投稿者 湯河原こむぎ

中三の娘が入院しました。病名は「伝染性単核症の疑い」。
・・・ここに至るまでが大変でした。そういう病気だとわかるまでが、ものすごく長かったです。
このエントリー長いです。でも、お子さんをお持ちの方に知ってほしくて。長いですがおつきあいください。
6/9(水曜日の朝)
「背中が痛い」とメソメソしながら娘が起きて来ました。「パソコンのやりすぎ。」などと叱りながら、もしかして筋肉痛?とも思い聞いてみると「月曜日にバドミントンをした。」との事。それだ!「筋肉痛だよ。そんな事で学校は休めないよ。」と言い、先月の体育祭の練習で足をひねった時にもらった痛み止めが残っていたので、それを飲ませて登校させました。
念のため「一時間目が終わったら、どんな感じか電話しなさい。」と告げました。二時間目が終わったところで電話があり「痛くなくなった〜(*^−^*)」との事。その日は一日普通に過ごし「全然大丈夫だった〜!」と元気に帰って来ました。
6/10(木曜日)
朝、元気に出かけて行きました。
お昼に電話があり「なんかちょっと背中が痛くなって来たような気がする」と言うので「授業には全部出て、部活やらないで帰って来なさい。」と伝え、足をひねった時にお世話になった整形外科へ。
先生は背骨を手で触り、「一日の中で、いつが一番痛いか」「最近いつスポーツをしたか」などの質問をしました。一番痛いのは「朝起きた時」、月曜日・バドミントン、今日、体育で陸上をしたという答え。
以上の事から「成長痛」との事。え゛ーっ、身長150センチしかないのに。
んー、なんとなくしっくり来ないまま帰宅。しかし、本人は「なんで痛いかの原因がわかってすっきりした〜!」とほっとした様子。←A型・・^^;
楽しく会話しながら夕飯をいつも通り食べたあと、しばらくすると「ゾクゾクする。」と。え゛ーーっっ!「さっき病院に行った時、なんで言わないの!」と言うと「さっきは冷房で寒いんだと思ったんだもん。」きーーーーっっっ!言えよっ!その時っ!・・・と思う、鬼母。(だって、明日は仕事絶対に休めない!)
・・・みなさん、そんなことってありませんか?学校から帰って来て、さんざんDSやったあとに「喉がすごく痛い」とか。帰って来た時にすぐ言えば、病院に行けたのにっ!・・・って言う事。
話を元に戻しましょう。
熱を測ると37.8。かなり高めです。お風呂に入らずに寝かせました。寝る時にもう一度測ると38度を越えていました。以前小児科でもらったコカール(解熱剤)を飲ませました。
6/11(金曜日)
朝、熱を測ると38.3。今までは、解熱剤飲ませたら、だいたい次の朝には37度台になっていたのに。これはやばい。インフルエンザ以外では、あまりこういう事はなかった。
小さい頃からずっとかかっている小児科に行きました。
昨日の整形外科の話を伝えると「レントゲンは撮りましたか?」と聞かれ「撮りませんでした。」と言うと「えっ、撮らなかったの?撮った方がいいかもねー。」と言われました。レントゲン以外の診察をすると「喉もきれいだし、咳も出ていないし。最近、大人で『熱だけ出た』って人がちらほら来ます。ウィルス性のものかも。」との事。
「インフルエンザって事はないですか?」と聞くと「うーん、今の症状では考えにくいですねー。この付近では、先週一人出ていますが。」と。抗生物質・解熱剤をもらう。
・・・この日、仕事休めないので、家に娘をおいて(じじばば同居です)仕事に行きました。・・・
夕方。すっかり熱も下がっているだろうと予測して家に変えると、ベッドの中でうつろな目をして、じっと動かない娘が。熱を測ると38.7!
やっぱ、おかしいよ、これ。きっとインフルエンザ!と思い、また小児科へ。状況を話し、インフルエンザの検査をしてもらうと陰性でした。先生は「水分をたくさん摂って、今日渡したお薬を飲んで寝ていれば、よくなると思います。お薬が終わる頃になってもよくならない場合は、もう一度来てください。それと、薬が終わっても(3〜4日経っても)背中の痛みがひかなければ、整形外科でレントゲンを撮ってもらった方がいいと思います。」との事でした。
インフルエンザではなかったので、ちょっと安心しました。
6/12(土曜日)
木曜日から娘の部屋の床で寝ています。
早朝4時・・・娘が「熱が下がった気がするから熱測ってみる。」と言って測ってみると
「40.0」・・・え゛っ、10の位が「4」なんて初めて見た。
なんですとーっっっ!解熱剤を飲ませました。2時間くらいして熱を測ると38.4。
んー。いいのだろろうか、これで。医者の友達に電話して意見を聞いてみると「熱がなかなか下がらないって事、わりとよくあることなので、他に症状がなければ(水分もいっさい受け付けないとか、お腹も痛いとか、頭が割れるように痛いとか・・・)、水分をたくさん摂って、もらった薬を飲んで寝ていれば、少しずつよくなると思うよ。インフルエンザじゃないって事だから、その点はちょっと安心だね。診察したわけじゃないから一概には言えないけど、薬が終わっても治らない場合は、レントゲンとか血液検査をした方がいいと思うけど。」と言う。
そうかー。それしかないかー。わかった。様子見る。
・・・と思っていたのですが、17時頃、またまた39.9度。しかも、ほんとに動かない。テレビも見ないし、本も読まないし、あんまりしゃべらない。明日は日曜日だし、心配になって、近所の内科へ。ここは、いつも行く小児科がやっていない時に行っている病院。
先生は「んー、喉もそれほど赤くないし、薬ももらっているんだよねー。そしたら、それを飲んで寝ていればよくなると思う。熱が下がらないことってよくあるから。」って。
ここまでで、私、三人の医者に意見を聞きました。
我が家的には、こんなに高熱が続く事って今までになかった事なんだけど、お医者さん的には「よくあるケース」らしい。もらった薬を最後まで飲んで様子をみてごらん。」と三人とも口を揃えて言う。
ちょっと私もねばってみて「はあはあして苦しそうなんですけど、注射とか点滴とか、なんか方法ってないでしょうか?」と聞くと「うーん、注射をしたから早く治るってわけでもないし、点滴は水分を摂取するくらいなのでねえ。必要ないと思いますねえ。」って。娘は水分はたくさん摂って、ご飯はいつもの半分くらいの量ですがとりあえず食べる事は出来ていました。
先生は「じゃ、とりあえず、インフルエンザの検査をもう一度してみましょうか?」と言って検査をしました。今日も陰性でした。
6/13(日曜日)
高いと38度台。薬を飲むと37度台。そんな感じで過ごした日曜日。熱も昨日までよりは多少低くなって来たし、少し元気になって来た。熱が下がっている時は、本を読んだりもするようになって来た。これが医者が言う「薬を飲んでいれば少しずつよくなる」的な事なのかな・・と思いながら。
6/14(月曜日)
朝起きたら38.5。やっぱ、だめかあ。
今日は、総合病院に行く事にした。
今日までに行った整形外科・小児科・内科よりも、この総合病院が我が家から一番近い。でもワーキングマザーはもちろん、働いていないママでも、ここに連れて行こうとは思わない病院。だって〜、混んでる。時間がかかる〜。だから行きたくないっ!
ただ、いい先生が揃っている(って、上に書いた医者の友人が言ってた)。実家の母もこの病院で乳がん・クモ膜下出血も治してもらった。
医者的には「よくあること」でも、自分としては「今までにないケース」だと思うので、大きい病院で診てもらおうと思い受診。
先週の水曜日から今日までの娘の状態を伝え、「いつも行っている小児科の先生(←この総合病院出身)に、薬が終わる頃になってもよくならなければ、総合病院で、レントゲンとか血液検査をしてもらった方がいいと言われたので来ました。」と、多少脚色して、3人の医者から言われた事をひとつにまとめて伝えました。若ハゲの先生はとってもやさしく丁寧に診てくれて、娘にも「学校は忙しい?中3だと大変だよねえ。部活はなに?」といろいろと質問していました。
「じゃあ、レントゲン撮ってみようか。」という事でレントゲンを撮りました。
「カルシウムばっちり摂ってるって感じのしっかりした骨格だし、背骨も曲がっていない。肺も綺麗だから肺炎でもないし、この写真と診察の結果からして、血液検査をする必要はまったくないですよ。背中が痛いのは風邪から来る筋肉痛だと思います。」という事でした。
念のため、解熱・鎮痛剤8回分・背中の貼り薬(湿布的なもの)を70枚(!)出してくれました。
娘は安心し、夜は熱も36度台になりました。ただ、まったく食欲がなく、ほんの少ししか食べません。
6/15(火曜日)
朝、熱は37度。ま、このくらいは平熱の範囲内でしょう。娘も学校に行きたがっているし、テストも近い。普通に登校して行きました。私は仕事へ。
12時過ぎに学校から電話がかかって来ちゃいました。がーん。
熱は37度くらいですが、クラクラする。給食の時間だけど食欲がないので保健室で休んでいます・・との事。14時頃までには行けますと伝え、マッハ15で仕事を終わらせました。
保健の先生に今までの経緯を話し「レントゲンをとってもなんでもないと言われたし、もうこれ以上、どうすればいいのかわかりません〜っっっ。」と言うと「良質のタンパク質を摂って、ゆっくり休む事ですね。」と言われました。
帰ってからすぐに寝て、夕飯の時に起きて来ると上唇が腫れている。「どうしたの?」と聞くと上唇の内側に5〜6個口内炎が、かたまって出来ていました。初めて見ました、こんなの。口内炎がいっぱい出来るってなんかやばそう。免疫力の低下とか。喉も痛いって言ってるし。
しかも「おかあさん、ここさわってみて。」というところを見ると、耳の後ろと首の付け根の二か所にぐりぐりが出来ている!なにこれ!これって「リンパ腺が腫れている」ってやつじゃない?やばいよやばいよ←出川かっ。
明日、また総合病院に行こうと心に誓う私。
6/16(水曜日)
朝、起きて来た娘の顔を見てびっくり!上唇がドナルドダックみたいに腫れているし、顔もむくんでいる。絶対におかしいよ。
おとといの優しい若ハゲの先生に、月曜日から今日までの経緯を話し、口内炎を見せる。「わー、すごい。こんなの見たことない!でも、すごくいい薬があるからそれを出すね。すごく効くよ。」と先生。それから、ぐりぐりの事も聞く。「これは、口内炎が出来てるから、リンパ腺でバイ菌と戦ってるから腫れるんだよ。」との説明。
口内炎の薬を出してもらって終わり・・・そうになった。
その時、娘が「おとうさんが『口内炎が出来るのはご飯をちゃんと食べないからだぞ。栄養失調だ』って言いました。」と言ったら、先生が笑いながら「栄養失調の人は、こんなに肌つやがよくありません。肌に弾力もありません。おかあさん、さくらちゃんは偏食なんですか?」と言うので「好き嫌いはあるけど、栄養失調ではないと思います。おとうさんが言うのは、ここ数日、ほとんど食べないから・・・ってことだと思います。」と言いました。
「一応、血液検査します?」と先生が聞きました。月曜日には、私が血液検査もしてほしいと言ったら「その必要はまったくありません。」と言っていたのに。先生は、私がご飯を与えていない鬼母だと思ったのか(←ジョークですよ・・・)「ついでに栄養失調じゃないかどうかも調べておこうね。」と言って血液検査をしました。
一時間後。
出た結果を見ながらお話を聞きました。
先生は「まず、結果から言うと・・・入院です。」
・・・にゅ・にゅ・入院〜?
だって、さっきまで口内炎の薬出すからねって帰るとこだったのにー。

肝臓の数値がものすごく高かったのです。この数値は、正常値の10倍!お酒も飲まないのになんで?そして「炎症」を示す数値も高い。・・・という事は「肝炎の疑いがあります。」との事。
肝炎〜っっっ!親戚のおじさんが肝炎で苦労してた。まじでか。がーん。
最近海外に行ったか?生の貝を食べたか?たとえば牡蠣とか・・と聞かれました。海外には行っていないし、娘は貝が大嫌いで、火を通しても絶対に食べません。
入院は予定としては一週間。様子によっては長引く事もある・・・と説明を受けました。
喉と鼻の検査もしました。「この検査の結果によっては個室にする可能性もある」・・と先生が言っていたので伝染性のものかどうかを調べたのだと思います。入った部屋は6人部屋(でも、一歳のあかちゃんが一人いるだけでした。)なので、うつらないもののようです。
入院の部屋に移ってから、点滴の針を入れるために娘は呼ばれて行きました。戻って来ると点滴のガラガラをひいてすっかり病人みたいになっていました。
ここ数日、食欲がなかったので血管がなかなか見つからず、三人の先生が入れ替わり立ち替わり針を刺したとの事。一回は針が折れてしまったって。また、その時にもう一度血液を採ったとの事でした。
夕方、外来の先生とは別の、担当医が来て説明してくださいました。
ここで初めて「伝染性単核症」という病名が出て来ます。
私は「初めて聞く病名」と思ったのですが、ワーキングマザースタイルの2007年に記事がありました。
このページなどが参考になるかと思いますが、EBウィルスというものに感染する事によって起こる病気で、通常は小さいうちに感染し、なんの症状もないままに抗体が出来るらしい。(3才までに8割、大人で9割)
発熱・喉の痛み・首のリンパ節の腫れなどの症状が現れ、肝臓が腫れたりするらしい。
先生の話によると「治療法がないので、点滴をしながら様子を見る事になる。そうするとそのうちに自分の力で治せる病気。」との事。小さい頃に自然とかかり知らないうちに抗体が出来るようなものであるので、放っておいても2〜3週間で自然治癒するものらしい。ただ、高熱や喉の痛みやだるさは続くらしいけど。
入院することにshockを受けている娘には「ずーーっと3週間も具合が悪いまま、早退したり休んだりして、おかあさんに『病院でなんでもないって言われたのに、なにダラダラしてるのっ!』って怒られ続けるより、原因がわかって、お医者さんがいるところで、点滴してもらいながら早く治せるんだから、よかったんだよ。」と説明しました。
病院でする事は点滴のみ。その点滴は「維持液」というもので「 経口摂取不能又は不十分の水分・電解質の補給・維持」。そして安静。小児科病棟だったので、両親と祖父母しか面会出来ないし、同じ部屋には1歳のあかちゃんしかいないので退屈だろうと思い、面会時間の間は必ず行きました。
最近、病院はケータイもOK。「使ってはいけない場所」以外では、人の迷惑にならなければ使えるので入院中も安心でした。
「朝ごはん、どんなものが出たの?食べられるものあった?」とか「今日は、2時頃に行くよ。」とかメール出来たし、娘からは「唇の腫れがひいたよ。」とか「さまあ〜ずのDVD持って来て(あほかっ!・・・でも元気になった証拠)」とか「今、血液検査したよ。(腕に絆創膏貼った写メ付き)」とか、様子がわかったのでよかったです。
当初「一週間程度の入院」と言われましたが、二泊三日で帰る事が出来ました。水曜日に入院し、金曜日の午前中に血液検査を行い、数値がぐっと下がっていたので退院する事が出来ました。
ただ、まだ学校には行ってはダメで、来週の火曜日(6/22)にもう一度外来で血液検査をして、その結果がよかったら水曜日から学校に行っていいよ。と言われました。
無事、6/22血液検査をクリアし、23日から学校に行けました。しかーし!23日から中三・一学期の期末テスト。めっちゃ大事な試験!試験の日になっても退院できなかったらどうしよう!?と頭を悩ませていましたが受ける事が出来ました。高熱が続いている間は、ずっと「寝たきり中学生」になっていたし、入院中はもちろんのこと、勉強もまったく出来ず、塾もずっと休んでいたので、ほんと点数が心配でしたが「受けられないよりはマシ」と思う事にしました。
入院する前も休んだり早退したりでしたので、病院に行って何か診断がつくたび(「成長痛」とか「インフルエンザではなかった」とか「レントゲンは異常なしでした」とか「EBウィルスらしい」とか)、逐一、保健室の先生と担任の先生には連絡をしていました。
特に「伝染性単核症」と言われた時は、あまりにも意外な結末だったので、ぜひ保健の先生にも知っていただきたいと思い、学校に行って詳しくお話しました。「熱が下がらない」って何度も保健室に来る子、きっといると思うんです。一年間に何人かは。そういう時に「あまり何日も熱が続くようだったら、血液検査してもらうといいかもよ。」って先生が声かけてあげる事も大切かなって思ったので。
担任の先生や教頭先生も、とっても気にしてくださり「テストの時、あまり体調がよくなければ、保健室の隣の会議室でテストを受けて、休み時間は保健室で横になってもいいからね。」と言ってくださいました。本当に先生方に感謝です。
今回思ったこと。
お医者さんは、みんな口をそろえて「熱が下がらない事ってよくある事なので今日出した薬が終わる頃になっても下がらなかったら、その時にもう一度来てください。」って言うの。
え゛ーっ、先生にとってはよくある事かもしれないけど、うちの子は、今までに熱が何日も下がらなかった事なんかないんだよーって思ってました。
結局、親のカンの方が正しかったんですよね。「この子の体になんかおこってる。」って。
みんなー、自分のカンを信じようっ。だって、私は「おかあさん」なんだもん。
だらだらと長い記事、すみませんでした。ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。ぜひぜひこんな事もあるんだ〜という事を心の隅っこに覚えていてください。
たまーに、自分も「なんだか風邪がちっとも治らない。微熱があるし、だるくてだるくて。」なんて思う事が何年かに1回くらいある。そんな時って血液検査をすると、なんかのウィルスに感染していて、肝臓の数値が上がっていたりするのかもなあ・・・なんて思った今回の出来事でした。
子どもに興味がない親が増えてる?
投稿者 湯河原こむぎ
このたび、四月から、受験生の母となったこむぎです。
私は神奈川県(←独特な高校受験制度)に住む中3女子の母です。娘は町立の中学に行っており、成績は、学校では「ごくごく普通」、塾の模試では「あっちゃー(×_×;)」、性格はおっとりのんびり野郎です。
希望する進路は、高校は県立の普通高校。特に上位校を目指してはいません。実力に見合った高校に行きたいと思っています。大学は美術系の学科に行きたいと思っています。
私自身ものんびり屋、特別教育熱心ではないのですが、やはり娘は「ひとりっこ」で、初めて受験を体験するので、親子ともども、わからない事ばかり。直前にあせらないように下調べや情報収集はできるだけしたいと思っています。
私の主な情報源は「塾」。1年生の時から行っている塾で、学年が変わる時に「説明会」が催されて、その年の受験の傾向や、この塾の子どもの結果などが詳しく話されます。
私は、神奈川県独特の点数の配分などについては、この塾の説明会で初めて理解出来ました。学校でも、まだ1、2年生のうちは、生徒に詳しくは説明していないようです。「2年の3学期の通知表の点数の合計を3倍したものが目安となるよ。」程度。
私が中学生の時から、神奈川県は特殊な制度でしたが、今も特殊な事に変わりはないけれど、昔(親の時代)とは、まったく違って来ています。
受験をするのは子どもですが、まずは親が詳細を把握するという事もとても大切な事だと思います。
最近、とってもびっくりした事。
中学生になると家庭訪問がない学校もあると聞きますが、娘の中学においては、毎年恒例の「家庭訪問」。今年のプリントには「今年度から、2、3年生は希望制になりました。」と書いてあり、まずは「家庭訪問を希望する・希望しない」という質問があり、希望する場合は、希望の日時を記入するようになっていました。
この時点で「希望制だなんてありえない〜!でも、普通中3だから、みんな希望するよね。」と思っていました。
後日、家庭訪問のタイムスケジュールのプリントが来たら、びっくり!約30人のクラスで、家庭訪問をする家庭がわずか11軒!一覧表はスカスカの隙間だらけでした。なにこれー?みんな、それでいいのー?と愕然。希望している人(表に名前が載っている人)のほとんどは、授業参観などでもよく顔を合わせる人ばかり。
みんな不安じゃないのかなー?受験制度とかちゃんとわかっているのかなー?と、他人事ながら心配になりました。お仕事を休めない人もいるでしょう。上の子がいるので、受験制度について、もう充分わかっている人もいるでしょう。でもさ、でもさ、もう少し子どもの事に興味を持とうよ〜!と思いました。
娘のクラス担任は、4月に転任して来た先生。今までの学校生活の中で、きっと「一番大変で、大切な一年」にいろいろとめんどうを見ていただくことになるであろう先生なので、私はぜひお話してみたいと思っていました。
まず、家庭訪問の前段階としてA4裏表にいろんな質問がびっしりと書いてある調査票が配られました。「お子さんと話し合いながら記入してください。」と注意書きがありました。起床時間・就寝時間、朝食は食べているか、毎日勉強する時間はどのくらいか?塾に行っているか?行っている場合はどこの塾か?ゲームをする時間、ゲームの種類、テレビを見る時間、テレビを見る時は、親と一緒か、ひとりか、仲のいい友達(6人書く欄がありました)は、お手伝いはするか、担任に求めるもの、学校に求めるもの・・・多方面にわたっての生活調査でした。これは、家庭訪問を希望する・しないにかかわらず、全員が記入して提出します。
家庭訪問当日、その調査票に基づいて、先生といろいろとお話しました。
話していたら、先生のお子さんも、娘と同じ塾に行っているという事で(場所は違うが)、話が盛り上がりました。「あの塾、宿題多いですよね〜。」というと「うちの息子も『塾の宿題が多くて学校の宿題が出来ない』とか本末転倒な事を言ってるので『ばか言ってんな、じゃあ、塾やめろ!』と叱ってます。」って言ってました。
まだ担任になって短期間であるのに(記事、今頃になってしまいましたが、家庭訪問は4/26でした)、娘の事もよく見てくださっているようで、日常の娘の様子も詳しく話してくださいました。
受験の傾向についても話していただけて、この不況の時代、有名私立を目指して勉強していた子が、親の仕事の都合(収入減、失業等)で公立高校に変更するという事も増えて来ている、そして「公立高校無料化」で、公立高校を希望する生徒が増えている、という事で、やはり、そのしわ寄せは成績の低い子のところに一番来てしまう・・・との事でした。あっちゃ〜、しわ寄せはうちの娘にも押し寄せる〜。
先生とお話することで、学校での娘の様子を知る事が出来ましたし、受験の傾向も知る事が出来ました。また、塾ではもうずっと前から、志望校を数校書いて提出をしていますが、学校ではいつ頃からそういった具体的な事が始まるのか・・という事も聞くことが出来ました。のんびり屋の娘からは、そういう事が逐一報告されないので、あらかじめ時期を聞いておけただけでも安心出来ました。先生の人柄や、受験に対する先生なりの取り組みの姿勢もわかり、信頼できそうだなと思いました。←上から目線・・・失礼^^;
家庭訪問を受けず、塾にも行っていないお家では、こういう事について不安はないのかな〜。ま、頭が良ければ、何も心配は要らないのかな〜。うらやましいよっ。
だけどさあ、みんな、もう少し子どもの事に関心持とうよ〜!と思った「希望制・家庭訪問」でした。
2009年10月15日
フランス式?理科の授業
投稿者 津田実穂
息子が9月に小学校に入学しました。
といっても、フランスでは幼稚園と小学校の低学年は大抵隣の敷地にあり、あまり変わった感はないのですが。さらに息子の学校は幼稚園と小学校低学年は全くキャンパスが分かれてなくいつもごっちゃにいるため、入学、という感じは全くありません。
それでも、勉強が本格的に始まる、という意味ではやっぱり小学校は違いますね。
理科の授業内容がおもしろかった(不思議だった)のでご紹介します。
小学校に入って1ヶ月ほどしてから、初めて理科の授業があったしく、初めて理科のノートを持って帰ってきました。(あまり厳密な時間割りはない?)
どんなことやったのかな?と思って見ると、
青 + 黄 = 緑
赤 + 黄 = オレンジ
青 + 赤 = 紫
というのがずらずら書いてある。
ついでに塗ってもある。
これって理科というより美術では????
と日本人である私は思うのですが。
その後、遠足のお知らせが来ました。
理科の授業の一環として、オルセー美術館に色の勉強をしに行きます。
と書いてありました。
ますます美術っぽいんですけど。
フランスって、何かと授業が美術化してる気がします。
実は、算数でも、絵をたくさん描かせられます。
足し算でもかけ算でも絵を描いて数を数えてから答えをださせる、というやり方みたいです。
例えばこんな問題がありました。
人形が5つあります。
まず描いてください。
目は何個ですか?
手足は全部で何本ですか?
鼻はいくつありますか?
って、人形を5つも描くのが大変なんですけど!?
しかも最初っからかけざん?
絵を描くのが苦手な息子はこれにかなり苦労させられてます。
答えはわかってるのに絵がかききれず時間切れでバツになることが多々あります。
いろいろ授業が始まって、おもしろいです。(宿題見るのは大変)
2009年08月31日
子供の受験に思う
投稿者 常山あかね
どの親にとっても、重要な関心事が子供の受験。我が家でも、今年、高校受験を控えた子供がいます。
これまで無関心だった私も、親としてアドバイスをする立場となり、遅ればせながら、受験対象となりそうな学校の研究をはじめ、色々と気付くことがありました。
ややもすると子供は「受かりそうな高校」を志望校にあげがちですが、親にとってみれば、受かりそうな高校ではなく、本当に行きたい高校を受けてほしいもの。受験という人生最初の勝負を通して、結果はどうれあれ、困難を避けずに全力でチャレンジすることの大切さを理解してくれればいいなと思います。
まずは、「上を目指してがんばろう!」という自分こそが、現状に甘んじることなく、常に上を目指さなくてはいけないと身が引き締まる思いです。
これからの半年間、子供の受験を通じて、自分自身の生き方を問い直す、よいきっかけとなりそうです。
2009年08月24日
何もしない夏休み
投稿者 fellow
前回のエントリーから半年もの月日が経過している事に驚愕しつつ、トラックバックテーマに参加させて頂きます。とは言っても、「夏のお出かけ、どこ行った?」という問いに対しては、家族単位では「何処にも行っていません」と答える事になってしまうのですが・・・。
今年の夏休みは、我が家でもETC割引の恩恵にあずかるべく車での帰省計画が立てられました。ただ問題なのは、帰省先=パパ実家=九州の端っこ。我が家=神奈川からの走行距離を想像しただけで正直うんざり、ですよね?(ペーパードライバーの私が「うんざり」だなんて言える立場ではないのだけども)
我が家には1才児(三女)がいる為、夫から車での帰省案が出た時点では即却下。大変な事は目に見えているのだから無理せず近場に旅行にでも・・・と、無難な計画に落ち着きかけたのだけど、ふと「行ける人だけ行ってくれば良いのでは?」という単純な解決策を思い付き、結局それが採用されたのでした。必ずしも家族単位で行動する必要はないんですよね。解決策を提示した自分自身が目から鱗状態でした、笑。
夫+長女&次女が帰省組、私+三女が留守番組と2組に分かれ、帰省組は夫の夏休み初日に自宅を出発。土曜日の早朝に出発したのだけど、その後の静けさと言ったら・・・我が家ではないみたい!我が家の静寂をうっとりと満喫している頃、帰省組は各地で渋滞に巻き込まれつつノロノロと南下。往復共に仮眠時間を含めて30時間以上かかったものの、実家での4泊は楽しく過ごせたようです。
帰省組のいない1週間、留守番組は何をしていたのかと言うと・・・何もしていませんでした。某プーさんの名言「何もしないをする」、正にこの状態。本当ならこういう機会にこそ何かしらの目標を立て自身のプラスになる事をすべきなのだろうけど、そうしなかったのは何もしない事が今の私にとって一番の贅沢に思えたから。お金を積んでも得られない贅沢、十分満喫しました!
たんまりと休養を取らせてもらったので、気力も体力も充電完了!まずは現実を見つめ直し、身も心も引き締めていきたいと思います。(ここ数年恒例となった夏太り、今年も見事なものです・・・泣)
2009年06月04日
グリーンコンシューマーになりたい!
投稿者 和田理恵

世界中で森が失われていっているというニュースは繰り返し報道されています。見ると胸が痛むものの、どこか自分と遠い話のようにも感じていました。
しかし、先日環境問題に詳しい知人から、
「4枚に1枚のコピー用紙が違法伐採の木からできた可能性がある」ほど事態が深刻なものだと聞き、仕事で使っているコピーの枚数を思い、背中がぞっと寒くなるのを感じました。
私も知らず知らずとはいえ、違法伐採に手を貸す当事者の一人にきっとなってしまっている!!
そんな事態を脱して、きちんとした紙、木材製品を手に入れたいと思った時に目安になるマークがありました。違法伐採でなく、流通の段階でもきちんと管理されて製品化されたものには「FSC」というマークがついているそうなのです。恥ずかしながら初めて知りました。
家に帰って我が家のコピー用紙を見てみると、現在使用中の紙には、FSCのマークがありました!写真の上の方に見える木のモチーフのものです。
でも、最近とても安かったので買ったコピー用紙にはマークがなく、製造会社の名前もありませんでした。これは限りなく怪しいかも……。
これからはきちんと表示を見て購入したいと思いました。
FSC製品をどうやって探していいのかわからないという私に、知人は、検索サイトやショッピングサイトで買いたい商品名と一緒に「FSC」というキーワードもいれて検索してみることを助言してくれました。
おせんべいなどのお菓子、化粧品の原材料名でよく目にする「パーム油」というものがありますが、これも熱帯雨林を破壊してまで製造される問題を含んでいるそうです。身体にいいのかなといったのどかな認識しかなかった私はびっくり。
何気なく子どもと食べているお菓子にもそんな問題がひそんでいたなんて。「毎日の生活」と「森が消えていく問題」はつながっているのだと実感しました。
「FSC」のようなマークができるのはまだ先なようですが、自然環境を保ちながらパーム油を生産していこうと考える人々や企業の取り組みはもう始まっているので、そうした情報を得ながら商品を選んでいくことを考えたいと思いました。
パーム油と熱帯雨林については、WWFのホームページに詳しく情報が掲載されています。
何気ない行動の積み重ねが自然破壊に手を貸してしまって後悔しないためにも、きちんと知って行動できる消費者になりたいなとつくづく感じました。子ども達にもこうした視点での商品選びを伝えていきたいなと思っています。
※ボルネオの熱帯雨林の現状を実際にみにいくエコツアーのキャンペーンをサラヤが実施しています。興味のある方は実際に目で確かめてみるいい機会かもしれません。応募は2009年7月31日まで。エコツアーの日程は2009年9月18日〜9月22日です。
2009年03月09日
身近な子どもの死
投稿者 有栖川ゆうこ
先日、我が家の子どもたちからみると、
はとこに当たる(おばあちゃん同士が姉妹)親戚の男の子が、
小学生でなくなりました。
うちの長女と同じ(漢字が違うけれど読みが同じ)名前の男の子でした。
これを、ブログに書く、というのが、
相当ためらわれたのですが、
少しでも、何か事故予防につながれば、と、書いてみます。
お友達と一緒に遊んでいるときの
農村エリアにはよくある、農業用の水路でおぼれた事故が原因で。
意識不明・生命維持装置をつけた入院生活が半年以上続いて、
いつどうなるか、という状態だったので、一報を聞いたときは、
「ついに・・・」という感じでした。
我が家からは、同居の義父が出たため、
お通夜や、お葬式にも私は列席しませんでした。
何よりも、同じ年頃の子どもを持つ母親として、
ずるいかもしれませんが、参列する勇気はでませんでした。
(元々、同じ県内ではあるのですが、孫同士が遊んだり、までの交流は
ない状態だったのもあるのですが)
義父いわく、
同級生親子が沢山こられていたそうです。
同級生が事故が原因で突然亡くなった。
ショックだと思います。
一緒に遊んでいた子たちなんて・・・。
長期の入院生活で、
意識はないけれど、背が伸びて、
棺は大人サイズだったとか。
きっかけは、ちょっとした事故だった。
でも・・・。
残されたご両親や弟たち、気持ちを考えるだけで泣けてきます。
事故で突然、一瞬にして、ではなかったにしろ、
悲しいです。
人の命って、はかない。
だからこそ、一生懸命生きないといけないんですよねぇ。
あぁ、子どもたちを事故で死なせたりしたくない・・・。
と願わずには居られません。
顔がつかるぐらいの水で、
溺れてしまうことだってあるんですよね。
知識としては知っているつもりでも、
身近でおきた事故に、かなりの衝撃を受けています。
今はまだ春目前で、水遊びのシーズンではありませんが、
皆さんも、どうか気をつけてあげてください。
お願いします。
2009年01月29日
子供は挨拶するべからず?!
投稿者 雅薫子
久々のアップで、遅ればせながらの雅 薫子です!。
今年は、長女が6年生を向かえ、関西は2月から新6年生体制で中学受験体制となりました。
昨年は、塾通いを通じて自分の仕事と子育てのバランスを今まで以上に考えさせられ、突っ走った1年でした。自分なりに目標を立て、今年も突っ走らなくてはっ!と、意気揚々?!(笑)。
今年も、よろしくお願い致します。
と言ったところで・・。最近、子供の学力低下は、携帯電話の所持の低年齢化が理由とされるニュースを目にします。地方自治体によっては、親と学校が協力して所持率を減らし、結果として学力の向上を実績としてあげています。最近の小学生事情を親として眺めながら、私達子供のころ、きちんと教えられていたモラルが今を取り巻く子供環境事情により随分と、「モラル」が崩れているように思うことはありませんか?
先日、子供が通う小学校での委員会で、こんな議題が話し合われました。
「たとえご近所さんであっても・・、子供が知らない大人であれば、ご親切で挨拶されても、子供には無視をしなさいと教えるべきか否か・・?」
私のご近所で、建設工事が行われています。よって、朝から工事関係の方々が現場に向かって急いでいる光景が見られます。その作業員さんが、登校する子供たちに「おはよう!」と元気に声をかけ、自転車でさ〜っと、通り過ぎていく光景も見られるそうで、朝から気持がいい光景だなあと思っていたのですが、その「挨拶」を、「返してはダメ!」と教えるべきか、否か・・?という議題だったのです。
その委員会には校長先生もいらっしゃり、いい機会であるから・・ということでこのことが話し合われたのですが、結論は「微妙な態度をせざるを得ない」という事。そして、最近の事情柄、理解ある大人は、子供がもし「無視」といった態度をとっても理解するだろう・・といったお話もあったのです。
もちろん本来のモラルとしては「元気よく挨拶するべし!!」というのが、皆の意見。なので、とても心苦しいなかでもご意見ではありました。
でも、校長先生の今までのご経験から、「微妙な態度をせざるを得ない」という指導をしなくてはいけない立場になっているというお応えで、私は胸がキュンとしてしまったのです。これは、子供を育てるにあたって「いい環境」と言えるでしょうか・・?。これでは、本当にコミュニケーション能力がある大人へ子供たちが育つのでしょうか?
こういうことを話し合わなければならない環境そのものが問題なのでしょうが、本当に危ない大人かどうか?を見分ける力を子供に養わせる教育も必要であり、そういう大人を地域へ入れない環境を地域の大人で作る努力も必要な気がします。それぞれ家庭事情もあり、色んな環境で子育てをしている家庭があり、大人の事情を子供の事情に合わせることも難しい世の中であることも解っていますが、彼女たちがちゃんと社会で活躍する女性に育って欲しい私としては、彼女たちが強くたくましく生きる為に、協力すべきことは協力してちゃんとやりたいというのが私流。なので、この話し合いを持って子供たちにどう伝えるべきか真剣に悩みました。
とりあえず、私はこの話のいきさつを全部話して・・、顔見知りで無い人には、「近づかず・・、でもちゃんと挨拶は返しなさい」と伝えました。但し、「ヘンな雰囲気や、よく話しかけてくる人は注意なので、そういう人は、ママを悪者にして、ママが怒るからごめんなさいといって、その場をすばやく離れなさい」と。
「知らない振りをして、とにかくだれにも挨拶はしないほうが・・」とは、どうしても言えなかったのです。
私達の子供時代とは随分事情が違うから・・・と、なんとも締めが難しく、でもどの人も真剣に考えてしまった話し合いでした。
皆さんはどう思いますか?
2009年01月27日
意志の力を強くするレッスン
投稿者 fellow

昨日1月26日は旧暦の一月一日。というわけで、新年早々、認めます。私は意志が弱い人間です。あれやらなきゃ、これやらなきゃ・・・と思っていることがなかなかできません。やることリストに書く項目はどんどん増えるばかり、目の前の雑用に追われて、「やらなければならないこと」はもちろん、「やるべきこと」まで手が回らない日々です。
それじゃあいけない、と思いながら、でもどうすれば・・・と悩んでいた時、たまたま購読していたシュタイナー教育の本に「意志の力を強くするレッスン」というものが載っていました。
それは、
一日のある「特定の時間」に、あるひとつのことを「する」
というもの。具体的には、「わたしは午前10時15分に、腕時計を見る」とか、「わたしは午後8時に咳払いをする」など、実用的でない、自分のしたいことではないことをする、と決めて、それを毎日やるのです。
最初、読んだ時は、「なんだ、そんなことか」と思いました。ところが、実際にやってみたら、実行できたのは最初の日だけ!(私がやってみたのは、午後7時に鼻の頭をこする、というもの。)ばたばたしていて、ついその時間を過ぎてしまう、子どもに呼ばれて、用足しをしている間に忘れてしまう・・・ああ、こんな簡単なことでも、並み居る障害(というには大げさですが)を乗り越えてやり遂げる!と強く思わなければできないのだ、とよくわかりました・・・。だからこそ、これを毎日できたら、本当に意志の力を鍛えられるのですね。
私のように、「やりたいこと、やるべきことがなかなかできない」と悩んでいる方、よろしかったら、今年、ご一緒に、このレッスンをやってみませんか? もっと詳しく知りたい方は、北海道で「ひびきの村」というシュタイナーの思想を実践するための共同体を主宰されている大村祐子さんの「シュタイナー教育に学ぶ通信講座」第二期の2をぜひご覧になってみてください。別の号になりますが、他にも、「思考力を育てる」「感情に支配されないようにする」レッスンなど、今の私に必要なものばかり・・・と思える話がたくさん載っています。
この「通信講座」は、これによって資格をとれるとかそういうものではないのですが、ふたりめの子どもが生まれたのをきっかけに、シュタイナー教育について、もっとちゃんと勉強してみたいな、と思って始めました。第一期(全6冊)は、子どもの教育について、第二期は少し上の世代のための、第三期は大人のためのシュタイナー思想がテーマになっています。私は今、第二期の半ばまできたところですが、毎号、心にしみ通っていくような言葉に出会うことができて、自分自身を静かに見つめ直すきっかけを与えられているように思います。この講座自体もおすすめです!
2009年01月23日
切実な今年の抱負
投稿者 fellow
ふと気付けば、既に年明けから早数週間・・・今更ですが2009年の抱負を書いてみます。
それは「外見も磨く!」です。
このような抱負を抱くきっかけが昨年ありました。
我が子が何の気なしに放った一言です・・・。
昨年我が家も遂にWiiを購入し、家族でワイワイ楽しんでいた時の事。CMなどでも目にするので皆さんもご存知かと思いますが、Wiiには自分の分身として使用できるキャラクター「Mii」を作成できる「似顔絵チャンネル」という機能が内臓されています。Wii入手後、まず最初に盛り上がるのはコレ、ですよね!
Miiは顔のパーツを組み合わせる事で作成する訳ですが、そのパーツは目、鼻、口、輪郭・・・その他様々。家族5人分のMiiを作り終えた後、仕事で不在だったばばちゃん(私の実母)の分も作っておこうという事になり、子供達がアレコレ言い合いながらパーツを選び始めました。ばばちゃんには顔に目立つほくろがあるので、長女がほくろを選びMiiにぺたり。すると次女が「ママー、ママのMiiにはこのてんてん付けなきゃダメじゃん!」と、一言。え、てんてん?てんてんって・・・これかー!
TV画面にはそばかすのパーツが。私の場合、そばかすと言うかしみですね、しみ。そんなに目立っていたのか・・・と、次女の何気ない一言で己の現状に気付かされました。3女出産前後からさぼりがちだったお肌のお手入れ、相当気合を入れないといけないなぁ、と思わされた出来事です。
と言う訳で、外見を磨く=しみとの戦い、です!
肌自体は今現在はダメージもなく良い状態なので、現在のお手入れ+しみ対策を心掛けます。手を抜きがちだった紫外線対策と保湿にも力を入れて、サプリメントなどで体の中からもケアして・・・ああ既視感。
実は数年前にも頑張っていた時期がありました。(成長しない私・・・苦笑)その際にはこんな感じでお手入れしていたのだけれど、今はその当時以上に効果的なアイテムが存在するはず!相性の良いアイテム、地道に探してみます。
ちなみにこれが私のMii。(毎日チェックしているきょうとあしたの占いラッキーチャンネルより)

試行錯誤してみたけれど、あまり似ない・・・あ、てんてんは付けてませんよ。せめて分身はぴかぴかでつるつるのお肌でいてもいいじゃない!て事で、笑。
2009年01月08日
妖怪「むだづかいばばあ」をやっつけろっ!
投稿者 湯河原こむぎ

妖怪「むだづかいばばあ」?・・・何それ?どこにいるのー?・・・って私の事です~。私はこの上ないむだづかいばばあ。高価なものはあまり買わないんですが、かわいいものを見ると「かわいい~っっっ!家に連れて帰りたい~!」と思ってしまう。
去年の後半から、かつてない不況で、連日テレビでもこのニュースが取り上げられていますよね。我が家的には、今のところお給料や雇用面などには影響はないのですが、株や投資信託がひどい事になっています。←これは、すぐに使わないものなので、値が戻るのを気長に待ちたいと思います。
今、私がするべき事は?
・・・とりあえず無駄づかいをやめて、相場で変動しない普通の預金を増やさなければ!と思いました。良い機会なので、我が家の家計をちゃんと見直してみる事にしました。
気づいてはいたけれど、めんどうなのでそのままにしていたものがいろいろとあります。賢い主婦の皆様に「ばっかじゃないの?」と言われそうですが、勇気を出して書いてみます。
無駄なのでやめることにしたもの
WOWWOW・・・最近全然見ていない。なのに、地デジにしたら「デジタルWOWWOWにしませんか?」と電話がかかって来て、夫がデジタル契約にしてしまったの。でも、やっぱり全然見ないので解約します。
スカパー!・・・一時期すごくよく見ていました。スカパー!があると、ツタヤに行かなくて済むからラッキー!って感じで。でも、これも最近全然見ていないので解約。
千趣会・・・これってOLの定番じゃないですか?会社を辞めたあともなんとなく止めるのさびしくて、個人で買っていました。「毎月届く」って言うのがうれしいんですが、よく考えたら「毎月はいらないだろ・・」と思って。
フェリシモ・・・これもOL時代から、ずっと買っていたもの。これも「毎月届く」スタイル。この会社、注文したものがきちんと届かなかったり、問い合わせの電話をすると納得行く対応がされなくて、腹が立つことも多く、何度も「もう買うの止めよう!」って思ったのですが、この会社にしかなく独特の商品があるので、ついつい今まで続けて来たけど、今度こそもう止めます。
今後(よっぽどの事がない限り)買わないと決めたもの
私、雑貨が大好きです。雑貨ってそんなに高くないので、ついつい買ってしまう。なくても困らないけど、あるとしあわせでしょ?・・・だから買ってしまうのよねえ。
食器・・・マグカップなど、かわいいものが多いので誘惑が多い。でも、もう買わないよ。
ブランケット・・・私も娘も、あったかくてふわふわのものが大好き。秋冬になると、店頭に並ぶブランケットが欲しくて欲しくてたまらない。でも、もう多過ぎです。買ってはダメ。
タオル・・・いただきものも多い上に、かわいいものが多過ぎる。でも買っちゃダメ。
ダイエットの本・・・いっぱいあります。本を買っただけでは痩せません。
お料理の本・・・見るとおいしそうでつい買ってしまう。今、持っている本のお料理を全部作れたら次のを買ってもいい。←無理っ(^^ゞ
節約の本・・・その本を買うこと自体、節約できていないって事。
トートバッグ・・・大好きでいっぱい持っているのに、またかわいいのを見かけると買ってしまう。
折りたたみの傘・・・最近500円くらいで買えるからか、かわいいものをいただきます。売ってるのをみると目がハートになっちゃうようなものも。
必要以上のお菓子の買い置き・・・お菓子ってなければ食べないですよね。ダイエットのためにも。
ここで宣言したら、できそうな気がして来た。なんだか行けそうな気がする~・・・←天津木村風。
賢い主婦の皆さまは「家は、そんなのひとつもないわよっ。」って感じですよね~。無駄ばかりのこむぎの人生!これからでも遅くない、賢い主婦への道に軌道修正するのだ~。
・・・でもね、ひとつ懺悔していいですか?・・・
暮れに、私、キャスキッドソンの福袋注文したんですよ。楽天で。その中味がですねえ・・・
★キャリーオールバッグ
★コットンバッグ
★ラージブックバッグ
★マグカップ
★折り畳み傘
★ステーショナリー
・・・6種類が必ず1点ずつ入って10000円!
・・・私が「買わない」って決めたものが三つも入ってるんです。トートバッグ・マグカップ・折りたたみ傘。・・・私の決心っていったい・・・。
いや、決心は新年になってからしたので大目に見てください。福袋注文したのは暮れだったの。
削りたくないもの
TOKIOやアンジェラ・アキのライブには絶対に行きます。(彼らの)CDやDVDもケチケチせずに買います。
映画代・・・ただし、定価では観ません。必ず1000円で!家族で観る予定の映画は前売り券を利用。
娘の塾の費用
生活クラブの食材・・・引き続き、安心でおいしいものが食べたいです。
飲み会やランチ・・・友達との楽しい時間は削りたくないですね。
自分の意識は変えるけど、楽しく暮らす事は変えたくない。余計なものを買わない事が一番かな。何か買う時はよく考えて。一番安く買えるところで買うようにしようと思います。
一緒に頑張ってくれる人募集です~。
2008年11月27日
にこにこホットケーキ
投稿者 湯河原こむぎ

子どもってホットケーキが好きですよね。週末の遅い朝食に時々ホットケーキを焼きます。特にレシピに凝ったりせず、市販のホットケーキの素で作ります(私は、めんどくさがりや・・)。
でも、ほんのひと手間かけるだけで、こどもが喜ぶ、こんなにかわいい「にこにこホットケーキ」が出来ちゃいますよ!

