインター校というと、大きく2種類に分けられます。
現地校国際部とインターナショナルスクールです。
いくつかの現地校に併設された、外国人を受け入れるクラスが現地校国際部で、授業で使う言語は英語か中国語です。小学校から高校までの一貫校が多いです。現地の子たちが通っている本科とは基本的に交流はありません。比較的学費が安いことや、中国語もしっかり学べることから、在上海外国人に人気上昇中で、人気校は非常に狭き門です。
一方、インターナショナルスクールは、いわゆるインター校で、アメリカンスクールやブリティッシュスクールのような学校です。アメリカ系、イギリス系、はたまた、英語力がない子も積極的に受け入れる学校、英語がネイティブレベルでないと入れない学校、IBがとれる学校、現地の子も受け入れる学校、と、いろいろです。ここ数年は新設校も多く、蓋をあけてみると90%以上が現地の子たちというなんちゃってインターもあったり、経営が破綻して潰れてしまったりということもあるので、注意が必要です。
さて、次女は、小4の9月から2年間、現地校国際部に通い、小6の9月にインターナショナルスクールに転校し、4ヶ月が経ちました。
英語ゼロの状態で入ったので、まずは、ESL(英語力が足りない子のための補助クラス)をしっかり受け、小規模な学校ならではの個別サポートを受けながら、なんとか学校に慣れていきました。最初の半年は、言葉の問題だけでなく、女子特有のトラブルも重なり、毎日が闘いでした。日本人学校に戻りたい、と涙することも何度もありましたが、信頼できる先生との出会いもあり、徐々に自信をつけ、本来のリーダーシップまで発揮するようになりました。
こちらでは小5で小学生が終わり、小6から中学生扱いとなります。その区切りにいた次女に、先生が助言をくださいました。現地校は学年が上がるにつれ、アジア人だけの環境になる、次女にはもっとインターナショナルな環境で、スポーツの活動や多彩な競争相手が必要だ、と。確かに、環境に物足りなさを感じていた頃だったので、早速いくつかのインターナショナル校を調べ、編入試験を受け、編入を決めました。
英語にも不便はしなくなったし、現地校国際部とはいえ、2年間インター校で過ごしてきたのだから、今度はすんなり問題なく適応するだろうと、母子ともに油断していましたが、それは甘い考えで、白人率の高さと彼らの英語レベルの高さと速さ(笑)に圧倒され、なかなか孤独で辛い2ヶ月を過ごしたようです。結局は、クラスを替えてもらうことで友達が一気に増え、今はとても楽しく通っています。昨年12月に、ようやくESLを卒業して英語もレギュラークラスに入り、新たにフランス語の授業も始まり、4カ国後をしゃべれるようになるんだ!と燃えています。
日本人学校からインター校に転校し、苦節2年半!
やっとESLを卒業し、インターの教育を受けている!という実感が持てるような学校生活になりました。
「インターに入れるなら、最低でも3年通わないと意味がない」と言われた意味がよくわかります。日本人学校かインターかで悩まれている方は、これが一つの目安ではないでしょうか。
次女も、おそらくこれから1年間の進展が一番大きいのではないかと期待しています。
インター校に我が子を入れるには、やはり親にそれなりのサポートの覚悟が必要ですが、何よりも本人の性格や志向が大きく関係するのかな、と感じます。
我が家の二人の娘を見ているだけでも、本当にそう感じます。
絶対東京から離れたくいない、と東京にこだわる長女、かたや、まだまだ日本には帰りたくない!上海でテニスに打ち込みたい、学校も変わりたくない、フランス語もモノにする!と主張する次女。
約9ヶ月間一人暮らしをさせてみた長女も問題山積みで、まだまだ親のサポートは必要な現状で、かといって、無理やり次女を連れて帰国するのも可哀想だし、私も無念、昨年病気をしてしまった夫も単身にはしておきたくない、、、
私が上海と日本を行き来する半年を過ごしましたが、さぁ、これからどうしましょう(笑)
それでもまぁ、なにはともあれ、心と身体が健康なら、ドタバタしつつも、なんとでもなりますね!
誰か一人が我慢するのではなく、家族皆で、妥協できるところは妥協し、譲れない部分は頑張って継続し、今年もなんとか乗り切っていこうと思います。
今年も一年、皆様、楽しく過ごしてゆきましょう!!
2013年07月01日
地方ならではの「選べない」をどう克服?―隣の青い芝生が眩しい―
投稿者 有栖川ゆうこ
大阪の都市部で生まれ育ち、26歳で第一子の長女を出産、27歳で夫郷里の北陸へ。県庁所在地でもない小さな町に移住して、早いもので、もう12年。
生まれ育った環境が人を作る。
人口の多さは、経済に直結する。
そんな当たり前の事を本当に実感するのは、自身の仕事面でも日々感じるところはありますが、それ以上に長い目でみると「子どもの教育に関して、あまりにも選択肢が少ない」ことに、地方暮らしのハンデを強く感じます。
「どう克服するか」なんて、大見得を切ったタイトルで書き始めた割には、克服出来る結論を見いだした訳ではありません(最初に、お断りしてしまいます)。揺れる気持ちを一度書いてみたかった。それが本音です。
今暮らしている町の規模(市の人口は10万に遠く及びません)を考えると、仕方の無い事だと思いつつ「選ぶ候補が豊富にあっても、能力的に届かなくて選べない」ことと、「そもそも存在しないので、選びようがない」ことは、決定的に違う。
自宅から通えるエリア内だけでも色んな進路が選べる事自体、何てありがたい環境だったんだろう!心底、今そう感じます。
私立の小学校はそもそもなく、中学も数校。
高校ですら、公立を含めても選ぶと表現するには違和感のあるぐらいの数。
県内の大学は片手ほどしか存在しないから、多くの18歳以上は県外の大学に進学して親元を離れていく。
生徒数が減り、合併したり、閉学する短期大学も出てきたほど。
自分自身が、様々な選択肢から進路を選べる(もちろん、見合う能力は必要ですが)環境で育っただけに、いざ「我が子が」となると、あまりの選択肢のなさにふと不安が募るんですよね。
どうしても自分が経験したことを基準に考えてしまうので、都市部から地方へ移住した場合、子どもの教育に関しては不安が募りがちだと思います。一時的な転勤ならまだしも、私のように夫の郷里に移住するパターンなら、その先ずっと続くのですから。
でも、一歩引いて考えると、これってまさに「隣の芝生は青い」状態でしかない。
不安になるのは「選択肢が沢山ある世界を知っているから」で、そもそも知らなければ目の前にある候補から選ぶことが当たり前なわけなんですよね。
経済的にもっとゆとりがあれば、母子留学でもしちゃえばいいんでしょうけど、義父と同居している状況でそれは現実的に難しい。
何より、今のご時世、いわゆる「(国内の)いい大学」に進んだからその先も安心。と行かなくなっている事だって、よくわかってるわけで・・・。
そんなモヤモヤした気持ちを抱えつつ、たしか今年中学生になった長女が、小学校2年生になるぐらいかな?ちょっとムリヤリかもしれないけれど「選べないから、ラクさせてもらえてありがたい」。
そう思う事にしたんです。
一度「ラクだ」と思ったら不思議なもので、随分客観的に考えられるようになりました。
実際、都市部で育てるよりも、教育に関して色んな問題を先送りにしている状況なんだろうな、とは思います。
でも、私が一人で焦っても仕方ないんですよね。
今の暮らしで、出来る範囲で選択肢を広げる努力はするけれど、何より、学ぶのは子ども達本人で、私じゃないんだから。
とはいえ、いよいよ長女が中学生になり・・・。
遅まきながら、2年半後の初めての入試に向けてさすがに「ラクさせてくれてありがとう」マインドセットに一旦区切りをつけ、のんびりした生活に慣れきった私こそが、気合いを入れ直さないといけないんでしょうね。
子ども達がどんな進路を希望するのか、まだわかりませんが、頼られた時に応えられる母でありたいな。
2013年03月26日
宿題狂想曲 Part2
投稿者 津田実穂
日曜の夜になって、「英語の宿題、どこをやるのかがわからない。」と言い出すスットコドッコイが一名。
英語のクラスは普段のクラスとはメンバーが違うので私は誰がいるのかわからないので、
「友達に電話して聞きなさい。」
といって、友達の名前を聞き、連絡先を調べて電話をしていました。
”類は友を呼ぶ”、とはよく言ったもので、5人に電話した結果、、、
「何それ?そんな宿題あったっけ?」 × 2
「宿題があったのは覚えてるけど同じくどこかはわからない。」× 2
「あぁ、わかるよ。それは×××××(全然違う箇所)。」× 1
あの、皆様、もう日曜の9時近いんですけど。。。。
親御さん達からはもれなく、「わかったらうちにも教えて頂戴。」と、電話すればするほどやる事が増えていく。
もうあきらめかけたとき、ハッとひらめいた。
類は友を呼ぶんだったら、逆にすればいいんだ。
「友達じゃない子に電話しよう。できれば女の子。」
という事で、友達じゃない女の子の名前を聞きだし、連絡先を調べて電話。
一瞬で正しい宿題を教えてくれました。通話時間、一番短かった。
「うちの子は宿題を忘れた事がありません。わからなくなったらいつでも電話ください。」とお母様。
同じ年の子とは思えない、いや、同じ人間だと思えない。。
聞く一方になるのは明らかなので毎回は連絡しませんが。
忘れ物の多い子どもには、友達じゃない子リスト、有効です。
類は友を呼ぶのです。
はぁ、それにしてもいつになったら、この騒動から抜け出せるんだろう。。。。
ちなみに、宿題狂想曲のPart1はこちらです。
宿題狂想曲
Part3を書く事がありませんように。。。。
2012年10月30日
楽しく準備♪小学校受験「小学校受験する?しない?」
投稿者 和田理恵
東京の小学校入試は11月1日から始まります。2月に試験があるかと勘違いしていたくらい小学校受験のことを知らなかった私も、今ではこの直前の時期、親がどんな気持ちで子供の体と心の調子をととのえようとしているのかよく理解できます。我が家の三人の子供達も小学校受験を経験したからです。
一番上の子が年中になる少し前、夫が「小学校受験をさせたい」と言い出した時にはびっくりしました。夫も私も地方の公立小育ちです。私は中2から東京に来て、初めて私立小の存在を知りました。近所の小学生達が楽しそうに友達と帰っている中、他の子と違ったランドセルを背負い黙々と歩いている男の子を見かけ、なんだかかわいそうな気がしたのを覚えています。だから、夫には「小学校受験は考えられない」と反対しました。
でも、もし高校以上に進むことを考えているならばいつかは受験をしなくてはなりません。高校受験、中学受験、そして小学校受験。幼稚園に入る前のお子さんならば一貫校の幼稚園受験も選択肢に入ります。
どのタイミングで受験をしたらいいか。
これはその家庭ごとで判断が違ってくると思うのですが、我が家は小学校時代を充実させたいなという思いを夫婦で共有していました。
思い切り遊ぶこと、楽しく学ぶこと、これを子供達の人生にプレゼントしたい、と。
私立小学校を調べてみると独自の教育をしていて面白そうな学校がいくつかありました。そして正直にいえばもし入学できたなら中学受験のために何年間も塾通いをしなくてもすむところ、高校に進学できるところ、にも魅力を感じました。実は私、高校受験で大失敗しているもので……。
と、小学校受験に前向きになってきたところで、数々の怖い噂を耳にしました。最初に聞いたびっくり情報は「背の高さくらい問題集をやらないと受からない」。そして根強くささやかれる「関係者でほとんど決まっている」的な話の数々。受験前になるとスリッパの色や髪ゴムの飾りまで細かい情報が入ってきます。
それらの噂に翻弄され、不安いっぱいのままのぞんだ一番上の子の受験。背の高さの何分の1かの問題集しかやっていず、親、親戚を含めても私立小と何の縁もなく、模擬試験の成績もふるわなかった……のに、実際の受験では快進撃。一番行きたかった学校に合格した時は信じられない思いでした。
試験が終わって初めて学校が受験者に求めていることが理解できたような気がしました。いわゆる受験準備のための「お教室」でなされていた数々の準備の意味にも気づきました。
学校にもよるのでしょうが、小学校受験では純粋に知識の多少だけで合否が決まるわけではありません。季節の行事を祝うこと、一緒に料理をすること、公園で遊ぶこと、おしゃべりをすることまで実をいえば小学校受験合格の鍵になりえます。親子で楽しく遊ぶことが受験の準備にもなるなんて素敵だ!というのが私が小学校受験を2番目、3番目の子にもさせた大きな理由でもあります。
噂にまどわされたり、背伸びをさせてしまってつい怒ったり。そんなことを私も経験しましたし、今大変な思いで渦中にいる方もいると思います。
小学校受験をする人は少数かもしれません。でも苦しんでいる人がいるのなら、どうか少しでも力になりたい。素敵な体験だと思えるような小学校受験準備をして欲しい。そう願って、およそ10回のシリーズで小学校受験準備のrie的コツを紹介します。
どうぞよろしくお願いします。
小学校受験については、
桜乃ゆめさん「小学校受験に必要なもの」
竹之内ふうこさん「家庭でできる、小学校お受験の準備」
の記事もぜひあわせてお読み下さい。
他にも「お受験術」のアーカイブに受験ママアンケートが多数アップされていて、参考になります。
2012年08月31日
いじめについて、今のうちに考えておくこと
投稿者 村山らむね
大津のいじめ事件など、最近、いじめについての事件やそれに起因する自殺について大きく取り上げられています。
正直、このいじめに関わる問題は、大きく社会問題になってはまた静まり、またしばらくすると大きく取り上げられる。その繰り返しのような気がします。
人間だけでなく、動物にも「いじめ」という行動はよく見られることでしょう。でもだからこそ、人間はその知恵を使って、いじめが犯罪の領域に踏み出すことを許してはいけないのだと思います。
私も、子供のいじめについてはたいへん悩みました。
ぜひ、みなさんもこの問題について忌憚のないご意見を寄せてください。
1,子供が被害者にならないために、親はどうしたらいいのか。また、被害者になってしまっていると気づいた時に、どうやって子供を救ったらいいのか。
2,子供が加害者にならないために、親はどうしたらいいのか。また、加害者になってしまっていると気づいた時に、どうやって子供を諭したらいいのか。
3,最近の学校や、教育委員会など、本来子供を守るべき機関について、何かご意見があれば教えてください。
4,その他、経験談などご意見をご自由にお書きください。
くれぐれも個人や特定の地域や学校を特定するような情報は書き込まないでください。みなさまを無用なトラブルに巻き込むことになりかねません。匿名や仮名などをお使いになっていただければと思います。
2012年05月31日
こどもと一緒に字を習う
投稿者 和田理恵

字のきれいな人に憧れます。
大きくなったら大人っぽい字が書けるようになるのだろうと幼い頃は想像していましたが、二十歳を過ぎても、国語の教員免許をとっても私の書く字は稚拙なまま。やっぱり努力しなくちゃと、今まで何冊もペン習字練習帳を買いました。買った時はやる気満々だけれど、忙しさにかまけやり通せたものは一冊もない有様。当然字もきれいにはならず、いつも急いでいるせいか独自のくずし字が発達してますます読みにくくなってきました。
そんな時、近所に公文書写の教室を見かけました。
子どもが大きくなったら通おうかな…と通りすぎてから、「待てよ!子どもと一緒に通うという手もある」と思い付きました!
さっそく娘はかきかたの子ども用教材、私はペン習字を始めることにしました。同じ教室で書道も習えることを知り、これもプラス。
最初の書道の課題は「一」。どうやって筆を置くのか、など一緒に説明を聞いていると、末娘がいつになくうれしそうな顔をしています。7才の子にしてみれば、親はいつも子どもに教えたり注意したりする存在。その親が自分と同じように生徒となって同じ課題に取り組んでいる姿が新鮮に映ったようです。
先生に毎週会わなくてはならない教室通いだと全く宿題をやらずに行くのも心苦しく、ちょっとした時間をみつけてペン習字を練習するようにもなりました。持っていくとほめてくれます。いくつになってもほめられるのってうれしいです!
超スローペースで進んでいるので半年たってもまだひらがな学習中の私。漢字は習っていないのですが、冒頭にアップした写真の字、少しだけ整った気がしませんか?(上が習い始めの昨年11月、下がこの5月に書いたもの)
先生から字が大きくなった、自信がついたから大きくなったのかもしれませんねと言われました。自信とまで言えるかどうかわかりませんが、自分の字がそんなにきらいではなくなってきました。
公文書写は普通の公文教室ではなく、公文エルアイエルという教室で習えます。公文グループの会社の一つで、エルアイエルは" Lifelong Integrated Learning" つまり”生涯学習”の頭文字をとったものだそう。大人がほとんどの教室かと思っていたのですが、私たちの通っているところは小学生が断然多いです。
小学生の普通の公文は1教科6300円。かきかたは3150円(子ども)と半額です。国語の公文教材とかきかたの公文教材は最初のひらがな練習部分などは大差ないように思うので、お得な気がします。ただし、普通の公文教室は入会金なしですが、公文エルアイエルは入会金3500円と年2回の認定費用(1回300円)がかかります。
娘と一緒に教室に通う時間は今では親にとってもかけがえのない楽しい時間になっています。自分の苦手だったことを子どもと一緒に始めてみる。これって思っていた以上に楽しくてオススメです!
2012年05月05日
子どもと大統領選挙
投稿者 津田実穂
今フランスは、大統領選挙真っ只中。

画像はこちらの子ども新聞。
連日、大統領選挙についてのいろんな記事が掲載されています。対象年齢が6〜8歳のものです。
自分が子どもの頃を思い出してみても、小学校1、2年の時に選挙や首相の話を読んだり話したりした事はないように思います。
理由を考えましたが、
国の代表を直接選挙で選ぶ、というのは子どもにとっても、とてもわかりやすいですよね。
就学前や低学年の子に、国会とか内閣とかの説明はちょっと難しいですが、
大統領を選ぶ選挙、って単純にわかりやすいです。
紙面は、子どもに親しみやすいように、両候補の子ども時代の写真とか(今からは想像もつかないかわいさですね。)
もし自分が大統領になったら、何をしたいか特集とか

内容は、全部のゴミ箱にアラームをつけてちゃんと捨てないとアラームがなる、というエコなものから、世界一大きな自分の銅像を作る、という独裁者かよ、というものまで、子どもらしい様々なアイディアが出ています。
最初の写真、両候補の紹介のページでは、政策はもちろん書いてありますが、各候補の女性遍歴(最初の奥さんとは子ども二人、2番目と3番の奥さんとは一人ずつ子どもがいるだの、結婚はしてないけど子どもが4人いるとか、現在その人とは別れてまた別の女性と同棲中だの)というワイドショー的な事まで漏れなく書いてあります。
小さな頃から政治に親しむ事ができるのはさすがだな、と思います。でも、子ども新聞に女性関係をそこまで詳しく書く必要があるのかはナゾですが。
2大政党の次に結構な得票率で極右と極左が来るのが今のフランスの混沌を現しているよう。
フランスの極右と極左の政策は、たぶん日本の極右、極左と現実にはありえない度はそれほど変わりません。そんな政策でもかなりの支持を得られるのは、今の世の中にいかに不満を持っている人が多いかという表れなのでしょうか。
日本人の私には一番受け入れやすかった中道派は見るも無残な結果でした。
ちなみに選挙権は仏国籍を持ってる人のみなので、在仏日本人には選挙権はありません。
投票日は明日、さぁ、新大統領は誰?
2011年09月22日
宿題狂想曲
投稿者 津田実穂
パリの新学期は9月から。
新しい学年になり、教科書や勉強内容も変わり、
学校に忘れ物をしたり、連絡帳になに書いてあるか判読できない事が多発する今日この頃。(うちだけ?)
この時期は夜に同級生の母親間で電話が飛び交う。
今日も、9時近くになって息子が宿題に必要な教科書を学校に忘れた事に気づく。
しかも連絡帳に書いてあるページ数が絶対間違ってる。教科書のページ数が3桁なんてありえないでしょ。
慌てて同級生宅に電話。
が、そこのお宅も教科書を学校に忘れてた。
ブルータス、おまえもか。
でも連絡帳に宿題の内容はきちんと書いてた。
息子の書いた内容の半分が間違っていた事が判明。こらっ!ちゃんと書き写しなさい!
もう一件、教科書が借りやすい近所の同級生宅に電話したら、
「うちは離婚していて、子どもは今日はパパのところにいるから宿題の内容はわからない。教科書もない。」
と言われる。
はい、フランスには離婚家庭はとっても多いです。
もう一件電話してようやく教科書があった。
スキャンして送ってくれる事に。ありがたい。ばんざい!
(昨日はそこにうちが別の教科書をスキャンして送ってたりする。)
しかしそのお宅は、教科書はあるけど宿題の内容をメモしてなかったので、最初の同級生宅から聞いた宿題の内容を伝える。
送られたスキャンは一番目のお宅にも転送。
みんなで協力してようやく宿題完成。
いや、宿題のスタート地点にようやく到着。
やれやれ。
2011年09月02日
すばらしい! 日本の教育
投稿者 桜本梨恵子
今年の夏も日本の小学校に体験入学をした長男。
その度に、日本の小学生のしっかりしていることに驚かせるのですが、今回は改めて日本の教育のすばらしさに気づかされてしまいました。
正直、国語や算数と言ったカリキュラムについてはあまり違いは感じなかったのですが、家庭科や図工、体育などは驚いてしまいました。小学校5年生の息子のクラスでは、図工で電動のこぎりを使って木工加工をしていたそうです。言われてみれば、私も小学校5年生の時に、電動のこぎりを使ってパズルを作った覚えがあります。と、言うことは全国ほとんどの小学校に電動のこぎりがあるということですよね。アメリカの子供たちは学校の授業でそのようなことはさせてもらえていません。
電動のこぎりが学校にあるなんて聞いたこともないし・・・。
体育にしても、ほとんどの学校にプールがあり、水泳の授業があるなんて!
アメリカの公立小学校にはプールはないんですよ。少なくともNY・NJエリアは・・・。
なので学校の授業では もちろん水泳はありません。
小学校のプールは夏休み中、開放されているし・・・。お世話になった小学校にいたっては、希望者のみですが、夏休みに5日間の水泳レッスンまであって・・・。おかげで息子も泳力がつきました♪
そして、私が何より驚いたのは家庭科。
自分もしていたから知っているはずなのに、息子が学校で縫い物をしたと聞いて驚いてしまいました!
しかも、その教材。見てください。この番号順に縫っていくと、返し縫いができるようになるんですね。
なんて、至れりつくせりですばらしいのでしょう。
アメリカでは小学校の授業で縫い物はさせてもらえません。(クラブ活動などではあっても)
欲を言うとキリがないとは思いますが、色々なことを教えてくれる日本の初等教育のカリキュラム、私は本当にすばらしいと思いました。
2011年08月21日
まだ間に合う?自由研究におすすめ「赤穂の塩づくり体験」
投稿者 唐土かほる
唐土かほるです。
夏休みも、もうすぐ終わりますね。お子さんたちは、夏休みの宿題の追い込みだと思いますが、自由研究は大丈夫ですか?
こんなギリギリの時期に、なんですが、「赤穂市立海洋科学館・塩の国」で塩づくり体験をしてきましたので、ご報告です!自由研究が「もう無理!」というご家庭でも、なんとかなるかも知れません。
「赤穂市立海洋科学館・塩の国」は兵庫県立赤穂海浜公園内にある科学館です。
赤穂浪士で有名な赤穂ですが、江戸時代には「塩づくり」が藩の重要な事業でした。そんな歴史や赤穂そして瀬戸内海の自然を学ぶことができるこの科学館で、塩づくりを体験することができます。

一人用の土鍋に入っているこの水は「かん水」です。流化式塩田で塩分を濃くしたこの塩水を煮詰めて、塩を作ります。
海水の塩分濃度は約3度、かん水の塩分濃度はなんと約19度だそうです。味見してみなかったけど、かなりしょっぱそう。

カセットコンロにかけて、煮詰めていきます。1テーブル、子ども二人ずつで体験したので、交替で木べらでかきまぜます。

思っていたよりも早く、煮詰まってきます。

最後は大人も手伝って、かきまぜます。

コンロからおろして、スプーンで手早くかきまぜます。サラサラの赤穂塩のできあがり!

自分で作った塩は小さいビニール袋に入れて、持ち帰ることができます。(写真右の小さな袋。左側の印刷された袋に入っているのは、入館者全員がもらえる「お土産」の塩です。)

かん水を作る「流下式枝条架塩田」の説明書き。

昭和20年代後半から始められたという、流下式塩田が再現されています。
他にも、古代からの塩づくりの様子が展示されていました。

現代はイオン交換膜法で塩を作っているそうです。

塩を使った生活の知恵なども紹介されていました。これは大人も勉強になります。
私たちの生活に欠かせない「塩づくり」を中心に、とても興味深い展示が様々ありましたよ。
団体以外は予約も不要で、入館すれば、「塩づくり体験」までできてしまう海洋科学館。阪神間の方でしたら、日帰りで行けますので、最後の追い込みにいかがでしょう。
■赤穂市立海洋科学館・塩の国
【開館時間】午前9時〜午後4時30分(入館は4時まで)
【休館日】火曜日(祝祭日は翌日)・12月28日〜1月4日
【入場料】大人200円、小中学生100円(特別展等開催期間加算料金あり)
【電話番号】0791−43−4192
2011年08月08日
子供の教育 in 上海(1)〜日本人学校編〜
投稿者 竹之内ふうこ
海外赴任で最も気になることは、やはり、子供の教育問題です。
ここ上海には、外国人がたくさんいます。
そのため、外国人のための幼稚園や学校が、選び放題!というくらい、たくさんあるのです。
日本人の場合、道は大きく3つ、でしょうか。
・日本人学校に通わせる
・インターナショナルスクールに通わせる
・現地校に通わせる
上海では、大多数の日本人家庭が、子供を日本人学校に通わせています。
海外赴任お初の私は、せっかく外国にいるのに、なぜこんなにも日本人学校?と、最初は不思議に思ったものでした。
でも、やはりそれなりに理由があるのです。
一番大きな理由は、
赴任期間が未確定で、いつ帰国するか分からない
→スムーズに日本の学校に編入できるよう、日本のカリキュラムで教育を受けさせておきたい
つまり、日本に帰った後に困らないように、ということのようです。
「せっかくだから、インターに通わせて、英語と中国語を覚えさせて帰ろう!」と目論んでいた私は、帰国後のことなどほとんど考えていなかったので、これは衝撃的でした。
いつ帰国になるか分からない、または、2〜3年の赴任であれば、日本人学校で日本の教育を受けながら、学校生活以外で異国の地ならではの経験をさせてあげる方が安心であることは理解できました。
実際、日本人学校に通う中2の娘の周りは、日本の高校に進学する子がほとんどなんだそうです。初めから、高校進学時には母子だけでも帰国する予定で赴任についていきている、というのです。
上海には、今年、世界で初の日本人学校高等部ができました。それなのに、なぜここまで日本に戻って高校受験する子が多いの?と不思議だったのですが、それは、義務教育の中学校とはちがい、高校は途中からの編入が難しいためなのですね。
上海の高校在学中にお父さんが帰国することになったら、家族も帰国しないといけません。そうすると、都市部では編入を受け入れている高校はいくつもあるでしょうけど、限られるのは確かだし、学校が少ない地方ではかなり難しい状況のようです。
帰国後のことは、考えざるをえない問題です。
我が家は、帰国する時は東京ですし、まだまだ先の話ですし、長女は中高一貫校に一応籍を残してきているので切実ではなかったのですが、次女はおそらく中学生で帰国するだろうことを考えると、なるほど・・と納得しました。
そのためか、こちらにも日本の進学塾はたくさんあり、たくさんの子が、日本での中学受験・高校受験の準備をしています。
特に中学生は、日本の高校に進学する子がほとんどなので、内申獲得のための定期テスト対策にも一生懸命ですし、ここ上海の日本人学校では内申が取りにくいということで、中3から母子で帰国するというご家庭もあるようです。
日本人学校の進路指導の先生たちも、それはそれは大変そうです。なにしろ、日本全国の高校を受験する子たちなのですから。地方自治体によって受験制度は違いますし、用意する書類も違うことでしょう。そのため、受験校の絞り込みや決定、受験対策は、実質、親のお仕事・親の責任となります。この夏休みも、学校見学のために帰国していたり、日本の塾で夏期講習を受けたりしているお子さんも多いようです。
こんな感じで、日本人学校に限っていえば、日本とあまり変わらない学校生活です。
というか、日本です。
違うことといえば、
・週に1時間、レベル別の英会話と中国語の授業がある
・日本全国から子供たちが集まっている(先生も)
・転入転出が多い
・現地校との交流がたまにある
・部活がない(中学生は週2回の課内クラブのみ)
ということくらいでしょうか。
「せっかく外国にいるのに、日本と同じように受験のための塾通いをするなんて・・」と、どうしても「もったいない感」を感じてしまう貧乏性の私です。
それでも、東京でせわしない生活をしていた私たち家族から見ると、ここ上海では、全体的にゆったりと時間が流れていると感じます。
今つくづく思うこと・・それは、東京での生活は忙しすぎた、ということ。
「暇」を自分で楽しむようになった長女、ギターを始めました。
習い事や塾から解放され、放課後にお友達と遊びたおす次女の生き生きとした姿。
子供たちのこんな姿は、実は私、初めてみたような気がします。あれもこれも、と、忙しくさせすぎていたんだな・・と、ちょっと切なくなったりして。
東京での生活に未練もあった私たちですが、良くも悪くも、生活が完全にリセットされ、こちらでの新しい生活に慣れてきた今日この頃です。
慣れてくると、また新たなチャレンジもしたくなってくるもので(汗)
次回は、「インター校へチャレンジ!?」です。
来月9月から、次女はインター校への編入が決まりました。
長女はそのまま日本人学校です。
日本と同様、海外でも、それぞれの子の性格・年齢に合う学校選び、悩ましいものです・・
小4の次女のインター校へのチャレンジ、簡単に考えていましたが、想像以上に大変でした。
でも、英語ゼロからのインター編入、もっと大変なのはこれからみたいです(恐)。半年は嵐のごとくすぎてゆくのでしょう・・
親子で乗り越えるべく、チャレンジ中です!
2011年07月05日
LIFEBOOKがリビングにやってきた その2 英語字幕のプログラム
投稿者 村山らむね
さて、すっかりこの真紅のLIFEBOOK AH52/DAも我がリビングルームに定着してきました。すごく、わくわくする赤ですね。こんなにパソコンの色で、パソコンに向かい合うことが楽しくなるとは、予想外でした。

現在娘が試験前。リビングルームのテレビは御法度。どんなに見たくても娘の手前、好きなバラエティも我慢です。
我が家にはテレビが1台しかないために、娘がいないときにしかテレビが見られないのですが、今回、LIFEBOOKがそんな窮状を救ってくれました。
見たいテレビがある時は、LIFEBOOKを持ってのこのこ移動。テレビボックスは70屬硫罎家の一番南側においていましたが、北側の寝室でも、美画面!
この1週間余りこのパソコンと過ごしてみて思ったのは、LIFEBOOKがリビングにやってきたというのは、正確ではなくて、LIFEBOOKがやってきたら家じゅうがリビングになった!のです。
LIFEBOOKに見たいテレビをどんどん録画予約しておけば、それを持って家の中を移動して、好きなようにごろごろしてテレビが見られる。テレビを見るのに飽きたらもちろんPCだから仕事もできる。インターネットもできる。

ベッド上に陣取るLIFEBOOK
今、メインのテレビに録画しておけば、サブのテレビに電波で録画したものを飛ばすことができるという機能が出ていて、実は、我が家もそういうサブテレビの導入を考えていたのですが、もちろんテレビはテレビ。パソコンの機能はない。
でも、このLIFEBOOKなら、家じゅう好きなところでテレビが見れて、パソコンでもある。充電しておけばテレビを見るにも十分です。まるで猫のように、家の中をLIFEBOOKを持って、好きなようにノマドできる。データを移動しておけば、お出かけしてカフェでも録画しておいたテレビが見られる。
これってすごいことではないでしょうか?
さて、私はいつもNHK BS1で放送されているワールドWAVEという番組が好きで、帯で予約しています。

一日に何度も放映される番組なのですが、特に火曜日から土曜日の午後4時からのものは1時間の中に、アメリカのABCやPBSが放映されるのですが、このPBSは、英語字幕がつくのです。なので、最初は主音声で日本語で聞いて意味をとって、そのあと副音声にして字幕を見て、というように生きた時事英語の勉強ができるのです。ただ、今までは、リビングのはじっこにテレビがあるために字幕がよく読めない。

テレビだと部屋の奥にあるので字幕が読めない
あーん、そこわからない、いいや、もう。みたいな、かなり投げやりな感じになりがちだったのですが、このLIFEBOOKなら、画面との距離が近いので、「今の言葉なんだ」と思った瞬間に一時停止にしてノートによくわからなかった単語を書きうつしたりと、かなりつっこんだ勉強が可能。

PCの画面なら手元で字幕を書きとることも可能

音声もちゃんと、主音声、副音声 、主音声+副音声のモードがあります。


録画予約も簡単です。手元で見られるのってすごくいい。
というわけで、わたしのワールドWAVEライフは一気に花開きそうなのです。
現在は無償モニターさせていただいているのですが、実は、モニター期間が終わったら自腹での購入を真剣に検討していて、私と娘、どちらのPCにするかお悩み中。
英語教材も兼ねるということで、娘のパソコンとするのも一つのアイデアかなぁ。でも、テレビばっか見られたら困るし。難しいところです。次回に続く。。。。
2011年04月29日
【こどもとニッポン体験】ゴールデンウィークに歴史を体感!
投稿者 和田理恵

小学校6年生になって、歴史を習い始めたお子さんも多いかと思います。なんだか難しそう……と感じているようだったら、このゴールデンウィークに吉野ヶ里遺跡に出かけてみるのはどうでしょう。ちょうど歴史の教科書の始めの方に登場するこの遺跡は見るだけではなく、体験プログラムも充実しています。
吉野ヶ里遺跡は、福岡ドーム6個弱に相当する広々とした遺跡です。係の人はすべて弥生時代のようなゆったりした服を身にまとっていて、入り口から気分が盛り上がります。
この服は、体験プログラムの「弥生なりきり体験」をすると自分でも着ることができます。言わないと着替えずそのままのこともあるので、勇気を出して言ってみることをオススメ。体験はどれも楽しいですが、ここだけのものとして「舞いの稽古」は恥ずかしいけれど心に残る体験です。弥生の衣装に着替えて、弥生の楽器を打ち鳴らしながら踊ります。娘達はその前に楽器制作もしたので、自前の楽器で。

なりきり体験には他にも布作りや組みひもでのストラップ作りがありました。ストラップ作りは写真のように巻いてある糸から選んで作ります。

小さい弟や妹には土笛づくりが楽しいかも。

これは見本の土笛。かわいいです。うちのは不格好でしたが、それでもかわいくいい音が鳴るのができました。
遺跡部分は王様、妻の住居や台所、まつりごとの場所や墓地などが復元してあってわかりやすく展示してあります。台所は魚が干してある様子まで復元してあって、解説ボランティアの方が「猫がかじった跡をつけようかと思ったら、その時代まだ猫はいなかった」と笑っていました。日本にいたのは犬やサル。昔話の登場が多いわけです。
体験工房と遺跡を行ったり来たりしているうちに、一日があっという間にたちます。帰る頃には弥生人の暮らしがぐっと身近に思えることと思います。春の一日にとってもおすすめです。
2011年03月08日
英語のお稽古の曲がり角
投稿者 桜乃ゆめ
みなさん、お子さんに小さいころから英語の習い事をさせたり、学校で授業があったりしているかと思います。
我が家も、英語に力を入れている私立小学校ということもあり、1年生から英語の授業が毎週ありました。
英語の授業は、外国人の先生と、日本人の先生が交互に授業を担当、クラスを2つにわけて、目の届く人数で授業を進めてくれています。
1年、2年のクラスでは英語を楽しむ、という感じでヒアリングとフォニックスを中心に、歌ったり、クイズをしたり、楽しく授業を受けていました。
学校以外にも1年生のときから、外国人講師について、セミプライベートで週2回1時間英語の教室にも通っていました。
そのせいか、自然にヒアリングの力はどんどんついてきました。
児童英検ではほぼ90%以上の聞き取りができていましたし、英検5級でもヒアリングが100点で、びっくりしました。
ところが、ところが、3年になり、英語のお稽古をどう進めるか、壁にぶつかってしまいました。
ぶつかった壁は、お稽古にどう文法を取り入れてもらうか。 楽しいだけの英語から一歩踏み出すにはどうすればいいのか。
2年生の終わりごろから、英語の教室で、外国人の先生と分からないことが、うまく伝えられず、先生も難しい説明を英語でしかできなくて、コミュニケーションのズレが起こってきました。
もちろん、アドバイザーとして日本人スタッフの方とお話もできるのですが、お稽古の中でその場で聞きたい、ということが出来ない点が課題としてあがりました。
これまでは、英語に楽しく、親しむが目的でしたが、3年になり、学校では簡単な文法を取り入れた授業がスタート。文法的な要素が入ってくる最初の時期でもあったので、ここで、娘がつまずいでしまうのも困ってしまうので、外国人の先生でいくのか、日本人の先生に変更するのか、けっこう悩みました。
学校では、その点を考慮して外国人の先生、日本人の先生がバランスよく生徒を見てくださっていたのですが、いわゆる英語教室でこういう対応をしてくれるところがあるのか、色々な英語教室も見学し、体験もつづけたのでした。
そして、最後、たどりついたのが、ここ。
↓↓ ↓↓
英語塾のキャタル
この英語塾の特徴は以下になります。
-----------------
1.講師が早慶・ 上智・東大を中心としたバイリンガル講師。である。
2.授業は、基本は3時間。
3.3時間のレッスン中、1名の教師が2〜3名の生徒をバランスよく個別に教えてくれる。
生徒一人一人ブースで勉強するスタイル。
4.英語語のインプット(リスニング)とアウトプット(スピーキング)に重点がおかれている。
5.ボキャブラリーカードを全員がもっていて、そのカードに、新しい英単語や表現を覚える時に記入。このカードをとにかく覚えていく。
6.知らない単語は、英英辞書で調べる。意味も英語でボキャブラリーカードに書く。
-------------------------
小学生でここまで??
3時間も大丈夫なの??
と最初は不安でしたが、やらせてみると、毎回あっという間に授業が終わります。
先生とやる、自分ひとりでやる、一緒にやる、、という工程を繰り返します。
たとえば、キャタルでは1冊の本のリーディングを徹底的にやらせます。
CDを聞いて、自分で声に出して読むのです。
最初は簡単な絵本、だんだん読む本の厚さ、文字も小さくなり、先月娘は若草物語を英語で読破していました。
読めるんだぁ、、、とびっくりしたのと、発音もどんどん良くなっていきました。
また、わからない単語は、英英辞書でしらべて、書いてある英文をボキャブラリーカードに書くので、毎回毎回10枚以上を記入して帰ってきます。
カードに書いた内容を全部覚えているわけではありません。
でも、自分で英英辞書で調べて、その意味を英語で読み取り、カードに書くという作業を通して、
調べた単語に関係する他の英単語も自然に目に入り、いつのまにかたくさんの英語に接する機会が増えています。
最初、3時間もつかな? バリンガル講師でいいのかな?ってものすごく不安でしたが、
はじめてみて、娘の語彙力、リーディング力、文法理解力はかなり伸びました。
バリンガルの先生だと、質問もスムーズに答えてくれますし、私とのコミュニケーションも前の時よりも良くなりました。
授業方針も、英検準備をしたい時期にはそれに合ったカリキュラムに変更してくれたり、それぞれの子供にあうように本部の方で相談にのってくれます。
小学校から、そこまでやらなくても、、って思われるかもしれませんが、
まだまだ吸収力のある年齢だから、英語のシャワーを日本で浴びせたいな、と思いました。
ちなみに、英語塾キャタルでは、慶応ニューヨーク学院の受験コースがあることでも知られています。
英語の習い事に少し壁を感じているみなさんの参考になれば幸いです。
2011年02月22日
キッズベースキャンプ KBCタウン 3月5日開催!
投稿者 WMS情報局
東急グループの学童施設キッズベースキャンプからのお知らせです。
今年で3回目になるキッズベースキャンプ最大のイベント「KBCタウン」のご案内です。
こどもの経済・キャリア教育プログラム「キッズMBA」の集大成として、子どもたちが考案した模擬店を開きます。保護者の手伝いもなく、コーチはあくまでもサポート役。子どもたちのアイデアが凝縮された街に是非お越しください。

日 時:3月5日 土曜日 12:00から18:00(最終入場は17:00)
場 所:都立産業貿易センター浜松町館 地図
交 通:JR浜松町駅から徒歩5分
都営大江戸線・浅草線大門駅から徒歩7分
ゆりかもめ竹芝駅から徒歩2分
参 加 費:中学生〜大人:1,500円 (1,000円分の擬似通貨が含まれます。)
小学生:500円 (500円分の擬似通貨が含まれます。)
未就学児:無料
ワーキングマザースタイルでも、1回目と2回目を取材させていただきました。
●第1回目のKBCタウン
●第2回目のKBCタウン
小学生の文化祭と簡単に言うには惜しいほどの完成度と、熱気!ぜひ、味わってみてください。
2011年02月20日
算数対策に百玉そろばん
投稿者 fellow

4月に三年生になる我が家の長男は算数が苦手です。一桁の足し算引き算がスムーズにできるようになったのは、ほんと最近のこと。二年生になって、二桁のくり上がり&くり下がりのある足し算引き算の宿題が出た時などは、ほとんど毎日泣きながらやってました。
算数って、得意不得意がはっきり出る科目ですよね。授業参観で一年生の算数の授業を見ても、「うーん、この説明ではわからないかも・・・」と思ったりするのですが、大人から見ればあたりまえに思える初歩的原理を教えるのも、「算数って、おもしろい!」と子どもたちに興味を持たせるのも難しい。入学準備としてひらがなを教える人が多いと思いますが、文字を書かせることは学校でかなり丁寧に学ぶので、私はむしろひらがなより算数の方を重視した方がいいように思います。
小学校時代の私の恩師に「子どもが算数が苦手で・・・」と相談したところ、勧められたのが「百玉そろばん」。もっと早く知っていれば・・・!と思った、優れものの教材です。
色々な種類が出ていますが、我が家はアマゾンでトモエそろばんのAbacus100 木製(はじめての100玉そろばんマニュアル付セット)Newを買いました。マニュアルが付いているのと、5玉ごとに色分けされているのがシンプルでわかりやすいと思ったからです。
一年生の算数教材で数を勉強する時に使うのは、おはじきとブロック。でも、おはじきって、ついつい遊んでしまいがちだし、小さいので扱いにくい(よくなくすし)。ブロックも積み木代わりにして、授業を聞いていなかったりします。その点、百玉そろばんは、「数えやすい」「扱いやすい」「数を数える以外の道具にしにくい」「なくさない」というところが優れています。最初のうち、親が何度か使い方を教えれば自分で扱えるようになるので、指を折る代わりに百玉そろばんで計算し、慣れてきたら暗算(というか、数の感覚を目で覚えられる)もできるようになります。何より、親が教える時に楽です! かけ算や割り算にも使えるので、中学年までめいっぱい使え、新一年生に限らず計算が苦手なお子さんにはぜひお勧めしたいと思います。
といっても、できれば一年生の時にあった方がいい、というのが実感です。長男に百玉そろばんを使わせ始めたのは二年生の夏頃からだったのですが、指で数を数えるのに慣れてしまっていて、彼としては百玉より指が楽、という感覚があり、なかなか使ってくれませんでしたので・・・。
ちなみに「20玉そろばん」というものもあります。最初の一歩としては、百玉よりわかりやすくていいかもしれません。(マグネット付きなので、くっつけて百玉にすることもできます。)
2011年01月13日
アメリカの小学生 【4年生の宿題】
投稿者 桜本梨恵子
カレンダー通り 1月3日から学校が始まるアメリカでは、
既にお正月気分はすっかり抜け、普段どおり。
もちろん、宿題もいつものように毎日でています。
4年生になって、宿題が少し変わってきました。
まず、学校のカリキュラム方針の変更もあり算数の宿題がオンラインになったこと。

決まったURLにアクセスし、ユーザーネームとパスワードを入れると上記のような画面が出てきます。そこから課題をクリックすると宿題の開始です。
5題の問題を選択形式で応えていきます。
そして、さらに・・・。
その問題の正解率によって違うプリントが表示されるのです。
さすがオンラインでの宿題ですよね。

それをプリントアウトし、問題を解いて学校にもって行きます。そこまでできたら、最初の画面に戻り、「I am done」のボタンを押します。先生の方は、どの子供がいつ宿題をしたか、何を間違ったか、どのプリントが課題になったかが把握できるようになっているそうです。
時代は変わったものですね〜。
私立ならともかく、公立でもこのようにコンピューターがあることが前提になって宿題が出るのですから!
そして、4年生になって変わったことのもう一つ。
それはプロジェクトといわれる宿題です。
自由研究のようなもので、題材が決められていて、それをプレゼンテーションするために、ポスターをかいたり、工作したりするものです。
親の私も恐れていたプロジェクトの宿題がとうとう出ました。
初めてのプロジェクトは・・・。
「ボストンティーパーティーについてのジオラマ作り」です。
社会の授業で独立戦争のことを勉強していたらしく、( 教科書がないので何をしているか分かりにくいのです。)それに関するトピックリストの中から1つ選び、それについて調べ、靴箱を使って3Dのジオラマを作るというものでした。
実はこの靴箱を使ったジオラマ作り、これはアメリカの小学生の典型的なプロジェクト課題なのです!余談ですが、shoebox diorama で検索すると色々なサンプル画像が出てきます。
ところで、ボストン茶会事件、覚えていますか?
高校生の世界史で習った覚えはあるのですが、詳しくは???
子供の宿題のおかげで復習になりました!子供にバカにされないように、補足説明できるように、子供に隠れて日本語のサイトも英語のサイトも調べまくりました!
まず日本語のサイトで調べたら、「ボストンティーパーティーのパーティーは党と言う意味で、ボストン茶会事件と訳した人は間違いだ!」と書いていた先生がいました。
でも、子供が習ったことやアメリカの子供向けのサイトで調べた限りでは、ボストン茶会事件という訳で問題がなさそうです。
簡単に言うと、イギリスによる課税に怒ったアメリカ人が モホークインディアンに扮し、ボストン湾に停泊していたイギリスの船を襲撃し、紅茶の箱をボストン湾に投げ捨てた事件です。
この光景を見た市民が、「ボストン湾がまるでティーパーティーのようだ!」と言ったことから、ボストンティーパーティーと名前がついたそうです。これが引き金となって、独立戦争に発展したと言う、アメリカの独立戦争を語る上では重要な歴史上の事件なのです。
高校時代に習ったこと、思い出しましたか?
でも、これって、教科書で勉強しただけでは息子も私もここまで頭に入っていたかどうか???
ジオラマを作るために、
・どのシーンを選ぶか?
・何を作るか?
・何を使うか?
など色々と考えたおかげで頭に入ったわけで・・・。
こういう宿題をみると、やはり日本とは違うな〜。アメリカらしい教育だな〜と感じます。
しかもジオラマを作った後は、それを使ってトピックの内容、なぜそのシーンをジオラマにしたのか、ジオラマの素材、ジオラマ作りで苦労した部分などを発表しなければいけないのです。
この宿題に取り掛かる前に、知り合いのお兄ちゃんの作品写真を見せてもらっていたので、イメージはつかめていました。しかも、皆すごい物を作ってくるとか・・・。明らかに小学4年生の作品でないものがほとんどだとか・・・。
我が家もお友達からプロジェクト用の顔型を借りてきて、粘土で顔を作りました。
ちょっと怖いでしょ!

こんな、顔型が売っていることにもビックリ!
詳細までもこだわって・・・。

色々な素材を使って作ることになっていたので、ハッポースチロールで大きな船を・・・。竹串と輪ゴムで船の帆を。 小さなボートは日本人らしく折り紙で・・・。 海は折り紙をひき、その上にサランラップを。そして本物の紅茶の茶葉をボンドでくっつけました。

正直かなり手伝いました!いっそ自分で作れると楽なのですが、子供がしなければ意味がないので、適度に手伝うのは至難の業でした・・・。 ちょっと小学4年生の作品としてはできすぎ!なんて親バカな私は思っていたのですが・・・。
もっとすごい物を作ってきた子も沢山いました!
スイッチを入れるとライトが光ったり・・・。

たまたま他の子が発表しているのを見たのですが・・・。ビックリ!
「ここの柵はお父さんが作りました。そして、この小屋もアイスキャンディーの棒を使ってお父さんが作ってくれました。そしてここも・・・。僕は背景を書きました!」って。
えーーー?、結局、皆親がやっているって事? しかも、堂々と親がやったって言っちゃっていいの???
そこには疑問が残っていますが、親子でケンカしたり、笑いながら考えて作るのも楽しいものでした。また、お影で私も一つ賢くなりましたし♪
でも、このようなプロジェクトを減らして、それよりも もっとテストで点数を取れるように教育内容を見直す動きもあるようです。
私は今回のこの宿題のおかげで、課題内容をじっくり理解できただけでなく、もっと色々な学びがあったように感じています。親としては(子供にとっても)大変な宿題ではありましたが、プロジェクト重視の教育を続けてもらえると嬉しいな〜とおもう今日この頃です。
と、言いつつ、期日が迫っている、自伝を読んでポスターを作る宿題のことで私の頭はいっぱいです・・・。なんで私が???と思う今日この頃でもあります。
ちなみに、1年生の時の宿題はこんな程度でした!
http://www.wmstyle.jp/archives/2008/05/01_133201.php
2010年10月29日
がんばれ、受験生
投稿者 桜乃ゆめ
11月1日は、東京都の主要な私立小学校の受験日ですね。
10月に入り、お受験ルックのご家族を見かけることが多くなり、
娘の小学校受験を思い出します。
関東地方は、ここ1週間でぐっと気温が低くなり、
お受験を控えたご家庭では、お子様の体調管理が本当に心配ですよね。
娘の学校も今日の午後から受験にむけての準備が本格的に始まります。
娘の学校では、6年生の在校生が受験のお手伝いをいたします。
受験したときは、緊張する子供にやさしい言葉をかけてくれたり、
親にも丁寧に案内をしてくれて、なんて立派なんだろうって思いました。
その立場に娘もあと2年したらなるんだな、、と時間の早さに驚いています。
本番まであと3日。
みなさまの参考になるかわかりませんが、
自分がお受験したときの本番直前のことを少しお伝えしておこうと思います。
すでに、10月に神奈川、埼玉の私立小学校のお受験は終了し、その結果もすでに出ているこの時期。
色々な気持ちで本番にのぞまれる状況だと思います。
我が家も、10月に神奈川の私立小学校を2校受験し、
その結果に右往左往している時期でした。
もうこのタイミングになると、最後の追い込みで勉強、、、というより
メンタル面でどういいコンディションで当日を迎えさせるかが大事になると思います。
中学校受験と違って、小学校受験は試験を受ける本人がまだ年齢が幼いです。
たくさんお勉強していても当日の本人のコンディションに試験結果は大きく影響を受けると思います。
じつは、我が家は10月の神奈川のお試験のあと、娘のストレスがピークに達し、なんと自分で前髪を切ってしまう、、という事件がありました。
もう、ビックリ、あんぐり。
娘は泣きじゃくる、私はパニックに陥る、、、本当に、最悪な状態でした。
結局、いつもいっているヘアサロンで何とか格好が悪くないようにしていただいたんですが、
これは本当に娘の精神面を落ち着かせなくては!と実感し、受験前の2日間は仕事も休み、娘とゆっくりすごすことにいたしました。
私は、娘が動物好きだったので、モルモットやウサギとふれあえる動物園に行きました。
そのあと、幼児教室の先生に、「大丈夫だよ」って娘をぎゅーっと抱きしめてもらってきました。
じつは、その帰り道不思議なことがありました。青い小鳥を見たんです。
とつぜん、小鳥がバサバサって飛んできて、娘の足元におりてきて、また飛び去っていったんです。
この話、主人も信じてくれないんですが、本当です。
娘と二人、ぽかーんとしてしまいましたが、たしかに青い小鳥でした。。
「青い小鳥だね」
「ほんとだね。ママ」
「きっと明日は大丈夫だね」
「うん、そうだね。小鳥かわいかったね。モルモットもかわいかったね。」
そんな会話をして帰ったのを覚えています。
夕食もいつものメニュー。
ちょっと早めに娘は寝かせて、本番の洋服、持ち物、受験票などを最終確認して私も早く寝ました。
お受験されるみなさま、きっと不安でいっぱいなことだと思います。
それ以上に、お子さんも緊張しています。
やるべきことはやったと思います。なので、最後の3日はお子さんのコンディションを整えるに注力してお過ごしください。
ありきたりになってしまいますが、
がんばれ、受験生! がんばれ、ご両親のみなさま方!
2010年10月01日
イギリスのサマーキャンプに行ってきました。体験編。
投稿者 津田実穂
イギリスのサマーキャンプに行ってきました。申込まで編はコチラ。
出発が近づくに連れ、親の方は「大丈夫かな、友達できるかな、言葉通じるかな、いじめとかないかな、夜泣いちゃわないかな。」と不安でたまらなくなる一方でしたが、
当の本人(人見知り場所見知り全くしないタイプ)は
「大丈夫だよ。」
と、まるで平気の平左衛門。
まぁ、こういう息子だから海外のサマーキャンプ申し込む事を決意したのですが。
大丈夫、という確信があったから申し込んだのだけど、親はやっぱりずっと不安でした。
結局息子は全く緊張しないまま「じゃあねママ、行って来るよ〜。」と出かけ、「ただいま〜、ママ。すっごく楽しかったよ!」と、こっちが拍子抜けするほどごくフツーに帰ってきました。
お金と時間かけたんだから、もうちょっと感動して欲しいぞ。
この辺りはお子さんによって違うでしょう。
最終日にマカレナのダンスをみんなで踊ったそうで、家で披露してくれました。
マカレナ?ちょっと古くない?
ちなみに、一番楽しかったアクティビティは、「いかだ作り」だったそうです。
いかだをみんなで作って、池に浮かべて乗って、そして沈んでずぶぬれになったそうです。おいおい。
息子の行ったサマーキャンプでは、外国人はそこそこいたものの、年齢が低いせいかイギリス在住の子がほとんどだったそうです。
日本人も何人かおり、友達で参加した女の子二人組は、ずっと同じグループだったそうで、リクエストすれば同じグループにしてもらえそうです。
言葉の問題はあまりなかったようですが、ほとんどの子はロンドン近辺から来てるので、クイズ大会をやっている時に、
「ビッグベンとロンドンアイはどっちが高い?」
なんて問題が出ても???だったようです。(ほとんどの子はわかったらしい。)
帰りにロンドンアイに乗せてあげ、一緒にビッグベンを見下ろしました。
親の感想としては、やっぱり海外サマーキャンプの送迎は大変でした。
申込時にも、送迎のチケット代を見て青ざめていましたが、送りも迎えも、少なくとも丸一日ずつ潰れてしまうので、時間の負担も大きかったです。
そして、帰って荷物を出すと、見たことない靴下がいくつか(しかも片方だけのも多し)。パジャマのズボンが足りない。
海外サマーキャンプの場合、他人の荷物に紛れた忘れ物を追跡する事はほぼ不可能でしょう。なくなってもいいものを持たせましょう。
息子が参加したところは、泥だらけになるアクティビティが多かった事もあり、「ブランド服は避けて古着の持参が望ましい。」との注意書きがありました。
キャンプは楽しく、友達もたくさんできたそうですが、キャンプが終わればそこで終わり。その後に繋がらないのは少し残念でした。
年齢がもうちょっと上だと、メールアドレスの交換やfacebookでの交流等出来るのでしょうが。
泊まりのサマーキャンプの必需品!それは使い捨てカメラです!
当然ながら、親はキャンプの様子を見る事は一切できませんので、子どもにカメラを持たせて写真を撮ってもらうといいと思います。
と聞いていたので、予備も含めて2つ持たせたものの、息子が撮ったものは
「現像代がもったいない。」というものばかりでした。
本当は、この記事は、素敵なサマーキャンプの様子の写真満載にしたかったのに。ぐすん。

例えば、↑このように布団で顔を隠してる友達、とか。
人が写っているのはごくわずかでした。
お子さんにカメラを持たせる時は、
・誰かに自分を撮ってもらう。
・風景やアクティビティの写真も撮る。
等、事前にアドバイスして渡した方がいいと思います。年齢が小さければ小さいほど事細かに。
そうでないと壁や虫ばっかりの写真になっちゃいます。うちみたいに。
楽しく過ごして帰って来ましたが、実はトラブルもありました。
出発直前に。
最終案内の書類一式が送られてこなかったのです。そして、その対応は誠実とはいえないものでした。
出発3日前になっても当日の集合時間と場所がわからず、最初は私も書類の送付漏れとは想像もせず、自分の見落としかと思ってりあえずは下手に丁寧に問い合わせたところ、
「書類にきちんと書いてあるから自分でちゃんと確認してくださいね。念のため書類を添付します。」
というようなメールが届き、添付書類を開けたら初めて見る書類でした。
これはまずい!と持ち物リストを丹念にチェック。そうすると、当日提出しなければいけない書類複数がありませんでした。
書類が一式届いてないことを告げ、いつ送ったのか、他にどんな書類を送ったのか等きつめにメールで返したところ、
謝罪の言葉は一切なく、私の質問にはほとんど答えず、ないと困る書類だけ添付して、今回の件で発生するいかなるトラブルに関しても私達は一切の責任を負いません、との文章で締め括られていました。
もちろん、郵便局の紛失の可能性もあるのでキャンプ会社が絶対悪い、とは私も思ってませんでしたが、それにしても、な対応。
海外では、責任を認めると高額な賠償問題に発展する事も珍しくないため、明らかなミスがあったとしても謝罪や責任を認める事はあまりありません。
日本だととりあえず最初に謝りますよね。企業側は。
トラブルがあった時に相手と遣り合う、語学力と交渉力はあった方がいいかもしれません。
もちろん、何もなければいいのですが。
長〜くなりましたが、海外サマーキャンプを考えてらっしゃる方の少しでも参考になりますように。
2010年08月21日
イギリスのサマーキャンプに行ってきました。
投稿者 津田実穂
今年、イギリスのサマーキャンプに行ってきました。
息子が。
1週間の泊まりのものです。(7泊8日)
ちょっと遠い場所ですが、興味がある方の参考になればと思い、キャンプ探しから申し込み、現地の様子などを書いてみます。
去年、サマーキャンプデビューをしてからサマーキャンプ大好きになった息子。
今年も絶対行きたい、と言われていたものの、次はどこにしようかさっぱり決めていませんでした。そんな今年の2月にWMSでこんな記事が。
スイスのボーディングスクールの各学校の素敵なサイトを見て熱のように浮かれてしまいました。(スイス熱?)
7歳から参加できるところも多かったので、冷やかし半分本気半分で見ていたのですが、何せ金額が高い!
どうせ英語だったらイギリスでもいいのかな?とイギリスのを調べ始めたらスイスよりもずいぶんお手頃な価格だったのでイギリスに方向転換。最初からイギリスだけを見ていたら、やっぱりトータルすると高いので申し込んだか微妙です。
ちなみに調べた方法は、普通にネット検索です。イギリスの知人や掲示板(日本語)等も利用しましたが自分がネットで調べる以上の情報はなかったので、普通にいろいろ検索して調べました。
息子は、学校で英語の授業はあるものの家では完全日本語なので、英語を使う機会がないな、とは薄々感じていました。
息子に、「英語で過ごすサマーキャンプもあるよ。」と言うと「行きたい!」と言うので真剣に探してみました。
最初は、スイスの流れでサマースクールを探していましたが、サマースクールはたいてい2週間からなのと(息子は2週間以上の長期を希望していたけど、予算面で却下。)、夏休みまで勉強しなくても、と思ったので途中からスクールではなくキャンプを中心に探しました。
結局、息子が行ったのは、PGLという、カヌーやクライミングやいかだ作りなどアウトドアのアクティビティがてんこ盛りのキャンプで、運営団体は50年以上の歴史と実績があり、イギリス国内の林間学校等でも使われている、老舗のキャンプです。
探す時に重要視したのは、「英語」「イギリス」という事がなくても行かせたい内容かどうか(本人が行きたいか)。
言葉はあくまで手段だし、言葉をキャンプの目的にしたくはなかったので(あくまで我が家の場合)、本人が徹底的に好きな内容のものを探しました。
そういう意味でもサマースクールは早めに対象外になりました。(苦笑。まだ勉強するより遊びたい年頃ですもんね。)
息子が大好きな、がんがんアウトドア系とスポーツキャンプ中心に探しましたが、スポーツキャンプはこの年齢だとデイキャンプ(日中だけ)が多かったので、アウトドア系に絞りました。
次に重要視したのが、初めての海外キャンプということで、きちんとした運営母体のところかどうか。
何かあったらやっぱり怖いので、最初は大手にしようと思いました。
息子が行ったPGLは、前にも書きましたが50年以上の歴史と実績があり、イギリス国内の林間学校等でも使われている、という老舗。
もう一箇所似たような大手のところがありましたが、そこもよさそうでした。細かく比較するのが面倒で、最初に見つけて熟読したPGLにしました。
当然大手の方が値段は高めでしたが、スイスの値段が頭にあったせいか、信用第一、スイスより安いし、と、値段はあまり気になりませんでした。この時は。
息子の好きな、アウトドアアクティビティてんこ盛り、系は大手しかなかった事もあります。大きな施設が必要ですもんね。
大手のキャンプは、空港までの送迎オプションがある事が多い=外国人の受け入れに慣れているに違いない、と思った事も大手を選んだ理由のひとつです。
とりあえず資料請求したら、施設紹介のDVDまでついた、立派な資料一式が送られてきました。写真は資料の一部です。
この立派な資料の分は参加費に入ってるのよね、と思いつつ、
楽しそうな写真満載の資料を見た息子は「ここに行くの?わーい楽しみ!早く行きたいな♪」と行く気満々。
親が連れて行ってあげれない(いや、行きたくない)内容だし、家族で行くこともなさそうだしちょうどいいかな、と思い申し込みました。
時期がまだ早かった事と(3月下旬頃でした)資料が届いて何日以内ならOKという早割りを使って、少し安く申し込むことが出来ました。
私は大自然の中での泊まりキャンプ、しか調べなかったですが、ロンドン近郊には、地元の子向けや外国人向けのキャンプ(泊まりも通いも)が星の数ほどありました。
キャンプの値段は、こんなものかな、と思っていましたが、やっぱりけっこうかかったのが交通費。
まず、大自然の中でのキャンプ、ということは公共の交通機関もなく、自力での送迎は無理。ロンドンから一番近いところを選びましたが、ロンドンからの送迎バス費用が80ポンド(1万円強)しました。空港での送迎は倍以上したので、どうせなら観光もしちゃおう、とロンドン市内の送迎ポイントまでは行きました。
そして、海外からの参加となると、バカにならないのが渡航費。本人の往復の渡航費に加え、付き添いの大人の渡航費もかかります。はっきり言って、キャンプの費用より高くなります。
また、ロンドンは物価が高くホテル代も高いです。滞在するなら滞在費もそこそこかかります。
当初は「スイスより安い♪」とウキウキしていましたが、この辺を手配する頃には青ざめてきましたね。
スイス熱がなければ申し込んだかわかりません。
もし海外キャンプをお考えの方がいたら、航空券もキャンプも早めに決めた方が安くなるかとは思います。
もしくは、直前だと、定員に達してないキャンプのバーゲンみたいなのもやっていてとても安く申し込めます。今も半額セールやっています。
なお、ここ、参加した人のお友達割引、もあるみたいで、割引して欲しい方がいたらどうぞ言ってください。100ポンド安くなるみたいです。
実際の息子の体験は、また別記事にします。
2010年06月20日
楽しく勉強するために
投稿者 桜乃ゆめ
この4月から小学校4年になり、娘のお勉強もだんだん難しくなってきました。
ありがたいことに、宿題は自分からやってくれるので、かなり助かっていますが、 やらされ感で、しぶしぶやっているのが、よーーくわかります。
早く済ませたいので、ノートも字も悲惨な状況。
仕事をしているとじっくり側について見てあげる時間も必然的に少なくなってしまい、ますます悪循環。
せめて、勉強って楽しいな、って思ってくれるような環境づくりって出来ないのかなぁ、、と考えてやってみたことをご紹介します。
●ホワイトボード活用●
小学校受験のときにも活用したのですが、ホワイトボードは便利です。
書いて、消せて、気軽に使える。
これまでは、A4サイズのホワイトボードを机の上において使っていたのですが、
もう少し大きいサイズのホワイトボードがないか探していました。
けっこうホワイトボードは板面タイプが多く、画鋲や釘をつかって壁にかけるもの、
裏がマグネット式になっているものなどが発売されています。
私が探していたのは、壁を傷つけず、あまり大きくないシートタイプのホワイトボード。
そうして、めぐりあったのが、これです。
このホワイトボード、ガラスでも、壁でも、平らなところならピタッと貼れるという優れもの。
シートタイプだから、使わないときは、丸めておいておけばOKです。
マグネットも勿論つくので、色々な資料を貼り付けたりしています。
また、娘に、このホワイトボードに自分の週間予定を書かせるのにも使っています。
お恥ずかしいのですが、これまでは私がすべて「今日は●●のお稽古」「今日は学習塾」・・・と
言っていたので、娘がまったく自分の予定を自分で把握できていませんでした。
続けられるように、決まった予定は、市販のマグネットシートをカットし、お稽古名や時間を書いておいて、
そのマグネットシートをホワイトボードに貼るようにしました。

遊び感覚で、気がついたら、「来週の予定かかなくちゃ」と自主的にやりだしていました。
お勉強にホワイトボードを取り入れる、オススメです。
●ドライエリアの壁は黒板●
このごろ娘が始めてハマッているのが、ドライエリアの壁の即席黒板。
我が家には、ドライエリアがあり、そこの壁はコンクリートの打ちっぱなしになっているのですが、
その壁に、チョークで色々と落書きを始めたのです。

