ワーキングマザースタイル ☆wmstyleニュース



2017年02月02日

スパリゾートハワイアンズは、首都圏から毎日無料バス運行(要予約)その1美味しい&フラ堪能編


投稿者 村山らむね

先日、旅行ジャーナリストの村田和子さんのお誘いで、スパリゾートハワイアンズのプレスツアーに行ってまいりました。ものすごくいい天気で、コートいらず。福島県なので、寒いかなと思った私がバカだった。もともと海側なので、ほとんど雪も降らないそうで。

子供と一緒でも、女子会としても、リラックスの一人旅でも。全方位型でワーママにぴったりな、リゾートでした。

■ねえ、ほぼ交通費ゼロで行けたんだよ!
びっくりしたのが、今、スパリゾートハワイアンズは、首都圏11箇所(東京、新宿、渋谷、池袋、さいたま新都心、横浜、立川、千葉、西船橋、松戸、北千住)から、毎日宿泊者専用の無料バスが出ています(宿泊予約時、バス座席の予約が必要です。日帰りは該当しません、あしからず)。だから、車が出せない女子だけの旅とか、親との旅行とか、それこそ一人でぶらり旅とか、もう本当に便利。旅費いらずなんです!旦那と行くときも、運転しなければ帰りにビールをひっかけられるから、本当にいいですよね。

私も今回さいたま新都心からバスで。3時間足らずで着きましたが、2回30分くらいのトイレ休憩が入ったので、実質2時間ちょい。ほんと便利。

女子会とかによさそうですね。さいたま新都心までの、電車代だけで行けました。私、さいたま新都心までは歩ける距離に住んでいるのだけど、荷物が多かったので、電車使ったから、往復で260円?

■ついたらほぼ南国
28℃に維持された館内。建物のつなぎがちょっと寒いけど、用意されたムームーと上着でほぼ大丈夫。私はスウェットとトレーナーを持っていきましたが、必要なかった。荷物も最小限でよさそうです。水着になる場面もあるので、薄いパーカーと、トレーナー地のスカートを持っていきましたが、これはあったほうがよい。

バスタオルは部屋にあるものを、持ち歩きます。替えてもらうことはできますが、基本、それを乾かして使います。

■食事が美味しくて、かつ、おしゃれ過ぎる
今回感動したのが、レストランなどの食事の進化。私は子供が小さいときに家族で1度、6年前に1度、行ったことが。こんなにおしゃれだったっけ?こんなに美味しかったっけ?と。

特に、感動したのが、モノリスタワーの夕食。
ビュッフェなんだけど、荒れていないビュッフェ。ピンチョスっぽく、小皿ごとに並べてあるので、非常に美しいのです。デザートもたっぷり。飲み物の種類も多くて。


朝も、とっても美味しいバイキングでした。

帰る前に、プールサイド脇のレストランで、ロコモコとパイナップルジュースを、フラショーを見ながら食べましたがこれも、非常に美味しかった。食べ物がおいしいって重要ですよね。

■最新のモノリスタワーは、清潔感あふれる館内
食事がおいしいし、地下の温泉も綺麗だし。
帰りのバスがほとんど14時半集合の15時出発なんですけど、このモノリスタワーの温泉は14時からオープンするので、ささっと最後に温泉に入ってから、着替えてバスに!なんていうことも可能。

家族連れでも、女性一人でも、安心して泊まれる室内です。

■フラチームは進化。みんな可愛すぎる。
これまたみんな可愛かったしメンバーも増えていて。一人ひとりのパネルがあったのですが、みんな超可愛い!ダンスのレベルもすごいし。ショーは昼(13時半から45分間)と夜(20時15分から10分のファイアーダンスと60分のポリネシアンダンスショー)。昼は楽しいショーで、夜はプロジェクションマッピングも取り入れたかなり本格的なエンターティメントショー。どちらも必見です。

ショーの後に、ダンサーと写真を撮る権利があるSS席希望の方は、宿泊予約段階で予約したほうが無難。私が行った土曜日の夜のショーは、すでにSS席は売り切れていました。

出待ちもあるくらい、それぞれに人気があるそうです。意外と、人気はバラけているそうです。

■ファイアーダンス
そして、今回ちょっと感動したのがファイアーダンス!8人にメンバーが増えて、ものすごいワザを繰り出していました。盛り上がりもすごかった!みんなかっこよくて!これから女性人気すごいのでは?

ダンスは、フラのショーも、ファイアーダンスも、心をうちます。宝塚や劇団四季を見慣れた私にも、まじ、遜色ない。DVDも売られているほどですよ。

ということで、満喫のグルメ&エンターティメント編。

次回は、温泉で癒やし&パワーチャージ編
お楽しみに!

スパリゾートハワイアンズ
予約はここから

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2015年03月23日

ダイソンの空気清浄機は、PM2.5よりずっと小さい粒のPM0.1も99.95%除去


投稿者 村山らむね

先日ダイソンの新製品発表会に行ってきました。やっぱり空気清浄機でした。Dyson Pure Cool(ダイソン ピュアクール)で正確に言うと空気清浄機能付ファン。私、きっとダイソンで空気清浄機出る思って買い控えしていました(笑)。

PM2.5が話題になってますが、対応する空気清浄機が欲しくていろいろ見て、ブルーエアかなあとは思っていました。でも、ダイソンはすごい。すごくて強い。だって、PM2.5がボーリングのボール位だとすれば、ビー玉くらいの大きさのPM0.1も除去しちゃうんです。すごつよ。

PM2.5とは、粒子径が概ね2.5μm以下のもの。空気中に浮遊する微小粒子状物質で、これらを吸い込むと細胞まで達し、心臓発作や皮膚の老化に関連すると言われています。
PM0.1とは、粒子径が概ね0.1μm以下のもの。超微小粒子物質で、肺の細部やガス交換部などの肺の深部にまで達することがあるとされています。

ちなみにウイルスは、種類によっていろいろな大きさがありますが、インフルエンザウイルスは、0.08から0.12μmだそうです。

プレゼンテーターはオラという女性研究者!

今回のダイソンの製品の特徴は
●微細なPM0.1まで99.95%除去
→花粉、細菌、ウイルス、PM2.5も除去

●綺麗な空気を部屋中に届ける首振り機能
→部屋中に清浄された空気を循環

●簡単なメンテナンス
→フィルター交換は1日12時間使用時で約一年間

●年間を通して使用できる
→しまわなくていい

発表会場で、一台ずつ配っていただきました。持ち帰るのは多少大変でしたが、超嬉しかった!



さて、我が家。
空気清浄機は、結婚してから4台くらい買ったはず。特に、娘が季節性喘息で悩んでいるうちは、リビングと子供部屋と両方で購入しました。小さい子どもがいると、加湿器、掃除機、空気清浄機は「空気環境三種の神器」ですね。

とはいえ、歴代の空気清浄機を使わなくなる理由は4点。

1●フィルターの掃除が面倒くさくなる
これはどの空気清浄機も面倒くさいですね。フィルターにびっちりくっついたホコリを掃除機ですったり、洗ったり。
→ダイソンのピュアクールは、約1年に一度のフィルター交換だけ

2●買い替えフィルターを取り替えるタイミングがわからない
結構汚れたけど、買い換えないといけないのかな?と困ります。
→ダイソンのピュアクールは表示が出て教えてくれるらしい

3●買い替えフィルターが高い
以前のプラズマクラスターは活性炭部分を買い換えないといけなくて5000円くらいした。買おうと思っていたブルーエアも4000円位。
→ダイソンのピュアクールの買い替えフィルターも正直高い。だいたい一年で交換時期だそうで6480円。ここだけが不満。

4●音がうるさい
おととし購入したイオニックプロターボは、使っているうちに音が猛烈にうるさくなってきて使うのをやめました。その前のプラズマクラスターも動き出すと「グオーん」と音を出すのが不快でした。
→最大にすると風の音がちょっとうるさいです。モーター音などはほとんどしないので、風量を最小にしておくとほとんど無音です。

5●不信感
ちゃんと取れているのかな?ともうひとつ信じられない。
→説明会でじっくり説明されたので、信じられる。
ダイソンの良さって、従来の他社製品に抱いていた不満を理詰めで解消して、圧倒的な使用する上での信頼感を作ってくれること。空気の綺麗さってやっぱりわからないじゃないですか。今までの空気清浄機って、「大丈夫かな?」「掃除していないからだめなのかな?」と、その製品への不信感と、自分がサボっていることによる不信感、その相乗効果で、使わなくなるのです。でも、ダイソンはそういう不満点を使う人の視点で一つ一つ解消してくれる。だから、安心して使えるんだと思います。


さて、設置。組み立ても簡単!




●使ってみての感想
・まだ3月で寒いので、風量調整は一番小さくして、首振りにしています。音も小さいし、寒くないです。
・サーキュレーターとして一年中使える!
・本当にコンパクトなので、すごく狭いところにも置けます。
・リモコンが無くならないように、ファンの丈夫にマグネットがついています。
・日々のメンテナンスがまったくいらない
・これは気のせいかもしれないけど、花粉症歴40年超の私が、部屋にいる間はこの何日間か比較的くしゃみをしない。
・吹き出し口とか、突起や凹みもないので、小さいお子さんのいるご家庭も安心

壁面にぴったり付けられます

リモコンはマグネットでぴったり付きます

表示は風量を示しています。ここにフィルター交換も表示されるそうです。

Dyson Pure Cool(ダイソン ピュアクール)

アマゾンで予約(2015年4月28日から発売)


●使い方TIPS

・冬日中は、風量1で首振り
・寝るときや留守中は、風量5にしておいて首振り

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2015年01月19日

ダイソンのモニター募集のお知らせ


投稿者 村山らむね

いつも、このブログを読んでいただいてありがとうございます。最近、ダイソンの製品のモニター記事ばかりあげていて、すみません。なんだか私ばかりモニターさせて頂いて申し訳ないなと思っていたら、なんと、読者の方みなさまにもモニターの機会をいただくことになりました。とはいっても、たくさんの有力ブログの読者のみなさまも含めての告知なので、ワーキングマザースタイルの読者だけではありませんが。

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・DC61モーターヘッド
・DC74モーターヘッド
・AM09ファンヒーター

この3点です。

ぜひ、応募してください。3製品×5で、全部で15名に機会が与えられるそうです。

ただし、
・新品とは限りません
・ブログをお持ちならぜひ感想をお書きください(必須ではありませんが、応募時にブログのURLを書く欄があります)
・応募は、直接ダイソンのサイトで行いますので、応募状況などがワーキングマザースタイルに漏れることは一切ありませんのでご安心ください。

ちなみに、私のおすすめは絶対的にDC74モーターヘッドです。ライバル多いかな?

【応募期間】2015年2月27日 12:00迄

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2014年10月19日

ワーキングマザースタイル10周年パーティー「自分をほめよう!」


投稿者 村山らむね

昨日、10月18日はワーキングマザースタイルの10周年を記念してのパーティーを開催しました。

今回のコンセプトは「自分をほめよう!」仕事と育児の両立。今、女性が輝く社会ともてはやされていますが、そうは言っても、もっとも輝くべき、労働力と未来育成という2つの重要なミッションを引き受けている私たちが、実際は、子供に、夫に、同僚に、ママ友に、後ろめたさを感じながら、必死に生きています。

もっと褒められていいんじゃないか?その前に、自分自身をもっとほめよう。ステキな自分を、説明しよう!ということで、29人全員に自己紹介とからめて「仕事」「夫婦」「お金」「子供の受験・就活」「介護」「趣味」と6テーマを設けて、ご自分を褒めていただきました。3時間たっぷり時間をとりましたが、それぞれの自己アピール、そしてご歓談と、最後の方はみんなノリノリで、声が枯れるほど。

新宿グリル&スイーツカフェ スコールにて、スタッフ11人、ゲスト18人、計29人にてささやかながらパーティーをいたしました。お子さんを抱えている人ばかりなのに、当日キャンセルが1人もいないというのが、まず驚きでした(5周年の時もいなかったことを思い出します)。それだけでもどのような人たちの集まりかよくわかると思いませんか?

会社員、経営者、編集長、ウェブアナリスト、パート、フリーライター、研究者、本当にざまざまなワークと育児の両立者たちの、ユーモアあふれる挨拶に、感動の拍手が沸くことしきり。趣味や関心、年齢層も様々でしたが、それぞれの違いを面白いと尊重できる、そんなステキな人達のエネルギーでいっぱいの3時間でした。

出席者全員に軽井沢プリンスやインターコンチネンタル大阪のスパを運営するウェルネスアリーナ代表取締役梶川 貴子さんが送ってくださった、スパで飲むために開発しあまりに好評で市販されている、フリーズドライのスープ ポタベジの、かぼちゃ、えだまめ、そして新発売のごぼうの3種類のうち2種類をおみやげにさせていただきました。みなさんすごく喜んでいらっしゃいました。

最後のじゃんけん大会では、1等賞はみたいもんいしたに まさきさんからご提供いただいた、abrAsus(アブラサス) iPhoneも入る財布 パープル×ピンク。16800円相当です。ものすごく喜んでいただけました!


2等賞はゲストとしていらしてくださったマーケティングジャンクション様からご提供いただいたマイベジタブル 千葉県産 ラディッシュ 10袋 (1袋当たり80g〜100g)

これまた喜んでいただけました。名古屋からいらした方に当たったので、何よりでした。

お店がまたすばらしくて、3時間たっぷり使えて飲み放題とお料理も美味しく、値段もリーズナブル。スタッフの常山あかねさんのお友達が経営者ということでかなり安くしていただけたようで、かつ店長さんが「片付けるために部屋にはいるたびにエネルギーと話している内容が素晴らしくて、僕も感動しました」とおっしゃってくださいました。ぜひみなさん、贔屓にしてください!!

外見もココロもイケメン店長さん

ワーキングマザーとして育児と仕事を両立というよりは、夫や両親や周囲に支えられながら、ただひたすら目の前のことに追われるように日々を過ごしていた2004年。小1の壁にぶつかることが予想され、それを機に会社をやめ起業を決意。2年前に知っていたら役に立ったのにというワーキングマザーとしての情報を提供しようと立ち上げたのがこのワーキングマザースタイルです。結局、同時に始めたオンラインショッピング向けのコンサルタントの仕事が忙しくなって、こちらは利益追求体というよりは、スタッフのほぼボランティアによる記事投稿と、そのチームコラボレーションという形になっています。

2004年から両立環境はあきらかによくなったと思います。しかし、子供を預ける先を探して、今だに途方に暮れているなんて、この10年、政治は何をしているのでしょうか?もちろんよくなった部分もあります。でも、比較的ワーキングマザーが珍しい存在で亡くなった今、ますます、風当たりも強くなっていることも少なく無いと思います。 みんなが、みんなの望む形で、仕事と育児を両立できるように、みんなが望む数だけ、子供を産めますように。教育費や老後を心配することなく。 これはまだ大きなみんなの課題です。

そして、今回のパーティでは、そもそも私が子育てと仕事の両立に一番苦しんでいた時期に所属していた会社の元同僚たちがたくさん駆けつけてくださいました。なかでも、新卒だったりインターンだったり20代前半で入社し、そこでもっとも四苦八苦していた私に出会っていた3人が若いワーキングマザーとして来てくれたのが本当にうれしかった。彼女たちが私たちワーキングマザーを見て、少しでも仕事と育児が両立できるんだと思ったとしたらうれしいし、実際、「青山さんは私が社会で初めて見たワーキングマザーです」と言ってくれてジーンときちゃいました。彼女たち妹世代が歩く道が少しでも平坦であるように、草刈りや石ころを取り除く作業の一環として、このサイトを立ち上げたのです。その初心を思い出し涙ぐみました。

そして、まさに今、私たちの娘たちが、進路において岐路に立っています。彼女たちには専業主婦という選択肢はほぼないと思ったほうがいいでしょう。このサイトも、妹に向けた発信とともに、娘に向けたサイレントメッセージの可能性があるでしょう。もちろん情報発信の頻度は今まで以上に(!?)疎かになるかもしれませんが、とにかくあとまた10年ほそくながくゆるく、続けていこうと思います。

今回、このウェブの方ではあえてご紹介せず、Facebookのワーキングマザースタイルページなどで見つけていただいたりお声がけさせていただきました。このウェブで告知せず申し訳ありません。当初は50人規模を考えていましたが、いろいろ思うところあって、30人以下なら着席できるということでしたので、中規模にさせていただきました。今後、このようなイベントあったら参加したいという方は、ぜひぜひ、ワーキングマザースタイルFacebookページに「いいね」してくださいませ。

集まってくれたスタッフからサプライズのお花をいただいたり、スタッフだけの二次会ではハニートーストがワーキングマザースタイルバージョンだったり。

いかにも、スタッフに愛されているらむねさん、という感じですが、まったくそうではなく、本当に迷惑ばかりかけて申し訳なく思っています。続けているというよりは、止める勇気がなくずるずるとやっているという言う方が近く、それでもたまに思いつきでいろいろ言い出すわけで、みなさん私にうんざりしていると思います。実際、離れていく人もいますし、この1ヶ月も本当にいろいろありました。スタッフ同士仲良くなって、私から離れていくという経験は何度経験してもなかなか慣れず、何のために続けているのだろう?と思うことも。でも、久々に会ったスタッフから「私の大切な居場所です」と言ってもらって、私から手を放すことはしないという、いかにも断捨離できない私にとっての大切なプロジェクトとして、もう10年ずるずると、やっていこうと気持ちを新たにしました。

実は、昨日はスタッフ紹介をするつもりでいたのに、自己紹介はしていただいたのですが、スタッフ紹介のコーナーは省いちゃいました。ちょっとボロ泣きしそうだったので(^_^;)15周年記念はちゃんとやるから、「おいおい」と思ったスタッフは、あと5年待て。一緒に年をとる友人たち。これからも、どうぞよろしく。ワーキングマザーの一番の武器は、愚痴をこぼし合える友人です。時間と手間を惜しまず、友人関係の維持活動。この大切さをつくづく思い知った10周年の記念日でした。

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2014年07月17日

イママデからミライをつくる 「自分発見・未来発見」ワークショップ


投稿者 村山らむね

今まで2回開催して大好評で、「娘の進路が確立した」「プレゼンテーションをする子供の姿に驚いた」との声が続出した「お仕事塾」。今回は、論理思考が専門の高橋先生をお迎えして、パワーアップしてのワークショップを特別に開催いたします。8月25日月曜日、13時半から新宿にて大学生・高校生向けのプログラムです。

就活やAO入試などで、人前で自分を表現する機会が非常に多くなり、その成否が人生を大きく左右することに直面するのが高校生・大学生です。そのときになって慌てることなく、自分を見つめ表現する練習!と思って、気軽に参加していただければ幸いです。


どうしたら、自分のことを深く理解できるだろう?
どうしたら、自分にあった進路を見つけられるだろう?
どうしたら、自分の思いを自信を持って相手に伝えることができるのだろう?

そんな不安、ありませんか?

大丈夫!数多くの学生や社会人に自信を与え、「変わる」瞬間を見届けてきた盒興喃契萓犬、みなさんに自分の本当の興味を未来につなげるためのヒントを教えてくれます。

このワークショップでは、これまでの人生を総さらいして、自分の根っこを見つけます(未来の地図は過去にある!)。
自分にとっての「インパクト体験」を良かったことも悪かったことも振り返って、そこから自分が得た「武器」や、未来を考える上で大事な「想い」を見つけて行きます。その時はつらかったことですら、自分ならではの強さにつながっていることがよくあるとか。

きっと気づかなかった「自分」、あなたならではの強さに出会えますよ。
進学や就職での進路選択、就職活動やAO入試などの面接での自己アピールが自信を持ったものに変わってくることでしょう。

ワーキングマザースタイルならではの試みとして、親もワークショップに参加し、自分自身のキャリアや社会のつながりについて考えを深めることができます。

子供のみの参加、親子参加、どちらも大歓迎です。

<対象>高校生、大学生、計10名。その親 

<参加費> 学生 5000円 同伴する親  1000円 
     (親のみの参加はお断りいたします)

<申込方法> Peatixにて先着順で受け付けます。
       Facebookで参加ボタンを押し、Peatixにて決済をお願いします。
       Facebookの参加ボタンだけでは確定になりませんのでご注意下さい。

申込ページ

http://peatix.com/event/44335

<講師紹介>
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立教大学経営学部 特任准教授、「SCHOOL OF 未来図」代表。

情報機器系ベンチャー企業を経て株式会社グロービスに加わり、執行役員、グロービス・マネジメント・スクール(GMS)統括責任者等を務める。
その後、SCHOOL OF 未来図を立ち上げ、個人・法人を対象に、論理思考の教育を行うとともに、立教大学経営学部にて360人以上が12クラスに分かれて履修する「論理思考とリーダーシップ」のコースリーダー等を務めている。
一橋大学法学部卒、ミシガン大学経営大学院修士課程(MBA)修了。
著書に「やりたいことを実現する 実践論理思考」「ビジネス・リーダーへのキャリアを考える技術・つくる技術」などがある他、下記サイトにて連載執筆中。

Web連載「日経Bizアカデミー」
【Web講座】ロジカルシンキングの達人になるhttp://bizacademy.nikkei.co.jp/business_skill/logical_thinking1/

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<注意事項>

・持ちものなど詳細については、後日参加者にご連絡いたします。

・当日は、グループの中でご自身のことをお話ししていただくようになります(みなさんに、その場の話はその場にとどめる約束をしていただいた上で実施します)。お話ししたい範囲で構いませんが、自分にとって大きかった体験について話せるほど内容が深まります。

・親子で参加の場合、子どもは子ども、親は親でグループワークをします。話した内容を親子で共有するかどうかはご本人たちにお任せします。
(ワークショップ内では、目指すキャリアに限定して共有します)

・会場費等運営に関わる実費のみ参加費にてご負担いただいております。
 キャンセルによる返金は原則受け付けておりません。予めご了承下さい。


<問合せ先>ワーキングマザースタイル事務局 info@wmstyle.jp

PDFファイルをダウンロード

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2014年01月11日

ワーキングマザーの意識調査結果が発表されました!


投稿者 和田理恵

今、小学生の育児のさなかにいるワーキングマザーの声を聞きたくて、
キッズペースキャンプ、Warisと共同で実施した調査の結果がいよいよ発表されました!
「仕事と育児」について政策から子供達への意識まで聞いたこのアンケート。興味深い結果が出ているのでいくつかご紹介します。

まず、ワーキングマザーが仕事を続けている理由について、最も多かったのは「やりがいを感じているから」で54.7%でした。

第二位には「一度やめると、現在の仕事や収入、ポジションを維持するのが難しいため」がランクイン。どちらも身にしみて感じる方が多いのではないでしょうか。ワーキングマザーを取り巻く状況が浮き彫りになる結果だなと感じました。

将来的にめざすポジションは、「管理職以上をめざす」ワーキングマザーが38%。「特にこだわらない」人が50%で最多ではありましたが、「管理職になりたくない」という人は12%に過ぎず、自然体でありながらも仕事に意欲を燃やすワーキングマザーの姿勢があらわれています。

安倍政権がかかげる「上場企業で役員に一人は女性を登用する」という政策についても66%が肯定的な見方を示していました。女性の意欲と政策がかみあって実現していくといいなと思います。
直近の「女性活用」の政策の中で最も支持を集めたのは「待機児童を5年でゼロにする」で賛成・どちらかというと賛成をあわせ、87%でした。まずは子供を預ける先がないことには安心して働くこと、働き続けることができないので、5年後ぜひ実現していて欲しいです!


子ども世代の仕事と育児との両立について尋ねる設問もありました。

「男の子が将来父親になったときに、育児休暇を取得すること」に86%が賛成
「女の子が将来母親になったときに、仕事と家庭を両立すること」に96%が賛成

と、子どもの性別に関わらず、両立に対してとても前向きな意識をたくさんのワーキングマザーが持っていることに、感激しました。
仕事と育児を両立することは素敵なことだ、当たり前のことだ。どちらも素晴らしいのだから、どちらも体験しないことにはもったいない!という意識を持っていることがうかがえます。

今回、アンケートの設問を考えるところから、実施、まとめについてまでワーキングマザースタイルとして関わる中で、一番心動かされたのがこの子ども達世代が作る未来への思いでした。
ワーキングマザーの姿勢はきっと子ども達にもじんわり伝わることと思います。私にも小学生の子どもがいます。彼女が今の自分くらいの年になっている姿はまだ想像つかないけれど、彼女達の世代がパートナーと仕事も育児も楽しんでいてくれたら本当にうれしいし、そのために今できることをしていきたいなと改めて思いました。

アンケートの結果はキッズベースキャンプのホームページに掲載されています。結果の詳細はこちらのPDFで御覧いただけます。紹介した内容の詳細の他、子供が小学生になる時退職を考えたかなどについての結果もありますので、ぜひ御覧下さい。

年末にアンケートの告知をしました折には、「いいね!」やツイートなどで多くの方に告知の協力をいただきました。ありがとうございました。「アンケート答えたよ!」という声もたくさん聞きました。今回の調査にご協力いただいた方、ご興味を持って下さった皆様に心よりお礼申し上げます。

<追記>
日経DUALにてこの調査の詳細が紹介されています。
自由回答欄に寄せられた生の声も多数紹介してあり、とても興味深い記事となっています。
ぜひご一読下さい。

日経DUAL「ワーママは『待機児童5年でゼロに』に賛成87%」(2014.1.23)

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2013年12月14日

小学生をお持ちのワーキングマザー向けアンケート


投稿者 WMS情報局

今年はアベノミクスの影響もあり、女性の登用について非常に多くのスポットライトが当たりました。少子化と労働力不足。その切り札として、女性は産み働き続けることが求められています。そんななか、実際に、産んで働き続けている私達の本音はきちんと届いているでしょうか?

その疑問のなか、首都圏で学童施設を運営するキッズベースキャンプと、ワーキングマザースタイル、Warisで共同で、アンケートを企画しました。実際のアンケート作成にもスタッフが少々携わらせて頂いてもおります。

ぜひ、アンケートにお答えいただき、その中でご自身もぜひ、ご自身の本音を発見なさっていただければと思います。

https://jp.surveymonkey.com/s/FCY5SDG

小学生のお子さんをお持ちのお母さま向けの、無記名アンケートになっております。どうぞ、気軽にお応えください。

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2013年10月18日

ワーキングマザースタイル、9周年です!!


投稿者 村山らむね

本日、ワーキングマザースタイルは9周年を迎えます。

2004年にこのサイトをオープンした時から見ればずいぶんワーキングマザーも増えましたし、支援する企業や自治体、サポートするサービスなども増えました。すばらしいことだと思います。

「北風と太陽」という物語があって、「仕事と育児の両立、たいへんだぞお〜」と真実を突きつけて訴えるのは、そういうのが得意な人にお任せしよう。あえて、「仕事と育児の両立、なんて贅沢!なんて幸せ!」と、多少やせ我慢でもその醍醐味をみせていくことによって、なにか変わることがあるのではないだろうか、そのコンセプトのもとに、できるかぎり楽しい記事をたくさんアップしようというのがこのサイトの目的です。

私達スタッフの子どもたちもだいぶ大きくなり、育児と仕事の両立よりも、少し子育てに余裕ができたことからの自分の時間の充実や、また介護など、新しいテーマで話しあうことも随分多くなりました。

そろそろこのサイトの役割も終わってきたかなと正直思うこともあります。ただ、そんななか、実は最近、ワーキングマザーに対するヘンな逆風が吹いていることに複雑な思いを抱いています。

男女共同参画ということで、女性の活用を企業が進めています。これは非常にすばらしいことです。女性管理職の数値目標を置く企業も見受けられます。今まで以上に、出世できる環境が整ったことで、産むことよりも仕事に集中する女性が出てくることも考えられますし、悩みも深くなるでしょう。

また、普通に今の仕事を続けながら、2人目、3人目がほしいと思っている人にとって働きやすい環境整備が進んでいるかといえば、あまりそうではないような気がします。女性のリーダーシップを育成することも重要。でも何人も産みながら、それでも仕事に復帰して、つとめ続けられる。そんな環境整備は本当に進んでいるでしょうか。

安易に起業をすすめることにも違和感を感じます。何よりもつとめ続けられること。それが最優先です。勤め続けることができなかった私からの祈りのような気持ちです。新しい夢を見られることができた人は幸せです。でも、子供を育てているからといって、そのせいで新しい夢をみることを押し付けられるのはごめんです。

「子供ができたら、仕事はやめなさい」というような、極論をいう女性もいます。そんな言葉が通用するのはもはやユートピアであることを、彼女に誰か教えてあげてください。すでにこの高齢化社会。働けるものは、猫でも働かなければ、年金制度・健康保険制度を維持できません。くだんの女性は当然、裕福でいらっしゃるでしょうから、年金返上し、100%自費診療でいらっしゃるからこそ、あんな暴言が吐けたのでしょう。そうでなければ、収入から様々な保険料を払いながら現在の社会保険制度を支え、未来の社会保険制度を担う子どもたちを育てる女性たちに、仕事をやめなさいなどと、言えるはずがありません。あの発言を怒るべきは、我々ではありません。年金や健康保険を利用している人、全員です。

さて。

今までと同じ仕事を続けたい、子供ができたからこそ仕事をしないといけない、今まで以上に高いレベルの仕事にチャレンジしたい、ワーキングマザーの思いも、様々でしょう。

様々な思いを抱えながら、とりあえず今日一日を乗り切っていく、私達。今の私達と、これからのワーキングマザーたちに、まだまだ応援の余地があるならば、このサイトの存在意義も、もう少しありそうです。

いろいろなキラキラした、ギラギラした、ワーキングマザーたちを紹介するコーナーなども作って、もう一度、10週年を前に、楽しんでみようと思っています。

フレーフレー!わ・た・し・た・ち!

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2013年06月07日

【取材対象者募集】マタハラって知っていますか?


投稿者 村山らむね

マタハラ、マタニティハラスメント。妊娠や出産がきっかけで職場でいじめにあったり、嫌がらせをうけたりすること。最近非常に多くのマスコミで取り上げられるようになりました。今週だけで、複数のマスコミから取材対象者を探す問い合わせをいただいております。

できれば妊娠中もしくは出産直後の方がいいと思われます。ワーキングマザースタイルのスタッフは少し渦中からは外れておりますので、できれば読者の方、もしくは、この記事を拡散いただければと思います。

実際にマタハラで苦しんでいる人の声を伝えることで、世の中が動き、次に続く人たちが歩きやすくなります。それはきっと私たちの子どもたちが生きやすくなることにつながります。

また、取材は受けたくないけど、自分の体験を書いていただけるなら、この記事にコメントしてください。匿名でもちろんOKです。

今、女性の妊娠・出産というテーマで「マタニティ・ハラスメント」の問題提起をお手伝いしているのですが、記者さん達から実際にそういった体験をした方の声を取材したいとのご相談を頂いておりまして、まわりで妊娠時に会社や職場で嫌な思いをされたり、解雇や望まない異動をさせられたり、産後にも不当な扱いを受けた方などいたりされた方などいらしゃったりしますでしょうか?


セクハラより多い“マタハラ” 職場の妊婦への無理解が 流産招き少子化解消を阻む
女性を追い込む、出産ハラスメントって何?

今回は多くの女性の記者さんたちが、問題提起として声を取材して社会に問いかけたいとのことで、ご負担の無いよう最善を尽くしますので、そういった方などいらっしゃいましたらご紹介いただけませんでしょうか?


ということです。ここ取材希望者の社名は出せませんが信頼のおけるマスコミの方です。
取材はもちろん匿名(実名を希望される場合ももちろんOKです)で配慮させて頂きます。

もしご興味がおありでしたら、マスコミの方とのつなぎ役の私の知人につながせていただきますので、直メッセージをいただければ幸いです。 
村山らむねメール lamune@tb3.so-net.ne.jp

またもし取材対象としては適当ではなくても、この問題について多少関心がある方はぜひ、拡散にご協力くださいませ。

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2013年05月20日

お仕事&プレゼン塾Vol.2 …AO入試を考えている我が家の場合


投稿者 湯河原こむぎ

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5月12日江ノ島にて、ワーキングマザースタイル主催の「お仕事&プレゼン塾 Vol.2 江ノ島で美容ジャーナリスト城後紗織さんにきれいを学ぼう♪」というイベントが開催されました。

この「お仕事&プレゼン塾」の第一回目は、昨年12月に初の試みとして開催されました。

将来何になりたい?と進路を考えさせられることは多くても、判断材料となる経験はまだまだ少ない中高生。そんな子ども達に実際に社会で活躍しているいろいろな素敵な大人の話を聞かせたいと願って企画スタート!
話を聞いて感じたことをしっかりまとめ、自分の意見を練りあげるワークショップをプラスして、
1・社会で活躍中の大人に憧れる力
2・初対面の同世代とからむ力
3・意見をまとめる力(ファシリテーション力)
4・わかりやすく自分の考え方を発表する力(プレゼンテーション力)
5・当事者意識をもった問題解決能力
という5つの力を育めるものにしたいというのが狙いです。

・・・というコンセプトで始まりました。

第一回目の講師はテレビ局にお勤めの岸田花子さんでした。

そして第二回目の今回は、ワーキングマザースタイルのスタッフ城後紗織さん。城後さんは現在は東京・原宿でイメージアップサロン「Mulan」を主宰。美容ライターとしてご活躍されています。

私は高3の娘と参加しました。
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うちの娘は「発表」がとにかく苦手で、たかだか40人弱のクラスの中での発表さえもひびりまくり。2週間前からことあるごとに「発表やだなー」と口にし、前日は「明日学校行きたくないなー」と言い、当日の朝は「考えただけで内臓という内臓が口から出そう」と言う、筋金入りの発表嫌い。

その「発表嫌い娘」が数日前にこんな事を言いました。

「今日ね先生から『AO入試は早い時期に募集があって、合格すれば早く決まるから、体の負担も考えると(←娘がこの学校に入ったのにはこんな経緯があるので、先生もいろいろと考えてくださっているようです。)AOで行くっていうのもひとつの方法だね』って言われたよ。」

そして私は聞きました。「AO入試ってなんだか知ってる?」おっぺけ娘はこう答えました。「知らない」。・・・やっぱりね・・・やれやれ ┐(´-`)┌



私も最近AO入試について調べていたところでした。

wikiによりますと

AO入試(エーオーにゅうし、アドミッションズ・オフィス入試)は、出願者自身の人物像を学校側の求める学生像(アドミッション・ポリシー)と照らし合わせて合否を決める入試方法である。


・・・と書かれています。

その他にもいろいろと調べてみると学校によっても違いますが、基本は「書類審査+面接」のようです。娘はデザイン系の学科を志望しているので、そういうところでは課題が出されてそれを制作し、自身でプレゼンするというのもあるようです。

志望校のHPで調べてみると6月に行われるオープンキャンパスの中でAO入試の要項についての説明会があると記されていました。

何が課せられるかは、その説明会に行ってみるまでわかりませんが、とにかく「自己アピール能力」「プレゼン力」は必ず必要。そして我が娘にはその能力が欠けている・・・と思っていた母の私でありました。

私が最近調べていたそれらの事を説明し「あなたが一番苦手な『発表』が、一番のポイントになる入試なんだよ。」と話しました。娘は「うーーーん。でも、この学部を選んでデザインを学びたいと思う限り、プレゼンは避けて通れないとは思ってる。」と答えました。

そんな事情を抱えて参加した我が家でした。(申し込み自体は1ヶ月前に済ませていました。)
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今回の「お仕事&プレゼン塾」は

1仕事へのプロセス
2実際の仕事の紹介
3スピーカーに向けて、女子中高生による課題解決プレゼン

という3つのコーナー展開でした。

当日参加した子どもたちは小5〜高3までの7人の女の子たち。本日のテーマである「きれいを学ぼう」は、学生であることが第一に考えられていて、とっても美人で素敵な城後さんが「今、みんなに必要なのは『正しい洗顔』と『紫外線対策』です。」と、子どもたちにわかりやすく丁寧に教えてくださいました。

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特に日焼け止めについては、私も知らなかった事がいっぱいでとってもためになりました。城後さんが用意して来てくださった図をみんな身を乗り出して見ていました。


休憩をはさんだあとは「こんな化粧品があったら・・時短美容に役立つ一品・・」という課題解決プレゼンです。

これは和田さんが司会をしました。

第一回目の時らむねさんがおっしゃってた、これぞ「和田さんの真骨頂」。

和田さんは、広告会社に勤務されていたのでアイデアの出し方・まとめ方がすごいのです。噂には聞いていましたが「これかーっ!!」と感激しました。

★まず、子どもたちを3人と4人の2チームに分けました。

★一人に20枚、A4の用紙が配られます。そこに「こんな化粧品があったらいいな」というアイデアを一枚に一案どんどん書いて行きます。制限時間は5分。

5分ですよ!5分!

ぼーっと考えていたらひとつも思い浮かばない可能性がある「5分」という短時間にアイデア20案。15秒に1つ考えなければいけません。

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「その時に『こんなの出来るわけないな』『もしかしたら既にこういう商品あるかも』『こんなの書いたら笑われるかも』『これは無理かも』とか考えないでとにかく書くこと」と言われて、よーいスタート!

これはお母さんたちも書きました。これがむずかしいけど、めっちゃ楽しい!でもどんなに頑張っても20案は無理でした。どんどん書きましたが私も11案しか書けませんでした。

★グループごとに、まずはみんなが出したアイデアを見てみる。それから和田さんが示してくださった「オズボーンのリスト」にしたがって「何かと何かを足したらどうかな?」とか「大きくしたら?」「小さくしたら?」とかみんなで検討・取捨選択・融合させてベストな案を考え出す。

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★そしてそれをわかりやすく説明するための資料作り。
「誰向きの商品か」「特徴は何か」「イメージキャラクター誰にしたいか」の3点を入れ雑誌風にまとめる(「タイトル」「イメージキャラクター」「商品説明」)。

まあなんと楽しく、実践的な方法でしょうか?

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そして子どもたちは今日会ったばかりのみんなと活発に意見をかわしながら、自分たちなりの「企画書」を楽しそうに、しかも見事に作り上げました。

★各チーム3分で城後さんに向けて自分たちの案をプレゼン。

これが本当に素晴らしくて、ほぼそのまま「企画書」として成立しているものもありました。

この時にうちの「発表嫌い娘」が、なぜか発表係になっていてびっくりしました。多少緊張はしているようでしたが笑顔で楽しそうに発表していたのがオドロキでした。やれば出来るじゃん!あなたが進んで行く目の前の道の幅が広がったよ。それはあなた自身が頑張って広げたのです。

私たち「おかあさんチーム」の企画書もかなりイケてるものが出来たんですよ。(子どもたちの案もおかあさんチームの案も秘密にしておきます。いつか商品化されるかもしれませんから皆様楽しみにしていてくださいね!)

★城後さんからお褒めの言葉をもらいました。

実は、打ち合わせの時に「城後さんに役立つお話をしていただいて、また、城後さんのお仕事にも役立つような新製品のアイデアを考えます」と和田さんがおっしゃるのを聞いた時に「子どもが考える事だからねー。」とちょっと心の中で思っていた私でした。

でも、本当に「アイデアを出すことが大事」というのが今日わかりました。
みんなで100個のアイデアをどんどん出せば、捨てられるものの方が多くても、断然多くの可能性が生まれる事がわかりました。これは実際に体験してみなければわからない。子どもの考え方の柔軟さは大人が思いもよらない発見を生み出します。素晴らしいです。



ほぼ時間通りに終了し、片付けもみんなでせっせと済ませて、和気あいあいとおしゃべりしながら海岸沿いの道を歩いてレストランに移動しました。

レストランでは、親と子どもは完全に席が離れていましたが、それぞれが楽しく盛り上がりました。初対面の人とお話が出来る・・・簡単そうで実はむずかしい。普通に暮らしていたらなかなかこういう機会は訪れない。そんな事にも改めて気づいた私でした。

あとで娘に聞いたら「みんな私立の学校に行っていて、その学校での話が自分とは違いすぎてぼーーっとしちゃったよ。」と言っていました。そうなんですよ。普通に暮らしていると自分の周りにはだいたい同じような友達が集まっている。なかなか違うタイプの友達と出会う事ってないんですよね。貴重な経験でした。

素敵な一日でした。らむねさんの当初のコンセプトが実感出来た〜と思いました。

第一回目は参加出来ませんでした。らむねさん達の記事を読み「こんな感じかなー」と頭で想像していたのですが、まったく想像と違いました。それは、想像をはるかに超えていました。

この「お仕事&プレゼン塾」というアイデアを考え出したらむねさんってすごい。そして形にして実行。出会った時からすごい人だと思っていたけどやっぱりすごい。年々パワーアップしています。参加出来てよかった。
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さて、その後の我が家。

娘はデザイン系の学校に通っているので「印刷」「ポスター」「彫塑」やらなんやら・・・創作や制作の課題がいつもいっぱい出て、日々「いろんなアイデアを生み出す事」が必須。考える事に行き詰ると「お母さんも一緒に考えて」と言われ、いつも長い時間をかけて二人でない頭をしぼっていました。

今回のプレゼン塾に参加して「これからはだらだらと長時間考えず、短い時間に区切って『採用』『不採用』『こんなの変だな』『出来るわけないよ』とか思わずに20枚くらいどんどん書く方法を取り入れよう!」と二人で「めっちゃ、いい事教わったよね〜」と大興奮でした。今日参加した他の誰よりも娘にとって必要で、授業にすぐに生かせるスキルだったと思います。だけど、今までに誰も教えてくれなかったこと。

「次もあったら絶対行く」と言っています。いつも学校の発表がある日は「内臓が全部出そう」と言っていた娘からは想像も出来ないです。今日の経験は必ずAO入試にも役立つはず。
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そして、「娘の事」とは別次元の私自身の感想。

今回は企画会議から参加させていただきました。そこで感じたのは「自分でお仕事されている方」たちの企画力の素晴らしさ。らむねさんはもちろん、和田さん、城後さんはそれぞれ「会社員」ではなく、ご自分の力でお仕事をされています。

私はずっと会社に勤めて来ました。そして、その業界は「決められた事以外してはいけない」のが基本。きっちりした決まりがあり、そこで自分らしさを出すとしたら「わかりやすく説明する」「感じよく人と接する」・・・くらいかな。「こんな事したらいいかも?」と思ってもそれが採用される事はまずない(「提案制度」っていうものもありますが・・)。クリエイティブな事はまったくない仕事。その事を今回改めて思い知りました。

個人で仕事しているという事は自分が思いついた事を考えて形にする事が出来る。どんどん膨らませて良くして行く事が出来る。「仕事を選ぶ」事も出来る。もちろん、うまく行く事ばかりではなくて、失敗も自分の身に返って来る。「自己責任」はとても厳しい事ですが、反面、とてもやりがいがある。もう、みんな素晴らしすぎます。

今回facebookからお申込みいただき、ご参加くださったスタッフ以外のお母様方もそれぞれ自分でお仕事をなさっていらっしゃる素敵な方々でした。その方々のお話を聞く事が出来たのもとても勉強になりました。

「お仕事&プレゼン塾」に参加出来た事は、娘だけでなく私にとっても大きな経験でした。「自分で道を開いてバリバリと進んで行く人がいる」という事をこんなに身近に感じる事が出来るのは、2004年にこのワーキングマザースタイルに参加出来たからだと改めて感謝しました。(会社の人はきっと「自分のいるその世界がすべて」・・・と思って生きている人がほとんどな感じなんだよ・・・)

あ゛ーこんなに長くなってしまいました。娘にとっても私にとっても、本当に貴重な経験をさせていただきました。本当に本当にありがとうございました。

最後にらむねさんと私からひとこと。

らむねさん・・・「この塾は、娘の再発見が裏テーマです。けっこうやるじゃん、うちの娘も。とみんなが思ってもらえるのが一番です。そうハハが思えば、娘も自然と自信がつきますから。」

こむぎ・・・「学校とは違う場所で、授業参観みたいに一緒の部屋で子どもの意外な一面を見る事が出来るのが新鮮です。みんないくつになっても頑張った時に『ママ、今の見てた?』って顔で振り返るのがかわいいです。」

皆様も次回は「お仕事&プレゼン塾」にぜひぜひ参加してみてください。

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2013年01月06日

「もう一人産みたくなる社会」に近付きますように


投稿者 村山らむね

あけましておめでとうございます。

新年のご挨拶が6日というところが、ちょっとぼけ気味ではありますが、そんなワーキングマザースタイルをどうぞよろしくお願いいたします。l

去年は衆議院選挙、そして今年は7月に参議院選挙が予定されています。子育てや女性が働く環境作りに、関心や予算がもっとむけられればと思いますが、実際はなかなかそうなりません。圧倒的な高齢者の投票により、なかなか子育て世代の声が形になりません。

自民党政権の子育て政策の基本は、「子育ては家庭で」という、まあ当たり前と言えば当たり前の考え方かもしれませんが、民主党の「子育ては社会全体で」という考え方からは、正直、3歩くらい後退していると思います。具体策(例えば、第2子、第3子への待遇を厚く)などは、賛成しますが、「子育てを社会で」という考え方に立脚しないと、よほどのことがない限り、この急激な少子化に歯止めはかからないでしょう。(どちらを支持するというよりも、自民党の考え方だともう無理なんだと思います)

もう一人産みたい社会。
こんなに周りに助けてもらえた
職場にも非常に迷惑かけたけど、助けてもらえた
もう一人産んでも、これならきっと大丈夫
仕事を続けながら、もう一人、あと一人、きっと育てられる
子育てに、思ったよりもお金がかからない
いい教育を受けさせたいと思っても、意外とさまざまな援助がある
親に万が一のことがあっても、さまざまな方向からの援助がある
だから、大丈夫。安心して産もう。

そんな風に思える社会

一人しか産まなかった、一人しか産めなかった
そんな私が言う資格はないでしょうが、
それでも、こんな「もう一人産みたいと思える」環境がもう少し速いスピードで実現してほしい。

それはもちろん政治的な解決が一番強く力を発揮するでしょう
でも、ベビーカーをおしながらあたふたする電車のホームのお母さんを手伝ったり
レストランで泣いている赤ちゃんをあやしながら悲しそうな表情をしているお母さんに声をかけたり
同僚が「もう一人できちゃいました」と言ったときに、間髪いれずに「おめでとう」と言ったり
ほんと、ちっちゃなできること、日常にたくさん転がっていると思います

国の政策を待つより前に、あのとき、まさにあのとき、してほしかったことを思い出して
今、まさに、辛かったり、助けを必要としている人に、ちょっとした時間を提供する

そうすることで、ほんの少しずつでも何かが変わっていくと信じてます。

だからこそ「子どもを育てて、仕事をする」その楽しさとありがたさを、後に続く人が歩きやすいようにと、ここを拠点に、スタッフとともに、発信していきたいと思います。

ということで、今年もゆるくごひいきに

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2012年12月11日

ヒカリエでお仕事塾


投稿者 和田理恵

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12月9日(日)ワーキングマザースタイル初の試み「お仕事塾」を実施しました。
将来何になりたい?と進路を考えさせられることは多くても、判断材料となる経験はまだまだ少ない中高生。そんな子ども達に実際に社会で活躍しているいろいろな素敵な大人の話を聞かせたいと願って企画スタート!
話を聞いて感じたことをしっかりまとめ、自分の意見を練りあげるワークショップをプラスして、

1・社会で活躍中の大人に憧れる力
2・初対面の同世代とからむ力
3・意見をまとめる力(ファシリテーション力)
4・わかりやすく自分の考え方を発表する力(プレゼンテーション力)
5・当事者意識をもった問題解決能力

という5つの力を育めるものにしたいというのが狙いです。

今回の講師はテレビ局勤務岸田花子さん。
子ども達が憧れる職場での仕事の様子にみんな興味津々!
中高生では想像つかないスケールの大きい旅をどんどんしていた大学時代の話にもとてもひきつけられた様子でした。

岸田さんの話はいきいきとしていて失敗談なども率直に話して下さってすごーく盛り上がりました。実は自分の娘も参加していたのですが、つい教訓めいてしまう親の話と違って面白そうに聞いていたのが強く印象に残りました。

後半は岸田さん出題の課題に解決策を出すワークショップ。問題のありかをみんなで考えた後は5分でアイディア出し!まとめ!発表準備!プレゼン!と息つく間もないほどしゃきしゃきと能力全開で課題に挑みます。中高生が大人も悩む課題にどこまで取り組めるだろう、、と思っていたのですが、非常に短時間しかない中初めて会った子ども同士がきちんと意見をいいあって整理し発表までやり遂げました。提案力の高さに講師の岸田先生もスタッフもびっくり!

写真はアイディアを整理中の子ども達。出た案を分類し、どの案を残すかを楽しそうに話し合っています。
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帰り道娘が「意外と楽しかった」を連発していました。実をいえば私にひっぱられて仕方なく参加したのではありますが、来てみれば大人の話もすごく面白いし、初対面の人とプレゼンまでやり遂げて達成感があったと感じてくれたようです。

来年から本格的にスタートさせたいと思っています。
興味のある方ぜひぜひご参加下さいね。

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2012年08月31日

いじめについて、今のうちに考えておくこと


投稿者 村山らむね

大津のいじめ事件など、最近、いじめについての事件やそれに起因する自殺について大きく取り上げられています。

正直、このいじめに関わる問題は、大きく社会問題になってはまた静まり、またしばらくすると大きく取り上げられる。その繰り返しのような気がします。

人間だけでなく、動物にも「いじめ」という行動はよく見られることでしょう。でもだからこそ、人間はその知恵を使って、いじめが犯罪の領域に踏み出すことを許してはいけないのだと思います。

私も、子供のいじめについてはたいへん悩みました。

ぜひ、みなさんもこの問題について忌憚のないご意見を寄せてください。

1,子供が被害者にならないために、親はどうしたらいいのか。また、被害者になってしまっていると気づいた時に、どうやって子供を救ったらいいのか。

2,子供が加害者にならないために、親はどうしたらいいのか。また、加害者になってしまっていると気づいた時に、どうやって子供を諭したらいいのか。

3,最近の学校や、教育委員会など、本来子供を守るべき機関について、何かご意見があれば教えてください。

4,その他、経験談などご意見をご自由にお書きください。

くれぐれも個人や特定の地域や学校を特定するような情報は書き込まないでください。みなさまを無用なトラブルに巻き込むことになりかねません。匿名や仮名などをお使いになっていただければと思います。

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2012年07月25日

8月4日(土)、パリ発のチャリティーイベントが丸の内で開催!


投稿者 津田実穂

8月4日(土)、パリ発のチャリティーイベントが丸の内にやってきます!

【大人もキッズも美しくなれる】 【チャリティーができる】 【やさしくなれる】を合い言葉に日本とパリの美と癒しのカリスマが集結し、手と心の力で東北へ愛を届けるイベントです。

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http://hopeandloveparis.org/

ゲストが、本当に豪華!

パリからは、辻仁成さん、中村江里子さん、雨宮塔子さんが駆けつけてくれます。このために渡仏の予定を調整してくださった方も。
ビューティ界からは、高橋ミカさん、渡邉季穂さん、中野明海さん、山本浩未さん、濱田マサルさんなどの大御所がズラリ。

1年半経ったこの夏、発起人の大塚さんの人脈やいろんな縁が重なって、このようなイベントを開催する事が出来ました。私も、このイベントは最初から関わっており、いろんな方に声をかけさせて頂きました。
復興までまだ遠い被災地もある中、忘れないと進めない人もおり、状況も思いも様々です。
日本には住んでないからこそ、またファッション関係の人が多い団体だからこそ出来るイベントを模索してきました。

パリ在住のスタッフはもちろん、ゲストも全員ボランティアです。

ぜひ皆さん、来て下さい! 会場で会いましょう!

そして、ひっそりお願いがあります。
このチャリティーイベントですが、
キッズ仮装用の男の子の衣装衣装が不足しています。(涙)
イベント後返してもらえるなら貸してもよい、という方がいたらぜひコメントください。
・前日か当日に持って来てくださり、当日18時以降か翌日に引き取れる方。郵送でも可ですが、チャリティーなので郵送費はでません。
3歳未満の衣装も歓迎です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2012年02月15日

3月1日 ワーキングマザースタイルオフ with「ゆずりば」


投稿者 村山らむね

今年のワーキングマザースタイルの目標は、たくさんオフをやる!ということ。スタッフ内でも毎年4,5回、つまり2ヶ月に1度くらいは会っているのですが、今年はこのサイトを見ていてくださっている方とのふれあい(笑)を大事にしたいなと思います。情報提供サイトであるのと同時に、出会い系サイトとなればいいなと、思っています。ママ同士で情報を分かち合って、支えあうとまでは大げさですが、なんかちょっぴり寂しいときとか、あとくされない付き合いができる、そんな友達が作れる場のひとつになれればいいなと、思います。

というわけで、3月1日にオフをしますので、ぜひfacebookで参加表明してください!
場所:ネスカフェ原宿
日時:3月1日木曜日 19時から
会費:飲食実費 (だいたい3000円前後?)
15人くらいの会になる予定です。

できれば「ゆずりば」に登録し、不用品をお持ちいただけるとうれしいです。

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去年ソーシャルメディアという冠のついた試みがたくさんの企業から世に出されました。ファンにコミュニティスペースを提供し、そのなかで口コミやモニター募集など、商品やサービスについてのレビューを創出して、長期的なファン作りや売り上げアップにつなげようという仕組みが多かったように思います。

その中で、ネスレ日本の「ゆずりば」というのは、なんとも不思議なサイトでした。もともと「THE 県人こみゅ」という地縁コミュニティを運営していて物理的に身近な人との縁作りを支援してきました。

この「ゆずりば」の製作意図をブロガーを集めたミーティングが昨年の年末行われて、そこでお聞きした担当者のネスレ日本の揖斐さんのプレゼンテーションが非常に心に残り、何かこの「ゆずりば」のためにできないか?と強く思ったのです。ブロガーイベントで感動して胸が一杯になるなんていうこと初めてだったのです。

揖斐さんは「孤独なボウリング」米国コミュニティの崩壊と再生という本を引き、地縁が失われたことによる弊害と、また近年の再生を紹介されたのです。わたしも早速この6800円で700ページ近い本を取り寄せて読んでみました。

なにせ大作なのでつまみ読みなのですが、わたしなりに要約すると、インターネットや女性の社会進出が、住んでいるところで自動的に決まってしまう地縁や地域コミュニティを徐々に崩壊させてきた。他者と関わりあう力が弱まった、他者をまるで家族のように感じる力が地域になくなった。そして、現在、その歪みを直視して、アメリカではコミュニティの再生についてのいくつかの試みがされている。時間とお金を地域コミュニティに自ら進んで使おうとする人は少なくなり、現在の試みもそういった人々の変化に対応した、気軽で持続可能な試みが多いようだ。

という感じになるのですが「ゆずりば」は、たぶん揖斐さんがこれからの「幸福な世界を作るための仕組み」のひとつになればと作ったものだと思うのです。不用品を譲る そんな小さなことから、人との出会いが生まれる。非常に素敵な仕組みです。

東日本大震災で、絆の大切さが改めて確認されました。でもそうはいっても、知らない人と出会うというのはなかなか難しいもの。絆とは、人のブイにもなるし、人の自由を奪う足かせでもあるからです。必ずメリットとデメリットがある。

でも、何か今、生きている足元で、住んでいるところの近くや、働いているところの近くで、人と出会ったり、思いを分かち合うことは、非常に有意義なことだと思います。

今回のオフは

1、「ゆずりば」に事前に登録して、不用品を譲る場として活用してください
 ※譲り渡しの形態のところで必ず「3月1日の原宿でのイベントで」と記入してください

2、「ゆずりば」に登録できなくて、もし不用品がある場合は、ぜひご持参ください

3、現時点で特に譲るような不用品はないけれど、ゆずりばについて聞いてみたい

4、ゆずりばに関心はないけれど、首都圏で働く女性と普通にオフしたい

こんな方々にぴったりです。もしかしたらネスレ日本の揖斐さんもいらしてくださるかもしれません。直接、この「ゆずりば」への思いを聞けるチャンスです。

できれば引き続きこのような機会をことしは多く作っていければと思います。今回は無理だけど、次回にはぜひ早めに連絡ほしい!なんて言う方はぜひぜひ、今回のイベントページもしくは、ワーキングマザースタイルのFacebookページにいいね!してください。

お願いします!!

※ちなみに、今回のオフに関して、ネスレ日本から協賛いただいておりません。ご勝手イベントですが、ネスカフェ原宿を優先的に予約させていただいております。ご了承下さい。

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2011年07月27日

気軽に、ボラツアー


投稿者 村山らむね

すでに夏休み。節電と子供たちのランチと仕事のやりくりにみなさんいろいろご苦労されていることと思います。

あの震災から4カ月がすぎ、被災地のことをどうしても忘れてしまいがちな日常に、冷や汗をかくことも多いです。

8月はいそがしいのと私自身が本当に夏に弱い(申し訳ないです)ので、我が家では9月に夫婦でボランティアツアーに参加することにいたしました。

はてさて、どうやってボランティアツアーって探せばいいのかな?とおもって探してみると、いいサイトがありました。

助けあいジャパン ボラツアーで東北に行こう

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スケジュールや主催する自治体別にまとめられていて、とても便利。
また、ここにも紹介がありますが、ボランティアに適した宿の紹介サイトもあるんですね。


ふらっとーほく

■一休.com仙台で待ってます!

楽天トラベル東北旅行

また、JALやANAのボランティア割引航空運賃の案内もあります。

楽しく、慎ましく、謙虚に、やるべきことをつつがなくやれればいいなと思っています。とりあえず夫婦で行ってみて、娘を連れていくことが現地の負担にならないと思えば、娘と行くことも考えようと思います。

秋の旅行の計画を立てている方も多いでしょう。まずは気軽に温泉旅行とセットになったようなものから体験されてはいかがでしょうか。

また、ボランティアをする前に読んでおくべきことや、みなさんの体験へのリンクがあるのが

みんなのボランティア

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ぜひ、ボランティアに行かない人も行く人も読んでいただければと思います。

現地に行ってできること、行かなくてもできること。いろいろあると思います。

私は常々思いますが、子育てして仕事して、その上ボランティアはなかなか難しいと思います。普通の生活をするのが一番重要です。誰も褒めてはくれないけれど、子育てと仕事を両立しているだけで、本当にすばらしい社会的な貢献をしていると思うんです。もちろんそれが目的で両立させているわけではありませんけれども。だから、ボランティア無理!実際に被災地行くの無理!それは許してって思うことに、罪悪感を感じることはないと思います。わたしもようやく現地に行こうという気になりましたが、まだ本当に行けるかな?って自信がありません。

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2011年07月03日

キラキラ募金プロジェクト、完売のお礼&募金振り込みの御報告


投稿者 村山らむね

みなさまにご協力いただいたキラキラ募金プロジェクト、ストラップ200個、昨日をもって売り切れました。

本当にありがとうございました。4月の末に売り出して以来、実は夏いっぱいくらいはかかるかなと思っておりました。また、オペレーションが不慣れなため、あまり宣伝してもパンクすると言うことで、私も含めスタッフの周囲への口コミなどで、正直細々と売っていくつもりでした。なのに、ほぼ6月に入るころには、かなり売れてしまい、スタッフも驚きました。

これもすべて、みなさまのおかげです。買っていただいた方はもちろん、見守っていただいた方々を含めて本当に心からお礼申し上げます。

また、最後の方で、個数の数えミスなどが発生し、御注文の品物と別のものをお届けするトラブルがいくつか発生してしまいましたことについて謹んでお詫び申し上げます。

実は、売り切れを待たずに、6月22日に、すでに皆さまからの20万円と、弊社スタイルビズからの20万円、合わせて40万円を振り込んでまいりました。

多少急いだのは、実はこのプロジェクトの産みの親でもある、田中愛さんと28日にお会いする予定があったので、そのときにどうしても振り込みの御報告をしたかったのです。

愛さんと振込票の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、とても喜んでくださいました。
改めて愛さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。

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あしなが育英会の、みずほ銀行の口座は、公表していないものということなので隠させていただきました。(郵便局では、会社名義の口座を持っていない場合は、会社の謄本がいるということで、銀行の口座を電話でお聞きして振り込みました)

今回思ったことは、絆です。
読者の皆様がたの、一人ひとりのお名前を拝見して、本当に胸が熱くなりました。もちろん知り合いの方々にもたくさん買っていただきましたが、まったく見知らぬ名前の方々も本当にたくさんいらして、その方々との絆を確かに感じました。

日本をよくしていこう。みなさんの思いだと思います。でもひとりひとりの存在というものを、強く感じること、みんながひとつというわけではなく、活躍する場も考え方もいろいろだけど、その多様性がたぶん、これからの日本を強くするのだと思います。

思いが重なってごくまれに一つになることがあっても、それぞれにそれぞれの方向を強く生きていく。たまに、重なり合ったときには、その幸福を思い、違う感じ方考え方になったとしても、それを尊重し合う。子育てや仕事、みなさんの考え方やライフスタイルは様々です。自分のスタイルを持つこと、他人のスタイルを尊重すること。そのために、何もかもばらばらでだからこそ素敵なワーキングマザースタイルのスタッフ一同は、これまで以上に多様に、それぞれの見地から、情報を発信していきます。

みなさん、どうか自分が感じていることに、自信を持ってください。情報を収集し、子供や家族や同僚や友人のために、活かす。柔軟に対応しながらも、ぜひ自信をもってください。

そう、念じながら、色が形やストラップの長さなど、同じように見えるものも微妙に違う輝きをもつ、愛さんのストラップを、一つ一つ包んで封筒に入れました。

考え方は違っても、感じ方は違っても、違うからこそみんな素敵です。

今回のプロジェクトを通して、私自身、なぜこのサイトを運営しているのか?どうしてこのスタッフでやっているのか?と、いろいろと考えました。その一つの結果が、やはりスタイルという言葉です。

いろいろなスタイルがあり、さまざまなスタイルを持つスタッフがいるからこその、このサイトなのだと。重なることと、重ならないこと。その2つがあるからこその、輝きなのだと。

思いの全てを表現しきれませんが、心の奥に今、確かにあるこの思いを、またこのサイトで徐々に実現していきたいと思います。これからもどうぞ、ワーキングマザースタイルをよろしくお願いいたします。

そして、今お母さんである人と、これからお母さんになる人が、どうか未来にポジティブになれますように。これまで以上に、気概をもってこのサイトを運営していきたいと思います。

感謝をこめて。     村山らむねこと、青山直美。

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2011年03月15日

お子様にテレビを長時間見せないであげてください


投稿者 村山らむね

村山らむねです。
みなさま、大丈夫ですか?

さて、みなさんいろいろな情報入手のためにテレビをつけっぱなしになさっている方も多いかと思います。

大変衝撃的な映像や、心配なニュースがたくさん入ってきます。
お子さん方に今回の苦難の現実を見せることもある部分では必要かもしれません。
しかし、大人でも今回の件はなかなかストレスになるでしょう。

ぜひお子さんのために、テレビは消す、もしくはDVDを見せるなど、オフラインにしていただけるといいかと思います。

また、テレビは、節電モードというのがありますので、それを使うと消費電力がかなり節約できる製品があります。

どうぞよろしくお願いいたします。

■■ケアに関わるリンク■■

■県立兵庫大学によるメンタルケア関連のページ

妊婦さんや産後のお母さん、ご家族の皆さんへ
被災地で生活する子ども達のご家族へ

■現役保育士さん ぽにょみさんのツイート
http://twitter.com/#!/mayuponyomi/status/47591846112796673

http://twitter.com/#!/mayuponyomi/status/47591991210541056

http://twitter.com/#!/mayuponyomi/status/47592398104166400

http://twitter.com/#!/mayuponyomi/status/47592509630713856

http://twitter.com/#!/mayuponyomi/status/47593775589097472

■■お子様がほっとするコンテンツ集■■

YouTubeにホリプロの俳優たちが絵本の読み聞かせ
YouTubeにはほかにも吉本興業などの笑えるコンテンツもたくさんあります。こんなときこそ笑いを。

ウルトラマンからのメッセージ

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2011年03月14日

3月15日の計画停電について


投稿者 村山らむね

東京電力より3月15日の計画停電の予定が出ました。詳しい番地などの区割りはこのページの各都道府県別PDFで見ることができます。

14日は、第5グループのみの停電で、覚悟しながらも停電がなかった地域の方も多いのではないでしょうか。現場の方は需要予測でたいへんな苦労をなさっているかと思います。ころころ変化したというよりも、臨機応変に対応いただいたと思います。

停電が実行されても、復旧後の節電には引き続きご協力ください。

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2011年03月13日

関東圏の停電について


投稿者 村山らむね

東京電力のサイトが混み合っているようです。

各県のPDFの直リンクをご案内します。
ミラーしてもいいのですが、最新情報に上書きされる可能性があるので、あえて、ミラーにいたしません。

東京
http://www.tepco.co.jp/images/tokyo.pdf

埼玉
http://www.tepco.co.jp/images/saitama.pdf

千葉
http://www.tepco.co.jp/images/chiba.pdf

神奈川
http://www.tepco.co.jp/images/kanagawa.pdf

群馬
http://www.tepco.co.jp/images/gunma.pdf

栃木
http://www.tepco.co.jp/images/tochigi.pdf

ちなみに、わたしのすむ地域は、第2グループか第3グループのどれかです。明日、停電した時間で自分のグループがわかるのでしょう。ただし、グループや時間帯は常に見直されるそうですので、14日のグループが固定されるかどうかはわかりません。

※マンションにお住まいの際は、水が出なくなる可能性がありますので、トイレ用などにお風呂の水を流さないようになさるといいでしょう。
※またガスも、リスタートしないとつかない場合があります(発火に電気を利用しますので)
節電方法についての具体的なアイデア

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2011年03月12日

【緊急特集】ワーキングマザーが災害のためにやっておくこと #wmsaigai


投稿者 村山らむね

みなさま、このたびは本当にご苦労さまでした。また、現在も被災なさっている方々、どうかどうか早く平凡な日常がやってきますように、私たちも心を尽くします。今回の件で、お子様との安否確認、帰宅の確保、などなど、たくさん気づかれたことがあるかと思います。

ぜひ、思いつくままにコメントください。みなでシェアしましょう。ある程度たまったら、まとめます。たたき台として、私の経験をもとに書きましたが、「いや、それは違う」というようなことでももちろんかまいません。

1●子供や家族との安否確認

・携帯電話や、携帯メールは、つながらなかったりしました。
それにくらべて、twitterやFacebookは多少重いこともありましたが、割とすぐに繋がりました。
緊急時の連絡の複線化と、日常的に使えるものに慣れておく(携帯の緊急伝言板は、緊急時にしか使えない 毎月1日に練習ができますが)twitterなどいつも使っているものが一番緊急時も使いやすいなと思いました。この際、夫と子供にもtwitterのアカウントを持たせようと思います。

・駅か、学校から動かないでもらう。これが一番安心なような気がします。我が家ではちょっといろいろあり、辛かったです。

2●家族の安全確保

・できるだけ家族でまとまることが重要と痛感。
・事前にここで会おうというような場所を決めておくといい

3●常に所持するもの

・充電器と電池
・カロリーメイトなどの補充食

4●とっさの行動

・コンビニで1昼夜すごせるくらいの水とおにぎりなどはすぐに買いましょう。あっというまにもぬけの殻になります。
・オフィスに置いて置ける人は、非常食を買っておいたほうがいいでしょう
・部ごとに、カップラーメンの買い置きをしておくのも、いいですね。
・高層ビルにお勤めのケースなら、スニーカーをオフィスにおいておきましょう。(くだりの階段がしんどかったとの声をたくさん聞きました)

5●帰宅難民

・常に家まで帰る道をいくつも想定しておきましょう。
・バスが意外と復旧が早かったです。
・地下鉄>私鉄>JRでしたが、水害の場合などはまた別の可能性もありますので、どのようになっているかを瞬時に判断しましょう。
・JRや東京電力など、インフラのサイトは携帯のブックマークにつけておきましょう。


声を掛けあって、笑顔を忘れない。
食料を調達するときは率先して、そばの人にも分ける

そんなことが結構重要だなと痛感しました。

みなさんもぜひ、こんなことよかったよ、これは激しく後悔などということがあれば、コメントくださいませ。

■参考サイト

災害時に役立つiPhoneアプリ9つ紹介します。

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2011年03月09日

花咲くリゾナーレ2011 春のスペシャルが続々!


投稿者 WMS情報局

南アルプス連峰、八ヶ岳、富士山を望む雄大な自然に抱かれた、リゾナーレ。人々が地上のどこよりも安らげる空間をと、世界的建築家マリオ・ベリーニが創りあげました。リゾナーレでは、デザイン性のある非日常空間で「大人のためのファミリーリゾート」というコンセプトを掲げ、大人もこどもも訪れた人すべてが楽しめる時空間を提供しています。星野リゾートのリゾナーレは、春に向かってイベントや家族にうれしいプランが満載です。

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■4/29〜5/5【花咲くリゾナーレ2011】

春の訪れを祝う祭典「花咲くリゾナーレ2011」の舞台は、イタリアの山岳都市をイメージして世界的建築デザイナー、マリオ・ベリーニによる石畳の回廊「ピーマン通り」。両側にカフェや雑貨店など22のショップが並び、まるで街のよう。ゴールデンウィークに開催される「花咲くリゾナーレ2011」では、チューリップの花びらを敷き詰めた「花の絨毯」が街を彩り、八ヶ岳に訪れた春を表現します。期間中はラグマットとバスケット無料貸し出しを実施。ホテル敷地内には森もあり、やわらかな陽光の下、デリカテッセンやワインを片手にピクニックを楽しんでいただく事もできます。

【第一部】小学生デザインの「ミニ花の絨毯」4/29(祝・金)〜5/1(日)
リゾナーレが位置する山梨県北杜市の小学生4年〜6年の児童がデザインから作成まですべてを手がけます。公募で選ばれた子供たちの作品は力作ばかり。一見の価値ありです。

【第二部】デザイナーによる100mの「花の絨毯」5/2(月)〜5/5(祝・木)
初日の5/2(月)にはゲストやビジターが300名程が集まり、一つの作品を作り上げます。
今年で7回目を迎える「花の絨毯」は、八ヶ岳と南アルプス連峰を望むアルプス広場にも場所を拡大して開催。T字型の花の絨毯にどんな模様が浮かび上がるかは、完成してからのお楽しみです。

春がきらめくようなリゾートに変身ですね。子供たちが手掛けた前半に行くか、デザイナーによるお花のじゅうたんの後半を攻めるか、悩みどころですね。次は、母の日企画!