ホットケーキの素を箱に書かれているレシピ通りに混ぜ混ぜします。それを大さじ3杯分くらいビニール袋に入れます。そして、ビニール袋の底の角を、ちょこんと切ります。これで即席しぼり出し袋が出来ました。

フライパンをあたためて、油をしき、そこにしぼり出し袋で、にこにこマークを書きます。多少、強火で焼き、にこにこマークの表面が乾いたら、一度、濡れふきんの上にフライパンを乗せて冷まします。
そのあと、タネを、にこにこマークの上に、まあるく流しいれ、普通のホットケーキと同じように表裏焼いて仕上げます。
たったこれだけ。簡単でしょ?
にこにこマークじゃなくて、ハートとか★とか、名前を書いてあげてもいいですね(裏返し文字で書いてくださいね)!それとか、アンパンマンなど、子どもの好きなキャラクターの顔。きっと大喜びしますね☆⌒(*^-゜)b「食べるのやだ」って言うかな?

作り方は簡単なんですが・・・
私、いつも「子どものを一番先に焼いてあげよう」って思うんです。でも、一枚目って、まだフライパンの温度とか油のなじみ具合とかがイマイチで、たいてい一番最初に焼いたものは、こんな感じの「トラ焼き」具合になっちゃいます。・・・で、これは、お腹を空かせた夫用。

二枚目は、だいぶ良い感じ!これは、子どもに。
三枚目は、一番上の写真。こんがり具合も完璧です!これはわたし用。自分のはいつも一番最後。
焼きあがった人から先に食べます。バターをぬって、それからメープルシロップや生クリーム、ジャムなど。好きなものをいろいろ用意して楽しく食べましょうね!
2008年11月17日
ゴルフ、始めました♪
投稿者 竹之内ふうこ
今年の9月から、ゴルフ、始めました♪
いつかはやりたいな、とは思っていたのですが、シジュウにして、やっとその時期が来たようです(笑)
クラブも買っちゃいました。女性初心者用の8本セットです。
ゴルフって、お手軽に楽しめるスポーツではないよね・・と思ってましたが、始めてみると、意外とお手軽かも・・。
2時間あれば、「よし、練習行こう」が可能です。
クラブだって、古いものでもあれば最初はそれでOKだし、練習場でレンタルもあります。
練習には全部持っていく必要はなく、使う2~3本だけ専用のケースに入れれば、近い練習場なら自転車でもOK!相手はいらないし、スポーツジムに通うのと同じ感覚で練習に出かけられます。
大抵のスポーツは、足の速さとか腕力とか反射神経とか、そういう体力的なもので上手下手がある程度決まってしまいますが、ゴルフはそうではないそうです。
年をとってからでも(なんて言い方はしたくはないですが^^;)始められるスポーツなんですね。
さて、ゴルフを始め、クラブを見よう見まねで振ってみても、ボールに当たらない、飛ばない、のでは、かえってストレスになってしまいます。
初心者でも、早く「ゴルフを楽しむ」域に達したいものです。
初心者や、挫折経験アリの方などは、ぜひ、よいコーチのレッスンを受けましょう!
自己流の妙なクセがついてしまわないよう、最初が肝心だそうですよ♪
正しく教えてもらえば、力なんてなくても、きっとすぐに飛ぶようになります。
昔、新婚ホヤホヤだったころ、夫の練習についていって、夫の指導の元、ちらりとマネごとしていた時は、全然当たらない・飛ばない、で、「ゴルフなんてつまんなーーい」だったのに、今回はきちんとコーチに基礎から教えてもらっているお陰で、自分でも信じられないくらいよく飛んで、楽しくて楽しくて。
今の私、「練習に行きたい病」にかかってます(汗)
ちょっと調べてみると、ゴルフレッスンを開催しているゴルフ練習場って多いのですね。
思っているよりもリーズナブルで、曜日や時間、予約方法も、割と融通が利くところが多かったです。
私の場合、下の子が入学した小学校に親のゴルフサークルがあり、それに入部しました。
週に一度、午前10時~11時、学校近くのゴルフ練習場でグループレッスンを受けられます。
初心者の私は、体の構造やグリップの握り方からみっちりと教えてもらいました。
毎回、ポイントを絞ってレッスンを受けます。実際にボールを打っているところも見てもらえますが、理論も一緒に教えてもらえるので、納得のいく、とても内容の濃いレッスンです。
そして、教わったことを忘れないうちに、自分でも練習場に行きます。
私は、1時間打ち放題(平日1400円!)のある練習場に行き、1時間ガンガン打ちまくり、時に「全然だめだー」、時に「私って天才かも!」と一喜一憂しつつも、いそいそと通っています。
今日は最高記録!1時間で280球も打ってしまいました(笑)
ドライバーでガンガン打ちまくるのは、最高のストレス発散にもなりますよ♪
まだ練習歴1か月半ですが、まずはショートコースに出ることを目標に、楽しみながら練習に励んでます。
副産物として、夫との会話が増えました(笑)夜、一緒に練習にも行きますし、ゴルフショップに連れていってもらったりも。
時間を作りやすいSOHOだから続けられるのかもしれないですが、「楽しみながら体力作り」「ストレス発散」に、ゴルフの練習、結構オススメです♪
2008年10月08日
警報って安全のためにあるのでは?
投稿者 武田りこ
台風シーズンでもあるこの頃、子供たちは喜ぶ警報ですが、お仕事や予定のある母たちには、厄介な代物ですよね。
朝起きて警報、っていうのももちろん厄介なのですが、もっと困るのが、いったん学校に行ってからでる警報ではないでしょうか?
先日のことです。
朝8時ごろには小雨が降っていました。天気予報では朝のうち雨、その後曇りで午後からは晴れ。
子供たちは普通に登校し、私も普通に仕事へ。
9時ごろ急に雨脚が強くなってきたな、と思ったところ、長男が家から電話をかけてきました。
”えっ?何で家にいるの?”と思ったら、なんと警報が出たので、即全員帰宅になった、とのこと。
息子は大雨の中ずぶ濡れになって帰ってきたそうです。
30分もしたら雨はやみ、お昼には晴れたのに、そのまま学校はなし。
警報って安全を確保するために出るものなのではないの?
わざわざ大雨の中、家に人がいるとも限らない、鍵を持ってるかどうかもわからないのに帰す必要があるの?
そもそも、学校って地震のときでも避難場所に指定されているんだから、学校にいるほうが安全じゃないの?
となんだかとっても納得のいかない気分になりました。
今回は中学生だからまだしも、昔、子供が小学1年生のときにも同じようなことがあり、鍵を持たせていなくて、ご近所さんに駆け込んだこともあります。
中学生は中学生で、さっさと学校がなくなって家に誰もいないことをいいことに、ゲームセンターなどに直行した子達もいたようです。
警報が出たら、すぐ家に帰してしまう、そんな四角四面なことしているのは、私たちの地域だけ?それとも全国皆同じなんでしょうか?
最近はゲリラ豪雨などもあるので、警報は重要だと思うのですが、出るたびに、せっかく学校に来ている子供たちを帰す必要があるのか、何とかならないものなのでしょうかね。
余談ですがこの週息子たちは土曜日に体育祭の予定を台風が来そうだといって日曜に変更。
日曜は朝だけ警報が出て休校。月曜は土曜の代休で休み。秋分の日の火曜日に体育祭。
水曜は日曜の代休、木曜は火曜の代休、そしてやっと学校に行った金曜日に警報により9時過ぎに家に帰って以下休校。もちろん土日は休み。10日間授業なし。勉強しようよ。
2008年09月11日
通帳紛失っ!?
投稿者 湯河原こむぎ
10日11日と二日間お休みでした。昨日は、横浜にお出かけするので「ついでに銀行に寄ろう」と思い、通帳を持って行こうとしたら、通帳をまとめて入れているポーチがない!出掛けだったので思いつくところをざっと(20分くらい)探したけどないっ!なぜなんだ?この前使ったのは?ええと・・・9/2。その後どうしたっけ?
とりあえず、出かけなくちゃいけないので家を出ました。頭の中はく゛ーるぐる。「なんでないんだ?」「どこに置いたっけ?」「困った~。」出かけていても楽しくない~。用事が済んだらDASHで帰って来ました。
思いつく限りの場所を探したけどないよ~!たくさん(金額じゃなくて冊数)入っているのに!どうすればいい?
私は、もと銀行員だ!落ち着いて考えよう。
★夫名義のものは再発行するのに、代理人が一度行っただけでは出来ない。
★自分名義のものは、免許証を持って行けばその場で再発行してもらえる。
★今、急いで必要な通帳はどれ?
★家にある可能性が高いから、とりあえず急がなくていいものは何もしなくていいか・・・。
なぜ、昨日銀行に行こうと思ったかと言うと、9/2に数行を周って記帳したところ、娘の給食費が引き落とされている信用金庫の残高が少なくなっていたから「今月中に入れなくちゃ」って思ったから。ここの口座は給食費のためだけに作ってある口座。まとめて入れておいて、残高が少なくなったら入金する。この口座からお金を下ろす事はないからカードも使う事はない。なのでこの口座の通帳とカードは一緒に保管していた(他の口座のカードは財布の中)。
こむぎの教訓・・・通帳とカードは一緒に保管しない。
→→カードだけでもあれば、たとえ通帳がなかったとしてもATMで入金する事が出来る。残高があるかどうかもカードで確認出来る。カードと通帳を一緒になくしたら口座番号もわからない!最近、銀行はとても厳しいので「口座番号わからないんですけど、残高いくら残ってるか調べてください。」なんて言っても調べてもらえるわけがありません。しかも夫の名義だし。
さて、明日の休みは銀行周り・・・。紛失・再発行の手続きって時間がかかるんだよね。しかも事故に繋がる事があるから銀行の人もとても厳しくCheckする。
とりあえず、一番必要なのは、給食費の信用金庫の通帳は必要。ま、通帳がなくても入金だけはさせてもらいたい。一番最初に行くのは信金かあ。
こむぎの教訓・・・各銀行の科目・口座番号を控えておこう。
→→差し止めをしてもらう時も口座番号がわかると話が早い。銀行にとりあえず電話をして止めてもらう時にも信用度が格段に違う・・・と思う。また、今回のように「通帳はとりあえずなくてもいいから(家のどこかにきっとあるはず!)、入金だけでもしたい!」という時に口座番号がわかれば振込する事も可能。
家族が増えると通帳も増えませんか?夫・私・子ども。それにそれぞれに普通預金と積立定期・・・と、どんどん増えていきませんか?それをすべて記憶しておくっていうのも不可能なので記録しておきましょう。
こむぎの教訓・・・もちろん、通帳と印鑑は一緒に保管しない。
→→銀行は、基本的に通帳と印鑑で本人を確認します。大きな金額を下ろすときには、それ+免許証などで確認されますが、日常的な金額を下ろす時にはそこまで確認していないと思います。カードは暗証番号でガードできますが、通帳と印鑑があれば預金は下ろせてしまいます。
今回、私は印鑑は別保管だったので無事でした。ほっ。
昨日、遅くまで探したけどありませんでした・・・(・_・、)一応、夫に「通帳入れてあるポーチがなくなった・・・。」って言ったら、「きっと、どこかに入ってるだろ。」と、別に気にしていない返事。・・・あなたには、通帳差し止め・再発行のめんどくささがわかってないのよっ。夫自身が一日休みを取って免許証を持って銀行に行けば、即日再発行出来るんだけどね~。
本人ではない場合は、
1.まず紛失の届出をする(電話でもOK)。
2.銀行から「本日のこの紛失の届出に間違いないですか?」という内容の手紙が本人あてに郵送されて来る。
3.代理人(妻等)がその手紙・本人との関係がわかる確認資料(名前が一緒に記載された保険証など)と、代理人の免許証等を持って手続きに行く。
・・・のだいたい3STEP必要だと思います。(金融機関により手続きは異なります)
あ゛ー、めんどくさい・・・って自分が悪いんだけど。
今朝、夫が出かけたあと、もう一度探してみる。・・・でも、ない・・・。あ゛ーあ゛。せっかくのお休みなのに、銀行周りの一日にしなくては~。今日行けない銀行にはとりあえず電話して、差し止めだけしておいてもらおうっと。照会状が送られて来ないと夫のは再発行してもらえないし・・・。
今、8時48分だから、9時になったら銀行に電話しようっと。(通常、営業時間以外でも事故届けは最優先で受け付けてくれます。)・・・・と思って「もう一度、こんなとこにあるわけないじゃん!って場所を探してみようかな。」と思って、冷蔵庫のまわりとか、階段とかを見てみた。階段にポッとかけてあったコンビニの袋をなにげなく見てみたら、その中にあった~っっっ!軍手と一緒に~!
9/2、学校の除草作業のあと、銀行をまわってしばらく記帳していなかった通帳を何冊も記帳した。そのあと、スーパーに行ったので、いかにも通帳!ってわからないように軍手と一緒にコンビニの袋に入れて口を縛った事を思い出したっ!
よかったあ~!銀行に電話する前に見つかって!
こむぎの教訓・・・電話で差し止めしたあと、たとえすぐに見つかったとしても、電話だけで解除してもらう事はできません。来店して書類を書いて発見・解除の手続きをとらないとそのままでは使えません。
こむぎの教訓・・・私のように自分の置き忘れが考えられる場合は探す事が必要ですが、盗難された場合・明らかにどこかで(家以外で)落とした場合には一刻も早く銀行に電話して差し止めしてもらいましょう。
見つかってよかったあ~っ!
さっそく、エクセルで「我が家の金融機関・支店別、口座番号・名義一覧表」を作りました。それから、信金のカード、お財布の中に入れました。もう二度となくしません。
銀行まわりに費やすはずだった一日。映画+美容院+岩盤浴=夏の疲れを吹き飛ばす事に使えました!あ゛ーあ゛、私って馬鹿だよねえ。みなさんは気をつけてくださいね!
2008年08月30日
「学童保育」と「放課後子ども教室」、どっちを利用する?
投稿者 常山あかね
我が家には小1の子供がいます。新学期も始まり、ようやく学校にも慣れてきたところです。
ところで私は、これまで自宅から車で20分ぐらいのところに事務所があったのですが、この秋、自宅から1時間ほどかかる都内に事務所を移転予定です。理由は、私の他のスタッフの方がほぼ都内在住のため、やはり人が集まりやすい都心の方が機動性が高まると感じたからです。
これまでは、事務所が近かったこともあり、子供の学校が休みだったり早く終わる日などは、打ち合わせや面接に子供を連れていっていました。その他、どうしても18時頃まで自宅に戻れず、お兄ちゃんお姉ちゃんも習い事で家にいない日は、横浜市の「はまっこふれあい教室」(放課後子ども教室のような位置づけ)に子供を行かせていました。
これは、教室の一室もしくは校庭で18時まで自由に遊んでもよいというもので、事前登録は必要ですが、特に日々の出欠確認があるものではありません。(子供の意志で、その日行きたければ行くというシステムです)
自由度が高く、無料(1年間500円の保険代のみ)で気軽に参加できるのが魅力ですが、子供が、日々必ず参加するという保証がないのが、心配なところです。特に、1年生の最初のうちは親の指示通り参加しますが、ちょっと知恵がついてくると、「行ってもやることがない」などと言い出し、友達との約束を優先して参加しないという子供も多くなります。
今後、自宅と事務所が遠くなると、おそらく家に帰るのは18時過ぎてしまいますので、お迎えにはギリギリ間に合わなそうです。
17時(冬は16時)を過ぎると下校に親の迎えが必要になりますので、お迎えが必要ない時間に家に帰って、兄弟と過ごす(兄弟が家にいる場合)のが現実的かなと思います。
保育園時代の友達も、学童を利用している人はほとんどおらず、全員この「はまっこふれあい教室」を利用している状況ですが、今後は、学童も視野にいれてもよいかなと思っています。
どちらも利用したことがある方がいらっしゃいましたら、ぜひ感想を聞かせてください!
2008年08月21日
8/31の磯野家
投稿者 湯河原こむぎ

サザエさんを見ると、毎年、夏休みの最後にカツオの宿題が終わらなくて、波平とマスオさんがねじりハチマキで宿題を手伝ってる。それを見るたびに「なんで毎年、カツオは宿題をためるんだ!」って思ってました。波平も、いつもは「ばかもーん!」って怒るのに、一生懸命宿題を手伝っている。わからない・・・と思ってました。
ところが、今年、中学になって初めての夏休みも終わりに近づいた我が家、サザエさんち状態になってます。8/31じゃないのがせめてもの救い。
うちの娘は、以前もよく書いているとおり、のんびり屋のおっぺけぺですが、小学校は宿題が少なかったので、最後になって「終わらない~!」という事は、今までに一度もありませんでした。
でも、中学は宿題が多い!9教科中、宿題を提出しなくていいのは体育だけ。
あとは、最低でも1つ、中には3つやらなくてはいけない教科もあります。
多いのが、1つのテーマをいろんな角度から調べて新聞形式(B4サイズ1枚)にまとめる・・・というもの。
国語は「自分新聞」、社会は「好きな県を選んで新聞を作る」、美術は「美術作品について新聞にする。」・・・これはかなり時間がかかります。
もちろん、自分の宿題ですから、自分がやるのがあたりまえですが、やはり、完成度の高いものを提出させたいのが親心。「美術は、何について書く?一人のアーティストを選んで書くとなると、かなり深くまで調べないといけないから、彫刻の森について書いたらどう?せっかく実際に行ったんだし。」とか「自分新聞は、まず「趣味」でしょ?それからどうしてそれが好きなのか、赤の他人にもわかるように丁寧に説明しなくちゃいけないよ。」などと、娘との話し合いから、書く事を列挙させて、何枚ものメモを作成し、まとめさせます。
ここ数日、私は固まった頭をミシミシ言わせながら、宿題を終わらせ(させ)るのに必死です。もちろん、数学のプリントや英語の問題を私がやったり・・・などはしませんが(ただ単に『問題を解く』ものは、さすがに7月中に終わっている。)、『何かを創り上げるもの』については、アドバイスしまくっています。
今日、偶然、同級生ママに二人会いました。
Aちゃんは、ちょー几帳面で、毎日忘れ物がないかどうか死ぬほど確認するくらいの子。もちろん勉強も出来る優等生です。ママはいつも「心配性すぎて、こっちが心配になる」と言っています。
「どう?Aちゃん、宿題もう終わった?」と聞くと「自由研究のまとめと感想文がまだなの~」って。え゛っ?終わってないの2つだけ?すごーい!1学期のうちから渡されていた教科のものは、コツコツとすすめていたそうで、夏休みが始まった時点で終わっていたそうです。「社会科の新聞は何県を調べたの?」と聞くと「あ、私、聞いてない~。でも、終わったって。」・・・・すばらしい。
Bちゃんは、小学校の時にいっぱい勉強して、私立中学校に行きました。久々に会ったママに「Bちゃんの学校も、やっぱり宿題いっぱいあるのー?」と聞くと「うーん、わかんない、私一切、タッチしていないから。どうにかやってるんじゃない?」とクールなお返事。Bちゃんちは自営業で、大きなお店をやっているので、ママはいつも休みなく忙しいのであります。
はあ~・・・私はきっと、手伝い過ぎだ~(相談にのりすぎ)。ここにこの記事を書くのも迷いました。お叱りの言葉をいただくのがわかっているからです。でも、勇気を出して書きました。「サザエさんち状態」になっているお家の方々!頑張りましょう!
今年、学びました。「中学の宿題はためると大変」。娘も身をもって理解したと思います。来年は絶対に今年の二の舞はするまい!
写真の絵は、英語の宿題のポスターです(神戸の異人館「うろこの家」にあった「王家の橇(ソリ)」のスケッチ。まだ途中・・)。美術部なので、絵を描き始めたら夢中で描いています。とってもいい事です。・・・が、他の教科が進みません~。一応、今週中に宿題完遂を予定しています・・・ってあと4日・・・^^;
湯河原こむぎ・妄想劇場
妄想の中の私「夏休みももうすぐ終わりだよ。宿題終わったの?」
妄想の中の娘「何言ってんの?おかあさん、宿題はもう7月中に全部終わったよ!今やっているのは塾の宿題だよ。」
妄想の中の私「そうだったの~!本当にあなたはしっかりしてるわね。何も心配いらないわ~。」
・・・・ほわんほわんほわんほわんほわわわわわわ~ん・・・・
夢か・・・(;O;)
2008年08月16日
「地域の仕事」を考える
投稿者 fellow
4月に第二子を出産してからの産後一ヶ月、地元の社会福祉協議会の家事援助サービスを初めて利用しました。
自宅出産をしたので、クリアしなければならないことがいくつかあったのですが、そのひとつが「家事をどうするか」ということ。病院と違い、出産直後から家のことをやってくれる人を誰か確保しなければなりません。洗濯や掃除はまあ、家電がやってくれる部分が大きいので夫でもなんとかなりますが、問題は食事。持ち帰り惣菜や出前を利用するとしても、いいおっぱいを出すためにも、身体によいご飯を食べたいと思いました。お世話になった助産師さんは「納豆ご飯と具だくさんの汁物があれば大丈夫」と言ってくれましたが、夫にとっては汁物ひとつ作るのもハードルが高いというので、外部の力を借りることにしました。
家事サービスに来てくれたのは、75才の女性。年齢を聞いて「それじゃあ、あまりあれこれ頼みにくいかも」と思ったのですが、いやはや、かゆいところまで手が届くとはこのことか!というお仕事ぶりに脱帽しました。
仮にYさん、としますが、とにかく手際がいいんです。お願いした2時間で、食洗機の中を片付け(我が家では普段は入れっぱなしです・・・)、料理(おいしい和食のお総菜!)を4~5品作り、掃除をし、洗濯物をとりこんでたたんでくれ、さらには窓ガラスの掃除やダンボールゴミをひもで束ねたりなど、ずーっと気になってはいたんだけどなかなかできなかったことを、こちらが言わずとも、てきぱきとやってくださいました。
社会福祉協議会の方との事前の打ち合わせでは、「お風呂やトイレの掃除は頼まないでください」「洗濯物はご主人の下着の取り扱いをイヤがる人もいます」「お茶いっぱいぐらいの休憩時間はとらせてあげてください」などということだったので、家政婦さんにお願いした方が面倒がなくていいかしら、とも思ったのですが、いえいえ、どうして! (ちなみに、電話で家政婦派遣業者にも問い合わせましたが、だいたい時給は2000円前後~、社会福祉協議会では時給910円でした。これは地域によって違うかもしれません。)
Yさんは、ずっと自営業で働いてきて、お店を閉めてからも、地元のレストラン等の厨房やホールで仕事をした経験がおありだということで、彼女の手際のよさは単にベテラン主婦だからというだけでなく、働く母として培ってきたノウハウが身体に染みこんでいる、まさにそんな感じでした。
そんな有能なYさんなので、引く手あまた。数軒かけもちで、坂だらけの我が街を、自転車で行き来しているということ。水曜日と週末はお休みにしている、との話でしたが、たとえば90才を越えたご夫婦や難病を抱えていらっしゃる方のいるお宅など、Yさんに来てもらってどんなに助かっているか、想像するにあまりあります。
Yさんの話を聞きながら、ふと思いました。仕事をしたい、と思った時に、こういうやり方もあるんだなって。
社会福祉協議会は有償のボランティア、という扱いなので、時給は一般の仕事よりも低めです。でも、自分が住む地域の、困っている人を支えることができて、その上、いくらかのお金にもなる。同じ仕事をしても、家政婦として行くと、どうしても「お金を払ってるんだから」という意識で接せられがちでしょうが、「ボランティア」、しかも地元の人となれば、「近所の人が助けてくれて嬉しい、ありがたい」という気持ちになってもらえるでしょう。時間の融通も自分の都合を優先できるし、「バリバリは働けないけれど、社会とつながっていたい」という場合に、ひとつの選択肢となりうるのではないでしょうか。
社会福祉協議会にはファミリーサポート(今回、幼稚園のお迎えで利用してみました)という育児支援サービスもありますが、こちらも家事支援サービス同様、依頼者の数が援助者の数を大幅に上回っています。家で預かるとなると、「うちは狭いし、何かあったら・・・」と躊躇することもあるでしょうが、幼稚園や保育園、習い事の送迎、それだけでもやってくれたらどれほど助かるか、という親は少なくないと思います。
こういう地元の仕事を通して、自分が住んでいる街の福祉政策や育児行政がどうなっているか、問題点もわかってくるし、仕事から得たつながりを生かしながら、それを変えるためのアクションを起こすこともできるのではないでしょうか。その結果、自分の街がもっと住みよくなったらいいですよね! 地域の仕事のよさは、そんなところにもあるんじゃないかと思います。
それにしても、Yさんからは家事のやり方を色々と学びました。「休みの日には煮物を作り置きしたものよ」というYさんのおいしい切り干し大根の煮物の味を再現しようと、今、試行錯誤しているところです。
2008年06月19日
洗濯ハンガーの寿命
投稿者 湯河原こむぎ

これから私が書く事は、ものすごくちっちゃくて、ものすごくどうでもよくて、ものすごくセコイ事かもしれません。でも、結婚してからずーっと思ってた事。
洗濯物を干すハンガーって、すごくよく壊れません?ハンガー部分はなんでもないのに、吊るす部分、特にプラスチックで出来たチェーンあたりが、もろいと思いませんか?上の写真は、竿をはさむ部分の両側についていたプラスチックのチェーンが取れてしまったので、自分でワイヤーで直したものです。

これは、チェーン部分が壊れたので、紐で補強して使っていたのですが、さらにバキバキに壊れたところ。ここまでになったらさすがにもう捨てるしかない。・・・と思うんだけど、ハンガー部分にはまったく問題ないので、捨てるのがうしろめたい。しかも捨てる時、でかくてがさばる・・・。
プラスチックの劣化って、きっと太陽光によるダメージだったりすると思うのですが、私は、洗濯を外に干す回数が極端に少ない。仕事に行く日は、たとえ「降水確率0%」だったとしても、家の中に干します。もちろん、洗濯ハンガーをベランダに出しっ放しにも絶対しないし。こんな私の洗濯ハンガー(のチェーン部分)でさえ、バキバキに壊れるんだから、毎日外に干す模範的な主婦の方々のハンガーの寿命は・・・。
たしかにそんなに高いものではない。800円くらいかな。だから、買い換えればいいんだけど。

「もったいないけど買い換えるしかない。」そんな事を結婚以来何度も何度も繰り返して来ましたが、最近思いきって
無印の「アルミ洗濯ハンガー」を買いました!
私が今まで使っていたものは、シャツが8枚~10枚干せるもので、お値段800円くらいでした。ところがこの無印のハンガーは6枚しか干せないのに、なんと1890円もする!それを3つも買っちゃいました。太っ腹な私。
清水の舞台から飛び降りるつもり(どんな低い舞台・・・?)で、「アルミ角型ハンガー・大」1799円も一緒に買っちゃいました!これは、ジーンズなどを干すのに使います。

「洗濯物干しグッズ」に7500円!ありえない!・・・と思いましたが、使ってみると、さすがアルミ製。すごく軽くて使いやすい!
プラスチックのチェーンがないから切れることもないでしょう。もちろんまだ買ったばかりなので耐久性については、わかりませんが。
四角い部分が、なんかの樹脂で出来ているので壊れないかちょっと心配。でも、今までのものと違って、ハンガー部分は(アルミ製で)こわれないし、一本一本独立しているのだから、四角部分が壊れたら、その部分は捨てて、ハンガーはハンガーとして使えるので無駄がないと思う。
今は、思い切って買ってよかった~!と思っています。使わない時も縦にぺちゃんこになるのでほんとに場所を取らない!

ただ一つ難点は、とても軽いので、ちょっと触れただけで、ハンガーがはずれて落ちる。そう、四角い枠の「受け」部分に、ハンガーがかかっているだけなのですぐにはずれます。シャツを干して、そのままハンガーにかけたままクロゼットに吊るしてしまう人にとっては使い勝手がいいかもしれません。でも、私はそういう使い方はしないので、はずれてほしくありません。
なので、結束バンド(100円ショップなどに売っています。)で、はずれないように留めちゃいました!(^^)v

この部分を結束バンドで留めても、ちゃんと、縦にする時にはハンガーが動いて薄くなります!(写真は、縦にいたところ)
今まで、何度も買おうかなって迷って、高いから買わなかったアルミの洗濯ハンガー。もっと早く買えばよかったです!軽くてかさばらないのがGOO!あとは、これからじっくり耐久性を観察して行きます。極小の話題、失礼いたしました_(_^_)_
2008年06月12日
ちいさなあなたへ
投稿者 湯河原こむぎ

この「ちいさなあなたへ」という本。最近、本屋さんに行くと、よく平積みにしてあるのを見かけませんか?いつも手にとって読み始めるんだけど、途中で涙がどっと出て来て、その場では絶対に最後まで読めません。今までに3回くらいトライしたけど、絶対に読めません。
あのひ、わたしは あなたの ちいさな ゆびを かぞえ、その いっぽん いっぽんにキスをした。
という1ページ目から始まります。
挿絵はベッドの上で産まれたばかりのあかちゃんを抱く女性。
1ページごとに子どもが成長して行きます。大きくなって悩んだり迷ったり。うちは、今、娘がだんだん大人になりつつあるので、このページあたりで涙が出て来ます。
先週の日曜日、また、飽きもせず、本屋で最後まで読もうとトライしてみたけど、だめでした。しかも、私のすぐそばで、生まれたばかりのBabyをベビーカーに乗せた若い夫婦が二人でこの本を開いて読んでいるのを見ただけで、もっと泣けて来ました。本屋で絵本を持って佇み、涙を流す怪しいおばさん。それは、私だっ!
どうしても最後まで読みたいから、思い切って買って来ました。
家で読んで当然号泣。最後はこうなっていたのかあ。
勇気のある人は、立ち読みしてみてください。勇気があれば、店頭で5分あれば読み終わります。とってもステキな絵本。店頭で読み終わった人もきっと買って帰りたくなる。そして、子どもにプレゼントしたくなると思います。自分のお母さんへ贈りたくなるかもしれません。あたたかい絵本です。
2008年05月01日
ペットの死に想う
投稿者 湯河原こむぎ

我が家の娘は12才。娘が生まれるより前から飼っている「うさこ(♂)」(白い子)と「すみれ(♀)」(しましまの子)という猫がいます。二匹は兄妹猫で、外に出さずに家の中だけで飼っています。1992年12月生まれの15歳。老猫です。
4月始め頃からすみれの具合が悪くなりました。ご飯をあんまり食べなくなって、時々痙攣したりする。今までは元気にしていたのに。
4月3日
動物病院に行きました。症状を説明すると、高齢なので血液検査をさせてくださいとの事で血液検査をしました。すると腎臓の機能がだいぶ落ちている事がわかりました。病名は「尿毒症」でした。普通は尿と一緒に体外に排泄される毒素が、腎機能が低下している事によって、排出できなくなっているとの事。人間だったら透析を行うのだが、猫は出来ないので・・・という事で点滴をしました。
家に帰ったら、私と一緒に二階まで駆け上がり隅っこでじっとしていました。外に出た事がないので、外に出る事はすごいストレスだと思います。隅っこで心を落ち着けていたのだと思います。
4月5日
動物病院へ。先生の話だと、意識もしっかりしてるし、水も飲めるなら、まだ大丈夫。腎臓が悪いと胃まで荒れたりして、胃が荒れると口の中まで荒れて来てしまうとの事。今日は、口に血がついてたの。やっぱり口の中が荒れているらしい。口が痛くて食べられないのかな。今日は、この間の点滴に、口の傷を治してもらう抗生物質も入れてもらう。
先生は、水も飲まない・おしっこが出ない・吐く・・・となったら入院するしかないけど、あまり入院はさせたくない。(環境が変わるため、猫がストレスを感じるから)との事。私もそう思う。犬が入院してたりするとドキドキするだろうし。
4月7日
動物病院へ。すみれは、まったく何も食べなくなっちゃって、ぐったり寝ている。お水は飲んで、おしっこも出る(ただし、お漏らし)。吐かない。私としては、「15年の間、家から外に出た事がないすみれにとって、入院はものすごいストレスになると思うので、出来るだけ入院させたくない。もう高齢で直る見込みがないなら、家で静かに最期を迎えさせてあげたいと思う」と伝えました。・・・すでに私と娘は泣いてます。
先生は、「ほんとに入院はストレスになると思うので、できればさせたくないし、家で看取りたいというのもとてもいい事だと思います。でも、入院させれば24時間かけて高カロリーの点滴を入れる事も出来るので、それをやると、一時的によくなる可能性もあります。が、やはり高齢なので、またいずれ、今の状態に戻る事にはなると思う。」と言う。私は泣きながら「じゃあ、一晩預けてもいいですか?」と言い、預けて帰って来ました。さくらは、もう一人で病院の外に出て泣いていました。
「11歳以上の猫用」というごはんを買って、すり鉢ですりつぶして、指につけて「食べな」と口の前に出しても「いらない」と顔を背けてしまうの。食欲ないんだと思う。人間だって何も食べたくない時ってあるじゃん。で、食べないからぐったりしちゃってる・・・。だから「高カロリーの点滴」は救いの神かも~!とわらにもすがる思いでした。
4月8日
すみれを迎えに行きました。元気に「にゃーお」と鳴く姿を期待して。
病院の診察台の上のすみれは、ぐったりと横たわっていて、猫らしく丸まって寝ていなかった。足も手も投げ出した感じで。私が「すみれー」って言っても目もうつろで。先生も「思ったよりも点滴の効果が出なくて残念です。」と言っていた。血液検査もしたら、この間した時よりもすこーし悪くなっていたって。治療しているのに悪くなる・・・覚悟を決めた方がいいかもって思った。
助手席にすみれを乗せて「おうち帰るよ、すみこ。」と言って走り出すと、今までどよーんと横たわっていたすみれが、顔を自分で持ち上げて、目もいつもみたいに真ん丸くなり「どこ行くの?おうち?」みたいに私の方を見た!顔をなでると、手で私の手を触る。病院にいた時とえらい違い!やっぱり入院はイヤなんだよ。うん。
娘を塾に迎えに行って、車の中ですみちゃんが点滴したけどよくならなかった事を伝えると「しょうがないよね~。」と意外とあっさりしていました。
でも、家に帰ってすみれを見たらポロポロ涙を流して大泣き。「さくらは・・・小さい時から・・・ずっとすみちゃんと一緒で、うさちゃんは、さわらせてくれないけど(加減を知らないあかちゃんの時にぎゅーっと抱っこされた事がトラウマとなり、娘の事をこわがっている)、・・・すみちゃんは、強く抱っこしても平気で・・・死んじゃうのはやだけど・・・でも、思い出もいっぱいあるから・・・えっえっ・・・」ともう大変でした。ほんとに私もたまりませんでした~。
4月9日
夕方、娘と病院へ。点滴をしてもらいました。
昨日、病院に迎えに来た時は、ぐったりして横たわっていたけど、家に帰ったら少し元気になった。今日は、ちゃんと猫らしく丸まって寝ているし、座って顔も上げられる。家では、起き上がって、カゴから出てヨタヨタと歩いたりもする。少ししか歩けないけど。相変わらず、何にも食べないけど、ちょっとうれしい。
4月10日
一泊入院したあと、一度も痙攣も起きていないし、だいぶいいな・・・と思っていたら、夜、大きな痙攣を起こしました。抱いてあげたらすぐに落ち着いたけどびっくりしました。一進一退です。
4月11日
明け方、すみれは何度も「んなーお」と泣きました。枕元にすみれのかごを持って来て、すみれが泣いたらすぐに手をのばしてなでてあげました。なでてあげると安心して眠るみたい。でも、また泣いて・なでて・ねむって・・・・・泣いて・なでて・ねむって・・・・・を繰り返して朝が来ました。
仕事が終わって、最寄り駅について「今日も点滴に行かなくちゃ」って、ATMでお金おろして、娘に電話してみた。
私「すみちゃん、具合どう?」
娘「おかあさん、あのね、すみちゃん死んじゃったの。おかあさんがお仕事に行ったあと、鳴いてたらしいんだけど、そのあと、おとなしいなって思っておばあちゃんが見たら、息してなかったんだって。」
・・・・ぐがーん・・・・。
娘は、今日二時過ぎに帰って、かなり泣いたらしく、私が帰った時には、もう自分の気持ちに一段落ついていたようでした。
すみれを見たら「の」みたいに丸まって、いつものかごに寝てた。
病院に預けた4/7、迎えに行った4/8。その二日にもうかなり泣いた娘と私。4/8に迎えに行った時は、かなりぐったりしていたので、私は心の中で「きっと今晩死んでしまうに違いない」と思いました。
でも、お家に帰ったら、少し元気を取り戻したので、すごくうれしかった。15歳という年を考えても(病院の表に猫の15歳は人間の76歳って書いてありました。)、もう今までどおりになる事はない・・・と分かっていても、ちょっとだけ元気になったのはうれしかった。なーごなーごと鳴くたびに、なでてあげるとおとなしくなるのもうれしかった。安心してるんだなーって思って。
娘にも「先生が、この病気は痛みはないって言ったから、大好きなおうちで眠っている間に、すみちゃん自身も気づかないうちに安らかに息を引き取れれば、きっと一番幸せだと思うよ。すみちゃんは、さくらのお家で飼われて、すごく幸せだったと思うし。」と話しておいた。「死」という事が必ずしもすみれにとってサイアクの事態ではないと、説明しておきました。
娘が「すみちゃん、こんなに長生きしてくれてよかったよ。」と、言ってました。「長生き」・・・それはもちろん、15年という長い歳月の事もある。もうひとつ、入院した後の3日間、ほんとに具合悪かったのに、悪いなりに、歩いて見せてくれたり、顔をあげてくれたり、「おうちが好き」っていう態度を見せてくれた。3日間という短い期間だったけど、私達にとっては、充分すぎるすみれからの「最後の三日間、渾身のメッセージ」でした。すみちゃん、ありがとう。
4月12日
お寺で焼いてもらいました。お寺では号泣しましたが、もう泣きません。
娘が中学生になるのを見届けてから静かに亡くなったすみちゃん、本当にありがとう。
「こんなに悲しいなら飼わなきゃよかった」なんて絶対に思わない。だって、いっぱい楽しい思い出あるもんね。
これからは、すみれの分も、うさこをかわいがって行きます。(うさこは、ちょー元気。)
長々とすみませんでした。昨今、空前のペットブームです。しかし、その陰には人気のなくなった種類のペットや、病気になったペットを捨ててしまうという悲惨な現状も隠れています。動物と言えども家族ですから、病気になった時、老いた時、ちゃんとめんどうを見ることが出来るかどうかを考えた上で飼ってください。お願いします。
2008年04月10日
脂を減らす方法
投稿者 湯河原こむぎ

4月1日からいよいよメタボ検診が始まりましたね。検診でひっかからないように日ごろから気をつけたいですね。
最近私は、お肉を料理する前に一度熱湯に通して脂分を落としてから料理するようにしています。一度湯通ししても、前の日に作った豚肉の煮物の残りを朝まで置いておくと、こんな事になってませんか?火を入れれば、脂は何事もなかったように溶けるけど・・・って事は、この「ちょー脂」を食べちゃってる事になりますよね~。
そこで、以前、裏ワザ番組で知ったこの方法で余分な脂を取り除きましょう。

この脂が簡単に取り除けるの。とっても簡単。ラップを表面にまんべんなく押し付ける。隙間なく。ただこれだけ。

で、このラップをはがすとね・・・見えますか?白い脂がラップにくっついて来ます!うれしくなっちゃうくらい!不思議だよねえ。

ほーら、こんなに取れた!ちょっぴりうれしさがこみ上げてくる・・・(*^-^*)

ま、多少の脂は残っているけど、こんなにきれいになりました!あのまま食べるのと、取り除いて食べるのでは、大違いだと思います!今度、豚肉の角煮を作った時に、ぜひぜひやってみてください!
2008年04月01日
子育ての体験談を元にしたケータイ小説『マザハラ』
投稿者 樋賀集子
最近、手軽に読める携帯小説が人気のようですが、私も就寝前やちょっと時間が空いた時に読んでいる携帯小説があります。その題名は『マザハラ』。
母親になった時に感じた矛盾や辛かった事を小説の中で問題定義している、そんな物語です。
私が長男を産んだのは16年前ですが、その時はもちろん母になるシアワセをたくさん感じました。でも、同時に子育ての大変さも感じていました。まわりから制約されることも多くて、“子育てって忍耐なの?”と、なんとも言えない感情がフツフツと沸いてきたことも。
ケータイ小説『マザハラ』は、環境やシチュエーションは違うものの、そんな母親の悩みなどが描かれているストーリーになっています。
というのは、『マザハラ』のストーリーは、著者である百世 瑛衣乎さんが体験したこと、そして多くのお母さん達の経験した事実から構成されています。
マザハラとは、マザーハラスメントという百世さんの造語。
「あぁ、私もそんな経験がある…」と共感できる部分もたくさんあって、お母さん達にとってもっと子育てしやすい社会に変わっていってほしいという思いを感じるのです。
「マザハラは実話によって紡がれたストーリー」と百世さんは言っています。そして、「そんな状況が少しでも変わるように願いを込めました」という言葉とおり、子育てをもっと楽しめるようになればいいなって思います。そして、それは子どもとの時間をもっと楽しめるようになることであって、母親自身ももっと自然体で出産・育児を楽しめる社会になることだと思います。
百世 瑛衣乎さんの『マザハラ』紹介文より
保育園に通わせると「可愛そう」と言われ、
美容院に行くだけで「母親は育児が第一」と非難される。
子どもの成績が母親の評価に直結したり、
不登校の相談をしたら「母親の愛情不足」と責められる。
母親を理由にした数々のバッシング・・・
どこかおかしいと思いませんか?
こういった社会風潮を、マザーハラスメント(マザハラ)と名づけました。
一人きりで育児の全責任を追わされ、
追い込まれるお母さんたち。
母親が受けるリアルな言葉や立場を織り込んで、
携帯小説を作りました。無料です。
ぜひ読んでみてください。(^_^)
私自身、子どもが小さい頃はダンナの家族で食事に行っても、長男がぐずってうるさいからって外で一人で長男をあやしながら待っていたり、歯医者さんの予約を取る時は「小さな子は連れて来ないで」と言われたり、息子の面倒をみてくれる人がいなくて美容院に行けなかったり……。小さいことだけど、悲しい思いもしました。
長男が幼稚園の頃は、「母親が仕事をしていると可愛そう」と言われたことも。
母親が自分の時間を楽しむことは無理だと諦めていたし、罪悪感すら感じたこともありました。
でも、母親になっても自分らしく生きることって大切なことなんですよね。
だって、子どもだってママの笑顔は大好きなはずだから。
母親が笑顔でいられる、そのままの自分でいられる、そんな社会になってほしいって心から願ってます。
『マザハラ』を読むには、ケータイで http://de-view.net/ おりおん☆ トップページ 「◆ジャンル」の一番下「その他」→「それって、マザハラ!?」 とアクセス。
パソコンから読むには ここ↓
http://de-view.net/index.php?PN=k29CWko8&LU=novel/novel_disp_index&novel_number=6863
2008年03月20日
おまけに弱い私・・・^^;
投稿者 湯河原こむぎ

コンビニで飲み物を買う時、なんとなくペットボトルの首におまけがついてると手にとってみたくなる私。それでも以前より、買わなくはなっているんだけど、がぜん欲しくなるかわいくてたまらない「おまけ」に出会う事があるっ!
今回出会っちゃったのは、リプトンのリモーネっていう紅茶飲料についているおまけ。マカロンやチョコで有名なPIERRE HERMÉ(ピエール・エルメ)のおいしそうなお菓子のストラップがついてるの♪なんと8種類!