最初は、絵をかくことが多かったのですが、お友達と一緒に学校ごっこをはじめ、黒板として使い出しました。
普通に感じのお勉強をするのは、いやーーな顔をするのですが、壁にチョークで書いているときに、
「機械って漢字書ける?」と聞くと、嬉しそうに書いてくれます。
なるほど、これは使える。と思った私は、それから漢字や計算問題をそこで、一緒にやるようになりました。
お勉強は、机に向かってやるものじゃない、、って感じました。
みなさんのお宅ではどんな場所でお勉強させていますか?
楽しく勉強できるアイデア、ぜひ教えてください♪
2010年05月22日
子どもに興味がない親が増えてる?
投稿者 湯河原こむぎ
このたび、四月から、受験生の母となったこむぎです。
私は神奈川県(←独特な高校受験制度)に住む中3女子の母です。娘は町立の中学に行っており、成績は、学校では「ごくごく普通」、塾の模試では「あっちゃー(×_×;)」、性格はおっとりのんびり野郎です。
希望する進路は、高校は県立の普通高校。特に上位校を目指してはいません。実力に見合った高校に行きたいと思っています。大学は美術系の学科に行きたいと思っています。
私自身ものんびり屋、特別教育熱心ではないのですが、やはり娘は「ひとりっこ」で、初めて受験を体験するので、親子ともども、わからない事ばかり。直前にあせらないように下調べや情報収集はできるだけしたいと思っています。
私の主な情報源は「塾」。1年生の時から行っている塾で、学年が変わる時に「説明会」が催されて、その年の受験の傾向や、この塾の子どもの結果などが詳しく話されます。
私は、神奈川県独特の点数の配分などについては、この塾の説明会で初めて理解出来ました。学校でも、まだ1、2年生のうちは、生徒に詳しくは説明していないようです。「2年の3学期の通知表の点数の合計を3倍したものが目安となるよ。」程度。
私が中学生の時から、神奈川県は特殊な制度でしたが、今も特殊な事に変わりはないけれど、昔(親の時代)とは、まったく違って来ています。
受験をするのは子どもですが、まずは親が詳細を把握するという事もとても大切な事だと思います。
最近、とってもびっくりした事。
中学生になると家庭訪問がない学校もあると聞きますが、娘の中学においては、毎年恒例の「家庭訪問」。今年のプリントには「今年度から、2、3年生は希望制になりました。」と書いてあり、まずは「家庭訪問を希望する・希望しない」という質問があり、希望する場合は、希望の日時を記入するようになっていました。
この時点で「希望制だなんてありえない〜!でも、普通中3だから、みんな希望するよね。」と思っていました。
後日、家庭訪問のタイムスケジュールのプリントが来たら、びっくり!約30人のクラスで、家庭訪問をする家庭がわずか11軒!一覧表はスカスカの隙間だらけでした。なにこれー?みんな、それでいいのー?と愕然。希望している人(表に名前が載っている人)のほとんどは、授業参観などでもよく顔を合わせる人ばかり。
みんな不安じゃないのかなー?受験制度とかちゃんとわかっているのかなー?と、他人事ながら心配になりました。お仕事を休めない人もいるでしょう。上の子がいるので、受験制度について、もう充分わかっている人もいるでしょう。でもさ、でもさ、もう少し子どもの事に興味を持とうよ〜!と思いました。
娘のクラス担任は、4月に転任して来た先生。今までの学校生活の中で、きっと「一番大変で、大切な一年」にいろいろとめんどうを見ていただくことになるであろう先生なので、私はぜひお話してみたいと思っていました。
まず、家庭訪問の前段階としてA4裏表にいろんな質問がびっしりと書いてある調査票が配られました。「お子さんと話し合いながら記入してください。」と注意書きがありました。起床時間・就寝時間、朝食は食べているか、毎日勉強する時間はどのくらいか?塾に行っているか?行っている場合はどこの塾か?ゲームをする時間、ゲームの種類、テレビを見る時間、テレビを見る時は、親と一緒か、ひとりか、仲のいい友達(6人書く欄がありました)は、お手伝いはするか、担任に求めるもの、学校に求めるもの・・・多方面にわたっての生活調査でした。これは、家庭訪問を希望する・しないにかかわらず、全員が記入して提出します。
家庭訪問当日、その調査票に基づいて、先生といろいろとお話しました。
話していたら、先生のお子さんも、娘と同じ塾に行っているという事で(場所は違うが)、話が盛り上がりました。「あの塾、宿題多いですよね〜。」というと「うちの息子も『塾の宿題が多くて学校の宿題が出来ない』とか本末転倒な事を言ってるので『ばか言ってんな、じゃあ、塾やめろ!』と叱ってます。」って言ってました。
まだ担任になって短期間であるのに(記事、今頃になってしまいましたが、家庭訪問は4/26でした)、娘の事もよく見てくださっているようで、日常の娘の様子も詳しく話してくださいました。
受験の傾向についても話していただけて、この不況の時代、有名私立を目指して勉強していた子が、親の仕事の都合(収入減、失業等)で公立高校に変更するという事も増えて来ている、そして「公立高校無料化」で、公立高校を希望する生徒が増えている、という事で、やはり、そのしわ寄せは成績の低い子のところに一番来てしまう・・・との事でした。あっちゃ〜、しわ寄せはうちの娘にも押し寄せる〜。
先生とお話することで、学校での娘の様子を知る事が出来ましたし、受験の傾向も知る事が出来ました。また、塾ではもうずっと前から、志望校を数校書いて提出をしていますが、学校ではいつ頃からそういった具体的な事が始まるのか・・という事も聞くことが出来ました。のんびり屋の娘からは、そういう事が逐一報告されないので、あらかじめ時期を聞いておけただけでも安心出来ました。先生の人柄や、受験に対する先生なりの取り組みの姿勢もわかり、信頼できそうだなと思いました。←上から目線・・・失礼^^;
家庭訪問を受けず、塾にも行っていないお家では、こういう事について不安はないのかな〜。ま、頭が良ければ、何も心配は要らないのかな〜。うらやましいよっ。
だけどさあ、みんな、もう少し子どもの事に関心持とうよ〜!と思った「希望制・家庭訪問」でした。
2010年05月14日
ホストファミリーで新しい家族体験!その3
投稿者 fellow
初のホストファミリーが終了しました。
とても貴重で濃い思い出がたくさんできた1ヶ月でした。
「やってよかった?」と聞かれればもちろん「良かった!」と答えます。
最後の日には、プレゼントした浴衣を着せて娘と写真をとったり、本場のカルボナーラを作ってもらったり、またすき焼きを奮発したりして夜遅くまで家族で別れを惜しみました。
いよいよ出発のときには家族全員とハグ&キス。そしてちょっぴり涙。
そんな充実したホストファミリーでも、やはり戸惑ことがなかったわけではありません。
締めくくりはそういう体験も書いてみたいと思います。
ホストファミリーのトラブルは、年齢や国柄、性格によってもかなり違うと思うので、一概に言えません。
今回うちの場合は、彼女が大人の若者の貧乏旅行的感覚で来ていたので、そのあたりがファミリーとしてやりづらい部分がちょっとだけあったと思います。ファミリーとしてもいろいろやってあげたいし、彼女たちも最大限に楽しみたいけれど、それはすべてホスト側の善意を前提にしなくてはなしえないことでした。
【ちょっと困ったなと思ったこと】
●外で連絡がとりづらい
1ヶ月の間に3回ほど待ち合わせがうまくいかなくて1時間も心配しながら待つということがありました。
最初のころ、彼女は知らせてあった私の携帯や娘の携帯に電話番号でテキストメッセージを送っていたようで、それが受け取れていませんでした。あっちでは携帯メールではなくそれが主流だそうで、そこでいろいろ行き違いました。
彼女が持っている携帯は自国で使っていたもので、国際電話経由になります。電話代が高くので自分から電話連絡したがらず、遅れても電話を入れることはありませんんでした。
●持ってきたカードが使えないからお金がない!
最初カードが使えなくてあと1ヶ月過ごすのに5000円しか現金がないと言われたときは焦りました。すぐに仲介の会社に連絡して「どうにかしてやって欲しい」と言いました。結局そのカードは郵便局やシティーバンクでは使えることが分ったので良かったのですが、もし使えないカードだったら困ったことになっていました。そのあたりは仲介業者や学校からのガイダンスまたはネットでもうちょっと調べてファミリーが困らないようにして欲しいと思いました。
●わりと予定をコロコロ変える
ちょっと前に言っていたことを「やっぱりやめる」と気分で予定を変えることは多かったです。
一番大きかったのは、買いたいと言っていたプリペイド携帯を私が買ってきて「やっぱりいらない」と言われたことかな。
前の日には価格も見せて店にも連絡して買うことになっていたので、代理で購入してきたんですが、彼女は例の電話番号メールで「やっぱりお金がないのでキャンセルしたい」と送っていたようなのです。 私も必要じゃないし宙に浮いてしまって「どうしよう!」と慌てました。
結局、仲介の会社が買い取ってくれたので良かったんですが、でも名義変更などの手間もかかり少し困りました。 「日本人ほど相手に申し訳ないから自分が責任をとる」という感覚がないかもしれません。
●どこまでが親切?を伝えるのが難しい
やはり最初はもてなしてあげたいという気持ちがあって、契約では朝食のみだけれど、夕食も出したり、外出するときの入園料なども出していました。
契約は朝のみなのでそれ以外は自分で外食したいのかな?と思ったら、朝出しておいたバナナを昼と夜にも食べて済ましたり、デパ地下で試食しまくって食事がわりにしたりするので、それも見ていられず結構二食出す日も多くなってきました。
私は料理が好きだから本当は別にいいんだけれど、でもやっぱり1食の契約でいつも2食出すのが当たり前になるのもどうかなーと引っかからなくもなく。
「ここまでは私たちの善意だけど、いつもじゃない」というのを伝えるのが難しかったです。
一度「夕食を家で食べるときは材料費を500円ください」と、とても言いにくかったけれど言ったことがありますが、それ以来は夕食時に帰ってこなくなりました。でも結局最後のほうは情も移って「いいよ、いいよ、これも食べなね。あれも食べなね。」と何でも出してあげちゃいましたね。
●それはハッピーな提案かもしれないけれど?
彼女はとにかく、できるだけお金を使わずにいろいろなところに行きたいし楽しいことをやりたいのです。
「GWには一緒に日光や京都に旅行しましょう」
「お別れの日には在日の友達も呼んでみななでパーティーしませんか?楽しい人達を紹介します」などハッピーに過ごす提案をされました。
でもそれは彼女が主催し準備するわけではなく、すべてホスト側の善意が前提になっていて、正直少し負担に思いました。結局うちはその両方の提案を断りました。
でも日光旅行はもともと彼女と知り合いだったファミリーが車を出して連れて行ってくれました。
パーティーは他のファミリーが主催してくれて私たちも招待されました。
京都は夜行バスと安いゲストハウスを探してあげました。
その代わり、うちでは実家を中心に鎌倉、江ノ島、小田原など案内しました。
「最後の日はパーティーではなく家族で過ごしたい」と私の希望を伝えて理解してもらいました。
一家庭ではすべてのニーズは叶えられなくても、いくつかの家族とかかわりがあったので、そのそれぞれが彼女と彼女の友達に対してできるだけのことをしたので、非常に充実した日々だったのではないかと思います。
こちらがやってあげたいことと、彼女の要望が違ったときに、断ったり気持ちを伝えたりするのにストレスを感じた時は、海外に住んだことがある方に日記のコメントでアドバイスをもらったりしていました。
いろんな人の意見をきくと「やっぱりそれでいいんだ」とか「そんなに向こうは負担をかけると思っていないんだな」とかわかって落ち着きました。
でも生活環境が違う人間がいきなり一緒に住むのですから、多少の行き違いや要望が違うのはあたりまえなんですよね。それもまた貴重な経験なんです。
一番いいのは基本の約束は最初にしっかり紙に書いておいて、それ以外の善意は「今日は特別サービスよ」などとわかるように言うのがよいと思います。
そしてできないことはあんまり重く考えずに「ごめん、それはちょっと無理そう。でもこういうのはどう?」と提案するのがベターです。感情的にならずにはっきりできることできないこと伝えるとわりとすんなり受け入れてくれます。
彼女の名誉のために言うと、決して「ずうずうしく要求する」というのではなく、すべてのことをいつもとても嬉しそうに感謝をもって喜んでくれました。お手伝いもしてくれましたし、最後にはきちんと部屋も片付けてくれました。
私たちファミリーは彼女がきてくれたおかげで、しばし忘れていたファミリーらしさを取り戻したし、娘が独立した寂しさを紛らわすこともできました。最初に書いた通り、やって良よかったことに違いありません。
ビジネスライクにやろうと思えば、約束通り朝食だけ出してあとは特に何もしないこともできたんだろうと思います。でもそうしなかったことで、とてもワンダフルな日々を過ごすことができたと思います。
今は彼女が去って、心にぽっかり穴があきました。
でも彼女がイタリアに戻って、Skypeでビデオチャットしたりするのが楽しみです。
3回にわたって初ホストファミリー体験を綴ってみました。これからも機会があったら積極的に受け入れて行こうと思います。
2010年04月30日
ホストファミリーで新しい家族体験!その2
投稿者 fellow
イタリアの女子大生を迎えてそろそろ3週間が過ぎようとしています。
懸念していたような言葉の壁や生活習慣の違いで戸惑うことはほとんどなく、まず順調に楽しく過ごしています。(彼女が24歳という大人であることや日本語が堪能なこともあると思います)
彼女がうちに来た事でいろいろ楽しいことが増えました。
簡単にまとめるとこんな感じです。
★家族全員がそれぞれ彼女と一緒に過ごす事を楽しんでいます。
大学生の娘は彼女と一緒にショッピングに行ってプリクラをとったり、私と実家の父母と一緒に旅行をしたり、料理を一緒に作ったりしています。普段無口な主人ともいろいろ会話して楽しんでいます。
★インターネットで(SkypeやFacebook)で彼女の彼氏や友達、両親ともビデオでチャットしたり、コメントを交換したりして楽しんでいます。(フォトにごく簡単な英語でコメントする程度ですが)
★彼女に日本語や日本の文化について説明したり、一緒に観光する事であらためて日本の面白さやよさを感じています。
平日は彼女は渋谷の日本語学校に午前中3時間の授業を受けに行きます。
そして午後は一緒に来ている友達とあちこちの街に遊びに行っています。
今日は恵比寿、今日は池袋などと、とても精力的に街を見て歩いています。
夜10時ごろに戻ってきて、ティータイムで私たちと今日あったことなどを話したりします。
早く帰る日もあり、時々学校の日本語の宿題などを見てあげることもあります。
金曜日には六本木のクラブに踊りに行きます。
はじめは夜道が心配で門限などをつけていたのですが、まぁ大人ですし、在日の友達も多いので、今は自由にしてもらっています。
こんな感じで自分たちでどんどん行動できるので、そのあたりは高校生のホストファミリーとは少し違うかもしれません。ほとんど大学生の娘に接するのと同じような感覚で"お母さん"しています。
私が面倒を見る部分は、朝ごはんと土日に一緒に出かけたりするくらいかな。
それでも十分にコミュニケーションできていて充実した日々を送っています。
ささいなことですが、一緒におにぎりを作ったり、冷奴や納豆など日本の食材を味見させてみたり、観光した場所にちなんだ昔話をしてみたり、そんなことが結構楽しいのです。
日々のことは別途日記をつけているのですが、その中の一部を少しご紹介しましょう。
※長いので興味のあるかただけお読みください。
■
「おにぎりを食べたことがあるか」とMに聞くと「まだ食べていない」と言う。
ご飯がちょっと余っていたので「じゃあ作ってみるからトライしてみる?」と聞くと「する」というので、彼女の前でしゃけとオカカのおにぎりを作ってみた。
カメラで動画で撮りたいといのでもう一度。
「さんかくカワイイ〜」と言っていた。
「イタリアで作ってみたいけれど海苔がない」というので、「じゃあお土産に買ってあげるね」と約束する。
食べてみて「とても美味しい、おにぎり好き」と言っていた。
「今度は一緒に作ってみようね」と言ったら喜んでいた。
こんなささいなことでいいんだよね、異文化交流。
しかしハタと気づく、うちの娘達には教えたことがないような。
彼女らはおにぎり三角に握れるんだろうか??
■
留学生の本来の目的はもちろん日本語の勉強だ。
いつも私が宿題を30分くらい見ている。本来娘が見ればいいのだが、彼女はあいにくその時間はたいていバイトでいない。
私が教えているとダンナが自分も加わりたいのか途中でナンヤカンヤと口を出してくる。
あれこれいったら混乱するってば!(笑)
「どう違うのか」と聞かれて説明しようと思うと意外と難しいことがある。
普段の会話では7割方通じてOKになっているのであまり感じないけれど、あえて勉強を見ると、「ああ、日本語ってこういうところでつっかえるのか」と気づくことも多い。
書き順はメチャクチャだけど、結構漢字も書けるので驚いた。
出と山を間違えたり、駅と験を間違えたり、でも娘も案外そんなレベルかもしれない・・・・。
■
Mとイタリア人の友達を日曜日に多摩動物公園に連れていった。
動物園も久しぶりだなー。
多摩動物公園ではゾウやライオンはもちろん、コアラやレッサーパンダやユキヒョウも見られる。
午前中からお弁当を持っていって、時間をかけてまわっていく。
多摩動物公園は基本山の動物園なので、結構な運動量になる。
Mはくじゃくに驚いていた。
くじゃく、しばらく粘ったらちょうどいい感じで羽を広げてくれた。
サービス精神が大盛な私は「開け〜開け〜」と念じていたのだ。
「ワンダフル!」と思わず拍手。
ホストファミリーになったからと言って、特別な場所にあちこち連れていかなくても良いと思う。
でも、近場で負担にならないところや、以前子供と一緒に行ったところに行ってみるのも懐かしくていいものだ。
■
この土日は、大磯の実家の両親のところに泊まり、江ノ島、鎌倉、小田原、足柄の山や温泉を楽しんだ。
金時山というのは山好きが集まるちょっとした有名スポットで、頂上の小屋には「金時娘」というおばあさんがいてすべてを仕切っている。
案外本格的な山なので、登山をしたことのない彼女たちにはさぞかし大変だろうと思ったら、さすがに若いせいか、あるいは狩猟民族の末枝の身体能力かわからないけれど、思いのほかスルスルとのぼり、Mが一番早く到着した。 登っている時に「こんにちわ」とか「もうちょっとよ、頑張って」などと下ってくる人がみな声をかけてくれるのも嬉しかったみたい。
作ってきたお弁当を食べ、茶屋で味噌田楽やところ天やきのこ汁を食べ、甘酒も飲んだ。相変わらず何でも美味しい美味しいと食べる。
ことに甘酒はとても美味しかったそうだ。(イタリア人はものすごく甘党!)
下山の後、最近露天風呂もできたという小山町民いこいの家(愛称:あしがら温泉)に行った。ここ内風呂とサウナと露天と休憩所も揃っていて3時間500円と安い。富士山も見えるし穴場温泉だ。
裸で温泉に入るのは初めて、露天風呂もサウナも初めての彼女たち。はじめは「私たちはサルです」と毛深いのを恥ずかしがっていたけれど、入ってしまったら海辺で寝転ぶヌーディストの外人のごとく、さまになったくつろぎ様に場の空気が変わる。
サウナの後の冷水浴の見本を見せたら「おかあさんは武士です。腹切りの覚悟があります」と言われた(笑)
■
土日に会ったばかりなのに大磯の両親がまた夕方やってきた。
Mが料理をよく食べたので、また手作りギョーザを食べさせいと思ったらしく、大量にネタとギョウザの皮を持ってきた。
和菓子が大好きな彼女のために、さくらもちも沢山作ってきた。
彼女が「じーじとばーばがとても好きです。料理は世界一です」とか満面の笑みで言うものだから、もう目尻が下がりっぱなしだ。
ギョウザのを作りかたを教えて動画を撮ったり、先日の旅行の中で金時山の登山と金太郎のことを明日スピーチ大会で発表すると言うので、童話のお話をしてあげたり、歌を教えたりしてすごく楽しそうだ。
Mはすっかり金太郎の歌が気に入って後で彼氏にうたって聞かせていた。
Mは心から嬉しそうな顔で「美味しい」「とても嬉しい」「大好き」と素直に言葉で表現するので、みんなが親切にしたくなるし、特にうちの親くらいの世代にはたまらないらしい。やはりちゃんと表現して伝えることは大事なことだなーと思う。 日本人の女の子ももっとこういう表現を学ぶといいと思う。
親が喜ぶのはもちろん私も嬉しい。彼女の存在がうちの家族のみならず両親にまでいい影響を与えているので、やはり彼女に来てもらって正解だったと思う。
ホストファミリーをする面白さは、その家庭ごとに違うと思うけれど、少し垣間見ていただけましたでしょうか?
ラスト1回ははじめてのホストファミリーで少々戸惑ったこと、予想していなかったことなどをアップしたいと思います。お楽しみに!
2010年04月16日
ホストファミリーで新しい家族体験!その1
投稿者 fellow
長女が4月から就職するのをきっかけに家を出て、もう1ヶ月くらいたちました。
娘の巣立ちの寂しさを埋めたいのと何か新しいことをはじめたいと思って企画した「ホストファミリーで外国人留学生を受け入れよう!我が家のグローバル化計画」が実現しました。
4月の頭から、イタリア人の24才の女子大生が日本語の語学留学に来るのを1ヶ月間受け入れることになったのです。
その様子を3回に渡ってレポートします。
外国人留学生といえば高校生が主流ではありますが、実は大学生や社会人の需要も結構あるのです。大学や企業も外国人の採用も多いですからね。
期間も2,3日のものから1年近いものまでいろいろあり、ボランディアベースのものから生活費として月7〜8万円いただけるものまでいろいろあります。
高校や大学などの学校が募集するケース、ボランティアベースの団体が募集するケース、専門会社が募集するケースと様々で、私が当初考えていたよりも選択肢が広かったです。
今回私は、専門の会社にホストファミリーとして登録して、朝食付きの1ヶ月間(1500円/日)の受け入れをすることになりました。
登録してから1週間くらいで打診があったのでちょっと驚きました。きっと4月という時期が良かったんだと思います。
「ホストファミリーなんて、英語ができて、なおかつ経済的な余裕がかなりあるウチでないとむずかしいんじゃない?」と最初思っていたのですが、いろいろ調べてみると案外そうでもないんですよ。
まず基本的に英語力があることを求められていません。
日本語を学びに来るのでむしろ日本語でゆっくり話してあげるなどしたほうがいいようです。
また部屋などはお金をいただくような場合はやはり個室が与えられることが条件となりますが、ボランティアベースの場合は、子供と相部屋などでもOKのところもあるようです。
共働きで3人の子持ちなんていうご家庭でも、受け入れたいという気持ちがあれば可能です。
それを知って大分敷居が低くなりました。
こちら側の条件は聞かれますので、女の子がいいとか、欧米人がいいとか年齢はどのくらいとかそういった大雑把な希望を伝えることができます。
うちの場合は、主人に抵抗がないように「女性で大学生以上、英語もできる欧米人が希望」と出しました。
登録すると仲介する団体が「この人はどうですか?」と勧めてきます。
うちは2人目の紹介で決めました。
私が知る限りは、例えば写真付きのリストがありこちらが任意に選べるというものではありません。実際私たちも当日会うまではどんな人が来るのかわかりませんでした。
もちろん基本情報はテキストでもらえますが、その日になるまで顔を含め細かいことはわかりませんでした。(そのあたりは団体によっても違うかもしれません)
当日、私たち家族はちょっとドキドキしながら彼女たちを待ちました。(もうひとり近くのファミリーに行くお友達がいて、最初は二人でうちに来ることになったんです)
少々行き違いがあって、1時間ほど待つはめになりましたが、無事に会うことができました。
(トラブルや思惑が行き違ったことなどはまた後にエントリーします)
二人ともイタリアで日本語を3年学んだだけあって、ほぼ日本語での日常会話が可能です。
見た目は本当に「リアルイタリア人!」という感じで最初圧倒されましたが、でもすぐに打ち解けました。
ちょうど待ち合わせた駅で満開の桜並木を見せることができて良かったです。
その日は二人をディナーに招いて、手料理をご馳走しました。
と言っても、そんなに豪勢なものではなく、家庭料理で得意なもの、そして彼女たちが違和感なく食べられそうなものを用意しました。
こんな感じです。
・ツナと新玉ねぎ、卵マヨネーズのカナッペ
・具沢山シーザーサラダ
・ヨーグルトとトマトの酸味のあるチキンカレー
・黒米
・ブルーベリーとヨーグルトのパンナコッタ風
どれも「とっても美味しい」とおかわりしてくれたし、食べっぷりのいい子なので気に入りました。
こんな風にして、1ヶ月間のホストファミリー生活がはじまりました。
新しい家族スタイルとして、なかなか面白い体験だと思います。
普段の仕事も生活もそのままに、お金をかけて海外に行かずしても異文化交流できます。
家族それぞれにとっても刺激的な体験で、とても楽しいです。
もちろん家の中に違う文化で育った人が入るわけなので、多少の違和感はあると思いますが、得るものは今のところそれ以上です。
次回は彼女とどんな風に過ごしているのか、体験記をご紹介します。
どうぞお楽しみに!
2010年03月31日
4月9日、何の日か知ってますか?
投稿者 和田理恵
何かと慌ただしい年度末&スタートの4月!
子供の新しい生活の準備もあってまさに大忙し!!のワーキングマザーも多いのでは?
忙しいとなかなか自分の体のことまで気が回らないのですが、4月9日は「子宮の日」と聞いてはっとしました。妊娠中は体のコンディションに気遣って過ごしてきたのに、今や仕事と家庭の課題をこなしていくことで毎日頭がいっぱい!子宮がん検診も出産以来行っていません。「子宮の日」は、体の声を聞こうと努力していた妊娠中の「初心」を思い出させてくれました。
娘とも女性の体について考えるきっかけとなる日にできたらいいなと思っていたところに素敵な講座を見つけました。
バースコーディネーター大葉ナナコさんが今週4月3日(土)10時〜12時に初潮年齢のお子さんと母を対象に行うワークショップ「母と娘の月経教室」です。
普段の生活で改まって体のことを切り出すのは難しくても、こういう講座に一緒に参加すれば自然と自分が伝えたいことも口に出せそうです。
大葉ナナコさんはご存知の方も多いと思いますが、幸せなお産を増やしたいと妊娠を望んだり出産を控えた女性・カップルにあたたかく知識を伝える「バースコーディネーター」という仕事を作り出した方で、5人のお子さんのお母さんでもあります。
私は三女妊娠中にマタニティクラスを受講しましたが、大葉ナナコさんの包み込むような優しさと笑顔にとても幸せな気持ちになったことを覚えています。
思春期の入り口に立つ子供に体の変化をナナコさんはきっと楽しみなこととして伝えてくれると思います。また小学校高学年にある移動教室や修学旅行に子供が不安なく参加できるための準備としてもとてもよいかと思います。
私自身は今回はすでに予定があり残念なのですが、去年大葉ナナコさんの育てたバースコーディネーターの方の講座を娘達と受講して体の神秘に改めてびっくり!の楽しい時間を過ごせたので、同じく小学校高学年の女の子を持つお母さんにオススメしたくご紹介しました。今週末の講座なので、もしご興味ある方はお急ぎ下さい!!
りこさんの1月26日の記事にもあったように、子宮頸がん予防ワクチンも最近注目を集めています。4月9日には、近くで受けられる病院を探すなどアクションをとりたいと思います!
2010年02月28日
スイス・ラーニングとスイス公文国際高等部のセミナーに行ってきました
投稿者 村山らむね
先日、スイス大使館で開かれた、スイス・ラーニングとスイス公文国際高校の紹介セミナーに行ってきました。ハワイ留学で有名な、小梅さんと一緒に行きましたよ。

みなさん、ボーディングスクールって知ってますか?ボーディングスクールとは、欧米の寄宿制中等教育学校のことです。
スイスは、欧米の子女の通うボーディングスクールがたくさんあり、産業として国をあげて力を入れているという感があります。日本でも、スイス大使館内に、スイス国内のボーディングスクールの相談事務所が開設され、そこの方が当日は進行をしてくださいました。

紹介があったのは、特に各ボーディングスクールのうちサマースクールで日本人を受け入れる11校と、スイス公文国際高等部のサマースクールでした。
■■スイス・ラーニング
●スイスのボーディングスクールはどうしていいの?
5つの点が強調されていました。
1、国際的な環境(それぞれのボーディングスクールは30カ国から100カ国くらいからの生徒を受け入れています)
2、多言語プログラム(スイスはそもそもフランス語、ドイツ語、イタリア語、ロマンシュ語の多言語国家)
3、治安の良さ
4、恵まれた自然環境
5、様々なスポーツや課外活動(キャンプやロッククライミングなどだけではなく、ゴルフやテニスの専門レッスンのあるスクールも)
●費用、期間、年齢はどれくらい?
費用は大体、2週間で4000スイスフランから。
1週間あたり20万円前後と考えればいいと思います。
期間は、学校ごとに違いますが、だいたい2週間以上というところが多いみたいです。
7才から受け入れるのが、Clloege Beau SoleilとTASIS(The American School in Seitzerland).
18才まで受け入れるのが、TASIS(The American School in Seitzerland).
19才まで受け入れるのが、Leysin American School
いずれにしても、スイスまでの旅費は含まないのと、夏の日本からスイスへのエアチケットはすぐにうまってしまので、4月から5月には申し込みのめどとつけた方がいいようです。通常、各自の親がスイスまで送迎しますが、スイス航空のファミリーサポートを利用すれば、CAがケアしてくれるそうです。
●日本人だらけということはないの?
どこの学校でも、一カ国の生徒が10%以下になる様にしているそうです。低学年は3人一部屋、高学年になると2人1部屋のところが多いそうで、いずれにしても違う国の人と同部屋になるのが基本。どうしても兄弟や知り合いで同部屋にしてほしいというリクエストがない限り、異文化コミュニケーションとなるそうです。
Leysin American Schoolのサマースクールに2年行って、その後、Leysin American Schoolに入学したお嬢さんのお母さんのお話をお聞きしました。
■■スイス公文国際高等部
次に、公文がスイスに作った高校への中学生対象のサマースクールの説明がありました。10日間で39万円です。
前半はスイスの公文国際高校にて、英語教育やアートのプログラムを体験。後半はイギリスに移動して、コッツウォルズにてホームステイ。そんなプログラムです。
こちらは高校も、サマースクールも日本人の子供が中心です。なので、いきなりボーディングに抵抗のあるようなお子さんや家庭には、ぴったりだと思います。
こちらも、サマースクールへの参加から、今年の4月からスイス公文国際高等部への入学を予定している息子さんのお母様のお話をお聞きしました。
スイスはヨーロッパ各国へのアクセスがいいので、1年に何度もショートトリップがあるそうです。先生も大半が外国人。寮生活を通じて、大人になる子供たちの様子を聞いて、正直、ものすごく魅力的に缶じました。
今年は、7月25日から8月3日という予定のサマースクール、娘に参加させてみたいなと思いました。それと、スイス公文国際高等部についてもものすごく魅力的に感じて、カフェですぐにネットで学費を見てみたら、なんと、年間約400万。つまり3年間で1200万円。ロンドンの由緒あるボーディングスクールは年間600万円以上と言うのを知ってはいたものの、まあちょっと軽いショックでした。やっぱりお金のあるご家庭の学校なのかなぁと。
■スイス大使館 スイス・ラーニング日本事務局
紹介のあった11校
Aiglon College
Brillangmont International College
Clloege Beau Soleil
College Champittet
Collge du Leman
Institut Auf Dem Rosenberg
Institut Le Rosey
Leysin American School
Lyceum Alpinum Zuoz
Saint George's School
TASIS(The American School in Seitzerland).
■スイス公文国際高等部
2010年02月22日
【募集】受験体験記募集します!
投稿者 WMS情報局
2006年からの連続企画。毎年募集して大きな反響を呼ぶ受験ママアンケート。今年も募集いたします。
今までのアーカイブ
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9
その10 その11 その12 その13 その14
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学、公立・私立を問いません。ぜひ他のワーキングマザーの受験力を高めるためにぜひぜひお力を貸してくださいませ。
以下をコピペして、メールで送ってくださいませ。
====ここからコピー=======
●データ編
・お子さんが受験した年
・受験した学校数
・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学?
・本命(例:都内私立など)
・4月から通う学校。本命かどうかも。(例:都内国立。第二志望)
・お母さんの働き方(例:フルタイム)
・ご自分の受験経験(例:中学まで公立、あとは私立)
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。(説明会出席や塾弁などを具体的にお願いします)
●直前・当日
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
・当日に心がけたことは?
・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか
●感想
・乗り切っての反省点
・ここが成功もしくは失敗のポイント
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
========ここまでコピー==========
メールにていただけると幸いです。
どうぞご協力よろしくお願いいたします。
2010年02月18日
キッズベースキャンプ KBCタウンに行ってきました
投稿者 村山らむね
キッズベースキャンプのイベント、KBCタウンに行ってまいりました。
学童保育のイベントとして日本国内でも稀有な存在だと思いますが、感動的だった去年にも増して、フレンドリーで熱気あふれるすばらしいひとときでした。
現在、東急沿線を中心に、現在14箇所で送迎つき学童保育サービスを行っているキッズベースキャンプ。今年の春には日吉・綱町エリアとたまプラーザエリアのオープンも控えて、すっかりワーキングマザーの頼もしい味方として定着しました。
KBCタウンとは、それぞれの支部がチームになって、フェイスペイントやおにぎりやさんなど、出店を出します。学園祭をイメージしていただけるといいかもしれません。企画から当日の運営まで、子どもたちが中心となって行います。単なるイベントというよりは、ちょっとした職業教育の色合いが強く、子どもたちの当事者意識もなかなかのものです。
初回だった去年もうかがわせていただきましたが、今年の熱気もレポートさせていただきます。

今年の会場は、浜松町。雪まじりのとっても寒い日でしたが、会場内は、子どもと大人でいっぱい。今回目立ったのが、おじいちゃんおばあちゃん。孫の晴れ姿をみにたくさんいらしていました。

※記事中の写真はキッズベースキャンプの許可をいただいた上で掲載しております。
まずは入り口で、両替です。1000円を、1000ケビィに換えてもらい、いざ出陣!

●今年のアトラクションの傾向
食べ物系が、「タコタコライス」「もちだんごや」「あんみつサンデー」「おにぎりやさん」など12ブース。
ゲーム系が、「射的」「大型パチンコ」「うまいぼうつめ放題」など7ブース。計19ブースのにぎやかな客引きの声と、それぞれに合わせたコスチュームがとってもかわいい会場内。

作る姿は真剣そのもの

娘がうどん(400ケビィ)

私がタコライス(400ケビィ)

パンフレットやポスターには、ちゃんとカロリー表示とアレルゲン表示がありました。

ちょっとやってみたかったフェイスペインティング

パチンコは手作り。お客さんも、楽しませるほうも、みんなにっこにこ。
●さまざまなアピール方法
会場内を蠢く(笑)客引きアピール、舞台で行われるCMタイム、共通の休憩コーナーにさりげなくおかれたミニのぼり、などなど、各支部の威信をかけたブースへの客引きは、ほほえましくも真剣でした。

CMタイムでは、みんな真剣にプレゼンテーション。

テーブルに置かれた、ミニのぼり。集客について真剣です。立派なマーケティングですね。

お客さんは待っているだけではだめ!と、場内を「営業」する子どももたくさんいました。
●いよいよ高まる当事者意識
今年、去年と一番違ったのが、サンバイザーをかぶった、「会場運営係」を子どもたちが担当したことです。受付でのパンフレット渡しや、銀行での会計、そして会場内のごみ拾いやテーブル拭き。会場の隅では、ちょっとした家電量販店の教育並みの、オリエンテーションが繰り広げられておりました。

真剣なまなざしでパンフレットを渡す、会場係りさん。

銀行での両替も子どもたちが担当します。

テーブルを拭く女の子の目は真剣そのもの。

会場のすみでの、申し合わせは、ちょっとしたバイト並みのレベル

注意すべきこと、勤務表定評など。クレドのような、キャッチフレーズも。レベル高し。
●環境への配慮は、今年も
去年も感心したのが、環境への配慮。そのまま子供たちへの環境教育になっていると思います。

ゴミの分別は当たり前。

食べた容器を返すと、飴をもらえます。
●面白いアニキと、やさしいお姉さん
うちも一人っ子なので、つくづく思うのですが、キッズベースキャンプの一番の素敵なところは、子どもといっしょになって夢中になっている、スタッフのすばらしさ。面白いアニキや、やさしいお姉さんたちがたくさんいらして、「ああ、こういうお兄さん、お姉さんを作ってあげられることが、キッズベースキャンプの入所動機になるんだろうな」と思いました。我が家がお世話になっていた学童は、女性が中心で、どちらかというとおばあちゃん世代。頼もしいアニキたちは、ちょっとうらやましいと思う方も多いのではないでしょうか。



スタッフのみなさんの、子どもたちへの優しい視線が印象に残ります。
そして代表取締役の島根さんの笑顔。

●最後にやっぱりこういうのがじーんときちゃう
会場内の制作物の完成度が高い!ついつい見入ってしまいました。

街を表現してあって、かなりの完成度。

ベタですけど、やっぱりこういうの、親としては、ジーンですよね。
来年以降の、KBCタウンが本当に楽しみです。
本当に、こういうのを拝見すると、キッズベースキャンプに入ることのできるお子さん方に、軽いジェラシーを感じます。来年も楽しみにしていますね。ありがとうございました。
2010年01月29日
先生をほめる
投稿者 唐土かほる
唐土です。
我が家の双子が小学校に入学してから、私がひそかに実践していることがあります。それは・・・
「ひたすら先生をほめる!」
ということです。
(1)子どもの前でほめる
子どもって、親が思っている以上に親の言葉によって価値観が作られていきます。自分が子どもの頃をふりかえってみても、そんな覚えがありませんか?
家庭で親が子どもに対して発する言葉はとても重みがあるのです。心の中で思っていても、迂闊に「あの先生はダメね」なーんてことを言ってしまっては、親も子どもも意識しないうちに、先生を軽んじるようになってきます。そしてその気持ちは、自然に学校で態度に出てきます。
そこで私は意識的にひたすら先生のことをほめるようにしています。
「やっぱり先生はすごいねー」「先生はえらいねー」「さすが○○先生だね」
子どもとの会話で些細な機会をとらえて、とにかく先生をほめまくります。
家族ぐるみで遊びにいったりする際に、親同士の会話で、たまに教師批判が出ることがありますが、子どもが耳を傾けているんじゃないかしら、とドキドキします。聞いていないようで、結構、聞いているものなんですよね、子どもは大人の話を。こんな時はうまく立ち回りたいのですが、実際には難しいものです。
(2)先生の前でほめる
年に2回ある個人懇談の際はもちろん、学校行事や保護者会などで担任の先生にお会いすることがあると、つとめて先生をほめて、感謝の言葉を伝えるようにしています。運動会や学習発表会など大きな行事の後には、連絡帳に
「子どもたちが活き活きと活躍する姿に感動しました。先生方の創意工夫あふれるご指導の賜物だと感謝しています。」
といった言葉を書き記します。
だってね、先生だって人間じゃないですか。「子どもはほめて伸ばす」とか「部下はほめて伸ばす」とかいう本が売れるのに、どうして「先生をほめて伸ばす」という本がないのでしょう。(既にあったら、ごめんなさい)
上から目線かも知れませんが、先生方に熱意ある教育をしていただこうと思ったら、あれこれ口だしするよりも、「信頼しています、頑張って!」とエールを送る方がよくないでしょうか。
ごくごく一部の教師をのぞくと、先生方は皆さん、一生懸命努力して、教育に取り組んでいらっしゃると思うのです。やり方は千差万別かも知れません。それに教育って、すぐに結果が出るものではありません。目先の結果だけで、先生に「教育の素人」である保護者があれこれ意見を言うのはどうでしょう。少々、破天荒な教育方法だって、子どもたちが大人になって振り返ると「あの時、あの先生にあんな教育を受けたから、今思うと、いい影響を受けたんだ」と思えるかも知れません。
セクハラなど問題のある教師までほめるかって?それはまた別の問題です。
ワーキングマザーの皆さん、職場でも信頼関係がなければ、仕事ってうまく進みませんよね。部下や上司や同僚といがみあってばかりでは。学校との関係も同じだと思うのです。
先生を信頼し、学校を信頼し、保護者として自分の役割も果たす(私の場合、十分には果たせていませんけど・・・)。私たち保護者も学校教育の一端をになっていることを意識していきたいと、私は思っています。
東京都教育委員会がモンスターペアレントへの対応策として、手引書を全教職員に配布する、というニュースを聞いて、(ちょっと違う話だけど)ふとそんなことを思いました。
2010年01月25日
ヤングアメリカンズと身も心もあったかくなる!
投稿者 和田理恵
2〜3日間のワークショップで、英語で堂々のショーをしてしまう子供達に毎回驚かされてしまうのが、ヤングアメリカンズアウトリーチという名のプログラム。
アメリカ人、日本人という枠を超えて、みんなで一緒にひとつの舞台を作り上げるすばらしさにここのところ人気が高まり、去年の夏のワークショップはあっという間に締め切りで我が家は涙をのみました。ところが今年は1〜3月もワークショップがあるのです!!何かと忙しかったり寒かったりするせいか、まだ空きがある会場が多い!!これは狙い目!!とさっそく申込みました。
ヤングアメリカンズは、以前もワーキングマザースタイルで桜乃ゆめさんがご紹介下さり(記事はこちら)、本田裕美さんも素敵な体験記事をアップしているので、興味をもった方はご覧になると感じがつかめると思います。
我が家も今まで2〜3回参加しましたが、ヤングアメリカンズや子供達から自分を思い切り表現する楽しさが伝わってくるし、日本にいながら英語だけで丸2〜3日コミュニケーションをとるというのも得難い体験です!ヤングアメリカンズにその期間中ホームステイを提供することも可能で我が家は未体験なのですが、これもとても楽しい体験になるそうです。
対象は小1〜高3で、1〜3月の日程はこちらです。学期中は金夕方〜土日、春休み期間中の設定もあります。
予約不要の説明会のスケジュールはこちら。ビデオを見たり、詳しく情報を知りたい方にはおすすめです。けれど、これに出ないと参加できないというわけではありませんので、都合がつかない方は心配ご無用です!
子供にとっては楽しく、親にとっては子供の成長とアメリカ文化を体験できる機会になると思います。軽やかなステップと大きな歌声で身も心もあったかくなることうけあいです!
2010年01月20日
vol.117:トラックバックテーマは「公立へのこだわり、国立・私立へのこだわり」
投稿者 村山らむね
2010年、最初のトラックバックテーマは、 【子供時間モード】 です。
子ども手当ての支給が、子育て家庭からも賛否両論です。そんななか、古織田奈葉さんからの問題提起「子ども手当ても必要だけど、公立教育の充実を!!」がスタッフ間でも話題になりました。
もちろん公立教育の充実は国民的な課題かと思います。とはいえ、自分の子どもは公立ではなく、国立や私立に入れたいという人もたくさんいます。ワーキングマザーが、中学受験どころか小学校受験に子どもを挑戦させるのも、すっかり珍しくなくなっています。
みなさんの中にも、小学校受験や中学受験にこだわりを持っている人、公立へのこだわりを持っている人、さまざまいらっしゃると思います。ぜひ、それぞれのお考えを聞かせていただければと思います。
A、小学校受験をさせた、もしくはさせたい派
B、中学受験をさせた、もしくはさせたい派
C、小中は公立で、派
というそれぞれの選択について語ってください。これから小学校に上がるという方も、現時点での書ける範囲をぜひ、お書きください。
A、小学校受験をさせた、もしくはさせたい派
1、ご自身の歩んできたコース
2、どうして小学校受験させましたか?国立・私立のもっとも魅力的な点などを含めて教えてください。
3、結果と現時点でのお子さんにとってのメリット・デメリットを教えてください。
4、国立・私立のもっとも満足できる点と、不満な点を教えてください。
5、公立小がもっとこうだったら、公立を選んだのにというポイントはありますか?
6、少子化政策、教育政策、など、子供関連の政策について思うところをお願いします。
B、中学受験をさせた、もしくはさせたい派
1、ご自身の歩んできたコース
2、公立小学校にお子さんを行かせた長所・短所を教えてください。
3、どうして中学受験させましたか?私立のもっとも魅力的な点などを含めて教えてください。
4、結果と現時点でのお子さんにとってのメリット・デメリットを教えてください。
5、私立のもっとも満足できる点と、不満な点を教えてください。
6、公立中学がもっとこうだったら、公立を選んだのにというポイントはありますか?
7、少子化政策、教育政策、など、子供関連の政策について思うところをお願いします。
C、小中は公立で、派
1、ご自身の歩んできたコース
2、公立小学校・中学校にお子さんを行かせてのお子さんにとってのメリット・デメリットを教えてください。
3、どうして受験をさせませんでしたか?理由を教えてください。
4、小学受験もしくは中学受験をさせればよかったと後悔したことがあればどんなときですか?
5、公立小中がもっとこうだったら、いいのにと思うポイントはありますか?
6、少子化政策、教育政策、など、子供関連の政策について思うところをお願いします。
ちなみにお答えいただくときは、匿名で結構です!
2010年01月12日
第2回目『KBC タウン』2 月13 日(土)に開催
投稿者 WMS情報局
おなじみ、送迎付き学童保育「キッズベースキャンプ」のイベントが開催されます。昨年も開催して大好評だった「キッズMBA」の集大成イベント『KBC タウン』が、2 月13 日(土)東京都立産業貿易センター浜松町館にて開催されます。

去年、取材で伺わせていただきましたが、子どもたちが主体的にビジネスにかかわる姿がとっても印象的な素晴らしいイベントでした。
今年で2 回目となる『KBC タウン』では、全KBC 店舗の子供たちが集結。ドイツのミニ・ミュンヘンのまちの仕組みをモデルに、模擬店を開き疑似マネーを流通させます。
一般的な学校のバザーや「お店屋さんごっこ」と大きく違う点は、子どもたちが主体となって販売品を企画し、子どもたち自身でお店を運営。自分たちの好きな物・興味のある物を販売するたけでなく、顧客視点に立ったマーケティングで商品企画・価格設定・広告宣伝などを行います。
とのことです。ぜひ、お子様とご一緒に参加してみてください。一般の客としてもとっても楽しめる工夫が沢山あります。
「キッズベースキャンプ」は、「放課後の時間を“消費”から“投資へ”」をテーマに、小学生の子どもたちに安全な放課後を提供し、遊びや学びの体験の中から“社会につながる人間力”を育むことを目指す、新しいアフタースクールです。
ワーキングマザーの増加や、放課後の安全確保が難しい現代。学校やご自宅までの送迎サービスや夜10時までのお預かり、子供たちの好奇心や冒険心を満たすイベントプログラムなど、民間ならではのフレキシブルで充実したサービスにより、多くのワーキングマザーとそのご家族に支持され、現在東急線沿線を中心に都内と神奈川県に14 店舗を展開しています。また、2010 年4 月には、日吉・綱島エリアに、2010 年秋にはたまプラーザに新店舗を開設いたします。
ワーキングマザーの味方である、キッズベースキャンプ。本当にあっという間に10店舗を超え、ますます充実中。キッズベースキャンプのある駅のそばに住みたい、そんなワーキングマザーも増えそうですね。
2009年12月14日
受験生に役立つアロマブレンド
投稿者 雅薫子
中学受験戦争真っ只中の薫子です!!。
先日、「小6の為のアロマ講座」を地元小学校の5,6時間目の授業の一環として実施させて頂きました。娘が通う小学校で行いましたが、きっかけは1年前にさせてもらった、子供たちへのアロマ講習会がきっかけでした。娘の通う小学校は色んな理由から、中学受験率8割強なんです。ほんとに殆どの子供が受験生。。
1年前にさせていただいた子供たちへのアロマ講習会は、いろんな先生たちが学校を訪れて、「プチ名人による講習会」を行うもの。どのレッスンを受講したいのか、あらかじめ子供たちにアンケートを取って希望を出し、人数オーバーの「名人レッスン」は抽選で受講者を決めるというシステムで行ったものでした。その中で「アロマテラピー名人」という事で私が招かれました。子供たちは4人グループになって、「名人レッスン」を受けるので、私のアロマ講座を選んでくれた4人の子供たちが、招待状として手紙をおうちまで届けてくれるのです。その手紙には、「どうしてアロマを選んだのか?」という理由がそれぞれ書いてありました。その中で既に受験でストレスを感じている男の子から、「最近ストレスが溜まる事が多くて、アロマで癒されたくて希望しました」・・・、と手紙を貰った事がずっと忘れられなくて・・。
どうも、この8割強が中学受験をするというこの小学校の6年生達から、日々の学校生活でやはり「ストレス」を感じることがあるのかな。。そんな、先生たちの子供対への配慮も感じつつ、「卒業の思い出として何か心に残るものを一緒に作りながら楽しませてあげることをしたい!!」とのご要望に心打たれ、「小6の為のアロマテラピー講座」が実現することとなったのです。
私の小学生時代から比べれば、子供から「ストレス」という言葉が出るなんて信じられない!!・・・と、いいつつ子供に「ストレス」をかけて最後の追い込みをさせているお受験真っ只中の私。。。そして、「母&娘」で「ストレスの渦中」にいるのも事実。。
この12月は、親も子供もどうにかなりそうな空気ですよね(涙)。
そんな事から、この時期を乗り切るのに役立つ、「受験生の為の3種類のアロマオイル」をご紹介します!!
受験生に特に役立つアロマオイルは以下の3つです!!。
受験生の勉強部屋に香らせると集中力や思考力が高まり、作業効率がアップする効果をもつ精油です。
◆ローズマリー
◆ペパーミント
◆レモン
特に、「ローズマリー」「ペパーミント」は、「頭脳明晰化作用」を持っていて、「思考力」を高めてくれるのです。「ローズマリー」に関しては、「中枢神経に精油の成分が直接働きかける」という特徴まで持っているので、受験生にはとても役立つ精油なんです。「レモン」は、ローズマリーやペパーミントと違って「頭脳明晰化作用」という特別な作用は謳われてはいないのですが、ある一定作業を行う職場で、空調から「レモン」の香りを薫霧して仕事の作業効率を分析したところ、仕事の効率が「3割」向上したというデータが出たところがあるそうなんです。この事は、アロマを学んだ人は「レモン」の講座を受講すると必ず聞くエピソードなんですよ!。
「集中力、思考力、仕事効率アップ」これらを謳う「ローズマリー、ペパーミント、レモン」の3つの精油はブレンドしても相性バッチリ☆。
もちろん、それぞれで使ったり他の精油とブレンドしてもOKですが、「ラベンダー」などをブレンドするときに、「ラベンダーの香りを主流」にしてしまうと「鎮静効果」が強くなり、「まったりリラックス」してしまう可能性もあるので、受験生には「やる気」を起こさせるこの3つの精油を「主流として」、勉強部屋に香らせたり、ディフューザーなどで薫霧して香りの効果で脳を活性化してください!。
また、「ティートリーやユーカリ」などの「インフルエンザ予防、風邪予防」になるような精油に、3つの精油の何れかをブレンドして楽しんでももちろんOK!!。母と子供が煮詰まってどんよりしている空気をこれらの香りが爽やかに吹き飛ばしてくれる事間違いなしです(笑)。
◆ローズマリー、ペパーミント、レモンを使ったブレンドレシピ例◆
.蹇璽坤泪蝓次▲哀譟璽廛侫襦璽帖▲撻僉璽潺鵐
▲蹇璽坤泪蝓次▲レンジ、ゼラニウム(少々)
ローズウッド、レモン、ティートリー
ぅ撻僉璽潺鵐函▲譽皀鵝▲蹇璽坤Ε奪
ゥ撻僉璽潺鵐函▲謄ートリー、グレープフルーツ
Ε罅璽リ、レモン、ローズウッド
Д罅璽リ、ペパーミント、ローズウッド
さっと思いついた組み合わせを、サクッと挙げてみました♪。
どれも、大体はじめは1:1:1ぐらいの割合でブレンドしてみてください。
例えば、ディフューザーなどは、だいたい10滴くらいを落としてスイッチを入れるとしばらく香りが楽しめます。
(ブレンド例)
.蹇璽坤泪蝓次Д哀譟璽廛侫襦璽帖Д撻僉璽潺鵐函瓧嚇:3滴:3滴
で、1:1:1の割合で配合になりましたが、10滴ぐらいのレシピだと、あと1滴どこかを増やせばいいのです。好きな香りを増やせばOK!。ちなみに、私だったら、ここはグレープフルーツを増やして、3滴:4滴:3滴=計10滴とします。なぜなら、ペパーミントは、香りが強いので、1滴増やすとペパーミントが強すぎます。また、ローズマリーは香り立ちは強いのですが、後には残らないので、適度で十分。グレープフルーツは、柑橘系でも重い分子を持っていて、最後に甘い香りが残るので、ペパーミントの残り香の甘い香りと、グレープフルーツの甘い香りが合さったベースの香りがほんわか私の好みだからです^^。
と、こんな具合に、好きな香りの滴数を多くして、抑えたい香りの滴数を少なくして全体の滴数と帳尻を合わせる感じで大丈夫です。香りを楽しむときは、お料理を作るみたいに、とりあえずブレンドしてみながら自分なりのバランスを見つけてみてくださいね!!。ちなみに、ペパーミントは香りが強いので・・と説明しましたが、こういう強い香りは一番最後に香りのバランスを見ながらブレンドすると失敗が少ないと思います。
我が娘との険悪ムードは、こんな感じで精油の効果で浄化しながらずっと過ごしてます(笑)。娘が机になかなか座らない時は、部屋に香りを薫霧しておくと、なんとなく座りに行ったり・・ムード作りにも役立ちますよ。自分の仕事タイムにも同じく役立ちます。
今年は、鬼ババで年越しの薫子でした(笑)。
2009年10月15日
フランス式?理科の授業
投稿者 津田実穂
息子が9月に小学校に入学しました。
といっても、フランスでは幼稚園と小学校の低学年は大抵隣の敷地にあり、あまり変わった感はないのですが。さらに息子の学校は幼稚園と小学校低学年は全くキャンパスが分かれてなくいつもごっちゃにいるため、入学、という感じは全くありません。
それでも、勉強が本格的に始まる、という意味ではやっぱり小学校は違いますね。
理科の授業内容がおもしろかった(不思議だった)のでご紹介します。
小学校に入って1ヶ月ほどしてから、初めて理科の授業があったしく、初めて理科のノートを持って帰ってきました。(あまり厳密な時間割りはない?)
どんなことやったのかな?と思って見ると、
青 + 黄 = 緑
赤 + 黄 = オレンジ
青 + 赤 = 紫
というのがずらずら書いてある。
ついでに塗ってもある。
これって理科というより美術では????
と日本人である私は思うのですが。
その後、遠足のお知らせが来ました。
理科の授業の一環として、オルセー美術館に色の勉強をしに行きます。
と書いてありました。
ますます美術っぽいんですけど。
フランスって、何かと授業が美術化してる気がします。
実は、算数でも、絵をたくさん描かせられます。
足し算でもかけ算でも絵を描いて数を数えてから答えをださせる、というやり方みたいです。
例えばこんな問題がありました。
人形が5つあります。
まず描いてください。
目は何個ですか?
手足は全部で何本ですか?
鼻はいくつありますか?
って、人形を5つも描くのが大変なんですけど!?
しかも最初っからかけざん?
絵を描くのが苦手な息子はこれにかなり苦労させられてます。
答えはわかってるのに絵がかききれず時間切れでバツになることが多々あります。
いろいろ授業が始まって、おもしろいです。(宿題見るのは大変)
2009年10月01日
「お金は木にならない」
投稿者 古織田奈葉
子供のお小遣いどうしていますか?
娘はまだ3歳。お小遣いなんてまだまだ・・・と思っていたんですが、この本を読んで、もしかしてもうあげてもいいのか?と考えてしまいました。
">
お金の問題をタブー視しないで、お金を貯めること、使うことに慣れさせて、マネーリテラシーを身に着けるという内容でした。え?こんなにお金を任せちゃうの?というくらい結構まとまった額を提案しています。
・お小遣いは3歳くらいからあげる。
・お小遣いの額は1週間で年齢×1ドル(3歳なら約300円)
・お小遣いは必ず労働の対価として与える。決められたお手伝いをしなかった場合、お小遣いをあげない。
・大きくなるにつれ、生活にかかる費用をすべて手渡して、自分でマネジメントさせる。
・銀行口座も開いて、自分で預金させる。
・買いたいもののために計画をたてて貯金させる。
・臨時支出があると思われるときには、臨時の仕事を用意してあげる。
こうして、お金の貯め方・使い方を身につけていくと、お金に振り回されないで自主的にお金を使うことができるようになるそうです。
そのほか、
・ものの値段がわかるようになる。
・衝動的に買い物をすることがなくなる
・働いて生活費を稼いでくれたり、家事をしてくれる両親への感謝の気持ちが育つ
といった効果があるそうです。
面白かったのが、浪費家もまずいけど、必要以上に貯め込むタイプもよくないということです。貯めて楽しく、使って楽しくお金と関われるようになることが大切なんだそうです。
では、一体何のお手伝いをさせればいいのか?
食器洗い、そうじ、芝刈り(アメリカらしいお手伝いですね)などのお手伝いの例が載っていました。
そういえば、大前研一の著書の中でも、子供に仕事をさせてアルバイト代を支払うというくだりがあったんですが、パソコン系の仕事で、なるほどと思いました。例えば、コンピューターの定期的なバックアップ、年賀状の住所入力、などなど。中学生くらいになったらできるようになるのかしら?そんな役立つ仕事なら、私も是非やってほしいし、子供のスキルアップにもなるし、喜んでお小遣いをあげると思います。MP3プレーヤーに音楽やオーディオブックを入れるのもやってほしいなあ。
本を読み終えて、すっかりやってみる気になっていたんですが、夫に相談してみたところ、こんな心配があるとのこと。
・なんでもお金に換算してしまうようになってしまわないか?
・お金さえあれば、何でもできると思うようになってしまわないか?
・無償だけどやってあげる という考えがなくなってしまわないか?
うーん。これも確かに言えている・・・。
我が家ではこれからどうするか、ゆっくり話し合っていこうと思っていますが、みなさんの家庭はどうしているんでしょう?
よかったら是非教えてください!
2009年09月26日
東京都 チャレンジ支援特別貸付
投稿者 樋賀集子
東京都では、チャレンジ支援貸付事業として、高校3年生&中学3年生を対象に、学習塾や受験対策講座で掛かる費用を貸し付けてくれる制度があります。
貸付には、世帯の収入など諸条件がありますが、無利子で貸付が受けられるのは嬉しいですね。そのうえ、子どもが高校・大学に入学した場合は、償還が免除されます。
教育格差が、社会問題となっていますが、このような制度によって、子ども達が希望する教育を受けられたり、少しでも格差解消の助けになってくれるといいですね。
貸付金の種類は2種類。
○学習塾等受講料貸付金
学習塾、各種受験対策講座、通信講座、補習教室にかかる費用の貸付を行います
※貸付対象となる学習塾等には、5年以上継続していることなどの要件があります
○大学受験料貸付金
大学(短期大学・専修学校・各種学校を含む)受験料の貸付を行います。
貸付内容
(1) 学習塾等受講料貸付金
○貸付金額:
中学3年生 15万円(上限)
高校3年生 20万円(上限)
○貸付の範囲:対象となる学習塾等の費用で、かつ未払いであること
※平成20年度については、支払い済みの場合でも領収書等の提示により貸付を行います。
(2) 大学受験料貸付金
○貸付金額:10万5千円(上限)
○貸付の範囲:対象となる大学等の受験料で、かつ未払いであること
・1度の貸付で3回(校・学部)分の受験料まで貸付可
・1回あたりの受験料は3万5千円まで
その他にも、細かな条件の設定があるので、申請する前に確認することをオススメします。
貸付には上限があるので、塾に掛かる費用を、すべて貸し付けてくれるわけではないので、やはり家庭での教育費にかかる負担はありますが、それでも、援助してもらえる制度は有難いですね。
この先、子ども達が自分の将来に夢や希望を持って、人生を進んでいけるような社会になってくれるといいなぁと思っています。
※実際の申請は、各自治体で行っています。
◇ 東京都ホームページ
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2008/06/20i6qf03.htm
◇ 東京都生活安定化総合対策事業/ チャレンジ支援貸付事業
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/seikatsushien/challenge/support2_loan/about.html
2009年09月21日
かわいい子には旅をさせろ
投稿者 fellow
最近の若者は海外旅行に(たぶん国内旅行も)あまり行かない傾向があるようです。
不況や就職難のせいもあって、巣篭もり傾向が強いのでしょうね。
そしてあまり未知なもの、危険そうなものに挑みたくないのかもしれません。
でも私は「旅」は人を成長させると思います。
特に海外旅行(それもツアーではなく個人旅行に近い形)が、もっとも経験値を高くすると思います。
若いうちはチープでディープな旅をお勧めしたいです。
今は海外旅行はとても安いですから。
何もかもツアー任せの旅、優雅にリゾートでくつろいだりするのは歳とってからでもできるけれど、その逆はなかなかできないと思うからです。
チープな旅は旅作りの楽しさが詰まっています。
安くあげるために自分で調べて調達することが多くなります。
まずは行く前からそれが勉強になるのです。
今はインターネットで何でも情報が取れます。ブログやSNSのコミュニティなど、ガイドブックにない情報も探せばたくさんあります。そういう情報を探していくのもまたひとつ楽しみです。
不安なことは質問すれば必ずといっていいほど答えを得られます。
○安い航空券をGETする
場合によっては帰りは現地で手配したほうが安いこともあります。
○安くてよい宿をリサーチする(短期アパート、ロスメン、ユースなど)
どこの国でも必ず若者向けの安宿はあります。その中にも清潔で評判のよいところは存在します。
○為替レートを押さえる
基本的にその国での通貨や換金に関しての知識をもっておくと良いでしょう。
○交通機関を押さえる(おおよその路線図や町のMAPなどを頭に入れておきます)
地下鉄が発達しているところはそういうものを利用し、車の移動が基本のところは現地ガイドに直接コンタクト取ったりします。
○その国の食べ物をリサーチ
基本はその国の料理を食するのがよいです。安くて評判のよいところを探しておきましょう。
○何をメインに行動したいか考えておく
その国で体験できることの中でメインプログラムを考えておくとよいでしょう。
ただ観光するだけより何かしらの体験が入るとぐっと面白みが増します。
○連絡手段を確認する
ネットが使えるか、どういう手段で連絡ができるかなどを調べておくと良いでしょう。
○現地に知り合いを作っておく
ネットを通して現地の日本人や現地人で日本語がOKな知り合いを作っておくことができます。
万一のときに連絡できるだけでもありがたいものです。
○挨拶程度の言葉を覚えておく
もちろん言葉は話せたほうがよいに違いありません。でも数日の観光であればたぶんほとんど話せなくても観光地であればどうにかなると思います。
私も一応多言語の翻訳機なども持っていくのですが、実際は使ったことがありません。
詳細の地図と片言の英単語でどうにかなります。
正直のところ行き当たりばったりでも結構どうにかなるとは思いますが、私はわりと心配性なので、かなりこまごまと調べてプランを自分でたてていきます。
そのとおりにならない部分があっても、調べることで安心感とその国に対しての理解が深まります。
昨年ヨーロッパに行ったときには、3日程度の短期で貸すアパートに滞在しました。市場で買い物したり自炊したりして地元の生活に触れるのが楽しかったです。
また今年はHISのバリ島激安ツアーに申し込みましたが、一番滞在したいところではないため3人でも1500円くらいで泊まれるホームステイに近い宿をとりました。一夜だけでもバリの家族とともに過ごしてみるのも面白いと思っています。
現地の人と接して、現地のものを食べて、生活習慣や文化を学ぶこと。
やはりこれが海外旅行の醍醐味でもあると思います。
こういったことを自分で1からやってみることを今の若者にお勧めしたいです。
1からでなくても、往復のチケットとホテルのみついているツアーで、行動だけ自由に企画するのもよいでしょう。もちろん危険やリスクはなくはないけれど、それは日本でも同じこと。
現地の一般人と同じような空気でいれば変に狙われることも少ないし、注意を常に怠らないことも経験です。
かわいい子に旅をさせてみるのはいかがでしょう?
最初は国内の遠い親戚からでもいいかもしれませんね。きっとひとまわりふたまわりたくましくなると思いますよ。
そういうことが良いかどうかは親の考え次第だとも思いますが、娘は中学2年生で大阪まで友達と二人旅をしたのをきっかけに、大学生の今では国内も海外も私よりはるかにたくさん行っています。
そんな風にアクティブに動けることも就活にも役立ったと言っています。
シミュレーションゲームではなく、たまには自分がゲームの主人公になって冒険してみるのもいいものです。自分の足で世界を広げるという経験ほど面白いことはないですから。
2009年09月14日
遊びに勝るものはなし
投稿者 津田実穂
私の子どもは、たくさんの習い事をしています。
たくさんすぎて、内訳を書くとドン引きされるか非難されそうなので書きません。(笑)
でも、最近強く思うことがあります。それは、どんな習い事も子ども同士の遊びにはかなわないってこと。
<<子どもの遊びは世界共通>>
ちなみに、うちは一番上が小学校低学年なので、もっと上のお子さんや選手コース等スペシャルな方に進まれてる方は、違う、と思われるかもしれません。あくまで一個人の感想です。
私の子は、スポーツ系の習い事も知育系の習い事(遊びとして始めたのですが一応知育にカテゴライズされるらしい。)もやっています。
正直、運動量は、スポーツ系の習い事をやっている時よりも遊んでいる時の方がはるかに多いです。習い事の間って、子どもが順番にやったり先生の説明を聞くので、意外と体を動かしてる時間は少ないです。遊びは遊びによるけど、おっかけっこ系や遊具だとずっと体を動かしてます。時には走りっぱなしで、習い事の時よりもよっぽど息を切らしています。(虫なんかを観察してる時等全く動いてない時もありますが。)時間も習い事の時間より遊びの時間の方が長いし。
頭に関しては、友達同士で遊ぶ時って、会話して駆け引きの連続なのですごく頭を使ってる気がします。
おにごっこひとつとっても、足の速さだけでなく、瞬発力、誰に向かうか判断力、さらに勝手にローカルルールをしょっちゅうつくるので(バリアとか安全地帯とかけんけんでやろうとかいろおにとかetc.)コミュニケーション能力とか交渉力とか、すごくたくさんの能力を使っているなぁ、と感心します。
砂場でみんなで河お城を作ったり公園の隅でガラクタで秘密基地っぽいのを作っている時もなかなか興味深いです。
異年齢の子ども達がみんなで智恵を出して分担して連携プレーをしながら今まで見た事のないもの(あくまで子どもが)を作っていく過程って、けっこう高度に頭を使っている気がします。砂場で大作だとすぐ崩れるので集中力もすごく必要だし。まぁ、できあがるものはガラクタなんだけど。でも、出来た時の子ども達の達成感満足感ってすごい気がします。
中には、何かと自分の思い通りにしたがるガキ大将系の子も、なんとなく鬼になる回数の多かったり意見の通りにくい弱い子もいます。でも、自分の思い通りにばっかりしてるとだんだん友達が離れていくし、弱い子は弱いなりに味方をつくったり工夫していっているし、ちゃんと変化しています。
もちろん、これらの遊びは、昔からほとんどの子ども達がしてる事で、取り立てるほどの事はなんにもないのだけれど、習い事の後に見ると、なんだか習い事よりよっぽど高度な事をしている気がしてならないです。
遊びって、勉強よりも大事な、生きる力を養ってる気がします。
あくまで私の考えですが、遊びって、勉強や習い事よりも大切な事のような気がします。小さいうちは。
だから、習い事は数多くしてるけど、子ども同士で遊ぶ時間、一人で自分の好きな事に集中する時間、は大切にして、必ず取りたいな、と思います。
2009年08月19日
【緊急質問!】夏休みの自由研究、あなたのお子さん何やった?
投稿者 村山らむね
時節柄選挙のことを書きたくてたまらないのですが、下手に書くと公職選挙法にひっかかるらしいので、ぐっと我慢の子。選挙の決選が30日、ちょうどイモトが「負けないで」に乗って走っている頃、みなさんのご家庭では夏休み最後の日曜日、休みの両親のサポートとともによれよれになりながら、どうにか自由研究などの宿題を完成させるというやつでしょうか?
受験生の娘はめずらしく宿題は早々に終わらせ、自由研究もまとめるだけとなっていますが、このあいだママ友たちと飲み会をやったら、まだまだ終わっていないところが多いらしく、やたら「何やった?去年は?おととしは?」と聞かれました。自由研究ってテーマに困るんですよね。
というわけで、まだ悩んでいるお子さんのためにもぜひぜひ、みなさんのお子さんが今までにやった自由研究のテーマを教えてください。プチ自由研究データベースができたらいいな。
ちなみに、参考にならないと思いますが、我が家の娘の自由研究は
○4年生 世界の料理
(世界10カ国の料理を作り、その国の地勢をまとめる。味の素のサイトに世界の料理の情報が充実していました)
○5年生 コーヒーの研究
(本人がやりたがったが、ちょっと意味不明な研究だった。そもそも彼女、コーヒー飲めないし。それなりに乾燥させて色の移り変わりを見たり、産地について調べていました)
○6年生 おじいちゃんとおばあちゃんの戦争
(4人の祖父母に戦争時代のことを20の質問を元にインタビュー)
今年は私のリクエストで無理やり祖父母4人への戦争体験インタビューをしてもらいました。一番年長の私の父が昭和8年生まれ。終戦時は11歳でした。ちょうど、娘と同じ年齢です。リアルに戦争を感じてもらうチャンスかなと。インタビューの過程で、なんと私の名前の由来までわかるという副産物も。戦死した従兄がとても素敵な人で、その人から「直」という字をもらって私につけたそうです。
ぜひみなさんも気軽に今までお子さんが取り組んだ自由研究について、情報をお寄せください。
2009年07月28日
夏休み子ども模擬裁判ツアーの本当の狙いは
投稿者 村山らむね
夏休み、とても楽しみにしていたイベント。それは、子供向け刑事裁判ツアー。実際の法廷を使っての本格的なもの。事前に配られたシナリオの読み合わせにもつき合わされるなど、娘はやる気まんまん。

実は私、学生時代、法学部だった割には実際の法廷に入るのは初めての体験。結構新鮮でした。
今回、使った法廷は、さいたま地方裁判所の裁判員法廷。通常は3席の裁判官席が、裁判員の6席も加えて9席になった新法廷です。

まずは事前に配られた資料を使っての、オリエンテーションがありました。

次に、かなり具体的なシナリオで模擬裁判。娘は、法廷服に魅かれて裁判官役。10人で割り振ったので、セリフは二言。
被告人以外の、弁護人、検察、弁護側証人、検察側証人、などすべて子供たちが担当。求刑は、検察役の子供たちで話し合って求刑され、判決は裁判官役の子供たちはもちろん、すべての立場の子供たちが話し合って結論を発表しました。
その後、子供たちと保護者は法廷内を見学

法廷の裏側の裁判官と裁判員が討議をする場

検察側、弁護側、双方がプレゼンテーションするためのモニター

子どもたちも興味津津だけど、大人たちも興味津津
子どもたちは裁判所内を見学。そのあいだ、保護者達は、実はもしかしたらメインだった?裁判員制度の説明を受けました。

かなりわかりやすく詳細なパンフレット

おみやげにもらった裁判員などに関するDVD。まだ見ていません(^_^;)
子どもたちが裁判官やら検察、弁護士などの司法に関わる仕事にトライしているのを、キッザニア感覚で写真に撮ったりビデオに撮影したりと楽しんでいたら、なんとなんと、裁判員制度の保護者向けの説明は、かなり本格的なもので、もしかして、こっちがメインではないかと思ってしまったほど。いや、たぶんメインなんだろう。8月3日から東京で国内最初の裁判員制度による裁判が始まる。さいたま地方裁判所も日本で2番目に行われる予定だそうだ。
わたしは今回の説明を受けるまでは、法学部だったこともあり、すごく興味深かったし、任命されれば喜んでやるつもりだった。しかし、実際に説明を聞くと、正直躊躇してしまう。まず時間的に負担が多い。裁判員の選び方も初めて知った。
候補者名簿に掲載された人には前年11月頃に通知がある。調査票が送られ正当な事由があれば辞退が可能。事件ごとに名簿から50人程度がピックアップされ、辞退しなければ、当日裁判所に行かなければいけない。当日、抽選で、裁判員6人と補充裁判員3人が選ばれる。午前中に手続きをして、午後から法廷へ。その案件が終わるまで2回から5回、裁判所に行かなければならない。
これは、結構たいへんだ。裁判員に決まるのもたいへんだけど、補充裁判員や、抽選をするために朝、裁判所に行かなければいけない候補というのも、結構、つらくありません?一人ひとりの時間の総量を合わせれば、ものすごい国民的な時間の損失である気がする。
なんでこんな制度ができちゃったのか、そればかり気になる。
当初は混乱しながらも、開かれた司法へ向けて国民一人一人が自覚を持つこと、その意義は大きいと考えるべきなのか。
時間的な負担、いや、それよりももっと重いもの。模擬裁判で、人を裁くことの怖さを知った。無罪と有罪。その判断ができるのか?あの法廷で、自分が裁判官になったわけでもないのに、自分の子供が、有罪か無罪かについて意見を言うだけで、心がものすごくざわざわした。有罪か無罪か。その上、量刑まで話合う。2年とか、3年とか簡単に言うけれど、言い渡す側からはたった1年の違いが、言われるほうにとってはどんなに大きいか。
黒い法廷服を着て機嫌よくほほ笑む娘にシャッターを切りながら、胸が苦しくなって軽いめまいを覚えた。子どもの自由研究のために行ったのに、予期せぬ重い宿題をもらってしまった。えらいこっちゃ。
■裁判員制度
すでに裁判員候補である通知を受けている人もいるでしょう。裁判員や裁判員候補者などになったことを公にすることは法律上禁止されていますので,ご注意くださいとありますが、同じ立場の人と思いを共有するような場がないと、辛い方もいるのではないかと思います。そのあたり、改善を求めます。少なくとも、もし私が裁判員候補になったら、同じような立場の人と気持ちを共有する場が欲しい。
2009年07月20日
【随時更新】自由研究や宿題に便利なサイト 2009
投稿者 WMS情報局
夏休み、頭が痛いのが自由研究。我が家もいつもこれでもめにもめます。
便利なサイトを集めますので、まめにチェックしてください。
【社会科系】
●子どもとおでかけ情報サイト「いこーよ」
関東と関西の自由研究スポットがまとめられています。
●チキタビ
地域の体験プログラムや工場見学の情報が満載です。
●博物館・美術館・イベント情報サイト|インターネットミュージアム
博物館や美術館では子供向けプログラムをやっていることが多いので、マメにチェックしてみてください。
●誰にでもできる系図探索
大人と一緒に家系図を作るのも夏休みならではの体験です。一般ピープルが家系図を作るにはどのようにしたらいいのかが、たいへんわかりやすく書かれています。
【理科系】
●「夢・化学-21」夏休み子ども化学実験ショー
8月1日から2日に、日本科学未来館1階・7階にて
●宇宙教育プロジェクト
若田宇宙飛行士の宇宙での活動の詳細や、全国で開催される「サイエンスフォーラム」の情報など。
●一家に一枚シリーズ
これはすごい!一家に一枚シリーズ。「天体望遠鏡400年」や「元素周期表」のわかりやすさはもちろんのこと、「宇宙図」の美しさは大人が魅了されるほど。一流の科学者とデザイナーのコラボです。
●科学自由研究.info
自由研究のねたの宝庫です。
【美術系】
●日本美術のつくりかた 親と子のギャラリー
東京国立博物館にておこなわれる、日本が、仏像、色絵の皿、刀の鍔、浮世絵、5つの伝統的な日本美術の作り方を紹介するイベント。体験コーナーもあります。
【その他】
●コンクール募集一覧|朝日小学生新聞
コンクールに応募すると作品製作意欲も増すものです。
2009年07月13日
【随時更新】中学受験に便利なサイト
投稿者 WMS情報局
中学受験に便利なサイトを集めるつもりですので、チェックしてみてください。
●東京私学ドットコム
8月22日、23日、また10月18日に主催する進学相談会の情報や、制服や部活動などの情報が充実しています。
■オープンキャンパスガイド
「どうしていい中学に行くべきなの?」「いい大学に入るためよ」「いい大学って何?」という会話の一つの解決策として、大学のオープンキャンパスを利用して、大学を見学するというのはいかがでしょうか。大学の設備が見られるのと、それを見学にくる高校生を見ることもできます。
■私立中高進学ガイド
首都圏の私立中学校・高等学校の最新学校案内(2010年度版)を 無料で何校でも 請求できる
「私立中学校・高等学校 資料請求WebSite」。
一度に何校でも、そして何度でも請求できて、しかも代金・送料など 費用は一切かかりません。
私立中高進学をお考えの方、興味はあるけどその前にちょっと研究したい方などなど……
このサイトからお気軽にお申し込みください!
■キャンパスホットライン
首都圏の私学の情報が提供されています。
●Willナビ
首都圏中学受験・入試・塾・学習情報サイト。学校説明会、文化祭、体育祭などの情報がまとまっています。
●中学受験 夏のお勧め図書
中学入試に出やすい本の一覧です。読書感想文用や、普段の読書のために。
2009年07月09日
7月22日の日食観察に備えて
投稿者 村山らむね
7月22日に46年ぶりの皆既日食が屋久島や奄美で観察できます。太陽が全部かくれない地域でも、かなり欠けた様子が観察できることが予想されています。東京だと朝の9時56分から12時30分まで。部分的に欠けるのが見えるそうです。日本全国の見え方の予想図はこちら。
そこで、楽しみにしている方も多いでしょう。晴れるといいですね。ただし、直接目で見るのはもちろんNG!黒い下敷きやサングラスでも危険だそうです。

我が家では観察用のゴーグルを取り寄せましたが、そういうものを使っても、2〜3分ごとに目を休めることが重要だそうです。夢中になってずっと観察というのは、一見ほほえましいように思えますが、暑い夏でもあり、休みながらの観察が勧められています。
皆様も、ぜひ事前にちょっと勉強して備えてみてください。
■世界天文年2009 ホームページ
詳しい日食観察ガイドがあります。
■国立天文台
ここにも日食特集があります。
■日本眼科医会
啓発ポスターがあります。
また日食に関してはこんな美しいサイトもあります。
●ネットがとらえた世界各地の日食:写真や動画を紹介
●2025年までに地球上で日食・月食の見られる場所マップ:Gigazine
どのように予想されているのかがわかります。
●NASAの日食・月食サイト
日食・月食の地球予想図です。
夏休み最初の宇宙がくれるプレゼントイベント。楽しく過ごしてくださいね。
晴れるといいな。
2009年07月04日
「触れる地球」展
投稿者 桜乃ゆめ
今日、家族3人で、地球をさわりに行ってきました!
場所は、西麻布。ルーマニア大使館とラオス大使館の間にある、「ギャラリー ル・ベイン」という小さなギャラリー。
「触れる地球」という展覧会が開催されています。
ここで展示されているのは、生きた地球を体感できる、世界初のライブ地球儀です。
この地球儀を手で触ることができるのです。
直径1.28mの地球が二つ。薄暗い展示会場にぽっかりと地球が二つ並んでいました。
不思議な不思議な空間がそこにありました。
娘のお世話になった先生に、「地球を自分の手でグルグルまわしながら、地球のリアルな姿を見れますよ〜。お嬢さんにぜひ見せてあげてください」と教えていただいたのでした。
「ママ、地球儀に触れるよ〜! 日本ってここだよねぇ。 雲が動いてるね!」
と、娘も大興奮(笑)
この地球儀に写しだされるのは、衛星から送られてきたリアルな映像たち。
たとえば、現在の地球の様子。雨雲が動いている様子もよーーくわかります。
宇宙から眺めた地球って、こんな風に見えるんだろうなぁ、、。
【変動する地球】というコンテンツがあって、その中の「地球温暖化」というコンテンツには、衝撃をうけました。 このコンテンツは、地球の温暖化がどこで、進行しているのかが、はっきり目に見えるもの。
以下の写真のように、なんと、地球が赤くなっていくのです!!
一番衝撃だったのが、北極と南極。 真っ赤なのです。 どんどん暖かくなっているのがリアルに目に飛び込んできました。
言葉がない。。。娘も私も主人も。
また、今回の展示で、直径30cmの触れるデジタル地球儀を埋め込んだ、「地球テーブル」も初公開されていました〜。