■5/8母の日イベント

5月8日(日)は、「母の日」です。いつも家族を見守り支えているお母さんに感謝を伝える絶好の機会。
リゾナーレでは、お子様からお母様へ、日頃の感謝の気持ちを伝えるお手伝いをいたします。
「ありがとう」の言葉とともに、手作りのカーネーションブーケ、メッセージカードを付ければお母様も大喜び。ご家族の時間をより印象的に演出し、『家族の絆』もより深まることでしょう。宿泊者はもちろんビジターの方も参加可能です。

【日程】2011年5月8日(日)・母の日
午前8時〜12時、午後2時〜午後6時
【場所】ピーマン通り/リゾナーレ内石畳の回廊
(雨天時は屋内で開催)
【内容】お子様からお母様へ手作りのカーネーションの“花束“と、
感謝の気持ちを記した手書きの“メッセージカード”を作成します。
【参加費】宿泊者:無料※5/7(土)と5/8(日)にチェックインの方
ビジター:1,000円

宿泊してももちろんよし、日帰りでイベントに参加してもよし。素敵な母の日を過ごしちゃいましょう♪
そして、次は、お子さんのための食育イベント♪

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■4/29(祝)〜5/5(祝)、5/7(土)〜6/26(日)の土日  春のおひさまキッチン

農業体験とアウトドアランチ作りの『食育』プログラム

今年もリゾナーレは、豊かな自然環境の中での四季折々の農業体験を通した『食育』プログラムを提案します。農作業体験と旬の素材を使ったランチ作りに挑戦する「おひさまキッチン」。春は、野菜の苗植えと春野菜ランチ作りに挑戦します。普段口にする食物の生育過程や素材の味を五感で体感し、『食』を家族で楽しく学んで頂けるプログラムです。

●豊かな自然環境での農業体経験を通した食育
春のおひさまキッチンでは、時期により「畝作り」又は「苗植え」等を体験します。畝作りは実りを獲るための第一歩。耕耘機や鍬などの道具を使って土壌を耕します。野菜が育つための快適な環境づくりを通して、自然と食の関係について気付きを提供します。苗植えでは、普段口にする食物はどのような成長過程を経て食卓に届くのか、又、成長にはどれ位の時間がかかるのか等、農業体験を通じてそのスケールを感じて頂くことができます。家族そろって食べる食事の美味しさ、大切さを再発見する機会にもなることでしょう。

●自宅で成長を見守る〜家庭で育てる寄せ植え〜
どちらの農業体験に参加しても野菜とハーブの寄植えをお渡しします。
自らの手で育て、食物の成長を観察することで、食への興味と感謝の心を育みます。

●春野菜クッキングに挑戦!
旬の野菜(春キャベツ、菜の花、スナップエンドウなどを予定)をたっぷり使ったピザ作りに挑戦します。雄大な山々を望むフィールドでの料理体験は、今から口にしようとしている食物の出自を間近に見ることができ、農業体験と食を結びつけ、より深い食育効果が期待できます。また、開放的な雰囲気の中料理に挑戦するので、お子様のキッチンデビューの場としてもおすすめします。

参考:おひさまキッチン今後のスケジュール
・春苗植えと春野菜クッキング
・夏収穫と獲りたて夏野菜クッキング

春のおひさまキッチンDATA
期間:2011年4/29(祝)〜5/5(祝)、5/7(土)〜6/26(日)の土日
時間:10:00〜13:00
料金:¥7,500/1組3名様
追加1名様につき¥2,500
対象:4歳以上のお子様とそのご家族
定員:15名様
予約:前日17:00まで受付

これ、いいですね。農業体験をしたあと、家でも追体験ができるというのが最高です。そして最後に、宿泊プランのお知らせ。星野リゾートは現在、子育て中の家族に優しいプランを続々と発信中です。

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■リゾナーレのファミリー滞在

「大人のためのファミリーリゾート」としてリピーターが多く訪れるリゾートホテル「リゾナーレ」から、お子様連れの家族旅行に最適な滞在プランが登場しました。ゲストからの要望が反映された合計5タイプのお部屋には、ママやパパをサポートするグッズがいっぱい。家族の絆を深める時間を快適にお過ごしいただけます。※未就学児のご宿泊無料 

●ベビーウェルカム
赤ちゃんとの旅行を手軽に楽しむ滞在をリーズナブルにしたい方に
■備品:ベビーベッド、おむつ替えセット、60℃設定ポット、知育おもちゃ、タオル多め
■大人1名料金:1泊2食16,500円〜大人2名1室

●ベビースイート
赤ちゃんとの旅に安心のおもてなしを 初めての旅行におすすめ
■備品:はいはいシート、電子レンジ、椅子付ベビーテーブル、ベビーカー、ベビースイング、哺乳瓶洗浄セット、ベビーベッド、おむつ替えセット、60℃設定ポット、知育おもちゃ、タオル多め
■大人1名料金:1泊2食19,500円〜大人2名1室

●キッズウェルカム
お子様との添い寝を安心サポート 知育おもちゃもあり、お部屋で快適に
■備品:ベッドガード、知育おもちゃ、キッズアメニティセット
■大人1名料金:1泊2食16,500円〜大人2名1室

●キッズウェルカム 広々(70屐
広々スペースでお子様大喜び 最大・大人4名で一緒に泊まれる大空間
■備品:プレイマット、ベッドガード、知育おもちゃ(プラスチック製)、キッズアメニティ
■大人1名料金:
1泊2食19,500円〜大人2名1室
1泊2食14,750円〜大人4名1室

●キッズスイート
ワンランク上の家族旅行 露天風呂付メゾネットで過ごす贅沢
■備品:露天風呂、ベッドガード、階段ガード、知育おもちゃ(木製)、キッズアメニティセット
■大人1名料金:1泊2食25,500円〜大人2名1室

詳しくはこちら

現在ウェブから予約すると、天体望遠鏡レンタルなど、様々な特典があります。

リゾナーレには、無料の離乳食、年齢別キッズプレートがあり家族で楽しく食事ができるレストランYYgrill、絵本を自由に手に取ったり読み聞かせできるブックス&カフェ、お子様用ボールプールやカフェがあり楽しさ倍増の室内温水造波プール イルマーレ、四季のアクティビティやクラフトを提案するGAO(ガオ)、メインダイニング利用の際は無料で利用できるナーサリーも。とにかく、ファミリーに最高の居心地が準備されています。もちろん、ママにうれしいスパやマッサージも。ぜひ、春休みやゴールデンウィーク、週末の旅行などで、リゾナーレ体験してみてください。

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2011年02月03日

新スタッフです!森マキ子さんと、山口理栄さん


投稿者 WMS情報局

ワーキングマザースタイルに、新スタッフが2名も誕生しました!

お一人目は、上海在住で国際結婚をされている森マキ子さん!デザイナーでいらっしゃいます。

そして、もうお一人は、山口理栄さん。育休後についてのカウンセラーや企業へのアドバイザーをなさっています。

お二人とも、超強力な新人です!どうぞ、みなさま、これからのお二人の発信について、ご期待ください!

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2011年01月18日

仕事も家庭も地域も楽しむ 柏市男女共同参画シンポジウム


投稿者 WMS情報局

2月5日に柏市では、NPOフローレンス代表の駒崎弘樹さんを迎えて男女共同参画シンポジウムを開催します。

主催者の方からメッセージをいただきました。

子育て中のママ・パパにぜひおこしいただきたい企画です。 柏市以外からも、どなたでも参加いただけます。
とのこと。

詳細はこちら

仕事も家庭も地域も楽しむ 平成22年度柏市男女共同参画シンポジウム
【日時】2月5日(土)12:30〜16:30 (駒崎さんの講演は12:30〜14:15)
【場所】アミュゼ柏
【料金等】無料、要事前申込 手話通訳・要約筆記・保育あり
【主催】柏市男女共同参画シンポジウム実行委員会、柏市


2月の土曜日、家族でじっくり考えてみませんか?

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2010年12月15日

ドリームマッチプロジェクトは中小企業と若い人材をつなぐプロジェクト


投稿者 村山らむね

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経済産業省の補助をもとに「中小企業採用力強化事業」を手掛ける日本商工会議所から、(株)リクルートが委託を受け運営しているドリームマッチプロジェクトとのタイアップ記事です。
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経済産業省・日本商工会議所が立ち上げたプロジェクトの紹介記事を書いて欲しいと依頼がありました。私にうってつけのお仕事なので、ふたつ返事で「ハイ!」しました。

今、最も元気であるべき日本の「おたから」に、元気がないと言われています。1つは活躍の場が社会からきちんと用意されているべき若者なのに、なぜか今ひとつ門戸が開かれず仕事を得ることができていない、元気なのに不完全燃焼を強いられている人たち。もうひとつの「おたから」は、日本の経済を支えており、実はよくよく見てみると、とても元気な中小企業。

その2つの「おたから」をマッチングさせるプロジェクトこそが、このドリームマッチプロジェクトなのです。

日本中が、まだまだ景気回復したとはいえない不安定な状況に覆われています。 でも、景気の煽りを受けているのは、企業だけではありません。 未来の社会をつくる原動力となるはずの若者が、 就職したくても社会に出ることが厳しい状況となっています。 社会に出て働きたいと考えている若者と 若い人材を採用して成長したいと願う企業をつなげたい。 そんな思いから、このプロジェクトは立ち上がりました。 ひとりひとりの力が社会で発揮され、 その個人が属するすべての企業が成長していくことで、 日本はもっと元気になれるのではないでしょうか。 私たちは、学生の「夢」と企業の「夢」をつなぐことで、 少しでも多くの採用を実現したいと考えています。 そして、多くの若者が活躍できる社会と、多くの企業が元気な日本を目指したい。 みんなの「夢」を、日本の原動力にしていきませんか。

これが、このプロジェクトの思いです。

dm.jpg若者と中小企業。

若者の立場から言うと、最初の就職は大企業でと思っている方がものすごく多いのだと思います。
中小企業の立場から言うと、人を採るなら即戦力と思っている採用担当の方がものすごく多いのだと思います。

でもね、でもでもでもね。

若者のみなさんには、安心して、そして覚悟して、中小企業に最初の一歩を踏み出してくださいと言いたいです。
そして、中小企業の採用担当の方には、安心して、そして覚悟して、まだ就職したことがない人を採用してみてくださいと言いたいです。

それは、私自身のキャリアの来し方から、強く言いたいことなのです。


私自身は、最初の就職は同期だけで1000人近いという大企業。結婚・出産・育児休職を経て復帰。育児との両立に悩み、11年働いた大企業から社員11名のできたてホヤホヤの会社に転職。企画、営業、人事、採用、教育、カスタマーサービスなど、小さい企業はとにかく仕事をそこにいる人達がかたっぱしから片付けないと成り立たないので、何から何までやりました。4年間そこにいて、2004年に独立。現在は一人会社の代表取締役をやっています。大→小→極小と会社を渡り歩いて、真ん中の小さい会社での経験が、私の今を作っている。そこから、↑の、若者のみなさんと、中小企業の採用担当の方への、思い。安心して、そして覚悟して、両者はマッチングされるべきという思いを生んでいます。

2000年に、大企業から小さな会社へと動きました。名刺を出せば、自分の会社の説明をしなくてもいい状態から、まず名刺を出してどんな会社なのか、自分はどんな人間なのか30秒にまとめて説明しなければいけない状況になりました。誰でも知っている、から、誰も知らないへの大きな転換には、正直面食らいましたが、会社の業務は何から何までやらなければいけない、その上、できたての会社なので、お客さんもゼロの状態から、お客さんを作り出さないといけない、そんな状態は、まあ、なんちゅうか、ものすごいカルチャーショックでした。

でも今振り返って、仕事のやり方は、全てここで学んだといえましょう。自分がお給料以上の働きをしていると、初めて実感できたのも、この会社でした(実際にそうであったかは、別として)。

自分がいなくても動く大きな船から、自分が漕がなければすぐに動きを止めてしまう小さなボート。私は仕事をするうえで一番重要なことは、当事者意識を持つということだと常々おもっているのですが、小さい会社では当事者意識を持たないとやっていけません。それが否応なく身につく場であるのです。

その小さな会社では、たくさんの人にリクルーティングのためにお会いしました。学生さんにもかなり会いましたし、何人かには新卒で入っていただきました。大企業でもリクルーティングをしていましたが、学生の眼の色が違いました。小さな会社でお会いした方々は、実際に、ボートの櫓を漕ごうと来る人たちでした。

このサイトの読者である、ワーキングマザーにも3つの視点で、このプロジェクトを見てほしいです。

■自分が若いときにこんなプロジェクトがあったらなという視点

このサイト、実際に本当によくできていて、
・企業と出会うことができる「企業を探す」というコーナーでは
 会員登録して、個別に直接面談が申し込める、サイトから面談を申し込む
 いろんな会社を見てみたい人に便利な全国7カ所で行われる合説で面談・選考に参加 
 地方の人にありがたいオンライン説明会に参加
 若者の採用に積極的な企業のHPへのリンクがされている、直接アプローチする4つの出会い方が用意されています。
 
「企業を知る」というコーナーでは
 実際に働いている人の顔が見えるコンテンツが豊富です。社長に逆質問なんていうコーナーもあり、結構読み応えがあります。

面談のおきてというコーナーは、正直、私自身に有用でした(汗)。

就職を考えている人には、必ず得るものがあるサイトとなっています。

■自分が採用担当者だったらこんなプロジェクトを利用したいなという視点

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「雇用で日本を元気にする」というスローガンの元、経産省・日本商工会議所により、
立ち上がったプロジェクト。学生と企業共に登録・参画無料となっており、両社の登録
内容によりマッチングを行うものです。

◆企業としては、費用をかけず2011 年卒業予定の学生と面談を行うことができ、その他、説明会やWEB セミナーなど多岐にわたるサービスを無料で行うことができます。
◆今回のプロジェクトで、採用に対してのノウハウを身につけてもらい、今後の採用にも役立ててもらうことを目指したプロジェクトになります。
◆WEBセミナーなどインターネットを使ったコンテンツを利用することで、地方企業にも首都圏同等の採用機会を創造することで、学生と企業の更なるマッチングを目指します。

ということで、採用コストに頭を悩ませる企業にとっては福音的なものとなります。もし私が中小企業の採用担当者であれば、ぜひぜひ使ってみたいプロジェクトです。

■自分の子どもがこのプロジェクトから中小企業に就職するかもしれないという視点

私の子供は娘なので、結婚出産を経ても働き続けることができるかというのが、やっぱり一番気になる点です。制度の充実は大企業が先んじても、柔軟性があるのは絶対に中小企業だと思います。産みやすい環境とそうでない環境に差があると言ったらより正確でしょうか?実際に、子育てをしながら働いている先輩がいるかどうか、それがサイトからわかるとちょっと安心なのですが、そういう項目は残念ながらありません。ということで、ご担当者に質問しちゃいました。

Q 実際の育児環境や女性に対しての配慮のような情報提供についてはどう考えていらっしゃいます か?たくさん女性が活躍している、同族でない女性の管理職や取締役が多い、など、 女性についての情報をもう少しいただければと思います。男女の性差が取り払われつ つある大企業と、差が根強いとまだ一般的には考えられている中小企業。あまり性差 を突出させてはという配慮でしょうが、「産めるかどうか」を気にしている女子学生 はたいへん多いと思うのです。

A 重要なテーマだと思います。産前産後・育児への支援内容や、実際に育児しなが ら働く先輩社員などの姿がわかるほうが、就職希望者にとってより良い情報であるこ とは間違いありません。一方で、そのような情報を発信するためにはきちんと取材を し、裏付けある事実を掲載するというプロセスが必要です。一つでも多くの求人情報 を掲載し、雇用を創出することを目的としているため今回は見送りさせていただいて います。 その代わり、きちんと面談を行うフローがございますでの、企業と学生が会話するこ とでその疑問を解消するフローを組んでおります。

たいへん誠実なお答えだと思います。女子学生のみなさん、臆せず質問しましょうね。


若者と、中小企業のお見合いサイト。
この行く末に、日本の将来がかかっていると言っても過言ではないでしょう。こういうのが今までなかったことが、逆に不思議です。一過性のプロジェクトではなく、継続していただけると本当にうれしいな。少なくとも、中学一年生の娘が就職活動するまでは。

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2010年12月07日

キッズドア・子ども支援ボランティアコーディネーター養成基礎講座


投稿者 WMS情報局

NPO法人キッズドアさんからのお知らせです。(以下引用です)

いじめ自殺や虐待が毎日のように新聞にのっており、見慣れた風景になりつつあることが、とても気になっております。子どもにとって、大変生きづらい時代です。

この度、子ども支援ボランティアコーディネーター養成講座を企画いたしました。
12月の忙しい時期、平日2日間という日程で恐縮ですが、
2日間で知識編からスキル編まで、すべてのノウハウを提供し
ボランティア・コーディネーターとしてご活躍いただける方を
輩出したいと思っております。
コーディネーターというのは、学生ボランティアと支援先と子どもたちを結ぶ仕事ですので、
女性の方にぴったりの仕事だと思ってます。

<独立行政法人福祉医療機構助成事業>
12/10日(金)17日(金)
キッズドア・子ども支援ボランティアコーディネーター養成基礎講座

キッズドアでは、2009年11月より学生ボランティアにご協力いただき,子ども支援活動を行っています。
子ども支援活動を成功させるためには、学生ボランティアと支援先である施設や学校などをつなぐボランティアコーディネーターの存在が不可欠です。
日本国内の子どもを取り巻く環境は日に日に厳しくなっており、支援先が急増しております。
本養成講座では、子ども支援ボランティアに特化したコーディネーターを養成し、即戦力として活躍できる人材を輩出することを目的としています。みなさまのご参加、お待ちしております。


■日時:
12月10日(金)10:00から16:00 
12月17日(金)10:00から16:00 
 
■会場:
Wis ビジネスセンター ROOM1
東京都中央区日本橋3−3−3 山川ビル5階
http://www.wissquare.jp/rental/map.html

■プログラム: 
【1日目】
 午前 日本の子どもの現状と教育格差
 午後 コーディネートスキルアップトレーニング
【2日目】
 午前 子ども支援ボランティアの企画立案トレーニング 1
 午後 子ども支援ボランティアの企画立案トレーニング 2

■参加費:
 2日間5,000円
(1日だけ参加の方は3,000円)
※2日間の講習を終了した方には、キッズドア・ボランティア
コーディネーター養成講座の修了証を授与します。

■対象:
・日本国内の子ども支援や教育格差の解消に関心のある方
・ ボランティアコーディネーターという仕事に興味のある方
・ 人と接するのが好きな方

■申込方法:
/醜フォームよりお申込ください
 PC http://www.formzu.net/fgen.ex?ID=P73770153
 携帯 http://www.formzu.net/mfgen.ex?ID=P73770153

▲瓠璽襦entry@kidsdoor.net あて
 件名に 「ボランティアコーディネーター」として
 お名前、性別、年齢、メールアドレス、電話番号、住所 をお知らせください。

FAX 03-5201-3712  キッズドア あてに
 お名前、性別、年齢、メールアドレス(あれば)、電話番号、住所をお送りください。

■お問合せ:
特定非営利活動法人キッズドア 担当:渡辺
〒103-0027東京都中央区日本橋3−2−14 日本橋KNビル4階
Tel 03-5201-3899 Fax 03−5201−3712  info@kidsdoor.net

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2010年11月12日

ドキュメンタリー映画『うまれる』ママに優しいキャンペーン実施!


投稿者 WMS情報局

11月6日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開となるドキュメンタリー映画『うまれる』。本作は両親の不仲や虐待の経験から親になることに戸惑う夫婦、出産予定日に我が子を失った夫婦、子どもを望んだものの授からない人生を受け入れた夫婦、完治しない障害を持つ子を育てる夫婦と、命と向き合う4組の家族を追い、私たちが産まれてきた意味や家族のあり方、人とのつながり、そして生きることを考える感動のドキュメンタリー映画です。

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『うまれる』は「妊娠・出産・育児」をテーマとしている事から、公開前より小さなお子さんのいるママさん層から支持を集めています。それに答える形で、本作は「ママに優しい映画」として公開劇場シネスイッチ銀座の協力のもと、画期的な取り組みを行います。

1. 赤ちゃん同伴OKの「ママさんタイム」

実施日=11/11、18、25、12/2の毎週木曜日13:50の回
赤ちゃんの泣き声も映画の一部!周りを気にせず、泣く子をあやしながら、映画を観られる貴重な機会です。
シネコンでは以前から同様のサービスを行っていますが、月に一度のみ実施で、しかも映画館側が選んだ映画しか対象になりません。今回『うまれる』を上映するシネスイッチ銀座では、毎週木曜日に定期的に母子同伴可能上映を行い、ママたちが映画を見られる機会を飛躍的に増やしました。

2. ベアーズ×『うまれる』 無料ベビー&キッズシッター付上映会

実施日=11/8、9、15、16、17、22、29の7日間 
※サービスを実施する上映回は日によって異なります  
(11/17はコンビウィズ株式会社主催)
働くママを応援!家事代行サービス会社「ベアーズ」と映画『うまれる』のコラボレーションにより、上記日程でシネスイッチ銀座の近隣に特設託児所を開設、スタッフが無料でお子様をお預かりするベビーシッターサービス付き上映を実施致します。過去にベビーシッター付き上映はありましたが、無料なのは本作が初めて。お子さまと少し離れて、気分的に解放され映画が見たい、というママたちのための企画です(対象は有料入場者のみ、日によって託児所の場所が変わります。詳細は公式サイトまで)

3.プレママ割引

母子手帳もしくはマタニティ・マークをシネスイッチ銀座の窓口にてご提示いただければ、妊娠中の女性(本人のみ)ならどなたでも1,000円で本作を鑑賞できます。
これまで1本の映画で上記のサービスを網羅した映画はないと思われます。上記サービスをきかっけに、育児におわれるママたちが少しでも自分の時間を持つ足がかりになれば嬉しく存じます。

うまれる 公式サイト

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2010年10月16日

Twitterで出会った子育て世代発「迷走する両立支援」対談&著者と読者の交流会を開催(10/24)


投稿者 村山らむね

大変興味深いイベントのお知らせです。
主催者の山口理栄さんは、育休後コンサルタントとして活躍されています。
メッセージを含めて、ご案内いたします。ぜひ、参加なさってください。参加不可能な方も、ぜひUSTなどでご視聴ください。

 2006年に書かれた「迷走する両立支援」は、当時急速に進んだ政府による少子化対策の追い風の中、出産・育児を迎えた主に母親100名近くに取材を重ね、主に子育てと仕事の両立にかかわる幅広く複雑な問題を、丁寧に描いている本です。

 4 年も前に書かれた本であるにも関わらず、今年3-5月にツイッター上で紹介されたこの本は、日々、子育てと仕事に奮闘する多くの方々に読まれ、共感を呼びました。一人の ワーキングマザーがそのことを著者に伝えたところ、反響を大変喜んでいただけました。そこで、この問題に関心のある有志が集まり、「ワークライフバランス・カフェ」を結成。より多くのみなさんに、この本を知ってもらいたい。また、強い問題提起を行った本書を手がかりに、個人や個々の企業といったミクロの視点と、国や社会といったマクロの視点の双方からアプローチし、「より生きやすい社会、より幸せな人生」を叶える方法を考えてみたい。そんな想いから、このイベントを企画し、このたび開催に至りました。

 未だ本書を読んだことのない方にも、何か心に残せるイベントにしていきたい。育児だけでなく、介護や闘病、その他の「ライフ」について頭を悩ませている人にとっても、「観てよかった」と思ってもらえるコンテンツにしたいと考えています。第三部では、視聴者のみなさんのご意見を中心にご紹介するコーナーも設けています。

 家事に育児に仕事にと、忙しい日々を過ごされていることと思いますが、10月24日だけは、みなさんの貴重な2時間半をこのイベントのために頂けたら、私たちはとても嬉しく思います。

                                      ワークライフバランス・カフェ

日時:2010年10月24日(日)13−15:30時
   USTREAMにて生放送 http://www.ustream.tv/channel/wlb_cafe/
どなたでも、パソコンで見ることができます。

会場:ライフネット生命保険株式会社(千代田区麹町)
   約30名様まで、会場でご覧いただけます。(希望者多数の場合は抽選)

登壇者:「迷走する両立支援」著者      萩原 久美子
    前厚生労働省職業課程両立課課長補佐
    育メンプロジェクト仕掛け人     山口 正行
    (司会 育休後コンサルタント    山口 理栄)

参加費:USTREAM :無料、会場参加:1,000円

内容: 
第1部 「迷走する両立支援」が投げかけたもの/仕事と育児の両立支援の現在
第2部 個人と社会、企業と政治−何が、この国の両立支援を阻んでいるのか
第3部 Q&A/一人ひとりの決意表明
終了後 参加者同士の交流会(会場のみ)

企画・運営:ワークライフバランス・カフェ
    協力:ライフネット生命保険株式会社

詳細・お申し込みはこちらをごらんください。
http://socio-logic.jp/meiso/

このイベントは、Twitterでやりとりした本の感想をきっかけに知り合った10人ほどの子育て世代の親たちが、ボランティアで企画して実現することになったものです。
実現の準備として、毎週土曜日の午後10時から、ワークライフバランス・カフェと称して、ハッシュタグ #wlb_cafeを使って2時間、その日のテーマについて意見交換を重ねて参りました。

その辺の経緯は、ワークライフバランス・カフェ http://d.hatena.ne.jp/WLB_cafeをご覧いただければと思います。

スタッフのみなさまのご参加、サイトでの告知、お知り合いへの情報提供などでご協力いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

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2010年08月28日

新スタッフ! 仁科 咲 プロフィール


投稿者 仁科咲

saki_2010.jpg

はじめまして。
仁科 咲(にしな さき)と申します。

2004年10月生まれの娘と2007年1月生まれの息子の2歳差育児に撃沈しながらも
自分のため、子供達のため、ワークライフバランスを考えつつWMとしてやっています。

人から刺激を受けるのも大好きですが、人に刺激を与えるのも大好き!
ネット上ではここ10年ほど何かしら発信し続けていますが
今は、やっぱり子供あってこその自分、という形が確立しているので
子供がいても、スマートに暮らす!ということを第一に、
ブログでは「生活上手になるための情報」を発信しています。
http://smartlife2010.com/


東京渋谷区で生まれ、浜松町界隈をうろつく小学生時代をすごしておりましたが
父の仕事の関係で父の地元の田舎へお引越し。
中学、高校と田舎で過ごし、短大でまた都会進出。
自由が丘で働いておりましたが、アトピーが酷くなり強制送還。

地元でDTPオペレーターとして働きつつ、趣味でサイト作成など。
地元メーカーの自社製品の雑誌広告や取扱説明書作成、WEB作成などをして
正社員として働きつつ結婚。
2度の産休、育休を取りましたが
田舎の保育園事情から、正社員で働き続けることの限界
そして、こんな言い方はいけないかもしれないけれど「子なし上司」の
理解力の無さから、2009年3月で退社。

その後、WEB制作の会社に勤務しつつ、頃合を見計らって
SOHOへ。主にWEBやさんとして活動中。
http://plus--design.com

今は、あっちこっち手を出しつつ、自宅PCにかじりつく日々を送っています。

趣味は、子供服を作ることや、カメラ、料理など。
今の楽しみは、娘(5歳)の習い事の成長振りを見ること。(笑)
もちろん、英才教育云々では全くないのですが、
何しろ、運動音痴だは、リズム感ないは、歌もヘタだわ、で
せめて凡人レベルに達して欲しい一心で習い事をさせてます。
といっても、彼女自身がやりたい!と言ったもので、楽しく続けられるもの。
これで食べていけるように!なんてみじんも思っていないのですが
少しでも彼女の人生の選択肢が増えるように地盤作りをしている感じです。

こちらのブログでは、田舎の保育園事情や、好きな美容のこと
子供服のこと、これからやろうとしていることなどを書いていければいいなー
と思っています。

将来の夢は、もの書きになること。

いつか、海外にも住んでみたい。
夫が自営サービス業なので、仕事の無い冬に2ヶ月ほどハワイで過ごす、なんてことを
絶対、近い将来実現させたい!!と夢見ています。
(でも、来年は娘が小学生。。。もしかしてタイムリミットは今年??苦笑)

こんな私ですが、どうぞよろしくお願いします。

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2010年08月03日

スタッフに聞きました「産後うつ、どうでしたか?」


投稿者 村山らむね

先日、アナウンサーの方が自殺なさいました。「産後うつ」が原因とも言われています。産後、誰もが経験する可能性がある、この産後うつ。ワーキングマザースタイルのスタッフは、どのように体験したでしょうか。今、まさに渦中にある方、これから出産を控えている方、これらの体験記を読むことで、少しでも負担が軽くなればと思います。12人の体験記です。

まずはAさん

1、産後うつになりましたか?
一人目の時になりました。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
退院前後ぐらいから始まり、一ヶ月後ぐらいまで。でも、ゆるやかなのは、もっと長く、半年ぐらいはなんだかんだと波があったような記憶があります。

3、そのときの症状は
母乳で育てたいと思っていたのに、息子がうまく乳首に吸い付くことができず、ミルクもあまり飲まない、息子の体重は増えない、よく泣く、あまり寝ない、よって私も睡眠不足、乳首諸々のトラブル、「こんなはずじゃなかった!」というショック・・・自分はなんてダメなんだろうと強烈な自己否定に見舞われていました。よく泣きましたし、ちょっとしたことにもすぐイライラしました。

4、どう対処しましたか?
区の保健所に相談して、派遣されてきた助産師さんが「ザ・プロ!」といった方で、何もかも的確に処置してくださり、おかげで息子も無事おっぱいが飲めるようになり、成長も加速し、私も安心し・・・と、それから良いスパイラルになって、産後うつもだいぶおさまりました。産後うつは、とにかくホルモンはじめ体調面からくることが多いので、まずはそのトラブルをサポートしてくれる人がそばにいることが大事、いなければ探すこと(自分が無理なら周囲がやる)だなあと痛感しました。今、色々とアドバイスにのってくれる公的機関も色々ありますし、同じような体験をした友達と電話で話したのもずいぶん助けられました。

次はBさん

1、産後うつになりましたか?
Yes。第一子の時に完全にその状態でした。でも当時は気づかず、私に母性が足りないんだと涙してました。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
1歳を過ぎて子供が夜大分寝るようになってからが半分。第二子を出産してからが完璧。

3、そのときの症状は
初めての子は夜泣きがひどく、夜明けまでベッドにおろせず抱いたままゆらゆらしているのが連日。やっと朝6時にベッドに寝かしつけても朝ごはん作ったり、日中は宅急便がきたりでまとまって寝られない日が何ヶ月も続いてくると、だんだんものすごく辛くなってきました。考えがまとまらないし、気分が落ち込んでくるし。三ヶ月過ぎると楽になると助言してもらったり、育児書にもそうあったけれど、我が娘は結局一歳近くまで昼夜逆転でへとへとになってしまいました。寝ない娘を抱っこしてベランダにいて、この子を落として私も飛び降りようと思ったことも何度かあるんです。もっともマンションの2階だったので木の枝にひっかかりそうだなとか冷静に思って実行はしなかったのですが。何て母性が薄いんだろう、動物だって立派な子育てしてるのにと本当に落ち込んでばかりでした。

忙しい時には朝6時に帰宅して1時間寝てまた会社に行くような仕事をしていたので、育児はそれに比べれば楽じゃないか、と思ってたところもあったのですが、私の人間力も足りなかったのでしょう。断然ものすごく苦しかった。育児は特に赤ちゃん時代は365日24時間休みなしで休日がないですものね。 

産後2ヶ月の時には「iモード事件」という本を読んで、「打ち合わせ」が懐かしくて泣いてしまったことも。仕事生活からいきなり授乳&下の世話ばかりの毎日になってしまったことのとまどいも産後うつの一つの原因だったかもしれません。

この状態がどうもマトモではなかったと悟ったのは第二子が生まれてからです。第二子は長女と違ってよく寝る子でした。もちろん授乳もあって切れ切れの睡眠にはなりますけれど、少しでも眠れるとこんなにも精神状態が違うのかとびっくりでした。赤ちゃんはめちゃめちゃかわいいし、飛びおりたいなんて全然思いもしませんでした。それから、誰か、っていってもこの場合3歳の長女ですけれども、がそばにいつもいてくれるというのが精神的にとても救いになりました。話し相手になりますし、赤ちゃんは子供が好きなので、長女がそばにいると基本的に機嫌がよくなるのにも助けられました。

また、長女のことで手が離せない時、次女が泣いていても駆け寄れなかったのですが、そのうち自然に泣き止んで寝てしまうのにもびっくり。第一子の時にあんなに手をかけて寝かせていたのはかえって逆効果だったのかもしれません。

4、どう対処しましたか?
私は対処なしできてしまいました。でももし対処するとして、最大の薬は「睡眠」「一人の時間」ではないかと思うのです。ほとんど寝られない状態が続いたのが、自分が自分でなくなった最大の原因ではないかと感じています。でも赤ちゃんの場合、授乳がからむのでママが一晩ぐっすり、とはなかなかいかないですよね。何かいい解決方法はないかなあ……。

それからやっぱり特に初めての育児の時には24時間赤ちゃんの命を預かっているという緊張感から解き放つ一人の時間があると良かったかなあと思うのです。なので、私はおめでたを報告してくれる男友達には祝福の言葉に赤ちゃんが生まれたら必ず月に一度30分でいいから奥さんが一人でカフェに行く時間をつくってあげてねと付け加えてます。一人で、誰かにいれてもらって飲むコーヒーはおいしい!はずだからと。

Cさん

1、産後うつになりましたか?
お医者さんにみてもらったわけではないので、そうだとは言い切れないのですが、なったと思います。おそらく。その前提で以下回答します。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
里帰りから自宅に戻った2ヶ月目すぐからで、落ち着いてきたのが、4ヶ月目ぐらい。あぁ、平気だわー、と思えたのが6ヶ月目ぐらいでした。

3、そのときの症状は?
後で振り返ると、ですが、初めての育児で、母乳の出が安定しないことが主だった悩みに。とにかく、母乳が安定しないので、満腹にならないから、赤ちゃんも泣くし、寝てくれない。でも、最初にあきらめてしまうと、ずっと母乳が出なくなるのでは?という恐怖心から、泣いては吸わせての繰り返し。

気がつけば、授乳とおむつがえの合間に、少し寝て。家事全般、もちろん手につかず、畳もうと思った洗濯物が、部屋の真ん中に小山で残ってる。食べかけの食事が、机の上に。

自分の食事もままならず、気がついたら夜になってて、1日をどう過ごしているのか、よくわからない状態でした。

私、こんなに何も出来ない人間だった?確かにズボラさんなんだけど・・・もー、こっちが泣きたいよーーーー!!!(というか、泣いてます)と、かなり情緒不安定でした。

枕を布団に思いっきり投げつけたり、泣き声が耳に入らないように、一瞬布団にもぐりこんで耳をふさいだり。そんな自分が情けないし、辛くて、しょっちゅう泣いてました・・・。

4、どう対処しましたか?
当時、オットが激務で、週1〜2回、お風呂とわずかな仮眠のために帰ってくるような悲惨な3人暮らしだったので、頼りになるのは自分だけ。状態でした。

そこで、育児の先輩(2人子どもあり)である、実姉から電話があったときに、母乳の相談から切り出したところ・・・最初に言われたのが「ちゃんと食べてるの?」でした。

「まず、母親が食べないとダメ。家事全部なんてムリ。適当でいいよ!赤ちゃんは泣くのが仕事、泣かせすぎはダメだけど、ちょっとぐらい泣いててもそれが運動だと思って、泣かせることに慣れたらいいよ。2〜3分泣いても赤ちゃんは死なないよ。でも、3分あったら、母親が食事を1品食べきることは、できるやん?食べないと、母乳が出るわけないんやし。あと、最悪ミルクでもいいやん!って割り切り必要やでー」

などなど、言われて、スッと肩から力が。私は電話口で、本当にわんわん泣いてしまって。って思い出して書いてたら、どれだけで泣けてきますねーーーほんと(笑)

そこから、精神的なゆとりが出来たのか、

そこそこ食べる>>母乳も徐々にでる>>赤ちゃん寝る>>私も寝られる!!
  >>母乳が本格的に出る>>自信が出た!泣いても怖くない!
  >>さらに赤ちゃん長く寝る>>私もぐっすり寝られる!!やった!

という好循環が生まれました。

後は、産後4ヶ月か5ヶ月目から、子連れで週1出社で全社会議に参加しつつ、在宅で仕事を再開したことが「脳内が赤ちゃんのことだけ」状態から脱却できて、かえって気分転換になったのもよかったんでしょうね。

何より、「他の人に抱っこされて、かわいがられている様子を目の当たりに=私の赤ちゃん、みんなを幸せにしてる!素晴らしい!!」というのを、客観的にみることができたのが、よかったように思います。(さらに、その間私は世話から一時的に開放される。一石二鳥!)

オットを含めた開発部隊が、会社に常に泊まりこみ状態だったので、私が子連れで顔を出すと、独身の同僚がみんな赤ちゃん大好きで「かわいい〜、抱っこさせてー。あー、癒されるぅ。(エンドレス)」だったんですよ(笑)

皆さん、大体同じような感じかなー?と思うんですけど、やっぱり、何より「赤ちゃんの世話から開放される時間を少しでも」と、「泣くんだよ。赤ちゃんなんだもん」という、悟り!?が、転機だったんでしょうねー。「そうか、泣くの仕事か!!君も仕事がんばれ!!」という感じでしょうか。で、2人目、3人目は、どんどん適当になっていって・・・。「1人目のときの、あの神経質さはどこいったんだよ」状態ですね。

Dさん

1、産後うつになりましたか?
正直言って、わかりません。なっていたかもしれないし、なっていないかもしれない。ただ、二人目のときの方が気分の落ち込みは大きかったです。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
一番大きく気分が落ち込んだのは、二人目の産後二ヵ月くらいだったかと思います。

3、そのときの症状は?
不意に大きく落ち込んで、今振り返ると「全てのやる気が無くなる」という感じだったかもしれません。

4、どう対処しましたか?
ヤケ酒飲んでしまいました〜(汗 ただし、それ以降、母乳は諦めてミルク育児にしましたが。そこで一度、母乳を諦める、という選択ができたので吹っ切れて、大事に至らなかったのかもしれません。

とにかく、オットが当てにならない人で(苦笑振り返ると孤独な育児でした〜

周りのサポートとか、休む時間の確保とか、お母さんのご飯の確保とか、本当に大切ですよね。

Eさん


1、産後うつになりましたか?
なったような、なっていないような・・・。私の場合ピリピリと神経質になっていました。産後うつというよりも、育児のストレスかもしれません。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
イライラピリピリしていた気持ちは、1歳4ヶ月の時、職場復帰でかなりなくなりました。

3、そのときの症状は?
夫ににイライラしてしまって、申し訳なかったです。そんな自分が嫌でした。

4、どう対処しましたか?
何とか解消したくて、本を読んだりしました。
「結婚の謎」「ベストパートナーになるために」「サレンダード・ワイフ 賢い女は男を立てる」などが役に立ちました。あとは、家で考えてしまう時間がいけないと思ったので、子連れでどんどん外出して人に会うように心がけていました。私の場合は産後うつじゃないかもしれないですね(汗)

何にせよ、孤独に赤ちゃんの世話をしているのは、良くないに決まっています。まわりのサポートが必要です。7月中旬に妹が出産したので、先日休みをとって1日ヘルパーしてきました。母も手伝いのため通っています。新生児は可愛くて、こちらも癒されます。

妊娠や出産はホルモンのせいもあってか、性格が変わると実感しています。私はルンルンの妊婦生活でしたが、生んだあとにちょっぴりブルーな日々でした。妹の場合、妊娠中人にあたりまくる極悪な性格に変身していましたが、出産後はハッピーなママに変わりました。不思議です。

Fさん


1、産後うつになりましたか?
私自身、全く産後鬱にはならなかったのですが、
その手前で、かなり強いマタニティーブルーになったのでそちらをお伝えします。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
妊娠が分かって直後(既に妊娠5カ月)から産むまで

3、そのときの症状は?
寝ても覚めても泣いてばかりで、どうにか流産しないかと縄跳びなどを一生懸命跳んでいました。スキルアップを目的に転職して、めちゃくちゃやる気がある時期に全くの予想外の妊娠だったので、「私の人生はもう終わった」と思い、日々泣いていました。周囲では結婚もまだほとんどしてない時期だったので、妊娠出産のイメージもわかず、当時はIT業界に居たので、出産後に復帰なんて無理→社会人として終わりだと思いました。主人と話し合って出産はしない事になっていたので。妊娠をどうにか否定したくて絶対にマタニティを着ない、生まれる直前まで高いヒールをやめないという事で必死に「自分らしさ」を守り、家では落ち込むかダンナに当り散らす日々でした。

4、どう対処しましたか?

産後も出来そうな在宅でも可能な仕事をいくつも集め、連載なども複数決まり少し気持ちが落ち着きました。

私の場合全く想定外の妊娠で、本当にショックだったのも大きいですが、普段「落ち込む」という状況が全くと言って良いほど無い私があそこまで長きに渡りネガティブな事しか考えられなかったというのは、
やはりホルモンなど、何か自分自身ではどうにもならない力が働いていた様に思います。産後はお陰で仕事がいっぱいあったので、逆にやる事がたくさんあっていきいきしてました。何も無く普通の産休で育児に専念していたら・・・と考えるとゾッとします。ホルモン的な事とプラスして、「自分自身の時間を取れない事(への不安)」がとても大きい様に思います。

Gさん

1、産後うつになりましたか?
私は産うつとはちょっと違いますが、下の子のアトピーがひどかった時に今から思えばうつだったなと思う時期がありました。

アトピーで子供がかゆくて寝れなくて、24時間ずっとさすってやっている状態で、精神的にも肉体的にも疲れ果てていることところに6ヶ月検診の時、アトピーの肌を見た保健婦さんにまるで私が虐待しているみたいに言われたのが、きっかけだったとはっきり覚えています。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
3歳くらいですかね。

3、そのときの症状は?
上の子は2歳までに一生分の親孝行をしたと今でも思うくらい、やりやすい子で(過去形、笑)、下のこのアトピーの頃から急に上の子も扱いにくくなり、自分の努力や能力とは関係なく問題が解決しない状況に、ものすごいストレスを感じていました。無力感や絶望感に溢れて、一人になったら泣いていました。一度あまりに掻いて掻いてなきやまない息子を六甲山に車で連れて行って、置いてこようとしこともあるくらいです。

4、どう対処しましたか?
息子がママがなでてくれないと、掻き続けるという状況だったのですが、アトピーの専門の先生に、子供がどれだけ泣いてもいいから、月に1時間でいいから実家に甘えて子供を預けて、その間は好きなことをしてくださいと言われました。実家が月一回夕方から一晩子供二人を預かってくれて、
その間スポーツクラブで泳いでそのあとオットとゆっくり外食をするというようになって、落ち着いてきたと思います。やっぱり周りの理解とサポートが大切だと思います。

Hさん

1、産後うつになりましたか?
なりました!結構がっつり、です。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
出産直後から症状はあり、生後3カ月くらいで外に出るようになって徐々によくなりました。でも、完全に以前の自分らしさを取り戻せたのは生後11カ月で子供を保育園に預け始めてからです。

3、そのときの症状は?
出産する前は「お産」に対する不安や興味ばかりが先行していて、新生児との生活というものが、今思えば全くイメージできませんでした。(弟や妹もいませんし、仲間内でも一番早く出産したので)

出産直後は、楽しみにしていた大きなイベントがついに終わってしまったという喪失感に襲われ(文化祭の後?のような)、正直いって喜びよりも、そちらのほうが大きかったです。子どもを抱いても、あまり可愛いと思えなかったんです。(今は可愛いですよ!ごめんよ息子)
↑このあたりが明らかに産後うつですよね……

環境の変化や物音にとにかく敏感でよく泣く息子を前に、どうしたよいかオロオロしてばかりで、入院中から、夜になると訳も無く涙が出てきたりしました。退院する前夜は「これから助産師さんのサポートなしで、本当に育てていけるのか」と不安で、一人で号泣しました。(ナーバスになっていたので、個室にしてよかったです)

私の場合は里帰り出産をせず、産後1カ月は実母がヘルプに来てくれていたのでその間は話し相手になってもらってだいぶ救われました。実母がいよいよ実家に戻る日は、「お願いだから帰らないで!」とすがってしまったほどです。

今住んでいる大阪は夫の転勤先で身寄りが全くいない上に、夫は朝8時に出ていくと帰りが22〜23時なので、日中はずっと子どもと2人きりで、誰とも話さない日も多く……。「ネットが友達」になってしまって、育児掲示板をチェックしては、「自分の育児はこれで正しいのか」みたいなことばかり気にしていたと思います。

私の場合、子どもの世話が大変とか、身体的にしんどいということよりも、とにかく「(大人の)話し相手がいない」「共感してくれる相手がいない」ことがつらかったです。まさに孤独との闘いですね。5月出産で、産後まもなく梅雨に入ってしまったのも気分が落ち込む原因だったかも?

4、どう対処しましたか?
生後3カ月くらいから、区が主催している「子育て広場」みたいな集まりやベビーマッサージ教室などに行くようになりました。近所に何人かママ友ができてからは、「みんな同じことで悩んでるんだ!」と思えるようになり、だいぶ明るくなりました。

でも、本当に心身のバランスを取り戻せたのは生後11カ月で子どもを保育園に預けて仕事復帰してからでした。物理的に子供を預かってもらえて子育てから開放されるというだけでなく、保育士さんが子育ての相談に乗ってくれて応援してくれるというのがなにより心強かったです。

とにかく母親が孤独にならないよう、周囲のサポートが必要だなと思います。

Iさん

1、産後うつになりましたか?
皆さんのと比べるとかなり軽いですが、一人目の時にそれらしきものがありました。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
覚えているひどい状態のものは退院直後から1週間ほど。

3、そのときの症状は?
私の場合里帰りでなく、退院後、母が1週間ほど泊まり込みで来てくれました。生活環境が全く違うダンナと母との生活が私にはすごくストレスでした。母のやる事なす事すべてが気に入らず、母が何をやっても突っかかって文句を言っていました。わざわざ手伝いに来てくれていたのに。自分でもおかしいとはちょっと思っていたけれどどうにもならず、よく涙も流していました。(手伝いに来てるのに文句ばかり言われて母の方がよっぼど泣きたかったはず。)矛先が母ではなくダンナだったら間違いなく離婚になっていただろうな、と思うくらいひどかったです。

4、どう対処しましたか?
産後はそういうもの、と割り切って対処していた母。多少は喧嘩になった記憶もありますが、「産後はホルモンのバランスが変わるから、みんなそうなのよ。」「体が今は大変な状態だから、3週間はあなたはとにかく寝てればいいのよ。」と、無茶苦茶な私をどーんと受け止めてくれました。
今思えば、母のこの対応に私はものすごく救われていたのですね。当時は手伝ってくれた事にしか感謝していませでした。今気づきました。お母さんあの時はごめんなさい。ありがとう。

本当に、周りの理解は重要だと思います。

Jさん

1、産後うつになりましたか?
それほど酷くはなかったのですが、第一子が生まれた時、第三子が生まれた時に精神的バランスを崩していたと思います。よく泣いていました。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
第一子の時は、公園へ連れて行けるようになった6ヵ月くらいの時。歩けないのに公園で遊ばせていて、同じ年頃の子をもつ人と友達になり、お互いに、妊婦時代からよく泣いたと『辛かったこと』を語り
気持がとても楽になりました。その後、もう一人、友達が増えて、3人で子どもを遊ばせながら一緒にランチを食べたり、よくおしゃべりをするようになって毎日を楽しいと思えるようになりました。
ランチの時に、友達とよくビールを飲んだりもしてました。それが最大の癒しだったような気がします。
(子どもに縛られない、自分らしい生き方も楽しみ方もできるという考え方の象徴だったのかも)

3、そのときの症状は?
第一子の時:実家で2カ月過ごした後、自宅に帰ってきてから気持ち的に追いつめられたような焦りを感じていました。それほど酷くはなかったですが軽いうつ状態だったと思います。子どもを可愛いと思えなくなって「私には母性がないんだ。本当は、子どもが嫌いだったんだ」と感じてました。社会に取り残されていくようで、毎日、新聞を端から端まで読んで社会とのつながりを保とうと必死でした。ダンナが帰ってくると、弾丸のようにしゃべりまくっていて、そんな自分に気づき笑ってしまいました。長男は、よく泣く子だったので、一日中抱いていることもあって、結構、つらかったです。

第三子の時は、ダンナが何故か子育てにあまり協力的でなくなってしまっていて一人で子ども3人をみることが大変でした。長男の幼稚園のために、2週間で実家から自宅に帰って来て、そのうえ、在宅での仕事も産後3週間目に復帰して(忙しいとお願いされて仕事を請けてしまいました)、自分がいつ寝ているのか、寝ていないのかわからなくなっているような感じでしたね。授乳をしながらうたた寝して、はっと気づいて仕事をして、朝になって長男のお弁当を作って… 第三子(次男)のことを、次男より2歳上の長女がよく面倒を見てくれたので、本当に助かりました。結局、心のゆとりがなくなって、長男を可愛いと思えなくなっていました。今、冷静に思うと、長男にシワ寄せがいっていたと思います。

4、どう対処しましたか?
みんなが寝静まった夜中に、今が「自分の時間」と思って自分へのご褒美に買ったスィーツを食べながら、東京ラブストーリーのビデオを借りて見て、感情移入して楽しんでいました。その一時が、本当に心休まる時間だったことは今でも鮮明に覚えています。

第一子の時は、ダンナがとても協力的で、子どもが寝付かないとクルマで子どもが寝るまで走ってくれたり、私にとっても気分転換になって助かりました。

第三子の時は、時が解決したっという感じです。子どもを叩いてしまうこともあったりしたので、子どもたちは私のことを「鬼だ」と言ってました。。。心にゆとりがないと、自分でもどうにもならない状況へ追いつめられていくのだと実感しています。当時のことを考えると、子どもにも申し訳なかったなと思うこともあったりします。

子育てはひとりぼっちではない、責任をすべて母親に押しつけてはいけないって思います。私の時は、小さな子を連れて、飲食店に入ることも電車に乗ることも周りの冷たい目と闘いながらでした。特に、50歳くらいのおじさんの対応は冷たかったです。それは、母親はこうあるべき、というような目で見ているからだと思います。「母親が楽しむこと」を大切にしながら、子どもを育てられる環境であればもう少し楽な子育てができるのではないかなぁって実感しています。

Kさん


1、産後うつになりましたか?
3人ともなりました。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
はっきりとは覚えていませんが、1ヶ月健診が終わったくらいに、なんとなく気分がすっきりしたように思います。

3、そのときの症状は?
とにかく、泣けてきます。そして、妙に不安心が募ります。

4、どう対処しましたか?

私は、3人目のとき、子供が3人になったことと、3回手術をした自分の体が心配で、一番不安が強かったです。夜眠るときに、もう不安で不安で涙が止まらなくて病室から母親に電話をしたら、母親が夜中こっそり来てくれて、寝かせてもらいました。父親が一緒で、子供みたいに泣いてる私に驚いていたのを覚えてます。でも、あの時は、恥ずかしいとかそんなことよりも主人でもなく、母親にすがりたかった、、そんな心境でした。

この産後のうつは、私は出産で何が一番辛かったと言われると、傷も辛かったですが、この不安な気持ちと闘うことがほんとに辛かったです。

ただ、育児の忙しさにその不安な気持ちも流されていたので、長くは引きずらずに済みました。あのなんともいえない、不安な気持ちは、辛い。。私だけじゃないんだ!!と知る事ができるだけでも心強い気がします。

最後に、Lさん


1、産後うつになりましたか?
出産直後からなりました。産んだ後、氷枕を抱いて子宮を収縮するために暗い病室に横たわっていたときから。不妊を経ての妊娠だったので、本当に胎内にいる娘との一体感がうれしくて、それが出産によって奪われた悲しみで、どうにかなりそうでした。病室に戻ってから、それこそホルモンが逆流していくのを体が感じるのと同時に、娘の結婚式を妄想し、泣きじゃくっていました。同室の方に「うるさいっ!」と叫ばれるほど、嗚咽しながら泣いていました。泣いている自分が不気味なんだけど、もう止められない感じでした。

2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
ホルモンからくるホームラン的なうつ状態は、すぐに直ったのですが、シングルヒット的なちょこちょこちした産後うつは、3月の出産からしばらくたった梅雨の時期の6月。外に行くこともなく、家でずっと赤ちゃんの世話をしていたらどうしようもない孤独感を感じて、パナマに赴任する商社マンの妻であった友人の声が聞きたくて、その会社の代表に電話をかけて電話番号を聞き出しました(今なら考えられないですよね。個人情報の観点から。でも粘りに粘って、聞き出しました)。

実家の両親が本当に孫の世話好きで、母は何度も来てくれたし、父も半日くらい一人であづけても、全然平気というか赤ちゃん大好きな人だったので、本当に助かりました。今も、頭が下がりません。来て欲しいという時に、「何の用?」と言われたことはほとんどなく、バーゲンやランチなどでも、喜んで来てくれました。

3、そのときの症状は?
子供が愛せないということはまったくなかったのですが、愛しているからこそ、言葉も通じない、いつも見ていないといけない、そういう存在にもうほとほと神経が疲れてしまいました。大切だからこそ、うんざり。無性に涙が出てきたり、パソコンを見ると、なんだか華やかな世界が繰り広げられていて、置いていかれる辛さに、しばらくスイッチを切っていました。

4、どう対処しましたか?
周囲の理解です。夫と両親には本当に助けてもらいました。それから社宅に住んでいたのですが、それこそ子育て住宅で、隣の奥さんにはいろいろ教えてもらえたし、たくさんの人に支えてもらえての育児でした。

あと、ちょっと娘の睡眠のリズムができた時に、夜の12時から3時まで(授乳と授乳の間)を勉強時間にあてて、消費生活アドバイザーという資格勉強をしました。9月に1次試験、11月に2次試験だったので、7月くらいから勉強を始めたと思います。勉強があれほど楽しく感じられたのは、最初で最後です。なんだか自分でいられるための時間でした。睡眠も娘と一緒に寝るようにしていたので、生活はめちゃくちゃでしたが。「受かるかしら」という新たな気苦労を作りだしたことで、子育てのストレスからは割と解放されました。何かのストレスを感じたら、新たなストレスの種を作れば、最初のストレスは軽くなる。割とそれ以降、そういう対処法をとっています。

さまざまな症状、対処法があるようです。何かの参考になればいいと思います。もしひとつ願うとするなら、どうか、周囲のサポートがもっと得られやすい環境になればと思います。ぜひ、最初の出産を控えた旦那さまにこの記事を読んでいただければと思います。

またぜひ、みなさんの「産後うつ」も教えてください。

1、産後うつになりましたか?
2、産後どのくらいでなって直ったなと思ったのはどのくらいですか?
3、そのときの症状は
4、どう対処しましたか?

コメント欄に書いていただければ光栄です。

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2010年07月09日

vol.118:トラックバックテーマは「お気に入りのアプリや携帯コンテンツ」


投稿者 村山らむね

すっかりごぶさたになってしまいましたが、今回のトラックバックテーマは【仕事時間モード】です。

iPadやiPhone4Gの発売などで、電子書籍やアプリが話題になることが多くなってきました。私はクリスマスプレゼントにiPhone3Gをもらったのですが、開ける気にならず、ようやく最近使うようになりました。iPadは娘へのクリスマスプレゼントにすべく、待機中です。

かなり今回のテーマは個人的な思いと言う色が強いのですが、お許しアレ。アプリが多すぎて、どれをダウンロードすればいいのか今一つわかりません。ぜひみなさんのおすすめをおしえてください。

また、携帯のコンテンツやゲームで便利だったり面白かったり、みなさんがはまっているものをぜひ教えてください。

私も数は少ないですが、いくつかご紹介します。

●iPhone3Gのアプリ

NHKラジオ体操(有料)
いちばん愛用しているのが、これです。
テレビを見ながら体操をするのにもってこい。ヨガやエクソサイズのアプリはたくさんありますが、やっぱりラジオ体操が一番!

タロット(無料)
ついついやってしまう占い。これ、はまりますよ。
イラストも大人っぽくて素敵です。

●携帯(Docomo)

駅前探検倶楽部(imode マイメニュー 有料)
これはちょっと田舎に住んでいる私には必需品。飲み会の時は必ず最寄駅から自分の駅までの終電をチェックしておきます。重要な終電ダイヤは画面メモに保存してあります。ほんとこれがないと飲み会に安心していけない、それくらい重要なサイトです。

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2010年04月20日

【プレゼント】フジテレビアナウンサーが読む日本文学の朗読CD


投稿者 WMS情報局

フジテレビさんからの、プレゼント情報です。学校や園などの団体から申し込んでください。プロの朗読による美しい日本語を子供たちに出会わせる素晴らしいチャンスです。


子供への読み聞かせは、情操教育・文字の習得などに効果があるとして、大変注目されています。日本文学の朗読CDのプレゼントの情報があるので、ご案内します。

フジテレビのCSR活動の一つとして、フジテレビのアナウンサーが朗読したCDのプレゼント申し込みを募集しています。申し込みは学校、幼稚園、保育園などの団体に限るとのことですので、お子さんの通っている学校や園などから申し込んでみてはいかがでしょうか?

「ごん狐」「手袋を買いに」など、子供に読み聞かせたい日本文学がラインナップされています。アナウンサーの読む正しい日本語での、日本の代表的な名作文学の朗読、是非子供に聞かせたいですよね。

申し込みはこちらのサイトから。

(右下のバナー、「フジポッド文庫 アナウンサー朗読CDの社会貢献利用はじめました!」から申し込みできます)

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2010年02月22日

【募集】受験体験記募集します!


投稿者 WMS情報局

2006年からの連続企画。毎年募集して大きな反響を呼ぶ受験ママアンケート。今年も募集いたします。

今までのアーカイブ
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9

その10  その11  その12  その13  その14

幼稚園・小学校・中学校・高校・大学、公立・私立を問いません。ぜひ他のワーキングマザーの受験力を高めるためにぜひぜひお力を貸してくださいませ。

以下をコピペして、メールで送ってくださいませ。

====ここからコピー=======

●データ編
・お子さんが受験した年
・受験した学校数
・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学?
・本命(例:都内私立など)
・4月から通う学校。本命かどうかも。(例:都内国立。第二志望)
・お母さんの働き方(例:フルタイム)
・ご自分の受験経験(例:中学まで公立、あとは私立)


●意識編

・受験を意識しだしたのはいつごろ

・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?

・旦那さんとはどう話し合いましたか?

・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?

●準備編

・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】


・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】


・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。(説明会出席や塾弁などを具体的にお願いします)

●直前・当日

・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?

・当日に心がけたことは?

・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか

●感想

・乗り切っての反省点

・ここが成功もしくは失敗のポイント

・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを

========ここまでコピー==========

メールにていただけると幸いです。

どうぞご協力よろしくお願いいたします。

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2010年01月20日

vol.117:トラックバックテーマは「公立へのこだわり、国立・私立へのこだわり」


投稿者 村山らむね

2010年、最初のトラックバックテーマは、 【子供時間モード】 です。

子ども手当ての支給が、子育て家庭からも賛否両論です。そんななか、古織田奈葉さんからの問題提起「子ども手当ても必要だけど、公立教育の充実を!!」がスタッフ間でも話題になりました。

もちろん公立教育の充実は国民的な課題かと思います。とはいえ、自分の子どもは公立ではなく、国立や私立に入れたいという人もたくさんいます。ワーキングマザーが、中学受験どころか小学校受験に子どもを挑戦させるのも、すっかり珍しくなくなっています。

みなさんの中にも、小学校受験や中学受験にこだわりを持っている人、公立へのこだわりを持っている人、さまざまいらっしゃると思います。ぜひ、それぞれのお考えを聞かせていただければと思います。

A、小学校受験をさせた、もしくはさせたい派
B、中学受験をさせた、もしくはさせたい派
C、小中は公立で、派

というそれぞれの選択について語ってください。これから小学校に上がるという方も、現時点での書ける範囲をぜひ、お書きください。

A、小学校受験をさせた、もしくはさせたい派
1、ご自身の歩んできたコース
2、どうして小学校受験させましたか?国立・私立のもっとも魅力的な点などを含めて教えてください。
3、結果と現時点でのお子さんにとってのメリット・デメリットを教えてください。
4、国立・私立のもっとも満足できる点と、不満な点を教えてください。
5、公立小がもっとこうだったら、公立を選んだのにというポイントはありますか?
6、少子化政策、教育政策、など、子供関連の政策について思うところをお願いします。

B、中学受験をさせた、もしくはさせたい派
1、ご自身の歩んできたコース
2、公立小学校にお子さんを行かせた長所・短所を教えてください。
3、どうして中学受験させましたか?私立のもっとも魅力的な点などを含めて教えてください。
4、結果と現時点でのお子さんにとってのメリット・デメリットを教えてください。
5、私立のもっとも満足できる点と、不満な点を教えてください。
6、公立中学がもっとこうだったら、公立を選んだのにというポイントはありますか?
7、少子化政策、教育政策、など、子供関連の政策について思うところをお願いします。

C、小中は公立で、派
1、ご自身の歩んできたコース
2、公立小学校・中学校にお子さんを行かせてのお子さんにとってのメリット・デメリットを教えてください。
3、どうして受験をさせませんでしたか?理由を教えてください。
4、小学受験もしくは中学受験をさせればよかったと後悔したことがあればどんなときですか?
5、公立小中がもっとこうだったら、いいのにと思うポイントはありますか?
6、少子化政策、教育政策、など、子供関連の政策について思うところをお願いします。


ちなみにお答えいただくときは、匿名で結構です!

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2009年10月30日

Twitterアカウント作りました


投稿者 WMS情報局

今話題の、Twitter。
アカウントを持っていらっしゃる方も多いでしょう。ワーキングマザースタイルでもアカウントを取りましたので、ぜひぜひフォローしてください。

twitter.jpg

記事がアップしたら、自動的につぶやくというのを設定していますが、それ以外にも、ちょっとしたニュースなどにも使っていければと思います。

ワーキングマザースタイル on Twitter

ワーキングマザーがTwitterにつぶやくのは、安全の面から、ちょっと内容には気をつけたほうがいいかもしれません。

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2009年10月19日

5周年を迎えました。今日から6年目です!


投稿者 村山らむね

いつもワーキングマザースタイルを読んでくださっている皆様。本日から6年目のスタートを切りました。本来なら昨日10月18日に何かお礼の言葉をアップするべきでしたが、朝から、子供の模試のつきあい、説明会、マンションの諮問委員会(今年はマンションの理事長)とまあ、ばたばたで、なかなかコメントする機会がありませんでした。

本来なら5周年。大々的なパーティーでもしたいところですが、主宰であるわたくしめが、現在、娘の中学受験で右往左往しており、ただでさえ忙しいワーキングマザー生活のうえ、精神的にもいっぱいいっぱいということで、ちょっとずらして来春以降にイベントは何かさせていただければと思います。

振り返ってみれば、まだまだワーキングマザーというものに対する逆風が吹いていた2004年から、子育てが政治の焦点になるくらいまで、だいぶ社会の関心の方向は変わりました。

しかし、今だに育休切りがクローズアップされるように、弱者であることには変わりはありません。子育てしながら働くということが、まだ圧倒的に損であることは、どうみても明らかなのです。なぜでしょう?

子育て手当も来年以降となった上に、結局、それに充てる財源は、結果的には国債となりそうです。つまり、簡潔にいえば、産まれてくる子供たちに借金を負わせるから、安心して産めということです。

ワーキングマザーとしてがんばってるね、とよく言われます。曖昧な微笑を浮かべますが、心の中は多少複雑。ワーキングマザーをがんばらないとできない世の中。がんばってワーキングマザーをしないといけない世の中。経済的であれ、自己実現であれ、働くことと育てることをがんばらなくてもできる世の中に、いつなるのでしょうか?そのためには、待っていてもだめで、何かしら小さくとも周りに働きかけることが大切なのでしょう。夫に、上司に、同僚に、後輩に、部下に、子供たちに、ママ友たちに。

私は、「つらい」「苦しい」とかいうことで、周りに注目してもらうことは苦手なので、このサイトを作ったときに思っていたように、「かっこいいな」「素敵だな」「うらやましいな」と思われることで、ほんのちょっぴり世の中を変えたいと思います。

育てることと働くことは、どちらも本当に魅力的で素敵です。どうかそれを伝えるサイトとしてあり続けることを、みなさまご期待くださいませ。いつも付き合ってくださっているスタッフの皆様に心からの感謝をこめて。

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2009年09月30日

【投票付き】子ども手当どう思う?


投稿者 WMS情報局

民主党のマニフェストの目玉である、「子ども手当」。0歳から中学生卒業までの子供一人当たり26000円(10年は半額となる見通し)を支給するというもの。所得制限については、民主党は所得制限を設けないというマニフェスト通りの見解を出していますが、国民新党の亀井金融相はテレビの討論番組にて、「細かい所得制限は無理にしても、(年収)1000万円以上(の世帯には支給しない)など、何らかの制限を付けるのは、財源的にもいい」と主張したそうで、意見が多少割れています。

当事者であるワーキングマザーのみなさんはどうお感じですか?ぜひ、お気軽に投票してみてください。


■子ども手当、賛成?反対?

 ・子ども手当に賛成。所得制限はすべきではない。

 ・子ども手当に賛成。所得制限はすべきである。

 ・子ども手当に反対。現金給付よりも保育園拡充など優先すべきことがある。

 ・その他

※該当するものをクリックしてください。

  結果
 -ブログでアンケート-

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2009年09月19日

vol.115:トラックバックテーマは「ストレスを一番感じるとき、そしてその解消法は?」


投稿者 村山らむね

20090919014517.jpgDomani (ドマーニ)
の人気コーナー「ワーキングマザー外来」のコメンテーターに登場させていただきました。テーマは「ストレスを感じるときはどんなときですか?」というもの。

今回は、ストレスをテーマに語っていただければと思います。【自分時間モード】です。

・どんな時にいちばんストレスを感じますか(育児と、仕事と、2つの場面から書いていただけるとうれしいです)

・ストレスをどう解消していますか?

この2つを教えてください。

ちなみに、私の場合、

・一番ストレスを感じるときは
育児では、泣きやまない時とか、ママ友ができない時など、すごく孤独を感じて、ストレスがありました。最近は、やっぱり娘の偏差値がストレスの素だったりします。

仕事では、残業ができずについつい家に持ち帰ってしまって、実は過酷な労働をしているのに、なかなかそういう見えない面を評価してもらえなかったこと。

・ストレスの解消法は
結局、私の場合の解消法は、起業でした。収入の安定はもちろん失いましたが、誰かに不当に評価されているという思い込みからは解放されました。あと、完全にストレスをなくそうという気持ちをもたないことが、あまりストレスに悩まない秘訣かも。ストレスは生活のスパイスだ、くらいにおもっていると、結果的にものすごく楽になるような気がします。
あと、アロマ。アロマはほんと効きますね。お風呂のシャワージェル、ロクシタンのヴァ―べナのシャワージェルが大好きで、これで体を洗うと、ほんとすっきりです。

みなさんのストレスの素と、ストレス解消の工夫、ぜひ教えてくださいませ!

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2009年08月31日

【緊急質問】中学受験するなら公立小から?私立小から??


投稿者 fellow

こんにちは。WMSスタッフです。
今、子供の小学校受験の事で悩みに悩んでいるのですが、今の受験事情が全く分からないので、色々教えて頂きたく匿名でスレッドを立てさせて頂きました!!

内容は、タイトルにある通り、
「中学受験するなら私立から?公立から??」

今現在、近所(片道30分強)の私立小学校の受験を検討しています。

がしかし、その学校は小学校まで=中学受験必須。
学校見学に行ったところ、授業内容は大変素晴らしく、授業を受けている生徒たちも生き生きと質問したり答えたりしていて、まさに「活気のある授業」に、私が一目惚れ。
(学生時代4年間塾の講師をしてたので、思いっきり講師目線)

そして、そんな授業と熱気に支えられ?進学実績もそれはそれは素晴らしい。
子供は本を読んだり、自分が興味を持った事をとことん研究するのが大好きなので、これはぴったり!と思っていました。
がしかし、ここに来て少々疑問が・・・。

1年から毎日ある程度(30〜1時間)の宿題が出る、ってきつい?
高学年で塾まで始まったら、片道30分程度と言えども負担は大きい?
夏休みとかは一体誰と遊ぶんだろう??