どれもおいしそう!どれもかわいすぎる~っっ!よくできてる~!絶対全種類ほしい!
しかーし!紅茶大好きの私ですが、お砂糖が入っている紅茶飲料は飲めないのでありました・・・。なので今回はズルしてオークションで買っちゃいました!
最近はすっかり暖かくなって、もう春ですよね。8種類もかわいいストラップが増えたので、ウキウキ気分で毎日つけかえて楽しんでいる暇な私です。今日は、ピンクのハート型のマカロンのにしましたよ。とーってもかわいいので、みなさんもコンビニに行ったら探してみてくださいね!

ちなみにこれは、去年、一生懸命集めたル・クルーゼのマグネット。ペプシコーラのおまけでした。これは本当によく出来ているし、裏についている磁石が大きくてバシッととまるので、マグネットとしてもすごく優秀。今も毎日使っています。この時は、コーラを消費するために、よく「お肉のコーラ煮」を作りました。←もちろん、ル・クルーゼのお鍋で。
「かわいいの」「ステキなの」、おまけ情報あったら、ぜひぜひ私におしえてくださーい♪小さな事で毎日楽しい単純な私でした☆⌒(*^-゜)b
2008年02月28日
「切手」はステキなギフト
投稿者 湯河原こむぎ

最近、携帯やパソコンのメールが主になっていて、「手紙を書く」という、昔ながらの「物理メール」って少なくなっていますよね。便箋を選んで、相手の事を考えながらお気に入りのペンで文章を書いて、切手を貼ってポストに入れる・・・そんな行為って確実に少なくなっています。
でも、私、けっこう「郵便」を利用しています。おもしろいテレビ番組を録画したDVDを友達に無理やり「これ見て!」送りつけたり(迷惑!?)、お誕生日のプレゼント、出産祝い・・・。そんなに大きいものでなければ、普通に封筒に入れて「定形外郵便」として送っています。
切手を貼らずに郵便局に行って、重さを量ってもらってお金を払えば、オートスタンプでガチャンと赤く印字されるけど、私は切手を貼って送るのが好き♪かわいい切手を見つけたら買って、ストックしておいて、たくさんの種類をペタペタ貼っています。ラッピングしているみたいで楽しいし、切手に気づいた時の相手の顔を想像するのも楽しい!
上の写真は、友達に出産祝いを送った時に貼った切手。50円・80円の切手は、かなりかわいいものが、よく発売されています。料金が200円の時、200円切手1枚より、50円切手4枚の方がだんぜん楽しい!
私は郵便局に行った時、窓口に「発売中」と書かれているものを見て買う事が多いですが、こんなサイトで発売日の情報なども見つけることも出来ますよ。
定形外郵便の料金を確認するのはこちらで。
2008年01月10日
やっぱり『チェンジメーカー』になりたい
投稿者 常山あかね

明けましておめでとうございます。遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。
さて、2008年になりすでに10日経ちましたが、1年前の自分のブログをあらためて読み返してみると、「『チェンジメーカー』になりたい」という記事が・・・。
『チェンジメーカー』というのは、ニューヨーク在住の写真家、渡邊奈々さんの著書。世界で活躍する社会起業家(ソーシャル・ベンチャーと呼ばれる新しいタイプの社会事業やNPO、NGOをを仕事に選んだ人たち)のインタビュー集です。その本に共感し、目先の利益ばかりではなく、「人に自慢したくなるような誇らしい仕事」をしたい!という私の思いがブログに綴られていました。
そのときの気持ちは、今でもまったく変わらないどころか、さらに強くなっています。
ただ、1年前、壱頁という会社を起業して、それが実現できたかというと、答えはまだNOです。「仕事もこどももあきらめないキャリアプロダクションを実現したい」という理想と、現実にできることとのギャップが大きいことも実感できました。でも、ソーシャル・ベンチャーとして事業をやっていけそうな手応えも、まだ蕾(つぼみ)の状態ですが、感じ始めています。
そんな時読んだ本が、「チェンジメーカーになりたい」の続編、『社会起業家という仕事~チェンジメーカー2~』。
前著同様、病児を預かる在宅保育事業のパイオニア「フローレンス」の駒崎弘樹さんら、20人の社会起業家のインタビュー集です。その中で、解説(社会企業家フォーラム代表 田坂広志氏)にあった、「大切なことは小さな山でもいい、まず、目の前の山に登ってみようと思うのではないでしょうか」という言葉に惹きつけられました。

来年の今頃は、「『チェンジメーカー』になれたよ!」と笑顔でご報告したいと思います。まずは、小さな山を登ることから始まる私の試行錯誤のチャレンジは、まだまだ続きそうです。皆さま、今年もどうぞよろしくお願いします。
今年の子育てテーマ「ハグしあおう!」
投稿者 雅薫子
皆様、あけましておめでとうございます!雅 薫子です♪。
年が明けるとこの時ばかりは色んな事を計画立ててみたくなる私です。特に子育てについては、色々考えていないと、仕事にも支障が来てしまうので、1番色んな事を考えてしまいます。
計画倒れも多々ですが(汗)・・・、でも、子供が大きくなるにつれ、「私がここで心がけた事」というのは、結果として子供の行動に現れてきている気がするのです。
ほんとに小さな小さな考え事なのですが・・・。
それで、今年の私の子育てテーマは「ハグしあおう!」にしました!。
それは、何故かと言うと、子供が大きくなればなるほど、子供を「抱く」機会が減ってきて、しかも女同士・・・、素直に向き合うのが辛いときが出てきてしまったからです・・・。自分で自分が情けないっ。
そして、ちょっと年末に、子供のことで「痛い経験」をしてしまいました(涙)。
でも・・、やっちゃう時は子供相手なのに本気で3姉妹とやりあっちゃうので、もう色んな自分の至らなかった部分は、先ず、認めるしかないと思ったんです・・・頑張ったのにぃって思っても(笑)。
今現在の薫子家の3姉妹の現状は、こんな感じ。
●長女→小4(だんだん「男の子」や「恥ずかしさ」「ファッション」など・・「女」に目覚め始めの年頃B型女)
●次女→小1(まだまだ「めちゃくちゃ」の泣き虫1年生。寝起きが最悪な低血圧のB型女)
●三女→年中(お姉ちゃん達に「かなり」鍛えられている、我が家で1番の世渡り上手なB型女)
今更ですが、(自分も含め)全員B型の彼女たちの、「自己中振り」の芽生えに昨年の私は、殆ど毎日「目くじらを立て怒りまくる日々」の子育てだったと思います。その理由の1つに、長女が4年生という事もあり、「学習塾通い」の生活が始まり、「妹たち」にも、ある意味「制約の多い生活」にシフトしてしまって「我慢」をさせることが多くなってしまった事があると思っています。
でも、覚悟を決めて「この体制」をとっているわけで、しかも社宅の限られたスペース・・。私の、仕事用のパソコン机も彼女たちの勉強机と並べて、皆で「学習体制」に入る生活なので、ひとたび歯車が狂うと「飛び出して走り回りたくなる」ような衝動に駆られるほど、「腹が立って」しまって・・・。結局、「大きな声で叱咤する」という「悪循環」の毎日。
自分でも「まずいなあ~」と日々を振り返りつつも、「自分のミッション」をこなす事も大切なので、そっちがはかどらないとこれまた「イライラ」。
これまた結局、「悪循環」なので、割り切って自分の事に没頭して、自分の仕事が終わってから彼女たちの勉強を見たり、話を聞く段取りじゃないと、時間がいくらあっても足りない状態になっちゃうので、「ごめんね」と思いつつも、「ちょっと、終わらないから後にして!!」という言葉を多くかけてしまうようにもなっていました。
でも、なんとなく「これでは子供たちによくないんだろうなあ」みたいな予感があって、「仕事がしたい」自分の気持が「子供と話したい」という気持よりも「上回る」状態だったので、私もその態度を「ごまかしていた」つもりでも、正直な私の「心」が子供たちに伝わっていたのでしょう・・・。
年末・・・、次女の学校の先生から電話が掛かってきました。
「ある男の子と一緒に、女の子と喧嘩みたいな小競り合いをしている」と。
そして、次の日も、もう1本。
「お友達と一緒に遊びに行く時に、そのお友達が嫌がるのを強引に手を引っ張ったらその子がこけて打撲してしまった」と。
私は思いました。「あ~、やっぱり・・」と。
悪い予感は当たるんですよね。私が「イライラ」で怒っている状態がそのまま「次女」に伝授されていたようで、学校でどうも「トゲトゲ」してしまっていたようなんです。しかも、この事を問いただした時に、彼女の目を見たら、今から戦いにでもいくの?って言わんばかりの、「構えた目つき」。
その目を見たとき、私は「あ~、ごめんねっ」って思わず泣いてしまいました。
日々のミッションをこなすのに精一杯で、戦闘体制に入っている「私の目」と同じじゃんっ!て、直感で思ってしまったんです。結果、姉妹喧嘩も言葉が酷くなる一方だし、「あ~、仕事スタイルを見直して、バランスをもう一度見直さなければ!」と、はっとしました。
それぞれの親御さんには、彼女も連れて「謝罪訪問」。まあ、救われたのは「1年生」なので、小競り合いなり・・諸々それまでの過程に、「子供同士のやりとり」はあったようで、親御さんのご理解も深かったので、私も次女も「反省」を受け止め、「次どうする?」とお互いに話すことができたのでした。ほんとに、ご迷惑をお掛けした親御さんの理解に感謝するばかり・・。申し訳ありませんでした。
私は、「私が仕事をしている事」「3姉妹」というワードのイメージで「多分こんな子」と子供たちのことを区切られる事は、「1番心が痛いこと」かもしれません。でも、「多分こんな子」という部分で、「こんなイメージ」を持たれるかも?という、「イメージ」もなんとなくわかっているつもり・・。でも、今回は、「3姉妹の次女」の彼女がやっぱり、「不満」を抱えて学校生活を送っているんじゃないか?ということを、別のママから私が直接言われてしまうことにもなったのです・・・。「3姉妹の真ん中だから、家での不満が多いはずだと・・・」。
全くお恥ずかしいお話なのですが、活発な彼女は「男の子」みたいな、「男前女」なので言葉遣いが激しいといったそんな部分も確かにありますし、女3姉妹「口達者」が皆で暮らしているので、そう思われても、お返しする言葉もありません・・・。
でも・・、きつい出来事でした。
だから、彼女たちが大きくなってもこれから大きくなっていても、女同士だけど(笑)、仕事をしている私は辞められないし、これは私が真っ直ぐに精一杯進んでいれは、彼女たちが大きくなったときに絶対に解ってくれる日が来る・・・。でもでも3人娘だから、私も3人分がいっぱいいっぱいで、手が足りなくなるのも事実で、成長過程の彼女たちには「私のそんなイライラ」や「キャパオーバー」も理解できるはずもなし・・・、それを説明したり・・説明する時間がなくなったり・・・とにかく毎日忙しいことは変わりなし!。
だとしたら・・1番ダイレクトな愛情表現は、「ハグする!」かなって思ったんです(笑)。
3女はまだまだ、「抱っこ~」の年齢ですが(笑)、小学生を「抱っこ」するって、知らず知らず・・・なんですね・・・。
時々、「プチっ」と行きたくなる時もありますが(笑)、なんとなく「トゲトゲ」がすぐになくなった「次女」。
そして、「塾の宿題」を、私から言われる前に、「机に付く」事がだんだんと出来る日が多くなった感じの「長女」。そして、そんな姉たちの邪魔をしなくなった?!ような「三女」。
「アロマで癒しやリラックス」「ファミリーケア」などと、実践する楽しさをお伝えしている私なのに、自分で自分の為には、なんだかエネルギーが必要だし、自分の為にそんな余裕も持てず、これまた自分が情けなくも、結局、「誰か私を癒して~」と心で叫びながら、乗り越えたこの出来事・・・。そんなことから、こんな「子育てテーマ」を考えてみました(笑)。
新年早々、子育て話でつぶやいちゃってごめんなさい(涙)。
でも、こんなことがあっても、やっぱり私は、「仕事も子育ても諦めたくない!!」と変わらず「ワーキングマザーを貫きたい!!」と思っているのです。今年は、こんなつぶやきも素直に書いてみようかな・・・そんな風に思っている私でした(笑)。
今年もどうぞよろしくお願い致します!!
2008年01月06日
初日の出&富士山
投稿者 湯河原こむぎ

みなさま、あけましておめでとうございます。湯河原こむぎです。今年もちょっと楽しい気持ちになれる記事を書いて行きたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
元旦、初日の出を見に行っちゃいました!何十年ぶり?ってくらい久しぶりに!
結婚する前は、ほぼ毎年初日の出を見に行っていました。大手を振って朝帰りできるのって大晦日くらいですからね。結婚してからは、ぬくぬく暖かいお部屋で迎える新年に勝るものはなく、夜更かししていろんなスペシャル番組を見て、年賀状が届く頃ゆっくり起きる・・・毎年、そんなパターンでした。
昨年11月頃、中学の同級生から「元旦の朝4時半集合!歩いて海まで初日の出を見に行くぞっ!」とメールが来ました。え゛ー、4時半~?やだー、寒そうだし~海までって10キロくらいあるじゃん~無理っ!と思った。でも「夜のピクニック」みたいでちょっとおもしろそうかも?って気持ちもあった。
じじばばと同居で、夫と子どもを残して正月に朝帰り・・っていうのもなかなか許されるものではない・・・。でも4時半集合なら、じじの起きる前だし(じじの起床は4時半~5時頃)、初日の出を見て帰って来ても、夫と子どもはまだ夢の中。行ってみるか!と決心。
元旦。ジャニーズのカウントダウン見てたりしたから二時間しか寝てない。起きたら外の気温は3℃。うひゃー!4時半に待ち合わせ場所に行ったら誰も来ていなかった。みんな(7人)が揃ったのが4時55分。間に合わないんじゃない?日の出に。途中まで車で行こうよ!と言うと「ぜってー間に合うよ!俺は、この企画が決まってから自主トレしてたんだ!会社でも上下3階までは階段にしたし、駅でも絶対にエスカレーターに乗らねえようにしてたんだ!間に合わなかったら途中から走ればいい!行くぞっ!」と言われ、歩く事に。とほほ。強化合宿かっ!
しかーし!みんなの歩くペースは早く、なんと約9キロを一時間半で歩ききった!びっくり!日の出まで20分以上待つほどでした!絵に描いたような素晴らしい初日の出でした!今年、なにかいい事が起こりそうな予感がするほど。帰りは、電車に乗って帰りました。久々にみんなに会って、いろいろと話しながら歩けたのもとても楽しかった。歩いていたら、ぜんぜん寒くなかった!(途中のコンビニでは水を買いました。)おじさん・おばさんになっても、時々こうしてみんなで「バカな企画」をしてみるのもいいもんだ!と思いました。

そして、二日は・・・富士山も素晴らしい姿でした!わたし的には、箱根駅伝がショックな結果で立ち直れないくらいでしたが、この美しい富士山は「日本に生まれてよかった~!」と思える素晴らしさでした。
先日のらむねさんのエントリーを受けまして、私の目標をここに書き上げてみます。
★◎◎kg(←ヒミツ)を超えない。
★夜10時以降、ものを食べない。
★娘とケンカしない。←反抗期なので、最近しょっちゅうぶつかっている・・。
★仕事では・・・くだらないミスをしない。
★ペットボトルを買わない。
小さな目標ですが、一つずつ守って行こうと思っています。
みなさまにとって2008年が実りある一年でありますように!
2007年11月16日
インフルエンザ注意報
投稿者 湯河原こむぎ
だんだん寒くなりますが、皆様、いかがお過ごしですか?夏が大嫌いな私は、寒くなるこの時期が大好きです。しかし、子どもがいると、冬はいろんな病気に感染する季節。嘔吐下痢症、インフルエンザ、ノロウィルス。いやな季節です。
前シーズンは、ちょうどインフルエンザの予防接種しようかな~という時期にノロウィルスが猛威を振るっており「予防接種に行って、ノロウィルスをもらったらたまらない!」と思い、予防接種を受けませんでした。そしたら、3月に(前シーズンは、流行がとても遅かったですよね。)見事インフルエンザに罹患・・・。がーん。ちょうど世間で「タミフルの副作用」について大問題になっていた時でした。
娘(小6)の通うA小は、今年は、なんと!10月下旬からインフルエンザが大流行!まずは4年生から流行り始めました。毎年10月下旬に、近隣地域の小学校の4年生が集まって音楽会(合唱大会のようなもの)が開催されます。1ヵ月半くらい朝練もあり、その大会に向かって学年一丸となって頑張ります。4年生にインフルエンザが大流行した事によって、A小は欠席者が多く、その大会に不参加となりました。娘からその話を聞いた時、私は「せっかく練習したのにかわいそうだね、4年生。」などとのんきに答えていました。
その後、1年生に欠席が増え、娘の話だと「18人休んだクラスがある。」「9人しか来なかったクラスがある。」・・・ひゃーっ!と思っているうちに、娘のクラスでも4年生にきょうだいがいる子から、ポツポツと休む子が出始めました。そして現在、4年・1年は学級閉鎖。
例年、10月・11月と言ったら「インフルエンザの予防接種、どうしようかな~」などと考える季節。母子手帳を見てみると、二回目の接種を年が明けてから受けた年もありました。
今年のこの早い流行に、11/10、あわてて小児科に行きました。先生も「A小は、今ものすごく流行ってますよねえ。今3人検査しましたが、全員A型でした。」と。その日、予防接種一回目を受けました。
「これで一安心。17日に二回目を受けなければ。」と思っていたら、15日・木曜日、学校から帰ると37度の熱。「きっと風邪だよ。明日は学校に行けるよ。」と早く寝かせましたが、熱はぐんぐん上がり38.7度に。「体の節々が痛い~」とメソメソ。あ゛ー、こりゃインフルエンザだ。がっかり。朝には39度になっていました。

もちろん小児科に行き、検査をしたらA型!10代の子に「タミフル」は禁止されている(
去年の自分の記事を読んだら、娘がインフルエンザにかかった次の週に「10代にタミフル処方禁止」が決まったと書かれていました。)ので「リレンザ」を使ってみましょうか・・・と先生。「12月には解除されるという話もあるんですが、現時点では処方できないので」との事。

先生や薬局の人も「タミフルのような副作用はない。」としながらも「タミフルと同じ程度の効果が得られるかは、あまり今まで使っていなかった薬なのではっきりした事は言えない。」という感じでした。え゛ーっ、それってどうなのよーと思いながらも、リレンザを持ち帰り、
ネットでいろいろと調べてみました。ううむ・・・大丈夫なのかな。でも、重篤な副作用がないならとりあえず安心か・・・と思いながら一回使ってみました。口から粉を吸い込むタイプの薬です。
この記事を書き始めた時は、無言でぐったりと布団にくるまっていた娘。今「テレビ見てもいい?退屈だから。」と起き上がりました。薬、効いて来たのかな・・?今、りんごを食べています。
しかし、こんなに早くインフルエンザが大流行して(A小の場合はA型)、年明けにまた別の型が流行なんて事になったらいやだなあ。皆様も充分お気をつけくださいね!うがい・手洗いは基本です。
2007年10月14日
自分のもの・他人(ひと)のもの
投稿者 湯河原こむぎ
家庭科の「おかあさんボランティア」に行きました。
昔、家庭科で何かを作る時って、生地はそれぞれ好きなものを使ったけど(生地もお揃いの時もあった)、形はみんな同じものを作ったでしょう?でも、最近は「作りたいものを自由に」っていうのが多くて、先生一人では対応しきれない。だから、そういう時は「お手伝いに来てくださるおかあさん募集」というプリントが来る。仕事が休みの時は出来るだけ行くようにしています。
たとえば「みんなで育てたさつまいもでお料理を作る」っていう時は、グループで何を作るか話し合って、それを作る。だから一つのクラスで6種類くらいの料理を作る事になる。大人が一人では無理。
今回も、娘は丸いクッションを作るんだけど、抱き枕の子もいるし、座布団の子もいる。ウォールポケットを作る子もいる。子ども達は、頭では「キューブ型クッション作る~!」って思い描くけど、どうすれば「キューブ型」を作れるかは、よくわかっていない。そう、デザイナーが描いたお洋服の絵を、実際の洋服にするためには「パタンナー」という人の力が必要。型紙を作る人の。
今日は、型紙をもとに布を裁断するところまでは最低限終わらせる・・・というめあて。パタンナー的な役割のお母さん達は、あちこちから呼ばれて大変だった。(おかあさんボランティアは4人来ていた。)
5年生の時も思ったんだけど・・・こういう時に、自分が作るのに必要な物を、きちんと用意して来ない子が多い。
今日、A君は、自分で何一つ持って来ていなかった。裁縫箱すら。
白い布はB君に
赤いフェルトはCちゃんに
和柄の布はB君にもらい
針と糸はD君に借りて
中に入れるパンヤもD君からもらって仕上げていた。
ありえない!
一生懸命作っているD君の手伝いをしていたら「おい、D、中に入れる綿くれよ~!」とA君が来たので、私は「自分の家から持って来いよ!(前から一緒のクラスでよく知っている子なので・・・)」とげんこつを握って(ぶってません)、猪木の顔で言ったら、にやにや笑いながら「いいじゃん~」と言って取って行った。優しいD君は「ちょっとにしてよ~、僕のがなくなっちゃうよー。」と言いながらもあげていた。
A君に白い布と和柄の布をあげていたB君も「おい、Dちゃん、おれにも中に詰める綿くれよ~。」と言ってもらって行った。B君は座布団みたいなのを作っている。D君の持って来たパンヤを全部入れたって足りないくらいの大きさの座布団!もう一度もらいに来たので、私はD君になり代わり「ぶぶーっ!だめー!来週までに自分で用意して来い!」と言った。D君だって、直径40センチのドラえもん型クッション作るんだから、足りなくなっちゃうよ。せっかくおかあさんが、D君のために持たせたパンヤだ!
どうしてこういう事が起こるんだろう?
・・・親が子どもの事に関心がないのか、子どもが親に「今度家庭科でこういうものを作るから」と言わないのか・・・どうしてなんだかわかりませんが、なぜ用意しないんだろう。出来上がったものを、子どもが家に持って帰った時に「この布とかどうしたの?」って親は思わないんだろうか?学校で用意してくれたとでも思うんでしょうか?
みなさまのお宅ではどうですか?
子どもが図工や家庭科で何をしているか把握していますか?必要なものをちゃんと持たせていますか?
しっかりした子で、家にあるものをきちんと出して自身で用意出来るならいいでしょう。でも、うちの娘のようなおっぱっぴーな性格だったり、家には普通ないようなものを使う時(たとえば、クッションの中に詰めるパンヤとか)は、必ず親の手や目やお金が必要になります。大きくなっても一言声をかけてあげる事はとても大事な事だと思います。我が家では、週末に「来週学校に持って行くものは何?買わないといけないものはない?」と必ず聞きます。前日の夜になってから「風船と和紙が必要」と言われても困るので。
人から何かを借りるのをなんとも思わない人がいる。
人から何かをもらう事をなんとも思わない人もいる。
私は、貸すのもあげるのも、まあ気にしない方だけど、自分が借りたりもらったりするとすごく気になります。何度も借りるのは申し訳ないから、頻繁に使うものだったら(たとえば30枚いっぺんに留められるホチキスとか・・)自分で買おうって思うタイプ。子どもにも「誰かから何かをもらったら必ずお母さんに言うんだよ」と教えています。
他人のもの・自分のもの。けじめをつけて生きましょう。借りたら、もらったら「ありがとう」。人間の基本です。
2007年10月06日
「子宮会議」
投稿者 湯河原こむぎ

本屋さんで、本を探している時に、偶然見つけたこの本。目立つように平積みになっていたわけでもないのですが、本棚に入っていた細い背表紙の「子宮会議」というタイトル、「癌になって、初めて私達は、話し始めた」という帯に惹かれ手にとってみました。
作者は女優の洞口依子さんでした。私が一番印象に残っているのは「愛という名のもとに」のノリ役の洞口さん。
この本は、彼女が38歳の時に経験した子宮がんのお話です。
本を読んでいると、彼女は夏から「生理がちょっとおかしい」・・・と感じていたにもかかわらず、「どうしたんだろう?」「気のせいかな」「そのうち治るかも?」とネットで夜な夜な症状や病院を調べ、病院に行った方がいいのだろうか?・・・と日々を過ごして、結局、病院に行ったのはお正月を過ぎてから。私は本を読みながら「早く行きなよ~。」と本にむかって何度もつぶやきました。
このネットで夜な夜な検索する時に彼女は子宮の声を聞きました。そして、彼女は、子宮と会話する。それを「子宮会議」と呼んでいました。
「ナニグスグスシテルノサ!ドコデモイイカラ病院ニツレテッテヨ!早クシテヨ」
彼女の子宮は叫ぶ。
病院に行くのが遅くなったため、いろいろと大変な事になってしまいます。
この本は「だから、あなたも早めに受診して」という趣旨の本ではありません。どん底の気持ちから、再生して行く一人の女性を書き綴っています。時に泣き崩れ、時に立ち止まり、もがき悩みながら、もう一度元気になって行く彼女の姿が綴られています。
どんな病気でも早期発見・早期治療が良い事には変わりありません。だから、「このところ、生理がちょっといつもと違う」・・・と思っていたら、産婦人科を受診しましょう。私ぐらいの年齢になると「年だからかな」「更年期かも・・」と、自分自身で片付けてしまいがちですが、それは、病院で調べてもらってから先生が決める事。
私は、春ごろから生理がちょっとおかしくなりました。流産したかと思うように大量だったかと思うと、少ない出血でだらだらと3週間くらい続いたり。もちろん、すぐに受診し、子宮頸がん、子宮体がんの検査。その二つはなんでもなかったので、卵巣の可能性もある・・・との事で腫瘍マーカーもしました。それでも、異常が見つかりませんでした。薬もいろいろもらって飲みましたが、症状が改善されません(3ヶ月くらいの間に、何度も病院に行きました)。
「また行っても、なんともない・・・と言われるだけかなあ?」と思ったのですが、もう一度だけ「これで最後。(もし、それで何も異常がみつからず、でも治らなかったら、違う病院に行ってみようと思っていました。)」と行ってみたら、小さな小さなポリープが見つかりました(たぶん、子宮の外側に)。それを切除すると、すぐに治りました。ポリープの切除は、麻酔もなし、入院もなし。外来で行って取ってもらい、薬もなし、当日はお風呂には入らずシャワーだけにする・・・という簡単なものでした。もちろん、何の痛みもありませんでした。(これはあくまでも私の場合で、ポリープの出来た場所や大きさによっても手術の方法、入院期間なども様々だと思います。また、ポリープが発見された日に組織をとって検査に回し、一週間後に検査結果が出て、悪性でない事が確認されてから切除しました。)
やはり、不調には何かしら原因があるのだ!と言う事がわかった一件でした。
先日、会社の人と話していたら(9歳年上)、「最近調子が悪くて病院に行くと、だいたい『申し上げにくいのですが、加齢のためですね』とか『更年期だから仕方がないですね』って言われる。だけど、行かないわけにはいかないじゃない?あーあ、年を取るっていやあね。」って。
女性の体は複雑です。体からの声に耳をすまして、体をいたわって生きたいものですね。
2007年09月20日
洗濯大好き・・・なんだけど
投稿者 湯河原こむぎ

私はお洗濯が大好き!・・・と書くと、なんだかいい主婦みたいですが、そうではなくて、洗濯機が洗ってくれるから好きなの。ニット類もクリーニング屋さんに出すのが嫌いで、水で洗って(もちろん、洗濯機の手洗いコースで)、柔軟仕上げ材で仕上げていい香りのふわふわにしたいのです。「手洗い不可」の表示があっても、自分の勘で「これはきっと平気!」と思ったら洗っちゃいます。コートも(すごく高いものは、さすがに出来ませんが)、洗濯機の手洗いコースで洗い、そのあとでクリーニング屋さんに出します。やはり、プレスはプロにまかせるに限ります。ダウンジャケットだって洗っちゃいますし、ダウンの肌がけだって洗っちゃいます。もちろん、毛布も洗います。
今年の夏は暑かったですよねえ。夫は、すごく汗っかきで、朝起きると、麻の枕カバーにまあるく汗じみが出来ている・・・。もちろん枕カバーは頻繁に洗い、枕本体には、ファブリーズをたんまりかけて、お日さまに干したりしているけど、時々、夫の枕をさわるとしっとりしている時があって「ぎゃ~~っっっ!さわっちまった・・・(・_・、)」って感じ。
枕は「手洗いできません」の表示になってる。でも、今日は、思い切って洗っちゃう事にしました!枕は無印のもので、片側はポリエステル綿、片側に、ストローを切ったようなものが入っています。もし、洗ってだめになっちゃったら買えばいいや!って思いました。だって、この夏、あまりにも毎日、汗かいてるから、洗わずに捨ててもいいかなっとも思ってたし。
せっかくだから私のもついでに洗う事にした。どうせなら「つけおき洗い」コースにして、ワイドハイターも入れた。すっきりきれいに使いたいもんね。途中、ダウニーを入れるために蓋を開けたら、洗濯機がとんでもない事に!片方の枕から、ストローを切ったみたいなものが、たんまり出ちゃってた~っっっ!生地が破けたと思ったら、ファスナーがついていて(ストロー状のものを入れるところに10センチくらいのファスナーがついていた!今までぜんぜん気づかなかった!)、それが少し開いていたらしい。きーっっ!痛恨のミス。洗濯機の中が「雪国」みたいだった!
脱水のあと、このまま掃除機でがーっといっぺんに吸っちゃおうと思ったけど、でも、やっぱり枕の中に戻したいから、レンゲですくって集めました~。そのあと、手で拾って、取りきれないのは掃除機で吸って捨てました~!とほほ・・・・(・_・、)
でもね、枕は真っ白でとってもきれいになりました!それにいい香り!
綿が少し片寄っちゃったけど、無理やり叩いたり振ったりして戻しました~・・・。これで気持ちよく眠れます~。これからも、時々洗っちゃおうと思いました!いやあ、洗濯って本当に楽しいですね・・・。
みなさまも、ティッシュを洗っちゃった事ありませんか?あれは、何度経験しても立ち直れません・・・。今回の「ストロー状のもの」はティッシュよりは、ましでした・・・^^;
2007年07月20日
プチ自立 ~親ばなれ・子ばなれ~
投稿者 樋賀集子
我が家の末っ子、小学5年生になりました。
5年生といえば10歳。しかし、3人兄弟の末っ子ということもあって、まだまだ『チビ』扱いされています。
去年と比べれば、自覚して行動するようにもなったし、イッチョマエに反抗することもあるし、ちゃんと成長しているんだなぁと感じているものの、でも、やっぱり家族の中では『チビ=一番下』という格付け。
高校生の長男と中学生の長女に、「ママは末っ子には甘いよね」と言われ続けていますが、だって、やっぱり小さくて可愛いんだもん。上の二人の子のように、憎まれ口はきかないし……。
しかし、あまり甘やかしてばかりでは、依存心が強くなってしまうし、一人で考えて行動することが苦手になってしまうかも。そんな思いに駆られて、末っ子のプチ自立を考えました。
今までは、住宅事情もあって、末っ子と同じ布団で寝ていたのですが、別々に寝ることを決意!
大したことではないけれど、でも、実は、今までも別々に寝ることを考えたこともあったのですが、私も寂しくて、末っ子も嫌がって、ずっと一緒に寝ていたんです。
寒い夜は、あったかい末っ子の体にピッタリくっついて寝ていたワタシ。4年生くらいからは、私がくっつくと、そっと離れるようになってはいましたが…
(たぶん、寝にくかったみたい)
そして、母の決断の時。
「今夜から、もう一緒に寝るのはやめようね!」
「えぇぇ~!!」
信じられないとばかりに声をあげた末っ子。セミダブルの布団からシングルの布団にして、一人で寝る体制をつくってあげました。
意外だったのは、末っ子がすんなり寝たこと、私も寂しくなかったこと。自分自身、もっと寂しいかと思ってたのに。。。
次の日、末っ子にどうだった? と訪ねると、
「気持ちよかった。でも、シーツはサラサラなほうがいいね」
とのこと。
なんだ~、やっぱり末っ子もあまり寂しくなかったのね。ちょっと、時期が遅かったかな。
長男の時には、下に二人の子がいたこともあって 「早く大きくなれ! 早く自立して!」 と追い立てていたような気がします。急かさなくても、ちゃんと親ばなれして、自立していくんだと感じました。
そして、私も 「子ばなれ」 の次のステップへ。
まだまだ、責任より自分の遊びたい気持ちに勝てない末っ子が、考えて行動できるようにサポートしていきたいと思ってます。
末っ子も反抗期にさしかかっているのだろうけど、しっかり向かい合っていくつもりです。
母も体力勝負ですね。
2007年07月16日
パリの引越し事情~夏は出会いの季節、別れの季節
投稿者 津田実穂
7月にはいってから、パリでは毎日のようにどこかの家で引越がおこなわれています。
パリは人の出入りも多いので、引越しも多いです。
パリの年度始めは9月。つまり、7、8月のバカンス期は年度末となります。そしてこの時期が引っ越しシーズンとなります。
古い建物が多いパリでどのように引っ越しをするのかというと、エレベーターはたいていベビーカーすら入らないほど狭いので(我が家なんて開閉が完全に手動です!)家具は外からしか出し入れできません。
そこで、こんな風景がいたるところで繰り広げられます。窓から荷物を運び出しているのです。
私の住む地域では、若い人は賃貸で住んでいる事が多いので、家を買ってそこに移り住む人や転勤で出て行く人が多いです。
同じ通りに住むフランス人の友人2人も新居を買って出て行きました。
息子の仲良しの友達も、パパの転勤でニューカレドニアに引っ越してゆきました。
わたしも新参者
そしていつかは出て行く身
それでもやっぱり別れは寂しい
でも、別れがあれば出会いもある。
去年の秋にはかなりびっくりな出会いもありました。
今年の秋にはどんな出会いが待っているんだろう。
2007年07月11日
子供心をワカッテナイ
投稿者 武田りこ
うちの息子、中二。
年の割には幼いとは言え、難しくなるお年頃です。
先日、私が、HDDに録画をしていた海外ドラマを見ていたときのことです。
なかなかまとまった時間が取れないので、10分でも時間のあるときに、細切れにみていて、しかも英語で見たいので、見ているときはかなり集中しています。
そういうときに限って、やってくる彼。
息子 「ねえ、この人とこの人、恋人なの?」
私 「そういう簡単な関係じゃないの、わかった、静かにして。」
息子 「これ、ママの好きなスティーブでしょ。」
私 「うるさいなあ、わかってるんだったら黙ってよ。」
こういう感じのやり取りのあと
私がつい、「せっかく見てるの邪魔しないでよ。」
というと、彼にこう言って怒られてしまいました。
「共通の話題があった方が、コミュニケーションが豊富になるでしょ。
だんだん、子供は大きくなって、共通の話題が少なくなっていくんだよ。
話題は努力して作らないと。
ママがそんなに好きなんだからどこが面白いのか知りたいだけだよ。
一緒に見たらもっと楽しいよ。
もう、子供心をわかってないんだから。」
ただ、何も考えずに、うるさく話しかけてきているんだと思っていました。
こんなふうに言ってもらえるうちに、いっぱい話を聞いてやったり、聞かれたことは丁寧に答えないといけないな、と深く反省しました。
それにしても中二とはいえ、幼稚園のころから中身はあまり変わってないのですね。
親ばか、失礼しました。
2007年06月25日
ちょっと日々のこと。- 娘が習い事に行きたくないと言い出した。
投稿者 本田裕美
私の娘は今、習い事を3つやっています。英語とピアノと習字。5月からはテニスが加わり、今は4つです。でも英語は自宅学習だし習字は幼稚園でやっているので、本格的な(行き来に大変な)習い事はピアノだけ。そのような状態で始めたテニスはなんと無料!自治体が公募した体験学習講座に当たり2ヶ月間無料で教えてもらえるのです。練習場はインドアのテニスクラブでちょっと本格的。募集対象が未就学児なので練習内容も実戦重視(というか、正しいフォームを習得させるより、ボールとお友達になる方重視)。すごく気楽な気持ちで参加しました。もちろん無料期間が終わったら辞めるつもりで。だってテニスが苦手な私と夫の娘だもの、才能があるとは思えません。が、しかし・・・
娘は3回通ったところで「辞めたい」と言い出したのです。無料期間がまだまだ残っているというのに、もったいない。”素晴らしい才能が目覚めるかもっ!”とは思っていなかったけれど、まさか途中で挫折するとは!娘は習い事が好きなタイプ。他にもいろいろ体験をしてきたけれど、どれもこれも「楽しい!やりたい!」と言ってうるさい子だった。なのに、なぜ?やっぱり、向かなかったのね・・・。
「辞めたいと思ったら、あと3回は頑張って行ってみようよ。それでも気持ちが変わらなかったら辞めても良いよ。」
そう説得してみた。でも駄目。「行きたくない。私には合わない。」と涙を流す始末。・・・なんなのだろう?特に下手だったわけでもないんだけど(というか、下手とかが分かる事をしていない・・様に見える)。
娘が訴えた夜に夫に相談してみた。「カクカク ジカジカ。 やっぱり私たちの娘、テニスは駄目だね。向かないものをやらせてもしょうがないから辞めさせるかぁって思ってるんだ。」と。そうしたら夫の口からこんな言葉が。
「お前がそうさせたんじゃないのか?」。
夫曰く、テニスに関して私が娘をほめなかったのが原因だと言うのです。私が頭から「この子にはテニスは向かない」と決め付け、他の体験や習い事の時にはしている「ほめる」ということがテニスに関してはやっていない、と。確かに、娘のテニスの事が話題に上がる回数は極端に少ない。
私、娘を操作していたのかも。
本人の意思で決めさせたいと思っていたのに。・・・大変なことをしてしまった!「ほめられないんだったら、やらない」という子になってしまうのは避けたいけれど、まだまだ年長さんの我が子。同じ条件の中でいろいろなことを体験させてあげなくてはならなかったね。
次の日の朝、娘に「お母さんと、テニスの練習してみようか」と言ってみた。しぶしぶ「うん」と言う返事。そうか、ボールも見たくないほど嫌いという訳ではないのね。
これからお母さん、あなたの練習を見ていたこと、ちゃんと伝えるからね。「お母さんのせいで辞めたくなった」のなら、あなたに申し訳ないもん。気が付かなくってごめんね。そして、気づかせてくれた旦那様、ありがとうです。
2007年06月07日
子ども会
投稿者 湯河原こむぎ
「子ども会」ってご存知ですか?自分の住んでいる地域の子どもが集まって、いろいろな活動をする会。私達が子どもの頃は、土曜日の午後に、地域の児童館に集まって遊んだり、夏休みにはソフトボール大会や遠足があったり。学校と違い、自分の学年以外の友達と過ごすという体験。楽しい思い出がたくさんあります。
私が住む地域には、今も「子ども会」がありますが、年々加入する子どもが減って来ています。みなさんの地域ではいかがですか?「子ども会」というものが、すでにないところもあるのかもしれませんね。
「子ども会」・・・昔は、有無を言わさずみんな加入。・・・と言うか、その地域に住んでいる子どもは必ず入っていました。「子ども会に入らない」などという概念自体がありませんでした。しかし、現在、私達の地域では、子ども会に加入しない家庭が増えています。
第一の理由は、子ども会の活動は、土日が多いため、スポーツをやっていると試合や練習があり、子ども会の活動に参加出来ないと言うのが多いです。確かに、サッカー、バスケ、野球のチームに入っていると子ども会の行事に参加する事はなかなかできません。それに土日に塾に行く子も多いですよね。
そして、それに伴って、最近は「参加出来ない理由は特にないが、子ども会に入らない家庭が増えているので、入っていると『役員』をやらされてしまうので、入らない。」と言う家庭も増えています。
子ども会の本部役員は、毎年、6年生の親が中心になって構成されます。我が家も、娘が6年生になったので役員をやらなければいけません。しかし、私の住むこの地区でも加入しない家庭が増えているので、今年度の役員決めは大変でした。
子ども会の本部役員は、会長・副会長A・B・C、会計、書記の6つのポストがあります。副会長が3人いるのは、地区が三つに分かれているので、A・B・Cそれぞれの地区から1人ずつ、という事です。6年生は6人いるのですが、そのうち2軒は家庭の事情があるため(介護等)、4人で6つのポストを割り振らなければいけません。そして私は「会長」「副会長A」「書記」の三つをやる事になってしまいました。えーと、私はB地区に住んでいるのですがA地区の方が出来ないので、やる事になってしまいました。
引き受けた時は「学校のPTAの本部役員よりはラクだろう。」と軽い気持ちだったのですが、あまかった・・・少人数でなんでもやらなければいけないので、めっちゃ大変。激しく後悔した私であります。
・・・ところが、この大変な役をやって3ヶ月(2月に引き継いた)、早くも思いがけない良い事に気づく機会がありました。
おかあさん達には、いろんな方がいます。私くらいの年(40代半ば)の人から30歳になったばかりの人まで。今まで、廃品回収などで会っても「私とは、まったく世代も考え方も違う人」と思っていた、ヤンママ系の人達。茶髪で、ちょっと派手系な。私より15歳以上年下の彼女達が、実は、ものすごーく良い人だって事がわかってびっくり!
子ども会に入らない人が多い中「私が役員やるから、あなたも入って~!」と近所の一年生ママを誘ってくれたり、「やっぱり、子どもにはお祭りを経験させてあげたい(町のお祭りの時に、子ども会に入っている子達が地区のお神輿を担ぐ)。子どもは、小さい時にそういう事を経験しなくちゃだめ。」「だから、子ども会には積極的に参加させたい。」とか、え゛ーーっ!すばらしいっ!LOVE!Oさんっっ!
また別の派手系ヤンママは、子沢山で、一番下の子がまだ6ヶ月。手もかかるでしょうに、その地区の回覧などを回す係の方がしばらく入院する事になった時に「元気になられるまで、よかったら私がかわりにやります。」と自分から申し出てくれた。え゛ーーーっ!ありがとう!しかも「近所にお子さんがいる人が引っ越して来ました。子ども会に加入してくれるように話して、入ってもらいました。」え゛ーーっ、すごーい!ありがとう!愛してるっ!Sさんっ!
本当に「人は見かけで判断してはいけない!」と、目からウロコの思いでした。
3役兼任は、本当に大変で、回覧を回すだけでも、役員会で決めて(まあ、お茶しながらだけど)、パソコンで文書を作って(書記)、各地区の連絡員さんの家まで届けて(副会長)、回覧が戻って来たら、いろんな事を取りまとめて(会長)、どこかに報告したり(会長)・・・目が回る忙しさです。
7月あたまにはティーボール大会があって、練習も毎土曜日にあるし、大会の前日も用意、当日は、もちろん行って、終わったら反省会。7月末には、町のお祭り。8月あたまには、地域の夏祭り、8月末には、ラジオ体操と、レクリエーション。夏は大忙し!考えただけで倒れそう・・・。だけど、みんなが協力してくれるから、どうにかこうにかやっています。地域(自治会)とのつながりもあるから大変だけど、希薄になって行く隣近所との関係も多少は繋いで行けたりもするのかなあ・・・と思いながら。小学校も、あと10ヶ月足らずで終わってしまう。子ども達の喜ぶ顔がみたいから、おかあさん頑張るよっ!
2007年05月25日
歯をくいしばっていませんか?
投稿者 fellow