写真の手前にある、コースターのような白いもの。
これをテーブルの上にほんのり現れる光の上に置きます。
そうすると、コースターがブルーに光って(センサーが識別しているらしい)、地球儀にその模様が映し出されていくという仕掛け。
「温暖化」「世界の天気」「海流」など。
娘は夢中になって、コンテンツを入れ替えていました〜。
地球の今をリアルタイムで感じた、本当に不思議な時間でした。
展示会は無料なので、お時間あればぜひ、お子さんと一緒に行ってみてください。
オススメです〜。
ちなみに、展示をしている「ギャラリー ル・べイン」と同じ敷地内にあるori HIGASHIYAは、ちょっとお洒落な和菓子のお店です。
夜は和菓子とお茶もいただけるバーですが、昼は子どもも入れます。
ちょっと変わった和菓子があり、贈呈にも喜ばれますよ。
★「触れる地球」展
日時:2009年6月30日(火)−7月11日(土)
時間:11時–19時 最終日は15時まで
月曜休 入場無料
場所:ギャラリー ル・ベイン
〒106-0031 東京都港区西麻布3-16-28 Ie bain1F
TEL 03-3479-3843
FAX 03-3479-9210
交通アクセス
東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木駅」1a、3出口 徒歩10分
2009年05月10日
就活に必要な「人間力」を育てるには その5(完結編)
投稿者 fellow
5月になり、娘の就活は終わりました。
就活した15社中、6社内定を頂き、5社途中で辞退し、4社落ちました。
最近まで2社で決めかねて揺れ動いていましたが、ようやく決心を固めたようです。
来春までは卒制をしつつ残りの学校生活を楽しむことになるでしょう。
でも、その前にお金が尽きたようです。なんせ就活にはお金がかかります。その間バイトもできませんから、たいていの場合は就活貧乏になります。まずはバイトから〜ですね。
さて、これまでこのコーナーでは、就活の現状と体験談を書いてきましたが、今回は締めくくりとして、表題である「就活に必要な『人間力』を育てるには」というところから、親として何ができるのかを考えてみたいと思います。いろいろな見解はあると思いますが、今回は恐れずに持論を書いてみたいと思います。
※就活に役立つ情報は今後もこちらのサイトで更新してきます。
「人間力」とは果たしてなんでしょうか?どうやったら備わるものでしょうか?
生まれ持っての資質というのは当然あると思います。
そして家庭環境と教育(親の考え方)の影響ももちろんあります。
学校やまわりの友人、お稽古などの影響もあるでしょう。
でも、どんな性格の子、どんな環境の子でも「人間力」は持っています。
具体的には「人間力」を高めるには、想像力・経験値・知識(スキル)・社会性(コミュニケーション能力)を日々の生活の中で高めていくことが大切です。これらを高めたいと思うのはもともと人間の自然な欲求です。それをできるだけ変にゆがめないで育てることが大事だと思います。
就活を迎える青年期に、「社会に出て人の役に立つ仕事がしたい。報酬を得て自立して自分の世界を開拓していきたい」という気持ちになるのが本来の姿だと思います。
残念ながら現在、そういう気持ちにならない若者がたくさんいます。今の世の中ではそうなっても仕方がないという見方もあるかもしれませんが、できればその人なりの人間力を持ってまっすぐに伸びてほしいなぁと思うのです。
「なぜだろう?どうなっているのだろう?」と疑問を持ってそれを知りたいと思うこと、
「やってみたらできるかもしれない」とチャレンジしてみること、
そしてさらにそれをイイモノにするために勉強してスキルアップすること。
みんなで楽しむにはどうしたらいいか、人に理解してもらうにはどうしたらいいかを考えること。
これを子供自身の気づきによって繰り返し行っていくことです。
ここで大事なのが大人が先に答えを示してしまわないことです。
この気づきを「スイッチ」と呼ぶことにしましょう。
子供が何でもやる気を持って挑戦して、勉強でも運動でも何か特技でも力を発揮して成果を出してくれれば、それは親としては嬉しいに違いありません。スイッチの入った子供のパワーはすごいです。
私は幼児から小学生の教育にこれまで多少なりとも携わってきて、子供のパワーにはいつも感服します。
ではそのスイッチはどうやったら入るのか。
私の経験則で言わせてもらえば多くの場合「親はスイッチを入れられない」です。
また「親がスイッチを強制的にいれるのではいけない」とも思っています。
子供が自分自身でスイッチをONにすることが大切です。
そのきっかけはたいてい外からの刺激によることが多いです。
たとえば
友達がやる気を出したから自分もがんばらなくてはと思った。
TVで見て面白そうだと思った。
かっこいい大人(尊敬できる先生や先輩、アーティストや有名人など)から影響を受けた。
ちなみに私が美大を受けてデザイン方面に行きたいと思ったのは、高校生時代にユーミンのコンサートに感激したことがスイッチでした。美大を出てミュージシャンになり、こんな夢のある舞台を作ってしまうなんてなーんて凄いんだ!と思って、感化されて自分の将来の方向も決めてしまいました。(余談です)
話を戻しますが親はなぜスイッチを入れられないんでしょうか?
ひとつには親と子の間に、一人の人間としての対等な関係が築けていないということがあります。
絶対的な親子関係(主従関係)がある場合、「スイッチを入れろ」は「命令」なのです。
子供は今も昔も親に言われてやりたくないのです。でももっと怖いのは、常に親にスイッチを入れてもらっていると、それが当たり前になってしまい自分からは動けなくなることです。
もうひとつにはスイッチをいれるには「夢」や「憧れ」が必要です。
「こうなる自分」を想像できることがやる気の原動力になります。
でも残念ながら親は子供に「夢」を見せられないことが多いのです。
「今頑張らなければ将来が暗い」というようなことを私も少なからず娘たちに言ってきました、ちょっと反省しています。「勉強をがんばらなければいい学校にいけないし、いい学校に行けなければいいところに就職もできないし、負け組みになってしまう」こんなことを毎日突きつけられていたら夢も希望も持てなくなります。親が子供のためを思って言っていることが子供から夢を奪うことになっていないか時々自問したほうがよいかもしれません。
では親ができることはないのでしょうか?
親はスイッチを入れやすいような環境を作ることはできます。
・子供が興味を持ったことに親自身も興味と関心を持って聞くこと
・子供ががんばったことがたとえどんな小さなことであっても褒めて喜ぶこと
・親が興味を持っていることを(社会や経済のことも含め)子供にもわかりやすく見せたり話したりすること
・一緒に切磋琢磨できそうな友達やライバルができる環境を作ること
・外に社会性を学べる環境を作ること(例えば親と離れて行くスキー合宿など)
おそらく部分的にはみなさんがすでにされていることが多いことと思います。
大切なのは親は環境を作り見守ることに徹底することです。忍耐が必要なこともあると思います。
子供のあるがままを認め、子供に関心を持ち、家族として応援し、そして必要とされたときにサポートする。
一般的に言われていることかもしれませんが、これまでの子育てを振りかえって、これに尽きると思っています。
どんな自分であっても認めてくれる人がいる、関心を持って応援してくれている、それについて話ができる。こんなシンプルなことが「やる気」につながるのです。
子供は本当はがんばった自分を親に見せて喜ばせたいのです。
だから「子供自身がスイッチを入れて自分でがんばって、どうすごいでしょ」と言えるようにするほうが結果がよいのです。
親は裏方としてそういう土壌を作ることに徹するのがベターだと思っています。
今このように書きましたが、私自身がそれができていたかといえば長い間できていませんでした。
親(私)の期待度とそれゆえに常に努力を求められるプレッシャーで娘が家を出てしまった時期もありました。
心理カウンセラーや教師の友人に話を聞いても、やはり自分の子供だとなかなかわかっていてもできないことも多いそうです。それでも意識しているのといないのでは大分違います。
就活に必要な「人間力」は、子供が自分自身でスイッチをいれて頑張ったことの積み重ねで構築されていくと思います。失敗も成功も自分で得たものでないと本当の力にはなりません。
人間力豊かなことは就活のみならず、生活全般において必要とされることは言うまでもありませんね。
やや抽象的なまとめになりましたが、もっと早くに気づいていれば良かったと思っていることです。
最後に私の現在の子育ての方針をちょっとだけ書いて締めにしたいと思います。これはあくまでウチのやり方で、マネしてくださいとは言いません(笑)
●「やらないで後悔するよりはやって後悔しろ」
よほどリスキーなことでない限りは、子供がやりたいということにダメと言いません。
「失敗」は経験値を高めるのでそれもいいと思っています。
●「働かざるもの遊ぶべからず」
中学時代から学費と交通費以外は最低限必要なことしかお金をあげませんでした。
オシャレや遊びに関するものは一切出していません。
携帯代も大人になってから返済することを条件に持たせました。
アルバイトは私的には奨励で、校則ではNGでしたが、黙認していました。
娘たちはやはり人並みに遊びたいしオシャレもしたいのでそれは真剣に働いて実績を作っていました。
(正直、10代にいろんな仕事に接したことは就活に役立っていると思います)
●「言いたいことが言い合える友達を作れ」
顔色をうかがわなくてはものが言えない友達は意味がない、10人の薄い関係の友達より、1人でも腹を割って話せる友達を作りなさいと言っています。
●「興味のあることはとことん勉強しろ」
普段の勉強は最低限試験週間まじめに頑張ればいい、でも興味のある授業や学校外でも興味を持ったことは自分でとことん勉強しなさいと言っています。
●「いいものを体験するためにはお金を惜しむな」
本、音楽、漫画、映画、旅行 食 体験学習など、いいものを見たり聴いたり体験したりすることにお金をかけなさいと言っています。もちろん家庭も娘たち自身も決して裕福ではないので、それぞれの生活の中での比重の話です。
●「本当の恋愛をしろ」
10代でもっとも関心が高いのはやっぱり恋愛だと思います。
親は子供の「性」をなかなか認めたくないものだと思いますが、恋愛は人間力を高めるのにとても重要なファクターだと思っています。深く人と関わるのはいろんな葛藤も生むし、そこから学ぶものも多いのです。私は娘たちに「恋愛力」のある人間に育って欲しいと思っています。避妊については徹底しています。
長々と書きましたが、最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
みなさんのお子さんが就活を迎える頃、何かしらの役にたっていれば幸いです。
就活に必要な「人間力」を育てるには その1今どきの就活
就活に必要な「人間力」を育てるには その2言葉のコミュニケーションの必要性
就活に必要な「人間力」を育てるには その3就活ワークフロー
就活に必要な「人間力」を育てるには その4就活インタビュー
就活に必要な「人間力」を育てるには その5まとめ
2009年04月19日
就活に必要な「人間力」を育てるには その4
投稿者 fellow
4月もそろそろ後半です。娘の就活も終盤に差し掛かって、現在はいくつか内定をいただいたうちで、どこに決めるかという絞込みで悩んでいます。
前回、就活のフローについて少し詳しく書いてみました。今回は娘が就活中に実感・体感したことを聞いてみました。
母と娘で夜な夜な交わされた就活ばなしをインタビュー風にまとめてみますね。会話の中から何かヒントを見出していただければ幸いです。
――12月から5ヶ月近く間就活してみて、ずいぶん慣れてきたんじゃないかと思うけれど、大分コツをつかんだ部分はある?
そうだねー、もう一回最初から就活すればもっと上手くできるだろうなと思う、なにしろ最初は手探りだったから、今から思えば「ああすればよかった」「こうすればよかった」と思うことはあるよ。
――じゃあ、今日はそのあたりも織り交ぜて「就活を上手に乗り切るには?」ってテーマで話してね。
面接もずいぶん回数を重ねてきたと思うけれど、ズバリ就活で求められる人間像ってどんな感じだと思う?
まず、一言で言えば「明るくて、しっかりしていて、素直」ということかな。たぶんこれはどこの企業でも共通しているかな。
あとね、顔色がいいこと。自分的には睡眠をしっかりとって肌に張りがある状態で臨めるとベスト、気力が顔色に出るっていうのかな、そういうことがこれまでやってきて案外大事な気がするわ。グループ面接でまわりをみても覇気のない顔をしている子が多いように思う。私もそういう状態の時があったけど、結果が良くなかったと思ってる。
――第一印象での健康で優良なイメージは、今の時代、特に求められるものかもしれないね。じゃあ逆に、落とされてしまうだろうと思う子の共通項のようなものはある?
うーん・・・あるかな。ひとの話を聞いていなかったり、なんだか上から目線だったりするのは印象が悪いと思う。
たとえば、面接官が1分間で自己紹介してくださいと言っているのに長々と話すとか、質問内容と違うことを答えるとか、他の人が話しているときにずっと下を向いているとか、もぞもぞと何を言っているかわからないとか。。。あとは面接官が答えに困るような質問をするとかね、あまり条件面のことばかり質問するのもどうかと思うわ。選考の面接なのに、どうしてこういう質問するんだろう?と驚くことも多かったよ。
――言葉のキャッチボールが上手くできないんだよね。 グループディスカッションやグループ面接ではそういう部分が強調されそうだね。
そう、何も言わなくてもダメだし、上手にリーダーシップをとれればいいけれど、出しゃばりでKYなのはやっぱり印象が悪いしね。短時間に上手く内容をまとめられるようにてきぱき采配できたり、人にも上手に振れることも大事かな。私は自分の発言が「面接官に効果的に響くこと」を常に意識していた。たくさん話さなくてもこのタイミングでこの一言!みたいな(笑)我を忘れて暴走する人や、人に押されて何もいえなくなってしまう人は必ずいるんだよね。
結局グループディスカッションも自己アピールの場なので、どういう形にせよアピールするって意識は必要なんだと思う。
――なるほど〜選考の一過程だということを忘れずにいることが大事なんだね。
ところで 面接で質問されることはある程度共通しているの?何かそのポイントみたいなものは掴んだ?
聞かれる内容はだいたい共通しているよ。
過去、現在、未来のことを聞かれると思っていい。
まず学生時代がんばってきたこと。
やってきたことをただ並べるのではなくて、大変だったことからどんなことを学んで、それが自分にとってどういう力になっているのかをわかりやすく話せるといいかな。挫折経験もそこから得たものが多ければアピールポイントになると思う。
留学したり資格をとったりしたこともアピールポイントになるとは思うけれど、たとえばイベントで何人集客できたとか、アルバイトでもいくら売り上げられたとか、具体的な数字が出せると強いと思う。
話のネタになるようなことを学生時代、意識しておくといいのかもしれない。
志望動機については、会話のところどころにその企業の社風とか、企業理念みたいなものを織り交ぜて話すといいと思う。自分から「御社に向いている」とアピールするよりは、面接官から「うちに向いているね」といわれるように会話の流れを作っていくようにしていたかな。
そのためにはやっぱりリサーチが必要だと思う。私の場合は実際その会社のサービスに登録してみたり、余裕があるときはライバル会社のサービスも見て比べてみたりして自分なりに分析したり、会社が力をいれているなと思うポイントを掴んでおくようにしていた。
会社に入ってからどんなことをやりたいかという質問では、未来のことなので夢を語っていいと思うけれど、やはりビジョンがしっかりしていることが大事。あまり現実からかけ離れていたり、根拠なく大きなことを言うよりは、現状の会社が伸びようとしている方向を見て、自分がなにをやってみたいか考えをまとめておくとよいと思う。
社長が出した本や、その企業の成長物語みたいなものはできるだけ読むようにしていたかな。
――自分の「タグ付け」を学生時代から行い、それをその企業の方向性に合わせて見せていくってことだね。それは社会人になってもずっと続くことだと思うわ。
ところで、面接のときに持っていく資料とかで、工夫したことは何かある?一生懸命作っていたポートフォリオとかはどうだった?
私の場合はクリエイティブ志望だから、自分のポートフォリオの見せ方は重要だと思って、そこは力をいれてがんばったんだ。ただのファイルではなくて印刷に出して製本したのは良かったと思う。本の形になっているというだけで「自分で作ったの?」ととても驚かれるし、目次があって仕事の実績、趣味の写真、プロフィールとか見やすくなっているから、一目瞭然でわかりやすいでしょう。クリエイティブでなくても、ポートフォリオをちゃんと作っていくと印象はかなりいいと思うよ。
――資料の準備って時間のかかる部分だけれど、手を抜かないことが大事だね。
そういえば落ちたところがいくつかあったよね?それはどうしてだと思う?
これは言い訳になってしまうけど、最初のころ迷って会場にたどり着けずに遅刻したり、体調がよくなくて気持ちが落ちていたときのものはダメだった。生理になってしまったり、寝不足で頭痛がひどかったり、あとやむを得ず大事な面接が2つ1日に重なったりするのもよくなかった。やっぱりひとつひとつ十分に準備して気合をいれていかないとダメだと思う。
それから、うわさで「あそこの企業はもうほとんど内定者が決まっていて取る気がない」とか「うちの学校の子は嫌われている」とか事前にマイナスの情報が入ると、モチベーションが下がってしまうこともあったな。会社との相性とか、担当者との相性とかもよく言われるけれど、でも自分のメンタル面をベストコンディションに持っていくことができれば、落ちなかったかもしれないとも思うんだ。正直言って今でもちょっと悔しい。
――ある意味、落ちたことで学べてよかったじゃない。それにしても複数の会社を同時進行させるのはスケジュール調整が大変そうだね。人によっては50社くらい受けるんでしょう?
そうらしいね、私の場合は業種を絞って時間をかけてやっているので15社くらいだけれど、ほんと、スケジュールを組むのが大変。やっぱり重なってしまうことが多いし優先順位をつけざるをえないから、結果として絞ることになるんだよね。優先順位が低いところは途中でやめたところがいくつかある。ダメだった会社はいろんなことが重なってしまったから、運みたいなものもあるよね。残る会社は導かれている感じがするもの。
――運命を感じる会社に出会えたらすごいことだと思うよ。ところで就活中、励まされたことって何かある?
うん、やっぱり一緒に就活している友達と励ましあったいることだと思う。就活はわたしの場合共同戦線だと思っているの。仲がいい友達と一緒に就活を進めていて(同じ業界の企業を受けている)私が先に進んでいるときは、情報を教えるし、友達が先に進めるときには教えてもらってアドバイスしあってきたんだ。
一緒にやっていると「自分だけ落ちたくない」という気持ちも働くし、お互いがんばっているという感じがとてもよかったと思う。一緒に内々定出たときはおいしいもの食べてお祝いしたしね。
一人でやっている人も多いみたいだけれど、いい就活仲間を持つのはいいものだと思うよ。
――そういうのっていいね。いいライバルが身近にいるっていうのは幸せな状態だと思うよ。友達にも感謝しないとね。これから就活する後輩に向けて何かアドバイスはある??
まだ終わったわけではないから、偉そうなことは何も言えないけれど、挫折してもそれを乗り越えた経験があると強みになるので、なんでも挑戦してみるといいと思う。そこから何を学んだかを言えることが大事だと思う。
それから自分のやりたいことに関連する経験や知識を持つのは強みになるので、興味のある職業について早いうちから調べておくことは大事かな。自分自身で言えばやっぱり関連業種で学生のころから仕事をしていたことは強みになっていると思う。
いろんな経験がある人は小さなことでもそれをアピールポイントにしていったほうがいいし、もしそういうものがあまりない人は、人の十倍その企業やその業界を研究して詳しくなっておくことが大事だと思う。
3年生になったら、OBや先輩から情報を入れるようにして、インターンにも行って、秋・冬頃からは意識して取り組むほうがよいと思う。行きたい企業の最初の選考に乗って、その中で情報がある程度出たところ(最初の選考の遅めの日程)でうまくスケジューリングしていくといいかも。それから本命の会社の前には、エントリーシートも、グループ面接も、筆記試験も、個人面接もいくつか受けて感覚を掴んでおくことも大事だと思う。
――最後に自分の中で、必勝のお守りのようにしてきたことって何かあるかな?
うーんそうだね、「最後には自分が会社を選ぶ」という意識は持っていたほうがいいと思う。
今年のように厳しい就活だと、ずっと自分が選考される側にいて残れるように何とかがんばるわけだけれど、気持ちの奥のところで「選ぶのは自分だ」と思っていることは就活を乗り切るのに大切なことのような気がする。
――そっかー、確かに自分が選ばなければ就職してもすぐにやめてしまうかもしれないしね。選び選ばれるっていうのはやっぱり何かの縁なんだろうね。いろいろ就活で勉強になってよかったね。
就活前と比べて大分娘がしっかりしたのにちょっと驚きました。
いろいろ大変なことの多い就活だけれど、学ぶこともとっても多いんだろうと思います。
さて次回はこのテーマの最終回として、原点に戻って就活に必要な「人間力」を育てるために親としてどんな風に考えていったらよいか、自分なりの見解を書いてみたいと思います。
就活に必要な「人間力」を育てるには その1今どきの就活
就活に必要な「人間力」を育てるには その2言葉のコミュニケーションの必要性
就活に必要な「人間力」を育てるには その3就活ワークフロー
就活に必要な「人間力」を育てるには その4就活インタビュー
就活に必要な「人間力」を育てるには その5まとめ
2009年04月14日
【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】第9回 初めての外部模試♪
投稿者 竹之内ふうこ
子どもたちの新学期も始まりましたね!
我が家の娘も正真正銘の6年生・・ということは、私もいよいよ受験生のハハ(>_<)
ということで、今後は【習い事と中学受験の両立を目指す】改め【プラス志向で行こう!中学受験奮闘記】でお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
天才でもなく、かといってコツコツ努力型でもなく、現在の成績は中の中、口だけは達者なプレ思春期6年女子の現在進行形の中学受験奮闘記を、これまた中学受験初体験のハハ目線でお届けしていきたいと思います。
近頃、周りの受験生ハハたちと話していると、新6年になって、子供が一気に勉強に身が入るようになったと言います。
グチを言い合っていたママ友たちも、「もう夜はテレビついてないよ」とか「春期講習は、今までにないくらいよくやった」とか「勉強にかける時間だけはすごいよー」とか。
そういう発言を聞いてかなり焦っている私。
娘も、前よりは勉強しているとは思うし、新6年になって受験を自分のものと意識し始めたことは大きな進歩だとは思います。
ただ、勉強に関しては、客観的に見ても、これまでの頑張りレベルが低すぎたので、「まだまだできるでしょー」と思ってしまうハハ。
でもそれを口に出してしまうと、一気に娘のやる気をそぐことになるし、この時期にバトルをしたっていいことは一つもなし!
娘は娘なりにいろいろ考えてはいるみたいだし、今はそれを行動に移せていないだけ(のハズ)。
娘の性格を考え、忍耐強く、ハハは「見守るだけ」と決心しています。ああ、忍耐。
でも、これも客観的に見て、じっと見守られるだけで、自分で成績上げられるほどデキル子ではないので、ここは塾の先生と密談をして(笑)、お力をがっつり借りたいところです。
さて、6年ともなると、模試が増えますね。
おとといは、大きな模試のひとつ、四谷大塚の「第一回 合不合(ごうふごう)判定予備テスト」でした。
(「合不合」ってすごいネーミングですね、涙)
この四谷大塚の合不合判定テストは、秋までに6回あり、志望校判定の大きな目安とされます。
春の2回の「合不合判定予備テスト」は、サピックス生がまだ受けないので、判定はあまりあてにならない・・ようなことを言われていますが、まずは「場慣れ」ということで、塾から受けるように言われます。
娘も、今までは塾内でのテストしか受けたことがなかったので、昨日は初めての外部模試!
娘ったら、何かイベント感覚だったらしく、前日からソワソワ、準備はバッチリ!
テスト会場は、近くの私立中学校です。ゾロゾロと受験生親子たちが会場に向かう中、キョロキョロしつつも緊張気味で吸い込まれていきました。
終わってから「どうだった?」と聞くと、
「○○ちゃんと○○ちゃんもいた!」
とか、そんな話を延々と(涙)
友達探しに行ったんじゃなーーーい!!
受けさせてよかったです・・。
場所が変わっても、テストに集中できるよう、慣れてもらわないと。
でも、正直、学校のお友達にこんなに会うとは思いませんでした・・
クラスの同じ班の子が全員受けていたとは・・改めて受験する子の多さに驚きます。
夜になって、おもむろに自己採点し始めました。
これも6年になってからするようになったことです。感心感心。
が、毎度点数を出すだけで終わっている・・
点数にもクラクラきましたが、採点後に問題用紙を捨てようとしていた娘の手をガシッとつかみ、
ハハ:「間違ったところはやり直そうね」
ムスメ:「やだね」
これも今後の大きな課題のひとつです。
間違い直し、大嫌いなんですよね・・。
塾外のテストでも、解説授業してほしい・・。
今週末は、これまた大きな模試の一つ、「統一模試」です。
会場は、先週とは別の私立中学校を選んでいます。
ここは志望校の一つなので、学校見学も兼ねて、ふんばってほしいところです。
ああ、まだ4月です。だけど、あと9か月!
息切れしないよう、受験生チチハハの皆さん!明るくプラス志向でがんばりましょうねっ!!
【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第7回 「個別指導」と「グループ授業」
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第8回 「あと1年!」を効率的に学習するために
2009年04月08日
ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート その13
投稿者 fellow
今までたくさんのワーキングマザーのお受験体験記をいただいて感謝しております。
まだまだ、2008年に受験した方、2009年のほやほやの方、たくさんの体験をお待ちしております。
こちらからどうぞよろしくお願いいたします。
今までのアーカイブ
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9 その10 その11 その12
今回は、小学校受験です。
●データ編
・お子さんが受験した年
2008年
・受験した学校数
1校
・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学?
小学校
・本命
都内国立
・4月から通う学校。本命かどうかも。
地元の公立校です
・お母さんの働き方
パートタイム
・ご自分の受験経験
中学から私立
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
受験年の秋(遅い!)
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
自分自身は「受験する」と自分で考えて決めて中学を受験しました。基本的に、子どもがやる気がなければやる必要はない、と思っています。地元の公立の環境にもよりますけれど・・・。今回の受験は、記念受験に限りなく近いです。
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
国立で面接もないし、夫の負担もほとんどないので、話し合うほどのことはありませんでした。
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
模試(一日だけですが)の送り迎え、抽選、試験日の付き添いをしてくれました。
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
一次抽選に通ってから筆記まで一ヶ月ほどあったので、抽選日に駅でちらしをいくつかもらい、その中から選んだ幼児教室の講習を3日間、直前模試を一回受けました。
過去問は抽選の前に買い、抽選の後に買い足しました。一ヶ月間、ほとんど毎日、過去問をやらせました。
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
体調管理が第一(いつもより生活に負荷がかかるので、寝る時間はできるだけ普段通りに)。本人のモチベーション維持が第二(最初のうちは楽しくやっていたが、だんだん飽きてきたので、「○○校に遊びにいきたくても、くじで外れちゃった子もいるから、せっかく通ったからがんばろうね」「試験が終わったら、アイスをダブルで食べよう!」といったような感じで)。
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。
試験以外に、抽選や発表、書類受け取りなどで何度も決まった時間に学校に足を運ばな
ければならないのが大変でした。私が行けない時は、夫に協力してもらいました。
●直前・当日
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
夫に行ってもらいました。
・当日に心がけたことは?
朝ご飯に子どもが大好きなフレンチトーストを作り、ハッピーな気分にさせて送り出しました。
・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか
面接はありませんでした。
●感想
・乗り切っての反省点
記念受験なので、「反省」というのもちょっと違うかもしれませんが、「記念」とはいえ、やっているうちにヒートアップしてきてしまう部分がどうしてもあるので、どうせ記念なら、もっと気楽にやればよかったと思いました。とはいえ、ある程度できるようになっていないと、「何やってんだか、全然わかんなかったよ〜」で試験が終わってしまうのもかわいそうだし、その兼ね合いが難しいのですが・・・。
・ここが成功もしくは失敗のポイント
本気で受験するなら、せめて夏ぐらいから準備した方がいいんだろうな、と思います。過去問を早めに入手して、ちょっと遊び感覚でやらせてみて、自分でみてあげられるか、幼児教室に通わせるならどれくらいの頻度にするか、など見極めることをおすすめします。とはいえ、国立は抽選が何回もあるので、準備は十分にしたものの抽選は通らなかった・・・ということもあり得るのが悩みどころです。
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
「お受験」の世界をかいま見ての感想は、お子さんのタイプが受験向きかどうかもあると思うのですが、親が向いているか、というのも、けっこうなポイントかなあと。たとえば、自分より子どもを優先させられる、お受験スーツを着こなせる、子どもの受験準備に労をいとわない、そういう点では私自身はどれも失格でした。
もうひとつ、子どもの受験って、私のようなお気楽組でも、自分のこと以上に心が揺れるのですね。受験期間中も仕事はしていましたが、正直、物理的にという面もありますが、精神的にきつかったです。仕事で大きなプロジェクトを抱えているような時は、うまく息抜きしてバランスをとってくださいね!
========================
結果は残念でしたが、でも何かに挑戦したということできっとすばらしい体験になったのではないでしょうか。今頃、入学式ですね。心からのおめでとうという言葉をお送りいたします。
2009年04月06日
就活に必要な「人間力」を育てるには その3
投稿者 fellow
3月末にひとつ志望度の高い会社から内定(正確には内々定)が出ました!娘も私も苦戦を覚悟していたので、正直のところかなりホッとしました。
12月から6〜7回の試験やら面接やらの選考を通ってようやくこぎつけた感じです。
ほんの少し気持ちに余裕が出たので、娘にこれまでの就活の体験談を聞きながら少しまとめてみようかと思います。
その1の記事に今の就活で通るおおよその選考のフローを書きました。
今日はそれをもうちょっと詳しく書いてみようと思います。
娘や一緒に就活をしている友人からのアドバイスもちょっといれてみますね。
※業界や企業の規模や体質によって違いがあると思いますので、あくまでご参考までに。
おおよそ時系列でいうとこんな流れになります。
大学3年次の夏休み前後〜
【インターンシップ】1日〜2,3週間(数回行くところもあり)、その会社を訪問し説明を受けたり、テーマを出されディスカッションを行ったりチームで作業を行ったりする。大学側から斡旋される場合も多い。就活に有利になる(工程の一部を飛ばすなど)場合もある。3年生の夏休みごろから行うところもある。
娘の場合は翌年1月の選考中にインターンが組まれていて、3-4回で行ってグループワークで発表などを行った。
参考:http://www.super-gakuwari.com/
アドバイス:自分はあまり行かなかったけれど、できるだけいろいろなところのインターンに行っておいたほうがよいと思う。
大学3年次の秋〜
【合同会社説明会】ビックサイトなど大きな会場で行う、いろいろな企業がブースを出すタイプの説明会。10月や11月ごろから本格的に開催される。就活のはじめに、まだ受けたい企業を絞れないようなときに広く情報を持つのに役立つ。毎月行っているところもある。娘の場合は11月に2回ほど行った。
参考:http://navi.shukatsu.jp/10/event/
アドバイス:年明けからでなく年内(それも早め)に行き、おおよその感じをつかんだほうがよい。ものすごい人数の学生がいるので、就活の厳しさを知る意味でもまずは行ってみるのが良いと思う。
【就活ナビ Web登録】
現在の就活のほとんどは、Webサイトを利用して進められる。
以下のようなサイトに登録するところからスタートする。
就活ナビの情報を見てまずは説明会に行ってみたい企業をブックマークし、説明会の予約を行う。就活中のスケジュール管理もここでできる。
娘の場合はリクナビで最初に登録していたので、主にそこを使っていたようだが他にも特色を出しているところがいろいろあるので比較してみるとよい。代表的なものをいくつか。。。
リクナビ
リクルートが行っている草分け的就活サイト、大手企業の情報が多い。
マイナビ
エントリシート添削講座などのオプションが多い。
広告就職ナビ
独自の説明会などがあり広告業界に強い。
ブンナビ
いろいろなランキングやポイント制などがある。会社情報が細かく、エントリーから説明会までの登録まで待ちが少ない。
enジャパン就活情報
使いやすいと評判がよい。中小企業もたくさん登録している。
アドバイス:最初に一通り登録しておくと良い。そのナビにしか載っていない情報もある。
みんなの就活活動日記(通称みん就)
就活している学生たちが書き込む巨大掲示板。学生たちの多くはここでの情報をよりどころにしている。
会社ごとにスレッドがたっているので、同時期に受けたひとたちの状況がわかる。
主な使用目的は、まず選考から落ちたかどうかの判断(会社から落ちたと連絡がない場合が多いので、ここで他の人に合格が出て自分に出ていなければ落ちたと相対的に判断するらしい)、各選考でどんなことを聞かれたか、またどんなことを答えたかなどの情報を得る。娘の場合もここである程度情報を掴んで戦略をたてていくことが多かったようだ。
大学3年次の12月〜大学4年次の6月くらいまで
※業界によってはもっと早くからはじまるところもある。
【会社説明会】
選考の条件として説明会に行くことが含まれている場合が多い。説明会と同時にグループディスカッションなどを合わせて行い選考を兼ねる場合もある。
アドバイス:ただの説明会だと思って気をゆるめず、最初の選考だと思って臨んだほうがよい。遅刻は厳禁。馴れないと場所を探すのに手間取ったりするので余裕を持っていくこと。
説明会からはじまる選考は数回時期をずらして行う場合があるが、早めの選考に乗ったほうがよい。(あとのほうになるほど内定枠が少なくなる)
【エントリーシート提出】
就職希望者に提出させる人物を知るための書類。通常の履歴項目のほかに、自己PR、志望動機など会社独自の質問について記入する。Webで提出する場合と紙媒体の場合があり、Webのほうが比較的作業的には軽い場合が多い。履歴書とは別に出す場合が多い。ここでまず最初の足きりが行われるので書き方のアドバイスを受けたり、他の人に見てもらい客観的なアドバイスをもらったほうがよい。
※足きりとは多くの志望者をまず少数に絞り込むために行われるもので、ここで落とされると面接等で自己アピールするまでにいたらずにその会社への就活が終了する。
参考:http://www.riresan.com/syo/ento/
アドバイス:
・具体例をひとつだけあげるように書く(あれこれ書かない)
・結論−具体例−説明−結論という形で書く
【グループディスカッション/グループワーク】5〜6人で行われ、テーマがあたえられてそれをディスカッションする。その場に居合わせたメンバーの行動や発言を見て判断される。
ディスカッションのみでなくグループで課題をまとめて発表する場合もある。
その過程での発言や態度を見られ、足きりのために行われる場合が多い。
参考:http://allabout.co.jp/career/collegegradcareer/closeup/CU20070415A/index.htm
アドバイス:最初に発言するとその後の発言がスムーズになる。積極的によい意見が言えリーダーシップを取ることがのぞましいが、自己中心的になるとかえって印象が悪い。まわりの状況をよく見て的確な意見や采配ができることがよい評価につながる。
何も発言しない、人の意見を否定ばかりする、話を関連のない方向にそらすなどはNG。
【筆記試験/SPI】
業種によって内容や重要視される度合いが異なる。
SPIは適性検査と国語、算数の能力検査を合わせたもの。
論理的思考を試される問題が多い。高校一年程度の学力を要する。
足きりのために行われることが多い。
最近ではWebテストの形式をとるところが多い。
アドバイス:
この問題集がお勧め。
![直前でもOK! [パソコン版SPI2] これが本当のテストセンターだ! 2010年度版](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51vOetg7dcL._SL160_.jpg)
本命の会社の前に、筆記試験は数社受けて練習しておくとよい。
【グループ面接】
2〜3人同時に面接を受ける。ひとりずつ質問をされ、順番に答えていく。自己紹介、学生時代がんばったこと、志望動機などを聞かれる。相対的に受け答えをみられるので、面接官と同席するメンバーの状況を判断し、その場で臨機応変に自己アピールできることが望ましい。
アドバイス:ひとの話をよく聞くこと、質問されたことに簡潔に答えること、しっかり相手の目を見て話すこと。話が長いのはNG。
【個人面接 数回】
本選考。各30分くらいが多いが場合によって1時間くらいのときもある。
面接が進むにつれて以下のような順で質問の比重が変わってくる。
これまで頑張ってきたことや学生時代の活動
↓
志望動機
↓
会社にどんなことを具体的にやりたいか(自分がどのように会社に貢献できるか)
前回のエントリーで書いたような質問も予想しておいたほうがよい。
終盤の役員面接では、本当にその企業に合っているかという確認が主になる。
参考:http://www.mensetu.net/
アドバイス:
自分自身の過去の体験により何を学び、どういった問題を乗り越えたかをわかりやすく話せるようにしておく。だらだらとやってきたことをまとまりなく述べるのはNG。また会社についてリサーチする際には、そこの会社が行っているサービスを実際使ってみることがお勧め。さらに同種のサービスの競合分析を行っておくとよい。リサーチし比較分析して行く事で自信をもって面接に望めるので時間をかけて準備したほうがいい。
【内々定】
最終選考が終わり合格している場合は連絡がある。面談があり、入社意思の確認を細かく聞かれる場合もある。
正式な内定は10月1日なので、そこまでは内々定といわれる。
【内定】
10月1日に正式に内定が決まる。内定は、労働法上の法律効果が発生するもので、不当に解除するとペナルティがある。
このようにとても長い時間とエネルギーをかけて内定にいたるので、昨今の「内定取り消し」などはやはりとてもかわいそうなことだと思います。そうせざるを得ない企業側も辛いのでしょうが、できるだけそういうことが今後増えないように祈ります。
次回は選考を進めるにあたって、どういう人間像が求められていると感じだか、実際の娘の体験談を書いていきたいと思います。
就活に必要な「人間力」を育てるには その1今どきの就活
就活に必要な「人間力」を育てるには その2言葉のコミュニケーションの必要性
就活に必要な「人間力」を育てるには その3就活ワークフロー
就活に必要な「人間力」を育てるには その4就活インタビュー
就活に必要な「人間力」を育てるには その5まとめ
2009年04月05日
『NUMERO』 - 小1の算数の復習はこれで完璧!
投稿者 本田裕美
もうすぐ、春休みが終わりますね。保護者の皆様、お疲れ様でした。我が家は何かとイベントを作り、外に出てました。でもね、遊んでばかりではないですよ。ちゃ〜んと子供には1年生の復習をさせてましたよ。
国語に関しては100さつ読書日記の更新と漢字の復習を。(どうしても『年』の縦線は飛び出しちゃうし、『虫』の最後の点を左に付けるんですよ・・・。私が注意すると「え〜。先生にそう習ったもん!」だって。そんな風に教える先生がいるかっ!)
ちなみに、漢字の復習に使ったのは学習支援サイト 向日葵。こちらの問題をプリントアウトして使っていました。
さて、算数の復習のお話。我が家はゲームを使いました。そのゲームはNUMEROでございます。計算の仕組みは学校で習ってきているので、この春休みにやることは「計算が苦手にならないようにする」・「暗算ができるようにする」の2つと考えていた私にとって、このゲームは大当たり!!!!
これがすごい!すごいカードゲームなのです!子供と大人が対等に戦えて、だけど、勝つためには「算数」ができなくっちゃダメ。このゲームに勝つことで子供は算数への自信がみなぎり算数大好き!になってしまう、すごいゲームです。
このゲームはオーストラリアに住むフランク・ドライズデール氏(アルツハイマー病)が、脳を活発化させて病状が進行しないようにしようと10年位前に考え出したものなのです。ルールは簡単。1〜15までの4色のカードを中心に、同じ番号のカードを重ねたり計算式を作ったりして、カードを集めます。奪い取ったカードの多い人が勝ちです。詳しくはNUMEROのルールを見てください。
足し算・引き算・掛け算・割り算・分数・小数・平方根・三乗根・2乗・3乗のカードがありますので、簡単なレベルから頭がかゆくなるレベルまで、幅広く楽しめます。難しくも簡単にも出来てしまうところも、このゲームのすごさ。
7+8や5+7が苦手だった我が子は、このゲームで克服!計算式を暗記してしまった様で計算スピードが速くなりました。この春休み、我が子は本当にハマってしまって毎日10戦位はしていました。その結果、5秒かからずにこんなカードが出せるように。
これは『12-5-3=4』の意味です。最初は同じ数のカードを出すだけしかできなかった我が子が、この春休みで長い計算式で勝負に出てくるまでに成長。今は足し算・引き算・掛け算(2倍のみ)のカードを使って遊んでいます。
付き合う親が気楽に相手できて、学校の復習が出来ちゃうなんて素敵でしょ。お勧めです♪
2009年03月30日
キッザニア甲子園オープンしました♪
投稿者 雅薫子
待ちに待ったキッザニア甲子園♪。
西日本エリアの人は、キッザニア東京での盛り上がりを知っているだけに首を長くして待っていた人たちも多いはず!。私もずっと子供たちに体験させてあげたくてうずうずしていました。
こちらキッザニア甲子園には、関西電力やテレビ大阪など関西企業も入っていて、キッザニア東京にはない雰囲気も味わえそうです。そんなとこから、先ず目に飛び込んだコチラで子供たちは、キッザニア甲子園初体験をいたしました♪。
真っ先に目に飛び込んだこの「テレビ大阪」という文字☆。
私は、こちらにきて先ずテレビの面白さに吸い込まれましたもの(笑)。
さすが、吉本のお膝元。ニュース番組まで、「ボケ、突っ込み」が観られるなんてカルチャーショックでした。野球の解説も、東京の番組に出演しているときと、コチラの番組で出演しているときと全然違う面が見られたり・・。なので、どんな雰囲気で体験できるのか興味深々で参加させていただきました。
関西ではおなじみの「たこるくん♪」。テレビ大阪のトレードマークキャラクターのジャンパーを着たスタッフ皆さんが、子供たちと一緒に「クイズ番組」を収録体験させてくれます。キャスター係、回答者の係り、レポーターの係り、カメラマン・・かなり本格的な空気を体験できます。
参加した子供達でじゃんけんをして役割分担を決めました!。三女はカメラマンを体験♪。
女の子なのでマイクでお話をする方に行きたかったのか、少々愚図リ気味でしたが、カメラを触って優しく指導してくれるスタッフの方にすっかり癒されて、最後はかなりカメラマンの世界に入り込んでい満喫したようでした(笑)。
キッザニアでは、子供専用の通貨があって自主的にそれを使いながら過ごすのが特徴です。通貨がなくなれば、稼げる仕事を自分たちで選んでお金を稼いで、銀行へ預けて口座を開くことも出来ます。その体験を通じて、子供たちが自分たちで考える姿が見られたことに、キッザニアのパワーを感じました。この様子は、帰宅してからも端々にみられ、子供たちは銀行を見るたびにお金の話をしたり・・・、しばらく我が家ではキッザニアの話題が消えそうにありません。
仕事を選ぶこと!!。
自分の経験から、「仕事を選ぶこと」は、人生を生きるためのシンプル且つ大切な基本だと思っています。成り行きではなく、自分の意思で仕事を決めることの大切さを子供時代に真剣に考えて歩ませたい・・・それが私の1つの子育てのテーマです。
娘たちには、自分がやりたい仕事に就いてそれを貫いてもらいたいという願いがあります。これからの時代、女性は結婚しても子供を産んでも私は好きなことをして働いていて欲しいと切に思っています。自分で、自立する術を持って生きていくことは、当たり前のようでまだまだ女性には難しい・・。でも、こういう体験をしたことで、自分が将来なりたいものを見つけるきっかけにはなるはずです。西日本エリアの方は、是非、甲子園の新しいスポット「キッザニア甲子園」までお出かけしてみてください♪。
正直、私が体験したかったです(笑)。
2009年03月23日
ワーキングマザー1年生の11の不安 その4「グレたりしない?」
投稿者 fellow
この4月から育児休職が明けて、お子さんを保育園に預けてフルタイムでの勤務に復帰するKさん(32歳・IT勤務)より、ワーキングマザー1年生として、先輩ワーキングマザーに質問したい11の質問や不安をいただきました。
●前回までの質問
・ワーキングマザー1年生の11の不安 その1「有給足りるの?」
・ワーキングマザー1年生の11の不安 その2「ママともとどう付き合う?」
・ワーキングマザー1年生の11の不安 その3「習い事させて上げられるの?」
いままでの質問にもたくさんのアドバイスをいただき、感謝です。今回も、Kさんへのエールも込めて、みなさんの経験をもとにお答えいただけると幸いです。
さて、第4の質問。
・子供に目が行き届かなくなり、グレたりしないだろうか?
2009年03月21日
就活に必要な「人間力」を育てるには その2
投稿者 fellow
前回、今時の就活についてこんな感じでキビシイよ〜と書きました。
■
さて3月も後半になり、12月ごろにエントリーシートを出してスタートしたもので、残っているものがそろそろ終盤の面接に差し掛かっています。ある役員面接では「あなたがこの会社に入ってどんなメリットをもたらせるか、あなたの価値を分かるように具体的に説明してください」というようなことを聞かれたそうです。
コレ、よく考えると大人だってなかなか答えるのが難しいと思いませんか?
「やる気があります」とか「御社事業に興味があり自分にあっていると思います」とかいう抽象的なことではなく、何が貢献できるのかを自分のブランディングを踏まえて説明しなくてはならないのです。
他の人ではなく自分が採用されるべき理由、自分でなくては貢献できないこと・・・・うーんこれを社会経験が少ない学生が答えるのはとても難しいですよね。深くその会社の事業や理念を理解し、現在の社会状況や経済状況も考えた上で、自分をの持てるものをいかにアピールできるか・・・。
当然「言葉による伝達のスキル」が必要です。
■
何も考えていないでただただ受身でやってきた学生にまともな答えが出せるとは思えません。
モラトリアムの状態からいきなり就活で厳しい社会の現実をつきつけられるわけです。
その意識の格差は大きすぎる気がします。ボロボロ落ちるわけですよね。
娘もこれまでの人生で最大と言っていいほど、日々頭を悩ませています。
「もう、頭がパンパン」で、毎日のように面接の夢(それもたいてい悪夢)を見てうなされるそうです。
それでも本当に優秀な学生、企業側が望む答えを出せる学生はいるんですよね。
有名大学の生徒でも落ちまくりますが、やはり残れる学生に有名大学の生徒が多いことも事実です。
「学校名」で残っているということもあるかもしれませんが、本当に「考える力」があるのがやはり有名大学に入るまでのハードルをクリアしてきた子に多いということなのだと思います。
どこかのコラムで読んだことですが、「「あなたは学生時代何を頑張ってきましたか?」という質問に対して2流3流といわれる大学の学生の多くは「アルバイトを頑張ってきました」という答えが多いのに対して、1流大学の学生ほど自分を磨くための努力をしてきたと答える」とあり、妙に納得してしまいました。
「じゃあ2流3流大学だったらスタートラインにもたてねーじゃん」と投げやりになる学生もいるでしょうが、それは少々短絡的だと思います。(ちなみに娘もある意味かなりマイナーな新設大学の学生です)
学校名にかかわらず、社会や経済について知ること、自分を磨くことはいつからでもできます。
要はその「気付き」がいつあるかということだと思います。
一夜にして身につくことではないので、就活がはじまってからではちょっと遅いと私は思っています。
できれば子供のころから無意識のうちにも「考える力」を養い、「自分の言葉」として表せることが習慣づいていることが望ましい、そうでなかったとしても少なくても大学に入学した時点から、この問いを意識して「自分と社会」について考えておくことは必須だと思います。
もちろん就活のために学校生活を送るのが良いと思っているわけではないです。でも求められるものを意識して過ごすのと何も考えないで過ごすのとでは3年間で大きな開きがでると思いませんか?
■
思考力低下が著しいといわれる今の学生、ケータイの普及(1行メールなど)による安易なコミュニケーション、一般受験でなくAO受験や指定校推薦など本来の学力勝負でない受験体制が主流になりつつある現状、若者の活字離れ、TVでは同じようなバラエティーばかり、こういった社会現象の中で思考力を育てるのは努力ナシではできません。
思春期・青年期になれば、本人次第、学校任せ、塾任せになりがちだと思いますが、まだまだそこに親の働きかけが必要だと思っています。家庭でニュースを見て親子で一緒にその内容を話題にできたり、父親や母親の仕事の話を子供にも伝えたり、「これは読んでみるといいよ」と本を薦めたり、一緒にいい映画や音楽、美術、旅行などを楽しんだり、少し大きくなったからこそできることはたくさんあると思います。そういうのは過保護とも過干渉とも言わないですよね。
とにかく子供のときから継続し続けたほうがいいのは言葉に出して話すこと、小学校の高学年にもなるとだんだん話をしなくなったりする子も出てきます。中学校・高校ではなおさらですね。特に男の子は多くの場合あまり積極的に話さなくなるケースが多いようです。でも子供は本来親に話を聞いてもらいたいので、そこでちょっと意識的に会話を引き出す努力をして、いろんな話題を振ってみるといいと思います。
会話は訓練により上達するものです。話さないのが当たり前になってしまうとどんどんボキャブラリーは少なくなります。
■
少し話がそれましたが、就活に必用な「人間力」のひとつは、言葉でのコミュニケーションであり、それは、子供が難しい年頃になっても良好な親子関係の持続できること、親子間での会話が失われないことで自然と訓練されます。できればひとつの事柄についてお父さんやお母さん、兄弟の意見も聞いて家族でディスカッションするのが理想です。だんだん習慣化してくると、子供のほうからも議題を持ってきて「今、学校でこういうことがあるんだけれど、ママはどう思う?ママの時代はどうしていた?」などと聞いてきます。
今回は就活の工程を詳しく話す予定が、言葉のコミュニケーションのことになってしまいました。
次回またちょっとまとめてみますね。
最後にひとつ、先日心理カウンセラーの方のセミナーに参加して聞いたことですが、話を聞くスキルとして「アクティブリスニング」というものがありますので、受け売りですがちょっとだけその時のメモを紹介しておきます。
ちょっと子供との会話が少なくなっているなーと思われる方は一度やってみてくださいね。
アクティブリスニングは能動的に聞く、積極的に聞く姿勢ということなのですが、方法としてはこのような感じです。
○普通のリスニングの場合
うなずく
あいづちを打つ
○アクティブリスニングの場合
上記
+
オウム返しする(繰り返して言う)
長い場合は要約して繰り返す
この繰り返しをすることで相手は自分を深く理解してもらっている、しっかり受け止めてもらっているという気持ちになる。また「あなたが言っていることはこういうことですよね?私の理解に間違いありませんか?」という確認の意味合いも持つ。
はじめは先生も「ただオウム返しで言うなんてどうなんだろう?コミュニケーションとして不自然でないか」と思ったそうです。でも実際やってみるとすごく効果があり、相手がどんどん話をしてくれるようになるそうです。
相手の言葉を繰り返して言っているだけなのに「なんであなたは私のことをそんなにわかってくれるの」と言われたことも幾度かあるそうです
そして「共感」のメッセージはさらに相手の気持ちをほぐします。
「あなたは****な風に思っているのね、あなたは***で大変だったのね」
ここでの主語はYouです。
似た言葉に「同感」とか「同意」というのがありますが、これは主語がIです。
「あなたの話を聞いて私もそう思うわ。実は私も***なこと悩んでいるのよ」という風になってしまうと、相手からしてみるとちょっと違う方向に行ってしまう。
相手は「あなたがどう思うか」を聞きたい場合もあるかもしれないけれど、まずは自分の話をちゃんと聞いて欲しいと思っているので、早い段階で話があなた側のことになってしまうとそれ以上話す気がなくなってしまう。
相手の話を十分に引き出すには、自分の感情をコントロールしながらあくまでもYouに主語をおくことが大切です。
就活に必要な「人間力」を育てるには その1今どきの就活
就活に必要な「人間力」を育てるには その2言葉のコミュニケーションの必要性
就活に必要な「人間力」を育てるには その3就活ワークフロー
就活に必要な「人間力」を育てるには その4就活インタビュー
就活に必要な「人間力」を育てるには その5まとめ
2009年03月09日
キッズベースキャンプのキッズMBAイベント「KBCタウン」に行ってきました
投稿者 村山らむね
先週の土曜日に五反田TOCで行われた学童施設キッズベースキャンプのキッズMBAイベント「KBCタウン」に娘を連れて行ってきました。
とにかく子供たちの声が凄くて、ちょっとした興奮状態。小学生の文化祭というようにイメージいただけると一番近いと思いますが、子供たちの、子供たちによる、子供たちのための、文化祭。そんな空間でした。

各ブースは、キッズベースキャンプの支部ごとに出店されていて、たとえば桜新町であれば「さくらHAPPYやきそば」という焼きそば店と、「カーブ☆ストライク」というゲームコーナーを出店していました。
焼きそばを買ったり、ゲームを体験するのは、KBCタウンで使用できるお金「KBCドル」(100KBCドル=100円)を使用します。受付で実際のお金と交換。我が家は2000円も使ってしまいました。(娘が楽しすぎて、かなり使っていました)

※写真はすべてキッズベースキャンプの許可を得て掲載しております。
●擬似的な経済活動をすることの意義
大規模なお店屋さんごっこといえるのですが、みんな真剣。客引きも活発。KBCドルという疑似マネーではあるものの、そのやりとりは真剣そのもの。準備段階では、価格設定なども子供たちの真剣な討論から導き出されたものだそうです。焼きそば400KBCドル、ラーメントッピングありで500KBCドルと、決して安くはなく、ちゃんと黒字化を目指しての価格設定だったと思われます。疑似通貨ではあれ、お金のやり取りで得られるものは決して小さくないはず。これから子供たちが、消費者として生きていくためにとても重要な体験をしていたと思います。

お金を数える目も真剣!
●CMタイムや客引き
9か所の支部がそれぞれライバル関係となり、ほほえましくも壮絶な客引きをしていました。時にCMタイムというのがあり、各支部それぞれのマーケティングポイントをマイクで説明するというプレゼンテーションをやっていました。原稿を用意して、簡潔な言葉で、しっかりCMしていました。

それぞれのセリフもきめて上手にプレゼン

声を張り上げて「お客さーん!!」
●親は完全にお客様
事前にこのような催しがあると聞いた時は、ああ、バックヤードでのお手伝いは親がするんだろうな。親も大変だなと、正直思いました。まったく予想に反して、親は完全お客様。食べ物などはコーチなどのスタッフと子供たちですべて作っていました。それぞれ簡単なようで、意外と凝っていたりして。スタッフは大変だったろうなと。親は楽しむだけなので楽でいいなとも思いました。やっぱり仕事を持っていると、土曜日に子供のために早起きするというのは、しんどいですものね。(小声)

ちゃんとマスクをつけてお料理

お見事な3色焼きそばは、かなりの本格派
●手作りにこだわった展示が示すもの
会場を飾る数々の制作物。かなり手の込んだものがたくさんありました。準備大変だったろうなと思うのと、ものすごく楽しみな時間を子供たちが過ごしたんだろうなと。それは、キッズベースキャンプが単なる子供の預け場所以上であることを示していると思うのです。学童は私も経験がありますが、学校から帰ってきて親が迎えに来るまで、宿題をしたり友達とゲームをする場所だったりします。ここで子供たちが主体的に時間を過ごす場所であるかどうかを、親である私たちはあまり関心を払っていなかった気がします。通常の学童施設とキッズベースキャンプの大きな違いがたぶんここにあるのでしょう。会場を彩る制作物をみると、子供たちが3月7日を成功させようと、さまざまな飾りを作りながら、主体的に時間を過ごしていたことが手に取るようにわかるのです。キッズベースキャンプという学童施設がが、日常の中で、子供たちが主役であるように努力しているかということが痛いほどわかりました。

天井を飾っているのは、各支部の絵。ダイナミック。

ごみも分別。割り箸入れなども手作り
●娘はジェラシーを感じていた?
何度も携帯で呼び出さないといけないくらい、娘は完全に興奮状態。帰路で悔しそうに、「私も売るほうになりたい」と。ジェラシーを感じていたようです。主役になること、脇役になること、そして客側と店側という、二つの主体と客体を経験することによる複眼をもつこと。KBCタウン自体は初めての試みだそうですが、キッズMBAは定期的にキッズベースキャンプで行われている取組み。こういうことを定期的にできる子供たちはとっても幸福だと思います。わたしも親としてうらやましかったし、娘も本当にうらやましそうでした。


キッズMBAの主眼はキャリア教育。仕事や経済の仕組みについて月に1度学んでいます。

工場見学などのイベントも豊富。
キッズベースキャンプは、この春、現在の9か所に加えて、また新たに5か所がオープンします。(下丸子・溝の口・五反田大崎・用賀・大倉山)
※
キッズベースキャンプは、ワーキングマザースタイルに3ヶ月間バナー広告を出稿くださいます。そのご縁で今回、取材させていただきましたが、すっかり子供たちのパワーを満喫させていただきました。お母さんが働いていることが強みになる、そんな学童施設、
キッズベースキャンプに一人でも多くの方が興味をもっていただけるとうれしいです。
ちなみに、代表取締役社長の島根さん。スタンプラリーのくじの箱のところで来場者の世話をしていました。正直、かなり地味な仕事だと思うのですが(笑)。

2009年03月08日
就活に必要な「人間力」を育てるには その1
投稿者 fellow
wmsの「姉御」と言われているわたくしですが、今上の娘が就活真っ盛りの3年生です。
12月ごろから就活をはじめていますが、進んでいるものはいくつかあってもまだ内定は出ていません。
先の見えない不況の中、親としてもとても気がかりなところです。
wmsの読者のみなさんはまだお子さんが園児、小学生、中学生くらいの方が多いのではないかと思います。でも少し先の未来にはやはりお子さんが就活することになると思うので、今回私が娘の就活を見て感じたこと、学んだことを何回かで発信してみたいと思います。まだ結果も出ていませんし、そもそも正解があるものではないし、業種によっても違うと思うのであくまでも「ウチの場合」の話として聞いてくださいね。
■
まず最初に思うのは「就活で求められるものはその場しのぎでは身につかない」ということです。
「就活」は「受験」よりある意味難しいのではないかと思っています。
勉強だけできればいいというものではなく、社会に必要とされる「人間力」が総合的に育っていないといけないからです。そのためには大学生になる前に子供のころからの家庭での教育の一環として取り組んでおいたほうがよいと思うことが多いのです。
ご存知のように今年は大不況で今の3年生はとても厳しい就活を余儀なくされています。
どのくらい厳しいかというと、たとえ有名大学を出ていても簡単には採用にはいたらない、何十社も落ちまくってひとつも内定が取れないということも珍しくはありません。エントリーシートの段階で数万人、このうち採用枠は10人なんていう会社がざらにあるわけです。そもそも今年は新卒を募集しないという会社も数多くあります。
この先また景気が回復することがあるかもしれませんが、基本は厳しい状態が続くと見て、たとえ氷河期であっても「採用される力」を身につける努力をするべきでしょう。
それは一言では言えませんが、いろいろな「経験値・体験値」を高めることであったり、自分の意見を言えることであったり、人の話を聞けることであったり、求められているものが何かを理解できる力であったりします。のちのち少し詳しく掘り下げていきます。
■
私は娘の就活に併走して応援しようと決めました。
私にとって子供の巣立ちは「本人が望む職業について経済的に自立すること」なので、社会人としてのスタートラインに立たせるところまでは親業の一環と思っています。
そして娘たちと就活について多くを語ることは、社会とのつながりを教える(また親自身が考える)ことにもなります。もちろん就活をするのは本人なので、まわりができることは限られていますが、人生の先輩としてアドバイスできることはいろいろあるのではないかと思います。青年期の子供とひとりの人間として向かい合って話をするとてもよい機会です。
でも私は娘が就活をはじめるにあたって、今の就活に対してアドバイスできることがなにもありませんでした。私が就活した23年前はちょうどバブル前夜で採用までに何の苦労もなかったし、また就活の方法も今とまったく違うからです。なんせインターネットのない時代ですから。。。
そんな状態なので併走どころか、最初は娘や知人に今はどうやって就活をするのか聞く状態でした。
今日はそのあたりを少し書きましょう。
■
まず驚いたのは今は就活のスタートから決まるまでがとても長いということです。
早ければ3ヶ月、長くて半年くらい結果がでるまでにかかります。
おおよそスタートから内定までは以下のような道のりがあります。
※順番の前後や会社によっては行われないものはあります。
○インターン(夏ごろからはじまりインターンを受けていると就活に多少有利になります)
○リクナビ等に登録(Webエントリー)
※リクナビ以外にも就活ナビは多数あります。
○会社説明会
○エントリーシート提出
○SPI(学科と適正診断のテスト)
※もっと後に来る場合もあります。
○グループ面接(ないところも、グループ面接が2回あるところがある)
○面接1次
○面接2次
○面接3次〜5次くらい(人によって違う)
○内々定
○内定
一社についてこのような道のりがあるものを数十社やるわけです。
スケジュール調整もとても大変です。
娘の一週間を見るとだいたいこんな感じです。
月曜日 A社エントリーシート提出
火曜日 B社グループ面接
水曜日 C社説明会 D社インターン
木曜日 F社SPI
金曜日 A社説明会 E社エントリーシート提出
土曜日 資料準備
日曜日 資料準備
エントリーシートひとつとっても志望動機などもひとつひとつ丁寧に書いたり、面接にいたってポートフォリオを作ったり、その会社のことをよくリサーチしたり、とにかく準備に時間がかかります。
準備をおざなりにするとおおよそ結果はあまりよくないので、どの行程をとっても手を抜くことができません。多くの時間もとられるので、その間バイトもできなくなり、その上交通費などの経費もかかるので、ジリ貧になっていきます。普段は学費以外はバイトでまかなってもらっていますが、この間は多少のサポートも必要かなと思っています。
就活用スーツは2つ、靴も2足いるというのは本当の話で、うちは一式しか買っていないのでちょっとクリーニングなどが大変でもあります。
まずは今の就活はこんな状況になるということを知っておきましょう。
そしてここでネックなのが、3年次でおおよそ卒業が見込める単位を習得できているということです。
娘の同級生たちでも単位がとれていないので、就活どころではない学生がたくさんいます。
学校を休めないので就活も思うようにできないのです。卒業できないのは論外としても、十分に就活できる余裕を持てるように、単位を4年次に多く残さないようにすることが必須です
そのあたりは大学に入ったときからちゃんと言っておかないといけないですね。うちも下の娘が今年入学するので口をすっぱく言おうと思っています。
それでは初回ちょっと長くなりましたが、次回は就活の各工程についてもうちょっと詳しく書いてみたいと思います。
就活に必要な「人間力」を育てるには その1今どきの就活
就活に必要な「人間力」を育てるには その2言葉のコミュニケーションの必要性
就活に必要な「人間力」を育てるには その3就活ワークフロー
就活に必要な「人間力」を育てるには その4就活インタビュー
就活に必要な「人間力」を育てるには その5まとめ
2009年02月13日
不況こそ金銭教育のチャンス?
投稿者 常山あかね

ここ最近、テレビをつければ、派遣やリストラなど、雇用問題や不景気の
話題ばかり。子供たちも、「パパやママは、月にいくらぐらいお金を稼い
でいるの?うちは大丈夫なの?」と、お金に対して、興味津々です。
そこで、先日、買い物に行ったときに偶然見つけたのが、
『学研こどもMBA・「経済」価格変動ゲーム』。
自分がレストランのオーナーになったつもりで食材のお買い物をして、市場
の価格変動の仕組みを学ぼうというものです。
これを買ってあげたところ、小1の息子は、大喜び。「円高」「デフレ」など
の用語も覚えて得意げな様子です。
ところでこのゲームの価格は、8,190円なり。
不景気で自分の洋服代は節約しても、子供の教育となると、また話が違うよ
うです…。(^^;
★『学研こどもMBA・「経済」価格変動ゲーム』
2009年02月10日
【募集】受験体験記募集します!
投稿者 WMS情報局
2007年に募集して大きな反響を呼んだ、受験ママアンケート。2年ぶりに募集いたします。
今までのアーカイブ
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9
幼稚園・小学校・中学校・高校・大学、公立・私立を問いません。ぜひ他のワーキングマザーの受験力を高めるためにぜひぜひお力を貸してくださいませ。
以下をコピペして、メールで送ってくださいませ。
====ここからコピー=======
●データ編
・お子さんが受験した年
・受験した学校数
・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学?
・本命(例:都内私立など)
・4月から通う学校。本命かどうかも。(例:都内国立。第二志望)
・お母さんの働き方(例:フルタイム)
・ご自分の受験経験(例:中学まで公立、あとは私立)
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。(説明会出席や塾弁などを具体的にお願いします)
●直前・当日
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
・当日に心がけたことは?
・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか
●感想
・乗り切っての反省点
・ここが成功もしくは失敗のポイント
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
========ここまでコピー==========
メールにていただけると幸いです。
どうぞご協力よろしくお願いいたします。
2008年11月09日
ごくごく一般的な子の勉強
投稿者 湯河原こむぎ
今までにも何度も書いていますが、うちの娘(中学1年です。)はのんびり屋です。勉強も「できない」わけではないのですが、理解するのに時間がかかりますし、もちろん、授業中も積極的に「はい!はい!」と手を挙げるタイプではない。わからないところを「ここがわかりません」とはっきり聞いたりも出来ないような子です。
そう、絶対に「優等生」とは呼べない子。でも「劣等生」ではない。ほんとうにごくごく普通の一般的な子です。こんな感じのうちの娘は、何もかもがゆっくりなので、みんなと一緒にゴールするためには、少し早く出発しないといけません。
娘は、将来「グラフィック・デザイナー」になりたいと言っています。一番好きな授業は美術。そして、部活も美術部です。絵を描くのが大好き。パソコンでも、IllustratorやPhotoshopを使って絵を描いています。
もちろん、私も「夢に向かって進むのはすごくいい事よ!」と言っていますが「だからって絵だけうまければいいってもんじゃないんだよ。うまくプレゼンする事ができなければ、良い作品を作りあげても伝わらないし、一般常識を知らなければ、お客さんとスムースに会話をする事も出来ないよ。計算が出来なければ、歪みのないきちんとしたデザインは出来ないし、海外を相手にするなら英語も出来ないといけないし・・・。」とかいろいろと御託を並べて、「とりあえず今は、全教科をきちんとやれって事だよ。」という結論を押し付けています^^;
私はいろいろと考えて、小学校2年生の夏から公文(算数のみ)に行かせました。2年生になっても指を使って計算をしていましたから。公文にしたのは「与えられたプリントが終わるまで帰れない」ので、自分が「やるしかない」ので必然的にやるようになります。塾だと学校の教室スタイルで、うちの娘は、みんながバリバリとやってても、一人、ほわわわわーんとしちゃうのが目に見えてる。ぼーっとしてても終わる時間が来れば帰れる、それでは困ります。(もちろん、塾では、ひとりひとりあてられたりするので、のんびりばかりはしていられないのだろうとは思いますが)
公文に行っていたので、6年間授業の算数に普通について行く事が出来ました。授業が理解出来ない・・・という事はありませんでした。
さて、中学から英語の授業が始まりますが、これも中学一年生の4月にみんなと一緒にスタートラインに並んだのでは、うちの場合は遅いのです。で、4年生からECCに行きました。ECCは先生がとても楽しい人で、クラスも少人数、自分に英語の名前をつけて、みんなでその名前で呼び合う(「cherry!」とか「violet!」とか「Ben!」とか・・・)ので、毎週楽しみにして行っていました。「4年生からやっていたから文法も会話もバリバリよ!」というために行かせたのではなく「英語って楽しいんだよ。」という気持ちにさせるために行かせていました。そ、警戒心をなくすためって言うのかな。
そして中学。小6の3月いっぱいで公文とECCをやめ、国語・数学・英語の3教科の
塾に行く事にしました。これも、周りのママ達に聞いてみると「一学期は様子を見てみる」とか「一年のうちはまだいいかなって思ってる。」という人もけっこういました。しっかりした子、自分で計画を立てて勉強を進めて行ける子の場合はそれでいいと思います。でもでも、うちは「様子を見ている」間にどんどん遅れてしまうタイプなんです。
私が娘を塾に行かせている目的は「学校の授業がきちんと理解出来るように」「県立のごくごく普通レベルの高校に入れるように」の二つ。「レベルの高いむずかしい高校に合格するため」ではなくて・・・。
娘は、のんびり屋ですが、A型なので、出された宿題はきちんとやって行きます。A型の娘にとって「宿題やって行かないなんてありえない」世界。おもしろいですよね。のんびり屋だけど、几帳面。
1学期のテスト、2学期の中間テストが終わって感じた事があります。
「私がやらせて来た事は間違っていなかった~!」
・・・と言いますのは・・・先日の中間テストの結果を見てびっくりしました。この結果には各教科ごとに100~91点○人、90点~81点○人・・・、40点~31点○人、30点以下○人」と点数分布が表示されています。数学のテストがとても難しかったらしく、30点以下にものすごくたくさんの人数がいてびっくりしました。ちょっとー、先生ちゃんと教えてるの~?と聞いてみたくなるような人数でした。きっと娘も塾に行っていなかったらその分布の仲間入りをしていた事でしょう。でも、そこに入る事無く、よく出来ました。
英語もとっても良い点が取れました。
最近は、娘も「勉強すれば良い順位が取れる」という、あたりまえの事がわかって来たようです。(←今頃かっ!・・・でも小学校の時は「順位」ってなかったですからね。のんびり屋だし。)
しっかりした子の場合、親の助言・手助けはあまり必要ないのかもしれません。でも、ごくごく普通の子の場合、その子の性格を親がよく理解し、その子に一番合った方法を選んであげる事がとても大切なのでは?と思いました。先は長い!頑張ろう!・・・と自分に言い聞かせるこむぎであった・・・。
2008年11月05日
【子供と英語!我が家の英語Time】第7回 英検4級を受けました。
投稿者 本田裕美
春に英検5級を受けましたを書きました。4級を受けたのも今年の春。それから大分経ってしまいました。今更ですが、今日は英検4級を受ける際のレポートを書きますね。参考になれば幸いです!
【我が子のレベル】
英検5級受験時から”変化なし”の状態で受験しました。
(Disney World of Englishのユーザーにしか分からない表現で申し訳ないのですが)我が子はGreen6です。5級の頃はGreen5だったので、1冊進級した状態です。挨拶・色等は理解しています。簡単な本であれば読むことはできますが、書くことは出来ません。文法も知りません。幼児向け番組なら英語で理解できますが、しゃべることはしなくなってしまいました。
【試験内容】
一次試験(筆記とリスニング)のみ。二次試験(面接)はありません。時間は筆記35分、リスニング30分。選択式です。
詳しい内容は英検4級 試験内容をご覧下さい。
【使ったもの】

● 英検4級教本改訂版(CD付き)
● 英検ホームページの過去問
【我が子が受けたときの合格ライン】
39点 (65点満点)・・・正解率60%以上で合格!
ちなみに、この時の受験生の平均点は46点(正解率71%)。
【勉強方法】
5級を受けた3ヶ月後に4級を受けたため、時間がありませんでした。そのため、確実に点数の取れるリスニングで点数を稼ぐ作戦に。過去問のリスニングを3回やりました。そして、Disney World of Englishの教材であるTalk Along Card(単語カードです。機械を通すと、その単語や文章を発音してくれます。)をやり、単語(Greenレベルまで)を覚えさせました。加えて、さぼりがちだったTelephone Enlish(これもDisney World of Englishのもので、週一回5分、電話でネイティブの先生と会話するの授業です)を毎週やるようにしました。
問題は長文です。Eメールの問題が出たりします。メールを書いた日にちを頭に置き、文中の「明日、あなたに会えるのを楽しみにしているわ!」から、『二人が会うのはいつでしょう?』というような問題が出ます。とっても『なぞなぞチック』。これは正直、我が子には難しく思いました。我が子は明日と明後日の違いが危ないし(月曜日の明後日が分からない)、数も数えているうちに飛んじゃうし。
本当は過去問のみで突破したかったのですが、急遽英検4級教本を購入したのです。この教本のリスニングパートを2回、長文パートを1回やりました。
しかし、リスニングに力を入れていた我が子にとっては、教材は過去問だけで十分だった気がします。その理由は・・・。
■ テキスト作成会社にお願いがあります! ■
英検4級教本を購入した理由は長文対策。絵が可愛いしし、カラーですし、子供が気に入った本でした。
しかし、購入して家に持ち帰っても我が子はやろうとしません。理由を聞いてみると「問題文に漢字があって読めない」とのこと。
そうなんです!失敗しました・・・。本の内容はさておき、子供が開きたい本・自分で読める本でなければ話になりません。英検の問題文は使っている漢字に振り仮名があり、とても親切。いつからの配慮なのか分かりませんが、小さな子供の受験も増えている現在、私以外にも嬉しがっている方は多いと思います。
ぜひ、ぜひ、出版社さん!英検以外でも低年齢が受ける受験本シリーズは振り仮名付きでお願いします!
結局、教本はあまり活躍せず・・・(あくまでも、我が子の場合のお話。悪い本では”決して”ないと思います)。そのため長文対策としても、Disney World of Englishの教材であるTalk Along Cardで文章を覚えさせ対応しました。
【結果と合格後の子供の様子】
結果、長文は9/15が正解(平均は11/15)、リスニングは29/30が正解(平均は22/30)。文法や作文(単語の並べ替えで文章を作る問題)も平均点を取ることができ合格することができました。やはり、子供やDisney World of Englishっ子はリスニングが強い。Disney World of Englishの教材と英検ホームページの過去問で英検4級突破、狙えます。
合格発表後、5級の時と同じように賞状がやってきました。またまたこの額にもシールを張り付けて、ちょっとオーバーに飾っています。「私、3級も受ける!」と大張りきりです。
でも、小学生になると英語の時間を作るのは難しくなってきました。こうなりゃ、「目標」を作らせてモチベーションを上げるしかない!。ってことで、この夏ヤングアメリカンズへ参加してきました。来年は、このヤングアメリカンズを我が家にホームステイしてもらいたくなったようで、「1年生で3級を取る!」と言うようになりました。
またまた、親子で頑張ろうと思います。
合格率の高い試験は楽しいよ。
2008年10月27日
【大学院に入院!】第7回 学会大会でドキドキ
投稿者 fellow
久々の更新です。すみません。
会社勤めに比べると刺激が少ない大学院生活。そのなかで、いちばんエキサイティングで楽しいと思えることのひとつが、学会(所属学会の年次大会)への参加です。
「日本○○学会第△回(200×年度)大会」などが正式名称ですが、通常、この年次大会を「○○学会」と呼ぶようです。
(病院などでも「学会参加のため休診」というお知らせが待合室に貼ってあったりしますよね)
「同じ学問を専攻する学者が、研究上の協力・連絡・意見交換などのために組織する会」(「大辞林」より)の定期的な会合です。
発表を認められた研究者が当日研究成果を報告し、質疑応答や議論を通じて考察を深める。発表をしなくても、研究動向を把握したり、懇親会でネットワーキングし、人脈を今後に生かす。・・・というのが、集まる目的です(たぶん)。
私は発表をしたことはなく(まだ修行中の身なので・・・)、もっぱら聴衆として、いくつかの学会に参加してきました。
最先端の研究動向がわかるし、研究上のロール・モデルとなるような方を見つけたり・・・というマジメな目的のほかにも、著名な重鎮がしゃべっている姿を生で見られたり、ふと気づいたら大御所がすぐ近くの席だったりするので「おぉ潤オ」とミーハー魂がうずいてしまいます。
著書や論文から勝手にイメージをふくらませていた人が、予想とぜんぜん違う雰囲気で、ビックリしたり・・・。
ふだん文献やデータと向き合う二次元がメインの世界から、三次元への冒険。だから刺激的なんですね、きっと。
先日は、斜め後ろに山田昌弘さんが座ってらっしゃいました。
(・・・と書くと、専攻が何であるかが、わかってしまうのですが)
研究者を目指す奇特な(?)人は、そうそういないと思いますが、この「ワーキングマザースタイル」をご覧の方は「子供を持ちながら働くこと」に比較的、ご興味をお持ちの場合が多いのではないかと思います。
先月、開催された「日本家族社会学会」の年次大会では
「女性就業者のワークライフバランス」
「子供の習い事を媒介とする父親の育児参加に関する研究」
「格差社会と小・中学校受験」
など、ワーキングマザーにとってホットなトピックの発表が複数ありました。
同大会に限らず、学会はわりとオープンで、「非会員」でも参加可能な場合が多いようです。
日本家族社会学会の場合は、大会期間中、託児室(要・事前予約)も設置されていて、一般からの参加もWELCOMEだと聞いています。
もしご興味ある方は、次回、いかがですか?
2008年09月21日
ベビーシッターさん慣らし中
投稿者 田村小梅
昨年10ヶ月ハワイで生活し、秋に帰国してから早や1年!!
ハワイ滞在中に、「日本に帰ったらこれを立ち上げよう!」とたくさん準備をしてきたのに、全く手が回っていません。その理由は、一にも二にも長男の幼稚園!!!
生後半年から保育園に通っていましたが、通っていた保育園が2歳までだったので、3歳を機に幼稚園に変わる事にしたのです。
小学校受験を避けようと、希望していた小学校の付属幼稚園を選んだところ、基本的に延長無しで毎日1時過ぎには終ってしまう。水曜なんて11時!!
もちろんそれは知ってて受けているので、遅れての入園と同時にすぐにもベビーシッターさん!と思っていて、次の預け先の保育園も確保していたのですが・・・
なんと幼稚園側から「入園が遅れているのだから、しばらくシッターさんは待って」と!
まさか、「幼稚園後保育園に」なんて、とても言える雰囲気も無く!
結局、「園に慣れた」と言われたのは年少も終る直前の半年後、その後も、新年度と同時に長期に休んでハワイに行ったりしていたため、なかなかシッターさんの事を言い出せず、気づいたらこんなに時間が経っていました(涙)。
これじゃあ、ちっともワーキングマザーじゃない!!
(私自身でも、ワーキングマザーの会を主催しているにも関わらずっ)
そして、ハワイから帰ってきた5月に決めました。
「焦ってもどうにもならない。夏休みまではべったり子供と過ごして、夏明けからはシッターさん!」と。
そして今やっと、夏休みが明け、現在「慣らし保育」ならぬ「慣らしシッターさん」中。
少し前から、何度か一緒にバス停までお迎えに行ってもらっています。
人見知りの強い子供は「これからあの人が迎えに来るんじゃないかっ!?」
と、警戒心露わで目も合わせないので、まだ何も伝えていません。
強行突破したいところですが、春頃にシッターさん云々、と伝えて大変な事になって、
何度も大失敗した経験から、今度は、
【慌てる乞食はもらいが少ない】
を肝に銘じ、焦らずに頑張っています。
あと数回、何も言わずに一緒に迎えに行って、もう少し慣れたら徐々に伝えていこう。
目指せ!10月からシッターさん生活!!
それにしても、
上の子が生まれてから3年近くは保育園だったので、何の迷いも障害も無く働けていましたが、
物心がついてしまった今、シッターさんに頼むのも大変だし、
仕事に不向きな幼稚園を選んだために、いかに「保育園がありがたかったか」が身に染みます。
でも、「幼稚園に行かせたい」という事も、
「そこの小学校に行かせたい」という事も、私が決めた事。
「仕事が・・・」という事が理由で、行かせたい小学校を諦めるのもイヤだし、
「子供が・・・」という理由で仕事を諦めるなんてもっての他!!
仕事の方は予定より大分遅れてしまいましたが、どちらも諦めずに頑張ります!
2008年09月13日
発想の転換
投稿者 桜乃ゆめ
先日、近所の本屋さんで見かけた光景です。
最初見たときは、何がぶらさがっているのだろう???って思ったのですが。
こういうディスプレイもありなのか!!!!
と絶叫するほどウケテしまったのでした。
本は並べるもの、積むもの、という固定概念を見事に打ち砕いてくれたディスプレイでありました。
お見事!!
これって、発想の転換ですよね。
で、わたしも考えてみました。
いつも困っていた子供の学校からのお知らせプリント、宿題のプリントなどの「書類の山の管理方法」」
お知らせプリント、宿題プリントが積み重なり、どこに、何のプリントがあるのか、探すのに一苦労という毎日で、うんざりしていたところでした。
で、どうしたかというと・・・
「書類は重ねるもの」 ⇒ ⇒ 「書類はたてて管理する」
と発想を変えてみました。
じゃじゃん。