もちろん、私立公立、共にメリット・デメリットはあると思います。
今私が思い浮かぶ「想像上」のメリット・デメリットはこんな感じ。


<私立小のメリット>
・みんなが中学受験、という同じ目標を持っている
・先生も応援してくれる
・中学受験を見据えた、レベルの高い授業

<私立小のデメリット>
・往復の通学がハード
・地元で遊ぶ友達がいない
  ※うちの場合は、しょっちゅう遊ぶ保育園友達がたくさんいるのと、
   (既に卒園から3年経ってます)
   学校終了後は、地元の民間学童へ行くので、この辺りはだいぶクリア?
・子供&親の、ライバル意識が強い?

<公立小のメリット>
・とにかく友達がたくさん出来る!たくさん遊べる!
・通学の負担が無く、色々な意味で安全
・受験が始まっても、時間に余裕がある
・変なライバル意識も無く、学校は純粋に楽しめる

<公立小のデメリット>
・全員が受験をする環境ではないので、仲の良い友達が受験をしなかった場合、
 モチベーションを上げるのが難しい?
・担任によって、授業やクラス運営の質に大きな差が出る
・ゆとり教育の名残で、まだ授業内容が薄い??
  ※去年入学した友人が、「教科書の薄さに驚いて、副教材かと思った!」と。

・・・なんて思うのですが、これ全て、未経験者の想像・妄想です。

「出来る子はどこに居ても出来る。出来ない子はどこに行ってもダメ」
なのは当然ですが、今後子供がどちらに属すのかはさっぱり分かりません。

ちなみに子供のタイプは、
スポーツをするより本を読んだりレゴをするのが好きなインドア派。

中学受験を経験した方、今している方に質問です。
私が気付かないメリット・デメリットもあると思うのでぜひ教えて下さい!
そして、率直にどちらに一票か、そしてその理由も教えて頂けると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします!

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2009年07月25日

vol.114:トラックバックテーマは「夏のお出かけ、どこ行った?」


投稿者 村山らむね

前回の「あなたの新型インフルエンザ対策」では、たくさんのコメントやトラックバックをいただきました。なかでも渦中にいらしたりこさんが書いてくださった記事はたいへんな反響を呼びました。また秋から冬にかけて、気を引き締めて、この問題に対処しなければいけませんね。最適な対策がなんなのか、実はあまり見えないまま、秋が来てしまうような気もします。備蓄はやっておくにこしたことはないので、大げさでない程度のものを蓄えておくことはおすすめします。

さて、今回はちょっとゆったり気分で、「夏のお出かけ、どこ行った?」

【家族時間モード】です。

・高速道路を使った遠出
・最近人気のお手軽キャンプ
・街のおでかけ情報
・今年は安いぞ、海外

などなど、楽しい思い出をぜひ、情報にして共有いたしましょう♪

ちなみに我が家は、受験生を抱えておりますので、まあほどほどに。
あまり我が家が遊べない分、楽しいご報告をお待ちしております!

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2009年07月13日

【随時更新】中学受験に便利なサイト


投稿者 WMS情報局

中学受験に便利なサイトを集めるつもりですので、チェックしてみてください。

東京私学ドットコム

8月22日、23日、また10月18日に主催する進学相談会の情報や、制服や部活動などの情報が充実しています。


オープンキャンパスガイド

「どうしていい中学に行くべきなの?」「いい大学に入るためよ」「いい大学って何?」という会話の一つの解決策として、大学のオープンキャンパスを利用して、大学を見学するというのはいかがでしょうか。大学の設備が見られるのと、それを見学にくる高校生を見ることもできます。


私立中高進学ガイド

首都圏の私立中学校・高等学校の最新学校案内(2010年度版)を 無料で何校でも 請求できる
「私立中学校・高等学校 資料請求WebSite」。
一度に何校でも、そして何度でも請求できて、しかも代金・送料など 費用は一切かかりません。
私立中高進学をお考えの方、興味はあるけどその前にちょっと研究したい方などなど……
このサイトからお気軽にお申し込みください!


キャンパスホットライン

首都圏の私学の情報が提供されています。


Willナビ

首都圏中学受験・入試・塾・学習情報サイト。学校説明会、文化祭、体育祭などの情報がまとまっています。


中学受験 夏のお勧め図書

中学入試に出やすい本の一覧です。読書感想文用や、普段の読書のために。

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2009年06月26日

【随時更新】夏の子供イベント&キャンプ情報 2009


投稿者 WMS情報局

夏はワーキングマザーにとって頭の痛い季節。とはいえ、たまには休暇をとって子供とどっぷり遊んだり、もしくは、子供にサマーキャンプに行っていただき、ママはゆったり休暇をとる、などなど。最近増えた、無料もしくは格安の企業イベントなどを思いっきり利用して、いい夏を過ごしましょう♪

随時、書き足していきますので、マメにチェックしてください。付け足してほしい情報などありましたら、コメント欄にお願いします!


■イベント

親子で学ぼう! チビッコおしごと大冒険!

キッズ・マネー・ステーションでは年に数回、親子向けイベントを開催しているのですが、今年の夏は、「働く」と「お金」をミックスしたテーマです。

日時:8月8日(土曜) 14:00(受付は14:30まで) 〜 16:30
入場料:大人1人1500円、子供1000円、親子ペア2000円
場所:産業商工会館 JR阿佐ヶ谷駅から徒歩5分 丸の内線南阿佐ヶ谷から徒歩3分
定員:幼児〜小学生と保護者 (先着40名)
持ち物:ご家庭で、お子様が使用しなくなったおもちゃをご持参ください。
(不要なおもちゃがない場合は、参加お申し込みの際にお伝えください。または、リサイクルのためペットボトルのキャップをご持参ください)
申込み:サイトからメールにて


夏休み シェア先生の親子経済教室

わたしたちの暮らしと株式会社がどうかかわっているか、親子で楽しく学んでみませんか?小学4年生から中学3年生のお子さまと保護者の方のご参加をお待ちしております。

日時:7月30日から8月21日までランダム開催
場所:東京証券取引所
定員:各回35組70名(小学生は先着順※13日14日は事前申し込み必要、中学生は事前申し込み必要

※別企画でボードゲームで遊ぼう!という企画もあります。


東京発・伝統WA感動

今回、「東京文化発信プロジェクト」の活動の一つとして「東京発・伝統WA感動」と題し、邦楽コンサート「東都の秋 月を奏でる」を中心として、子ども達を対象にした邦楽入門コンサート「感動体験・日本の音!−声と楽器によるー」や日本舞踊「東都八景四季賑」等を行う事となりました。「東都の秋 月を奏でる」では、現代日本を代表する作曲家の千住明氏がオーケストラを率い、邦楽器とコラボレーションを展開、日本音楽の過去と現在、そして未来を見据えます。

日時:8月28日から
場所:東京芸術劇場など

詳細・申込:WEBから


六本木ヒルズ夏休みキッズワークショップ

六本木ヒルズでは、家族で楽しみながら学べる各種ワークショップやイベントを展開いたします。
昨年に引き続き、Shops&Restaurantsが集結し実施する2日間限定のワークショップをはじめ、グランド ハイアット 東京や森美術館などの施設での体験型ワークショップを実施。また、六本木ヒルズの今年の夏のテーマ「カリブ海」にあわせた工作型ワークショップなど、これまでになく充実したメニューをご用意しています。

場所:六本木ヒルズ
詳細・申込:WEBから


六本木ヒルズ屋上庭園 特別企画「秋田の自然と遊ぼう」

今年度は「あきたこまち」誕生25周年を迎える秋田県とコラボレーションし、屋上庭園で稲作体験などの取組みを実施しています。今回、取組みの一つとして、通常非公開の屋上庭園で秋田の森からやってきた木の枝や松ぼっくりなどの植物を使って工作を行います。どんな作品ができるかは、作り手次第。親子で協力して一つの作品を作ります。

日時:8月1日(土)、8月2日(日)10:00-12:00
場所:六本木ヒルズ けやき坂コンプレックス屋上庭園
対象:30組60名の小学生(1名)と保護者(1名)
※各日30組60名
申込み:WEBから
費用:無料


キッズのためのはじめての音楽会

クラシックやジャズの名曲を人気アーティストたちが一流の演奏でお届けします。3歳から入場可能です。

日時:8月6日から
場所:浜離宮朝日ホール、川口、大宮、松戸
対象:3歳から


夏休み!子ども絵画教室

世界的なアーティスト原田泰治さんと、美術プロデューサーの結城昌子さんに、持参した絵のアドバイスをしてもらい、かつ自画像を描くのに挑戦します。

日時:8月22日(土) 午前の部 10時半から12時 午後の部 14時から15時半
場所:日本香堂・銀座本社ビル
対象:小学生
申込み:7月24日必着 
     1参加者名(兄弟で参加の場合は全員の名前)、2学年、3性別、4引率の保護者、5住所、6郵便番号、7電話番号、8希望の会(午前/午後/どちらも可)を明記のうえ、はがきまたはファックス
宛先:ファックス 03-5212-6825
   住所 102-8551 東京都千代田区紀尾井町4-1 協同広告内「夏休み!子ども絵画教室」事務局


朝小・朝中 サマーフェスティバル

学んで、遊んで、楽しめる朝小・朝中の夏祭り。

日時:7月19日 10時から17時
場所:東京ドームシティ・プリズムホール 
申込み:入場自由(混雑時は入場制限あり)


東京国立博物館 子供向けワークショップ

勾玉づくりなどのワークショップが開催されます。

場所:東京国立博物館 
申込み:それぞれ、詳細をご覧ください。


abc kids 1day Lesson

ABCクッキングスクールの子供向けプログラム abc kidsの1日レッスン。親子で参加するタイプもあります。

場所:全国の各スタジオ
申込み:ネットから 定員になり次第締め切り
参加資格:満4歳から小6までの男女


東京ミッドタウンデザインハブ・キッズウィーク

東京ミッドタウンデザインハブにて8月1日(土)〜8月16日(日)の期間、デザインやものづくりをテーマにしたこども向けのワークショップを開催します。

日時:8月1日(土)〜8月16日(日)
場所:東京ミッドタウン
申込み:ネットから 定員になり次第締め切り
参加資格:小学生とその保護者などプログラムによって違います


日経エデュケーションチャレンジ

高校生のための「社会スタディ」ということでビジネスの第一線で働く企業人が教師となって、高校生に“生きた授業”を行います。
日時:7月22日 12時半から17時半
場所:六本木アカデミーヒルズ40
申込み:7月10日まで ネットから
参加資格:高校生


サイエンス&アートイベント「夏休み親子でわくわくKOKUGEIランド」

小学生向けのサイエンス&アートイベント「わくわくKOUGEIランド2009」を今年も開催いたします。

日時:8月1日 午前10時から午後4時
場所:東京工芸大学厚木キャンパス
申込み:7月10日 必着 はがきで応募
参加資格:小学生


津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス オープンスクール

EIGO で遊ぼう!など、各種プログラムあり。

申込み:7月7日(火)から先着順 Tel:03-3402-7333
参加資格:小学生から高校生まで各種プログラム


多摩美術大学 あそびじゅつ

各キャンパスで各種プログラムあり。

申込み:はがきによる申し込み プログラムによって締め切りが違います
参加資格:小学生から中学生まで各種プログラム


夏休み親子エコロジースクール2009

今、失われつつある生物の多様性や、森の大切な役割など、環境についてわかりやすく学べるイベントを開催します。

場所:渋谷 こどのもの城

未来のエコシティ:7月19日、20日、21日、22日 各12時から16時 小学校4〜6年生の親子

みんなで作ろう!ネイチャークラフト:7月19日、20日、21日、22日 各11時から12時半と、14時から15時半 未就学児〜3年生の親子

申込み:7月6日(月)必着まで はがきまたはネットにて申し込み
参加費:無料


しながわ水族館 夏休み小学生飼育体験

水族館の飼育員が普段どのような仕事をしているのかを実際に体験していただきます。飼育スタッフと一緒に餌を準備し、水槽の魚に餌を与えてみてはいかがですか。小学校3年生〜6年生を対象とし、終了後に認定証を差し上げます。

2009年8月 8回開催

申込み:7月10日(金)必着まで はがきにて申し込み 詳細はこちらから
参加資格:小学生3年生から6年生対象


目指せ!工学女子

理系か、文系かという進路選択に揺れる女子学生のみなさんや、工学系学部への進学を考えているあなたのために、目指せ工学女子を開催します。

2009年7月5日(日)  青山スパイラルホール

申込み:6月29日まで ネットにて
参加資格:高校生女子とその保護者


新国立劇場の夏休みこどもオペラ!親子で楽しむジークフリートの冒険

新国立劇場こどものためのオペラ劇場は、こどもたちが舞台芸術をライブで楽しみ、歌と音楽でつづられるオペラの魅力を感じられる夏のカルチャー・イベントとして定着、皆様より高く評価されています。

2009年7月24日(金)〜26日(日)

申込み:前売り券発売中


農業体験と食育活動『KBCファーム』

送迎付きのアフタースクール「キッズベースキャンプ」は、この度、食育の一環として普段食べている野菜がどうやって出来るのか、自ら育て・収穫することで子供たちに食の大切さを肌で感じてほしいという願いから『KBCファーム』(300坪)を「カズサ愛彩ガーデンファーム」(千葉県君津市)内にオープンします。

7月20日(月祝)  ニンジン畑の種まき / 夏野菜収穫(トウモロコシ・ナス)

申込み:キッズベースキャンプ 本部TEL03-5426-3123


アウトオブキッザニア 新聞記者体験 in 甲子園 (協力:朝日新聞社、阪神甲子園球場)

Out Of KidZania 第2弾として、キッザニアでは、朝日新聞の協力を得て「新聞記者体験 in 甲子園」を開催します。 キッザニアを飛び出したこども新聞記者達が、毎年熱い戦いが繰り広げられる全国高等学校野球選手権大会を取材します。試合の様子だけではなく、球場を管理する仕事、大会を運営する仕事、試合の様子を伝える仕事など、普段はなかなか目にすることがない様々な仕事の様子も取材できます。

日時:2009年8月10日(月) 雨天の場合、翌8月11日(火)に延期

申込み:2009年7月10日(金)必着 申込ページからメールにて
参加資格:小学校4年生〜小学校6年生
参加はお子様のみとなります。
保護者の方は集合場所までの同行となります。
費用:4,000円


■キャンプ

コナミ ネーチャイルドキャンプin白馬

スポーツクラブコナミによる、キャンプ。

参加資格:年長(お泊り経験あり)から中学生まで各種(コナミスポーツクラブの会員でなくてもOK)
申込み:電話にて 0120−919−573


サントリー・神戸YMCA 余島サマーキャンプ

瀬戸内海の無人島「余島」で思いっきり遊ぼう!

参加資格:小学生1年生(プログラムによっては小学4年生)から小学6年生
申込み:WEBから


(財)青少年野外教育財団 子どものための自然体験学校サマーアドベンチャーキャンプ

あまみネイチャーキャンプや、北海道まんきつキャンプなど。

参加資格:小学生3年生から中学生
申込み・お問い合わせ:お電話 0120-169-851


朝日冒険クラブ2009夏企画

しまなみ海道を自転車で縦断するキャンプや、漁師体験、沖縄無人島体験など。

参加資格:小学生から中学生
申込み:お電話 0120-189-450


インターナショナル・フリースクール NPO法人フリーキッズ・ヴィレッジの夏のキャンプ

電気・ガス・水道に頼らず、インターナショナルな大家族の一員となり、力を合わせて作るエコ・キャンプです。

参加資格:小学生から高校生まで
申込み:お電話 0265−94−5028 もしくはメールにて freekids@abox23.so-net.ne.jp


でんきのふるさと環境学校2009

夏休みに、自然豊かな「夢の森公園」(新潟県柏崎市)で「でんきのふるさと環境学校」を開きます。この教室に参加する小学生と保護者のグループ240人を募集します。

第1回 7月28日(火)〜29日(水)
第2回 7月29日(水)〜30日(木)
第3回 8月20日(木)〜21日(金)
第4回 8月21日(金)〜22日(土)
第5回 8月22日(土)〜23日(日)
第6回 8月29日(土)〜30日(日)
どれも1泊2日、各回40人

申込み:はがきに、〒住所、保護者と参加する子どもの名前(ふりがな)、学年、性別、年齢、電話番号、希望日(第3希望まで)を書いて応募してください。ファクスでの応募もできます。
7月9日(木)必着
あて先:〒104−8433東京都中央区築地3−5−4 朝日小学生新聞内「でんきのふるさと環境学校」係へ。ファクスの応募は、03・3545・0978まで。
参加資格:小学生4から6年生とその保護者の計3〜5人を1グループとして申し込み
費用:無料


東京ガス 食育ファミリーキャンプ

2日間にわたる「子どもたちだけの野外料理教室」や「親子体験教室」などの食体験を通して子どもたちが「食」についての知識と理解を深めることを目的としています。
野外での様々な「食体験」が、子どもの五感を刺激し、親子のコミュニケーションを深める機会となることを願っています。

2009年7月31日(金)〜8月2日(日) 2泊3日

申込み:6月30日(火)はがき必着
参加資格:小学生を含む家族 100家族(原則として1家族2〜5名)
費用:1家族 10,000円


サントリー森と水の学校 水育 夏キャンプ

「森と水の学校」では、水に思いっきり触れ大自然を満喫する夏キャンプを「水の日」に合わせて実施します。川遊びや水棲生物観察など通常の日帰りコースでは体験できない楽しいプログラムをお楽しみいただける内容となっています。

申込み:6月8日(月)〜6月30日(火)
参加資格:小学校4年生〜6年生 各校24名
費用:無料


●NPO「ハチ高原・氷ノ山自然体験村」

兵庫県養父市のハチ高原を中心に行うキャンプは小4〜中3が対象で
7月28日から30泊31日。

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2009年05月19日

vol.113:トラックバックテーマは「あなたの新型インフルエンザ対策」


投稿者 村山らむね

前回の「新保育園生活、新入学などに役に立ったもの」では、ワーキングマザーならではの経験に基づく商品口コミが多数寄せられました。ありがとうございます。

さて、今回は、ズバリ「あなたの新型インフルエンザ対策」

・今回の新型インフルエンザ関連で、政府や行政の措置で思うこと
・マスクや消毒薬はどうしてる?
・食料はどの程度備蓄している?
・保育園や学校が閉鎖されたら、どう乗り切る?

など、今回の件で思うこと、慌ててたてた対策や、買い込んだ食料など、みなさんが今回の件にどう対応したのかを教えてください。書きにくいことはぜひぜひ匿名でコメントなさってください。

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2009年04月28日

インタビュー 第19回目は、bizmom(ビズマム)前編集長 糸藤友子さん


投稿者 村山らむね

ワーキングマザーの力強い味方、ワーキングマザーのための雑誌「bizmom(ビズマム)」の編集長を3月まで務めていらした糸藤友子さん。リクルート入社後、ベビカム編集長に転職、その後、契約社員としてベネッセに入社され、bizmom(ビズマム)の編集長に抜擢されたという経歴をお持ちです。インタビュー後に異動され、現在は株式会社ベネッセコーポレーション Woman&Family事業本部に所属なさっています。

とても自然体で気さくなお人柄は、男女問わず他業界にもファンが多いというのも納得です。お二人の息子さんの子育てについても迫ってみました。今回は、bizmom(ビズマム)創刊以来の大ファンである、ワーキングマザースタイルのスタッフ、小梅さんとご一緒してきました。

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―  まず今までのキャリアをお話いただけますか。

糸藤友子さん(以下 糸藤さん):まずは、新卒でリクルートという会社に入ってます。

―  丙午(ひのえうま)でいらっしゃいます?

糸藤さん:はい、そうです。

―  わたしもなんです。

糸藤さん:本当ですか?同じ時代を生きてますね。雇用機会均等法制定が86年にあって、普通に女性も男性も関係なく就職活動していたらやっぱりまだ…という時代ですね。わたしは、自分の好きなことを仕事にするのがいいだろうなと、そして、女性の生活に近いところの仕事のほうが、何か楽しそうかなと思ったんです。それで、住宅メーカーとかに行ったんですよね。そうしたら、やっぱり当時女性には制服があって、女性の営業職はないから、女性は男性をサポートする仕事であるとか、結構びっくりしてしまって。それまで、普通に小学校、中学校、高校、大学と来て、男だからとか、女だからっていう育てられ方もわたしはしたことがなかったし、大学でも女子は、男子はって言われたことはなかったので、戸惑いましたね。

1989年(23歳) リクルート入社
1994年(27歳) 結婚
1996年(29歳) 長男出産
1997年(30歳) 復職 「赤すぐ」に転部
2001年(34歳) 妊娠、ベビカムに転職、次男出産
2002年(35歳) ベネッセに転職
2007年(41歳) bizmom(ビズマム)担当

―  ご兄弟はどのような構成ですか?

糸藤さん:三姉妹の真ん中です。なので、父にも小さいころから、女性でも手に職をつけて、人の役に立つ仕事を一生懸命しなさいって言われていました。母は、薬剤師でずっと働いていたので。

ワーキングマザースタイルのスタッフ小梅さん(以下小梅さん):お母さまの影響は、大きいですよね。

糸藤さん:そうですね。影響はすごくありましたね。就職活動したら「あれ?」って思ってしまって。そこで、業種で選ぶよりも、男女も、年齢も、大卒だとか高卒だとか関係なく、誰もが頑張ったら頑張っただけ認めてもらえる会社がいいなと、最初の就職活動のつまずきから結論を出して、それでリクルートという会社を選んだんです。リクルートはすごいオープンな会社で、男性とか女性とか関係なかったし、高卒の先輩もいたんですね。自分よりも年齢は下の先輩が活躍していたりしました。区別はあっても、差別はないという会社だったんです。そこで一生懸命仕事をしたんですね。それで、子どもができました。入社8年目で子どもを出産しました。

当時、育休制度は、リクルートの中ではある程度定着はしていて、当たり前に産んで帰っておいでよと言われましたけど、でも、産んでも100%仕事に没頭できている先輩は、みな、ご実家の近くに引っ越されたりとか、親御さんが田舎から出てきて、娘の両立を応援したりしている状態でした。リクルートできっちり働くためにはそういう親がかりが必要だったんですね。わたしのほうは、そこまでしなくても、出産して子育てが楽しかったらいったん辞めてもいいかなぐらいで思ってまして。一回辞めて、またどこか就職したらいいみたいに、考えていたんですね。今だと、絶対にそんなことは難しいと思えるんですけど。

ところが産んでみて、長男の育休のときに、1年間つらくて。今まで仕事を通じて頑張ったら、頑張っただけ評価されて、毎日達成感を感じていたし。お金も時間も自由だしっていう毎日から、急に、今日は何曜日だっけという毎日になって、育児ノイローゼの一歩手前まで行きましたね。自分の思い通りにいかないことがあったんだって、初めての体験でした。

小梅さん:私もそれは衝撃的でしたね。

糸藤さん:そう、世の中、自分の思い通りにいかないことがあったんだって。まだ、若かったんですね。

―  それまではトントン拍子でいらっしゃったんですね。

糸藤さん:リクルートっていうところは頑張ったら、頑張っただけ返ってくる。それが育児は違いますよね。わたし「魔のトライアングル」と呼んでいるんですけど、家とスーパーと公園、その三箇所をぐるぐる回って溶けちゃうんじゃないかって思うぐらい、絶望的に達成感のない日々で。今は当たり前と思えるんですけどなんですけど、一生懸命離乳食作ったって、子どもは食べないときもあるし。

小梅さん:そうですよね。ぱっと、ひっくり返しちゃったりすることもあるし。

糸藤さん:そうそう。

昨日は1時にお昼寝して1時間だけ自分の時間を持てて本が読めてすごくうれしかったのに今日は何で寝ないのって、イライラしてみたり。それで育児だけではつらいって思って、育休復帰をしたんですね。育休復帰したものの、親のサポートは基本的にはなかなか難しい状況。夫の実家が奈良で、わたしの実家が群馬なので、じゃ、二人でどうにかやりくりするしかなかったんです。

96年当時、リクルートでも時短勤務みたいなのが、少しずつスタートしていて、じゃあ時短勤務で働いてみようかなと思い、戻りました。そのときは広報にいたんです、リクルートの社内報の編集。

小梅さん:わたしもリクルートに何年か、在籍していました。

糸藤さん:本当ですか?どの部署に、小梅さんはいらしたんですか?

小梅さん:わたしは、新規のウェブとかプロモーションの部署でした。

―  わたしも一時期リクルートの方々とカフェのオーナーになっていた時期があるので、何か、自分もいたような錯角が…。

小梅さん:リクルートはオープンな感じがありますよね。

―  すごく吸着力が強いというか、好奇心の塊のような方がたくさんいらっしゃいますね。戻られてからはどういうキャリアを形成なさったのですか?

糸藤さん:わたし自分の興味あることを仕事にするのが多分好きなんですよね。なので、子どもとか育児をテーマに仕事にしたいと思って、妊娠・出産期の通販雑誌「赤すぐ」に異動しました。復帰して4年ぐらいたって二人目を懐妊しまして。2000年に。

で、どうしようかなと。先ほども言ったように、リクルートで本気で上に上がっていこうとして、かつ子どものいる方は、おばあちゃんにサポートしてもらったりとか、夫が専業主夫だったりとか、そういう状況のかたも多いんです。「自分の好きな仕事をしていたいよね」みたいな人たちって、契約社員として続ける人も多かったんですね。

「赤すぐ」に異動した理由は、雑誌を作りたいという気持ちに加えて、自分の育休時代のつらかったこととか、密室の育児にならざるを得ない社会環境とか、問題意識をもっていたからなんですね。もっとお母さんたちが元気になれて、その結果子どもも元気になれるっていう、そんな一石を投じたかった。自分が働くことで生き生きとなれたから、それをもっと本質的な仕事に生かしたいそんな気持ちが芽生えたのです。ただ、異動したものの、これから契約社員になって、与えられたページだけをやるのはどうかなと思って。リクルートの中で、頑張って夜中まで仕事するのは難しいかなと。いっそのこと、働き方を変えようと思って、小さなベンチャーに転職をしたんですよ。ベビカムっていうサイトなんですけど。妊娠中に転職をさせていただいて。

―  妊娠中に?

糸藤さん:そうなんです。産休アンドちょっと育休で、3ヶ月で戻りました。入院する直前まで家で仕事をしていて、陣痛が来たのでそろそろ病院に行きますとか。退院してきて、元気に帰ってきたので、滞っていた仕事を、少しずつ始めますみたいな感じで。ほとんど休まずに働いていて。わたしは精神的にはそっちのほうが良かったのかなと思います。

わたし、好奇心旺盛なので(笑)、やっているうちに段々と営業広告もやったり、サイトもどんどん人数も増えてきて、活性化もし始めたんですけど、ただ、やっぱりちょっと待てよと。

そのときちょうど34とか35だったんですけど、ここから自分の人生、どうしようかと思って。このサイトで2万人を相手にやってみるよりも、もしかしたらもっとたくさんのお母さんたちや子どもたちの役立つための、もしかしたら最後の転職のチャンスなのかもと思って。

もっと世の中に影響力のある仕事をやってみたい。今だったらそれができるのではないかと。影響力っていうのは、たくさんの人たちに伝える力のある仕事という意味なんですけど、だったらもうベネッセしかないと思いました。そこでベネッセの人事に電話して「私、これこれ、こういう者なのですが」と。

―  すごいですね。

糸藤さん:結局、人事の方に会っていただけて、ベネッセに2002年に転職しました。下の子が1歳過ぎぐらいですかね、転職をしています。ただ、やっぱりそのときにですね、今思うと本当にいい経験をしたなと思うんですが、35歳で、1歳5カ月の子どもがいて、あと、わたしのスキル的にも足らなかったと思うんですけど、正社員ではなく契約社員での採用になりました。当時、35歳の中途採用は珍しく、「あの人、誰?」っていうところから始まって、もう本当に、消しゴムの場所も分らないし、伝票の書き方も分らない。本当に一からやらせていただいて。

―  どんな部署にいらしたんですか?

糸藤さん:最初は、「こどもちゃれんじ」(キャラクターは「しまじろう」)のブランドの部門にいたんですね。インターネットの会社にいたことから、まずは「しまじろうサイト」担当をやりました。

その中で何か新しいビジネス、「こどもちゃれんじ」で新しい価値を会員のみなさんに提供しようという機運があったんです。これまでの"教育”“遊び”の支援に加えて、“生活”の支援、親子の、子どもたちの、「毎日の暮らし」を支援できないかっていうことが、一つのテーマでありました。そこで、「生活用品の通販を立ち上げよう」となり、リーダーとふたりで担当することになりました。立ち上げて数年間で、大きな成果を出すことができました。その成功が、今の私の大きな自信の1つであり、ベネッセでのバックグラウンドになっています。

小梅さん:bizmom(ビズマム)が最初2005年に、「たまひよ」の別冊みたいなかたちで出たときに、わたし、すごい感動して。表紙もすごく覚えているんですけど、そこの企画段階から携わっていたのですか?

糸藤さん:いや、わたしの参加は2007年からです。ベネッセでは「たまごクラブ」、「ひよこクラブ」、「こっこクラブ」という流れをつくっているんですけど、今でも出産と育児で7割の母親が退職するわけで、当時の読者は専業主婦のかたを中心に考えていました。でも、ずいぶん働き続ける人が増えてきているよねと。じゃまずは「ひよこクラブ」の不定期刊で雑誌を出してみよう、となったのが、2005年の小梅さんがご覧になったのはその号かと思います。

私が担当になったのは、これから本格的に少子高齢化になって、労働力も足らなくなる。ワーキングマザーが増えていく事実に対して、ベネッセとしてどういうふうな、新しいマーケットを作るべきか。既存のマーケットに対しても手を打っていったりしなくてはいけないよねということで、いよいよワーキングマザーを1つのテーマにしようとなったわけです。多くの情報を集め、ネットワークを構築するために、ブランド発信をするうえでも、雑誌の役割は大きい、そこで、2008年の春から、季刊にしました。

小梅さん:リクルートで仕事をしていて、周囲にいた人も独身ばかりなので、子どもがいるどころか、結婚している人もいない状態で、本当に1人で孤独で、もう家事と育児と仕事のバランスが取れなくてってなっているときだったので、本当に感動して。いろんな方のね、たくさん事例がよかったですよね。

―  ワーキングマザーというテーマにこだわれている理由は、糸藤さんの経験のほかに何かありますか?

糸藤さん:そうですね。そもそもワーキングマザーとどんな縁があるかっていうと、すごい縁が深くてですね、いろいろと。一つはうちの母がずっと働いているお母さんだった。小さいころから薬剤師として働く母の背中を見ながら、何か、お母さんが働いていることが当たり前だったんです。もう一つは卒論のテーマ。アグネス論争って覚えてます?

―  ええ、覚えてます。

糸藤さん:林真理子VSアグネス。わたしは、社会学を勉強していて、家族学とか社会学の中で、ワーキングマザーをテーマに卒論をたまたま書いていたんです。

女性が出産しても働き続けるためには、どうしたらいいのかと。何が問題なのかと。当時アメリカでも、スーパーマザー症候群って、頑張り過ぎてゴムが切れてしてしまうワーキングマザーの話とかありましたよね。

自分が育休でつらい思いをしたりとか、どうにか転職もしながら働き続けてきたり、そんな経験もありながら、ワーキングマザーというテーマが自分の中でいつもいつもあったんだと思いますね。

―  いろんなインタビューなんかも読ませていただいて、存じ上げている部分もあるんですけども、お母様が薬剤師というのは、知りませんでした。

糸藤さん:祖母も、薬剤師で。今96歳のおばあちゃんなんですけど。

小梅さん:素晴らしいですね。職業婦人ですね。子どもがいても、自立して働いていくんだよっていうお母さんの精神は見事についでいらっしゃる。

糸藤さん:そうね。

―  ワーキングマザーに対する処方せんを配ってるっていう意味では、ある意味薬剤師さんですね。

糸藤さん:ありがとうございます。うち実家は、まちの薬屋なんですよ。近所の人とかが、夜中子どもが熱が出ちゃうと、シャッターをたたいたり、電話を掛けてくるんですよね。12時でも、1時でも。そうすると、母は一人でパジャマの上にコートを掛けて、薬を売ってあげるんですよね。働くっていうのは、端の人を楽にすることだっていつも言っていて。

bizmom (ビズマム) 2009年 04月号 [雑誌]なので、わたしももちろん結果としては、それがお金になったらうれしいですけど、人の役に立つとか、誰かが元気になれるとか、そういうところがうれしいですよね。なので、雑誌で、あとウェブとかではがきとかを見て一番うれしいのは、「bizmom(ビズマム)を読んで、また頑張ろうって元気になれました」とか、「わたしだけじゃないんだ、みんな、頑張っているから、わたしももう少し、頑張ってみます」とか。そんな声をいただけるとほんとこちらも元気になります。

小梅さん:わたしも毎号、まったく同様の感動と元気をいただいています。

糸藤さん:ありがとうございます。

小梅さん:本当に、こんなに頑張っている人もいるんだって。

―  バンバン、宣伝します!!

糸藤さん:(笑)ありがとうございます。

小梅さん:でもわたしが最初に産んだときよりも、今の時代はワーキングマザーに対して追い風になっている気がしますね。

糸藤さん:随分、追い風になって。またこの不況で、ちょっと逆風になってしまうかな。

小梅さん:友人が最近、保育園探しをやっていたら、今年は桁が違うっと言われて。これはやっぱり不況の影響かなって。


■ベネッセという会社について

―  ベネッセについては、今もワーキングマザーが大変多い会社だそうですね。

糸藤さん:そうですね。女性従業員の約4人に1人がワーキングマザーです。

小梅さん:素晴らしい。

―  女性人員の割合は?

糸藤さん:6:4で女性が多いです。

―  このうちの、6割のうちの25パーセントということは、全社員の15%程度がワーキングマザーということですね。

糸藤さん:そうですね。出産や育児を理由に、辞める人はほとんどいないですね。

小梅さん:制度が、整っているということですね?

糸藤さん:3つ理由はあると思います。1つ目は制度の充実。2つ目は職場の環境や理解ですね。最後の1つはベネッセの仕事は、女性や母親が力を発揮しやすいテーマなんですよ。重厚長大の会社より、当たり前に働きやすいでしょ(笑)。「こどもちゃれんじ」などの教育、「たまごクラブ」「ひよこクラブ」に代表されるような妊娠・出産、もちろん子どもを生んでいない若手も優秀ですけど、子どもを生んだ、育てた経験が役に立つ仕事が多くあります。

小梅さん:子どもを産むことがパワーになるってことですね。

糸藤さん:そう、そう。

―  生活者としての知識が深まれば、深まるほど、それが生かされる企業ということですね。

糸藤さん:そうですね。

―  他の企業も、風向きも変わってはきてますけれども、それが積極的に評価されるっていうところまでは、行っていないのかなという印象です

糸藤さん:そうですね。最近、メーカーさんでも、例えばTOTOさんとかだと、生活者としての視点を持っている主婦や子育て経験のある母親社員を、子どものトイレの開発にアサインしたり。これからもっと変わってくるとは、思うんですけどね。

―  また、男性もお父さんになることが、社内で評価されるようなかたちになると、もうぐぐっと、何か日本も変わってくる。

小梅さん:やっぱり男性のサポートがないと、結局回らないですものね。つぶれていっちゃいますよね、女性が。

糸藤さん:そうですね、夫の協力は大切だと思います。

■夫と息子たちは、一番力強い応援団

―  じゃ、自然にちょっとだんな様に話が流れますね。旦那様は協力的ですか?

糸藤さん:はい、ただ協力したい気持ちはあっても、忙しくて時間がない、という現実です。

小梅さん:応援団ですよね。フレー、フレーってやってくれてるんですね。でも、手は出さず?

糸藤さん:そう、手は出させず。理解はずっとしてくれている(笑)。

―  うちは逆ですね。理解はあんまりしてないと思うんですけど、わりと手は出してくれます。わたしが全然、家事ができない人なので。料理をやればもうぐっちゃぐちゃで。もう、お皿洗えば割っちゃうという感じなので。もう彼がやらざるを得ないっていう感じではあるんですけれども。でも、どちらかであってくれればいいんですね。精神的な理解か、本当に手を出してくれるか、どちらかせめて。

2009_0310_114203.jpg糸藤さん:34歳以下のワーキングマザーたちは、夫と二人で育児も家事もやりながら仕事もしているっていう感じがありますね。それを実現するために戦っているママたちも、たくさんいますし。

小梅さん:女性のほうが結構縛られていたりするんですよね、無意識に。

糸藤さん:そうですね、わたしも、できれば自分が料理や家事をしたほうが、スムーズだしおいしい、って思っていますし、実際にもやりくりしています。でもわたしが忙しくて家事ができない状況のときは、コンビニの弁当でも全くいいし。洗濯も全く畳まなくていいよ、と言ってくれます。その洗濯ものの中からみんなで引っ張ろうよとか、言ってますし。(笑)

―  それは糸藤さんが“できちゃう人”だからだと思うんですけどね。

小梅さん:できちゃうって、大きいですよね。

―  わたしたち、ワーキングマザースタイルというサイトなんですけど、スタッフで飲み会とかすると、夜出られないというお母さん、すごく多いんですよ。私にはいつも二つ思いがあって「偉いな」っていうのと、「出てこいよ」っていうのと。

糸藤さん:例えばわたしだと、上の子が生まれたときから、週に一回、夜自由な日をつくっていたんですね。そのときには、保育ママさんにお願いをして、夜9時までには夫が迎えにいくっていうかたちにはしてなんとか自分の時間を作っていましたね。まあ、それはそれぞれの家のかたちがあれば、いいのかなと。

小梅さん:うちも、今、そんな感じになってます。三回分の洗濯の山からシャツ取って、みたいな。


糸藤さん:ええ、それで文句言ったら「じゃあ、あなたやって」って(笑)。

小梅さん:言った人がやるっていうルールが不可欠ですね。

―  じゃあ、次にお子さまのことをお聞きしてもいいですか。ご長男が12歳ということは……。

糸藤さん:今、中1。下が小2です。

―  受験をされたってお聞きしましたが?

糸藤さん:そうです。昨年中学受験をしまして、今は私立の中学校に。大変だったでしょうって言われると、わたし、本当に大変じゃなかったんですね。

―  おできになるお子さんをお持ちのお母さんって、必ずそうおっしゃるんです。

小梅さん:勉強しろなんて、言わなかったとか言いますよね。

糸藤さん:そうなんです。がんばったのは、毎日、塾のお弁当をつくるぐらい。

―  いやあ、うらやましい。

糸藤さん:でも、宿題の多さや、親の手間の多さなど、ちゃんと先輩ママや専業のママたちにヒアリングをして、拘束時間は長くても、宿題が少なくて、塾でできるだけ完結するところを選びました(笑)。

小梅さん:そうですよね。家に帰ってまで宿題の面倒は見られませんものね。

糸藤さん:うん、やっぱりそこのサポートが大変そうじゃないですか。あとは、本当に君は受験をしたいのかということを、最初にはっきりさせましたね。お母さんがしたいわけじゃないと。君がしたいんだったら、お母さんととうちゃんは応援するという姿勢ですね。本人に、預ける。それで息子なりに考えて、「受験したい」となりました。

―  ご本人の意思が、固まったというのは、心から褒めて差し上げたいですね。

糸藤さん:そうですね、頑張ってましたよ。だから最後は、合格しようがしまいが、本当に褒めてあげたかった。あと、できることだったら合格させてあげたいって思ったのは、達成感を味あわせてあげたいという気持ちからですね。自分が一番行きたい中学校に「頑張ったから行けた」んだと。「「頑張れば、できるんだ、かなうんだ」っていうことを経験させてあげたいと思ったので。そういう意味では、本当に合格できてよかったなとは思いますね。

―  素晴らしいですね。そういう自然体で受験ができればいいですね。うちも、今度6年生なので。

糸藤さん:そうですか。頑張ってください。

―  うちはもう全然、レベルが違うので。

糸藤さん:でも、本当に受験は大変ですけど、子どもが望むんだったら、最大限のサポートをしてあげたいなって思いますね。

―  お子さんたちも何か、雑誌が売れたって言うと喜ばれるそうですね。

糸藤さん:そう、喜んでます。お母さんを応援しているって。息子たちには、よく仕事の話しをしています。うれしいことも、失敗したことも。今日ね、こういう人を取材したんだよとか。わたしが朝、スーツとか着ていると、「今日は何? 偉い会議なの?それとも取材なの?」って。

小梅さん:すてき。それはお兄ちゃんのほうですか。

糸藤さん:下が言いますね。あと、「うちはお母さんも働いているから、家族みんなで協力してほしい」って、小さいうちから手伝いをさせたりしています。洗濯やご飯炊きは、子どもの仕事です。

―  家族で、外出、休日を過ごすときには、どういう過ごし方をなさってますか。

糸藤さん:そうですね、どうかな。おいしいものを食べに、家族で外食に行ったりとかはしますけど。夏とかはキャンプに行ったりとか。でも、そんな特筆するほど素晴らしい過ごし方をしているわけでは全然ないですし。休日は子どものために!なんて考えていないですね。習い事なども私が積極的にさせることはないですね。彼らがしたいと言えばさせてますけど、親が英語をやらせなきゃとか、何かをやらせなきゃとか、わたしは本当に全くなくて、あまり熱心ではないんですよ。

小梅さん:確かにわたしの周り、今ちょうど35歳で団塊ジュニアだけで集まって、働くママの会をやっているんです。とってもみんな教育熱心で。

糸藤さん:そうですよね。特にね、東京に住んでいるママたちはね。

小梅さん:二人目を生むのも当たり前だし。だから、小学校の壁とか、二人目の壁って結構ないのかなと思って。わたしたちの世代って。そこが、多分、この5年で大きく変わったんじゃないかなって思っているんですけど。

糸藤さん:そうですか。

小梅さん:飲み会を企画していて、今回10人来るんですけど、4人が今年中妊娠って書いているんです。

糸藤さん:その方たちって、大きな会社に勤めている人ですか?

小梅さん:皆さん、大企業ですね。かつ、専門職。事務職じゃないんです。

糸藤さん:だからですよ。わたしたちの雑誌で定量調査していくと、二人目の壁はまだまだありますよね。小1の壁についても、皆さん、とても心配しています。

小梅さん:ちょっと特殊なんでしょうかね。まあ、わたしの知り合いが。

糸藤さん:大きな会社は制度的なバックアップが十分ですよね。

小梅さん:あと、最近のテーマはお受験や習い事はどうするとか、本当に専業主婦の人たちの会話と同じような内容をしていますね。

―  育児と仕事の両立が自然体になってきたんですね。

糸藤さん:取材をしていくと、シッターさんにお願いしたり、夫にお願いしてとか、いろいろケースが出てきます。それぞれ補完するやり方を皆さん、工夫されてらっしゃるわけですよね。

―  自転車を駆使して2本立て、3本立てとか。うちも火曜日は3本立てですね。女の子だと、お友達がやっていると、自分もやりたがるんですよね。やりたがるし、やめたがらないからついつい、すごく多くなっちゃって。月謝を計算すると怖くなるみたいな。

■覚悟のある人を応援したい

―  じゃあ、ちょっとお子さんの話っていうのが、一段落しましたので。次は、これからやりたいことをお聞かせいただけますか?

糸藤さん:子どもを産み、育てる、そして長く働きつづけるという当たり前の選択を、すべての女性ができるようになるといいなって思っています。働くって精神的にも、経済的にも、大きなやりがいを生むと思うんですよ。だから働くこと、産むこと、育てることが、当たり前になればいいとおもいますね。

今、「bizmom」の読者は、自分たちよりも一世代下の30代のママが中心なんですけど、元気に子育ても仕事も楽しみながら、いろんな課題はあるけど、そういう課題は一生懸命どうにか解決をしながら、自分らしく働いていてよかったって思ってもらえるような機会とか、きっかけとかをもっと提供できるといいなと思っていますね。

あと2月末に、「おしごとパーク」というママの再就職を応援するサイトをウィメンズパークの中で始めました。出産で働き続ける環境がなかったりとか、夫の転勤があったりとか、あとは子どもを生んだら辞めるものだろうと気楽に考えていたりとか。そういう方に再挑戦の機会をもっと提供できればと思います。

小梅さん:本当に数年前までは、産んだら辞めるという風潮でしたよね。

糸藤さん:いや、今でもまだそうですよ。女子高生の調査とか、揺り戻し現象が見られます。なので、一回専業主婦とか、ブランクのある方にも働くっていうきっかけをご提供できるといいなって。ただ、今は不況なので求人が少なくてたいへんなんですけど。

―  これは素晴らしい取り組みですね。私の前職が、もう一回働きたいというお母さんを200人ぐらいネットワークして、SOHOで仕事をしてもらうというものだったんです。主婦の面接を多分200人から300人やりましたね。

小梅さん:わたしも、面接してもらいましたよね。一人目の妊娠中。

―  懐かしいですね。その仕事のときに、すごく学歴も高くて、仕事の実績もあるんだけれども、やっぱり5〜6年完全に専業主婦をなさっていると、やっぱりちょっとコードが変わってしまうんだなと残念に思うことがありました。

糸藤さん:分ります、分ります。

―  ここをもうちょっと思い出してくれればとか、新しい情報を入れてくれれば、もっと高くこの人を売れるんだけれども、やっぱり面接のときにジーパンで来てほしくなかったなとか。そういうのがあるじゃないですか。

糸藤さん:ありますね。

―  だから、こういう「おしごとパーク」みたいな取り組みでも素晴らしいと思うし、再就職する専業主婦の方が、これで少しでも時給換算で50円でも100円でも高く売れてほしいなって強く思うんです。

糸藤さん:そうですね。でも、やっぱりそのために企業の意識も変えなくちゃいけないし、本人の意識も変えなくちゃいけない。働きたい、働きたいって言っても、「週3日で1日5時間、でも正社員で」って、おっしゃるんです。その条件はなかなか難しい。

小梅さん:(笑)そうですね。やりがいのある仕事がいいとか、責任のある仕事がいいとか…。

糸藤さん:そう、そう。そこの覚悟っていうあたりも、もっと持っていだきたい。

―  編集長の場合は、年下の人に、伝票を切るところから教えてもらったというように、再就職にはそういうことって必ずあるわけじゃないですか。自分で自分に対して思っている価値と、周りから見た自分の価値のギャップというものを摺り合わせていく作業が意外と、難しい。

小梅さん:そうですね、そこがつらくて、ちょっと入りづらいんでしょうね。

―  そこをまた、応援してあげたいなっていうふうに思われているんですね。

糸藤さん:わたしもだから、覚悟のある人、がんばる人を、本当に応援してあげたいなって思っています。

―  企業の担当者の方も、ちょっと意識を変えていただきたいですね。

糸藤さん:そうですね。ただ、企業もボランティアじゃないので、その人を採用することで、どれだけ成果があがるか、生産性があがるかっていう観点で判断しますから。この不況で今はなかなか、再就職の道も厳しい。でも、こういう時期だからこそ勉強してみるとか、駄目もとでやってみるとか。確実にね、労働力はどんどん減っていくので長い目で見ればチャンスなんです。なので、これから出産する方は、できるならば、「辞めない、働き続ける」選択をぜひしてほしい。いったん辞めてしまった方に対しては、もう1回、小さくてもいいから、一歩踏み出してほしい、と願っています。

■最近の状況の悪化について

―  最近では、育休切りみたいな、少し問題になってきていますね。実はわたしもあとから振り返ってみると、ちょっとした育休切りだったのかなと思います。

小梅さん:わたしも完全に、育休切りです、1回目。

―  私の場合、復職したのが99年で、そのときもかなり不景気だったこともあり、なかなか自分が意図する仕事にはつけずに、結局一年後に辞めてしまいました。複雑な思いがありながらも、切りやすい存在として、育児休職中の人間がピックアップされるっていうのは、まあ致し方ないことなのかなと思いましたね。経営側から見たら、ずっと仕事をしている人と休んでいる人って見たら、取りあえず育休中の人を切るっていうのは、しょうがないことかなと。もちろんその当事者として、怒りや悲しみは今でもあるのですけど。

小梅さん:今ほど、フォローされていなかったんですね、きっと。

―  もちろん、法的な保護は今よりも脆弱でした。ただ、今のように法律的な保護がされていても、罰則規定がないとこういうことが繰り返されてしまうのかなと思うんです。

糸藤さん:今、罰則規定はないと言いましたけど、法律違反は法律違反じゃないですか。だから、育休切りみたいなことをされたんだったら、労働局なりに訴え出たほうがいいと思うんですね。まだ当事者たちにも情報が足らない部分があるかなと。それはもっとメディアがちゃんと発信していかなくちゃならないとも思いますね。能力のある方は、いったん辞められても再就職とか仕事ができる現場がありますけど、正社員でずっと働き続けるのと、いったん辞めて非正規でもう一回戻るのって、それこそ生涯収入で、1億とか、1億5千万とかの違いが出てきたりするのが現実なんです。あと再就職って、本当に辞める人が思っているほど、簡単じゃない。

小梅さん:すぐ戻れるだろうって思っていますよね。

糸藤さん:そうそう。決して現実はそう簡単じゃないことをしっかり理解して、辞めるなり、働き続けるなり選択すべきだと思うんです。早期退職制度を発令した会社では、育休中の人を狙っているという話も聞きます。そんな環境の中でも続けるっていう選択をする人は、意に沿わない部署に異動させられるなど、納得できない部分もあるかもしれないけれど、辞めたくないのであれば、辞めずにがんばるしかない。もちろん退職勧告されるようなことが、法律的に違反であれば本当に訴えるべきだと思うし、なし崩し的に辞めてはいけないとは思うんですよね。

―  実際には男性と女性とのいすとりゲームになってしまっているじゃないですか。例えば事業部で10人リストラしなければいけない目標が出てしまうと、育休中の女性にスポットが当ってしまうっていうのが、悲しいなと。

糸藤さん:そうですね。難しいですよね。

―  その人自身が、辞めないという強い気持ちを持つということが重要なんでしょうね。

糸藤さん:あと、仲間を募ったり声を上げることで、法律に詳しい人が応援してくれたりとか、一緒に労働局に訴えに行ってくれるかもしれないし。やっぱり泣き寝入りは決してしてはいけないとは思うんですよね。

ただ、辞めるという判断をするのは自分だし、その会社を選んだのも自分なんですよね。わたしの考え方なのかもしれないんですけど、人のせいにして、ずっとそのことを悲しんでいても、何も生まれないじゃないですか。だったら、早いタイミングで切り替えをして、続けていくんだったら必死に続けていく。辞めるんだったら、辞める。そこで資格を取るとか、やっぱり一歩でも切り替えて前に進んだほうが、いいんじゃないかなとは思うんですね。だから、育休切りとか、そういうこと自体は、許し難いことですし、あってはならないことだと思うんですけど。たまたま自分がそういう目に遭ったら、どちらかの選択を自分でするにしろ、しっかり前向きに行きたいと思いますね。

小梅さん:救えるのは自分しかいないですよね。自分の気の持ちようだったり、自分がどう動くかということしかないですよね。

―  わたしなんかも、振り返って、ああいうふうに左遷されたからこそ今のわたしがあるので(笑)。

糸藤さん:そうですよね。絶対、そうだと思いますよ。

―  それはすごく、感謝しているんですよね。感謝しているんですけど、でも、やっぱり心のどこかで、ずっとあの会社にいたらどうしたかなっていう気持ちも正直あって。先ほど編集長がおっしゃったように、歯を食いしばってでも続けるというオプションと、すっぱり違う人生を探すというオプションを、自分がコントロールするんだという熱い気持ちが、重要ですよね。

糸藤さん:自分で決めないと、何も解決しないと思いますね。わたしもベネッセに入社したとき、右も左もわからず、転職しなかったほうがよかったんじゃないかなと、思うこともありましたよ。でも、ベネッセに転職することを決めたのは自分だからと、自分に言い聞かせて、前進するエネルギーにしてきました。

小梅さん:そして、こんなにピッタリのお仕事に巡り合えるなんて、本当にすばらしいですね。

―  本当ですよね。

糸藤さん:今はね。そうですよね。

■印象的だった勝間さんとのインタビュー

―  最新号でも編集長がインタビューされていますが、勝間和代さんみたいなスーパーワーキングマザーが太陽のように照らしてくれると、勇気が出ますよね。

糸藤さん:そうですね、今回、勝間さんの取材をさせてもらって、あの勝間さんですら、やっぱり「最後は帰れば子どもの寝顔があって、それが昔から変わらない私のエネルギー」だと。この本文の中でも、訳の分らないおやじが、ああだこうだとか言ったとか、仕事がああだこうだとか言っても、そんなのどうでもいいと。家に帰って娘たちが「お母さん」って話し掛けてくると、すべてオールクリアになると。やっぱりそうだと思うんですよね。子どもがいるから私も頑張れるし、仕事の嫌なこととか、うれしいことももちろんなんですけども、やっぱり家に帰れば子どもがリセットしてくれて、それが根っこにあるというか、根っこなんですね。だからワーキングマザーはあまり倒れないし、強い根っこがあるということはありがたいなと。

―  そうですね。

糸藤さん:子どもを生んだ、結婚したというのは、たまたまわたしのチョイス。それがすべてではないし、それが偉いとか、偉くないとか、専業主婦より上だとか下とかいうわけでは、全然ない。実は専業主婦のほうが大変だと思うんですけど。ただ、やっぱり“子ども”とか、“おうち”っていう根っこがあることは、すごい豊かなことだなって思うんですよね。「わたしの基盤は、この家。わたしと子どもの生活である」これを勝間さんが最後、ぽろっとおっしゃって、編集者的にも「いただきました」って(笑)。

―  最後に、ワーキングマザースタイルの読者に、メッセージをいただけるとうれしいかなと思います。

糸藤さん:そうですね。最近、わたしはいろんなところで言っているんですけど、1+1が1.5になるといいなと思っていて。今までは男性だけが働いてきて、1をいかに1.2にするか、1.3や1.5にするかだったのが、今の時代は、男性も女性も働いて、1+1を2にしなくてもいいと思うんです。そんなにたくさんお金があっても、使いようがないし。やっぱり物質的なだけじゃなくて、精神的な豊かさって人が生きていくために大事なことで。1+1が1.5でいいと思うんです。そうしたら、1よりも0.5多いわけですよね。だから、豊かですよね、経済的には。

2人が働いていれば、1人が転職やリストラを経験しても、今の時期は妻が支えるとか、こっちが妊娠・出産していても、今の時期は夫が支えるというような柔軟性が発揮できると思うんです。これからの時代、男性も、仕事して、育児もして、家事もやって、自分のこともやれて。女性も家事や育児だけじゃなくて仕事もするという、両輪で走るスタイルがリスクを減らしていくと思いますね。これから景気だけでなく社会的にも不安定な時代になってくる。両輪のほうが、安定感があっていいのではないかと思います。

小梅さん:お互い、無理がないですよね。1人が全部背負いこむよりも。

糸藤さん:男性の読者の方で、妻が働きたいっていうことで「何、両立できるの、うち?」って思ってワーキングマザースタイルが検索エンジンに引っ掛かってきたときは「できる」と知っていただきたいです。そのほうが、あなたのリスクも下がるよ、と。うちの夫が賢かったのはその部分。彼は、わたしが働き続けるときに、ちゃんと自分のリスクを計算していたと思うんですよね(笑)。自分1人で頑張るよりも、仕事の好きな妻にある程度がんばってもらうほうが豊かに暮らせるだろうと。

小梅さん:頭がいいですね。

糸藤さん:そう、そう。それが分っている男性が増えていると思います。わたしの同僚の男子とか、絶対奥さんにはずっと働いてほしいと思ってる。自分だけでそんなに頑張って稼ぎ続けるなんて、無理だって言ってるし。両輪スタイルを男女ともに支持する時代になってくるかなと。

小梅さん:団塊世代の人たちから見たら、若い男はふがいないみたいに思うかもしれないですけど。

糸藤さん:ふがいないですけど、優しくていいじゃないですか。

―  いつも思うんですけど、夫婦で読みたい雑誌ですよね。bizmom(ビズマム)は。いつも、もうあっという間に売り切れちゃうしアマゾンでプレミアムがついて売っていたりしますよね。ワーキングマザースタイルの読者の皆様には、定期購読とともに、夫婦購読を強くお勧めします。本日はありがとうございました。


●インタビューを終えて

創刊当時、いや正確には創刊前から大ファンの「bizmom(ビズマム)」
「ついに働くママ向けの雑誌が!!」と衝撃的過ぎて表紙の写真まで強烈に覚えています。そういう方、きっと多いですよね?本当はただ「同行させて頂く」はずが、お話をうかがうだけで力が出すぎてしまい、こちらの記事を見て分かる通り、前のめりに話に入り込みすぎてしまいました。でも!糸藤さんが雑誌以上に魅力的な方で、「この人にこれを聞きたい!」「もっと話したい!」という欲望が抑えられなかったのです。そして、「ビズマムは糸藤さんを筆頭に、きっと似た様なパワフルな方々が作っているから、読むだけで元気が出ちゃうんだ」と納得。仕事への意欲までわいてきちゃいましたよ!ありがとうございました!(田村小梅)
===============================
生き生きと、かつ熱くワーキングマザーとしての生きざまをお話し下さって、お別れする時にはなんだか胸がいっぱいになるほどでした。子育ての辛さと、働くことの喜び。契約社員としてゼロから始められたというところには、頭が下がる思いでした。とにかくご一緒しているとこちらが元気になる女性。こんな女性がワーキングマザーをテーマにした雑誌の編集長をしてくださっていたことに、ワーキングマザーの一人として感謝したい、そんな気持ちでした。ありがとうございました。これからも夫婦で愛読させていただきます。今後のお仕事の成功を確信しております。(村山らむね)

●「働くママの食卓 Oixiオイシィ

毎日の食卓を描いた、糸藤さんのブログ。働いているのに、どうしてこんなにきちんと作っていらっしゃるの?と思わず聞いてしまったほど。手際の良さが光ります。

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2009年03月24日

【投票付き】定額給付金と子育て応援特別手当、どう使う?


投稿者 WMS情報局

定額給付金が給付されはじめましたね。首都圏の自治体は早いところで4月、ほとんどの市区町村がだいたい5月に入りそうだということです。

正直、このばらまきには思うところがいろいろあれど、もらえると決まれば何に使うか心は弾むもの。

大人2人、子供1人の我が家の額は44000円。

子供が2人以上いる家庭では子育て応援特別手当ももらえるので、かなりの給付額になりそうです。
たとえば、大人2人、子供2人の場合、いろいろと条件(自治体によりますので、お住まいの自治体に問い合わせしてみてください。90年4月2日から05年4月1日までに生まれた子が2人以上いること)はあるようですが、定額給付金で64000円プラス子育て応援特別手当36000円で、なんと10万円。お子さんの多いご家庭は、かなりの給付額になりそうです。子供が1人の我が家は対象外です。(さみしい!!)

せっかくの給付金を寄付して世の中をより大きく動かそうという動きもあります。

みなさんのご家庭では、どう使いますか?ぜひ教えてください。

ぜひ投票して見てください。(コメントもどうぞ)

■定額給付金、どう使う?


 ・旅行や外食などちょっとした贅沢に使う

 ・生活費の足しにする

 ・貯金する

 ・寄付する

 ・まだ決めていない、など、その他

  結果
 -ブログでアンケート-

※該当するものをクリックしてください。


子育て応援手当はわかりにくいので、ぜひ各自治体に問い合わせしてみてください。基本的に育児手当のないお子さんへの補助というのがコンセプトらしいので、育児手当に該当しないお子さんに支給されるらしいです。あまりマスコミで告知されていないのも、たぶん説明すればするほどわかりにくくなっちゃうからでしょうね。


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2009年02月10日

vol.112:トラックバックテーマは「新保育園生活、新入学などに役に立ったもの」


投稿者 村山らむね

前回のこの不況、どう乗り切る?では、みなさんの不況への対処法が本当に勉強になりました。数々のご意見、ありがとうございました。まだどこか他人事のようだったことも、この1ヶ月半で大きく様変わり。我が家も、まじめに非常事態です。教育費をどう守るか、これは今年受験生を抱える我が家の大問題となりそうで、また113回でぜひ取り上げたいと思っています。

さて、今回は経済環境を考えると暗くなりがちですが、ちょっと目をそらして、これから始まる桜の季節に新しいスタートを踏み出すお子さんたちへの情報のエールです。 【子供時間モード】 です。

保育園・幼稚園生活や、新入学で、今思い返すと役に立ったなと思うような商品がありましたら、ぜひぜひ教えてください。

商品でなくても、サービスや工夫などももちろん大歓迎です。どうぞよろしくお願いいたします。

我が家の場合、商品はもちろんいくつかあってあとでご紹介したいのですが、筆箱や下敷きなどキャラクター商品がクラスに持ち込み可か不可か、学校によってもクラスの担任の先生によっても違うので、少なくとも校風がどうであるかを、ヒアリングしておくといいと思います。

保育園の同じクラスのお母さんの中で、上におねえちゃんやお兄ちゃんのいるお母さんをつかまえて、いろいろと情報を仕入れておくといいですよ。

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【募集】受験体験記募集します!


投稿者 WMS情報局

2007年に募集して大きな反響を呼んだ、受験ママアンケート。2年ぶりに募集いたします。

今までのアーカイブ
その1 その2 その3 その4 その5 その6 その7 その8 その9

幼稚園・小学校・中学校・高校・大学、公立・私立を問いません。ぜひ他のワーキングマザーの受験力を高めるためにぜひぜひお力を貸してくださいませ。

以下をコピペして、メールで送ってくださいませ。


====ここからコピー=======

●データ編
・お子さんが受験した年
・受験した学校数
・幼稚園・小学校・中学校・高校・大学?
・本命(例:都内私立など)
・4月から通う学校。本命かどうかも。(例:都内国立。第二志望)
・お母さんの働き方(例:フルタイム)
・ご自分の受験経験(例:中学まで公立、あとは私立)


●意識編

・受験を意識しだしたのはいつごろ

・自分の受験体験と子供の受験への考え方、どうシンクロしていますか?

・旦那さんとはどう話し合いましたか?

・旦那さんのサポート体制はいかがでしたか?

●準備編

・受験準備の様子を具体的に教えてください。【塾・教材】


・受験準備の様子を具体的に教えてください。【生活面】


・働いていることでの苦労と、どうそれを乗り越えたかを教えてください。(説明会出席や塾弁などを具体的にお願いします)

●直前・当日

・どのように調整しましたか?仕事との調整などはいかがでしたか?

・当日に心がけたことは?

・面接のときに働いていることについてどう説明しましたか

●感想

・乗り切っての反省点

・ここが成功もしくは失敗のポイント

・これから受験をするワーキングマザーにアドバイスを

========ここまでコピー==========

メールにていただけると幸いです。

どうぞご協力よろしくお願いいたします。

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2009年01月21日

予防接種していてもかかってしまうインフルエンザが流行中


投稿者 村山らむね

子供の友達やママ友が、相次いでインフルエンザに感染中。「予防接種しなかったの?」と聞くと、みなしているそうです。

テレビによるとタミフルが効かないタイプもあるそうです。(リレンザは効くなど、全く薬が効かないわけではないようです)

毎年、予防接種をしてもインフルエンザにかかることはありますよね。私もおととしに、そういう目にあいました。どうぞ、予防接種をしたから大丈夫と思わずに、予防に万全を期してください。

インフルエンザ情報サービス

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2008年12月28日

vol.111:トラックバックテーマは「この不況、どう乗り切る?」


投稿者 村山らむね

前回のクリスマスねたでは、みなさんのお子さんへの思いやそれぞれの世代のクリスマスプレゼントのトレンドがわかり面白かったです。

さて、次回の2008年と2009年をまたぐトラックバックテーマは「この不況、どう乗り切る?」

【家族時間モード】です。

100年に1度と言われる金融危機から、実体経済の不況。我が家ももちろん無縁ではありません。仕事の面でも、かなりの逆風が吹いています。

働きつつ、家計を預かるワーキングマザーとして、この不況にどう立ち向かっているのかぜひ、教えてください。みなさんの知恵を集めて、利用して、この苦境を明るく切り抜けていきましょう!

具体的に下記の4点について教えていただけると幸いです。
1、不況の影響は出てる?具体的に教えてください。

2、切り詰めているのはどんなこと?切り詰められないのはどんなこと?

3、ちょっとした節約の工夫教えてください。

4、この不況で何か考え方に変化はありますか?

実名などでは書きにくい場合は、どんどん匿名を使ってコメントしてくださいね。

ちなみにわたし

1、不況の影響は出てる?具体的に教えてください。
出ています。かなり直撃?夫のほうはボーナスが出ただけありがたいという状況。私の仕事のほうも、まだ直接的な影響はないものの、今後はさまざまな影響が考えられます。

2、切り詰めているのはどんなこと?切り詰められないのはどんなこと?
外食。土日のどちらかは必ず外食していましたが、最近は、ほとんど外食していません。あとは、旅行の取りやめ。洋服も自分のものはまったく買っていません。バーゲンも行かないでがまんしようと、通販のバーゲンの利用に切り替えています。切り詰められないのは、やっぱり教育費。習い事や塾を5つさせているので、頭の痛いところですが、まあもう少しがんばろうと言う感じでしょうか。

3、ちょっとした節約の工夫教えてください。
商品券やギフト券、ポイントなどをこういう時期にきちんと消化すると、意外と現金を使わずに買い物ができます。贈り物など節約できない買い物の時にはとても助かります。

4、この不況で何か考え方に変化はありますか?
貯蓄をしていたつもりですが、まだまだ足りないなと。もっと生活の質を落として、ちゃんとお金をためようと思いました。お金をためるのも重要なことだけど、何よりも重要なのは生活の質を落とすこと。無駄を省いて、贅沢をやめることは、お金をためることよりも実は重要なことのような気がします。
生活を縮める。縮めても楽しいことをちゃんと思い出すこと。楽しく暮らせば、お金なんてそれほどかからない。そういうことをきちんと思い出そうと思います。なんちゃって。ふかヒレ食べたい。

こういうときは、自分自身を見つめ直して、実力を蓄えることがいいのかなと思いますね。


というわけで、みなさんの、不況切り抜け術教えてください!

少々、暗目のテーマですが、みんなで2009年をよい年にしていきましょう!私たちならできる!と根拠なき自信を持って!!

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2008年11月04日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.13 桜本梨恵子 編


投稿者 fellow

スタッフがいいとも形式で他のスタッフの素顔を直撃してお伝えするスタッフインタビュー、第13回目は、桜本梨恵子さんの登場です。アメリカでの生活のアレコレ、興味ありますねー。お聞きしてみましょう!


まずは、共通質問(15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

 『子供との時間をなるべく削らずにできること』です。
今は以前からしている子供服のバイヤーと、自宅で幼児教室をしているのですが、
子供との時間・子供の学校行事・自分の時間などを確保した上で、仕事もしたい…。と、まあご存じのとおり、欲張りなんです。
そうなると、フリーで仕事をするしかなくて・・・。
 もう一つ大きな理由は、ベビーシッターにお願いすると、お値段がとても高くて、かなり稼がないとコストパフォーマンスが合わないのです。日本と違って、アメリカは 小学校の送り迎えはもちろん、お友達の家に遊びに行くにも、習いごとにも、とにかく、どこに行くにも子供を送り迎えしなくてはいけないのです。ある程度の年齢になるまでは、子供だけでお留守番をさせることもダメですし…。
そうなると、ベビーシッターや、手伝ってくれるおじいちゃん、おばあちゃんなしでフルタイムの仕事をするのは、かなり無理があり、子供にもかなりの負担を強いることになってしまいます。
そういう理由からも、フルタイムの仕事は難しくて…。
子供の時間になるべく合わせてあげられて、自分にできることとなると、今の仕事に行きついた、っていう感じです。


 この写真はenkといって、年に6回NYで行われる子供服の見本市です。
ここでメーカーと商談したり、新しいブランドを発掘したりしています。
 

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?


二男(2歳)がまだ小さいので、荷物は極力少なく、両手が常に自由になるように、今はもっぱらこのバッグを肩からかけています。
 中身は お財布(もちろん免許証も)・ティッシュ・ハンドクリーム・ボールペン・ノート(小)です。
 これ以外に、二男と一緒の外出時は、別のカバンにおむつにお着換え、おやつ・お茶など色々と荷物が増えます。

(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?


 この夏に家を購入して引っ越してきたのですが、決めてだったのは『うら山』です。家の裏庭が街の保有林につながっていて、自然の中で子供たちをのびのび遊ばせてあげたかったので。
購入前も同じ街に住んでいて、この街をとても気に入っていたので、あえて町内で家を探しました。


ここはマンハッタンへも車で20分ほどで、とても便利なのですが、周辺の街と違って、木が多く、住んでいる人たちもいい人ばかりで…。学区もそこそこ良く、いいところですよ。

(4)得意な家事、ニガテな家事は?

 得意かどうかはわかりませんが、お料理は好きです。
食器を洗うのは意外と好きですね。(アメリカの家には珍しく、食器洗浄機が今の家にはないのです!)
 苦手な家事は…。整理整頓です。
何でもかんでも、棚の中に押し込んでしまうので、一見 片付いているように見えても、棚のドアを開けるとナダレが・・・なんてことばかりです。
最近、自分で整理整頓をすることをあきらめ、整理整頓の上手な友人に来てもらって、棚やクローゼットをオーガナイズしてもらっています。(まだまだ途中ですが)
おかげで、片づけやすくなってきました。

・スペース以上のものを買わない。
・箱などにしまいこまず、透明のクリアケースなど見えるようにする。
・しまう場所を決めてあげる etc。

アメリカにはオーガナイザーという、整理整頓というか、配置を決めてくれる職業があります。
一度、お願いすると、動線も良くなるし、とにかく家も気持ちもすっきりしますよ♪

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?