先日、ほんとに久しぶりに歯医者さんに行きました。子どもが生まれてからは確実に、いえ、それ以前も、いつ行ったのか思い出せないほど、歯医者さんとご無沙汰していた私。歯についた茶渋はずっと気になっていたし、時々、冷たいものが歯にしみたりするので、「行かなきゃ」とは思っていたのですが・・・子どもの時から虫歯もないため、つい後回しになっていました。
ところが、GW中に原因不明の体調不良に襲われ、微熱が続く他に上の歯茎の両側がズキズキ痛み、「もしかして、虫歯?」と不安に。痛み自体は、鎮痛剤を数日飲んだら治まったのですが、これは歯医者に行け!ということだ、と、重い腰をあげることにしました。診てもらって、なんでもなかったら、安心できるわけだし。
結果はというと・・・「虫歯も歯石もありません。歯茎もきれいですよ」と、歯医者さんに誉められました!最近誉められることも少ないので、なんだか無性に嬉しかったのですが、奥歯の一部が欠けていて、少し歯の柔らかい部分が露出しており、そこは削って、詰め物を入れましょう、ということになりました。
治療をしながら歯医者さんが言うのには、「知覚過敏の人が増えているんですが、歯を無意識のうちにくいしばっていることが原因だったりするんですよ。ストレス社会ですからかねえ」・・・「普通、奥歯は少し浮いた状態でしょう?」と聞かれて、確かにその時はそうだ、と思ったのですが・・・家に帰って、ふと気がつくと、知らず知らず、奥歯をかみしめているのです!私も、立派に「知覚過敏予備軍」だったというわけで、それから、意識的に、歯をくいしばらないよう、気をつけるようになりました。皆さんは、どうでしょうか?歯、くいしばってませんか?
ちなみに、「よく磨けている」と誉められた私ですが、普段の歯磨きは、電動歯ブラシを使っているわけでもなく、歯間ブラシやフロスもなし、ほんとに、歯ブラシでシャカシャカ磨くだけです。しいて言えば、Tom's of Maineという、アメリカの重曹入りの歯磨き粉のおかげかもしれません。実際、これを使うようになって、歯のすっきり感が随分違うと実感しています。お値段はちょっとしますが(日本で買うと700円ぐらいだったかな?)、毎日、ちょっとしか使わないものだし、これで簡単にきれいで丈夫な歯を保てるならいいかな?と私は思っています。Tom's of Maineはミントやジンジャーなどいろいろなフレーバーがあって、輸入雑貨を置いているお店や健康食品店などで売っています。アメリカで買うと安いので、お土産で買ってきてもらってもいいかもしれません。
そうそう、「きれいな歯」と言えば、茶渋が気になっていた前歯も、歯医者さんで5分もかからずにクリーニングしてもらえました。気分爽快!です。
2007年04月24日
先生とは積極的にコミュニケーションを!
投稿者 竹之内ふうこ
早いもので4月も末ですが、そろそろお子さんたちも新学年の生活に慣れて楽しくなってきたり、または疲れが出てきたりしている頃ではないでしょうか。
幼稚園や保育園では、送り迎えの時に先生や保育士さんと顔を合わせるので、園での生活を聞いたり、心配ごとを相談したりなど、お話する機会があると思います。
それが、小学校にあがると、先生と個別にお話する機会がめっきり少なくなるのですよね。大抵は、親側から積極的にアプローチしない限り、年に1~2度の個人面談と、怪我など何かトラブルがあった時に電話連絡してもらえるくらいではないでしょうか。子供同士での多少のいざこざは日常茶飯事でしょうが、小学生にもなれば自分たちで解決できることの方が多く、親はそれに気付けば陰でやきもきするものの、表に出て行くことはそうそうないと思います。
「親側から積極的にアプローチ」、今まで特に必要がなかったので、私もそんなことしてませんでした。
が、昨日、学校で娘にちょっとしたトラブルがあったらしく、思い切って、担任の先生にお電話してみました。
そしたら、とてもよくトラブルの状況を説明してくださり、先生と親とでチームを組んで娘に対応する体制ができたように感じ、心から「電話してみてよかった!」と思ったのです。先生も、「よく見るようにはしていますが、教室内のすべてのことを見られるわけではないので、こういうお電話は助かります」とおっしゃってくださいました。
先生もお忙しいので、何でもかんでも電話で相談・・というのはどうかと思いますが、ここぞという時は、やはり先生に直接相談してみようと思った出来事でした。親だけでやきもきしていてもベストの対応ができるとは限りませんし、やはり、よりよい学校生活には先生と親のチームワークが必要なのですよね。
さて、その娘のトラブルとは・・
5月にある運動会のリレー選手の選出のことでした・・(ありがちっ)
娘は、リレー選手にとてもあこがれていて、「リレー選手になりたい!」とずっと言っていて、選出基準のタイムを計る日のために新しい「瞬足」をねだったり、ものすごい意気込みでした(笑)しかし、肝心の脚はそれほど速くもなく(苦笑)
クラスから女子で4人選ばれるのですが、選ぶ基準は、タイムと「やる気」。(事前に「やる気」アンケート!がとられていました。責任を持って選手を全うする決意を見るためだそうです)
タイムの上位3人は、やる気もあり、すぐに決まったそうです。そして4人目。タイムで4番目以降の数名は「リレーには出たくない」と書いたそうで、次に「リレーに出たい!」とやる気マンマンだったのが娘だったそうなのです。
で、先生も「では竹之内さんにやってもらいましょう」と言い、娘が大喜びしていたその直後、タイムで4番目だった子が、「やっぱり出たい」と言い出し、娘の喜びはぬか喜びに・・(涙) 皆の前で「竹之内さん、○○さんがやりたいと言っていますが、いいですか?」と言われ、その場で娘は、心では泣きながらも「うん」と言ってしまったのだそうです。そりゃぁね、タイムはその子の方が速いですから、皆の前ではいやとは言えないでしょう・・(涙)
しかし、「おかえり~」と私がドアを開けた瞬間、我慢していた涙がボロボロこぼれ、大泣き、大荒れ、絶叫の娘。
「○○ちゃんにリレー選手、横取りされたぁぁぁ!!」
「私に決まってたのにぃぃぃ!!」
「リレー選手になりたかったーーーっ!!」
「○○ちゃんなんか大っ嫌い、どっか行けーーっ!!転校してしまえーーーっ!!」
と、それはそれは大変な騒ぎようでした。娘の頭の中は、○○ちゃんに「横取りされた」という○○ちゃんへの恨みでいっぱい。私は、「悔しかったらタイムで勝て!」という言葉をグッとこらえ、「それは悔しかったねぇ・・」と聞くしかありませんでした。
その後、なだめて習い事に行かせている間に、思い切って先生に電話しました。
私が心配だったのは、まだ娘は冷静になれていないので、学校で○○ちゃんに攻撃的な態度をとるのではないかということ。○○ちゃんを恨むのではなく、来年はタイムでリレー選手を勝ちとれるよう頑張る方向に言い聞かせるので、学校でも先生に状況を見守って欲しいとお願いしました。
先生も、皆の前で「うん」と言ったときの娘の表情をよく見ていてくださって、○○ちゃんには「竹之内さんにきちんと許しを請わないといけないよ」と話してくださったそうです。電話の最後には、娘のこういうエネルギーをぜひプラスの方向に向かわせましょう・・と、そんな話までしました。
肝心の娘は、あんなに絶叫しておきながら、習い事で親友と会ってからは(彼女はタイム1位のリレー選手)ケロッと元気になり、習い事の帰り道に「運動会で1等とる練習する!」なんて2人で道路をダッシュしてみたり。
「親より友達ね・・」とか、「吐き出せるって、大事ね・・」などとも思った、春のほろにがい出来事でした。
けど、先生とお話できたのは、親にとっては大きな収穫だったので、まぁよしとします。
2007年04月17日
魅力的な人の共通点
投稿者 大葉柚子
引っ越してきて知り合った近所の女性。私の母と同じくらいの年齢。彼女がものすごく魅力的だと感じた。何度かお会いして、その理由の一つがわかった。それは彼女は人の話を上手に聞くから。ただ、単にだまって聞いているのでなく。まず人の目を優しい目でじっとみて話を聞いている。その上で絶妙なタイミングで絶妙な質問を投げてくる。そして相手にさらにしゃべらせる。そのうちに彼女がとっても魅力的に見えてくる。
古典なんていわれてしまうくらい、ちょっと一昔前のベストセラー「人を動かす」という本。いまさらながら、読んでみたらノックアウトされた。ノックアウトされた本は久々。
当たり前すぎることも含んでいる。わかっちゃいるけどできないことも含んでいる。けれどああ、そういうことなのかと深く頷くことと。そしてああ、だから私ってここがいけないのよねとうな垂れることと。(苦笑)その”気づき”を促すことのほうが圧倒的に、多い。
この”人を動かす”という題名。上手な訳だなと、読んでから思った。自分が人にして欲しいことがあればその人が自ら選択して行うように仕向ける、のがベストだと。
冒頭にあげた知人だけでなく、次々と自分が知る聞き上手、褒め上手が頭に浮かんでくる。そうか、だから彼女たち彼たちは容姿やスタイルに関係なく魅力的に見えるのかと、今更ながら気づかされる。
私はこのところ、旦那さんの話をきちんと聞いているだろうか。彼にして欲しいことは直接言っていないか?いずれも耳が痛いところ。(苦笑) 気持ちがフラットなときには自分が魅力的になれそうな本。そして、人間関係がギクシャクしたら読みたい本、発見です。
2007年03月15日
最近、娘と趣味が合いません・・・(・_・、)
投稿者 湯河原こむぎ
もう3月の半ばだというのに、異例の遅さのインフルエンザの流行。皆様のお家はいかがですか?我が家は、月曜日の朝、娘(小5)が「なんだか熱っぽくて、起き上がるとふらふらする~。」と言うので熱を測ると38.4度。即行、小児科へ。インフルエンザB型でした。とほほ。タミフルをもらい、「今週は学校に行ってはいけないよ。そして土曜日にもう一度いらっしゃい。」と言われて帰って来ました。「タミフルを飲ませたら、しばらく様子を見ること。」と先生にも薬剤師さんにも言われたし、このところの飛び降り事故などもあり、娘とべったり一緒に過ごす日々となりました。
以前は「ディズニー・プリンセス」が大好きだった娘。ディズニー・ストアで売っている「オーロラ姫」のドレスをいつも欲しがっていて、ティアラやネックレスも大好きでした。「家の中」限定で、一枚だけ買ってあげた事がありました。そして「スタジオアリス」でドレスを着て写真を撮るのがだーい好きでした。
3年生くらいまでは、洋服も「ピンクがいいの♪」とピンクばかり。スカートをはきたがる子でした。私の趣味もあるので「フリフリ」は着せませんでしたが。4年生くらいから「水色が好き」に変わって来て、いつも服を買ってくれるおばあちゃんにも「さくらは、最近、水色が好きなの。」と宣言していました。

そして、5年生になってから、男の子の友達が増え、今好きなのは、上の写真のアニメたち。
左から「銀魂」、「BLEACH」、「D.Gray-man」・・・・。もう、わけわかりません。「あのねー、おかあさん、D.Gray-man描いてる人ってさあ、なんとか桂って言う人らしいよ。『かつら』なんておもしろいよね~。」「今日ね、みんなと銀魂の話してたらねー。」「あのねー、『ジャンプ』って雑誌、おもしろいらしいよー。」・・・あのー、おかあさん、ついて行けませんけど~。
昔から、私、少年漫画が嫌いでした~。なんかページが黒っぽくて、顔が恐いし「グワシッッッッッ!!!!!」とか「バキッッッッ!」とか「うぉりゃーーーーーーっっっっ!」とか、字ばかり大きくて・・・。「これ読ませてあげる。」と「銀魂」のコミックを貸してくれるけど(「『銀玉』の本買って」って言われたけど「イヤです。」と断ったら、自分のお小遣いで買った・・・)、読みたくありませんからー。こういう場合、皆さんは無理してでも読むのでしょうか?読まない私ってひどい母親ですか?
みなさんは、お子さんと趣味合わね~っと思った事ありませんか?らむねさんの「小4の壁」、またそのコメント欄のご意見にもとてもうなづいてしまうのですが、だんだん親の趣味とは別方向に進んで行きますね。今までは、公文はリビングで、宿題も私達の部屋でやる事が多かったのですが、今は「自分の部屋でやって来るね!」・・・まあ、このあたりは遅すぎるくらいかもしれませんね。
この「インフルエンザでべったり期間」の間もアニメの話はぜんぜん合いませんでした~。今日は、だいぶ元気になったので、二人で消しゴムはんこ作りをしました。

この本は、先日、TSUTAYAに行った時「これかわいい!おかあさん、今度、これ作ってみよう!」と娘が選んで、買ってあった本です。娘はうさぎ、私はカフェオレ・カップを彫りました。初めてだったので、ふたりともあまり上手に出来なかったのですが、楽しかったです。終わったあと「これってけっこう首が痛くなるね~。でも、またやろうね!今度はもっと上手に作れると思うよ!」と笑いあいました。
親とべったり過ごすのってほんと短い期間ですよね。
今、娘と共通の話題は・・・
★アンジェラ・アキ
★コブクロ
★DSの「レイトン教授と不思議な町」の謎解き
★志村けんのバカ殿
★ドリフ大爆笑(私と話が合ってもクラスの子とは合わないだろう)
★エンタの神様
★学校のうさぎの話
★家の猫の話
★娘が友達と描いているマンガの話
★消しゴムはんこの話
・・・・・大きくなっても少しでも同じ興味を持てるもので盛り上がりたいなあ・・・と思う母でございました。しみぢみ・・・・・。
2007年03月03日
「暮しの手帖」を知っていますか?
投稿者 fellow
これは あなたの手帖です
いろいろなことが ここには書きつけてある
この中の どれか 一つ二つは
すぐ今日 あなたの暮しに役立ち
せめて どれか もう一つ二つは
すぐには役に立たないように見えても
やがて こころの底ふかく沈んで
いつか あなたの暮し方を変えてしまう
そんなふうな
これは あなたの暮しの手帖です
この「まえがき」は、雑誌「暮しの手帖」の初代編集長・花森安治氏が書いたものです。世代的に、「そういえば、お母さんが読んでいたなあ」という人(私もそのひとり)が多いと思いますが、その「暮しの手帖」が今号からリニューアルされました。
新しい編集長は、なんと、ユニークな品揃えのみならず、移動本屋など画期的な活動で知られるcow booksの松浦弥太郎さん!
この人選だけでも、「暮しの手帖」のセンスは健在だなあ、と思いますが、先日、書店で新しくなった「暮しの手帖」を手にとってみました。
第一印象は、「意外と変わっていないんだな」ということ。表紙のロゴも絵も、今までとは違います。でも、表紙も含めて、全体の雰囲気は、前とほとんど同じです。正直、少し肩すかしをくったような気持ちになりました。
でも、思ったのです。松浦さんは、きっと、「暮しの手帖」をすごく愛している人なんだ、と。だから、意図的に「変えなかった」。
確かに、「暮しの手帖」は、本当にいい雑誌です。創刊以来、この雑誌には自社広告以外の広告はありません。だから、スポンサーの意志とは無関係に、編集部や寄稿家が読者に伝えたいことだけが載っています。今のような、なんでもかんでも広告がらみで、裏読みが必要なことが多いメディアにあっては、この独特のたたずまいは貴重なものです。
だからといって、カタい一方の雑誌ではありません。以前紹介した「すてきなあなたに」のような素敵な大人のエッセイのコーナーもあり、料理をはじめとする、生活をおしゃれに楽しく彩る記事もきちんと載っています。「戦争反対」や「環境破壊」をきまじめに論じる一方で、「でも、私たちの暮らしはそれだけじゃないよね」という部分にも対等の位置が与えられている。ありそうで、なかなかないスタンスだと思います。誌面のデザインも、さりげないところが、すごくしゃれていたりして。沢木耕太郎の映画評論があるなんてところも、贅沢だと思いませんか?
でも、ここしばらく、「暮しの手帖」は、ずっと「辛そう」でした。編集後記でも、読者が減ったこと、ページ数を減らさなければならないこと、値上げをしないとやっていけないこと・・・等の話がしばしば出てきたり、新しい読者を獲得しようとチャレンジする様子はうかがえても、どこか無理が感じられたり・・・。うちの母も、購読をやめて、もう10年ぐらいは経つでしょうか。
松浦さんの「変えたくない」気持ちを感じつつ、それでも少し欲求不満を覚えながらリニューアル号を最後までめくろうとした時、編集後記でふと目にとまった文章がありました。
「暮しの手帖」は隔月刊です。2ヶ月そばにおいてもらい、読まれる雑誌にしたいと思います。
といったようなことが書かれていました。思わず、はっとしました。自分は、2ヶ月かけて、じっくり雑誌を読んだことがあっただろうか・・・と。
時間に追われて日々過ごす中で、「今すぐ知りたい」「今役に立つことを」という情報の読み方ばかりをしてきたように思います。クリックひとつですぐに知りたい情報がわかる、ネットは、まさにそのニーズにぴたりと合うものですよね。でも、「今すぐ」の情報は、すぐに忘れてしまいます。忘れては、「今すぐ」を求め、そしてまた忘れる。たくさんの情報を得てきたはずなのに、自分の中に残っているものは、ほんのわずかしかない。
松浦さんの編集後記で、そんなことを気づかされました。「いつか こころの底ふかく沈んで いつか あなたの暮し方を変えてしまう」そんな情報も、私は知りたい。
「暮しの手帖」のサイトは、こちらです。今号では、「暮しの手帖」ではお馴染みの商品テスト(今回はGPS付き携帯です)、「おいしい味噌汁といろいろおにぎり」「銀行のサービスをテストする」「貧血を甘くみないで」といった目次が並びます。本屋さんでみかけたら、一度、ページをめくってみてくださいね。
2007年02月15日
我が家の柳沢発言?
投稿者 湯河原こむぎ

その事件は、家族3人で、
ドラマ「ハケンの品格」を見ていた時に起こった。スーパー派遣の大前さん(篠原凉子)は、自分の所属する部のみんながナイショで自分のお誕生日パーティーを催してくれた事に驚いていた。彼女は、いつも周りの人たちと一線をひき、なじもうとしない。しかし、そんな彼女のためにみんなはお祝いしてくれた。彼女は思わず口走る。「だいたいバースデーケーキほど無駄なものはありません!人は、ほうっておいても年をとるものです。」
その時、娘の口から問題発言が!「言われてみればそうだよね。バースデーケーキって意味ないよね。」
「はあ?」
もちろん、娘が本気で言ったのではない事はわかります。最近、無理に大人っぽいことを言いたがる。さめた風を装いたがる。背伸びしたい・・・11歳はそんな年齢。それは、よおくわかります。
でもでも、私は許せませんでした。「あそ、じゃあ、これからは、お誕生日にケーキ買うのやめる。意味ないから。ケーキ買わなくても自動的に一年に一才年取るし。お誕生日プレゼントも買わない。意味ないから。」
娘は、いつもと違う私の態度に、とたんにあたふたする。「別に、そういう意味じゃないよ。あやまるから。ごめんなさい。」
しかし、私は、ほんと許せなかった。「おかあさん、毎日一生懸命夕飯作るけど、あなたたちいつも残すし、意味ないから作るのやめる。」
「せっけんは、汚れが落ちればいいんだから、LUSHのいい香りのせっけん買っても意味ないから、これからは、そのへんにある白いせっけん使って。」
「服は着られればいいんだから、ダウニーで洗濯物をふわふわにする意味ないから、もうダウニーも使わない。」
言い出したら、もうどうにも止まらない~♪
娘は「本当に反省してるから。」と涙ぐむ。
私は最後にとどめを。「いつも、自分のお気に入りの物を手にする時、よく考えなさい。それは誰がどうやって稼いだお金で、誰がどこに出かけて行って、どんな気持ちで選んで、どうやって自分のもとに来たんだか。どれだけの愛情がこもっているかをよく考えなさい。お誕生日のケーキも、誰がどんな気持ちで、なんのために買っているかよく考えなさい。毎日の生活で『意味がない』ように思える事にも必ず意味があるんだよ。」
そして夫も言う。「一度口にした言葉は、取り消しできないんだから、よく考えてから物を言いなさい。思いつきで軽々しく口にするな。」
娘は、しゅんとして「はい・・・。」と。
私は「意味なく思えること」が大好き。目的地に着くにはまっすぐ行けばいいのだけれど、途中に面白そうな店があったらのぞくのが好き。お布団は、ただ干せばいいんだけど、ファブリーズをシュッシュッとしてから干せば、ふわふわの上にいい香り。ブログなんて、時間かかるし書く必要はないけれど、毎日の記録になるし、あとから見直すととても楽しいので好き。お誕生日のケーキも、別に買わなくても年は取るけど、不妊の末、やっと我が家にあかちゃんが来る事になった。毎年1つずつ年を取ってくれる事がうれしいから、必ずケーキは買う。そんな事をわかってもらいたいと思いながら今日まで来たつもりなのに。
あんなに怒る必要はなかったのかもしれない。それこそ「意味のないこと」だったのかも。でもでも、このままさめた事ばかり言って大人になり「大学なんて行ったって意味ないから」「仕事につく意味がないから」などと言う大人になってほしくない。
・・・結局、ドラマの中の大前さんは、照れ隠しにみんなに怒って見せたのだけれど、みんなからもらったた寄せ書きのバースデーカードをバス停で一人見て涙ぐんでいました。「そんな事してくれなくてもいい」事でも「してもらえたらうれしい」こと。「なくても不自由しない」もの、でも「あったらとてもうれしい」もの。そんな大切なことの意味がわかる人になってほしいです~。
こむぎ家、昨日の「とほほ話」でした~。
2007年01月18日
今年の目標は毎年恒例の・・・?
投稿者 fellow
今年の目標を託したモノ、私の場合はこれです!

無印良品の「ウェルネスをはじめるウェア。」です。
ウェルネスウェア→運動→ダイエット・・・はい、ご想像通り、今年の目標は(も)ダイエット!です。毎年同じような事ばかり書いているので自己管理能力を疑われそうですが、今年はちょっと、いやかなり切実なのです。
常々身体の重さは気になってはいたのだけれど、これは本当にまずいのでは!?と思い始めたのが昨年の夏。何時もなら夏になると多少落ちていた体重が全く落ちない!それどころか着々と増え続けている・・・色々と原因を考えてみたのだけれど、生活のリズムを朝型に変更したのが一番の原因かも?というところに行き着きました。
朝は3~4時に起床してお仕事その他、日中はこれまで通り子供達中心に活動。夕食を食べ終えたらバタバタと身支度を整え21~22時には子供と一緒に就寝。早い時には夕食後2時間もせずに寝ているのに、食事量はこれまで通り・・・太らない訳ないですよね。
自分への戒めの為に書いちゃいますが、今現在の体重は長女の妊娠前と比較したら+10kgに届きそうなところまできています。以前とは肉の付く場所も変わってきている今日この頃(腰周りや背中・・・泣)。取り急ぎ、以前あきこさんがご紹介されていたキトサンアフターダイエットを飲み始めてみましたが、もちろんサプリメントだけに頼るつもりはありません。現在お休み中のヨガも再開したいし、フィットネスにも通いたい!今春の次女入園を機に色々とトライしてみようと思ってます。
ちなみにこのウェア、見てお分かりの通り福袋です。と言っても店舗に出向いた訳ではなく、年末にネットストアで行われた福袋の先行予約抽選で運良く当選したものなのです。税込2,100円の福袋には、ベロア生地のグレーのパーカー&パンツの上下と黒いパンツが2枚、Tシャツとタンクトップが1枚ずつ。お買い得ですよね!?今年の目標をこんなに(金額的に)チープなものに託して良いのだろうかと、ちょっぴり不安に思いつつ、来年の目標にはダイエットを加えずに済むよう頑張ります・・・。
2006年12月23日
水槽は水槽を生む!
投稿者 本田裕美
水槽が、水槽を生みました(涙)。
私は「水換えなんて面倒!お魚を飼うなんて絶対にヤダ!」派。子供とお祭りに行って金魚すくいをしても、金魚を返していました。それほどバリアを張っていたのに・・・。
水槽が水槽を生んで、今、水槽は4つ。
1年前の夏です。最初にウチに来たのはカメ。お祭りの屋台で釣ってきたのです(夫と子供だけで行かせたのが失敗)。ウチに来た時はまだまだ赤ちゃんで、500円玉の大きさしかなかった亀太(←命名)。そりゃ~、そりゃ~可愛くて、卵を産ませようか!と思うほど。でも水換えを考えて、辞めました。今も1匹のままです。今は固形石鹸位の大きさがあります。
その次の日、ウチに来たのは金魚。まだまだ小さな金魚でした。3匹です。ウチの子の「飼いたいの!」攻撃に負け、GOサインを出してしまったのです。カメのおかげで「生き物を育てるのっていいなぁ。子供にとってもいいなぁ。」と、そのホカホカ余韻が残っている次の日だったので。1年で10cmくらいになりました(でけ~!)。
その次にウチに来たのはグッピー。半年前です。50匹くらい。友達が友達からもらったのですが、その数100匹だったので「半分、もらって!」と涙されたのがきっかけ。もう、こうなれば自棄です。金魚の水槽に入れれば良いんだと思ってOKしました。でも、違ったんですよね・・・。グッピーをバケツで渡されたので熱帯魚だとは思わなかったのです。
・・・熱帯魚。「水換え大変!温度管理大変!電気代かかる!」、私が踏み入れたくない領域(涙)。でも、もらっちゃったら死なせるわけにはいきません。親ですもの、子供に生命の大切さを教える義務があります。私、頑張りました。もちろん、家族で頑張りました、「水換え」。今も全滅せずに生きてます。全滅の心配より増えすぎを心配した方が良いくらいでした。(実はグッピー、すぐに妊娠するのです。「オス!、産後のメスをいたわってやれっ!!」と思うくらい、メスは出産後すぐでもオスに追いかけられてまた妊娠します。)
そして私がダンスの大会から帰ってきたある日。見慣れない魚がグッピーと泳いでいるのです。高そうな魚が!。コレです。
・・・ディスカスです。
ディスカスって知っていますか?アマゾン川原産の、育てるのが難しいとされている熱帯魚です。(詳しくはこちら。)
真っ黒くなっている子がいますね。ディスカスって体調が悪くなると黒くなってしまうんです。温度がちょっとでも気に入らなかったら、黒くなって隅のほうで斜めになって不満足度をアピールするのです。水が汚れてきても黒くなってしまうので、3日に1回は水替えをした方が無難(涙)。
最初はグッピーと一緒にしていたので、即真っ黒に。温度が合わないのが最大の原因だけど、どうやら、周りが騒がしい事も不機嫌の原因になるらしく・・・。まるで人間です。結局、別水槽を用意。合計4つの水槽が我が家に設置されたのでした。
・・・と、つらつらと「歴史(愚痴)」を書かせていただきましたが、この子達から学ぶことも実は多くて。我が子にグッピーの産卵を見せることができたし。夫も癒されている様子(会社から帰宅後、ぼ~っと水槽を覗いているのです。本当に「ぼ~っと」)。面倒ですが、なぜか後悔はしていない私もいるし。よし、来年も頑張って世話しよう!
この年末に実家に帰るので、今この子達のえさやりが気になっています。同じうように悩んでいる方、いらっしゃいますか?いろいろ調べたところ、こんなものを見つけました。自動えさやり機。

残念ながら、ウチのディスカスはディスカスバーグという「肉」で育ててしまったので、このような機械が使えないのですが、もしこの年末年始に「おさかなちゃんのえさやり」に悩んでいる方がいれば、コレを使ってみるのもいいかも。
2006年12月07日
卒乳と断乳、私の場合
投稿者 fellow
こだわりがあった訳ではないのだけれど、長女次女共に母乳育児でした。
「でした」と過去形で書いてはいるけれど、次女に母乳をあげなくなったのは本当につい最近。あげなくなってから10日程経過したかな?3歳3ヶ月を前に、ようやく「卒乳」となりました!自分で決めた事とは言え、ここまで長かった・・・。
長女の場合は1歳になった時点での「断乳」。「卒乳」と「断乳」の違いは以前こちらのエントリーでも書いたのだけれど、簡単に説明すると
●子供の意思で母乳とお別れするのが「卒乳」
●母の意志で母乳を止めるのが「断乳」
・・・と言う事、です。
長女と次女の年齢差は6年。その間母乳育児の考え方にも変化があり、長女の時には1才前後での断乳が主流で私も当然のように従いました。当時は1歳を過ぎると子供にも知恵がついて止めにくくなるとか、虫歯の原因になるとか、デメリットばかりが強調されていたように記憶してます。そして次女が産まれ、6年振りの母乳育児がスタート。育児雑誌などでは「卒乳」という見慣れない言葉をちらほら見かけるようになりました。母乳は子供の精神安定剤、欲しがるだけあげてOK!・・・などと、母乳育児のメリットがクローズアップされていて、単純な私は「そうだよね、無理に止める必要はないよね!」と、あっさり卒乳派に転向(笑)。母乳を続けていれば寝かしつけは楽だし、何より長女の断乳の際の辛さを味わいたくない!という思いが強かったのでした。(急に母乳を止めた事で胸はガチガチに張るし、長女は数日間泣き続けるしで、断乳は辛い思い出となってます・・・)
2歳前後にはお昼寝と夜の就寝前の2度しか母乳を欲しがらなくなり、私の胸も母乳を作りすぎてガチガチになる、というような事がなくなった、けれど、母乳で寝かしつけ=母乳を飲まないと寝ない=私がいないとダメ。稀に私が夜出かけたとしても、私が帰宅するまで起きているような状態、でした。それでも、止めるきっかけのないまま3歳のお誕生日を向かえ、来春の幼稚園入園も決まり、さてどうしたものかと。たまたま長女が所属している子供会の役員関係の所用で数日続けて夜間出かける機会があり、その数日は私の帰宅を待たずに母乳なしで寝てくれたので、これをきっかけにしよう!と、次女がおっぱいを欲しがる度に「もうママのおっぱい出なくなっちゃったの」(実際ほとんど出てなかった/単なるおしゃぶり状態、苦笑)「○○が寝ぼけて噛むからすっごい痛いんだよー」(実際泣くほど痛い!)・・・と、それとなく言い聞かせ、母乳を与えずに寝かしつける事に成功。今現在は就寝前に「まだおっぱい痛い?」などと確認はするものの、ぐずって欲しがるような事はせず、添い寝する私に背を向け(笑)勝手に寝るようになりました!
次女の場合は本人の意思だけで離れた訳ではないので、本来の意味での「卒乳」とは言えないのかも知れないけれど、次女なりに色々と考え葛藤した結果「飲まない」という決断をしてくれたのだし、「断乳」に近い「卒乳」だと思ってます。卒乳と断乳、どちらも経験した私だけれど、どちらが良いと言い切る事はできません。ママの都合もあるし、子供の都合もあるし・・・本当にケースバイケースの問題、ですよね。個人的な感想としては、子供の意思や成長が感じられる「卒乳」の方が、両者共に納得の行く形で母乳育児を終えられたように思いました。身体も無理に母乳を止める訳ではなかったので楽でしたし。
母乳育児には必ずついてまわるおっぱいとのお別れ、母乳育児を続けているママ達がベストな形でお別れできますように!私は卒乳の記念に、これまで身に付け続けていた授乳用ブラを処分して、可愛らしいブラを自分自身へのクリスマスプレゼントしようと思ってます。(サイズにかなりの変化があるのが寂しいのだけれど・・・苦笑)。
2006年11月26日
素敵なパリの日常~シテ島のもうひとつの顔
投稿者 津田実穂
パリの中心地、セーヌ川の中州にあるシテ島は、パリ発祥の地です。
ここは、ノートルダム大聖堂があることで世界中に有名な島で、パリに観光に来る人の多くが訪れる場所です。

さて、パリに住むほとんどの人にとってもシテ島はメジャーな場所です。滞在中、必ず何度かはシテ島を訪れなければなりません。大聖堂を見るためではありません。その理由は、
警視庁(プリフェクチュール・ド・ポリス)がシテ島にあるからです。警察業務や運転免許関連の仕事のほか、滞在許可関連の事務をここでやっています。