どうですか?
このケースは、ショールームなどで、カタログやパンフレットを飾っておくディスプレーケースです。
このやり方でよかった点は以下の通りです。
・たてることで、プリントを探しやすくなった
・机を占領していたプリントのスペースが半分以下になった
・子供もプリントを自分で探しやすくなった
・プリントを処分する期間も早くなった(たてられる数が少ないから)
かなり使える方法だったので、書類の山、プリントの山でお困りのみなさま。
ぜひ、一度 「たてるファイリング、たてる収納」をお試しあれ♪
2008年09月08日
クリエイティブチルドレンプロジェクトに参加!
投稿者 大葉柚子

ワーキングマザースタイルのイベント情報で教えていただいてから、ロフトワークのクリエイティブ・チルドレンズ・プロジェクトに急いで申込。昨日小2の息子をつれていってまいりました。絵を描くのが好きな息子。以前は独創的なものを子供の感覚で描いていたのに、最近はポケモンのキャラを描いたりするばかり。何か彼の刺激になれば、そう思って参加をお願いしました。
とにかくぐちゃぐちゃに好きに描いていいよ。クレヨン全部使い切る勢いで。
それだけ言われて大きな紙に20名前後の子供たちが思い思いに描きはじめました。単身で参加したわが息子は、最初は小さく隅のほうでやっぱりポケットモンスターのキャラクターを描きました。- ねえ、ママ次に何かいたらいいと思う? - お題が与えられたいない不安からか、私に助け舟を求めます。
自分の好きな色で自分の好きなものをかいていいのだけれど、せっかくおおきな紙なんだから、ダーっと長い線でもかけば?と、あまり協力的でない母に愛想をつかしたのか、母からははるか遠くで黙々と色をぬりはじめました。一時間強塗り続けて、終わりだといわれても塗り続けていました。
終わった彼の感想は、もちろん、‘最高に楽しかった‘。
ベットに入る前に彼はこういいました。
ねえママ、僕の絵が原宿に展示されるんだってよ。すごいよね?
ほんとうだ、すごいことだよね。
すばらしいイベントを知らせてくれてWMSに感謝、すばらしいイベントを企画してくれたロフトワークにブラボー、すばらしいイベントをクリエイトしてくれた松岡さんにスペシャル感謝です!
2008年09月04日
「ヤングアメリカンズ 2008」に参加しました!
投稿者 本田裕美
学校が始まりましたね。今年の夏は暑かった!そのせいか、”秋の訪れ”が以前よりもさみしさを連れてくる気がしてます。私、夏って好きじゃないんですけどね~。
さて、この夏。我が家の娘(小学校1年生)は、ヤングアメリカンズのワークショップに参加しました。
桜乃さんの記事を読んだ瞬間に「行かせよう!」と決め、ワクワクしながら申込日を待ったことを思い出します。
ヤングアメリカンズとは、音楽とダンスの2本柱に活動するアメリカの非営利活動団体で、17歳から25歳で構成されています。入団するためにはオーディションがあり、合格した彼らは(まだこの段階では、”ニューキッズ”と呼ばれる)、半年間にわたって『歌』『ダンス』『心理学』を学んだり恵まれない子どもたちの施設での実習などを行ったりして成長し、晴れて”ヤングアメリカンズ”となっていろいろな活動を行うとても魅力ある団体です。(昨年、日本からも4人の”ニューキッズ”が誕生したようです。)
そして、このングアメリカンズの活動の中に、アウトリーチがあります。これが今回、我が家の子供が参加したワークショップです。アウトリーチとは、”出張授業”のことで、90年代初頭、アメリカは教育予算削減の嵐が吹き荒れ、芸術関係の授業がカリキュラムから削られてしまいました。その中、ヤングアメリカンズは学校に行き、子供たちとショーを作るというユニークな活動を始めました。その活動が瞬く間に広がり、今では14カ国で15万人、日本では5000人以上の子供たちが参加しています。
このヤングアメリカンズを日本へ招待した主催者がじぶん未来クラブ。『次代を担う子供たちが、出会い、学び、育っていく場を創造していく』NPO法人で、我が家が参加したワークショップの他にも「お仕事探検隊」など行っています。
『ヤングアメリカンズ ジャパンツアー 2008』パンフレット・『じぶん未来クラブHP』より引用
2日間と3日間のコースがあり、我が家は3日間のコースに申し込みました。時間は、お昼~17時までの長丁場。長くて集中力が持つのかな?なんて、ちょっと心配しましたが、子供はとっても楽しかったみたい。「終わるのヤダァ~!」って、帰りの電車で話してくれたのでホッとしました。さすが心理学まで学んだヤンスアメリカンズ!。ショーの練習の間にもゲームをして遊んでくれたようで、最後まで飽きさせることなく作品を作り上げた様子が、子供から伝わってきました。
ヤングアメリカンズからの指示は英語です。でも、ゆっくり話してくれるし、きちんと通訳付きだから大丈夫。それに、その通訳さんたち、堅物感が残る”直”の通訳ではなく、指導者の雰囲気を壊さないように言葉を発していました。とっても素敵で、この事も子供たちにす~っと違和感なく指示が入って行ったんだと思います。
親はショーの練習風景を見学することができましたよ。徐々に出来上がっていく様子は、とても気持ちが良かったです。小学生から高校生まで参加可能なこのワークショップ。年齢ごとにチーム分けされて練習します。小学生は「一生懸命さ」が可愛かった。上級生は「恥ずかしさを吹き飛ばした”がんばり”」が格好よかった!。参加者の保護者さんの感想で、「我が子が自分の殻を破って、舞台を成功させようとする姿に涙が出ました」ってモノがあり、その気持ちにとっても納得です。
その見学ですが、「ちょっとでも子供の集中力を欠くような行動は禁止」です。手を振ったり、声をかけたり、物を渡したり・・・など、親と子供が接することはできません。なので、私はわざと”少しだけ”しか見ませんでした。様子は子供から聞けますし(いっぱい、しゃべってくれました。それくらい毎日が楽しかったようです)。
”知らない人と物を作り上げる体験をさせたかった”というのが、このワークショップに参加させた目的の一つ。結果、参加させて成功だったと思います。「人間が、”こう”変わりました」なんて大きな報告はありませんが、知らない人がたくさんいる中でも”一生懸命やる”ことができた!。大満足です。終了後、子供からすぐに「来年もやる!」と言われたので、私だけではなく子供も大満足だった様子。まだ一年生、とにかく「いろいろな世界」があるってことを見ていけばいいよ。よかったね。
そしてもう一つの目的は、「英語」に触れさせたいということ。こちらもGOOD!我が子から「来年はヤングアメリカンズを家に招待したい」と言ってきました。「英語、やるから!」と。(つまり「ホームステイの受け入れをしたい」ってことです。ヤングアメリカンズは日本ツアー中、参加者の自宅でホームステイをします。受け入れは任意です。)練習の様子を話す時にも「英語が通じた!」と喜んでいて、がんばって自分を発信していたみたいです(・・・あっ、そんな素敵な会話ではないですよ)。
ショーの中で参加者がソロで歌ったり踊ったりする場面がありました。我が子はソロを頂けてとっても嬉しかったようで「次は、英語で、もっと、歌う!」と、このワークショップから2つも目標を持って帰ってきました。
ヤングアメリカンズだけのエネルギッシュなショーも最高っ!
来年もぜひ、やってほしい!
とっても素敵な夏休みでした。
2008年08月30日
「学童保育」と「放課後子ども教室」、どっちを利用する?
投稿者 常山あかね
我が家には小1の子供がいます。新学期も始まり、ようやく学校にも慣れてきたところです。
ところで私は、これまで自宅から車で20分ぐらいのところに事務所があったのですが、この秋、自宅から1時間ほどかかる都内に事務所を移転予定です。理由は、私の他のスタッフの方がほぼ都内在住のため、やはり人が集まりやすい都心の方が機動性が高まると感じたからです。
これまでは、事務所が近かったこともあり、子供の学校が休みだったり早く終わる日などは、打ち合わせや面接に子供を連れていっていました。その他、どうしても18時頃まで自宅に戻れず、お兄ちゃんお姉ちゃんも習い事で家にいない日は、横浜市の「はまっこふれあい教室」(放課後子ども教室のような位置づけ)に子供を行かせていました。
これは、教室の一室もしくは校庭で18時まで自由に遊んでもよいというもので、事前登録は必要ですが、特に日々の出欠確認があるものではありません。(子供の意志で、その日行きたければ行くというシステムです)
自由度が高く、無料(1年間500円の保険代のみ)で気軽に参加できるのが魅力ですが、子供が、日々必ず参加するという保証がないのが、心配なところです。特に、1年生の最初のうちは親の指示通り参加しますが、ちょっと知恵がついてくると、「行ってもやることがない」などと言い出し、友達との約束を優先して参加しないという子供も多くなります。
今後、自宅と事務所が遠くなると、おそらく家に帰るのは18時過ぎてしまいますので、お迎えにはギリギリ間に合わなそうです。
17時(冬は16時)を過ぎると下校に親の迎えが必要になりますので、お迎えが必要ない時間に家に帰って、兄弟と過ごす(兄弟が家にいる場合)のが現実的かなと思います。
保育園時代の友達も、学童を利用している人はほとんどおらず、全員この「はまっこふれあい教室」を利用している状況ですが、今後は、学童も視野にいれてもよいかなと思っています。
どちらも利用したことがある方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を聞かせてください!
どうしてる?「子供とフィルタリング」
投稿者 常山あかね
出会い系や詐欺など、子供が有害サイトにアクセスして事件に巻き込まれるニュースをよく耳にします。そのようなサイトから身を守るために、「フィルタリング」を利用しようという機運が高まっています。
携帯電話は、未成年が契約する場合、原則フィルタリング加入が義務付けられるようになりましたが、PCは、まだ義務付けられていませんので、特に消費者自身で何らかの対策が必要になってきます。
ちなみに、我が家の場合は、以下のような状況です。
【携帯電話】
小学生・・・ジュニア携帯。ホワイトリスト(キャリアのオフィシャルメニューにあるサイトのみ閲覧可能)のフィルタリングに加入しています。
中学生・・・通常の携帯。ブラックリスト(キャリアで指定された有害サイトのみブロック)のフィルタリングに加入。
(店頭ですすめられたわけではなく、事前に調査して店頭で申し込み。店員さんは、このサービスを知らないようでした。(--;)
ブラックリストの場合、アダルトや暴力サイト等以外の日常に必要なサイトはほぼ見れるため、中学生にも満足度は高いようです。ブラックリストのサービスが提供されるまでは、キャリア公式サイト以外のページが見れず、市営バスのサイトにあるバス時刻も検索できず困っていました。
【PC】
子供専用のPCを利用(設置場所は、人目のあるリビング)
有料のフィルタリングソフトを利用(i-フィルター)
インターネット制限時間を設定。(平日1時間、休日2時間)
使用禁止時間を設定。(9時以降禁止)
小学生と中学生では、フィルタリングの強度を変えています。
これに関しては、学習ソフト等を子供自身でインストールできないという以外は、不満はないようです。
この他にも、ルータで有害サイトをブロックするタイプなど色々な商品が発売されており、
財団法人インターネット協会のサイトでもお試し版がダウンロードできますので、ぜひ見てみてください。
◆財団法人インターネット協会「フィルタリング、知っていますか?」
子供が小さい頃(小学校低学年ぐらいまで)は、必ず親が見える場所でPCをやらせていて、何を閲覧したか履歴を確認する程度でしたが、今ではパソコン知識が親をしのいでしまっているので(^^;、必ずフィルタリング機能を利用しています。もちろん、最終的には正しいネット知識や社会常識を持つことが重要であり、フィルタリングとて万全というわけではありません。しかし、まだ判断力の乏しい子供にとって、最低限、フィルタリングは必要なことだと思います。
みなさんのご家庭ではどうしてるのか、ぜひお聞かせください!
2008年08月21日
8/31の磯野家
投稿者 湯河原こむぎ

サザエさんを見ると、毎年、夏休みの最後にカツオの宿題が終わらなくて、波平とマスオさんがねじりハチマキで宿題を手伝ってる。それを見るたびに「なんで毎年、カツオは宿題をためるんだ!」って思ってました。波平も、いつもは「ばかもーん!」って怒るのに、一生懸命宿題を手伝っている。わからない・・・と思ってました。
ところが、今年、中学になって初めての夏休みも終わりに近づいた我が家、サザエさんち状態になってます。8/31じゃないのがせめてもの救い。
うちの娘は、以前もよく書いているとおり、のんびり屋のおっぺけぺですが、小学校は宿題が少なかったので、最後になって「終わらない~!」という事は、今までに一度もありませんでした。
でも、中学は宿題が多い!9教科中、宿題を提出しなくていいのは体育だけ。
あとは、最低でも1つ、中には3つやらなくてはいけない教科もあります。
多いのが、1つのテーマをいろんな角度から調べて新聞形式(B4サイズ1枚)にまとめる・・・というもの。
国語は「自分新聞」、社会は「好きな県を選んで新聞を作る」、美術は「美術作品について新聞にする。」・・・これはかなり時間がかかります。
もちろん、自分の宿題ですから、自分がやるのがあたりまえですが、やはり、完成度の高いものを提出させたいのが親心。「美術は、何について書く?一人のアーティストを選んで書くとなると、かなり深くまで調べないといけないから、彫刻の森について書いたらどう?せっかく実際に行ったんだし。」とか「自分新聞は、まず「趣味」でしょ?それからどうしてそれが好きなのか、赤の他人にもわかるように丁寧に説明しなくちゃいけないよ。」などと、娘との話し合いから、書く事を列挙させて、何枚ものメモを作成し、まとめさせます。
ここ数日、私は固まった頭をミシミシ言わせながら、宿題を終わらせ(させ)るのに必死です。もちろん、数学のプリントや英語の問題を私がやったり・・・などはしませんが(ただ単に『問題を解く』ものは、さすがに7月中に終わっている。)、『何かを創り上げるもの』については、アドバイスしまくっています。
今日、偶然、同級生ママに二人会いました。
Aちゃんは、ちょー几帳面で、毎日忘れ物がないかどうか死ぬほど確認するくらいの子。もちろん勉強も出来る優等生です。ママはいつも「心配性すぎて、こっちが心配になる」と言っています。
「どう?Aちゃん、宿題もう終わった?」と聞くと「自由研究のまとめと感想文がまだなの~」って。え゛っ?終わってないの2つだけ?すごーい!1学期のうちから渡されていた教科のものは、コツコツとすすめていたそうで、夏休みが始まった時点で終わっていたそうです。「社会科の新聞は何県を調べたの?」と聞くと「あ、私、聞いてない~。でも、終わったって。」・・・・すばらしい。
Bちゃんは、小学校の時にいっぱい勉強して、私立中学校に行きました。久々に会ったママに「Bちゃんの学校も、やっぱり宿題いっぱいあるのー?」と聞くと「うーん、わかんない、私一切、タッチしていないから。どうにかやってるんじゃない?」とクールなお返事。Bちゃんちは自営業で、大きなお店をやっているので、ママはいつも休みなく忙しいのであります。
はあ~・・・私はきっと、手伝い過ぎだ~(相談にのりすぎ)。ここにこの記事を書くのも迷いました。お叱りの言葉をいただくのがわかっているからです。でも、勇気を出して書きました。「サザエさんち状態」になっているお家の方々!頑張りましょう!
今年、学びました。「中学の宿題はためると大変」。娘も身をもって理解したと思います。来年は絶対に今年の二の舞はするまい!
写真の絵は、英語の宿題のポスターです(神戸の異人館「うろこの家」にあった「王家の橇(ソリ)」のスケッチ。まだ途中・・)。美術部なので、絵を描き始めたら夢中で描いています。とってもいい事です。・・・が、他の教科が進みません~。一応、今週中に宿題完遂を予定しています・・・ってあと4日・・・^^;
湯河原こむぎ・妄想劇場
妄想の中の私「夏休みももうすぐ終わりだよ。宿題終わったの?」
妄想の中の娘「何言ってんの?おかあさん、宿題はもう7月中に全部終わったよ!今やっているのは塾の宿題だよ。」
妄想の中の私「そうだったの~!本当にあなたはしっかりしてるわね。何も心配いらないわ~。」
・・・・ほわんほわんほわんほわんほわわわわわわ~ん・・・・
夢か・・・(;O;)
2008年07月17日
【習い事と中学受験の両立を目指す!番外編】もうすぐ夏期講習の巻
投稿者 竹之内ふうこ
こないだ新学期が始まった!と思ったら、あっという間に夏休みです。夏期講習です(汗)
普段の娘は、習い事の関係で、理科と社会はグループ授業(栄光ゼミナール)、国語と算数は個別指導(栄光ビザビ)を受けています。
でも、時間的に余裕のある夏休みは、個別はお休みし、グループ授業の夏期講習にみっちり行ってもらいます。
ハハの狙い
その1:少しでも周りの子たちの受験ムードに触れさせたい!
その2:塾に通う時間と日数を多くして、少しでも勉強モードの時間を長くしたい!
さぁどうなる!?
「夏休みは受験の天王山!」などとよく言われますが、うちはまだ5年なので、ノンビリしたものです。
・・というのは親だけみたいで、娘は何やら塾でお尻をたたかれている様子!!
自分が受講する講習や習い事・旅行のスケジュールを全部書き出し、先生に提出すると・・なんと、夏休みの学習スケジュールがみっちりと書き込まれて返ってきたではないですか!!
・時間
・場所
・具体的な勉強内容(テキスト)
この3つを揃えてやらないと、子供はなかなか勉強しない、と室長先生が言っていたのを思い出しました。
このスケジュール表は、この3つが盛り込まれた細か~いものです。
私だったら、
「実現可能なスケジュールじゃないと、意味がなーーい!」
と「即却下」するハードな(非現実的な)ものなのですが、娘は、
「わー、この日は自由時間が30分しかなーい♪」
なんて言いながら、ルンルンで眺めてます。
こんなの初めてなので新鮮な気分なのでしょうか。それとも、スケジュール作っただけで、やった気になってるんでしょーか(涙)
まぁ、どこまでやれるか、見守ることにしますけど。
ちなみに、夏期講習突入前の今は、「夏休みからやるから、いいの!」なんて、最低限の宿題すらあやうい状態です。とほほ。
それにしても、こんなビッチリ勉強だらけのスケジュール表を子供に受け入れさせる、というのは、グループ授業だからこそ、周りのお友達が同じようなスケジュールで頑張っているからこそ、だと思います。
個別では考えられないし、ましてや家庭でそんなスケジュール表を作ったって見向きもされないでしょう。
あれほど拒否していた自習室なのに、「○○ちゃんと朝から自習室行くから、ママ、お弁当つくってね」なんて言ってます。
さぁどうなるのでしょう・・5年の夏。
受験生の自覚が少しでも芽生えてくれるといいのですが・・。
また途中経過を報告したいと思います。
さぁ夏休み!
受験生とその家族の皆さん、頑張りましょーう!!
お弁当作りもね・・(汗)
2008年07月03日
定期テストと世界の国旗
投稿者 湯河原こむぎ

先月、中学になってはじめての定期テストがありました。うちの娘、
先日のエントリーに書いたように地理が、ちょー不得意。社会科のテストの前日、いつも放任の私も気になって娘の勉強に付き合いました。
このページを何枚もプリントアウトしてやらせました。

地図パズルをやったおかげで、以前よりはだいぶ覚えていましたが、完成までにはまだまだ程遠い状態でした。「全問正解するまで夜中でもやるよ!泣いたってやるからねっ!紙は何枚だってあるんだから!」と鬼の形相でやらせる鬼母の私。私が中学生の時は、一人でやったぞ、テスト勉強・・・と思いながら。ま、中学に入って最初のテスト、やり方がわからないのも無理はないか・・・。
半べその娘でしたが、どうにか全問正解にこぎつけました。
なんと次の日、社会科のテストに県名+県庁所在地の問題が30問も出ました!県庁所在地も口頭で言わせながらやったので、かなりのポイントアップとなりました!「ちゃんと勉強して覚えて行けば、出来るって事がわかったでしょ?」と勝ち誇ったように言う私の言葉に、うれしそうに「うん♪」と答える素直な娘でありました。あ、よい子のみなさんは、こんなの小学校のうちに完璧に覚えましょうね!
しかし、日本地図は完璧にしたものの、世界地図と国旗については切り捨てたため、そこの点数はひどいものでした(出題数が少なかったのが救い)。もう次のテストには出ないかも知れないけれど、人間としての知識&高校受験のためには覚えないわけには行かないでしょう。だから、夏休みにかけて「世界の国旗」に挑戦する(させる)事に勝手に決めました。
先日、本屋さんに行った時、単語カード状になった世界の国旗シリーズないかな~と探しましたがありませんでした。そこで見つけたのが、この「世界の国旗かるた」。国旗のカードと読み札になっています。かるたになっているのは48枚。世界の国って何カ国あるか知ってます?193カ国もあるんだって!このかるたには、付属で写真のような表がついています。世界地図と193カ国の国旗の一覧表。

私、いい事考えちゃった!この表を200%にコピーして切り抜いて単語カードに貼れば、私が欲しかった教材の出来上がり!本人にやらせればいいのですが、なにしろ数が多い。娘一人で作ったらいつ仕上がるかわからない!もう家内制手工業、夫と私と娘の3人で、昨日せっせと作りました。でも単語カード1冊分(80枚)しかまだ出来ていません。でも、また頑張ります!単語カードだから覚えたものから抜いて行けばいいし「これは覚える必要ないだろう・・・」なんて言うのは後回しにする事も出来ますよね。写真の国とか・・・どこだ?
今年の夏にはオリンピックがあります。テレビを見ながら、出場国の場所と国旗を一つずつ確認して行けば「生きた知識」となる事でしょう。
ちなみに「国旗かるた」48カ国のうち、私が答えられたのはたった18カ国。
今日の一言 「この親にしてこの子あり」
・・・・よい子のみなさんは、小学校のうちに覚えようね!私もこの機会に、かるたの48カ国は完璧に覚えたいと思います(どうせ、読み札読むのは私だし・・・^^;)。おばちゃんも頑張るよっ!
2008年05月29日
ヘキサゴンドリル
投稿者 湯河原こむぎ

最近、私、はまっているものがあるよ。それはこの「ヘキサゴンドリル」 。そ、あのテレビ番組で本番前に実際に行う「予選ペーパーテスト」をまとめてドリルにしたものです。12回分のテストが掲載されています。
問題を解くのももちろん楽しいのですが、1回ごとにその時テストを受けた芸能人の順位が1位から最下位まで載っているので、自分が何位かがわかります。それから「伝説のおバカ回答」っていうのが載ってて、それも大爆笑。
私が一番笑ったのが
コンピューターなどの情報量を表す単位で、8ビットを1とするものは何でしょう?
香田晋「miniSD」(ほんとは「バイト」)
わははは(*^-^*)
娘にやらせようと思って買ったのですが、やってみたら子どもにはむずかしそう。で、自分でやってみたらはまっちゃいました!多岐なジャンルにわたっているので、かなりむずかしいです。私はスポーツの事や政治の事がまったくわからない!50点満点で40点超えるのってすごく大変です。
さて、私の結果は?
1・・31点・・ラサール石井、アンガールズ山根についで第3位。
2・・37点・・デーモン小暮閣下、宇治原(ロザン)についで第3位。
3・・32点・・麻木久仁子、宮崎美子、石原良純についで第4位。
4・・39点・・ラサール石井、眞鍋かをりについで関根勤と同点第3位。
5・・35点・・ガダルカナル・タカを抜いて第1位!
6・・40点・・渡辺正行を抜いて第1位!
7・・36点・・ラサール石井についで第2位。
8・・42点・・カラテカ・矢部を抜いて第1位!
9・・39点・・石原良純・渡辺正行と同点第1位!
10・・33点・・フットボール・アワー岩尾と同点(←なんかやだ・・)第5位。
11・・33点・・渡辺正行についで第3位。
12・・42点・・水野裕子と同点第1位!
良い点が取れない時は、くやしい!でもでも、すごく楽しいです!絶対、頭の体操になってると思います(っていうか、思いたい・・)。日曜日、実家に行って、みんなでワイワイおしゃべりしている横でやる事が多かったです。妹達はすごくスポーツに詳しいし、夫や義弟は理科・技術関係に詳しいので、ズルして答えを教えてもらいたくなっちゃうんだけど、ダメダメ!自分に厳しくやりましたよ。

「ヘキサゴンドリル2」も出てます。最初のが全部終わったので、明日「2」を買って来ます!みなさまも、ぜひ!
質問・・「羞恥心」の三人の中で誰が好きですか?私は上地君。
2008年05月22日
小さい時から地図パズルを!
投稿者 湯河原こむぎ

先日、娘のファイルを見ていたら、世界地図の国名を書くプリントがありました。なんと、50点満点で5点!どんだけ~っっっ!中学に入って初の、6月の期末テストに出るだろうし、ただ地図を見させてもおぼえないだろうし・・・。早く覚えさせるにはどうすればいいんだ?やっぱパズルしかない?と思って、今さらながら「くもんの世界地図パズル」を買いました。
ネットでパズルを探していると、ユーザーレビューは「3歳の時からやっていました。」「2歳の子どももやっています。」みたいなのばかり。なるほど~、早めにスタートしないといけなかったのね。
私が買ったこのパズル、「対象年齢5歳から」・・・うちの子、すでに12歳。あっちゃ~っっっ!小さい時からやらせておくんだった。
娘は、すごくパズル大好きで、ものすごく早く完成させちゃう子でした。しかも違うパズルで(スヌーピーのとミッキーのとか)「おかあさん、これ、絵は違うけどピースの形が全部同じだよ。」とか、そんな事もわかる子でした。2歳か3歳の法事の時も、お坊さんが、お経をあげている間、パズルをやらせておいたらすごくおとなしかったの。その頃に、これを与えていたら、楽しみながら夢中でやっていたはず。地図=「勉強」と、本人が意識する前に与えるべきだった!

もちろん「くもんのNEW日本地図パズル」も一緒に買いました。娘は楽しそうにやってます。これで5点からは脱出するだろう・・・・脱出してほしい。
娘がしっかりおぼえたら、妹の子ども(現在2歳半)に、このパズルあげよう。「世界地図も日本地図も、4歳の時に全部おぼえちゃったのよ~。おほほほほ!」って妹が笑えるように。
小さいお子さんをお持ちの皆様、ぜひぜひ早いうちから地図パズルを!
あと、森高千里のCD、「DO THE BEST」(ロックンロール県庁所在地が入ってる)も中古で手に入れました!この曲、注意すべき点がひとつあります。「埼玉の県庁所在地が浦和」になってます。現在は「さいたま市」。間違えないようにしましょうね!

2003年にミニモニがカバーした↑このCDでは、「さいたま市」になっているそうですよ!すごいね!
それと・・・
友達が教えてくれたこのページ。日本の白地図に県名を入れるテストです。ぜひぜひ皆様もやってみてください。私、絶対満点取れる自信があったのに、4つも間違えちゃいました。関東に住んでいる私にとっては、地図の左側(西側)がむずかしい!4つの間違いはいずれも西側でした。
こういうタイプのページで世界地図のもあるといいんだけど。検索してみたけど見つかりませんでした。どなたかご存知でしたらぜひおしえてくださいね!
いつも底辺からのレポートですみません・・・^^;
2008年05月01日
アメリカの小学生 【1年生の宿題】
投稿者 桜本梨恵子
アメリカの小学1年生って、どんな勉強をしていると思いますか???
算数は意外と日本の小学1年生と代わらないんです。
ただ、『英語』 で習うと言うだけで・・・。
英語の宿題に関しても、日本の漢字の勉強と比べればそれほど難しくはないかも?
でも、クラスや学校によっても宿題も全く違うので一概には言えませんが…。
実はアメリカって、学校はもとより、クラスによって、使うテキストや教材が全く違うのです。
担任の先生ノ一任されているのです! ちょっと驚きですよね。
で、『我が息子の宿題は?』と言うと、上記の3冊(だけ?)です。算数のワークブック (もしくはプリント)、単語の練習ノート、単語の発音ノートの3冊です。
算数はこんな感じです。
日本の算数と同じく2桁の足し算ですね。
しかも、1ページ以上の宿題が出ることはありません。
1ページと言っても、日本の算数ドリルなどに比べると、問題数の少ないこと、少ないこと。
一応、先生の方針としては、宿題(全部あわせて)は10分で終わるくらいの量にしているとか。
親的にも、子供的にも楽です!!!
黒いノート(単語練習帳)の中身です。
左の写真が単語練習帳の最初のページに貼られている、練習方法、そして右の写真は実際の練習です。(あまりにもグチャグチャでごめんなさい。おまけに文も間違っていたりします。)
<月曜日> 課題リストの10個の単語を3回ずつ書く
<火曜日> リストの単語をABC準に並べ替え、3回ずつ書く
<水曜日> リストの中から5つの単語を選んで、文を作る
<木曜日> リストの中から5つの単語を選んで、文を作る
プラス、翌日(金曜日)の単語テストの勉強
これは、単語練習帳のリストの中の単語が分かれていて、まず、STEP1の単語を3回スラスラ読めるようになるまで練習します。そして、それができれば、STEP2へ。STEP2の単語も3回続けてスラスラ読めるようになったら、単語がランダムに並んでいるSTEP3へ。
一応、親が確認をし、ノートの下方にイニシャルを入れることになっています。
毎日の宿題は、基本的にはこれの繰り返しと、週に1度図書館で借りてくる本を読むことだけです。
日本の小学校に比べると、宿題はとっても少ないかもしれませんね。
その上、週末は宿題がないと言うのが、親としても助かります!
子供の教育を考えた場合、親として喜んじゃっていいのかしら?
ただ、我が家の場合は、週末に日本人学校(補習校)があるので、
金曜日は1週間分の溜まっている宿題を抱え、親子ともども半狂乱になっていまが・・・。
PTA、12年間の体験
投稿者 fellow
ワーキングマザーなら、子供を産んですぐにもお世話になるのが、保育園。私は長男を保育園に入れたのが三歳児からでしたから、もう早12年も父母会やPTAなど、ノンストップで続けてきました。子供が三人いると、必ず毎年どこかで役員を引き受けることとなり、結局休みはありませんでした。昨年度は保育園でアルバム委員、今年は中学で校外を引き受けました。
12年の間には、PTA会長も引き受けたことがありました。この年私は離婚を経験したこともあり、非常に忙しかったのですが、他の役員さんに助けられなんとか乗り切ることができたんです。
結局、暇な人なんていないんです。でも子供のために誰かがやらないといけない。私はそう思って、けっこう積極的に参加していたほうだと思います。先生の名前を早く覚えたり、他のお母さんと話す機会があったりと、メリットもあります。だけど、ほとんど仕事が一個増えるような覚悟じゃないと、勤まりませんでした。これは、専業主婦が多かった頃の名残?一部の母親に負担がかかりすぎる現状のPTAって、どこか間違っている気がしてなりません。
公立高校でもPTAがあります。役員になったら、それこそ、一仕事です。広報もプロ並みの技術を要求されてしまい、出来る人も限られてきます。
タダ働きがいやってわけじゃないけど、一部に労働と経費(電話代、印刷代、目に見えない経費がけっこうかかります)を多く負担させ、しかも文句言われたりしたら、本当に悲しい体験になってしまいます。そんなことではいけないと思います。
PTA会費から、役員には手当てを出すとか、学校の事務局が業務は負担するとか、他に負担を分担させる方法はないだろうか。でも改善するには、自分が長に立ち、周りからの軋轢に耐え学校からの軋轢にも耐え、交渉しなければ改善しません。どうしてそこまでやらなきゃいけないんだろう....むなしくなっちゃいます。
12年もPTAとつきあってると、逃げ方もわかってくるので、今はできるだけ、負担の軽い役を受けるか、引き受けないようにしています。よく「一度やればもうやらなくて済む」と言いますが、実際には自分が体験して苦労したりすると、申し訳なくてまた、引き受けてしまうものなんです。やらない人は通して一切やりませんから、結局負担は「頼めばやってくれる人」「断れない人」に回ってくるのです。
あなたがとても忙しく、パートナーもPTAに協力的で理解を示すのではないのなら、できるだけ避けるべきです。非難を承知で書きますが、正直そう思います。PTAで重い役を受けて、夫婦が不仲になった例を、何件もみています。そこまでしてやることはないんです。
逆に私みたいに、夫がいない人のほうが、マイペースで活動できるかもしれません。ただし、夜の活動には一切参加できませんでしたけれどね(子供を見てくれる人がいませんから)。
上の子が高校生になり、小学生の末っ子の面倒をみてくれるので、今はやっと時間も作りやすくなりましたが、昔のいろんな体験から、どうしてもポジティブにPTAを受け止められません。そして、引き受けてくださった方には心から感謝し、できるかぎりのサポートを惜しみません。フォローもします。
みんながもう少し、役員を引き受けた人の身になって考えれば、PTAの活動もずいぶん楽しいものに変わると思うんですけれどもね。あと12年は続く、PTAとのつきあい。がんばります。
2008年04月30日
「3人で行こう! 仕事も子どももあきらめない!」インタビュー第7回<朝山あつこさん>
投稿者 常山あかね
★「3人で行こう! 仕事も子どももあきらめない!」インタビューは、【3人の子どもを育てながら、独自のワーキングスタイルで好きな仕事をして輝いている女性たち】を紹介し、その生き方の秘訣を伺うコーナーです。さまざまな理由から、働きながら子供を産もうかどうか迷っている皆さんの、お役に立てれば幸いです。
■自らの子育ての体験を生かし、職業体験を通し子供たちに夢を与える活動に取り組む
朝山あつこ(あさやま あつこ)さん NPO法人キーパーソン21代表
■ 「長男の「高校に行きたくない」という言葉がはじまりでした」
子育てをしていれば、必ず突き当たるのが「なぜ勉強しなくてはいけないの?」という子供からの問いかけ。長男(現在大学院生)が中学2年生の時、「高校に行きたくない」という言葉がきっかけで、子供たちにキャリア教育の場を提供したいと考え、手作りの出前講座を始めたという朝山さん。
それまでのキャリアを伺うと、「これといった経歴はなく普通の母親でした」と明るく笑う。
「長男が中学生のとき、学校があんまりいい状況じゃやないことを感じました。
子供たちを見渡しても元気がないし、暴れたり、無気力になっている。自分が中学生のときとは、ぜんぜん違うんです」。
朝山さんは、わが子の言葉を聞き、「高校に行かない選択肢がある」ことに驚いた。
母親として、大学に行って、就職して、家庭を持つ生き方が当然と思ってきたので、まさに「目からウロコ」だったという。
「子供たちは、何のために学校に行くのか考えたこともなく、当たり前のように行かされているんです。私たちのころは、家庭を支えるためにマイホームを持ったり、ハワイ旅行に行ったり、物質的に豊かになろう、がんばろうという欲のようなものがあったと思う。今は、それがない。今の子は、困ることが何もないんですね。ご飯を食べたり、自分の部屋があるのもあたりまえで、何のために存在しているか、生きる意味かがわかりにくくなっています」。
物質的に豊かになることを目指すのは、単純で達成感があるが、子供たちは、そんなにせっぱつまった環境に置かれていないのだ。
■「自分の好きな仕事であれば頑張れるし、社会の活力はあがる」
「偏差値やいい大学に行くのが当然というような風潮の中で、子供たちの個性を生かした役割がわかれば、がんばる気持ちが育つ」というのが朝山さんの持論だ。
「大学を出てせっかく入った会社を、3年で辞める人もいる。たとえば、理系の子供は、単純に報酬が高いという理由で医者を目指す傾向にあるが、他にも色々な仕事があるはずなのに、親も先生も、アドバイスができない。学校でも家庭でも、人材を育てることに手抜かりではないか」と朝山さんの疑問は膨らんでいった。
朝山さん自身も、苦い思いがある。
「自分をふりかえっても、大学を卒業し結婚し、平凡に家庭を持つのがあたりまえと思ってきました。親にも、旦那さんに尽くて家庭を持つことが女の幸せと言われ、経験がないので、何も考えずそうかなと育ってきて。
もしかしたらもっと私にあった道もあったかもしれないが、それは親が決めるのではなく、子供時代に本人が考えるもの。私は、押し付けるのではなく、一緒にいいところを見つけて、考えられる親になりたいんです」。
「自立する自分をめざす」ことが、朝山さんの子育てにおけるポリシーだ。自分の好きな仕事であれば、頑張れるし、社会の活力はあがると思っているからだ。たとえば、文章が得意な人は、確固とした実力があれば、会社がつぶれてもいかようにも生きていける。自分にとって、それが何であるか気づくことが、真にハッピーなる道なのだ。
「自分を知り、自分がどういう進路をとればハッピーになれて、自分の価値を生かせるのかを学ぶプログラムが学校にない。みんなそう思っているけど、どういうふうにしたらいいかわからない。なんで勉強しなくちゃいけないかと尋ねられても、答えられる大人は少ないんです」。
■「理念はあっても、手法を提供しなくては、ただ言っているだけになってしまう」
最初は、朝山さんも含め3人のボランティアグループで、こういうことが必要だよね、と意気投合して任意団体をたちあげた。その後、「たまたま生き方学習に深く共感していただける方々にめぐまれ」NPOを組織を設立。
一番苦労したのは、やはり生き方学習のためのプログラム開発だ。
「理念はあっても、手法を提供しなくては、ただ言っているだけになってしまう。具体的に、子供に「そうだよね!」と思わせて、アクションをおこさせなくては。コンセプトは出てきても、面白く作るのが大変。大人の概念を押し付けるのではなく、明るい夢を描けるプログラムを心がけました。だからゲームを取り入れたんです」。
試行錯誤の甲斐あり、「すきなものビンゴ」「おにぎり一個の仕事」などのユニークなゲームが面白いと、大人にも子供たちにも好評だ。6月19~22日には、東京ビッグサイトで開催される東京おもちゃショー2008への出展も予定しており、「プログラムを一人でも多くの人に広めたい」と意気込む。
現在は、学校や団体での出前授業をメインで実施しているが、数名のグループへの派遣や、個別のカウンセリングも実施している。親子や個人単位で、いつでも授業を受けたい人が受けられるような体制も推進している。
最近では、大手企業からの協賛も得ることができ、企業との連携プログラムも盛んになってきた。話題の学童保育「キッズベースキャンプ」にも、2008年より「すきなものビンゴ」と「お仕事マップ」を提供している。
■「自分の子供を育てる=よその子供も育てなければ意味がないんです」
朝山さんは、「子育てほどクリエイティブな仕事はない」と胸を張る。
そもそも朝山さんがNPO法人キーパーソン21の活動を始めたのは、自分の子供をちゃんと育てられるのかという母親としての不安から。自分の子供3人を社会に送りだしても、周りのみんなが元気になれない社会は、自分の子供もハッピーではないと感じたからだ。
「自分の子供を育てる=よその子供も育てなければ意味がないんです。社会は、チームなので、認め合う力・コミュニケーション能力・自分を大切にする力を育てたい。ひとりの母親として、20才までに、ちゃんとした大人を育てたいという気持ちで、子育てもNPO活動も取り組んでいます」。
「一人でも多くの人が、自分の個性を生かし、イキイキと輝くための、お役にたちたい。地味でもいいので、着々と一人ひとりのお手伝いをしていきたい」と語る朝山さん。自分の子供のためにも社会全体をよくしたいという、一人の母親の切実な思いは、今、着実に広まっている。(取材・常山あかね)
●●プロフィール 朝山あつこさん。 NPO法人キーパーソン21代表。
NPO法人キーパーソン21代表。「子どもたちに夢と職業意識を運びたい」をスローガンに、学校教育や企業研修の現場で、生き方やキャリア教育に関するワークショップや講演を実施。3人の男の子の母親。
■3人のお子さんがいてよかったことは?
3人はいいですね。子供同士を比べなくてすむ。一人ひとりのよさを大切に、個性を最大限に生かすことが、、まさに私がやっているキーパーソン21の取り組み。もし長男だけだったら、子供への期待が強くなりすぎて、許せないこともたくさんあったと思う。2人、3人になると「ま、いいか」などと、ゆとりが出て、わかってあげられるようになった。
■家事・子育てと仕事の両立で意識していること
活動をはじめたころは、家庭を省みる余裕がなかったが、それではダメ。家が荒れるのはもちろん、食事の支度、洗たく、子供の学校のことなど、すべてがおろそかになってしまった。そこで、やっとボランティアで活動を続けてはいけないということに気づいた。
家族に迷惑もかけるし、美容院、スーツ、靴、外食など、ボランティアなのにお金もかかる。誰かに負担を強いる構造は、継続できるものではないし、きちんと仕事への対価が払われなければ組織として継続性がなくなる。
子供たちは、私の仕事を見て、理解はしてくれているとは思う。特に現在大学院生の長男は、よく理解してくれて協力的。私が過労で倒れたときも、お皿を洗ってくれたり。
夫は、DVD作成を手伝ってくれたりと、部分的な協力はしてくれる。掃除・洗濯については、ハウスキーピングを利用するなど工夫している。ご飯にはこだわりがあり、忙しくても必ず自分が作るようにし、家族への愛情表現としている。
■これまで仕事をやってきて一番嬉しかったこと
講座を受けた子供の声以外の何者でもない。子供と実際にふれあったときに、「なんだ、こうすればよかったのか」と気づく瞬間がある。子供のその場での表情の変化に、何よりも、手ごたえややりがいを感じている。
■ワーングマザーやこれからワーキングマザーを目指す方へのメッセージ
母性に基づく子育ては、女性しかできないこと。母親の喜びは、仕事では得られない。子供の成長の喜びは、何者にも変えがたいと思う。その喜びを噛み締めて、子育てしほしい。
女性は、仕事面でも、チャレンジしやすい環境や、柔軟性があると思う。
男性のように家計の大黒柱ではないことが多いので、うまくその立場を活用し、仕事と子育てのバランスをとって、納得いく生き方をしてほしい。
vol.107:トラックバックテーマは「PTAどうすればいい?」
投稿者 村山らむね
前回の「最新の習い事の口コミ募集」にはたくさんの口コミありがとうございました。みなさん、塾探し、習い事探しには、かなりのエネルギーを費やしているようですね。子供の可能性と、ぴったりの塾や先生が、ばっちりマッチングするためには、親も相当の努力をしないといけないのでしょうか、ね。
さて、今週のトラックバックテーマも 【子供時間モード】 です。
さて、忙しい3月4月を乗り切って、ほっとしている方も多いのでは?4月になるとワーキングマザーだけでなく、すべてのお母さんの悩みのたねとなるPTA。
みなさんはこれをどうやって乗り切っているでしょう?ぜひ教えてください。また、親のライフスタイルと合わなかったり、専業主婦の方々に見えないしわ寄せがいったりと、PTAという実態がなかなか現代と合わなくなってきたという制度的なほころびも見えているようです。
子供のために何かしたいという気持ちは、大小の差こそあれ、みんなが持っているものだとは思いますが、その気持ちが具体的な無理のないアクションになるために、どうしたらいいのか、ぜひ、みなさんのお知恵を拝借できればと思います。特に、
1、あなたのPTAとのかかわり方
2、PTAに対して不満に思うこと
3、PTAの「いいな、よかったな」と思うこと
4、PTAが具体的にこうなるともっといいのにという点
ぜひ、先輩ママさんはもちろん、まだ就学前のお子さんをお持ちのお母さん方にもコメント・トラックバックしていただけると、幸いです。
※具体的な学校名などをあげての攻撃的なコメントやトラックバックは、お控えください。
私もいろいろとPTAについては思うところがありますが、ようやく、今は引継ぎが終わり、一段落しているところ。もう一段冷静さを取り戻したところで、コメントしたいと思います。
2008年04月24日
(事前申し込み4/25まで)志望校の最新情報と受験対策がわかるBenesse(ベネッセ)進学フェア
投稿者 WMS情報局
5月25日 日曜日に東京国際フォーラムにて開催される志望校の最新情報と受験対策がわかるBenesse(ベネッセ)進学フェアのホームページからのお申し込みは4/25(金)の21:00までと迫っています。
興味のある方はぜひ!出席できない場合も、資料だけ請求ということもできるみたいです。お早めにぜひ!

2008年04月15日
花まる学習会に感謝
投稿者 村山らむね
去年、いきなり教育ママに目覚めて読んだ本に「算数脳」という本があった。それが「花まる学習会」の高濱正伸先生との出会いでした。
彼がやっている塾が、なんと同じ市内(さいたま市)にあると知って、すかさず、入塾講演会に。そしてまたまた心酔。すぐに入会したのが去年の春です。

花まる学習会についてはちょっと長いのですが、引用させていただきます。
もう10年以上も前、大学受験を目指す高校生を指導している頃でした。どうしても伸びない子に、ある類型があることに気づきました。兄弟で言えばどちらかというと長子が多かったのですが、要領の良い弟妹との比較の中で保護者にダメ扱いされたり、いやなお稽古事を無理矢理やらされた記憶を持っている。指示すれば何でも素直にやるのだが「自分はこれがやりたい」という意欲・意志が感じられない。計算は早いのだが問題意識が低く、ちょっとした応用・考える問題になると思考が停止してしまう。これで彼らは、自立して生きていけるのかと不安を感じました。
その後幼稚園児から大学院生まで全ての学年の子どもを指導する経験を通じて、そのような学習への心理的な型の大半が、小学校低学年時代までに形成されるという確信を得ました。そこで'93年に、機械的な計算力指導をもって幼児の学習指導とうたう既存の塾へのアンチテーゼとして、思考力・作文・文章題が中心で、学ぶ意欲を伸ばす低学年向け教室を開きました。これが現在の花まる学習会です。20数名で船出し、現在では在籍者は2,000名を超えました。
3年生までは、幼児の本質を見すえて、一斉で群れになるなるからこそやる気を引き出せる、暗唱・ゲーム性などを積極的に取り入れ「学ぶ楽しさ」を育むことに、また4年生以降は、じっくり考える本格的な思考問題を中心に、語彙などの知識ノート、できなかった問題から教訓を引き出す復習ノートの作り方など、「学習の仕方」を身につけることに、それぞれ重点を置いて指導します。
思考力・作文・文章題といった手のかかる分野こそを扱いながら、学ぶ楽しさ、考える面白さ、大自然の不思議を伝え、子どもたちがその喜びをバネに学習の良き習慣と正しい学習の仕方を身につけていくこと。それが花まる学習会の目指すことです。
実際の指導内容は
・週に1回 90分 算数と国語
・算数はパズルのような問題から思考力を伸ばすもの
・国語は小説を読みこむ。また詩や作文をふんだんに書かせる。独自の漢検もあり。
ここに行ってよかったなと思うのは、とにかく先生たちが、それぞれの子供のよいところを一生懸命ほめて、連絡帳などに書いてくれるところ。
勉強の楽しさ、問題を解くことの面白さ、それを伝えてくれる時間です。
また夏休みなどの長期休暇は、通常授業は一切なく、野外活動のみになります。学力は実体験からはぐくまれるという信念のもと、かなり汗臭いキャンプが行われている模様。
娘も最後に雪遊び合宿(スキーはせずにひたすら雪遊びに講じるというもの)に、参加しました。初めて作るかまくらの感動はかなりのものだった様子。
結局1年通って、この3月でやめました。ここは小4からスクールFCという進学塾があり、そちらに行かせたかったのですが、さすがに電車で5つ目のところに週2回通わせることが出来ずに断念。近くにあれば絶対に選んだのに、残念きわまりありません。
塾の先生と、本質的なところですり合わせができているというのはとっても幸福なこと。この高濱先生は、「生きる力」というものをものすごく大切に考えているということで、すごく自分の教育観とあっていたのだと思います。遊んで、学べ。そんな思いに共感したからこそ、土曜日朝早く、娘と一緒にでかけることが出来たのだと。
娘も「成績が上がったのは、花まるのおかげだね」と、それほど上がってはいないのに根拠なき達成感を持っています。成績はどうあれ、勉強が楽しいという気持ちが芽生えたのは、とにかく花まるのおかげ。本当に心から感謝です。
■花まる学習会
浦和、与野、などのほかに、都筑区、青葉区にも教室ができました。
2008年04月14日
【子供と英語!我が家の英語Time】第6回 英検5級をうけました。
投稿者 本田裕美
親子で英語を勉強し始めて6年。気が付けば、ちょっと新鮮味がなくなってきた我が子(6歳)。そこで新しい風を入れるため、先日英検5級・4級を受けてきました。そしてめでたく合格を頂くことができました~!ので、ここにレポートを書かせてもらいますね。まずは、5級から。
【我が子のレベル】
(Disney World of Englishのユーザーにしか分からない表現で申し訳ないのですが)我が子はGreen5です。挨拶・色等は理解しています。簡単な本であれば読むことはできますが、書くことは出来ません。文法も知りません。幼児向け番組なら英語で理解できますが、しゃべることはしなくなってしまいました。(恥ずかしさが出てきたのが原因か、本当にできないのか・・・。ここが一番重要なのになぁ。)
【試験内容】
一次試験(筆記とリスニング)のみ。二次試験(面接)はありません。時間は筆記25分、リスニング20分。選択式です。
詳しい内容は英検5級 試験内容をご覧下さい。
【使ったもの】
● 英検5級全問題集+CD (私は2007年度版を使用しましたが、ここでは2008年度版にリンクが貼られています。)

● 「monthの名前、覚えるぞ!」ゲーム (自家製)
● 英検ホームページの過去問
【我が子が受けたときの合格ライン】
30点 (50点満点)・・・正解率60%以上で合格!
ちなみに、この時の受験生の平均点は39点(正解率78%)。
【勉強方法】
とにかく回数を多く!をモットーにやりました。この年(6歳)で、英語を理屈で覚えてもらいたくないし、書店で売っている教本の説明文を理解することはできないので、「回数で勝負!」と、過去問を10回以上やりました。理想は、筆記とリスニングを続けて終えることだけれども、そこは娘の気分に任せてしまいました。筆記だけの時もあったし、リスニングだけの時もあったし。過去問を続けて終えることができたのは、3回くらい。「今日はリスニングだけ」ってことの方が多かったです。但し、時間だけは守りました。
私は書店でも過去問を購入しましたが、購入せずにHPで公開されている過去3回分の問題だけで足りたと思っています。
親がしたことと言えば・・・。
1) 面白い○を大きく書く
とにかく、飽きさせてはいけない!と思って。(前回書いた『○の力は利用できる!』が、この勉強の様子の一コマ。)
2) 『時々正解する問題』を『絶対に正解する問題』に
同じ問題を何度もやれば、『必ず正解する問題』『必ず正解しない問題』『時々正解する問題』の3つが見えてきます。まず、『時々正解する問題』を『絶対に正解する問題』にしました。その問題(文章)を覚えさせてしまうのです。道を歩いている最中に突然振り返って問題を出すとか、お風呂の最中に突然問題を出すとか、泣きまねした私を心配して近づいてきた我が子に、突然問題を泣きながら出すとか。多分、この突然が子供には受けるんだと思います。結構楽しんで付いてきてくれましたよ。
今思えば、最初から満点を狙わずに、もう少しで出来るところを出来るようにしてモチベーションを持ち上げたことが良かったのではないかな、と思っています。
3) 『絶対に出る問題』のチェック
問題を見ていると、5級では「月」[序数」が必ず出ています。しかし、我が子はこの問題が『時々正解する問題』。そこでこんなポスターを作り、ゲーム感覚で『絶対に正解する問題』にしました。
■「monthの名前、覚えるぞ!」ゲーム ■
目的; 月と序数を覚える
材料; 大きな紙(私はカレンダーの後ろを使用)・厚紙・良く出る問題文
作り方; 厚紙に12までの序数を書く。厚紙に月を書く。大きな紙に表を書く。問題文を用意する。(ごめんなさい。汚いけど、こんな感じ。)


足りなくなったので継ぎはぎしちゃった。 過去問からの抜粋文です。
◆遊び方◆
遊び方A)ジャンケンに勝った方が空欄にカードを置き、負けたほうが対になる空欄にカードを置き表を完成させる。
(Aのイメージ)
遊び方B)神経衰弱。但し、対になるのは序数と月。
遊び方C)問題文に、ジャンケンに勝った方が( )にカードを置き、負けた方が答え(ハート部分)を当てる。
⇒
(Cのイメージ)
とっても簡単なゲームです。当たった時にはシールをあげたり、おやつをあげたり、体を張った大技の遊びをしたりして「特典」をぶら下げ誘っていました。
【合格後の子供の様子】
初めて受けた”試験”。周りはお兄ちゃん・お姉ちゃんばかり。自分がお姉ちゃんになったみたいな気持ちになり満足したようでした。その”お姉ちゃんになったステキな試験”で合格がもらえたことが、とっても嬉しかったらしく、止まっていた英語への気持ちも再開しました。あ~、よかった。
合格発表後、その賞状がやってきました。額の周りにシールを張り付けて、ちょっとオーバーに飾っています。何事も気分、気分。この賞状の飾り方も吉だったみたいで、「私、4級も受ける!」と、我が子。

そして、3ヵ月後に4級を受けたのでした。次回は4級の勉強の様子を書きます。
2008年03月29日
塾選びに不可欠なママ友情報
投稿者 湯河原こむぎ
らむねさんの「新5年生 悩ましい塾選び」のエントリーを読んだ時、「中学受験をする子はやっぱり大変よね~。」なんて他人事のように考えていました。我が家ののんびり娘は小学校を卒業し、4月から町立の中学に行きます。もちろん受験もなかったので気楽なものでした。
小学校の間、公文とECCに行っていましたが、お友達の多くは、6年生ともなると受験をしない子でも進学塾に変える子も多く「さくらちゃんも公文やめて塾にしなよってお友達に言われた」なんて娘から言われる事もしばしば。でも、うちののんびり娘の場合、学校スタイルの授業では、「みんながいっぱいいれば、ぼーっとしててもばれないかも・・」みたいになっちゃいがち。学校の授業参観でも、みんなが黒板を見ている時に、一人「いい風~♪」みたいに目を細めて窓の外を見ていたりする。風のそよぎに気づく、そんな娘が大好きではあるが、でも、勉強もしてもらわなくてはならないので心を鬼にする私。
公文は「プリントが終わらなければ帰れない」ので、終了時間は、自分の頑張りにかかっている・・・。そういうスタイルを小学校の間は続けさせたかった。
さて、卒業。中学からはどうする?「どこにも行かないで一学期の間は様子を見る」・・・なんて事は、こののんびり娘にはさせられない。みんなと同じにゴールするためには、少し早く出発しないと。
卒業式が終わってからバタバタと塾を探しました。・・・と言っても田舎なので選択肢は少ない。特に送り迎えもあるので、家から歩いて行けるところに限定。すると駅前の3つだけ。ここは、うまい具合に学校と家の中間地点なので、学校帰りにそのまま塾へ・・という場合も都合がよい。
お友達でも行ってる子が多いA塾とB塾。個別指導を売りにしているC塾。この3つ。
A塾は、たまたま説明会をやっていたので娘と二人行ってみました。「アルバイトの先生はいない。全員社員で生徒の来ない午前中は、頻繁に研修会を行っている」と言っていました。かなり厳しそうな環境でした。「携帯の電源は切る。無断欠席したら家に電話をする。授業中はおしゃべり禁止。茶髪・ピアスなどは禁止・・・」などなど。私も娘も聞いているうちに「だめだこりゃ」風な気持ちになって来ました。ただ高校進学のとても詳しい資料がきちんとした一冊の冊子にまとめられていて、その本はとても参考になりました。
B塾は、若いスタッフが多かったです。壁に成績が貼ってあって、娘のお友達の名前も何人か貼り出してありました。私が受付のお兄さんと話している間、もう一人のお兄さんが娘に「今度中学生?」などと話しかけて、娘にも資料をくれました。
C塾は、個別指導をうたっている塾で、一人ずつ仕切られたデスクに座り、1人の先生が3人の生徒を見る・・・というスタイル。娘自身は「机がひとりひとりに仕切られているからここがいい。」と言う。私も、娘のような子には、こういうスタイルが合っているなと思ったので、とりあえず第一希望はここにしました。
今までA塾とB塾がそこにあるのは知っていましたが、C塾はある事さえ知らず、まったくのノーマークだったため、帰ってからすぐにネットでリサーチしてみると、よい事はみつからず「先生が全員バイト」の記述が多く見つかりました。うーん、除外だな。
考えているうちにわからなくなり、ママ友に助けを求めました。中学生以上のお子さんがいるママ友何人かにメールを送ってみると、みんなすごく詳しく教えてくれて、ほんとにその情報が役立ちました。電話をくれて詳し~く教えてくれた人もいて感謝感激。
★「○○高校合格!」の文字ほしさに、実力以上の高校を勧めるので、毎年失敗する子が何人も出てるんだよ。
★授業中、ケータイが鳴っても鳴りっぱなし。
★おしゃべりしててもそのまま。
★宿題忘れても忘れっぱなし。
★うちの子は、○に行ってたけど、今本人に聞いてみたら「行くなら◎の方がいいよ」って言ってるよ。
★合格者が少なかったために○塾は「合格者の喜びの声!」の広告、同じものを二回出したよ。
★上のお兄ちゃんの友達で○塾に行ってた子が数人いたけど、みんな途中でやめて他の塾に移ったよ。
などなど・・・。
「聞いてみるもんだねえ~!」という役立つ口コミが続々。総合するまでもなく評判はダントツA塾がよかったです。「高いお金を払って行かせるんだから、勉強する環境もきちんとしてもらわないと困るよね。厳しくやってもらわなくちゃ行かせる意味がないし。」・・・確かにそうだ!その通り。
みんな、PTAで知り合った頼りになるママ友です。ひとりっ子の我が家は、塾選びはもちろん、中学での生活についても(「どんな靴を履いていくの?」「どんなソックスを履かせるの?」「体操服の必要枚数は?」)詳しく教えてもらって、とっても助かっています。頑張ってPTAをやった甲斐があったってもんです。宝物のような友達がいっぱい増えました(*^-^*)
これらの情報を元に、夫と娘とよく話し合い、まずはA塾の春期講習(3/26~4/1、英・数・国の三教科)を申し込んでみました。水曜日から初めて今日で3日目が終わりました。1日目、「おかあさん、すごく楽しかったよ~!先生がみんなおもしろくて、数学の先生が小林聡美みたいなのー。勉強するからノート買いに行こう!」とヤル気満々。ま、いつまで続くかわかりませんが「勉強楽しい!」なんて言葉、あまり聞いたことなかったので、ちょっとほっとしています。同じ学校の友達が何人かいたのも心強かったようです。「春休みの講習が終わっても行っていいの?」と娘。
春季講習は13時~15時25分で真昼間なので送り迎えなしなのもありがたい(家から徒歩7分くらい)。学校が始まったら、夜遅くなるので迎えは必須になりますが、そのくらいは親の務め、私も頑張ります。
2008年03月24日
【習い事と中学受験の両立を目指す】 第6回 「やらされる勉強」から脱出!?
投稿者 竹之内ふうこ
そろそろ春休み♪ 2か月前はまだ渦中にいた「元」中学受験生たちも、受験から解放されて、新しい学校生活を楽しみに過ごしていることでしょう。
何人かの身近な知り合いが渦中にいましたが、受験生本人はもちろん、親もこんなに過酷な状況になるのか・・と思い知らされました。ああ、2年後の我が家は一体どんなことになっているのでしょう・・想像できません(涙)
さて、テーマを「習い事と中学受験の両立を目指す」に勝手に変更させていただいたまま、間があいてしまいました。
我が家の娘も、細々とですが、新5年生として、個別指導とグループ受講を組み合わせて、受験勉強続行中です。4年生の間は、個別指導で国語と算数を、本当に細々と。2月の新5年生からは、それに加えて、理科と社会をグループ受講しはじめました。
さて、まずは少しばかり、昨年を振り返ってみたいと思います。
昨年6月に大手進学塾のサピックスを辞めた娘は、その後すぐに体験授業を受けた個別指導塾(栄光ビザビ)を大そう気に入り、週に一度、国語と算数を1コマずつ受講し始めました。
娘が大そう気に入ったのは当たり前といえば当たり前で、裏では事前に室長に全てを話し、当時の娘に合った学習内容や進め方、先生のタイプなど、受け入れ体制を整えていただいていたのです。なんとか「勉強なんて嫌いだ!」という状態を脱して、細々とでも受験勉強を続けさせたかったのです。
体験授業を担当してくださった先生は、
「いやぁ、○○ちゃんの体験授業の70分で、あの日のエネルギーすべてを使い果たしました」
と後で告白してくれましたっけ(笑)。
自分でお膳立てしておきながら、「なんでここまでしてやらないといけないのか!娘よ、お前は何様だ!」と逆ギレしたくなることはその後もしょっちゅうで、「ここまでして中学受験という選択をするのか?よかれと思ってしていることが、本当は娘のためになっていないのでは?」と自問自答の日々。今でも揺れることはあります。それでも、中学受験の目的は?に立ち返り、気持ちを持ち直す・・といったことを繰り返す日々でございました。
さて、塾を週に一度の個別指導塾に変えてゆるやかにしたところで、習い事の方はというと・・
タイミングよく、通っていたスイミングスクールで、念願の選手コースに入れてもらえました。(ピアノとそろばんは、時間的に無理なので、キッパリ辞めました。)
スイミング選手コースは、週3日、5時半に家を出て8時半に帰ってきます。ガリチビの娘は、帰ってくるとクタクタです。が、楽しいのでしょう、どんなにハードな練習でも、前向きです。弱音は吐きません。
もうひとつ、習い事ではありませんが、学校の器楽クラブの活動も本格化してきました。トロンボーンを与えられた娘は、前夜のスイミングの練習で疲れていても、週3日の朝練の日は自分で起き、張り切って登校します。演奏会前は、朝練は毎日になり、放課後練習や土曜日の練習もあるのですが、感心するくらい真面目にやっています。
(余談ですが、受験優先のママは、子供が「器楽クラブに入りたい」と言っても、絶対阻止するのだそうです。活動がハードですからね・・。でも、私は、一生懸命取り組む娘を見て、入れてよかったなぁと心から思います!)
こんな感じで、スイミングとトロンボーンは、私はほぼノータッチですが、自ら本気で取り組むし、それなりの成果も出しています。
一方、勉強の方はというと、残った時間と体力でとりあえずやっている、まさにそんな状況でした。塾には行くことは行きますが、宿題(娘に合わせて量はかなり少なめ)すら進んでしようとはしませんし、やらずに済むならやりたくないと思っていたに違いありません。なので、私とのバトルは絶えませんでしたし、塾のテストの成績は、はっきり言って、問題外。着々と受験勉強を進めている子たちとの差は開く一方で、新5年を前に、焦るのは母のみ(涙)
「これってもしかして、状況は前と変わっていないのでは?でも、子供ってこんなもん??」
と、悶々とする母なのでした。
勉強にも、スイミングやトロンボーンのように取り組んでくれたら・・。そのうち何かのきっかけでそんな日がやってくるかしら?来なかったりして・・などなど、ママ友に愚痴ってはいましたが、「まだ4年だし」と思っていたのも事実(汗)
そんな状況の我が家でしたが、ちょっとした転機がありました。
ちょうど塾の保護者会でこんな話を聞いた直後でした。
5年生からは、「やらされる勉強」ではなく「自発的にやる勉強」に変えていく必要が絶対にある、と。
子供の性格とか親子関係にもよるのでしょうが、我が家の場合、まさにここを変えていかなければ、親子ともどもどんどん苦しくなっていくというのは分かりきっていることでした。
そんな時、いつものようにバトルになり、そこで娘が泣きながら言い放ったんです。
「ママに管理されるのが大っきらい!算数好きだったのに、ママにあれやれこれやれ言われて、もう嫌いになっちゃった!算数が嫌いになったのはママのせいだっ。理科と社会は自分で管理するから、ママは絶対口出ししないでっ!」と。
いつもなら「ママが言わなかったら永遠にやらないでしょーがっ」から始まり、10倍返しの刑になるのですが、その時は妙に納得してしまい、「今だ!このタイミングで自立させなければ!」と決断しました。
「算数を台無しにしてしまってごめんね。これから、勉強に関してはママは一切指示しないから、自分で管理してやってね。勉強以外のことは何でも協力するから言ってね。」と一方的に伝え、「算数はママが台無しにしたからもうやらないからねっ」なんていう悪態は無視し、その日からは勉強に関しては一切口出ししないことにしました。
それまでは、「今日はコレとコレ。ここは間違ってたからやり直して。」など、かなり細かく管理・指示していました。そうじゃないと、絶対とりこぼしだらけになると思っていたのです。
だけど、とりこぼしがあろうと、自分で学習スケジュールをたてる・時間管理をする、という根本的なことは、「トライ&エラー」を繰り返して、今から少しずつでもできるようにならないといけないんだ、と気付きました。
「やらされる勉強」と「自分の意思でやる勉強」では、同じことをやっても、吸収の度合が全く違うことが、この1年でよく分かりましたし(笑)
いやぁぁ、口出ししないと決めてからは、楽になりました(笑)娘も、私に指示されるストレスから解放されてほっとしているんだと思います。バトルがほとんどなくなりました(笑)
塾の先生には、宿題の指示をもっと子供に分かりやすいフォーマットで出してもらえるように、また、宿題をやっていなかったり、間違い直しをしていなかったら、居残りさせてやらせてください、とお願いしましたけど。
とりあえず自分で「やるべきこと」を把握し、自分から机に向かうようになった、というのは、大きな進歩です。(もうすぐ5年なのに、レベル低くてすみません)
「やり方」はまだまだで、夜10時くらいから始めてみたり、貯めていた宿題1週間分を塾に行く前の1時間で必死にやっていたり(ものすごい集中力♪やればできるじゃないか)、私がいなければテレビを見ながら寝そべって宿題やっていたり、など、説教したいことはいっぱいあるけど、今は我慢我慢。
スイミングはもう少し続けたいみたいだし、両方やるには時間の使い方を工夫するしかないということにも気がつくでしょう。昨夜は、また夜10時頃から始めようとして、疲れて眠くて、「宿題が多すぎるーっ」と泣き叫んでいましたが、多少学習したのか、今日はスイミングに行く前に半分終わらせていましたし。
自分で考えながら時間の使い方とか、勉強方法を確立していく、そんな体験ができるのも受験のメリットかなーと思うので、ちょっと口は出さずに、見守ってみることにします。
欲を言えば、目的意識を持って勉強してほしい、とかありますけど、まぁ、それは我が家の10歳児にはまだ無理・・追々ということで。。
まずは、「やらされる勉強」から脱出しかけているかも!?の我が家の娘の新5年の3月なのでした。
次回は、個別指導とグループ受講について、我が家が感じた、そのメリット・デメリットを書きたいと思います。
【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
【働きながらお受験を目指す】 第5回 受験勉強、ひと休み?
2008年03月15日
苦節4年、双子をピアノ好きにさせた意外なきっかけ
投稿者 唐土かほる
こんにちは、唐土かほるです。
我家の双子は3歳からピアノを習っています。
・・・なーんて書くと、いかにもピアノの英才教育をやっているようですが、その実は全く違って、「とにかく何か一つでも続けることが大事」をモットーに、家では親がうるさく指導したり、練習・練習と言わずにきたため、もうすぐ小学2年生だというのに、いまだに「川はよんでいる」などを弾いているトホホレベルな状況です。
ところが最近、そんな双子に変化が・・・
なんと、突然、ブルグミュラーの『アラベスク』を弾き始めたのです。しかもいきなり暗譜で。
つっかえつっかえではあるものの、いきなり『アラベスク』を弾いているわが子の姿を初めて見た時はビックリ!しましたよ。だって、それまで『川はよんでいる』ですよ。
双子にたずねてみると、最近、学校の休み時間に教室の電子ピアノを弾いて遊ぶのがはやっているそうです。同級生の中には天才的に上手なお友達が何人かいるようで、ブルグミュラーはもちろんのこと、「○○ちゃんなんて、『エリーゼのために』とか弾いてるよ」とのこと。同じ7歳児なのに、なんたる差・・・。
そんな上手なお友達の演奏を聞いて、二人ともかなり刺激を受けた模様です。
中でも△△君が弾く『アラベスク』には感動したようで、△△君が弾く姿をみながら、一生懸命音を覚えたようです。そして、家で真似をして練習しています。
私が小学生の時にもブルグミュラーをレッスンしていて、楽譜を実家から持ってきていたので、「楽譜あるよー」と双子に見せてやると、じーっと食い入るように見ていました。双子にとって初めて見る16分音符・・・のはず。でも、楽譜を見ながら、曲の最後まで練習するようになりましたよ。
他にもピアノに関して、どんどんヤル気を出しています。
ピアノ教室で習っているレッスン曲の練習も毎日自分から取り組むようになりましたし、アニメの主題歌や知っている曲のメロディーを右手でなんとか弾けるよう、音をあてて探してみたりしています。最近では、ピアノ教室の先生が左手でコードをつけるコツを教えてくださったようで、コード伴奏もつけてみたりしています。
「森で動物たちが嬉しそうにダンスしているところを弾きます」
「小鳥が2羽、お話しているところを弾きます」
などと言いながら、オリジナル曲を即興で作って弾いてみせてくれることもあります。


写真は双子の一人が自分で作った曲を書いた楽譜です。
題名は『子リスが大すきなダンス』。5線紙に書いていないところはご愛嬌ということで(^^;)。
作曲といっても、単なる思いつきでまったく理論的なものではないですし、メロディーもあまくて演奏自体もまだまだ天才的なお子さんに比べると、チイチイパッパの世界なのですが、何よりピアノに触れる楽しさ、ピアノで音を奏でる楽しさに二人が気付いてくれたことが嬉しいです。
つい最近まで
「毎日、少しずつでもいいのでおうちで練習してきてください」
と何度もピアノ教室の先生から連絡帳に書かれて、「しっかり指導できていなくてすみません」と肩身がせまい思いをずっとしてきたのですが、「続けることが大事」「親が強制してピアノが嫌いになってしまったら本末転倒」と思いつつ、「でも、もう少し親が指導すべき?」と悩んだりしていた私たち夫婦ですが、やはり子供の気付きは親以外のパワーによるものでした。
双子に刺激を与えてくれた同級生の皆さん、どうもありがとう。
いやはや、子供って何がきっかけになるかわかりませんね。苦節4年、とにかく続けさせていてよかった。
ピアノに毎日向かい、親しむようになると、子供たちなりにいろいろな発見があるようで、「シャープの音を使うとちょっとこわくなるよね」「うん、特に低い音でシャープの音を弾くとこわい」などと言い合ったりしています。単にレッスン曲を弾いているだけでは発見できないこと。う~ん、面白いなぁ。
うちの子たちは少なくとも「ピアノの天才」ではないことがわかったので、これからも肩の力をぬいて、彼女たちなりにピアノを楽しみながら、ずーっと練習を続けるよう見守りたいと思っています。
そのうちにまた次の新しいステップアップの「きっかけ」がやってこないかしらん、と祈りつつ?
2008年03月14日
作文添削の通信教育・ブンブンどりむ
投稿者 村山らむね
勉強の基本は国語。つくづく最近そう思います。以前から思ってはいたのですが、なかなか行動に移せなくて。
作文の添削指導の通信教育はかなりあるみたいで、いくつか教材を取り寄せてみたりしました。その中で、娘が気に入ったのが、ブンブンどりむ。毎日少しずつやっています。