とにかく、食事です。
なるべくオーガニックのもので、野菜を多く、できるだけ手作りで、と心掛けています。
家庭菜園も始めてますよ。

(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

いつだろう???
結構、子供達のお陰で、毎日笑わせてもらっているので、どれが一番うけたか分からない…。

(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

大変だったこと…。それも、「これ!」っていうものはないですね。
毎朝、時間との戦いで大変だと思うけど・・・。
日本語の補習校の宿題をギリギリまでためているので、毎週、金曜日の夕方から夜にかけては
とてもとても大変な思いをしています。

(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

 長男:  私が、何かで注意すると「じゃあ聞くけど、ママは失敗したことはないの?」と切り返してくる、彼のヘリクツ。
彼のヘリクツを聞くたび、変な敗北感と、腹立たしさと、心配とともに「ひょっとして天才?」と思ってしまっています。
親バカです。失礼しました。

 次男:2歳になったばかりの次男のいたずらを、私が本気で怒ったときに、普段ならすぐに泣く彼が、目にいっぱい涙をため、壁まで走って行き、壁に背を向け、斜め目線で一生懸命涙をこらえながら私をにらみつけている姿。
それを見て、「手ごわいな」と思いつつも、一生けん命な姿と、その顔がかわいくて、かわいくて、思わず、「もういいよ。」って許してしまいました。

(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

 似てるところは人づきあいがいいところかな?
それと、運動神経が鈍いのも似ちゃってるかも???

(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

 今、アロマセラピーとリフレクソロジーの勉強をしているので、できれば 今後1年間で資格が取れるといいのですが・・・。

(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

あまり、考えたことはないですね。とにかく、精一杯するだけかな。

(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたい?

それは、やっぱり、梅干しとお茶漬ですね。

(13)好きなことわざや、座右の銘は?

Be myself

(14)ロールモデルにしている人は?

特にないです。ただ、私らしくありたいな。

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

資金的援助・施設の充実・会社の理解etcすべて必要だと思いますが、まずは男性の育児参加、男性の協力ではないでしょうか?一緒に暮らしていても、育児の大変さ本当に理解してくれている男性は少ないのでは?
ましてや、協力となると…。理解しているつもり、協力しているつもりの男性はたくさんいるとは思うのですが
(かなり、私的な感情ですが、お許しを…)

---- ここからは、梨恵子さんへのパーソナル・クエスチョンです。 ----

(16)海外への転職について。ご主人に転職してもらうという発想も実際に転職に成功されたのもすごいと思います。ダンナ様が優秀だからできた事だとは思いますが転職成功の秘訣や、海外転職のいいと思うところ悪いと思うところがありましたら教えてください。

 うーーーん、難しい質問ですね。
我が家の場合は、よいポジションに夫の先輩が引っ張ってくれたという点で、とても運がよかったのだと思います。
我が家のように日本を飛び出し、NYへ転職してくる家族もいっぱいいます。
仕事も、IT系、弁護士・会計士・飲食関係・大工 等さまざまです。
私自身が転職したわけでもないので、アドバイスは難しいのですが、その気になれば海外に行くことは難しいことではないと思います。仕事も選ばなければあります。
その代り、かなりの勇気と覚悟がいるかも知れません。
駐在で来られる方と違い、ローカル採用となると、同じ日系企業で働いていても、手当が全く違います。こちらは日本と比べ、家賃・税金・教育費がとても高い反面、所得は日本にいる時より減っていることが多々あるので、NYへの転職組の家庭のほとんどは、日本での生活の方が優雅だったと嘆いています。なので、かなり経済面はきつくなります。現に、すぐに現実を知って日本に帰っていく家族も沢山います。

 海外転職のいい部分と言うと、とにかく経験だと思います。
色々なことを経験できるので、人間的にも幅が出てくると思いますよ。
 
(17)海外(アメリカ)での育児や教育制度について、日本に比べていいと思うところ、悪いと思うところありましたら教えてください。

 日本でそれほど育児をしてないので、うまく比べられませんが、私自身はアメリカで子育てする方が気楽です。たぶんそれは、みんながあまりにも違うからかもしれません。人種も食べるものも宗教も何もかも…。
なので、「be myself」でいられるのかな?!

 学校でも、子供のレベルに応じ、学年を1年遅らせる家庭もありますし、それが別に特別なことでなく、「あっ、そうなんだ。」って感じなんです。担任の先生とも合わなければ、他のクラスに換えてもらうこともできますし、逆に飛び級もできるし…ある意味「自由」なんです。
 
後、日本との大きな違いは、アメリカは、公立の小学校にも様々な専門家がそろっているところです。心理的なセラピストやスピーチセラピスト、自閉症や難読症、ADHDの子供向けの専門の先生などなど。
早期に色々と対応してもらえるので効果も大きいとのことです。 

 逆に嫌な部分は、アメリカでは結果しか見てくれないことがよくあります。
たとえば、意地悪を言われて、思わず手が出たとしても、手を出した子が怒られます。先に意地悪を言った子はおとがめなしの場合も多々あり、我が子も理不尽な思いを何度も味わいました。
先生に理由を説明したとしても、「どんな理由があれ、手を出してはいけない」と言われるだけです。私はどうしても、この部分が好きになれないのですが・・・。確かに「理由があれば、犯罪を犯してもよいわけではない。」ので、ルール社会のアメリカでは致し方のないことなのかもしれません。

(18)バイリンガル育児について。お子様が英語と日本語をバランスよく覚えるためにどんな工夫をされてますか?子どもの日本語保持について、どのような事をされてますか?

 我が家はもっぱらテレビです。
3年ほど前、長男は英語の方が強く出てきて、日本人のお友達同士でも英語で話す時期がありました。
その後、インターネットを使って日本のTVを見られるシステムを入れてからは、日本のTVばかり見ていて、そうしたら、アメリカにいるにもかかわらず、英語力がなかなか伸びなくて…。日本語が強くなっています。と、言ってもこちらで育っているので、時々変な言い回しをしていますが・・・。
2ヶ国語をバランスよく…というのは本当に難しいですね。
我が家はどちらも中途半端でセミリンガル状態です。

 気をつけていることと言えば、日本語の会話中になるべく英語の単語を使わないようにしています。
たとえば「アップル食べる?」とは言わず、「りんご食べる?」という感じです。

 それと、なるべく日本の行事などを経験させるようにしています。
バイリンガルになる為にはバイカルチャルに…と言うことを講演会で聞いたことがあるのですが、つまり、2ヶ国の文化背景に通じるようにならなければ、バイリンガルにはなれないそうです。
たとえば、日本語の「三角ずわり」に対応する英語はないんですよね。
でも、それは日本の小学生ならだれもが知っていること。そういう、生活習慣に根ざした言葉というのは、経験や行事を通してじゃないとなかなか学べないそうなんです。なので、日本の小学校に夏休みの間、体験入学をさせたり、土曜日に日本語の補習学校に行かせたり、ドラえもん などのアニメから日本の学校のことを学んだりしています。

 TVの威力は本当にすごく、今では「ママはお肌も人使いもあらいんだから~」と言っています(汗)

(19)海外で育児をしたいと考えている人へのメッセージやアドバイスがあれば、
お願いします!

 我が家のように転職して海外で暮らすパターンもあるし、小梅さんのように親子留学もいいだろうし、1か月だけ行くこともできるし…。方法は色々とあります。
親にとっても、子供にとっても1度しかない人生です。
あきらめず、できることから、是非、トライしてみてください!

では、最後の質問です。
(20)次の人を指名してください!

いつもきれいな、白木あきこさんにお願いします。
私も「いつまでもきれいなママでいたい…」
ヒントをもっともっと教えて下さいね。


■■■最後に、インタビュアから■■■
桜本梨恵子さん、ありがとうございました。
普段私たちが映画などから良く知った気になっているアメリカですが、こうやって聞いてみると改めてやはり遠い国、文化の違う国という認識を改めて持ちます。
お子さんにとっても二カ国での文化的体験はとても大きな財産になるでしょう。
海外で暮らすということは決して生易しいことばかりではないと思いますが、きっと一歩踏み出せば、経験として得るものはそれ以上の価値があるのだろうと思います。

◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です。

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2008年10月15日

CREA(クレア)11月号 「30代で母になる!」


投稿者 WMS情報局

クレアの名物特集の「母になる!」。最新号の11月号では特に30代で「母になる!」ことを特集しています。

CREA (クレア) 2008年 11月号 [雑誌]ワーキングマザースタイルも少々お手伝いさせていただきました。ということでご紹介するのですが、何せ、盛りだくさん!

セレブの子育てや、母とオンナの両立情報など、630円とは思えない情報量です。

特に30代の子宮づくりというコーナーは必見!これから産む人も、もういいわの方も、絶対に役に立つと思いますよ。

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2008年09月26日

横浜市イベント 先輩ワーキングマザーに聞く!「親子でのりきる小1の壁」


投稿者 WMS情報局

以前、常山あかねさんもパネラーとして参加された横浜市主催の全国男女共同参画フォーラムin横浜が開催されます。

今回のテーマは「親子でのりきる小1の壁」

小1の壁に悩んだこともありました。(それよりももっと大きな小5の壁というのに悩み中ですが)
現在、保育園にお子さんを預けている方などは、きっと勉強になると思います。ぜひご参加ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━△▼△▼

 全国男女共同参画フォーラムin横浜
先輩ワーキングマザーに聞く!「親子でのりきる小1の壁」
    
  ■日時:10月19日(日)午後3時〜4時半  ■参加費無料&保育つき!

△▼△▼━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

子どもが小学生になったら、ラクになるかと思いきや、
保育園のときよりも、大変・・・ 
ワーキングマザーからよく聞く声です。

子どもが小学生になったら、時短勤務制度が終了になる職場もある。
なのに、学童保育クラブやはまっこふれあいスクールは、
保育園よりも預かり時間が短い
そもそも学童保育クラブの数が少なくて入れない
小学校から遠すぎて通わせられない。

放課後や長期休みの過ごさせ方、
子どもの行動範囲が広がることによる不安や心配もあります。

子ども同士の行き来に伴い、
親とのつきあい方はどうしたらいい?
と、とまどうワーキングマザーもいます。
 
このセミナーでは、数々の小1の壁を共有し、
先輩ワーキングマザーの知恵と工夫を聞くほか、
働きやすい職場づくりに取り組む企業の事例なども伺います。

後半は、先輩ワーキングマザーを囲み、参加者同士で交流します。
パパの参加も歓迎です!

★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

パネリスト:ももせいづみ(生活コラムニスト)
     井上美穂(有隣堂 人事総務部人事課長)
       坂寄智美(損害保険ジャパン 事務職)

共催:内閣府、横浜市、横浜市男女共同参画推進協会、
   「みんなで育てるハマの子どもネットワーク協議会」
   ワーク・ライフ・バランス推進実行委員会  
会場:男女共同参画センター横浜 ホール
定員:50人
参加費:無料
保育:1歳半〜未就学児まで、有料、予約制
申込:9月19日から電話、来館、またはe-mailで先着順。
電話:045(862)5052
e-mail:yjkoza@women.city.yokohama.jp

★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★

全国男女共同参画フォーラムin横浜 については
以下をご覧下さい(横浜市男女共同参画推進課 記者発表資料)。

http://www.city.yokohama.jp/me/shimin/danjo/press/200829danjoforum.pdf

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2008年09月01日

【イベント】ロフトワーク クリエイティブ・チルドレン・プロジェクト


投稿者 WMS情報局

以前もご紹介し、我が家も参加させていただいたロフトワークのクリエイティブ・チルドレン・プロジェクトの案内です。

2008年9月7日(日) 芸術の秋に、KDDIデザイニングスタジオにて、子供とクリエイターとが出会い、新しいクリエイティブを作り出すアート・ワークショップ、「クリエイティブ・チルドレン・プロジェクト」を開催します。
今回のワークショップ「play pray paint!」では、アーティスト 松岡 亮氏が子供たちと一緒に、巨大な絵を制作。総勢20人の子供たちが、1人1箱のクレヨンを使って壮大なライブペインティングに挑戦します。 ワークショップの企画協力に、アートを通じて新しいトレンドを発信し続けるクリエイティブ・プラットフォーム、 GAS AS INTERFACE を迎え、他では体験することができない、楽しくてクールなキッズ・ワークショップをお贈りします。

 開催:9月7日(日)15:30~18:30
 場所:KDDIデザイニングスタジオ
  JR原宿駅(竹下口)より徒歩8分
  東京メトロ 明治神宮駅(5番出口)より徒歩4分
  東京メトロ 表参道駅(A2出口)より徒歩10分
 応募期間:2008年9月4日(木)まで
 5歳以上

お申し込みや詳細はこちらまで

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2008年07月31日

vol.108:トラックバックテーマは「夏休みのお出かけ、どこ行った?」


投稿者 村山らむね

前回の「PTAどうすればいい?」にはたくさんのご意見ありがとうございました。私自身が、このテーマに関しては4月時点で感じていたことと、現在感じていることがまったく変化してしまうなど、一筋縄ではいかないテーマであることを、目の当たりにしてしまいました。立場や引き受ける役員によってもずいぶん意見が変わるのだなと。旧態依然のPTAからみんなが公平に参加するPTAに、何よりも子供たちのために変化することを祈ります。

さて、今週のトラックバックテーマも 【子供時間モード】 です。

夏休み、みなさんいろいろとお出かけしているのではないでしょうか?

忙しいワーキングマザーでもちょっと子供を連れて行ける、【近場】

そして、家族でゆっくり過ごす、【遠出】

どちらのご報告も、大歓迎です!
ぜひ、「こんなとこ行ったよ」と、気軽にコメント、トラックバックなど、お願いします!

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2008年05月26日

新スタッフ登場です!


投稿者 村山らむね

5月もそろそろ終わり。新学期も実はあと1ヶ月半です。ほんと早いですね。

さて、ワーキングマザースタイルには遅い新入生です。新入生もとい、新スタッフはやる気まんまんでしたのに、主宰者の怠慢で、この時期になってしまいました。m(__)m

なんと4名もの新スタッフが加入です!現在、おひとりはつわりがきついために、ちょっとデビューをずらしますので、本日より3名がデビューです!!!!

まずは、古織田奈葉さん
テレビ局にお勤めの、技術ウーマンです。マスコミで働き続けることの醍醐味を語ってくださると期待しています。

つぎは、市川慶子さん
ご自宅のそば(代官山)にて、ネイルサロンと、ネイルアーチストの育成をなさっている、ビューティー起業家です。

そして、和田理恵さん
世田谷在住のプランナーさんです。三姉妹のお母さん業をこなしつつ、多趣味全開。特におでかけには一家言あり!

こんなとっても魅力的なスタッフと、より一層、ワーキングマザーのみなさまに役に立てる情報を発信していきたいと思います。もう一人の新スタッフもお楽しみに!あと、フルタイム勤務のワーキングマザー、地方にお住まいのワーキングマザー、などなど、ぜひ私も参加したい!という方は、熱い自己アピールお待ちしております。

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2008年02月24日

ワーキングマザースタイルパーティー御礼


投稿者 村山らむね

昨日は強風の中、ワーキングマザースタイルパーティーを行いました。

来て下さったみなさまにまずは御礼を申し上げます。本当にありがとうございました。無事にお帰りになられましたでしょうか?

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御礼をしているところ

初めての大きなイベントで、至らぬ点がたくさんあったかと思います。申し訳ありません。スタッフも本当にご苦労様でした。日頃忙しいワーキングマザーであるスタッフが中心で、なかなか事前に会って打ち合わせということもできないまま、ほぼぶっつけ本番でしたが、みなさんに楽しんでいただけるように、それぞれ心を砕きました。どうぞご容赦くださいませ。

インタビューコーナーにご出演のみなさまもたくさんお越しいただきました。
伊藤ライムさん内田麻理香さん尾花紀子さん勝間和代さん金岡澄江さん神原弥奈子さん小林智子さん筑紫みずえさん二松まゆみさん細田咲恵さん安田まゆみさん和田優子さんという、超豪華メンバー。そして、読者のみなさまと、スタッフ友人と、スタッフ。計59人のとても活気ある出会いのひとときでした。

プレゼントのご提供もたくさんいただきました。
みなさまに、マンダム様からクレンジングエクスプレスと2月25日発売の新製品ベビーモイストローション、それぞれ現品をセットでいただきました。また出席いただいた藻谷さんからいい紅茶ドットコム様より紅茶のサンプルと、金成さんから釜庄 スイーツと海鮮グルメ専門店様よりバケツプリンストラップもいただき、出席者全員へのお土産とさせていただきました。

それ以外にもほんとうにたくさんのプレゼントをご提供いただき、抽選会はたいへん盛り上がりました。御礼申し上げます。

また、かなり無理をいって格安にて場所をご提供くださいましたRoppongi-FLOWER様にも御礼申し上げます。

みなさんの笑顔にも勇気付けられ、ぜひ来年も同様のオフができればと思います。皆様の出会いの基点になる。サイトもそうですが、リアルの出会いの基点としても今後ワーキングマザースタイルができることをもっともっと積極的に考えて行きたいなとづくづく思ったひとときでした。

来ていただいた皆様、その場にはいていただけなかった皆様、とにかく皆様、ありがとうございました!

【たくさんのブログにも取り上げていただいています】
・藍玉さんの「ワーキングマザースタイル3周年パーティー
・神原弥奈子さんの「ワーキングマザースタイル3周年パーティ
・すずね所長さんの「ワーキングマザースタイルのらむねちゃんのパーティーにお呼ばれ♪懐かしの方々と再会・・。じーん。
・内田麻理香さんの続々・不治の方向オンチ
・伊藤ライムさんの「昨晩のパーティーで。
・安田まゆみさんの「輝いている女性たちにお会いしてきました
・windyさんの「ワーキングマザースタイル3周年パーティー☆
・川崎雅代さんの「ワーキングマザーの会・・・祝参加!
・komaruさんの「東京出張・・・?
・AKIKOさんの「パーティ2連チャン☆
・mae-gamiさんの「幼稚園の会とワーキングマザースタイル
・mama-aromaさんの「ワーキングマザースタイル3 周年&同期会
・リオさんの「ワーキングマザースタイル3周年パーティー
・むぎむぎ♪さんの「WMSの3周年パーティー

最後にスタッフのみなさん。花束とティファニーオープンハートのネックレス、ありがとうございました。ああいう演出があるというのは、正直、本当に驚きました。“心を開いて”というメッセージをいつも胸に、自分にできることを楽しんでみなさんとやっていければと思います。これからもお付き合いくださいね。

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2008年02月09日

vol.106:トラックバックテーマは「最新の習い事の口コミ募集」


投稿者 村山らむね

前回のテーマ「年末・年始のご自慢料理博覧会」には、みなさんのこの時期ならではのご自慢料理が並びとっても目の保養になりました (^_^) 電子レンジや道具についてのエントリーもあり、やっぱり道具がいいと料理は楽しいなと、つくづく思ったりもいたしました。

さて、今週のトラックバックテーマは! 【子供時間モード】 です。

新学期に向けて塾や教室などの体験などの勧誘も花盛り。なかなか足繁く体験などに通えないワーキングマザー同士、時間とお金を有効利用するために口コミで情報武装いたしましょう。

・スイミングなど運動系教室
・ヤマハなどの音楽系教室
・くもんなどの学習系
・日能研などの進学系
・Z会やベネッセなどの通信教育系

なんでもござれです。

特にポイントである

・月に何回
・月謝
・選んだ理由
・通わせてよかった点・悪かった点

を書いていただけるとうれしいです。

我が娘さんも、以前報告したレゴくもんに加え、アルゴ、花まる教室、ぶんぶんどりむ、バレエと、まあ、忙しい毎日を送っています。(それに加えて吹奏楽クラブも。。。)

特に、花まる教室と、ぶんぶんどりむ、アルゴについては別記事にてご報告しますのでお楽しみに♪

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2008年01月17日

【投票付き】クリントンとオバマ、どっちが勝つ?


投稿者 村山らむね

アメリカの大統領選、盛り上がっていますねぇ。

クリントン圧勝というムードも去年は流れていたはずなのに、ふたを開けてみれば、アイオワはオバマの圧勝。ニューハンプシャーは同情票も入ったのか、クリントンの盛り返し。

女性初の大統領になるのか?黒人初の大統領になるのか?この際、共和党はちょっとおいといて、みなさんで予想してみませんか?

ここで特に切り込みたいのは、女性大統領の最大の壁は女性有権者ではないかということ。支持してくれそうで意外としてくれないという難しい存在ではないかと思うのです。思い出すのが、去年のフランスの大統領選。2006年はすっかりロワイヤル一色だったのが、結果はサルコジの圧勝。

長い大統領選で、女性候補はぼろが出やすいのかもしれませんが、土壇場になって同性である女性の支持があまり見込めなくなるというのは、フランスもアメリカも、ちょっと似たような状況なのではと思います。

女性だから女性を支持するというわけにはいかないし、女性だから女性に厳しくなるというのがまったくないわけではないし、女性の女性候補への目というのは、意外と複雑なのではないでしょうか。

みなさんは、この選挙戦についてどう考えますか?

ぜひ投票して見てください。(コメントもどうぞ)

■クリントンとオバマ、どっちが勝つ?

クリントンに勝ってほしいし、勝つのもクリントンだと思う

クリントンに勝ってほしいけど、勝つのはオバマだと思う

オバマに勝ってほしいし、勝つのもオバマだと思う

オバマに勝ってほしいけど、勝つのはクリントンだと思う

正直、まったく関心はない






結果
-ブログでアンケート-

職場の上司は女性がいいか男性がいいかという、深層心理ともつながるような話題かもしれませんね。

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2007年11月12日

インタビュー第17回目は、カフェグローブ 矢野貴久子さん


投稿者 村山らむね

大人気女性サイト カフェグローブの代表取締役矢野貴久子さん。成功されたIT業界の女性社長として大活躍でいらっしゃいますが、もうすぐご出産の予定です。これまでのキャリアの経緯や、45歳でのご出産を控えてのご心境。そして、カフェグローブの新しいカテゴリー“ペアレンティング”に込めた思いなどをお聞きしてきました。

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■編集者から一転、医学部受験、そしてインターネットとの出会い

- 輝かしいご経歴の中で、医学部に挑戦されているというのが昔からとても興味深かったのですが。

矢野貴久子さん(以下矢野さん):ちょうど27、8のぐらいだったと思います。当時編集の仕事をしていて、若気の至りではないんですが仕事のことが一通りわかった気になったんですね。それと、。私の大きなテーマとして、一生仕事をし続けたいという希望がありました。編集の現場の仕事を、50才、60才になっても続けられるのかなって漠然と不安に思ったんですね。まあ、自分探しをしていたんだと思います。天職探したいなというモードに入ったんですね。それで短絡的なんですけど、一生続けるなら資格が必要な医者か弁護士かなって。本当に短絡的ですよね(笑)。

- 正直、ほんの少し短絡的と思いますけど(笑)、でも受かってしまうのがすごいですよね。

矢野さん:私、理数系は全然苦手だったので厳しい予備校に入って。

- 両国予備校ですか?

矢野さん:そうです。さすがに寮には入りませんでしたけど、朝6時から夜中まで勉強しましたね。正味8ヶ月くらい。あんなに勉強したのは後から先にもありませんね。自分がどれだけ出来るかを試してみたかったというのもあります。もちろん医師になりたかったんですよ。

- 医師を志されたきっかけみたいなものはおありなんですか?

1985年 22歳 株式会社日経BP入社 
          退社後フリーライターとして活躍
1991年 29歳 医学部受験
1993年 31歳 結婚
1998年 36歳 離婚
1999年 37歳 TBSブリタニカ 入社 退職
1999年 37歳 カフェグローブ立ち上げ
2003年 41歳 結婚
2007年 44歳 妊娠

矢野さん:編集をやっていたときにターザンがメインの仕事で、お医者様や大学の医学部の先生に取材をすることが多かったんですね。研究対象の尽きることのない深さとか、医療の現場の大変さとか、そのもろもろを見ていて私も引き込まれちゃったんですね。とても立派な先生って謙虚だったり、人間的にも魅力的だったり。こういう風になりたいなと、憧れてしまったんでしょうね。

- その猛勉強というご経験は、カフェグローブ立ち上げにも役に立ったのではないでしょうか?

矢野さん:そうですね。私、変など根性があるんです、きっと。やらないときは全然やらないんですけど、やるときはホントとことんやります。編集の仕事をやろうと思ったときも中途採用はどこも落ちてしまったんですね。だからフリーで始めたんですけど、経験がないのにフリーと言ってまわって。門前払いされたり散々な思いをしましたが、そのときも最低三年間はと、気合を入れましたね。もうちょっと要領のいいやり方もあるのかもしれませんが、ど根性勝負なところがありますね。

- 結局、医学部には進まれなかったんですね。

矢野さん:その年は私立しか受からなかったんです。本命は国立で、経済的にも私立の医学部にはとても進学できる余裕がなかったので、私立への進学はあきらめました。親にも「家を売るのか?」と泣かれてしまって。もう一年チャレンジしようと、予備校もお金がかかるのでやめてZ会の通信教育に切り替えました。お金も一年目の受験でけっこう使ってしまったので、ちょっとアルバイト的に仕事も再開したんです。でもね、仕事ってオールオアナッシング。都合よく仕事するなんてできなくて。復帰したとたん、たくさん仕事をいただいてしまって。結局Z会に答案を提出できたのは最初の3ヶ月くらいですね。優柔不断な私は、仕事のほうにずぶずぶと引きずられて気がつくと、編集中心の毎日を送っていました。

ちょうどその頃に結婚(1回目)をしたり、『世界で働く日本人女性』という、まさしくカフェグローブを立ち上げるきっかけになった特集に携わったりしているうちに、医学部普通より10年遅れてトライしたんだし、20年遅れてもいいかなと。それなら若いときにしかできない仕事、若いときにしか声をかけてもらえない仕事に邁進しようと思ったんです。

- その後、カフェグローブを立ち上げるまでに何か大きなターニングポイントはあったのでしょうか?

矢野さん:離婚が大きかったと思います。今でも、彼とは仲がいいんですが、友達のまま結婚して、友達のまま離婚した、そんな感じです。その頃は子どもが欲しいとも思わなかったし。1年くらいとことん話し合って、納得して別れました。

- とても丁寧な人間関係ですね。

矢野さん:そうですね。今でも本当に尊敬しています。

- その前後にも雑誌の創刊などに数多く携わっていらっしゃいますよね。

矢野さん:離婚してさすがに稼がなきゃ生きていけないので、仕事バリバリやって、個人事務所を作ったり。あと、ずっとフリーランスで関わっていたフィガロジャポンのTBSブリタニカ(現・阪急コミュニケーションズ)の方から「社員として来ないか」と誘っていただいたんです。

ちょっとさかのぼりますが98年頃から、カフェグローブの元になる構想を企画書にまとめて雑誌社にプレゼンするなんてことをやり始めていました。最初は雑誌でやろうと思っていましたから。でも「働く女性に興味はない」「広告媒体としていかがなものか」と、あまり色よい返事はなかったんですね。それで、「まあいいか、まだ時期じゃないんだな」と。雑誌を1冊面倒見る経験をしたことがなかったこともあって、TBSブリタニカにお世話になることにしたんです。このへんはアバウトですよねぇ。

- 後から見ると全然アバウトな感じではなく、筋道が立っていますよね。

矢野さん:こじつけているのかも(笑)。でも申し訳ないことに、1999年の2月に入社して、6月にシンガポールに住んでいる友人に「あの企画インターネットから始めれば実現できるんじゃないの?」って言われて。それで週末シンガポールに飛んで話を聞きに行きました。編集者の友人で後に創業メンバーとなる青木に相談したら「留学するまで手伝うよ」(その頃青木さんは留学を計画していらした)って言ってくれて。

それで話がどんどん進んでいろいろとやっていくうちに、フィガロジャポンの編集とサイトの立ち上げの両方は無理だと。それで本当に申し訳なかったのですけど、入社8ヶ月で辞めさせていただいたんです。それでカフェグローブを立ち上げたんです。

■成功の秘訣はあきらめないこと。それに尽きます。

- それでカフェグローブが立ち上がったのが、何年ですか?

矢野さん:1999年です。とにかく早くやらなきゃって。1999年のうちにどうしてもオープンさせたかったので、オープン日はぎりぎりの12月20日。なぜか私の中で「2000年では駄目、1999年にオープンさせる」という強い思いがあったんです。

- 「世界で働く日本人女性」というコアなコンセプトから、今では政治経済からファッションまで幅広い話題をとりあげ、たくさんの女性に支持される日本で指折りの女性サイトに成長したわけですが、1999年の立ち上げから軌道に乗るまでいろいろとご苦労があったのではないかと思います。どのあたりが一番ご苦労でしたか?

矢野さん:徹夜してコンテンツをアップするとか、そういったことは編集者として経験していたのでそれほど苦ではなかったんですね。もちろんもう徹夜は年齢的にきついですけど(笑)。私が苦労したのはいきなり経営者としての役割をになったので、さまざまなことを判断して進んでいかなければいけないのですが、いちいち勉強しながらで、とても時間がかかった。一つ一つがすべて初めての経験だったのが、苦労でもあり醍醐味でもありましたね。「医学部なんて受けてる場合じゃなかったよ、MBAとっとけよ」と、過去の自分を呪いましたよ。

- 走りながらのノウハウが実は価値があったんじゃないですか?

矢野さん:みなさんにもそうおっしゃっていただくのですが、その頃の私は財務諸表ひとつ読めなかったわけなのでね。スピード感が違うわけです。

- そうは言っても、ネットバブルがはじけた2000年以降も生き残り、かつ大変な人気サイトで、50人近い従業員を抱える企業に成長なさったわけで。あの頃ネットベンチャーに身をおいていた私から見ると、もう生き残っているだけでもものすごいことですよね。ここまで来れた最大の秘訣はなんだと思われますか?

矢野さんあきらめないこと。それに尽きますね。

- 今やっていて一番のエネルギーになっていることは何ですか?

矢野さん:私は編集者を14年やって、ネットは8年なんですけど、編集者自体は読者の声をダイレクトに受け取る機会は少ないんです。売れた部数で反響があったんだなとか、もちろんアンケートもありましたが、リアルタイムではない。見られているページがPVと言う形でダイレクトにわかり、コメントやメールなどでナマの意見をもらい、読者とともにコラボレーションしていくという醍醐味はネットならではのものです。紙の編集だけやっていては決して味わえなかったものですね。既存のマスメディアの要素も兼ね備えており、かつ、ビジネスの広がりが無限のインターネットというツールとしての魅力にもわくわくさせられます。

- 一時期たくさん女性サイトができたじゃないですか。そのなかでスタートからのコンセプトを大事に現在まで生き残り、かつ熱い支持を得ているのはカフェグローブさんくらいかなと思うのですけど。自ら育て続けているところがすばらしいですよね。

矢野さん:ありがとうございます。

- カフェグローブの魅力のひとつに読者の方々の質の高さがあると思いますが、いかがですか?

矢野さん:質が高いという言い方が適切かどうかと思うのですけど、意識は本当に高いですね。世の中も良くしていきたい、自分自身も高めて行きたいという思いがありますね。女性の関心ってファッションや美容だけではないと思うんですよ。これからは政治経済も知らないと、自分の選択肢をどんどん狭めてしまうと思うんですね。選択肢が多いなかで自ら選び取れる人になりたいというのが当初からのコンセプトにあったので、知的好奇心の強い人ってこんなコンテンツに興味をもつんじゃないかという仮説を立ててはじめたら、実際、そういうユーザーの方々がついてきてくださったと思います。現在、ユニークユーザーで40万人ですね。

- 私はショッピングサイトのコンサルタントをしてもいるのですが、「今、女性にリーチしようと思ったらカフェグローブくらいしかないね」という話によくなります。それほど、圧倒的に女性サイトとしての地位を築いているということかと思います。先日は、Diorの大きな広告が表示されていましたが、ブランドを大切にする外資系の化粧品会社から信頼されると言うのはネットメディアとしては大変なことかと思います。

矢野さん:やっとですよね。でもまだまだ成功というには早いんですよ。


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身につけていらっしゃるのはセレクトカフェでも大人気の女優スーツと、クリスマス限定販売のダイヤモンドジュエリー

■不妊治療の末の妊娠、そして出産への思い

- 二度目のご結婚は?

矢野さん:41歳のときです。

- 40歳になるときは何か感慨はありましたか?

矢野さん:あんまりありませんでしたね。自分が40になることなんてどうでもよくて、会社を成長させることのほうが重要でしたから。

- 私は結構、心理的に抵抗がありましたね(笑)。年齢を聞かれて、咄嗟に40歳と出なかったり。

矢野さん:私は8月が誕生日なんですけど、年が明けると「今年、○○才になります」と、もう加齢しちゃうんです。今は45歳だから四捨五入したら50代。年取るのはしょうがないし抗えないので、楽しい50代にしようと考えるほうですね。

- 二度目のご結婚のきっかけは?

矢野さん:実は、メーリングリストで見つけた人なんですよ。創業当時、米国人の技術者がサイトのシステム構築をしてくれたんですが、ちょっと特殊なツールを採用してしまったんですね。それでなかなか日本でアドバイスをもらえる人がいなくて、そのツールに関するメーリングリストを探し当てて、「助けてください」と投稿したら、助けてくれた人がいて。それが出会ったきっかけですね。もちろん、結婚はずっとあとのことなんですが。

- 現在妊娠中ということですが、今回はお子さんが欲しいなと思われたんですか?

矢野さん:実は40歳の時に、婦人科系のガン検診のついでにいろいろ調べてもらったんですね。そうしたら「無排卵月経」と診断されて、「あっ、このままだと子どもが持てない」と、自覚しました。そのときから不妊治療を始めました。最初はクリニックで漢方を飲むなど1年位しっかりやったのですけど、妊娠には至りませんでした。

DSC03890.jpg治療自体もステップアップしたほうがいいという先生のアドバイスもあって、不妊治療を本格的にやっている総合病院を紹介していただきました。ただ、42歳くらいでものすごいストレスになってしまったんですね。時間的な負担というよりも、できない自分に焦りみたいなものを感じて、こんなにストレスが溜まるのならやめてしまおうと、とりあえず中断してジムで体を鍛えたりしていました。少しでも前向きのほうがいいかなと。

「ああ、もうぎりぎりタイムリミットかな」と再びその病院に駆け込んで。「2年あいちゃったのですけど、どうでしょう」と診ていただいたんです。そうしたらFSHというホルモン(卵胞刺激ホルモン)の数値がすでに治療の限界レベルまで上がってしまっていて「ここまで上がってしまったら、排卵誘発剤が効かないからあきらめましょう」と、先生に言われてしまい…。そうしたら無性に悔しくて、「先生、私まだ最後のステップの体外受精はやっていただいていないんです。あきらめるためにも1回だけやらせてください」と頼み込んだんです。先生も根負けしたのか「それなら卵子はたくさんはとれないけどクロミッドを使うというやり方があるから、やるなら早くやろうか」と、おっしゃってくださって、そうしたらできたんです。

- おめでとうございます。(拍手)

矢野さん:あのときやらないでいたら、その後悔って、一生つきまとったと思うんですね。やってダメならすっぱり諦めようとは思っていましたが。やらなくてできなかったという後悔をしたくなかったんです。

- あきらめないってすごいことなんですね。

矢野さん:子どもをいつか育てたいと言う思いは、二度目の結婚をしたときからずっとあったんですね。自分の子どもが出来ないとはっきり諦めがつくのであれば、養子ということも視野に入れて次のステップに行けるじゃないですか。次のステップに行くためにも、自分では産めないということにケリをつけたかったんですね。

- 子どもを育てたいというお気持ちはどんなところから?

矢野さん:家族を作りたかったんですね。彼も子どもを欲しがっていたし、産めない自分が申し訳ないなという気持ちもどこかにありました。(自分のほうが)年上ということもありましたし。子どもを育てる新しい体験をしてみたいというのも純粋にあったので、究極は自分の子どもにこだわらなくていいと思っていたんですよ。もちろん優先順位としては、自分と彼の子どもがほしいなというのはありましたけど。

ただ、ずっとできない側にいたので、産みたくても産めない人の気持ちがよくわかるんです。だから子ども至上主義にはなりたくないんですね。

- 私などはワーキングマザースタイルというどちらかというと産んだ人に限定しての情報提供をしてしまっているのですが、世の中には産みたくても産めなかったり、産まないという選択肢を積極的に選んだ人がたくさんいるわけで、そういう人たちの気持ちも尊重しながら、ご自分の経験を生かされた情報提供が実現するといいですね。バランスのとれた情報提供がきっとカフェグローブでは実現するのではないでしょうか?

ただ、矢野さんが45歳でご出産されると言うことが世の中に与える影響ってすごく大きいですよ。40歳過ぎて「もう駄目かな?」と漠然と思っている方って多いと思うんです。そういう方々に、大きな勇気を与えてくれると思いますよ。

矢野さん:もちろん、いろいろなリスクはあると思いますが、自分にとっての選択肢は多いほうがいいと。選択肢は多いほうがいいと。

私の場合、あまり40歳を意識しなかったんです。だから40歳前後を無駄にすごしてしまったという反省がありますね。不妊治療を中断したときは知らなかったんですが、低容量ピルを飲むことを選択して排卵を止めて卵子を温存しておけばよかったんじゃないかとか、もっと早く体外受精に挑戦すればよかったなとか。真剣に勉強しておけばよかったなと思いますね。自分が経験して初めて、生殖とか自分の体についての知識って、意外とお粗末なんだとわかりました女性誌の編集者やっていて、情報収集はそれなりにしていたはずなのにこのレベルですから。しかも学校で教えてくれるわけではありませんからね。

- 一番重要なのに、なぜか誰も教えてくれていませんよね。

矢野さん:パートナーはもっと知りませんから。女性は子どもが欲しいのに、人工授精や体外受精といった生殖補助医療をかたくなに拒む男性もいると聞きます。もちろんそういう価値観があってもいいとは思いますが、意外と知らないだけということもあるのではないでしょうか?

- なかなか不妊などの情報は表に出にくいと言うのもありますよね。

矢野さん:私も体外受精というのは妊娠したすぐは、社内でも言っていなかったんです。たまたま妊娠がわかった頃に、日本で初めて体外受精で誕生した女性が出産(※たしか出産だったと思います)したというニュースがかなり大きく出ているのを見て、体外受精ってまだそんな特別なこととして見られちゃうの?と少しびっくりしたんです。ただ調べたら、すでに年間1万8千人もいて、日本で誕生する赤ちゃんの60人にひとりは体外受精と聞いて、なんだそんなにいるんだって安心しましたけど。ほんの一瞬躊躇しましたが、いまはオープンにしています。

- 妊娠なさって意識が変わったこととかありますか?

矢野さん:実感して初めてわかることがたくさんありますね。女性の多い会社の社長として、社員の産休や育休については対応してきているんですが、たとえば、会社に横になれるスペースがあれば、安心して出社できるなとか、自分が当事者になってみてはじめてわかることもあるんだなとつくづく思いますね。

- 少子化対策も年金をもらう立場の人たちが当事者となって考えているから、私たちとギャップがあるんでしょうね。

矢野さん:どうして産まないのかという理由を考えていませんよね。育児参加をしていない男性中心の政治の世界では限界がありますよね。もっと幅広く経験者も含めて政策を提案させるとかしないと、産むことに対しての当事者からかけ離れた政策論議になってしまいますよ。

- あとは1人産んだ人が2人目、2人産んだ人が3人目を産みやすい環境を作るのも重要かなと思います。会社に勤めながら3人目が産めるってなかなか難しいと思うんですけど、それが可能になるといいなと。

cafe.jpg■新カテゴリー“ペアレンティング”をオープン

- 今後の夢をお聞かせいただけますか?

矢野さん:夢と言われると難しいのですけど、一番のミッションは会社を成長させていくことですね。それと育児をどう両立させるかというのもありますが、どちらも楽しんでやるということくらいしか今は考えていないですね。社長だけが音頭を取ってばりばりやればいいという規模ではそろそろなくなっているので、組織として動ける仕組みづくりを進めていければなと考えてすでにいろいろ進めています。

せっかくこんなに遅くに子どもを授かりましたから、楽しく育児をしながら、これからの後半の人生はいろいろなことに挑戦していければなと思っています。今はこれくらいで実際に生まれてみたら大変だと思うんですけど。

- 矢野さんは大変楽しく育児されると思いますよ。

矢野さん:私が妊娠したからというだけではないんですが、今年の春くらいから編集スタッフたちが妊娠・出産・育児関連のコンテンツを準備してきました。みんな、「私も将来子どもを持ちたい、けれど持てるのかな?」という漠然とした不安を抱えているようなんですね。

社内でも毎年産休取得者がいますし、現在は2人目の出産で産休をとっている社員が2人いるなど、出産しても働きやすい会社作りというものを強く意図しています。また、カフェグローブユーザーの方々も子どもを意識し始めていることもあり、ユーザーに向けて何か発信できないかと考えたわけです。「いつ産むか?」「私は産める体なのか?」という読者の最大の関心事も含めて。

11月9日に“ペアレンティング”というものをテーマにした新しいカテゴリーをデビューさせます。対象は、これから産もうと思っている人、すでに子どもを持っている人、それからもちろん男性、そして子どもはいないけれど、なにかしら社会を通じて子どもと関わって行きたいという方。そんな方々に向けて“ペアレンティング”(parenting)というものを考えていけるきっかけしたいということで、あまり近視眼的なものにならないコンテンツにしてければと考えています。

元フジテレビのアナウンサーだった政井マヤさんをスペシャルエディターとしてご迎えて、出産・子育てに関わるジャーナリスティックな発信をしていただこうと考えています。世の中にペアレンティングという言葉を普及させたいなと。

ワーキングマザーとかママコンテンツというよりも、社会的に子育てを考えるということをカフェグローブではやりたいかなと考えているんです。

- 確実にステップが上がっていますね。

矢野さん:産まない、あるいは産めない方々もいらっしゃるわけですが、子どもへの関わり方はこれから本当に多様化していくと思いますし、それがparentingという言葉に凝縮されるような気がします。不妊治療にしても、基本は自分の体をベストな状態にもって行くための治療だったりするわけですよね。

- 自分の体との対話を割と軽視しがちですものね。

矢野さん:選択肢は多いほうがいいですから、将来産みたいと思うのであれば、そのなかで産める体作りとは、という意味での“ペアレンティング”ということにも焦点を当てていきたいなと考えています。

- 産まないという選択肢をとった人が居心地が悪くなることなく“ペアレンティング”を伝えると言うのはとても難しいことだと思いますが、カフェグローブさんならすごく上手に出来る気がします。

矢野さん:夫、妻、子どもという、いわば当たり前の家族もあれば、シングルマザーやシングルファーザーの家庭もある。自分で子どもを持たなくても、仕事で子どもと関わるということも含めて、もっと広く社会で子どもを育てていくというような視点でつくっていければと編集部も張り切っています。

- とても期待しています。本日はお忙しいところ、本当にありがとうございました。

カフェグローブ

セレクトカフェ
カフェグローブのセレクトショップです。矢野さんがお召しになっている女優スーツ胸元のダイヤモンドジュエリー、そして3WAYのクラッチバッグ。どれも大人気のオリジナルアイテムだそうです。

朝と夜のあいだに | カフェグローブ
矢野貴久子さんのブログです。


●インタビューを終えて

太陽のように明るくて、起業家としての明確なリーダーシップを感じさせながら、女性としての細やかさも伝わる本当に魅力的な女性でした。不妊治療についてもさばさばとおこたえいただき、これをお読みになったいろいろな立場のたくさんの方々が、とても元気になるのではないかと思います。矢野さんが母になることは、たくさんの女性たちを間接的に幸福にしていくのではないかと、心から期待し確信しています。本当にありがとうございました。(村山らむね)

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2007年10月18日

ワーキングマザースタイル3周年です!


投稿者 村山らむね

2004年の10月18日にオープンしてあっという間の3周年です!

読者のみなさま、そしてスタッフのみなさま、本当にありがとうございます。おかげさまで、毎日たくさんの方々に読んでいただき、またコメントやトラックバックなどで情報をお寄せいただき感謝でいっぱいです。ワーキングマザーをより楽しもうというコンセプトが少しずつではありますが実現しているのをとてもうれしく思います。

今、まさに子育てと仕事を満喫していることをたくさんのみなさんに見てちょっと元気になっていただき、またそのことが私たちの元気にもつながる、そんな情報サイトにこれからも育てていこうと思っています。

美容、お受験、お出かけ情報など、わくわくする情報や役に立つ情報はもちろん、メンタルケアや夫婦関係など、まじめな情報についてもどんどん取り上げて行きたいなと考えています。貴重な本音と、実体験。それを何よりの価値にしていければなと思っています。

本来であれば、読者のみなさんも交えたパーティーなどもやりたいところですが、少々プライベートでばたばたしていたこともあり、ちょっと仕切りなおして冬にでも何かしらやりたいなと考えています。また今回のプライベートの件も、今はまだその時期ではないのですが、客観的な情報としてみなさんに役立ててもらえればと考えています。

というわけで、このほぼ3年間でどの記事がたくさんアクセスされたのかをご紹介したいと思います。じゃじゃーん♪

1位から10位まではこんな感じです。

1位 超人気眉サロン[アナスタシア]に行ってきました。最新予約情報も!

2位 子供向けサマーキャンプはワーキングマザーの味方

3位 りんご病にご注意!

4位 謝恩会に卒業式、入学式

5位 インタビュー第3回目は、ムギ畑管理人 勝間 和代さん

6位 北欧家具のIKEA(イケア)がオープン!
 
7位 大人のおたふく風邪

8位 ペーパークラフトの無料ダウンロード

9位 卒業式のお洋服って・・・?

10位 アデノウィルス

いかがですか?病気関連の記事は強いですね。検索から来る読者が多い記事が上に来ているので、人気スポットや、卒業式などのワードを入れて、ワーキングマザースタイルにたどり着いて下さる方が多いようです。なかなか興味深いですね。

さて、この3年で、ワーキングマザーをめぐる環境もずいぶん変化してきました。法律はかなり整備され、子育て支援策も各自治体で花盛りです。それを喜ばしく思うとともに、もっと私たちの視線からの少子化対策をとってほしいとも思ってしまうのは、贅沢でしょうか?

何よりも、子育てと仕事を両立する楽しさを、多くのワーキングマザーが心から実感できるような世の中になるように、とりあえず今の私たちを発信し続けたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします!

村山らむね

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2007年08月01日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.12 津田実穂 編


投稿者 本田いく

こんにちは! 本田いくです。

スタッフがいいとも形式で他のスタッフの素顔を直撃してお伝えするスタッフインタビュー、第12回目は、私や薫子さんがワーキングマザースタイルに参加させていただいた際に、お世話係として色々と面倒を見てくださった、津田実穂さんの登場です。

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見た目はとってもチャーミングで小っちゃな女の子みたいなのに、何があっても、どこに行ってもメゲずに楽しんでレポートしてきてれる、みほっちさんの強さの秘密に迫りたいと思います!

まずは、共通質問(15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

元々は全然別の業界にいたのですが、結婚して退職する事になり、自分の興味ある分野でかつ長く働ける働き方を試行錯誤した結果こうなりました。当初は会社経営までするつもりは全くありませんでした。かなり時間はかかったのですが、早い時期に退職させられた=早い時期にスタートがきれたのが良かったのかなぁと今は感謝しています。詳しくは「専業主婦の私が20代で社長に!」をどうぞ。

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

荷物は軽くしたいので(忘れ物予防もあって)最低限のものしか持ち歩きません。長時間出掛ける事がないので化粧品すら持ち歩いてないです。

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  ・これがなくては生きていけない、電子辞書。
  ・実は地図や路線図見るの大好き。趣味と実益を兼ねたパリの地図。
  ・何度も痛い目にあっている鍵
  ・財布は学生時代に買ったもの。もう何年目?
  ・タイで買ったジムトンプソンのアクセサリー入れ。すごく使いやすくてお気に入りです。これは3代目。

 気に入ったものはとことん使います。

(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?

今の家は先に渡仏したダンナが決めました。
  ・近くにスーパーがある
  ・近くに公園がある
  ・日本人が多く住む地域
  ・静かなところより賑やかな方がいい
  ・子供向け仕様の家である
私の出した条件を全て無視してダンナが一目ぼれした物件です。
最大の理由は、ベランダから見えるエッフェル塔。
今はパリらしいこの家、気に入ってます。

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(4)得意な家事、ニガテな家事は?

得意な家事:料理と洗濯と買い物は好きです。
ニガテな家事:掃除、アイロンがけ

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?

なるべく野菜をたくさん食べる。お肉も甘いものも大好きなので、それ以上に野菜を食べるようにしています。
あと、毎日た~くさん笑うようにしています

(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

上の子の誕生会の時、プレゼントを開けた後風船でゲームをやっていたのですが、誰か一人足りない。誰がいないんだろうと思って捜したら、我が子がプレゼントに埋もれて眠っていました
主役が寝ちゃうなんて、その大物ぶりに大爆笑。
フランス人ママ達も「ありえない!大物になるわよ!」と大ウケ。

(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

パリへの引っ越し。パリでの生活。ようやく慣れてきましたが、まだまだ難関はいっぱいです。

(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

うちの子に限らないと思いますが、子どもは言葉の吸収が早い!耳で覚えてるので発音がすんばらしい!
あと上息子はとにかくワンパク。滑り台の頂上から着地点までジャンプしたり小学生に混じってサッカーしてたりする姿を見ると、運動音痴の私はすごいなー、と思っちゃいますね。
下娘は、ただただかわいい。本当にかわいい。アイドルです(親ばか)。

(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

上息子は、顔は私にそっくりで、度胸があって底抜けに明るい性格はダンナ似です。
下娘は、顔はダンナにそっくり、臆病で甘えんぼなところは私似かな。

(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

ヨーロッパやアフリカを旅して周りたいです。
あと、短期のコースでいいのでコルドンブルー等でフランス料理を習ってみたいです。なかなか時間はとれませんが。

(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

柔軟さ。

(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

パリにいますからー。なんつって。
日本のおいしーい白いご飯が食べたいです。

(13)好きなことわざや、座右の銘は?

・Where there is a will, there is a way!
(意思あるところに道は開ける!or為せば成る!)

私、人間に不可能な事ってないと思います。できないと思い込んでいるだけで。
昔、人間が空を飛ぶなんてありえなかった。でも実現できた。
そんな大げさな事でなくても、
育児も仕事もおしゃれも遊びも楽しみたい、でも、
家庭を大切にしつつその範囲での仕事をやりたい、でも、
なんでも、強い思いがあれば道は必ず開けると思います。
海外にいたって仕事はできる。

(14)ロールモデルにしている人はいますか?

いません。同じ人生を送っている人はいないし。
部分部分、参考にさせていただいてる方はいっぱい。

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

う~ん、いろいろあるけれど、一番は長時間労働をなんとかすることだと思います。
長時間労働の国だから、会社員ママの復帰も難しくて仕事と育児の両立も大変で、
長時間労働で疲れているから、ストレスも多いしセックスレスにもなる。
仕事に追われる毎日でいったいいつ幸せになるのでしょう?いつ死ぬかもわからないのに。
私自身、仕事が楽しくてしょうがなくて仕事に追われる毎日の人ですが、人生それだけではないと思います。

生きるために働くのか、働くために生きるのか。
フランスでは、ワーク・ライフ・バランスが皆とても上手です。
毎日7時には帰って家族でご飯を食べて、日本より多い有給休暇は100%消化し、夏には一ヶ月のバカンスに行く。
それでも、もらう給料の額は日本もフランスもそれほど変わらない。
来た当初、ものすごいショックを受けました。今までの生活はなんだったのか。

あとは、少子化対策に関しては、これまでに「フランスはどうして少子化を克服できた?」 「少子化対策の一意見~産みたい人が産める社会に」 という記事を書いているので、そちらを読んでいただければ嬉しいです。

■■■共通質問について■■■
みほっちさんは、既にWMSでたくさん記事を書いており、しかもその記事がとても興味深く、詳しいので、インタビューで聞く、というよりは、これまでに書いた記事を改めてご紹介させていただきました。
特に、「専業主婦の私が20代で社長に!」シリーズは、何度読んでも、新たな感動とエネルギーをもらえます。本田いく個人として、超オススメ!です。

続いては、みほっちさん宛のパーソナル・クエスチョンです。

今回は、なんと、skypeチャットで突撃インタビューを敢行!!日本時間で15時、フランス時間で朝7時。
日本はうだるような夏の午後、フランスでは早朝子どもが起きる前のみほっちさんのお宅にネットを通じてお邪魔しました(笑

チャットでのインタビューなので、ところどころ、私のツッコミが入っています♪

(16)まずは、チャットならではの質問を。突然ですが、今、どんなカッコしてる?
 
げっ、パ、パジャマでーす。。。。メガネ&寒いので長袖パジャマ。柄は無地で、上が可愛く薄いピンクで下は黒。フランスの夏は、日によって暑いけど、長袖が必要な日のほうが多い感じ。

―――以下、長袖パジャマのみほっちさんとタンクトップにジーンズ姿の私が、地球を1/3周分くらい離れたところで、同時にPCをカチャカチャやっている姿を想像しながらお読みください(笑

(17)今、みほっちさんはフランス在住なんだけど、日本の何が一番懐かしい?言葉?食べ物?飲み物?お菓子?東京タワーとか?

日本の迅速で優秀なサービスが懐かしいです。こちらに来てから、断水したり、電話が通じなくなったとか、色々トラブルがあって、あちこちに問合せや確認をしたのですが、フランスでは「たらい回し」「放置」が基本なので。

―――ラテン系だから?それとも「自分ごと」じゃないから?

「自分ごとじゃないと動かない」ですね。あと、絶対に責任を取りたくない。。。フランスで暮らすと、ものすごくタフ・ネゴシエーターになりますね!

―――帰国後、ビジネスに役立ちそうだね(笑 では、次の問題

(18)今回、自分も会社経営しながら、お連れ合いの海外転勤についていくと決めるときに、ためらいとかはなかったの?

なかったと言えば嘘になるけど、家族が一番大事と言う思いにためらいはなかった
その上で、自分も大事なので会社や仕事を続ける方法を模索して、技術の発展もあり続けられると判断したから会社を続けてます。

―――「家族が一番大事と言う思いにためらいはなかった」って、言い切れるところがやっぱりすごいよね。たくさんの絆を積み重ねてきた結果だと思うんだけど、みほっちさんにとって、家族の絆を強めるものって、何だろう?

なんだろう?愛???家族愛??子ども達のこと愛してるし、ダンナのことも愛してる…ってこっぱずかしいですが。そして、「大好きだよ」とか「大切な存在だよ」というのはなるべく言葉にだすようにしています。だって、気持ちを言葉で伝えることは、本当に大切。

―――言葉で伝えるのって、大事だよね。でもって、それを言葉で伝えてもらえるみほっちさんのファミリーはほんわりとした幸せに包まれていそうだね。なんか、目に浮かぶ感じ(^-^

(19)魔法使いがやってきて、3つだけ願いを叶えてあげよう、って言ったら、何をお願いする?

世界が平和になりますように

世界から貧困がなくになりますように

温暖化が止まって環境が良くなりますように

自分のことは自分で切り開ける。だから世界の自分の力だけではどうにもならないことをお願いしたい。

(20)最後に、次の方を指名してください!

バトンは海を渡ります。NY在住の梨恵子さん!自らの意思で海外移住ってなかなかできるものではありません。アメリカの子育て事情やお仕事についてお聞きしたいと思います!よろしくお願いいたします。

■■■最後に、本田いくから■■■
みほっち、こと津田実穂さん、ありがとうございました。

チャットがみほっちさんの「子どもがもそもそ起きてくるタイム」にぶつかってしまったため、途中で、上のお兄ちゃんが起きてきちゃって、電車のおもちゃの電池交換をしてあげたり、ちょこちょこと子どものお世話のために中座されることもあって、また、そういう部分からも、みほっちさんの優しいお母さんぶりや、家族を大切にしている姿勢を感じることができました。

そして、「家族が一番大切」「自分のことは自分で切り開ける」と、言い切れる強さ。きっと、悩むことも、凹むこともあるんでしょうけど、みほっちさんの中に、そのシンプルだけど明確なプリンシプルがビシッと通っている、それがきっと、強さの秘密なんだろうなあ、と感じました。

シンプルなことを貫くのって、意外と大変なのではないかと思います。
それを貫き通しているみほっちさん、私のロールモデルの一人に加えさせていただきますね♪

さて、ユーラシア大陸を越えたバトンが、今度は大西洋を越えてアメリカへ。津田実穂さんが、桜本梨恵子さんにインタビューします。お楽しみに!!

◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です。

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2007年06月22日

インタビュー第16回目は、フリーキャスター・エッセイスト 雨宮塔子さん


投稿者 村山らむね

■子供がいるからという理由で物事を諦めるのは、子供を盾にした自分への言い訳

- 今回はインタビューのお時間をいただき、本当にありがとうございます。憧れの雨宮さんとこうしてお話することができて本当に嬉しいです。

超有名人でいらっしゃるので、ご存知の方もたくさんいらっしゃるとは思いますが、現在までのキャリアの軌跡を簡単に教えていただけますでしょうか。

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撮影:篠あゆみ ヘアーメーク:瀬川真奈美  『小さなパリジェンヌ』(小学館)より

雨宮塔子さん(以下 雨宮さん):1993年にTBSアナウンスセンターに入社し、6年間アナウンサーとして勤務しました。1999年3月に退社して渡仏、パリで暮らし始めました。

- 雨宮さんの退社は私にとってもすごく衝撃だったのですが、29歳という年齢で、人気絶頂のこの時期にリセットというか退社されたのは、どのようなお気持ちがあったのでしょうか?

雨宮さん30代をどう生きるかというのを入社してから考えるようになって、30代を迎える前にスタートを切りたかったんですね。それで29歳という半端な年齢だったのですが、私の中では実は確信犯的に準備を進めていました。

1970年、東京生まれ。
      TBSの人気アナウンサーとして活躍
1999年、TBSを退社し、単身パリに遊学。(ルーヴル美術館美術学校)
2002年、フランス在住のパティシエ・青木定治氏(「パティスリー・サダハル アオキ パリ」オーナー)と結婚。
2003年に長女を出産
2005年に長男を出産

現在はパリで子供を育てながら、フリーキャスター、エッセイストとしても活躍。著書に『金曜日のパリ』(小学館)、『それからのパリ』(祥伝社)がある。

- ルーヴル美術館の美術学校に留学されていますが、大学時代から関心がおありだったのですか?

雨宮さん:いえ大学では英文科で美術とは全然違うことをやっていて、でも美術はいいなぁとずっと思っていました。小さい頃から美術だけは成績がよかったので好きではあったのですが、本格的に勉強したいと思ったのはTBSに入社してからですね。

- 私のことを言って恐縮ですが初めての海外旅行がパリでルーヴルに衝撃を受けて1週間で5日も通ってしまったこともあるので、ルーヴルには少々思い入れがあるんですね。だから、ご経歴を拝見してとてもうらやましかったんです!ルーヴルの美術学校でのご専攻は?

雨宮さん:私は聴講生だったのですが、3年間在籍しました。ルーヴルのプログラムは、先史時代から中世、ルネッサンス時代、現代美術の3本柱で成り立っていたんですけど、それを1年間でひとつずつ全部で3つ専攻しました。でも、初めの頃は語学もちんぷんかんぷんで、勉強したうちに入らないかもしれないですね(笑)。テープ等には取ってましたが、理解できていないところも多かったと思います。

そういうふうにどっぷり美術に浸れる機会は、パリに来てからです。そういう環境に身を置きたかったので。それは、日本にいてはできなかったし、時間もないとできなかったことですね。

- 聴講生として飛び込む勇気はすごいですよね。“憧れる”と“行動する”の間のギャップの大きさに打ちのめされます。

雨宮さん:いえいえ、正規の学生は大変ですけど聴講生はそんな勇気はいらなくて。最初は正規の学生というのも考えていたのですが、最初から厳しくするとパリが苦しくなるよ、というアドバイスがあったので、まずは楽しもうと聴講生として入りました。

- その頃の生活は、「金曜日のパリ」の本で楽しく読ませていただきましたが、最後、唐突に結婚されて妊娠されてらっしゃいますね。(補足、最後のほうであくまでもパリ在住の人気パティシエとして青木定治氏を紹介なさっていたと思ったら、十数ページ後にそれがきっかけで入籍なさったことをさらりと書いていらっしゃる)

雨宮さん:あの本は、ある女性誌で連載していたものなのですが、結婚後、連載を一時中断して本にまとめる準備をしていた時、妊娠が判明したんです。結果、あとがきに出産したことも書き加えたのでああいう形になっちゃったんですよ。

- 1冊目の「金曜日のパリ」は非常に自然体でありながらも異国での立ち位置を探るような緊張感がある本で、2冊目はすごくゆったりして母の視点というかすごく視野が深く広がっていていいな、と思いました。

雨宮さん:そういっていただけるとありがたいのですが、むしろ狭くなってきた気もするんですよ。

- 狭いというよりは、育児の中で自分の時間も、自然に生活のなかで調和しているという気がします。

アナウンサー時代もブラウン管から拝見していて、たいへん頭の回転の速い方でいらっしゃるのに、かつ天然で親しみやすくいらっしゃるところのギャップがすごく好きだったのですが、文章も、読んでいて背すじがぴーんと伸びるのに、堅苦しくない。硬質な文章なのにしなやかさがある。女性的な繊細さがあふれているのにどこか男性的な部分もあるという二面性が興味深かったのですね。テレビでしか存じ上げない人にとっては、かなり男性的な感じがする文章だと思うのですが、読んだ方に驚かれませんか?

雨宮さん:親しい人には、文章の方が近いらしいです。アナウンサー時代の頃も、私の一面であることは間違いないのですが、実像と少し違うよね、とよく言われてました。

- すごく魅力的な文章を書かれていて、本当に惚れ込んじゃいます。

雨宮さん:ありがとうございます。


■時間は自分で作り出すもの

- 次に、育児と仕事についてお伺いします。自然体でお仕事をしてらっしゃる印象がありますが、雨宮さんにとって現在の仕事の位置づけとはどういうものでしょうか?

雨宮さん:そうですね。会社を辞めたのは、自分の好きな仕事をやりたいという思いがありました。会社員だと断れない仕事もありやらなければいけないこともあります。フリーになったことで、僭越ながらも自分のしたい仕事を選ばせていただける立場になれ、とても恵まれていると思います。自分で選んだ仕事なだけに、それに伴う責任を取る腹づもりもできます。育児をしているので時間的な拘束が短いのもありがたいですし。普通に働いてる方には優雅だね、と言われちゃいそうですが。

- 原稿はいつ書いていますか?1日のうちのどの時間ですか?

雨宮さん:全く書かないときもありますし、締め切りが迫ってくるとたくさん書くときもありますね。

余裕があるときは、子供が二人共、偶然同時に寝てくれた時や朝方早く起きたりしたときに書き、せっぱつまってくると、ベビーシッターさんにお願いして無理やりでも時間を作り、カフェなどに行って原稿を書いてます。パリのカフェは、周りもあまり気にしないのですごくいいんですよ。

- 素敵ですね!お姿が目に浮かびます。お子さまが生まれたことによってますますメリハリが出ているのでしょうか?

雨宮さん:はい。子どもが産まれてからは、時間があるときにやればいいや、という逃げができなくなりましたね。時間は自ら作るものというか。

- そうですよね。母になると、時間は自分で作ったり買わないと、ただ「時間がない」で終わってしまいますよね。

雨宮さん:そうそう、気分じゃない、という言い訳も通用しないし。もう、ここしかない、という状況。

- また子どもって不思議と、ここ、という仕事のときに体調崩しますよね。

雨宮さん:ええ、そういうことありますよね。

- 旦那様も大変お仕事忙しいかと思いますが、家事の分担はどうしてますか?

雨宮さん:家事は分担できてないですね。ほとんど自分ですね。彼の帰宅が毎日深夜なので、平日は子どもと一緒に寝ちゃったりもします。休日は彼がご飯を作ってくれたり、最近、平日もたまに幼稚園に送ってくれたりしますね。

- なさそうに見えますが何か生活で大変なことはありますか?

雨宮さん:彼が月に1回は日本に帰ってしまうので、いない時は、まぁいても(忙しいので)変わらないのですが、子どもが二人とも病気したりすると心細いですね。それくらいですね。あとは、父親はこういう仕事なのだからと、腹はくくっています。


■フランスの子育て事情、勉強と食についての意外なこと

- 日本では今、少子化なので、フランスの子育てや育児事情が注目されてますが、ずばり日本とフランスの育児に関する考え方の違いは?

雨宮さん:フランスの人は子供を産んでも、子どもは子ども、自分は自分、で自分の人生を生きていますね。子どものために何かを犠牲にする、という感覚が一切ないと思います。

- だからたくさん産めるのでしょうか?

雨宮さん:そうですね。産前と産後で環境をガラっと変えなくてもいいので、迷いがないですね。今の環境を変えずに子どもを育てられるので。

- 私は会社員をやりながら子どもを産んだので、育児休職時も孤独で、復帰してからも肩身が狭くって。フランスではそういうことがあまりないのでしょうね。

雨宮さん:はい。フランスでは、みんな子どもを産んでも働くのが当たり前なので、環境というかサポート体制などが整ってますね。あとは、べったり子どもとの時間を作るというよりは、メリハリをつけていて、ベビーシッターさんや託児所等、お金で解決する部分が多いけれども、子どもの文化的な催しには熱心だったり、すごくメリハリが効いていると思いますね。

- なるほど。メリハリ、いい言葉ですね。だらだら過ごすより、自分の時間と子どもといる時間とメリハリをつけている。ところで、ご主人はパリを拠点にされてますが、今後お子さんにはフランスで教育を受けさせるご予定ですか?

雨宮さん:ええ。

- それはうらやましいですね。お子さんの幼稚園生活はいかがですか?

雨宮さん:今、幼稚園に通い始めて1年目なのですが、やはりまだ言葉の壁があるので、友達ができづらかったり、毎朝泣いたりしてましたが、最近ようやくだいぶ慣れてきました。

- 家では日本語?

雨宮さん:はい。

- じゃあバイリンガルですね。

雨宮さん:そうなるといいんですけれど。時々ませたことを言うぐらいおしゃべりな子なので、フランス語の環境だと伝えたいことがブロックされてそれがストレスになっている気はします。でも、ちょっとずつ(フランス語も)話せるようになってきました。

- 子育ての悩みはありますか?

雨宮さん:悩みというか、やっぱり子どもに友達が出来づらかったり、泣いて帰ってきたりということがあると、こっちもせつなくなってしまいますね。

- それはせつないですね。

雨宮さん:あと、逆にこっちは勉強、勉強、という感じなんですね。意外かもしれないですけど。例えば友人の小学校1年生のお子さんなどは、6時まで学校で復習して、家に帰ってさらに家庭教師のもと、勉強しています。日本人の子なのですが、(フランス語の)書き取りなんかがどうしても他の子より遅れるので追いつかせるために勉強漬けにならざるを得ないのです。日本では土いじりだったりびのびした教育がある、と聞くとうらやましくなります。

- 日本でも中学受験のために小学校3年生くらいから塾通いってありますけど、でもフランスはのびのびしている印象を勝手に持っていましたが。

雨宮さん:いいえ、むしろ勉強、勉強、という感じですね。

- 日本の育児情報はあまり気にしてないですか?

雨宮さん:はい、あまり気にしないようにはしています。子どもの日本語のために、週に1回日本語の学校には通わせようかなと思っています。
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■小さなパリジェンヌ

- それでは、新しい本小さなパリジェンヌについてご紹介いただけますか?

雨宮さん:フランスの雑貨やモノの紹介、そのモノへの思いから、時にはパリのライフスタイルや社会の背景にも話をふくらませたつもりです。モノの写真がどーんとあって、そこに文章をつけている、というエッセイですね。


頑なだけれど自然体――そんな生き方、暮らしぶりが
鮮やかに伝わってくる、雨宮塔子の書き下ろしエッセイ


渡仏から結婚・出産までの4年間に渡って綴ったエッセイ『金曜日のパリ』は、同年代の女性たちから多くの支持をうけ、ベストセラーとなりました。あれから4年。雨宮さんは2児の母となり、子育てに追われる毎日を送っています。本書は、今の雨宮さんの生活になくてはならない、愛おしいものを題材に、日々の思いを書き綴ったエッセイ。・・ものの写真を通して、パリでの暮らしぶりがリアルに伝わってきます。アート、モード、グルメといった華やかなパリではなく、地に足のついた生活をしているからこそ見えてくる“もうひとつのパリ”がここにあります。

- 写真も雨宮さんですか?

雨宮さん:写真はいつもの篠さんです。篠ワールドが展開されてます。実は、らむねさんから頂いた漆器も紹介してるんですよ。あれは昔から好きな漆器で、日本のもので唯一登場していて、食育にからめて書いてます。

- 小さいうちから本物を使うっていいですよね。食のことも今までたくさん取り上げてらっしゃいますが。日本では今いかに簡単かというのが凌駕していて、でもフランスはいかに食に手をかけてるかというのが主流な気がしたのですが、いかがですか?