パリで暮らす=パリでの滞在許可を得る、ためにここは在仏の外国人にとっては避けられない場所なのです。
もちろん会社から派遣されてるのですから、合法的には滞在できるはずなのですが、お役所と会社は全く別。やたらめんどくさい申請を自分達でしなければなりません。
なぜ今回ここに来ているのかというと、年末年始に一時帰国しようと思っていたら「子どもの滞在許可証がないですね。フランスに再入国できませんよ。」と担当者に言われたため、慌てて申請に来たのです。
だって、滞在許可証申請に行ったときは「子どもの分なんて要りませんよ。大人だけでOK!」って言われたのに。。。。
どうやらその前後に法律が変わって外国人の滞在許可の要件が厳しくなったらしく、子どもも滞在許可証が必要になったそう。
なんでこんな嫌そうな書き方をするかというと、パリの役所って
・とにかく待たされる。まず建物に入るのに金属探知機の検査等やるので30分くらい並ばされる。その後、担当部署でも平均1時間くらい待たされる。
・書類がかなり複雑。法律もころころ変わるので、人に聞いて書類を持っていっても必要書類が変わっていることがしばしば。しかも日本と違って、必要書類が係の人によって違う。リストをちゃんと調べて書類を持って行っても、書いてないけど必要な書類というのがしばしばあって、それが係の人によって変わったりするのです。ありえない!仕事の合間に時間をかけて行っても、「は~い、○○の書類がないから出直してきてください。」と門前払いをくらうことはしばしば。
何度も出直すうちに、シテ島がだんだん嫌いになってきます。。。
これを繰り返すうちに、年末に帰国するのは日程的に無理になってきてしまいました。がっくり。
フランスでは、極右政党が着実に支持を伸ばしています。外国人・移民の滞在許可は、徐々に厳しくなりつつあります。
日本はこういう流れにならないで欲しいと思います。
2006年11月16日
お歳暮の悩みは”いつまで贈る?”
投稿者 武田りこ
お中元、お歳暮シーズンになると毎回同じ事で悩みます。
それは、いつまで贈る?ということ。
悩む贈る相手は仲人、夫の元上司(1)、元上司(2)、元上司(3)。
そう、全員現在は、直接の上司などではないのです。
仲人さんには○年間贈る、などという暗黙のルールを聞いた事もありますが、微妙にかかわりがあるので、急にやめるのも、と思いつつ十数年。
元上司(1)は現役を引退されたときに、決断すべきだったかも。
元上司(2)は、職場を追われたものの、業界の中では先輩なので、やっぱり贈るべきかな、と思い継続中。
でも上司(3)は職場からスタッフ、顧客を引き抜いて独立しちゃった、いわば仇。でも同業なので助け合わないといけない事もあるかしら、などと思っているうちにやめる機会を逸してしまった、という状態です。
いったん贈り始めると、やめるタイミングって難しくないですか?(私だけかな~)
先方は、急にやめると感じ悪く思うかしら、とか逆にいつまでも贈るもの、かえって負担に思わないかしら、など、直接聞けない相手ばかりなので、悩みは堂々巡りです。
そんなこんなで、きっとお歳暮も贈るんだろうな、私。
さて、会社の方では、お互いに贈りあう様な儀礼的なお歳暮はやめましょう、という風潮が年々強まって、贈る件数も以前に比べるとうんと少なくなってきています。
件数が少なくなってきた分、相手に応じて贈る品を考えたり、反応をみたりできるようになりました。
そんな中でとっても評判が良かったので定番になっているのが、鍵庄の海苔。
神戸のお隣明石は海苔の名産地なので、ほかの地方の方に送るのにも、ご当地ものとして重宝しています。
最高級の明石の海苔ですが、価格もリーズナブルです。
自宅用のお得な商品もあってご自分用にもぴったりですが、我が家ではあまりのおいしさにあっという間に子供たちに食いつくされてしまうので、めったに買えない、という問題も発生しています。
2006年10月30日
魚がさばけた!
投稿者 fellow
突然ですが、わたし魚をさばけました!
実は昨日、3女が体操クラブのデイキャンプに行って、地引網体験をしてきました。(私もやったことないのに・・)
むこうで子供達は新鮮な魚のてんぷらなどを食べるとは聞いていたのですが、お迎えに行ってみると、おみやげ付きでした。体操クラブの先生曰く、「思ったほど大漁でなかったので、あじの開きとしらすのおみやげです」とのことだったので、「そんじゃ、今晩は、あじの開きを焼くか」と気楽に家へと帰ったのですが、家に帰って、包みを開けてみると、なんと魚まるまる3匹入ってるじゃないですか!? 一瞬、私は固まりました。だって、魚さばけないんですもん。
あじが3匹。それも1匹は非常に大きい! 実は恥ずかしながら今まで、魚をさばくのは気持ち悪くてできない、なんて少女のようなことを言いつつ、ほとんど切り身か処理済の魚を食べてきたんです。
でも、せっかく3女が捕ってきた魚を食べないわけにはいきません!意を決して、包丁をにぎる私。そばでは「愛のエプロンだね~」と見つめる娘たち。(笑) 大きな魚のおなかを開くと、なんと中には小魚がたっくさん!「うわー、こんなにお魚、食べてたんだ!?」なんて、親子で妙に感動。また、その口には食べかけの小魚をくわえていました。「食べてる途中でつかまっちゃったんだね、かわいそうに」なんて言いながら、どうにか、さばけました!
今まで絶対、私には無理!と思っていたことができて、なんだか妙に満足感が湧いてきちゃいました。(普通は、みんなできるんでしょうね・・。)そして、その魚のおいしかったこと!! 3女が地引網に行かなかったら、もしかして一生やらなかったかもしれないこと、娘のおかげでできちゃいました。
やっぱり、子育ては楽しいなぁ~。子供のいる分、体験できることも増えるから、おもしろくってやめられないよな~なんて思ったりしました。(もちろん、子供がいなければ、その分、子供がいるよりもできることがあると思いますが) ちょっと、うれしいつぶやきでした。(^^)
2006年10月11日
親の老後の生活について考える
投稿者 樋賀集子
私の母は9年前に他界しました。残された父は、それから一人で暮らしています。
父は昭和ヒトケタ生まれ。短気で口が悪く、母が生きている頃は、よく衝突していました。
今年で74歳になる父。正直な話、父が一人で残されることを想定していませんでした。それは、ただ、漠然とした思いで、父が一人で生活をしていることを想像できなかったという理由からですが…。
それでも父は、母がいなくなってからも一生懸命に生きています。一人で洗濯をして、ご飯を食べて、仕事をして…。母がなくなってから、生活費がこんなにも掛かるとわかったようで、年金生活の今は節約を心がけるようにさえなりました。
最近、歩き方もたどたどしくなってきて、父の後姿を見ているとさびしさがこみ上げて来ます。
そんな父が、今年になって、登録していたシルバー人材センターに紹介されて町工場に勤めました。
ずっと職人として働いてきた父は、自営業で退職金もなく、年金だけの生活では苦しいと働き始めたのです。
でも、1つめの仕事先は3ヶ月でクビになってしまいました。若い人が入社したため仕事がなくなってしまったそうです。そして、今はシルバー就職活動中。
先日も「履歴書の書き方を教えてくれ」と、訪ねてきました。
高血圧と糖尿病の薬を飲みながら、それでも見かけは元気そうに頑張っている父。毎日、銭湯で友達と話をするのを楽しみにしています。
そんな父を見ていて、『介護』という言葉がたまに頭をよぎります。
私は長女なので、小さい頃から「年をとったら、おまえに面倒みてもらうよ」と冗談のように、父に言われていました。その頃は、それを当然のように思っていましたが、でも、もし今、父の面倒をみなくてはならない状況になったら、はたして出来るのでしょうか。
自問自答しても、はっきりと答えが出ません。
私自身、今は子どもを育てること、仕事のことで精一杯。
でも、父のことは大事に思っています。まだ、父は一人で元気にやっていますが、この先いつかは、真正面から向き合わなければならない時が来るでしょう。
その時にならないと答えは出せないのかもしれませんが、今から少しづつ心積もりをしておかなければならないと、頭のどこかでそう考えています。
2006年09月07日
この秋の目標は「親子でスポーツ!」
投稿者 fellow
浦島あきこさんの書かれた「夏にやせるのは幻想」という言葉に思い切り共感している私・・・いや、正確には私達親子、です。
小3長女について、夏休み明け何人かのママさんから「大きくなったね~」と声を掛けられたのだけれど、大きくなったのは縦だけではなく横も。少しずつ女の子らしい体つきになってきたな・・・とは感じていたのだけれど、それを通り越して何だか異様にムチムチしているのです(笑)。気になって先日体重計に乗せてみたところ、新学期の身体測定時+○kg(一応女子だし控えておきます、笑)。その数値を見て、あの華奢だった娘は一体何処へ・・・と、驚愕。今年は暑かったせいもあって、夏休みは室内で遊ぶ機会が多くその都度ちょこちょことお菓子を摘む日々。私の目が届く場所では限られた時間&量でお菓子を与えていたけれど、友人宅では友人の部屋にこもって好き勝手していた様子・・・ダラダラとお菓子を食べつつゲーム、なんて自堕落な状態だったのかも。(本人は白状しませんけどね)
成長過程の事だし過剰に反応する必要はないとは思いつつ、私のような資質を持っている事も十分考えられるので(私は小学校高学年の頃、成人女性並みの体重でした;)私が気をつけてあげられる事だけでも無理のない範囲でやってあげよう、と、密かに決意。そして以前からぼんやりと考えていた事を、この秋に始めてみようと思い立ちました。それは・・・
親子一緒に身体を動かせる習い事をしてみたいのです。
私自身は託児可能なヨガ教室に通っていたのだけれど、託児は未就園児まで=次女しか預けられないので、長女が夏休みに入る前に一旦お休み。秋からの再開を予定していたのだけれど、どうせなら長女と一緒に通えるようなものを探してみようかな?という気持ちが湧いてきたのです。以前から長女にスポーツ系の習い事をさせたいと考えていたので、どうせなら私も一緒に!という訳で。ただ、大人向け/子供向けの教室なら比較的簡単に探せるのだけれど、親子で一緒にとなると、これが意外と見つからない・・・。親子と名の付く教室は、大抵未就園児が対象、ですよね?
私自身は様々なプログラムが用意されているスポーツクラブのようなものを希望しているのだけれど、子供OKという施設はなかなかないですよね。スポーツクラブ内で開催されている子供向けの教室に長女を通わせている間に私はスポーツクラブの施設を利用、というのも良いかな?とも考えてはいるのだけれど、初志貫徹で親子一緒に習えるものにも惹かれてます。具体的に何がしたい!という明確なイメージがまだできていないので(あ、球技は基本的にNGです<私が苦手なのです/元バスケ部のくせに・・・苦笑)余計探しにくいのだろうけれど、まずは通える範囲のスポーツジムのサービスをチェックする事から始めてます。
親子向けのヨガ教室が見つかったら最高なんですけどねー。このエントリーをお読みの皆様、うちは親子でこんな習い事&スポーツをしてます!というお話を聞かせて頂けると嬉しいです。
2006年09月05日
駐在が始まって1ヶ月~言葉のカベに悩む日々~
投稿者 津田実穂
こんにちは、みほっち@パリ@落ち込みモードです。
最近ふと考えてしまう。
なんで、私はここにいるんだろう?
なんで、私は日本にいないのだろう?
私はここで何をしているんだろう?
ダンナの海外転勤についていかない、という選択肢も含めてよく考えて、パリに来ることを決めたはず。
東京に帰りたい、って思っているわけじゃない。そんなこと、思いたくない。
海外旅行はよくするし、パリも初めてじゃないし、そういえばごく小さい頃海外に住んでいたし、と海外で暮らすことをかなり甘く考えていた私。旅行と暮らすじゃずいぶん違う。
パリへの駐在、というと、うらやましい、と言われることは多いけれど、現実はそんなに甘くない。
着いた瞬間、右も左もわからない状況。ドアの開け方すらわからない。生活するために食べ物を買わないといけないけれど、どこに売っているのかわからない。すべてが手探りでもどかしい。アンティークな家や家具は素敵だけど、すべてがガタついて重いので腱鞘炎になってしまった。
重力が倍のところで生活してるみたいというか、おもりをつけて暮らしているみたい。実際、7Kgのおもりは毎日抱えてますが。
やることなすことすべて、日本にいた頃の倍の時間がかかり、時間がかかるだけでなくて、エネルギーが数倍は必要。毎日毎日の暮らしでエネルギーをすごく消耗して、すごく疲れてしまいます。
私はアクティブな方だと思っていたけれど、ここに来てからは家にひきこもってばかり。エネルギーの消耗が激しくて、買い物に行くのでいっぱいいっぱい。
日本では仕事上、時間もコストも効率を追及していたのに、こちらに来てからは無駄ばかり。
電化製品はたくさん壊したし、買い物に行ったけれどラベルが読めないので適当に買ったら違うものだった、ということはしょっちゅう。電子辞書は持ち歩いているので調べればいいのだけど、 パリでは、子どものマナーにすごく厳しいので、子どもがぐずったまま買い物なんて出来ない。調べている間に確実に子どもはぐずる。
そして、言葉のカベが思った以上に大きかった。
パリに来る前の半年、忙しい日常の中で、なんとか時間を捻出してNHKラジオのテキストで勉強していた。
自分の中ではすごく時間もかけて勉強していたつもりだったから、多少は会話できると思っていたのだけれど、びっくりするぐらいフランス語は聞き取れないし、私の言う事もびっくりするぐらい通じない。
役所に行っても、言葉が通じなくて何もできずに家に帰ってきたことが一度や二度じゃない。
ひとつ、はっきりわかったのは、
「言葉というか語学は、住んでいるだけでは身につかない。」ということ。
1ヶ月たっても私は何も進歩していない。
きちんと、時間と労力を割いて、努力しないと身につかない。
発音がネックになっているのは明らかなので、語学学校に行きたい。
下の子の、5ヶ月という月齢は思った以上にネックとなる。
託児を頼まないと語学学校に通えない。でも語学ができないと託児を頼めない。
という現実に、今とても苦しんでいます。
英語が話せる人は思った以上に少なく、フランス語が話せないだけで追い返されることもしばしば。
こちらのエントリーのコメントで、みなさんにすごくためになる情報をせっかく寄せていただいたのですが、これを問い合わせる語学力が私にはありませんでした。自分に自信がなくて、わからないと認めたくなくて、わかったふりをしてコメントバックしていました。ごめんなさい。電話しても、返って来る言葉が聞き取れない。
子どもの幼稚園が始まり、語学の必要性は高まるばかり。 でも、通えそうな語学学校も見つかっていないし、ベビーシッターも見つかってない。
何も進んでいない、という事実がまた苦しい。
パリでの生活は、大変だけどそのうちきっと楽しい事もいっぱいできるはず。でも、いつまでたっても大変なまま。
基本的に超前向き人間で、何事も前向きに考えられるのだけど、それも限界がある。
「大丈夫、なんとかなるよ。そのうち楽しくなるよ。」と自分に言い聞かせながらも、涙が溢れてしまうときがある。
こんなことを書いている時間があったら、少しでも語学の勉強をするべきなのだとは思う。
でも、どうしても苦しくて、どうにもならなくて、今書いています。
何も出来ない自分が悔しくて情けなくて、惨めです。
2006年08月24日
素敵なパリの日常~映画(ラッシュアワー3)の撮影現場に!~
投稿者 津田実穂
こんにちは、みほっちです。
パリを舞台にした映画は多くあります。
ガイドブックにも「運が良ければ映画の撮影現場を見られるかも。」とそういえば書いてありました。
あまり観光地に行く事もないので無縁かな、と思っていたのですが、パリに住んで一ヶ月目にして早くもその機会は訪れました。
なんと、住んでるアパルトマンと近所一帯が映画の撮影現場となったのです!
撮影は丸3日かけて、周辺道路を封鎖しておこなわれました。
封鎖の内側からのレポートです。
まず、撮影の一週間ほど前、アパルトマンの入り口に、なにやら張り紙が出されていました。
フランス語がまだまだな私はさっぱり読めなかったのですが、
日付が入っていたのと道路に赤線が塗ってあったので、「周辺住民商店の皆様、ご協力おねがいします。」という文章だけなんとか読めたので、何かの工事だとずっと思っていました。
日付の2日ほど前から、「V.I.P.」という蛍光色のジャケットを着たガードマン風の人が大量に現れ、道路に線を引いたり、コーンを立てたり、駐車しているすべての車の持ち主になにやら話をしていました。
VIPと書いてあったので、誰か要人でも来るのかな?と思いつつ、VIPの人が来るような場所ではとてもないし、道路にコーンを置く意味もわからないし、なんだろう???と不思議に思っていました。
当日になってようやくわかりました。
十数台のトラックやワゴン車が登場し、100人くらいいそうなスタッフ群が来ました。近くの公園には、仮設のレストランまで入ったプレハブの撮影村がいつの間にか出来あがっていました。クレーン車も数台あります。かなり大掛かりです。「V.I.P.」とは映画専門の警備隊のようです。
周りの車はすべて撤去され、近隣の道路は封鎖されていました。警備会社だけでなく、警察まで来ていました。
封鎖の中の住民の生活はどうなるのかというと、住民は普通に出入りできます。
正確に言うと、出るのはノーチェックですが封鎖の中に入るのはずいぶんいろいろチェックされている感じでした。検問状態です。
フランス語力のない私は、外に出たら家に戻れない気がしたので外出は控えました。子どもも小さいし家に入れなかったら大変!
また、撮影に入ると当然一切出入り禁止になります。
人の出入りが多い時間帯はセッティングやカメラテストをやっていました。
撮影風景はどうだったのかというと、残念ながらほとんど見られませんでした。外に出られないだけでなく、窓をあけちゃいけないとかエレベーターホールにも出ないでくれ、とか注文も多く、音しかほとんど聞こえませんでした。銃の音や爆音が聞こえたり、煙がもくもくあがったり。アクション映画だというのはよくわかりました。(笑)
唯一見られたのは、いかにも悪役っぽい黒づくめの男たちが、黒いオートバイと黒い車に乗ってカーチェイスをしているシーンです。これはベランダから見られました。バイクが車の上を飛んだり、黒づくめの男が車のフロントガラスに激突したりしていました。すごかったです!
が、俳優さんは1人も見られませんでした。残念!
肝心の映画の名前は、というと、誰も教えてくれませんでした。せっかくなので、公開されたら見たいな、と思ったのですが。
映画に詳しい方、何か思い当たる映画があったらぜひ教えてください!ってまだ公開前ですが。何年後でもいいでぜひコメントください!
アクション映画であることは間違いないです。スタッフの人数と撮影の大掛かりさから考えて、大手の映画かな、とはと思います。監督さん等のかけ声がフランス語だったので、フランス映画だと思います。(手がかり少ないですね。。。。)
多少の不便とちょっともやもやした気分もかかえつつ、思いがけない体験となりました。
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後日談ですが、撮影の最終日、近くのスタッフに聞くと、あっさり教えてくれました。
人によって対応が違うのがフランスらしいというか。。。
ジャッキーチェン主演の、「ラッシュ・アワー」シリーズ第3弾『Rush Hour 3』
http://www.cs-tv.net/news/000622.htmlだそうです。
フランス映画かと思っていましたが、ハリウッド作品でした。
これなら、フランスでも日本でも公開されそうなので嬉しい!
来夏公開だそうなので、見に行こうと思います。あの音の正体を見たい!
たぶん、数分程度だと思いますが。
悪役主体のシーンだったっぽく、ジャッキー様は影も形も見られませんでした。残念!
余談ですが、すごくびっくりしたのは、フランス人って野次馬が少ないです。
大掛かりなわりには見に来てる人は少なかったし、「これは何の映画の撮影?」なんてスタッフに聞いているのは私だけでした。
他人に関心がないのか、映画の撮影はよくあることで珍しくないのか、両方なのか。うーん。
2006年08月17日
それぞれの職場復帰
投稿者 湯河原こむぎ
仕事がとても忙しかった昨日、へろへろになりながら地元の小さなスーパーで買い物をしていると、ベビーカーを押したきれいな女性から「お久しぶりです、こんにちわ!」と声をかけられました。数年前まで、私の髪を切っていただいていた美容院の店長さんでした。彼女は、私よりも10歳以上若く、最初知りあった時は二十歳前半でした。そのうち、ご結婚され、妊娠して、仕事を離れました。先月「産休をいただいてから1年7ヶ月、水曜日だけ仕事に復帰する事になりました。」というハガキをいただいていました。
「あ、今日水曜日ですね!お子さんは何ヶ月ですか?」とお聞きすると1歳4ヶ月との事でした。「復帰の感想はいかがですか?一日だけでも大変でしょう?」と聞くと、「大変ですが、週に1日だけでも子どもと離れるのはいい気分転換になります。遊んでいるわけではないので、別な意味で疲れますが。」との事でした。
私は、子どもが二ヶ月になる前に仕事に復帰しました。「すべてが思い通りに進むわけではない子育て」から10時間くらい離れて、「ちゃんとやればきちんと進む」仕事をする、という切り替えが、私にはとても大切な時間でした。だから、彼女の言う事がとてもよく理解出来ました。ずっと働いて来た私から、おこがましいようですが、心の中で彼女に「おかえりなさい♪」と声をかけました。
週に一度だけの仕事で、どこにお子さんを預けているのだろうと聞いてみると、だんなさまが見てくれるとの事でした。彼女のだんなさまは、彼女が店長を勤める美容院のオーナーです。オーナーと言っても経営だけしているわけではなく、毎日お店で髪をカットしています。だんなさまは水曜日がお休みなので家で子どもを見てくれて、夕方になったら子どもをお店に連れて来てくださり、彼女とバトンタッチして、5時から仕事をするそうです。「まあ、自営だから出来るんですけどね。」と彼女は笑っていました。お子さんは、今「後追い」の時期だそうですが、パパが見ていてくれるなら淋しくないですよね。
それぞれのママにそれぞれの復帰の仕方があるのだなあ、と思いました。二人の子どもだから、よおく話し合って、二人で力を合わせて一番よい方法で育てて行く・・・。素晴らしい!保育園や幼稚園に入れるようになったら、仕事をする日数や時間を増やして行きたいと彼女は言っていました。
いろんな「ワーキングマザー」がそれぞれのスタイルで、いきいきと仕事をして行けるのって素晴らしい事ですよね。とーっても疲れていた私ですが、彼女とお話して「私もがんばろっ!」と元気が出ました。
2006年07月31日
素敵なパリの日常~パリの夏~
投稿者 津田実穂
こんにちは、みほっちです。
私は無事、パリに着きました。
フランス語のできない私にとって語学のカベは厚くて苦労する事は多いですが、パリは人も街もとっても素敵!多くの画家が愛したこの美しい街を歩いていると、イヤな事があっても吹き飛んでしまいます。
そんなパリからの日常の暮らしをお届けします。
さて、パリの夏はどんな夏?
一言で言うと、暑いです。
ここ数年、熱波が押し寄せていて、毎日35度近い気温の日々が続いています。
しかも、パリのほとんどの家にはエアコンがありません。
我が家にも、暖炉はあってもエアコンはありません。
だから、暑い事この上ないです。
なぜ家庭にエアコンがないかというと、もともとパリの夏は涼しくて過ごしやすかったため、エアコンが必要ありませんでした。
温暖化の影響かここ数年は毎年熱波が来ていて、エアコンがないため高齢者の方が亡くなる痛ましい事も多いです。それでもエアコンって見かけませんね。
ただ、空気が乾燥しているので、暑いわりには過ごしやすくはあります。
そして、パリの夏は夜が長い。
違った、昼が長いです。
緯度が高いため、いつまでもいつまでも明るいです。
このエッフェル塔をバックに撮った写真。これは夜10時過ぎに撮った写真です。それでもこんなに明るいです。
こんなに明るくても、お店は7時になると早々に閉まってしまうし、挨拶は「こんばんは。」になるし、日本人の私としては感覚狂います。
ところで、上に書いたように、パリの夏はものすごく暑いです。
子どもが日中遊ぶにはあまりに暑く、実際公園に行ってみましたが、日光浴をしている大人が数人いただけでした。
パリの子どもは暑い中どうやって遊んでるの?
と不思議に思っていたら答えを見つけました。
いつまでも明るいのでいつまでも子どもが公園から帰りたがらないのでそのまま遊ばせていたら、7時、8時過ぎごろから子どもがわらわら増えてきました。そして、どうみても就学前の子ども達なのですが、明るいのでみんな10時過ぎまで遊んでその頃からぽつぽつ親子で帰っていきました。
確かに今は夏休み中。でも「子どもは早く寝かせなさい。」といろんなところで言われてきた日本人の私としてはかなりショッキングな光景でした。
郷に入れば郷に従え、ということで、翌日からはお昼ねをた~っぷりさせて夜の公園の仲間入りをしました。
さて、この暑い夏をパリの人々はどうやって過ごすのかと言うと、
みんなバカンスに出かけてしまいます。
日本でも、夏期休暇を取る人は多いかと思いますが、せいぜい1週間~10日程度ですよね。
パリの人は平均3週間~1ヶ月、長い人だと2ヶ月近くお休みを取り、バカンスを過ごします。
私は7月の下旬にパリについたのですが、あっちのお店でもこっちのお店でも「バカンスなので○月○日から○月○日までお休みです。」という張り紙だらけ。買い物にはちょっと不便しています。普通の商店だけでなく、飲食店もスーパーもみ~んな休んでしまいます。
本当にこんなに長く休むことに、勤勉な日本人の私(?)はびっくりしました。
ただ、観光地は、かきいれ時なのでたいてい営業しています。
「夏のパリにいるのは観光客だけ。」というジョーク(?)があるそうですが、よくわかりました。
そんなわけで、夏のパリの住宅地は暑くてなんだかガランとしています。(一番上の写真)
人がいなくても絵になるのがさすがパリです。
2006年07月19日
こどものコミュニケーション力不足!?
投稿者 樋賀集子
あと少しで夏休み。小学校、中学校とも、1学期の学校の様子と夏休みの過ごし方について、保護者会がありました。
先日、私も中学3年の息子と小学6年の娘の保護者会に出席しました。
その中で気になった話題が『子どものコミュニケーション力が低下している』という先生のお話。中学校、小学校ともに、そのことについて先生がお話されていました。
確かに、思い当たる節も……。
小学6年の娘が遠足に行った時、グループ内で小さなトラブルがあったようです。娘から話を聞いて、もっとお互いに話をしていれば、回避できたことではないかと感じたことがあります。
「言葉にしなければお互いの考えがわからない」という意識も小さくなっているし、反対に相手に自分の考えを理解してもらおうという意識も、あまりないように思いました。
中学の先生の言葉で、印象的だったのが……
「子ども達は、『相手が自分をどんな風に思っているのか』を、とても気にします。でも、だからといって、コミュニケーションを取ろうとは思わないようです。人間関係を大切にしたいと思っているのに、コミュニケーション力は低下しています」
そういえば、中学3年の息子が、修学旅行先で同じグループの女子と意見が合わなくて、別行動になってしまったと言っていました。
「あいつら、勝手だから」という息子の言い分。果たして、そこでどれだけ話し合ったのか…。先生の話を聞いて、改めて思いました。
先生いわく、「一言は声を掛けられるけど、その先の発展した会話ができない」そうです。例えば、「知らないよ!」と軽く拒否されると、そこでコミュニケーションが終わってしまう。他の提案をするとか、もっと掘り下げるとか、しないというのです。
傷つきたくないという思いなのか、面倒だという思いなのかはわかりませんが、でも、これは問題のような気がします。中学生は、恥ずかしさもあるのかもしれませんが、せめて『1つのことを遣り遂げる(やりとげる)』という目標がある時は、自分の意見を理解してもらえるような、相手の意見を理解できるような、コミュニケーション力を養ってほしいですね。
小学校の娘をみていても、友達関係はムズカシイなぁと思うこともあります。
「○○ちゃんは△△ちゃんと仲が良いけど、影では悪口を言っているんだよ」と言う言葉も聞きます。確かに、自分の考えを理解してもらうことはパワーが要ることですよね。
2学期には、移動教室に泊りがけで出かける娘。その時に、クラス対抗の出し物をやるそうです。クラスでの団結力を発揮するチャンス。その経験の中で、みんなで力を合わせることの大切さを感じてくれるといいなと思っています。そして、願わくば、コミュニケーションの大切さも知ってほしい。
人間関係を築いていためにも必要なコミュニケーション力、私も子ども達としっかりコミュニケーションをとらなくては…と、実感しました。
2006年07月11日
自分とは全く違う、魅力を持った人。
投稿者 大葉柚子
私は少し生意気なので、四年半アメリカに住んでいたときの最初の三年は、ほとんど現地の日本人の人たちと交流を持たなかった。アメリカに住んでいるのだからアメリカ人の友人を作ろう、と。日本人ばかりで固まるのは格好も悪い、と。
じゃ、なぜ三年もしてから急に宗旨替えをして日本人の人たちと積極的に付き合うようになったのかというと。ちょうど引っ越したばかりのタイミングだったということと、日本が恋しくなってきたこと。それから今思えばほんの少しだけ自分の考えは間違っているのかもしれない、と疑問があったのかもしれない。たまたま出会った日本人の女性に、他の日本人の友達を紹介するねと言われ、二つ返事で会わせてもらった。あっという間に文字通り芋づる式に日本人の知り合いが増えていくうちに”自分の考えは間違っているかも”ではなく”間違っていた”と確信するようになった。その理由は、「アメリカに住む日本人」、それだけの共通項をもつ、それ以外はなんら接点のない人々が想像以上に多様で、そして魅力に溢れていたから。
日本で知り合いになる、もしくは友人になってきたのは、似た者同士が多かった。アメリカで友達になった人も文化のバックグラウンドは違うけれど、似たような環境や考え方の人がおのずと集まる。もちろん似たものが悪いというわけでなく、似ている人には悩みや相談は最高にしやすい上に居心地もいい。ただ、そうして居心地よくしているうちに似ていない人々に知り合う、友達になるチャンスを自分から逃していたり潰していたりしていた。
自分とはまるきり違うバックグラウンドや職業、考え方や生き方を持っている人たちから受ける刺激と驚きは、とても心地がよいもの。というのをすっかり忘れていた私は、なんでもっと早く日本人の人たちと交わらなかったのだろうと後悔をするようにまで、なった。
その中の一人に、とびきり魅力的な人がいた。彼は、40半ばだけれど年齢不詳。日本の最高峰といわれる国立大学の医学部を卒業し、同じ医局で出会った彼女とオシドリ夫婦。夫婦そろって、頭脳明晰ぶりをひけらかすどころか、微塵も見せず、ユーモアがあって至って気さく。シャネルの太い黒ぶち眼鏡をかけ、宴をこよなく愛していつも笑顔で場を盛り上げる。世の中にこんな人がいたのか、と。奥様もまた、魅力的で二人とご一緒させてもらうヒトトキは、素直に、楽しかった。本当に楽しかった。
私が日本人の人々と最初の3年間交わってこなかったのを後悔する一番の根拠の理由にあげるだろう、その彼が、先週突然、この世からいなくなってしまった。まだまったく実感が沸かない。私とそして私の旦那さんもきっと、彼が不在となってしまったことが、とても、とても、悲しい。自分が好きな人が増えるということは、失うと悲しい人が増えるということ。あまり直視したくない事実が目の前にある。それでは彼に出会わないほうが良かったのかというと、そうではない。私たちは彼に出会えて本当に、良かったと。そう思う。
2006年07月07日
りんご病にご注意!
投稿者 竹之内ふうこ
ちょうど今くらいの時期に流行するウィルス性の風邪に、「りんご病」があります。
主に小さい子がかかる風邪で、それほど症状がひどくないので、冬の嘔吐下痢系の風邪のように恐れられる病気ではないみたいなのですが、大人がうつると、結構大変・・(涙)。体だけは丈夫な私がもらってしまったくらいなので、結構、感染力は強いのでは?と思います。皆さま、ご注意くださいませ・・。
りんご病(伝染性紅斑)
現在、娘のほっぺは真っ赤!かわいそうだけど、笑えます(笑)
結構かわいいので、我が家では「りんごちゃん」と呼ばれてます。
娘が通う幼稚園で、「りんご病が流行ってます」と言われていたのは1~2週間前。
そして、おととい、娘のほっぺがちょっぴり赤くなり、昨夜には腕と足にも赤みが・・。
あちゃーっと思いましたが、潜伏期間が結構長く、赤みが出るまでも時間がかかるようで、赤みがでてきた時には既に感染力はなくなっているそうです。そういえば、1~2週間前を思い起こしてみると、ちょっぴり調子が悪そうだなぁ・・という時期があったような・・(汗) りんご病は風邪に似た症状が多少出るものの、体に赤みが出るまでにりんご病と診断するのは難しく、赤みが出てきた時は、既に治りかけ。予防も治療もできません。
子供はこの程度で済むのですが、問題は大人のりんご病です(涙)
大人の症状としては、関節痛、熱、倦怠感・・これが長いこと続くようです。
私もここ1週間ほど、体の節々が痛い、背中から首にかけて痛くてPCに向かっていられない、体がだるーい、軽い頭痛、食欲なし、胃の調子が変、寝ても寝ても寝たりない・・という症状があって、熱はないけど風邪かなぁ・・梅雨だからかなぁ・・冷房のせいかなぁ・・と思っていたのです。
娘のほっぺが赤くなって、「これって、りんご病じゃない?」と。
体調不良の原因が分かったら、なんだかほっとして、積極的に休もうという気になったところです。
今日、園で聞きこみ調査をしてみたところ、同じようにりんご病をもらったママたちの多いこと!
私以外の方は、熱も出て、腕に赤みも出たそうです。ほっぺまで赤くなったというママも(笑)
胃がおかしい、とにかくダルイ、寝ても寝ても寝たりない・・と、おもしろいように症状が同じでした。関節痛の出かたは人それぞれで、腰が痛くて大変だった・・という方も。
1ヶ月もしんどい状態が続いた方もいて、おおむね、子供よりも大人の方が症状はきつくて長引くみたいです。
大人の場合、自分の子供のほっぺが赤くならなかったら、症状からして、りんご病と気付かないことの方が多いのではないでしょうか。会社を休むほどではなさそうな微妙な症状なので、体調良くないなぁと思いつつも、無理をしがちだと思います。
もし、原因不明の関節痛をともなう体調不良が続く方は、お子さんの園や学校でりんご病が流行っていないか、チェックしてみてくださいね。そしてりんご病と分かったら、病気なのですから、どうぞ無理をせず、積極的に安静生活を・・。
私みたいに「運動して汗を流せば治るかな?」なんて考えませんように・・(だって知らなかったんだもん)
ちなみに、妊婦さんにはとても悪い病気のようですので、りんご病流行の噂を聞いたら、妊婦さんはくれぐれも予防に努めてくださいね・・。
これから夏本番!
夏の恐怖は、喉の水泡&高熱の、ヘルパンギーナですね(涙)
子供は病気をして強くなる!と言いますが、仕事は待ってはくれません。手洗い・うがいに励みましょう!
2006年07月06日
もうすぐ3人目出産、気合いの入る姉2人(笑)
投稿者 有栖川ゆうこ
すでに3人育児の先輩である茜さんの子育てブログ「うちの3姉妹」に学ぶの
少子化問題の解消に必要なのは、難しい理屈や制度ではなくて、「心の底から子どもを可愛いと感じる瞬間をどれだけ持てるか」ではないか
というコメントをを読んで、
もうすぐ3人姉弟(どうも男の子らしいです!)になる我が家は、どうなるのかなぁ、と更にワクワクしてきました。
まだ、産まれていないのですが、家族が増えるという期待感から、産まれる前から娘1号・2号の発言が、気合いが入りまくりで、非常に楽しいんですよね(笑)。
特に6歳(年長)の娘1号は
「私が家にいる時は、オムツ替えは私がやるでも、うんちは大人ね」
「私が保育園から帰ってきたら、私がお世話するから、お母さんはお仕事場(住居隣接で、事務所が別棟であります)でお仕事してていいよ!赤ちゃんが泣いたら呼びに行くから~」
などと、
「あ、あのー。そ、そこまでしなくてもいいよ!??」
と、ツッコミいれたくなるほどの、張り切りぶり(笑)。
どうやら、保育園で1歳児さんのお世話をしたりする(年長さんが、お昼寝の寝かしつけの「トントン」を担当する事が多いのです)ことで「お世話する自信」が少なからずあるようで(笑)
まぁ、実際のところは、そこまでの活躍は難しいとは思うんですけどね~(^_^;)
でも、そういって、待ち望んでくれているだけでも、本当にうれしい瞬間です。
そして、私自身、3人姉妹の末っ子だった上、5歳と7歳離れた姉がいますので、きっと私が産まれた当時は、姉たちもこんな風に喜んでくれてたんだろうなー、と思うとそれだけで、幸せな気持ちになれるのでした。
娘2号は、じつはまだオムツが完全に取れてないんです。(夜はパンツ型紙おむつ使用中)
夜寝るときは、まだまだ私にべったりだし。
「おねーちゃん」になって、どうなるのか、楽しみですが、一抹の不安が…(^_^;)
うまく、作用するといいんですけどね~
2006年06月24日
幼稚園って、男女平等?
投稿者 fellow
トラックバック・テーマ、「保育園や学校に望むこと」ですが、我が家の息子は幼稚園児なので、ちょっと話がずれるかもしれません。でも、ちょっと気になったことがあったので、書いてみることにしました。
「母の日」参観の日のこと。私は、その日、体調を崩してしまい、夫に代わりに行ってもらったのですが、「お母さん、いつもお料理やお洗濯をしてくれて、ありがとう」という感謝の言葉を、先生と一緒に園児が唱えていたとか。
そして、先日の「父の日」。「お父さん、いつも会社でお仕事してくれて、ありがとう」が感謝の言葉。ある程度、予想通りだったとはいえ、考え込んでしまいました。
確かに、息子が通う幼稚園では、専業主婦のお母さんがほとんどです。でも、働く母(つまり私)もいるわけだし、もっといえば、専業主婦でも、育児で大変な妻に代わって、料理や洗濯を助けるパパがいるかもしれません(いや、いて欲しい!)。
何より、子ども達に「お母さん=料理・洗濯をする人」「お父さん=会社に行く人」という図式が教えられていくのは、どうなのかなあ、と思います。ちなみに、うちの息子は、ママが「お仕事」で出かけるのがうらやましいらしく、「僕も、早くお仕事したい」と言っておりますが・・・。(息子よ、ゆっくり大人になりなさい・・・。)
私自身は、家事も立派な仕事だと思っています。家庭をマネジメントしていくことが、どんなに大変か、わかっているつもりです。それでも、こういうステレオタイプを何の疑問もなく、子どもに教える姿勢に、大きな違和感を持つのです。
息子が通う幼稚園自体は、思いっきり遊ばせてくれて、のどかないい園だと思っているのですが、ある意味、浮世離れしたようなところがあって、そういうところが、「お母さん、いつも・・・」に出たのかなあという気がします。私のこの疑問、園に言うべきか、ただ今、考え中です。
保育園の「母の日」では、さすがに「いつもお料理やお洗濯をしてくれて、ありがとう」とは言わないですよね? どういう言葉で「感謝」を表現するのか、興味があります。
2006年06月13日
男の人ってどうしてサッカーに負けると、世の中が終わったような顔をするの?
投稿者 村山らむね
うちの旦那は特にサッカー好きというわけではない。なのに、今日は早く帰宅してテレビに陣取り、後半の勝っているときまでは、ニッコニコ。なのに、負けると、本当にがっかりして、あっという間にお風呂に消え、そして音もなく寝てしまった。
本当にがっかりしている。どうして世の男子たるもの、ここまでサッカーのことに心を奪われるのか?とっても不思議です。
わたしも結構がっかりしたんだけど、旦那のあまりのがっかりな様子に、逆に理性を取り戻したというか、「仕事できるからいいや」と、切り替えが早かったりしたんですけど、ほんと、泣いちゃうんじゃないかというくらいがっかりしていた。
息子さん、旦那さん、上司に、後輩。みなさんの周りの男子達はいかがでしたか?
2006年05月21日
春の珍客
投稿者 fellow
ちょっとみてください。これどこだかわかりますか?

これは、我が家の換気扇窓なんです。ハトが換気扇窓に巣を作ってしまったのです。同時に換気扇も動かなくなり使えなくなりました。みなさんだったらどうしますか?
私も迷いました。同じ母として、ハトであっても出産子育てを見守ってあげたい気がする。でも日々の料理に換気扇が使えないのは痛すぎる。ほんとにこれからどうするんだいと思い、アドバイスをもらっていると驚くべきことを知りました。
ハトとはいえ、野鳥を捕獲したり、タマゴや雛を取るのは法律で禁止されているのだそうです。
また「換気扇毎日使っているんでしょ?どうして作られちゃったの?」等と言われましたが。1日うちで料理をつくらなかったスキにあっという間に作られてしまったのです。小枝がたくさん落ちているなぁと思ったときには、もう巣作り完成です!
ハトに巣を作られないためには、「ハトが卵を産む前に、親鳥を追い払って、そのすきに巣を取ってしまう」のが一番らしいです。そして卒業した巣は、ただちに撤去することが大事とのこと。一度巣を作るとその場所を覚えて、毎年作るのだそうです。
外のハトはかわいいけど、うちのはかわいくない。と自然と人間の共存問題の原点を知った春の事件でした。
2006年05月14日
好きなことを仕事にすること、どう思いますか?
投稿者 本田裕美
子供が幼稚園に入園し、「さぁ、働こう!」と思っていた私。何をしようか??と考えていたところ「社交ダンスの教師にならない?」というお話をもらいました(私は、教師免許だけは持っているのです)。
独身の会社勤務時代に社交ダンスにはまった私は、仕事を辞めて社交ダンスの教室に勤務しようか(社交ダンス教師になろうか)と考えた時もありました。でも、飛び込めなかった。それは、
好きなことを仕事にするのが怖かったからです。会社勤務していた時の仕事は本当に大好きで、今でもその職種に戻りたい気持ちがあります。でも、『好き』の種類が違っていたんです。会社で行き詰った時の逃げ所・和み所にもなっていた社交ダンス。私は社交ダンスをやっていたから会社の仕事を好きなままでいられたのかもしれません。でも、社交ダンスは会社の仕事が無くなっても好き。多分お金が儲からなくても、社交ダンスに時間を費やして満足してしまうでしょう。つまり、『好きなこと』であり、お金を儲ける手段として考えていない・・・。これは職として考えない方がいい。そして職にしたために、大・大・大好きな社交ダンスが嫌いになってしまった時、私は大丈夫なのかな?という不安もあって・・・。つまり、ダンス教師になるのは自分が好きなことをする為としか考えていなかったということが分かってしまったのです。結局、ダンス教室勤務を思いとどまったのでした。
そして、職を探しているこのタイミングに「ダンス教師、やらない?」の話。
お話をもらってから、いっぱい考えました。紙に自分の気持ちを書き出したり、友達に思ったままを素直に言ったりしました。そうしたら今回は、習いに来た人たちを楽しませてあげたいという第三者への気持ちが素直に出てきたことが分かりました。自分の満足だけを考えているのではない『やりたい気持ち』。
・・・このお話、受けることにしました。今回は社交ダンスが(嫌いになって)私から無くなっても、家族は残るという安心がかなり大きかったのかも?。
でも正直、正直、怖いです、好きなことを仕事にすること。まだ、怖いです。
私、重く考えすぎかな・・・?皆さんは『好きなことを仕事にする』こと。怖くないですか?どう思いますか?
2006年05月06日
役員というお仕事
投稿者 fellow
子供が何らかの組織に所属する度に、子供達の活動をフォローする親の役割・・・いわゆる「役員」のお仕事が発生します。私の場合、これまで長女の幼稚園で3回、小学校で3回役員を引き受ける機会はあったのだけれど、当時妊娠中だったり乳児がいたり、やる気満々のママがぱぱっと引き受けてくれたりで、結局一度も引き受けた経験はありませんでした。が、意外なところから役員のお話が!地域の子供会、です。
近頃は地域のイベントに参加する家庭も少ないようで、当然子供会に入会する家庭も減少傾向。となれば、役員経験のない家庭は順番に、ほぼ強制的に引き受けなければならない事に・・・私も自主的に引き受けた訳ではなく、逃げられない状況に追い込まれたというのが正直なところで(苦笑)、今年度は役員の1人として慣れない立ち位置で奮闘しています。はい、このGW中も、です。
初めて役員と言う立場になってみて感じたのは、私はこれまでデメリットしか見ていなかったんだな、という事。
役員と一言で言っても、役割は様々。けれど組織の中枢に踏み込む機会が増えるのはどのような役員でも一緒、ですよね。私の場合はこれまで接した事のない、自治関係の組織の実情を知る事になったのだけれど、これからこの地域で生活していく上で知っておいて良かった情報を得ています。知らなくても問題のない事、知らなかった方が良かったかも、なんて話もあるにはあるけれど(苦笑)、情報収集の機会が増える事を私はメリットと捉えました。
他のメリットとして挙げたいのは、「仲間」が増える事、でしょうか。雑務も増え確かに忙しくはなるけれど、それを乗り越える度に仲間の絆が深まっていく・・・大人になってからはあまり機会のない事だったりしませんか?学園祭や体育祭など、学生の頃に経験したイベント前後の盛り上がりを思い出し、雑務に翻弄される自分に酔ってみたりして(笑)。私はいわゆる「ママ友達」というのはかなり少ない方なのだけれど、こういう形で仲間になれたママ達とは、これからも良い関係を築いていけそうで嬉しく思ってます。
仕事を持っていると、役員を引き受ける事をためらいがちですよね。私自身も(遠回しではあったけれど)仕事を理由にお断りした経験もあります。ただ、今回引き受けた子供会の役員は半数近くが仕事を持つママ。これまでに子供が所属した組織の役員の構成を振り返ってみても、意外と働いている方が多かったように思います。これからは益々そんな状況が増えていくのでしょうね。
お勤めに出ている方は平日の会合などには出席できない事を後ろめたく思うかも知れないけれど、ママで構成される集まりには仕事の有無に関係なくドタキャンはつきもの。皆が力を合わせれば、フォローできない事はありません!出来る事を出来る時に頑張れば、それでOKですよね?皆の都合をすり合わせて捻出した、限られた時間の中で行われる会合の方が話がてきぱきとスムーズに進む事もあるのだし、役員を引き受けられない事を後ろめたく思っているようなら思い切って挙手してしまう事をおすすめしちゃいます。
役員を渋々引き受ける事になってしまって悶々としているママもいるかも知れないけれど、私達の前向きでパワフルなところを活かせる機会、と思ってお互い頑張りましょう!私も今回渋々引き受けた役員のお仕事で、これまで見ていなかった&見ようとしなかった物が見えてきたような気がします。
来年の春には次女が幼稚園に入園・・・思い切って役員に立候補してみちゃう!?なんて事まで考えて始めている今日この頃。おっと、その前に現在引き受けている役員のお仕事を全うししなくちゃ!ですね。まだまだ5月、先は長い・・・。
2006年04月14日
自分の名前の存在
投稿者 桜乃ゆめ
子供ができて、すごく違和感を感じていることが一つあります。
それは、自分の名前が呼ばれなくなること。
特に子供を通じて知り合ったママ友だちや保育園の先生、習い事の先生には。
「●●ちゃんのママ」「おかあさま」なんて呼ばれませんか?
それは間違いではないのですが、自分にも名前があるのに、私のことは「子供のママ」という名前で覚えられる。
子供を通じて知り合っているのだから、子供中心になるのは当たり前なのですが。。
何か違和感があるのです。
別に嫌という訳ではないのですが、子供のママという別の自分がそこにいて、別の自分を知っている人が出来るということがとても不思議な感じなのです。
ワーキングマザーだと、「桜乃ゆめ」という個人としての名前でお仕事をしていたり、自分のことを見ている人もいるわけで、いくつもの仮面を持っているような妙な感じがいたします。
先日知り合いになったママ友だちから、連絡先を書いた紙をいただきました。 私も連絡先を書いて渡したのですが、なんと手渡された紙には、「●●まりこ (めぐみ)」(仮称)と書いてあったのです。
まりこちゃんは子供の名前。めぐみさんはママのお名前です。 で、私の渡した紙には 「桜乃ゆめ (子:●●)」と書きました。
この違いわかります?みなさん。
「あ、私って、やっぱり自分の存在を書いてしまうのね」とハッといたしました。
会社にいると、自分が「桜乃ゆめ」としてみてもらっていて、「●●ちゃんのママ」という目では見てもらっていないわけですよね。なので、ワーキングマザーではない普通のママにとっては自分の存在は、「●●のママ」という意識が自然とあるわけなんですね。
「私、●●のママなのよね。桜乃ゆめでもあるんだけど。。。でも、それってどうなのだろう? なんで違和感あるんだろう。
どうして私は●●のママですって書けなかったんだろう。。」
と考えてしまいました。
ママ友だちの中でも私は意識してその方のお名前を呼ぶようにしているのですが、それもなかなか難しいですね。
いつのまにか、「●●くんのママ」「●●ちゃんのママ」って呼んでいるときもあって。
「●●ちゃんのママ」と呼ばれるのは好きです。嫌ではないです。
でも、私の「桜乃ゆめ」という名前はどこにいくのだろう。。って思ってしまいました。
子供を通じて関わる世界では、もちろんそんなこと当たり前なんですが、改めて「自分の名前の存在」ってこれからどうなっていくんだろうって、、、ふと、考えた、ささいな出来事でありました。
2006年03月28日
私が転校を嫌いにならなかった理由
投稿者 本田裕美
もうすぐ4月。
私の周りには4月から新しい土地で生活を始める人がチラホラ。そういう季節ですね。でも、その環境の変化の受け止め方は人それぞれ。「実家の近くに帰れるからうれしぃ~!」という人や「友達がいなくって、全く初めての土地で不安だよぉ(涙)」という人、「子供のためにも旦那だけ行ってもらおうかな」という人。
私は実家が転勤族でした。それも、転校が伴う引越し。
今日は転校する時の子供の時の目線を思い出しながらコメントを書いていこうと思います。
私は、小学校を2校・中学校を2校・高校1校(それぞれ場所は別々)に行き、そして短大は電車で3時間かけて通っていた・・・という「地元」意識があまり無い子。ある土地に腰をすえていないんですね。最終出身地(親が落ち着き先を決めた場所)が茨城県だったので、私の出身地は茨城県。出身地の話になると「本田さんは茨城なのになまりが無いねぇ~」と言われますが、理由はコレです。なまりを身に付ける時間が無かったの(笑)。
だから私にとって引越し=転校で、忙しく引越しがあったのに、私の両親はいつも「引越しって楽しいねぇ~。転校も友達が増えるからワクワクするねぇ~!」と子供には言っていました(でも本当はかなり面倒だったみたい)。だから、私は小さい時から引越しが楽しかったです。その結果でしょうか。私は新しい環境に変わることに臆病ではなく、むしろ積極的。自分からいろいろな人に話しかけることが億劫ではないのです。本当は仲良しの友達と離れるのは辛いけど、親の「楽しいっ!」攻撃の方が勝っていたのです。小学校2年生の引越しのとき、近所で仲良かったおばさんが私に「引越しって淋しいね」と言ったのですが「ううん、私はワクワクするよ」と答えたのを覚えています。子供が新しい環境に移ることを「上向き」に捕らえるためには親が「楽しい!楽しい!楽しいのよぉ~~~!」と気分を盛り上げること、これはとっても大事だと思います。
引越ししたら、友達と離れ離れ・・・?。そんなのは「うそ」。もちろん、大切な友達と切れないように頑張ることも必要です。例えば、手紙の返事は必ず出す、誕生日には連絡する・・・とかね(今の時代は手紙なんて書かないのかなぁ)。大切な友達は残る!、私はそう信じています。
新しい小学校で、「転入生!」とちょっかいを出された経験が無いわけではありません。それを親にばれないように隠していたこともあります。でも私はその中で、その年齢に合った人との交わり方を学んでいた。これは事実です。
新しい環境は自分を成長させるきっかけが埋まっているかも。楽しく前向きに行きましょう!
2006年03月22日
職場の昼当番はどうしてますか?
投稿者 fellow
ちょっと質問です。サラリーマンとして働いているみなさんの働いている職場では、お昼休みはどう過ごしてらっしゃいますか?
昼休憩の間に電話や来客があっても対応できる人がいるというのが基本だと思うのですが、昼にも接客があるために当番があり、当番の人はみんなと時間をずらして食事を取ったり、特に取り決めは無く、残っている人が対応するとか、いろいろですよね。
うちの会社は取り決めなしなのですが、今年になってから昼時間に外に出る人が次第に増え、弁当族である私は必然的に留守番をお願いされる日が多くなり、あるとき「外出の用がある」というと、「エッ困ったなぁ~」という顔をされてしまったのでした。
とっても些細な問題なのですが、「自分だけ出られない」状態に結構ストレスが溜まってしまいました。
年度末の忙しい時期でしたが、上司に提案し、昼当番制にしてもらいました。
ズバっと解決したように見えるけど、こういうささいな、一見、自分が我慢すればいいから…という不満を訴えるのは勇気がいりました。。。一人のワガママととられないか?、下っ端だから仕方がないのではないか?等が頭の中をぐるぐるよぎったのでした。かといって私が他の社員と話をして、独自のルールを作ることは不可能。上司に話すしか道はありませんでした。
家では、嫌がるダンナにお願いして(苦笑)、どういう言い方をすれば感じ悪くないか?客観的に見て、どういう答えだと納得させられるのか?練習までやりました(苦笑)。まるでプレゼン練習。その甲斐あってか、あっさり認められましたが。
年度末まであと数日。とても忙しい時期ですが提案するチャンスでもあると思います。新年度に入るとまた言えなくなってしまいますものね!。小さな不満が重なって自分の仕事のやる気まで削ぐことがないよう、手当てしていきたいものだと思います。
2006年03月10日
身のまわりのことを自分でこなせる人間に
投稿者 fellow
うちの息子は2歳で、今、人としての基本的な所作、知識を身につけるために奮闘中。どういう子に育って欲しいか考えるのは、まだまだ、まだまだ先の話になりそうですが、いつかはこんな人に成長して欲しいと思うなら…「身のまわりのことを自分でこなせる人間に」なってほしいです。
祖父世代の男性は、自分で身の回りのこと、(特に料理が作れないとか)ができなくて困ってたり、面倒くさくてやらないので周りが困っている例をいろいろ見てきました。(恥ずかしながら実父は後者。口だけで動きません)
現代の子どもと祖父世代を比べるのは極端ですが、これからの時代を生き抜くためには、自分の基本的な身のまわりの世話をマスターし、なおかつこなすことができる人になってほしい!!と思っています。
さて、うちの弟は、料理はできるし、アイロンがけだってします。でも自分の部屋の掃除、ゴミ捨てはやらないのです。これって見かねて定期的にうちの母がやっていたんですよね。
上記のことができる弟は「すごいね」とも言われますが、女性だったら「ふーん」で終わるところですよね。思えば母は娘にこういうことは口うるさく躾けてきたでしょうし、女の子なら、料理とか裁縫に興味がわくときがありますし、男と女は違ったのでしょうけど、だからこそ男の子には、根気よくほめたり、楽しんだり、脅したりして、取り組まないといけないのかもしれませんね。
今の時点で、できることといえば、だーい好きな掃除機を一緒にかけること(笑)と、家事に奮闘するダンナの姿を見せ付けることでしょうか?
どこまで我慢できるのか?我慢比べになりそうですが、今日も一緒に掃除機をかけるところからがんばってみたいと思います(苦笑)。
2006年03月06日
ゲームを、与えたら始まる親の役目
投稿者 本田裕美
最近、ボードゲームを買いました。実家に帰ったときにオセロを見つけ、我が子が夢中になったのが理由。最近は「ゲーム=コンピュータ」が一般的なんですよね。私の時代は「ゲーム=ボード」だったような気がします。たしか私が小学生低学年の時にインベーダーゲームが生まれたんじゃなかったっけ??それから、ダダダッ・・・と小型ゲーム機が出て、テレビゲームが生まれて・・・だったっけ(当ってる??)。
遅くなりましたが先週のテーマ「ゲームさせる?させない?その理由は?」について。
私はコンピュータゲームはすごく苦手で、一度も欲しいと思ったことが無いのです。テトリスもただ上に伸びていくだけで、すごく、下手。面白くない。主人もコンピュータゲームに興味が無いので、家にはゲーム機はありません。こんな私がテーマを考えてみました。
コンピュータゲームって「させる・させない」の○か×で決められることじゃないンじゃないかなぁ、と思います。ゲームを本に変えて考えてみたらどうだろう。友達同士が集まって本を読む。何もお互い話さずに、ただ下を向いて。ゲームをプラモデルに変えて考えてみたらどうだろう。友達同士が集まって物を組み立てる。お互い何も話さずに、黙々とプラモデルを見つめて。シチュエーションを変えて考えてみても、やはり度が過ぎると心配になります。「集中しすぎて、本来やらなくてはいけないことを怠ってしまう可能性」や「軽々しく命を考えるような世界へ導かれる可能性」への心配。
考えた結果たどり着いたのは「与えた後、親がケアできる自信があるなら与えてOK」でした。子供は、楽しい方へ・楽な方へ流れて行くもの。でも、時にはその気持ちの流れに逆流して、立ち向かうことが必要で、その葛藤のおかげで得るものがたくさんあって、だから「成長」できる。できれば、子供が勝手に逆流してくれればいいんだけど(ゲームやりたい気持ちに逆らって勉強する!とか、独り占めしたい気持ちに逆らってみんなに貸してあげる!とか)、それはそれは難しいこと。親が「逆流するんだぁ~!」「君ならできる~!」と根気よく応援して行く必要があるんでしょうね。
我が子は今4歳。今春、幼稚園入園です。去年は保育園で、「おもちゃを持ってきてはいけません」だったので、流行物を買うのかどうか、悩むことはありませんでした。でも先輩ママに聞くと、幼稚園生活にはいろいろありそう。買い与えてから始まる親のケア(逆流への応援)を怠らないよう、頑張らなくては。
ちなみに私が買ったボードゲームはディズニーゲームスタジアム。オセロのほかに9種類のゲームができます。小さなコマがいっぱいあるので、片付けがとっても重要。「無くなったらゲームができない」と、結構、我が子に言っています。「片付けしなさいっ(怒)!」が小言ではなく、あくまでも成長するための「応援」になるようにママも頑張るから、我が子よ、片付けせずに他の遊びに移りたい気持ちに逆流して、「片づけができる子」に成長してね。
2006年03月01日
日本酒の新酒が出回る季節
投稿者 fellow
先日、日本酒の酒蔵見学に行ってきました。