4年生の場合、教材はワークブックとワークシート。
それから添削シート2枚です。月の前半と後半に送ると、2週間後くらいにもどってきます。

もどってきた添削シートは先生の書き込みでびっしり。とてもほめ上手で、娘はうれしくて、しばらく添削シートだけやって提出していました。
教材は、斉藤孝教授が監修らしく、物事を整理する力と、語彙を膨らませる力、その双方が楽しく培えるような工夫がしてあります。
・月謝 およそ5300円くらい
・添削は月に二回
・選んだ理由は、チャレンジほどうるさくはないけど、イラストや漫画があって、娘にとってはとっつきやすい。(もっと本格的な作文添削は、今の段階では無理とふみました)
・やらせてみてよかったのは、文章を書くことが嫌いではなくたったこと。
・悪かった点は、教材よりも添削だけやりたがること。
5年生からは課題図書も出るようで、本人は楽しみにしています。とりあえず今年一年続けてみようかなと思っています。
■ブンブンどりむ
4月30日まで初回月謝が割り引きされるキャンペーン中。
他にもいくつか取り寄せてみた作文講座の感想も付記しておきます。
■大竹教室
ここは本格的。通学の教室もあります。
添削もとても娘が手を出せるレベルではないので、断念しましたが、質の面では圧倒的。通学者が作文コンクールに続々と入賞しているというのもうなづけます。ぜひ、体験教材を取り寄せてみてください。大人もびっくるするほどのレベルの高い教材がやってきます。
■国語作文教育研究所
以前は紙の添削でした。2ヶ月くらいやらせてみたのですが、私がちょっと納得がいかなくて、やめさせました。今は、年12回36000円のメールでの作文指導になっています。
■言葉の森
ここは取り寄せていませんが、サイトを見るとみるからにおもしろそうではあります。早く読むことにも力を入れているようです。
■白藍塾
作文本で有名な樋口裕一先生の通信添削指導の小学生向け作文教室です。
2008年03月11日
くもんとスイミング(とピアノ) 小1版
投稿者 大葉柚子
4月から2年生の息子、自宅の英語以外、アウトソーシングでやっているのは、くもんとスイミング。ピアノは諸事情あってお休みしているところだけれど、状況整い次第再開する予定でいます。選んだ時のポイント、やってきてよかったと思う点、想定外の点や新たな問題点まとめてみました~。
ちなみに、息子の場合ずっと続けることに意義があると考えているのでしばらくの間はこのままの習い事ですすめるつもり。本当は絵がとても上手なので(はい、親ばか入りですけど。笑)絵を習わせてあげたい気持ちがあるのですが。今は自由に描いていてもいいのでは、と。
【スイミング】
引っ越しの多かった私たちはぶつ切りになってしまったけれど、唯一アメリカ時代からずっと続けている習い事。
選んだポイント
●幼い時から始められるスポーツ (サッカーなどの球技はある程度の年齢になる必要あり)
●老人になっても続けられるスポーツ
●気分転換になる(通常陸の上で過ごしているのに水の中に入るという行為が転換になる)
やってきてよかったポイント
○なんでも良かったのかもしれない。でも続けるということが、よかった。
○クロールの息継ぎというつらい関門を現在通過中。わかりやすい大きな関門があるのがよかった。
○バスで通っているので自立心がでて、すばらしい。
問題点、想定外、ほとんどないです。
【くもん】
小学入学直前からいままで、近くのくもんに行きは自分でいって帰りは迎えにいっています。
選んだときのポイント
必要としている要素を考えて消去していくとくもんが残ったかんじ。
●小学生になると勉強が怖いという当時幼稚園の息子。日本語がよわかったので、算数と日本語をはじめたかった。
●0歳の弟が生まれたばかりだったので、私が面倒をみる時間と余裕がなく、第三者にみてもらう必要が。
●できれば自分で通ってほしかった。頑張ってもお迎えだけ、の通える範囲。
よかった点
○何度も繰り返す、訓練という手法が息子には必要だった。大正解
○毎日やる宿題が1冊ときまっているので、1年生にもわかりやすくて、よかった。
想定外の点
◎外遊びもさせてあげたいので、くもんの前に外遊びをしてから行っている。帰りの時間がこのため遅れる。
◎教室で勉強する時間の長さが決まっていない。自分のペースで決まる。なので迎えの時間が読めないのがとても苦労している。
◎週に2回というのが、いろんな意味で負担。
想定外のポイントは、2年生からは週に1度にして、外遊びなしでくもん直行で解決予定。
【ピアノ】
今はお休みしてますが、1年生になってから半年以上やったかな。
選んだ時のポイント
●幼稚園のママ友が先生。彼女なら楽しく通えるに違いない、というのが最大の動機。
●すべての楽器の中心にいるというピアノを楽しんでほしかった。
●7歳がピアノの臨界期なのでその前に触れさせ始めたかった。
よかった点
○やっぱり、先生の要素は大。ピアノと子供が大好きだという彼女。最高の先生です。
○音楽というものが、どんなものなのか、触れた程度だけれどずいぶん刺激になっている。
想定外の点
◎考えていたよりも、送り迎えが負担になっている。
◎土曜日の習い事なため、どうしても休日の過ごし方に制約がでてくる。
◎臨界期に関しては、真剣にピアノをやるなら見過ごせないけれど、我が家のようにピアノとお友達になる程度なら臨海期は考慮しなくてもいい、と気がついた。苦笑
こう、まとめてみると自分で通えるというのが私の判断のもとになっている気が。笑
実際、私たち家族が日々を過ごしていくのにそれは必要なのだけれど。
なぜ習い事をしているのかといえば、根本は息子が人生を楽しめるようになれることが目標。
でも、目標に達するまでに、大変なことも、嫌な部分もでてくるというのが少しずつ分かってほしい。
なのでそれぞれの習い事にも目標を定める。
水泳は、25Mきちんと泳げるようになるまでは続ける、というのが目標。
くもんは、3年生が終わるまでは続ける、という目標。
ピアノは、自分が続けたいところまで。(男の子だからからかわれて嫌ということもあるかな、と。)
目標達成すれば、絵を習うに切り替えようかなと考えてます。
高学年になれば、塾にも通うのかな。今は田舎に住んでいる利点を存分に味わってほしいと。
外遊びも存分にしてもらいたいと思っています~。
2008年03月05日
新5年生 悩ましい塾選び
投稿者 村山らむね
娘ももうすぐ5年生。
くもんと、補習系の塾に行かせていますが、4月からはちょっと進学塾モードにしようと、現在情報収集中。作戦会議というわけでは全然ないのですが、ママ友とのランチパーティーで、驚愕の事実が続々と。
すでに新年から進学塾に通い始めたり、SAPIXから別の塾に移ったりと、みな動き始めているのです。
先日、買い物のときに新しく出来た塾をちょっと見学しようと娘と立ち寄ったら、珍しくものすごく行きたいようなそぶりをとっていたので、「とうとうやつめ、やる気になってきたか」と、しめしめ。同級生の大きなうねりのような動きを察知してさすがの娘も、少々焦ってきたご様子。
とはいえ、
・SAPIXなどの超一流進学塾か
・普通の進学塾か
・進学も見据えた塾か
本当に悩むところ。あと、友達関係で「あのコが行っているなら、一緒に行かせたいわ」とか、「あのコが行っているなら・・・・(沈黙)」とか。まあ、いろいろあります。
フルタイムで働いているお母さんたちからは決して得られない情報をいろいろ教えてもらって、深い悩みに落ち込んでしまっているところ。
みなさんは、どうやって塾を選んでいるんでしょう?
今のところ娘の塾選びポイントは
・できればお弁当ではないところ
・駅のこちら側
・吹奏楽との両立で、週2回、6時以降から始まるところ
・2教科
小学校高学年は、受験勉強も重要でしょうが、何よりも体力をつけることが大切と私は思います。そういう意味では、「体力を使うような習い事をやめてください」というような指導をする大手進学塾は、避けたいところ。(そもそも入塾テストではねられるでしょうけど)
じっくり少数指導をしてくれるトーマスなどは魅力的(学費は高いらしいですけど)。
すっかり出遅れ感のある塾選び。まあ、じっくり4月まで選んでみたいと思います。悩ましいわ。
2008年02月20日
数に強くなるアルゴクラブ
投稿者 村山らむね
去年の春からアルゴという教室に小4の娘を通わせています。
ピーターフランクルさんも考案に参加した「アルゴ」というゲームがあります。そのゲームをすることを中心に、さまざまな数学的なゲームは問題を解くというクラスです。

どちらかというと算数が苦手な娘。数を楽しんでもらいたいなと、そろばんと悩んでこちらを選びました。結果的に、どうだったかな、そろばんにしておけばよかったなと、激しく後悔する事もなくはないのですが、本人は楽しげに行っているので、ご紹介します。
授業内容は90分。月に4回。
週に一度通わせている塾がアルゴクラブの加盟校になっているので、塾とあわせて通わせています。
月謝はその加盟校によって違うと思いますが、我が家の場合、塾と一緒に支払っているので、割引がありますが、通常は6300円。教材費は11500円(年間)。
小1から小4までが対象なので、我が家は1年間で卒業となりましたが、もっと続けさせたかったなとも思います。何よりも数を楽しいと思ってくれる土壌はできたかなと思います。
男の子は本当に楽しいようで、遅刻しそうになった男の子が、猛然と階段を駆け抜けて行くのを何度も見ました。
2月から体験授業もはじまっているようなので、ぜひぜひ興味のある方は、お近くの加盟校にお問い合わせください。
■アルゴクラブ
アルゴクラブ加盟校一覧花まるグループのアルゴクラブ
娘が行っているさいたま市を拠点とする塾のアルゴクラブ情報
2008年02月14日
そろばん&スイミングスクール
投稿者 竹之内ふうこ
今週のトラックバックテーマ:最新の習い事の口コミ募集。
もうすぐ新学年!子供って(小さい子ほど)アレもやりたい、コレもやりたい!ですよね(笑)
それはそれで頼もしい反面、そんないくつもは無理よぉ!なんて声が聞こえてきそうです・・
さて、我が家の2人の娘(上娘@小4、下娘@年長)が経験した習い事は、ピアノ、そろばん、スイミングスクール、お絵描き教室、進学塾、そしてサイエンス倶楽部ですが、その中から、そろばんとスイミングスクールについて、感想を述べたいと思います。
<そろばん>
上娘:小2の5月~小4の6月(途中、半年ほどお休み)。
・月に何回
週4回(4回通わなければいけないわけではない)
・月謝
月6000円
・選んだ理由
体験デーで娘が気に入った。
仲良しのお友達と一緒に歩いて通えた(最も重要!!)。
ベテラン先生が信頼できた。
計算力をつけさせたかった。
・通わせてよかった点
平日週4日あったので、放課後の生活が規則正しくなったこと。15時から18時半までの間に40分間練習する、という形態なので、時間が自由で通いやすかったです。日が長い季節は、4時半まで遊んでその後そろばん、5時半すぎに帰宅、というスケジュールでした。お友達と家を行き来する機会は減りましたが、そろばんへの往復時間もお友達との遊び時間のようなものだったので、親としては管理が楽でした。結局、4級で辞めてしまったので、「計算力」がついたかどうかは不明・・。低学年のうちに大きい数に慣れ親しんだ、という意味では○。
・通わせて悪かった点
週4回必ず通っていたわけではないけど、放課後は忙しかったです。中途半端に暗算が出来ることで、今でも不正確な暗算でミスをすることが多いような気がしてなりません。頭の中のそろばんでパチパチ暗算・・というのは、おそらく1級くらいはとらないと無理なのでは・・。
【感想】
もっと追求して、段をとるくらいまでいけば、その能力はものすごい宝になると思いますが、3級や4級くらいでは、あまりに中途半端で、実質、計算力がついた・・とは言えないような気がします。「何事も究めないとね・・」と思った習い事です。
<スイミングスクール>
上娘:小2の12月~現在
下娘:年少の10月~現在
・月に何回
上娘:小4の7月まで週2回(1回1時間)、小4の8月以降週3回(1回2時間半)
下娘:週2回(1回1時間)
・月謝
週2回:8000円とちょっと
週3回(選手コース):9000円とちょっと
・選んだ理由
スイミングスクールが家の隣であること。(ものすごい決め手)
子供時代の体力作りには全身運動であるスイミングがよいと判断。
・通わせてよかった点
親が思う以上に、「上手に速く泳げる」ということが本人たちの自信になっている様子。
泳ぎのフォームが美しい
・通わせて悪かった点
なし
【感想】
スイミングは、通っていて損はないのだなぁと実感。あまり泳げない私は、とにかく、「きれいに泳げる」子供たちがうらやましいです。
上娘は、3~4才の時に一度挫折していますが、もうすぐ小3!という時になって自ら再開しました。周りを見ても、スイミングはイヤイヤ通っている子も多いですが、「いやがるのを無理に通わせなくていいのでは・・」と、今は思えます。(当時は泣き叫ぶ子を引きずって連れていってました、汗)
上娘は、選手コースに上がったことで、「習い事」の域を超えてしまいました。どこかのクラブチームに所属しているようなものです。拘束時間も長く、夏休みの合宿や週末の大会・記録会など、スイミングを中心に生活をしているような具合です。もちろん練習を気軽に休むことはできません。中学受験を考えている身ではかなりキツイのですが、本人が「絶対辞めない」と頑張っているので、なんとか両立の道を整えてやるしかないかな・・と。それでも、体育会系の我が家は、この時期に選手コースに属していることで学ぶことがとても大きいと考えています。そのうち、ぽっと1人辞めることになっても、個人競技なので、周りにそれほど迷惑をかけなくて済む・・というのも気が楽です。
2008年02月09日
vol.106:トラックバックテーマは「最新の習い事の口コミ募集」
投稿者 村山らむね
前回のテーマ「年末・年始のご自慢料理博覧会」には、みなさんのこの時期ならではのご自慢料理が並びとっても目の保養になりました (^_^) 電子レンジや道具についてのエントリーもあり、やっぱり道具がいいと料理は楽しいなと、つくづく思ったりもいたしました。
さて、今週のトラックバックテーマは! 【子供時間モード】 です。
新学期に向けて塾や教室などの体験などの勧誘も花盛り。なかなか足繁く体験などに通えないワーキングマザー同士、時間とお金を有効利用するために口コミで情報武装いたしましょう。
・スイミングなど運動系教室
・ヤマハなどの音楽系教室
・くもんなどの学習系
・日能研などの進学系
・Z会やベネッセなどの通信教育系
なんでもござれです。
特にポイントである
・月に何回
・月謝
・選んだ理由
・通わせてよかった点・悪かった点
を書いていただけるとうれしいです。
我が娘さんも、以前報告したレゴ、くもんに加え、アルゴ、花まる教室、ぶんぶんどりむ、バレエと、まあ、忙しい毎日を送っています。(それに加えて吹奏楽クラブも。。。)
特に、花まる教室と、ぶんぶんどりむ、アルゴについては別記事にてご報告しますのでお楽しみに♪
2007年11月05日
【子供と英語!我が家の英語Time】第4回 子供の英語辞書はコレ
投稿者 本田裕美
今回は、子供が英語を勉強するに当たって大活躍した辞書をご紹介します。
Richard Scarry's Best Word Book Ever
この本、本屋さんでは絵本のカテゴリーに分類されると思います。が、立派な子供用辞書!。わからない言葉があったとき調べる癖をつけさせたいと思い、子供が3歳の時に購入しました。文字の羅列・情報の多さより絵が飛び込んでくるような辞書が欲しかった私にとって、この本は100点。ABC順に記載されているのでは無く、テーマごと(mealtime とか at the playground とか)。見開き1ページに付き1テーマの単語が紹介されています。可愛くてカラフルなRichard Scarry の世界です。四角いアイスクリームやねずみの電車など「ぷっぷ」と笑っちゃう場面もあり、ただ見ているだけでも和める本。各テーマごとに質問があり、一方通行の本ではないところも大好き。我が子は目的の言葉を探す時、「ここにあったのかぁ~!」と喜んでいました。アルファベット順で書かれている辞書では味わえない面白さを楽しんでいたようです。
子供のXmas会(その時4歳)にはこの本を参考に、簡単なゲームをつくって披露しました。結果は大成功!ちょっとしたパーティーのお役に立てるかも。紹介しますね。
【混ぜたら何色?ゲーム】
●用意するもの●
ジッパー付きビニール袋(外から中の様子がわかる入れ物)、絵の具(例えば黄色と青色)、水
●やり方●
<1> ビニール袋に2色の絵の具を離れた上体で置き、次の質問をします。色を答えられる子供は多いですよね。
Q1. What color is this ? (黄色を指し、子供に聞く)
Q2. What color is this ? (青色を指し、子供に聞く)
<2> 子供にビニール袋の中に水を入れてもらいます。
Q3. I need your help. Pour the water into the plastic bag, please.
<3> 子供に色水を作るために混ぜてもらいます。ビニール袋をぐちゃぐちゃに揉んでもらいました。
Q4. Mix it, Please.
<4> 出来上がった色水の色を当ててもらいます。
Q5. What color is this ?
答えは緑(green)!水を使うドキドキ感と色の変化が子供達は面白かったみたい。「他の色はやらないの~?」と催促を受けました。このゲームで子供達に教えた文章はBlue and yellow make green.というコト。単色だったらお教室でも教えてもらえるけど、コレは珍しいでしょっ!
他にも次の文章を覚えてもらいました。
Black and white make gray.
Red and yellow make orange.
Red and blue make violet.
Red and white make pink.
Red, yellow, blue and black make brown.
参考にしたのはこのページ。全部で6パターン。(なつかしいなぁ~。本当に大好評だったんですよ!)

あと、私達の英語Timeに必要なのは声機能付き電子辞書。コレは大人用で6年前に購入したもの。子供に「これ、なんて読むの?」と聞かれたとき、この辞書の発音を聞かせています。私の発音はひどいから。こちらも大活躍!。
2007年11月02日
サイエンス倶楽部の体験実習に参加してきました
投稿者 竹之内ふうこ
これはおもしろそう・・と目をつけていた習い事、サイエンス倶楽部。
WMSでも、以前、トラックバックテーマ「習い事や塾の情報交換しましょう!」で話題になりました。
理科の実験教室のパイオニア「サイエンス倶楽部」
知り合いでも通っているお子さんがちらほらいるのですが、皆口を揃えて「すごーく楽しいみたい」と言うので、とっても気になっていたのです。
通っているお友達の紹介があると、体験実習の申込みが一足先にできるというので、早速申し込んで、先日、体験実習に行ってきました!
来年入学の娘なので、幼児コースの体験実習です。
この日の実験は、「つめたいせかい」。
氷、アイスクリーム、ジュースが用意され、「見る」「さわる」「温度計で測る」などで冷たさ比べをします。しまいには-196度の液体窒素まで登場して、1人1本づつカーネーションをつっこんでパリパリにしたり、風船を入れてしぼませて風船の中に液体がたまることを確認したり・・と、まぁ、幼児相手にそこまでやってくれるのです。
すっかり私も楽しんでしまいましたが、もちろん娘も大満足。
「平日&親同伴」ということで全く考えていなかった11月から3月までの「プレ幼児コース」にその場で申し込んできてしまいました(弱)
理科実験とはいえ、好奇心旺盛な子供にとっては、純粋に「楽しい」内容なんだと思います。
楽しみながら、その学年に応じて理科に親しめる・・なんてすばらしいんでしょう!
それと、もうひとつ、とても感じたのは・・
これって、小学校お受験の、いわゆる指示行動の訓練になるのでは・・と(笑)
小学生だけかと思ったら、なんと、年中・年長のクラスもあるのです。
実験ですから、危険だって伴います。グループで一つの器具を順番に使ったりもします。
つまり、ここでは、最初から最後まで、先生の指示に従って行動することが要求されます。
実験の手順や注意事項をきちんと聞いてその通りに行動しますし、自分の考えを手をあげて発表したり、テキストに実験結果をあらわすシールを貼ったり。
実際、落ち着きのないお子さんや途中で飽きてしまうお子さんも中にはいましたが、サブの先生がニコニコしながら、「手はおひざ」「お話をきちんと聞こうね」などと指導してくれます。
めちゃくちゃよい訓練になると思います。
割としっかりしていると言われる娘を見ていても、集中してはいたものの、姿勢が悪かったり、ハンカチいじりっぱなしだったり・・、お受験する身だとしたらどんなにかイライラしたことでしょう(笑)
普段の園生活とは一味も二味も違った時間を過ごした娘は、ちょっと「お姉さん」になった気分だったのでしょう。その日の夜、どこからかくもんのカタカナドリルを引っぱりだしてきて、机に向かって「お勉強」していました(笑)
実験そのもの以外にも、とてもよい刺激のある教室なんだと思います。
もうひとつ、正直なところ、教育ママとしての下心もあります(笑)
現在、上の子の中学受験を考えている身としては、通わせておけばよかったなぁ・・と本気で思います。本物の理科実験で得られるものは、百聞は一見にしかず・・で、どんな塾の授業でもかなわないだろうな・・と。理科の苦手単元も、実際に実験したら克服できたりするのではないでしょうか。(中学受験目的の実験教室もいろいろありますね)
思いがけず幼児コースから通ことになった下の娘は、きっと白衣の似合う「理科少女」になってくれることでしょう。(親の超希望的観測)
月に1回の実験教室、今から楽しみです。
※サイエンス倶楽部は、入会が激戦らしいのですが、途中入会の募集もあるみたいです。
教室別 途中入会 募集状況
2007年10月18日
子どもの帰宅時間
投稿者 湯河原こむぎ
兵庫県で痛ましい事件が起こりました。小学校二年生の女の子が自宅前で刺殺されると言う考えられない事件。ご家族の気持ちを考えるとお気の毒で言葉もありません。安全だったはずの日本なのに、最近は物騒な事件が後を絶ちません。
この報道を聞いて、とても不思議に思ったのは、7歳の女の子が、この季節に6時まで自転車で外に遊びに行っていたという事。もし5時に帰っていれば、防げた事件かもしれません。
以前、小一だったか、幼稚園だったか、とにかく小さな女の子に冬場の5時頃、雨が降っている日に自転車でおつかいを頼んで、その途中にトラックでひき逃げされた・・・と言う悲しい事件もありました。
皆様のお宅では、お子さんの帰宅する時間ってどうなっていますか?現代では、当たり前なのかな、6時過ぎの帰宅時間。同じマンション、家がごく近く等で、すぐに行き来できる、家まで親が(自分、または、お友達の親が)送って行ったり、迎えに行ったり出来る状況でしたら何時でもかまわない(お互いのお家の迷惑にならない時間であれば)んですけどね。
この季節、5時過ぎると「夜」と言ってもいいくらいに暗くなっています。
うちの娘はもう6年生ですが、お互いの家に遊びに行き来するお友達との間では「遊ぶのは5時まで」という暗黙の了解が小さい頃から出来ています。夏の間は「5時だからもう帰る時間よ。」というように、5時過ぎたら帰る・・という事でも明るいし安心なのですが、この季節になると「そろそろ暗くなるからその前に」と言う事で5時頃に家に着くくらいのイメージで帰宅時間を気にしています。まあ、高学年になると6時間の日も多くなり、習い事もあるので「お友達の家で遊ぶ」事自体、すごく少なくなって来ましたが。
物騒な世の中です。4時からの公文は一人で行っていますが、5時半から始まるECCは、秋冬の間は必ず送って行くようにしています。(公文もECCも必ず迎えには行きます。)家からは一本道で、バス通りを7.8分程度行くだけなのでそんなに悪い事も起こらないとは思いますが、起こってからでは遅いので送っています。送り迎えって面倒ですよねえ(・・、)・・・。でも、時々学校から「不審者情報」のプリントも来るし。
ワーキングマザーの場合、時間的に、なかなか送り迎え等もむずかしい状況にあると思います。私もフルタイムの時は、そういった理由で習い事にも行かせていませんでした。我が家は、義父母と同居していますのでお願いすればやってもらえると思いますが、二人とも免許がないという事もあり、また一日子どもを見てもらっている立場上、習い事の送迎までは頼みにくい状況でしたし。
でも、悪い事が起こる前に、子どもが「危険な状況」に不用意に身をさらさないよう、少しだけ「時間」を気にしてあげたいと思います。もちろん、悪い事をする人がいけないのです。悪い人がいなければいいのですが、悲しい事に、悪い人は増えています。確実に。大切な子どもを理不尽な何かに奪われないためにも周囲の人と協力して(義父母・ママ友達・近所の人達等)、守って行きたいものです。
2007年10月16日
35歳からの再チャレンジIT講座「Net Tantore」を開講しました
投稿者 常山あかね

昨年の10月30日に会社を起業して、早いもので1年が経とうとしています。あれもやらなくては、これもやらなくては、と思いつつも、瞬く間に過ぎ去った1年でした。そんな中、「社会貢献に繋がる、人に胸を張って言える仕事がしたい」との思いがようやく形になったのが、BI世代向けに開講した、35歳からの再チャレンジIT講座「Net Tantore」。次回は、11月10,17日に開講予定で、受講者を募集中です。
そもそも、(株)壱頁で情報教育講座をはじめようと思ったきっかけは、高い能力があるにもかかわらず、現代のビジネスシーンで必須であるPCやネットの知識が十分ではないために、再就職やSOHOでの仕事への一歩を踏み出せない女性を応援したいと思ったから。
ちょっと古い情報ですが、2007年2月15日の日経新聞によれば、未就学児童を持つ専業主婦の95%が再就職を希望しているそう。しかし、実際には、高学歴の女性ほど、再就職が進んでいないのが実態のようです。「BI世代」の私としては、痛いほどその気持がわかります。
ところで、「BI世代」とは、「Before Internet」世代の造語(勝手に造りました!)で、高校や大学、職場等で情報教育を受けていない方々を指します。つまり、PCが職場に普及する以前に、職場を退職してしまった人のこと。あの世間を騒がせたウィンドウズ95が発売されたのは、ちょうど、私が育児のため仕事を辞めた後でした…。
幸い、私自身は、育児中にSOHOで仕事を続けてきたおかげで、一通りのPCとネットの知識は独学で身につけていますが、インターネットの世界は日進月歩。「もう少し体系だって学ぶ場があれば」と痛感している毎日です。今回の教材作りを通じて、まだまだ勉強不足だと思う部分や、日々移り行く最新情報にキャッチアップできていなかったことを実感。
また、仕事だけに限らず、情報社会で子育てをする上で、ケータイやフィルタリングなどの知識もかかせないものになっています。
この講座が、よりよい仕事や子育てを願う方にとって、真に役立つものになるよう、がんばっていきたいと思います。ネットリテラシー教育&SOHO事業で、BI世代の社会復帰をサポートする挑戦は、まだまだ続きます。
2007年08月31日
さあ9月、私立の文化祭・学園祭花盛り
投稿者 WMS情報局
もうすぐ夏休みも終わり。ほっとされている方も多いでしょう。でも、来年受験を控えているご家庭はこれからが本番。エンジン全開と行きたい所でしょうが、9月はモチベーションをあげるために志望校の文化祭に行ってみるのもいいかもしれません。
9月8日から文化祭シーズンの幕開け。私立中はもちろん、高校・大学までさまざまな文化祭や学園祭が行われます。幼稚園や小学校でも、公開イベントが行われる可能性もあるので、ぜひぜひチェック!
志望校をネットで検索すれば、日程が出ているでしょう。早い人は3年生くらいから見学するそうです。我が家も、いまいちピンと来ていない娘を連れて、近くの学校を見てこようかなと思っています。(暑くないといいな)
■東京私学ドットコム 文化祭日程東京の私立中学校・高等学校の文化祭・体育祭の日程一覧です。
2007年08月25日
【9/2更新】夏休み 宿題ラストスパート 自由研究に役立つサイト
投稿者 WMS情報局
今週末でとうとう新学期まで10日を切りますね。宿題進んでいますかぁ?我が家は、まだ自由研究と、読書感想文と、へちまの観察が終わってません。(ほとんど終わっていないっちゅうねん)
やばい。やばいです。
そんな家庭が我が家以外にもあることを信じて、いくつか役に立つサイトを随時ご紹介。
まずはちょっと急いだほうがいいかもな、取り寄せ系。道具やキットを取り寄せるならなるべく早く。
●楽天ブックス 自由研究特集
●楽天 親子でトライ 夏休みの宿題
●自由研究ネタ
ヤフーきっず 特集 自由研究
ヤフーきっず 検索結果 自由研究
学研 自由研究プロジェクト
科学自由研究.info
理科ねっとわーく デジタル教材
統計局 なるほどデータforキッズ
子供の自由研究興味があるものランキング
●工作ネタ
コニシ夏休み工作
ベネッセ×森永製菓 空き箱で工作を作ろう
キッズnifty 工作
キッズgoo アイデア工作を楽しもう
どうか、みなさんの夏休みが笑顔で終わりますように♪
2007年08月17日
ドキドキ! 体験入学
投稿者 桜本梨恵子
アメリカの夏休みは長い!
6月中旬~9月初旬まで。
その間、家でゆっくりなんかされちゃうと、ワーキングマザーでなくても大変。
夏は皆サマーキャンプ(スポーツやお勉強など様々なカリキュラムがあります)に申し込みます。
で、我が家は今年・・・。
『日本の小学校へ 体験入学』をしたのです。
6月23日~7月20日の終業式までの約1ヶ月、実家の近くの公立小学校にお世話になりました。
体験入学という制度があるわけではなく、各市区町村の教育委員会の判断によっての受け入れになるようです。ちなみに我が家の場合は 市の教育委員会ではなく、市の各小学校の校長先生の判断となっていました。市区町村や各学校によっても受け入れ体制も全く違うようです。
我が家の場合は本当に親切にしていただき、感謝感謝の1ヶ月間でした。
そして、息子はもちろんのこと、私にとっても『ドキドキの体験入学』でした。
当然のことながら色々と初体験があったわけなのですが・・・。
ママの私が一番ドキドキしたことは、子供だけでの登下校 です。
帰国したママたちの心配の種が実はこれなんです。
と、言うのもアメリカでは子供だけでお留守番をさせることはもちろん、車の中においておいたり、子供同士で遊びに行かせたりすることもできません。
確か 12歳位まで。
法律で決まっているのです。
お留守番をさせていることなどが知れたら、親は警察に捕まってしまいます。
『幼児虐待』 の立派な犯罪なのです。
もちろん、学校の送り迎えも保護者がします。
こんな経緯もあって、6歳にもなる我お兄ちゃんも学校への通学どころか、独りでどこへも出かけたことがないのです。
6歳にして始めての自立。 私の方がドキドキでした。
集団登校をしていたので、少しは安心でしたが、なれるまで1週間ほどついて行ってしまいました(~_~;)
だって、アメリカではあまり長い道のりを歩いて登下校することもないし、重たい荷物を背負って学校に行くこともないので・・・。
遠ければ、車かスクールバスでの送迎。荷物もキャスター付のリュックを使う上、教科書類は学校においておくのであまり荷物が重たくならないし…。
自分でも『ちょっと過保護?』なんて思いつつも、ついつい・・・。
でも、同時に『日本の子供たちはなんて素晴らしいのだろう!』って痛感しました。
皆さん、当然だと思っていることかもしれませんが、凄いことですよ!!!
生まれて数年しかたってない子供たちが、親から自立して、交通ルールを守り、重たい荷物を背負い、子供によっては長い道のりを歩き、時には電車やバスにのって学校に行く。それだけでも本当に凄いことだと思いました。学校でも身の回りのことを自分でこなし、お稽古やお習い事も子供だけで行ったり…。 アメリカの小学1年生と比べると、本当にしっかりしています。
日本の子供の素晴らしさは、十分自慢になりえますよ!
私はアメリカに帰って自慢する気満々です(^o^)丿
上記以外にも沢山のカルチャーショックを受けました。
簡単に例をあげると…
<6歳児 息子のカルチャーショック>
・自分たちで学校の掃除をしなくてはいけない。
・給食がある。
・給食を自分たちで準備する。
・体育で着替えないといけない。
・学校でジュースを飲んだり、お菓子を食べてはいけない。
・勉強ばかり。
etc・・・
<ママのカルチャーショック>
・自立度の違い(登下校も含む)
・クラスメートへのプレゼント(お菓子はタブー)
・荷物の重さ
・連絡帳
etc…
アメリカでも 毎週土曜日に日本の補修学校に通っているので、日本の小学校と似たようなことは体験できているはずです。それでも、かなりカルチャーショックはありました。
私が受けたカルチャーショックの中に、当たり前の『連絡帳』があります。
本当に当たり前すぎることなのですが、日本の小学校は子供が連絡帳を書き、それを頼りに宿題をし、時間割をしています。補修学校だと、宿題も含め連絡事項はちゃんと印刷されたお手紙で配布され、親も目を通すようになっています。1週間分の勉強を1日でする為、おそらく家庭学習(親の協力)が不可欠な為だと思うのですが・・・。アメリカの現地校にいたっては 連絡帳すらありません。
また、最終日、仲良くしてくれたお友達への小さなプレゼントを用意していたのですが、お菓子類はタブーだと聞いて、これまた驚いてしまいました。
日本で育ち、当たり前に思っていたこれらのことですら、すっかり忘れていたせいもあり、カルチャーショックを受けた夏でした。
でも、お陰で親子共々楽しく、充実した思い出が沢山出来ました★★★★★
そして、なにより、この夏で ひとまわりも ふたまわりも 息子が成長し、自立に向け一歩踏み出したことが何よりも嬉しかったです。
2007年08月01日
立命館式「辞書引き」学習法
投稿者 fellow
最近、「○○ってどういう意味?」と、子供から言葉の意味を聞かれる機会が増えました。
そんなとき、私は「ドラえもんに聞いてみよう!」と答えます。

うちは野比家じゃないので「ドラえもんの絵がついた小学館の辞書を引いて確かめる」ということですが、ふだん反抗ばかりしている娘も「うん♪」と、大好きなおもちゃで遊ぶときのように、うれしそうに調べています。
テレビで、立命館小学校が1年生から国語辞典を使って学習している、というのを見て、言葉への興味が強まり出した娘に良い方法かも! と取り入れてみたのです。教頭先生によると、「1年生の子どもにとって、辞書は調べるための道具というより、いろいろなことが書いてある読み物」で、「何が書いてあるか興味深々」。「休み時間に遊びにいくのも忘れて辞書を読みふける姿がしばしば見られる」とのこと(『立命館小学校メソッド』より)。確かに、知らない言葉との出会いは刺激的で楽しいようで、辞書を引いては「ねえねえ、○○の意味、知ってる?」と、得意げにウンチクを傾けてくれます。
店頭で、ベネッセのチャレンジ小学国語辞典第4版と、例解学習国語辞典第8版 ドラえもんとで迷ったのですが、ドラえもんのほうがサイズが小さかったので、こちらにしました。ただし、たまたま私が行った書店にはなかったのですが、ベネッセのほうにもコンパクト版はあります。
立命館では、調べた言葉に付箋を貼っていき、たくさん調べるとどんどん辞書が付箋の厚みでふくらんでいく、というビジュアル的にも達成感を得られる方法を推奨しています。「誰よりもたくさん付箋を貼った!」という喜びが「辞書を引く原動力」になるそうです。
本の中に、入学から2ヶ月で2000枚の付箋をつけた1年生と、その辞書の写真が載っているのですが、重さも体積も2倍ぐらいになっているのではないかと思われる、すでに原型をとどめていない辞書の姿は、圧巻です。
(かさばると収納しづらいし、見難くなりそうで、私は、付箋までつけることにはためらいがあるので、参考にできるところだけ、しています)
他にきょうだいもおらず、かまってもらえる生活をしてきたため、何でもかんでも「教えて!」とすぐに聞いてくる甘えん坊のわが娘。これをきっかけに、自主的に学ぶ習慣を身に着けてくれたらと願っています。


2007年07月24日
【8/13更新】夏休みの宿題、自由研究に便利!各種コンクール情報
投稿者 WMS情報局
夏休みも始まったばかり。毎年8月の終わりになるといきなり焦る、自由研究や課題。今年はちょっと早めに取り掛かってみませんか?
そして、ひとつの作品を学校に出すだけでなく、企業が主催するコンクールに出して見るというのもいいでしょう。ただ、作品の返却はされない場合が多いので、2部作ることが簡単な作文以外は、ちょっと注意してください。
コンクールに出してもし賞をもらったりしたら、たいへんな自信になるでしょう。そして選に漏れたとしても、入選した作品と選に漏れた自分の作品を比較させて、どこが悪かったのかを考えさせることはたいへんいい経験になるでしょう。
随時、情報は付け加えていきますので、ぜひ、まめにチェックしてみてください。
あと、結構賞品や参加賞もよかったりするので、そのあたりもチェック怠りなく~
また、こんなのもあるよ!と見つけたり、コンクール関係者の方は、ぜひぜひコメント欄に情報を付け加えてくださいませ。お願いいたします!
■朝日小学生新聞主催コンクール一覧
♪絵画
■フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト
対象:全国の小学生
締め切り9/30(日)
主催:フマキラー
■水とみどりのまち 子ども絵画コンクール
対象:大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県の幼児・保育園児
大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県・和歌山県の小学生
締め切り9/18(火)
主催:朝日小学生新聞 後援:都市再生機構 西日本支社
■井の頭線 親子で楽しむ 『お絵かきラリー』
対象:不明
締め切り8/31(金)
主催:京王電鉄
■もっと! チャレンジ全国コンクール
対象:幼児
締め切り9/11(火)
主催:Benesse教育研究開発センター
■「ふるさとのお盆の思い出」絵画コンクール
対象:小学生・中学生
締め切り9/14(金)
主催:日本香道
■ドコモ未来ミュージアム
対象:未就学児童・小学生・中学生
締め切り9/15(土)
主催:NTTドコモ
■「海とさかな」自由研究・作品コンクール
対象:小学生
締め切り9/30(日)
主催:朝日新聞社
♪写真
■フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト
対象:全国の小学生
締め切り9/30(日)
主催:フマキラー
■アイデム 写真コンテスト「はたらくすがた」
対象:小学生・中学生・高校生
締め切り9/14(金)
主催:アイデム
♪発明
■市村アイデア賞
対象:小中学生
締め切り9/28(金)
主催:財団法人 新技術開発財団
♪創作
■おはなしエンジェル子ども創作コンクール
対象:幼児から中学生
締め切り9/10(月)
主催:公文教育研究会
■「みちと近畿をテーマにしたショートストーリー」コンクール
対象:小学生
締め切り9/18(火)
主催:国土交通省近畿地方整備局
♪工作
■夏休み自由工作コンクール
対象:小学生
締め切り9/15(土)
主催:モノと暮らし、ホームセンター情報マガジン「パコマ」
♪自由研究
■フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト
対象:全国の小学生
締め切り9/30(日)
主催:フマキラー
■もっと! チャレンジ全国コンクール
対象:小学生
締め切り9/11(火)
主催:Benesse教育研究開発センター
■「海とさかな」自由研究・作品コンクール
対象:小学生
締め切り9/30(日)
主催:朝日新聞社
♪レシピ
■赤身牛肉を使った「元気なこどものおべんとう」レシピコンテスト
対象:一般(子供も可だと思われます)
締め切り8/20(月)
主催:ミート&ウールニュージーランド
■親子でアイデア食品レシピ
対象:小学生およびその家族
締め切り8/31(金)
主催:イオン
♪作文
■ドラえもん大賞 全国作文コンクール
対象:幼児・小学生
締め切り9/22(土)
主催:小学館
■ハッピーニュース2007
対象:全国の小学生(それ以下も含む)・中学生・高校生
締め切り9/30(日)
主催:日本新聞協会
■フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト
対象:全国の小学生
締め切り9/30(日)
主催:フマキラー
■一家に一冊「佐賀のがばいばあちゃん」感想文&エピソード大募集
対象:小学生・中学生・高校・一般
締め切り10/15(月)
主催:徳間書店
■「海とさかな」自由研究・作品コンクール
対象:小学生
締め切り9/30(日)
主催:朝日新聞社
■もっと! チャレンジ全国コンクール
対象:小学生
締め切り9/11(火)
主催:Benesse教育研究開発センター
■夏休みこどもミニ作文コンクール
対象:小学生6年生までのお子様
締め切り9/3(月)
主催:第一生命
■「木の家・こんな家に住みたい」作文コンクール
対象:小学生
締め切り9/8(土)消印有効
主催:社団法人 日本木造住宅産業協会
■「いつもありがとう」作文コンクール
対象:小学生
締め切り9/14(金)消印有効
主催:朝日小学生新聞
♪音楽
■フマキラー 虫や植物とふれあうコンテスト
対象:全国の小学生
締め切り9/30(日)
主催:フマキラー
2007年07月14日
【8/13更新】さあ夏休み!子供と出かけよう!子供が楽しい、宿題に役立つイベント情報
投稿者 WMS情報局
頭の痛い、憂鬱な夏休み。おっと、冒頭からつい本音が。保育園時代と違って、小学校になると夏休みという痛い期間がやってきます。
学童に預けるとしても、夏のお弁当作りはなかなか胃の痛むもの。たまには、会社を休んで、子供とゆっくり過ごしてみませんか?もしくは、パパやおばあちゃんに連れて行ってもらうとか。
何はともあれ、いったいどこに連れて行けばいいの?というお母さん方に、夏のイベントをご紹介します。参加申し込みのあるものもありますから、早めにチェック!随時更新しますので、まめにチェック!
関東圏中心ですが、他の地域の情報をご存知でしたら、ぜひぜひコメント欄にお願いいたします!
♪勉強系
■環境エネルギー館 カラダの不思議
環境エネルギー館は、子ども達の持つ不思議に思う心、センス・オブ・ワンダーを大切に「循環」「意識」「エネルギー」「行動」という4つの側面で展示を展開しています。この夏のテーマは「カラダの不思議」
無料
日程:8/5(日)
会場:環境エネルギー館 神奈川県鶴見区
対象:小学生・中学生
応募締め切り:イベントごとにちがいます。
主催:東京ガス 環境エネルギー館
■科学体験教室
夏休みの一日、大学生のお兄さん・お姉さんたちと一緒に、ものづくりの楽しさ、感じることの喜びを味わってみませんか。
無料
日程:8/5(日)
会場:武蔵工業大学 世田谷キャンパス
対象:小学生・中学生
応募締め切り:予約不要
主催:武蔵工業大学
■夏休み親子現場体験イベント2007
工事現場を体験しませんか?新宿駅南口前に広がる白い壁。その壁の中では一体何が行われているのか?東京国道事務所では、未来を担う子供たちを中心とした親子現場体験イベントの参加者を募集しています。
日程:8/9(木)
会場:新宿駅南口工事現場
対象:小学生以上の親子
応募締め切り:7/25(水)。詳しくはこちら
主催:国土交通省・東京国道事務所
■Meet サイエンティスト!宿題祭り
夏休みの自由研究の参考となるワークショップ、研究者によるレクチャーなどを開催。
日程:8/20~8/26
会場:日本科学未来館
対象:プログラムによって違います
応募締め切り:プログラムによって違います。こちらご確認ください。
主催:日本科学未来館
■クリエイティブ・チルドレン・プロジェクト 2007
イベントは3部で構成され、第1部と第2部は富士通、第3部はロフトワークと富士通が共同で実施します。第1部は環境3R(注4)についての取組みと技術をわかりやすく楽しく学習します。第2部では、富士通テクノロジーホール(富士通川崎工場内)にて、富士通の技術と歴史を楽しく学ぶツアーを行います。第 3部は、「クリエイティブ・チルドレン・プロジェクト」のプログラムとして、ロフトワークの考える「未来のクリエイターである子ども達に創ることの楽しさを伝える」をテーマに、富士通とロフトワークが共同でワークショップ(講座)を実施します。
2007年8月18日(土曜)2回制(どちらかに参加)
第1回目 午後1時~午後4時(定員 40名)
第2回目 午後2時30分~午後5時30分(定員 40名)
会場:富士通 川崎工場(神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1)
対象:小学校4年生から6年生(当日は保護者同伴でお願いします)
応募締め切り:7/23まで お申し込みはこちらから
主催:ロフトワーク
ロフトワークドットコム(クリエイターネットワーク)
■NTT ドリームキッズ ネットタウン2007
通信ネットワークの仕組みが学べる体験教室や、ケータイなどの最新ネットワーク機器を使った体験コーナーなど、自由研究にも活かせるイベント 。
日時は開催場所によって違います。(東京、札幌、仙台、大阪、福岡)
対象:小学4年生~6年生参加無料
応募締締め切り 東京開催、札幌開催はすでに締め切り。他の開催地も締め切り迫る。 お申し込みはこちらから
主催:NTTグループ
■ソニー・エクスプローラサイエンス 分解ワークショップ
何気なく使っているソニー製品を自分の手で分解することで、その仕組みや、工具の使い方を学ぶワークショップです。製品をつくったソニーのエンジニアが、先生です。
2007.8.25(土)26(日) 銀座ソニービル
2007.9.1(土)2(日) ソニー・エクスプローラサイエンス(お台場)
対象:小学3年生~6年生
参加料:800円
応募締締め切り 7/31(火)申し込みはこちらから
主催:ソニー・エクスプローラサイエンス
♪芸術系
■たんけん!こども工芸館
東京国立近代美術館工芸館では、2003年より毎年夏休みの時期に合わせて楽しく工芸や美術作品を鑑賞していただくため、所蔵作品による企画展の開催をはじめとして、様々な関連プログラムを実施してまいりました。
本年は、とくに「探検」のイメージをふくらませて、まるで未知なる空間を巡るような感覚で、作品を鑑賞することを主眼とした展覧会を開催いたします。
日時:9/24日まで
対象:小中学生
参加料:無料
応募締締め切り プログラムによって申し込み方法が違います。申し込みはこちらから
主催:東京国立近代美術館
■夏休み特別親子講座 親子で美ら海を撮影しよう!
この夏、ソニービルに沖縄美ら海水族館がやってきます!
親子で美ら海の魚たちを撮影してみませんか?
写真撮影とハイビジョン映像の撮影・編集の2つのコースをご用意しております。
銀座ソニービル
日時:8/3(金),4(土),5(日),11(土),12(日) いずれも 11:30-13:00、14:00-15:30、16:30-18:00
対象:小学生以上
参加料:無料
応募締締め切り 先着順。申し込みはこちらから
主催:ソニー マーケティング株式会社
■アップルのSummer Camp
Apple Store全店舗で開催されているSummer Campでは、子供や家族向けに面白くて楽しいアクティビティを提供しています。Summer Campのワークショップは無料で、2時間半、実際にMacに触れながら学習できます。完成した作品はCDまたはDVDでお持ち帰りいただけます。
全国アップルストアにて
対象:8〜12歳
参加料:無料
応募締締め切り 先着順。すでに満員のプログラムも。申し込みはこちらから
主催:アップル ジャパン
♪経済体験系
■夏休み シェア先生の親子経済教室
私たちの暮らしが"経済"や"株式会社"とどのように結びついているのか、親子で一緒に学んでみませんか?
日時:8月1日(水)~8月24日(金) *8/20(月)と土日を除く毎日開催
対象:小学校4年生以上中学校3年生までの児童・生徒とその保護者
参加無料
応募締締め切り 当日先着順 *西口見学者受付にて申込受付
ただし、混雑の予想される8/6(月)、7(火)、13(月)、14(火)、15(水)の(1)10:30開催 (2)13:00開催については事前申込みが必要(抽選) お申し込みはこちらから
主催:株式会社東京証券取引所 CSR推進部 東証アカデミー事務局
■「子どもと学ぶ 夏休み金融・株式スクール」
夏休みの一日を利用して楽しく金融・株式について学んでいただき、子どもと金融界との架け橋になることを目的とした催しです。
日時:2007年8月21日(火)中学生と保護者もしくは友人 40名
2007年8月22日(水)小学生4年生以上と保護者 40名
※ 受付は先着順です(1組2~4名まで)。
参加無料(昼食付)
応募締締め切り 先着順 ただし、混雑の予想される8/6(月)、7(火)、13(月)、14(火)、15(水)の
主催:日本証券業協会・(株)大阪証券取引所・大阪府金融広報委員会・日本銀行大阪支店
■りそなキッズマネーアカデミー
お金の役割や働くことの大切さを知ることは、自分の夢をかなえる第一歩。子供向け金融経済セミナーを全国各地で開催します。
日時は開催場所によって違います。(全国の支店にて)
対象:小学生
参加無料
応募締締め切り 7/16(月) お申し込みはこちらから
主催:りそなホールディングス
■日興「家族でワクワク体験DAY 2007」
今年の夏休みはお孫さんやお子さんとご一緒に「社会とお金のしくみ」について楽しく学びにきませんか?
日時は開催場所によって違います。(日興コーディアル証券各支店)
対象:保護者とご一緒に参加可能な小学4年生~6年生
参加無料
応募締締め切り お申し込みはこちらから
主催:日興コーディアル証券
♪職業体験系
■
JAL航空教室&北海道へフライト!
■
ANAキャビンアテンダント教室&沖縄へフライト
いずれもJTBの企画商品。
1.飛行機の飛ぶしくみやキャビンアテンダントの仕事の説明
2.ステーションコントロール見学
3.キャビンアテンダントといっしょに写真撮影(各自カメラをご持参ください)
日程:ツアーによる
会場:航空教室は中部国際空港にて
料金: 北海道行きが大人51000円から74000円
沖縄行きが大人69000円から112000円
主催:
JTB
■ザ・リッツ・カールトン・キッズ・ホテリアー・アカデミー
「私も将来ホテルマンになりたい!」
そんな夢をかなえる学校、「ザ・リッツ・カールトン・キッズ・ホテリアー・アカデミー」がこの夏、1日限り開校します。このイベントは、リッツ・カールトンの真髄である「おもてなしの心」を、現役のホテルスタッフから学ぶ、ホテルスクール形式の日本初のイベントです。 アカデミーの校長を務める、料飲担当副総支配人のトロイ・クラリーの入校式で始まり、テーブルセッティング、エスコート、パスタ作りでご両親をおもてなしいたします。全ての課程を修了しましたら、校長のトロイ・クラリーよリ終了式で修了証書を授与いたします。
日程:8月13日(月)11:00a.m. ~ 3:00p.m.(受付10:30a.m.)
会場:ザ・リッツ・カールトン大阪 宴会場
対象:5歳~10歳までのお子様に限ります。
※ お子様には必ず保護者(18歳以上)最低1人の同伴者が必要となります。同伴者の人数に限りはございません。
料金: お一人様 大人・子供8,000円
応募締め切り:お子様のご参加人数は先着50名とさせていただきますのでお早めにご予約ください。詳しくはこちら
主催:ザ・リッツ・カールトン大阪
■リーガロイヤル東京 キッズホテリア
子どもたちが本物の制服を身に付け、フロント係りや、シェフなどのホテルマンのお仕事を
5種類体験できる職業体験型宿泊プラン。
家族ぐるみでホテルステイを楽しみながら、子どもたちには働く楽しさ・厳しさとホテルの仕組みを
学んでもらいます。もちろん、働いた報酬として名誉社員証とお給料の授与式も。
子どもたちに、職業体験を通じて、ちょっぴり成長してもらう夏休み限定宿泊プランです。
日程:7月21日(土)~8月31日(金) 除外日 8月10日(金)~15日(水)
会場:リーガロイヤル東京
対象:3歳~小学生
料金: 客室料金+「カフェ コルベーユ」でのご夕食代
応募締め切り:毎日2組限定。詳しくはこちら
主催:リーガロイヤル東京
■シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル 夏休みホテル体験ツアー!2007 宿泊プラン
ベッドメイキングにマナー研修…。ホテルの舞台裏って、こうなってるんだ!なんて発見がいっぱいの、夏休み恒例、大好評のホテル体験ツアー! おもしろ体験度がぐっとアップして、夏休みの宿題、自由研究もこれでキマリだね! この夏は、シェラトンホテルでキミもホテルマン!
日程:7月26日(木)、7月29日(日)~8月1日(水)
会場:シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
対象:午前の部 小学校1~3年生 午後の部 小学校4~6年生
料金: 1室料金、朝食、お子様1名様分のホテル体験ツアー付き(税金・サービス料込)
ツイン 35,000円 トリプル 41,000円 フォース 47,000円
応募締め切り:先着順。予約はこちら
主催:シェラトン・グランデ・トーキョーベイ・ホテル
♪お料理系
■キッズ・キッチン
「キッズ・キッチン」は、料理を通して子どもの五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)を最大限に発達させると共に、子ども自らが新しい可能性を発見していく体験型料理教室です。 大人は一切手や口を出さず、子どもたちの手だけで全段階を進めて行くところに特徴があります。食を通して、マナーや段取り、約束を守る事等、人が社会の中で生きていく上で大切な事を、幼児のときから総合的に学んで頂ける、食育のひとつの形として生まれました。
日時:平成19年8月4日(土) 午後 13:00~15:30 (予定)
平成19年8月5日(日) 午前 10:00~12:30 午後 13:30~16:00
対象: 「料理をしたい」という気持ちがある子ども (3 歳 ~ 9 歳ぐらいまで)
参加料:3000円
応募締締め切り:Eメールもしくはファックスにて7/24(火)必着 詳しくはこちら
主催:キッズ・キッチン
■東京ガス 夏休み「親子エコ・クッキング講座
東京ガスでは、小学校の夏休み期間に合わせて、7~8月に各料理教室で「エコ・クッキング親子講座」を開催します。テーマは、「エコ・クッキングで地球を救う!!」親子でエコ・クッキングを体験し、環境問題を身近な題材で、楽しく体験できます。
日時は開催場所によって違います。
対象:小学1年生~4年生と保護者のペア
参加料:親子ペアで2500円、子供一人追加で1250円。
応募締締め切り 7月分はすでに締め切り。8月分は官製はがきにて7/17(火)必着
主催:東京ガス
♪お受験イベント
■朝小サマーフェスティバル2007
進学資料コーナーや講演会、キャラクターショーなど盛りだくさん
2007.8.1(水)
新宿NSビルB1 イベントホール
入場無料
当日のくわしい案内状をご希望の方は、〒住所、名前、電話番号を書いて、はがきまたはファクスでお申し込みください。あて先は、〒104―8433東京都中央区築地3―5―4 朝日小学生新聞「フェスティバル」事務局へ。
ファクスは03・3545・0978
主催:朝日小学生新聞
■東京都私立学校展進学相談会
東京の私学小学校・中学校・高校の展示と進学相談会
2007.8.18(土)19(日)
東京国際フォーラム展示ホール
入場無料
予約不要
主催:東京私学ドットコム
2007年07月10日
教育ママ宣言、その後・・・。案の定
投稿者 村山らむね
あー、もう言っちゃいます。教育ママ宣言をして、3ヶ月が過ぎました。途中経過を報告します。
もう無理です。中学受験、すでに見直しモード。
というのも、
中学受験させるなら、まずはPTAなどの子供関連の役員をきちんとやってからと思い、いくつかの役員を引き受ける
→忙しい
→中学受験のことについて真剣に考えたり勉強を見てあげる暇なんてない!
→なので今ひとつ娘の成績も伸びない
→ああ、もういいや。
とまあ、完全な主客転倒悪循環モード(笑)。
それに、娘さんたら、
・くもん(算数・国語に加え英語)を週2回
・塾(週一回)
・レゴ(ブロックを使ったゲーム塾)
・アルゴ(カードゲームを使った思考塾)
・バレエ
に加えて4月から吹奏楽クラブへ。吹奏楽はほぼ毎日放課後に練習があり、帰宅は夕方。学童をやめさせたので、仕事を持っていると夕方自分で帰ってきてくれるのはたいへんありがたいのですが、さすがに4月からの疲れが出たのか、先月は娘さん、倒れちゃいました。
私も、仕事はあるし、PTAはあるし、バレエの発表会の役員はあるし、塾の送り迎えはあるしで、もう、倒れそうです(何度か、プチ倒れ。でも長く倒れている暇もない!!)どんどん敵が襲ってくるロールプレイングゲームをやっているようなもの。
そんななか、ちょっと考えてみたのです。
吹奏楽とバレエをやっているんですけど、そのメンバーが結構同じなんです。
4年生ともなると
・塾に毎日を捧げる派と
・習い事やクラブ活動に毎日を捧げる派
に、クラスのメンバーがぼんやりとではあるのですが色分けされるのです。特に吹奏楽は進学塾との両立はかなり難しい。吹奏楽クラブに入るということは、ほぼ「受験はしません」と、宣言しているようなものなのです。もちろんスーパー優秀なお子さんなどは、吹奏楽と受験も両立させていたりするんですけど。
市内には日能研だけがあったのですが、最近学区内にSAPIXができてから、そこに通う子が急増。そこでは「体力の必要な習い事はやめさせてください」といわれるらしく、知人も通っていた水泳をやめたりしています。
そこで、考え込んじゃって。
周りの友達とクラブ活動に精を出したり、趣味をもったり、体力のつく運動クラブに入ったりって、それなりに大切だと思うのです。それを阻んで勉強して難関中学に入って、またいい大学を目指して塾にいって。なんだか、終わりがないですよね。
とはいえ、知で武装しないと、これからますます広がるであろう格差社会についていけないのは私にもよくわかっています。こんなふうに揺らいでいるだけで、もう失格かも。
とにもかくにも、夏休みの間にちょっと英気を養って、今後について考えたいと思います。それまではちょっと待って。目の前の敵(バレエの発表会と、PTAのカーテン製作ボランティアと、子ども会のお祭りのお手伝いと・・・・・)をやっつけない限り、視界が開けません。よーし、リポDローヤル11を飲んで、もうひとがんばりいたしましょ♪
教育ママは、体力も必要ですね。とほほ。
2007年07月06日
どうする?子供のネットリテラシー教育
投稿者 常山あかね

最近、テレビや新聞で、毎日のようにメールや掲示板での子供同士のいじめやトラブルが問題になっています。
先日、「よのなか科」の「中学生と携帯電話」に関する授業をご紹介しましたが、先週末、子供の学校の授業参観が行われましたので、またまた「よのなか科」に参加してきました!今日は、そのレポート第2弾をお送りしたいと思います。
テーマは前回同様「携帯メール・掲示板のルールを考える」でしたが、本日は、ゲストに、18歳未満の子供専用SNS「トイスタ」を運営する株式会社RAWHIDE.のCEO、横浜悠平氏が登場。従来のリスクばかりを全面に出すネットリテラシー教育とは一味違い、GoogleやWikipedia、You Tubeなど、インターネットの楽しさ・便利さを明るく語る様子に、子供たちは興味深々。
うちの子供も、家に帰るや否や、SNSにアクセスし、友達を招待していました。ふだんおとなしいうちの子も、ネットでは、早速、コミュを自分でたちあげて、活き活きとした様子。「ネットはマナーを守り上手に利用すれば自分の力になる」ということを、子供だけの限られた安心できる環境で、楽しく実感してもらえたらいいなぁと思います。
今回も、中学1年生のディベートに参加しましたが、子供たちの意見で一番多かったのは、「親がきちんと情報教育をした上で、携帯やPCを子供に利用させる必要がある」という大人顔負けの意見。
確かに、子供が中学生ともなると、友達とメール交換や外出をする機会が急激に増えてきます。現在、我が家は、電話会社による有害サイトをフィルタリングする青少年向けのサービスを利用していますが、子供もどんどん成長してきますし、フィルタリングさえしておけば万全、というわけではありません。
私がいちばん必要だと思うのは、子供もさることながら、やはり、私たち親世代が、携帯やPCについて
よく知ることだと思います。PCや携帯には疎くて・・・とばかりは言っていられない時代であることを痛感しています。
私も、自社で、親世代のための情報教育講座を現在準備中ですので、ご興味のある方は、ぜひご連絡をいただければと思います!
2007年06月29日
今どき公立中学事情~「よのなか科」参加レポート~
投稿者 常山あかね

「よのなか科」という授業を、ご存知ですか?それは、杉並区立和田中学校の藤原和博校長が提唱している「学校で教えられる知識と実際の世の中との架け橋になる授業」のこと。全国の中学でも、この「よのなか科」を実施を試みる動きが少しづつ広まっているようです。
うちの子どもが通う横浜市の公立中学でも、キャリア教育の一環として「よのなか科」の授業が定期的に実施されています。「地域の様々な大人を招きディベートすることで、豊かな世界観を養うことが目的」とのことで、早速授業に参加してきました!
公立中学校離れが進んでいる昨今ですが、私が実際に体験した中で、ユニークな取り組みを今後もご紹介していければと思います。
この日のテーマは、「中学生と携帯電話」。講師は、千葉大学教育学部准教授藤川大佑氏。実際のプロフィールサイトにその場で携帯から書き込みをしたりと、臨場感のある講義内容。
父兄ばかりではなく、事前に町内会の回覧板などで地域の人たちにも参加を呼びかけていましたが、平日開催だったので、男性の地域の参加者は残念ながら少ない印象。ただし、キャリア教育に関連した企業の方や教育関係者の方が、たくさん参加されていて、「よのなか科」に対する注目度の高さをうかがわせました。
私がディベートに参加したのは、中学3年生の7人ほどのグループ。突然参加した見知らぬ私に対しても、「声が聞こえますか?」と席を代わってくれたり、気を使ってくれている様子。「携帯電話を持ってないからピンとこなくて」という女子生徒もいて、私が想像していた今どきの中学生よりも、とても素朴な印象でした。ちなみに、アンケートの結果は、今日の授業に参加した中学3年生の約3分の1は、携帯電話を持っていないそう。(意外!)
「携帯メール、掲示板のルールを考える」という議題では、「A子がB子に携帯のメルアドを教えたところ、C子のやD子の名前で悪口のメールが届いた。C子は携帯を持っていないし、D子のメルアドも送られてきたものと実際には違っていた。この場合、誰が何をしたらよいか?」という複雑な設問が登場。
生徒からは、「A子みたいな情報を漏洩する友達とはそもそもつきあわないほうがいい」「指定アドレス以外は受けない設定にすればよい」などの意見が。話をまとめなくては、と思い「ねえ、みんな個人情報保護法って正確に知ってるかな?」などと思わず説教くさくなってしまう私。なかなか中学生とディベートするのは難しい。今1つ盛り上がりにかけるディベートだったが、(自分の子は別として)ふだんはあまり話すことのない中学生といろいろと会話ができて、とっても楽しくリフレッシュされたというのが本音。
現在、中学校では携帯電話の持込は禁止ですが、頭から携帯電話を禁止すること自体、もはや難しいのが現実。「携帯電話の危険性を理解し安全な使い方ができるようになるための知識」が、特に親世代に対して必要なのではと強く思いました。
とにかく、学校を中心とした地域の復権が叫ばれる今、「よのなか科」は、とてもよい試みだと実感!
「こんなことを子供たちに伝えたい」「こんな授業を子供たちに受けさせたい」と思ってらっしゃる方は、「住民参加型」の授業が徐々に増えつつある中、これから様々なチャンスがありそうです。(^^)
キッズベースキャンプの夏休みは盛りだくさん
投稿者 WMS情報局
以前、スタッフと取材に行き、その設備と考え方に共鳴して、「あー、我が家の近くにもできないかなぁ」と嘆息した経験のある、学童保育機能を備えた送迎付きのアフタースクール キッズベースキャンプ。ワーキングマザーたちの熱い支持を受け、店舗も続々とオープンしています。l
夏休みのワーキングマザーにもってこいの情報をいただきました!ぜひ、この機会に、体験してみてはいかがでしょうか?
もうすぐ子供たちの夏休みが始まります。
夏休みには色んな経験や思い出を作ってあげたいと思うの気持ちはあるものの、多忙なワーキングマザーにとってはなかなか難しいのが現実ですよね。
学童保育機能を備えた送迎付きのアフタースクール キッズベースキャンプはそんな多忙なワーキングマザーに変わって様々なプログラムを子供たちに提供しています。
アスレチックや虫捕り川遊びなどの自然が満喫できるキャンプなどのアウトドアや本格的な料理に挑戦したり、色んな職場を見学する社会体験など多彩なプログラムがあります。
行きたい日を選択できる夏休みパックや夏休みお試し会員など利用しやすい料金システムが整っています。
まずは1日無料体験や個別説明会にお申込してみてはいかがでしょうか?
■キッズベースキャンプ イベント情報
■価格表一覧
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.9 教室風に教えてみる
投稿者 大葉柚子

自分で子どもに英語を教えてみようと思ったきっかけは、日本人教師の教える英語の授業を見学したことから。これなら私もできる、と思った。
私の場合日本人でネイティブでない強みというのは、自分が外国語として英語を学んだことがあるところ。母国語として英語を身につける手助けは難しいけれど、外国語としてなら、できそうだ。
そう思ってはじめたけれど自分で絵本・音楽・ゲームと組み合わせてやってみるものの、何か秩序だっていないというか、つぎはぎのイメージがぬぐえない。やっぱり体系的に教えるということを学んでいないからかな。英語がしゃべれるということと、”人に教えることができる”というのはまた別問題だからかな。
これは、具体的なガイドラインとなるものが必要だと痛切に感じて今度は教室風、一冊終わるとなんだかちょっと英語がしゃべれる、という教材を探してみた。
Longman Children's Picture Dictionary with CDs: With Songs and Chantsは、私にとってはザ・英語教材。というのも、自分が英語を学ぶ塾に通っていたときにこのロングマンシリーズで勉強したから。
このピクチャーブック・絵の辞書という教材は、見開き1ページに動物、フルーツ、季節、昆虫とそれぞれの1枚の絵が描いてあり、いろんな動物やくだものがそこにある。その横脇に単語のつづりが書いてあるのだけれど、それを使ってゲームができるようになっている。Pではじまるフルーツはいくつある?逆立ちをしてるフルーツはどれ?そして、ダイアログ。質疑応答でしめくくる。マンゴ食べたい?はい、お願いします。いいえ、結構です。
それぞれ見開き1ページをさらっとこなすことも可能。さくさくと進める。でも、じっくりやることもできる。黄色いフルーツはいくつあるだろう、と独自の質問を考えて広げることもできる。
附属のCDも悪くない。私たちの場合、まず自分たちで好きなように進めておいて、最後しめくくりにCDを聴いている。
やっぱり私は英語教師としては新前。思考錯誤の上できあがった”英語を教えるための教材”を上手に使って、いやいや、頼っていかないと前には進めないなぁ、と実感するこの頃です。
2007年06月15日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.8 書いて英語に触れてみる
投稿者 大葉柚子

学ぶというよりも触れるというアプローチの私たち二人だけの英語教室。楽しくをモットーにしているけれど、勉強!というイメージが強くなりがちの書くという関門を避けるのかといえば、NO。日本語にしてもまず聞くことから。そして喋ることに発展して、喋れるようになれば次は読もう、書こうとなる。聞くことと喋ることに重点をおきたいけれど、それでも聞くことと読むこと、喋ることと書くことが相互に影響しあうシナジーって私はあると思っている。
なので、避けない。ということは、”楽しく英語”というモットーをくずすのか?いいえ、楽しく、書けばいいのです。
100 Words Kids Need to Read by 1st Grade (100 Words Workbook)は英語を母国語とする子供たちが普通に使う教材。アメリカで息子が通っていた幼稚園でまわりでもこのシリーズを買ってみた人、買い続けている人がチラホラいた。
英語の場合、前回の英語でゲームでも触れたけれど、日本語のように聞いた言葉をそのまま書き落とすということができない。つづり、スペルを覚える必要がある。ただ基本法則がわかるようになると、だいぶ楽になるけれど、その楽になるまでが試練の道。
で、英語を母国語にする人たちでさえ子どもに言葉を書けるように読めるようにするために学校で、家庭で力と時間を注ぎ込む。彼らのあの手この手のうちの一つの手がこれ。日本でもそうだけれど、かわいい絵がふんだんにちりばめられて、空欄を埋める形で基本進んでいく。
小学校に入るまでに知っておきたい100語というけれど、日本で学ぶ小1でもちょっとつらい部分もあるかもしれない。我が家の場合は難しいところはあとでやろうということで、簡単で楽しそうなところだけアットランダムにはじめたところ。
日本語にも入り込んでいる外来語がふんだんにある100語なので、スムーズに入れると思う。バナナってバナーナって発音してbananaって書くんだね、おもしろーい。そんな感じで楽しく、やってます。
2007年06月01日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.7 英語でゲーム
投稿者 大葉柚子

誰かに何かを教えるということは、それそのものだけでも難しいのに。それが親が子どもに教えるというのはまた違う難しさをプラスする、というのを実感している今日この頃。
まず、時間。日曜日にやろう、と決めたものの、何時と決めてないので後回しになってしまう。何曜日と決めた以外に歌や絵本は他の日にも読もう&歌おうとしてもその日も流動的になる。これは、いかん。まずレッスンは曜日だけでなく時間も決めねば。日曜日の19時寝る前にしようっと。みなさん、この時間には我が家に電話しないでね。(笑)
それから、甘え。ママーわかんないよぉ。ええ~、それやだなぁ。となる息子。生徒モードに切り替われない。ちょっと、なんでこんなのわからないの?と思ってしまう母親、私。先生モードに切り替われず母親を引きずる。さすがに口に出しては言わないけれどきっと顔に出てるだろなぁ。(苦笑)
そこで。息子が一番喜ぶであろう、奥の手を出すことにしました。それは、英語でゲーム。
アメリカの幼稚園でも、日本の大手英語教室でも、特に単語を覚えるのに頻繁にゲームを使う。日本語の場合、ひらがなさえ分かれば新しい単語でもそのまま書くことができる。知らない単語でも読むこともできる。ひらがなは音そのものを表しているから。
英語の場合、ABCが分かっていても意味を知っている単語でさえ書くことはできない。ひとつずつ、スペルを覚えていくしかない。読む場合も同じ。ABCがわかるという段階から次の読める/書けるという段階がとても大きなステップになる。
その大きな壁をゲームを使って楽しく越えよう!というのが私のねらい。
で、探し当てたのがこの教材。
子ども英語指導ハンドブック 英語ゲーム92。この教材は、非常に便利!私が選んだ教材の中でもお値段高めのほうだけれど、その価値はあり。素人でも、インスタント英語教室を作ることができそうです。
実際にゲームをやってみて6歳の息子から感じたこと。
(1)体を動かすゲーム
(2)工作の過程が入るゲーム
これが一番入りやすい様子。頭でなく体から入るのがいいのかも。そういえば、歌を歌うときも体の動作がつくものが好きな印象。中でも今のところヒットしたゲームは
●ピラミッド倒しゲーム
キッチンペーパーの芯をピラミッド状に積み上げて、紙で作ったやわらかいボールで何本倒せるか。倒した数を英語でがぞえる
●レストランゲーム
食べ物を書いたカードを用意して、ウェイターとお客さんのロールプレイ。
レストランは出来上がった食べ物でなく、食材とお金にすれば買物ゲームにも応用できる。値段をつけて一番高い注文をした人が勝ちという競争にもできる。
息子が英語を楽しく学べるように、と試行錯誤しているけれど、このゲームは本当にオススメ。
たぶん。ゲームに負ける→次回ゲームに勝とうとする息子を見ているのが楽しいのだと思う。
覚える速度も一気に加速。やる気があるって、すばらしい。
2007年05月11日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.6 英語の歌 Wee Sing
投稿者 大葉柚子
息子をアメリカで子育てするのに戸惑ったことがいくつかあるのだけれど。その中の一つが「子どもの歌」。赤ちゃん単語というか、子どもの単語というか、日本語で言えばご飯をマンマといったりするそういう言葉がふんだんに使われているのもあるけれど、基本的に私がアメリカで幼少期を過ごしていないのでわからない当然のこと、アメリカの文化があって。それがないのがつらかった。
で、日本に帰国してからこんないい教材に出会った。なんだ、はやく探せばよかった。(苦笑)
Wee Sing Childrens Songs And Fingerplays (Wee Sing)は、アメリカで歌われる子どもの歌をほとんど網羅しているのではないかと思えるほどのボリューム。なのに値段がお手ごろで嬉しい。(笑) このCD、万人にいいと思う。日本人にも、あ、聞いたことあるなという曲が盛りだくさん。で、最大の利点は歌詞が全てついていること。数曲簡単な楽譜が付いている物もある。
Barney バーニーというアメリカの子供向け番組があって。それを息子は0歳から見ていて4歳半で日本に帰国するまでずっと好きで見ていた。(アメリカの子どもたちは3歳くらいで見向きもしなくなるけど) 番組の内容はミュージカルっぽいというか、歌をふんだんに織り交ぜて子どもたちが遊んでいく。日本でもそうだけれど、子どもが言葉を覚えていくのに、言葉の言い回しを覚えていくのに歌はとっても良い方法。ちなみに、バーニーのDVDには歌詞がついていないのでこのWeeSingを買って併用すればより歌がわかって良いかと。
このWeeSingをまずはボーっと流している。子どもが歌っているのでなんだか気分も明るくなるし。だんだん慣れてくるし。そしてそれから、歌詞を追って一週間に1曲ずつ教えていくことにした。その1週間同じ歌を歌っていれば覚えるんじゃないかと。<希望的観測。 息子が歌わなくても私が歌ってやる!もうTwinkleTwinkleLittleStar(きらきら星)しか歌えないママを卒業!(苦笑)
絵本もそうだけれど、歌も勉強している雰囲気ゼロでかなり、オススメ~。
2007年04月27日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.5 英語の絵本
投稿者 大葉柚子

日本でフォニックス研究の第一人者松香先生が子どもが英語をきっと好きになる、とオススメしている絵本の中で、私たちがアメリカで子育てしていてすでにもっていた本はこの3つ。アメリカでは0歳の赤ちゃんから読み聞かせる人も多いこの絵本たち。共通しているのは絵が圧倒的にわかりやすくてかわいいこと。そして詩になっているのでリズムが良いこと。繰り返し、繰り返し、同じ文章が出てくるので耳に頭に残るようになっていること。
●Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?
色と動物の組み合わせ。茶色の熊、白い犬、紫の猫。3冊の中では一番リズムが良い。物語というよりも詩。
●From Head to Toe
体と動物の組み合わせ。ペンギンは頭をまわせる、君できる?と。実際子どもがついやってみたくなる、息子お気に入りの本。いまだに頭回しますから。(笑) こちらも物語というより詩。
●The Very Hungry Caterpillar Board Book
これは物語。はらぺこあおむしがなんでも食べます。(笑) 食べ物がたくさんでてくるので子どもは楽しがります。そして、絵本の仕掛けが子どものハートをつかむらしいです。英語になれる、という意味でも良いかな。
逆に私たちが持っていなかったものを購入した。それにしてもアマゾンジャパン、すばらしすぎます。8ドルの絵本を801円で売るのだから。しかも1500円以上まとめて買えば送料無料。良い世の中になりました。(笑)
●The Foot Book (Bright & Early Books for Beginning Beginners)
完全に詩。文章らしい文章はないので入りやすいと思います。この本は私も大好きになってしまいました。理由は面白いから!年齢に関係なく、楽しめる本かと~。右足、左足、濡れた足、乾いた足、ほんと、世の中にはいろんな足があって。楽しく形容詞が入ってきます。
●Bears in the Night (Bright & Early Books)
これも完全に詩。文章らしい文章なし。なのに物語になっている、傑作。英語の美しさは前置詞にあると私は思うのですが、その前置詞をすっと理解できる、というのが狙い。ベッドの中から、ベッドの外へ、窓のほうへと熊が移動していきます。どこにいったいいくんだろう?何度読んでも飽きないのも、いいです。
私が今回息子と英語を学ぶにあたって、一番重きをおいている「楽しく」学ぶ。英語の絵本読み聞かせはまさにぴったり。絵本だと今日は英語の勉強するぞぉ、というかんじもなく、そこがいいのかも。とにかく英語に接する機会を増やすという意味でも、手軽でよし。値段もかわいくて?!すばらしい。
長い文章を子どもに読んであげる場合、ネイティブの発音ではない私が読んで、その発音が染み付いたらいやだなぁ、と心配しますよね?私は心配です。(笑) なので、短い文章の絵本は気を楽にして読めるのです。このくらいなら発音が染み付くことはないだろう、と。
そういう意味でこの5冊、最高にオススメです。
2007年04月20日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.4松香フォニックス
投稿者 大葉柚子

子どもに英語を自分で教える&一緒に英語を学ぶ際に必要な教材を選ぶ。手当たり次第にネットでブラウズしてみたけれど、なんだかピンとくるものに辿りつかない。しばらくしてから、あそうかと気が付いた。たどり着く先が決まらないのだからたどり着かないのだ、と。(笑) まずどう教えていこうかどう学んでいくかを決めたほうがスムーズにいく、と。
自分が中学生のときに学んだ英語の塾では松香フォニックスの教育方法を取り入れていたのと、大学のときにとった音声学を学んでやはり英語の発音を重視するならばフォニックスは避けて通れないと痛感したので、松香先生の「英語、好きですか―アメリカの子供たちは、こうしてABCを覚えます」を読んでみる。
フォニックスとは、英語圏に住む子どもたちも学ぶ発音の基礎知識。thという発音はどう発音するか、Aという文字はエーと読むけれど発音するときにはアと発音する、という基本ルールを身に着ければ新しい単語でもフォニックスルールで有る程度読めるようになる。正しい発音を学べるのと同時に単語を読むチカラになるのが嬉しいところ。
「英語、好きですか」はフォニックスとは何ぞやというところから実際の発音とルールまでが網羅されていて、内容ぎっしり。フォニックスを学んでいきたい場合には辞書にもなる。
「英語が話せる子どもにしたい―家庭で15分の英語タイム」はまさに、英語を親が教えるときのガイドライン的本。何故、いつ、何を、どうやって教えていくと良いかの指針。私の場合は、自分が何を教えたいのか-発音とストレス(強弱)とリズムを定着させたい-ということが明確に見えてきて役立った。こんな性格の子どもの場合は、こう教えるといい、たとえば社交的な子どもは英語を学ぶのに一番向いているタイプでどんどん伸びるとか。そんなアドバイスも面白い。
この二冊を読んで、6歳の息子には第一に英語に触れさせる機会、時間を作ること。その際に、楽しいと思える教材を選ぶこと。これを二大指針とすることに。さらに言えばリズムやストレスも、と欲張りになるけれど。(笑)
巻末の英語教材を選ぶポイントも参考になったけれど、具体的なおすすめ絵本は息子がアメリカの幼稚園でもおいてあった本や絵本やさんで人気の本もあり、一目で信頼に値するなとわかる。楽しい教材、という意味では絵本も買っていこうと思っていた矢先だったので松香先生のオススメ絵本を早速注文してみることに。
その感想は、次回につづく!
2007年04月14日
外国語の水曜日
投稿者 fellow