雨宮さん逆ですよ逆。手を抜いている人は多いです。ひどいところでは、パスタにチーズを絡ませただけのお昼を食べさせたり。離乳食でも、日本では細かなレシピもありますがフランスでは見たことがありません。だから市販の瓶詰めのみの食事で済ませてしまう人もいます。離乳食をきちんと作ってるお母さんは知らないですね。でも食は大事な国なのでマルシェやスーパーで食材を買って、夕食はきちんとつくっていますが。子どもの栄養バランスをすごく考えているとは、私は思えないですね。

- えー、意外ですね。フランスこそ、小さな頃から食に関して力を入れそうなのに。意外です(笑)。ところで、お子さんはお父様の影響でお菓子好きなんですか?

雨宮さん:そうですね。特に息子のほうが好きですね。娘は私に似てお菓子の中でも好みがうるさい(笑)。息子は彼に似て甘いものなら比較的何でも好きです。


■理想は“自分の人生を謳歌していて、子離れできていて、でも愛情たっぷり”

- 雨宮さんが今後トライしたいことについてお伺いしてもいいですか?

雨宮さん:書く量をもう少し増やせれば、とは思います。でも、時間的には今でいっぱいいっぱいですね。書く分野ももうちょっと広げられれば、と思っています。

- ぜひ小説も、お書きになってください!

雨宮さん:小説は、もう、自費出版で(笑)。そうなれればいいなとは思いますけど。

- 目標にしてる方はいますか?

雨宮さん:私それが、いないんですよ。フランス人女性は見てていいなと思いますけど。自分の人生を謳歌していて、子離れできていて、でも愛情たっぷり、みたいな。

- 「子供がいるからという理由で物事を諦めるのは、子供を盾にした自分への言い訳」という雨宮さんの言葉にワーキングマザースタイルのスタッフも皆、感動・賛同していて、私も全くその通りだと思うのですが、仕事か育児か、と2者択一で考えてしまって悩んでいる方や、仕事と育児のバランスの取り方に悩んでいる女性に何かメッセージはありますか?

雨宮さん:子どもに我慢を強いたりさびしい思いはそれはさせていると思うけど、外で仕事をしていて自分というものを保てる分、子どもにもいい笑顔を向けられる、そうして本当に愛情を示すことができる。私にはそれしかできないですね。

- 時間と愛情を、その人なりにきちんと示せればいいのだけど、こうじゃなきゃいけない、という思い込みがあるかな、って思いますね。

雨宮さん:仕事を辛そうにしていると子どもにも影響はあると思うけれど、仕事をしているお母さんが魅力的に映れば、子どもも将来自分もそうなりたいと当たり前のように思うようになる、そういうことが伝えられればな、と思います。

- お母さん自体が幸せであることって重要ですね。普段、疲れまくってる自分を猛烈に反省しました。

雨宮さん:それはそれで我慢しなくていいと思うんですよね。ダメなときは、あぁ、仕事は大変なんだ、と思ってくれて、でもそれはいつもじゃなくて。でも自分に愛情を向けてくれていることは子どもは絶対わかってくれると思います。

- ありがとうございます。ふっと楽になりました。映像と執筆のお仕事をやってらっしゃいますが、今後のお仕事についてはいかがでしょうか。

雨宮さん:映像は時間的な拘束が大きいので、子どもが小さい今、これ以上入れるのは難しいかなと思ってます。スタッフみんなで作り上げるのは好きなので、細々とでも続けていければいいのですが…。

- アナウンサーという憧れの職業からリセットし、日本から遠く離れたフランスでとても自然体に生活をしてらっしゃって、私達も拝見していてすごくハッピーになります。

雨宮さん:そう言って頂けるのが一番うれしいです。

- 今度の新しい本もすごく楽しみにしています。それだけでなく、「それからのパリ」については、食についてや親の本質についてとても素敵に書かれていて、ワーキングマザーにぜひ読んでいただいて、雨宮さんの魅力をより一層知っていただきたいですね。

雨宮さん:ありがとうございます。

- 最後に、同志といったら失礼かもしれないですが、ワーキングマザーである私たちにメッセージをお願いします。

雨宮さん:サイン会をやらせていただいた時、雨の中ベビーカーで来て下さった方がいて、その姿にすごくじーんときました。辛いときや大変な時に、他にも大勢同じ、いえ、もっと大変な環境の方がいることに思いを馳せることで救われることがあって、私自身、励まされている部分が実は多いんです。文章を書くことの背中を押してくれているというか、すごく励みになっています。こちらこそワーキングマザーのみなさんにお礼を言いたいんですよ。

- 旦那様のお菓子も大好きなのですが、旦那様はスイーツで私達をハッピーにしてくださって、雨宮さんは文章やそのライフスタイルで私達をハッピーにしてくださって、お二人には心から本当にありがとうございますと言いたいです。今後のご活躍、心からお祈りいたします。


●インタビューを終えて

すっかりファンモードになってしまって、お恥ずかしいかぎり。でも雨宮さんは初対面の、かつSkypeでのインタビューという条件でとても丁寧に親切に答えてくださいました。言葉をしっかり選んで、かつ何度も周囲の人々への感謝の言葉を口になさる雨宮さんにすっかり魅了されてしまいました。知的な文章が魅力的なエッセイストとして、またパリで大人気のパティシエの奥様として、日本とフランスの文化の架け橋としてのご活躍を心から期待しております。(村山らむね)

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2007年06月15日

【8/2更新】子供向けサマーキャンプはワーキングマザーの味方 2007


投稿者 村山らむね

みなさん、夏の子供向けサマーキャンプへの申し込みは済みましたか?我が家は先日お金を入金して、無事、7泊8日のサマーキャンプを確保できました。21泊などの長期にぶち込もうかとおもいましたが、さすがに日程が合わず。

どのキャンプも、毎年、定員が埋まるのが早くなりました。最近は日本でもサマーキャンプがすっかり定着したようですね。夏休み、頭を抱えているワーキングマザーのみなさん。ぜひぜひ、ご検討を。

自然のなかでの共同体験は、子供にとっても素晴らしい思い出になるでしょう。

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おととし取材したライツ主催のスポーツキャンプ

これから検討なさる方は、7月になるとかなり空きが少なくなるでしょうから、急いでくださいね。空きがあるかどうかを、チェックしたわけではありませんが、いくつかご紹介します。




ライツ キッズ・スポーツ体験キャンプ2007

おととし、我が娘がお世話になった、一流スポーツ選手とのスポーツ体験が魅力のキャンプです。
今年は、岡山・新潟・神奈川と3ヶ所にて行われます。
・小学校1年生~小学校6年生まで
主催株式会社ライツ
申込書PDF





●毎年3000名以上の子供が参加する、コープトラベル(日本生活協同組合)取り扱いのキャンプ

ナップ 2007夏キャンプ

かたしな高原の短めのものから、富士のふもとでのコースまで
・満4歳~中学3年生まで
主催Nature & People

Genki Kidsキャンプ

山や高原の短いものから、式根島での冒険キャンプまで
・小学校1年生~中学3年生まで
主催C.E.Net   

平成ガキ大将キャンプ
西伊豆のマリンキャンプや中津川冒険キャンプなど。圧巻は長期キャンプ(13泊14日~22泊23日)
去年、我が娘も3泊4日でお世話になりました。

・満4歳~中学3年生まで
主催湘南自然学校  

ポニーキャンプ

ポニーとのふれあいを通じて貴重な体験ができます。
・満5歳~小学校6年生まで
主催ハーモニーセンター    

以上、申し込みお問い合わせは  コープトラベル  03-5778-6430




●その他、NPO法人などの主催のもの

サマーアドベンチャーキャンプ

・プログラムによって幼児から
主催財団法人 青少年野外教育財団
問い合わせは 0120-169-851

夏休みイベント「ガキ大将キャンプIN奈良吉野川」

2007年8月26日(日)~30日(木)
・小学生(3年生以上)
主催モンベルジャパン財団法人 青少年野外教育財団
問い合わせは 0120-936-007

桃太郎実行委員会キャンプ

2007年 07月 22日 ~ 2007年 08月 12日 21 泊 22日
・小学3年から中学3年生
主催NPO法人 子ども劇場笠岡センター

兵庫県 養父市(やぶし)ハチ高原 プラトーこのはなキャンプ場

2007年 07月 29日 ~ 2007年 08月 12日 14 泊 15 日
・小学4年から中学3年生
主催NPO法人ハチ高原氷ノ山体験村  

シーズンキャンプ

幼児対象のデイキャンプから、長期のものまで。
・幼児~中学3年生まで
主催NPO法人 国際自然大学校  

サマーキャンプin信州

乗鞍、菅平、白馬、蓼科の4ヶ所で行われます。日程のバリエーションが豊富です。
・小学生
主催長野県学習旅行誘致推進協議会  

夏の信州こども山賊キャンプ

比較的長期のものが中心です
・小学生~中学生
主催NPO法人グリーンウッド自然体験教育センター  

東京YMCAサマーキャンプ

デイキャンプや、英語体験キャンプなどさまざまなバリエーションがあります。
・幼児~高校生
主催東京YMCA 

クラブメッド サホロ ティーンキャンプ

大人が泊まるバカンス村から少しはなれたところに子供たちだけで挑戦するキャンプ
・小学生高学年向け
主催クラブメッド 

無印良品キャンプ場 キッズサマーキャンプ2007

本気の外あそびと銘打って、火おこしや野外あそびなど、楽しいプログラムが満載。
すでにキャンセル待ちの人気です。
・小学生のみ
主催無印良品キャンプ場 

自然体験・子供(子ども)だけの旅行「トムソーヤクラブ」

アルピニストの野口健さんといっしょにおこなう清掃活動など、富士山を仰ぎながらの自然体験。
・小学2年生~中学3年生
主催トムソーヤクラブ 

イングリッシュ・イマージョン・キャンプ

文字通り英語にどっぷりつかる10日間です。
・小学4年生~6年生
主催公文教育研究会イングリッシュ・イマージョン・キャンプ事務局 

あそぼうけんクラブ スペシャルキャンプ

「あそび」「冒険」「体験」にあふれたキャンプのプログラムがそろっています。
・年少~中学3年生
主催小学館プロダクション あそぼうけんクラブ 

日本で経験できるアメリカンスタイルのサマーキャンプ

サマーキャンプは、アメリカでは家庭教育の一環であり、普段学校では体験できないようなことを学ぶ場となっています。SCOA(スコア)はスポーツに特化したサマーキャンプで、その目的は二つ。一つは、日本に居ながら本場アメリカさながらのスポーツキャンプを経験すること。もう一つはカウンセラーとの交流により、英語や異文化に興味を持つきっかけをもつことです。カウンセラーが全員スポーツ選手で、アメリカからキャンプのためだけに来日するのは、SCOAだけです。

・小学3年生~中学3年生
主催SCOA スコア (Sports Camp of America) 





●海外語学研修

JTB 夏休み語学研修

キャンプでは飽き足らなければ、いっそ海外に!?
説明会が各会場で予定されています。
・小学生~高校生
主催JTB地球倶楽部

アメリカの小学校で職業体験

現実の社会を疑似体験できる「マイクロソサエティ(Micro Society)」を運営している
アメリカでもユニークなチョカチャッティ小学校へ行きませんか?
・小学校4年~中学1年生対象
主催ファミリーサポート 




以上、キャンプを初めて申し込むときは

・キャンプの実績のあるところに
・仲のいいお友達と一緒に
・3泊以内で試してみる

これで、かなり本人が気に入ったら、翌年からは長期のものを試してみるといいと思います。いきなり長期のものだと、本人がトラウマになる可能性も・・・。

ぜひ、これらの情報を参考にしていただき、子供さんたちに自然とのふれあいを体験させてあげてください。

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2007年06月09日

vol.101:【プレゼントつき】トラックバックテーマは「我が家のプチエコロジーアイデア募集!」


投稿者 村山らむね

トラックバックテーマも、101回目となりました。前回の「保育園時代・学童時代、こうするといいよ!」には、暖かいコメントやトラックバックが集まり、特に、保育園や学童への感謝の言葉が多く見られ感動しました。特に優秀なコメントやトラックバックを寄せていただいた3名の方には、プレゼントを差し上げたいと思います。これから選考に入りますので、楽しみにお待ちください。

さて、このトラックバックテーマも、200回目に向かって新しいスタートを切ります。どうぞこれからもよろしくお願いいたします!

今回のテーマは、6月が環境月間ということで「我が家のプチエコロジーアイデア募集!」【家族時間モード】。です。

2007_0609_011853.JPG地球環境については、たくさんの問題提起がなされていますが、「私が努力するくらいじゃどうにもならない」と諦めるのではなく、「小さな努力をこつこつやることだけが、世界を変える」と信じて行動することが重要ではないかと思います。

また、その行動機軸も、人によって家庭によって違って当然だと思います。いろいろな視点や考え方があるなかで、みなさんのエコロジーアイデアをぜひ紹介いただければと思います。

環境にいい商品、節約のアイデア、暮らしの工夫、なんでも結構です。またお子さんと取り組みやすいような生活習慣や、エコロジーを学べる本や施設などの情報もぜひ提供してください。

そして、今回は101回目を記念して、ヨーロッパ直接買い付けの輸入雑貨とビーズアクセサリ Michey's Squareより、優秀な情報をお寄せくださった2名様に、現在世界的に人気の旧東ドイツのキャラクターアンペルマンのエコバッグを差し上げます。コメント、トラックバック、どちらでもOKです。また、ワーキングマザースタイルのスタッフもOKです。(プレゼントのバッグの、茶か黒の色はこちらで選択させていただきます)

●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。 http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2983

を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!

●コメントの場合は、必ず連絡のつくメールアドレスをメールアドレス入力欄に入れてください。ブログ上では非表示ですからご安心ください。プレゼント配送のための連絡を差し上げるために必要です。

匿名でのコメント、大歓迎。科学的根拠にとぼしい記述や、誹謗中傷となるようなコメント・トラックバックは、申し訳ありませんが削除させていただきますので、その当たりお気をつけていただければと思います。

ちなみに、私。

エコロジーについては、割と気をつかっているほうだとおもうのですが、何せズボラ。ズボラな私でも続いているエコロジーな工夫としては

●お米のとぎ汁は、ベランダ菜園に
お米のとぎ汁を流さずに、ベランダの菜園の水遣りにしています。

●お風呂のあとは、バスタオルでなくフェイスタオルで体を拭くタオル、毎回バスタオルを使ったら、洗濯が大変。バスルームで絞ったタオルで体を拭いておけば、意外とフェイスタオルで十分なんです。無駄な洗濯物を減らせば、洗濯の回数が減る。とっても簡単にできる工夫です。これオススメ。

●バッグごとにエコバッグを仕事用のバッグだけでなく、PTA用のバッグや、おでかけバッグなど、あらゆるバッグにエコバッグを装着。買い物のたびに「あー、ない!」というようなことを無くしています。あと、エコバッグを使うともらうスタンプは、一切もらいません。それこそ、資源のムダ!


みなさんのちょっとしたアイデア、ちょっとした工夫をお待ちしております!

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2007年04月20日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.10 雅薫子編


投稿者 本田裕美

こんにちは、本田裕美です。
スタッフがいいとも形式で他のスタッフの素顔を直撃してお伝えするスタッフインタビューも10回目!。今回は私本田裕美が、お教室経営者の猪突猛進型・雅薫子さんにアロマの魅力・職場の開拓方法など、雅薫子の魅力をインタビューしました。


kaoruko.jpg

好きなことを仕事にした薫子さん。たくさんのメッセージを頂きました。
では、そのインタビューです。

まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

私は、銀行員時代に激務で体調をかなり崩しました。体育会系で強い方なので、精神的にはなんとか大丈夫だったのですが、無理から結局肩こりや、生理不順などの慢性的な体調不良状態に・・・。
これが、ほんとに自分にとって辛かったし、独身寮にいたせいか、いつでもどこでも銀行にいるような気分で逃げ場がなくて、結局踏ん張れる仕事も踏ん張れないようにだんだんなって行きました。そのときには、アロマテラピーには出会えませんでしたが、ストレスからくる体調不良の怖さをこのとき体感したように思います。ほんと、きつい事では有名な職場ではありましたが、同期が今でもバリバリと勤務している中、自分にとっては1つ挫折の経験でした。なので、今度仕事に就くときはこんな自分の体験を活かせて、結婚→育児を経験したことも活かせる仕事で、且つ「好き」を仕事にしよう!!と決心して、自分探しを始めて、出会ったのが「アロマセラピスト」でした。最初は、ただ香りが好きだった事と「自然療法」というものに長女が軽いアトピーで生まれたので興味を持ち始めていて、「ヴィックスヴェポラップ」という薬が「アロマテラピー」を元に作られた薬品であるという説明を、先ず最初に勉強を始めた通信講座のスクールの方から伺って、「何かある!」って思ったのが、きっかけでした。そんな事を始めたのが、長女が2歳ぐらいの時で、その後次女を出産したのですが、長女を逆子だった事で「帝王切開」で出産した時に、ちょっととんでもない手術体験をしてしまって、絶対に「帝王切開」での出産を避けたかった私は、次女の時に普通分娩にトライしたんです。それが・・、ちょっと話すと長くなるので省略しますが、(詳細は自分のサイトに綴っています)結局24時間半の戦いもむなしく・・。次女が胎便をお腹の中でしてしまい、「緊急帝王切開」に・・。その時、もう「泣いて、喚いて、怖くて、不安で」出産後も涙が止まりませんでした。次女を出産した病院では、「帝王切開」をすると術後の血栓予防に、足のマッサージを数時間ごとに看護師さんが部屋へ来てくれて、行ってくれるのです。術後、管で繋がれて動けない私にタッチしてくれたその手のぬくもりにどれだけ癒されたかわかりません。そのときに、「あ~、私は子育てが一段落したら、絶対こういう仕事をしよう!!」って思いました。なので、満足できるまで子育てと勉強を両立させて今のスタイルでの仕事まで進むことができたんだと思っています。


(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

IMG_0238.JPGうわ~。バックの中は、ほんと恥ずかしいくらいごちゃごちゃなのですが、やっぱり精油とスプレーセットとハンドクリームが必ず入っているのが私らしいアイテムかな?と思います。それと・・デジカメですね(笑)。


(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?

今は、転勤で関西で暮らしていますので社宅住まいですが、東京での家は北海道から東京へ転勤で戻ってきてから2週間で探して→1ヶ月で契約→2ヶ月で入居しました。友人には「信じられない!」と呆れられましたが(笑)、北海道で暮らしていた時に、「家」という「空間」が子育てにおいて、とても「大切な空間」であることを感じていました。なので、北海道から東京へ運良くまた戻れたら絶対にすぐ「家を買うんだ!!」と心に決めて暮らしていました(笑)。銀行員時代、私はいわゆる「外回り」で住宅ローンなどを取り扱っていたので、家々を廻りながら「結婚したら、こんな条件の家が理想だなあ~」とか色々頭で空想しながら働いていたんです。「小さくてもいいので、1戸建てか低層マンション。できれば、第1種低層地域。そして、駅から徒歩圏内」というのが当時からの私の理想。その条件に上手に当てはまった物件に出会えたので、即決断しました。そして、これはご縁だと思ったのですが、私が昔勤務してきた職場がその物件業者と提携していたもので、それもすぐに即決できた決め手の1つとなりました。結構、審査条件の厳しい職場でしたので、そういう意味では安心材料になったと思います。


(4)得意な家事、ニガテな家事は?

IMG_0239.jpg
得意な家事は、やっぱり「料理」だと思います(笑)。あと、洗濯かな・・。香りが好きなので、柔軟剤とか洗剤とかが大好き☆実は、昨日も大量買いをしてしまったところでした(笑)。


娘がアレルギー性湿疹が酷かった時は、自分で「お酢と精油」を使って柔軟剤を作ったり、目的によっては洗濯に精油を加えて行ったりと自分なりに楽しんでいます。
苦手な家事は・・・、衣替えの作業と主人の身の回りの世話かな(大笑)。


(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは? 

これは、私の仕事に直結しているので、かなり気をつけています!。先ず、食事と睡眠。これは、徹底してます。これを徹底できなくなると、家族人数が多いせいか一揆に全員で「ガタガタ」と崩れ落ちます(笑)。何故、こだわるかと言うと「免疫力維持」に直結している生活スタイルの基本だからなのです。3人の子供を育てながら色んな事をやって実験(?!)してきましたが、基本の生活スタイルが1番大切だということを子供の体調から、体感したからだと思います。アロマテラピーは「自然療法」なので、精油だけのケアをするのではなく、「食生活」「精神的な健康」など・・1人1人が置かれた環境全てを含めてケアしていく事が大切な療法なので、「生活スタイル」というのは、ほんとにポイントなんですね・・。でも、1番難しい事かもしれません。ですから、薫子家なりにペースを作って生活する方法をいつも大切にしています。
それから、「おかしいな・・」と思った時の「精油ケア」が、我が家の特徴だと思います。子供たちも自分で喉が痛かったり、咳が出たりすると「スースーしたい」とか、「マッサージして!」など、私にきちんと報告してきます。それによって、季節の流行などを考えながら、精油を体へ摂り入れています。主人にも同様。会社へ季節ごとに何かと精油を持って行っています。花粉症ですから、この時期はアップした「ペパーミント」。車で、吸っては仕事をしているみたいです(笑)。


(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

我が家は、「B型家族」なので・・どちらかというと、騒がしい家族です(汗)。3姉妹、喧嘩もかなり凄いですが、仲がいい時はほんとに良く笑っています。

1番・・というと、つい先日県内の自然公園に行った時に、びっくりするぐらい「大きな滑り台」があって、小さい子供は加速が付き過ぎて体が浮いてしまうくらいの滑り台。これに、我が家の3姉妹が挑戦した時に、3女が案の定凄いスピードで滑り出したんです。私は怖くて「どうしようっ」ってちょっと焦っちゃったのですが、本人は超楽しそう。しかし、着地の時に体が「ポンッ」と1回浮いて、砂場に大開脚状態で突っ込んでしまったのです。なんと、当日彼女はお気に入りのスカートで滑ってしまい、大開脚でうつ伏せの状態で砂場に突っ込んだので、「スカートがめくれて、かわいいパンツがあらわになりました」。一瞬止まってしまいましたが・・、(汗)その後、家族で大笑い。本人も納得していたせいか、泣く事もなく一緒に大笑いでした。私が絵が描けたら漫画にしたいような構図でした(笑)。


(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

やっぱり、関西への引越しです。
これは、ほんとに大変でした。家の事もありましたし、学校と幼稚園と3姉妹其々の生活にお別れ・・。そして、私も仕事に区切りを1回つけなくてはならず、ほんとに辛かったです。住み慣れた、愛着のある我が家を残してでしたから、子供たちもみんな何か忘れ物をしばらくしてきたような思いで、こちらでの生活をスタートさせた事を思い出します。また、遊びなれた友達とのお別れ。これを見守るのも、ほんと辛かったです。引越しも、異動が出てから主人はポンッと飛んでしまうので、後始末や新生活の準備など全部私の肩に乗っかってしまうのでもう2度とこんな引越しにならないように、次は事前に色々準備をしておかなければ・・と色々考えてしまいました。あまりにも大変で、2ヶ月くらい副鼻腔炎が治らなくて・・・。また、次女が幼稚園の年長の2学期からの転園でしたから、東京で物心ついた時から一緒だったお友達や幼稚園と必死な思い出お別れして、新生活に飛び込んだこともあり、これまた新生活に馴染んでいくのに、紆余曲折がありました。周りの空気を読む子だったので、外では涙1つ出さず楽しくやっていると思っていたのですが・・・子供ながらに色々だったようで、その紆余曲折振りを見守る事が大変でした。今は嘘のように関西弁も上手になってきていますが、子供って色んなことを思うんだなあって、私も母親として成長させてもらった出来事ではありました。でも、度々申し訳ありませんが・・・ほ~んと大変でした(笑)。


(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

其々に思うところはありますが(笑)、3人まとめて思うのは、「廃品遊び」がとても得意で、家にあるもので、あっと言う間に「おもちゃ」や「家」など色んなものを作って3人で相談して遊ぶんです。車で帰省したのが楽しかったのか、広告をつなげて車を作って、ハンドルや座席など毛布や色んなものを持ち出すのですが、それは本物の特徴を忠実に再現したりしていて、この想像力に「親ばか」感情が芽生えてしまいます(笑)。そんな、3人の遊びを眺めているのが私の幸せだったりで・・・。
このまま、仲良い3人で育って欲しいなあって願ってしまいます。


(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

3人とも、間違いなく「大きな女」になりそうなので、これは私に似てしまいました(汗)。←ごめんねっ。


☆長女☆

似ているところ:ぱっと見た雰囲気が私の小学生の時に似ています。興奮したり、大切なところで空回りして1回失敗を踏んでから学習してリベンジするタイプで、なんと1番にて欲しくなかった私の悪いところをそのまま受け継いでしまいました。(涙)
似ていないところ:思考回路が全く違います。失敗するところはそっくりですが、物事を考える筋道の立て方が全く違うので、1番私が喧嘩をしてしまうのが長女・・・(ごめんねっ)。多分、主人の思考回路だと思います。だから、突拍子ない思いつきでびっくりさせられる事も多々ありです(苦笑)。でも、コツコツと粘り強い性格の持ち主なので、そこも私に無い部分で彼女の長所だと私は思っています。そんな部分を、私も頼りにしちゃっているんですね。


☆次女☆

似ているところ:運動神経がすばしっこいところ。これ、私に似たと思っています(笑)。私は、大きい癖に結構小回りが利く「バスケット」プレイヤーでした。短距離走とかも大好きで、走るのが速くなることをかなり大きくなるまでこだわっていた、スポーツ少女だったんですね。今思えばお恥ずかしいのですが、でも次女は速くてすばしっこいので、これは私だ~(笑)と親ばかしています^^。
似ていないところ:ちょっと、モテる所でしょうか(笑)。3人いるので色々なんですが、次女は何故か男性に声をかけられることが多いように思います。不思議なんですが・・・、ちょっと羨ましい私だったりします(笑)。私は、ほんと大きくて男の子に「モテる」ってことに縁遠い人だったので、これは完全に似ていないところです。


☆三女☆

似ているところ:この子が多分3人で1番私に似ています。(笑)色んな人と話をする事が大好きで、初対面の人にも平気でついていってしまいます。どうも、私もそんな子供だったようでいつも母親に言われます。それから、脚の形とか髪の色とか笑うと歯茎が出てしまうような所まで・・・(汗)似ています。
似ていないところ:顔は主人顔なので、全体的な顔のパーツは、私に似ていないと思います。天然パーマでボディーパーマをかけたみたいな髪の毛は、私でも主人でもありえない髪質なので、どこで誰に貰ったんだろう?なんて、お互いの両親もそんな話をするくらいです。遺伝って不思議なものだなあって髪を結びながら毎日思います。


(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

3女がバレエを始めたので、それに合わせて私も一緒に「バレエ」を習ってみたいですね。体を柔らかくしておきたいので、これは実現できたらいいなあと思っています。
それから、今年は3姉妹を連れて初海外旅行に挑戦したいです(笑)。そろそろ、3人とお買い物も楽しくなってきたので、海の綺麗なのんびりできるところで、一緒に遊んだりショッピングしたりして、異国の土を踏んでみる体験をさせたいですね。3女が小さくて、帰省以外の旅行は全く行けなかったので。


(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

自分のオリジナルのスタイルで生活&仕事を稼動させる事です。私が自分で仕事をしていく上で1番難しいのは「気持ちと時間と仕事と家族と収支のバランス」だったんです。給料を頂いて働いていた時は、託児代でびっくりするくらい払っていましたし、ではそれを節約する形で仕事をすれば時間が取れないので、収入も限られてしまい、自分の思う仕事の形態を実現することができなかったり・・、子供を後回しで家で仕事をしていると、何故か夫婦喧嘩が絶えなくなったり・・・そんな紆余曲折を繰り返して繰り返して・・・やっと今のスタイルが、「全部が旨くバランスがとれる状態」だったので、「これが家族も私も幸せな私のワーキングマザースタイルなんだ」って思えたら、気持ちが軽くなって。そう思って、肩の力を抜いて仕事を組み立てたら、関西でも仕事ができる環境に出会えて、やっとスタートまで辿り付いた状態にまでもってこれたので、これを大切に今度はきちんと稼動させて行く事がまさに私の今のミッションだと思っています。


(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたい?

稚内で食べたウニスパゲッティーと、襟裳岬の塩ラーメンです♪


(13)好きなことわざや、座右の銘は?

こういったものは、特にないのです・・・。


(14)ロールモデルにしている人は?

これも特にいませんが、アロマセラピストとして尊敬しているのは、私の恩師であるバーグ文子先生です。先生の、自分の目で見たアロマテラピーを信念を持って伝えられている姿に非常に影響を受けました。また、母として妻として家族に愛されながらこの仕事をしているのが先生の魅力で、そして超美人☆ほんとに素敵な方です。私達アロマセラピストというのは、各々の体験や生活から色んなセラピーが生まれるので、全く同じものを形にするのではなく、「自分スタイル」をきちんと持ってプロとして仕事をしていく強さがないと、仕事が成り立たない厳しい世界だったりします。先生から教わったことで、そんなプロとしてのスタイルや信念なども学べたことから、「薫子スタイル」を求めながら今に至ったと思います。先生と私は、置かれている環境が違うのでスタイル的には同じではありませんが、「薫子流アロマテラピー」と記してしまうのは、そんなところから「私流のアロマ」をお伝えしたい気持ちから書いてしまうように思います。ずっと尊敬している方です。


(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

私は子育て環境だと思います。「環境」というと、漠然としてしまうのですが、現代社会において家で子供を1人で見ているママとワーキングマザーの比率はだんだんと変わらなくなっているのではないかと思います。そして、この世の中・・子育てについて色んなご意見が飛び交っていますが、各家庭の子育てにおいて1番大切なのは、「母親が良い状態で子供と向きあえる事」なのではないかと思います。
私に関しては・・仕事を持ちたいことについて自分の母親も含めてそれはそれは色んな事を言われながら、今に至っています。1番きつかったのは、自分の楽しみのために「犠牲」にするんだね・・と言われてしまったこと。でも、家にいるから子供が健全であるとか、働いているから健全ではないとか私は関係ないとあるとき確信しました。きちんと母親が自分を知って、良い精神状態で生活している背中を見せる事、そして逃げないで子供と自信を持って向き合って暮らす事。これが、基本かもしれない!と3人目が産まれて、自分で苦労してみてそう思わせてくれた素敵なワーキングマザーに出会えたからです。自分に嘘をついて無理をしながら育児をしても、そんな私の背中を見て娘は育つだろうし、私も性格的に、無理を重ねながら子育てしていては、その無理を子供にぶつけてしまうので悪循環が生まれる・・こんな事がいいとは思えないと悩みました。また、だからといって仕事が楽しくても、子供の生活時間を全く無視する形で、仕事ばかりしていては、きちんとアンテナを張っていないと子供と向き合う時間が全く生まれない。これもまた、いいとは思えない・・。きちんとこの両方が旨くかみ合うように生活できれば、そんな環境を得られたら、少なからず私の収入も増える事で、子供が増やせる事も考えられるし、3人を育てて行く経済的不安も少なくなる。と言う事は、各々家庭によって必要なものに誤差はあれ、みんな何かしらの「不安」を抱いているから、出生率が上がらないのではないかな・・と、思うようになりました。経済的不安といっても、子育てにとって必要なのは、お祝い金などの一時的な援助ではなく、ランニングコストや医療費など子供の成長に伴って必要な経費がやっぱり重要ですし、ワーキングマザーにとって託児所などの併設の企業が増えたにしても、子育てと家庭と仕事・・結局、背負うものが増えているのは女性であるという、社会環境も拭えませんし、無理なく心配なく子育て生活をできる「環境」を作っていく努力を惜しまないでやっていく必要が絶対あると思います。細かい部分が多くなるかもしれませんが、きちんと細かい声を反映して政策を実行していけば、環境が整って出生率は必ずアップすると思います。あと、それに直結してるのは「いい病院」が増える事もポイントかと。子育て含めて関われるパートナー的な産婦人科や小児科が増えればそれも「不安」を取り除く素晴らしい子育ての「環境作り」だと思います。

あとちょっと単純すぎるかもしれませんが、有名人が子沢山で素敵に子育てしている人が増えたら、「子沢山ってかっこいい☆」みたいなイメージが広がって出生率がアップしちゃうような気はしますね(笑)。


---- ここからは、薫子さんへのパーソナル・クエスチョンです。 ----

(16)薫子さんの影響で私もアロマテラピーを始めました。自然の力を借りて、自分が持っている力で元気になっていく。予防という観点からももっと取り入れたいと思っています。これから「講師になりたい!」と思っている方のために薫子さんが歩んだアロマテラピストになるまでの道のりを教えてください

最初の質問で、ちょっと書いてしまっていますが、興味を持ったときは北海道にいたので、通信教育でしか勉強できる術がありませんでした。でも全く的を得た使い方はできないし、スクールの人のコメントも私にとっては相槌にしか思えなくて、この方法は私には合わなかったなあと思った時に、尊敬する「バーグ先生」の事を知りました。本(アロマセラピストになろう)を読んで、通信をとりあえず終了させて、これまた運良く東京に戻ったら、「絶対バーグ先生の学校・ロンドンスクールオブアロマテラピージャパン(通称 LSA)に行って英国IFA認定アロマセラピストになる!」と決めました。それから、色々スケジュールを自分で立てましたが予想外の3女の妊娠(笑)。よって、1歳になって母乳が終わったらLSAにて1年半のコースで子育てをしながらゆっくり学んで、3歳になるまでに資格取得をして仕事にする事を目指して、1つずつこなしました。3歳になるまではなるべく子供と一緒に居たかったので、働くまでの時間と育児を両方楽しめるスタイルでスクールに通っていました。
ですが、やっぱり色々あって卒業試験の前に「インフルエンザ」に次女、3女が感染してそのまま試験に行ったり、簡単ではなかったかもしれません。ほんとはサロンで働くセラピストにとてもあこがれましたが、物理的に無理だったんですね。お客様がいらして頂ける時間帯は、私が働ける時間帯ではなかったので、同じスクールの友達はサロンデビューしたりで、「3人も子供がいるのは無理があるのかなあ~」っていつも思っていました。でも、次女の出産の時の思いを思うと諦めきれず・・また、講義を受けていても女性の体と植物の精油は関係することもたくさんですし、なにより、子供の病気について色んなことが理解できるようになって、学校に通ってセラピストに近づく事が楽しくて仕方なくなりました。そんなこんなで過ごしながら、だんだん精油や人間の体のことに詳しくなってきたことで、精油ケアを色々思いつくようになって家族にケアをしていたら、色んな発見に出会って、「ママだからできる事が、アロマにはたくさんある!!」って、1つ信念が生まれたんです(笑)。私が、子育ても、仕事に行く事もこの精油ケアでこんなに不安が軽くなって生活が楽しくなったのだから、このケアを安全に各々の家庭で活用していただく事で、もしかしたら子育てが楽しくなってこの少子化社会に役立つ事にも繋がったらなんて素敵なんだろう!って単純に思ってしまって。3姉妹のママになったので、娘たちが大きくなったときに「ママはこういう思いで、仕事をしながら私達を育てたんだなあ」っていうのが大人になっても理解してもらえたら仕事も育児もすることを決意した私の人生は、無駄にはならないかもしれないし・・・なんて色んな事を思ったりして・・。なので、先ず自分が信念をもって伝えられるアロマテラピーの講師の仕事を始めようと思ったのです。

「薫子流アロマテラピーファミリーケア」の実験(?)は、こんな中から生まれたケアです。(笑)


(17)関東から関西へ引越しをされ、途方にくれることもなく新地でお教室を開き、ますます磨きをかけている猪突猛進型・雅薫子さん。将来お教室を持ちたいと思っている私にとって憧れの人です。ぜひ、どの様に職場開拓されたのか・教室を開く心構えを教えてください

そんな風に言っていただけて大変嬉しいです。でも、お恥ずかしいですが、ほんと綱渡りみたいな状況でたどり着いた感じで、自分的にはボロボロだったりなんです(汗)。恐縮ですっ。
これも、仕事上でのテーマの質問で少し触れましたが、私に子供が3人いる事はお勤めをする上ではやっぱり大変な事でした。そのときに色んなものとの「バランス」を考えて、どのスタイルが私にとって家族にとってハッピーなのかを考えさせてもらったのだと思います。仕事をいくら頑張りたくても、家族に負担が行かないようにどこかで帳尻は合わせなくてはならないし・・、そんなこんなでどこかで無理があると、「職場に迷惑が掛かる」という事も事実でした。そんな私を暖かく見守りながら職場は受け入れてくれましたが、転勤を迎えたときに、「私は自分のやりたい事をしながら生きるには、自分で責任を負って、自分でやっていくことがバランスが旨くいって、みんながハッピーになる私のスタイルかもしれない・・」とそんな風に直感で感じました。それまで、自分でやっていく自信がまだ生まれなかったのですが、苦労も人一倍したし、職場で経験をさせてもらったことを糧に、後は自分の人生経験をプラスして勇気を持って新しい土地にいったら、もう歩みだすしかない・・と決意したんです。主人に、「もう何年こんなスタイルで、やっていくの?いつまで経っても走れないな~」って言われた時に、「火がついて(笑)」。自分が「いい!!」って素直に感じた事や大切だと思った事を、勇気を出してお伝えできるアロマの教室を、新しい場所だからこそ、胸を借りてやってみよう!って思って、自分が思い描いていた場所を探し始めて、スシーラティー紅茶教室のオーナーの吉田直子さんに出会いました。


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家からも近いし、空間が気に入った事もあり、またそちらの先生が「紅茶」を通じて文化も伝えたいとおっしゃっていた意味が彼女のレッスンで感じる事ができて、ここは私にとっていい場所になる!なって欲しい!と思い、自宅と同じく即決断でした(笑)。


(18)3人のお子さんのを育てながらも自分の夢を実現させた薫子さん。毎日のスケジュールはどうなっていますか?時間の使い方を教えてください

仕事がある時とない時で、差が激しい私のスケジュールですが~(汗)。3人娘の行事が目白押しなので、結構バラバラなんです。そんな中、週に何日と予め仕事の日を決定して、スケジュールを組みます。
教室に出向く時のスケジュールをお伝えします。


  6時         起床・身支度を整えながら、洗濯、お風呂掃除、朝食準備

  7時         子供達起床・お弁当作り・主人を送り出す

  7時45分      小学生組み登校

  8時         幼稚園児 朝食・登園準備・洗濯干し、掃除など家事タイム
 
  9時         幼稚園へ登園(送り)

  9時半~45分   出勤

  10時前教室到着 講義準備

  10時半       教室スタート☆


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  13時半~14時   片付け打ち合わせなど仕事終了 

  14時~14時半   幼稚園お迎え

  15時~16時    小学生組み帰宅

  16時~19時    お稽古や遊びに付き合ったり、夕飯の支度など家事タイム

  19時        夕食

  20時~21時    入浴、宿題見直しタイムなど

  21時~21時半   就寝(子供達)

  21時半~主人の帰宅まで   ブログや仕事の雑務タイム

  24時半ぐらい   就寝

と、仕事のあるときのスケジュールはこんな感じです。お教室に行っている時間帯を仕事タイムと考えていて、教室に出向かない日はその時間に準備や雑務の作業をして仕事をしています。この時間の使い方が、「3人の子育て&仕事」のバランスを取るには、私にとっては限界なんです・・・。もっといい時間の使い方がないかなあっていつも悩んでいます。多分、私の時間の使い方のコツはながらで家事はやってしまう事です。歯磨きしながら、洗面台など全部掃除したり、いつも何かをしながらやっています。時々、これを娘がどう思うのかなあとか色々考えますが。時々、電池が切れたようにプチッと何もしないで放置したりしもしちゃって、抜く時は抜いています(笑)。


(19)薫子さんのこれからの夢をお聞かせください

夢は、アロマテラピーを通じて、少子高齢化社会や地球温暖化対策に貢献する事です☆

それが、これから大きくなって子育てをしていく私の娘たちへの贈り物でもあるような気がするからです。「薫子流のアロマテラピー」は、私がやっている通りにアロマを実践することが目的ではなくて、それを行う上での理由とか環境などを、各家庭に当てはめて、精油ケアだけでなく、美味しい料理を作ってみたり、時にはスローライフを送ってみたり・・と、其々に合った生活を楽しむ方法を見つけて、その中で、せっかくの精油の効果を生かすことで、自分で予防することや健康で生活することに繋がることになってもらえる事が、最大の目的なんです。私の家族に適した精油が、他の家庭に適しているかは、ケアを実践してみると違う精油の方がよかったりする場合もあるからなんですね。では、どういった場合だと自分の家庭に適しているのか・・?とか、安全に使うためには・・という点ではどうしてもレッスンを重ねていただく事で感じて頂かないと難しいのも事実です。でも、それを知っていただく事で、精油のある生活が、その人にとって、仕事のストレスで悩まなくなったり、介護生活にもストレスがなくなったり・・育児も不安がなくなったり・・とマイナス要因から離れる事のきっかけとなるならば、それは、いい社会生活を送る素晴らしいヒントとなるのではないかと思っています。また、なってくれたらこんなに嬉しい事はないと思っています。また、現在地球温暖化で植物や食べ物など・・様々な影響が自然環境で起こっていることからも、精油の効果の素晴らしさを感じていただけることで、どんなに自然が育んでいる力が素晴らしいかということも、感じて頂けて、1つこれからの生活のヒントになったら、これもまた嬉しいことだと思っています。
私は、どちらかといえばきつい出産を経験してしまったので、出産や子育て・・そして、生活など、ライフスタイルへのこだわりが強いかもしれません。ママが自分で自分が心地よい環境を作り出すことがとても大切だといつも思っています。ですから、自分の「不安」を減らして生活を楽しくしてくれた精油の効果を、体感して頂いて、出産、育児の「不安」も減らす1つのカテゴリーとなって、ハッピーな出産と育児を体験した事で、子供をたくさん育てたくなるような方が増えたらこれもまた嬉しいな~って(笑)。空想ばかりですね。でも、この空想を実現するために、「薫子流」のレッスンを考えて、生徒さんをお迎えしたいと思っています。

そして、私のように育児をしながら働きたい人はたくさんいると思いますので、アロマテラピーで仕事をしたい人の為に自分の経験を活かして、きちんと仕事ができる環境を自分で作っていけるようなアロマセラピストのスクールも実現したいと思っています。


では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

同じく、いのしし年で、同じ学年で、同時デビューをした、本田いくさんです!
彼女の、仕事へのプロ意識の素晴らしさがアップの記事から伺える点にいつも惚れ惚れして読んでいます。そして時折感じさせてくれる細やかな優しいママの部分・・。まだ、1回しかお会いした事がないのですが、フリーで素晴らしい活躍をしている彼女から学びたい事がいっぱいです。そんな彼女に「フリー」でやっていく心構えなど・・

ぐっと接近して色んな事を聞いてみたいと思います。いくさ~ん!宜しくお願いしますね☆

薫子さん、ありがとうございました。
パーソナル・クエスチョンに入る前から精油がいっぱいできて、猪突猛進精神を感じました。

『最近の仕事上でのmyテーマは?』では、仕事をしたいと思ったママなら一度は考えたり経験することではないでしょうか?頑張りたいけど、頑張りきれないもどかしさ・・・。でも諦めずに『きちんと母親が自分を知って、良い精神状態で生活している背中を見せる事』が重要!と前進する薫子さん。「自分が幸せでないのに、誰を幸せにできるの?一度きりの人生なんだもの。神様じゃないんだもの。ちょっとわがままでも、後姿が恥ずかしくなければいいじゃない。子供は親の背中を見て育つ!」と思っている私は「うん、うん」とうなずいてしまいました。

ありがとうございました!。

◆次回は、雅薫子さんが、本田いくさんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です。


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2007年04月05日

4月19日開催 『自分+夫+子どものワークライフデザイン』 (表参道)


投稿者 WMS情報局

働く女性を応援するセミナーを数多く開催している「それいゆ」が、 『日経Kids+』 編集部 行武知子さんを講師にお迎えして、自分も、夫も、子どもも夢を持ち続け、ハッピーに生きられるようなワークライフデザインをテーマにセミナーを開催します。
 
今回、ワーキングマザースタイルの読者の皆様には、特別に優待割引でご参加いただけるチャンスですので、セミナー詳細をご紹介いたします。

『日経Kids+』は、元『日経ウーマン』副編集長だった行武さんが、企画提案して創刊に至った雑誌です。
従来の育児雑誌とは違う、子どもと一緒にOFF生活を楽しむための雑誌で、ママのみならず、パパも一緒に「遊び」「学び」「健康」を柱に、生活のすべてをテーマに楽しめることを提案しています。

働く女性の情報誌『日経ウーマン』や『日経Kids+』での豊富な取材経験と行武さん自らの育児経験、失敗談などを踏まえて、ワークライフデザインを考える上で、役立つヒント、楽しさなどをお話しいただきます。
 
テーマに関心のある男性のビジター参加も可能です。是非、お役立てください!

○ 第27回 「さろん・ど・それいゆ」 in 東京ウィメンズプラザ ○
 ◆◆『自分+夫+子どものワークライフデザイン』◆◆

開催日時: 4月19日(木) 19時から20時30分
会  場: 東京ウィメンズプラザ 視聴覚室C
        ※表参道駅 B2出口より徒歩7分
講  師: 日経キッズプラス 編集部 行武 知子氏
会  費: WMスタイル読者限定 特別ご優待
        ビジター参加費 4,700円のところ、
        「一日会員」として 3,500円に優待割引。
        ※完全予約制・要事前振込
詳  細:  http://www.e-soleil.biz/seminar/salon/yukutake/y01.html
主  催: それいゆ事務局 http://www.e-soleil.biz

【申込み必要事項】 
◆参加申込み宛先: info@e-soleil.bizそれいゆ事務局
◆件名: 4月19日セミナー参加申込み と明記。
◆本文: 4月19日「さろん・ど・それいゆ」参加希望。
        参加者氏名、フリガナ、人数、属性(WMスタイル)を明記。  
   
 
   ※WMスタイルと申請がない場合は、優待割引は適用されません
   ので、お忘れないようにお願い致します。

【申込みに伴うルール】
ご参加の皆様には事前にお振込をお願いしております。
お申し込みをいただいた後、それいゆ事務局より、振込口座のご案内をお送りしますので、ご対応よろしくお願い致します。お振込み手数料は、お客様のご負担でお願いしております前売り公演チケットと同様に、一度お振込みいただきました会費はご返金できかねますので、あらかじめご了承ください。

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2007年03月20日

vol.99:トラックバックテーマは「あなたの遭遇した住宅購入関連トラブル大募集!」


投稿者 村山らむね

先週までのテーマの、「最近イチオシの化粧品やビューティー関連グッズ教えて!」は、もうひとつ皆さんの情報が集まらず残念でした。みなさん、美の秘訣の共有は避けていらっしゃるのか・・・?引き続きどうぞそっと教えてくださいね。

さて、今週のトラックバックテーマは【家族時間モード】

みなさん住宅・マンションの購入を経験もしくは検討している方も少なくないと思います。ものすごく大きな買い物の割には、割と簡単に決めてしまったり、後から後悔した経験をもつ方も、また少なくないと思います。

ぜひそのような情報を共有しませんか?

こんなことあったよ、こんなところには気をつけよう、というような具体的な情報をお待ちしております。


●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。
http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2839

を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!

匿名でのコメント、大歓迎。業者の具体名や、誹謗中傷となるようなコメント・トラックバックは、申し訳ありませんが、削除させていただきますので、その当たりお気をつけていただければと思います。

ちなみに、我が家。

マンションが出来たとたんに、まず目の前にもっと大きなマンションが。そして3年後に、別の方向に大きなマンションが。まるで谷間の百合のようになってしまいました。

まわりの状況をみて購入しないと、あとからどんどん日当たりが悪くなるなと実感。このマンション自体も元からの住宅の日当たりを奪っていることを考えると、自分の権利ばかりを主張するわけにも行かず。

あと、部屋の中のドアがゆがんで閉まらなくなってきたのは、気のせい?

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2007年03月18日

教えて!『親も大好きなおもちゃ』


投稿者 本田裕美

もう、3月も終わりに近づいてきました。我が子は、年中さん時代に過ごした「さくら組み」とのお別れと、年長時代に過ごす「○○組」の狭間に立って『なんか、ドキドキしちゃう気持ちなの。』と言っています。卒園ではないので、私にはドキドキ感は無いけれど、入学・入社されるお子様をお持ちの親は「ドキドキ・ワクワク」なのでは?
こんな季節、どんな情報があれば良いかな?と頭をひねった本田です。

とにかく進級はめでたい!

ってことで、今回は贈られたらみんなが嬉しいものを教えてください。「みんな」というのは「使う人も使わせる人も嬉しいもの」です。送る側としては子供の反応も重要だけど、パパ・ママの反応も気になるところ。できれば両方満足して欲しい。そんなステキなプレゼント、教えてください。進級祝いを考えている人は参考にしてくださいね。


本田の『親も大好き、子供のおもちゃ』はこの2つ。

1.水でおけいこ! NEWお習字ボード


これは公文から出ているお習字ボードです。我が子が習字に興味を持ち始めたときに買いました。これ、良いですよ!本物の大筆と小筆がセットされていて、私も時々使って楽しんでいる優れもの。子供が習字をやりたいと言った時、水でおけいこ! NEWお習字ボードを買う前は墨で書かせたのですが、これこそドキドキ(その時、我が子は4歳)。自由に書かせてやりたいけれど、墨の行方が気になって仕方がない、汚れ対策の方が最優先になってしまう。でも、これに出会ってから「好きにやって良いヨォ」となりました。娘も満足、私も大助かりです。

ボードは5枚付いています。紙です。でも、耐久性はすごく良いです。ボードを水に漬けたのか?ということもたくさんありましたが、1年使っていても弱っていない!すばらしい。水の含み具合で、ボードが乾く時間は異なりますが、「習字練習」として使うのであれば(水に漬けないのであれば)、5分くらいで字は消えます。うちの子は習字を習ってきた日にコレを出し、「土、書いてきたよ。見たい?」「一、書いてあげる!」と復習しています。習字が好きなお子様には良いのでは?


2.学研 イージーキューブ

「頭のよくなる図形パズル」と副題が付いているパズルです。2次元から3次元まで、48問の質題があり6レベルに別れています。答えが200通り以上ある簡単な問題もあれば、1通りしかない難しい問題もありおもしろい。複数の答えがあることで、子供も私もストレスを溜める事もなく、かといって簡単すぎて飽きる訳でもなく、とても心地よい。答えが1通りの3問は、出来た時の爽快感が良いっ。すごく難しいと諦めちゃうし、簡単すぎるとやらなくなる子供(我が子だけ?)にもすばらしいゲームです。このゲームをやっている子供の集中力には「この子って天才?!」と親として嬉しさが込上げてきちゃう。それ位、子供もはまるパズルです。遊べば遊ぶほど、倫理的思考能力や図形認識力が自然に身に付くと箱に書いてあります。実は私、モノゴトを2次元でしか見れないところがあって・・・。もうちょっといろいろな角度からモノゴトを見れればなぁ~と思うことがしばしば。理論的思考能力が付けば解決される??対象者は「子供と大人」。アヤカリタイです。


「おもちゃ」というのは幼い子供のモノだけを指すのですはなくて、高校生・大学生も含めた子供が「喜んで使っていて、親から見てもGOOD」と思えるおもちゃ(使っているもの)。ぜひ、教えてください!。

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2007年03月06日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.9 本田裕美編


投稿者 武田りこ

こんにちは武田りこです。
スタッフがいいとも形式で他のスタッフの素顔を直撃してお伝えするスタッフインタビューも9回目を迎えました。
今回は私武田りこが、社交ダンスの競技会で活躍する一方、お子様やご主人との生活もとても大切になさっていて、チャーミングな本田裕美さんにインタビューします。
いつかやってみたい憧れのダンス、わがままを言ってダンスシーンや衣装の写真を公開していただきました。

hiromiinthepark.jpg

すっと伸びた背筋が印象的な裕美さんは普段の生活や子育てにもまっすぐ取り組んでおられて、なるほどと思うことがいっぱいです。
では直撃インタビューです。

まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

ただ「好きだから」です。踊りたいと思ったきっかけは、小学校4年生のときにテレビで新体操を見たコト。その時の風景が今でも鮮明に残っているほど衝撃的でした。そしてすぐに母親に「新体操をやりたい」とお願い。しかし聞き入れてもらえず。お願い攻撃は6年生まで続けたのですが駄目でした。進んだ公立中学校にも新体操部は無く、次の私立高校にも新体操部は無く・・・。それで思ったんですよ、「この高校時代に新体操をやらないと、私は一生、新体操ができない」と(本当に強く)。そこでいろいろ考えて、今度は高校の体操部の顧問にお願い攻撃を仕掛けたのです。ハタ迷惑な話です。でも!「お前一代で新体操部は廃部すること。体操部のマネージャーもやること」を条件に新体操をやる許可が出たんです。うれしかったぁ。踊ることが相当好きなんだと思います。

ではその次。なぜ今は、社交ダンスなのか。

その新体操(部)にはコーチャーなんていませんから、最初は「新体操入門」という本を見て勉強してたんです。その姿、そうとう哀れだったみたい(笑)。卒業して2年後に出席した体操部のOB会(飲み会)で「哀れだった」と言われちゃいました。でも姿を哀れんでくれた、本当にいろいろな先生方に助けてもらって、2年生の時には他高で練習出来たし、3年生の時にはコーチもついたんです。その結果、3年生の時は県で2位に。1位じゃないのにね、ちょっと私って才能あるぅ?なんて思っちゃったんですよ、恥ずかしながら。その甘い考えにパンチをしたのが「社交ダンス」だったんです。老後の為に!と、軽い気持ちで始めた社交ダンスだったのですが、日本を代表するプロの競技選手を送り出しているコーチャーの教えを頂いているうちに、「自分の踊りには基礎がないこと」「下手なんだということ」に気が付いて。落ち込んだけれど、でもその反面「やってやる!」という気持ちも沸いてきて。会社勤めをしながら教室に通っていました。お給料の大半はダンスに使ってましたよ(笑)。私、本当にダンス貧乏でした。しかし体が動き始めた頃に、渡米&妊娠。結局、社交ダンスを辞めたのですが、でも、「もっとやりたい」に火が着いた時のことだったので心は辞められず。子供が4歳になるころ再開したのです。で、「お金をかけずにダンスを踊る方法、それはプロになることだ!」と突っ走って行った・・・って感じです。35歳までは走り続けてやる!って思ってました(今年36歳)。

いまのお仕事を選んだ理由は、執念かも。

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

バッグは2つ持っています。「ダンス練習バッグ」と「お出かけバッグ」。
全部広げた様子を写真に撮りました。

hiromibag.jpg

練習ウェア・シューズ・タオル・お財布・携帯・スケジュール帳・化粧ポーチ・幼稚園用身分証明カード・着替え。

そして、私の持ち物の中で、ちょっと面白いかな?と思えるのがgoo-po。これはChacottから発売されている室内用トレーニングサンダル。踊る上で、自分の軸を作ることはとっても大事。体の重心のバランスを理解し、足を鍛えながら美しい姿勢を作るgoo-po。バレエ用に作られたそうですが、社交ダンスのトップダンサーも使用している優れものです。美しい姿勢は見た目だけではなく、健康にも関係してくるもの。ダンスをされていない方にも良いかも知れませんよ!。


(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は? 

今住んでいるのは、アメリカにいる時に決めた賃貸です。不動産屋さんに頼んで、自分たちの希望に合う物件をアメリカにFAXしてもらいました。現地を見ずに間取りと夫の通勤への利便性で選んだのですが、コレが大正解!ちょっと古い建物ですが、ご近所間の人間関係に大満足。0歳から7歳までの子供がいて、いつも誰かが敷地内で遊んでいます。その姿をみた子供たちが集まってきて、とても楽しそう。大人同士も仲がよく、とてもよい環境!。でも、4月に引っ越すことになりました。新地ではどんなご近所付き合いが始まるのか、ワクワクしています。

(4)得意な家事、ニガテな家事は?

得意な家事は・・・料理かな。でも、主人のチェックは厳しくて「やってられないっ(怒)」となることも。あとは掃除。時間が許すかぎり大掃除したい!頑張るほど結果が出るところが好きです。

苦手なのは洗濯物をしまうこと。所定の位置に戻すことはパズルのようで苦にはならないのだけれど、あの狭い空間に畳んだ洗濯物をむりやりしまうのがヤダ。あと、交渉も苦手。交渉って家事?と思うのだけれど、主人が言うには『交渉=「家」を守る「事」=家事』らしく。・・・苦手です。

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは? 

なるべく食事は手作りにすること。血となり肉となるものを食すこと。スナック菓子は厳禁っ。「菓子食うなら米食え!」って自分に鞭打っていますが、・・・でも、難しい。あとは日々の運動量を増やすこと。毎日、柔軟体操はやってます。怪我をしにくい体になるので。

(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

う~ん、コレといって出てこないんです。はっきり言って、毎日笑っています。

(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

「今」ですね。その理由は、落ち着いたらコメントを上げます。それまでお待ちください。

(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

hiromikid.jpg天才っ!と思えるのは習字かな。字が素直!うまい!毎回ベストな1枚選んで、両親にFAXしてます。親ばかです。


あと先日、日能研の通信学習の見本(1年生用)を頂きまして、子供が一人で問題を解いていたんです。その回答を見て大笑い。「あなたがお風呂に入りなさいと言われるのはどんな時?」に対して「入りたくないとき」との答え。この素直さが『たまんない』。天才です。

(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

初対面でも、物怖じせず人の輪に入っていけるところは私に似ていると思います。性格は私、顔は主人に似ています。

(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

昔からパンが好きで、とうとうパン教室に通い始めました。せっかく習うんだもの、徹底的に技を身に付けたいので、パン教師免許を取得しようと思ってます。旅行は、前準備のことを考えると億劫なんてすよね。だからあまり好きではないのです。行きたいところを上げるとすれば、まだ行っていない新居を構えたの弟の家。

(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

3月4日に幕張メッセで競技会がありました。いろいろ考えて、その競技会をもって引退することにしました。35歳までと思っていたのですが、36歳まで辞められずジタバタしてしまいました(笑)。でもコレが最後。なので『ベストを尽くす』がテーマです。

(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

白子。フォアグラ。そして赤ワイン。

(13)好きなことわざや、座右の銘は?

夜明けの来ない夜は無い。

(14)ロールモデルにしている人はいますか?

特にいないです。

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

育てた人数によって支給額が代わる年金制度(年金という名前じゃなくても良いけど)。気持ちの上で、子育ては得することが多いのですが、目に見えて「お得感」を出すことも必要かな・・・と。育てる人数が多ければかかる費用も多くなるし。でも、その子達はいずれ社会に貢献するんだし、その貢献者を育てた費用は親に還元されても良いと思います。あとは、女性の社会復帰の窓口を広げること。しかし、女性もそれに甘んじることなく自分磨きを怠らないこと。

ここからは、裕美さん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)裕美さんといえば憧れの社交ダンス。憧れてはいても、私にとってはなかなか敷居が高く、いつかはやってみたいリストの上位ながら、実現への道のりはまだ遠いのです。そこで、裕美さんが教員免許を取るまではまった、社交ダンスの魅力を、うんと語ってください。

hiromidance.jpg


社交ダンスの魅力は、カップルダンスだということ。これが難しい点でもあるんですけどね。お互いの気持ちがはまった時はとても気持ちが良いんです。でも、それが本当に難しい。難しいけれど、このはまり具合を味わったら、やめられないと思いますよ~。本当に楽しいです。運動量はかなりあります。筋肉も付きます。特にラテンは肌の色を黒くして踊るので、筋肉が美しく見える!たくましい感じがします。目頭や髪の毛の分け目に沿ってスワロフスキーを並べたり、頭に冠を乗せて踊ったりしている人もいて、通常の生活ではありえない自分になれます。それも快感!。モダンダンスのドレスはシンデレラの世界ですし、ラテンダンスのドレスはバブル期のディスコの世界(かな?)。辛いことも多いけれど、楽しいです。

hiromidress.jpg

旦那様と一緒に踊る」のは、良いかもしれませんね。聞くところによると、女性よりも男性の方が社交ダンスへの敷居が高いみたいですね。でも「はまった時の気持ち良さ」に取り付かれちゃう男性って結構多いんですよ。りこさん!ぜひ旦那様と踊ってみてください。(はい、私の計画では、何とかだんなを巻き込んで、ダンスを習い始めようと思っています。<りこ)

 
(17)競技ダンスで活躍されている裕美さん。練習や大会などは、時間や気力を使う事と思います。そんな中で手作りクッキー作り(我が家でも大好評でした)や、クリスマスリース作りハートの浮き出るコーヒーカップなど、どれもすぐに真似したくなるようなエントリーがたくさん。お子様やご主人との時間もとてもうまくバランスをとっておられるのがよく分かります。時間のやりくりやご主人との関係(やきもち妬いたりされませんか?)など、日常生活とのバランスで工夫されている事をお聞かせください。

時間のやりくりに関しては、『時間は自分で作るもの』と思っています。子供や主人が起きている時間は極端な話、「自分の時間ではない」と割り切っています。だから狙い所はみんなが寝ている朝!この時間を自分の時間に当てています。

子供が大きくなってからは、子供と家事を一緒にやって『一緒にいる時間』を作っています。そのときはTV無し。これ、良いですよ。物事は早く進むし、会話は多いし。娘は5歳なので、まだまだ何もかも話してくれるお年頃。おしゃべりしたそうな気配を感じたら、気の済むまでお話を聞くようにしています。二人で向き合って話し合いするときもあります。話が長くなると変なことを言い出すけれど、そこは笑わずに我慢して聞いて、子供の話したいように話を持って行かせてます。うちの子は、かなりの充実感が味わえるみたいです。

今日も「私は4月も幼稚園を変わりたくない。」という娘の訴えを時間をかけて話し合いました。答えなんて出てないのに、最後の方は訳の分からない話に飛んだのに、本人は満足したみたいで、「新しい幼稚園、楽しみっ!」って言って終わりました。子供は不思議だ。そんな子供の不思議さに癒されているんですよね。子供のおかげで心のバランスが取れているんだと思います。

主人のダンスへのやきもちは無いです(多分)。「俺をダンスに巻き込むな」と言っています。ダンスが嫌いで一回も私のダンスを見たことはありません。男子体操の床演技も嫌い。なので、主人には私のダンスへの取り組み方を「理解してもらう」ではなく、「諦めてもらう」ことにしています。その代わり、家事は私がやるよ!と(・・・これって良いのかしら?)。
夫婦って、はっきり言って難しいですね。他人だし。言わなくっちゃ分からないけれど、言わなくたって分かって欲しいところもあるし。その『微妙な気持ちを掴む努力が大事』ってこのごろ強く感じています。相手が辛い時に側にいることだけが良いことじゃないし、なんでもない時に側にいることが後から思えばとてつもなく大切な出来事だったり。「夫婦」は歴史なんだから、積み重ねが大事で、迷ったら急がずに道を見つければいいかな・・・と思ってます。猪突猛進の私ですが、「夫婦」に関してはゆっくり派です。(←これは、工夫している点じゃなくて、気が付いたことでしたね。ごめんなさい。)


(18)社交ダンスといえば、可憐な衣装。セクシーな衣装を着こなすには日ごろからボディケアは欠かせないと思います。また紫外線アレルギーでもいらっしゃるので、スキンケアにもとっても気を使ってらっしゃると思います。裕美さんならではのボディ&スキンケアの秘訣を教えてください。

1.帽子をかぶること(紫外線防止。乱れ髪隠しにも最適。)
2.化粧はゆっくり確実に落とす(パーフェクトパフを使って、こすらずゆっくり化粧を落としてからお風呂にGO。)
3.コラーゲンを寝る前に飲む(龍宮源海華痛快という、競技社交ダンサーなら知ってるでしょ?と思うほど有名なコラーゲン。足が軽くなり腰痛にも良い、持久力も付く!という代物。お肌を思って飲み始めたわけではないのだけれど、これがすっごく良かった。飲んだ次の日は、お肌の張りが違います。本当にお勧め。)
4.常に「良い姿勢」を心がける(姿勢は大事!!。)


こんな感じかなぁ。語れるほど特別なこと、何もやってないんですよ・・・。


(19)海外生活をきっかけにお子様と英語を楽しく学んでいらっしゃる裕美さん。お勧めの方法や、工夫、今までの試行錯誤などを教えてください。

実は、私が英語が出来るようになりたいのです。だから子供も巻き込んじゃお!という裏があるのです(笑)。子供の英語教材は可愛いし、おもしろい。私が学校で出会った教材なんか比べものにならないくらい『勉強』じゃなくしてくれますよね。うらやましい。いろいろ使っている中で私がほれ込んでいるのがディズニー ワールド オブ イングリッシュ。この教材はすばらしい。カチカチに固まった大人の脳にも響いてくるし、歌を覚えるだけで文章がすらすら口から出くる!。我が子にも合っているので買って大満足の一品なのです。それを軸として、絵本やボードゲームなどを買って一緒に遊んでいます
出来ない私が言うのも恥ずかしいのですが、多分英語は国語や算数とは違った勉強法が必要なのでは?と思っています。理屈より使うこと!鉛筆作業より口作業!って。なので、辞書を引きながら子供と英会話もしています。子供に発音を注意されるし、レベルはとっくに抜かれていますが・・・。子供が小さい時は親が好きな教材を一緒に使うのが良いと思います。「子供は親の背を見て育つ」と言いますよね。私はその通りだと思っているので、「やりなさい」と教材を与えるだけでは駄目だと思っています。一緒に「楽しむ」、コレがお勧め方法です。

では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

関東から関西へ引越しをされ、途方にくれることもなく新地でお教室を開き、ますます磨きをかけている猪突猛進型・雅薫子さんです!アロマの魅力・職場の開拓方法・人を呼び寄せる方法など、雅薫子の魅力を教えていただきたいと思います。

☆本田裕美さんありがとうございました。
ダンスへの強い思いとそれを実現する行動力、チャーミングな外見からは想像できないほどのパワーです。
自分で高校に部を作ってしまったなんて、本当にダンスが大好きなんですね。
ダンスの写真本当に惚れ惚れしてしまいました。
ぴんと伸びた背筋は意識して作られているのですね。まずはここから真似してみよう!と思いました。
お子さんとの向き合い方がとってもまっすぐなので、素直に育っておられるんだ、と実感しました。
我が家の思春期の子供たちともじっくり向かい合って話を聞いてやらねば、と反省。
英語の教材はどんどんかわいくて楽しいものがでてきているんですね。
お子さんが楽しく英語を身につけていく様子のレポート、また楽しみにしています。

ありがとうございました。

◆次回は、本田裕美さんが、雅薫子さんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です。

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2007年03月04日

ロフトワークフォーラム「女性の多様なワーキングスタイル」


投稿者 WMS情報局

ロフトワークが女性フォーラム(無料)を開催します。
テーマは「女性の多様なワーキングスタイル」

元外務大臣 川口よりこ衆議院議員
グロービス・マネージメント・バンク 岡島悦子さん
老舗和菓子「銀座あけぼの」の細野佳代さん
ロフトワークの創業者 林千晶さん
そして、カリスマブロガーとなっていますが、その肩書きはおいといて、ワーキングマザースタイル主宰の村山らむね

が登場します。

さまざまな業界で、何歳になっても活躍している女性がたくさんいます。しかし、就職をする際、自分が一生仕事を続けるというイメージを持つのはなかなか難しいのが現状です。女性はライフイベント(結婚・出産・介護)ごとに、仕事と家庭の両立が可能かどうかということに直面するからでしょう。

力を抜いて、楽しく家庭と仕事のバランスをとっている女性がたくさんいます。仕事に全力投入して輝いている女性がたくさんいます。

ここではネット、クリエイティブ、食品など、さまざまな業界で活躍する女性を招き、なかなか生で聞く機会がない「どのように働いているの?」という疑問をぶつけ、今の女性のワーキングスタイルを紹介します。

キャリアも視線も違う5人が考えるこれからの「女性のワーキングスタイル」。
女性の仕事ってどう考えたらいいの?その第一歩のヒントが一杯のセミナーです!

●日時:4月2日 18:00~20:00
●場所:モーダポリティカ (青山骨董とおり)
●詳細は http://www.loftwork.jp/seminar/20070402workingstyle.html

イベントは、いろいろな人と会えるチャンスでもあります。声をかけていただければ、他の出演者にもご紹介するチャンスもあると思いますので、ぜひぜひお気軽にいらしてください!

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2007年02月14日

キッズベースキャンプの新店舗、ワーキングマザーの声で実現


投稿者 村山らむね

4月からの学童施設に悩むワーキングマザーに朗報です!

学童保育機能を備えた送迎付きのアフタースクール キッズベースキャンプ。去年桜新町に第一号店がオープンして、ワーキングマザースタイルも取材に行かせていただきました。

キッズベースキャンプのウェブサイトには、私の町にもキッズベースキャンプをという出店リクエストというコーナーがあります。その声が早くも実現しました。

新店舗は、二子玉川、三軒茶屋、宮前平、雪谷、そして豊洲・東雲(計画中)の5ヶ所です!

キッズベースキャンプ 新規出店案内

今月から説明会が開催されますので、興味がある方はぜひ!