みなさんは日本酒にどんなイメージを持ってますか?
私も昔は日本酒というとどうしても”酒豪”とか”オヤジくさい”イメージで、お酒を買いに行ったとしても、日本酒(特に一升瓶なんか)に、手を伸ばすことはありえませんでした。
それが数年前、お酒好きの友達に誘われ、酒蔵見学に行ってからは一変。日本酒がすごくウマイのです。
飲ませて貰ったのはできたての新酒でした。
ワインにもボジョレヌーボーとか新酒の季節があるように、日本酒も新酒の季節があり、そしてそれがちょうど今頃なんです。飲み比べてみると素人でもわかるんですよ。新酒って。まるでスパークリングワインのような、プチプチ感があって、ちょっと酸っぱいような、さわやかでとっても若い味がするんです。
ちなみに酒屋で買ってきたお酒はコレです。

2月25日朝にしぼったお酒を、その日の晩にダンナといただいちゃいました。あー幸せ。
時間が経つとお酒の味が変わっていきますから、普段日本酒飲まない方も、今この時期しか味わえない味を楽しんで欲しいです。白ワインが好きという方は、絶対イケると思います。
しかし、ネットでさっと見たところ、しぼりたてとか新酒って扱っていないんですね。絶対量が少ないからかもしれません。
昔からある酒屋さんだときっとあると思います。酒蔵見学だって、どういうツテがあると見学させてもらえるのだろうと思っていましたが、酒屋さんが主催したものでした。
今では、すっかり日本酒のとりこになった友人グループで、毎年のように酒蔵に出かけていますが、最初は新酒が大好きだった私たちも年を経て好みがわかれました。しかし初めて来たと思われる若い子たちは、だいたい新酒好き。
それを見て私たちも熟成されたと、しみじみ語り合うのでした。
2006年02月25日
すてきなあなたに
投稿者 fellow

忙しいばかりで、やることは山ほどあるのに、なかなか思うように片づかなくて、日々が過ぎていく。いつもより多めに睡眠をとったりして体を休めても、なんだかすっきりしない。これは、体だけでなく、いつも何かに急かされている心の疲れも取らなければならないなあ、と感じます。
そんな時におすすめしたいのが、すてきなあなたにという本。「暮しの手帖」という雑誌の連載をまとめたもので、今、(4)まで出ています。もうすぐ、(5)も発売予定だとか。
1月から12月まで、月ごとに、短いエッセイが静かな語り口で綴られています。話題は、暮らしのちょっとしたヒント、おいしくて簡単なお料理の紹介、おしゃれの工夫、外国生活で出会った一コマなど、多彩で、心が和むエピソード。最初の一巻は、書かれた年代も1970年代ではないかと思いますが、今よりもずっと時間がゆっくり流れていた時代の空気も感じられて、それが、かえって新鮮です。
たとえば、1月の最初のエッセイは、紅茶のおいしい淹れ方についてのお話。紅茶好きな人ならもう常識なのだろうけど、茶葉は「ポットの分も一杯」加えること、ポットの中に一杯分は常に残して置くこと、ポットとカップはちゃんと温めておくことなどが、「この人は、紅茶が大好きなのだな」と想像させる書き手によって、ていねいに描かれていて、つい、紅茶を淹れに台所に誘われてしまいます。あたたかな紅茶のイメージ、それだけで、くつろぐ気持ちにしてくれる文章の優しさ・・・。
「すてきなあなたに」は、編者の大橋鎮子さんはじめ何人かの執筆者によるエッセイが、すべて匿名で編まれているのですが、奥付の著者名を見れば、犬養智子さんなどエッセイの名手ぞろい。さりげなくも、贅沢なエッセイ集なのです。
その他に、私の好きなエピソードとしては、フランスパンのおいしい食べ方(アルミ箔に包んで、ガスであぶるんですって)、紅茶で染められたハンカチ、ベレー帽のおしゃれ、お引っ越しのお見舞いの品、皺のできない顔の洗い方など、どれも、ささやかながら、心に残るものばかりです。
実は、最近発売されたもので、食べ物の話だけを集めたムック形式の「すてきなあなたに」もあります。わかりやすいイラストが入って、気軽に手に取れるムックの良さは理解できながらも、私は、単行本の方がずっと好き。少し厚みのある表紙の手触り、ページに添えられた花森安治(「暮しの手帖」の初代編集長)のしゃれたスケッチ、上等な舶来物のようなページの香り・・・内容だけではなく、きちんと装幀された「本」の良さが、手にとってほっとする、「すてきなあなたに」の魅力になっていると思うのです。
疲れていてなかなか寝付けない、眠る前にちょっと軽い本でも読もうかな、という時にでも開いてほしい、そんな本です。ひと月分を読み終える頃には、忙しさでこわばった心も、だいぶほぐれているはず。毎日、仕事や育児や家事にフル回転のワーキングマザーの「すてきなあなた」ひとりひとりに、この本を贈れたら、と思います。
2006年02月02日
娘のバレンタイン
投稿者 fellow
先日、小2の長女が突然「今年はバレンタインのチョコ、自分で作るから!」と宣言。あらら、好きな男の子でもできたのかい!?・・・と、興味津々でプレゼントの相手を訪ねてみたところ、その相手はパパ、でした。なーんだ、去年と一緒なのね。
うちの娘はそっち方面は疎いようで、早い子は幼稚園の頃にはもう好きな男の子へバレンタインのプレゼントを用意していたけれど(当然ママの手を借りての事でしょうけど)、当時娘は「バレンタインデー」というイベントの存在すら知らなかったのでした。私は一応毎年それなりの事をしていたけれど、単にチョコレート=日々のお菓子、と思っていたのでしょうね。まぁ、私自身も子供が生まれてからは、バレンタインが好意を表現する為のイベントだという事を忘れてしまっていたかも・・・。
今年は張り切っている娘の為にも、cuoca
さんのバレンタイン特集を参考にして、溶かしやすいタブレットタイプのチョコレートや可愛らしいチョコレート型をオーダーしておこうと思ってます。お手軽でありつつも本格的っぽく見えるトリュフボールなんかも良いかな?娘が緊張しつつも嬉しそうにキッチンに立つ姿、そして娘からのバレンタインのプレゼントに喜ぶパパの姿を見るのが楽しみ!
・・・そして娘がチョコレートと格闘している間、私は58種類のチョコレートコレクションの中からテーマ別に6種類ずつチョイスされたという「ティスティングチョコレート」をこっそりと味わおうと思います(笑)。これ、見た目も可愛らしいのでお友達へのプレゼントなどにも良さそうですよー。
2006年01月28日
仕事をする意味
投稿者 fellow

まだ子供が生まれる前のことです。深夜に及ぶ残業も長期の海外出張もあたりまえの職場で仕事をしていたワーキングマザーの友人が、「この前、息子に、『ママはなんでお仕事してるの?』って聞かれちゃって」困ったという話をしてくれました。とっさに返事ができなかった彼女は、「ママがお仕事してなかったら、保育園に行けないでしょ」と答えたそうですが、彼女自身、「そんなんじゃねえ」と納得しかねる様子でした。
それ以来、自分の子供に同じ質問をされたら、なんて答えればいいかなあと、ずっと考えてきました。まだ小さい今のうちは、「パパとママがお仕事しなかったら、○○くんは、ご飯もおやつも食べられないし、おもちゃも買ってもらえないのよ」ぐらいで、「そうなんだ!」という顔をしてくれます。ま、これはこれで、本当ですしね。
でも、一家の経済を成り立たせるために働くのはもちろんですが、仕事って、自分が自分でいるために必要なものですよね。男女問わず。
今年のお正月に読んだ、森有正先生のことからは、仕事をする意味について、多くのことを教えられました。
「森有正」という名前は、朝吹登水子さん(サガンの「悲しみよ、こんにちは」等の翻訳者ですが、ご自身で書かれた小説やエッセイも素晴らしい! 昨年、お亡くなりになりました)や石井好子さん(日本のシャンソン界の第一人者。80代にして現役!)のエッセイ等で知ってはいました。装幀家であり、ルリユールという伝統的な製本工芸を日本に伝える栃折久美子さんが書いたこの本で、森有正というパリに生きた哲学者がどれほどユニークで、強烈な「放射能」を発する人であったかを、私は初めて知りました。
「森有正先生のこと」は、一種の恋愛ストーリーと言えるかもしれません。ロマンチックな匂いはまったくしないのに、ふたりの男女が、お互いの激しい磁力でひかれていく様に圧倒されます。著者の筆は淡々と静かに進むにもかかわらず、読み終わった後、私は幾日かぼーっとしてしまいました。
栃折さんは、森有正の本を読んで、人生が変わるほどの衝撃を受け、その人と直接に深く関わり、最後には離れていくことで、真の「自分の仕事」を見いだします。本当の意味で仕事をするということが、いかに孤独か、そしてその孤独こそが良い仕事をすることを助けるのだと、改めて感じました。そして、家族を持ちながら、孤独な精神を保って仕事を続ける困難を私は乗り越えなければならないのだと。
そういうことを息子に話せるようになるのは、いったいいつになるやら。けれども、息子に納得してもらう前に、まず自分自身が、「なぜ仕事をするのか」という問いに対して、いつでも明快に答えられる状態でいるのが大事なのだと、「森有正先生のこと」の美しい表紙は言っているような気がするのです。
2006年01月26日
趣味を持つと言う事
投稿者 fellow
数年前の父の死がきっかけで母との同居を始め、4年が経過。お互いに小さな不満はあるかも知れないけれど(笑)これと言ったトラブルもなく、平穏な日々を過ごしてます。パパ実家としては複雑な心境かもですが、この平穏がずっと続く事を祈ってます。
そんな我が家では年始早々に母が体調を崩してしまい暫く仕事を休んでいたのだけれど、その際に実感した事がありました。母には趣味らしい趣味がないのです。
私が小学生の頃から今現在まで、ワーキングマザーとして仕事を続けている母。一番忙しく過ごしていた頃は月に1、2回休めたら良い方で、母の立場になった今思うと尊敬とはちょっぴり違う、何とも言えない感情が湧いてきます。子供という立場でも、もっと力になってあげられる事もあったのにな・・・なんて。
そして現在は仕事に追われるという事はなくそれなりにマイペースで働いているのだけれど、休みの日は何をするでもなく、のんびりと新聞や雑誌を読み、TVを眺めておしまい。元々積極的に出歩く性格ではないようで人付き合いも淡白。数年後には仕事を辞める予定でいるけれど(正社員ではないので、その辺はアバウトなのです)、いざ仕事辞めたとなったら毎日何をして過ごすのだろう?
親の事をこのような視点から気に掛ける日が来るなんて、我ながらびっくりです(笑)。心にぽっかりと穴が空かないよう、何かしら心の支え的なモノが見つかると良いのだけれど・・・趣味嗜好に関しては他人が無理強いできる事でもないので、私にはきっかけを作る事くらいしかできないけれど、私にできる事はしてあげたい。母の力になれる可能性がある事だけでも嬉しく思います。
先日はベランダ菜園にちょっぴり興味がある口ぶりだったので、こんな本をプレゼントしてみました。こんな趣味なら私も大大大歓迎!なのだけれど、ね(笑)。いやいや、どんな趣味でも本人が心から楽しめるものが一番です!
2006年01月13日
躾とは。電車の中の女子高生を見て・・
投稿者 竹之内ふうこ
先日、お昼すぎに電車に乗っていた時、衝撃的な女子高生をみました。
大きな駅だったので、ドドーっと人が乗車するのですが、我先に座った学校帰りと思われる女子高生3人組・・真向かいに座っていた私は、女子高生観察を始めました(笑)というか、目が離せなかったのです。3人並んで座ったので、同じ学校のお友達かなーと思ったのですが、制服が違うし、話もしないので、3人とも違う学校の女子高生だったみたいです。
3人とも座るとすぐに携帯をいじりはじめました。
ローファーのかかとには踏まれた跡あり、制服のリボンはシミだらけ。カバンにはキーホルダーがジャラジャラ。顔はお化粧しているけど、服装や持ち物がなんともだらしなく、「うちの娘たちは絶対にああはさせまい」とジロジロ観察していたのでした。
その時、1人が、お化粧ポーチから鏡を取り出し、アイラインをひきはじめました。スカートの下にジャージはいてるし(下までおろしてた)、その格好でアイラインなんて引いてどこいくの?などと思っていたら、お次は眉のお手入れに突入。なななんと、取り出したのは、毛抜き!そして、眉毛を毛抜きで抜いて整え始めたのです!まじですか・・。隣に座っていたおじさんも、さすがに険しい表情で露骨に見ていましたが、その子は降り際にそのおじさんを睨み返す始末。声には出さずとも、「オヤジ、ジロジロ見てんじゃねーよ」って感じ。
私はそんなに電車に乗らないので、これは結構衝撃的な出来事でした。どうやったら電車の中でああいうことが平気で出来る子になるんだろう・・と、しばらく考えました。親の躾?周りの環境?どっちもなんでしょうけど、自分の子もああなったらどうしよう・・いや、なるわけない、絶対そうはさせまい、でも分からないぞ・・と、娘二人を持つ母として、かなり複雑。あの電車で毛抜きを使っていた女子高生だって、中味はいい子なのかもしれないけど、でもでも、自分の子はああはなって欲しくないなと思う。
将来、娘たちが周囲に不快な思いをさせるようなことをしないよう、また本人たちも人前で恥ずかしい思いをしないよう、そろそろ基本的な生活習慣以外の「躾」も始めていこうかな・・と思った出来事でした。「子は親の鏡」と言われるのは非常に耳が痛いのですが、でもそれは真実だと思うので、まずは親がキチンとしないとですね。
小2の娘の現在の躾レベルはというと・・電車に乗った時には「混んでいる時は、元気な子供は立っていようね」と話して聞かせ、朝学校に行く前には寝ぐせをなおしてやり、そろそろ綺麗にお行儀よく食べることを教え、ビュッフェでは食べられる分だけお皿に取り分け、たとえ家族の前でも派手にオナラをするのは辞めさせ(笑)・・と、まだこんなレベルなのですが、こういうささいなことの積み重ねが大事なのかなと感じている今日この頃。
ほんとは「躾」なんて気負わなくても、普段の生活で、折に触れ、丁寧に話してあげられればいいんでしょうけど、気負わないとできない自分にも反省です。次は、「休みの日、すぐにパジャマから洋服に着替える」を実践しよう・・・もちろん親子でです。あれ、これは基本的な生活習慣に入りますね、先は長いです(笑)
2005年12月17日
14年目にかなえる夢
投稿者 fellow
大学時代の友人からもらった喪中葉書の片隅に、「私事ですが、来年4月から東京都社会人枠で小学校教員となります」という言葉が添えてありました。
彼は、在学中から教員志望だったのですが、私たちの卒業当時は(今もかな?)、教員の新卒枠は非常に少なく、すぐに希望通りの進路をかなえることができず、会社員として社会人のスタートを切ったのでした。その後、中国留学などで中国語を身につけ、フリーで翻訳なども手がけていたようですが、ようやく夢をかなえることができたのだな、と、私も感無量でした。
振り返れば、大学を卒業し、社会に出てから、来年で14年目に入ります。彼は、14年というけっして短くはない時間、夢をあきらめることなく持ち続けて、ついにかなえたのでした。
つい先日、ふと、「この年で、夢といえるものがある人はどれくらいいるだろうか」と考えていたところです。子供の頃、いえ、20代前半ぐらいまでは、「○○になりたい」「△△をしてみたい」という夢が、大なり小なりあると思うのですが、社会に出て10年以上ともなると、だんだん現実をこなすのが精一杯、老後もあまり明るいようではないし、なかなか「夢」なんて抱けないのかもしれない。それでも、私は夢を持ち続けていたいし、夢の力を信じていたいと思っています。大きな声で言うのは、ちょっと恥ずかしいけど。
私自身の夢は、仕事上のことがほとんどなのですが、夢というよりは、「こういう本を出したい」という企画がたくさんある、という感じです。でも、子育てをしていると、なかなか仕事がはかどらず、いったい何年かけたら、あれもこれも世に出すことができるのだろう、と、時々、ため息をつきたくなります。ただでさえ出版不況の世の中ですから、じっくり時間をかけて本を作っていてはとても採算が合わないという心配もあります。
特に来年は、今やっている連載のほとんどが終わり、次の仕込みにかかるため、収入面ではかなり厳しくなることが予想されます。お金のために仕事をするのは簡単ですが、それで失った時間やエネルギーを本来やりたいことに向けられなくなるのがイヤなので、出来る限り、踏ん張りたいとは思っていますが、それでも、不安がないわけではありません。
そんな不安を、14年目にして夢をかなえる友人が軽くしてくれました。彼も、回り道はしたのでしょうが、会社員としての蓄積、中国での体験など、14年をけっして無駄にせず、夢に結びつけたのです。私も、少々の回り道ぐらい恐れずに、長い目でがんばらねば。
というわけで、来年の仕事の目標は、今までもそうですが、「自分を信じて、やるべきことをやる」です。何度もくじけそうになるでしょうが、「夢」を失わずに、前を向いて進んでいきたいと思っています。
2005年11月14日
何もなくてもおもちゃにしちゃう
投稿者 fellow
私の息子、ひとちゃんの声が家中に鳴り響く。
「いらっしゃいませ、いらっしゃいませ、お菓子屋さんでーす」
台所にあったお菓子を、タイヤのついたイスの上に乗せ、がらがらと押して、家族みんなに配りにきたのです。お兄ちゃんやお姉ちゃんのところにも、お菓子を配っています。最後に私のところにきて、「お母さんはおまけつきでーす」と、おせんべいの他におもちゃのお寿司も配ってくれました。
お支払いは動物の小さな人形でします。ゴリラ一匹でおせんべい一枚。でもゴリラもお菓子屋さんが運んでくるので、実際はお支払いになっていないんですけれど。
なんでもおもちゃにしちゃう、4歳児。我が家にはあまり、新しいおもちゃがないけれど、なんでもおもちゃにしちゃうこの才能を、楽しく伸ばしてあげられたらいいなあ。
サンタさんを信じてるので、クリスマスは期待に答えないといけないとは思うけど。
2005年10月20日
悩む・・・。幼稚園選び 2
投稿者 本田裕美
以前、悩む・・・。幼稚園選びというコメントを出しました。いろいろな方にコメントを頂き、うれしかったです。ありがとうございました。無事、希望幼稚園も決まり、あとは「当選」できるかどうか・・・。私の地区では、結果が出るのは11月1日です。
これを読んでくれている、幼稚園入園を考えている保護者の方はいかがですか?悩んで悩んで、悩み疲れていませんか?私は去年のこの時期、悩み疲れていたので・・・。
その悩みの内容は「年少から入園するか、年中から入園するか。そして、私は働くのか。」
私は、年少から入れることには全く抵抗は無くって、むしろ幼稚園や保育園は、ひとりっこの我が子に与えてあげたい環境。夫も一緒の考え。だから「2年保育にするか、3年保育にするか」なんてことで悩むなんて、考えもしなかったのです。
じゃぁ、じゃぁ。何で悩んだのか。
私は自分の時間も欲しかったのです。私はダンスに戻りたかった。年齢を考えると、ゆっくりしてはいられないという焦りが大きくて。でも、働く(=ダンスは片手間にやる)のか、ダンスをする(=フルで働くのは諦める)のか、いまいち答えが出せなかった。働くことも大好きで、元の職種に戻ることも頭にあったけど、ダンスとの両立は独身の時でさえ「よく、やってたなぁ・・・」という、家でくつろぐ時間なんて無い毎日だったし。さて、どっちを選ぶ??
「子供に合う幼稚園」や、「自分のやりたいこと」の両方を考えていくうちに、何を決めれば幼稚園が決まるのか、分からなくなってしまったんです。とにかく子供のHappyと私のHappyの両方をかなえたかった!。
結局、悩んで決めたのは2年保育(年中から)。
「自分の時間が欲しいのに、何で年少から入れなかったの?」ってよく聞かれます。でもね、でもね。年少で入れて、そのできた時間で、これから私が進むべき道を考えていろいろ行動した場合、幼稚園のお迎え時間にかなり束縛されると思ったんです。自由が利かない。だったら延長保育がある幼稚園にすればいい!とも考えたのですが、すると、園の場所が重要に(私の移動手段は自転車なのだ)。子供の帰りが園バスではなく自分で迎えに行かなくてはいけなくなる!。つまり、送迎の園バスが家の近くに来るということだけで園を選べないということに気がついたのです。お迎えを考えると、家の近くより、私の活動場所に近い所の園がいいのでは?とか。その他、親が参加する行事数も気になりだしたし、幼稚園ではなく、保育園の方がいいのでは?とか思い始め・・・。「何もしてない私」が決めた私の幼稚園生活は、「なにか始めた私」にとって辛い(=家庭に影響が出る)のではないか、と思ったのです。そうしたら、蛇が自分の尻尾を加えたように、出口の無い悩みゾーンに入り込んでしまって・・・。
で、私の出した結論は2年保育。そして、年少で幼稚園に行った場合にかかる費用を私に使うことにしたのです。私の教育費!私の成長費!その内訳の中に、子供を時間単位で預かってくれる無認可の保育代も含めて。そのおかげでこの一年、本当にいろんな人に会い、いろんなことに挑戦できました!。そして自分の基盤も、作れた。2年保育に決めたおかげで、「なにか始めた私」が対応できる園を選ぶことができたのです。場所も、保育時間も、園風も。
子供は無認可の保育園で社会性を学んだし、食べ物の好き嫌いも減ってきたし、親子共々、成長した一年でした。もし、昨年選んでいた園に通園したいたら、子供は楽しく成長していたと思うのですが、私がまだまだウジウジしていたかも。
よく(本当に、たくさん)聞かれた質問だったので、こちらにコメントをあげてみました。同じように悩んでいる方がいたら、その解決策を見つけるための「情報」になれたらいいなっとも思います。
2005年09月28日
悩みを語る相手は自分自身
投稿者 武田りこ
悩み事の相談、私の場合はたわいのないこと、ただ愚痴れば気の済むようなことは、母か義母に話します。
何か解決法を模索していたり、もう少し深刻な場合は夫ですね。
夫とは一緒に考える、という形の相談事が多いように思います。
でも、本当に悩んでいること、何か解決策があるわけでもないようなこと、自分の根幹に関わるようなことに関しては、私の相談相手は、私自身です。
どうするかというと
私の場合Yahooノートパッドに、書きます。
怒っていること、悲しんでいること、悩んでいること、つまずいていること、自分自身に問い掛けていること、思いついたときに、思いついたまま、思いついた言葉で、とにかく書きます。
書くことそれだけで、心が軽くなることもよくあります。
書いて自分ですぐに読み返すと、問題点が見えてくることもあります。
あとで解決の糸口を思いついたら、またそれも、新しいノートパッドに書きます。
とにかくどんどん、新しいノートパッドに書いていって、過去のものはそのまま置いておきます。
それぞれカテゴリーに分けておいて、しばらくたってから、違った心持で読み返すと、自然と方向が見えてくることもあります。
何より書いているのも読んでいるのも自分なので、面倒な説明や、伝わらないもまどろっこしさもありません。
自動的に日付が入っているので、あの頃の自分はこんなことで悩んでいたんだ、とか、またおんなじ事で悩んでいるんだ、とか、発見も多くあります。
アメリカなどではカウンセリングが浸透しいて、一度プロのカウンセリングも受けてみたい、と思います。
でも日本で手軽に受けることがまだまだ難しい現状では、身近な人には心配を掛けたくなかったり、かえって言いにくいようなことは、自分に問い掛ける、のが、私のやり方です。(りこさんて、根暗なのね、っておもわれてしまったかしら.......)
試される方、くれぐれもパスワードの管理と、ログアウトお忘れなく!
2005年09月02日
私にとっての「ソウルジョブ」とは?
投稿者 常山あかね

ソウルジョブ
久々にインパクトのある題名の本に出会った。内容もさることながら、『ソウルジョブ~女30歳から運命の仕事に出会う』という題名に惹かれて、迷わず購入した。「ソウルジョブ」とは、「運命の仕事」のことを言うそう。出会うべくして出会った運命のパートナーのことを「ソウルメイト」というように、生きて働く限り、必ず誰もがめぐりあえるはずの運命の仕事のことを指すらしい。そして実際に、「ソウルジョブ」とともに生きている女性36人のインタビューが紹介されている。
私は、たぶん、この「ソウルジョブ」にまだ出会っていないと思うけれど、「ソウルジョブ」という言葉がとても気にいってしまった。それ以来、何をするにも、「果たしてこれはソウルジョブなんだろうか?」と考えるようになった。
それはそうと、村山らむねさんの「らむね的通販生活」が、先日10周年を迎えたそうだ。(パチパチパチ!)
10年にわたり、同じことを継続できる(しかも着々と進歩しながら)というのは、まさにそれがらむねさんにとっての「ソウルジョブ」だからだと思う。心から敬服してしまう。
それにくらべて私はどうだろう。実は、私も、はじめてWEBを作ってから10周年だったりする。
でもそのWEBも、だいぶ前にやめてしまった。情けない事実だけど、継続するだけの知恵も情熱もなかったのだと思う。
なぜ突然WEBの話になったかというと、「ソウルジョブ」のインタビュイーのトップバッターが、横山雅子さんという方だったからだ。主婦のネットワークを利用したマーケティング会社を興したことで有名な方だ。昔、私が、「ネットワーク社会とライフスタイルワークショップ」という学会のようなところで自分のWEBについて発表した時に、横山さんが「ネットは主婦のどこでもドア」という講演をされていたので、記憶に残っている。
この本を読んで、はじめて、横山さんが、さまざまな職業に方向転換しながら、自分の心の声に正直に生きてきたかがわかった。しかも、その経歴は、見えないところで全部繋がっているのだ。その生き様は、とても深い。
まだまだ私のソウルジョブを探す旅は続きそうだ。(って、探してる間に人生が終わらなきゃいいんですけど・・・)
ファンタジーの映画化は、子供にとって幸せか?
投稿者 村山らむね
夏休み終わりましたね。31日の夜は、子供の宿題やら、用意するものの準備で、母は死にそうになりました。
ところで、ファンタジーの映画化が続々ですね。チョコレート工場の秘密は、未読なのですが、指輪物語やナルニア国物語などは、夢中で読んだ覚えがあるので、映画化については、うれしいやら、ちょっと寂しいやらでした。
結局、指輪物語は見に行きませんでした。たぶん、ナルニア国物語も見に行かないでしょう。エド戦記は、好きだったのですが、ラストがどうも許せないので、映画化されてもやっぱり見に行かないでしょう。
ちょっと思うのです。ファンタジーが映画化されることは、子供たちにとって幸せなのかって。
私たちが子供の頃は、CGも発達していなかったから、自分の心の中に絵を書いていました。空想のなかの雲や虹や花。出てくる食べ物は、稚拙かもしれないけれど、心の中で想像する楽しさはなんともいえないものでした。
大好きなミヒャエル・エンデの「はてしない物語」も映画は見ていません。どんなにすばらしい映像化がなされていても、わたしの心に描かれた風景にはかなわないと思うから。
うーん、違うな。
映像化されたものと、自分が想像したものにギャップがあるから見に行かないのではたぶん、ないんだな。ファンタジーを読むという楽しさの真髄は、自分の心に絵を描くこと。その楽しさが奪われるのが嫌いなんだろうな。
最近、ハリーポッターなど、本が出るとすぐに映画化がされる。それは、もしかしたら、子供たちにとってとっても不幸なことなのではないだろうか?
文章を読みながら、読んでいる時間の何倍もかけて、心に色を塗る。そんな喜びを大人の商業主義が奪っているのではないだろうか?
なんていうことを思う、今日この頃でした。
2005年08月24日
歯医者さんと上手につきあう
投稿者 竹之内ふうこ
2年前に今の場所に引っ越してきて、一番多くお世話になる小児科だけはかかりつけ医ができましたが、最近、やっと子供たちと私の歯医者さんも決まりました。
歯医者さん選びについて初めて真剣に考えたここ数ヶ月。
歯医者さんて、お医者さんによって治療方針が違ったり、患者が治療方法を選べたり、矯正のように、やったら綺麗になるけど、やらなくても特に問題ないようなものがあったり、自分でいろいろと調べて積極的に関わらないといけないところなんだなぁというのがまず第一。
それと、素人の想像ですが、細か~いお仕事でしょうし、治療技術の進歩もあるでしょうから、先生のスキルもいろいろな予感・・。
きっかけは子供の虫歯発見でした。二人とも、小学校と幼稚園の歯科検診では虫歯ゼロだったのですが、そのすぐ後にフッ素塗布やシーラントをしてもらおうと受診したら・・なんと、2人とも虫歯あり!「あのー・・校医さんですよね?虫歯ゼロのお手紙もらってきたばっかりなんですがぁ・・」と言いかけたハハでした。
レントゲンをとったり、何やら虫歯度を数値で出す精密機器も使ったりして、目に見えない虫歯まで洗い出したら相当な本数です。ほとんどがもうすぐ生え変わる乳歯です。こんな目に見えないようなものまで全部治療しなきゃいけないの~?という疑問が渦巻き、調べ始めると・・それはそれは、いろんなサイトがありました。歯医者さんが信じられなくなるようなサイトもあったり、長い目で見ると、治療することがかえって歯をダメにしてしまうことだったり。
知り合いの歯科衛生士さんにも相談したりして、治療で削るのは最低限に、生え変わるまでに虫歯が進行するか分からないようなものは経過観察で・・という方針の歯医者さんにかかりたいと強く思うようになりました。「念のため多めに削っておきましょう。痛みで出る可能性があるので神経抜いておきましょう」なんていうのはやめて欲しい・・
幸い、子供たちの担当の女医さんは、削る量とかそういうのは分かりませんが(笑)、こちらの話をきちんと聞いて治療の必要性を説明してくださるし、毎回分かりやすく丁寧に説明してくださるし(うるさそうな親だと思われているのは確かだけど)、虫歯予防にも力を入れている医院なので、お任せすることにしました。とはいえ、着々と治療本数は増えていて、お任せしようと決めたけど「本当にこれでいいのか・・」という不安は残りますし、また今後、矯正が必要なのははっきりしているので、まだまだ真剣なお付き合いは続きそうです。
さて、私の方はというと、実は5年以上、歯医者さんには行っていませんでした。妊娠出産があったり、子供が小さかったりで、痛くもないのに子供のいない貴重な時間を割いて行く気には全くなれず・・でも、今年の初めに詰め物がとれたのをそのままにしていて、そろそろやばい・・と、やっと重~い重~い腰をあげたのでした。
自分の歯医者選びは、もっと真剣(笑)子供の頃、虫歯っ子で、治療済だらけの私は、口の中を見せるのは、足の裏を見せるのと同じくらいイヤ。恥ずかしい。産婦人科の方がまだマシかもと思えるくらい(笑)
余談ですが、いつか知り合いの男性が、20年ぶりくらいに歯医者に行ったら、鏡を持たされ、「ほら、ここはおそらくあなたの歯ブラシの動かし方の癖で、今までの人生で一度も歯ブラシがあたったことがない場所ですよ」と、歯の裏の一部の化石のような汚れを見せられたそうだ。その人は、「ケツの穴(失礼~)を見られるより恥ずかしかった」と言っていたけど、そう、その気持ち、よーーーく分かる今日この頃。
話を元に戻し・・そして、この年になると、同じ治療をするにも、きちんと治療したいとも思う。若干お金がかかっても、金属を詰めるよりは白い詰め物を・・とか、気になる治療跡や着色をきれいにしたいとか、いろいろ。だから、そういうことも相談できて治療技術も信頼できる歯医者さんにかかりたいと思ったのです。
結局、電車で30分と、歯医者さんにしてはかなり遠いのですが、夫の大学の先輩の歯医者さんにお願いすることにしました。夫も歯のクリーニングなどを定期的にしてもらっていますし、通っている方の評判もとてもよいのです。だれかの紹介がないと通えない、一見さんお断り、という、システムも医院構えも立地もかなり老舗の(?)歯科医院で、院長先生は、どこか大病院の教授?とも思える風貌。担当の先生はお若いのですが、治療方針はまさに私の理想通り。治療は最低限に、そして、歯をきれいにすることに力を入れてくれます。夫の先輩ということで、口の中を見せるのは数倍恥ずかしいし、遠くて通うのは大変だけど、おばあちゃんになるまで通えそうな歯医者さんにやっと出会えた感じです。
と、自分のと子供たちのを合わせると、かなりの時間を歯医者通いに費やしている最近の私なのでした。
皆さん、歯は大切にしましょうね♪そして、よい歯医者さんにお世話になりましょう♪
2005年08月23日
アメリカのお宅を拝見!
投稿者 大葉柚子

アメリカってほんと物質的に豊かだなとこのごろ改めて思う。なんでそう思うのかというと、子供が夏休みになってお友達のお宅にお邪魔する機会が増えているから。
外から見ても広大な庭が表と裏にあって子供がいる家だと裏庭には滑り台やブランコもあって。家は大きくて、ガレージもあって。でも中に入るともっと大きい。一部屋ずつが大きいということはもちろんのこと。リビングが二つあるとか、ダイニングも二つだとか、お風呂は3つだとか、数も多いの。(笑) で、それはとっても金持ちの話をしてるのだろうと思うでしょ?
違うんです。小金持ちなんです。アッパーミドルなんです。公認会計士とか弁護士、企業のマネージャとか、そのくらい。それで巨大リビング二つです。(笑)

この前、お邪魔した御宅でさらにびっくりしたのは、空気で膨らます水の滑り台が出現したこと。なにやらビニールの塊がでてきたと思ったら、モーターをそれに取り付けてビニールの中にどんどん空気がはいっていく。5分後には広大なバックヤードに現れた巨大すべり台。でもここじゃ終わらない。それにホースを差し込んで、電気仕掛けで水をまわす。流れる滑り台の出来上がり。子供たちはそれはそれは狂喜したけれど。でもこれってやりすぎじゃない?と思った。これっていくら?と値段を聞いてみたら700ドルだという。誕生日パーティを家で開く場合、この手のアトラクションを借りることも一案なのだけれどレンタルするときに、500ドルはかかるそう。だったら200ドル余分に出して買ってしまえ!何年も使えるし、ということらしい。まあ、たしかに。その思考の道筋は理解できる。
でもなぁ、何かが違う気がする。
大きな家や広々とした庭は羨望の対象。素直に、広いっていいなぁ。と思う。
そこに、どんどん詰め込まれる物に、違和感を覚えるのは私だけかな。
すべてが家にあったら、逆につまらなくない?
2005年08月17日
真珠の色~個性を生かす
投稿者 武田りこ

この夏、3色の真珠で作った指輪です。きれいでしょ。
かなり気に入っています。
真珠は海から取れたときには、いろんな染みがついていたり、色も様々です。
そんな真珠をこのリングに使えるくらいにきれいにしていきます。
取れるだけしみ等をとった後、黒、グレー、白、白なのかでも、ピンク系、グリーン系など、真珠の色を整えていきます。
整えるといっても、人の手でできることは僅かです。
結局は元の真珠の色を最大限に生かすのです。
そして最後は、熟練した人の目で、同じ色形のものもをまとめていきます。
と、真珠のことなら納得できて、そのように実践するのですが、これって子供も同じですよね。
もともともっているものを、生かす手助けをすることが大切。
無理に、違う方向にもっていこうとしても、結局もとのよさまでつぶしてしまうことになります。
そして最後は一つ一つ、手をかけ、目をかけてはじめて、できあがり。
頭ではわかっていても、夏休み、毎日子供を見ていると、冷静さを欠く母でした。

一通りしみが取れた状態。いろんな色が混在しています。
2005年07月07日
1才児の脅威
投稿者 fellow
我が家の次女は9月で2才。TVを観ながら歌ったり踊ったり、自分の意思を伝えようと必死で謎の言語でお喋りしたり、本当に可愛い盛り!(親バカで失礼)ただ、困った悪戯が増えてくるのもこの時期。どのお宅でも一度は通る道であろう壁や床へのラクガキ、電化製品の破壊などなど、我が家でもこれらの事は日常茶飯事。(ちなみに我が家ではリビングのビデオデッキが壊されてしまったので、これを機にHDD搭載DVDプレーヤーを購入しちゃおうかな・・・なんて、次女の悪事に便乗しようとしてます、笑)
そして先日、とんでもない事が起きてしまいました。それは慌しい朝の出来事・・・
起床した長女が目が痛い!と大騒ぎで、その騒動で目が覚めた次女は1人で遊んでいたのです。結局長女は学校を休んで病院に行く事になり、取り敢えず朝ご飯を用意しなくちゃ・・・とリビングへ行くと、何だか嗅いだ事のない匂い。香ばしさも感じたので、もしかしたら煙草の火?と思い、喫煙者それぞれの灰皿をチェックしてみたけれど、それらしい火の気はなし。とにかく窓を開けておこう・・・とリビングに面した和室の出窓?を開けに行きふと足元を見たら、畳の上に転がっているアイロンのコードがコンセントにささってる!?慌ててアイロンを持ち上げたところ、畳にはくっきりと・・・泣。
そう、次女がアイロンの電源を入れてしまっていたのです。普段私がアイロンや掃除機を使う際にしている事を見て覚えていたのでしょうね。前日私がアイロンを使った後、出しっぱなしにしていたのか押入れにしまったかどうかの記憶は曖昧。しまってあったとしても、押入れ自体が次女の遊び場と化していたのだし、そんな場所にアイロンを置いておいた私が悪かったのです・・・大反省。
ちなみに焦げ跡はこんな感じ。(直接お見せするのが心苦しい私;)その後は畳屋さんにお願いして、一畳だけ張り替えました。畳屋さんからは一畳で済んで良かったね!とのお言葉を頂いたけれど、新築の香りがする、青々とした畳が目に痛い・・・。

もしこの次女の行動が夜寝る前だったりとか、お出かけ直前だったとしたら・・・と、想像するだけで震えます。本当に目の離せない年頃です、皆様もどうかお気をつけて!
2005年06月21日
クールビズで気付いたネクタイの価値
投稿者 fellow
「クールビズ」この言葉はすっかり定着しましたね。うちの会社はクールビズにしろといわれていないのですがこの運動のおかげで、クーラーの温度を低く設定するのがはばかられる雰囲気になりました。環境にとっても私たち女性にとっても、とってもウレシイこと。
しかし困ったことが一つ。それは我が家のことなんです。
ダンナの会社は、クーラーの設定温度が上がったので軽装でもokよ となったそう。ということでダンナも話題のクールビズ生活が始まってしまいました。それが、ダンナがネクタイをハズしてみたら。。。
「休憩中のおっちゃん」にしか見えない(笑)。この緊張感の無さは何でしょう?
いつもうちはノーアイロンのシャツなんですが、第1ボタンをはずすと特に襟元がバサっと開くのが気になるんです。シャツはネクタイを締めるのが前提なのでしょうか。
クールビス用のネクタイがあるといいなーと思って近所のメンズ服の専門店も見てきましたが、シャツや、ジャケットはあるんだけど、ネクタイはないんです。クールビズのイメージ=ノーネクタイなんですね。
さて、シャツはボタンダウン型が目につきました。これって襟元がだらしなくなるのを防いでるんですねー。納得です。また、ネクタイがないと、シャツの素材の良し悪しが妙に気になるのです。今までネクタイの存在感にごまかされていたのでしょうか???
とにかくダンナの仕事着のパターンが大きく覆されそうです。
軽装も似合うカッコイイだんなにしたてるのも妻の役割ということで、ボーナスが出 た暁には、久しぶりに夫婦でお店めぐりをして、クールビズを極めたいです。
2005年05月22日
生キムタク見ちゃいました!
投稿者 fellow
ジャーン、先週、な・なんと生キムタクを見たんです!何を隠そう、実はSMAP、そして木村拓哉くんのファンなんです。娘達から、「まったく・・おかあさんって、いい年してミーハーだなぁ」なんて言われながらも全くめげず、やっぱり好きなんです。だって、かっこいいものは、かっこいいですもん。(笑)
今やっているドラマ「エンジン」はもちろん欠かさず見てるんですけど、第1回で、わりと近くにあるモノレールの駅が出てきて、え~!?ってビックリ。さっそく、そのへんに住んでいる友達に聞いてみると、「そうそう、結構このへんで撮影してるのよ。今度わかった時にはメールするね」と言ってくれて、待つこと数週間・・来ました、メールが。「今、うちの近くの橋でキムタクが撮影してるよ。早くおいで」と。
幸いにも、全くほんとに幸いなことに、その日は在宅作業をしていた私は、とるものもとりあえず、速攻、車に飛び乗りました。現場に着くと、もう既にかなりの人が集まっていて、警備の人も「これ以上あちらに行かないで下さい」と厳しく規制していたけど、ほんとに見えました、木村君。遠くて顔までは見えないんだけど、やっぱりかっこいいオーラが。(笑)
それから友達と合流して、警備の人に怒られない程度まで、なにげに近付き、ず~っと1時間は見ていたでしょうか。何度も同じシーンを繰り返していて、やっぱりドラマも大変だなぁなんて思いつつ・・。私が見ていたシーンは、川の近くの階段を駆け下り、そこから子供と走って競争。キムタクが勝って「よっしゃー」と叫び、男の子の頭をペシッと叩いて、その後すわりこんで何か話しているシーン。これを、ほんとに10回以上やってました。
そして、いよいよ撮影が終わり撤収の気配を感じた私たちは、スタッフ達の車が止めてあるところに先回りして、キムタクが来るのを待ちました。来ました、来ました、ほんのちょっとの間だったけど、すごく近くで顔を見れて、うーん、やっぱり「かっこいい!」と、うなってしまった私達でした。もともとファンの私にとっては大興奮の1日で、このおかげで、これから数ヶ月はめちゃくちゃがんばれそう!って思える出来事でした。\(~o~)/
2005年05月21日
ハワイアンの「虹の彼方に」
投稿者 カトウヒロコ

先日、父が他界しました。胆管癌という、完治が非常に難しい病気だったため、父がこの病を患っていることを知った時点で、それなりの覚悟はしていました。頭では、こういうことが、近い将来、現実になり得るとわかっていたはずでも、いざ現実になってみると、父親が亡くなるとは、こんなにも心細く、悲しく、やりきれないものなのか、と思います。父と一緒に、私自身の心の一部までが、死んでしまったかのようです。
そんな時、いつも習慣でつけているラジオから、どこかで聞いたメロディが流れてきました。
大好きだった海外ドラマ「ER」の主要キャスト、マーク・グリーン医師が、脳腫瘍で亡くなるシーンで流れていた曲でした。ハワイアンのアレンジに新鮮さを感じ、また、静かな深い歌声が、とても印象的だったので、覚えていたのです。
ラジオから流れる曲を聞くともなしに聞いていた私でしたが、次の歌詞が耳に入った時、あっと思いました。
Where trouble melts like lemon drops
(そこでは、嫌なことは、レモンドロップのように溶けていってしまう)
High above the chimeny top
(煙突のてっぺんより遙か上の方)
That's where you'll find me
(そこに、僕はいる)
父は、今、「嫌なこと」はすべて溶けてしまった「虹の彼方」にいるのだと、思ったのです。この有名なスタンダード・ナンバーの歌詞は前から知っていたし、「ER」を観ていた時も、そんなことは思いもよらなかったのですが、あらためて「虹の彼方に」の歌詞を口ずさみながら、もっともっと長生きしてほしかった父を喪ったやるせなさも、少し和らいだ気がしました。苦労の多い人生を送った、特に癌がわかってからの2年間は肉体的にも精神的にも辛いことが多かった父も、今では虹の光に包まれているのだと。ただ悲しいだけではない、涙が出て、止まりませんでした。
この歌を歌っている、イズことイズラエル・カマカヴィウォオレは、1997年に38歳という若さで亡くなった、ハワイの大スターです。私が聞いた"Over The Rainbow/What A Wonderful World"は、「小説家をみつけたら」「ジョー・ブラックによろしく」などの映画のサントラにも使われました。ハワイアンとしては歴代最高のセールスを記録したというFacing Futureには、この他、深く心をゆさぶる美しい曲が多数収録されています。アマゾンのレビューも読み応えがあり、彼の音楽を愛する人々の熱い気持ちが伝わってくるようです。
父がいない悲しさ、淋しさは、まだまだ続くでしょうが、音楽というものがこの世にあって、本当によかったと、あらためて思うこの頃です。
2005年05月19日
40代の仕事探し
投稿者 湯河原こむぎ