皆さん、4月から新しく始めたこと、何かありますか?私は毎年、4月と10月に、NHK語学講座のテキストをついつい買ってしまいます。正直言って、最初の月でほぼ挫折することが多いのですが、知らない言葉に触れるのって、純粋に楽しいですよね。
今は、「英語ぐらいできなきゃ」とか「いやいや、これからは中国語の時代だ」とか、何かと語学学習にプレッシャーがかかるご時世ですが、よっぽど好きか、あるいはせっぱ詰まった状況下になければ、外国語の上達はおぼつきません。だって、普通に暮らしていれば、外国語を使う機会なんて、ほとんどないし、使わなきゃ、うまくなるのは難しい。
それでも、やっぱり外国語に手を出そうとするのは、その言葉を知ることによって、自分の内なる世界がぐーんと広がる快感があるから。映画だって、字幕と生の科白を聞くのとでは、全然、ニュアンスが違ったりするでしょう?日本語にない感覚や文脈を、外国語を通して、のぞき見ることができる。それが、おもしろいんだと思います。もちろん、上手になればなるほど、世界の幅もより広がっていくはずです。「●●語ができれば仕事に有利」とか、そういう損得を超えて、自分の中が豊かになっていく、そこが外国語学習の醍醐味なのではないか・・・と。
なんて、えらそーに書きましたが、これは基本的には外国語の水曜日―学習法としての言語学入門という本の受け売りです。サブタイトルは固そうですが、ユーモアにあふれ、著者・黒田龍之助先生(元NHKロシア語講座講師)の研究室に出入りする語学愛好者(主に学生)のおもしろエピソード満載で、とっても楽しい内容。そして、「●日間でペラペラ」なんて魔法みたいな速習法ではなく、外国語の学習に本当に大切なことを、改めて確認させてくれます。
この本を読むと、英語やフランス語、中国語、ドイツ語、あるいはハングルやスペイン語以外に、こんなに豊かな世界を育む外国語がたくさんあるのだなあ、と思わずうっとりするほど(間違って、テキストを買ってしまいそうになるぐらい!)、著者の外国語への愛の深さが伝わってきます。肩の凝らない読み物としても、春からの外国語学習を励ましてくれる一冊としても、おすすめです。
というわけで、この4月から私が始めたのはテレビのロシア語講座。実は、講師の沼野恭子先生とお会いしたことがあり、エレガントで知的な先生の魅力に、すっかり参ってしまったという理由もあるのですが、実際、今のロシアはすごくおもしろいらしいのです。日本には、なかなか情報が入ってこないのですが、文学しかり、音楽やファッションも、刺激的なカルチャー・ムーブメントがわき起こっているんですって。番組では、そんなモスクワの魅力をリアルにレポートしていて(テキストも読み応えあり!)、観ていて楽しいプログラムだと思います。つまりは、ロシア語のエキゾチックな響きを耳にしているだけで満足している私・・・。
偶然にも、テレビ・ロシア語講座の放送日は水曜日(火曜深夜)と、黒田先生の本のタイトルとぴったり。さあ、まずは巻き舌の練習をしなければ!
2007年04月13日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.3英語教材を選ぶ
投稿者 大葉柚子
![日経 Kids + (キッズプラス) 2006年 10月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000H5V9YE.09.MZZZZZZZ.jpg)
自分で息子に英語を教えることに決めたので、ガイドラインとなる英語教材を吟味することにした。まず手に取ったのは
日経 Kids + (キッズプラス) 2006年 10月号 。現在の有名どころの教育方法、教材を紹介していて興味深かった。付録についている英語教材集が、まさに私に必要だったもの。いわばサンプルで、Disney他盛りだくさん。
このサンプル集、すべてがちょっとずつ幕の内なかんじで入っていて、とても参考になった。まずほとんどの教材の値段が法外に高いのに、びっくり。万単位は当たり前。数十万単位もざら。私には何故万単位の教材が存在するのかという基本的なところで理解ができない。本格的に言語学として英語を学ぶというなら、わかる。でも子供に英語を教えるだけで万単位というのは、なにかがオカシイ。
私が大学で英文学と英語学を学びたいと父親に告げたとき、彼はこういった。「英語圏では3歳の子供でも英語を喋っているけれどそれをお前は大枚はたいて学ぶのか」。言語に興味が皆無な父に、文学というのは別物で、英語を言語として学ぶ言語学もまた別物なのだと説明しても彼が納得したとは思いにくかったけれど、彼の三歳でもという下りは、それ以来いつも私の心に残っている。
息子にも、将来世界に羽ばたくときに英語というちょっとした武器を持っていては、欲しい。お友達を世界中に持って欲しい。でもでも。やっぱり英語は道具。しかもその道具の使い方は、いくら高い教材を使っても、一度習えば一生忘れない自転車の乗り方とは違い、ずっと使い続けていないと使い方を忘れてしまう厄介なもの。
万単位でなく、千円単位で子供に教えられる教材を探してみることにした。
【教材探索は次回に続く】
2007年04月10日
教育ママになるためにやると決めた8のこと
投稿者 村山らむね
教育ママに目覚めたわたし。「教育ママになるの」と、あちらこちらで口にしていると、ものすごい胡散臭い目で見られてしまう。みんな教育ママというと、子供に詰め込み教育をさせて、がみがみ言うお母さんというイメージが強いのだろう。
そうじゃないんです。
私の目指す教育ママは“勉強の楽しさと、結果を出すまでの努力の大切さと、失敗しても挑戦し続けるねばり強さと楽観性”を子供の芯に定着させる努力を怠らないママなのだ。
他人を変えることはできない。自分の子供だって、変えることはできない。犬の芸当じゃないので、勉強を仕込むことなんてそう簡単にはできないでしょう。
ということで、子供に変化を望むなら、まずは自分が変わらなきゃ!と、基本的なことがことごとくできていなかった私は、この春から変わります!(ええい、マニフェストしちゃうぞぉ!!)
1●早起きをする
いきなりの難関(-_-;)
すみません。私、ものすごい夜型でした。でも変わります。すでに少しずつですが、変わっています。土日など夕方まで寝ていて「今日、どんな天気だったの?」と聞くくらいの駄目人間は、もういません。雪解けとともに、どこかに行ってしまいました。
実現可能性:43%
2●フラダンスを習う
私にストレスがたまっていたら、きっとよくない。なので、念願のダンスを習う!スポーツクラブのプログラムに、ラテンダンス、フラダンスなどいろいろとダンスプログラムがあるので、かたっぱしからやってみるぞ!
実現可能性:70%
3●深夜番組を観るのをやめる
通常テレビを消しており、娘が寝てからテレビをつけるという生活の我が家。特に11時以降のお笑い番組はわたしにとっての超ゴールデンタイム♪草野キッド、宿題の嵐、Goro'sBar、くりいむなんとか、などなど。食卓に向かい合って、お互いにPCを操作しながら、横目で観る深夜番組でのばか笑いタイムは、よい夫婦のコミュニケーションになっていたのだが、これを観ていると、早起きができない。なので極力(怪しい)みない。HDDレコーダーにとってみようと思う。(そこまでするか)
実現可能性:60%
4●漢字検定と江戸検定に挑戦
漢字検定は3月から通わせている塾で必須になっていて、親も申し込みができるので、一緒に受けようと思っている。それから、江戸検定はできたときから受けたかった。こういう検定試験は今後も増えるだろう。勉強して結果を出すというのを、楽しんでみたい。
実現可能性:80%
5●古典を読む
子供に本を読め!と言っても自分がノウハウ本や推理小説のたぐいばかり読んでいたら、やっぱりどうかと思う。意外と読んでいない、古典を今年からちょっとずつひもといてみようと思う。特に、東京大学出版会からでている、「教養のためのブックガイド」や日経新聞の大好きなコラム「やさしい経済学」で紹介されていた経済学の古典をぜひ読んでみたいな。(経済学ってまったく知らないので。アダム・スミスをある人に「とにかく読め」と厳しく言われたことも大きい)難しいことをわかりやすくしたものを読むこともいいだろうが、難しいまま読むというのも、重要な気がする。
実現可能性:90%
6●ママ友を今まで以上に大切にする
保育園や学童を通じて、働くお母さんのママ友はたくさんいるのですが、それ以外のママ友をたくさん作るのが今年の目標。情報交換にもなるというよりも、真剣に近くにすむ友達がほしいから。
実現可能性:70%
7●朝ご飯はお米のご飯を作る
朝はパン食だった我が家。夜のうちに野菜たっぷりスープを作って食べさせていた。でもよくよく聞くと、4時間目はおなかが減ってかなりつらいそうだ。なので腹もちのいいご飯にしてみたら、4時間目までおなかが減らなかったらしい。ふりかけや、炒ったシラスなどでを入れたおにぎりと、和風スープという朝ご飯づくりを新学期からスタートさせよう。ただ、我が家の炊飯器、かなり古いのでタイマーが壊れている。買い替え時か?
実現可能性:40%
8●チャンレンジサタデー&のんびりサンデー
土曜日にたくさん娘の習い事をいれてしまったので、日曜日は逆に何も予定はいれずにのんびりする。私も土曜日の仕事はなるべく入れない。日曜日は基本的に仕事の外出はご法度。土曜日は塾や教室の送り迎えで、日曜日はおでかけなどで、一緒にいる時間を大切にしたい。家族の濃密な時間をすごせるのもあと何年か。もちろん自主性は大切にしながらも、家族で一緒という最高の贅沢を楽しみたい。
実現可能性:100%
来年の今頃、マニフェストを見直して自己評価をしっかりやってみたいと思います。いやぁ。がんばろう。
2007年04月06日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.2日本の英語教室
投稿者 大葉柚子
日本で子供に英語を学ばせようと考えて、普通に思い浮んだのは教室に通わせることだった。一番の理由は、ネイティブスピーカー、英語を母国語とする人の発音に触れ続けて欲しかったから。通じれば発音はどうでもいいと開き直る人も(発音は重要じゃない!ときっぱりいえる人も)いるけれど、私は(美しさは必須ではないけれど)美しいに越したことはない、という信条(というほどのものでもないけれど!)。
英語だけでなくなんでもそうだけれど、一番良い先生というのは自分がその物事を上手にできて、かつ上手に他の人に教えられること。自分は上手にできても教えられないのはよい先生と呼べず、上手に教えられるけれど自分はいまいちというのも物足りない。
英語でも他の言語でも、言語の場合はそれが顕著で、その言語を母国語としている人はいくらでもいるので先生としてどうかというのはまた別。私は日本語が母国語だけれど日本語を上手に教えられるかといっても、難しいのと同じこと。
母国語が英語でありつつ教えるのが上手という先生を探してみることにしたけれど、これがなかなか難しい。3つも見学してから最初に通わせることに決めた息子のクラスのアメリカ人の先生は、半年後に辞めていった。後任のイギリス人の先生は幸運なことにまた教えるのが上手だったけれど、1ヵ月後に事故にあってとうぶん休職するとのこと。その後に続いたアメリカ人の先生は悲しくなるくらい拙かった。全国チェーン店の英語教室の最大の弱点は先生が頻繁に変わること。大人クラスにはそこが強みにもなってくるのだろうけれど、少なくとも子供クラスには不向き。
かといって、同じ先生を指定して受けるとなると、有名チェーン英語教室の場合時間は半分で値段は倍。1時間4人レッスンをしていると過程すれば30分で値段が倍というのは理にかなっているのだけれどそこまで当時5歳の息子にかける必要もなく。
地元に住む母国語が英語の教えるのが上手な教室があれば、それが一番。ではその一番がない場合、日本人でも英語が上手で教えるのが上手という場合はどうなるか。今回はそれも見学に行ってみた。一番最初に感じたのは、教えるのが上手というより好きだという人が多いように見受けられること。ただ、発音面ではどうしても物足りなさが残る。特に私の場合は自分が英語をある程度喋ることができるので、なおさら。どうせネイティブスピーカでなくて物足りない英語なら私も一緒じゃないか、と。
で、ひらめいた。あ、そうか。私が教えればいいのかと。
周りの人に散々親が子供に教えればいいのだと言われてもピンとこなかったのに、今頃。(苦笑)Never too late, 遅すぎるってことは決してない。ということで自分で息子に教えてみることにした。
【英語の教材選びは次回に続く】
2007年04月04日
公立中学校を選んで
投稿者 武田りこ
我が家のある地域は、昔からの住宅地と商業地が混在する地域で、とても教育熱の高い家庭も多い反面、その対極にある家庭(家庭が成り立ってない場合も)も多くバラエティーにとんでいます。
小学校になるとまわりは中学お受験の話題に花が咲き始めますが、私はあえて公立中学にこだわりました。
どんどん塾通いの子供たちが増えていくなか、このこだわりを貫くのはかなり大変でした。
さて、この度上の娘は3年間の公立中学生活を終え、無事志望校に合格したので、公立中学の三年間を振り返ってみようと思います。
まずは公立中学がよいと思った点
○近い
我が家から徒歩5分。通学に多くの時間や労力を取られるのはかわいそうだ、という思いからでした。
→さて現実は 何かあればすぐに学校に様子を見に行けますし、仕事をしていて役員をすることも近いので可能でした。
○いろいろな人たちがいる
私立はどうしてもある程度似通った人たち(経済的だったり、成績だったり)が集まります。
きっとその方が心地よかったり、平和だったりするのでしょうが、ひとたび社会に出ればどんな仕事についたとしても、いろいろな環境の人たちと折り合っていかなくてはいけません。
自分の想像する一般家庭とは全然違う人たちとお友達になったり、なれなかったり、そういう経験をして欲しい、やわらかい心でそれができる最後のチャンスだと思いました。
→さて現実は 娘の性格によるところが大きいのですが、それはそれはバラエティーにとんだお友達との交友が生まれました。
ずっと公立育ちの私でもびっくりするような事情のお友達がたくさん遊びに来てくれました。
小中付属だったオットには刺激が強すぎたかも。
ここで問題になるのが、どうしてもお友達に引きずられることでした。
家庭によっていろいろなルールが違いますが、中には親が完全にほったらかしのお友達などもいて、子供はすぐに「うちは厳しすぎる」と文句を言うようになりました。
娘が楽しいと思うお友達は、ちょっとびっくりするような子が多くて、ルールに関するバトルはそれはそれは壮絶でした。
(だって、女の子が泊まりたいって突然やってきて、親には連絡が取れない、って言うのは絶対だめだと私は思うんだけど。)
自分のやらなくてはいけないことはきっちりやった上で、いろいろなお友達と楽しむ、というのはなかなかやらせるのは大変でした。
○地域と密着している
大人になっても実家に帰ってくると昔の友達がいるのはいいことだと思います。
この地域は、そのままここで暮らしている人も多くて、娘や息子の友達の親御さん同士同級生などということがとっても多いのです。
それだけ居心地のいいところなのだと思うのです。
→実際は とてもよかったです!
PTAの役員の方たちの尽力もすばらしく、PTAからの贈り物として講演会やライブがあったり(しかもライブはこの中学出身のかた)学校と協力している姿を目の当たりにしました。
子供の友達たちも先ほど書いたようにいろいろですが、基本的に近所に住んでいるわけで、親御さんを知っていたり、直接知らなくても、大体把握できます。
道でであったら一見とっても怖そうな子でも、クラスメートとして娘といい関係を築いているので、大きな声で挨拶してくれたりすることもしばしばです。
公立中学校で心配だった点
○学力
こんなに授業が少なくていいのか?
どのレベルに合わせてやってるの?
など、確かに心配になって当然です。
ではどうするか。
ここはある程度親がかかわって子供に勉強してもらうしかありません。
子供の力を信じて、最短距離で大学なりに入れないかもしれないけれど、少しくらいの遠回りはあるかもしれないけれど。
それぞれの学力に合った塾なども近くにたくさんあるので、小学校まで存分に遊んだんですもの、そろそろ塾で勉強してもいいのでは。
ただ、公立だからみんな勉強ができないか、というと決してそんなことはありません。
運動も勉強もできて、リーダーシップもある、そんな子ももちろんいて、それもバラエティーのうちのひとつです。
○交友関係
先ほどのよいと思う点のいろいろな人がいる、ということの裏返しなのですが。
ではどうするか。
これもできる限り親がかかわることで、子供が大きく道を外れないように努力するしかありません。
我が家の場合は、おもてなしは大変ですが、できる限り遊びに行くよりは、来てもらう。
とにかく子供の友達と顔見知りになることを心がけました。
○学校や先生
兵庫方式をご存知の方ならお分かりでしょうが、内申を握る先生がた。
問題がないとは言いません。
ここをなんとかしないと、いえ、ここさえなんとかなれば、もっと公立はよくなると思います。
でも全般に私たちのころと比べると先生方本当によくがんばっておられると思います。
幸い娘は熱が出ても学校を休みたくないほど、中学生活が楽しかったようです。
もちろん、同じ学校に通っても、楽しくなかった方もおられるでしょう。
私立のほうがあっているお子さんもいらっしゃると思います。
我が家の下の息子は同じ学校の新2年生、彼が卒業したときに私がどのように思うかは今はわかりません。
ただ、公立中学校も捨てたものではないし、地域の中にあるからこそ、保護者たちの力でいい方向に持っていくことも十分可能だと思うのです。
娘たちのこの学校も7~8年前までは荒れていたらしく、それからここまでPTAの方たちの尽力はすばらしいものでした。
私たちの税金で私たちの子供たちのためにある公立中学校、それが充実してこそ日本の未来があると思うのです。
2007年04月02日
【柚子流英語教材forキッズ 】vol.1 帰国子女のその後
投稿者 大葉柚子
本人の意思とは別に海外に1年以上在住した子供のことを帰国子女と呼ぶらしい。本人の意思というのは留学を差す。で、私たちの息子の場合は3ヶ月のときから4歳半までアメリカにいたので帰国子女ということになる。とりあえず。でも息子は早くも英語を忘れてきていてすでにバイリンガルとは呼べず。これで帰国子女っていうのもどうだろうと。なので聞かれないと自分からは言わないことにしている。(笑)
その帰国して1年半ですでに英語を忘れているという話になると、周りは口々に親が悪いという。はい。その通りなのです。英語を忘れさせないように努力をしたけれど、その努力は他人任せでしかも最小。英語のクラスに週一通うのみ。私たち両親は英語を操るにもかかわらず、自らは何も手助けしてこなかった。その理由は二つ。
一つは、いずれ忘れてしまうだろうという強い確信があったから。自分を振り返っても、他人を見ていてもそう。英語圏にしばらく住んだ後、日本に帰国する。数年後、愕然とするほど英語を忘れる。まったく忘れる、というわけでなく。ちょっと忘れるというわけでもなく。言葉が出てこなくなる。
いずれ忘れるというのを前提にすれば、息子に対して忘れないようにするというのは。どれだけ長く引き伸ばせるかという遅延にすぎない。この遅延という概念があると英語学習に前向きになりにくい。
二つめは、日本語をきちんとした母国語にしてあげたかったから。息子は決定的に日本語が弱かった。かといって英語が強かったわけではない。両方とも弱かった。いろいろな人の話を聞いたり本を読んだところを総合すると、息子の場合3ヶ月のときから英語と日本語を同時に注ぎ込んでしまったので、おそらく脳が混乱して確固とした母国語というのが存在しなかった。どちらがうまいかと聞かれれば、日本語。でもその日本語も不安定。何が決定的に使えないというわけでなく、不安定。名詞の場合、耳から聞いた言葉どおりに発音するけれど、それがうまくいかない。今でも任天堂DSはイントDS。何度直しても直らない単語がある。
どちらも不安定で弱いというのは、好ましくない。やはり日本語をしっかりと根付かせてあげたかった。その上息子は、人種多種の世の中からほぼ日本人のみの世界に入り、一生懸命なじもうと努力していて。私が英語でしゃべりかけると、ここは日本だから日本語でしゃべってくれと言われた。こんなフレーズ、教えた覚えもない。誰かに言われたのかなと思うと心が痛んだ。
そして1年半たった今、何もしないという選択の結果は予想通りの結果。彼は英語を聞くことはできても喋ることはままならない。聞くことさえも怪しくなっている。その代わり、私の望みどおり彼は日本語をほぼ完璧に話せるようになった。いくつかの単語を除いては。読み書きも多少遅れているくらいで、なんとかなりそうなところまできた。
人間ないものねだりとはよく言ったもの。英語が息子の中から消えゆくのを目の前にして、やっぱりもったいないなと思い始める。で、来月から小学校。英語をもう少し触れさせる機会を作ろうかな、と。それで日本でできる最良の英語教育って何だろうと調べ始めた。
【調査結果は、次回に続く】
2007年03月30日
高学歴母の陥りやすい罠に、どうかあなただけは陥らないで
投稿者 村山らむね
いきなり刺激的なタイトルで、すみません。
かなり嫌われそうな記事です。嫌味な記事と思われても仕方ありません。しかし、恥をかくことを承知で書きます。書かずにはいられません。同じような罠に、陥らないようにしていただくために。
普通の人は成功談から学ぶと言います。
賢い人は失敗談から学ぶと言います。
どうか、賢い読者のみなさま。私の失敗談から学んでください。そして、わたしの屍を越えて行って下さい。
最近、大学時代の友人とランチをしました。そのときに彼女が「高校時代の友達よりも、大学時代の友達のほうが子供の成績に苦労している」と言ったことではっとしました。
私は慶応の法学部を卒業しました。ひのえうまということもあり、周囲は現役が多く、あまり受験で苦労していません。東大・京大など超難関校とはレベルの差はあれど、中学くらいまでは勉強や成績に苦労した経験のない人が周囲には多かったと思います。私自身も、小学校時代は5段階評価でどうしても5のとれなかった図工を心配されて、絵を習いに行かされたほど。勉強も運動も自然とできていました。
そして、大学の友人たちは、自分と同等もしくはそれ以上の学歴の人と結婚しています。わたしも国立理系現役院卒の旦那と結婚しました。
だから、「普通にしていれば、自分と同じくらい、もしくは理系の血も入っているので、それ以上にはなるだろう」と、たかをくくっていました。
3月生まれの娘の場合、ひどい成績をとってきても、「まあいつかは追いつくだろう」と思っていました。
・・・・・・追いつきません。それどころか(以下略)
そして、もうひとつ。別に慶応の法学部を出たからって、大したことがない。社会に出れば学歴なんてあまり関係なく、実力がある人が伸びるものだ。そう思っていました。ほんと、学歴なんてまったく関係ないですものね。社会では。慶応なんて大したことがない。慶応を出ている割には大したことがない。そのどちらかしか言われた覚えしかなく、あれほどがんばって受験を勝ち抜いても、得をした記憶があまりないのです。学歴じゃ駄目なんだという実感しか今、私の手元には残っていないのです。
・・・・・・だけど、だけど。
ここに、もしかしたら高学歴(というにはわたしの場合、中途半端ですが)な母親の陥りやすい罠があるのではないかと思うのです。
●自然に勉強ができるようになったというのは大間違い
教育本を読み漁って気がついたこと。教育のカリスマたちが「理想の家庭教育」としてあげていた家庭像が、なんと私の育った環境と似ていることでしょうか。決して裕福ではなかったのに、私の母は、私にたくさんの習い事や塾を経験させてくれました。私は自然に勉強や運動ができるようになったのではなく、両親のたいへんな努力と犠牲の上にそうなったのだと、今更ながら気がつきました。
●学歴なんてあまり役に立たないのではと思うのは大間違い
社会に出れば実力主義です。ただ、学校は人。すばらしい優秀な友人、先輩、後輩と、共通のものをもっているというだけで、どれほどのメリットがあったか。あまりに当然過ぎて、そのありがたみに気づいていないだけで、やっぱり恩恵に授かっているのだと思います。
家庭環境、人脈。あまりに当然過ぎて、そのありがたみに気がついていないだけだったような気がします。学歴を粗末に考えがちだったと、今痛烈に反省しています。自分の親に、子育てで負けていると、今猛烈に反省しています。
高学歴ワーキングマザーのみなさんに、メッセージです。
あなたは自然に勉強が出来るようになったわけではない
あなたと同じくらいの子供にするためには、あなたのご両親がしてくれたことを子供にやってあげるしかない
あなたの学歴は、あなたが思っている以上にあなたの現在に寄与しているかもしれない
これが言いたいのです。
これを読んでむかむかしている人もいるかもしれません。でも、もしお子さんが高学歴となった場合に、ぜひ、この記事を思い出して、この記事の言わんとしていることを伝えてあげて欲しいのです。
もうすぐ娘は4年生。中学受験させます。そして失敗するかもしれません。きっとその失敗が、たくさんの果実を与えてくれるでしょう。わたしも無敵だったと思っていたのに、慶応女子高に落ちたことが、4年後のリベンジにつながったことを、最近思い出しました。
2007年03月28日
水に強い、くもん「世界地図」と「日本地図」
投稿者 有栖川ゆうこ
教えて!『親も大好きなおもちゃ』にトラックバーック!
ということで、私がオススメなのが、くもんの地図。
(これって、「おもちゃ」かな?と一瞬考えてしまいましたが、私の感覚では立派なおもちゃ)
昨年の秋ぐらいから、6歳・年長の娘1号が、やたらと「アメリカってどこ?」「フランスって?」「東京はどこ?」など、盛んに聞くようになってきました。
そのつど、言葉で説明してもまったく説得力がありませんから(苦笑)、大きな地図でも買わないとなぁ、と、ネットで検討して買ったのが、くもん「世界地図」と「日本地図」なのです。

くもんの学習ポスター 世界地図

学習ポスター 日本地図
どちらも、420円。
手に取ると、本当にしっかりしていて、ビニールコーティングされているので耐久性抜群!
半年以上経ちますが、子どもたちの手垢(苦笑)に負けず、キレイですよ。
(うっかり、子どもがお菓子のくずがついたままの指でなぞったりしても、濡れた雑巾や、ウェットティッシュでささっと拭けばいいので、親も楽チンです)
購入後、リビングに貼っているので、テレビを見ながら知らない国がでてきたりしたら、すぐに場所を確認して「遠い!」「近い!」など、上2人で勝手に学んでくれてます。
そして、昔は一生懸命覚えていたはずの地理。
仕事で関わりの深い地域以外は、かーーーなり記憶が曖昧です。
子どもに聞かれたとき、一緒に確認することで「あぁ、そうだった、ココだぁ!」と、改めて確認しつつ、親もおじいちゃんも楽しんでます。
そして、思い出すのが「あぁ、知らない場所や国を知ることって、楽しかったなぁ」と、自分が小さいとき、一生懸命地図帳を眺めていた時間を思い返したり、も。(授業中、関係ない科目なのに、常に「日本地図帳」を机の上に出していたような子どもでした……)
なので、きっと子どもたちが家をでるぐらいになっても、我が家のリビングに飾り続けられるのではないかなぁ、と思ってます。
と、「リビング」と書くと響きはいいですが、純日本家屋の我が家。
居間は、障子だったりするので、実際にはこんな状態で貼られているのですけどね(笑)


かほるさんが、同じくもんから出ている「おふろでレッスン」シリーズの記事を書かれているので、こちらもぜひ!
2007年03月22日
ファーストレゴリーグに参加しました!
投稿者 常山あかね
FIRST LEGO League(ファーストレゴリーグ)というイベントをご存知ですか?今、注目を浴びている世界最大級の子どもたちのロボット競技大会です。
そもそもFIRST LEGO League(FLL)とは、アメリカのNPO法人FIRSTとLEGO社の提携によって作られた、子どものための国際的なプログラム。子どもたちがチームを作り、毎年変わる世界共通のテーマの解決策を、プレゼンテーションとロボットゲームで披露しチーム力を競うのが最大の特徴です。
3月4日、2006年ジャパンオープンが「日本科学未来館」で開催されましたが、今日は、それに先立ち昨年11月23日に幕張セミナーハウスにて行われた関東大会(Aリーグ)の様子をレポートいたします。
(当日は、一般非公開のプレゼンテーション審査の様子も見学させていただきました!(^^)/)

2006年度大会のテーマは、「Nano Quest -ナノ・クエスト-」。 私たちの身の回りに使われているナノテクノロジーについて調査するというものです。「小学生には難しいのでは?」という不安は、午前中のプレゼンテーション審査を見学してすぐに吹き飛びました。
子どもたちは、思い思いにナノについて調査したレポートを発表し、「今後ナノはどのような分野で役立つと思いますか?」という審査員からの質問にも、自分の言葉で頭をひねりながら答えていました。「ナノってナニ?」という根っからの文系人間の私にとっては、軽いカルチャーショック…。そして、いちばんステキだと思ったのは、各チーム(3~10名)のメンバーがとても楽しげにチームワークよく発表していたということ。
原子をモチーフにした帽子をかぶったり、衣装をお揃いにするなど工夫をこらしているチームもチラホラ。普段、学校の授業参観で目にする子どもたちの姿より、ずっと活き活きと輝いて見えました。

午後は、いよいよロボット競技です。この日は、全34チームが参加。全部でミッションが9つあり、ミッションの達成具合にによってポイントが与えられます。各ミッションは、「原始顕微鏡」「自己組織化」など、ナノにちなんだユニークなお題がつけられていました。練習通りにロボットが動かず肩を落とすチーム、高得点をあげて歓声をあげるチームと勝負は白熱し、会場は悲喜こもごもでした。

ちなみに、競技用のロボットは、レゴ社の「RCX」もしくは「NXT」というブロックのキットを使用して自由に作成。プログラミングのソフトウェアは、「LEGO MindStorms 」または、「RoboLab software(バージョンは自由)」のソフトウェアを利用するという条件です。
子どもの学力低下や理系離れが叫ばれている今、子どもたちを科学技術に夢中にさせ、ワクワク・ドキドキする心や探究心を育むこの大会。これからも、このような子どもたちに夢を与える試みが増えていってほしいと願っています。
2007年03月16日
教育ママ教則本
投稿者 村山らむね
教育ママ見習い中の、らむねです。
まあ、今年の冬休みは読みましたよ。教育本。それもきっかけは、このワーキングマザースタイルの冬からやった「ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート」。これは反響も大きかったのですが、何よりも私自身が影響を受けてしまったのです。ものすごく。
それで、冬休みから最近にかけて、かなり読みました。教育ママ育成マニュアル本。現在の教育界のカリスマといわれている人たちの本を片っ端から読みあさりました。

その中で、ぜひみなさんにも一日も早く読んでほしいと思うおすすめの教育本をご紹介します。できればすべて小学校入学前に読んでおいて欲しいと思います。(あともうちょっと早く読んでいたらと、涙したので)
●勉強できる子のママがしていること 12才までの家庭教育マニュアル
著者:和田秀樹
灘中・灘高から東大医学部。そして現在は心理学をビジネスに応用するシンクタンクの代表を務める。
灘中進学後、「学力は素質だ」という思いから伸び悩みを経験。その後、勉強のやり方を変えることで、東大医学部への進学を果たす。精神医ならではの心理学的な裏づけとともに、勉強のさせ方が12歳までの段階別に具体的に書かれています。たくさんの著書がありますが、コンパクトにまとまっている本です。
成績が悪いのは、頭が悪いからではなく、勉強のやり方が悪いからだ。子供によってそのやり方は違う。やり方を見つけてあげよう。という、メッセージに勇気付けられます。
中でも目からうろこだったのが、126ページの「勉強のできる子か、性格のよい子か」というパラグラフ。
子供のうちに、誰からも好かれるようなよい性格を身につけさせるか、あるいは、努力する習慣を身につけさせるか、どちらが先かといえば、努力する習慣のほうが先だと考えます
これは、頭がよすぎていじめられっこだった経験をもち、かつ精神科医として「人間は変わるもの」との見解をもつ著者だからこそ、説得力のある言葉でしょう。
■この本からのアクションプラン
・お受験に合格するかよりも、勉強好きに。学歴よりも学力を身につけさせる
・論理的な文章を読ませる、書かせる
・英語・パソコンよりも、国語と算数
⇒和田秀樹監修 学力向上親の会
●強育論-The art of teaching without teaching-
著者:宮本哲也
早稲田大学第一文学部卒。大手進学塾講師を経た後、無試験先着順の入塾で首都圏トップ校へ多数の実績を誇る宮本算数教室を設立。
「優しさ」より「強さ」
「ゆとり」より「ひたむきさ」
「習う」より「考える」
学習は本能です。どんな子でも必ず伸びます。親が余計なことをしない限り。
というオビの通り、考え抜く力を育てることの大切さを説く。
本の内容は、お母さんにはかなり刺激的な言葉がたくさん出てきますが、あまりカリカリせずに、とにかく読みきってください。ビジネス本としても応用できるような、生き方そのものへの示唆があります。
特に目からウロコだったのは89ページ
修復可能な傷であれば、身体の傷であっても心の傷であっても子どものうちからどんどん負わせるべきです。その痛み、悲しみ、つらさを経験し、乗り越えることによって、心が強くなり、他者に対する思いやりや優しさが芽生えるのです。
というパラグラフ。宮本氏の主張は一貫しています。試行錯誤、頭を働かせることが学力の基本。そのための堪え性を、親も子ももつべきで、それは「ゆとり」教育からは絶対に育たないということです。
■この本からのアクションプラン
・著者の書いた「強育パズル」を毎日少しずつやらせる
・成功から得られるのは結果だけ、さっさと忘れて前に進む。失敗や挫折は、それを克服するまで忘れない。現在、私が抱いている挫折感こそ、重要。それを忘れない。
・努力もせずに他人の子育てを羨ましがらない。
※続編の超強育論も出ていますが、強育論だけでいいと思います。
●女の子を伸ばす母親は、ここが違う!
著者:松永暢史
慶応大学文学部卒。教育環境設定コンサルタント。受験プロ。
大人気だった男の子を伸ばす母親は、ここが違う!の続編として書かれています。
ここに書かれた、「女の子を伸ばす母親」こそが、びっくりするほど、自分の母親に似ているのです。ちょっと驚きました。
特に、
12ページ
親に「かわいい」と言われて育った女の子は勉強ができる
お世辞にも美少女ではなかった私に、母はいつも「かわいい、かわいい」と言っていました。それがどれほど、女の子の自信になるかが書かれています。もう、読んだその日から、娘に可愛い可愛いと、言い続けています。
また137ページ
ピアノが弾ける子は、頭がよくなる
私はピアノが大嫌いで9年も習ったのに、今では「猫ふんじゃった」さえ弾けません。なので、娘には無理強いせずにさっさとやめさせてしまったのですが、楽器は無理強いでも続けさせるべきであることが書かれていて母は正しかったとつくづく感謝と反省です。
この本の根底を流れているのは、「人生を楽しむ人間こそすばらしい」というとても幸福な人間観です。だから読んでいてとても幸せな気分になります。
人生における趣味の大切さなど、子育てだけでなく自分の人生にもすぐにでも取り入れたいエッセンスが溢れていて、大変魅力的な本となっています。女の子を産んでよかった、女性に生まれてよかったと、心から思える本です。たぶん、男の子を伸ばす母親は、ここが違う!は男の子を産んでよかったと、心から思える本なんでしょう。こちらもたいへんよい本だそうです。
■この本からのアクションプラン
・受験も重要だが、それ以上に趣味的な習い事は重要。受験が迫っても、なるべく続けさせる。
・かわいい、かわいいと、心から言う
・自由に使えるお金は、与えない
・旅行先、外食のレストランなど、家族で行動するときはなるべく子どもに決めさせる
⇒ブイネット教育相談事務所
●「親力(おやりょく)」365日! <伸びる子>の土台をつくる毎日の習慣
著者:親野智可等
静岡県の小学校で23年間教鞭をとった経験から、メルマガを発行。大人気になり、著書多数。また朝日小学生新聞などの連載も好評を博す。
朝日小学生新聞の連載は、すべて切り取り、メルマガもとっているので、もうだいぶ前から「親力」教の信者です。とにかくこの人の言葉は、具体的でわかりやすいのが特徴。
親が何をすべきなのかが、本当に手に取るようにわかります。鉛筆の持ち方、便秘の治し方。つまらないことと思うかもしれませんが、こういうつい見過ごしそうなことが、とても大きな岐路となっていることが、現場の先生の言葉として、素直に入ってきます。生活を見直すために、おすすめの一冊です。
特に巻末の親力の言葉12ヶ月は、すべて引用したいくらいです。全部具体的なアクションプランになっているところがすばらしい。
■この本からのアクションプラン
・すべての教科の基礎は国語。読書好きにするために、改めて毎日読み聞かせをする。
・質のよい漫画は読書好きへと導く。よい漫画を与える。
・カルタは日本古来伝統の楽勉。よいカルタを一緒に!
⇒親力公式ホームページ
●小3までに育てたい算数脳
著者:高濱正伸
東京大学、東京大学大学院卒。学生時代から予備校などで受験生を指導するなかで、大学受験の成功や、学力の伸び悩み・人間関係での挫折とひきこもり傾向などの諸問題が、幼児期・児童期の環境と体験に基づいていることを確信。小学校低学年向けの「作文」「読書」「思考力」「野外体験」を重視した学習教室「花まる学習会」を設立。算数オリンピック問題作成委員などもつとめる。
今、時代のニーズはクリエイティブな人材である。クリエイティブな人材とは、知識ばかり詰まった脳ではなく、空間発想ができる人材である。だからこそ、中学受験の花形問題は図形問題だ。国語や計算問題ではそれほど差はつかない。差がつくのは、図形問題。
図形つまり立体の問題ができるようになるために重要なのが、外遊び。算数脳をつくるためには、野外で思いっきり遊ぶことが重要だ。
というのが、この方の主張。まあ、明快。おもいっきり納得。高濱先生の講演も2度も聴きに行った。そして、完全に心酔。
この本はぜひぜひぜひ、お父さんにも読ませてください。お願いします。
■この本からのアクションプラン
・すぐに「花まる学習会」へ入会させた
・その上、アルゴにも入会させた
・お母さんはいつもニコニコしている
⇒花まる学習会
⇒アルゴ
とまあ、駆け足でご紹介しました。
この5冊は絶対に読んで損はしないと思います。早ければ早いほどいいと思います。ぜひ、熟読してください。そして、何かしらの行動をしてみてください。
ああ、これらの本をあと1年、いや、2年早く読んでいたら。。。
2007年03月14日
【働きながらお受験を目指す】 第4回 中学受験の塾選び
投稿者 竹之内ふうこ
早いものでもう3月も半ば・・そろそろ卒業式の季節ですね。
中学受験塾では、2月の中学受験が終わってすぐに、新学年の授業が始まっています。我が娘も、学校では3年生だけど、塾では4年生という不思議な状態。私が塾に電話する時も、「4年生○クラスの○○の母です」と言わないといけません(笑)
小学生が塾に入るのは、圧倒的に新4年生が多いようです。娘が通っている塾の教室でも、新4年の2月にクラスが2倍になって、3月にはまた一クラス増えました。おそらく、周りのお子さんが皆行きだして、「うちもそろそろ?」と動き出すご家庭も多いのだと思います。(らむねさんも?(笑)「小1の壁の次に来た、小4の壁」)
塾選びについては、本当にたくさんの選択基準があるので、本当に悩みますね・・。
・通いやすさ
・お子さんの性格
・拘束時間
・目指す学校と合格実績
・習い事との兼ね合い
・求められる親の関わり度
・カリキュラム
・宿題の量
・学校のお友達の人数
などなど。
「出来る子はどこに行っても出来る!」というのは私もそう思わずにいられませんが、そうでない子にとっては「どこの塾だって同じ!」では決してないので、なおさら迷います。「勉強して学力をつける」「受験に合格する」という目的があって塾に通うのですから、ぜひぜひ、実際に見学や説明会に行って、「目的が達成できる=我が子に合う塾」を探してあげたいものですね・・。
首都圏の話で恐縮ですが、一般に、中学受験塾には、大手3つの塾と、地元密着型や個人経営の塾とに分けられます。
大手中学受験塾とは、
・日能研
・四谷大塚(準拠塾:早稲田アカデミー、栄光ゼミナール)
・サピックス
大手以外では、地元密着型や特定の中学に強い塾などもあり、市進学院、ena、個別指導のTOMAS、東京個別指導学院 など、補習塾も入れると、それこそ無数にあるのだと思います。
どちらにも、メリットとデメリットがあります。(あくまでも、私見です)
■大手のメリット
カリキュラムの確かさ、優れたテキスト、情報量。集団授業で他の子の考えを聞けたり、お互いに切磋琢磨する環境。受験生同士での連帯感(6年生)。
■大手のデメリット
人数が多いので、個別対応が難しい。受験への意識が高く、親子でプレッシャーを感じる(笑)
■中小塾や個別指導のメリット
少人数制なので、個別に弱点補強などの指導をしてもらえる。雰囲気が柔らかい。
■中小塾や個別指導のデメリット
情報量に不安がある。受験生同士の刺激が少ない。
我が家もいろいろ考えましたが、現在娘が通っているのは、大手のサピックス。小3の9月から通ってます。
決め手は、通いやすさと「授業の質の高さ」でした。記述力・思考力を鍛えてくれる授業内容とカリキュラム、それに親の私が惚れてしまったのです。ワーキングマザーの大きな負担の一つ「お弁当」が不要というのも、ちょっと魅力的(笑)娘も、夏期講習だけ通った日能研よりも好印象だったみたいです。
ただ、サピックスに不安がなかったわけではありません。サピックスと言えば御三家などの難関校を目指す子たちが行く塾で、授業レベルも高く、中くらいの成績以下の子はただのお客さんになるので行く意味がない、宿題が膨大で親のサポートが大変、という通説があったからです。それでも、他の塾にもこれといった決め手がなく、そうなったらなったで転塾すればいいや・・と、とりあえず入塾。
我が家のこの半年の塾生活はまた後々書くとして、半年経って思うことは、中下位のクラスでも、そのクラスのレベルに合った授業・課題で学力はきちんと伸びるようになっている、ということ。大切なのは、子供の学力レベルに合ったクラスで授業を受け、指定された課題をきちんとこなすこと、ということです。思いっきり下位クラスだった我が家の実感です(笑)
ちなみに、小3の夏は、5日間くらいの日能研の夏期講習をお試しで受けさせました。送り迎えをして教室の様子も見ましたが、あの人数の多さに私が参ってしまいました。授業の合間の生徒の入れ替えの時など、酸欠になるかと思ったほど。自習室の雰囲気も賑やかで、学校みたいです。こんな雰囲気ではうちの娘は勉強よりお友達との遊びに走りそうだと思い、候補から消えました・・
前向きな転塾や、やむをえない転塾もあるでしょうが、転塾自体は子供にもストレスになってしまうので、やはり親が情報収集をしっかりして、我が子に合う塾を選んであげることが大事なのかなと思います。
皆さんの塾選びのお話も、ぜひコメントやトラックバックで伺いたいです!
【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
【働きながらお受験を目指す】 第2回 中学受験の目的は?
【働きながらお受験を目指す】 第3回 親の役目
2007年03月12日
小1の壁の次に来た、小4の壁
投稿者 村山らむね
子供が小学校になって感じた「あぁ、保育園時代が一番働けたなぁ」という思い。とはいえ、娘も3年生。ようやく仕事と子供の小学校&学童生活のリズムもできてきました。
しかし、冬休み以降、急激に感じる、次の障壁。それが「小4の壁」
壁を形成するのは主に3つの構成要素です。
その1・学童どうする?
小3までしか入れない学童が多いなか、ありがたいことに去年の春に新設された我が学童は、6年生まで受け入れてくれます。だから、放課後の心配はあえてしなくてもいいのですが、クラブをやりたいとか、いろいろ言い出して、もしかしたら学童はもう卒業させるかも。公営の学童に入れなくなるのを機に、うちのような民営の学童(公営に比べかなり高額)はやめて、塾のスケジュールをを入れるだけ入れてしまう家庭も多いようです。学童に払うくらいなら塾に入れた方がいいとか、兄弟で留守番させるからなど、さまざまな理由だとは思いますが、子供も、学童よりも塾やクラブに行きたがるケースもあるようです。
その2・受験どうする?
最近、お母さん同士で飲みに行ったり、立ち話をする際、必ず話題にでるのは塾の情報交換話。
さいたま市にある娘の小学校でも、2月1日の通学受験がもっとも重なる日には、かなりの6年生が休んだそうです。「いったいどこを受けているの?」「塾はどうしている?これからどうする?」などの、ついつい口をついて出てきます。
それに新学期を控え、毎日届く塾のチラシ。どうしてもついつい焦ってしまいます。
その3・この成績どうする?
この要素が、我が家にとっては最大の懸案事項。どうするんだ?この成績。
まあ、中学受験には間に合わないとしても、小4からはしっかり勉強させないと、高校受験でも痛い目にあうような気がします。今ならどうにか間に合うか?いや間に合わせないといけないのでしょう。
というわけで、我が家の結論。
・くもんに加えて塾に行かせる
・学童は卒業させて、家に直接帰宅させる
・子供との時間を大切にするために、より一層の仕事の効率化と高付加価値化をはかる
せっかく自分の裁量で働けるように起業したんだから、そのメリットを十分活かして、これから3年間はじっくり子供とつきあおうとも思います。
というわけで、わたしはこれから教育ママになります!
実は、冬休み以降、さまざまな教育本を読み込みました。その読んだ本などもこれから紹介していきたいと思います。
仕事でも3年ごとくらいに部署が変わったり上司が代わったりと大きな変化があるでしょう。小4とは、今までの3年間の延長でもあるのと同時に、少々のリセットをするいい機会でもあるのかなと、思っている今日この頃です。とはいえ、今更なれるのか、本当に。教育ママ!??????
2007年02月27日
イトマン スイミングスクール
投稿者 村山らむね
イトマン スイミングスクールは、市内にたくさんあって、最寄のスクールは、そばの道路まで通学バスが通っているので、近くのマンションの子供たちが結構習いに行っています。評判もとてもいいです。
うちの娘は、運動が苦手。もちろん泳げない。もうちょっと小さいころにここに通わせればよかったと、深く後悔しています。
本当は、せめて25m泳げるようになるまでは通わせたいのですが、他の習い事との関係もあるので、春休みの短期コースに申し込んでみました。
1時間を4日間連続でのコースです。値段は6615円。
それで泳ぎの楽しさをつかんだら、パパが泳ぎを教えるそうです。(ほんとうか?)
もし、興味のある方は、教室に問い合わせてみてください。すべての教室で短期コースをやるわけではないので、ホームページで確認なさってくださいね。
■イトマン スイミングスクール
短期コースなどの案内は、全国の施設案内の個々の教室の情報ページから見ることができます。
ちなみにわたしは25mは泳げますが、50mは泳げません。大学のときに50m泳げないヒトは強制的に第二スポーツが水泳にされて、夏休み1週間特訓されます。最終日に45分かけて1km泳いだのが、私の出産よりも(遥かに)人生最大で辛い出来事でした。
ちなみに結局今も、25mしか泳げません。
2007年02月26日
パリの習い事事情
投稿者 津田実穂
今回のトラックバックテーマは「習い事や塾の情報交換しましょう!」
そこで、パリの習い事事情を紹介します。
1、名称
今3歳の息子は、徒歩1分のところにあるカトリックの教会が運営している、半官半民の施設で体操を習っています。この施設は、スポーツセンターというか市民会館みたいなもので、パリ市の助成を受けており、大人のもの子どものものも、かなり安い金額で習い事ができます。パリにはこのような施設が星の数ほどあり、市役所でパンフレットをもらうことができます。
2、いつから通っている?通わせるきっかけは?
なぜ体操なのかというと、3歳児が習えるもので時間が合うものがこれだけだったから。
日本では水泳を習っていたため本当は水泳をやらせたかったのですが、近くに施設がないためあきらめました。慣れない土地なので、通いやすさが一番。
3、内容について
パリのこのような習い事はどれも、9月スタートで6月まで。料金は年払いです。
3歳児の体操は、週に1回、45分で費用は年間で2万円弱です。
バカンスの期間は休みになるので休みはかなり多いですが、それでも安いです。
先生は、元プロの人が多いらしく、評判はいいです。
4、お子さんの感想
体を動かすのが大好きでしょうがない子どもにとっては、とっても楽しいようで、初回からとても楽しんでいました。が、こちらのエントリーに書いたように、ただいま「習い事イヤイヤ」期間中です。今後どうしようかはまだまだ考え中。
5、お母さんから見て、どう?
安いし近いし、子どもも楽しんでいた(いちおう過去形)ので大満足です。
もうひとつ習わせるとしたら、できれば、音楽系の習い事もさせたいな、と思いつつ、習い事できる場所があるのもわかっていつつ、私がめんどうで通わせるところまで辿りつけてません。
体操が挫折しかかっているので、バカンスがあけたら行って見ようかな。
6、その他
上記以外に、習い事はいっぱいあるようです。日本人の場合、音楽留学に来ている留学生の人やパリで活躍している演奏家から楽器を習っている人は多いです。パリには芸大卒の方がごろごろしていて、「○○教えます。」というアノンスもたくさん出ているので、活躍中のアーティストから比較的簡単に習えるようです。
ちなみに、パリでメジャーな習い事に、柔道、空手、合気道があります。
特に柔道は小さい子から大人まで、人気が高く、どこにでも道場があります。
パリに限れば、たぶん、日本よりも道場の数も習っている人の数も多いと思います。
フランス語は「H」を発音しません。そのため
「はじめ!」
が
「アジメ!」
になったりしていて、おもしろいです。
2007年02月25日
体操クラブで自立心も育てる
投稿者 fellow
うちの3女は幼稚園の頃から、習い事好きで、次から次へと色んな習い事をしてきました。それこそ、英語・美術・バレエ・サッカー・ヤマハ・テニス・・と手当たり次第という感じでした。
私としては、どんどん「あれもやりたい。これもやってみたい」と言う3女に対して、「せっかくの興味や関心をつぶしたくない」という気持ちと「そんなに次から次へと色んなものに手を出していいのか?」「入会して数ヶ月でやめるなんて、継続する力が育たないんじゃないか?」と悩むところではありましたが、やはり、好奇心旺盛なことはいいことだと考え、続けてきました。
でも、さすがに小学4年生となった今、続けているのは、体操クラブとテニスです。本人が、それだけはやめたくないと言い続けたからですが、体操クラブは結構いいなと思っています。
月謝は5,000円で、週1回1時間弱のレッスンですが、やはりずっとやっていることで、ちょっと鈍くさい、うちの子でも、とりあえず鉄棒やマット運動をはじめ、ラグビーやサッカーなども一応できるようですし、学校の体育でも苦労しないようです。(それにひきかえ、運動嫌いの次女は、体育の時間がゆううつのようです)
この体操クラブは、娘が通っていた幼稚園に週1回体操クラブの先生が来て実施しているのですが、3女が1年生の時から、私の仕事の関係で送り迎えができなくなりました。「体操クラブ続けるには、一人で通わなきゃいけないけど大丈夫?」と聞くと、ちょっと迷っていましたが、「やっぱり続けたいから大丈夫!」との答え。冬などは帰りの時間まっくらになっているので、私の方も心配ではありましたが、意外とこんなところでも自立心が育ったなぁと感じたものです。
あと、季節ごとにいろんなデイキャンプがあり、スケート、(これは宿泊ですが)スキー、地引あみ、お台場探検、遊園地、いちご狩り・・・などなど、さまざまなところに連れて行ってくれます。費用は割高なんですが、普段、私が連れていけないことが多いので、キャンプででも楽しんできてくれると、こちらもうれしいです。(^^)
また、このキャンプは毎回いろんな内容のものが、ほぼ同時期に催されるので、自分で好きなものを選んで参加するわけですが、3女は内容的に自分が行きたいものがあると、たとえ友達がそのキャンプに参加していなくて一人きり(知っている子がいない)でも、行ってしまいます。これは幼稚園の頃からずっとそうなのですが、これも結構、自立心を育てているのかも、と思います。
と言うことで、本人は体操クラブに参加できる6年生まで通うつもりでいます。幼稚園の頃、あんなに次々、習い事を渡り歩いた3女ですが、ここにきて継続する力も身についたかも。(^^)v
理科の実験教室のパイオニア「サイエンス倶楽部」
投稿者 村山らむね
mariさんが、コメントで教えてくださっていた「サイエンス倶楽部」
サイエンス倶楽部は、1992年、子どもたちの“考える力”を育んでいくことを目的に理科実験教室をスタート。
以来15年、子ども達が主体的に学び、主体的に行動して真の「考える力」を養うことのできる
理科の「実験・実習・観察」の場を提供してきました。おかげさまで現在、1都3県13拠点に15教室を展開。
小学生のための理科実験教室のパイオニアとして、教育界やメディアで高い評価を受けています。
実は我が家も、保育園時代のお友達が通わせていて「すごくいいよ」というので、ちょっと検討しました。結局バレエの時間と合わないので見合わせてしまいましたが、男の子だったら絶対に行かせたかなぁと思います。
ここは申し込みが激戦です。まずは体験授業が必須。この予約をとるのも一苦労だそうです。
すでに教室ごとの電話予約日が、ホームページで公表されているので、興味のある方はぜひチェックしてください。
■サイエンス倶楽部
教室別体験授業申し込みスケジュール
教室は、1都3県、13拠点15教室あります。
・東京
本部教室(中野)、国立教室、町田教室、自由が丘教室、つつじヶ丘教室、豊洲教室
・神奈川
横浜教室、藤沢教室、武蔵小杉教室
・千葉
松戸教室、本八幡教室、津田沼教室
・埼玉
浦和教室
2007年02月16日
レゴ・エデュケーション・センター
投稿者 村山らむね
今週のテーマでもある、習い事。昨秋から小3の娘が通っている、レゴ・エデュケーション・センターについての情報です。
1、塾などの名称
レゴ・エデュケーション・センター

2、いつから通っている?通わせるきっかけは?
小学校3年生の秋から。もともとチラシでよんでいて、
子どもたちの教育に何が必要かを常に最大の関心事とし、マサチューセッツ工科大学をはじめ世界の教育機関と協力して、魅力的なレゴ教材やカリキュラムを開発しています。そうしたツールを最大限に活かす幼児教室が「レゴ・エデュケーション・センター」です。
「子どもが何かを夢中で作り上げるとき、その過程で学んだことは誰かに言われたどんな教えよりも深くしみこむ」と、レゴ教材の開発に深く関わるシーモア・パパート名誉教授(マサチューセッツ工科大学)は述べています。「レゴ・エデュケーション・センター」は、「作ることで学ぶ」をコンセプトに、レゴ ブロックで子どもの豊かな思考力を伸ばし、様々な問題に立ち向かえる問題解決力を育てます。
にとても魅力を覚えていた。また近くに教室ができたことも大きな理由のひとつ。
3、内容について(月謝や先生など)
週に1回。月4回で13125円。最初に購入し教室に預ける教材が結構高いです。
毎週課題があって、何かを作る筋道は与えられます。しかし、基本は自分で試行錯誤。完成した作品はひとりひとり違います。
毎月、子供の様子がデジカメで撮影された写真入りでレポートされます。一人一人カルテのようになっていて、「さすが高いだけのことはあるな」と感動しました。先生はいい指導者でもあるのと同時に、たぶんいい観察者であるのでしょう。

毎月ひとりひとりに配られるレポート
そこに書かれたプログラムですが、たとえば1月の第2回の場合
古代の世界をテーマに、古代ギリシャ・ローマの建築物「劇場」について写真を見たり、話を聞いたりします。
劇場の仕組みを考えて、共同で組み立てます。
・少なくとも3段あり、客席間の通路が通りやすい
・どこの席からも舞台がよく見える
・組み立てが安定している
というような課題で、作った作品と一緒に写っています。作品は、1回ごとに壊されて、ほとんど親が見ることはない(クリスマスの作品展のときは投票でベストテンを決めたりします)のですが、このレポートで作品を垣間見ることができます。
4、子供の感想
「決められたものを作るのではないので、おもしろい」
5、母親から見て、どう?
高学年になるとチーム性になるのでみんなで話し合って、一つのプロジェクトを完成させるということが魅力的です。女の子の習い事はどうしても個人活動になりがち。みんなと息を合わせることとか、男の子に対してきちんと意見を言ったり、提案したり、譲歩したりということを学んでほしいので、一人っ子の娘にはぜひぜひ中学まで続けてもらいたいなと思います。
シーズンに一度開催される、エコロジー体験ツアーにも今年はぜひ挑戦したいと思っています。
6、その他(送迎の工夫や、もうひとつ習わせるとしたら、何を習わせる?など)。
土曜日は習い事でいっぱいにしたい。日曜日は家族でゆっくり過ごしたい。
土曜日授業がないぶん、真剣に子供にいろいろな体験をさせないとと、感じています。
現在、レゴとバレエなので、スイミングも入れたいなと考えていますが、時間がなかなか合わなくて、、、。
習い事に行きたくない、突然言われたとき。
投稿者 津田実穂
今回のトラックバックテーマは「習い事や塾の情報交換しましょう!」
パリの習い事事情を書こうと思ったのですが(また別途紹介します。)、今、子どもの習い事で悩みを抱えています。
テーマとちょっとずれるのですが、現在、子どもが「習い事に行きたくない!」と大ゴネ中です。
初めてのことで、親としてどう対応すればいいのか、戸惑っています。
先輩ママの皆様、経験のある方、アドバイスいただけると幸いです。
詳細を書くと、
現在3歳半の息子、4ヶ月ほど前の幼稚園が始まるのとほぼ同時期から、近くの半官半民の教会の施設の(市民館みたいなところ?)体操教室に通っています。
なぜ体操なのかというと、運動が大好きな子だけどパリの幼稚園では運動系のことはあまりやらないため、スポーツ系のものをさせたく、スポーツ系で3歳でも習えるのが体操だけだった、という理由です。
案の定、息子は大喜びで通い始めました。言葉がわからないため、先生に注意されることも多いのですが、毎回毎回、「楽しい。大好き。」と言って通い、教室のない日でも「今日も体操行きたい。」としょっちゅう言っていました。
が、1月のある日、体操教室へ向かっている途中に突然「体操に行きたくない。今日は体操に行かない。」と言い出しました。あまりに突然だったので、とりあえず施設まで連れて行ったら中で号泣。文字通りひきずって体育館に行き、無理やり着替えさせたものの、どうしても中に入らず、あきらめて見学だけして帰りました。
この回だけかと思いきや、それ以来「体操いや。行きたくない。」と目に涙を浮かべて訴えるようになりました。理由を尋ねても、「いやなの~。」の一言です。
時間が空けば行くようになるかと思い、この後、日本への一時帰国もあり、3週間ほど時間を置く事になりましたが、未だに体操の話をすると「行きたくない。」の1点張りです。
本人が上手く説明できないので、原因を考えて見ました。
体操自体が嫌になった可能性は低そうです。相変わらず体動かすのは好きだし家では体操ごっこやってるし、運動神経もいいほうで、教室の中でもけっこうできるほうだったみたいなので。
とすると、人間関係で何かしら嫌な事があったのかなと思っています。
やんちゃすぎるので先生に怒られることが比較的多めなことや、1人わりと大きくて乱暴な子がいて絡まれることがやや多いのは気になっていますが、これは最初からで特に最近目立つようなことは思い当たりません。
たぶん、その直前の回に何かあったのでしょう。
が、直前の回は、私は送迎だけして友人とお茶していたため見ていませんでした。(それが原因?)言い訳すると、家にも帰れる距離なため、教室の様子を見るのは元々半分くらいでした。
「体操がイヤなの?先生がイヤなの?お友達がイヤなの?ママがいなかったのがイヤなの?」と聞いてみても(実際には、ひとつずつ、明るく、ゆっくりと)、
「体操がイヤ。先生もイヤ。お友達もイヤ。ママがいなかったのもイヤ。」と取りつく島もありません。
この直前の回の様子を見ないでお茶に行ったことを激しく後悔しているのですが、悔やんでいてももう戻れません。
くじけるのではなく、壁は乗り越えて欲しい。でもどうやって?
今後、無理やりでも連れて行くべきか、イヤなら素直に辞めさせた方がいいのか、悩んでいます。
子どもが「習い事に行きたくない。」と言い出したとき、どうされました?
経験談があれば、ぜひ教えてください。

2007年02月14日
キッズベースキャンプの新店舗、ワーキングマザーの声で実現
投稿者 村山らむね
4月からの学童施設に悩むワーキングマザーに朗報です!
学童保育機能を備えた送迎付きのアフタースクール キッズベースキャンプ。去年桜新町に第一号店がオープンして、ワーキングマザースタイルも取材に行かせていただきました。
キッズベースキャンプのウェブサイトには、私の町にもキッズベースキャンプをという出店リクエストというコーナーがあります。その声が早くも実現しました。
新店舗は、二子玉川、三軒茶屋、宮前平、雪谷、そして豊洲・東雲(計画中)の5ヶ所です!
■キッズベースキャンプ 新規出店案内
今月から説明会が開催されますので、興味がある方はぜひ!
◎キッズベースキャンプ三軒茶屋
住所:世田谷区太子堂1-12-23 ヤマキマンション1階
(田園都市線三軒茶屋駅 徒歩1分)
◎キッズベースキャンプ宮前平
住所:川崎市宮前区宮前平2-15-2 第2マルテイビル3階
(田園都市線宮前平駅 徒歩1分)
◎KBC二子玉川
住所:世田谷区玉川3-10-5
第二明友ビル3F
(田園都市線二子玉川駅徒歩3分)

◎KBC雪谷
住所:大田区東雪谷2-25-7
(池上線石川台駅徒歩2分)

※豊洲・東雲は現在計画中です。説明会は予定されていますので、こちらをごらんください。
自分の住む街にも「キッズベースキャンプを!」と思われる方、ぜひ、あきらめずに出店リクエストに声を寄せてみてください。
2007年02月13日
vol.97:トラックバックテーマは「習い事や塾の情報交換しましょう!」
投稿者 村山らむね
先週までのテーマの、「柳沢厚労大臣の“産む機械”発言どう思う?」には、たくさんのお怒りや呆れという発言をいただきました。わたしも呆れながらも、少子化問題の根の深さを、改めて感じました。大きな大きな溝のようなものを意識せざるをえなかった今回の事件だったのではと思います。
さて、気持ちを切り替えて(笑)、今週のトラックバックテーマは 【子供時間モード】 。
もうすぐ新学期。春からの新学年に備えて、塾やおけいこ教室のダイレクトメールやちらしが盛んに届くようになりました。
ぜひ、みなさんのお子さんが通われている塾やおけいこ教室の情報をお寄せください。
1、塾などの名称(具体的な地名はいりません)
2、いつから通っている?通わせるきっかけは?
3、内容について(月謝や先生など)
4、お子さんの感想
5、お母さんから見て、どう?
6、その他(送迎の工夫や、もうひとつ習わせるとしたら、何を習わせる?など)。
●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2770
を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!最近、トラックバック受信が不調ですので、エントリーのURLを書いて、コメントもしていただけると幸いです。エントリーをチェックさせていただきます。
匿名でのコメント、大歓迎。上にあげた5点にとくにこだわらず、気軽に思うところをお書きください。ただし、営業妨害になるような具体的な地名入りの教室名や個人名を上げての誹謗・中傷はお控えください。
ちなみに、私。
現在、バレエとくもんとレゴに通わせています。特にレゴについては別途記事を書こうと思っていますが、もうひとつ習わせるとしたら、そろばんとスイミングと絵(全然、もうひとつじゃない)を習わせたいなと思います。
みなさんの貴重なクチコミをおまちしております。
2007年02月11日
実録!子どもの外国語習得
投稿者 津田実穂
子ども向けの英会話教材のチラシ等でよく目にする、語学の3歳児神話。
英語を含め外国語は、脳の構造上3歳までに覚えるといとも簡単には身につく、でも早く始めないと手遅れになる、というヤツです。
脳の構造がそうであったとしても、本人の意志が一番だと思うので、私はこの神話は信じていませんが。
今3歳半の息子は、ちょうど3歳を過ぎてからフランス語の環境に飛び込みました。
私の語学の習得は亀の歩みのごとく、という感じですが、子どもの習得は確かにすごい!
外国語をどのようなペースで習得しているか、語学の3歳児神話の納得の点・違うじゃんと思った点、を書き記してみます。
◆日本でやっていたこと
なにせ、私自身がフランス語がわからないので、語りかけ等は一切していませんでした。
いきなりフランス語の中に放り込むのも可哀想なので、
・フランス語の童謡のCD
・幼児の一日を絵本にした、という教材(CD付き)のフランス語版
・ディズニーのDVD(カナダで販売されているものはフランス語も入っていた。)
を購入して、家でCDをかけたり見せたりしていました。
◆ちなみに購入場所
英語なら選択肢も多いのですが、フランス語の場合、どこで幼児向けの教材が手に入るのかさっぱりわからず、結局、早期教育・多言語教育(こんな世界があってビックリ!)系のお教室やサイトから購入しました。お教室系の教材は高かったけれど、よくできているなとは感じました。(が、時間がとにかくなくて、これはあまり活用できませんでした。)
◆子どもの渡仏後の環境
平日毎日8時間、フランス語のみの環境にいます。(フランスの幼稚園は、時間が長い!)
特に慣らし保育というのもなかった為、初日から毎日8時間通っていました。親はラクだったけれど、子どもは大変だったと思います。
◆外国語の習得ペース
3ヶ月後:先生のいう事はだいたい理解できるようになりました(先生談)。
4ヶ月後:幼稚園でぽつぽつフランス語を話すようになったようです(先生談)。ただし、家や日本語を話す人の前では絶対日本語しか話しません。
半年後:友達とのコミュニケーションも、ほぼ問題なくなってきたようです。先生曰く、「彼のフランス語は完璧よ!」(先生はかなりアバウトな人。)込み入った話はまだできません。「ペラペラ」ではありません。たまに寝言をフランス語で言うようになりました。日本語で話しかければ日本語で、フランス語で話しかけられればフランス語で答えます。
◆3歳を過ぎて身につけた外国語はどんなもの?
・母音
子どもの口からは、かなりはっきりと「ア、イ、ウ、エ、オ」の5種類の母音しか聞こえてきません。フランス語は、「アとエの中間の音」とか「イとウとオ」の中間の音、とかなんとかとなんとかの中間音、とかたくさんの母音があるはずなのですが、彼の口からは出てきません。
母音に関しては、3歳で日本語の母音で固まってしまったようです。これに関しては、3歳児神話もあたっていると思いました。長く滞在していれば無意識に発音できるようになるのか、それとも意識的に発音できるようになるまでこのままなのか、見守りたいと思います。
・子音
これは親ばかながらすごい!日本人が一般的に苦手なLとRはもちろん、私が語学学校の先生にしょっちゅう注意されるBとVの区別もばっちりです。無意識に、ちゃんと区別して発音していますね。子音は3歳過ぎても身につくようです。
現地の幼稚園に通わせてる、というと「バイリンガルになれていいわね。」と言われることが多いのですが、そんなに簡単にバイリンガルなんてなれません。
フランス語で過ごす時間が長いということは、日本語環境が他の子に比べて短いということ。日本語の遅れは覚悟しています。家では、なるべく日本語をたっぷり聞かせるようにはしています。
子どもは覚えるのが早いけど、忘れるのも早いです。帰国後は、何もしないとあっという間に忘れちゃうでしょう。一時帰国時も、フランス語を忘れちゃわないか、はらはらしていました。「どれだけ早く語学を忘れたか」のレポートを書かないよう、親としてできるだけサポートして行きたいなと思います。(いや、めんどくさくてやめちゃうかも。)
=============
ひっそりと追記。
◆3歳児、理解できているわけではない。
子どもがフランス語をしゃべれるようになり、日本人には日本語、フランス人にはフランス語を話すようになってきたので、ナマケモノ母は、通訳をしてくれることを期待しました。
子どもの友達が何と言っているのかを知りたかったのです。
が、「○○ちゃん何ていってるの?」「○○ちゃんに××(日本語)って伝えて。」と言ったところ、無言。。。。
相手によって日本語とフランス語を使い分けているわけではなく、脊髄反射みたいなもので、日本語には日本語、フランス語にはフランス語でしか返せないみたい。
日本語とフランス語の翻訳、という作業を頭の中でしているわけではなさそうです。
手抜きせずにハハも勉強頑張らないと!
2007年02月08日
ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート その8
投稿者 村山らむね
本当に大きな反響をいただいております、ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート第8弾です。今回は、なんと合格ほやほや、今週合格結果がわかった読者の方からのご投稿です。ありがとうございます!!!そして、おめでとうございます!!!!
自分の時もいろいろな体験談に励まされましたが、余りに長期間頑張れる子がメインの様な気がして..
こんな子もいるのよ、と言いたくて思わず投稿してしまいました。
というメッセージをいただいております。
引き続き質問に答えていただける方を募集しております。ぜひぜひメールくださいませ。現在、たくさんの方からアンケートをご回答いただいており、感謝に堪えません。ありがとうございます。
●プロフィール編
・受験した学校数
3校
・幼稚園・小学校・中学校?
中学校
・本命
都内私立
・4月から通う学校
都内私立
・お母さんの働き方
フルタイム
・ご自分の受験経験
小学校まで公立、あとは私立(中学校受験経験)
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
小4年の9月ごろ
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
自分の頃とは、受験人数もクラスで2,3人から息子の時は10人強と違いますし、難易度も比べ物になりません。 ただ、中高一貫で教育熱心な先生方と教育内容、似たような家庭環境にいる友人達、のんびりと過ごせた中2から中3、部活の充実振りどれを取っても子供自身のメリットとなると考えます。
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
受験については、主人は田舎育ちで余り理解していませんでした。ですが今の教育環境のあり方などを考えて、 何がなんでも私立と説得しました。
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
母親の時間がない分、兄弟のケアに務めてもらいました。
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
がり勉タイプではなく、且つお尻を叩かれるとやらないので個別で気の合う先生をとことん探し、
受験校の傾向にあわせた勉強と計算を欠かさずにやりました。秋以降の伸びが悪かった為、4科から2科に変更し算数に週5時間注ぎました。最後の1ヶ月は毎日自習室で7時間演習3時間とかなり過酷でしたが、第一志望への 思いいれから自分で実行でき合格にこぎつけました。
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
11月までは週2回は友達とも遊び、寝る時間も11時、TVも見ていましたが、 自由時間がほぼなくなったのは塾が週5日になった12月に入ってからでしょうか。
それでもTVは週2時間は見てましたし、好きなペットショップにも毎週1-2時間足を運んでました。心配もしましたが、息抜きがあってこそメリハリのある生活を送れたのではと思います。
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。
手のこんだ食事がなかなか作れず健康管理が大変でしたので、果物を朝晩と間食で工夫しました。 やはり、話がなかなかできなかった先生や室長に手紙やメールを書いたりしてコミュニケーションをとりました。 また息子には激励メールを欠かせませんでした。
●直前・当日編
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
受験する話は、会社のなかでオープンにしていましたので、上司は休みを取ることには特に問題にしていませんでした。
・当日に心がけたことは?
普通にすること。
親の緊張は、子供に伝わります。
それでも緊張はしていましたので、やはり1日目は実力を発揮できず落ち込みました。
2日目は慣れて全く問題なく合格点が取れました。
●感想
・乗り切っての反省点
毎日連続して受けさせる事を考えたのは失敗でした。
4日目は心身共にぐったりで余り受けた意味がありませんでした。
3日目の結果が翌々日で1校も受からずやむをえなかったのですが...
学校選びはあくまでもその子の性格を最大限考慮してあげて下さい。単に大学実績だけを見ても子供の為にはなりません。子供の可能性を最も伸ばしてくれて、何よりも子供が楽しく健全に6年間通える学校でないと 受験する意味がないように思います。ここが駄目なら公立へ行こうと割り切っておかないと 急遽余り性格に合わない単に受かる所に流れてしまう事もなきにしもあらずです。子供自身が納得いく学校を予め何度も足を運んで決めておくのが最も重要に思います。
・ここが成功もしくは失敗のポイント
子供を追いつめないこと。結果が出なくても受験した経験は一生の宝になると継続して言いきかせました。
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
ワーキングマザーでも受験できますが、塾にまかせきりにすると時間がないために、弱点フォローが把握できないまま終りかねません。弱点だけでも個別に見ていただける環境がいいのではと思います。
====================
本当にご苦労様でした。お疲れのところ、アンケートにご投稿いただいたことにまずは心からお礼申し上げます。主宰者冥利につきます。息子さんへの激励メールでのコミュニケーションは、きっと今後の親子関係の礎になるでしょうね。4月からの新生活。心から応援いたします!本当に、本当にありがとうございました。(らむね)
2007年02月03日
奥が深いぞ、小1で習う漢字
投稿者 本田いく
小学校低学年のうちは、学校の勉強だけでいいかな~とのんびり構えていたのですが、去年の9月末でj会社を辞め、自宅で開業してから、まともに子どもの勉強を見てやるようになり、これじゃいかん!!と考えが一変。11月からZ会を始めました。
なんでZ会にしたのか、というのはまたの機会においておいて、今日、国語のテキストをしていたのですが、驚くくらい「熟語」が読めない。まあ、熟語という言葉自体、小学校一年生じゃあ知らないのかもしれませんが、習った漢字である以上、読み方は分かってほしいわ~(涙
ということで、小1で習う漢字でどれだけの熟語が出来るのか、探してみました。
小学一年生で習う漢字は、漢数字を入れて八十文字。
一、二、三、四、五、六、七、八、九、十、右、雨、円、王、音、下、火、花、貝、学、気、休、玉、金、空、月、犬、見、口、校、左、山、子、糸、字、耳、車、手、出、女、小、土、森、人、水、正、生、青、夕、石、赤、千、川、先、早、草、足、村、大、男、竹、中、虫、町、天、田、土、日、入、年、白、百、文、木、本、名、目、立、力、林
さて、みなさん、この八十文字を使って、幾つ熟語が作れますか?
しかも、子どもに教えるにあたっては、音読みでの熟語、訓読みでの熟語を分けて教えないといけないわけです。人の”ニン”という読みが音読みだったって、覚えてた方、いらっしゃいますか?!私は訓読みだと思ってましたよ!!
それはさておき、この限られた字数の中で、意味のある熟語を探し出す作業と言うのは、意外と楽しい脳トレーニングになるものです。しかも、「ねえねえ、漢字ゲームしようよ」なんて声をかけて「この漢字とこの漢字をひっつけると、こういう読みになるんだよ」なんてお話をすれば、機嫌がよければ一年生は食いついてくれます。(食後でデザートも食べさせて、ちょっとご機嫌なときに模造紙なんか広げて落書きっぽくやるのがオススメ。機嫌のいいときに、勉強っぽい雰囲気を出さないのがコツだと思います)
私は子どもが飽きてどっかいった後も独りでシツコク探してしまいました。「”色”っていう字があれば…!!」とかもだえつつ、今のところ45個、見つけましたよ。小学一年生で習う漢字、意外と奥が深いです。
二年生、三年生になると、字数が増える分さらに楽しいかもしれません。子どもの教育、というより、自分の頭の体操がてら、よかったらチャレンジしてみてくださいね。子どもと一緒に楽しめたら、一石二鳥ですよね!?
2007年01月30日
ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート その7
投稿者 村山らむね
大きな反響をいただいております、ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート第7弾です。今回は、まだなかなか体験者がいないと思われる、幼稚園のお受験体験です。
引き続き質問に答えていただける方を募集しております。ぜひぜひメールくださいませ。現在、たくさんの方からアンケートをご回答いただいており、感謝に堪えません。ありがとうございます。
●プロフィール編
・お子さんが受験した年
2006年 秋
・受験した学校数
5園
・幼稚園・小学校・中学校?
幼稚園
・本命
都内私立一貫校付属幼稚園
・4月から通う学校。
都内私立一貫校付属幼稚園
・お母さんの働き方
フルタイム 残業あり
・ご自分の受験経験
小学校まで公立、中学より私立女子校
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
小学校受験をするつもりで、2年ほど前から幼児教室を探していました。
当初電車に乗って幼児教室に通うのは年長からでいいかなと思っていましたが、いくつかの教室見学をし、お子さんたちの様子をみて、小学校受験の前に幼稚園を受けるチャンスがあるなら受けてみようと軽い気持ちで年少の7月から本格的に幼児教室へ通い始めました。
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
中学受験を経験し、友達と遊びたい時期に遊べず精神的につらかったこと、中学からの女子校生活は非常に楽しく、生涯にわたってつきあっていける友人得ることができたので、子供が生まれたら早いうちから私立に入れたいと考えていました。
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
主人は中学受験をしましたが私立に縁がなく、高校まで公立育ちでしたので私立の学校生活については判断しかねるといったスタンスでした。しかし、近所の公立小学校児童の様子などを見るにつけて、小学校受験は試しにやってもいいのではないかと思っていたようです。
さすがに幼稚園受験については、準備期間が短かすぎるということで最初はかなり難色を示しておりましたが、見学や説明会に参加するうちに、だんだん私学の持つ教育方針について、関心を持つようになってきました。
志望校については通う時間、園の方針、教室の先生などから入学後の雰囲気などを聞いて、いくつか候補を私が出していきました。
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
週末のお教室への送迎と、夏期講習(平日)の送迎を半分負担してもらいました。また学校説明会など週末の場合は共に出てもらい、願書配布や提出もいくつか分担してもらいました。面接の練習はイヤイヤつきあっていましたが、お教室の模擬面接で先生から指導があり、ようやく10月から本腰をいれて問答集を考えるようになりました。総体的に見て、短期間でしたが本当によく協力してくれたと感謝しております。
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
6月下旬に大手幼児教室の体験授業を受け、その後週1回通いました。他に夏期講習と直前の講座、模擬面接も1回受けました。
教室で行った授業の復習は、時間があって気が向いたらする程度でしたので、週に2回くらい、1回15分程度でした。
またお受験とは関係なく、0歳から絵本は毎晩読んでいました。
願書は私が書いて主人にもチェックしてもらいました。
面接用のスーツは早めに(夏に)購入したのですが、肝心の写真館の予約を怠り、願書を入手してから予約がとれずにあわてました。もともと、子供の服は汚したときを考え2着用意していましたが、母親も不測の事態(雨天の泥ハネなど)を考え周囲の受験される方々は、面接用に紺+グレーなど2着くらい用意していることを知り、面接1週間前にあわてて自分用を買い足したりしました。
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
これまでと同じように、きちんと挨拶をすることや自分のことは自分でする、おもちゃや本は決められた場所に片付けること、家族の一員としてできるお手伝いは参加することなど躾のうえでは特に変わらず続けておりました。
風邪をひかないように、バランスよく食事を摂るだけでなく、外で思いっきり遊ばせて体力もつけるようにしました。
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。
幼児教室の特別講座は平日に行われることが多く、それに参加させるために半休(または全休)を多く使わざるを得ませんでした。またお教室に通うことで保育園を早退したり遅刻するなど、保育リズムが崩れてしまいもとのお迎え時間に慣れるまで子供のほうが苦労しました。
●直前・当日編
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
夏季休暇や有給休暇を使ってお教室に通い、あらかじめその日は会議や打ち合わせを入れないようにしていました。また、子育て経験者が職場に少なかったので、周囲にお受験宣言して理解を求め、試験本番の1週間は休暇をいただいて対応しました。
試験のない日は子供とふたりでアミューズメントパークに行ったり、映画を見たりとリラックスして過ごしました。
・当日に心がけたことは?
あたりまえですが持ち物については入念なチェックを行いました。(替えの服一式とか)あとは、時間にゆとりを持って行動するよう心がけておりました。また、お昼寝をまだするので、考査時間に眠くならないように食べ物や食事時間を調整し、試験当日の生活リズムを計画していました。
・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか
どの園の願書にも両親ともに勤務先を記入する欄がありましたので、正直に記載いたしましたが、働いていることについて聞かれる園と、まったく聞かれない園がありました。
聞かれる場合のほとんどは、送迎についてでしたので送りは母親が、お迎えは祖父母に協力してもらう予定であることを話しました。1つだけ「子育てを今の仕事にどのように生かしているか」といった質問を受け、子育てをしているからこそ得られた視点を仕事においてどのような場面で生かしたかといったことを述べました。
●感想
・乗り切っての反省点
始めた時は軽い気持ちでしたが、最後のほうはどうしても力が入ってしまい、子供にプレッシャーを与えてしまったように思いました。
また説明会やパンフレットだけでは、なかなか園の雰囲気や保護者・通っているお子さんの様子はわからないと思いました。見学させていただける幼稚園もあれば、まったく非公開なところもあり、今となっては子供の性質や家庭の環境・方針に合致しないところも志望して、回り道した感があります。
立地的な面より、多少離れていても園の方針を重視して絞り込めば3つくらいになり親も子供も体力的・精神的な負担が少なくなったのではと反省しております。
またどのような結果であっても、ご縁をいただいたところが子供にあっているところと考えて、前に進むことが大切だと感じました。
・ここが成功もしくは失敗のポイント
どの学園も教育理念・方針がすばらしく、家庭の価値観と一致する部分が必ずあるのですが、我が家の第一に考えている価値観と学園の基本理念や望んでいる家庭像が、パンフレットに書かれていない部分を含め(ここが難しいのですが)、本当に一致したときにはじめてご縁がいただけるのではないかと感じました。
つまり、成功や失敗のポイントがあるとすれば、どれだけ子供や自分たちの家庭にあった学校を探せるかということが第一のポイントなのではと思っております。
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
ワーキングマザーが子供を幼稚園や私学に通わせるというのは、小学校低学年までの送迎や親の行事の参加、制作物など非常に手間も時間もかかることが多く、ハードルが高いと思いますが、苦労と思えば何でも(子育ても)苦労になってしまいます。
入園(入学)してからの行事参加などを考えれば、受験のための苦労はたいしたことではないように思いました。(ここで燃え尽きては4月からやっていけないですから。)
子供の受験は夫婦で子育てについて向き合ういい機会ですし、前向きに子供と受験を楽しむくらいでもいいのではないでしょうか。
入園後の行事参加や送迎など大変かもしれませんが、ひそかに楽しみでもあります。
人によって大変さの感じ方には個人差があると思いますが、これぐらい楽天的で前向きなほうが道は開けるような気がします。
働きながら主婦も母親もやっているのですから、もっと自信をもって働いていることに負い目を感じたりせずチャレンジしてみてください。
====================
最後の「働きながら主婦も母親もやっているのですから、もっと自信をもって働いていることに負い目を感じたりせずチャレンジしてみてください。」という言葉が、勇気付けられますね。批判的な人の目を気にしていたら何もできません。温かい目を待つこともありません。わかってくれない人は無害ですからね。「前に進むことが大切」という言葉は、どの段階での受験でも胸に沁みる言葉です。本当に貴重な体験談をありがとうございました。(らむね)
2007年01月22日
ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート その6
投稿者 村山らむね
大きな反響をいただいております、ワーキングマザーのお受験 体験者アンケート第6弾です。
引き続き質問に答えていただける方を募集しております。ぜひぜひメールくださいませ。現在、たくさんの方からアンケートをご回答いただいており、感謝に堪えません。ありがとうございます。
●プロフィール編
・受験した学校数
3校
・幼稚園・小学校・中学校?
小学校
・本命
都内私立
・4月から通う学校
都内私立
・お母さんの働き方
フルタイム
・ご自分の受験経験
小学校まで公立、あとは私立(中学校受験経験)
●意識編
・受験を意識しだしたのはいつごろ
年中の9月ごろ
・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?
シンクロしています。自分が私立中学、高校、大学と一貫教育の環境で育ったことで、子供にも私立で、一貫教育を受けさせたいと考えていました。受験させる時期は、自分が中学受験を経験したので中学と思っていたのですが中学受験の現状をみて、小学校受験させてもいいのかもしれない、、と思いました。
・旦那さんとはどう話し合いましたか?
小学校受験については、主人はもともと反対でした。ですが、娘の性格、教育環境のあり方などを考えて、失敗しても、小学校受験の経験は娘にいい影響を与える、、と判断し、がんばってみよう、ということになりました。
・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?
全面バックアップ体制でした。
塾のお迎え、父親教室への参加、学校行事への参加、願書素案作成など。勉強をみるのは私。運動部分は旦那担当。
●準備編
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】
中堅の幼児教室に年中の11月から通わせました。
基本クラス(学習中心)、行動観察クラス
3月から絵画クラス、志望校別クラスも受講。
上記以外に、別の模擬テスト、季節講習会も行かせました。
6月から、受験体操クラス受講させました。
教材は、幼児教室の復習教材と、補助教材が中心でした。
そのほか、具体物(積み木、パズル、記憶カードなど)を使いました。
我が家の場合、諸事情があって、夏から家庭教師のベビーシッターの方に週2回来てもらいました。
・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】
●朝と夜に、1時間程度お勉強。(週4-5日)
ペーパー、具体物をつかっての問題、などを盛り込みました。ペーパーばかりはやらせませんでした。
●生活の中で、巧緻性の訓練
お手伝い、エプロンりぼん、風呂敷、雑巾を絞るなど、、
●季節を感じる体験や、行事体験も。
・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。
家でペーパーをみる時間を確保するのが大変でした。
あと、教室の送迎。ここは、割り切ってベビーシッターの方にお願いいたしました。
子供の教室での様子は、教室に電話して確認したり、自分が迎えにいけたときに、直接お話をきいたり、手紙やメールを書いたりして教室の先生とのコミュニケーションをとりました。実家の母にも集中的に来てもらって、季節講習会の送迎などを助けてもらいました。
●直前・当日編
・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?
受験する話は、会社のなかでオープンにしていましたので、まわりの雰囲気も「がんばって!」という感じで本当に助かりました。なので、試験当日については、半年ぐらい前から、上司や部下には11月上旬は連続して休む!と宣言してました。 試験当日より、日程がギリギリにならないと決まらない面接の方が調整大変でした。
・当日に心がけたことは?
普通にすること。
親の緊張は、子供に伝わります。
子供が緊張していたので、前日にお休みして動物園に行きました。リラックスできて、とてもプラスでした。
・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか
きちんと説明しました。学校行事には積極的に参加できる。父母会などにも関わりたい旨をいいました。保育園で父母会役員をしていることは好反応でした。
●感想
・乗り切っての反省点
小学校受験は、さまざまなウワサが流れます。正確な情報がなかなかつかめず、ママ友情報に右往左往することも。いろいろな人の話を聞きすぎたかなぁ、、と反省。でも、渦中にいると聞かないと私は不安だったので、しょうがなかったかなぁと思います。
・ここが成功もしくは失敗のポイント
親が精神不安定にならない。
子供を追いつめない。私は一時期子供をかなり追い詰めてしまいました。。。
・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを
ワーキングマザーでも受験できます。ただし、覚悟をもってのぞんでください。家族一致団結は必要です。親の迷いは子供に伝わります。小学校受験は親の受験でもあります。そこが中学受験とは大きく違います。かなりの時間が取られますが、子供の教育について、子育てについて、真正面から考えられるいい機会と考えてみてください。
====================
最後の「子供の教育について、子育てについて、真正面から考えられるいい機会と考えてみてください」という言葉が、心にズシンと来ます。お子さんの受験をプロジェクトとしてみたときに、たいへん優れたプロジェクトマネージメントがなされているような気がして、きっとこの方は仕事もできるのだろうなと、感心して読ませていただきました。ありがとうございました。(らむね)
2007年01月19日
いよいよセンター試験
投稿者 fellow