 ◎キッズベースキャンプ三軒茶屋
  住所:世田谷区太子堂1-12-23 ヤマキマンション1階
  (田園都市線三軒茶屋駅 徒歩1分)

 ◎キッズベースキャンプ宮前平
  住所:川崎市宮前区宮前平2-15-2 第2マルテイビル3階
  (田園都市線宮前平駅 徒歩1分)

 ◎KBC二子玉川
  住所:世田谷区玉川3-10-5
  第二明友ビル3F
  (田園都市線二子玉川駅徒歩3分)

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 ◎KBC雪谷
  住所:大田区東雪谷2-25-7
  (池上線石川台駅徒歩2分)

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 ※豊洲・東雲は現在計画中です。説明会は予定されていますので、こちらをごらんください。

自分の住む街にも「キッズベースキャンプを!」と思われる方、ぜひ、あきらめずに出店リクエストに声を寄せてみてください。

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2007年02月13日

クリエイティブ・チルドレン・プロジェクトが3月21日に開催されます!


投稿者 WMS情報局

日本最大級のクリエイターコミュニティサイトのロフトワークが、登録クリエイターが講師になって子供たちにプロの「ワザ」を伝えるワークショップを、来る3月21日(祝・水曜日)に開催します!前回は、わが娘も参加し、Adobe Illustratorのレイヤー機能を駆使したCGイラストを作成しました。

無料、かつ一流のクリエイターからデジタルハリウッドの秋葉原校を使い、多くのご家庭で使われているWindows環境でと、まるで夢のような贅沢な環境でのワークショップ。

今回は小学生対象です!定員制なので、お申し込みはお早めに!


ロフトワークは、昨年大変好評だった子供向けの無料ワークショップ  「クリエイティブ・チルドレン・プロジェクト」を3月21日に開催します。 

クリエイターが子供たちにクリエイティブの楽しさを伝える無料のワークショップです。

ロフトワークならではの、人気イラストレーターによる携帯のデコメづくりワークショップや、3人のクリエイターによるリレーワークショップなどユニークなセッションが開催されます。

■日 時 2007年3月21日(水・祝)

■場 所 デジタルハリウッド 秋葉原校

■セッション
10:30~12:30 
人気イラストレーターによるワークショップ
「オリジナルデコメを作ろう」
人気のデコレーションメールをパソコンで作って、会場でやりとりします。できた作品は、ロフトワークのサイトにアップされます。また、株式会社ビットウェイの協力により、同社が運営する会員10万人のデコメサイト「でこ★パラ」からダウンロードできるようになります。

14:00~17:00
3人のクリエイターによるリレーワークショップ
「オリジナルキャラをつくって遊ぼう」
最初、単純な形(三角や丸など)からキャラクターを作ります。背景の画像は写真などと組み合わせを楽しみます。これらを組み合わせ、その上から模様をつけるというPC上のコラージュが体験できる、もりだくさんのワークショップ。
3人のクリエイターが順番に教えるリレー形式です。

クリエイティブチルドレンプロジェクトのサイト
 http://www.loftwork.jp/ccp/

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vol.97:トラックバックテーマは「習い事や塾の情報交換しましょう!」


投稿者 村山らむね

先週までのテーマの、「柳沢厚労大臣の“産む機械”発言どう思う?」には、たくさんのお怒りや呆れという発言をいただきました。わたしも呆れながらも、少子化問題の根の深さを、改めて感じました。大きな大きな溝のようなものを意識せざるをえなかった今回の事件だったのではと思います。

さて、気持ちを切り替えて(笑)、今週のトラックバックテーマは 【子供時間モード】

もうすぐ新学期。春からの新学年に備えて、塾やおけいこ教室のダイレクトメールやちらしが盛んに届くようになりました。

ぜひ、みなさんのお子さんが通われている塾やおけいこ教室の情報をお寄せください。

1、塾などの名称(具体的な地名はいりません)

2、いつから通っている?通わせるきっかけは?

3、内容について(月謝や先生など)

4、お子さんの感想

5、お母さんから見て、どう?

6、その他(送迎の工夫や、もうひとつ習わせるとしたら、何を習わせる?など)。

●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。 http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2770

を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!最近、トラックバック受信が不調ですので、エントリーのURLを書いて、コメントもしていただけると幸いです。エントリーをチェックさせていただきます。

匿名でのコメント、大歓迎。上にあげた5点にとくにこだわらず、気軽に思うところをお書きください。ただし、営業妨害になるような具体的な地名入りの教室名や個人名を上げての誹謗・中傷はお控えください。

ちなみに、私。

現在、バレエとくもんとレゴに通わせています。特にレゴについては別途記事を書こうと思っていますが、もうひとつ習わせるとしたら、そろばんとスイミングと絵(全然、もうひとつじゃない)を習わせたいなと思います。

みなさんの貴重なクチコミをおまちしております。

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2007年02月04日

教えて!『バレンタイン、何贈る?』。 私は生チョコです。


投稿者 本田裕美

2月。バレンタインですね。私が初めて本命チョコをあげたのは小学校4年生の時。とっても人気のある同じクラスの男の子で、運動ができて、かっこよかったっ。今でもその人の名前は出てくるし、顔も思い出る・・・(キャッ!)。でも、35歳のその子には会いたくない。思い出のままで充分なのだ(思い出を壊して欲しくないのさっ)。

さて。皆さんは、バレンタインに何か贈りますか?チョコ?チョコだけでは無くてモノも贈るのかしら?私は娘と一緒に我が家の旦那様にチョコをあげますが、実は彼は甘いものは好きではなく・・・。だからといってチョコを用意していないと「なんだか、おもしろくない」とふてくされるタイプ(←めんどくさい)。なので、このイベントを娘の調理実習の一環として利用し、盛り上がって、娘と私で食べます。だから毎年、自分たちの食べたいものを作ってます。

今年は、製菓材料を専門に扱うお店の店員さんから絶対に失敗しないチョコの作り方を聞いてきたので、コレに決まり!オレンジが香る生チョコです。ここに紹介しますね。

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◇ 『オレンジが香る生チョコ』の材料 ◇

 ・製菓用 クーベルチュールチョコレート タブレット ビター; 120g
 ・生クリーム; 1/2カップ
 ・オレンジリキュール ; 大匙1
 ・ココアパウダー; 適量

                         (スーパーで手に入りにくい物にリンクを貼っています。)
 
◆ 作り方 ◆

 1. 生地を作る
 (・タブレット形でないときはチョコレートを細かく刻む。)
 ・なべに生クリームを入れ中火にかけ、沸騰直前に火から下ろし、
  チョコレートをなべの中心向かって加える。
 ・2分間放置しチョコレート全体が均一の温度になるまで待つ。
 ・溶け出しているチョコレートにゴムベラ(高温度対応のゴムベラを使おう!)を置き、
  ゆっくりと円を描くようにゴムベラを動かし
  生クリームとチョコレートを混ぜ合わせる
 ・なめらかになったら、なべの中身をボールに移し、リキュールを入れ、
  あら熱が取れるまで冷やす。


 2. 冷やす
 ・バットにラップを敷き、その上に生地を流し込む。
 ・表面を平らにし、冷蔵庫で1時間以上冷やし固める。


 3. ココアをまぶす
 ・ココアを別バットに入れる。
 ・冷やし固めた生地を2~3cmの角に切り、ココアの中入れ、形を整えながら全体に絡める。

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赤字で書いたポイントを守れば、チョコレートが分離することなく作れるそうです。まだ作っていないので、レシピの横流ししかできずごめんなさい。チョコレートは温度に非常に敏感。手作り派のみなさん、頑張っておいしいチョコを作りましょう!そして、買う派のみなさん、ぜひ、美味しいチョコを教えてください。

私は会社員だったころ、職場の上司にちょっと変わった歯ブラシを贈ったことがあります。「もてる人には歯ブラシを送ります。たくさんもらったチョコレートで虫歯にならないで下さいね。」とメッセージを付けて。しかし、反応はイマイチ。義理チョコよりも高い値段だったんだけど。やっぱり男性ってチョコが欲しいのかしら??

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2007年01月29日

キッズベースキャンプ 桜新町教室 2月のイベントのお知らせ


投稿者 村山らむね

学童保育機能を備えた送迎付きのアフタースクール キッズベースキャンプから春のイベントのお知らせです。

■2月の親子参加イベント のご案内
 


(1)2月3日(土) 「子ども姿勢検査士になろう」
「スパイナルケア」院長柴田康之氏を迎えた小学生からはじめる姿勢矯正の親子体験イベント
12:00~13:00


(2)2月10日(土)「世界がもし100人の村だったら」
著者池田香代子さんをお招きした親子で参加する講演&ワークショップ
13:00~15:30

(3)2月17日(土)「新1年生の準備~いま、親として何をすべきか~」
教育コンサルタント金子浩明氏を迎えた保護者向け講演会
14:30~15:30

いずれも無料。場所は、キッズベースキャンプ 桜新町(地図はこちら

詳細・申し込みは、キッズベースキャンプイベントページまで

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2007年01月13日

教えて!「今年の目標を託したモノ」


投稿者 本田裕美

今年初の投稿です。遅くなりましたが、今年もよろしくお願いします。

皆さんは新年に「今年は○○になる!」と目標を立てますか?私は立てます。ちなみに、私の今年の目標はダンスで結果を出す・キレイを怠けないです。

ダンスはさておき、キレイに関してはまず、髪を切りに行くところから始めなくっちゃ。いつもゴムで縛ってダンスの練習をし、練習後はグチャグチャになった髪を隠すために深々と帽子をかぶり行動している私。「練習命なので!」といえばカッコイイけど、実は練習が無い日だって変わらない格好。寝る前の私の顔を見て「落ち武者だ!」と夫は言い放つし・・・。

今年36だし、このままではいけないなぁ~と、(やっと)反省した。ので、今年は頑張ります。

お化粧に関しても、ダンス練習後の化粧直しはせずに車に乗り込み、運転しながらお昼ご飯を食べ、幼稚園のお迎えに向かったり、仕事へ向かったりする日々。いけないね・・・。

そこでマスカラ:資生堂 ドラマティカルアイズ 形態記憶トップコートを購入!これ、お勧めです。唐土さんのエントリーにも紹介されていたのですが、化粧品1つだけ使えるとしたら、私もマスカラを選びます。でも、気が付くとパンダになっていることがほとんど。だから去年は、練習に向かう朝の化粧にマスカラは封印していました。でも、今年はマスカラの威力はアヤカリタイ!そこでトップコートの登場。マスカラが乾いた後に、このトップコートを塗るだけです。2重塗りでも重くならないし、ボタッという感じにもならない。そして落ちない!値段もお手ごろなので、パンダ目に悩む方にお勧めします!


コレをきっかけに、他の点も見直して「キレイにしているお母さんね」と言われるようにがんばろっ。

ぜひ、みなさんの「今年の目標を託したモノ」を教えてください。

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2006年12月20日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.8 武田りこ編


投稿者 竹之内ふうこ

こんにちは、竹之内ふうこです。8回目を迎えるスタッフインタビュー。
スタッフがいいとも形式で、他のスタッフの知られざる(?)素顔やプライベートを直撃するリレー企画です。今回私、竹之内ふうこは、真珠貿易会社の取締役という責任あるポジションでお仕事をこなす憧れの神戸マダム、武田りこさんへインタビューします!
りこさんといえば、真珠のプロフェッショナル!いつかエントリーで紹介してくださった素敵な真珠の指輪を拝見してから、いつかりこさんの真珠コレクションを披露していただきたい!と狙っておりました(笑)

riko2.jpg

真珠のイメージそのままの清楚でエレガントなりこさんですが、実は体育会系スポーツウーマンでアウトドア派という意外な一面も!
中学生の2人のお子さんの子育てポリシーには、しっかりと筋が通っていて、硬派・・「そうそう、そうなんだよねぇ~」とうなづくことばかり。ご主人とも仲良しで、これぞ憧れの家庭!その中心で輝くりこさんに、たっぷり直撃インタビュー!!


まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

薬学が専攻なので、大学を卒業してから、外資系の製薬会社に勤めていました。
でも、結婚→海外→帰国時には妊婦だったし、帰国後も短期間での転勤もあり、そのまま下の子が生まれるまでは、家にいました。
住むところも、落ち着いてきたので、仕事を始めようと思ったのですが下の子のアトピーがひどかったりで、結局一番融通を利かせてもらえる、父経営の会社で使ってもらうことになりました。
小さい頃から、真珠が回りにあるのが当たり前だったので、愛着はすごくあります。
 

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

riko1.jpg車がないと生きていけないので、免許証。
忘れ物大王なので、免許証入れの中に、折りたたんだ千円札と五千円札いちまいずつ。
かばんの小さいポケットにも折りたたんだ千円札。
入れっぱなしの、口紅一本。
お財布ふたつ(いちおう家庭用と自分用、でもほんとは片方にお金を入れ忘れたときのための保険)

(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?

生まれ育った地域なので、割と細かいところまで限定して今の場所を選びました。
戸建で家の前が車の通り抜けができない、便利かつ、閑静、公立の学区などなど。
一番の優先事項は夫の職場に近いこと、でした。
とにかくお休みが少なくて、夜中でも呼ばれたりするので、遠いとかわいそうだし、私も心配なので。
夫の職場に車で10分なので、土曜日はお昼を食べに帰ってこれるし、日曜や祝日などは夫の仕事の手が空けば、私が、夫の職場にある(荒れ果ててほかにあまり誰も使わない)テニスコートに駆けつけて一戦交えたりできます。 


(4)得意な家事、ニガテな家事は?

家事全般に苦手ですが、自分が相当な食いしん坊なので、食事は一生懸命作ります。
アイロンも洗い物も、掃除も、ガーデニングも、りんごの皮むきも夫のほうが上手です。


(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?

食事は、できるだけ、地の物、旬のものを使って、栄養のバランスを考えて作ります。

子供が小さい時から運動の習慣をつけるようにしてきました。

私は最低週一回、多いときで週3回泳ぎに行っています。一回3キロ。やりだすとやりすぎる傾向があって、一時期は一回5キロ泳いでいたのですが、今は3キロまで、と決めています。(夫にドーバーでも渡るのか?と言われていました。)
テニスも、週1回から3回。こちらは、いつも夫と一緒に。
   

(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

長男は中学1年生ですが、まだまだ幼く、言い間違いも多発。いっちょまえに音楽を語るのですが、バラードをラバードだと思い込んでいたことが判明。loveだからラバード、だと、確かにそっちのほうがいいかも。

これはずいぶん昔の話ですが、娘は異常に人懐こくて、特に変わった人に興味を示して、小さいころついていってしまったりしていました。だから小学校に上がったときに、誘拐されるのではないかと心配で、「知らない人に声をかけられても絶対ついていってはいけないよ。」と何度も言い聞かせました。

ところが、彼女は学校からの帰りに、宅配牛乳のお兄さんやら、新聞勧誘のおじさんやら、化粧品セールスのお姉さんやらを毎日のように連れて帰ってきたのです。彼女に言わせると、「私が声をかけてお話したので、知らない人ではない。」ということでした。怒る気力も抜けて彼女らしさに大爆笑。  
ハイ、直ぐに、「パパやママが知らない人に、声をかけてつれて帰ってきたり、ついていったりしてはいけません。」というルールを付け加えました。今となっては、笑い話ですが、良くぞここまで無事だった!


(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

思春期真っ只中、2歳の頃からずっと反抗期の長女とのバトルは壮絶です。彼女にとってはバトルは単なるイベントのようなものらしく、すぐにケロッとしているのですが、こちらは悶々。


(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

娘は楽しく過ごすことの天才です。毎年、今年のクラスは最高!と言っている彼女、要はあなたがいればみんなが楽しい、ってことです。 
  
息子は、年齢にしてはとっても幼くて、ママを喜ばせようと”ママかわいいね” ”ママきれいだね”といってくれるのでぎゅうぎゅう抱きしめたくなってしまいます。


(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

会う人みんな娘は私にそっくりだと言いますが、私はむしろ息子のほうが似てると思っています。つまりは親子3人似ているらしいです。昔公園に二人を遊びに連れて行ったら、幼稚園児にまじまじと見られて「家族やな~。」と言われたことがあります。娘の授業参観などで学校に行くと、ぜんぜん知らない男の子にまで、”○○の母ちゃんきたで”と言われてしまいます。(何で分かるん?、と聞くと、だってそっくりやし、ってそんなに似てるのか?)

でも娘の色が白くて、お肌のきめが細かいのは夫似です。彼女の性格、天真爛漫(やりたい放題、とも言う)天衣無縫(行き当たりばったり、とも言う)は誰に似たのか不明。私は数学が大好きだったのに、娘は数学が全くできません。

息子の体型はわたしの昔にそっくり(黒くて細くてごぼうみたい)。甘えん坊なのは夫似。息子と私は思考回路が似ているみたいです。
   

(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

だんだん子供たちも大きくなってきて、もうすぐ娘は高校生。子供の成長を楽しめるのも後わずかなので、家族で旅行したり、子供の部活の試合を見に行ったり、そういう時間を大切にしたいですね。
夏の旅行は、カナディアンロッキーか、ヨセミテ国立公園あたりをたくらんでいます。


(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

これまでは融通を利かせてもらって甘えさせてもらっていましたが、これからはもっともっと全体を把握して他の部門も任せられても大丈夫!になっていきたいですね


(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

家族みんなで一緒に食べたいから、肝たっぷりのてっちりかな(あたるならあたれ!)。


(13)好きなことわざや、座右の銘は?

 継続は力なり
 千里の道も一歩から


(14)ロールモデルにしている人はいますか?

特にいません。
それぞれの分野や時々に、すごいなと思う人はいっぱい。


(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

一定期間働いている女性が出産して、元の職場に復帰する場合、産休中、育休中の社会保険の費用などは一切、国が負担する。
産休、育休を取っている人のいる会社は、税を優遇する。
   
今のように、会社の負担が大きい制度では、特に小さな会社では、一人社員が長期お休みするだけでも、大変な上に、さまざまな費用も負担しなければならず、それなら出産のリスクの少ない人を雇いたい、という事になってしまいます。子供を生んでくれて、なおかつ働く意思のある人を雇用する事で会社にもプラスになるようにしなければ、生みやすい環境にならないと思います。

子供が生まれたら、もれなくナニーさんを派遣する。
週一回とか必ず来てくれて、一緒に相談に乗ってもらうもよし、預かってもらって買い物に行くのもよし。ナニーさんは公務員(または準公務員)で子育てに一段落した人などを雇用する。
   
公立の小中学校は一クラス20人(小学校低学年は15人くらい)を定員にしたり、先生の質も向上させて、皆が安心して地域の学校に子供をやれるようにする。
放課後の学校の教室を利用して学童保育や、お稽古事の教室を開いて、親が働いていても子供は学校の建物の中で8時くらいまで充実してすごす事ができるようにする。
   
子供は社会の宝、伸ばすための教育にもっともっと国の予算を使うべき。
 


ここからは、りこさん宛の、パーソナル・クエスチョンです。


(16) 真珠って、清楚で美しくて大好きなのですが、お式の時にそーっと出してくるくらいで、なかなか登場回数が増えません。一粒パールのピアスが欲しいと思いつつ、どこでどう買えばいいのか分からず数年がたちました(涙)。真珠の専門家のりこさんから、もっと気軽な真珠アイテムや、楽しみ方、選び方などを伝授してください!

真珠=お式と限定せずに、オーソドックスなパールのネックレスを普通のセーターのときにでもどんどん使ってください。カジュアルな装いが、真珠ひとつで、ちょっとした場所にでもOKな装いになりますよ。


pearl2.jpgこれからパールのネックレスを買おうと思う方や、いいのは一つ持っているから、もう少し普段使いのがほしいをいう方にお勧めなのはクラスプの位置を変えることによって、長さの調節ができるネックレス。長めに作ってあるので写真のようにY字のネックレスとしても使えますし、後ろでとめれば普通のネックレスのように使えます。セーターの上に付けるときと、肌の上に付けるときは長さが違いますよね、これならどちらにも対応します。

   

pearl1.jpg2つ目にもうひとつお勧めなのは、グレーのパール。
白のパールよりお値段も少し安いですし、普段に使ってもあまり硬い感じになりません。


pearl3.jpg pearl4.jpg
私が普段良く使っているのは、こちらのパール。
どちらも自分で、こんなの欲しいな、と思って作ったものです。
パールもこれくらいの量ならとっても気軽に使えます。


pearl6.jpgこちらはステーションと呼ばれるネックレスで、、これも活躍の機会が多いです。


pearl5.jpg一粒ピアスは私も大好きで、いろいろな大きさのものを持っています。
ピアスひとつでぐんと上品になるのでふうこさん、ぜひお気に入りを見つけてくださいね。
ちょっと遊びごころが入っていて、よく使うピアスはこちら。


こちらのエントリーでご紹介した指輪は夏に大活躍しました。一粒の大きな真珠の指輪はフォーマル感が強いですが、こういった小粒の真珠だとリゾートなんかでも使えます。


真珠は今回写真を撮っていても、なかなか色や質感を伝えるのは難しくって、やっぱりできれば実物をみて買うのが基本だと思います。今は最高品質のものには花珠鑑定というのがついているので、通販でも鑑定付きなら、比較的安心して買いやすいかと思います。とにかく信頼できるお店を見つけるのが一番です。
  

(17)りこさんの子育て関連のエントリーを読むと、ゲームやケータイを安易に買い与えないとか、男の子でも料理!とか、あえて公立中を選ぶなど、「うちはうち」という「流されない」姿勢に共感することがたくさんあります。でも、思春期のお子さんとバトルを繰り返しつつその姿勢を崩さないのは、並大抵のことではないと想像するのですが、それを支えているりこさんの「子育てへの想い」をお聞かせください!

○自分の子供の事を一番真剣に考えているのは最終的には親しかいない。

マスメディアや企業は、物を売るためにいろんな情報を流します。それに流されてゲームやケータイを安易に与えて被害(短期的だったり、将来的だったりすると思いますが)を受けるのは結局子供たち。
わが子の事を長期にわたって真剣に心配し、考えてやれるのは最終的には親しかいない思います。その私たちが、これはいかんだろう、とかちょっと違うんじゃない、という事(物)はやはり与えるべきではないと思っています。
そして、身につけて欲しいと思うことは、時間をかけて(時には子供に嫌がられながらも)やらせようと思っています。

○自分で考え自分で生きていける力をつけて欲しい。

親が役割を果たせるのは、限られた時間です。親がたとえいなくなってしまっても困らないように、子供たちには自分で考え、さまざまな状況の中で生きていく力を持ってもらいたいと思っています。
だからこそ親がかかわれる間は、子供にとっていいと思うことは流されずに伝えて行きたいと思ってます。

あえて公立に、というのも自分で考えて生きていく力をつけて欲しいからでもあります。世の中に出ればさまざまな人に出会い、かかわっていかななければなりません。
公立の学校は、本当にさまざまな人が集い、その中で全く生活環境や価値観の違う人たちと友達になったり、折り合いをつけていかなくてはいけません。小学校、中学校のうちの親の目の行き届く間にさまざまな経験をして、将来自分の頭で考え、自分の足で立たなければいけないときに生かして欲しいと思っています。


(18)りこさんといえば、WMSきっての仲良し夫婦!ですが、旦那様はお休みも少なくとてもお忙しいお仕事なのですよね。それでも家族で海外旅行に行かれたり、家事も上手く分担していたり(誘導している?笑)、とても生活上手だなぁと感心しきりなのですが、ズバリ夫婦円満でいられる秘訣、5か条を教えてください!

○楽しい事は一緒にやる

これが唯一の結婚時のお約束です。スポーツをしたり、見たり、映画も大好きなのですが映画館に行く時間が取れないので、家で少しでも快適にDVD鑑賞ができるようにしています。
私があまり女らしい趣味を持たないこともあって、楽しいと思うことが共通な事が多いです。
 
夫の時間が少ないので、せっかくの時間を無駄にしないように、ほぼ家の中の大きなこと(家を買うだとか、保険がどうとか、旅行の計画とか)は私が一人でやってしまって、夫がいる時間は楽しい事に集中。

○大げさにほめる

これはもともと、夫がそういう人で、些細な事でも大げさにほめるので、最初は私、馬鹿にされてるんじゃないかと思っていました。でもどうも、そうではないようなので、私もお返しに、大げさにほめる事にしています。夫はほめられるととっても素直に喜ぶのでほめがいがあります。
  
○我が家では子供優先ではなくて、夫優先(または夫婦優先)

できれば晩御飯はみんなで食べたいので、子供が小さいときも、夫が帰ってくる時間が晩御飯の時間でした。
夫婦二人で外に食べに行く時間なども常に確保しています。
実家に子供たちを預かってもらうのも、私個人の用事では頼まず、夫と出かけるとき限定。そのかわり、私個人の都合のときは夫に見てもらっていました。(ただし夫は突然仕事が入るので、あまり当てにできない)

○スキンシップ

最近は子供たちにうざがられたりもしますが、常にスキンシップ。
おはようから始まり、夫が朝出かけるときも、帰宅したときもハグ&kiss。子供たちが小さいころは、私たちがハグしているとよく間に割り込んできて、グループハグになっていました。
    
○してくれないことを数え上げずに、してくれたことに感謝する

これは結構難しくて、心がけてはいますが、そうはいかない事もありますよね。
感謝の気持ちを言葉にすることは常に実行しています。

先ほども書きましたが、たいていの事は普通はお父さんの役割のような事でも私が引き受けてやっています。でも、夫はためてある洗濯物にアイロンをかけてくれたり、洗濯物を干してくれたり、ごみを出してくれたり、できる範囲で最大限やってくれています。
これは夫の担当、とかいうふうに決めてしまうと、できないことばっかりになってしまうので、時間のあるときにやってくれることで分担している事にしてあげておくと、喜んでやってくれます。
    

(19)現在、真珠貿易会社の取締役として責任あるポジションで仕事をバリバリこなしているりこさんですが、子育てが一段落したら、何か他にやりたいことはありますか?将来の夢などお聞かせください!

プランA

今は家庭優先なので、デスクワークが中心ですが、子供たちの手が離れたら、出張も含めて会社の仕事全体にかかわって行きたいと思っています。

プランB

夫の今の職場は本当に休みがなくて人手も足りていなくて大変なので、もう少し余裕のある職場を探して、どこかに(日本でも海外でも)期間限定で移り住む。国内の場合は私は薬剤師のアルバイトをしながらそれぞれの土地の暮らしを楽しむ。

  
はい、プランAとプランBは両立しない事は分かっています(笑)。


プランC

いつかは夫と海外で暮らしたいと思っています。
暮らしたいところを探すために、何年かかけて、一箇所に一月ぐらいずつ滞在旅行をする事を楽しみに生きています。
今のところは一年のうち三分の一はハワイのカウアイ島のような欧米のリゾート地域。三分の一はアジアのリゾート地、三分の一は日本っていうのがいいかな、と思っています。

   
では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

いつか夫と社交ダンスをはじめたいと思っている私にとって、あこがれのダンサー本田裕美さん
競技ダンスに賭ける情熱やセクシーなダンスの衣装を着こなすための努力、お子様との英語の勉強など聞きたい事がいっぱいです。

★りこさん、ありがとうございました。

ずうずうしくも、りこさんの真珠コレクションの画像をたくさん要求してしまいましたが、さすが!真珠を知り尽くしているりこさんらしいコレクションです!!どれも素敵でうなってしまいました♪まずは一粒パールのピアスに狙いを定め、パールの似合う女を目指そうと思います(笑)

インタビューを通じて、ご主人とお子様への愛情もヒシヒシと伝わってきました。仲良し家族をしっかり束ねているのは、やはりりこさんなのですね!我が家も、ハグ&kissは無理だとしても(汗)、もうちっと夫と子供たちへの愛情を行動で示してみようかな・・と思いました。
これからも、一歩先をゆく子育ての先輩として、何かあったら相談にのってください・・よろしくお願いします!

子供と満喫!海外大自然旅行のエントリーも楽しみにしています。
では、どうもありがとうございました!!


◆次回は、武田りこさんが、本田裕美さんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です

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2006年12月11日

教えて!あなたの嗜好品


投稿者 本田裕美

突然ですが、みなさんの嗜好品は何ですか?

私の嗜好品、それは子供が寝たら入れるお茶です。別に子供に秘密にしているお茶では無いのだけれど、このお茶をいれたマグを両手に持ち、椅子に座ると「今日も一日、お疲れさまぁ~」という気分が盛り上がるのだ。

tea.jpg


これは中国産のブレンド茶。乾燥大棗(なつめ)なども入っていて健康によさそうなお茶なのです。疲れている時やホッとしたい時、私は癖のあるものをいただくのはキツイのですが、このお茶は癖も無く飲みやすい。1杯づつ個別包装されていて、セッティングが楽なのも嬉しい。お花もブレンドされていて(写真のお茶には、バラの花や青や黄色の花が入っています)見た目も嬉しい。そして、そして。このお茶には1cm角くらいの凍り砂糖が3つ入っていて、それがとぉ~ってもGOOD!お湯を入れると溶け出す氷砂糖の優しい甘さが「お疲れさま」の気分を盛り上げてくれるのです。値段がまたまた嬉しくて、1袋15杯分入って380円!1杯25円っ。

実家の近くの中国雑貨屋さん粋華で見つけた、お気に入りの「嗜好品」です。現在、このブレンド茶はネット販売していないのが残念。ぜひ、茨城に行く時はお店に立ち寄ってみてください(笑)。

ちなみに嗜好品とは栄養を摂取するためでなく、香味や快い刺激など、個人の嗜好を満たすために飲食するもの。主食、副食物のほかに好みで食べたり飲んだりするもの。酒、茶、コーヒー、タバコの類。(国語大辞典(新装版)小学館 1988)

ぜひ、あなたのお勧め嗜好品を教えてください!

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2006年11月15日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.7 竹之内ふうこ編


投稿者 fellow

 こんにちわ。京太です。スタッフがいいとも形式で、他のスタッフの知られざる(?)素顔やプライベートを直撃するリレー企画のスタッフインタビューもラッキ7!7回目になりました! 私がインタビューするのは、WEBプログラマーとしてガンガン働きながら、ステキなコーポラティブハウスに住まう、竹之内ふうこさんです。家事を徹底的に合理化し、時間を捻出して、家庭に負担をかけずに働くワーキングスタイルは、私の目標!その秘訣を直撃インタビューいたします!


fuko.jpg

 仕事をしつつも、きれいなお家で生活したい。すべてのワーキングマザーの願いでしょう。でも現実は、「埃じゃ死なないさ」「明日できる家事は明日しよう」となってしまうこともしばしば…(私だけ?)。ふうこさんの実践する「家事の合理化」は、私にとっての目標でもあります。家事を合理化し、時間を節約して仕事時間を捻出する。その技を、ぜひインタビューで探ってみたいと思います。

それでは、ふうこさん、よろしくおねがいします。まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

 大学卒業後は、SEとして会社員していましたが、結婚→夫の転勤→出産という流れの中で、元々あった在宅ワーク志向が強まりました。「SOHO」という言葉が流行り出した頃です。自分のスキルを生かして在宅で出来る仕事は?と模索していた時に、Webプログラマーという職業を知り、飛びつきました。

 在宅ワークにこだわっているのは、子供のためもありますが、通勤電車に乗りたくない、家が好き、自分のペースで暮らしたい、と、ほとんど自分のためです(笑)

 仕事は好きだし楽しくやらせてもらってますが、「仕事がなきゃダメ!仕事で自己実現を!」というタイプではないですね・・

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?


bag.jpg

 仕事の外出はあまりないので、普段持ち歩くアイテムは必要最小限。お財布、スケジュール帳、携帯電話、ハンドタオル、くらいです。リップくらい持ちましょうよ、って感じですね、すみません。

 よく「大きいスケジュール帳だねぇ」と言われますが、このアクションプランナーだけは、どこにでも持ち歩きます。
WMSでは、カトウさんと常山さんも愛用されているはず・・来年分も注文しなきゃ!


(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?

 桜乃さんと同様、我が家もコーポラティブ方式のマンションなのですが、ハコの中は完全に自由設計なこと、都心に近いこと、が大きな理由でした。


(4)得意な家事、ニガテな家事は?

 家事全般、好きでも嫌いでもないですが、合理化してそれなりに適当に済ますのは得意です。そこまでするか!と思われることがいっぱいありそう・・。水周りの掃除だけは、どうしても苦手というか、嫌いです・・。


(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?

 毎日食べるお米を「3分づき」にしてます。(参考までに、玄米→3分づき→5分づき→7分づき→胚芽米→白米→無洗米)子供たち、玄米は苦手みたいですが、3分づきなら平気みたいなので。

 運動も大事ですよね。夫はたまにジョギングをする程度ですが、私はバレーボールに夢中で、週に2~3回、いそいそと練習に出かける日々です。昨日は、全日本の菅山選手と同じシューズを買い、ご機嫌です(^^;

 運動不足の心配より、運動しすぎて体壊さないよう、注意してます(笑)この年になって体育会系の血が目覚め、かなりハードにやってますが、楽しくて仕方ないんですよね。まぁ、これが一番の健康の秘訣かな・・と。


(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

 次女が、夏に、竹筒の中にあんこの羊羹が入っている和菓子を食べて以来、その辺に生えている竹の中にはあんこがつまっていると信じていたことが発覚した時。甘いもの好きの娘のその発想に、笑いを通り越して脱力しました。


(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

 長女が9月から塾に行き始めたのですが、最初の1ヶ月は壮絶でした(涙)いきなり、慣れない塾の勉強と難しい宿題・・完璧主義で負けず嫌いという性格なので、「分からない、できない」ことが許せず、毎晩泣き叫んでましたっけ。

 今はちょっとペースがつかめて楽しくなってきたみたいですけど、これからもいろいろありそうです。中学受験奮闘記も徐々にエントリーしていきたいと思います。


(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

 長女が、たまに私を気遣う言葉をかけてくれるようになったのには感動しました。(その3倍、反抗もするけど)

 最近じゃなくて次女が3才の頃なんですが、ウンテイを猿のように操る姿を見て、将来はスポーツ選手?と思いました。


(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

 長女は「この負けず嫌いはママ似だねー」とよく言われます。
 次女の豪快で親分肌で運動神経がいいところは、夫似です。
 体質は、どうか夫(人生で痩せてた時期がない)に似ないでくれ・・と願ってます。


(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

 次女が生まれてからハワイに行っていないので、また家族でバカンスごっこしたいです。アジアンリゾートにもあこがれてますが、虫が苦手な私たち親子には無理っぽい・・。


(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

 今は私にとっては新しいことに手を出す時期ではないので、月並みですが、「求められていることは何か?」をしっかり捉えてクライアントに満足していただける仕事をコツコツとしていきたいです。
それと、仕事と生活のバランスを崩さないよう、つまり仕事に追われる生活にならないよう、管理・調整していくことです。


(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

 叙々苑で焼肉フルコース♪ 肉好きですっ。


(13)好きなことわざや、座右の銘は?

 「明日は明日の風が吹く」

 自分に言い聞かせる意味で好きだったのですが、最近はあらゆる場面で図太くなってきたので、そろそろ座右の銘の変え時かと思ってます。


(14)ロールモデルにしている人はいますか?

 分野別に、います。

 あの人の仕事との関わり方は理想だなぁ、あんなママになれたらなぁ、あの人の生活上手を見習おう、あの人くらいバレーが上手になりたい、などなど。


(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

 産む時よりも、産んでから成人させるまでの期間のサポートを厚くするべき。医療費・教育費などの費用的な面と、保育園制度・シッター制度などの親の労力面と、両方に改革が必要だと思います。
それと、日本では、住宅事情も大きな壁ですよね。知り合いで、三人目の妊娠が発覚した時、奥さんは「これは事故よ~っ(涙)」と叫び(上の子は5才と2才)、旦那さんは「部屋どうすんだよっ(焦)」と叫んだそうです。子供の人数に応じた住宅補助、なんてあるといいのかも。

ここからは、ふうこさん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)コーポラティブハウスをお買いになり、夢のマイホームを実現されたふうこさん。お家を買うとき、既存のマンションや一戸建てではなく、コーポラティブハウスを選ばれたきっかけを教えてください。また、家でお仕事なさる上で、内装や設計でこだわった箇所は、どんなところでしょう。

 社宅に住んでいたのですが、期限があったので、家探しはしてました。郊外の一戸建てより、都心近くのマンション派。しかし、モデルルーム巡りをしても、自分たちの予算内で、住みたい場所に住みたいと思う物件には全く出会えず・・。

 コープラティブハウスがぼちぼち話題になっていた時期で、雑誌の特集を見て感動した私は「コーポラにしようよ!」とノリノリだったのですが、不動産関係の会社に勤務している夫は慎重でした。夫の「コーポラでも大丈夫」のGOがでた直後、住みたいと思っていた場所にコーポラのプロジェクトができ、抽選をくぐりぬけ、1階と地下のメゾネットの区画をゲット!

 設計・建設に2年あまりかかりましたが、夫が詳しいのをいいことに、ほとんど夫任せで、私は自分の希望を述べるだけでしたね(笑)


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 それまで同様、私のワークスペースはリビングの一角に。気分的に、キッチンとテレビからは離しました。仕事場風にならないよう、PC本体を収納して隠せるBISLEYのデスクを奮発してオーダー(無線のキーボードとマウスが使えなくなったのは誤算でしたが)。 デスク隣の大きな黒い革のソファは、仕事に疲れた時の休憩場所で、気付いたら1時間寝てたなんて日も(汗)

 ダイニングテーブルは資料を広げる場所でもあり、娘の勉強机にもなるので、やりたい時にやりたいことがすぐにできるよう、ものを置きっぱなしにせず、ただの「台」の状態にするよう心がけてます。


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 人か来るわけではないので事務所というわけではなかったけど、生活感は出したくなかったのと、大きなキッチンは必要なかったので、キッチンはリビングの端っこにコンパクトに収めました。友人の第一声が、「おぉ、ミニマムキッチン!」だったくらい(笑)

 結構自分好みのリビングにできたせいか、平日昼間、1人リビングでカタカタ調子よく仕事している時は、在宅ワーク万歳!とニンマリしてます。

 平日昼間は私1人でリビングを占領できるのでいいのですが、家族がいる時に仕事をしないといけない時もあり、そんな時のリビングの風景は・・。


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 ソファで昼寝している夫の横で、私はPCに向かい、子供たちは絵本を読んだりお絵描きしたり、宿題したりDVD見たり(「あと何分でお仕事終わるー?」と聞かれながらですが)。子供にしたら、「ママはPCばっかりだけど、とりあえずそこにいるから、まぁいいか」という感じなんだと思います。家族がそれぞれに好きに過ごせるリビングが理想です。


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(地下への階段の横は、デッドスペースになるところを夫の案でベンチに。次女のお気に入りスペース)


(17)家事労働の合理化を実践しているふうこさん。私も家事は(意外にも?)きらいではないのですが、いまひとつ合理化できてないと反省しているのです。ふうこさんの家事合理化5か条を教えてください!

 家事の合理化は、私の大好きなテーマです。環境に優しくないこともあったり、たださぼりたいだけ?のような気もしますが、その辺はお許しください。

1.家電に頼る
・大型食洗機-故障した時は、家でご飯食べるのやめようかと思いました。
・洗濯乾燥機-洗濯8キロ乾燥4キロのドラム式を使ってますが、お天気がよくても、縮んで困るもの以外は乾燥までまわします。干して取り込む手間をカット!
・浴室乾燥機-縮んでほしくないものは、ハンガーにかけてすぐ隣の浴室乾燥機(お風呂場)へ。たまたまお天気がいい日の朝に洗濯した時は、浴室乾燥機分を外に干すこともありますが、珍しくそういうことをすると取り込むのを忘れて夜中に気付くというパターンなので、めったにしません。
我が家の洗濯は、大抵、夜寝る前で、その日の洗濯物は翌朝には乾いている状態です。2~3時間で確実にカラッと乾くので、気持ちいいですよ♪
スティック型掃除機-気付いた時にチョコチョコ吸い取れるので、とっても便利です。重い掃除機を出す回数が減ります。
・除湿機-ベッドはマットレスですが、ふとんを外に干したり、まめに換気したりの代わりに、空気清浄機能付きの除湿機を。(書いていて、こんなんでいいのかと不安になってきました)

2.宅配やネットを利用
 生協、oisix、クリーニング、TSUTAYA DISCAS、本を買ったり、贈り物など、可能なものは宅配やネットで済ませます。普段のご飯も、「手間暇かけて手作り」にはこだわりません・・

3.掃除のしやすい家にする
 掃除に時間をかけたくないけど、汚れてるのはいやなので、汚れにくく掃除のしやすい家作り、モノ選びをしました。

4.子供をつかう
 「つかう」というと言葉が悪いですが、生活力をつけるためにも、お手伝いは積極的にしてもらいます。最近のヒットは、長女に、1回100円でキッチンのシンク・排水溝のお掃除アルバイトしてもらうこと。

 私が古歯ブラシでやっていると「やりたーい!」と寄ってきて、今までは「汚いからダメ!」と追い払っていたのですが、ある日、やらせてみたら、もう完璧!細かいところまでピカピカで、私がやるより全然キレイ。しかも楽しそう(笑)味をしめて、定期的にキッチン排水溝お掃除アルバイトをお願いしています。「ママ、今日はちょっとひどかったよー。今度はドロドロになる前に言ってよねー」なんて言われながら(汗)

5.細かいことは気にしない
 食洗機から出した食器に洗い残しがあっても見て見ぬフリ、洗濯物は天日干しでなくてもOK、子供の靴下は白くならなくてもよい、上履きを洗濯機で洗うのも平気、と、まぁ、これ以上は控えますが、性格でしょうかね・・


(18)エントリー「家事は私、他はよろしく!」を拝読して、非常に共感したのですが、こんな風に旦那さまを上手に誘導(失礼!)するテクニックを、ダメダメ元妻の私にぜひ伝授してください。

 全然うまく誘導できてるわけではないですが、でも、夫婦がお互いに求めることって、これぞ育ってきた家庭環境で決まるのでは?そして、それを変えようとするには相当の汗と涙の努力が必要なのでは?と思います。

 その点、うちの夫婦は、お互いに求めるものが元々違っていなかった(と私は思う)のはラッキーだったのかも。やりたいことはやる、協力できることはする、干渉や批判は決してしない。こうしようって決めたわけではないけど、結婚する前からその辺はできあがっていた気がします。(学生時代からの付き合いなので・・^^;)

 と、まぁ、こういう土台があった上での家事や子育ての分担なんですが、実際問題、実家が両方とも遠いので、私が子供の面倒を見られない時は夫が見るしかないわけで・・他に頼るところがない分、私がやらないことは自分がやるしかないし、私がやりたいことをやらずにストレスをためるのは自分と子供たちにとって非常にマズイ影響があるだろうと、悟っているのでしょう・・。

 ただ一つ、夫の性格を知っていて私が気をつけていることは、「○○して!」と言わないこと。言われるとやりたくなくなる性格なんです。これは上の娘がしっかり受け継いでます(涙)だからあえて言わず、放っておきます。すると、気付いた時に(限界に達した時?)やってくれてることが多いです。こないだはとうとう、ハンカチとズボンにアイロンかけてました・・(笑)ずっと前、「アイロンって、ほんっとに私の性に合わないのよねっ」とつぶやいていたのを覚えていたのかしら(笑)


(19)現在、女性のWEB制作プロジェクトHappyWeb工房でバリバリご活躍なさっていらっしゃいますが、もともとSEというご職業だったのですね。今後ますますこの分野での女性進出は進むと思いますが、これからこの分野を目指す方へのワーキングマザーならではのアドバイスをお願いします。

 ラクで楽しいだけの仕事なんてないとは思いますが、SEやプログラマーという職業は、正直、体力的にも精神的にもかなりキツイ仕事の部類に入ると思います。個人でもスキルさえあれば・・という世界ではなく、一歩間違えば莫大な補償問題に発展するリスクのある仕事で、個人で在宅で子供を抱えながらできる仕事ではないと私は判断しました。(1人で開発できるような小規模案件を専門に受けるような場合は別ですが)

 ワーキングマザーとしてこの仕事を続ける場合、きちんと保育園に入れ、オンオフの管理がしっかりできる環境を整え、何よりも、仕事と家庭のバランスを崩さない努力が必要だと思います。
私はそういうワーキングスタイルは望まなかったので、あっさりWeb業界に転向したわけですが、SE・プログラマーとして実務をきちんとこなしてきた方なら、そのシステム寄りの知識と経験は大きな強みになると実感しています。

 こ難しい専門用語を使うシステム会社さんとの窓口(翻訳係?)とか、Webサーバー周りの担当とか、ちょっと難しいHTMLコーディング、ちょっとしたプログラミング、CMSやASPのカスタマイズなど、きっと重宝がられる戦力になると思いますし、基本的に在宅でも作業可能です。

 私はHappyWeb工房という女性のWeb制作チームで仕事をしてきましたが、営業・デザイナー・ライター・プログラマー、それぞれが自分のスキルを出し合って個人ではできない仕事を請け負っていました。このチームがなければ、きっと今は違う仕事をしていたと思います。一匹狼という手もありますが、グループでというのも心強いものですよ。
偉そうに書いてしまいましたが、一応、こういう道もあるよ、ということで・・。

では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

 あこがれの神戸マダム、武田りこさんにお話を伺いたいです!

 真珠貿易会社の取締役としてのお仕事にも興味津々、お子さんの教育方針にもいつもウンウン!と頷いています。聞きたいことがてんこ盛り!

★ふうこさん、ありがとうございました。

 ふうこさんの徹底した家事の合理化は見習うべきところが多いのではないでしょうか。つい「洗濯物は外の風に当てないと」なんて考えてしまいがちですが、普段着ならまたすぐ着るんだし、そんなに神経質になる必要はないですよね。その考え方を変えるだけで、月にしてどのくらいの時間を節約できるか。その分を仕事や睡眠や家族との団欒にあてられるなら、充分価値があることだと思います。

 家電製品は日々進化しています。固定概念をぶちこわし、合理的な考え方をして、結局は家族に還元しているふうこさんの考え方に、すごく共感いたしました。みなさんは、いかがでしたか?

◆次回は、竹之内ふうこさんが、武田りこさんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です

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2006年10月18日

ワーキングマザースタイルが2歳になりました!


投稿者 村山らむね

2004年の10月18日にオープンしたワーキングマザースタイル、なんと本日で2周年です。

2周年

スタッフのみなさん、いつもありがとうございます。そして読者の皆様やプレゼント提供などをしてくださっている企業の皆様、とりあげてくださったマスコミの皆様。ワーキングマザースタイルをめぐるあらゆる方々に感謝いたします。

少子化対策など、ワーキングマザーをめぐる環境も、この2年でずいぶん変化してきました。より楽しくかっこよく、育児と仕事を両立できるような社会に、これから1年も前進するといいなぁと思います。

来年は3周年。ぜひちょっとしたイベントなどもしたいと思っています。今年は、ごめんなさい、勘弁してください。

ぜひコメントに、「来年はこんなイベントして!」なんてリクエスト書いて下さったらうれしいな。とにかくスタッフ一同、これからもまったりわくわく、情報発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。

●もしよかったら2周年バナーつかってください。

<a href="http://www.wmstyle.jp/"><img alt="2周年" src="http://www.wmstyle.jp/archives/lamune/wms_2ths.jpg" border="0" />


●こう表示されます
2周年

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2006年10月15日

教えて!『我が家のお勧め調味料』


投稿者 本田裕美

朝と夜が冷えるけれど日中は過ごしやすい季節となりましたね。秋です!食べ物のおいしい「秋」。夏に落とした体重がこの時期にリバウンドしないように気をつけなくっちゃ・・・と、思ってマス。人間も哺乳類だから、絶対に寒い時期に向けて「脂肪」を貯めるようにできているんだと思う(私の経験上の話)。だけど、「脳」がある人間として、そこはぜひストップしたい!

自炊だ!自炊!

自炊で、体重をコントロールしなくっちゃ!。自宅で調理となれば、絶対に必要なものは調味料。ってことで、ぜひ今月は皆さんの「我が家のお勧め調味料」を教えてください。

調味料といえば、塩・砂糖・醤油・みりん・料理酒・お酢・・・と、いろいろありますね。我が家でここ3年くらい浮気せずに同じものを使い続けているのは「塩」と「お酢」です。

塩は赤穂の天塩で、お酢は千鳥酢(ちどりす)です。両方ともスーパーで見つけることができるので買い置きをしない私にはピッタリ。千鳥酢は上品な味で、時々水で割り蜂蜜で甘さを調節して飲んでいます。

赤穂 赤穂の天塩  粗塩 1kg千鳥酢 1.8L

あと、私が断然お勧めしちゃうのが小池手作り農産加工所(有)のとまとケチャップです。


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味は「これが、トマトケチャップ????」という感じ。このトマトケチャップ以外でこの味は食べたことがありません。トマトの濃い甘さに一味唐辛子のピリッが効いていて、トマトケチャップの概念が変わります。火を通すなんてもったいなくって、そのまま食べていたい味。「オムレツにたら~ん」「ポテトにたら~ん」と、かけて食べたい味です。ただのオムレツがスペシャルに変わります!。原材料は、トマト・醸造酢・りんご酢・砂糖・天然塩・一味唐辛子。完全無添加だから早めに食べなくっちゃいけないんだけど、もったいなくってゆっくり食べさせてもらってます。

このケチャップとの出会いは旅行先のお土産売場。私は近所へ配るためにこのトマトケチャップをなにげなく購入し配布。そしたらものすごい「おいしぃぃ!」の反響がきてびっくり!。配った先の一人はお取り寄せまでしてしまったのです。それくらい、本当においしいよ。

調味料は一回の額にしたら微々たるモノ。でも仕上がりには大きな影響が出るモノ。ぜひ、みなさんのお勧め調味料を教えてください。

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2006年09月27日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.6 平戸京子編


投稿者 fellow

こんにちわ。大橋ゆりです。スタッフがいいとも形式で、他のスタッフの知られざる(?)素顔やプライベートを直撃するリレー企画のスタッフインタビューも6回目になりました! 今回私、大橋ゆりは、ある時は絵文字師、ある時はデジモノライター、そしてまたある時は母としても女性としてもとっても魅力的なキューティーハニー、京太(平戸京子)さんに直撃インタビューいたします!

京太さんのアンチエイジング最前線は毎回欠かさずチェックしている方も多いでしょう。そういう私も影響されて痩身エステマッサージに行ってきました。歳を重ねるごとにますます美しく魅力的であろうと努力することの大切さを、改めて教えてもらった気分です。
またフリーランスとしてのお仕事の仕方もとてもカッコいいです!
今日は普段聞きたくてもちょっと聞けなかった成功の秘訣などいろいろうかがってみたいと思います。

それでは京太さん、よろしくお願いします。まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

 気がついたらライターになっていた、というのが正直なところです。専業主婦のとき、懸賞で当たったパソコンを、もったいないのでなんとか使いこなそうと、独学でいろいろいじったのが、そもそものスタート。Windows3.1の時代です。最初はイラストを描いてみたり、操作マニュアルをボランティアで作ってみたり、試行錯誤していました。そのうち、私って文章を書くのが好きみたいだなと気づき、ホームページを作って日記を書いているうちに、日記の常連読者さんが自分の会社の仕事をくださって、本格的にライターとして活動することとなりました。
 よく誤解されるんだけど、もともと書く仕事をしていたわけでもないし、パソコンにも詳しかったわけじゃないし、専門的に勉強したわけでもないです。普通のお茶くみOLで、職場結婚した、普通の専業主婦でした。でもネットがあれば、なんでも独学で学べました。

 実績ゼロからのスタートって、今はもっと大変なはず。私は、まだ主婦がインターネットでは珍しい時代だったので、仕事に出会えたのだと思います。ラッキーでした。

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

 ジルスチュワートの香水。バニラのいい香りが、気分転換になります。食欲を抑えたいときは、ハンカチにシュッとして、顔をうずめます。不思議と余分な食欲も収まります。


(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は?

 3年前に離婚して子どもと一緒に家を飛び出したので、今住んでいる家はそのとき転がり込んだ実家です。でも来年3月に独立します。実はマンションを買ったんですよ。まだ建築中だけど。私の仕事部屋も確保できるので、すごく楽しみなんです。

(4)得意な家事、ニガテな家事は?

 得意なのは部屋の模様替え。模様替えのついでにバザーやらなにやらで、一気に不用品を処分してしまいます。料理は早いのが取りえ。トイレ掃除は金運が良くなるときいて、せっせとやってます。苦手なのは高いところのお掃除です。背が低いので。

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは?

 食事ですね。自分には栄養があってカロリーが少ないものを作りますし、子どもには野菜をたくさん食べられる料理を作るよう心がけてます。子ども達は部活でたっぷり運動しているけれど、私はほおっておくと一日中パソコンの前に座ったままなので、取材や打ち合わせのない日の昼間は、スポーツジムやボーリング、エステなどに出かけるようにしています。そのため夜は遅くまで仕事…って健康的なんだかそうじゃないんだか、わかりませんが。

 あと、自分のことは棚にあげてますが、子どもの寝る時間にはうるさいです。最近、中学生達は勉強もあるので、10時まで起きていてもいいことにしましたが、それにつられて末っ子も10時頃まで起きているのが悩みの種です。

(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

 末っ子(5歳)がボーリングを始めたのですが、投げるとき、なぜか片足がぴょこっとあげる姿に、家族一同大爆笑でした。また昨年夏、家族みんなでトルコのカッパドキアという不思議な景色の場所に行ったのですが、子ども三人おんなじ顔して、奇岩の前で口をあけてぽかーんとみていたのが、とっても笑えました。

(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

 この夏休み、長男(中2)が夕方になってもなかなか帰宅しなくて、半べそかきながら自転車で探し回ったことかな。結局、友人宅にいて、6時半には帰宅してきたんだけれど、私はとんでもなく遠くまで自転車で行ってしまい、帰宅したのは8時すぎ。息子に何かあったのかも!と思うと、漕ぐ力がパワーアップしてしまったみたい。息子が帰宅したと連絡うけて、力が抜けて帰り道はのろのろだったようです。

(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

 末っ子が4歳のとき、教えてもいないのにひらがな全部読み書きできたこと。どうも兄と姉が私に内緒でこっそり教えて、驚かせたかったみたいです。また、長男長女は料理が上手で、よく私にも作ってくれます。助かってます。

(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

 娘(中1)は、見た目も性格も私にそっくりですね。長男次男はそれぞれの父親にそっくりです。血のつながりって不思議です。

(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

 新居に引っ越す予定なので、おしゃれなインテリアを揃えてみたいです。ホームパーティもやりたいなぁ。海外取材旅行にも行くつもりです。編集部には「イースター島がいいよ」とか「ガラパゴスは?」とか言われてますが、ケータイの電波が届かないところには行きません(笑)

(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

 最近は、子ども達の世代がケータイを使うようになり、子どもから学ぶことも多いです。母の目だけでなく、ターゲット世代として子どもを観察してみたり。そして私のサービスが、ターゲットの母からみても、歓迎されるものであってほしいと考えています。

 私は、事業拡大よりも、私個人の収入がアップすることを目指してます。それに一人だと、仕事を前倒しして早めに片付ければ、旅行も行けますし。…経営者の器ではないですね。ただ今までもそうでしたが、バーンと儲けなくてもいいけど、コツコツ積み上げて簡単にはゼロにならないような仕事を、これからも選んでいくつもりです。

(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

 イスカンダルケバブ(トルコ料理)。できれば家族で避難してトルコで食べたい

(13)好きなことわざや、座右の銘は?
 好きこそものの上手なれ

(14)ロールモデルにしている人はいますか?

 います。年上の女性で、恋愛や生き方をみてあこがれています。本人にそう言った事はないけど(笑)

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

 専業主婦でも希望すれば子どもを保育園に入れられるとか、信頼できるベビーシッターをお願いできるような制度ができれば、働きながら子育てすることへの不安は薄れるのではないでしょうか。マレーシアでは、働く女性がベビーシッターに子を預けるのは普通のことみたいです。そういう選択肢もあるといいのでは?日本人の意識改革も必要でしょうけれど。

ここからは、京太さん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)京太さんはデジモノライターをされたり、絵文字師をされたりフリーでお仕事を確立していらっしゃいますが、どういうきっかけでそのお仕事をされるようになったかそれぞれ教えていただけますか?

 デジモノライターは、iモードがスタートしたときにケータイに興味をもったのがきっかけで始めました。最初は勝手に自分のサイトでレビューを書いて公開していただけですが、それを読んでくださった出版社や雑誌社の方から、お仕事をいただいたのが最初です。スタートが早いことで、編集部に見つけてもらいやすかったんだと思います。女性を前面に出してるつもりはないですが、やはり女性の視点ということで、拾ってもらえたのかなとも思います。詳しい人、書くのが上手な人は山ほどいますけれど、ケータイ好きの情熱は負けてないつもりです(笑)

 絵文字師になったのは、メルマガライターのお仕事をしていたとき、自分の文章に自信が持てず、せめて見た目だけでも読みやすくして他と差別化しようと、メルマガを整形するようになったのがきっかけです。今ではみなさんがやっていることですが、改行を入れたり、罫線を挿入したり、楽しいアイキャッチになる絵文字を、読者のニーズに合わせて入れ込んだら、思惑ははずれ「デザインだけお願いしたい」という依頼がきて、メルマガデザインというニーズのために、絵文字を作る毎日に。メルマガデザインは一時、一人でこなせないほどたくさんの受注がきました。ケータイでのニーズも予感し、その時作ったアスキーアートを集めて、本業にしてしまいました。

(17)京太さんはご自身が得意なことや、興味のあることを上手に仕事に取り入れてらっしゃいますが、好きな仕事で食べていくことは普通はそれほど簡単なことではないと思います。
ずばりフリーランスとして自分の特技でそれなりの収入の仕事をGetしていくために必要な条件を5つお聞かせください。

 偉そうなことは言えないけれど、あえてあげるとすると、こんな感じでしょうか。

1)やりたいことはまず、やってみる。仕事じゃなくても仕事のつもりで、出し惜しみなくサイトにアップし公開しておく

2)他の人が「それって商売になる?」といっても、追求する気持ちが誰にも負けないと思ったら、信じてやってみる。特に競合のない分野はチャンス!

3)新規事業を立ち上げるとき、元手がかかるならやめておく。まずはできる範囲から。そのための勉強や努力は惜しまない。元手は自分の労働のみでまかなえば、失敗しても痛手は少ないはず。拡大や資本投入は順調に動いて稼いだそのお金でやればいい

4)やってもその時の利益にしかならなくて、あんまり面白くない仕事はやらない。そういう仕事は時間もかかるし、効率が悪い。だったら単価が安くても、好きな仕事を楽しく短時間で仕上げたほうがいい

5)自信を持って仕事を断ることができないと、結局好きな仕事では食べていけない

(18)京太さんはシングルマザーとしてお子さんを育てながら頑張っていらしゃいますが、女性としても大変魅力的だと思います。京太さんの結婚観・恋愛観などをこっそりお聞きしてみたいのですが。

 できれば離婚はしないほうがいいけれど、私の場合、二回も離婚したのは稀有な体験だったと思います。結婚したことも離婚したことも、今では懐かしい思い出。今後のことだけ言うならば、また恋愛したいですね(懲りないヤツ!)ただ、結婚は子どもが成人するまではしないと思います。もう恋愛に子どもは巻き込めません(笑)。
 ひとつだけ言えることは、結婚も恋愛も、相手の人間性がすべて。経済的にはだれにも頼りたくないです。離婚して悟ったことはそれにつきますね。

(19)お子さんと一緒に海外に取材に行ったりとてもパワフルな京太さんですが、これから将来やってみたいお仕事はありますか?またプライベートでも夢があったら是非語ってください。

 日本を拠点に、いろんな国を旅しながらネットを通じて仕事ができたらいいなぁと思っています。子どもが大きくなったらですけれどもね。また、将来においても、ケータイ端末はずっと追いかけたいと思ってます。やっぱりケータイ好きなんですね、私。ささやかな夢は、ボーリングで常にスコア100を維持できるようになりたいです。

では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

 竹之内ふうこさんに、インタビューしてみたいです。ステキなお家を見事に管理されていて、エントリーがお家の話だと、思わず読み込んじゃいます。もっと詳しく家事のこと教えていただきたいので、ぜひお話伺ってみたいです。

★京太さん、ありがとうございました。
京太さんの一瞬一瞬を前向きに何事も無駄にしない生き方に大変共鳴します。お仕事にしてもアンチエイジングにしても「楽しみながらできることをひとつひとつ本気でやる!」これが成功の秘訣なんですね。成功のための5か条はこれから新しいお仕事を開拓していく人にもすごく役立つこと間違いなしです。新居も購入されてますます輝かしい京太さん、是非またエントリーしてステキなお城もお披露目して下さいね。

◆次回は、京太さんが竹之内ふうこさんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です

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2006年09月04日

教えて!『お勧めのお掃除道具』


投稿者 本田裕美

夏、もうすぐ終わりですね♪この時期、「さびしい」と感じる人が多いのでしょうか?私は「夏大っ嫌い人間」なのでうれしくてたまりません!
春が好き。秋が好き。「すっご~く暑い」とか、「すっご~く寒い」とか苦手です。穏やかに毎日を送りたいのだ。

例えばこの夏。押入れの整理をしたかったのだけれど、そこはクーラー無しの部屋。その部屋の中で物の配置を考えているだけで、汗がダラダラ。物を運ぶと益々汗がダラダラ。ちょっと姿勢を低くして止まっていると、子供が背中に乗ってくる。そして私は馬になり汗がダラダラ。その結果、「暑くてやってらんない」ってことになり、この夏の間には無くなる予定だった「整理しなくっちゃいけない地帯」が未だに存在している我が家。

だめだ、これじゃぁ!行動しやすい季節に「やらなくっちゃ、掃除!」。古本を縛るだけで汗ダラダラの季節はもうすぐ終わりだ!行動が鈍る冬が来る前に「やらなくっちゃ、掃除!」。

ということで、本田家の9月は掃除月間ということになりました。
「忙しいを理由にせず美しい部屋を!」「無駄なものは捨てて効率の良い動線を!」

でも私、別に掃除が好きなわけではないので、物でやる気を出すしかありません。結果がすぐに見えるお掃除道具で満足度を高めていくしかないのだ。みなさんはどうですか?

私のお勧めお掃除道具・洗剤はコレです!

1.【dyson/ダイソン】掃除機/サイクロンクリーナー


☆1円~1台【dyson/ダイソン DC12】掃除機/サイクロンクリーナー/バクテリア や ホコリ の 微粒...

茜あおいさん唐土かほるさんのエントリーにも上がっていたサイクロン掃除機。私が持っているのはDC12よりも前の機種なので小さくなりません。大きいけど良いのです。よく吸うし、結果も見えるし、大満足の掃除機です。(ただ、日本の掃除機の方が小回りは利くような気がします。)


2.Frosch フロッシュ オレンジ クリームクレンザー

Froschフロッシュ オレンジ クリームクレンザー

3.FROSCH フロッシュ オレンジ マルチクリーナー

NEW!ヨーロッパで最も信頼される環境にやさしいドイツのエコ洗剤FROSCH フロッシュ オレンジ...

FROCH(フロッシュ)とはドイツのヴェルナー&メルツ社が販売している家庭用洗剤です。ドイツの30%以上の家庭がなんらかのフロッシュ製品を使っているらしいです(ゲッペルみどりさん、本当?)。驚くのは洗浄力!こびりついたガスコンロの汚れ、少しの間マルチクリーナーを降りかけて置いておくと簡単に汚れが落ちたのです。しかも使う量は少量(例えばマルチクリーナーの場合、20ml(約大さじ1杯)を5リットルの水で薄めて使用)でOK。香りもGOOD!そしてこのフロッシュ、排水後19日間で98%が河川に負荷を与えない安全な物質に生分解され自然に戻る界面活性剤を使用している環境に優しい洗剤です。こんなに落ちるのに手荒れもありません。大好きな洗剤です。


4.さらし(布)

蛇口などの金属部分を乾いた布でゴシゴシ磨くと、ホテルの蛇口のように輝きます!始めてやったときこの輝きに感動してしまい、はまってしまいました。乾いた水滴の後を見たら即効でゴシゴシ(本当に強くゴシゴシ)してます。


皆さんのやる気を沸かせる、お勧めのお掃除用品・洗剤・方法・家族を手伝わせる方法etc・・・を教えてくださいっ。体や心のお掃除でもOK!

今から盛り上がれば年末の掃除は楽になるかもっ。


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2006年08月30日

vol.86:トラックバックテーマは「出張で泊まってよかったホテルは?選択ポイントは何?」


投稿者 村山らむね

先週までのテーマの、「夏バテしてます?夏バテ回復の切り札は?」には、さまざまな工夫や知恵が寄せられて、たいへん参考になりました。夏バテ気味の私にはありがたい情報ばかり。なかでも、ゆめさんの「夏だからこそあたたかいものを」というコメントには、同意。私も気をつけよう。

さて、今週のテーマは 【仕事時間モード】

「出張で泊まってよかったホテルは?選択ポイントは何?」です。

夏休みもそろそろ終わり、これからは仕事にもフルパワー。ワーキングマザーも出張の多くなる季節かと思います。

・泊まってよかったホテル(具体的なホテル名や、どんなサービスがよかったかなど)
・選択ポイントはこんなところ(ネット接続ができる、部屋のエステができるなど)
・どんなサイトで予約するか

など、出張ホテルについての情報をぜひぜひお寄せください。

・出張の機会はないけど、もしも会社のお金で泊まれるなら、こんなホテルに泊まりたい!

というようなコメント&TBも大歓迎!!

iconicon
そしてなんと、今回は、9月11日までに優秀なコメントもしくはトラックバックを寄せていただいた方、1名さまに、大丸ホームショッピング「おいしさ自慢.com」様より、〈帝国ホテル〉 冷凍カレーセットiconをプレゼントいたします。

(当選者の発表は、9月15日とさせていただきます。スタッフも対象になります。張り切ってどうぞ←選考作業が少々遅れています。もう少々、発表をお待ちください。)

当選者は、検討の結果、AKIKOさんの記事となりました。おめでとうございます!

●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。

http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2406

を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!

●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、入れないと投稿ができませんが、非表示ですので、ご安心ください。プレゼントのご連絡のためにも、必ず連絡のとれるメールアドレスをご入力ください

●ちなみに、私。

出張は、リラックスタイムと位置づけています。だから、エステやルームサービスが充実しているところが大好き。

今まで一番感動したのは、大阪のウエスティンホテル
ここは、5年ほど前から、部屋でエステが受けられるのです。今では、割と一般的なサービスになりましたが、ホテルのエステルームのエスティシャンが部屋に来てくれるというサービス。そのころは画期的でした。部屋のお風呂にあらかじめはいっておけば、エステを受けて、あとは、すぐ寝るだけ。私のような不精な人間には本当に極楽のようなサービスでした。

なので、私の選択ポイントはずばり、温泉やエステなどのサービスが充実していること。ネット接続は、できなければ、もう割り切って仕事しません(^_^) 。

予約は楽天トラベルで、たまったポイントを消化します。ちょっといいホテルに泊まっちゃいます。

みなさんのおすすめホテル教えてくださいね!

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2006年08月09日

教えて!『贈りたいもの・贈ってもらいたいもの』


投稿者 本田裕美

私は人に贈り物をする時、すっごく悩む。『趣味に合わない残るもの』を贈る事は避けたい。だから食べ物や日常使うモノなど、消えて無くなるものを選ぶときが多い。相手の欲しいものが分かっている場合は希望を叶えてあげるけど、ほとんどそんな楽なシチュエーションではなく、推理が必要。散々悩んで品物を決定するのだけれど「こんなのもらったら怒るかなぁ?」という不安も生まれたりする。

もちろん、相手のことを第一に考える。考えるけど、けど・・・結局、自分がもらって邪魔にならない物を選んでいる私。もっと相手をびっくりさせ、尚且つ喜ばせてあげられる物を選べる人になりたいなぁ。

こんな私が最近選んだプレゼント(お中元)は『水』。どう?どぉ?これって、ヒットじゃない?もらって邪魔にならないよね?!

ダイエット向けの水やスポーツ時向けの水とかいろいろあるのは知っていたけれど、今回のお中元を選ぶにあたって調べたところ、赤ワインと一緒に飲むのに向いている水や年齢別に向いている水が存在することを発見。「おっもしろ~い!」と食いついてしまったサイトは(株)グローバルウォーターの水広場。本当にいろいろな水があるんだね~とびっくり。成分・PH・硬度が商品ごとに紹介されていて、『ミネラルウォーターって何でしょう?』と聞かれても何も答えられない私には、目からうろこのサイトでした。

ひょうたんから水も可愛くてひかれたのだけれど、今回は世界の名水セット世界の軟水セットに決定。

送り先は毎日通っているダンスの先生だったので、送られてきた商品の写真を撮らせてもらっちゃいました。箱を開けると、ペットボトルがびっしり。

water1.jpg


なんか、ワクワクしてきた!(←やっぱり、自分が一番楽しんでいるのかも)

中身はこんな感じでした。

water2.jpgwater3.jpg


水を送られた感想を聞く(言わせる)と「良かった」とのこと。「2ℓ位の同ボトルがたくさん来るより、500mℓくらいのいろいろな水をもらった方が、自分に合った水を探しながら飲めるから楽しめるよ。」と言ってもらえた!