言いたくないけど私は40代。(年を聞かれたら「黒木瞳と同い年」と答える事にしています。)おととしの6月で、フルタイムの仕事を辞め、WEBデザインのスクールに行き学びました。ぼちぼちとWEBの仕事をしながら、16年度は一年間PTAの役員もやりました。役員の任期も終わった今、時間も空くので何か仕事に就こうと思いました。WEBの仕事でやって行くほどの腕はないけど、依頼があればそれを出来るだけの時間の余裕は残しておきたいし、平日の映画館が大好きなので「毎日行かなくてもいい仕事」はないかと探しました。でも、この年になると、なかなかうまくは行かないのです。
もうすぐPTAの任期が終わる3月末ころから、PTAママの間では職探しが始まっています。私も探し始めました。
私の求める仕事は
1.土日が休み
2.毎日行かなくてもいい(扶養控除範囲内)
3.勤務時間は、9時~5時くらい
4.家から30分程度
・・・というわがままな希望。
「ワーキングマザースタイル」の他のスタッフのように「これ」と言うとりえもない、普通のおばさんの私。パソコンには慣れているけれどワード・エクセルはPTAのお便りを作れると言う程度。FLASHやDREAMWEAVERは使えるけど、就職では有利にはならない・・・・ヾ(*゜▽゜*)ノ
まずは1~4のすべてを満たしている、1・自分が以前勤務していた会社のパートに応募。ここには受かると思っていました。だって、すべてわかっているのだから明日からだって働ける、即戦力!でも不採用。以前在籍した支店には配属する事はできないそうです。がくっっっ・・・・。就職試験に落ちた事ないので凹みました。(短大卒業後、1社だけ受けた会社に就職したし。)
さて次。今度、大きなショッピングセンターができるので、でかでかと求人の広告が入りました。何十社とテナントが入るのに、年齢から選んで行くと5社くらいしかないっ!合同説明会が開催されるので何件か問い合わせをしてみました。
2・大手お茶屋さんの販売・・・電話にて「応募が多くて締め切りました。」
3・ビーズ屋さん・・・電話にて「説明会は定員に達しました。」
4・パン屋さん・・・電話にて予約の後、面接に行きました。「土日は出れません。」と言ったので不採用。
がびーん・・・ショッピング・センター3件撃沈・・・
気をとりなおして、次行ってみよー!
5・損保のデータ入力・・・今回採用となったA社と面接日が重なったのですが、こちらも受けたかったので、面接の日にちの変更を電話で申し出ました。(面接日の通知に「都合が悪い時はご連絡ください。」とあったので)すると「今回来られない方は、申しわけありませんが、なかったという事で」と言われ、それで終わり・・・
6・新規開院の病院の受付・・・履歴書を送った。かなり経ってから(2週間以上)「なにぶん、採用の人数が限られており、ご希望に添えませんでした。」と面接もなく、履歴書が返送されて来ました。若さ(でも50歳までと書いてあった。)と美貌が足りなかったらしい。(病院なので、3時間の昼休みがある。だから家が近い人が優先されたのでは?と思う事にする。←楽天的・・・)
7・A社・・・自分の経験が生かせそうな仕事。自分の条件にも合致しており、めでたく採用となる。
私が1勝6敗の就職活動から得た教訓。
★行動は素早く!★・・・私は日曜日に入る新聞の折込求人広告から探して行きました。日曜日に見て「これ!」というところがあれば、月曜日にすぐ行動!「電話で受付」とあれば、月曜日に電話。「○日必着で履歴書」と書かれていても月曜日に送る。これ大切です。
上の番号の通りの順番で求人が載ったのですが、1の自分の勤めていた会社は、いろいろと迷ったりしていた事もあって、締め切りぎりぎり(求人広告が出た日から2週間後くらい)に履歴書を送りました。第一希望の支店は、すでに別の人に決まり、第二希望の支店は、以前自分の勤務していた支店だったために不採用でした。(もっと別の理由もあるかもしれません。)
2~4のショッピングセンターは、日曜日に広告が入ったのに、友達と相談したりしていたので、電話をしたのは水曜日でした。これはもう遅すぎました。
また、日曜、月曜というレベル以前に「就職しようかな~」と思っていたら探すのは一日でも早い方がいいです。どんどん年を取ります。1歳でも若いうちに!
★自分をアピール★・・・自分のセールスポイントは、どんどん売り込む。
私は「長年接客を経験。現金の取り扱いにも慣れている。明るく前向き。パソコン操作にも慣れている。」を売り込む事にしました。
3のビーズ屋さんは、書かれていた年齢より9歳もオーバーしていたんですが「接客には慣れていますし、お金の取り扱いや計算にも自信があります。ビーズを作るのも得意です!(←ほんとです)」とアピールしたところ、説明会の定員には達していたのですが「もしも、今回の説明会で決まらなかった場合にはご連絡さしあげます。」と言ってもらえました。社交辞令かもしれませんが、アピールして損はないと思います。少し年齢が超えていてもアピールした方がいいと思います。自分がビーズ屋のお客さんだったら、25歳で暗くてビーズのできない人より、年がいっていても明るくてビーズのできる人の方がいいでしょう?40歳に見える28歳の人より、35歳に見える44歳の人の方がいいと思うし。えっ?違います?
本命A社では「忙しい日には残業してもらう事もあるが可能か?」と聞かれたので、「子どもは、もう4年生ですし、義父母と同居ですので、私が帰らなければ家に入れないという事もないので、残業できます。」とアピールしました。残業できないのに「できる」と言うのは×ですが、できる環境にあれば積極的にアピールしよう!
4のパン屋さんの面接時「勤務可能日時」という用紙に、曜日ごとに何時~何時まで勤務できるかを書かされました。私は土日は×にしたのですが、まわりで書いている方はみなさん土日の欄に「月に1~2日程度なら可」「午前中だけなら土日も可」などとアピールがありました。だんな様やお子さんからの了解が得られれば「土日勤務も可能」とアピールすると、特に販売業などは、土日が「かきいれ時」ですから、採用されやすいと思います。私は面接時、まわりのみなさんの記入したものを見て「私は絶対落ちる!」と確信し、すでに記入してバッグの中に持っていた、5の損保と6の医院あての履歴書をポストに入れて帰りました~。
★だめでも落ち込まない!★・・・私も1件目が落ちた時は落ち込みましたし、次々とだめなので本当に凹みました。でも、そこで立ち止まっていては前に進まないので「次行ってみよーっ!」とすぐに気持ちを切り替えました。だめだったら「神様が『そこはよせ!』って言ってるんだわ。」と思うことに。←楽天的すぎ・・・?「私は私なのだから。」と前向きに。そうです、お察しの通り、私はB型です(*^-^*)
★面接が重なった時は★・・・A社と損保は両方受けたかったのですが、上に書いた理由で損保はダメでした。面接が重なった時は、もちろん行きたい方を優先させます。その際に二番目の会社には連絡を入れますが、「行けない理由」は特に言わなくてもいいそうです。(人事部経験者の人に聞いた話)「他社の面接に行く」と言わないのはあたりまえですが「子どもの学校の用事で」という一見無難そうな言い訳も「この人を雇ったらこういう事ですぐに休まれるかも」という印象を与えかねないのでよくないそうです。「都合が悪いので」と言えばいいそうです。もちろん、会社によっては面接の日がずらせず「来れない人はさようなら」の場合もあるでしょう。
★本当にその仕事がやりたい?★・・・結局A社の面接の前までに他は全滅でした。文字通り「がけっぷち」です。仕事探しを始めた時は「複数受けるのってルール違反なのかな?」とか「二つ受かっちゃったらどうしよう?」とかそんな事を考えていました。でも心配する事もなく全部だめでした。(↑▽↑)1~7の仕事内容で、自分の希望に一番合うのはA社で、そのA社の求人が一番最後だったのです。うまい具合に最後のA社で自分の希望が全部かなったわけですが、落ち着いて考えてみると、私は「パンが売りたかったのか?」「医院の受付がしたかったのか?」というところに突き当たりました。とりあえず「何か」仕事に就きたかっただけで応募していました。やっぱりそういう気持ちではうまく行かないのかも知れません。
自分が正社員で働いていた時、パートに来られる方の中には1回来ただけ、数週間来ただけで辞めて行った方もいます。その方を採用するために、人事部では、面接や研修なども行い、庶務を兼任していた私も制服の手配、ロッカーの世話、いろいろな手続きをし、迎え入れたのですが「やっぱり無理なので辞めます。」とあっさり。「パートだから」と簡単に考えていたのではないでしょうか?今の自分もたぶん、そんな考えだったのだと思います。もう一度よく考えてみましょう。本当にその仕事がしたい?続けられる?
それから・・・会社へのコンタクトをとる前に・・・家でできる事は・・・?
☆気になった求人はすぐに切り抜く☆・・・何枚も入る広告「ここ、いいかも」と思ったらすぐに切り抜きました。「あとでじっくり見よう」と思っても、数が多いので探すのに時間がかかります。(私は商品券の入っていた箱に入れておきました。)その後、取捨選択。実際に電話したり面接したりした会社は結果が出るまで保管しました。
☆現地調査☆・・・できればWEBの仕事をしたかったので、そういう募集があれば、もちろんそこを検討しました。でもちょっと怪しげ(自分のカンで)だと思ったりしたら、カーナビで住所を検索し、実際に見に行ってみました。可能であれば(誰もが知っている大手以外は)自分の目で実際に見てみることも大切だと思います。
☆履歴書のコピーをとっておく☆・・・人生の見通しが甘い私は、1社目に合格するつもりでいたので1枚だけ履歴書を書きました。履歴書書くのってめんどうですよね。●●年入学、●●年卒業の年度を計算したりするの、大嫌いです。必ずコピーをとっておきましょう。次に書く時、コピーをお手本にして、書き写すと一気に時間短縮です。「落ちる経験」をした私は、予定のない雨の日など時間がある時に、履歴書を丁寧に何枚か書きためたりしました。
☆写真は多めに☆・・・1回で合格するとは限らないので写真は多めに用意しました。スピード写真で撮るので一回に4枚できますよね。きちんと切り抜き、裏に両面テープをつけて、切り抜いた求人広告を入れてある商品券の箱に一緒に保存していました。写真は、まじめな無表情な顔より、少し笑顔で撮りましょう♪
役立つかどうかわかりませんが「こむぎ再就職顛末記」を書いてみました。いっぱい落ちたのも隠さずに書きました。わかった事は「落ちる時は郵便で。受かった時は電話で。」連絡が来ます。(もちろん違うところもあるでしょうが。)「自分がやりたいこと」「自分にできること」をよく考えて、数多くの広告に目を通すことからスタートです。
そうそう、A社の面接に行く日、「めざましテレビ」の占い、おひつじ座が最下位だったんですよ~(・_・、)ラッキーメニューが「エビのチリソース」・・・・夕飯は「エビのチリソース」にしました。
そして「採用・不採用は16日に郵送します。」と言われていた16日の「めざましテレビ」、おひつじ座が一位!やったー!と思っていたら、30分もしないうちに「採用です。」の電話が来ました!よかったよかった!
仕事を探しているみなさま、あきらめずに何社でもトライしてみましょう!今週いい求人がなくても、来週載るかもしれません。私もお仕事始まったら頑張ります。・・・もしかして「とほほ話」にエントリーするかもしれませんが、その時は愚痴を聞いてくださいね。
2005年05月17日
思わずなごんだ「くまさん血圧計」
投稿者 有栖川ゆうこ
この春年少さんクラスから、晴れて保育園児となった、我が家の娘2号ちゃん。
昨年から、一足先に保育園に通いだした娘1号がいるので、毎日とても楽しそうに登園していきます。
しかーし!
楽しいGWを目前に、急に嘔吐と下痢。
これは…?と最寄のかかりつけ病院へいくと、腸がおかしい、とのことでそのまま
2005年05月04日
世はGWとは言うけれど
投稿者 武田りこ
皆さんGW真っ最中、今日までは良いお天気ですね。
でも、我が家ははGW、年末年始などは特に悲しい状況です。
私は大体いつもカレンダー通りですが、旦那は普段から日曜以外に休みめったにありません。
祝日(正月も含めて)もすべて出勤で、振り替え休日もありません。
日曜も、必ず休めるわけではありせん。
子供が小さい頃は、本当にわたしひとりでてんてこ舞いでした。
さすがにこのごろは少し楽になってきて、この状況に慣れてきていました。
勿論旦那様のほうは相変わらず大変なんだけど。
でも今年は、いつもに増して、最悪。
今日は旦那の誕生日。
でも絶対に早く帰れない日なので、昨日せめて晩御飯をみんなで食べに行こうと予約していました。
少し早く終われるので(っていっても5時ですが)、テニスしてからご飯にいこう、とこのGW唯一のお楽しみでした。
ところが、テニスコートについたとたん、お呼び出し。
結局夜中まで帰れませんでした。
勿論晩御飯もキャンセル。
子供たちも楽しみにしていただけに、がっかりしただろうな。
それにしても、これじゃあ体が持たないよね。
もちろん呼び出されても、タクシーで駆けつけても、残業もタクシー代も出ません。
それだけ責任のある大切な仕事だってことはわかっていますが、誰かの犠牲の上に成り立っているシステムってどうなのかな~と、特にこの時期はいつも考えます。
でも、夜中に旦那が帰ってきたら、子供たちが起きてきて
「パパ、大変だったね。残念だったけど、パパの方がずっとかわいそう。」
といって、またベッドに戻りました。
いつもは前向きな旦那様もさすがにへこんでいましたが、子供たちが彼らなりに気を使ってくれたのは救いでした。
今日は、遅くなる旦那を待って、牛肉の赤ワイン煮込みでお祝いしましょう。
2005年04月24日
母は強し!と言うけれど
投稿者 fellow
数日前の夜中に突如発熱。朝には平熱に戻っていても日中じわじわと熱が上がって夜には再び高熱・・・という症状の繰り返しで、昨日ようやく病院に行く事ができて落ち着いてきたところです。あ、私が、です。
元々平熱が低く(これはこれで問題かも)滅多に発熱しないのだけれど、季節の変わり目に身体が付いていかなかったのか・・・発熱後は悪寒と関節痛と頭痛(&おまけの歯痛;)に悩まされる事に。実母と同居中とは言え普段は仕事に出ているので頼る訳にはいかず(パパは家事に関しては問題外)、結局は私の中で決められた最低限の事柄だけを朦朧としながらこなした訳です。うーん、母は強し!と、自画自賛。
とは言え、時には「母」という立場を弱く見せる事も必要なのかな・・・という思いも。
私は意外と(そう、意外な事に!)細部をきっちりこなしたい人なのです。特に料理関係。途中で手を出されるのがどうも苦手で、全部自分でやってしまいたいと思ってしまうタイプ。自分に興味のない事に関してはどうなろうと知った事ではないと言うアンバランスさも持ち合わせてはいるけれど・・・ま、そうでなければ身体が持たないって事で(笑)。
こんな性格なので、小2になった長女にお手伝いを頼むのはせいぜい取り皿や調理済みの料理を運ばせる程度。今までがずっとこんな調子なので、彼女は自宅での食事が母の手によって作られるのは当然の事で、自分自身が関わる事だとは頭にない様子。私がフラフラしながら夕食の準備をしていても、私に対しての気遣いは見せても自分から何か手伝おうという意識は働かないようで、普段同様宿題や通信教育のテキストを済ませた後はTVやゲーム・・・これって明らかに私のミス、ですよね。
私のエゴで子供達が普段の生活に必要な知識や技術を身に付けられずに育っている・・・大袈裟な言い方だけれど、私が子供達から「学ぶ場」を奪ってしまっているんですよね。学校や習い事以外の場で学べるものが多々ある事を知りながらも実践させていない事に気付き、反省。興味を持った事に対して「これはママのお仕事だから」なんて建て前で断らずに、時と場所によって許せる範囲で「ママのお仕事」に関わらせてあげなくちゃ。
まずは簡単な事から・・・と、食後のデザートの準備をしてもらったり(苺を洗ってヘタを取る、なんて些細な事ですけど)朝食用のパンと牛乳を買いに行ってもらったりしてみました。買い物帰りの長女の誇らしげな表情と言ったら!歩いて数分のスーパーでの初めてのお買い物が、彼女の自信の1ピースになった事を実感できた、嬉しい出来事となりました。
私が次に病気になってしまった時には(ってこんなシチュエーションはない方が良いに決まっているけれど)今よりずっと頼もしい子供達が我が家にいる事を願いつつ、時々は甘えん坊の弱い母になってみようと思ってます。
2005年04月17日
少子化にはこだわらず
投稿者 fellow
正直に書きますが。私、少子化やその対策について真剣に考えた事は全くありません。(ご、ごめんなさい)そんな私が少子化対策について人の目に触れるところで書くだなんて、おこがましいと言うより真面目に考えている方々に対して失礼なのかも知れないけれど、書く事で得られるモノがあると良いな・・・と言う事で。それが私だけが得るモノであったとしても、皆さん大目に見てやって下さい(笑)。
と言う訳で、勢いで書いてみます。
私自身は結婚・出産共にあまり深く考える事もなく、成り行き任せに近いモノがありました。夫は長男で将来的には地元(超田舎!)へ帰ると明言しているのだけれど「ま、何とかなるかな?」。不妊治療開始直前に運良く子供ができたと分かった時も「妊娠できた」という事実がただただ嬉しくて、その先の事までは頭にない状態。産後には辛い事があったり無事2人目を出産するまでの間には2度の流産を経験したりと多々あったけれど、「どうにかなる」「何とかなる」という感情を持ち続け今に至ってます。当然その都度感情の起伏はあったけれど、楽天的な性格のせいか「負の感情」が長くは続かないのです、私。
こんなに楽天的で良いのか・・・?と考え込んでしまう事もあったりするけれど、逆に世の中にはこういうタイプの人間も必要だと思うんです。私は大した困難もなく「波乱万丈」という言葉とは無縁の人生を送っているから、こうして楽天的な性格のまま過ごせているのでしょう。そして、世の中にはそれこそ山あり谷ありで生きている方もいるし、平坦な道を淡々と歩いている方もいるし、その方々の性格も様々。そんな多種多様な境遇に対しての対策なのだから、ある意味漠然とした性質を持ったモノの方が良いように思います。少子化には一見無関係なようでいて、実はその影響がじんわりと個々に浸透していくようなモノ・・・漠然とはしているけれど、限られた状況に対しての対策である必要はない、ような。ワーキングマザーや育児支援に対する政策が向上する事に越した事はないけれど、それ以前の問題と言うか。
そもそも「少子化が進んでいるから」「不況だから」って生むとか生まないとか考えるのは、不自然じゃないですか?「生む」という判断は「赤ちゃんが欲しいから」「妊娠したから(しちゃったから)」、それだけじゃダメなのかな。出産で何かに貢献しようとする必要はなくて、あえて言うなら自分自身や家族の人生に貢献できるような選択をすべきではないかと。(うわー、偉そう!)これは出産という行為に限っての事ではなくて、仕事や勉強家事育児、何にでも言える事ですね。皆がそんな風にある意味自分本位な考えで行動できる、ポジティブな世の中に向かうような「勢い」があったらなぁ・・・なんて思う訳です。
皆が前向きでいられるような社会。きっと有り得ない事なのだろうけれど、有り得ないからこそ望んでみるのも良いのかな、と。ま、私のように楽天的な人間ばかりが集まった世の中ってのはちょっぴり(いや、かなり?)恐ろしいモノがありますが(笑)。
2005年04月10日
家庭という世界、職場という世界
投稿者 唐土かほる
4月1日に仕事の大きな山をなんとか無事に越えました。
その日はほとんど徹夜状態でしたが、1日の夕方は残務がいろいろ残っているものの、心を鬼にして早めに帰宅することに。今年に入って家庭をほとんど顧みなかったので、罪滅ぼしの気持ちもあって・・・。
仕事で一山越えたことは夫も知っているので、御馳走でも待っているかと少々期待しつつ帰宅すると・・・夫は春休みかわるがわる熱を出していた双子の世話で疲れ果てて、ソファーで寝込んでいました。そして一言「ピザ取ってくれ」。
ピザですか・・・。
一瞬かなり気抜けした私ですが、すぐに思い直したんです。家庭でどんなに家事や育児に励んでも職場では評価されないように、仕事で頑張っても家庭では評価されないんですよね。両方の立場から考えると納得です。
私たちワーキングマザーは家庭という世界と職場という世界の二つを行ったり来たりしています。中には趣味の世界や恋愛の世界・・・もっと様々な世界をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。どれか一つが本当の世界ではなく、どの世界も全て私の世界です。
でも、それぞれの世界に住む人たちには他の世界に住む私のことが見えません。見えないどころか無関係といってもいいでしょう。どの世界も全て大切。だったら、自分でうまくコントロールしなくちゃいけないんですよね。
2005年03月27日
いじめのその後は・・・
投稿者 湯河原こむぎ

「
娘と一番の友達になる時間」にコメントをたくさんいただき、ありがとうございました。「いじめ」に対する問題って、みなさん、いろいろと感じる事があるのだなあと、あらためて「いじめ」の根深さを思いました。
今、私自身、迷い、悩んでいる事があるので、皆様に、ご意見をお聞きしたいと思い、この記事を書いています。「教えて!」のカテゴリーに入れますので、「迷えるこむぎ」に愛の手をさしのべてください!
「いじめ」がひと段落ついたあとって、どうすればいいのでしょうか・・・?
・・・と言いますのは、娘をいじめた子の言動を聞いていると「私の子だったらぶん殴ってやる(お下品ですみません・・・おほほ・・)」と言うような事が多々あるのです。私が一番許せないのは「ブサイクな上に、頭も悪いんだから。」などと言う、ひどい言葉の数々。普通、面と向かってそんな事言えます?そんな子と、これから先、友達になれなくても、私はぜんぜんかまわない。意地悪さえしてくれなければ、それでOKです。「心根」の部分が、もう違ってると思うんですよ。かかわってほしくないとさえ思います。担任の先生が厳しく注意してくださったこともあるし、春休みにも入って、我が家に吹き荒れた「いじめ問題」も、現在、一応終息方向にむかっていると思いますが・・・。
親としては「今までの事は、もう忘れて、みんなで仲良くしなさいね。」と言うべきなのでしょうが、私はどうしてもそういう気になれません。「○ちゃんが今までして来た事を絶対に忘れないように。そして自分は絶対に、人にそういう事をしたり、言ったりしてはいけないんだよ。」という気持ちです。
そのあたりってどうなんでしょうか・・・すごく悩んでます。○ちゃんも、根は悪い子ではないのかもしれません。家で嫌な事があったからとか、ちょっとふざけて言ってみたりしたのかもしれません。でもでも・・・・・
・・とは、言いながら、私自身、あかちゃんの時から仲よしだった友達に、中学の時は、いじめられていました。給食のパンを後ろから投げつけられたり(ё_ё)、無視されたりしました。数年間、いや20年以上、どうしても必要な時以外、彼女との交流はありませんでしたが、現在は、一緒に買い物に行ったりする仲に戻っています。そんな事もあるので、娘にどう言っていいのか、ものすごく悩んでいるところです。私がどう言ったとしても、本人が「一生嫌いだ!」と思えば、付き合わないだろうし、「最近は、いい子になった!」と思えば仲よしになるんだろうし・・・私があれこれ悩む事もないのかもしれないのですが・・・。みなさんはどうなんでしょう?
2005年03月05日
子供とお金の関係
投稿者 fellow
最近頭を悩ませている事の1つが「子供とお金の関係」。ここで言うお金は養育費や教育費の事ではなくて、子供のお小遣いの事。(厳密に言えばお小遣いも養育費に含まれるのだろうけれど、子供自身が使うお金という事で別に考えています)現在小1の長女のお小遣いについてはこれまで特に決め事もなく、彼女のお財布にはお手伝いに対するちょっとしたお駄賃や長女が直接受け取ったお年玉やお小遣い(のごく一部)が入っている程度で、唯一の決まり事は「お財布は親が一緒の時にしか持ち歩いてはいけない」という約束のみ。そんな曖昧な状態だったせいか、つい先日小さな事件が起きました。
その事件とは、長女が遊びに出かけた際にお友達のお小遣いで豪遊してきてしまったのです!(・・・と言っても、金額的には大人から見れば微々たる額ではありますが)
その日はマンションの敷地内で遊ぶように言い聞かせてあったのだけれど、家を出たその足でお友達と一緒に我が家からすぐのスーパーに出向き、お菓子を買ったりガシャポンで遊んだりしたそうで。その事には帰宅した長女の持ち物で気付いたのだけれど、まさか同級生のお友達が既にお小遣いを持ち歩いているとは思いもせず、思わず動揺。言い訳がましいけれど、この件に関しては私が迂闊でした。結果的に「親(大人)のいないところでお金を使ってはいけない」「お友達とお金のやりとりをしない」という約束が増えたけれど、もっと早く決めておくべきでした・・・反省。
子供のお小遣いって、その家庭家庭で千差万別ですよね。上に兄弟がいれば必然的に早い時期からお小遣いを手にするようになるだろうし、祖父母や親戚が近くに住んでいれば親以外からのお小遣い入手ルートがあるだろうし・・・。様々な意見があるのだろうけれど、その中から1つの答えを見つける事はできないのでしょうね。家庭環境や生活環境、そして親の考え方や価値観に左右されるルールに「正解」はないのだろうから。お小遣いに限らず、親も子も納得ができる「我が家ならではのルール」をきちんと決めて、きちんと守る。親子の信頼関係をより良いものに築く為に必要な事柄を見直す、良い機会ができました。
皆さんのお宅にも「我が家ならではのルール」、ありますか?
2005年01月25日
子供の情緒不安定に向き合う
投稿者 竹之内ふうこ
大人だってそうですが、子供の情緒には波があります。
その子の性質によって波の大きさはいろいろだと思いますが。
機嫌がよくて何に対してもノリノリの時期もあれば、ちょっとしたことにもグズグズ言う時期もある・・自身の感情をきちんとコントロールできない子供ですから、それが自然であるとは思います。
でも、うちの場合、子供が情緒不安定になっている原因が思い当たることもしばしば。
上の子はちょっと神経質なタイプで、「何でこんなに機嫌が悪いんだろう」と思うこともよくあるのですが、そんな時、落ち着いて考えると、大抵、私の気持ちが子供にきちんと向いていない時なのです。
気持ちが子供に向いていないというより、気持ちが仕事に傾いてる時と言った方がいいかも・・。
反応がいいというかなんというか、昔から、私の気持ちが仕事に傾くと、必ず何かサインを出す子でした。目をパチパチさせるチックのような症状がでたり、意味もなく癇癪をおこしてみたり。
そして、最近もその傾向が・・。
今回の症状は、夜、私が隣に寝ていないとすぐ目を覚ますという症状。添い寝して寝かしつけるのですが
(小一で添い寝もどうかとは思う・・が、これだけは譲れないらしいので、一人で寝かせるのは諦めました)、
その時、私のお腹に足を乗せてからませ、腕にしがみつき、そうやって寝付くのです。
「逃げるなよ」と言われているよう・・
反対側では、下の子も真似してしがみつく・・ぐ、ぐるじぃ・・がんじがらめ(笑)
寝付いたのを確認して、そーっと手と足をほどき、私は仕事をしに戻るのですが、30分もしないうちに、「ママァ~」と情けない声を出して呼びに来る・・同じように寝かしつけて戻るとまたもや呼びにくる・・これでは熟睡できなくてかわいそうだし、私も仕事になりません。仕方なく、最近、夜は一緒に寝ることにしてます、超早寝生活。朝方はさすがに熟睡しているらしく、「ママァ~」と起きることもないので、4時(目標)に起きて仕事してます。これはこれで健康的なのだけど、子供のためには、ママがいなくても安心して熟睡できるようにしてあげたい。
やはりまだまだ甘えたいし、ママを独占したいお年頃なのでしょう。
ママを、妹と仕事とシェアしなければいけないのがいやなのかな。
世のWMの皆様、こんなことってありませんか?
子供の情緒不安定にはどうやって対応していますか?
「かわいいね、いいこだね」と意識して接しないと、と思ってるはいるのだけど、たったそれだけのことなのに、なんと難しいことよ!と、日々思い悩む未熟なハハでございます。
2005年01月23日
読みやすいシュタイナー教育の本
投稿者 カトウヒロコ

以前、蜜蝋粘土について紹介した時、シュタイナー教育にちょっと興味があるようなことを書きましたが、なかなか納得のいく本がみつからず、困っていました。簡単そうなのは、個人的な体験談で、ではどう実践すればいいのかが今ひとつわからず、シュタイナー教育のバックボーンの解説書は難しすぎて手に負えず・・・でも、この虹の彼方からきた子どもたち―7歳までのシュタイナー教育は、うってつけの入門書だと思います。
この本では、アメリカで長年シュタイナー教育に携わってきた専門家が、親子教室での質疑応答も交えながら、自分の幼児期、そして教育者としての体験などを、やさしい口調で語っていワす。これ一冊で、シュタイナー教育について、すべて理解することはできませんが、たとえホ、リズムのある生活や、(メディアやハイテク玩具によってではなく)子ども自身の想像力を育てる、子どもに選択肢を与えすぎない、など、何が子どもにとって大切なことなのか、読み進むにつれて、すとん、すとん、と腑に落ちていく感じがしました。(それでも、「大声を出さない」ことは難しいなあ、と今日も大声で息子を叱ってしまった私は反省・・・。)
中でも、家事の大切さについて、筆者が強調していることに、はっとしました。子どもたちには、大人が「仕事」を真剣に、丁寧にやっている姿を見せることが大事だ、と書かれているのですが、筆者がいう「仕事」とは、パソコンや事務作業ではなく、皿洗いや、掃除や、縫い物や、アイロン掛け、といった家事を指すのです。なぜ、「仕事」が家事でなければならないのかは、この本には書かれていません。だからこそ、家事とは何か、改めて私は考えさせられました。家事とはめんどうなもの、だから投げやりにやっつけ、あるいは、お金を出して人任せにすることでラクをしたい。そんな家事がなぜ大事なのか・・・答えはまだ出ていませんが、考えながら、私自身の家事に対するスタンスは、少し変わってきたような気がします。
巻末に、シュタイナー教育ですすめられる、素朴な抱き人形の作り方も乗っています。買うとけっこう高いそうなので、自分で作ってみよう!という方には参考になると思います。
2005年01月09日
達成感を感じる1年
投稿者 fellow
皆さんの「今年こそ!の抱負」を読みながら、普段から「計画」「決意」というような言葉とは無縁の生活を送っている私も何か考えてみようとアレコレ思いを巡らせてはみたのだけれど・・・どうも具体的に考え過ぎたのが悪かったようで、これだ!という言葉が思い浮かばなかったのです。そこで今の私に欠けているものを探してみたところ、ありました!「達成感」です。
もちろん仕事に対しては良い結果が出るまで努力を惜しまずに成し遂げるのは当然の事なのだけれど、私が感じるべき達成感はもっと些細な、日常的な事。例えば家族に美味しい!と喜ばれる食事を作るとか、心から欲しいと思える物を購入するとか、心に残る本(当然のように漫画も含まれてます、笑)を読むとか、お気に入りの品々を身に付けるとか、そんな事。これまで「ま、いっか」と見過ごしてきた事をきちんと1つずつこなしていく事ができたら、今まで得られなかったささやかな達成感と出会えるはず。
小さな達成感を積み重ねる事が自信に繋がり、更に前向きな自分を作り上げていく・・・うんうん素敵!そんな風に2005年を過ごせますように。
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ついでにもう1つ。
来年こそは「今年こそ痩せる!」と公言せずにいられるようにしたい・・・いや、しなくちゃ。(とほほ;)
できることは、あります
投稿者 カトウヒロコ
昨年末のスマトラ沖大地震の災害について、心痛むニュースが続きます。各国政府も、セレブリティも、こぞって寄付や援助を申し出ているようですが、こうした時にいつも思うのは、その援助は必要な人に届いているのだろうか、ということです。今回の災害でも、家や生計の元を失った地元民の救済は後回しになっているとか、野ざらしにされた救援物資があるという報道を目にします。善意のお金も、無駄になったり、何に使われているのかわからないのであれば、寄付をためらう気持ちが生まれてしまうでしょう。
こういうことを考えるきっかけとなったのは、アフガニスタンで最も貧しい人々への医療援助活動を続ける中村哲医師、彼を支えるペシャワール会を知ったことです。20年にわたり、現地の人々にとって今何が最も必要なのかをみきわめ、それに対して果敢に行動してきた中村医師は、「援助活動の流行りすたり」や援助する側の甘えや傲慢について、巨額のお金が本当にそれを必要とされるところに生かされていないことについて、厳しく批判します。
もうひとつ、政府レベルで桁違いのお金が出るのであれば、非力な個人にすぎない自分は、自身の生活もけっこう大変だし、これ以上何もする必要はないのではないか、と感じるかもしれません。けれども、ひとりの人間の善意はけっして「非力」ではありません。こちらも、20年近くタイやラオスの貧しい子どもたちの就学を助けてきた、日本民際交流センターの秋尾晃正さんの言葉です。
「各国の利害関係の複雑さや、基礎教育への資金拠出の割合の少なさなどにより、本当に必要とする子どもたちは見捨てられがちです」
「出稼ぎのために両親とともに都市のスラムや建設現場の暑いトタン屋根の下で暮らす少年たち、繁華街で厚化粧を強いられる少女たち、基本的な教育すら受けられない多くの子どもたちがいるのです」
そして、「直接基本的な教育に接する機会を提供する地道なダルニー奨学金が、その子たちには必要とされているのです」と、秋尾さんは言葉を続けます。
問題の大きさ、深刻さに対し、「私にできることはたかがしれている」と思う人もいるでしょう。厳しい生活の中から、寄付をするのも大変かもしれません。それでも、たとえば、書き損じの年賀葉書やあまってしまった年賀あるいは喪中切手を、こうしたNGOに送ることは、それほど難しくはないと思います。
中村医師も含む無償のボランティアで運営されているペシャワール会では、書き損じ葉書や未使用の切手の寄付によって、増え続ける会員への通信費の負担を減らすことができ、日本民際交流センターでは、書き損じ葉書や未使用テレカは、奨学金の重要な一部となります。他の多くのNGOでも、こうした寄付を必要としています。(たとえば、国際協力NGOセンターのサイトには、地道な活動を続ける様々なNGOや援助する方法が紹介されています。)
余った葉書や切手を封筒に入れ、宛名を書いて郵送する手間やお金は、私たちにとって、さほどの負担ではありませんが、受け取る人にとっては非常に大きい「財」となります。いえ、もしかしたら、送る私たちにとっても、恵みをもたらしてくれるのかもしれません。本当に微力な協力しかできない私自身、そう感じています。
2004年12月24日
映画「シルヴィア」
投稿者 湯河原こむぎ
「シルヴィア」を観ました。感想を書くまでにいろいろな事を考えました。重くて暗く考えさせられる映画でした。「詩人の日常」というものがどんなものか想像した事もない私でした。ましてや夫婦で詩人というのは、想像もつきません。夫ばかりが注目されて行く中で、自分は、なかなか創作活動がはかどらない・・・。気持ちがあせり、ふさぎこんでしまう彼女の気持ちは痛いほどわかりました。そう、この映画を観て感じた事は「痛さ」そして「重さ」でした。
前半は明るい光が射していました。シルヴィアが実家のガーデンパーティーに参加するシーン。彼女の若草色のトップスとスカート(エプロンかも・・・)の花柄がすっごくセンスよかったです。シルヴィアの母親を演じていた人は、グウィネス・パルトロウの実母だそうですね。すごい!ステキな親子です。それから新婚の二人が過ごす海辺の家もすごくステキでした。そこでは余りあるほどの時間と、素晴らしい風景。子どももいないし、夫はいつも外に出ていて、静寂な時間もあったと思いますが、彼女は書けないようでした。
後半になると、ほとんど光が差し込まないような映像でした。逆光や斜光のような光でした。シルヴィアは、髪型も洋服もいつも素敵ですが、気持ちは満たされず、淋しそうでした。詩を書きたいのに、あかちゃんが泣いたりしてイライラしていました。よーくわかります。その気持ち。「どうして私だけ?」って。その気持ち。私はどうでしょう?根っからいいかげんなのに、落ち込んでも「まっ、いいかっ!そのうちどうにかなるよっ!」とすぐに立ち直る。シルヴィアは詩人であり、繊細すぎるため、そうは行かなかったのだと思います。妄想・嫉妬・思い込み・・・。
心に残ったのは、停電の時にキャンドルをくれた階下のおじいさんのあたたかさ。まるでココアみたいな人だった。それから、男友達(友達じゃなくて仕事関係の人かも?)の言葉。シルヴィアが「物事が、いい方に向かず、悪い方へ行くばかりだったらどうしたらいいの?」と聞くと「それでも生きつづけるんだ。」と。
もっとラクになって。弱いとこ見せたっていいじゃない・・。友達だったら、声かけてあげたかった。彼女の作品は、死後20年経って賞を取ったそうですが、生きてるうちに、取らせてあげてほしかったな。
私が、今までに観た映画の中で「気持ちはわかる」ランキング上位3位に入るね。でも「それやっちゃだめだよ」ランキング3位にも入る。いろんな事、いっぱい考えました。明日公開ですね。
追記:企業からの依頼ということを明記する意味で、新設した ◇◇WMの商品体験工房~企業やショップからご提供いただいた商品をスタッフがモニター&レビュー というカテゴリーに入れさせていただきます。
2004年12月18日
体も、心も、あたたまる日
投稿者 大葉柚子
クリスマスが近くなると、アメリカではいたるところで貧しい人々へのプレゼントボックスが用意されてる。息子の通う幼稚園だとある1家族をその時期だけ‘アダプト’して(養子養女にして)子供たちにプレゼントをそれぞれ贈る。アダプトされた子供たちは‘ウィッシュリスト’(欲しいものリスト)のクリスマスツリーを作って.....
オーナメント1つ1つに欲しいものを書き入れる。
そのオーナメントから1つまたはもっとを子供たちがとって、その子にプレゼントするものを選んでいく。用意したものを一緒に箱にいれて、ラッピングをしてリボンをかける。彼女たちが欲しいものは寒い冬には必要なものばかり。コート、ブーツ、スリッパ。たまにバービーなんてあるけどほとんどが生活必需品の防寒用品なのが心が痛む。
郵便局では貧しい子供たちに贈るおもちゃを寄付するボックスが用意されていた。旦那さんのオフィスでは貧しいこどもたちが着るコートを寄付するボックス。新品のものを寄付するのが多いのだけれど、旦那さんの会社のものは古着も可。子供のジャケットはすぐに着れなくなるし、寄付する余裕はない家族でもお下がりをあげるのならばできるという家族もたくさんいる。
今日車の中で聞いていたラジオの曲は、こんな歌だった。僕が一生忘れられないクリスマスは。わたしのパパは私が欲しいものをクリスマスに買うことができない、そう娘にいわれたクリスマス。俺はその夜号泣したんだ。娘の欲しいものをクリスマスにさえ買ってやれない自分がなさけなくて号泣したんだ。朝になるまで。
アメリカの嫌いなところはもちろんある。でも、やっぱりいいなぁ、と思うのはクリスマス近辺かな。みんなが優しくなって、クリスマスくらい心も体もあったまるように自分たち家族だけじゃなくてほかの人も気にかける。
大事なのは心。
でも体もあったまらなくては心も大事にできないかもしれない。
2004年12月10日
ねこねんね
投稿者 湯河原こむぎ

どうしようもなく疲れちゃったり、たまらないほどいらいらしちゃったり、死にたくなるほど悲しくなっちゃったり・・・そんな時に必ず開く絵本です。絵本というか写真集なんですけどね。寝ているねこばかりの写真集です。
もー、たまりませんっっ。
「ねこねんね」・・・この言葉を小さな声でつぶやいただけでも、なんだかしあわせになりませんか?この赤い表紙のしなやかな寝姿にまずノックアウトされる私・・・。裏表紙の子もちょーかわいいんだーっ。自分の腕を枕にして寝ているみたいなの。寝ている子ばかりなんだけど、シャッターの音に気づいて薄目を開けてる子もいるの。でもきっと10秒後には、またねむってしまうんだろうな~(*^-^*)ねこの柔らかい毛の感触と、暖かい体温が伝わって来るようで、最後まで見終わる頃にはすっかりまあるい気持ちになれるの。癒されたい時の必需品でございます。娘もこの本が大好きで、時々学校にも持って行ってお友達に見せています。
ちなみに、これは我が家の「うさこ」と「すみれ」の「ねこねんね」


2004年12月04日
お正月、どこで過ごすか問題
投稿者 fellow
ふうこさんの「年末年始の帰省問題」、とってもタイムリーな話題です。私も今日、手帳とにらめっこして休めそうな日を探しながら、帰省の飛行機を手配したばかり。
独身の頃は「べつに帰ってこなくていい」という扱いだったのに、孫が産まれると「いつ帰ってくるの?そんなにすぐ帰っちゃうの?」に変貌したうちの母と「去年は瑠奈さんの実家に帰ったんだから、今年はこっちよね?」という義母との間で、板ばさみ。
で、05年のお正月は・・・
夫の実家で過ごす順番なのですが、まったく帰省しないとなると実母が寂しがるので、お正月明けに子どもを預けに行き、私はトンボ返りし、3週間後に迎えに行く。という予定です。
実母は「3週間じゃ短い。もっと預かりたい」と言うんですが、その一方で「長く預けると、また保育園に行きたくないとか言うんじゃないの?」と義母が言って来るのです。
(「また」というのは、別の機会にでも書きますが、うちの子は登園拒否ぎみなのです)
のびのびと田舎で過ごすのは本人も楽しいようですが、休みが長くなると、休み明けに「行きたくない」というぐずりも増すので、そのへんの諸々の事情を考えながら、休む時期と長さを決定。
ちなみに、私が二往復するため、スカイマークを使っても、10万かかります・・・。国内の航空運賃、もっと安くならないかなぁ・・・。航空会社の株を買って優待券をもらうことも、検討中です。
ANAの「キッズらくのりサービス」やJALの「キッズおでかけサポート」で行けるようになると、だいぶ助かるんだけど。6歳になるまでの辛抱です。
年末年始の帰省問題
投稿者 竹之内ふうこ
毎年、12月にはいると、不思議なもので仕事がギュウギュウと詰まってくる。やはり今年も同じ。仕事が入るのはとってもありがたいのだけど、溜息つきながらカレンダーを睨み、段取りを考える私。
そう、私、毎年、年末年始は、短くても10日はお休みをいただかなくてはいけないのです。帰省です、帰省!
長~~い帰省があるので、クリスマス以降に私の作業がこないように、トラブルが起きる可能性があるものは年明けにもっていくように、結構強引にスケジューリングします。年末ってそれでなくてもいろいろと雑事が多いけど、まずは仕事を終わらせることが最優先。そして、大丈夫かな?予定通りにいくかな?と心配しながら12月を過ごすのです。
「年内の仕事は12/25で終了です。それ以降はメールチェックのみ可能です」なんてお客様に言うのは、ほんっとに度胸がいります。
「だから主婦は・・」とか「だからSOHOは・・」とだけは思われたくない。そんなこともイジイジと心配し続ける私の12月。
SOHOとはいえ、仕事には必ず相手があるし、共同作業する相手だっています。お客様によっては、ガンガン電話してくる方もいるし、緊急の対応だってしなきゃいけないことだってある。いくら年末年始とはいえ、10日以上も休みをもらうのははっきり言って大変です。夫の実家にはPCを持って行きますが、まず仕事はできません。1日1度のメールチェックがいいところ。うーん、仕事と嫁業の両立も楽じゃありません。
夫の実家は自営業で、12月中頃から元旦にかけては超繁忙期、殺気立ちます。年末大掃除とか紅白歌合戦とかおせち料理とか、そんなものとは無縁の年末。当然、嫁である私は、結婚してからというもの、クリスマスもそこそこに夫より先に帰省し、夫の実家で主に台所仕事を一手に引き受けます。夫の実家とはいえ、自分の実家よりもくつろげるくらいなので、役にたつのなら喜んで帰るし、行ってしまえば仕事のことは忘れて楽しんでるし、それはそれで問題ないのですけどね。
そうはいいつつ、年々積もるこの思い・・「私にだって仕事があるのにーーーっ!」
実家がご近所の方には、「帰省するところがあるってうらやましい」なんて言われますが、毎年毎年、お盆とお正月、欠かさず長期帰省しなければならない身としては、それもどうなの?という感じです。
お正月の過ごし方って、家庭の数だけあるんだろうな。興味津津。
2004年12月03日
ワーキングマザーを夢見ていた頃
投稿者 fellow
私には結婚しても子供を持っても働いていこう そう思ったきっかけがあります。
大学を卒業して就職し、仕事はもちろん一生懸命に取り組むけど、当時おつきあいしていた遠距離恋愛中の彼との結婚もどこか心の隅におきながら生きていました。
リストラにあったのはそんな時、就職1年目の冬でした。
全世界に「いらない」と言われたような情けなさ、おまけに離職表を出してもらえないというトラブルまで抱えてしまい完全に打ちのめされてしまいましたが、そんな私を助けてくれたのは職安のベテラン女性職員でした。
彼女はいろいろなところとかけあってくれてトラブルを解決しただけでなく、「あなたはいい方だからすぐに就職できるよ」と繰り返し言ってくださいました。
そのとき彼女のような他の人に勇気を与えられる人になりたい。ずっと働きつづけたい。素敵なワーキングマザーになりたいと思ったのでした。
果たして、今やワーキングマザーにはなれたのですが、”素敵”にはなれていないような…。
時折彼女を思い出しては背筋をしゃきっと伸ばしています^^
転機になるときであった人って必ずいると思います。思い出してしゃきっとしませんか???
2004年12月01日
絵本はママが読む?パパが読む?
投稿者 常山あかね
先日新聞で面白い記事を見た。出版関連の仕事を持つ現役パパたちが主宰する絵本読み聞かせの会が、今、人気を集めているという。ホームページ「絵本ナビ パパ'S 絵本プロジェクト」の中の、お父さんが選んだオススメ絵本のコーナーも、ビートルズの「イエロー・サブマリン」が紹介されていたりと、反町隆史のトヨタVOXYの宣伝みたいなかっこよさがある。(「俺は君をかっこよくする義務がある」だっけ?)
ためしにうちの子供たちに、パパとママとどちらが絵本を読むのがいいか聞いてみたところ、
「ママー!だって、パパだとヘンな感じだし、声がやさしくないから女の人の役とかできないし。」とのこと。
夫にも話題をふってみたが、「興味ないな~」の一言。そういえば、うちの夫が、子供に絵本を読んでいるところは、これまで一度も見たことがないし、子供たちも想像がつかないのだろう・・・。
夫は、休日でも子供たちと公園や遊園地に行くということなどなく、スタジアムにサッカー観戦に行くか、フットサルをやるかで、1日中外出している。でも、私が「パパって、全然子供たちと遊んでくれなくて、ひどいよね」と子供に愚痴ると、
みんな、シーンと下を向いてしまう。それどころか、一番下の子などは、「人の悪口言わないの」と、私を叩く始末である。どうやら、本当に不満を持っているのは、子供ではなくて、私のようである。(^^;
小さい子供を持つ友人と話をすると、「休みの日こそ子供の面倒を見てもらおうと思っているのに、夫が用事で出かけたりすると、がっかりして、つい不満を言ってしまう。そんな自分自身もイヤなんだけどね」という話題が多い。もしくは、だんなさんが土日は必ず仕事なので、それを逆手に、休日は母子を中心に友達一家を巻き込みアクティブに過ごすという家もある。
休みの日の過ごし方は人それぞれだと思うが、少なくとも、自分自身が楽しまなければ、子供にとってもよい影響を与えないと思う。「休日=子守り」と思い込んでいる自分をちょっと反省。自分の趣味に子供を巻き込んでやれ、というぐらいの気持ちでなければ、長続きしないのかも。パパの絵本読み聞かせの会も、主宰するお父さん方が心から本を好きだからこそ、子供によい絵本を紹介したいと思えるのだろう。
そういう意味では、うちの夫も、小学生の息子を、社会勉強だと言ってしばしばアウェイのサッカー観戦に連れていったりしているので、自分のペースで子育てをしているのかもしれない。私も、子供を巻き込むだけの情熱を持てる何かを見つけたいな、とあらためて思った。
2004年11月22日
お歳暮に馬路村のゆずポン酢
投稿者 武田りこ
馬路村ゆずぽん酢 6本セット
急に寒くなってきてお鍋の恋しい季節になりました。
おなべに欠かせないポン酢ですが、我が家ではこの馬路村ゆずポン酢が定番です。
もともとはお歳暮にいただいて、そのおいしさに感激したのが始まりです。
以来、いただいたり、お歳暮に送ったり、自分で買ったりしています。
それに私がこのポン酢を買う理由がもうひとつあります。
それは、この馬路村が、その地域の気候、風土にあったゆずを自分たちの手で商品化することによって、村を活性化させているからです。地域に産業、それもその土地ならではの産業が根付いて、雇用が生まれ、税収をもたらし、それによってその地域がさらに住みやすくなる、そういう好循環が生まれれば、そしてそういう地域が増えていけば、今の日本の一極集中が、なくなっていくんじゃないかな、などという想像が、この馬路村のゆず製品を見るたびにふくらむのです。
だからこそ、一時のブームに終わらせず、末長く、ここのポン酢を使いたいな、と思うのです。