我が家の長女は今年大学受験。そして、いよいよ明日はセンター試験。
なんか、(それじゃ困るが)親子共にあまり受験生の自覚がなく、お互いカリカリもせず、のんびりムードのまま、ここまで来てしまいました。
実際、大学受験ともなると、親ができることなんてタカが知れていて、要は本人ががんばるしかないと思ってます。せいぜい、こんな合格祈願菓子を買って励ますぐらい。。。今って、いろいろこじつけて合格菓子にしているものがたくさんあって、おもしろいですね。
私自身が、こんな考え方なので、娘も親に頼ってる場合じゃないと思ったのか(^^ゞ、(ただ単に親が頼りないからかも)、ここまで、着々と手続きその他を自分で進めてました。もう18才なんだから、何でも自分でやって当たり前ですが、普段、どちらかと言うとダラシナイ娘が、何とか自分で全てを解決していく姿を見ているのは、かなり快感でした。
よく親がだらしないと子供がしっかりする、なんて言いますが、ほんとにそうかも。(決して、私がだらしない、とは言いたくないですが(笑))必要に迫られれば、できるもんですよね、大概のことは。
あとは、その結果として「合格。おめでとう!」と締めくくりたいところですが、はたして1ヵ月後、親子でどんな顔をしていることやら・・。
2007年01月14日
子どもを海外現地の学校(幼稚園)に通わせる、ということ
投稿者 津田実穂
こんにちは、みほっちです。
パリに来て半年が経ちました。3歳の息子は、パリの公立の幼稚園に通っています。
海外の現地の幼稚園に通わせてる、というと「もうフランス語ペラペラ?」とか「バイリンガルになれてうらやましい。」と言われることが多いのですが、現実はそんなに甘くありません。そんなに簡単にバイリンガルなんてなれません。
今回は、子どもを海外の学校に入れる、ということについて半年経って感じたことを書きます。
我が家の場合は、日本人系の学校が遠くにしかなかったのと、前任者がいない駐在だったため、私立やインターナショナルスクールの情報が全くなく、消去法で現地幼稚園にしました。
いきなりですが
◆デメリット
・子どもは、新しい環境になじむのも、言葉を覚えるのも早いと言われますが、いきなり言葉が通じないところに入るのは子どもにとってものすごいストレスです。
うちの子は、保育園の慣らし保育が一日で終わったくらい人見知りも場所見知りもしない子で、日本からパリに来ても全然様子が変わらず公園では現地の子と遊んでいたので、「大丈夫!きっとすぐ慣れるに違いない!」と思っていました。
が、1ヶ月間は毎朝泣かれました。保育園では全然泣かなかったのに。
オムツは取れていたのですが、最初の1週間は数回はおもらしをしていました。
言葉のハンディは子どもにとっても大きいようで、産まれたときからパリにいる知人の子でも1年間は毎日朝泣いていました。
環境に慣れて言葉を理解するまでには少なくとも2~3ヶ月はかかるな、というのが実感です。
フランス語が口から出てきて友達ができるまでには半年~1年が必要という気がします。
言葉がなくても子どもは遊べますが、言葉が通じていないと、ちゃんとした意味で一緒に遊べてなない気もします。
当然ですが、日本に帰ってからも、この文化や言葉のギャップによるストレスを再度感じることになります。
親はケアする必要があります。
・現地幼稚園は、子どもも大変ですが、親もとても大変でした。
うちは両親ともにフランス語ができないので、先生や他の親とのコミュニケーションもスムーズにいかないし、園から渡される書類(というほどでもないお知らせも含めて)が全然理解できなくて、苦労したを超えて、それがすごく苦痛でした。辞書に載ってない単語って山ほどあることがよくわかりました。
しょっちゅう、「マダム、○○が提出されてませんよ~。」と呼び出されたり、名前張り出されたり。
幼稚園が始まってから、ごく近所にインターナショナルスクールがあることを知り、
どちらかというと親がしんどいという理由で真剣にインターナショナルスクールへの転園考えました。
1ヶ月もたたないでの転園は子どもの負担考えてやめましたが。
対策として、身近に言葉の通じるの知り合いがいるのは絶対に心強いです。
自分や下の子の具合が悪いときは送り迎えを交代で行ったり、わからない書類は知恵寄せ合ったり。
小さい子どもがいると、突発的なこともよく起こるし、言葉が通じる人の助けがあるに越したことはないです。
・我が家の場合、幼稚園なので、まだ「お勉強」が入らないので、教育のことは考えずにすんだのでまだ良かったと思います。「お勉強」が入る年齢の子どもの場合、日本の勉強と現地の勉強で、本当に大変そうです。
今、私は渦中にいるので、思ってたのと違った!と思ったデメリットばかりになりましたが、現地の学校に通う事でのメリットもあげますね。
◆メリット
・異文化体験。違う文化、異なる国の教育方針の中で過ごす時間は、きっと子どもにはかけがえのない財産になるでしょう。たぶん。(まだその実感はありません。)
・現地人の友達ができる。私の場合、フランス語がしどろもどろなため、英語が話せる人しか近寄ってきませんが(頑張ってフランス語で話しかけてるのですが。涙。)、努力次第で子どもをきっかけに人の輪は広げられると思います。
・現地の言葉を覚える。ただしこれには、日本語が遅れる、というデメリットもつきます。
メリットとデメリットをよく理解した上で、充実した海外での学校生活が送れますように!
次回は、フランス語を話すようになった我が子を見て、子どもの語学の習得について、書こうと思っています。
お楽しみに!
2006年12月16日
小学校受験に必要なもの
投稿者 桜乃ゆめ
今年の11月、我が家では小学校受験をいたしました。
おかげさまで、第一志望の学校に合格することができ、先日、第一回の保護者会に参加してまいりました。
今年の小学校受験は、ゆとり教育への反発、教育熱心な親が増加したこと、ミレニアムベビー世代ということもあり、どこの小学校も過去最高の受験者数だったそうです。昨年にくらべ、どこの学校も10~15%増しだったとも。
今年は、補欠のまわりも遅いらしく、すべてが、例年とは違い、大変な年であったということが徐々にわかりました。
慶應幼稚舎の受験者数は男女ともに1000人を突破し、かなりの話題になりました。
もともとワーキングマザーだったので、小学校受験は無理だなろうなぁ、とずっと思っていました。
受験経験者の友人によると、幼児教室のつきそいは絶対母親、しかも、お教室は平日にあるのが普通というではありませんか! また、子供が小学校から帰ってきたら、母親がいるもの、、という、いわゆる良妻賢母を求める学校が多いのも現実です。たしかに、時代がかわり、世の中の動きとして「働く母親」への理解が広まりつつあるとはいえ、幼児教室に入るときにも「お母様が働いていることは不利な学校もあります」といわれるケースもあるらしいと、聞いていたので、全然考えていなかったのです。
そんな我が家が受験を決意したのは、昨年の9月末。
ある日、「娘は、環境に非常に流されやすく、このままでは、野生児になってしまい、とんでもない子なってしまう。。。」と夫婦そろって自覚する出来事があったからでした。
元気いっぱい、少しぐらいお転婆でもかまわないと思っていました。でも、主人も私も娘には、「当たり前のことを、きちんとできる子供になってほしい」と思っていたのですが、それが出来ない子供になってしまうかもしれない!と直感的に思ったのでした。人前で挨拶をする、人にやさしくする、自分の思っているいことをお話できる、自分のことをきちんとお話できる、、そんな当たり前のことが出来なくっていくのではないか、、、と不安になったのです。
ワーキングマザーに小学校受験を乗り切れるか。
正直、迷いました。
でも、「やる」と決めたら、結構なんでも乗り切れました。
この最初に、「何とかなるから、やってみよう」と思えるかどうか、、、これが一番のハードルだったなぁと思いました。
そして、小学校受験を体験をしてみなさんに知ってもらいたいことがあります。
小学校受験は、子供の能力以上に、親の力が試されます。
ずばり、親に必要なのは、、、「体力」・「気力」・「財力」です。
これから小学校受験を考えられているみなさん。
決心されたら、覚悟を決めて臨んでください。
親の頑張りが子供を支えます。 母親だけではなく、父親の力も重要です。
家族一丸となって取り組まないと乗り切れないのが小学校受験です。
これは、絶対です。
ワーキングマザーだからってあきらめないでください。
まずは、はじめないと、スタートラインにも立てませんから。 あきらめるのは、まだ早い。
私は、受験本番まで1年しかなかったのですが、やるべきことをすべてやり、悔いを残さず1年過ごすことができました。
ワーキングマザーでも合格された方もたくさん、いらっしゃいます。
この1年体験したこと、不安になったこと、いろいろありました。
それについては、これから少しずつ書いていきたいと思っています。
2006年12月14日
(締め切りました!)『養老孟司&茂木健一郎の「天才脳」の育て方』 プレゼント!
投稿者 村山らむね

去年から続く脳ブーム。自分の子供を「頭のよい子にしなければ!」という焦り、ありませんか?
そんななか、養老孟司と茂木健一郎という現在の脳ブームの先頭にいるようなお二人による、DVDブックが出版されました。
NHK「科学大好き土よう塾」という番組をご覧の方も多いでしょう。この番組で大反響だった、茂木先生出演回“「ひらめき」を育てる”と、養老先生出演回“「五感」を育てる”の2番組をDVDに収録。本には、お二人の対談もついています。
頭のいい子よりも頭の丈夫な子を育てようというお二人の発言には、目からうろこ。DVDも家族で楽しめる内容になっています。
今回、出版社のご好意により、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]の読者の方、2名様にプレゼントいただきました。ぜひ奮ってご応募ください。
■『養老孟司&茂木健一郎の「天才脳」の育て方』 プレゼント!
●応募方法
・ブログを持っている方
1、ご自分のブログで、「お受験など、子供の教育について思うこと」について書いて、この記事にトラックバックしてください。(現在トラックバックができない現象が多く起きております。お手数ですが、コメントに記事のURLとともに入れてください)
※ワーキングマザースタイルへの戻りリンクは必須ではありませんが、していただける方を優先してプレゼントさせていただく可能性もあります。(ワーキングマザースタイルへの意見や提案などもお待ちしております)
2、当選は、こちらからのトラックバックにてご連絡いたします。(当選者のみにトラックバックいたします)
3、送り先のご住所は、メールにてお送りいただきます。
4、当選なさった方は、できれば感想を、後日、ご自分のブログでお書きいただければ幸いです。(強制ではありません)。もし、書いていただけましたら、またぜひこの記事にトラックバックしてください。
・ブログを持っていない方
1、コメントにて応募ください。
「お受験など、子供の教育について思うこと」について書いて、メールアドレス欄に、連絡のつくメールアドレスをお書きください。(表示はされませんのでご安心ください)
2、プレゼント対象者のみにメールにて返信いたします。
3、送り先のご住所は、メールにてお送りいただきます。
4、当選なさった方は、できれば感想を、後日、この記事のコメント欄にお書きいただければ幸いです。(強制ではありません)。
ぜひぜひ、ふるってご応募ください!締め切りは1月10日です。
2006年11月13日
(締め切りました!)『間違いだらけの海外留学』 プレゼント!
投稿者 村山らむね

ちょっと前に、スタッフのカトウさんが、紹介してくださったこの本。
カトウさんも編集のお手伝いをなさっていて、私も読ませていただきましたが、とにかく大変ためになる本です。先日、フジテレビでやっていた教育スペシャルでも各国の教育プログラムが紹介されていましたが、地球という星の上で、さまざまな教育がなされているということにまず興奮しました。
子供を留学させる予定などない人にとっても、刺激的で、かつ教育というものについて深く考えされる内容となっています。
今回、出版社のご好意により、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]の読者の方、2名様にプレゼントいただきました。ぜひ奮ってご応募ください。
■『間違いだらけの海外留学』 プレゼント!
●応募方法
・ブログを持っている方
1、ご自分のブログで、お子さんの海外留学について書いて、この記事にトラックバックしてください。
※ワーキングマザースタイルへの戻りリンクは必須ではありませんが、していただける方を優先してプレゼントさせていただく可能性もあります。(ワーキングマザースタイルへの意見や提案などもお待ちしております)
2、当選は、こちらからのトラックバックにてご連絡いたします。(当選者のみにトラックバックいたします)
3、送り先のご住所は、ファックスもしくはメールにてお送りいただきます。
4、当選なさった方は、できれば感想を、後日、ご自分のブログでお書きいただければ幸いです。(強制ではありません)。もし、書いていただけましたら、またぜひこの記事にトラックバックしてください。
・ブログを持っていない方
1、メールにて応募ください。
タイトルを『間違いだらけの海外留学』とし、お子さんの海外留学について書いてメールをお送りください。(個人情報は要りません)
2、プレゼント対象者のみにメールにて返信いたします。
3、送り先のご住所は、ファックスもしくはメールにてお送りいただきます。
4、当選なさった方は、できれば感想を、後日、この記事のコメント欄にお書きいただければ幸いです。(強制ではありません)。
ぜひぜひ、ふるってご応募ください!締め切りは12月10日です。
※追記
メールでのご応募を3通いただきました。抽選の末、2名様を当選とさせていただきます。発送をもって発表とさせていただきます。
2006年10月28日
我が子を留学させたいですか?
投稿者 fellow
「英語ぐらいは、できるようになってほしい」「国際的な視野を身につけて欲しい」そんな願いを我が子に持つ人は、少なくないと思います。子どもが小さいうちは、英語教室に通わせるという方法ぐらいしか選択肢はありませんが、成長すれば、「留学も、いいのでは?」となってくるでしょう。
間違いだらけの海外留学は、「我が子に留学させてみたい」と夢見る親御さんたちに、読んでいただきたい一冊です。実は、私が編集のお手伝いをした本なのですが、それを差し引いても、ぜひ皆さんに紹介したい内容のものなので、あえてエントリーさせていただきました。
留学本は、世の中にたくさん出ていますが、この本には、今までになかった特徴があります。それは、「留学の成功は、親子関係にある」とうたっていること。
「留学と親子関係になんの関係があるの?」と思った方、もしかしたら、「留学させれば、後は留学先に任せれば大丈夫。そのために、高いお金を払っているんだから」と考えていませんか?「留学したら、一年に一度、会えるかどうかなのに、親子関係だなんて言われても・・・」と、とまどう人もいるでしょう。
この本の著者、粂原京美さんは、留学コンサルタントとして、18年のキャリアを持つ方なのですが、最近、首をかしげるような相談者が増えていると言います。カウンセリングで子どもには喋らせず自分ばかり話す親、子どもの将来を勝手に決める親、不登校などで体裁が悪いからとにかく海外へ、と自分の見栄ばかり優先する親、子どもに言われるまま、留学先に高額の小遣いを振り込む親・・・そして、せっかく高いお金と膨大な時間を費やして留学させたのに、思うような成果が得られない(たとえば、英語力がほとんど身につかなかったなど)のは、たいてい、このような、親子関係にどこか問題がみられる子どもたちだそうです。
本書は、親子関係がなぜ留学と関わりがあるのか、豊富なエピソードを紹介しながら、わかりやすく説明しつつ、「では、どうすれば?」という問いにも、具体例を挙げて答えてくれます。「私は、そんな困った親じゃないわ」という人でも、留学先の選び方、寮とホームステイの違い、留学先でのトラブル対処法など、我が子に留学させたいと思うなら知りたい基本情報がしっかり押さえてあるので、参考にしてみてください。
たとえば、「年間300万円しか(「しか」ですよ!)授業料が出せないのなら、イギリス留学は無理」とか、「英語とフランス語(あるいはドイツ語)を習得できる留学先として人気のスイスは、クラスメイトが大富豪やロイヤルファミリーが多く、おつきあいが大変」なんて読むと、「憧れ」や「なんとかなるさ」だけで、留学は考えてはいけないのだなあ、と実感します。
最近増えているという、低年齢児のサマースクールや親子留学などについても、本書はその問題点と共に、「失敗しない」ためのアドバイスをしっかりとしてくれています。実は、私も海外のサマースクールっていいかも・・・と、ちょっと考えているので、このあたりはとても勉強になりました。そうそう、一年間、船で世界一周する学校なんていうのも紹介されているのですが、こういうスケールの大きさは、なかなか日本の学校には望めないものですよね。
著者の粂原さんは、「落第しても、退学になっても、親から自立するということができれば、その留学は『成功』なのだ」と述べています。「留学」についての本ですが、何をもってして子どもは自立するのか、読みながら、思わずハッとさせられます。「留学」に興味のある方にも、「親子関係」に悩む方にも、色々な読み方ができる一冊だと思います。書店等でみかけたら、どうぞ手に取ってみてくださいね。
2006年10月25日
スキーキャンプの申し込み始まる
投稿者 村山らむね
みなさん、冬の子供向けスキーキャンプへの申し込みは済みましたか?我が家はサマーキャンプに続き、冬のスキーキャンプも、申し込み完了です!
第一希望の4泊5日のものは、すでに満杯で、第二希望の3泊4日のコースになってしまいました。
年末の忙しい時期、キャンプに行ってくれてラクというだけでなく、子供だけのスクールに入るとめきめき上達するスキー。お子さんの冬の挑戦のためにも、ぜひぜひ!です。いろいろと探して見たので参考にしてみてください。
●2005年度は3000名以上の子供が参加した、コープトラベル(日本生活協同組合)取り扱いのキャンプ
■スキーキャンプ
内容:スキーだけでなくスノーボードレッスンも。
対象:満5歳~小学6年生 (コースによって異なります)
主催:C.E.Net
申し込み:受付中
■平成ガキ大将養成キャンプ
内容:レベルに応じたプログラム。
対象:幼児~中学3年生 (コースによって異なります)
主催:湘南自然学校
申し込み:受付中
■スキーキャンプ
内容:内容未定。
対象:
主催:ハーモニーセンター
申し込み:
以上、申し込みお問い合わせは コープトラベル 03-5778-6430
●その他、NPO法人などの主催のもの
■NPO法人 国際自然大学校
内容:日帰りからから、長期のものまで。
対象:幼児~中学3年生 (コースによって異なります)
主催:NPO法人 国際自然大学校
申し込み:会員先行予約:10月25日~
一般受付:11月1日~
■東京YMCAスキーキャンプ
内容:集団行動の大切さも学べるキャンプ
対象:幼児から高校生(コースによって異なります)
主催:東京YMCA
申し込み:受付中
■キッズスノーボードキャンプ 漢塾(おとこじゅく)
内容:スノーボード専門の子供キャンプ。北海道ニセコのツアーなど。
対象:小学1年生~中学3年生 (コースによって異なります)
主催:キッズスノーボード漢塾
申し込み:受付中
■Benesse みらい科 ワンダー体験クラブ ウインターキャンプ
内容:グループ体験活動を通して、自立心と協調性を養う小学生向けの教育キャンプ。
対象:小学1年生~小学6年生 (事前説明会あり)
主催:Benesse みらい科 ワンダー体験クラブ
申し込み:受付中~11月19日まで
その他、スキー場で募集しているジュニア向けスキー合宿もあるようですので、上記が締め切られていたらぜひ、そちらもお問い合わせください。
以上、キャンプを初めて申し込むときは
・キャンプの実績のあるところに
・仲のいいお友達と一緒に
・3泊以内で試してみる
これで、かなり本人が気に入ったら、翌年からは長期のものを試してみるといいと思います。いきなり長期のものだと、本人がトラウマになる可能性も・・・。
ぜひ、これらの情報を参考にしていただき、子供さんたちに自然とのふれあいを体験させてあげてください。
スキーは、ウェアだけ購入すれば、用具はレンタルがおすすめです。
2006年09月09日
必読!今週のモーニング「ドラゴン桜」 中高一貫校の罠
投稿者 村山らむね
あるメーリングリスト(教育系ではありません)で、話題になっていて、即買い。
今週の「ドラゴン桜」は、中学受験というものについて、すばらしい知見を与えてくれます。鳥肌が立ちました。
中学受験をさせるにしてもその親の心構えがしっかり書いてあります。もちろん反論などもあるかとは思いますが、一読をお勧めします。
わたしのツボに入ったのが、「子供は親を喜ばせるために勉強する」という言葉。
実は、わたしは、悲しいかな、大学受験でもそうでした。そのおかげで、社会に出てから、自分が何をすべきなのか、何が働き甲斐なのか、完全に見失ってしまったような気がします。
20代後半から30代前半までの苦闘をへて、現在は、ようやく自分の道を切り拓いているような気もしますが、今週の「ドラゴン桜」に描かれているようなことが、よくわかります。
中学受験の是非というよりは、勉強することと自分の人生を切り拓くこと。そのことについて、親として考えたい方。ぜひぜひ、手に取りお読みください。
2006年08月10日
ロフトワーク クリエイターによる子供向けワークショップ
投稿者 村山らむね
日本最大級のクリエイターコミュニティサイトのロフトワークさんが、登録クリエイターが講師になって子供たちにプロの「ワザ」を伝えるワークショップを、8月29日、30日に開催します!
小学校4年生から6年生までの参加。
イラスト・クリエイティブ書道・デジタルのメッセージカード作成など、とっても魅力的なテーマになっています。駆け込みの夏休みの宿題作りにもってこいですね。
申し込みはすでに始まっています。たぶん、あっという間に締め切られると思いますから、ぜひぜひ急いで申し込んでくださいね。
■ロフトワーク クリエイターによる子供向けワークショップ
ロフトワーク:クリエイターによる子供向けワークショップを
アップルストア銀座で開催
「Creative Children Project」
http://www.loftwork.jp/ccp/
~クリエイターと子供のコラボレーション~
----------------------------------------------------
(株)ロフトワーク(代表:諏訪光洋、東京都渋谷区)は、子供を対象とし
たワークショップ「Creative Children Project(クリエイティブ・チルド
レン・プロジェクト」を開催します。
制作代理店のロフトワークは日本最大級のクリエイターコミュニティサイ
トの(http://www.loftwork.com)の運営も手がけています。この登録クリ
エイターが講師となり、子供たちにプロの「ワザ」を伝えます。
第一弾、「夏のワークショップ」は2006年8月29日、30日に、アップルスト
ア銀座で開催します。ワークショップは、5800名という登録クリエイター
から講師を募集し、「イラスト、クリエイティブ書道、デジタルのメッセー
ジカード作成」等のユニークなテーマで構成されています。
また、ワークショップで制作した作品の発表会を9月3日に開催します。
Creative Children Projectはロフトワークのミッションである「クリエイ
ティブのダイナミックな流通」を実現するひとつの取り組みです。子供たち
にプロのクリエイターから学ぶ場を提供し、作品を作る楽しさを伝えます。
一方、クリエイターには子供の豊かな感性に触れ合う場を提供します。
今回のワークショップでは、アップルストア銀座にご協力をいただき、
最新のクリエイティブ環境のワークショップが実現しました。
参加者には、Creative Children ProjectのロゴがついたかわいいTシャツも
プレゼントします。
-----------------------
開催日:
ワークショップ 2006年8月29日(火)、2006年8月30日(水)
作品発表会 2006年9月3日(日)
講座:全6セッション(1セッション 定員10名)
8月29日(火)
10:30~12:30「ブログで日記をつけよう」
講師:ロフトワーク クリエイティブディレクター
13:30~15:30「パソコンでキャラクターを描いてみよう!」
講師:イラストレーター せきねゆき
16:30~18:30「クリエイティブ書道~文字をパソコンで加工してみよう」
講師:書家 久保天岳
8月30日(水)
10:30~12:30 「パソコンでメッセージカードを作ろう」
講師:イラストレーター 若松てつや
13:30~15:30 「プロのツールでイラストを描こう」
講師:イラストレーター 高山裕光
16:30~18:30 「夏の思い出の絵を描こう」
講師:イラストレーター 小池勝二 氏
場所:アップルストア銀座(最寄り駅:地下鉄銀座駅)
対象年齢:小学校4年生から6年生
参加条件:
・パソコンで絵を描いたり、作品を作ることに興味のある、初級から上級
レベルのスキルのあるお子様
・ワークショップ中は保護者の付き添いが必要です。
・ご家庭にインターネット接続、PCでメールを確認できる環境が必要です。
・作品はロフトワークのサイトに登録し、公開することをご了承ください。
サイト公開:2006年8月7日(月)
http://www.loftwork.jp/ccp/
申し込み期間:8月7日(月)~8月22日(火)
■ロフトワークとは
日本最大規模のクリエイターネットワーク(http://www.loftwork.com)を
もつロフトワークは、あらゆるクリエイティブ業務のアウトソーシングを
可能にする制作代理店です。Webサイトをはじめコンテンツ制作、映像制作
広告、プロモーションなど幅広い分野のクリエイティブ業務を、高品質な
デザインと優れたコストパフォーマンスで提供します。
2006年08月09日
男の子こそ料理を
投稿者 武田りこ
我が家の中一の息子、得意料理はオムライスです。
今では、何の手助けもなく勝手に作って、片付けます。(もう少しきれいに片付けてくれるとうれしいんだけど、)
子供の夏休みは仕事があると頭痛の種ですよね。
私も、子供たちが小さいころは会社に連れて行っていましたが、子供も軟禁状態で面白くないし、こちらもストレスです。
小学生くらいからは、家においていき、お昼ご飯を作りに帰っていました。
それもだんだん面倒になってきたころ、長男が料理に興味を示したのでやらせてみることに。
大胆にも最初からオムライスに挑戦しました。
最初はかなり手伝いましたが、自分で作った達成感は自信につながったよう。
何度か、練習して完全にひとり立ちしました。
今では夏休みのお昼は完全に自分たちで済ませてくれます。
我が家の子供の料理のルールは
○火の前を一瞬でも離れる時は火を消す。
↑料理をさせる時に一番最初に厳重に徹底しました。
○後片付けまでできたらポイントゲット
我が家ではお小遣いの基本料金は少なくて、いろいろなお手伝いでポイントをゲットしてお小遣いを稼ぐことにしています。
なので、この頃は息子は休日の家族のお昼ご飯も作ってくれます。
料理はやらないとうまくならないし、うまくなると楽しくなってまた作ろうと思うので、お小遣いというのはちょっと動機が不純ですが、やらないよりやったほうがいいと思うので、きっかけとしてはありかな、と思っています。
実際、彼は甘いものやスナック菓子が嫌いなので、おやつもおにぎりとかそうめんなのですが、台所に立つようになってからは、これらも自分で作って食べています。(ハハ満足)
女の子は、きっといやでもいつかは料理はするでしょうが、男の子はしないままになってしまうことも十分ありうるので、男の子にこそ、子供のうちから家事をする習慣をつけたいと思っています。
家事のできる男が増えれば、WMにとっても暮らしやすい世の中がやってくるに違いありません!
うちの長男もWMのよきパートナーになれるかな。
2006年08月02日
「よいこととわるいことって、なに?」は、我が家の夏の課題図書
投稿者 村山らむね
わたしって、たまに天才じゃないかと思う。それは、自分が求めているときに求めている本に出会う天才。
この間、本屋に言って、手にとってぱらぱらめくり、体と心に、雷がずしーん!!
それがこの本でした。

これは、フランスで行われた授業をそのまま再録したというシリーズ。
この本の中には、
ルール : おなかがへったら、どろぼうしてもいいとおもう?
やさしさ : ひとにやさしくしようとおもう? br>
ききわけ : どんなときでもおやのいうことはきかなきゃだめ? br>
ことば : おもったことはなんでも口にするべきだろうか? br>
自由 : いつでもしたいことしていいのかな? br>
思いやり : こまっているひとがいたら、たすけてあげる?
という、7つの問いかけが出てきます。
たとえば「どんなときでもおやのいうことはきかなきゃだめ?」
という問いかけには、さまざまな子供の答えがあり、それに対してまた、問いかけがある
うーん、説明しずらい!
わたしも気に入りましたが、何よりも気に入ったのが娘。
「ママ、今夜は、このページからだよ」と、二人で先生役と子供役を割り振って、お互いに考えながら読み進めます。一晩に1テーマがやっと。
答えているうちに、たとえば「親の言うことはきくものだ」という、彼女にとって当たり前だったことが、自分なりの考えのもとに導き出される結論となってくる。その考えるという時間が、とても母であるわたしと、娘である彼女にとって、ありがたいのだ。
なんというか、読み進めるうちに、すごく彼女が解放されていくのが手に取るようにわかる。
親にとっての「いい子」から、踏み出す勇気を持つために、とてもいい羅針盤になる本だと思う。
ぜひ、夏に、みなさんにも手にとってほしい、心から願う本です。
こども哲学シリーズは、最終的には7巻が発刊予定です。たぶん、全部そろえちゃうだろうなぁ。
2006年07月22日
ママ 激怒す。
投稿者 桜乃ゆめ
先日、子供のある態度に私は大激怒していまいました。
その行動とは、「寝っころがりながら、着替えをした」です。
しかも、床に寝転がり、ソファに足をあげて着替えをしていたのでした。
その光景を目にした私の中で「ぷっちーん」という音が聞こえました。
「こらぁーーー。寝ながら着替えるなぁー」 という罵声とともに、ものすごい勢いで子供のそばにいき、腕をつかんで引き起こしておりました。
我が家では、「お行儀に関する躾」を年長にあがってから、とくに、とくに厳しくしていたのです。
寝ながら着替える、という事を過去にも何回かやっていたので、そのたびに「駄目だよ」と言い聞かせていたのですが・・・・。
それなのに、それなのに。。。
しかも、女の子だぞ。我が子は!!!
当然、娘は、私のものすごい形相におどろいていましたが、次の瞬間 「ママなんてキライ~」といって、私のほっぺたをぺチンとたたいたのです。
これにはさすがの私もさらにキレました。
「ママにむかって何するんだぁー」と娘を抱きかかけ、部屋の外に放りだしたのでした。
もちろん、火がついたように大泣きが始まりました。
が、娘も負けてませんでした。 閉めた扉をガンガン叩きはじめたのです。
我が家のリビングの扉は、ガラス扉なのですが、その扉をガンガンたたくので、またまた私の中で「ぷっちーん」という音が。
扉をあけ、娘を抱きかかえ、お尻を出して、ペチペチと3回お仕置きをしてしまいました。。。
泣き叫ぶ娘。血相を変え、大声で怒鳴る私。
二人とも、ヘロへロになって、床にすわりこんでしまいました。
そうして、最後は、娘のそばに座りギューっと抱きしめ私もポロポロ泣いてしまいました。。。
5分くらい二人で黙りこくって、、、
私 : 「ママが怒ったの、どうしてかわかる?」
娘 : 「わかったよ。 寝ながら着替えたから。」
私 : 「それだけじゃないでしょう?」
娘 : 「ママをぶったから」
私 : 「そうだよね。それはものすごいいけないことだよね??」
娘 : 「・・・でもね。ママが怖くて、怖くて、タタイちゃったのぉ!!」
私 : 「・・・・・」
そうか、そうか。
そうだよね。ママは相当怖かったよなぁ。 反省。はんせい。
私は、すぐにキレてしまうのです。 しかも、徹底的に怒ってしまうんです。
でも、叱るときは、本気で言わないとわが子の性格だと駄目なんだって、わかっているだけに。。。
それでも、娘にとっては、鬼のような形相のママはやっぱり、やっぱり怖いんですよね。
あーー、反省です。
後日談。
この事件から3日目。 また娘は寝ながら着替えをしておりました。。。。
はぁぁぁ。。。。 ちょっとは、堪えてくれたまえ。娘よ。
みなさんは、子供をしかる時は、冷静に対処されているのですか?
どうすれば、アツくならずに対処できるのでしょう??
いいアドバイスあれば、教えてください!!
2006年07月21日
クウォーターの子供たち 日本語は母国語になるのか?
投稿者 fellow
ミュンヘンには日本人の子供たちや、ハーフ(ミックス)の子供たちが、日本語や日本の文化が学べる教育の場があります。
日本人国際学校や、日本語補習授業校や、ジャパニーズ・キンダースクールのようなちゃんとした学校もあれば、各地域にプレイグループ等もあり、本当に様々なコミュニティーが存在します。
私は、外国にこのような日本語や日本の文化が学べる場があることを、本当に素晴らしいと思っています。外国に住んでいると、子供たちが日本語に触れる機会が少ないからです。
しかし、一つ、疑問に思っていることがあるのです。ドイツに住むクウォーターの子供たちにとって、日本語は母国語になるのかどうかということです。
例えば、日本語補習授業校は、土曜日だけやっているw校で、月曜日から金曜日まで、ドイツの学校や幼稚園に通う子供たちが、日本語や日本の文化に触れようという主旨の元、がんばって勉強しています。
この日本語補習授業校の幼稚部の下に、ポッポの会という、3歳から5歳までの子供が入会できるコミュニティがあります。現在、私の娘が楽しく通っていて、私は4月から幹事をしています(不思議と忙しい人にほど、いろんな役が回ってくるんですよね。なんでだ)。
ポッポの会の会員の条件としては、「日本語がある程度できること」というのも含まれています。昨年の4月以降に、クウォーターの女の子Tちゃんが入会してきまオた。Tちゃんのおばあさんが純日本人で、お母さんがハーフ(ミックス)で、Tちゃんはクウォーターになります。Tちゃんのパパはドイツ人です。Tちゃんのおばあさんの「Tちゃんが日本語が話せるようになって欲しい」という強い希望により、異例の形でTちゃんの入会が決まったのです。Tちゃんは、数を数えたり、カタコトの日本語が話せますが、自然に話す言葉はドイツ語です。「行きたくない」という日もあるようで、周りは見守っている状態です。
先週、入会したいという子供の見学がありました。ポッポの会では、入会を決めるために、見学する機会を設けています。クウォーターの女の子Yちゃんがお母さんと一緒にやって来ました。Tちゃんと同じく、パパがドイツ人なので、家庭で話す言葉は、ほとんどドイツ語のようです。
私はポッポの会の意義として、クウォーターの子供でも、日本語を学びたい、日本の文化に触れたいという気持ちがあるのであれば、門戸を広げる意味で、入会を許可するのは大変素晴らしいことだと思っています。クウォーターの子供たちが、日本語を学ぶ機会は本当に少ないためです。
ただ、クウォーターの子供たちの気持ちはどうなのだろうかと考えてしまうのです。ポッポの会で学ぶだけで、日本語がマスターできるとは思いません。家庭でも日本語が話せる環境でなければ、日本語の習得は難しいでしょう。つまり、大人の希望をかなえるために、子供の気持ちを無視するようなことがあってはならないと強く思っています。
ほとんどドイツ語だけの家庭環境で育っている、ドイツに住むクウォーターの子供たちにとって、日本語は母国語になるのでしょうか。みなさんはどう思いますか?
2006年07月13日
毎日が幼稚園
投稿者 fellow
娘は誰に似たのか、大きい声でエネルギッシュにいろんなことを話す。疲れているときは、時々、もう少し静かにしてくれーと思ってしまう。
夫に、「私もこんな大きい声でエネルギッシュに話してる?」って尋ねてみたら、「二人で遊んでいるときは、家の中がまるで幼稚園のようだ」という返事。
どうやら、私も娘と同じらしい。というか、娘が私と同じということか、、、。
娘は幼稚園で毎日いろんなことを学んでくる。「A君がバカと言った。みあ泣いた」とか、「Sちゃんが髪の毛ひっぱった。みあ泣いた」とか、「Sちゃんがおかしをくれた。うれしかった」とかである。
みなさんは、子供が「泣かされた」と言ったとき、どう対応していますか?私は、「やり返せ」とは絶対に言いません。「痛いからいややって言うんやで。」と言います(私と娘の会話は大阪弁なんです)。娘は泣きはしますが、やり返すことはありません。
Sちゃんはお姉ちゃんがいるので、娘に悪口を言ったり、髪の毛を引っ張ったりと、たぶんお姉ちゃんからされることを、そのまま娘にしているのだと想像しています。しかし、Sちゃんは娘のことが好きみたいで、自分が持ってきたおかしやフルーツを娘にくれるそうです。娘も「Sちゃん嫌い」というときもあれば、「Sちゃん好き」というときもあるので、まあいわゆる姉妹ゲンカに近いものなのかもしれません(Sちゃんの方が娘よりも少し上です)。一人っ子の娘にとっては、幼稚園でこんな風にもまれるのはいいことだなあって、私は見守っています。
2006年07月04日
vol.82:トラックバックテーマは「夏休みの保育、どう備える?」
投稿者 村山らむね
先週までのテーマの、「保育園に望むこと・学校に望むこと」には、みなさんの熱い思いがたくさん寄せられて、興味深かったです。現場の先生からの声もありましたね。こういう声をぜひ、保育園の方や教育に携わる方々がちょっとでも取り入れてくださるといいなと思います。
さて、今回のトラックバックテーマも 【子供時間モード】
「夏休みの保育、どう備える?」です。
ひたひたと忍び寄る、恐怖の夏休み。ただでさえ体調を壊しやすい夏に、子供の夏休みというとどめの一発(苦笑)。みなさん、どんな風にお子さんと過ごしますか?
1、夏休みの保育どうします?
2、夏休みだからこその工夫ありますか?
3、宿題のアイデア、そっと教えてください。
●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2275
を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!
●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、入れないと投稿ができませんが、非表示ですので、ご安心ください。
※保育園や学校が特定されるような、具体的な人名などを上げての誹謗中傷や、あまりに詳細なプライバシーの公開はおやめくださいね。
我が家の場合
1、夏休みの保育どうします?
→学童にお世話になります!
4月にできた学童さまさまです。民営というか父母会が運営主体なので、土日の拘束が多く、ちょっと息切れ気味ですが、夏休み、預かってくれるのは本当に助かります。その上、お弁当も保護者で仕出し弁当屋さんがいらっしゃるので、毎日作ってくださるそうです。(もちろん有料ですが)ありがたや。ありがたや。
2、夏休みだからこその工夫ありますか?
→サマーキャンプにも参加させます!そして、お互いの実家にも、泊まってきてもらいます!
夏休みですもの。普段出来ない体験をさせなければ。なんちゃって。
あとは、できるかぎり平日に仕事のオフを作り、美術館などにも連れて行きたいなと、一応、思ってはいます。
3、宿題のアイデア、そっと教えてください。
→去年、好評だったのが、毎日娘が料理を作ったので、その写真をとり、作り方などを書いたレシピ日記。今年も、一石二鳥なので、それをさせようかな?と思っています。
娘はひたすらインドアな子なので、ちょっと体力をつけさせたいなと、思う、今日この頃です。とはいえ、できるだけのんびりとした夏休みを過ごさせてあげたいなとも思ったりして、バランスの取り方に苦慮しています。みなさんのアイデアを教えてください。
2006年06月26日
子供向けサマーキャンプはワーキングマザーの味方
投稿者 村山らむね
●最新の2007年版はこちら
みなさん、夏の子供向けサマーキャンプへの申し込みは済みましたか?我が家は先日お金を入金して、無事、3泊4日のサマーキャンプを確保できました。
どのキャンプも、毎年、締め切りが早くなりました。最近は日本でもサマーキャンプがすっかり定着したようですね。

去年取材したライツ主催のスポーツキャンプ
これから検討なさる方は、7月になるとかなり空きが少なくなるでしょうから、急いでくださいね。空きがあるかどうかを、チェックしたわけではありませんが、いくつかご紹介します。
■
ライツ キッズ・スポーツ体験キャンプ2006
去年、我が娘がお世話になった、一流スポーツ選手とのスポーツ体験が魅力のキャンプです。
今年は、千葉、山形、岡山と3ヶ所にて行われます。
・小学校1年生~小学校6年生まで
主催株式会社ライツ
●2005年度は3000名以上の子供が参加した、コープトラベル(日本生活協同組合)取り扱いのキャンプ
■ナップ 2006夏キャンプ
かたしな高原の短めのものから、富士のふもとでのコースまで
・満4歳~中学3年生まで
主催Nature & People
■Genki Kidsキャンプ
山や高原の短いものから、式根島での冒険キャンプまで
・小学校1年生~中学3年生まで
主催C.E.Net
■平成ガキ大将養成キャンプ
西伊豆のマリンキャンプや中津川冒険キャンプなど。圧巻は長期キャンプ(13泊14日~22泊23日)
・満4歳~中学3年生まで
主催湘南自然学校
■ポニーキャンプ
ポニーとのふれあいを通じて貴重な体験ができます。
・満5歳~小学校6年生まで
主催ハーモニーセンター
以上、申し込みお問い合わせは コープトラベル 03-5778-6430
●その他、NPO法人などの主催のもの
■シーズンキャンプ
幼児対象のデイキャンプから、長期のものまで。
・幼児~中学3年生まで
主催NPO法人 国際自然大学校
■サマーキャンプin信州
乗鞍、上高地、菅平の3ヶ所で行われます。日程のバリエーションが豊富です。
・小学生
主催長野県学習旅行誘致推進協議会
■夏の信州こども山賊キャンプ
比較的長期のものが中心です
・小学生~中学生
主催NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター
■東京YMCAサマーキャンプ
デイキャンプや、英語体験キャンプなどさまざまなバリエーションがあります。
・幼児~高校生
主催東京YMCA
■無印良品キャンプ場 キッズサマーキャンプ2006
本気の外あそびと銘打って、火おこしや野外あそびなど、楽しいプログラムが満載。
・小学生のみ
主催無印良品キャンプ場
以上、キャンプを初めて申し込むときは
・キャンプの実績のあるところに
・仲のいいお友達と一緒に
・3泊以内で試してみる
これで、かなり本人が気に入ったら、翌年からは長期のものを試してみるといいと思います。いきなり長期のものだと、本人がトラウマになる可能性も・・・。
ぜひ、これらの情報を参考にしていただき、子供さんたちに自然とのふれあいを体験させてあげてください。
2006年06月20日
vol.81:トラックバックテーマは「保育園に望むこと・学校に望むこと」
投稿者 村山らむね
先週までのテーマの、「ボーナスで買いたい家電・買ってよかった家電」からは、さすがみなさんのこだわりの家電選びのツボの数々。たいへん勉強になりました。なんと本日、我が家の冷蔵庫がちょっと故障しました。ぜひみなさんの意見なども参考にして、購入したいと思います。
さて、今回のトラックバックテーマは 【子供時間モード】
「保育園に望むこと・学校に望むこと」です。
保育園や学校など、日ごろお世話になっているワーキングマザーの私たち。もう子供を預かってくださっているだけで、足を向けては寝られない存在とは思いますが、でも、注文もきっとあるはず。
●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2216
を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!
●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、入れないと投稿ができませんが、非表示ですので、ご安心ください。
※保育園や学校が特定されるような、具体的な人名などを上げての誹謗中傷はおやめくださいね。
我が家の場合
●保育園に対して
すでにもう卒園してしまいましたが、最近出てきた幼保一体型の施設のような、文化度の高い時間も過ごさせてやりたかったなと思いますね。
あと、本当に申し訳なかったとは思いますが、時間に1分くらい遅れたときに携帯に電話をされるのは、ちょっと怖かったです。(もう随分前のことでしたが)
●学校に対して
あんまり注文はないのですが、学校というよりは、文科省かな?やっぱり土曜日は学校があるべきでは?授業時間の削減は、結局、教育弱者を作ってしまうと思います。
元投稿としてはあまり実のない意見ですが、意見や注文など、特に建設的なご意見をお待ちしております。夢物語的なものもこの際、大歓迎です!
2006年06月17日
幼稚園巡りの日々
投稿者 田村小梅
夏で3歳になる息子。以前のエントリーにも書いた様に、今年度で生後半年から通っていた大好きな保育園は卒園です。
今後の進路は大きく「保育園」か「幼稚園」か。保育園はもう、来年の選考待ちという神のみぞ知る状態ですが、もし幼稚園を選んだ場合は、5月位からプレと呼ばれる年少の予備クラスに通わなければなりません。。(もちろん有料!)こんな暗黙のルール、日本全体で見ても特殊かな?
我が家の住む地域は子供だらけのため、幼稚園も保育園も大変な激戦で、「11月1日の選考に漏れて、次々に園を回って決まったのは第四希望だった」「先着順の10枠のために、便利屋を使って一週間前から並んだ」というのは、どれも親しい友人の話。
という訳で、私も始めました。幼稚園巡りの日々。
まず最初に行ったのは、完全二重保育の幼稚園。
幼稚園の延長も6時までありますが、こちらはパートタイムやスポットの人の利用が多く、本格的に働いている人は提携の保育園と契約を。毎日幼稚園が終わる2時に保育園の先生が迎えに来てくれて、そのまま普通の保育園タイムまで見てくれます。もちろん、夏休みや年末年始の長期休みも保育園に通えるので、「働くこと」への支障は一切なし。横浜市からの助成も出ているので保育にかかる金額は月額9千円というのもありがたい。(延長は別途)
この様な「働ける環境」をまずチェックした上で次は園の教育方針チェック。
・・・今まで保育園しか経験が無く、それも「一番遅くまで預かってくれるところ」というだけで選んだ私にとってはまずはこれが大きなカルチャーショックでした。幼稚園は私立なので、教育方針も「ひたすら泥んこで遊ばせます」から「英語・パソコン・空手もあって、百人一首や漢字も覚えます」というところまで千差万別。「幼稚園の3年間でどんな教育を受けさせたいか」を決めねばなりません。
とはいえ、我が家は「二重保育」が最重要のため、「幼稚園児にこんな難しい事をさせて意味あるの!?」と多少クビをひねる部分がありつつもプレ枠への応募を。
結局、説明会⇒プレのための試験⇒結果発表&手続き⇒いきなりプレスタート(2週間に3回も!!・・・遠足含む)と、たった数週間のために何度も足しげく通うはめに。今はたまたま産休前で有給をたくさん使えるので対応できましたが、そうじゃなきゃやはり無理・・・。このプレは、月に数回(多い月は6回!)のペースで来年3月まで続きます。
最初は「二重保育が最優先だからそこで決定」と思っていたものの、初めて幼稚園で「教育方針」なるものに触れてみると他ものぞいてみたくなるのが人間(ライター?)の性。また、その園は特に親の出番が多い(最低でも月1回以上)と聞いたのが気にかかり、「毎日6時半まで延長あり」「夏休みもお盆以外預かり可」という、同じく横浜市から助成を受けている園も一昨日説明会に。
まず園長先生の雰囲気も正反対で、それに伴い子供たちの様子も全く違う。3歳以上になると個性も出ますね。息子の人見知りを鍛えて積極性を養うには前回の園が良いだろうし、おとなしく本を読んだり絵を描いていたりというのが好きな息子にはこっちの園の方がスムーズに馴染めるかも・・・なんて「お母さんらしく」色々考えます。(実はこちらの園は、年に2,3回親が出向けば済むというのも大)
ただ、こちらの園も候補に入れるならプレに通わなきゃいけない・・・。おばあちゃんが連れてきているおうちもチラホラありますが、うちは頼めないので参加するなら私がやらねば。8月頭までは臨月・それ以降は新生児付、で、果たしでどこまで出来るのか。
そして大事な事は!
「保育園は幼稚園より激戦で、今まで保育園が決まらない&いまさら幼稚園も無理、で仕事を辞めざるを得ない人」を何人も見たため、今の段階で動ける幼稚園巡りをしていますが、よほど幼稚園にほれ込まない限り認可保育園へも申し込みます。これも・・・今までの卒園生の話を聞くと第三希望までに受かるのは稀で、(近くの認可に決まればもう、羨望の眼差し)何駅も先の駅+車じゃないと行けない、なんてところに決まるのがほとんど。(←ペーパードライバー歴8年で、エンジンの入れ方すら覚えていない)
来年の息子の進路が決まるまでは、本当に気の休まる時がありません。
>猪口大臣!
最近少子化対策の一環でどんどん「仕事と育児の両立」支援を進めていますが、こんなに子供があふれていて、かつ働きたい!!ママが多い特殊なエリアがありますよ~。保育園や延長の充実した幼稚園を増設して(今でもすでに、うちの駅だけで計10園以上はあるけれど)「少子化対策モデル地区」にしませんか?どうにか今年度に間に合わせて欲しいです!!
2006年06月12日
【働きながらお受験を目指す】 第1回 中学受験、する?しない?
投稿者 竹之内ふうこ
首都圏の学校事情、つまりお受験事情というものを全く知らなかった私たち夫婦。2年半前に今のマンションを買って引っ越してきたのですが、この地を選んだ理由のひとつに、「公立小中学校が荒れていない」というのがありました。
それなのに、いつのまにか、現在小3の娘に中学受験をさせる可能性は90%くらいまでに上昇中(笑)
でも、少し前までは、中学受験には何だかとってもモヤモヤとしたものを感じていました。
1.中学受験(私立中学校入学)の目的は?
2.小学生生活の後半、受験一色の生活にしてしまっていいの?
3.我が子が受験勉強に耐えられるのか、投げ出さないか、不安
4.親に受験サポートをする覚悟があるのか?できるのか?
5.残念な結果に終わった時、親子共々、立ち直れるか
6.経済的な負担が大きい
私の場合は、上記のようなことがモヤモヤの原因でした。
そこで、自分なりにモヤモヤを解消すべく、お子さんを受験させた方の話を聞いたり、塾の説明会に出かけたり、本・雑誌・メルマガなどを読みあさったりしてみました。
一番参考になったのは、以前も紹介しましたが、eduという小学生ママ向けの雑誌の5月号、「中学受験、どうしよう。」という特集です。
![edu (エデュー) 05月号 [雑誌]](http://images-jp.amazon.com/images/P/B000ETQRI6.09.MZZZZZZZ.jpg)
塾の冊子などは、おそらくごく一部の成功(合格)した人たちの体験談が大きく取り上げられていたりしますが、この雑誌の特集は、まさに「どうしよう」と悩む人向けです。
その辺にいる子たちの、合格体験記、不合格体験記、そしてそれぞれの親の思い、子供の気持ち。
受験に対するスタンスも、受験生活も、学校選びも、各家庭でいろいろな形があるし、それでいいんだな・・ということがよく分かって、変に構えることがなくなりました。等身大の特集である分、説得力がありました。
受験生というと、「毎日塾通いで遊ぶヒマなど一切なく、寝る間も惜しんで勉強勉強・・」という生活だけを想像していましたが、そんな子ばかりではなく、遊ぶ時は遊び、5年生くらいまでは習い事とも両立しつつ、塾の勉強はおもしろい!と塾通いを楽しんでいる子も意外と多いのだということも分かりました。
もちろんラスト1年くらいは受験勉強中心の生活になるでしょうが、何か目的に向かって一生懸命に頑張るという体験は、決してその後の人生にマイナスにはならないのでは?私の子供時代は部活一色だったけど、それが受験だって別にいいのでは?
「まだ小学生なのに勉強ばかりさせられてかわいそう・・」と思うのは大人であって(私もずっとそう思ってました)、子供ってもっとずっとたくましいものなのかもしれない・・最近、そう考えを改めました(希望も入ってますが)。
とは言え、「中学受験、する?しない?」のレベルで、正直、まだモヤモヤと迷っている部分もあります。
「中学受験(私立中学校入学)の目的は?」 です。
一番大事な部分じゃないか!と突っ込まないでくださいね。続きは次回・・。
まだまだこんなモヤモヤ状態の我が家ですが、この場をお借りして中学受験についての諸々を体当たりで調べつつ、10回にわたって、書いてゆきたいと思います。よろしくお願いいたします!
2006年05月19日
性教育 みんなどうしてる?
投稿者 常山あかね


★子どもの性教育&安全教育の第一人者、北沢杏子さんのインタビューはこちらから。(2004.7.14追記)
最近、仕事で性教育のことについて調べる機会があり、小学校3年生(9才)迄には具体的な性教育が必要ということを聞いて、「うちの子もそろそろかな」と、ちょっと悩んでいます。
絵本も海外の翻訳ものなど色々なと出版されていますが、あまりインパクトがあるのもどうかな(^^;・・・と、どれを購入してよいか迷っているところに、ちょうどよい本がありました。
この大葉ナナコさんの『いのちはどこからきたの?』は、基本的には親向けの本なのですが、巻末に親子で読めるちょっとした絵本がついているのです。
「誕生のしくみ」をロマンチックに伝え、「自分が大好き」な自尊感情あふれる子を育むという点で、オリジナリティー溢れる性教育の本となっています。
これまで子どもたちに、「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」と聞かれても、曖昧な答えしかできませんでしたが、この絵本を見せたら、とても喜んでいました。
子どもたちが一番興味を持ったのは、赤ちゃんがお腹から出てくる時、「自分であたまの骨を動かして小さくなり、くるくる回りながら生まれてきた」という話。
「私もそうだったの?赤ちゃんってすごい!」と目をキラキラさせていました。
「お母さんは赤ちゃんが出てくるとき、痛いんでしょ?」という質問にも、「子供が産まれてくる喜びを考えたら、痛さなんて吹きとんじゃうよ」と答えておきました。
子どもたちも、「自分もたくさん子供を持ちたい」と思ってくれたようです。
それ以上の具体的なこと(かなり言いづらい(^^;)はまだ言うチャンスがないけれど、今度、聞かれたら、思い切りロマンチックに聞かせてあげてもいいなと思います。
(ちなみに、この絵本では、カブト虫を例にしていていたので、内心ホッとしました)
みなさんのオススメの方法はありますか?
ちなみに、みうらじゅんさんのヒット作『正しい保健体育』では、「性は「恥ずかしい」という文化があるからこそ、若者は幻想(妄想?)を持ちがんばれる」という記述もありますが、本当のところ、どうなんでしょう?
2006年04月27日
習い事、多すぎ?
投稿者 竹之内ふうこ
我が家の小3の娘のことなんですが、去年末にスイミングを始めてから、なんと、習い事デーが月曜日~土曜日になっています。
一応、どれも本人が希望して始めたものなのですが、ちょっと忙しすぎ?こんなにやらせなくても?と、揺れている今日この頃です。
いろんな本や雑誌で、「習い事は多くても週3日まで」とか「習い事は絞るべし」とか「習い事が多すぎると自主性が育たない」などと書かれているのを読むにつけ、このままでいいのか?と、ちょっと心配になります。
お子さんの習い事の数、量について、皆さんのご家庭ではどのような方針ですか?
私は、今のところ、子供が楽しそうに通っているのであれば、このままでいいのかなと思っています。
が、それは、放課後のスケジュールが決まっていると正直言って楽、な親の立場での考えなのかなと。私は自宅で仕事をしていますが、学童の代わりに習い事に入れているようなところもありますので。
実はもしかして、子供が義務感を感じていたら・・それはマズイと思ったり。
さて、娘の1週間のスケジュールは・・
月:ピアノ(終わってからそろばんに行く日もあり)
火:そろばん
水:スイミング
木:そろばん
金:そろばん
土:スイミング
2年生に上がるまでは、習い事が嫌いで(おそらく、3才の頃に無理やり通わせたスイミングがトラウマになっていたと思われる)、週に一度のピアノだけは楽しみに通っていたものの、他は通う気ゼロ、まさにお友達と「遊び放題」だったのですが、1年たった今では、月~土習い事です。
ただ、当然なのかもしれませんが、3つの習い事、同時に全部熱中していられるわけはありません。
そろばんを始めた当初は、そろばんが楽しくて楽しくて、ピアノの先生にも、
「○○ちゃん、ピアノが遠~~く遠~~くなっちゃってるので、そろそろ思い出して~~~」
と言われるくらいでした。
そろばんとピアノのバランスが取れた頃、下の娘が始めたスイミングに影響を受け、スイミングを始めると・・これまたスイミングが楽しくて楽しくて、週1→週2にするほどはまり、すると今度は、そろばんが遠~くなり、つい休みがちになって、それは今も続いてます。
「そろばん、行きたくないなら辞めてもいいよ」と言っても、辞めたくはないようで、そろばんもまた頑張る!と言い出し、5月は皆勤(すごくよく消える消しゴムがもらえるらしい)を目指すんだそうです。今度は、何が遠~くなるのでしょうか(汗)学校のお勉強が遠~くなるのだけは勘弁してほしいところですが。
ピアノもそろばんもスイミングも、行き帰りがお友達と一緒のこともあれば、行ってお友達と遊べる時もあるのですが、クラスのお友達とお約束して家や児童館で遊ぶということがほとんどなくなったのが、気になるところです。まぁ、周りの子たちも、習い事で忙しく、遊べる曜日ってなかなか合わないんですけどね・・。
2006年04月21日
わたしとあそんで
投稿者 常山あかね

小さいころの想い出の絵本が、この「わたしとあそんで」。
私が生まれた翌年に出版され、今でも広く愛されている絵本です。
小さいころ、大人しくて外遊びが苦手だった私は、家で本ばかり読んでいました。たまに誘われても、居留守を使ったり。でも、心の中では、「わたしとあそんで」と切望していたんだと思います。
主人公の女の子のちょっと影の薄い表情や、前髪を一つに束ねてちょっぴんで結んだ感じが当時の自分と似ていたので、なおさら親しみを持ったのかもしれません。
ストーリーは至ってシンプル。
はらっぱへ遊びに行った少女が、「わたしとあそんで」と動物たちを捕まえようとしますが、みんな逃げて行ってしまいます。けれども、女の子が座ってじっとしていると、動物たちが自然と歩み寄ってきてくれたのです。「ああ わたしは いま、とっても うれしいの。とびきり うれしいの。」「なぜって、みんなが みんなが わたしとあそんでくれるんですもの。」と少女はとびきりの笑顔を見せます。
子供が家でぼんやりしていると、ついつい「外でお友達と元気に遊んできなさい!遊ぶお友達はだれかいないの?」と心配して外遊びを強要してしまいますが、それは小さいころの自分を見ているようだから。でも、「友達と仲良く遊ばなければ」と焦るより、ひとりの時間を前向きに過ごすことで、自然と素晴らしい出会いもある。
そんな大切なことを気づかせてくれる本でもあります。
2006年04月14日
もっと早く、くもんに行かせればよかった
投稿者 村山らむね
娘はこの春から3年生。早生まれということもあり、あまり成績がよくないことに目をつぶってきたが、もう我慢できない。先日、くもんに入会しました。
簡単なテストをやり渡された教材は、それこそ「1+1」レベルのドリル。わたしは軽い眩暈を覚えましたが、娘は「わーい、簡単!」と喜び、以来、勉強を心底楽しんでやっています。
算数と国語で12600円(1教科6300円)宿題が毎日出ます。塾のように、先生に教わるのではなく、あくまでも自主学習の監修。宿題と同じものを週に2回教室でやります。
簡単なものをやるので、終わって先生に持っていくと、先生がかなり大げさに褒めてくれる。それが、娘はうれしいらしく、やる気がめきめき出てきている、らしい。
まわりのお子さんを見ると、幼稚園から通っている人も多く、小学校2年生にして、すでに小学校5年生レベルの段階に進んでいたりする。
うちももっと早く、行かせておけばよかったと、激しく後悔しました。
●親から見たくもんのいいところ
・とにかく先生の褒め方が以上に上手。こうやって褒めるといいのかと、参考になります。
・時間を計ってドリルをやるので、時間管理能力がつく。あれほど、時間を計って、百ます計算をするのを嫌がっていたのと、同じ人ですか?と、聞きたくなるくらい、毎日時計と素直に格闘している。
・算数10分程度、国語10分程度と、毎日の宿題は飽きずにやれる分量。
・勉強への態度が変わった。親に言われてしぶしぶやる→自分から進んでやる
たぶん、最後のところが一番親にとってはうれしい変化です。褒められるってすごい力になるんだなと、最近、お小言ばかり言っている自分を反省します。
たぶん、就学前から小学校3年生くらいまで、くもん。その後、進学系の塾というのが、中学受験をする方には理想的なコースのひとつとなるのではないでしょうか?娘に弟か妹がいれば、今すぐにでも入れています。ああ、せめて去年から通わせていれば・・・。ぶつぶつ。
■日本公文教育研究会
近くの教室をさがすならここで検索して、問い合わせしてみてください。
2006年04月09日
知らない人にはついていかない
投稿者 常山あかね