うん、よし。今回のプレゼントは成功だね。


皆さんは『贈り物選び』どうしてますか?!『贈ってもらいたいもの』はなんですか?成功例(物)、失敗談(物)を教えてください。

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ワーキングマザーに20の質問 Vol.4桜乃ゆめ編


投稿者 田村小梅

こんにちは、田村小梅です。4回目を迎えるスタッフインタビュー。
スタッフがいいとも形式で、他のスタッフの知られざる(?)素顔やプライベートを直撃するリレー企画です。 今回私、田村小梅は、憧れのスーパーサラリーウーマン、桜乃ゆめさんへインタビューします!

ゆめさんは、スリムな体と品のある優しい笑顔からは想像も出来ないパワーで、仕事や育児に邁進していらっしゃいます。サラリーマンとして、努力しながら常に上を目指していらっしゃる姿は「だらしなさを絵に描いた」私にはとってもまぶしいのですが、実は、お間抜けママアツイ人という噂も・・・?(あくまでご本人談!)
そして、一度お邪魔して以来夢にまで出そうな素敵なおうち@自由が丘に住んでいるのも羨ましい~☆
努力と馬力と、そして運の強さで、色々なものを手に入れられているゆめさんに直撃っ!
私も少しでもあやかるぞ~!!

まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

いまの会社に転職したのは、仕事をする必要に迫られたからです。それまで、実家の会社を手伝っていたのですが、不況のあおりで会社をたたみ、どうしても働く必要があったのです。
たまたま目にした朝日新聞の求人広告。無我夢中で応募したら、運良く今の会社に拾っていただけました。ちょうど転職した時期がインターネット元年で、個人的に早くからインターネットに興味をもっていて、
色々なオフ会に顔をだすようになり、知り合いが増えました。
そういう個人的な活動のおかげで、会社の中で、早くからインターネットビジネスについては桜乃さん、という風に仕事を回してもらえました。

ネットショッピング大好きなことも今の仕事にはとても役立っています♪。
ゼロの状態から新しい物を作り出すWEB企画制作の仕事は大変ですけれど、生み出した瞬間の何ともいえない達成感はやめられません。


(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

うーん。うーん。ビジネス仕様ですが、、携帯2台。(会社用とプライベート用)と、
毎年気合を入れて購入するこだわりの手帳。

●筆記具を収納できるペンホルダーがあること
●見開き1週間と月間カレンダーがあること
●六曜表示があること
●手帳を留められること
●1年持っていて楽しい手帳であること

手帳を決めるまでが本当に大変で、毎年これ!と決定するまでに何冊も手帳を購入してしまうのです。
今年は私の大好きな色をセレクション。
こだわって、手帳に差し込むシャーペンの色も同じ色にいたしました。

 

(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は? 

自由が丘のコーポラティブマンションだったから!
自分たちの思うとおりにデザインできるというのが、最大の魅力でした。
新聞広告の募集チラシをみて、話を聞きに行き、即決で決めました。
入居まで2年あまりあったので、その間に頭金も計画的に貯めました~。

(4)得意な家事、ニガテな家事は?

得意な家事 : シチュー! ← これしかない(笑)
苦手な家事 : 掃除、洗濯、アイロンかけ
         アイロンは、洗うとしわになるんだから、何故かけるんだ、と根本的な疑問を
         もっているほどに嫌い。 ハンカチはストックがなくなるまでアイロンをかけないほどの徹底さ。

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは? 

自分:最低6時間は寝る。均整に定期的にいく。
主人:やりたいことは、やらせてあげる。今はボクシングにはまっています。
子供:朝はきちんと食べさせる。


(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

3歳になったばかりの娘が、汐留の人工の川に笑いながら走って突っ込んだこと。
私は、パン屋でお買い物をしている時だったのですが、ざわざわするなぁと思って振り返ったら、「走って突っ込んだ・・・」とびしょぬれの娘を抱えた主人の姿が。。。本人はあまりの出来事にびっくりしていました。おどろくより、笑えました。


(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

今。なぜかは今後明かします。


(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

3歳になる前に、ひらがなを全部よめるようになったこと。
アンパンマンビデオの「はじめてのあいうえお」というビデオを夢中になってみて、いつのまにか読めるようになっていました。
保育園のクラスでも一番早かったです。ほんと、天才!?と有頂天になりました!!


(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

●似ているところ
おおらかなところ。怒られても次の瞬間ケロリとしているところ。とにかく笑うところ。
おしゃべりなところ。

●似てないところ
臆病なところ。・・・・それ以外思いつかない。。すばらしく両親の性格を引き継いでるわ。


(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

やってみたいこと。
一流ホテルのスイートにお泊りして、優雅に花火大会をみる。

●行ってみたい場所
家族とは、ハワイにいきたい!
子供をおいて、主人と二人でギリシャにいきたい!!


(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

あきらめない。

企画・制作の仕事をしていると、真っ白な状態から新しいものを生み出す苦しみがあります。
いいアイデアが浮かばない、満足のいくコンテンツができない、なんてしょっちゅうです。
その中で「あーもう駄目だ」「私ってアイデアないなぁ」「うまくいかないなぁ」なんて思うこともたくさんあるんですが、最後に呪文のように唱えているのがこの一言。前向きに、あきらめずにやっていると必ず運はついてくる。そう信じてます。

(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

シチュー
一番得意な料理は、一番好きな料理なのです。


(13)好きなことわざや、座右の銘は? 

ポジティブシンキング
いろいろな出来事が仕事でも、プライベートでもおこるけど、「何とかなる」という気持ちを常にもって
前向きにすすんでいけば道はひらける!って信じてます。


(14)ロールモデルにしている人はいますか?

特にいませんが、ワーキングマザースタイルでご一緒しているみなさんや、仕事やプライベートで
知り合ったみなさんがいつも私のお手本です。
自分スタイルのある女性にはいつも刺激されます。

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

子供をもっていても、自分の好きな仕事が選べる社会になってほしい。
今の自分が二人目を産むのに躊躇する理由の一つに、育児休暇をとって、復帰して、今とおなじように
自分の好きな仕事に就けるかどうかわからない不安というのがあります。
子供がいても出来る仕事はあるかもしれないけれど、それが自分の好きな仕事、やりたい仕事であるかどうかって大事な視点だと思うのです。
例えば、政府が運営する会社横断型の人材募集DBがあって、そこに自分のキャリアややりたい仕事を登録しておくと、復帰する時期に、自分にあった会社が自動的に紹介されるとか。
そんな世の中になるといいなぁ。


ここからは、ゆめさん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)以前お邪魔した時、本当に素敵なおうちに感激しました。
  おうちのこだわり、気に入っているところなど、いっぱい自慢して下さい!

ありがとうございます!
では、さっそく(笑)

●設計は20パターン以上
我が家は、コーポラティブ形式のマンションなので、与えられた空間を
自分たちの思い通りにデザインすることが可能でしたので、
部屋の間取り、階段の形状や位置も自分できめました。
設計はなんと20パターン以上出していただき、練りに練って今のレイアウトに
なりました。
予算の関係で、地下1階、1階のメゾネット構造のお部屋を選んだので採光と湿気に
一番配慮して、階段部分に大きな吹き抜けをつくり、東側の窓を大きくとりました。
20畳以上あるリビングもご自慢の一つです~。
リビングの天井も高めにとったので地下1階なのに、圧迫感がぜんぜんありません。
地下のいいところは、夏はすずしく、冬は暖かいところですね。
観葉植物もみんな元気もりもりです。

 

●大理石の玄関に間接照明が光る!
玄関からつづくワークエリアは、床に大理石をはり、足元間接照明をいれて、
雰囲気のあるスペースになっています。
夜かえってくると、足元の照明がとってもいい感じになっています。

 


●ガラス仕様の巨大リビングボード
とにかく、圧迫感がないように考え、
玄関とリビングの間には、すりガラス仕様のリビングボードを造作してもらいました。
このリビングボードの棚は、すべてガラス板にし、上部にピンライト照明をつけました。
完成するまでに、3回作り直しをしてもらった曰くつきの代物であります。
横幅2.5メートル、高さ2.5メートルもあるリビングボードなのですが、玄関との境目になる背面の
すりガラスは1枚ものにしていただきました。
苦労しただけあって、本当に素敵な戸棚ができあがりました。
コストも造作家具だったのと家具職人の方がとても良心的で、驚くほど安く作ることが
できました!


●入居前からお隣の方はお知り合い

コーポラティブのもうひとつの魅力はコミュニティ。
着工前から住民の方と家族ぐるみでお付き合いできるところです。
希薄な世の中で、適度な顔の見えるおつきあいは、とっても居心地がいいです。
先日も、マンションのPatioに子供たちが集まり、花火大会をいたしました♪

●ロケ地になりました!

マンションの全景が某TVドラマの主人公の住んでいるマンションという設定で
ロケ地になりました。ロケ隊が撮影にきていました♪


(17)子供がいると企業の中で働き続ける事はもちろん、「上を目指す」事は本当に困難だと思います。
同じサラリーマンでものんべんらだりと過ごしている私には、ゆめさんの姿はとてもまぶしいのですが、
モチベーションを保ち続けられる秘訣は何ですか??また、サラリーマンとしての夢も教えて下さい。

秘訣ですか?うーん。
基本は、今の仕事が好き!っていうことです。会社から要求されるレベルは高くクリアするのは本当にいつも四苦八苦していますが、達成感がたまらない、、というところですか。
ストレスもいっぱいありますが、会社の中で必要とされている、自分の仕事が評価されている、と感じているから自然とモチベーションが維持されているのかもしれません。

サラリーマンとしての夢は、いつまでも会社で必要とされる人間であり続けたい!ということ。
あとは、子供がいても働きたいと後輩に思ってもらえる自分になりたい!ということ。
サラリーマンとして働くことは、会社と働き手との需要と供給のバランスのもとになりたっていると思うんです。会社に必要と思われる自分でいることは働き手の義務だと思うし、働き手をきちんと評価し、処遇してくれるのが会社の義務だ思います。

まずは、会社にとって必要と思われるように努力するのは本人です。それを私が働いている姿を通して後輩につたえていきたいです。

(18)冷静沈着で明るさと強さも兼ね備えるゆめさんですが、仕事で行き詰ったり壁にぶつかった時はどう対処されますか?

私は、冷静沈着ではありません~
よく会社でも、「桜乃さんが、またキレた。」「叫んでる」とよく言われます。いわゆる「アツい人」らしいです(笑)

壁にぶつかったとき、ストレスがたまったときは、いつも主人に聞いてもらっています。私は吐き出すと、落ち着くタイプでもあるようで、それを理解している主人はいつも、まず聞いてくれて、「落ち着いた?」「大丈夫、大丈夫」「がんばれ、がんばれ」と頭をポンポンたたいて言ってくれます。家庭で癒されてます。はい。
また、会社、社外にいるメンターの方に相談することもあります。

(19)責任ある管理職としての「オン」とお嬢さんのママという「オフ」の、気持ちの切り替えポイントは?

会社のタイムカードを押した瞬間に、私はママに戻ります~(笑)
逆に、足にしがみつき泣き叫ぶ娘をおいて、ドアを一歩でれば、仕事の顔になってます。
冷たいかなぁ。。。
でもね、娘の写真は、PCに貼ってあるし、娘自慢をまわりにいっぱいしている親バカです♪

では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

いつも素敵な写真を披露してくださる大橋ゆりさん!
思春期の娘さんと接するゆりさんがとっても自然で、いい距離感をもたれていると、いつも感心しています。
ご自身で会社も運営されている多忙な日々の中での親子コミュニケーションの極意をぜひ教えてください~。




★ゆめさん、ありがとうございました!
仕事に対する真摯な想いは、まるで高額なセミナーを聞きに行った時の様にハッとさせられました。
特にこのくだり。

【会社に必要と思われる自分でいることは働き手の義務だと思うし、働き手をきちんと評価し、処遇してくれるのが会社の義務だ思います】

ついつい「子供が小さい自分」を言い訳にしながら働いてしまっていますが、その程度の意識ではリターンも少ないですよね。心機一転、頑張ります!
&自由が丘に住む夢もまだ捨ててないので、いつかご近所さんになったらどうぞよろしくお願いします♪


◆次回は、桜乃さんが大橋さんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です

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2006年07月31日

vol.84:トラックバックテーマは「夏休みに挑戦!子供と作るレシピ」


投稿者 村山らむね

先週までのテーマの、「涙、涙、夫の成長記録」には、たくさんの成長記録(爆)が投稿され、涙ぐみながら読ませていただきました。これは、いつか成長している側の主張もぜひお聞きしたいところ。きっと、成長せざるをえなかった事情が吐露されることでしょう。アーメン。

さて、今回のトラックバックテーマは  【子供時間モード】

「夏休みに挑戦!子供と作るレシピ」です。

何が悩ましいって、夏休みの子供の昼ごはん・夜ごはんくらい悩ましいものはありません。せっかくの夏休み。食育もかねて、ぜひ子供といっしょにお料理作りに挑戦してみませんか?

・こんなの作ったよ!
・うちはこんな事情で、子供がまったく料理しない

など、お子さんとお料理にまつわる話題ならなんでもOKです!!


●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。

http://www.wmstyle.jp/cgi/mt-tb.cgi/2358

を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!

●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、入れないと投稿ができませんが、非表示ですので、ご安心ください。

●ちなみに我が家の場合

去年の夏は、私にキッチンに立たせないような勢いで料理をしていた、我が娘。今年はどうやらブームは去ったようで、今ひとつ、乗り気になっておりません。ああ、唯一の取り柄だったのに。

毎日とは言わないまでも、週に2・3回は作ってくれるので、贅沢は言えませんが。

ちなみに、これから挑戦するのであれば、

・ハンバーグ(こねこねが、粘土のようで楽しいらしい。あえてタマネギは入れず、肉・食パン・卵だけで作ると、作りやすいです)

・ムニエル(小麦粉をぺたぺたつけて、焼くだけ。特に初心者の場合は、メイン料理を作るのが楽しいらしいので、簡単なメイン料理で、華を持たせる)

できるだけ、全体のお手伝いではなく、1品を全部担当させると、料理の楽しさがわかってもらえるのではないかと思います。

また、後片付けまでさせると、料理作りが嫌いになる場合もあるので、そのへん見極めてください。ちなみに我が家では、私も娘も、洗い物は大嫌い。そういうのもありかなと思います。

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2006年07月26日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.3田村小梅編


投稿者 湯河原こむぎ

こんにちは、湯河原こむぎです。3回目を迎えるスタッフインタビュー。スタッフが交代で、他のスタッフの知られざる(?)素顔に直撃するリレー企画です。 今回は、私、湯河原こむぎが田村小梅さんにインタビューしちゃいます!
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小梅さんは、「パワフル」という言葉がぴったり!お仕事を持ちながら、ご自分のお家を開放し、子育て中のママさん達のための「プチサロン(ベビーシッターつきのヨガ教室やプリザーブド・フラワー教室など)」を開いていらっしゃるのです。それを自分で考案され、実行された時、私は本当に拍手したいキモチでした(^^)//゙゙゙パチパチ
現在は、第二子の誕生をカウントダウン状態で待っているところです。

★まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?
 
現在は女性サイトの編集長&webのディレクター兼コピーライターをしています。(現在産休中)
今から6、7年前に代理店で広告制作のディレクター兼コピーライターをしていた時、最初は紙媒体だけでしたが、段々webやモバイルでの販促の機会が増えてきて、その可能性にとっても魅力を感じ、紙媒体からweb業界に移りました。     

(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

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プッチの色鮮やかな小物たち!元気が出ます。      

(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は? 

マンションの最上階なので景色が良かった事と、中央部分が「パティオ」と呼ばれる吹き抜けになっているのが衝動買いの決め手でした。買った当時はDINKSで出産予定は無かったので、「夏はビールを飲んだりバーベキューもできるね」など言ってましたが、実際はただの布団干しスペース&こじんまりとしたダンナのガーデニングスペースに。
でも夏はけっこう大き目のプールも置けるので、7,8人のお友達を呼んで遊んでます♪

(4)得意な家事、ニガテな家事は?
 
得意な家事・・・あ、ありません。ごめんなさい。
苦手な家事・・・料理・掃除(どちらも主にダンナ担当)

(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは? 

ジュースやお菓子は買わない

(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

嬉しかった事は念願の第二子妊娠です!

(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

まさに今!!
年末から1年間のダンナの留学が急に決まり、ほぼ自費のため、各方面への借金のお願いはもちろん、車を売るか!?とか金策に追われています(涙)。

(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?
 
3歳になったばかりの息子、時々異常な記憶力を発揮。数日前に家でプールをやった時に「去年のプールには蛇がいたのに、今年はいないの?」と言った時には、天才を確信しました☆

(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

髪の毛やマツゲが多毛のところは私似。かわいそうな団子っ鼻とおっとりして植物や生き物好きなところはダンナ似

(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

8月10日に第二子出産予定です。私の中で「産むなら0か2人以上」と思っていたので、ひとまずこれで自分の中で「やらねばならぬこと」は終了。(将来的には3人目も考えてますが)
なので、これから本格的に自分の仕事の仕方を模索します
「ママのための再就職応援」にも興味があるので資格も取りたいし、色々フリーで受けているwebの仕事を本格的にやっても良いし、お誘い頂いている話もいくつかあるので、「万が一のために、サラリーマンを続けなくても大丈夫」な環境の整備をしたいと思います。(全然プライベートじゃ無いですね。仕事以外の趣味も無いのでごめんなさい。。)
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(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

会社に関しては、今はペースを落としているし、やりたい事(広告制作)は出来ていないので、強いて言えば今のテーマは「業界の端っこでも、本当にやりたい事では無くても、辞めずに続ける」こと。
    
(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

梅干or鮭のお粥が食べたいです。大のお粥好きで、病院に入院するといっつもお粥、ホテルでもお粥ばかり探して食べてます。

(13)好きなことわざや、座右の銘は?
 
幸運の女神には前髪しか無い
※「幸運の女神には後ろ髪が無い」とも言うらしいですが、チャンスはすぐにつかまないと一瞬で逃げる!だから、迷っている暇は無い!ということ

(14)ロールモデルにしている人はいますか?

「女性が働く」という点で大きな影響を受けたのは、前西京銀行副頭取の銭谷美幸さんです
    
かなり昔に秘書をしていたのですが「日本にもこんなにすごい女性がいるんだ!!」と大きな衝撃を受けました。仕事が出来る女性は山ほどいると思いますが、「髪を振り乱して働くのではなく、女性はお洒落で美しくなくては」と学びました。先日第二子妊娠の事を伝えた際に、「子は宝です」と言われましたが、働くママとしても尊敬しています。    

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

今は確か第一子&第二子に対して5千円の補助ですが、(しかも所得制限あり)、それは諸外国に比べずば抜けて低いそうなので、10倍にする!そして、男性全員に半年の産休を義務付け、世の中から残業を禁止する事!    

★ここからは、小梅さん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)オークションの達人の小梅さん。「見ている人が買いたくなる演出」みたいなテクニックってありますか? 

あります!!
☆例えTシャツ1枚出品する時でも、しっかりトルソーを使って小物類(靴・バック・アクセサリーなど)も含めた全身コーディネートをさせます。(こむぎ注・トルソーとは、小梅さんのこのエントリーにも登場する「人台」です。)
☆「着回しがきくよ!」という事を伝えるために、最低2種類のコーディネートをさせ、
☆照明具合も大事なポイントです。
※なので、ものすごく体力がいります・・・
  
(17)一番好きなブランドは?

以前一緒に仕事をしてたデザイナーさんが鮮やかな色使いの達人で、それ以来「原色」に目覚めた私
そしていきついたのが、ここ数年はまっているエミリオ プッチ
色も柄も大好きです♪ただ高いのでショップで買う事は出来ず、地道にネットで目玉商品を探したり、イタリアブランド専門のショップが年に数回行うファミリーセールの「先着5人・お一人様一点限り」の様な目玉商品を早朝から並んでゲットしたり、と、努力は惜しみません。
先日も妊娠8ヶ月でそのセールに行き、Tシャツと財布をゲット!産後に早く着たいなぁ。
koume5.jpg       
    
(18)とっても「まめ」なご主人をお持ちでうらやましいです。もともとまめだったのか?結婚してから、まめになったのか?教えてください。
    
私のダンナの呼び方は結婚前から『マメちゃん』で、これは「信じられないほどマメだから」が理由。そう考えると、昔からそうだったんだろうなぁ。(と言っても私に対しては全くマメじゃないのですが)「一番の趣味は料理」「掃除も得意」も結婚前からだったので、本人の元々の性格かも。
ただ・・・本人がよくブログに「必要に迫られてやってます(涙)」と書いていますが、それもまた事実。
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こむぎ注・3点ともだんなさまのお料理です。

(19)どんな困難にぶち当たっても、必ず乗り越える小梅さん。そのパワーの源は?

私の困難は、度重なる部署廃止の憂き目やリストラ・・・ですよね(笑)?新卒時もそうだったし、第一子の産休中&生後7ヶ月での再就職も2ヶ月でリストラ・・・。ここしばらく珍しく一社に居て落ち着いていましたが、又おちおち産休を過ごしている状況ではなくなりそう。。それを乗り越える一番のパワーは、【仕事(書く仕事や広告)が何より大好き】という事だと思います。家事も出来ないし仕事は唯一かつ最大の趣味、そして「稼ぎノルマ」もあるので「仕事が無くなる」は死活問題!!

そのため、深い海の中で溺れた時に必死に酸素を求める如く、どんな状況に陥っても、自分でも驚く馬力で次の道を探し出してはいつくばって出てきます。そして、あまりに不幸な経験が多いのでリストラにも慣れてしまい、常に「左手で会社員として働きながら、右手ではスキルを磨いて次の働き方を模索(準備)する」という習慣が身についているから、何かあってもあまり動じません。
  
座右の銘も忠実に守っているし、学生の頃から「闘牛並に猪突猛進型」と言われているほどの後先考えない行動力と、元々とっても楽天家なところも影響しているのかも
  
では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

以前、家族で豪邸にお伺いした時、あまりのお洒落さにノックアウトされてしまった自由が丘在住(羨ましすぎる)の桜乃ゆめさんです!様々な困難や苦労を乗り越えながら管理職の道を進まれている姿もとても尊敬しています。



★小梅さん、ありがとうございました。いつもおしゃれで、ステキな着こなしの小梅さん。以前、お話しした時に「洋服やバッグなどは、絶対定価で買わないし、ワンシーズン使ったら、きちんとクリーニングしてオークションに出すの。その売り上げでまた次のシーズンの洋服を買うの。だからうちには、着ない洋服が一枚もないの。」とお聞きして「すばらしい!」と目からウロコの思いでした。何か買うと捨てられなくて、着ないもの、いらないものがたまりっぱなしの私。すぱっと潔い小梅さんの生活スタイルは憧れです!

◆次回は、田村さんが桜乃さんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です


   

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2006年07月11日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.2湯河原こむぎ編


投稿者 唐土かほる

こんにちは、唐土かほるです。
先月から突然始まったスタッフインタビュー。スタッフが交代で、他のスタッフの知られざる(?)素顔に直撃するリレー企画です。

第2回目は私、唐土が「シネマ・こむぎスタイル」でいつも素敵なシネマレビューを書いてくださっている湯河原こむぎさんに直撃~!

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●まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

以前、「40代の仕事探し」というエントリーにも書きましたが、約2年の専業主婦期間を経て、現在は「派遣」というスタイルで働いています。私の希望は、1.土日が休み。2.毎日行かなくてもいい(扶養控除範囲内)。3.勤務時間は、9時~5時くらい。4.家から30分程度。・・・でした。その希望にぴったり合っていたのと、自分の今までの経験が生かせることが主な理由です。

仕事についてみて、今感じることは・・・

仕事上では・・・詳しくは書けないのですが「家族を持った時に、だいたいの方々が『一番の夢』と考えている事をかなえる」時のお手伝い(ほんの一部のお手伝いなのですが)をする仕事なので、「もう、すぐそこにあるしあわせに手が届く」うれしそうで輝いた笑顔の方々と接することができて、私までとっても幸せです。

自分の暮らし的には・・・週に3日程度の出勤なので、平日に一人の時間が持てるのが最高に幸せ。空いている「平日午前中の映画館」に行くのと「雨の日にお昼寝」するのが、最高の贅沢~。


(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

hintmint.jpg

フリスクやミントキャンディーやガム。・・・気分転換や口をさっぱりさせるため。フリスクとガムはケースに入れて。「HINT MINT」は、ちょっと粒の大きいフリスクみたいな感じ。ケースがおしゃれなので、ソニプラに行ったら必ず買います。小さいケースは、「日航東京」に泊まると、お部屋においてあります。有料ですが。

dslite.JPG

デジカメ、DS Lite、iPod shuffle・・・デジタルな私。デジカメは毎日の生活に欠かせません。どんなものでもパチパチ撮ってます。DS Liteは「おいでよ どうぶつの森」のカブ価を前場・後場確認するため持ち歩いています。はいはい、おっしゃるとおり、私はばかものです。iPod shuffleは、夫と娘から去年のお誕生日にもらいました。夫が「ガム仕様」にしてくれました。かわいいでしょ?でも、今はiPod nanoが欲しいの。



(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は? 

結婚して、二年目のある日。住宅展示場というところに初めて行ってみました。アパートに住んでいましたが、別に家を建てる予定があったわけではありません。「ステキ~。こんな家に住みたいね~。」と二人で歩いていたけど、ものすごく子どもっぽく見える私達は、誰からも声をかけられなかったの。そんな中、唯一、三井ホームの営業マンの方が声をかけてくださって「この家を建てるとしたら月々いくらくらい払えばいいか計算してみますね。ぜんぜん買う気とかなくてもかまいませんから。」と計算してくれました。そしたら、今の家賃とそれほど変わらない金額で建てられる事がわかったので、それからとんとん拍子に話は進みました。

そう、私達は25歳(1986年)で家を建てました。スタッフは、営業の人も現場監督もインテリア・コーディネーターの方も、全員20代でしたので(設計の方だけ30歳)、話しやすく、とても楽しい家作りでした。新築を機に義父母と同居しました。

ところが、それからちょーバブル景気になりまして、金利もぐんぐん上がりました。7.6パーセントとか8パーセントという、べらぼうな金利になりまして、大変でした。二人で働いていたし子どももいなかったし、バブルの時はお給料もボーナスもどんどん上がりましたから「返済が出来なくて大変」という事はなかったのですが、払っても払っても利息ばかりで、元金がぜんぜん減りませんでした!ほんっと今借りる人って幸せです。金利が低くて。

途中で一部繰上げをして借り替えました。現在固定金利10年3.9パーセントのローンを払っています。あと一年で完済です。みなさん、10年固定って長すぎます・・・。10年あったら、上がったものも下がったり、下がっていたものも上がったり、長すぎてちょっと予測不可能です。


(4)得意な家事、ニガテな家事は?

得意なものは一つもありません~。好きなのは「お裁縫」。子どもに持たせる袋物とか、小物を作るのが好きです。

苦手なのは、断然お掃除。誰かやってくれ~。


(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは? 

お魚があまり好きじゃないので、お肉ばかりに偏らないように気をつけています。野菜をたくさんとるようにしています。生野菜はもちろんですが、火を通した野菜だといっぱい食べられるので、スープや煮物・焼き物に野菜をいっぱい使います。

それから、先輩から譲り受けた「カスピ海ヨーグルト」をきちんと育て、ほぼ毎日食べています。ヨーグルトを食べ続ける事で、娘の花粉症は格段によくなり、やせすぎだった夫(174センチ52キロ)は、胃腸が丈夫になって60キロになりました。

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(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

なんだろー、映画見たり、テレビでお笑い見たり、いつも大笑いしているので「これ!」って言うのがみつからないなあ。

あ!私、パソコンの下に一行ニュースが出て来る「Rabbit Ticker」っていうのを登録しているの。10秒毎くらいに一行ニュースが出て、興味があったらclickすると全文が読めるようになっています。先月、「沖縄のマンション、倒壊の恐れ。駐車場に40メートルの亀」って出たから「え゛ーっ!40メートルの亀ってどんな亀?!」と思って、私の頭の中には、ものすごいでっかい亀がマンションに襲いかかる図がピカッと思い浮かんじゃったの。で、clickしてみたら・・・「那覇のマンション、倒壊の恐れ 隣接駐車場に40メートル亀裂」だって・・・。それを夕飯の時に報告したら、夫と娘に大爆笑されました・・・。「思い出」ではないですね。すみません。


(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

んー、冬に順番に風邪をひいて、かわりばんこに寝込んで、うどん・雑炊・鍋のローテーションが何日も続いた時はつらかった・・・。病人以外・家族以外の人に会いたい!外の空気が吸いたい!と思いました~。でも、おかあさん、頑張ったよ(・_・、)


(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

好きなことへの興味がとても深い子です。映画のBGMなど、メインテーマ以外の曲も、ものすごくよく記憶しています。最近では「ゲド戦記」の挿入歌「テルーの唄」。今でこそ、もうすぐ公開なのであちこちで聞きますが、一回だけ予告編で観て聞いただけなのに、どこかでかすかにかかっていても「これ『ゲド戦記』の曲だ!」ってすぐわかるの。クイズやバラエティ番組のBGMにちょっとだけ使われていても「これ、ハリーポッターで、ハグリッドがクリスマス・ツリーにする樹をひきずってた時の曲だよ。」とか「Bellagio(ラスベガスのホテル)の噴水ショーの時の曲だ。」とか。・・・んー、その記憶力をちょっとはお勉強にも生かしてほしい・・・と思う母である。

それから、私がちくちく何か作るのを見ているせいか、小さい時から、まね事でお裁縫をしていました。写真は娘が作ったぬいぐるみと、5年生になって「自分のお裁縫箱」を初めて持ったうれしさで「おかあさん、これ何か入れるのに使って!」と、私に作ってくれた布袋です。切りっぱなしの布をちくちく縫っただけなので、何も入れられないのですが・・・ヾ(*゜▽゜*)ノ

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(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

私と夫は「人と同じ事が嫌い」、娘は「人と同じでないといや」

娘は義父にそっくり!とよく言われます。・・・がっかり・・・。

娘の歩き方が「こむぎにそっくり!!」と言われます・・・ビミョー・・・。


(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

やってみたい事は「ネット株」!一月ごろ「絶対ネット株始めようっと!」と勉強していたら「ライブドア・ショック」がっ!先月、何年もやっていた「純金積み立て」を解約したらけっこう儲かったので、それを元手に「今度こそ!」と思っていたら、今度は村上ファンド・・・。神様が「今はやめておけ」って言ってるのかな~と・・・。

行ってみたい場所は、フィンランドのヘルシンキ。「かもめ食堂」がとってもよかったので。←単純。


(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

自分が「その時」(上に書いた「夢をかなえる時」)に知りたかった事を、お客様にていねいに伝える事。月並みですが「お客様の立場で考える」という事です。


(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

んーと、いっぱいあって選べない・・・かもめ食堂のおにぎり。かな


(13)好きなことわざや、座右の銘は? 

★人生に無駄な事はひとつもない!
とっても嫌な事も、悲しいことも、一つ一つに意味があるのです。「不妊」を経験した事も、車に放火された事も、アパートの部屋に放火された事も、今となってはいい経験でした。あんまりそんな事、経験する人いないもんね。

★「やってしまった後悔」よりも「やらなかった後悔」の方が深い
たとえば、女優になりたい人がいるとします。オーディションを受けたら落ちました。「ああ、私には向かなかったんだわ。」ってあきらめる事ができます。(もちろん、落ちても、受け続ける事、勉強し続ける事も大事です。)でも、女優になりたいと心で思うだけで、行動は何一つ起こさずに、結局は普通の人になる。・・・そして「あの時、オーディション受けていれば、私の人生ってこんなもんじゃなかったはず!」そんな後悔をしながら生きるのはいやなのです。だから、興味がある事は、とりあえずやってみようと思ってます。「やってみたらだめだった。」そんな事もよくあります。だけど、「やりもしないであきらめる」のは嫌なんです。


(14)ロールモデルにしている人はいますか?

特にいません。。。仕事だけバリバリではなくて、家庭も「あたたかく」「やさしく」充実させている人に憧れます。


(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

そうですねえ、各会社に保育室があるといいかな。中小企業の場合は地域で共同して・・・とか。電車の駅に全部あるといいですよね。先日テレビで「24時間保育園」の事をやっていました。もっと増えるといいですよね。

それから、「みなさん、じじばばと同居しましょう」。究極の「保育園」です。経験者の私としては精神衛生上、あまりオススメは出来ませんが、とにかく、長期のお休みでも、病気でも、預け先や、子どもの食事の心配が不要です。


●ここからは、湯河原さん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)子連れ映画館デビューの思い出を語ってください

小さい頃は、短編のビデオを家で見せていました。「となりのトトロ」を、最初から最後まで飽きずに見る事ができるようになった時に、「そろそろ映画館デビューしてもいいかな?」と思いました。その後、かなりキモチワルイにょろにょろが出て来る「もののけ姫」も、全部見れるので、年長さんの夏休みに「千と千尋の神隠し」で映画館デビューしました。「映画って大きくてすごいね~!」とびっくりしていました。今は、映画と映画館が大好きです。


(17)お子さんにいつか観せたい映画って何?

大好きな「カサブランカ」かな。大人になったら観てほしいです。


(18)ル・クルーゼもお気に入りのこむぎさん、ル・クルーゼを使った最も簡単料理を1品教えてください。

ル・クルーゼと平野由希子さんの本を同時に買ったので、平野さんの本に載っているお料理を作ることが多いです。平野さんの本は材料がシンプルで、家にあるものですぐに出来ます。一回目は本の通りに作って、二回目からは自分のアレンジを加えます。

その中で「新じゃがとにんにくの揚げ蒸し煮」というのがあります。本では、じゃがいもとにんにくだけなのですが、私は、他に玉ねぎ、ベーコンも加えます。そして、にんにくは1個全部入れます。ひとかけずつにパキパキはずして、それを全部。出来上がるとにんにくが「ほくほくとろーり」最高においしいです。でも、臭いので必ず金曜日に作ります。☆⌒(*^-゜)b

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(19)家族旅行はドライブ派のこむぎさん、家族ドライブでの面白エピソードを教えてください

去年の10月に長野の友達のところに、りんご狩りに行く時の事。前日の夕方出発して、諏訪湖SAの温泉に入って、駐車場で寝て・・・って計画立てていたら、諏訪南から岡谷間が事故で通行止めになりました!諏訪湖は通行止め区間だから温泉探さないと。小淵沢で降りて下道をうろうろ走行して、温泉を探しました。でも、計画通りに進まないっていうのも楽しかったです。


●では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

いっつも大胆でユニークで抱腹絶倒の田村小梅さん! 私、だんな様のブログも楽しみにしているんです。


----------------------------------------------------------------------

★ありがとうございました。「人生に無駄な事はひとつもない!」・・・同感です。
映画が大好きで、ル・クルーゼをこよなく愛し、デジモノにも目がないこむぎさん。そのかたわらでカスピ海ヨーグルトを育てたり、ちょこちょことお裁縫をしたり・・・う~ん、生活を楽しんでいらっしゃる姿に憧れます。それにしても、もうすぐローン完済とは驚き!(今回の質問者:唐土かほる)

◆次回は、湯河原さんが田村さんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です

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2006年07月03日

教えて!『お気に入りの料理本』


投稿者 本田裕美

だんだん暑くなってきましたね。夏だ・・・ナツが来るぅ。紫外線アレルギーの私にとって辛い時期です。

夏は何が食べたくなりますか?カレー?おそば?我が家は冷奴とか、サラダとか(←料理です)のさっぱり系が多く登場します。つまり低カロリーの食事。体のラインが気になる季節だし、主人もさっぱり系が好きなので、(夏場は特に)低カロリーの料理本の登場回数が多くなります。今日は、我が家の登場回数の多い2冊の『低カロリー』の料理本を紹介しますね。

以前にも紹介しましたが、まずはコレ。

大満足の600kcal

大満足の600kcal

この本は「主菜2品+副菜+ご飯、全部で1食600Kcal」の料理を紹介している本です。食卓が薄い色ばかりだと淋しくなりません??(たとえて言うなら・・・ツナみたいな色)この本の料理は、見栄えが「ダイエット食」ではないのです!こぉ~い(スタミナ系の料理を感じさせるような)茶色のソースをかけた料理が紹介されていますが、そのソースの正体は「煮詰めた黒酢(+α)」だったり、クリーム煮を少量の生クリームで作ったり。この中で紹介されている「大根とえびのシュウマイ」が絶品!大根が好きではない子供がバクバク食べてます。

もう一冊は

みうたさんのノンシュガーおやつ―ダイエット派から自然育児派まで


みうたさんのノンシュガーおやつ -ダイエット派から自然育児派まで-

クッキー・ケーキ・パン・冷たいお菓子などが紹介されている本です。野菜、果物、ドライフルーツ、ゴマ、ナッツ等の甘さ+蜂蜜を使ったおやつが紹介されています。シンプルで、素朴。卵も牛乳も使わないおやつです。はっきり言って見栄えは派手ではないけれど、出来たおやつからは(例えば)野菜そのものの甘が感じられます。泡立てなどの作業は必要がないレシピなので子供でも作れちゃうくらい簡単。私は「チベットの香りパン」が大好き。冷蔵庫で一晩かけてゆっくり醗酵させるレシピで、砂糖は使わず煮詰めたりんごを使用。優しい甘さが感じられるパンなのです。

『みうたさんのノンシュガーおやつ』は電子ブックで購入することもできます。


子供の好きな料理とか旦那様に評判のいい料理とか、ご自分が作りやすい料理とか、夏に関係なくってもOK。ぜひ、ご家族のお気に入りの料理が載っているお気に入りの料理本を教えてください!おいしい料理で暑い夏を乗り切ろう!

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2006年06月26日

ワーキングマザーに20の質問 Vol.1唐土かほる編


投稿者 fellow

葉山るかです。
突然ですが、今回から、スタッフが交代で、他のスタッフの知られざる(?)素顔に直撃するリレー企画をスタートすることになりました! 

第1回目は、部下を抱える管理職の仕事の傍ら、かわいい双子のママでもある、とっても頼れる安定感のある、あの方です。ボケたらすかさずツッコんでくれるのはさすが関西人。・・・そう、唐土かほるさんです! 

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●まずは共通質問(計15問)です。

(1)いまのお仕事を選んだ理由は?

関西で情報系の仕事がしたくて、情報関連の財団法人に 15年前に転職したんです。「お給料は財団をバックアップしている私鉄会社から出るよ」と聞いていたのですが、数年後、気が付いたら、 本体の私鉄会社の仕事をしていました。あれれ・・・。

でも結果的には、本社で情報関連の業務につくことができていて、満足しています。 (「会社の本流」からはちょっと外れていますが・・・)


(2)バッグの中に必ず入っている、自分ならではのアイテムは?

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チョコレートやキャンディーです。甘い物が切れると死んでしまう体質なもので(^^;)。今、はまっているのは写真のコレ。チョコもグミも大好きな私に大満足な商品です。

それから・・・チョコと一緒に写っているアンパンマンのポチ袋。ちょっと前に双子の一人がくれたものです。中に50円玉が入っているそうです。 「ママ、これお守りだから、カイシャに行く時、ずっと持っててね。そして誰にも言わないでね」 ですって。あっ、言っちゃった。


(3)いま住んでいる家を選んだ最大の理由は? 

8年前にマンションを購入しました。
マンション購入を検討していた当時、私のハートを射止めたのは、とあるマンションのキャッチコピー。

「空中楽園主義」 。

8階建てのマンションで、なんと最上階には個宅専用の屋上が付いているのです。そして、南向きのベランダは10m×2mという広さ。近辺に高い建物がないので、見晴らしはなかなかです。

まさに「空中楽園主義」!

迷わず最上階を購入しました。 以来、屋上は特に夏場、大活躍しています。

近くで花火大会がある時は友人たちを呼んで、バーベキューをしながらビール片手に花火見物。30人ぐらい集まった時もありましたよ。

ビニールプールも200cm×200cmの大型プールを購入し、夏休みになると双子が毎日のように水遊びをしています。これだけ大きいと、大人もゆったり入れて、結構楽しめます。 おかげで双子はあせも知らずで育っています。


(4)得意な家事、ニガテな家事は?

子供が生まれてから発見したのですが、実は私「洗濯かーちゃん」でした。洗濯だけはせっせとやってます。「明日は雨」という予報を信じて、洗濯をしなかった翌日、予報がはずれて晴れてしまうと「もったいない~」と思ってしまうほど。

ニガテは・・・料理です。学生時代から自炊をしていたので、全くできないわけではないのですが、家族からは不評です。私がたまに張り切って作ると、みんな無言でモクモクと食べます。おいしいとも不味いとも言わずに。・・・ショックです。


(5)自分&家族の健康維持のために気をつけていることは? 

子供については

朝ごはん は必ず食べさせる

私自身については

・疲れた時は睡眠をとる(休日、子供のブーイングにも負けず昼寝に努めることもあります)
コエンザイムを飲む(私にとって唯一効き目を実感できるサプリ!)

夫については

・・・・・・ あれっ? 何もしてないような・・・? 反省です。

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(6)過去一年間で一番笑った、家族との思い出は?

幼稚園で流行りだした「おたふく風邪」がきっちりうつった双子。長女→次女と、続けざまにかかりました。

二人ともよくなってから、長女がこんな告白を。

「『おたふく』って『お祭り』のことやと思っててん。幼稚園で先生が『今日は○○ちゃんが、おたふくでお休みです』って言うたびに、『いいなぁ・・・浴衣着て行ったんかなぁ・・・』って思ってたん」

自分自身がおたふく風邪にかかり、耳の下が腫れてきて、父親から「あっ、おたふくや」と言われて初めて「『おたふく』って病気なんや」とわかったそうです。

おたふく風邪が治って登園してきたお友達が「『おたふく』やってん」と言うたびに、「いいなぁ」「私も行きたいなぁ」とひそかに思っていたという娘の勘違いがおかしくて、愛しくて、夫婦で大笑いしてしまいました。


(7)過去一年間で一番大変だった、家族との思い出は?

昨年11月に夫が交通事故で右肩を負傷しました。半年たっても治らず、今年5月に手術することになり、約1ヶ月入院。

専業主夫の夫が不在の間、双子の世話をするために、九州から私の両親が出てきてくれ、我が家は「プチ実家状態」に。

幼稚園の送り迎え、買い物、晩御飯の用意、双子の入浴・・・と全てやってくれたので、夫がいる時よりも楽だったハズなのですが、精神的にはなぜかしんどかった。

夫の入院中、「パパに会いたい」「パパじゃないといや」などと双子は一度もぐずらなかったのですが、今振り返ると、やはり情緒不安定だったように思えます。

飼い犬まで、夫が退院してきた夜は安心したのか爆睡し、翌朝は寝坊までしてました。(こんなこと初めて!)

実の親ですら、もう「家族」ではないんだなぁ・・・と思った次第。どこか気を遣ってしまうんですよね。お互い気疲れしていたように思えます。 と同時に、私の家族は夫と双子と愛犬なんだと再認識しました。


(8)うちの子、かわいい~!とか、うちの子、天才!? と思った最近の出来事は?

二人とも絵を描くのが大好きで、鉛筆・色鉛筆・クレヨン・絵の具・・・などなど、いろんなものを使って、いろんな絵を描いています。

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天才!というほどではありませんが、たまーに「おー、これはなかなか素敵」と思える絵を描くこともあって、嬉しくなります。

小学生の頃、図画工作が苦手だった私は、絵の出来・不出来よりも、絵を描くことを楽しんでいる二人が何よりうらやましいです。

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(9)お子さんが、親に似ているところ、似ていないところは?

【私と長女が似ているところ】 どこででもすぐに寝てしまうこと。車でドライブすると、すぐにうつらうつらとしてしまいます。

【夫と次女が似ているところ】 何度注意しても、靴下を裏返して脱いで、そのまま洗濯機にほうりこむところ。いつも洗濯が終わってから気が付き、怒り爆発!

【家族全員似ているところ】 全員おしゃべり!我が家は犬まで「うぐぐぐぐ」と時々しゃべります。

【私と双子が似ていないところ】 私は「片づけ魔」なのに、夫と双子のB型三人組は「片づける」ことが苦手で、何かするごとに部屋が散らかっていきます。週末は怒り爆発!


(10)今後一年間で、プライベートでやってみたいこと、行ってみたい場所は?

絶対、絶対、東京ディズニーリゾート! 双子が幼稚園のうちに、デビューさせたいと思いつつ、いまだかなえていません。今年度中に絶対行くぞ!


(11)最近の、仕事上でのmyテーマは?

数字に基づくマーケティング志向 ・・・日々、勉強ですね。


(12)日本が沈没するとしたら、最後の晩餐に何を食べたいですか?

万が一、生き延びることができた時のために、腹持ちのいい「お餅」をおなかいっぱい食べておきたいです。できれば大好物の「きな粉餅」で。(往生際が悪すぎますか?)

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(13)好きなことわざや、座右の銘は? 

Time will tell.

ついつい目先の評価や結果を気にしてアクセクしてしまう自分を戒めるために、そして、思いどおりに行かずイライラしてしまう時などに一人でつぶやく言葉です。 時間が経てばわかること、時間が解決してくれること・・・ってありますよね。


(14)ロールモデルにしている人はいますか?

う~ん・・・ 憧れる人は男性・女性ともにいますが、「ロールモデル」として考える人は今のところいません。これが成長しない原因の一つかな?

(15)ずばり、出生率が上がる(=子供を産みやすい社会になる)ために、何が必要だと思いますか?

国民皆育児体験!
家の中にも、隣近所にも赤ん坊がゴロゴロ生まれていた時代と違って、今は子育てや子守の体験をすることが極端に少なくなっていると思います。

かくいう私も自分が出産するまでは、おしめの1つも替えたことがありませんでしたし、子育ては未知の領域でした。

会社で「子供を風呂に入れたことなんか一回もないわ」と言い放つ男性諸氏もいます。

子育ての大変さを子供を産んだ女性しか体感できない状況で、いくら制度の充実やサポートの充実を整備していっても、本当の運用には至らないと思うのです。

そこで「徴兵制度」のように、二十歳を過ぎたら、国民全員、何年かに一回、「育児サポーター」として徴兵され、1ヶ月ほど育児まみれの生活にひたらせてはいかがでしょう?

国民全員に子育ての大変さを実感してもらい、同時に子育ての楽しさも感じてもらえるようになれば、いろんなことが劇的に変わると思うのですが・・・馬鹿げてますか?

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●ここからは、唐土さん宛の、パーソナル・クエスチョンです。

(16)忙しいなか、ブログを毎日更新できる秘訣は?

家族が寝静まっている明け方を更新時間と決めています。目覚まし時計は愛犬ルーク。冬は6時頃、夏場になると4時半頃から起こしにきます。早朝って、回線もサーバーも込み合ってなくて更新には快適ですよ。

「1日も休まない!」と決めてしまうとダメなタイプなので、「会社に行く日だけ更新する」ことにしています。とってもサラリーマン的でしょ? こうやって更新する時間をあらかじめ取っておき、日課にしておくと、意外に続くものです。書くことがある時に・・・時間がある時に・・・と思っていると、私の場合、ズルズルやらなくなりそう。

ネタも思いついた時に「ネタ帳」にメモっています。その中から毎日、1ネタずつ書いています。

以前は朝がニガテだった私ですが、ブログに寄せられるコメントを読むのが楽しみで、毎日、早起きすることができるようになりました。 他のことは、どれも3日坊主の私です(^^;)


(17)双子ちゃんならではの大変さ、楽しさとは?

今振り返ると、双子が赤ん坊の頃は人間の暮らしではありませんでした。親の方は生きているのがやっと・・・という状態。

でも、3歳を過ぎたあたりから、やっと人並みの暮らしに戻りました。ブログ「双子日記」を書き出したのも、その頃からです。

最近では二人で遊んでくれるので、かえって楽になりました。3歳頃から、夜も添い寝なしで二人で寝てくれます。

同じ月例の子供が二人いると、親は客観的になれるもの。成長がやや遅れても、性格的に悩ましいことがあっても、 「子供はいろいろ」と思うことができるのは双子ならでは、ですね。

ケンカも派手ですが、同じ月齢だからか、生まれた時からずっと一緒だからか、双子はものすごく仲良しです。二人の結びつきには親が入る余地がないように思えることも。

そんな二人が仲良く遊んでいるところを見るのは至福の時です。


(18)仕事でここぞという日に着て行く勝負服とか、小物などのアイテムを教えてください。

「勝負小物」ではありませんが、双子が生まれた年のクリスマスに自分で買ったエルメスの腕時計を毎日、出勤時に身につけています。「自分へのご褒美」のつもりで買ったのですが、ひそかに私の宝物です。

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「ここぞ」という時には・・・パワーストーンをあしらったイヤリングを化粧ポーチにいつもしのばせていて、耳につけたり、ジャケットのポケットに入れてプレゼンにのぞんだりすることがあります。効き目?ありますよ。
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(19)管理職ならではの醍醐味や大変さとは?

私が突然1週間程度休んでも、通常業務がつつがなくまわること。そのためにも普段から、「あんたを信頼してるで」という姿勢を見せること、仕事の権限委譲をある程度しておくことが大事かな?

上司よりも部下に気を使うことが多いです。部下は信頼以外の何ものでも攻略できません。そして、最後に仕事で成果を出してくれるのは上司ではなく部下です。部下が達成感をもって仕事に取り組めるよう、配慮したいと日々思っています。

人間、「気ぃよく仕事する」ことが最も大事なことだと思っているので。 なーんて言うとかっこよく聞こえますが、本当は私があまりに頼りない上司なので、みんな「自分がやらねば」と奮闘してくれているだけかも知れません(^^;)。


●では、最後の質問です。

(20)次の人を指名してください!

「シネマ・こむぎスタイル」でいつも素敵なシネマレビューを書いてくださっている湯河原こむぎさん! 癒し系の回答に期待してます(^^)

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★ありがとうございました。“Time will tell”って、いい言葉ですね。
部下への信頼と、家族への愛情。仕事もプライベートも、きっとかほるさん自身がムードメーカーとして存在するからこそ、より楽しく充実したものになるんだろうなと思いました。「国民皆育児体験」にも賛成! (今回の質問者:葉山るか)

◆次回は、唐土さんが湯河原さんに質問します。お楽しみに!
◆この質問を使ったブログのトラックバックも、歓迎です。

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2006年06月12日

新スタッフが4名登場です!!


投稿者 村山らむね

ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]にまたまた、超強力な4人が登場しました!

●ゲッベルみどりさん
一足先にデビューいただいたのが、みどりさん!旦那様はドイツ人で、国際結婚&ミュンヘン在住のワーキングマザーです。ワールドカップでドイツが注目される中、ミュンヘン便り、楽しみにしています!

●雅薫子さん
お嬢さん3人のお母さん。アロマテラピストとしての知識ももちろんのこと、多岐にわたる好奇心に裏打ちされた楽しくそして、雅な記事に乞うご期待!

●本田いくさん
PR会社におつとめの、独特の感性が魅力的な本田いくさん。ちょっとビターな論評など期待してしまいます!

●松長みんさん
可愛いイラストがとっても魅力的なみんさんは、お料理のブログやメルマガでも大人気!イラストはもちろん簡単でおいしそうなレシピが待ち遠しい!

この4人が入ってますます楽しく充実したワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]をよろしくお願いいたします!

「わたしもぜひスタッフに!」という方は、近々メルマガにて応募の詳細をお伝えしますので、お待ちくださいね!

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2006年06月09日

教えて!『紫外線に打ち勝つグッズ』


投稿者 本田裕美

梅雨に入ってきましたね。梅雨が明けたら、次は夏!秋・冬・春に増えた体重をリセットするためにも、私にとって夏は必要なんだけれど、デモ、夏は苦手です。暑さが苦手なのではなく、紫外線!強い紫外線に当ると、すぐに真っ赤になり、かゆくなるっ!。辛いっっ!。一番ひどいのは首で、次に胸元、そして腕。毎年、皮膚科に駆け込み軟膏をもらっています。私は紫外線アレルギーなのだ。なので、夏の格好は「お見事!」と友達に言われるくらい、体を覆っています。

そんな私に欠かせないもの、それは日焼け止め


化粧の下地にはオールシーズン日焼け止めを利用していますが、夏になると資生堂 アネッサ パーフェクトスムースサンスクリーンEXが登場。これは専用のクレンジングがいらないタイプ。

【アネッサ】パーフェクトスムースサンスクリーンEXSPF50+・PA+++ 60ml 顔用・からだ用

海、プールに行く時は水に強い金色パッケージの資生堂 アネッサ パーフェクトUVサンスクリーンEX


資生堂 アネッサ パーフェクトUVサンスクリーンEX 60ml


日に当る時間・その日の天気によってはSPF値の低いものに変えていて、そんなに強くないかな・・・と思う時はSPF30の資生堂 アネッサ タウンユースサンスクリーンNa

 タウンユースサンスクリーンNa SPF30+・PA++ 60g 顔用・からだ用

ちなみに、日焼け止めに書かれているSPFとはB紫外線から肌を防ぐ強さを、そしてPAはA紫外線から肌を防ぐ強さを表しています。場合に合ったSPF値・PA値の日焼け止めを使い分ける方が肌に良いらしいですよ。資生堂ではこのように定義しています(このHPを見ると、私は強いのを使いすぎなのかな??)。私はアレルギーだけれど、肌が特別弱いわけでもない乾燥肌寄りの普通肌。そんな私が使った日焼け止めの中ではアネッサシリーズが一番良かったです。

あとは帽子、手袋、長袖ボレロ(UVカット!とされているやつ)、ストール(夏はマフラーとは言わないらしい)、サングラス。歩いて移動する時は、日傘を忘れずに。立ち話をする時は日陰の中で。

皆さんの紫外線対策方法、お勧め商品を教えてください!

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2006年05月30日

ファイナンシャルプランナー安田まゆみさんに会ってきました(5/5)


投稿者 村山らむね

さてファイナンシャルプランナーで貯まる!かんたんどんぶり家計術の著者 安田まゆみさんのインタビューインタビュー、一ヶ月にわたるこの連載もとうとう大トリ!相談者も、村山らむねが自らの恥ずかしい財政状態を赤裸々にさらして、ご相談です。

動画(正確に言うと、静止画+音声です)にてご紹介します。

今回もかなり長いのですが、がんばって聞いてください。きっとあなたのご家庭の未来が輝きます!ちなみに今回は実名での相談です。決して、その財政状態を笑わないようにくれぐれもお気をつけください(笑)。

2006_0422_190058.JPG 貯まる!かんたんどんぶり家計術

さて第5回目も個別相談です。

●村山らむねさん

・セミナーの感想

・はじめて我が家の財政状態を整理しての感想

・貯めるための、夫婦の共同作業とは?

・ワーキングマザーへの安田さんからのメッセージ

  などです。とっても元気がでる内容になっていますよ!!

 (ポッドキャスティング対応)

●Windows Media Playerバージョン
●QuickTimeバージョン
(11分)

■安田まゆみさんのホームページ

最後まで聞いていただいてありがとうございました。

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2006年05月02日

教えて!『溜まったストレスから救ってくれるもの』


投稿者 本田裕美

もう、5月。新年度の生活のリズムはできましたでしょうか??ストレス、溜まっていませんか?

私は最近、ストレスが溜まっています。その原因は自分。解決方法は自分が成長すること、コレのみ。だから逃げることもできず・・・(涙)。その結果、ある物に手が伸びるように。それは


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カフェ・ド・ショコラ ベネズエラビター(森永)。

こちらはカカオ分56%のビターチョコ。「●●デパートだけで手に入る!」といった勢いのある代物ではなく、近所のスーパーで簡単に入手できるチョコ、それが良いの。「ストレスが溜まった!」と思った時には側にあって欲しいので、簡単に手に入ってくれないと困るのだ。板チョコは残せない私にとって、1個づつ包んである点もGOOD!。いつも2の倍数個づつ、食べてます。


そして、すっごく落ち込んだ時はナイススティック(山崎パン)。


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安いのにクリームとパンがきちんとまとまっているのがすばらしい。でもこのパン、カロリーが高い!(1本で503Kcal!)。何かがはじけて「え~いっ!もう、いいやっ!」と、思った時にしか食べられません。


「肩・おへそ・背中・足」を出して踊っているから、やっぱり体型は気になる、気にしなくっちゃ・・・。
でも、体型のことなんて考えたくないようなストレスが溜まった時は、いいよね、甘いものに逃げても。


時には自分を甘やかして、そして、リフレッシュして・・・。頑張るぞ!と心に誓う(ことを繰り返している)本田でした。


みなさんの『溜まったストレスから救ってくれるもの』は、なんですか?

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2006年04月24日

vol.77:トラックバックテーマは「ゴールデンウィーク、ここに行きます!行きました!」


投稿者 村山らむね

先週までのテーマの、「おすすめの家庭用教材教えて!」には、たくさんのご意見やトラックバックありがとうございました。みなさん、働きながらもお子さんの教育に関しても、とっても真剣なんですね。勉強になりました。

さて、今週のトラックバックテーマは 【家族時間モード】

春休みに続き、「ゴールデンウィーク、ここに行きます!行きました!」です。今年は結構ながく休みをとれるカレンダーなので、遠出する方も多いのでは?ぜひぜひ楽しいご計画・ご報告を教えてください!

●ブログを持っている方は、これについての記事を書いたら、ぜひトラックバックしてください。今まで書いた記事で、関連する記事のトラックバックも大歓迎です。

http://wms.kir.jp/cgi/mt-tb.cgi/2057

を、【トラックバック先のURL】に入れれば完了です!

●ブログを持っていない方は、コメント欄にぜひコメントしてください。
匿名希望の場合は、名前の欄に、「匿名」と入れてください。
メールアドレスは、入れないと投稿ができませんが、非表示ですので、ご安心ください。


さて、我が家の場合。

たぶん、キャンプに行くと思います。あとは、お互いの実家に遊びに行くくらいかな~

ほんとは一人でホテルでエステが一番幸せなんですが。(ぼそっ)

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2006年03月26日

インタビュー第13回目は、メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン事務局長の大野寿子さん


投稿者 fellow

■難病と闘う子供の夢をかなえる。そのための種をまくのが仕事です

重い病気と闘う子どもの夢をかなえるボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」。日本事務局長を務める大野寿子(ひさこ)さんは、6人の子供がいるワーキングマザーでもあります。

4人の子供を連れて離婚し、シングルマザーとして、40歳で初めて働き始めるものの、うまくいかず自信喪失・・・。その後、現在のパートナーとの再婚が決まり、家族が8人に増えようとした頃「メイク・ア・ウィッシュ」と、運命的に出会う。そんな大野さんが、ご自身の人生の岐路で感じてきたことや、2月に上梓された著書『メイク・ア・ウィッシュの大野さん』でも書かれている活動内容について、お話をうかがいました。

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― ご出身は香川県ですね。子供時代、どんなお子さんでしたか?

大野さん:実家が商売をしていたので、みんなにかわいがってもらえて、人が好きでした! すくすく自由に自己表現ができたし、好奇心旺盛な子供時代だったと思います。

小学校4年くらいの時、キリスト教の集会が市民会館で開催されるという案内をもらったんですが、それがとてもかわいいマリア様の絵のカードだったんです。面白そうだね、とみんなで行ったら、外国人の宣教師のご夫妻とお子さんがいて。そういう初めての異文化体験が新鮮で、それ以来、そこに行ったらクッキーを焼いたり、という知らない世界に出会えて、とっても面白かった。だから、ずっと小学校のころは、教会に行ってました。中学校になると、ほかにもいっぱい面白いことができ始めて、ちょっと遠ざかってたんですけどね。

― 大学進学を機に上京されて・・・在学中は、劇団活動に力を入れてらしたそうですね。 

大野さん:今思い出しても恥ずかしいくらい、不出来な学生時代でしたね。お芝居が好きで、夢中でした。当時、劇団四季は、今のような立派な劇団じゃなくて(笑)、まだ切符売りをしなければいけない時代だったんです。私は研究所の5期生で、6期生には鹿賀丈史くんや市村正親くんがいて、もう“プロ”という感じなんですが、5期は「芝居が好き」という程度の普通の人たちで、6期とはものすごい差があるんです。私は、歌も踊りもできなくて、劇団四季ではドンビリだったと思います(笑)。お芝居は好きだったんですけれど。

― 劇団がミュージカル路線にシフトしていったこともあり、大学卒業後、結婚を機に劇団は辞めて、その後、お子さんを続けて産んでらっしゃるんですね。

大野さん:女の子が欲しいと思ったけど全然できなくて、気がついたら4人も続けて男ばっかり(笑)。・・・子育ての時期って、振り返れば、ほんのちょっとの間。でも、それは終わってみて言えることで、中にいるときには、これが永遠につきまとうのかなって感じるよね。毎日毎日、ぞろぞろぞろぞろ、悪ガキをくっつけて歩いてると、この子たちのために自分のエネルギーをすべて吸い取られるようで、4人を風呂敷でくくって押入れに放り込みたくなるような(笑)。もちろん、子育てって面白いけれど、その反面、イヤだこんな生活!みたいに思ったりもしてましたね、正直にいうと。「毎日毎日は、やめてくれ~!1週間に2回くらいにしてほしい!」って(笑)。87年に夫の転勤でアメリカに行ってからは、とにかく、子供たちに英語を勉強させるのと、学校の送り迎えのドライバーをやってるだけでエネルギーを消耗するというか・・・。まだまだ元気な年代でしたけど。


●●大野さんの年表

1951年 香川県に生まれる
1970年 上智大学文学部に進学、東京へ
    在学中は劇団四季付属の演劇研究所5期生として、芝居に明け暮れる
1973年 大学卒業後、商社マンと結婚。
    計4人の男児の母となる
1987年 夫の転勤に伴い、渡米
1991年 離婚し、子供4人と共に帰国。劇団時代の友人が経営するブティックで働く
1994年 再婚。計6人の子供の母に。
    ブティックの仕事を辞め、銀行のパート勤務への転職を考えていた矢先、
    アメリカのボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ」の活動を知る。
    日本事務所が沖縄から東京に移転すると聞き、スタッフに志願。
    以後「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン」(MAWJ)の事務局長として、
    難病と闘う子供たちの夢をかなえる活動に、精力的に取り組む。


■「こんな私でも神様は許して下さっている」とクリスチャンに

― 第2子ご出産後、洗礼を受けられたそうですが、何か、きっかけや心境の変化があったのでしょうか?

大野さん:学生時代、本当に不出来で、学校も行かなかったし、勉強しなかったということだけでなく、生活そのものが不出来だったと思うんですね。いっぱい人を傷つけもしたし、間違いも犯したし。そんな自分が結婚して、夫もいて、子供にも恵まれ、とても幸せな、平安でやわらかな生活を送っている。このような私でも、神様が、ずっと見てて許してくださってるということなんだろうなと思ったんです。そんなところから、クリスチャンになりました。

― 91年に離婚。お子さんを4人とも連れて、帰国されました。自分ひとりで経済的に養えるかどうか、という心配はありませんでしたか?

大野さん:自分でも思うんだけど、ものをあんまりシリアスに考えてないというか考えが浅くて(笑)、普通なら、まず石橋を叩くところを、すぐに渡っちゃうところがあって。とにかく、自分が全員連れて帰って一緒に暮らすしか道がない、ほかに選択の余地はない、と思ってた。周りのお友達が心配してくれて「4人もいなけりゃねぇ。ひとりかふたりだったらよかったねぇ・・・」とかいわれたけどね、だからって、誰かを手放して置いてくるなんてことは、全然、考えてもいなかったし。ただ、じつは、あんまりお金の苦労をしたことがなかったので、それがすごく大変なんだとわかってなかったの。なんか妙に根拠のない自信があって、自分はちゃんとやれるんだ、みたいに思ってて。それは過信だったと、後で気づくことになるんだけど・・・。


■40歳で、初めて働くことに。でも、“へなちょこ”でした


大野さん:日本に戻ってきた後、劇団時代の友だちが経営しているお店で、働かせていただいたんです。本当に彼女がいたから、普通の生活ができたんですね。だって、全然ろくに仕事をしたこともないのに自分はやれると勝手に思い込んでる、鼻っ柱の強い人間だった私を、何のトレーニングもなく雇ってくれて、しかも、「あなたのところはこれだけの子供を養って学校に生かせて家賃を払っていくために、これぐらいは要るだろう」という発想で、お給料をくださったんでね。その人のおかげですね。本当にありがたかった。

村山:ワーキングマザースタイルのスタッフにもシングルマザーが複数いるし、読者の方にも多いんです。なので、すごく、勇気付けられる気がします。

大野さん:でもね、その時代はへなちょこでした(笑)。仕事があまりにもできなくて。仕事ができるっていうのは、ある仕事を指示されたときに、それが仕事の全体の流れの中ではどんな意味があり、次にどうつながるのかを理解して、段取りよく進められることですよね。それが、私は全然その訓練ができてなくて、性格的にもアバウトってこともあるんだけど、たとえば、いろんな色の、たくさんのボールの数を数えて、といわれると、意味も考えず、やみくもに端から1,2,3,4,5,6,7・・・って数え始めちゃう。で、途中で電話が鳴って、それに出たりすると、ボールの数がわからなくなって、もう一度最初から数え始める羽目になる。・・・元気だし、本人も苦にならないんだけど、すっごく能率悪い(笑)。色別に数えて後で足し算したり、分類して整理しておいて、必要な時にはすぐに出せるようにしておく、というような基本的なこともできないんだから、はっきり言って、仕事ができないよね。

― 新卒の社会人1年生レベル、という感じでしょうか。

大野さん:いやぁ、幼稚園レベルね。でも、自分がそんなにできない人間だったとはそれまで思ってなくて。ちょっと努力すれば、何だって他人よりもうまくできる、と思い込んで生きてきたの。だから、できない人を見ると「要領悪いなあ」とか「トロい」「努力が足りない」と、内心軽んじてたの。表面的には仲良くしながらも、心の奥底では、非難したり、批判したり。ところがどっこい、自分がまさにそれだったと気がついて「今までごめんなさい!」と。これは本当に、自分が立ってる基盤を失くすくらい、情けなくて、みじめで・・・無力感でいっぱいでしたね。

― そのときの心境を「この経験がなければ、自分は元気なだけの、自信家のイヤなオバサンだった」と述懐されていますね。

大野さん:そうそう。その通りなのよ。根拠のない自信を持ってて、元気で勢いだけはあるから、きっと周りから見ると暑苦しい、困ったオバサンだったと思う・・・。今は、うまくできない人や失敗する人を見ても「ああ、自分もできないから、わかるよ、その気持ち」と思うようになりましたね。・・・ずっとキャパシティが広がったと思う。


■「やりたいことは決まっているんじゃないの?」の言葉に背中を押される


― 自分への自信が、粉々に打ち砕かれた。そんな経験を「あんな目に遭わなければよかった」と否定したり忘れ去ろうとするのでなく、きちんと受け止めて糧にされているのが、素敵だと思います。・・・その後、教会に通う仲間だった大野さん(現在のパートナー)と再婚されたのが、94年。

大野さん:彼は、私がアメリカに行く前から、奥さんや子どもたちと教会に来られていて。当時は「おはようございます」と挨拶を交わすぐらいの間柄で、そんなに仲が良かったわけでもなかったんだけど、私たちがアメリカに行っている間に、奥さんが、交通事故で亡くなったんですね。

メイク・ア・ウィッシュの大野さん
1238円/メディアファクトリー

(この本の大野寿子さんの印税はすべて、メイク・ア・ウィッシュの活動資金として難病の子どもたちの夢をかなえるために使われます)


― 「メイク・ア・ウィッシュ」は、世界30カ国で14万人の子供を夢の実現をサポートしてきた団体ですが、その活動内容を知り、惹きつけられ始めていた頃、じつは、すでに銀行でのパートの仕事が決まっていたとのこと。でも「やりたいことは決まっているんじゃないの」と、再婚することが決まっていた今のご主人が、背中を押してくださって。

大野さん:そうですね。この人と出会ってなかったら、MAWJの活動にも、ボランティアとして時々関わるぐらいはしたかもしれないけど、こんなにのめりこんだり、スタッフになったりはしなかったと思う。のろけになりますけど、彼と再婚するまで、こんなに自立している男の人がいるとは思わなかった。

― うらやましい!

大野さん:うらやましいと思うでしょう? ・・・前の夫は、べつに悪い人ではないんだけど「家に帰ったら、ごはんができているのが当たり前」で、自分が家事をすることはないし、休日は寝てる、というのが、彼にとって機嫌のいい状態だったんですね。私も、機嫌を悪くされるのはイヤだったし、男の人に意見を言ったり頼みごとをしちゃいけない、と思っていて、言えなかったんです。耐えて尽くすのが、居心地よかったんでしょうね。演歌みたいな。


■パートナーを育てて生かす、そんな人がいるとは思わなかった


大野さん:普段の生活って、ごはんを食べたり、掃除したり、買い物をしたり、こまごましたことが多いですよね。大野は、そういうことへの気配りがちゃんとできて、自分でもやり、それを奥さんに求めないんです。あ、ホントは求めてるのかもしれないけど、奥さんができなきゃ、自分がやればいいと思っている。「勝手にしてていいよ」と、しぶしぶ黙認するんじゃなくて、やりたいことや、やろうとしていることを応援してくれる、パートナーを育てて生かす、ということができる人なんですよね。

― パートナーの反応と協力体制によって、女性は、パートなどの残業のない仕事を選ばざるを得ない可能性大だと思います。そういう意味でも、すごく大きな出会いですよね。

大野さん:すごい大きな出会いだし、こういうパートナーじゃなかったら、ここまでやれなかったと思う。私がこういう世代だからかもしれないけど、土日に活動がある時なんかに「ごはん作ってあるから、出かけるね」と堂々とは言いづらくて、夫や家族に気を遣って、機嫌悪くならないようにしよう、とか思うんですよ。やっぱり、しぶしぶ、じゃなくて、にこやかに「うん、いいよ!」と言ってくれないと、イヤだ、という思いはすごくある。そうじゃないと、ここまで、時間やエネルギーは、割けないですよね。

― 家族があまり協力してくれなくて、やりたいことがあっても二の足を踏んだり、思い切りエネルギーを注げない・・・という女性って多いと思うんですが、パートナーがそういうタイプだと、協力的になってもらうように相手に働きかけて変わってもらうことって、難しいんでしょうかね。大野さんのご主人は、もともと、そういう方なんですか? 