ゆず一味
このゆず一味も絶品です。本物のゆずの皮がたっぷり入っていて、とてもいい香りです。
2004年11月21日
初めての婦人科体験
投稿者 fellow
私が初めて婦人科に足を踏み入れたのは20代前半、どちらかと言えば早い方だったのではないでしょうか。長年の生理不順について相談してみようと思い立っての事で、割と軽い気持ちからの行動でした。
結婚を機に越した地域でご近所に知り合いがいなかったので、病院選びも「最寄駅から一番近くて通いやすい」という単純な理由で決定。その病院はとても小さな個人病院でしたが、清潔感がありスタッフの皆さんも明るく親切で好印象。軽い気持ちでの訪院だったとは言えそれなりに身構えていた私でしたが、あっという間に緊張は解けました。先生は父親よりは多少若く見える男性で、デスク周りに飾られた数々の写真や葉書から、患者さん達の信頼感が伝わってきました。(その病院は「婦人科」なので出産自体はお世話になれないのに、赤ちゃんの写真がとても多かったのですよ)そうそう、婦人科の先生が男性である事に抵抗を持つ方が少なくないようですが、「男性だから女性の辛さや痛みが理解できない」とは思わず、「男性だからこそ自分自身が経験できない事柄に対して客観的に接する事ができ、一歩引いた位置で心配りができる」と捉えてみると良いのでは・・・と、個人的には思っています。たまたま私が良い先生に巡り合えたからそう思えるのかも知れないけれど、男性だから嫌だ!という先入観だけで貴重な出会いをみすみす逃すのは勿体ない話だと思いませんか?
肝心の生理不順については、基礎体温を記録しつつ1~2ヶ月に一度通院する事に。その後初診から一年近く経ち、様々な診察の結果から無排卵が疑われました。楽天家の私ですが、さすがにこの診察結果には焦りました・・・無排卵=赤ちゃんができない訳ですから。不安が募る中、本格的な治療を始める事が決まった途端にまたもや生理がストップ。精神的なダメージもあっての事かと思ったら・・・妊娠でした。赤ちゃんができない身体なのかもと落ち込んだ日々が嘘のよう!先生もとても喜んで下さいました。結局生理不順の原因は分からなかったけれど、無事妊娠できて、その後(ちょっぴり辛い思いをしたとは言え)無事出産できて・・・私にとって、初めての婦人科は感謝の気持ちでいっぱいの経験となりました。
2004年11月20日
ゆっくりと育てる
投稿者 カトウヒロコ
この前、息子と近所の植物園を散歩していた時のことです。通りすがりの年配の女性が息子に目をとめ、少し世間話をした後、こう言い残して、先に歩いて行かれました。
「今の子育ては急ぎすぎているから、どうぞ、この子はゆっくりと育ててあげてくださいね」
その方の背中を見送りながら、なんだかガツンとやられた気になりました。何を指して「急ぐ子育て」とおっしゃったのかはわかりませんが、最近の私は、息子に対して、「早く」とか「なんで○○できないの」と言うことが増えていたなあ、と反省。
子供が生まれる前は、「4ヶ月ぐらいから預けて、仕事を再開しよう」と思っていた私が、結局は保育園にも保育ママにも息子を預けず、多方面に迷惑をかけながら細々と仕事をする、という選択をした理由はいろいろとあるのですが、そのひとつとして、預けることにより、「何時までに○○しなければ」という時間的制約が生活の中にできて、その結果、「早く」「急いで」が口癖になるであろう自分を恐れたのでした。私は、それをいつのまにか忘れていたのでした。
「這えば立て、立てば歩め、の親心」ではありませんが、子供が何かをできるようになると、「もっと、もっと」と欲張ってしまいます。たとえば、数字に興味を持ち始めたら、「1とはこういうこと」「2とはこういうこと」という数の概念も理解して欲しい、などと、ついつい先走ってしまったり・・・でも、よくよく考えれば、息子はまだ2歳にもならない、幼子なのでした。今は、数の概念がわかるかどうか、なんて、そんなこと、どうでもいいのです。何よりも、身体をつくり、五感を鍛え、日々、自由に幸福に過ごせることが、彼にとっては、大切なことのはずでした。
スローな子育て、というと、なんだか流行り言葉に便乗しているみたいなので、あえて「ゆっくりと育てる」と言ってみましたが、子育てだけでなく、自分の人生でも、万難を排して、「ゆっくり」といこう、と改めて考えるカトウでした。
2004年11月14日
ワーキングマザーと『卒乳』
投稿者 田村小梅
数日前より我が家は「卒乳」中である。
最近やっと一人でタッチを始めた息子は、今1歳4ヶ月。一度も育児書なるものを読んだことが無いので、今からの卒乳が遅いのか早いのか、ナイスタイミング♪なのかよく分からないけど、もう夜泣きがひどすぎてひどすぎて・・。それを保育士さんに相談したところ、「夜おっぱいあげてるからよー。最初の一週間は大泣きして辛いと思うけど、しっかり卒乳すれば夜もぐっすり寝てママも楽になるから」と。
なぬ!?この夜泣きは母乳のせい??
私としては母乳は最もお金のかからないダイエットだったので、出る限りはあげ続けるつもりでいたのです(不謹慎な母でごめんなさい・・・)。でも、こいつが夜泣きの原因となっちゃ、即刻止めなくてはいけません。もちろん私の安眠のために。
が、一晩に軽く3回は起きやがる息子はオッパイをあげるとすぐに寝てくれるけど、これからはどうしたら良いんだろうか??まずはダンナに「卒乳する時は必ず夜中に泣き叫ぶけど、それをあやすのがお母さんだと『オッパイくれる♪』と子供が勘違いしちゃうからパパじゃなきゃダメなんだって」とテキトーな事を言ってどうにか深夜の相手を押し付けようと試みる。当然相手も「俺だって仕事してるんだから、毎晩夜中に相手なんてできない!」と言ってきて話は平行線。でも日頃、私よりダンナの方がずっとよく遊んであげてるから遊び慣れているのも事実なんだけどなー。
卒乳チャレンジは今晩でちょうど5日目。今は毎晩、目をつぶって訳の分からない状態で大絶叫する息子を挟んで、どうにか自分は手をくださずに相手に面倒を見させようとする私とダンナの激しい攻防戦が繰り広げられています。
時には「俺が見るよりお前の方が喜ぶよ」「いえいえ、あなたの方がいつも遊んであげてるから私なんかよりずっと上手だし☆」という褒め殺し作戦だったり、ある時は眠気のあまりそんな気遣いは出来ず「お前がやれよ!」「さっきも私がやったんだから、今度はやれっ!!」という激しい罵り合いだったり・・・。
とにかくキツイんです。昼間働きながら、深夜何度も息子の相手をするっつーのは!!日中一緒に昼寝ができるならまだしも、ここ最近、仕事が忙しく終電帰りが続く三十路の私には・・・。(ちなみにダンナは、毎晩子供と同じ時間に就寝。やっぱりダンナが相手をすべきだ)
働くママも働いていないママも、卒乳のうまい進め方って何かあるんでしょーか?
2004年11月13日
子供の病気と保育園
投稿者 常山あかね
ここ1週間ほど、一番下の子供が風邪で熱を出してしまい、保育園を休んでいる。おまけに、看病疲れで私までひどい風邪になってしまった。夕飯を作る気力もなく、寿司をとったり(これは逆に好評!)お総菜を何とか買いに行ったりしながら、すきまの時間を見ては仕事をしつつ、生活も部屋も荒れ果てていく一方である。一昨年自分がインフルエンザになった時の悲惨さに比べればまだましだが、こういう時ほど、子育てがつらいと思うことはない。本当に叫びだしたい、泣きたい気分である。
こんな時、ふだん子供を預かってくれている保育園のありがたみが身に染みてわかる。
でも、病気の時に預かってもらえないのは、やっぱりつらい。
近所に親が住んでいるわけではない私は、外出できるのは、子供が保育園に元気で登園している日中だけ。でも、37度の熱があれば、すぐに迎えにくるよう電話があるし、仕事でどうしてもでかけなくてはならないときは、相当慎重に日時を選ぶ。少なくとも、万が一、子供が病気になった場合の預け先を見つけない限りは、こわくて約束できない。(うちの場合は、片道2時間以上かかるが近県に住む母親が頼り)
最近では、自治体によって、病気の子供を保育園で預かってくれる動きも実験的に出てきているようだが、こういう制度が身近に利用できる日がくればよいな、と思う。(もちろん原則的には病気の子供を預けたくないが・・・)
このWMSの他のメンバーの記事を読むと、みんな本当にイキイキとと輝いていて、アクティブに夜の会合や出張に出かけたりしているのを見て、正直羨ましく思う。でも、今の人生(結婚相手、子供の数、家の場所、仕事)を選んだのは私自身でもあるわけで、私は私なりのスタイルで地道にがんばるしかないと思う。そう、今は希望という名の種を蒔く時期。10年後に、花開くことを信じて。
2004年11月11日
子供と鍵
投稿者 武田りこ
子供が小学生になると、子供の帰る時間に、自分が家にいれるかどうかわからない日は、子供に鍵を持っていくように言うことがあります。
ところが我が家の長女は人の言うことを聞いていません。
彼女は機転が利きすぎるので、鍵を忘れても近所のお宅に上がりこんだり、知り合いに携帯を借りたりして、「ママ~、鍵忘れたから帰ってきて~。」と会社に電話してきて私を呼び出すので、忘れても反省しません。
ところが去年の今ごろ、家に戻ると、玄関に娘が立っていました。と~っても不吉な予感。
彼女によると、いつものように鍵を忘れたけれど、そろそろママも帰ってくるだろうと、しばらく待っている間ちょっと思いついたので、落ちていた木の枝を、鍵穴に突っ込んだ!らしい(6年生にもなってそんなことで開くわけないことくらい考えろよ~と叫んだ私)。
見てみると確かに鍵穴おく深くに何かが見えます。
私たちは外に立ち尽くしました。
自転車の空気入れから空気を飛ばしてみましたが、鍵穴が小さすぎて、私の真っ白のセーターを油まみれにしただけ。
家を建ててくれた住宅メーカーは定休日。
窓もちょうど、防犯のため大枚はたいて家中割れにくいガラスに変えたばかり。
旦那に電話して電話帳で鍵の救急車を調べてもらい、待つこと1時間。
空気で飛ばすという発想はあっていたみたいですが、細いノズルが必要だったみたいです。
無事家に入れたときには外は真っ暗でした。
こんな大騒動を起こしても、長女は全く懲りておりません。
働くお母さんはもちろん、お仕事していなくても、いつ帰ってくるかわからない子供(うちの子だけ?寄り道ばかりしてるのは)を家で待ってるわけにいかない方は多いと思うのですが、子供に鍵は持たせるのも心配、持たせないのも不便だし、外で待たせるのも心配。ご近所に鍵を預けるというのも、ひとつの方法ですね。
2004年10月23日
お茶の時間です
投稿者 湯河原こむぎ

私はお茶が大好き。コーヒーは苦いし、味が強すぎて飲めないのです。←子ども・・・。
一人の時間にはお茶は欠かせません。中国茶・日本茶・紅茶・・・なんでも大好きです。
私はお茶好きですが、とってもなまけものですので、洗うものが少しでも少なくてすむように手抜きしています。普通の茶葉タイプのものは、100円ショップで売ってる「お茶パック」に一回分ずつ入れておきます。こうすれば、洗うのはマグカップだけ!
今日は、レピシエで買った茉莉茘枝を。これは「中国工芸茶」と言われるもので、最初は直径2cmくらいのまん丸で、お湯を注ぐとお花のようにきれいに広がります。今日のように工芸茶や、花びらが混ざったりして色がきれいなお茶を飲む時は、写真の無印良品のガラスのマグを使います。これは、ガラスのマグの中にもう一つ、底に穴のあいた「茶こし」の機能のカップが入っていて、ふたがついています。この3つのパーツは、ばら売りですので、以前、マグカップ部分を割ってしまった事がありますが、そこだけ買って、無事使い続けています。わざわざティーポットを出すよりも、とっても手軽です。
工芸茶にはいろんな種類があって、白いお花が縦にぽんぽんぽんと並ぶものや、赤いお花が開くもの、橋のようにアーチ型にお花が並ぶものなど、見ているだけでo(^ー^)oワクワクします。ちょっときれいなものを下に載せておきますね!

丹桂飄香(8個入り)
>
「アロマガーデン」さんは、いろいろな種類の工芸茶が、わりとお手軽な価格で揃っています。

ちなみに、無印良品のガラスマグ、お茶が出た後は、写真のようにふたを上向きに置いて、中の茶こしのグラスを載せることができます。便利でしょー?
ちなみに、お正月にレピシエで3000円の福袋を買うと(8000円~9000円分くらいのいろいろな茶葉が入っている)一年間楽しめます~。私は、フレーバーティーも定番ものも入った「バラエティ」というタイプを、毎年買っています。えへへ。
2004年10月14日
出産と損得勘定
投稿者 fellow
出産には痛みや苦しみが伴うのは当然の事だし仕方のない事なのだけれど、私の場合意図せず+αを経験してしまったのでした。
長女の出産は本当に難産で、後日雑誌に難産自慢(体験記です、笑)が掲載された程。その内容は、1週間以上前駆陣痛で眠れぬ日々が続いた挙句破水で入院→陣痛室に2日間→分娩台の上で3時間。でもってようやく産まれたー!と思ったら、何だか身体が変。恥骨が痛くて歩けない・・・と言うより下半身が動かせず、自分の身体ではないような感じ。その後の診察で恥骨が数cm離開している事が判明、整形外科のお世話にもなりつつ絶対安静の状態で通常より長い入院生活を送ったのでした。退院後も1ヶ月程不自由な生活が続いたのだけれど、自宅へ戻ってからは私が動けない=パパが頑張るしかない!・・・と言う訳で、育児に協力的なパパが誕生するきっかけにもなり、これはこれで結果オーライだった、かも?
そして昨年。次女の出産は長女の出産の件を踏まえて帝王切開を選択。最終的には自分で決めた事とは言え、さすがにお腹を切るなんてー!・・・と、恐怖と戦う日々。(ネットであれこれ情報収集し過ぎてしまったのも悪かった)緊張しまくりの状態で手術に挑み、詳細は省くけれど、とにかく貴重な体験をしたのでした。辛かったのは、麻酔の影響と思われる頭痛。息を吸うだけでもガンガンと響き渡る鈍い痛み、けれど吸わない訳にはいかないので半泣き状態で呼吸をする状態が退院後1週間・・・。
こんな体験をした私ですが、「産み損」と言う言葉が頭によぎった事はこれまで1度もないです。断言しちゃいますが、本当。と言うより、「新しいものを作り出す」という意味合いを持つ言葉に「損」という言葉が絡む事に違和感を覚えます。これは出産を機に退職を選び、ワーキングマザーが通るであろう険しい道から早々に戦線離脱した私だから損得を考えずにいられるのかも知れないけれど、それでもキレイ事を言っているつもりはありません。出産当時、そして育児中の今も「負の感情」は常に付きまとっているし、うんざりと嫌になる事も挙げればそれこそきりがない!それでも、子供を産んだという事実をマイナス要素として捉える事はこれからもないと思います。
愚痴りたい事は多々あれど、出産や出産に伴うその後の成り行きに関しては損得抜きで考えたいし、考えて欲しいな・・・なんて、偉そうかな。
2004年10月13日
電車男、書籍ついに発売…!!
投稿者 有栖川ゆうこ
あなたは読みましたか…?
今年の話題作の1つだと思います。
少なくとも、今このblogを読んでいる人は、「電車男」という言葉自体は「目にしたことがある」んじゃないでしょうか。
新潮社から、10月22日に発売されるこの作品、今日アマゾンのベストセラーランキングで、予約で3位に入ってました!
私が読んだのは、いつだったかなぁ。
ちょっと忘れちゃいましたが、ぶっとおしで、一気に読んじゃった事を思い出します。
書籍になったら、どんな体裁になってるのかなぁ?すごく気になりますねぇ。
内容も、ですが、これがどれぐらい売れるのか、か・な・り、気になる私です(笑)
2004年10月12日
クイール・・・盲導犬と聞いただけで
投稿者 湯河原こむぎ

私は「盲導犬」と聞いただけで、涙が出て来る・・・という特異体質です。その特異体質は、3年前、会社の後輩から借りたこの本によって作られました。「こむぎちゃん~とにかくこれ読んで~」と言われ、なかば無理やり渡された本でした。涙なくしては読めない本でした。自分の人生、いや犬生をご主人のために捧げる健気な姿・・・そして愛情を持って接する人たち・・・

映画も、もちろん観に行きました。売上金の一部が盲導犬協会に寄付されるという前売り券を買って、娘と二人で。本を読んだ時点で「特異体質」は形成されていましたので、もう始まってすぐに号泣モードでした。始まって何分もしないのに、まだ子どものクイールが人間を見上げる目線でお座りしている・・・その映像だけで泣けました。盲導犬の3人の育ての親「生みの親」「育ての親」「訓練士」との別れも涙なくしては観る事はできませんでした(・_・、)
本を読んでから、盲導犬に興味を持ち「私に何か出来る事はないか?」と思いました。そんなある日、北海道のネット友達から、五稜郭公園にあるカフェSCOREさんの袋展の事を聞きました。
盲導犬を1匹育て上げるためには大変なお金がかかる。(確か280万円くらい・・・と聞いた事があるような・・・)予算も足りないし、訓練士の数も足りない。盲導犬を必要としている人はたくさんいるのに、盲導犬の数はまだまだ不足しています。
カフェSCOREさんでは袋展(このリンクは2003年の様子)という催しを行っており、今年(2004年)で3回目の開催でした。「袋展」と言うのは、「袋を製作する人」「袋を買ってくださる人」のどちらもが盲導犬のための寄付に協力できるという、すばらしい催し物です。
まず「作ることで参加する人」は、「袋」を作ります。そして出来上がった袋に自分で値札をつけ、北海道の「SCORE」さんに送ります。「作る人」は「材料費・送料+労力?」で協力している事になります。SCOREさんでは、袋展開催期間中、お店のギャラリーに、全国から送られた袋を展示します。「買うことで参加する人」は、期間中SCOREさんに行き、気に入った袋を買います。その売上金は、すべて盲導犬育成のために寄付されます。
この素晴らしい「袋展」の事を、去年(2003年)知りました。その年は、開催10日前くらいに聞いたので、作る時間がなく、ちょうど、実家の母が、娘のために袋を8点くらい作ってくれていたので、その中の4点を送りました。後日、SCOREさんから、お礼の手紙と、買った方が書いてくださったメッセージカードが送られて来ました。ごほうびをいただいたようでとてもうれしかったです。
そして、この時「来年は必ず1000円つけられる袋を作ろう!」と心に決めました。なかなか値段についても迷うところで、あまり高くして、買ってもらえなかったら意味ないし(去年から、売れ残った袋は「袋福袋」としてネット販売し、いつも即完売です。)50円とか安くしてしまうと、寄付金として、あまり役に立たないと思うし。やはり「かわい~!これだったら欲しい~!」と思ってもらえないと・・・。
そんなわけで、今年は頑張ってかわいいのを作りました。娘の着れなくなった洋服のかわいい図案を切り抜いて縫い付けました。この日は午前中、袋を3枚縫って、午後から「クイール」の映画を観に行きました。「盲導犬な一日」でした。
私の作った袋です。友達の報告によると、私の袋、全部、無事売れたそうです。ホッ・・・



来年もたぶん「袋展」が開催されると思います。興味を持った方は、ぜひ一緒に協力しましょう!(だいたいゴールデン・ウィークあたりだと思います。4月頃、SCOREさんのホームページで参加方法が発表されます。)
ホームページ
「mugimugi cinema & kitchen」
女だけが産まなくちゃいけない?
投稿者 武田りこ

産み得、産み損のお話は、”産むこと自体”と”子供を持つということ”の意味があると思うんです。
私はあえてここでは”子供を持つということ”ではなく、”産むこと自体”の方で考えたいと思います。
なぜって、”子供を持つということ”は必ずしも、イコール産むこととは限らないし、既にお父さんが育児の主体になっているご家庭もあったりして、また別の議論になると思うのです。
私は2人の子供とも幸運なことに安産でしたが、それでもつわりはかなりきつかったし、自分の体が自分でなくなっていく恐怖のようなものもありました。電車で通勤される妊婦さんのご苦労をしみじみ尊敬したりもしました。
何より、出産前後はどうしたって働けないし、仕事関係に迷惑がかかって肩身が狭かったり、迷惑がかからなかったら、異常に寂しかったり、そういうのは確実に”損”ですよね。
体の中で命が育っていくのを実感できるって言うのが、当事者の時に感じる一番大きな得でしょうか。
でもでも、子供の頃から周りの男の子達と対等以上にやってきて、同じ土俵でやってきたつもりの人生が、妊娠したとたんに、場外?
八つ当たり的に夫のキャリアにまで嫉妬。
相手と自分がいて産まれるのに、どうして産むのはいつも私?みたいに。
夫と交代で1人ずつ産むって出来ないの~って真剣に考えたことないですか?
今の技術でもすでに、代理母は可能ですよね。
子孫は残したいけど、妊娠出産でキャリアが途切れるのは嫌な人は、どうぞ代理母に、って世の中になったとしたら、どうする?って考えると、きっとやっぱり自分で産みます、って私は思うんだろうな。
って事は、産むことは、私にとってはやっぱりとってもプラスなとこだったんでしょうね。
そのときは損だと思っても、長い目で見たら人生の糧になってる、ということを否応なしに体験したんだろうな、男の人にはできないんだぞ、と今は思える自分でした。
【DVD】ジュニア
夫婦で「今度はどっちが産む?」なんて会話になる日がくるかしら?
2004年10月11日
幸せを感じる瞬間
投稿者 田村小梅
今日の夕方、子供を家族に預けて徒歩3分の駅前の
デパートへ行ってきた。
横浜市内にある我が街は、異常なほどの子供だらけの街。
近くに赤ちゃん関係のショップばかりがあるせいで、
近隣の赤ちゃんファミリーが毎週末、大挙して押し寄せてくる。
この街に住むようになって3年目になるけど、とにかく
「ベビーカー連れ以外は立ち入り禁止!!」のようなところなので、
最初は「すごい気持ち悪いっ」と思った。
だって本当に、小学生以上の子はほとんどいなくて
ヨチヨチ歩きかベビーカーばかり!信じられないでしょう??
それが、自分が子供を持った今。
デパート前の大きな広場の様なところで走り回る何十人もの子供たちを見ると、
「ああ、幸せだなぁ」と思う。
この街の風景が。子供たちを見守る親の顔が。
まだ歩けない子供を持つ親として、この街に感謝したいとさえ思う。
だから休日は、必ず街に出ることにしている。
レストランも遊ぶ所も混んでいるし、地元民としては良い事は何も無いけれど、
この幸福感を感じて、仕事の疲れを取るために。
そして、息子への愛情を確認するために。
かたや同じ横浜市内にある私の実家。
そこは、駅を降りるとショックを受けるほど年寄りしかいない街。
街に活気なんてこれっぽっちも無いし、実家があるとは言え足が遠のくほどくら~い雰囲気。
日本の高齢化が進んで、出生率がどんどん下がるという事は、
日本全体が私の実家の周辺みたいになってしまうのだろうか。
今住んでいる街の明るさと、未来に向かってみんなが走っている感じの力強さを見るに、
「子供は宝」とは本当だなぁとつくづく思う。
日本人はどうして子供を産まなくなってしまったのかな。
かくいう私も、子どもはいらないとずっと思っていた。
それは仕事を続けたい、極めたいと思っていたから。仕事が楽しくて仕方なかったから。
でもアクシデントでできてしまった今、本当に感謝している。
私と同じ思いで出産をためらっている人が、このサイトで少しでも勇気付けられると良いな。
今日の夕暮れ時、幸せ風景をゆっくりと眺めていながらふとそんな事を思いました。
「ワーキングマザー」という言葉
投稿者 fellow
私にとって「ワーキングマザー」という言葉は、ちょっぴり近寄りがたく、私には一生縁のないモノというイメージがありました。ワーキングマザーのポータルサイト(を目指す)、WMSのスタッフがこんな事書いちゃって良いのか!?・・・とは思いつつ、今書いておかないとずっとずっと書かずに済ませてしまいそうなので、思い切って書いておく事にします。
もっと具体的に書くと、私のように日々(精神的に)のほほんと過ごしている人間を近づけないオーラを発していそうな、足元に境界線を引かれちゃいそうな、そんなイメージ。身近にそういう人がいた訳でもないのに、勝手な思い込みで「ワーキングマザー」という言葉そのものを敬遠していたように思います。私自身は出産を機に退職した訳ですが、その際も子供を育てながら仕事を続けようという選択肢は全くありませんでしたし。(私の場合は職場結婚な上、当時の職場で育児をしながらSEを続ける事は無理だと判断したせいでもあるのだけれど)むしろ「これから何して過ごそう!」という期待で胸がいっぱい・・・みたいな。
そんな私がWMSというプロジェクトに出会って、認識を改めた事が1つ。
本物の(笑)ワーキングマザー達とお近づきになって、「ワーキングマザー」の「ワーキング」という言葉に負い目を感じて意識し過ぎていたのかな・・・と思うように。「ワーキング」という単語が表すのは当然「仕事」な訳ですが、「マザー」に関わる「ワーキング」って単なる労働ではないんですよね。これまた本来なら当然の事なのだけれど、どうも「ワーキングマザー」という言葉になると、その点が見えてこないような気がしませんか?これって私だけ、かな。
だからと言って、家事や育児を家庭外での労働と同等に扱うべき!とかって話をしたい訳ではないのですよ。(その辺は誤解なきよう/そもそもそういう論争は苦手です)「マザー」にとっての「ワーキング」は、家事や育児、そして労働だけでなく、もっと素敵な可能性を秘めている言葉。私が胸を張って皆に自慢できる「ワーキング」、残念ながら今はこれと言ったモノはないけれど、WMSを通じて何時か見つける事ができたら良いな・・・と、密かに思ってます。
先はまだまだ長いのだし(だって一生マザーなんだもん!)ま、焦らずのんびりと。
2004年10月10日
遠視とメガネ
投稿者 樋賀集子
中学1年と小学2年の息子たちは、二人ともメガネをかけています。遠視と乱視を矯正するためのメガネです。
「子どもにも遠視ってあるの?」と驚く人もいますが、子どもの遠視はピンボケで視力が十分に出ていない状態です。遠視の度が強いと「弱視」になる危険性もあるんです。目の筋肉がやわらかい幼いうちにメガネをかけて矯正していくことが最良の治療方法。
成長過程にある目は、メガネをかけることによって「見る」こと=ピントを合わせることができるようになり、視力が出てくるのです。(弱視とは単に視力が悪い目ではなくメガネをかけても見えない目を言います)
長男は1歳頃から斜視(瞳が目の中心でなく外側か内側どちらかに寄っている状態)が目立つようになり、検査をしました。その結果、遠視+乱視、そして内側に寄ってしまう「内視性斜視」という診断結果をいただいたのです。
診断結果を聞いた時は愕然としました。
まだ小さくて検査もできない。何度も病院に通い、やっと検査ができたのが3歳になる少し前。メガネをかけて矯正をすることになったのです。
「小さいのにメガネなんてかわいそうね」心ない言葉に何度傷ついたことか・・・。
でも、「メガネかっこいいよ~」と仲良しのママ達に励まされ、息子はメガネを嫌がることなくかけるようになりました。たぶん、メガネをかけることによって、世界がハッキリ見えるようになったからだと思います。今までは、きっと、ピンボケの世界だったから。
次男は斜視がなかった分、親も油断してしまい発見も遅くなりましたが、同じく遠視+乱視で矯正のメガネをかけています。
次男の場合、乱視が強いことと、年令が高くなってからの治療ということで、左目の視力がなかなか出てきません。そこでメガネにプラスしてアイパッチをして視力を引き出す訓練をしています。
アイパッチとは、両目の視力が違っている場合に、悪い目を使わせるために良い目を隠すために使う目に貼るシールです。シールが肌色のため、ちょっと見ると目がないように見えるんですよ。
でもね、今、頑張らないと…。励まして努力中です。現在0.5の視力だけど、ハッキリ見えるようになるように頑張っていきます!
2004年10月09日
甘えてるんじゃないぞ!
投稿者 fellow
今日は朝から雨。台風が近づいているというから、しょうがないですね。こんな日なのに、長女の学校では今日は特別に授業があるとのことで、いつも通りに通学です。
もともと寝坊気味の長女は、いつも遅刻ぎりぎり娘。その上、雨が降ると、いつもは自転車で駅まで行っているところを歩いていかないといけないので、ますます時間が足りません。それで朝から「あー、もう間に合わない!」「歩いていくの、いやだよー」なんてわめきつつ用意しています。
ここで私が「車で送っていってあげようか」と言ってあげれば、それは大喜びだろうし、長女もそれを期待してブツブツ言ってるんだろうなぁとは思うのですが、これは1回やってあげたらクセになっちゃうだろうなと、私の方も警戒して、「送ろうか」の一言を決していいません!(笑)
でも、どうなんでしょう。みなさんの場合、こんなときはどうしてますか? 送ってあげられないわけではないけど、でも、高校生が雨だからっていちいち駅まで送ってもらうのって、ゼイタクですよね。私だって、雨の日も風の日も、ひたすら歩いて通いましたよ、学校も会社も。ま、私の場合、親は免許持ってなかったし、現実的に無理だったんですが……。
でも、やっぱり、甘えてるんじゃないぞ!の方針で、これからもたぶん送ってあげないんだろうなぁ。こんな私って、ちょっと冷たいのかなぁ。
2004年10月07日
気候と性格との関係
投稿者 有栖川ゆうこ
これは、田舎ぐらしだから、って事じゃあないんですが、
私が地元大阪を離れて、北陸で感じたこと。
北陸=雪国。で、ある。
大阪生まれの大阪育ちの私にとっては、こちらの冬は非常に価値観を変えてくれる時期。
そう、もうすぐ冬なのよね~。
10月は、まだ遊べるけど、11月になると曇り空。
そして、12月にはいると…、雪。
何せ、「道を空けないと、道路に車が出ない」のである…。
当然、起きるのはメチャ早く、雪かきが何よりも優先される。
弁当忘れても、傘を忘れちゃイカンのだ、と。
あ~、大阪人のラテン気質って、雪国では生まれないのよね~。
そういうことだったのか。
あぁぁ。
小さい時から、翌日、はたまた次の週までの天候を気にしつつ「雪でどれぐらい時間がかかるかわからないから、とにかく早くでて、早くついたら、寝て待っていればいい」という考え方の中で育つんだから、そりゃ、違ってくるよねぇ。うんうん。
だって、大阪で心配するっていったら、雨降ったら、傘もっていこうかな?ぐらいだもんね。
レベルが違うんですわ。
でも、人間、すぐには変わらない~(>_<)んだな~、コレがまた。
自分の時間の楽しみ方 vol.1
投稿者 樋賀集子
毎日の生活って本当に忙しいですよね。
朝起きて夜寝るまで、時間に追われてバタバタしてしまうこと、よくありませんか?
私も子どもの学校の用意などしていると、あっという間に時間が経ってしまって「えっ!もうこんな時間」なんてことがしょっちゅうです。
でも、そんな忙しい毎日の生活でも自分の時間は持ちたいですよね。でも、これってとても大切なことなんです。
その日のストレスや疲れを翌日に持ち越さないように、時間を上手にやり繰りしてエネルギーの充電タイムを持つことは、自分が元気で居続けられる源ですから。
■自分の時間を持つための秘策■
◇自分の行動パターンにあわせた生活のリズムをつくる
生活のリズムは、子どもの成長にも大切なこと。
疲れているとついダラダラしがちだけど、でも、ここが踏ん張りどころ。夕飯のあと片付けや残りの家事をテキパキとこなし、子どもを早めに寝かせるようにしていると、それが生活のリズムとなってきます。「もう遅い…」なんて思わないで。子どもって順応性がありますから…。
子どもがなかなか寝なくても、怒らないでね。 「この時間は母と子のスキンシップタイム」と割り切って、1時間くらい一緒に布団でゴロゴロするくらいの覚悟でいきましょう。あまり楽しすぎると興奮して眠れなくなってしまうので気をつけて。絵本を読んだり、人形を一緒に寝かしてあげたり、背中をトントンしてあげると、だんだん眠くなってくるようです。布団のそばに水分補給用の水をおいておくと便利ですよ。
(子どもって頻繁に水分をほしがったりするので…)
結構、ヒットするのがママの創作話。子どもを主人公とした物語を創造しながら話してあげると、子どもは大喜び。保育園や幼稚園、学校などの実際の出来事を盛り込んだり、子どもが出会ったトラブルの解決法の糸口などを入れてあげると、子ども自身、その事について客観的にみることができるみたい。
我が家でも、そんな創作話からケンカした友達との仲直りのキッカケを見つけたこともあります。
子どもが眠くなってきたら、一緒に布団にベタっと寝てしまいましょう。
できるだけ、子どもの呼吸に合わせて自分も息をしていると、子どもも安心するのか早く寝ついてくれるようです。(これは あくまでも主観的な意見ですけど…)
私はこの方法で、次男の寝かしつけは成功してました。^^
ようやく子どもが眠りについたら、そこからやっと自分の時間。
最初はちょっとつらくても1ヶ月頑張ってみてね。ここまでの道のりは長く感じられるけど、生活のリズムができれば、こっちのものだから。
自分の時間の楽しみ方は次回へつづく。。。
2004年10月04日
女の子どうしってややこしい
投稿者 武田りこ

うちの娘は今12歳。早生まれなので、中学1年生ですが、皆さんの記憶にも新しい佐世保の事件の女の子たちとまさに同年代です。
私自身いわゆる女の子の世界がとても苦手だったのですが、娘も外で駆け回ったり、体育祭では女子のマスゲームより男子の組体操をやりたいタイプ。
親から見ても感心するくらいいろんなタイプのこと仲良くできる子です。
こんな彼女でも小学6年生のときは大変でした。
ちょっとみんなと違うとか、逆にブランと大好きのお友達が持っているのとたまたま同じメーカーの服を着た(もらい物だし、本人はどこのメーカーのなんていうブランドなのか知る由もない。)、とか言う理由で、クラスの人気者から一転、みんなに無視されることに。
しかもこれがじわじわ、こそこそ始まるので、”なんか変?”と本人が気付いたころには、クラス全体が今は○○ちゃんがはずされている、と認識している状態。
あのような事件になるのは、特殊とはいえ、似たような状況はあらゆるところにありそうで本当にこわい。
あーなんで女の子ってこうなの!
そう思っていたときに見つけたのがこの本。
こういうのって人類共通、普遍のテーマなんですね。
なんだかちょっとほっとしたような、でも余計に恐ろしくなたような気もします。
【今日の一冊】女の子どうしって、ややこしい!
日本だけじゃないんですね。
母、怒るの巻き ~ジーマ~
投稿者 樋賀集子
だんだん口も達者になってきた我が家の子ども達。。。
とにかく母に対しても批判的な言葉が多くなってきた。
忙しくて夕飯を作る時間が遅くなると
「それって育児放棄じゃん」 なんだって!誰が育児放棄よ!!
確かに食事の仕度は大事だよ。でも、仕事だって大事なの!
思わずキレる。
今度は、
「大人気ないな~」 の一言。
ふん、どうせ私は大人気ないよっ
小学2年生の末っ子は
「ママ、お手伝いしてあげるね」 と優しい。
ありがとう。でも、ごめんね。
急いで仕度しなくちゃいけないから、トマト洗ってくれるだけでいいよ。
末っ子の手伝いは、包丁で野菜を切ることだから、今は野菜を切るのに30分もかけてられないの。気持ちだけアリガトウ。時間がある時は、ゆっくりお手伝いをお願いするからね。
ため息がいっぱい出る時は、ちょっとだけお酒を飲んで酔っ払ってストレス解消。
☆ ジーマ ☆ : 口当たりも良くて美味しい。
レモンを1/8にカットしてビンの口に入れて、そのまま飲みます。

世の中、アンバランス。
少しだけ、ゆとりを持てるように母も努力します。ハイ。。
2004年10月02日
東京タワー
投稿者 fellow

突然ですが…、みなさん、東京タワーに行ったことがありますか? 私は以前に一度行ったきり。子供達はまだ一度も行ったことがなかったんです。東京に住んでいると、いつでも行けるという安心感から意外と行かないものなんですよね。
そこで、10月1日の都民の日、学校がお休みだったので、ふと思い立って行ってきました。やはり間近で見ると、その大きさに、改めて感動!どちらかと言うと夜景が見たかった私達は、夕方まで水族館などで遊び、暗くなってからタワーに上りました。そして、360度見渡せるすばらしい夜景に大満足!!子供達といっしょに幻想的な気分に浸ってきました。夜景にうっとり見とれつつ、「よーし、また明日からもがんばるゾ~!」って気持ちに。 大いに英気を養ってきました。
2004年10月01日
ウルトラダウニーはおかあさんのにおい♪
投稿者 湯河原こむぎ

「かおりもの」って好きですか?私は大好き。中学生だったか高校生だったか・・・その頃から、毎日資生堂のシャワーコロンをつけてから服を着ていました。シャワーコロンをつけ忘れた日は、服を着忘れたような、なんだか落ち着かない気持ちでした。今でも、軽いシャワーコロンのようなものをつけて、それから服を着て、おでかけする時には、その日の気分でコロンをつけます。(フルーティーなものや花や草の香りなど軽いものが多いです。)なので、必然的に娘も「かおりもの」が大好き。時々後ろから近づいて来て、私の耳の後ろのくぼみに鼻をくっつけて「んーーー、おかあさんのにおいだー。」とか言ってます。あまり昼間はつけませんが、この娘、エルメスの ロカバール とかの渋めの香りも好き。不思議なやつ・・・。
でも一番好きなのは柔軟仕上げ剤のウルトラダウニーの香り。
いつもコストコで大きなボトルを買っています。いかにもアメリカっぽい。洗濯の仕上げにウルトラダウニーを使うと、部屋中がいい香りになります。娘は毛布やひざかけが大好きです。子ども服のお店で「○○円以上お買い上げでブランケットプレゼント」なんて書いてあると「おかあさん、あの毛布かわいいねー。」とうっとりしています。私も大好きなので、ついつい「欲しい~」なんて思ってもらっちゃいます。
そして次の日学校に行く時「この毛布、いいにおいのふわふわにしておいて!」と言って出かけます。洗濯してウルトラダウニーして、干して。取りこんだ後、ちょっとだけ乾燥機に入れると最高のふわふわ具合に!
そして娘は、夜寝る時「あー、しあわせ。さくらふわふわの毛布とおふとん大好き~!おかあさん、ダウニーしてくれてありがとう。」と言います。私の気持ちもふわふわになります。☆⌒(*^-゜)b
湯河原こむぎ・ホームページ
「mugimugi cinema & kitchen」
2004年09月20日
地震は忘れた頃にやってくる
投稿者 武田りこ
【神戸からの便り】
はじめまして 武田りこです。
生まれも育ちもそして現在の住まいも神戸の私が、
震災10年を迎える神戸から、地震のこと、地震後のこと、
8割復興といわれ、震災前には戻れない神戸に元気をつけられるような事、
はたまた、神戸のおいしいケーキや素敵なお店、場所などを
思いつくまま綴ってみたいと思います。
ご意見や情報お待ちしています。

せめてできることからはじめましょう。
さて第一回からお恥ずかしい話ですが.......
9月に入って、久しぶりにちょっと大きな地震がありました。
夜7時過ぎ、夫と子供たちは甲子園に行っていたので、
私は友人と外で食事をすることになり、
エスニックを楽しんでいました。
そこに突然の地震!ガタガタっとかなり長く感じる揺れでした。
友人は、「外に出よう!ここはビルだった?周りはどんな建物だった?」
と焦る焦る。
私はといえば、「私がここにいるって、誰も知らないし、ご飯食べてすぐ帰るつもりだったので、IDになるものを何も持ってない、ここで被災したら、身元が分からなくなるかも。」
などばかなことは頭に浮かぶのですが、体は動かない。
別の友人は、家にいて、ゆれた瞬間、食事の用意のガスも消さず、マンション5階なのに外に飛び出していたといっていました。
私達誰一人正しい行動が取れてない現実。
10年たって気が緩んできたのでしょうか。
でもとっさの時に適切な行動をとるのは本当に難しいものだと、改めて痛感した地震でした。
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