★子どもの性教育&安全教育の第一人者、北沢杏子さんのインタビューはこちらから。(2004.7.14追記)
我が家の子供たちが通う小学校も、ようやく新学期が始まりホッと一息。うちは学童に行っていないので、春休み中はずっ~と子供が家にいました。
「ママは仕事で忙しいんだからどっか遊びに行ってきなさい!」とキレても、「だって公園に行っても誰もいないし~」と家の中で1日パソコンをやってゴロゴロ。私の住んでいる地域は日本屈指の子どもが多い地域ですが、確かにここ数年、公園で子どもを見かけることがめっきり少なくなりました。子どもを狙った犯罪が多発しているご時世なので、昔のように「一人でもテキトーに遊んで来なさい!」と無理強いすることもできません。
そんなとき読んだのが、この「知らない人にはついていかない」。「知らない人に話かけられても絶対についていったらダメ!」という警戒心をトレーニングする絵本です。特に、いちばん下の保育園の子が気に入ったようでした。巻末に練習問題もあり、子どもたちは、ロールプレイングをして、盛り上がっていました。
たとえば、太ったやさしそうなおじさんに「犬を抱っこさせてあげるからおいで」と言われても「いや!」と叫んで逃げるなど、徹底しています。
この「いや!」というのが子供にはインパクトがあったようで、その後も、
「今日、友達から遊ぼうと言われたけど、用事があるからいやっ!と断ることできたよ」
と得意げです。知っている人、知らない人を問わず「いや!」というのが悪いことではないということが、子ども心に学べたようです。
また、「「ありがとうございます。でも、今お腹いっぱいだからいりません」の方が相手が傷つかないよね?」などと自分で相手に失礼にならない断り方もアレンジしていて心強く思いました。
親が口をすっぱくして言うのも大切ですが、絵本で楽しみながら、自然と知らない人への警戒心や、「NO!」という意思表示の方法を身につけてくれればと思います。
2006年04月04日
民営の学童があっという間にできた
投稿者 村山らむね
今度小学校3年生になる娘の、学童定員漏れの連絡が来たのが2月の中旬。目の前が真っ暗になりながらも、2月の下旬には、母が入院。もっと目の前が真っ暗になり、娘の放課後を考えるゆとりもなく、文字通り、頭が真っ白に。
母がようやく退院し、思ったよりも軽くすみそうな目途が立った頃、民営学童ができるらしいといううわさを聞いたのだった。
初めての説明会があったのが、3月12日。そして、昨日。4月3日には、娘達はビルの1階を借りた民営学童で、楽しく遊んでいた。
本当にありがたいことだ。特に、学童に漏れたという連絡をもらってから、他のお母さん方は、塾の手配をしたりと動いていたのだが、私は、一切何もせず。母のこともあったし、何よりも期末で忙しいこともあった。
今にして思えば、どうしようと思っていたのか?自分自身を小一時間問い詰めたい。本当にどうしようと思っていたのだろう。寒気がする。
今回迅速に民営学童ができた理由としては
●運営を一手に引き受けるNPOが存在していたこと
民営学童は、父母による運営がほとんど。これはかなりの負担になりますが、これだけ早く軌道に乗ったのは、地域の民営学童の運営をしてくれるNPOがあったことが大きいです。物件探し、人探しなど、かなりの面で、動いてくださいました。
●自治体の予算がかなり割かれたこと
一応保育園が一段落したのか、予算が学童にも回ってきたようです。今まで15人以上集まらなければつかなかった補助が、10人以下でもつくようになったり、初期費用への補助が格段に拡充されたり。正直、こんなに市政に感謝したことはありません。
●せっぱつまった父母の方々がかなり動いてくれたこと
本来であればわたしも先頭たって動きたかったところですが、小学校2年生でも公立の学童の定員から漏れてしまった父母の方々がたいへんな働きをしてくださって、ここまで漕ぎ着けられました。ありがたいことだと思います。
保育園のときと違って、小学校は、毎年毎年が勝負。あまり先のことを考えないようにしていたのですが、とりあえず6年生まで民営の学童は籍を置けるので、一安心です。少々、いや、かなり金銭的には厳しくなりますが(公営だとおやつ代含めて月7000円程度、民営はおやつ代含めて月15000円程度)、働けるという喜びは、何にも代えがたいです。
怖がりの娘は、一時は留守番を覚悟して、かなりプレッシャーになっていたようで、学童に入れるうれしさで、テンション上がりっぱなしでした。親子ともども、とりあえず今年の綱渡りはなんとかなりそうです。
ガランとした事務所に、父母のみんなで畳を入れたり、マットを敷いたりと、少しずつ子供が快適な空間になるようにと、力を合わせる。大変だけど、なんだかとっても素敵な経験でした。これからも公営に比べれば負担は大きいでしょうが、大変だからこその、結びつきや楽しさを味わっていければと、楽しみです。
こういうときに中心になって働いてくださる方には頭が下がります。こういう方のおかげで私は働けるんだなと、思います。
2006年03月22日
わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい
投稿者 津田実穂
ベタを通り越してベタベタなポリシーかもしれませんが、初めてのおなかの赤ちゃんが男の子だとわかった頃からの、我が家の子どもに対する思いです。
わんぱくでもいい、たくましく育って欲しい
いろんな意味で、たくましい人間になって欲しいです。
前半部分の願いが通じたのか、とてもやんちゃでわんぱくに育った我が子は、迷子になったことも数知れず、保育園でも「○○くんってば気がついたら××にいて、もうびっくりしました~。」と何度も言われ、いつか事故に合わないか、ヒヤヒヤしている毎日で、最近は、「わんぱくすぎなければなお良い。」という一文をつけたくなることも多いですが。
今通っている保育園は、典型的な公立の保育園で、お勉強系のことは一切しません。保育時間中の習い事も一切ありません。
周りのほとんどの幼稚園ではひらがなや数字を教わるので、小学校に入った時点で幼稚園出身の子と差がつくというのが現実としてあり、「もう少し教育的なことをやって欲しい。」という保護者からの要望は常にあるそうですが、でも、私はこの園がとても気に入っています。(保育時間中に習い事できればラクだな~、とは思いますが。)
小さいうちは、思いっきり遊んで欲しいと思っているから。
車が入れない奥まったところにある緑豊かな環境(妊娠中はこれに苦労しましたが。)
広めの園庭(都内にしては)で、春は桜の花びらを拾い、夏はセミの抜け殻を拾い、秋は落ち葉とドングリやダンゴ虫を拾い(通園バッグの中に入っていたのにはびっくりしましたが。)冬には霜柱を踏み、と自然に触れながら今しかできない体験を思いっきりして欲しいです。
また、お勉強系の事は全くしませんが、スポーツには力を入れているみたいで、運動会はずいぶん立派でした。年長さんになると、音楽に合わせて長縄と縄跳びを組み合わせたとずいぶん高度なパフォーマンスをしていました。今の私、できるか自信ないです。
縄跳びが苦手な子は土日に相当練習をしたものと思われます。
健全な魂は健全な肉体に宿る、ともいいますが、肉体的にも精神的にも元気にたくましく育って欲しいと思います。
将来的には中学受験もさせたいと思っているし、もう少し物心がつけば、人に優しくして欲しいとか手洗いうがいはちゃんとするようにとか、あれもこれもして欲しいと思うようになるとは思います。
二人目は女の子だったので、こちらは「わんぱくでもいい」とは思わないかもしれません。
でも、しばらくはこれで十分です。
2006年03月19日
ちょっといい話
投稿者 fellow
高校生の娘の卒業式でのお話です。
卒業式の最中、校長先生が卒業証書を一人一人渡している時に突然嗚咽を漏らして泣き始めました。
校長先生は普段とっても知的でダンディで穏やかな先生なんで、 感情をあらわにすることなんて滅多にありません。 「校長先生もこれで退職されるのでそれで感極まって泣かれているのかな?」と思ったんです。それにしても祝辞ならともかく証書を渡しているときだったので、ちょっとびっくりしました。
後になって卒業の会での校長先生の祝辞の時にはじめてそのワケがわかりました。
「私はこれまで何度となく卒業式を迎えているわけですが、一度も泣いたことなどないのです。今日も全くそんなつもりはありませんでした。でもこんなに取り乱してお恥ずかしいことになったのは実はこんなわけがあったのです。
高校生の生徒に卒業証書を渡しているうちに「あれ?」と思うことがあったのです。生徒の指がマジックで汚れているんです。
はじめ私は「卒業式だって言うのに手も洗わないで来たのか」と思ったんです。でもそれが1人ではなくて、何人かいるんで訝しく思っていました。そのうちに生徒の中でわざと両親指を突き出して不自然な受け取りかたをする生徒がいるので、よくよく見たらなんとマジックで親指のところに私へのメッセージが書かれていたのです。「校長先生今までありがとう」
私はとても驚いたのですが、それでも式の最中なのでなんとか冷静を保とうと思いました。
しかしその後もその親指メッセージはだんだんと増えていきました。「私は*美が大好きでした」「校長先生の話がとても楽しみでした」「この学校を選んでよかったです」「また校長先生に会いに来ます」
私へのメッセージや学校への思いを一人一人の生徒から受け取るうちにとうとう私はこらえられなくなってしまいました。
そして最後のクラスになるともう全員が親指が真っ黒でした。
私はこの学校の卒業生がこんな風なセンスを持って気持ちを伝えられることがとても嬉しい。私は常日頃「愛情を持ってものを見ること」というのを折にふれて話をしてきましたが、本当に今日はこの学校の生徒の心に触れた気がします。私は今日のことを一生忘れません。・・・・・」
もう親たちももらい泣きでしたよ。私も自分の卒業式だって泣いたことないのに、思わず。。
大きく見事な生け花と美しい生の音楽がある(器楽部が生演奏)卒業式はとっても暖かく、心がこもったものでした。6年間ちょっと無理してでもこの学校に通わせてよかったなと思いました。娘達はみんな一見今時の高校生なんですが、絵を描くことや作ることが大好きで、ある意味すごくピュアです。
自分のやりたいことを持っているので、人のことも認められ、いじめの話も聞いたことがありません。運動会や学園祭などの学校行事は大盛り上がりで、女の子パワーでいつも明るく楽しそうでした。私が入りたかったくらいです。
こういった学校のカラーというのは、やはり代々受け継がれる伝統の中に芽生えていると思います。子供達が主体の学校、上から押し付けたり押さえつけるのではなく、自発的な行動を生み出す土壌はやはり学校自体の理念とも結びついていると思いました。そういう意味では学校選びも「何を良しとするか」によって大分変わってくると思います。
ちなみに後で娘に聞いたところ、娘は「親指プロジェクト」のことは聞いていなかったみたいで「知っていればやりたかったのに」とボケたこと言ってました。
でも普段大人ぶってる娘の最後の制服姿を見て、退場の時泣くような雰囲気でもなかったのに思わずまたホロリと来てしまったことは内緒です。
2006年03月16日
世界名言集 卒業・入学シーズンの贈り物に最適
投稿者 村山らむね
この時期、ちょっとしたプレゼントを贈りたくなる。そんなときに、私がよく人に贈るのがこれ。特に中学の入学にお贈りすることが多い。
2500円、索引を合わせると600ページ余りのこの本。とにかくすばらしい言葉に満ちている。
1340もの言葉・文章がすばらしいだけではない。その全てが岩波文庫からの引用で、それぞれに書名と何ページからの引用かが書かれている。
つまり膨大な岩波文庫という知のかたまりへの、インデックスにもなっているのだ。
そしてまた、索引がすばらしい。著者名索引、書名索引、そして文頭索引。3種類の索引からいろいろな使い方ができるのだ。
この本を読んでいると、特にギリシャの文学者、哲学者の言葉にうなづくことが多い。根本的なところは、ギリシャ時代から変わっていないのだと、思いを新たにする。
折り目だらけの私の「世界名言集」。ひとつ私が大好きな言葉を書きとめておこう。
本心を打ち明ける友人をもたない人々は、自分自身の心を食べる食人種である。
『ベーコン随想集』
内容的に、まだまだ娘には早いけれど、中学に入学したらお祝いにあげようと思っている。彼女はどんなページに折り目をつけていくのだろう?
●Amazonで世界名言集を探す
●楽天で世界名言集を探す
2006年03月13日
「仕事なんか……」といわれること
投稿者 fellow
「仕事と私とどっちが大事なのっ」というのは、ドラマで妻がよく言うセリフ。でもこれを私は実家の母によく言われます。主に子供の教育についてです。クールで生意気な最近の子供達。我が家でも中学生が二人になり、やたらと生意気光線を送ってきます。兄のほうは落ち着いてきたけど、12歳のお姉ちゃんがね……。お兄ちゃんもこのくらいのころが一番ひどかったかも。その彼らが、祖母である母に対して、失礼な態度をとるようになってしまったのです。
母にしてみれば、かわいい孫達。しかし「お洋服買ってきたわよー」の声にも「ふーん。ありがと」と、かなり失礼。母にしてみれば「わーい、おばあちゃん、ありがとう!!!」くらいのリアクションがほしいわけです。でも、それができない。照れてるんだか、なんなんだか……。私はこういう基本的なことは、充分教えてきたつもりなんだけど。
「あなたたちよりずっと人生経験をつんでいて、その人の含蓄のある言葉を軽く扱ってはいけないわよ」ときつく言い聞かせるも、どうも態度がかわいくない。うーん、こんな経験された方、いらっしゃいますか。ほんとなやんでいます。
それでタイトルの「仕事なんか」にもどるわけですが、母に言われるわけです。「仕事なんかしてないで、子供の教育にもっとのめりこめ!必死になれ」となるわけです。さすが「元教育ママ」。私もしごかれたもんなぁと思いつつ、母の真剣な思いは真摯に受けとめています。でも、「教育ママ」の熱心な指導の結果が私であるわけで、それに賛同できないのも確か。それが態度に出てしまい、子供達にも影響してるのかもしれません。
夫のいない私は、仕事をやめるってわけにはいきませんし、転職も、私が事業の運営者であるため、簡単にはできそうもないです。出張は子連れが基本だし、家事は大きくなった子供達が主な戦力になり、母に子供を押し付けて仕事したこともないのですが、母にしてみればそれでは足りない。「そばにいればいいってもんじゃない。教育とは横でみてるだけじゃだめなの。エネルギーをそそがなきゃ」でもそれじゃあ、仕事との両立、どうしたらいいんでしょう。確かに側で横目でみてるだけじゃ、だめなのはわかるけど.....。
今まで仕事と育児は両立していたと思っていたけど、子供が大きくなるにつれ、いろんな不安要素が噴出。私は見逃していたことを母がみつけてくれたり、母は私の子育ての一番のサポーターではあるけれど、仕事に関してはまったく理解がなく。「女は家にいて家庭を守り、子を育て至上」の人。いくら稼いでもぜんぜん褒められないのは、この年になっても寂しく思う私なのでありました。経理を手伝ってくれてる父が唯一仕事を理解してくれるのはうれしいけど。あー、話がそれちゃいましたね(^^;
子供のことはいつも側で見守りたい。これは子供が大きくなっても守っていこうと思っています。でも、それだけじゃ、だめ。それを母は私に言いたかったのかもしれません。母が子供の頃私にしてくれた、たくさんのこと。昔は「教育ママゴン」と嫌っていたそのことも、大事なことだったのかも.....。大きくなった子供達を客観的にみると、そんな風に反省させられる日々だったりします。
とにかく「目上の人を大切にしよう」これが、今一番子供に望むことです。
チビ(4歳)だけは、それを守ってくれてるようで、それだけが今の救いです(昔は上の子たちだってそうだったのに。涙)。
あなたの人生の主役は、あなた自身
投稿者 村山らむね
私が子供に望むこと。
それは、ただひとつ。とにかく自分を幸せにするのは、自分自身であることを、きちんと知って欲しいということ。
だから、眠っているうちに王子様が現れてお姫様を幸せにしてくれるなんていう童話を読んで聞かせたあとは、必ず「でも、こんなのまねしては駄目よ。実際には、王子様は自分の手で掴むもの。待っていては絶対駄目よ!」と、3歳くらいのときから言い聞かせてきました。
そして、人生の主役は自分自身であることをきちんと踏まえて欲しい。
誰かを喜ばせる人生も素敵かもしれない。だけど、両親のため、夫のため、子供のため、自分を犠牲にする人生よりも、わがままと悪口を言われても、自分自身の楽しさや喜びをきちんと自覚して努力する、そんな人生を送って欲しい。
もうすぐ娘の誕生日。
あんなに小さかった赤ちゃんが、今ではすっかり生意気な口をきくようになりました。あまりの成長の早さに、なんだか寂しささえおぼえます。
これから、いろいろあるでしょうが、自分自身の幸せに責任を持って、必ず自分を幸せにできる人間になって欲しいと、願います。
2006年03月12日
子供にこれだけは守って欲しいこと
投稿者 fellow
私が子供に守って欲しいことはたくさんあるのですが、ひとつだけあげるとしたら「うそをつかない」です。
何か悪いことをしても、正直に自分がやったとみとめ、反省するならば、それ以上追い詰めないようにしています。もう小さいときからこれだけは、叩き込んできたつもりです。
そのかわり、うそを貫き通したら、ぜったい許しません。それを知っているから、上の子は、「それ、うそじゃないでしょうね」とつっこむだけでビビって、本当のことを打ち明けます。ぶるぶる震えるくらい頭にくるような内容でも「正直に言ったので許す。二度としちゃいけないよ」と、言うことにしてます。それはなぜかというと
隠し事をして欲しくないからなのです。どこに行った、何をした、把握できなくなってきた中学生。ムリにでも言わせないと、どんなことになるかわからない。でも、今のところ、かなり把握できてるほうじゃないかなぁと思っています。
末っ子はまだ、うそといってもかわいいもので「おならしちゃった?」「ううん」「うそでしょう。うそはママずごーく怒るよ」「ごめんなちゃい。しちゃった」とまぁ、こんな感じですが、男の子は大きくなると口数が少なくなるので、このくらいのときからなんでも打ち明ける練習をしておいてもいいのではないかなと思います。
今までの長男(中2)のどっきり打ち明け話、三位は「実はママのおサイフから500円盗んだ」二位は「パソコンでエロサイトを検索した」そして、第一位は「家の近所で遊んでるはずが、実は電車乗って隣町まで行っていた」です。
.....ねちねち怒らないようにするのも、忍耐が必要です.....。知らないのはもっと怖いけど....。
2006年03月10日
身のまわりのことを自分でこなせる人間に
投稿者 fellow
うちの息子は2歳で、今、人としての基本的な所作、知識を身につけるために奮闘中。どういう子に育って欲しいか考えるのは、まだまだ、まだまだ先の話になりそうですが、いつかはこんな人に成長して欲しいと思うなら…「身のまわりのことを自分でこなせる人間に」なってほしいです。
祖父世代の男性は、自分で身の回りのこと、(特に料理が作れないとか)ができなくて困ってたり、面倒くさくてやらないので周りが困っている例をいろいろ見てきました。(恥ずかしながら実父は後者。口だけで動きません)
現代の子どもと祖父世代を比べるのは極端ですが、これからの時代を生き抜くためには、自分の基本的な身のまわりの世話をマスターし、なおかつこなすことができる人になってほしい!!と思っています。
さて、うちの弟は、料理はできるし、アイロンがけだってします。でも自分の部屋の掃除、ゴミ捨てはやらないのです。これって見かねて定期的にうちの母がやっていたんですよね。
上記のことができる弟は「すごいね」とも言われますが、女性だったら「ふーん」で終わるところですよね。思えば母は娘にこういうことは口うるさく躾けてきたでしょうし、女の子なら、料理とか裁縫に興味がわくときがありますし、男と女は違ったのでしょうけど、だからこそ男の子には、根気よくほめたり、楽しんだり、脅したりして、取り組まないといけないのかもしれませんね。
今の時点で、できることといえば、だーい好きな掃除機を一緒にかけること(笑)と、家事に奮闘するダンナの姿を見せ付けることでしょうか?
どこまで我慢できるのか?我慢比べになりそうですが、今日も一緒に掃除機をかけるところからがんばってみたいと思います(苦笑)。
思いやりの心と、生きる力を身につけて
投稿者 樋賀集子
子どもには過度の期待はダメよ、と義母から言われたことがあります。まだ、生まれる前のお腹の中にいるころでしたけど…。
それでも、親としては「こんな子に育ってくれればなぁ」という思いはありますよね。私は「思いやりのある子に育ってほしい」と、ずっと願ってました。子どもたちが幼稚園から小学校低学年の頃は「自分がやられて嫌なことは、人には絶対やらないこと!」という言葉を子どもたちに繰り返していました。

願いどおり、長男はとても優しい子に育ってくれたのですが、それゆえにちょっぴり悩んだこともありました。それは、長男が幼稚園に通っていた頃のことです……
当時、幼稚園のクラスメイトには活発で元気いっぱいの子もいて、長男はよく泣かされていました。子どもにとっては遊びの延長だったのかもしれませんが、お腹や頭を殴られて泣くこともしばしば。
ある日、長男に「やられたら殴り返しちゃえば」、私は長男の泣かされる姿に少しイライラしていたのだと思います。その言葉に長男はこう言ったのです。
「やられて嫌だから、だから、ボクは殴らない!」私が言っていた言葉でした。ハッと気付かされた思いがしました。強さなのか、弱さなのか…考えてしまいましたけど、でも、私が子どもたちに伝えていたことは、子どもにしっかりと伝わっていたのだと思います。
今は、長男も中学生、長女も小学校高学年になったので、私の思いも少し変わりました。
らむねさんやかほるさんと通じるところがありますが、子どもたちには「生きるための力」を身につけてほしいと思っています。
つらいことがあった時に立ち上がる力、困った問題に直面した時にそれを解決できる力。もちろん、勉強もできるようになってほしいけれど、でも、それ以上に自分で歩いていく力を養ってほしいと思っています。
実は、長男が4年生の時に引っ越しをしたのですが、転校したクラスで1人のクラスメイトからいじわるをされて、学校に行けない状態になったこともありました。1ヶ月ほどで立ち直ったのですが、その時に感じた先生や友達の優しさが、彼の心にはしっかり刻まれているようです。
友達関係を含む人間関係の大切さを経験して、それも生きるための力になったようです。最近は友達同士で人生相談(というには大袈裟かもしれませんけど) をしている長男。そんなことを語り合える友達ができたことは、この先にも大きなプラスになっていくのでしょうね。
もっといろんなことを経験しながら、自分らしくたくましく育ってほしいと願っています。
2006年03月09日
お約束は守ろうね
投稿者 fellow
私が常々子供達に言い聞かせている言葉、「お約束は守ろうね」。どんな些細な事でも、お約束はお約束。決めた事はきちんと守る。単純な事だけれど、これだけは子供達に身に付けて欲しいと思っています。
例えばお友達とのお約束。Aちゃんと遊ぶ約束をしていたけれど、後から誘ってくれたBちゃんと遊びたくなった・・・ここでAちゃんとの約束を破ってしまったら、Aちゃんを裏切る事になり、信頼関係は崩れてしまいます。Bちゃんと遊びたいという気持ちを我慢する、もしくはBちゃんも一緒に遊ぼうとAちゃんに提案してみる、どちらも心の成長には必要なものです。
私とのお約束。現在の門限は17時、このお約束を守らなければもう外で遊ばせる事はできません。何故17時に帰宅しなければならないのかを自分で考え理解し、お約束=ルールを守る事が自分自身を守る事を知って欲しい。門限が守れなかった時に、咄嗟に嘘をついて誤魔化そうとする事もあるけれど、その嘘を正当化しようと更に嘘を重ねる行為に罪悪感を持って欲しい。そしてお約束を守るという事、が罪悪感から解放される一番の方法である事に気付いて欲しい。そう思い、この門限は特に徹底しています。
そして、宿題とは別に毎日国語との算数の教材を1日1ページ。毎日続ける事で身に付くのは、知識以外にも「続けよう」という努力の気持ち。大切な事ですよね。1日1ページというお約束=目標を立て、目標を達成した時の充実感を味わう事も良い経験になるでしょう。
ざっと思いつくままに書いてしまったけれど、お約束を守る事で「人を信じる事、人から信じられる事の大切さ」に気付き、お約束を守る事が「豊かな人間関係を築く為に必要な事」である事を知る。そして自分自身をコントロールする力を身に付け、「目標を持ち、その為に努力する」という前向きな気持ちに繋げて欲しい・・・欲張り過ぎかもですが、私の「お約束は守ろうね」という言葉には、そんな思いが詰まってます。
お約束を守って得られるものの大きさは、今は目に見えないかも知れないけれど、何時かきっと実感できる日が来るはず。その日の為にも、これからも口煩く言い続けます。私自身も守らなくちゃね・・・主に納期とか納期とか納期とか!(苦笑)
2006年03月08日
考える練習をしよう
投稿者 大葉柚子
息子は年中サンです。春から年長さん。来年からは小学生!いままでは、かわいいかわいいと愛情だけを注いできた私のモットーのない教育モットーも、この先はこれじゃあいけないのではないのか。そう疑問を抱き始めた矢先、「どんな子供に育って欲しいか」との問いかけ。あまりにもタイムリーです。
企業に理念や目標、ゴールがあるようにやっぱり子育てにも目標になる指針がないと。息子にこれだけは力をつけて欲しいと願うのは、自分で考える力。目標は、ありきたりだけれど幸せになって欲しいということ。
考える練習をしようという本がある。5歳の息子にはまだ早いけれどもう少し大きくなったら読めるようにもう本棚に並べてある。(笑) 10歳くらいからはいけるのかな。頭を使って考えるというのはどういうことなのか、すごくシンプルにしかも面白く導いてくれる本。
考える技術という大前研一の本。考えるということは、最初からできることではなく後から身に付ける技術なのだ、と。ではその技術をどうしてみんな付ける努力をしないのだ?と。切磋琢磨しないのか、と。耳が痛くなりそして触発される。
アイデアのつくり方も、考具―考えるための道具、持っていますか?も基本いいたいことは一緒。考えて、アイデアが浮かぶということは、ひとつの力で、システム化もできれば練習もできる。ということ。
何も頭のよい学校に行って欲しいと思っているのでは、私の場合は、ない。ただ、自分の頭を使って物事の情報を集めて、考えて、結論を出すというのは練習次第でできるようになる。と信じているのでこれは是非身につけて欲しい。自分が幸せだなと思える人生を送るには、どうすればいいのか、考える練習を手伝ってあげられたら。ト、オモイマス。
2006年03月06日
vol.73:今週のテーマは「子供にどう育って欲しい?」
投稿者 村山らむね
先週までのテーマの、「ゲームさせる?させない?その理由は?」は、みなさん一家言あるのか、どちらの立場からも興味深いご意見続出でした。個人的に、やっぱりDS Liteは欲しいかも。
さて、今週のテーマは 【子供時間モード】
もうすぐ新学期。保育園、幼稚園、そして小学校、中学校など、子供たちも確実にステップアップしていきます。
ニート論争や、ライブドアショック。早期のマネー教育など、子供に対する教育論は、喧しいばかり。そんななか、みなさんは、子供にどう育って欲しいですか?
・ここだけは守ってほしい
・○○でさえいてくれたら、あとはどうでもいい
・こう育てたいので、こんなところに気をつけている
などなど、みなさんの子育てのポリシーをお聞かせください。
●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://wms.kir.jp/cgi/mt-tb.cgi/1928
を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!
●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、入れないと投稿ができませんが、非表示ですので、ご安心ください。
さて、我が家は
意外と、考えたことがなかったというのが本音。それでもなんとかひねり出してみると・・・
・自分が楽しいと自覚できるようになって欲しい
・目標を設定して、それに向かって努力を惜しまない人間になって欲しい
この2つは絶対にゆずれません。
あと、いくつかあるのですが、それは別記事で書こうと思います。
みなさん、いろいろな夢はおありでしょう。ぜひ、恥ずかしがらずに、どんどん書いてみてください。
2006年03月01日
ゲーム、みんなが持っているから買うの?
投稿者 武田りこ
今週のテーマのゲーム、私は子供にさせない派です。
周りのママさんたちに聞いても、させたくないと言う意見が多いように思います。
ところが現実は、かなりの割合でゲームを持っているのは、なぜ?
長男が幼稚園のころ、特にこの学年のゲーム保有率は高かったのです。
私は反対派、特に幼稚園児の場合、決定権は親にあると思うので、親がゲームをさせたくなければ、買い与えなければよいだけだ、と考えていました。
ところが、当初ゲームを持っていなかったお友達が、一人また一人とゲームを購入しとうとうゲームを持っていないのはわが子ひとりとなってしまいました。
お母さん方はみな同じことを言いました。
ゲームはさせたくないし、悪影響は明らか、だけどみんなが持っているから。
ゲーム肯定派のかたにはきっともっともな意見があるだろうし、みんなゲームをしてはいけない、と言うつもりは毛頭ないんです。
ただ、親がよくないと思っていて、与えたくないのにみんなが持っているから、と言う理由で与えることにとても違和感を感じました。
実際少数派とはいえ、全員が持っていたわけではなかったのです。
でも、みんなが持っているから、と言う理由でそれこそみんなが与えれば、本当にみんなが持っている状況を作ってしまうのです。
長男は幸いとても欲しがる、ということはなかったので、ゲームのかわりに、一緒にトランプをしたり、外遊びに積極的に連れて行ったりして乗り切りました。
確かに幼稚園児のお友達が遊びに来て相手をするのは大変です。
みんなでゲームに向かって遊んでいてくれたらとっても楽です。
でも、でも、二度と戻らない幼少期の大切な時間をゲームに費やすのは、私は反対なんです。
ましてや、親がさせたくないと思っている場合、せめて幼児期くらいは、親の力で何とかなると思うのです。
ちょっと意地にもなってしまった私は結局小学6年生の現在まで、ゲームは与えていません。
中学生になって、自分で考えてほしいと思ったらお小遣いをためて買えばいいと思っています。
そのときは使い方のルールを徹底的に話し合おうと思っています。
2006年02月18日
末っ子だけ甘やかしてる?
投稿者 fellow
我が家は兄弟の年が離れています。上の子は勉強やら家の手伝いやら、やるべきことが多くなっているので、当然注意する回数も増えてきました。一方末っ子は、まだ4歳。危険なことを注意したりはするけれど、本気で怒るようなシーンがあんまりないんですね。でも、毎日、中学生が「ねぇねぇ、かあさんかあさん」、保育園児が「ねーねー、ママァ」と私を呼ぶ回数はほとんど同じ。できるだけ平等に返事してきたつもりです。
昨日、末っ子をひざに座らせて絵本を読んでいると、長男がきて「オレには読んでくれなかったよなぁ」とポツリ。ええっ、そんなことないのに。専業主婦だったときに育てた長男は、もっともっと一日中べったり過ごしていたのに。忘れちゃってるんだ.......。
長男に「あのね、あなたが末っ子くらいの年のときは、もっともっと絵本も読んだし、ずっと一緒にいたんだよ」というと、びっくりしていた。長男はずっと、ヤキモチやいていたんだなと、私もびっくりしてしまった。
以前、かっこいいワーキングウーマンの友が話してくれたことを思い出した。
「私、9歳年下の弟がいてね。私は厳しく育てられたのに、弟は漫画もテレビもOKだったからすごくやきもち焼いて、仲良くできなかったんだ」。彼女のように頭のいい、なんでも察する人が、いまだに親や弟とわだかまりがあるという気持ちをきき、どうしてだろう?と不思議に思っていたのだが、長男と話してまったく同じ気持ちだったことを知り、すごく反省した。
しかし長男はもう中学生。同じように抱っこすることはできない(^-^;
せめて、末っ子を抱き上げるとき、絵本を読むときは「お兄ちゃんもね、小さいときは同じように抱っこしてたよ」と、注釈するようにしている。ちょっとわざとらしいけど、言い続けたら、もしかすると、小さいときの記憶がよみがえるかもしれないなぁと思ってるんです。私は昨日のことみたいに、よく覚えてるんだけどなぁ。お兄ちゃんがすっごくかわいかったから、末っ子産んだんだもん。思い出して欲しいなー。
2006年01月28日
バレンタインにおすすめ『チョレート戦争』
投稿者 常山あかね

もうすぐバレンタイン。街角で、甘~い香りのチョコレートが漂う季節となりました。
昨年は、映画『チャーリーとチョコレート工場』(原作『チョコレート工場の秘密』)がブームになりましたが、
私にとって「チョコレート」といえば、子供のころに夢中になって読んだ『チョコレート戦争』(作:大石真)です。
今でも、「エクレア」と聞くと、この本に出てくる「金泉堂」というケーキ屋さんが浮かんできます。
今は、ケーキ屋さんで「エクレア」を見ることは、ほとんどなくなりました。
コンビニなどに行くと、まだデザートの陳列棚に「エクレア」が売っていますが、そういうものとは一線を画する舌がとろけるような洋菓子が、この金泉堂の「エクレール」なんですっ!(あくまでも想像です(^^;)
その子どもたちの憧れのケーキ屋さんのショーウインドウが何者かに割られ、子どもたちが疑いをかけられたことから、子どもとお店の間で思わぬ戦争が始まるのですが・・・。
でも、今の子どもは、どんなに超有名店の高級なケーキを食べても、さほど驚かないと思います。ケーキが日常にありふれてしまっているからなのでしょう。感動が少なくなったという点では、ちょっとかわいそうな気もします。
実をいうと、この本は、秋に息子が入院した時に、プレゼントしました。病院には、テレビもパソコンもありませんので、必然的に毎日すごい量の本を読みます。そこで、必ず本屋さんで数冊の本を購入してからお見舞いに行っていました。
あまり長すぎず、テンポよく軽く読めて、気分が明るくなるような本をと考えたら、「これだ!」と思いついたのです。
案の上、息子もとても上機嫌で、「本ありがとう。すごく面白かったよ」と言ってくれました。入院中を通じて、いちばん気に入った本のようです。
子どもが入院したのは辛かったけど、それ以降も、すっかり読書好きになってくれたようで、思わぬところで、よい効果もあったと思います。「今の子はゲームばかりで・・・」と言いますが、やはり、情報の洪水から離れて、良書との出会いがあれば、本好きな子どもに育つのだなぁと実感。
それに、私が小学生の頃ワクワクしながら読んだ思い出の本を気に入ってくれたことが、何よりも嬉しかったです。ふだんは子どものことをほったらかしで面倒見の悪い母親ですが、「本当は大切に思っているんだよ」という私の気持ちも、少しわかってくれたかな?と思います。
いつでもチョコレートが食べれる飽食の現代。今年のバレンタインは、息子さんに、この本をプレゼントしてみては?
2006年01月27日
子どもを幼稚園に行かせたい
投稿者 田村小梅
という声を、働くママ友達からよく聞きます。
うちの息子は今2歳半。もうすぐ保育園歴2年になりますが、3歳児以降・・・と考えると、やはり出来ることなら幼稚園に行かせたいなぁと思っています。息子は生後7ヶ月からずっと同じ保育園に行っていて、200%満足していますが、そこは2歳児(4月の時点で2歳、つまりうちは来年度いっぱい)までしかいられないのです。
待機児童の多さで知られる横浜市。特に私の住むニュータウンでは、子どもも多い上共働き率も高く、「0歳児で両親正社員」でもなかなか認可保育園に入れない現状。ちなみに私の住む駅には保育園が10園近くありますが、その約7割がお庭が無く「満2歳児まで」という横浜保育室です。うちの園(横浜保育室)では、近くに公園や森が多いので、午前・午後・夕方と連れて行ってくれてはいますが。
3歳時に一斉に横浜保育室から子どもが放出されますが、認可保育園は当然下からの持ち上がりでほぼ定員になっているわけで、「3歳児問題」が勃発します。もちろんそれは、預け始めた時から分かっていた事。私も最初、当然の様に認可に入れるつもりでしたが、延長しても7時までという時点で、全く諦めざるを得ませんでした。また、子どもはまだハイハイもできない時期。小学校入学間近の子供たちが走り回っている環境よりも、「2歳児まで」しかいない、アットホームな雰囲気が良いなぁとも思ったのです。
私は、保育園と幼稚園で何がどう違うのか(方針とか含めて)、勉強不足でさっぱり分からないし、どっちが良いとか悪いとかもありません。ただ、正直言うと子どもに家で本を読んであげたり何かを教えてあげたり、という余裕が一切無いので幼稚園なら色々教えてくれるのかな?という他力本願な気持ちがあったりして。。
息子が通っている保育園は少人数で、去年の春に卒園した子は6人。幼稚園に行った子と保育園に行った子は半々。幼稚園は、受験をさせたり徹夜で並んだり・・・で皆希望のところに行けたものの、保育園は倍率が高く「3つ隣の駅でバスで15分」なんてところになってしまった子も居て、それも保育園に躊躇する一つの原因になってます。
幸い、「共働きが多いエリア」ということもあり、幼稚園も延長をしているところがほとんど。(と言っても5時までだけれど・・)少し離れた所にある、「お受験幼稚園」として有名な幼稚園は、「お受験=専業主婦」のイメージに反して近くの保育園と提携して、幼稚園終了後保育園に連れて行ってくれ、夏休みなどもそこで普通に預かってもらえます。また、授業終了後に色々な先生を招いていて習い事もできるそうです。それは習い事が難しい働くママには嬉しいですよね。(倍率が10倍前後らしいですが・・・)
「認可保育園で延長7時まで」と聞いた時は「それ、本当に働く人向けなの!?」と頭に来ましたが、今はむしろ幼稚園と保育園の垣根が以前より低くなって選択肢が増えているのかな、と感じます。
今ちょうど、認可保育園の願書を提出し終わった時期。うちの駅に延長8時までの保育園(しかも、大手のお受験用の幼児教室が運営!それもびっくり・・・)がオープンした事もあり、「来年はもっと倍率が上がるから、今年から認可への希望を出しておこうかな」とも思いましたが、今の不器用だけど一生懸命!という雰囲気の先生方が大好きなので、いられるまでは今の園にいよう、と決め、願書は出しませんでした。
幼稚園に行けば、行事があったり子どもが「延長はいや!」と言い出すかもしれないし、親の負担も増えると思いますが、子どもにとって良い環境を少し時間をかけて色々考えたいと思います。
☆そして幼稚園に無事入園できた暁には、ふうこさんの教え に従い、最初からしっかり延長します!もちろん仕事を辞めるつもりは無いので最初からガンガン預けざるを得ないんですけどね♪
2006年01月14日
英語、低レベルから出発しています。
投稿者 本田裕美
英語を完全に排除して生活していた私だけれど、長女を出産したのはアメリカ。それは主人の会社の都合です(子供の国籍をアメリカにしたかった訳ではないのです)。
学生時代、英語を一生懸命勉強しました。でも、身につかなかった(涙)。だから大っ嫌いだった!だから海外にも興味がなかった。・・・でも、初出産はアメリカ。
自分が英語を排除していれば、できない苦しみから抜け出せると思ってました。でも、駄目でした(結婚した人が海外勤務になるなんて思わなかったんだもん)。
と、いうことで「これからの時代、どうなっても柔軟にこなせるように、突破口である英語はやっておいた方がいい」と私の考えは変わったのでした。
私の渡米する前に受けたTOEICは270点(きゃー!すごいっ)。
言い訳をしますが学生時代は英語を勉強する意味が分からなかったんだもの!。その通りの会話があるとは思えなかったから英語の教科書を暗記しようと思わなかったし、海外のペンフレンドを見つけて文通もしたけど文章を書くのに時間がかかりすぎで長続きしないし、単語力を付ければいいのかな?と思って単語帳を作っても作っただけで満足しちゃうし。私の性格がいけないのだと思うけど、とにかく、大っ嫌いだった。でも、海外で生活して「異国の人と話せるって楽しい」と思ったのです。国に関係なく友達ができることってすばらしい。友達を作るツールの1つが英語であるなら、身に付けて損はしない。そう思って帰国してきました。
こんな私がやっていること。それは子供と一緒に英会話学習。これは「いいこと」が多い!
それは
1.私の英語力が伸びた。
TOEICの点数が上がりました。上がるしかない位置にいるからかも・・・だけど。
2.テレビをつけない生活をするきっかけができた。
基本的に英語の曲を流しています。子供用も大人用も、両方です。テレビ大好き夫のいる土日と比べると、付けない時の方が子供との会話が多いです。
3.季節に合った英語の歌を子供が歌ってくれるので、ホンワカ・幸せ気分になれる。
いい加減に英語で歌うと、子供からチェックが入ります。もしくは、私のいい加減な英語の歌詞を覚えてしまうので、私もきちんとした歌詞を覚えるきっかけができます。
4.子供が言葉(日本語)をしゃべり始めた時の喜びや感動が、英語を学ぶ4歳過ぎた娘からまだ、もらえること。
「こんなこともしゃべれる様になったのぉ~!」と感動です。これは、ウチの子がすごい!という訳ではないのですよ。子供の脳の吸収力がすごいのです。
使っている教材ですが、私たちはディズニー ワールド オブ イングリッシュをやっています。この教材を使いこなすのは難しいという話をよく聞きますが、私たちにはぴったりでした。基本的に歌を覚えることで文章を暗記していきます。「どこかで聴いたメロディーだ!」と思わせる曲に歌詞を付けているので耳に心地よいのです。そして組んであるドリルが楽しい。よくできている!。家庭学習の教材ですが、親の英語力は関係ないと思います。いかに、この教材に触れさせるかのほうが重要。家庭学習の場合は、親が好きになる教材を選ぶといいかもしれませんね。ディズニーキャラクター好きだからではないく、この教材が大好きです。
使っている辞書は電子辞書(音声付)です。正しい英語より、相手に伝えることが重要だと思っているので、正しい発音を身につけることも重要視!。
あと、私にとって重要なこと。それは、「私ってすごい!」とほめることです(だって私は『ほめられて伸びるタイプ』)!。
1、仕事で英語を使いますか?
使いません。
2、自分の英語力はどのくらいですか?自信がありますか?それとも不満がありますか?
旅行者レベル。 不満です。
の『私がやっていること』でした。
2006年01月11日
語学の勉強の強い味方「電子辞書」
投稿者 津田実穂
今週のテーマの英語力。
英語ではありませんが、実は私みほっちは、今、フランス語を勉強中です。
元々、語学は得意ではないし、ただでさえ仕事と家事育児で勉強の時間なんてとれないし、語学って英語しか勉強したことのない私にとって、発音も変化形も英語とは勝手が違うため、最初の2ヶ月はホント苦痛でしかなく、泣きそうでした。(例えば、フランス語では、90を、20×4+10と表現します。。。。90って単語作ってよ!)
最近、プチバトーやコムサなど、ブランドの意味がわかってきて、ちょっと楽しくなってきました。(まだそのレベルなの?とは突っ込まないで。)
語学学校に通う時間はどうやってもとれないので、家で勉強しています。
月並みだけど「NHKラジオフランス語講座」のCDとテキストを買って勉強しています。
今回、初めて使ったのが、「電子辞書」
語学を勉強している人、使っている人にとってはいまや当たり前のツールかもしれませんが、語学素人の私には、かなり衝撃的な出会いでした。
「電子辞書」の存在自体は知っていたのですが、数万円と値段も高いし、辞書は自分の手で苦労してひいてナンボのものでしょ、という思い込みがあったので、使ってはいませんでした。
が、使ってびっくり!これは便利です!ちょっと高いけど、買う価値はあります。あまりの便利さにもう紙の辞書には戻れません。
電子辞書より、紙の辞書の方が細かい情報まで載ってる、と思い込んでいたけれど、紙の辞書に載っていることはすべて電子辞書に載っています。
以下、電子辞書を使ってよかった点をあげます。
■なんといっても、検索が早い。
紙の辞書だと何十秒もかかるところが数秒で目当ての単語までたどり着きます。チリも積もると、これってすごく時間の節約ですよね。また、すぐに調べられるので、「調べるのがめんどくさい。」ということがなくなり、ちょっとした単語でもすぐに調べられます。
■小さくて軽い。どこにでも持ち運べる。
写真を見てください。長さはボールペンと変わらないです。これだけ小さいと、通勤のお供はもちろん、どこにでも持ち運べます。つまり、どこでも勉強できちゃいます。
■一台で何役もこなす。
たいていの電子辞書には、英和だけでなく、和英、英英辞典までついてます。これらを紙で持ち運ぶのは至難のわざですが、電子辞書なら一台に入ってます。フランス語でいえば、英仏、仏英が入ってるのが便利です。一度英語を勉強した身にとっては、英語からフランス語に変換してくれるのはすごく助かります。さらには「広辞苑」や国語辞典もついていることが多いので、自分のあやしい日本語を調べるのにも使えます。
■発音してくれる。
これは電子辞書によりますが。発音がわからないことって多いと思うので、発音してくれる機種が断然オススメです。これは紙にはない機能です。(発音記号はどっちにもついてるけど、発音記号そのものがわからない私。)
サイズや辞書のコンテンツの豊富さ、使い勝手等を総合して、私はセイコーインスツルメンツのSEIKO IC DICTIONARY SR-E8000 を買いました。

書きながら、今アマゾンで見て、こんなに値が下がっているのにびっくり。
使うと、辞書の概念が変わります。
他の勉強方法としては、童謡や歌のCDを聴いたり、映画のDVDを見たり。
これは息抜きに近いですが、よく使われる表現なんかは耳に残ります。
映画は、まだ見てなかった「WASABI」を見たのですが、

フランス語よりも、内容のメチャクチャさに目がテンになって、あまり効果はなかったかも。大好きなアメリにしておけばよかった。。。。。広末のフランス語は素晴らしかったです。
DVDは、見たことがあって内容がかなりわかっている映画の、英語なりフランス語なり、勉強している語学の字幕つきで見るのがオススメです。発音だけじゃさっぱり理解できないことも、字幕があると少しわかります。
DVDは画面を見てないといけないですが、CDはかけ流しながら仕事も家事もできるので、CDの方がオススメです。
普段かけ流していると、子どもの方が早くに覚えてしまうのがちょっぴり悲しかったりしますが。
「ママも一緒に歌ってよ!」といわれても、ママは歌詞カード見ながらじゃないと歌えません。(見ても歌えないかも。)
大人になってからの語学習得は苦労抜きには語れませんが、電子辞書を片手に頑張ろうと思います。
2005年11月30日
トライやるウィークを体験した娘
投稿者 武田りこ
兵庫県の公立中学校では、2年生が一週間トライやるウィークといって、職業体験をします。
今年我が娘はその中2。
実際にどの様にトライやるが行われるのか、私も興味津々でした。
11月はじめのトライやる週間に向けて1学期から、子供たちは自分がどんな仕事をしてみたいのか、どんな事業所が受け入れてくれるのかなど、準備に入ります。
たいていは毎年受け入れてくれる事業所の中から、子供たちは選ぶのですが、自分で行きたい先を見つけてきて、先方、学校ともにOKが出れば、それでもいいようです。
ファイアーボーイズを見ては、消防署がいい、CSIという科学捜査のアメリカドラマを私が見ているのをヨコから見て、警察の鑑識がいい、などといっていた彼女が選んできたのは、
病院でした。
事業所選びには問題点もあるようで、中学生の人数が多いので、ひとつの事業所に5人~8人という場合も多く、お友達同士のグループ関係などもあり、必ずしも自分のやりたい事業所を選んでいるとは言いがたい場合もたくさんあるようでした。
それでもいつもは親とあまりコミュニケーションの無い子たちでも、トライやるの話題は親とよく話すようです。
母たちの事業所選びのアドバイスも人それぞれでした。
例えば
○アルバイトなどではなかなかできないところにしたら。(私も実はこう言いました。)
○自分が絶対つかないと思う職を体験してみれば。(なるほど、これもおもしろいですよね。)
○弁当作らなくていいから飲食店にして。(おいおい)
何はともあれ、実際のトライやるでは、娘の行った病院はとても親切で、いろいろな仕事を体験させてくださいました。
娘は毎日帰ってきては、その日の出来事を延々話し、看護士さんの大変さが身にしみてわかったようです。
認知症の患者さんのお世話をしたり、患者さんに合わせた食事の準備、リハビリのお手伝い、ベッドメーキングまでさせていただいた一週間。
認知症の方の介護の大変さは、私も話を聞いてとても勉強になりました。
彼女はとっても楽しかったけれど、これらを笑顔で毎日やっている看護士さんたちのバイタリティーはすごい、と感じたようです。
実際に食事の介護をした患者さんが、トライやる中にお亡くなりになる場面にも直面したらしく、人生の中でも大きな一週間になったことは間違いないようです。
終わったあとも、レポートや、発表、お世話になった事業所へのお礼状など、普段の学校の勉強とは一味もふた味も違った体験になったようです。
学校の先生の「もし、私たちの時代に、このトライやるがあったら、別の仕事をしてたかもしれませんね。」
というお言葉の通り、若いうちにいろいろな職業を体験できるって、いいですよね。
2005年11月11日
火垂の墓(ほたるのはか)
投稿者 常山あかね


今、我が家でブームなのが、「火垂の墓(ほたるのはか)」。ジブリのアニメでは、お馴染みですが、先日、テレビドラマで実写版が放映されているのを見て、子供たちも、この話が大好きになってしまいました。幼い節子の天真爛漫さ、清太と節子の兄弟愛が、戦争の悲惨さをいっそう際だたせており、涙なしには見られませでした。
(あの松島菜々子さんが、自分の子供を守るために冷酷に変わっ ていくおばさん役で主演して話題に。私は、足の悪い義弟役の、要潤さん目当てで見ました。昭和時代の控えめで誠実な青年の役柄がすごく素敵でした・・・)
ところで、このドラマを見てからというもの、子どもたちが全員、白いお米を残さず食べるようになりました。
わずか60年前、日本にも戦争があり、親を戦火で失い、ご飯を食べれずに栄養失調で死んでいった子どもたちがいることを知り、心底驚いていました。
今、日々の食事の大切さを伝える「食育」の必要性が叫ばれていますが、そういう意味では、どんな食育よりも、効果があると思います。(我が家は実際そうでした)
アニメもいいですが、絵本、小説(野坂昭如氏の原作)も出ていますので、ぜひ読んでみてください!我が家は、寝る前に、この絵本の読み聞かせをするのが日課になっています。
2005年11月07日
ママは九九に苦闘する
投稿者 村山らむね
娘は小2。
学業に少々、ほころびが出てきました。まずい。ママ、焦る。
そして、秋からは九九。ここでつまづかれると、ますます、まずい。ママ、かなり焦る。
というわけで、我が家のご調達のくもんのこどものたから箱
などで、九九商品をいくつか購入しました。
まずは、我が家のお風呂の定番。 「おふろでレッスン」シリーズ 

このシリーズは、ほとんどうちにありますが、割と娘も気に入っています。おふろって、結構、集中して楽しめるみたいです。特に、数やあいうえおは、随分お世話になりました。
今は、九九と世界地図を貼っています。九九は、答えを隠すシートもついているので、今後は、それで隠しながらやってもらおうと思っています。
水で密着するタイプなので、汚れなども気になりませんし、簡単にはずせますから、お客さんが来ても安心です。
そして、もうひとつ。

学研 九九はやおぼえ
も導入しました。
うーん。これは、ちょっと失敗だったかな?
ボタンを押すと正解が出るというものなんですが、ボタンを押さなくても正解がうっすら見えちゃっているので、娘曰く、「練習にならない」そうです。ルーレット形式で、ランダムに九九が出てくる機能もあるので、ちゃんと使えば、「練習になる」と、母は思っているのですが。。。
なにはともあれ、九九は何度も復唱するに限りますね。ほんと。
ちなみに、2年生の算数でつまづくのは、実は九九よりも、二桁同士の繰り上がりのあるたし算と繰り下がりのある引き算ではないかとも思います。
これは、ドリルなどでしっかりやらせるしかないみたいですね。一応、わたしもエクセルにて自家製ドリルを作りました。ママお手製のドリルは、割とちゃんとやるので、みなさんも一手間かけてあげてみてください。最近、さぼっているわたしからのメッセージでした(笑)。
2005年10月29日
私の受験体験
投稿者 桜乃ゆめ
桜乃です。
私は、関西で中学受験を経験しました。
運よく合格。 中学・高校・大学といわゆる有名私立で、10年間エスカレーターで学生生活を過ごしました。
我が家は、母の親戚の大部分がその学校の卒業生、いわゆるファミリーだったので母にとっては、受験は自然の流れだったようです。
が、そのころは、東京と違って関西では受験事体が珍しくって、学年で中学受験するのは5人いるかどうかという時代。 そういう時代に、いくら自分や親戚がそこの出身だといっても、受験をさせようと思った母はスゴイ人だなぁと正直思います。
かんじんの私の受験の記憶はというと、「楽しかった」です。
関西で有名受験塾に入り、夏休みも冬休みも 、「必勝」と書いたハチマキ を頭に巻いて勉強していた記憶があります。 でも、塾友だちもたくさんいて、塾に行くのが本当に楽しかったんです。
厳しい先生もいて、問題が解けない、点数が悪いと竹刀でお尻をたたかれることもありました。(きっと、今では考えられない、、体罰!とかになっちゃうんでしょうねぇ。) それでもその先生は人気があって、授業はとっても楽しかったのを覚えています。
中学校受験勉強自体は、私もちゃんと自覚して勉強していて、難しい問題が解けると本当に嬉しくって嬉しくって、そんなカンジでした。
エスカレーターで大学まであがれてよかったことはたくさんあります。
●あらゆる教科を勉強できた●
受験勉強というものがなかったので、あらゆる教科をすべて勉強しました。
まぁこれは学校にもよると思いますが、私の通っていた学校では、、高校にあがると文系・理系関係なしに先生の教えたい教科を幅広く教える傾向があり、数学I~III、化学I~II、物理I~II、地学I~II、生物I~II、倫理(哲学)、歴史(西洋史、日本史)、古文、漢文、コンピュータ、英会話、音楽、家庭などなどバラエティに教えていただきました。
先生によっては、大学の講義か!!!といいたくなるような授業もあったし、ローマ史を半年かけて教える先生とか本当にバラエティ豊かでありました。
忘れられないのは、高校の授業でコンピュータがあったこと。FORTRAN(フォートラン)でプログラムを組みました。 あの時代にですよ。
私がこれからは、きっとコンピュータの時代がくる、って思ったのはこの経験からでした。
当然、苦手な科目が出てきて、何でこんな勉強しなくちゃいけないんだよーーってその当時は思っていたのですが、今から思えば多分野に興味を持つことができて良かったと思います。
●同窓生の結束は固い●
今でも同窓生のつながりは強いですよ。
学生時代に仲がよくなくても、顔と名前は全員知っていて、よくも悪くも10年間一緒にいたわけです。しかも、一番多感な10代に。
不思議なことに、この年齢になってつながりが復活しています。
今、東京に転勤してきたメンバーで年4回程度ランチ会をやってます。知り合いがあまりいない東京で口伝いで「誰がいるよ」「誰が転勤してきたよ」と連絡網がまわってきて、今では東京ランチ会の名簿まで出来てしまいました。
気兼ねなく、学生時代の自分に戻れる場所になってるんでしょうね。
●恩師とのつながりも深い●
私立校の場合、先生方もだいたい固定化される傾向があります。
なので、私たちのときに新任だった先生も、子供が入学するころにも、まだ教鞭を取られていたりします。
先生の方も卒業生のことを覚えていてくださって、今でも交流のある恩師の方が数名おられます。メールという手段が増えて、子育て相談に乗っていただくこともあります。
こういうところも私立の一貫教育校のいいところかもしれません。
私は小学校以外ずっと私立育ちだったので、私立以外はよくわかりませんが、外から見るよりも本当にノビノビと学生生活を送ったことは事実です。
さまざまな教育を惜しみなく受けられる環境の中では、自分で考え、自分で好きなことを見つける思考を持つことがとても大事でした。そういう風に考える基礎を学生時代に自然に身についたのは良かったと思っています。
★子供の受験にはやっぱり悩む★
自分のこういう経験があるので、娘には受験をさせたいと思っています。
ただ、小学校で受験させるのか、中学校で受験させるのはまだ迷うところです。
関東にきて、小学校受験の過熱ぶりにビックリしました。 最初は自分と同様に中学受験でいいかなぁと思っていました。 でも、年中の秋を向かえ、考えているのも事実。 働くママが小学校受験に不利というウワサも聞き、一度はあきらめたんですけどね。。
折りしも関西では、来春から有名大学の小学校が開校ラッシュです。 (2006年同志社、立命館、2008年関学が開校予定です) 関西在住の同窓生は、みんな躍起になってる模様。 関西の小学校受験も来年からは関東と同様にスゴイ事になりそうです。
年中児をお持ちのママ。
みなさん、どうされるのかしら??

中学校受験のバイブル。
今でもある「力の5000題」という参考書。
これは各教科・最低3回はやりました。
2005年10月28日
「私はコレがしたい」と選んで主張できる力を
投稿者 有栖川ゆうこ
今回、このテーマがよかったなぁ、と思ったのは「オットと受験について、話し合う機会がもてた」こと。コレに尽きます。
今週、関連するテーマで数回オットと話をしたのですが、オットの結論としては
「(今はどうかわからないけど)娘たちが中学入学する頃に、まだ男子は丸刈り!なんて事言ってたら、中学受験も考えるかも」
ということでした。どうも公立中学時代の丸刈りが相当イヤだったようです(笑)。
「お受験」というと「目指すはいい大学へ!」という刷り込みがある状況なのですが、私たち夫婦の場合、自ら学歴志向からはどんどん離れていく人生を歩んできているので、こどもたちはどうなるのかなー?と、人ごとのように感じてしまう自分がいます(笑)。
我が家は地方在住の兼業農家です。
といっても、作っている作物は自家用のみ。そこまで本腰入った農家でもなく。
夫婦ともに、それぞれ開業している個人事業主として、仕事をしている環境で、こどもは現在3歳と5歳。
現在農業を担っているのは同居している義両親で、私は現在全く戦力になっていない状況で自分の仕事のみに取り組む事ができる環境です。
まず、地域特性として、受験するにも「受験する学校そのものが少ない」という背景があります。選択肢がないので、悩まなくていい、という事は言えるかな?私立の小学校自体が、ないので小学校受験はまずあり得ない。となると、中学受験をさせるかどうか…?
まだまだ先のこと、という感覚でしたが、考える機会を持つというのが、よかったなぁ、と。
そして、私は、タイトル通りですが
「私はコレがしたい」と選んで主張できる力を
と、願っていますが、それが受験とどうつながるかは、今はまだ未知数!という状況。
基本的には「こどもの持つ可能性を親がつぶす事になるのはイヤだなぁ」と、思うんですね。
でも、多少障害があったとしても、それを乗り越えられないなら、所詮その程度というか…。向いてなかったんじゃないの?と思ってしまうので、過剰にいろいろと親が用意するのも、ちょっと違うでしょー。と、思う私なのです。
(しかし、この「どこから過剰で、どこまでが適切なのよ」が、ひじょーーに難しい!のでちょっと極論かもしれませんが)
私は母がお針子をしていた時期があり、技術を持つって素晴らしい事だなー!と思って育ってきたので(詳しくは、みんなが洋服を手作りしていた時代 参照)、具体的にどういう職業、というのはないですが、得意な事を活かして生きていってくれたら、それだけでもう十分。
たくましく生きて欲しい!
「私はコレがしたい」と選んで主張できる力を持って欲しい
そして、手に職を持つ人になって、がんばってくれ!
そう願うばかりです。
今回、オットと話していて出てきた事は
「自分が生きていく上で、いつ何をして何が役だって、それがどう仕事に役だったのか。
自分に足りないもの、これができてたらもっとよかったかな?
そんな事を、親がまず整理できていないと、こどもの話にたどりつけないよね」
「お受験したとして、それで得た環境がその子にとってプラスなのかマイナスなのか、30歳ぐらいにならないと結果はでない。
本人だけでなく、社会も変わる。10年、20年先の事まではわからない。
悩んだり、考える事はいいけれど、子どもの未来は、親の意志だけでどうにかできるわけがない。本人が受験したいと言うなら、サポートはするけれど。」
というようなことでした。
自分は、小さい頃どうだったのか、進学の時にどういう選択をしてきたのか、はじめて話題にした事もでてきて、こどもの教育うんぬんは置いておいて「こ、こいつ、こんな子どもやったんか…(爆笑)」的なネタがお互いに飛び出し、非常におもしろかったです(笑)。(ちなみにオットは同学年です。)
■じゃあ、自分たちはどうだったの?
さて、ここからは、自分のためのメモのようなもの。
書いていたら異常に長くなってしまったので、お時間のある方だけどうぞ(^_^;)
◎オットの場合
オットは、丸刈りがイヤだったという中学まで公立で、高校が私学の特別進学コース。
その後がちょっと特殊で「あえて、専門学校」という進路をとって、先生たちから非難された過去を持つオトコ(笑)。
ここらへんは、「あまり書くな」と言われたので詳細は書きません。
オットいわく「高校の時の人脈(同級生は日本中にちらばって、いろんな職業についている)は、いろんな世代・地域の人と仕事をするオレには、かなり役立ってるけど、地元のみで仕事しているヤツには、メリットでもないのかも。活かすかどうかは、やっぱりそいつ次第やと思う」と。
◎わたしの場合
高校まで公立で、大学だけ、自宅から通える距離の芸術系4年生大学へ。
高校は公立でしたが大阪はかなりレベルが細分化されていていわゆる「進学校」に属する高校に通ってました。騒ぎを起こす子も少なく、かといって地区内のトップ高でもないので大学受験へのピリピリムードも薄く、ひじょーに居心地のよい高校でした。
一般の大学に行く選択肢は2年生ぐらいで捨てて、美術・芸術系を目指した私は、3年生の自由選択科目で「音楽・美術・家庭科」を同時選択。「ホンマ、『勉強』する気ないな、この選び方……」と、国公立や私学難関校受験系クラスに行った友達から、かなり言われたモノでした……。
3年生の夏は、デッサンの夏期講習に通ってました。デッサン力のなさにデザイン系は早々と退散。(そもそも、競争率が高いデザイン系が第2志望というのが、なめすぎ)
第一志望だった「メディア系」のみに絞る。推薦入試は「小論文のみ」で「楽勝や…!」と、非常になめきった受験生でした。
3年生の三者面談。担任は社会科系担当で、そもそも美術系・芸術系の大学に進む子自体かなり少ないですから、進路指導しようがない(笑)。私の志望校に関する知識はまっさら状態な担任先生へ「私は、ココとココを受けます。」と、宣言して「好きにしてください」状態で終了。というのが、未だに記憶に残ってます…(笑)
と、まぁなんというか「私は私がしたいようにしたい!」という部分はかなり実現しながら、荒波にもまれず過ごしてきたように思います。
(イヤな事を忘れているだけ?という可能性もるんですけど…)
ここで親が与えてくれた事って何だったかな?と思い返すと、
・高校受験のために、中学は進学塾へ
・芸術系は結構学費が高い。しかも姉2人はそれぞれ短大。一人で学費がかかる事に
こんなあたりでしょうか?
高校で、お世話になった美術の先生が「ゆうこさんの世界、好きだなー」と作ったものを褒めてもらう機会がなかったら、芸術系へ進もうとは思わなかったでしょうし、そう思うと塾に行く事で公立上位高へ進めた事は、今の自分につながっていると思うし、ムダではなかったなぁ、と。
大学は、自宅通学で下宿はナシ。ただし通学のために免許をとって、車も自分用に買ってもらったりして、3姉妹の中では一番、金銭的に与えてもらっている部分が多かったなぁ、と思います。
これは、はっきりいって「もうカネがかかるのもこの子で終わり!という末っ子の特権」以外の何者でもないでしょう(^_^;)
ありがとう、お父さん・お母さん!
ちなみに、姉二人は車の免許自体持っていません…。というぐらい大阪でも車の必要性が薄いところで育ちました。
◎こどもたちへ願うこと
「親に言われたから、親がこうだから」ということではなくて「自分がこうしたいから、この学校へ行きたい」。
親である、私たち自身がそうであったように、自己主張して、やりたい道を選んでいって欲しいと思います。
何せ、私もオットも10代後半は「自分が育てたこどもなんだから信用して。悪い事はしてない。」と、同じよーな事を親に言っては、好きに遊んでいた…時期があり…。
だから、オットが「受験はどっちでもいいけど、旅はさせたいなー」と、つぶやいていた事には、非常に共感するのでした。
2005年10月27日
子供の為にしたい事、すべき事
投稿者 fellow
「子供の小・中学受験、どうする?」・・・正直言って、全く考えた事がありません。私自身を含め身近に小・中学受験を経験した人がいない事、今現在の環境に不満がない事(満足しているとは言い切れない点は微妙だけれど)、そして一番は我が子に対してのメリットが即座に思い浮かばない事。単に私が縁がなかった言う事で知識に乏しいだけなのかも知れないけれど、受験だけが目的の行為が必要になる事にちょっぴり抵抗を感じてしまうのです。もちろん、勉強そのものは後に役立つ事も多々あるとは思いますが・・・。
これは現在小2の長女の今現在の言動を踏まえた上での考え、です。もし彼女が中学進学の際に自身の意思で選択肢を広げたいという希望を持ったら、賛同できる事であれば協力は惜しまない・・・つもり。(そんな事態を想像した事もないので、どの程度の覚悟が必要なのかも分からない、というのが本音)
長女は好奇心旺盛で何にでも首を突っ込みたがる性格という事もあり、数年先の事ですらまだまだ想像がつかないのだけれど、希望や目標が明確になってからでは間に合わない可能性のある「基盤」は今のうちに身に付けさせてあげたいと、事あるごとに感じています。それは勉強に対する姿勢であったり家庭での学習方法であったりと、具体的な学習能力についてではなく、精神面でのフォローが重要になってくるもの。母として子供達の支えになれるよう、頼れる存在でいられるよう、良い意味で気を張っていかなくちゃ、ですね。
家庭学習の際の子供との接し方について、先日購入したムックが参考になったのでご紹介させて頂きますね!

親子の時間(別冊宝島)
実はこのムック、私が毎日のようにチェックしているサイトの管理人さんご家族が誌面に登場されているという事で、興味本位に購入したものなのだけれど(もちろん内容にも興味を持った事もきっかけの1つ、ですが)、親子学習についての事例はとても参考になりました。今は成績を上げる事を目的とは考えず、親子の時間を共有する事での良い影響を目的として実践していきたいと思ってます。
その他に「子どもと私と私の時間」というお母さん1000人アンケートは、なかなかの読み応え。そうそう、ゆうこさんが以前紹介されていた、「コドモゴハンプロジェクト」のタクヤマシンさんが担当された、パパ&ママ向けの写真講座も掲載されていましたよ!
2005年10月26日
子どもの夢をどう育てる?
投稿者 常山あかね

先日、本屋で偶然「日経kids+創刊号」という雑誌を見つけました。子どもの大好きな中村俊輔選手のインタビューが掲載されていることと、コーチングのDVDのサッカー部門で奥大介選手が登場しているということで、購入しました。
従来の教育雑誌とはひと味違う、「子どもの夢の育て方・子どもコーチング」というテーマがちょっと新鮮。また、「親自身が自分の人生をきちんと生きる」姿勢が大切だという記事もあり、共感を持ちました。
ちなみにWMSの今週のテーマは「子どもの受験」。私自身は、子どもの中学受験を考えているわけでもなく、今どき珍しく学習塾にも行かせていませんが、教育に手を抜いているわけではない(ハズ)と、自負しています。
実際、子どもが興味を持ったことに関しては、スポーツや芸術、文化的な習い事などへの協力は惜しまないし、ふだんから子どもが関心のありそうな話題は、できる限り情報を提供するようにしています。
ちなみに、公立指向なのは、金銭的な理由から(だけ)では、ありません・・・。
税金を納めているのだから、それ相応の義務教育を受ける権利があり、逆に、市民として教育をよりよくしていく責任があると思うからです。
また、自分と似通った考えを持っている人ばかりではない多様性のある環境で暮らすことも、社会を理解する上では重要だと思います。
オプションとして、何かを極めたいのなら、家庭や学校外でそれを習ってもよいのではないでしょうか。
それに、最も大きな理由は、あえて、私立校に行くことによるメリットが、私には見えないからです。仮に、そのことにより、有名大学に入学できる確率が多少高くなったとしとても、具体的な人生の成功モデルと結びつくのかな?と思います。
今、私にできることは、本当はそれが一番難しいことなのだけど、子どもの夢を伸ばしてあげることだと思っています。
最後に、「夢を実現すること」に関連して、涙が出るほど感動したスピーチを紹介します。
アップル社CEOスティーブ・ジョブス氏のスタンフォード大学での卒業祝賀スピーチです。
(全文日本語訳されているページを見つけたので、リンクを張らせていただきます)
そして、ここに登場する名言
「Stay hungry, stayfoolish.(ハングリーであれ。馬鹿であれ)」。
を私自身の、そして今後の子育ての指針にしていきたいと思っています。
娘二人を中学受験させて思うこと
投稿者 fellow
我が家は現在高三(以下高)と中三(以下中)の娘がいます。
それぞれ私立の中学受験をしました。良かったこと、う~んと思ったこと色々です。
今日はちょっと振り返って書いてみようと思います。ちょっとでも参考になればと思います。(少々長いです)
○受験させた動機
(高)絵の仕事をしたいと小学校の高学年の時に本人が言ったので、10代のころにこそ専門の勉強をさせたいと思いました。大学付属の美術系の中学を受けました。ちなみに中学受験では実技はなく国語・算数のみでした。
(中)特にやりたいことも決まっていなかったので公立に行かせる予定でしたが、その当時学区の公立中学がものすごく荒れていました。娘の性格からしてもわりと朱に交わると・・・というちょっと心配なところもあるので、校風は固めだけれど運動部などクラブが盛んな学校を受けさせました。エネルギーをそっちに使って欲しかったって感じです。
○入れて良かったと思うところ
(高)芸術系の学校は校風が自由で個人主義なので、人と違うことをしていてもいじめられたりはなく、みんな好き勝手に伸び伸びやっているところが良かったです。また美術・家庭科・書道などの時間が普通の3倍はあり、作品を沢山作り先生も個性的な方が多く楽しい6年間だったようです。大学は進路が変わり他校に行くことになりましたが6年の実績をAO受験で生かせました。
(中)練習も先輩後輩との上下関係も厳しいバトン部に3年間所属して、そこで家庭からでは学べないような忍耐と社会性が身につきました。部活だけなら公立も良いところはあると思いますが、礼儀や身だしなみも厳しく、勉強面でのフォローもかなりあり(学習センターという専門の補講システムがある)、娘が間違った方向に行かなかった、トラブルに巻き込まれなかったという意味で良かったと思っています。
全員髪の毛黒いです。
○どうかなぁーと思うところ
(高)まず中高一環(更に大学までエスカレーター式)だと、学力では一般の公立の受験生よりかなり劣ります。お気楽でぬるま湯的でハングリー精神に欠けるとは常々思っていました。それから女子だけということろも好き勝手に拍車をかけていたと思います。(ちょっとだらしない)
(中)体育会系は良いところもある反面、全体主義的な学校の考え方に馴染めなかったところは多いです。宿題を忘れて家まで取りに帰らされたり(往復2時間以上かけて)カバンの中を抜き打ちでチェックされたりちょっと驚きました。
運悪く良い先生にも当たりませんでした。私立だから良い先生ばかり揃っているということはないと思います。女子校だったはずが共学になってしまうし、場所も移転するしで「話が違う」と思ったことは多かったです。
○心配な費用
もちろん二人私立に入れるっていうのはやはりかなり大変ではあります。特に3つ違いだとダブルでかかりますので中~高に上がるとき、高~大に上がるときはひぃ~って感じです。ただ入ってしまったら塾にはいかないし、学校だけでかなり充実しているのでその分はかからないし、なんと言っても受験の心配から解放され子供も親ものんびり過ごせるのは正直楽でしたね。ちなみに付属の中~高に上がるときなど入学金は一般と同じようにかかります。(学校によるかな?)交通費もバカにならないです。
それでも想像していたよりはどうにかなるものです。子供のために苦労するのは親のモチベーションアップにもなるので仕事のやる気には繋がりますね。
○まとめ
公立でも私立でもどこに行っても伸びる子は伸びます。ただし落ちる、巻き込まれるのを防止という意味では私立は安全性はやはり高いと思います。私立にもいじめも無いわけじゃないけれど、比較で見れば軽いと思います。公立はいいところと荒れているところに差が激しいです。私立は学校によって勉強面のフォローや特色はかなり違います。文化祭などに行くのもいいですが、やっぱりそこに行っている人に話を聞くのが一番だと思います。私はネットで情報収集しました。
今回AO受験させた時もソーシャルネットワーキングなどで大学のコミュに入りそこの学生にいろいろ話を聞いてから臨みました。
学校は偏差値だけで進路を決めずに、むしろ学力面以外の校風を見て子供の性格に合いそうなところに行かせるカジュアル受験?(笑)が良いんじゃないかなーと思っています。10代の貴重な時間をいかに充実して過ごせるか、その1点だけを考えて選択してきました。どうぞお子さんに合ったよい学校を選んでくださいね。
2005年10月24日
vol.55:今週のテーマは、「子供の小・中学受験、どうする?」
投稿者 村山らむね
先週までのテーマの、「ズバリ、旦那さんとどうですか?」には、たくさんの匿名コメントならびにトラックバックをいただき、ありがとうございました。匿名のコメントには、考えさせられるコメントが多数。また、スタッフからのエントリーは、日ごろの我が家の夫婦のコミュニケーションのあり方を考えされられるものばかり。また、この夫婦モノはぜひ取り上げたいと思いました。
さて、今週のテーマは 【子供時間モード】
働きながら、子供の受験までさせるなんて、まったく考えていなかったのが、最近ではワーキングマザーがお子さんを私立の小・中学校に受験させるというケースが珍しくなくなってきているそうです。また、私立学校の資料などをみると、放課後も学校内でプログラムを受けられるというサービスを実施して、両親が働いている子供も視野に入れた学校づくりをしているというようなケースもあります。
みなさん、率直に、どう考えていますか?受験させたい?させたくない?また、ワーキングマザーでいらして、かつ、お子さんの小・中学校の受験にトライされた方、ぜひぜひ、その貴重な体験の苦労話などを教えてください。(特にフルタイムの方の経験談、お待ちしております)
●ブログを持っている方は、ぜひこれについての記事を書き、トラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://wms.kir.jp/cgi/mt-tb.cgi/1551
を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!
●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、dummy@wmstyle.jpを使ってください。
※お子さんのことでもあるので、個人・地域・学校が特定されることによって、誰かが不愉快になるような書き込みは、おやめください。
ところで、我が家。
まったく考えていませんでした。今も、ほとんど考えていません。
理由は
・中学校が近いこと
・塾の費用に家計が追いつかないこと(今でさえ、習い事3つで、ぜいぜいです)
・3月生まれを言い訳にしたくありませんが、あまり成績がよくなく、勉強嫌いなこと
逆を返せば、もうちょっと経済的なゆとりがあって、もうちょっと勉強ができれば、ぜひ、トライさせたいという気持ちが、正直あります。
娘は今、2年生。4年生の春には決意したいところ。それまでに、彼女の心の中に、何かに挑戦するという気持ちが芽生えてくれれば、ぜひ応援したいなあと、漠然と思っています。
あと、自分の体験ですが、私は小6から進学塾に通って、中学受験はしなかったものの、中学受験の勉強自体にはものすごく面白さを感じました。塾で初めて勉強の面白さを知ったのです。だから、受験はさせなくても、進学塾には通わせたいなと、密かに思っています。
あと、もう一つ自分の体験ですが、私は大学のみ私学でした。割と裕福な子弟が通う学校で、4年間どうしても馴染めませんでした。正直、かなりコンプレックスに悩みました。今の私立はどうなのでしょうか?
ぜひ、みなさんの考えをお聞かせください。
2005年10月13日
出産と子供の「はてな?」
投稿者 fellow
先日、小学校来の友人が第二子を無事出産しました。小2の長女を引き連れ病院までお見舞いに行ったのだけれど、新生児の小ささと言ったら・・・我が家の子供達を比較対象にしてしまうせいか、信じられなくて。いや、うちの子も新生児時代はそれなりに小さかったですよー(笑)。
友人から出産時の出来事を聞いている時に、長女から質問が。
「○○ちゃんのママはおなか切った?」
・・・ここのところ出産の話になると、長女が必ず尋ねる質問がこれ。以前こちらでも書きましたが、私は次女を帝王切開で出産。そのせいで長女は「赤ちゃんはおなかを切って産む」と信じているのです。うーん、この彼女の知識をどう修正しよう。
友人は長女からの問いかけに「私は切ってないよ」と返答。すると長女は「それじゃどうやって産んだの?」と、これまたお決まりの質問。結局この時はタイミング良く?看護婦さんが現れこの質問への回答はうやむやになってしまったのだけれど、何時かは教えてあげなければいけない事、ですよね。ただ、私にはうまく教えてあげる自信がまだありません。
単に出産についての知識を与えるだけなら、幼児用の絵本や教材を使って何とか伝える事ができるとは思っているのだけれど、出産にまつわるアレコレについて(察して下さい・・・)、それに対するその後のフォローが私にはまだ重荷に感じてしまうのです。1つを知れば全てを知りたくなるのが子供の好奇心。全てを知るのはまだ早くない?もし何も知らない友達に自分が得た知識を自慢げに伝えたら・・・考え過ぎなのかも知れないけれど、心配は尽きません。私自身は両親とそのような会話をした記憶はなく(忘れているだけかも知れないけれど)、全てを知ったのは小・中・高校での授業がきっかけでした。私も本音を言えば、できればその道のプロにお任せしたい!ただ、「知りたい!」という欲求が芽生えた際に正しい知識を与える事も親の務めだとも思うし・・・。
子供が妊娠・出産に接した時に必ず湧くであろう「はてな?」。皆さんはどのように向き合いましたか?書籍などもご紹介頂けると嬉しいです!(集子さんのこちらの記事も参考にさせて頂きます!)
2005年10月11日
朝日小学生新聞を愛読しているのは
投稿者 村山らむね
我が家は、旦那のお母さんが、学研の科学の年間購読を娘にプレゼントしてくれています。それを私の両親に言ったら、負けず嫌いの父が、「朝日小学生新聞」の購読を毎月プレゼントしてくれています。
月曜日以外の毎日朝に届けられるこの新聞。とり始めて、1年が経ちました。
結果。
私が愛読しています!
とにかくわかりやすい。イラストが豊富。だから、たとえば地球温暖化とか、スペースシャトルのしくみとか、ものすごくよくわかるんです。
何かちょっと難しい事件があると、最近の私は、すぐ小学生新聞で理解するという行動に出ます。娘と取り合っているという図がよく我が家では見られます。お恥ずかしいことに。
週刊ママタイムズというママに向けたコーナーもあり、読み応えがあります。全体で8ページという薄さですが、親にとって結構ためになる記事も多く、また何より、教材や塾の情報が豊富なのがありがたいです。まだ受験は考えていませんが、受験関連の情報を入手する手段としては、かなりツカエルと思います。
ちなみに、娘ですが、マンガコーナーに夢中。たまに気になる記事を切り抜いていたりして「おっ」と思ったりするのですが、プレゼント情報だったりするので、ちょっとがっかり。我が家は、小学生新聞を含めて、4紙とっているので、すぐに新聞が貯まってしまうのが、辛いところです。
3大新聞では、朝日のほかに、毎日も小学生新聞を出しています。
●朝日学生新聞社
●毎日小学生新聞
活字離れと言われている昨今。ちょっとでも新聞などに触れてくれるだけでも、いいのかなと、思っています。(自腹じゃないというのも正直大きい)
2005年09月28日
小学生ママの新・家庭教育誌「エデュー」
投稿者 竹之内ふうこ
めっきり涼しくなりましたね。スポーツの秋、食欲の秋、そして読書の秋。
先日、娘と本屋さんの子供向け本コーナーをウロウロしていたら、小学生ママ向けの雑誌を発見しました。小学生ママの新・家庭教育誌 [エデュー]edu という雑誌です。赤ちゃんや幼児のママ向けの雑誌はたくさんあるけど、ターゲットを小学生ママに絞った読み物というと、通信教育の教材についてくる父母向けの冊子くらいしか知らなかったので、即買いでした。
特集が、なんともそそるのです(笑)
「脳力は12才までに決まる!」という大特集では、脳が急激に成長する小学4年生~6年生の期間(「ゴールデンエイジ」と呼ぶそうです)は一生の中でも大切な能力アップのチャンスであることや、脳が急成長を果たした後ゆえ急に反抗したりするようになる時期(「9歳の壁」というそうです)があることなど、親が知っていれば上手く対処できるのでは?と思えるようなことが満載です。そんな脳のちょっと難しいお話が、「脳を鍛える大人の計算ドリル」などで知られる脳科学者 川島隆太先生と、ママ代表の服部真湖さんとの対談を通して、発達時機に合わせた親の関わり方などとともにとても分かりやすく読むことができます。
その他にも、ゴルフの横峯さくらさんやサッカーの中村俊輔さんら天才たちがどんな