大野さん:もともとそういう素養はあったんだろうけど、前の奥さんを亡くされてからの5年間という時間が、彼を育てたんだと思います。ほとんど台所に立ったこともなかった人が、中学生と高校生の子供のお弁当を作って学校に送り出す、という毎日を続けた5年間が・・・。

― 大事な人を失った喪失感の中で、日々の雑事をこなされ、しっかりお子さんを育てて・・・。尊敬します。
MAWJへの参加は「半ば押しかけで」と著書に書かれていますが、全くのボランティアでなく、お給料を少しでもいいからもらいたい、という点で、すごく粘って交渉されたんですね。

大野さん:そうそう。やっぱり、ボランティアだと自分の中に甘えが出るだろうというのもあって。「今日はいいお天気だから、休んでおふとん干そう」ってなっちゃう弱い自分なので・・・。4人も子供を連れて普通のサラリーマンのところに行くからには、さすがに何かして働かなきゃ、と思っていたし。ボランティアでやったら、それに、もし家族に迷惑がかかったときに「お母さんは好き勝手やってるからいいけど」と、ご飯ができてないとか、頼んでいたクリーニングを取りに行っていないとか、家族はふてくされて、だんだん機嫌が悪くなりますよね。活動を長く続けていくためには「お母さんは仕事だから、自分で○○やっといて」と言えるかどうかも大きいと思いました。


■「重たい仕事」と本当の意味で気づいたのは、ずっと後でした


― 「難病の子供の夢をかなえる」というのは、有意義な活動でありながら、非常に重い仕事ですよね。相当タフな心と覚悟がないと、興味だけではなかなか踏み出せないのでは、と思ってしまうのですが。

大野さん:「難病の子供の夢をかなえる」っていうと、普通は「難病の」という重たいところと「夢をかなえる」という美しいところの両方を見るわけですよね。でも、私の場合は、普通なら、考えるべきところをあんまり考えない、というか・・・。「夢をかなえる」という部分しか、見えてなかった。「難病の」と知ってはいるんだけど、その実際のしんどさとか大変さとかを推し量ることができずに、ポンと飛び込んだ、飛び込めたんだと思います。

身内や知り合いに重い病気の子供を抱える家族がいたら、その重さがわかっていたかもしれないんですが、それまでに、そういう子どもたちとの接点が全然なかったんです。

だから、重たい仕事だってことに本当の意味で気づいたのは、ずっと後でした。

― 活動を始めて2年後、初めてウィッシュ・チャイルドの死に直面されました。そのときのショックは、きっと相当大きかったことと思います。

大野さん:多香恵ちゃん(※1)が亡くなったとき、「難病の」という側面がワーッと具体的な実感として、迫ってきた感じでしたよね。「へたった」という日本語が美しいかどうかはわからないけれど、へたり込みたくなるような、体の中から力が抜けていくような感覚がありました。

とくに、ご葬儀でお母さんの涙を見たときに、親としての自分とオーバーラップして・・・。辛かったですねー・・・(しみじみと)。だからもう、ほとんど、お葬式には行かないようにしているんですけど。

― 白血病で深刻な病状なのに、ほかの病気の子供の辛さを思いやれる美緒ちゃん(※2)のように、小さな子供が病気と一生懸命に闘いながら、美しく生きている。この本の全編を通じて、そこに感動を与えてもらいました。一丸となって、子供の夢をかなえようとする周りの人々の優しさにも、世間はまだまだ捨てたものじゃない、と思うし、胸が熱くなります。夢をかなえるために渡米する瞬くん(※3)が予定の飛行機に乗れず、ぐったりしている時に、キャンセル待ちの順番を快く譲ってくれる人がいたり。X-Japanのhideさん(※4)があんなに素晴らしい人だったことも、じつは恥ずかしながら、この本で初めて知りました。
ボランティアというと、一方的に奉仕する、というイメージを持っていたんですが、与えてもらうものが、大きいんですね。

※1 土屋多香恵ちゃん。生きものが大好きで「世界でいちばん大きなカブトムシに会いたい」という夢をかなえました。脳腫瘍のため、8歳で亡くなりました。
※2 「病気と闘っている子どもたちに元気を出してほしい」と自分の絵本を出版した清水美緒ちゃん。
※3 日本人メジャーリーガーに会い、メジャーのスタジアムで始球式を行う夢を実現。
※4 hideさんは「GMIガングリオシドーシスIII型」という世界に23例しかない難病と闘う貴志真由子ちゃんをずっと励まし、支え続けました。


大野さん:与えてもらうもののほうが、ずうっと大きいんです。私たちが何かしてあげてるってことじゃなくて、本来、子供が持っているものが、「病気が治ってから」とガマンさせられていたなかで、埋もれていたものが、夢をかなえた大きな喜びのなかで、バーッとはじけて。

― すばらしいものを持っている子が、たくさんいますよね。・・・本に出てきた子供たちのことを思い出すと、つい、涙が出てきてしまいました(徳光和夫さんモードになり、言葉に詰まる)。

村山:病気のためにかなえられていなかった夢が実現されていく、それも「かなえてもらう」というのでなく、自分でかなえている。それが、どの子どもの物語にもあって、すごくいいなあって思いました。

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■せっかく生きるんだったら、笑ったり喜んだりしながら生きないと、もったいない

― 1日だけの思い出作り、っていうことではなくて、その後の人生の中でも「あの日を思い出してがんばろう」と継続的に希望を持ち続けられるようになった子供と家族が、たくさんいますよね。そこに、すごい活動なんだなと、しみじみ感動しました。

大野さん:病気が治る、治らないという尺度だけじゃない尺度で、今を生きる、日々を生きる。ということだと思うよね。病気であっても、周りの人にいろんなことを教えているし、子供自身も、日々、喜んだり、笑ったり、十二分にハッピーだったり。

病気が治るかどうか、生きるか死ぬかっていうのは、もう神様の領域で、私たち人間の力じゃ、どうにもできない。みんな、できることはもうすべて、しているわけで。私たち人間ひとりひとりができることとしたら、その中で、どうやって、生きるか、ということでしかないだろうと思うし。

そう考えると、せっかく生きてるんだったら、もっと笑ったり喜んだりしながら生きないと、もったいないですよね。面白がって生きなきゃ、と思ってるんです。できるだけ、「楽しげだったね」「アホだったね」といわれるように、人生を生きたいと。

だって、きっと誰だって、これからの人生で、ゲッ!という不条理な出来事に遭遇することは避けられないわけで、正しいことをしてたからって、いつもいい結果につながるわけでもないし、失敗もするし。でも、イヤなことに遭ったときに、あんまりヤダヤダと文句を言わずに、ま、しょうがないか。とヘラヘラ笑いながら、「変えられないことだったら、まあ、やってやるか!」という気持ちで生きていきたいな、と自分の中で思ってる。子供たちを見て、なおさらそう思う。


■ボランティアには「3つのススメ」があります


村山:本のなかに、ボランティアをする上での「3つのススメ」(※5)がありますよね。私も、ボランティアをやりたい気持ちはあるんだけれども、日々忙しい中で、継続ができないんじゃないか、とか、自己満足なんじゃないか、とか、偽善者っぽくないか、とか思いがちだったんですね。その解決策が、すべてこの4ページの中にある! みんながこの本を買ってこの「3つのススメ」の考え方を持つことによって、MAWJの活動でも、ほかのボランティア活動でも、一歩を踏み出すきっかけになれば、すごくいいと思うんですよ。

大野さん:うれしい、うれしい。本当にそう。だって、人生、いろんなこと、あるしね。女の人は、子供が小さいと、ボランティア活動のために動けなかったり。年取った両親をみなきゃいけないってこともあるだろうし。そんな、まなじりを決して「今、やらなきゃ!」と思い込まずに、気軽にね。

※5 「三日坊主のススメ」「自己満足のススメ」「売名行為のススメ」。詳細は大野さんの著書『メイク・ア・ウィッシュの大野さん』で確認を!


村山:子育てを経験して、大変さがわかっているからこそ、子育て中の人を支援したい!とか思っても、ためらいがちな気持ちを肯定してくださっているのが、素晴らしいと思いました。三日坊主のススメ、というのも。

大野さん:ちょっとのぞいてみて、違うと思ったら辞めてもいいのに、なんか、やっぱりマジメなんですよね。やってみる前から「やれるかどうか・・・」と一生懸命考えて、途中で辞めたら根性なしみたいに思われる、とか、ほかのボランティアに行くのは移り気だ、みたいにマイナスのことばかり考える人がいるんだけど、まずやってみることが、すごく大事だと思ってて。

やってみて、違ったと感じて辞めることは、恥ずかしくないし、ほかにやりたいことがあったら、ほかの事をやってもいいし、忙しくなったら、休むのも悪くないと思うんです。その点、すっごく日本人はマジメなので、やるからにはピシッと! ほかの人に迷惑をかけちゃいけない!とか。

でも、普通に考えて、物事を初めにやるときには、そんなに回りに迷惑をかけるほどの大きな仕事を任されることって、ないし、大きな仕事を任されるときにはそれだけ自分も育ってるし、突発的なことが起こってできなくなる人がいたら、それを支えるだけのサポートは、組織として、当然やっていくしね。あんまり初めから不安材料ばかり探しちゃうと、前に進めなくなると思うのね。

― 少しずつでもやる人がたくさんいたほうが、集まる力は大きくなりますね。

大野さん:そう。活動を始めたばかりの頃、面白いなと思ったのが、アメリカの人たちが「今、水道橋にいるんだけど、2時間ぐらい時間がある。何か、できる仕事はない?」って電話をしてくるの。ああ、そういう風なやり方があるんだなって。

日本人の場合「月曜から金曜まで、週に何回、曜日を決めて来なきゃいけませんか?」とか、会社勤めのような感覚だから、自分も息が切れちゃうんですね。そのベースにあるのが「楽しみながらやる」ってことができないからだと思う。

村山:そのあたりは、3つのススメのひとつ、「自己満足のススメ」というお話と重なってきますね。

大野さん:自己犠牲をしたいと思って、それを喜びにできる人は、それでいいんですよ。だけど、そうじゃなくて、「○○せねばならない」って、義務とか修行みたいになっていたら、一生懸命頑張った分だけ、やればやるほど思い通りにいかないことがあると、愛憎相反して腹が立ってくるし、自分を追い詰めたり、落ち込んでくるんですよね。

思い通りにいかなくて、ある程度、当たり前なんで、少しでも思い通りに近づければいいなあと思ってやる。そういう姿勢は、無責任だとかいろいろ怒られそうだけど、私の中ではそれが自然なんです。

― 事務局長の大野さんがそういうスタンスだと、参加する側も入っていきやすいですね。

2006_0301_121247.jpg■「ここに来たら楽しい」と思ってもらえる場でありたい

大野さん:ボランティアの方々は、交通費も自腹で手弁当で来てくれるので、私がいちばん願うことは、仕事の効率ではなく、みんなが「ここに来たい」と思ってくれること。ここに来たら、なんか楽しい、と思ってもらえる場でありたい。

仕事が速い人もいれば、遅い人もいて、私みたいに、書類に訂正印ばっかり押していたり、探し物をしてる時間のほうが、長いよ~みたいな人もいてね(笑)。でも、来てくれることが、やっぱり何よりの財産なんです。

私たち、なーんにも渡していなくて、お金もあげないのに、来てくれて、いてくれる。人が集まるということは、活気も出るし、素敵な人と出会えるし。それが、財産ですね。

村山:みんなの「自己満足」が、ぶどうみたいにたわわに実って、つながっていけば、いいんですよね。

大野さん:自分を満足させる楽しみを見つけるというポジティブな考え方は、すごく自分を元気にするし、自分の元気さは、周りを元気にしていくし、とっても大事だと思ってます。

村山:3つのススメの最後の「売名行為」っていうのは、すごい表現ですよね(笑)。

大野さん:ほかの言い方をしてもいいんだけど、インパクトが強いほうがいいだろうってことで、受け狙いで言ってるんだけど。自分の名前が出ちゃ悪い、みたいに言われがちだけど、そうじゃないのよね、やっぱり。伝えるためには、自分の名前が出ることは、ちっとも悪くないし。そのうち、忘れるから、みんな(笑)。名前が出た!っていつまでも覚えてるのは、自分だけ(笑)。

それから、ボランティアをしている、っていうと、すごくいい人間みたいに思われて、たとえばうちの息子が何か学校で問題を起こしたりすると「お母様はボランティアの事務局長なのに、信じられない!」みたいに言われがちなんだけど「子育てを間違えたのは私です。申し訳ありません」と謝りつつも、そんなに「人間失格」とか「二重人格」みたいにいわなくても・・・と思う(笑)。だって、バツイチだし、いっぱい間違いしてきたもん。叩けばいっぱいほこりが出る、出しがいがある。


■手をつないで「持ちつ持たれつ」できる関係が広がれば、ハッピーだと思う


村山:このサイトは、仕事をしていない方もけっこう読んでくださってるんですが、そういった方々に向けて、最初の一歩を踏み出すためのメッセージをいただけますか?

大野さん:自分が「面白い」「やってみたい」と思ったことは、それ自体がチャンスなんで、やってみたほうがいいんじゃないでしょうか? あんまり心配しすぎないで、やってみたら、できることっていっぱいあるし。助けてもらえることも、いっぱいあるし。

私、自分がフットワークがよくて、友達に何かあったらすぐにススッと手伝いに行くもんだから、逆に、友達にも「ねえ、○○してくれない?」って頼みやすいというのがあって。困ったときや何かをやってみようって時に、お互い助け合えたり、子供を預け合えたり、というのをあまり力まずに「持ちつ持たれつ」が気安くできる関係があると、広がっていけて、ハッピーだと思います。

子供が幼稚園の頃、近所に子育て中の人にすごく仲良しの人がいたりして、お母さん同士で集まったりしていたんだけど、閉じ込められていない世界があったのは、救いでしたね。アメリカに行ってからも、仲良しのお友達ができて、たくさんの人に支えてもらいました。特に、後半になって、うちがガタガタになって、離婚というところに至るまでガーッとひっくり返り始めたので、そんな時にも、友達が支えてくれたのは、ありがたかったですね。

今、「手をつなぐ」ということがヘタ、というか、その経験がない人が多いんだね。きっと。「他人に迷惑をかけちゃいけない」「他人から迷惑をかけられたくない」っていう風にカッチリ考えちゃうと、しんどいと思う。一人一人の力は小さくても、手をつなぎあっていくうちに、思いもしないような大きなネットワークになることだって、あるし。

― このブログも、人と人をつなげる手段の一つになればいいなと思いますね。

村山:そうですね、ブログってつながるメディアだから、面白いと思っています。ところで、4月のチャリティマラソン出ますんで! 

大野さん:ありがとうございます。ベビーカーを押して歩く人もいれば、子供と手をつないだり犬を連れてお散歩気分で参加する人もいます。おそろいのTシャツ作って、みんなで出たら?

村山:あ、いい“売名行為”ですね! 

☆ボランティア希望の方は、こちら各支部からのお知らせ をご参照ください。




過去の失敗なども包み隠さず、柔らかな笑顔で語ってくれた大野さん。人を引きつける明るく温かいオーラに包まれていました。「〇〇してくださった」などと、周囲への気遣いにあふれた美しい日本語を話されるのも印象的で、彼女の周りに人が集まってくる理由がよくわかりました。強さと優しさ、両方のバランスの絶妙さがとても魅力的で、こういう人に、私もなりたい。と思いました(葉山)

気負わない。それがどれだけたくさんの人をリラックスさせてきたでしょう。いわゆる「いい人」にありがちの、窮屈さがまったく感じられない、本当に自然体の、ものすごくいい意味でのポジティブなミーハーさに溢れていた大野さん。わたしも、こういう人になりたいと、つくづく思いました。(葉山さん、ごめん、真似して)(村山)

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2006年02月16日

教えて、お気に入りの家具


投稿者 武田りこ

長男は4月から中学生。
そこで今まで、ほとんど物置としてしか使われていなかった彼の部屋を、部屋らしくしようと計画中です。

今彼の部屋にあるのは、6年間使われることのなかった学習机とビーズソファ

王様の腰掛け ブルー (王様の枕シリーズ) ★超極小ビーズ素材を使用した1人掛けビーズソファ

このビーズソファは、超極小ビースが詰まっていて、座った形にソファが変化するのでとっても気持ちがいいのです。
このソファを買ってから、長男は自分の部屋でマンガだけは読むようになりました。

こんな彼の部屋を4月までに、何とかするために今一生懸命探しているのは、ベッドと収納家具です。

ベッドは下に引き出しのついたタイプがいいな、と思っていますが、ほかには本棚も必要でしょうか?

そこで皆さんにぜひ、お気に入りの家具や便利家具を教えていただきたいと思います。
入園、進学、新生活に参考になるような家具、収納アイデアをお願いします。
もちろんリビングやキッチンもこの際すっきりしたいので、子供部屋用でなくても大歓迎です。

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2005年12月19日

インタビュー第11回目は、株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役 神原弥奈子さん


投稿者 村山らむね

■女の人はがんばってるから、男の人が変わるのを支えたい

堀江貴文さんとの共著「勝つためのインターネットPR術」でも一躍有名になった、ネットPRサービスの旗手株式会社ニューズ・ツー・ユー代表取締役の神原弥奈子さん。実はお子さんがいらっしゃるというのをお聞きして、さっそくITベンチャーの社長業と母親業の両立についてお聞きしてきました。

― 先日、とあるパーティーでお会いして驚いたのですが、メディアで露出なさっている雰囲気とはちょっと違って、ものすごく可愛らしい方ですよね。こんな可愛らしい方が、年商およそ4億円の会社を経営していると言うのが、本当に驚きなのですが。

NVE00006.jpg 神原弥奈子さん(以下 神原さん):そうですか(笑)?実は計画性がないまま流されてきたというのが私なんです。ほんと、計画性ないんです。まず大学院に行ったのは、大学から出たくなかったから。大学院を卒業したのは、先生が退官してしまうからその前に出ておかなければいけなかったから。それですぐに会社を作ってしまいました。

― 起業のきっかけは?

神原さん:学生時代から編集のアルバイトをやっていたのですが、親に何も言わずに卒業してしまって、そのまま編集の仕事をやっていたら、ばれてしまって…。「どうせやるんだったら、法人格にしなさい」ということで、起業しました。主体的に「会社を作りたいです!」と作ったのではなく、好きでやりたかったことを大事にしていたら、会社ができていたんです。

●●神原さんの年表

1968年生まれ 5人兄弟の長女(下に4人の弟さん!)
18歳  広島から学習院大学入学のために上京
24歳  学習院大学大学院 卒業
25歳  株式会社カプス設立 
31歳  長男出産
33歳  株式会社ニューズ・ツー・ユー設立
34歳  株式会社カプスを株式会社ニューズ・ツー・ユーに事業統合
37歳  堀江貴文氏と共著で、「勝つためのインターネットPR術」出版 

― 学生の時にはどのような分野を専攻なさっていたんですか?

神原さん:西洋哲学です。どちらかというと文学少女的な部分と、パソコンおたく的なところが、共存していたような学生時代でしたね。だから経営のことなんか全然わからなくてグロービスさんに勉強にいったりもしたんですよ。

― 堀義人さんが代表を勤める、マネジメントスクールですね。

神原さん:はい、そうです。会社を作ってあれよあれよと人数を増やして、その上、好きな仕事は請けるけれど、嫌いな仕事は断る、なんていうことをやっていたものですから…。さすがに不安になりまして、一から経営を勉強するべきだと思って通ったんです。実は、堀さんとは不思議なご縁で、息子同士が保育園が同じなんですよ。最初は全然知らなかったんですが、奥様とはママ友で。「もしかして堀さんの旦那さん、あの堀さん?」ということで、旦那様とも急接近。堀さん経由でビジネス上でもたくさんの人をご紹介いただきました。

― ママ友から発展した人脈なんですね。それはすばらしい。子供ができると仕事の可能性が狭まると考えがちですが、そうじゃないんですね。子供が接着剤になって、それまで知りえなかった人脈ができることも大いにあるんですね。

神原さん:そうそう!そうなんですよ。アンテナさえ立てておけば、あらゆるきっかけで、人脈はひろがります。

― ご結婚のきっかけは?

神原さん:これはあまり言っていないんですが、バツイチ同士のできちゃった結婚です(笑)。相手に過度な期待をするということからはお互いに卒業しているのでとても楽ですね。運良く子供を授かったので、子供ありきの家族ということで、タッグを組んでいるという実感があります。

― ある程度、大人の男性であるということは女性社長の伴侶には必須条件ですね。

神原さん:夫が11歳年上ということもあって、私が仕事をすることに関しても、寛容です。

最初の結婚では、両親と自分達を比べてしまって。母が専業主婦で5人の子供を育てながら、家事も完璧にこなす人なので、自分もそうでなければと意気込んでしまったんですね。今は、どちらも2回目の結婚で、お互いに肩の力が抜けているので、いい意味で「子はかすがい」になっています。

― 期待しないって結婚の成功の秘訣かもしれませんね。

神原さん:家庭と仕事の両立の秘訣ってよく聞かれますが、とにかく家庭ありきです。私の場合、会社を立ち上げてしまっているので、転職はできませんが、仕事は普通、変えられますよね。でも家庭は変えられない。家庭は生活の基本なんですよ。だから両立させるという意識はまったくありません。とにかく家庭という土台があって、仕事ですと。家庭では無理しないんです。

仕事も家庭もがんばってますってよく言うじゃないですか?でも家庭は家族みんなで作るものでしょう?私一人ががんばるものではない。うちの場合、3人でがんばるものなんです。無理せずに。だからお洗濯は、息子担当。お皿洗うのは、パパ。それでいいじゃないですか。

― まったくおっしゃるとおり。実践しています(笑)。背負い込みすぎている女性が多すぎますよね。振ればいいんですよ、もっと役割を。

神原さん:そうそう(笑)。家庭で役割を振れるようになったら、仕事に戻ったときに、仕事を振れるようになりますよ。

振れるようになって初めて、上に立てるわけですから。家庭で家事を抱え込んでしまうと、ビジネスの場でも仕事を抱え込んじゃう。そして両立できなくなっちゃう。

― ワーキングマザーで集まると、手抜き自慢というか、「これだけ私は旦那にやらせている」「子供にこんなことまでやらせている」と、自慢大会になることがあるんですよ。わたしはそれがとても心地いいんです。だって「私はこんなにやっている」というような被害者発想よりも、ずっと健全だと思うんです。家事させ上手は、仕事も上手だと信じているんです。

神原さん:うち、新婚の友達がよく来ますよ。偵察に。

― 旦那さん教育のためにですね。

神原さん:そう!(二人して爆笑)

“あなたあっての私でしょ”と同時に“私あってのあなたでしょ”って思うんです。どちらかが犠牲になるという考え方は、おかしい。私の場合、主人が年上と言うこともあって、ちょっと上のほうから見ていてくれているというのもありますね。結婚して、一緒に子供を育てていく。それも仕事をやりながら、と考えたときに、誰をパートナーに選ぶかということはものすごく重要なことだと思います。

― わかります。本当にパートナー選びによって、女性の仕事環境は大きく変わりますよね。

神原さん:私は選ぶ能力がなかったから、できちゃった結婚だったけど。今にして思えば、「神様ありがとう」です。チームとして、本当に理想的ですから。

― ワーキングマザーは割と、年下も含めて年の離れたパートナーを持つと成功するケースが多いですね。同い年くらいだとついつい張り合ったり、逆に旦那さんを立てなければということがあるような気がします。神原さんの旦那様は、神原さんがこれだけ仕事で輝かれていることに対して、喜んでいらっしゃいますか?

神原さん:彼は一番の支援者ですね。私は31歳で子供を産んでいるんですけど、30代って一番仕事に脂が乗る時期じゃないですか。30代でしかできない働き方がありますよね。そのあたりをとても理解してくれています。それから私は納得しないと踏み出さないという、ちょっととろいところがあるんですが、そういう面をすごく理解してくれますね。悩んでいるときも、ほっといてくれる。そういうコミュニケーションがとれるのは、すごく楽ですね。

― 著書を読ませていただいたり、記事を読ませていただいたりして、神原さんに対して、ものすごいキレ者の女性という印象があったんですね。しっかりした堅い女性という印象が。それが、先日パーティーで出会って、あまりの可愛らしさに驚愕して。

神原さん:天然なところがあるので、写真などはちょっと堅いクールなものを選んでいます(笑)。

― さすがPR会社の社長ですね。でも実際の感じも本当に素敵ですよ。可愛いです。乙部綾子さんとのインタビューの雰囲気が大好きです。

― ところで、出産のときのエピソードなどありますか?

NVE00004.jpg神原さん:出産って人生のなかで、一番不安な経験だと思うんです。受験や就職は失敗が許されるけど、出産は失敗が許されない。母子お互いの命に関わることですから。だからすごく不安になる。出産と出産直後の育児って、本で読むことと全然違うし、個人個人でも全然違う。そのあたりが自分としても勉強になったと思います。

― ワーキングマザースタイルを立ち上げた動機として、もっとワーキングマザーって褒められていいはずなのに、なんか褒めてもらえない、それに納得が行かなくて、「わたしたち、かっこいいじゃん」と言えるサイトを作ろうというのがあるんです。子供も産んで、税金も納めているのに、仕事場では「早く帰ってすみません」、子供には「そばにいてあげられなくて、ごめんね」、お互いの実家に行けば「そろそろいい加減に、やめたらどうなの?」と、言われる。なんで、誰もほめてくれないの?って素朴な疑問としてあるんです。どうして、こんなに肩身が狭いの?と。私たち、かっこいいし、偉いし、すごいし、褒めてよ、と。それに、もっと「働きながら子育てするのは楽しい」っていうことを吹聴しないと、あとから来る人が益々産まなくなると思うんですよね。

神原さん:わたしも「たいへんではない」とは言わないけれど、無理せずできる範囲のことはやれるんじゃないかと思いますね。起業して自分のペースで仕事したい人にとっても、会社勤めしたい人にとっても、環境は整いつつあると思うんです。選択肢は広がりましたよね。私たちのもうちょっと上の世代に比べたら、格段によくなっている。ものすごく私たち恵まれていますよね。

― あ、ほんとそうですね。

神原さん:その点で、地ならししてくださった先輩方に本当に感謝しています。だからこそ、私たちが次のステージに持っていって、後輩の人たちに対して、何か貢献したいと言う思いが強くあるんです。

― おっしゃるとおりですね。私たちの10歳上の方々は、そうは言っても、二者択一。結婚か仕事か、育児か仕事かって選ばざるを得なかったと思うんです。

神原さん:あと私が個人的にアプローチしたいと思っていることは、男の人たちがもっと子育てできる社会環境・情報環境を整えたいなと。うちの会社のことを言うと、女性が多い職場ではあるんですが、子供ができて辞める人が多いんですね。一方、男性は奥さんも働いている人が多いんです。もちろん女性が辞めずにすむ環境作りも大切ですけれど、うちの男性社員の奥さんが、それぞれ子供ができても辞めずに済むようにしたいなと。

うちは「子供を病院に連れて行く」とか「妻の調子が悪い」といって休んだりすること、ウェルカムなんです。家庭を大切にすることに寛容な雰囲気を作っています。大企業だと、「子供の病気で休むなんて」というような状況がありますよね。私はそれはおかしいと思う。奥さんが休めなければ、今度は旦那さんが休むというような、調整を自然にとれるようになるのが理想的だと思います。だから男の人が変わらないといけないし、変化する男の人を許容する環境を社会なり企業なりが作るべきだと思うんです。

私の会社のことを言うと、最初のうちはどうしても平均年齢27歳という若い人中心の構成でした。そうすると、仕事やキャリアプランニングについて、どうしても刹那的な風潮があったんです。それから意識的に40代、50代の、父親であり仕事人であるというようなロールモデル的な人にも入っていただいて。そうすると若い人が、仕事にプラスして生活や人生に対して深く考えるようになり、それが回りまわって、仕事にもいい影響が出るようになってきたんです。父親という役割を自分が担ったときのイメージが持ちやすくなったんだと思います

― 今、おっしゃっていることは本当に重要なことだと思うんですよね。今、神原さんがおっしゃっていることを、日本のあらゆる男性に聞かせたいと痛切に思いますね。経営者として、すばらしい考え方だと思います。

神原さん:女の人がいくらがんばっても、男の人が変わることに対しては、やっぱり上の立場、経営者だったり、社会だったりが、配慮しないとどうにもならないと思います。そして、今、その段階かなと。女性に、もうこれ以上がんばれというのはナンセンスかなと思っています。

うちの会社の女性もね、働き続けて欲しいんだけど、そこは私がミスをしたんです。

― ミスと言うと?

神原さん:子供を妊娠したときもギリギリまで働いていましたし、出産後も割りとすぐに復帰したり。私自身は無理している実感はまったくなかったんですが、周りはたぶん「私はあんなふうにはできない」と、ちょっと不安に思わせてしまったかなと反省しています。

― ワーキングマザーの社長の会社は、意外とワーキングマザーが育たないとも言われますね。リーダーがどうしてもがんばってしまうから。どうしてもがんばっちゃうし、いいアドレナリンが出ちゃうんですよね。

神原さん:そうなのかもしれませんね。だからというわけではないのですが、男性が奥さんの働き方を尊重できる会社にしようと思っているんですよ。

― それはそれで、本当にすばらしいことだと思います。男の人も早く帰ってくれないと、子供もできませんしね(笑)。

神原さん:大企業、それ以上に古いタイプの中小の企業は変えるのに時間がかかると思います。でもその点、うちみたいなベンチャーが柔軟に対応していければなと考えているんですよ。

― 最後に、ネットPRサービスの一人者として、これからの事業展望について教えてください。

神原さん:今まで自社でメディアを持つと言うことは大変なコストの要ることでしたが、インターネットにより、投資家、社員、消費者に対して、情報を伝えるということが大変容易になってきました。今まで、IR、社内広報、広報、広告と、縦割りになっていた情報組織のまま取り組むと、インターネットの特性を活かしきれなくなるんです。広報と広告の境界線がなくなるわけですし。

情報を提供すれば、情報が入ってくる。情報を提供することの意義はとても大きいのがこの時代だと思います。嘘のない透明性が確保された情報、迅速で新鮮で持続的な情報提供。それを可能にするために、組織自体が情報コンシャスであるように変わっていくことも重要なんだと思います。ですから、News2uもインターネット時代の情報提供を有効にするために、プレスリリース単体はもちろん、情報戦略そのものにコミットしていきたい。そのためのサービスではどこにも負けないつもりですし、これからもそうありたいと思っています。

― 企業と情報というだけでなく、インターネット時代の個人と情報のあり方の示唆もいただいたような気がします。今日は本当にありがとうございました。




一人の働くお母さんというだけでなく、ワーキングマザーが働きやすいようにと、自社の男性社員の働き方を考える。変えて行く。一人の経営者として、本当にすばらしい考え方なのではないかと、心から感動しました。視野の広さ、実行力。同世代の女性リーダーとして誇りに思いますし、小気味良い会話と、可愛らしい笑顔に、すっかりやられました。(村山)

勝つためのインターネットPR術神原さんの著作です。PRを直接担当していない方にこそおすすめの本です。ホリエモンことライブドア堀江社長の率直な物言いも魅力ですし、後半部分の神原さんの著述は、この時代に仕事をする人間にとって、“美味しい”文章が満載です。

これを読むと、ブログを書くことの可能性、情報コンシャスであることの重要性、ステークホルダー(利益当事者)という考え方など、たくさんのこれからの仕事の糧が得られるでしょう。ぜひ、これを読んで、仕事美人かつ情報美人になってください。

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2005年11月20日

第2回 ワーキングマザースタイルサロン クリスマススペシャル!


投稿者 村山らむね

前回大好評だった、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]サロン。とうとう第二回目が開催されます!

今回はクリスマスも近いので、少々おめかしして(?)楽しく過ごせたらと企画しています。

日 時●12月10日 土曜日 18:00から20:00

場 所●六本木 ラブネット

会 費●6000円(予定です。これよりは安くなる予定です)

コンセプト●

・ちょっとおしゃれしていらしてください
・子なし、男なし
・カラオケルームですが、歌の強制はいたしませんのでご安心ください
・自己紹介タイムあり
・プレゼント交換あり(300円以内のウィットに富んだプレゼントを用意してきてください)

以上20名のお部屋をとっておりますので、申し込みはお早めに。

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みなさんにお会いするのを楽しみにしております。

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2005年10月21日

インタビュー第10回目は、モデルときどき歌手を実現した伊藤ライムさん


投稿者 村山らむね

■楽しいってすごいパワーになる

同世代のファッションアイコンとして、憧れの存在だった伊藤ライムさん。その憧れの座をさっと捨てて、フランス料理の勉強にパリに行ったかと思えば、帰国後、即結婚。そして、二人のお嬢様の育児とモデル業の両立。その上、シャンソン歌手として、日本はもちろん、イタリアまで歌いに行く…。細いからだのどこにそんなパワーがあるのかを、お聞きして参りました。

― 本当に昔から憧れていたライムさんにこのようにお話をうかがえるなんて大変光栄です。18歳の頃から自立してモデルをなさって大活躍していらっしゃいました。お料理の勉強のためにパリに行かれたのは結婚後ですか?

ライムさん伊藤ライムさん(以下 ライムさん):結婚前なんです。24歳くらいで、今までがんばってきてちょっとモードを変えたいなぁと思ったときに、ぽーんと行ったんです。行くと決まる1ヶ月前くらいに主人と知り合って、おつき会いしようと決めた直前には、パリ行きがすでに決まったので、申し訳ないのですが、蛇の生殺し状態で(笑)。

― 遠距離恋愛ということですか?

ライムさん:そうですね。超遠距離恋愛。戻ってきて勢いに任せて結婚しました。25歳のときです。パリから戻ってきたら、住むところも解約していてなかったので、彼のアパートに滑り込んで、そのまま結婚。よく言えば大きな流れに乗ったといえるし、平たく言えば成り行き婚・・・(笑)。

― お子さんはお二人ですよね?

ライムさん:上が中学1年と、下が小学5年。二人とも女の子です。たいへんというか面白くて楽しいというのが実感です。

― 去年はイタリアでコンサートもなさったということですよね。自分の好きなことをすごく優雅になさっているような感じを受けて、ますます憧れてしまうのですが。

ライムさん:そうですね。楽しいなと思ったことをやる、でも失敗したら全部自分の責任というのはもう18歳でモデルを始めたときからのスタンスなんです。たとえばずっとモデルをやってきて、モデルをやめて料理学校に行ったときもそう。それがなんだかうまくつながって、結婚して妊娠・出産のときも、ピーアンドという子育て雑誌のモデルにお声がけいただいたのですけど、モデルだけじゃなくてプレママのための栄養を考えたレシピを誌上で発表したり。自分の経験をもとにつわりのときに食べやすい料理とか、鉄分を補給しやすいお料理とかを紹介したんですね。料理学校で勉強したことと自分の妊娠・出産という経験の双方を、発表できる機会に恵まれたんですね。

自分が今経験できていることは何でもラッキーと考えるようにしているんです。だからつわりも楽しめたし、幸運なことに半年遅れの妊婦さんに教えてあげるような企画に携わることができたんですもの。やってることが、遊びなのか、仕事なのか、日常なのか、よくわからない分野で仕事をしてきたと言えますね。ここで何かをやめるとか、リセットするとかなく、流れにまかせて来たと言うのが実感です。

●●ライムさんの年表

18歳  モデルになるために上京
24歳  パリのル・コルドンブルーへ料理の修業に行く
25歳  帰国してカメラマンの方と結婚
27歳  長女出産。時期を同じくして音楽(シャンソン)の勉強を始める
30歳  次女出産
32歳  ステージデビュー
39歳  サルディーニャ政府観光局の招きにより、イタリアでステージ

― 24歳でル・コルドンブルーに行かれたと言うのが、私から見るとものすごいことに思えるんですが。

ライムさん:ファッションを10代からやってきて、パリに対して特別な思いがあったんですね。素敵なお洋服はパリ発だったり、おいしいと思える料理はフランス料理に多かったり。フラワーアレンジメントひとつをとっても「このリボン素敵!」と思うと、メイドインフランスだったりするわけです。食文化にしてもファッションにしても音楽にしても、パリのものってすごく好きだったんです。だからパリにはいつか行きたいと思っていたんです。

モデルをやっていましたから一番いいのは、パリコレのモデルとして行ければよかったのですが、私は身長が低いし、ガタイもよくないし、童顔だったので、お仕事という意味では通用しないというのはわかっていました。でもなんかパリには行きたかったんですね。だから料理かな?と思って。

― すごい発想ですね。料理かな?って、それで、ル・コルドンブルー!?

ライムさん:そうなんです。好きな料理を学びながら、大好きなパリに住もうという、ちょっと邪な(笑)考えで。

― ル・コルドンブルーを選ばれたのはやっぱり一流だからということですか?

ライムさん:今は代官山にできていますが、当時はまだ日本になくて、パリの料理学校のなかで日本人が入りやすいのがル・コルドンブルーだったんですね。授業料さえ払えば、言葉ができなくても受け付けてくれたんです。他にも学校はあったんですが、条件が厳しいところも多くて、結局ル・コルドンブルーを選びました。

― ル・コルドンブルーではお上品にお料理を作っていくのかなと思っていたんですが、ライムさんに初めてお会いしたときに、その修行の一端をお聞かせいただいて、かなりびっくりしたんですけど。

ライムさん:肉体労働とホラー(笑)。朝行くと、「今日はにわとりです」と材料が黒板に書かれていて、台に、頭のついたほんのちょっぴりだけ羽がむしってある〆たてのにわとりが載っているんですね。首を切って、お尻から内臓を取り出して、羽をむしるところから料理が始まるんです。

― うさぎのお話もなかなか・・・。

ライムさん:飼育係をしていた私としては、いたたまれなかったですね。

― でも私たちが口にする鶏肉は、すべてその過程を経て、食卓にやってくるわけですからね。気持ち悪いなんて言ってられませんね。

ライムさん:そう。気持ち悪がっても進まないので、そこは割り切って、命をいただいているんだという気持ちで料理に励みました。美味しくしてあげるのが供養だと。優雅に泡立てて、盛り付けてなんて、日本の料理学校を連想したら随分違っていてちょっとびっくりしましたね。

― 行ったらびっくりした、というのも失礼かもしれませんが、調査不足・・・?驚かれませんでしたか?

ライムさん:うふふ。驚きました。向こうは、グループで作るのではなく、全て一人で作るんですね。与えられた材料の課題があり、レシピをみながら食材が置いてあるブースから材料を選んで調理して、5つの作品を作り盛り付けて全て終わったら、先生のシェフに味をみてもらい点数をつけていただくんです。誰も助けてくれない。

― いわゆる助手なしの“料理の鉄人”状態ですね。

ライムさん:そうそう。そうなんです。きゃーとか言っている場合じゃない。胎が座りましたね。

― 私だったら逃げ帰ってしまいたくなりますが、ライムさんが踏みとどまれた理由は?

ライムさん:授業料が安くはなかったんですね。50万円くらいは前納していたので、それをドブに捨てて帰るわけには行かなかったんです(笑)。1年まあ、よくがんばりました。ただ、作ったものは毎日持ち帰れたんですね。一人では食べきれないので、パリのアパートにパリコレに来ていた日本人のモデル仲間とかが料理目当てで集まってきて、ちょっとしたアジトみたいな感じで楽しくわいわいやっていましたね。情報交換したり、トランプをしたり。今思うと、その頃は本当にみんな若くて夢や希望のオーラが出ていて楽しかったですね。私自身もすごく輝いていたと思います。日本にできた同じ名前を冠せた料理学校に通っても、同じ体験はできなかったと思いますね。

― その頃の体験がまた音楽への道も開いたんですか?

ライムさん:そうなんです。その頃とっても貧乏で、唯一の音源が、モデルの友達がパリコレが終わって置いて行ってくれたラジオだったんです。FMがお気に入りだったんですけど、世界中の音楽がパリナイズされて聞こえるんです。「ミシェル・ジャクソン」って紹介されて、何だろう?と思うと、スリラーが流れたり。パリに住んで、パリナイズされた、パリというフィルターを通した音楽体験がすごく自分に蓄積されたんです。そのときは音楽を自分でもやろうなんてまったく思わなかったんですけど。

― そんなライムさんが音楽の道に入ったきっかけは何ですか?

ライムさん:日本に帰ってきて、結婚して、なんとなく音楽やりたいなとは無意識ながら思っていたんです。ただ子供が生まれて、「ああ、子育てが終わってから音楽をやるのでは遅いな」と感じたんですね。子供が育つには10年かかるし、そうすると40歳代になっちゃうし。恥ずかしがっている場合じゃないな、今やらなくちゃって思って。だから子供を産んでからですね。勉強を始めたのは。

― 子育てとともに勉強も始めたということですね。

ライムさん:そうです。来年はこうしようとか決めてやるのではなくて、楽しいことをやろうというのがモットーなんです。楽しいってものすごいパワーになるじゃないですか。気持ちに乗るとか、勢いに乗るとか、流れに乗るとか、そういうことを大事にしていると、気がつくと点が線になっていたという気がします。

― いいですねぇ(ため息)。

伊藤ライムさんライムさん:いいのか悪いのかわからないのですが。働いている方たちは、子供が生まれたらどうなるんだろうとか、生活はどうなってしまうんだろうとか、不安な部分も多いと思う。でも逆に子供が生まれたからふっきれたり、シフトがチェンジできたり、思いっきり自分のやりたいことに挑戦しようというパワーが生まれたり、いいこともいっぱいあると思うんです。私自身そうでしたから。

― ほんとそうですよね。現実的には、一回仕事をやめちゃうとコンビ二のレジからまた再スタートしないといけないなんてこともありますよね。でも、子育て中に、充電しながら、何か自分のもっとも楽しいと思えることについて小さな種を蒔いておくのは本当に重要だと思います。

歌の勉強というのは具体的にどのようになさったんですか?

ライムさん:まずシャンソン協会に電話して。

― 可愛いですね(爆笑)。さすがにこれだけの方でいらっしゃるので、ライムさんのお仕事の関係の方なんかのつてでシャンソン界の大御所に習われたのかと・・・。

ライムさん:いえいえ。それこそタウンページでシャンソン協会を探して、「シャンソンを教えてくれる人を紹介してください」と電話したら、何人か教えてくださって。それを順番に電話をかけたんです。ほとんど留守電で、ようやくかかったのが今、習っている堀内環先生。あとからわかったんですが、私が一番大好きで憧れているシャンソン歌手の方の師匠でもあったんです。ぜひ弟子入りしたいんですけど、と言ったら、「何月何日、いらっしゃい」と。

― 子供の習い事といっしょですね。まるで、くもんの教室を探すような感じですね。でも、パワーがあるんですね。やりたいなぁと思っていてそのままの人と、思った瞬間にタウンページを開いているライムさん。すごく大きい差があるような気がします

ライムさん:実際に習ってみると、堀内先生ももちろん素晴らしい方なのですが、堀内先生に習っている先輩方も錚々たる方々で。「一緒にステージに出てみない?出るからにはボイストレーニング受けてね」などと声をかけてくれたり、実際にボイストレーナーの先生を紹介してくださったりしました。

― 恵まれていますね。

伊藤ライムさんライムさん:そうですね。でもその最中はなかなか上手く歌えなくてふとんをかぶって泣いたりしましたよ。今、思えば、モデルのときも現場に行ったらウォークを上手に歩けないのは私だけで、居残りで音響さんが特別に音楽をかけてくださるなかで、ウォーキングの勉強をして、泣きながら帰ったりしました。現場の叩き上げと言ったらあれですが、できないまま、叱られながら、現場を渡り歩くような毎日だったんですね。周りにはよくしていただいたなって実感があります。
モデルをやるために田舎からでてきて、「ここでメークして」と言われた部屋に入ったら、村上里佳子ちゃんとか今井美樹ちゃんとかがメークをしていて、わけも分からぬままメークしたら、「うーん、これからだんだんと、ね」と言われたり。シャンソンでもモデルでも、一番できないところから仕事をしてきているんで、今でも、恥ずかしいとかあまりないんですね。

― やりたいと思ったら、壁を自分で作ることなく、素直にそれにまっすぐ挑戦していくんですね。

ライムさん:できたらラッキーだなくらいで。

― 歌の勉強のときは、お子さんはどうなさっていたんですか?

ライムさん:主人にみてもらったり、シッターさんに来ていただいていました。

― よく、子育て中にお母さん自体が習い事や趣味の時間を持つことに、割と批判的な人がいませんか?子育て期間中は自分のやりたいことを我慢するべきだっていう考え方が、特に私たちの親の世代には強くありますよね。それについてはどう思われますか?

ライムさん:うーん、そうですね。わたしが周りから「やるな」と言われたら、やらなかったと思う。でもその分、溜めてたと思いますね。ストレスを。

― 子育て期間中に、「自分であること」を押さえつけられちゃうと、ものすごく苦しいですよね。

ライムさん:やりたいことがあるのに、子供のために犠牲になるとか、夫のために犠牲になるとかしていると、その人は、必ずしもいい波動を出さないと思うんです。悶々とするくらいなら、「ご飯はきちんと作りますから」「家事の迷惑はかけませんから」と、きちんとお話して、自分のやりたいことへの理解を求めて、歩み寄ると思います。

― 何か言われたらすぐにあきらめてしまうのではなく、少しずつ事態を打開して行くことが重要なんですね。

ライムさん:旦那さんもいつもニコニコしている奥さんを見るほうが幸せだと思うんですね。

― こどももそうですよね。輝いているお母さんのほうが好きですよね。

ところで、人前で歌い始めたのは、おいくつぐらいのときでしたか?

ライムさん:習い始めて5年くらいだったので、32歳のときでしたか。シャンソンは息が長いので、まだまだ新人なんですよ。楽屋では靴をそろえたりしています

― 今はどのくらいのペースでステージに出ていらっしゃいますか?

ライムさん:今は、年に3回くらい大きなライブに出ています。

― また秋になさるんですよね。今回のテーマはなんですか?

ライムさん:わたしも40代になって思うんですけど、お友達とか、いつまでも綺麗な人と、生活が大変なのかなと思わせる人と差が出てきて。若い頃は、幸・不幸の差が顔に出なかったけれど、この年代になると、何かにときめいていたり、好きなものを持っている人と、そうでない人の差が如実に出てくるんですよ。恋するようなものを持っている人は、年齢・性別問わず、魅力的だなって。だから今回のライブでは、日常では忘れがちのときめきとかを取り戻していただけるような曲を選曲しています。

― そこでタイトルも「恋する晩餐」なんですね。私も来年40歳なので耳が痛いです。いつもお会いするたびに思うんですが、やっぱりお化粧とか本当に綺麗にしていらして、オーラがまったく違いますよね。失礼ですが、クオーターでいらっしゃるんですか?

ライムさん:いえいえ。純粋な日本人です。

― 信じられない(完全にファンモード)。どうして同じ日本人でこんなに差が出るのでしょうか?私も40代でキラキラしているというのは憧れですね。30代での過ごし方も重要だと思うのですが、どうしても女性の場合、外的要因が左右する部分が多いと思うんですね。旦那さんの転勤とか、出産とか、自分ではどうにもならないような要素が、多かれ少なかれ入ってくると思うんです。だけど、40代になると、自分の心持ちの違いですごく差が出てくると思うんです。ライムさんがおっしゃっているように、すごく心が弾んでいる人と、そうでない人と。

ライムさん:目指す道がある人はキラキラしていますね。旦那さんのためにとか、子供がいい学校に行けばそれでいいの、というような裏方で満足すると言うのももちろんいいと思うのですが、その人の才能や能力を活かさないような生き方は、もったいない気がしますね。

― ところで、今年の6月にイタリアでステージをされたとお聞きしたんですが、それはどういった経緯なんですか?

ライムさん:2月に六本木でライブをしたんですね。そのときに、たまたまサルデーニャ政府観光局(イタリア)の方がいらしていて、「イタリアでライブしませんか?」とお声がけくださったんですね。最初、だまされているんじゃないかと思ったんですけど(笑)、イタリアに行けるんだったらだまされてもいいやと、いつものごとく、流れに乗って。あまり深く考えないんですよね。まわりも「いいじゃん、いいじゃん、ラッキー、ラッキー」って煽てるので。

― 素敵ですね。その自然体。

ライムさん:歌い手さんなんかたくさんいるのに、私を選んでくれたというのもすごくうれしかったし。こういう風に声をかけていただけると、「もっと歌を上手くなろう」「もっと綺麗になろう」というモチベーションが出てきて、調子に乗っちゃうんです。

― ハッピーオーラが出ているので、たぶんイタリアの人に合い通じるものがあったのでしょうね。イタリア、わたしも大好きなんですよ。旦那と引退したら「一緒にイタリア都市めぐりをしようね」と言っているくらいです。

ライムさん:今回のシステムは観光局の人がその町に「こういう人が歌いに来るので、スポンサーになりませんか」と募ってくれるんですね。日本のように制作費をぼんとくれるのではなく、羊飼い組合はホールを借りましょう、機織組合はちらしを作りましょう、ワイン組合は音響照明を、という具合で全部分担制なんですね。お金は私たちいただかないんですが、気持ちで協賛してくださるんですね。公演が終わると、自治組合の山の上のお宅にお邪魔して、お食事をご馳走になって文化交流。普通のツアーとはまったく違ったイタリアを経験できたんです。歌うことでこんなにしていただけたというのが、感動しましたね


伊藤ライムさん

― イタリアでシャンソンを歌われたんですか?

ライムさん:日本語訳のシャンソンと、沖縄の島唄など歌いました。イタリアの歌も歌いましたよ。来年もまた3月に予定していますから、ぜひいらしてください。

― ライムさんの中に、ファッション、お料理、音楽、フランス、イタリアと本当にたくさんのキーワードがあって、それぞれがすごく上手くミックスされている気がしますが。

ライムさん楽しいこと、豊かなこと、美しいことが好きなんだろうと思うんですね。これからも、一つ一つももちろんですが、全体的なライフスタイルを提案していければいいなと、思っているんです。お金をかけなくても豊かさって実現できると思うんですよ。日本人は古来から、春に桜を、秋に紅葉を、季節ごとに見るだけで幸せになってきたわけじゃないですか。美しいものを愛して、それを楽しめば、とっても豊かになれる。そう思うんですよ。




「好きなことをしているうちにここに来てしまいました」とふわっとした笑顔でおっしゃるライムさん。“これいいな”と思ったときの瞬発力には、ものすごいものがあります。18歳から自立して、自分のやりたいことに常に挑戦し続けてきた結果、できることの領域がどんどん広くなったライムさんだからこその、自然体なんだろうと思います。一朝一夕の自然体ではないぞと、つくづく思いました。インタビュー中、淹れていただいたハイビスカスのお茶がものすごくおいしかったことも印象的でした。(村山)

伊藤ライムさんの11月のライブの予定です。

■静岡公演:
2005年11月7日(月)
チケット:¥12,000(税込)
開場:18:30  ビュッフェタイム:18:30~19:20  開演:19:30
 ※懐石料理のオードブルのビュッフェ・ビール・ソフトドリンクなど

浮月楼 ギャラリー館「薫風の間」
静岡県静岡市葵区紺屋町11-1
TEL:054-252-0131

■東京公演:
2005年11月16日(水)
チケット:¥18,000(税込)
開場:18:00  ビュッフェタイム:18:00~18:50  開演:19:00
 ※フランス料理のビュッフェ・ワイン・ソフトドリンクなど

綱町三井倶楽部「別館大食堂」
東京都港区三田2-3-7
TEL:03-3453-3011

いずれも、ライムさんのサイトから予約ができます。

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2005年10月18日

ワーキングマザースタイル、1歳のお誕生日です!


投稿者 村山らむね

去年の春から企画して、秋にスタートしたこのワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]

おかげさまで1周年を迎えました。

今まで読んでくださったみなさま、コメントを寄せてくださったみなさま、トラックバックをしてくださったみなさま、本当にありがとうございました。

世の中は、俄然、少子化対策について喧しくなってきました。子供の数を増やすのも大事。でも一番重要なのは、現在子育てしている人たちが、子育てと自己実現の両立にストレスを感じないことではないでしょうか?

働きながらもう一人産める環境

もうひとりほしいけど、でも・・・・に続くさまざまな要素が、一つでも少なくなることがとても大切ではないでしょうか。行政・企業・家族・地域社会、いろんな立場でそれぞれできることがあるでしょう。わたしたちも、その小さな力のひとつとして

今、ワーキングマザーの人へ
これからマザーになろうとするワーキングウーマンへ
そろそろワーキングしようと考えるマザーへ

ポジティブで元気の出る情報や共感できる思いををスタッフ全員で提供していきたいと思います。

特に2年目は、イベントや復職支援などにもエネルギーを注いで行きたいと思っています。今までありがとうございました。そして、ずっと長いこれからを、よろしくお願いいたします。

一周年に寄せて
村山らむね

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2005年09月07日

インタビュー第9回目は、グッドバンカー代表取締役の筑紫みずえさん


投稿者 村山らむね

■専業主婦業と社長業は似ている

今回お話をお伺いした筑紫みずえさんは、株式会社グッドバンカーの代表取締役でいらっしゃいます。SRI(社会的責任投資)という言葉が、全く一般的でなかった1999年に、日本初のSRI型金融商品エコファンドが発売されましたが、それをゼロから企画して日興證券グループとともに発売にこぎつけたのが、筑紫さんが率いるグッドバンカーです。投資行動はマーケットに自分のメッセージを伝える手段という視点から、エコファンド、そして、2004年には女性が働きやすいファミリーフレンドリー企業に的を絞った投資信託を企画(発売は三菱信託銀行)なさいました。

また、9月5日に男女共同参画社会づくり功労者として内閣総理大臣表彰を受賞なさいました。理由のひとつに『平成16年、仕事と生活を両立でき、多様で柔軟な働き方を選択できる「ファミリーフレンドリー企業」を対象としたSRIファンドを創設。育児休暇等の制度内容や運用実績等を基準として企業を評価している。これらの活躍は、育児等でいったん仕事を中断した女性が「再チャレンジ」を志す上でロールモデルとなるものである。』と挙げられています。「育児で中断するにせよ、工夫して働きつづけるにせよ、時代は本当にワーキングマザーを待っているのです。私へのこの表彰を、全てのワーキングマザーにささげます」というメッセージをいただきました。

インタビューではワーキングマザーの大先輩として、育児を仕事に活かすということ、そして、経営者の立場から見たワーキングマザーの心構えなどを、伺って参りました。


― まずはじめに働き始めた経緯を教えていただけますか?息子さんが3歳半のときですね?

筑紫みずえさん

筑紫みずえさん(以下 筑紫さん):フランス語を勉強しておりましたので、翻訳とか通訳などアルバイト的には仕事はしていました。企業の中で、組織人として働いたことはなかったんですね。事務的なOLの経験がまったくなかったんです。自分はそういうのに向いていないと思っていたんですね。年をとってからでも通訳のような自由業はできると思ったんです。でも、事務的な仕事の基礎は若いうちに雇ってもらってそこできちっと勉強しないと身に付かないと思って。

― 結局、採用されたのが、フランス系企業ということですか?

筑紫さん:日本の企業に応募したんですけど、全然相手にされなくて。結局、フランスの会社に拾ってもらったんです。そのときに採用してくれたフランス人が「あなたの年齢で子供がいるのは当たり前だ」と言ってくれたんですね。それまで日本の会社は「えっ?結婚してる?」と既婚であるだけで撥ねられてしまっていたんです。新聞広告で人材採用をしているところに片っ端から電話をかけたんですが、当時の日本の企業には相手にされなかったんですよ。見事に。

― 当時はまだ結婚退職が当たり前だった頃ですね。

筑紫さん:そう。フランスの企業は、結婚しているとか子供が居るとかではなく、“今、何ができるか”で判断してくれたんです。

― 片っ端から電話をかけるなどしてでも就職したいと思われた動機って何ですか?

筑紫さん:経験してみたかったというだけなんですよ。今の人たちみたいにキャリアプランニングをしていたわけではなく、意識が低いと言われちゃうかもしれないけれど、ただただ、勤めてみたかったというのが正直なところです。ただ実際に仕事をしてみたら、知らないことがたくさんあったし、おもしろさも感じましたね。それから子育てが仕事にとっても役に立つということも発見しました。仕事にとって子育ては、デメリットではなくてメリットだということが日々確信できた。

― そのあたり、ぜひ具体的にお聞かせ願えますか?

筑紫さん:家にいると家事をしても育児をしても当たり前のことでなかなか評価してもらえないけど、会社で同じことをやったらみんなが褒めてくれる。お給料も上がる。楽しくて仕方がありませんでしたね。わたしは知らないことを知るのがすごく好き。会社で働くことはお茶汲みひとつとってもやったことがなかったから、楽しい。コピーも初めてだからおもしろい。小さな会社だから、上司もどんどん任せてくれる。タイプを打つにしても、ドラフトがあって打つのだと面白くないので、そろそろ挨拶状を出す頃だなと思ったら、見計らって上司に言われる前に先んじて打って、持っていく。すると彼はすごく喜んで、私もおもしろい。言われてするよりも、自分のイニシアティブで仕事をするほうが楽しいので、そうしていました。

葉山瑠奈(以下 葉山):結婚して子供を育てるという過程でいろんな経験を重ねたことで物事が先読みできるようになって、仕事でもそれが活きたということでしょうか?

筑紫さん:そうそう、そういうことよ。その通りでございます。子育ては、仕事をする上でも、本当に活かされるんだなってつくづく思いましたね。苦労も多かったんですよ。たとえば英文タイプなんていうのも、ちょっとしたコツがわからないものだから、たくさん失敗もしてね。だからこそ、上達するのが楽しかったですね。技術的なことでは、初めてということでのハンデも多かったですよ。でも、たとえば上司が何を今望んでいるかなんていうのは、子育てしていればまるでトレーニングをしていたみたいなもので、「今はお茶が欲しそうだとか」とかすぐわかる。専業主婦だったから、夫を喜ばせるためにしていたことを、そのまま上司にしたら、本当に喜ばれて褒めてくれる。

― 学校を卒業後、結婚や出産を経て家庭に入る人は多いですが、子育てを終えてから社会人デビューして、それがまた大成功なさるというのもとても面白いですね。

筑紫さん:私はただ、サービスをしていたんですね。上司の彼の立場になって彼にサービスをする。それって、子育てや専業主婦と同じじゃないですか?子育てや専業主婦の経験がこれほど活かされるとは!と、実感しましたね。二・三年でやめるつもりだったのが、仕事がどんどん面白くなってやめられなくなって、今までずるずる来てしまいました(笑)。

― 最初の会社に入られてからここまでで、どこかターニングポイントのような契機はありましたでしょうか?

筑紫さん:マネージャーとなったときは迷いましたね。1980年に31歳で社会人になって、88年に銀行に入ったんですね。そして90年にスイスの銀行(UBS信託銀行)に入るときに、役職がマーケティング・マネージャーとして誘われたんですね。わたしは、まずとにかく面白い仕事・いい仕事がしたかった。だから、それまでタイトルや肩書きには関心がなかったんです。でも迷っているときに、ある企業の方に相談したら、「マネージャーというようなものは、多くの人がやりたくてもやれないものだ。だから話が来たときにはお受けするべきだ」とおっしゃったんですね。

結局、お受けして、苦労したことも多くあるんですが、その頃からですね。タイトルや肩書きなどの重みを感じたり、与えられた責任に対してベストを尽くすことが働く人間の役割だということを強く意識したのは。

― 今、女性がマネージャーなど管理職になることに戸惑いを感じているというような記事を読んだりもするのですが、それについてはどう思われますか?

筑紫さん:私は自分の人生で無理をしてきていないんですね。たとえば留学する直前に結婚したときも、パリで勉強をするつもりが途中で妊娠がわかって日本へ帰るという決断をしたときも、まったく迷わないんです。フランス人の人から「仕事や勉強はいつでもできるけれど、本当に愛する人にはいつ会えるかわからないんだから愛する人を取るのは当然だ」と言われて、なるほどと思ったんです。私は仕事と子供だと迷いなく子供をとる。

私は人と比べてどうだということを考えない。自分自身でターゲットを設定して、自分がいい仕事をしているかを自分で感じているんです。言い換えれば、自分にとって自然だと感じられる道を選択しているんです。だからあんまり葛藤がないのね。

キャリアを優先したり、家庭を優先したり、それは価値観だと思うんですね。だから私は悩んでいる人たちに「こうあるべきだ」ということは言えないけれど、ただ、自分の人生を振り返ってみてつくづく思うけれど、子供を産んで育てたということが一番面白かった。間違いなく私にとって最高の体験だった。私の場合は出産後、体も丈夫になったし、精神的にも安定したし。やっぱり女性にとって自然なことだから、これ以上の仕事があるのかしら?って思っちゃう。

― 日本の企業は、拘束時間も長く、どうしても仕事か育児かという二者択一を迫られるという側面があって、なかなか自然には産めなかったりするようなこともあると思うんです。私の友人がフランス系の会社に勤めているのですが、夕方6時以降会社にいると軽蔑されるというんですね。欧米と日本ではプライベートな時間に対する考え方が違うのかなとおもうのですが、日本の企業独特の育児と仕事の両立の難しさについてはいかがですか?

筑紫さん:私は日本の会社に入ったことがないので、あまり見えないんですが、フレキシビリティみたいなものが欠けているのかと思いますね。フランスの会社に勤めていたときに、上司から「僕、今日は子供が熱を出したから病院に連れて行くので、僕の代わりやっておいて」なんていう電話がありましたよ。だから、私も子供が病気のときなどはなるべく休まないようにしていたとはいえ、やむにやまれず休むときなど、まあ少しは気分的に楽だったりもしましたね。私たちのときは、“めしキャリ”つまり“めしつきキャリアウーマン”と言ってね。それは実家に住んだり、地方からお母さんを呼んだりして、食事の世話など全部やってもらって、それではじめて仕事ができる、そんな状態の女性が多かったですね。

葉山:子供が小さいから、自分のキャパシティを100としたら50%くらいを仕事に注ぎたいと希望しても、100の仕事をやらないのであれば20%の仕事しかありませんよ、というのが日本の企業の実態で(笑)。二者択一で前者を選ぶとしたら、余力がない分を実家に頼るとかお金で解決するなどのチカラワザが必要になってくるんですね。

筑紫さん:ただ、それでも私はめげないで欲しいと思う。私の場合は、どんなこともあまりネガティブに捉えず、ポジティブに考えるようにしてきた。ある一時期は自分の仕事をトーンダウンさせて、育児に力を振り向けても、必ずその先では、育児や家事の経験が生きてくると思うのね。仕事に時間が割けないとなれば、その短い時間でどう仕事を組み立てようかとか、いろんな工夫ができます。社会全体がナレッジつまり知識集約型になっていくという研究があるんですが、そうなればなるほど、私は女の人が有利だと思うんですね。たとえば、赤ちゃんの面倒を見ているときに、ふっとアイデアが湧くとかいう経験は、みなさんお持ちだと思うんです。長時間拘束される人にはない、クリエイティブな面が引き出されると思うんですね。たくさんの引き出しを持てるわけですから。

子育ての時間を持つと言うことは、女性でも男性でも、明らかに知性の広がり・深まりと言う面でよい影響を与えると思うんですね。そういうよい影響を与えられた人が、よい仕事をすると思うんです。

― 子育て中の方を雇用する経営者の立場ではいかがですか?

tukushi3.jpg筑紫さん:経営者の立場から言えば、子育て中の人が時間がないとか、この時間で帰ってしまうというようなことは、もちろん制約です。本当は時間的な制約がない人のほうが、迅速に対応できるわけなんですね。制約がある人ばかりだと、その制約条件のなかでうまく対応しなければいけないから、その分、戦力的に落ちるし、リスクも大きくなるんです。

今、この会社では、会社を評価する仕事なので、それはSOHOでもできるわけだし、アウトプットがレベル以上であればいいわけだし、いろいろな形の雇用の取り組みをしています。週3日勤務だとか、残業はしないとか、いろいろな人が働いています。一人一人の事情が違う人たちを、マネージメントするというのは、ものすごく大変。同質な人たちをマネージメントするのとは違う能力が必要なんです。でも働いている人たちが多様である、能力も多様であるということは、とても重要なことでもあるんです。変化に対して、より対応力があるということにもつながりますから。

― そうですね。なかなかグッドバンカーのように、子育てを人間の付加価値として認めてくださったり、多様性を価値と認めてくださる会社が、まだ日本には少ないかもしれませんね。一度、家庭に入ってしまうと、再就職が難しいというような話もよく聞かれます。ただ、派遣会社などは、ママの再就職支援に乗り出すところも少しずつですが出てきたようで、心強いですね。

筑紫さん:うちも子供がいるということで、時間的に限定的に働いている方も複数いるんですが、もちろん、全てのケースが順調だったわけではないんです。仕事をすることは契約でもあるので、ある一定のアウトプットは出してもらうことは当然とするこちらの考えと、働く側の考えが合致を見なかったこともあります。でも、こちらもまた変化するかもしれない、相手も変化するかもしれない、またいつか幸せな結果を生むかもしれない。失敗したとは思っていないんです。

ただね、小さなことなんだけど、休んだりしたらやっぱり周囲に負担をかけるんだから、お菓子の一つでも持ってくるとか、そういう工夫をすることもとても大切だと思うんです。人と人のつながりで仕事は動くんですから。

― 耳が痛いですね。

葉山:周囲の人たちと気持ちよくコラボレーションしていくための努力って、重要なんでしょうね。

筑紫さん:子供が病気で休むというようなことは、会社から見ればダメージなわけで、そのダメージを最小限に食い止める努力はしてほしいと思うんですよ。それを雇ったんだから、すべて受け入れなさいと、経営側に要求するのは、それは違うなと思います。経営は不確実性を減らしていくことなんですね。それを客観的に知っておいてほしい。

― 子育てと仕事を両立しようと思うなら、全て自分で抱え込むのではなく、マネージメントするような気持ちで、家族や有償のサポートを上手く利用しながら、家庭と会社のリスクを最小限にしていく努力が必要なんでしょうね。

筑紫さん:そうそう。だからマネージメントの側も、すぐに「ああやっぱり使えない」と結論を出すのではなく、「ここをこう変えて」というように、お互い言い合えるような関係を作るべきでしょうね。やっぱりコミュニケーションの問題でしょうかね。

― これは私自身を反省して思うのですが、30代にもなるとなかなか人からのアドバイスや苦言を受け入れられないようにもなってくるのですが、柔軟さや謙虚さを、ワーキングマザーこそ持っていたいなとつくづく思いますね。

ところで、1998年に筑紫さんはグッドバンカーという会社を興されて、1999年にエコファンドを日興證券グループと商品化にこぎつけられました。その後、第2弾として世界で初めての試みとして「ファミリー・フレンドリーファンド」を出されました。これは穿った見かたをすると、日本だからこそ出てきたファンドではないかと思うのですが。日本の企業が“ファミリー・フレンドリー”でないからこそ登場したファンドという印象を受けたのですが。

筑紫さん:そうですかねえ?私がこのファンドを世に出すために、フランスを始め、いろいろと調査したんですけれど、日本の行政は子育てへのサポートをずいぶんしているんですよ。ただね、フランスなんかはマネージメントレベルの人はものすごく働くけれど、一般の人は、早く帰って家族と食事しないと離婚されてしまうということはありますね。でも、施策そのものはたいへん日本は進んでいるんですよ。

ただ、会社のマネージメントする立場の人たちが、育児をしながら働く女性に対して、評価しているかといえば、なかなかまだ難しいところがあるのかもしれませんね。出産・育児を多様な価値の一つとしてきちんと受け止めた会社は、実際、強いと思うんです。それに気がついた企業は、少しずつでもこれから変わっていくと思いますよ。それに女性もそれを後押しするような働き方を、自覚を持ってする必要がありますね。

― 私なんかも、出産して職場に戻ったら、すぐに出向と言う形で元の部署には戻れなかったりもしたのですが、そういうことも新しい出会いとして楽しむような柔軟性を持つべきだったのでしょうね。

筑紫さん:そうです。だって男の人なんて、そういう目にしょっちゅう会っているでしょう?なんでも出産のせいにするのは間違っていますよ。経営の立場からみて、それは出産のせいではなかったかもしれない、でも出産のせいだと経営側が思わせてしまうのであれば、女性が産まなくなってしまうのも仕方がないと思いますね。だから、もちろん企業のほうでの努力も必要だけど、そればかりではない。女性のほうも出産や育児が付加価値だとアピールしないと。育児をしていることでどれだけ仕事の能力が高まったかを示せなかったということも、厳しい言い方かもしれないけど、ちゃんと認識してほしいですね。

― 少々辛口で耳に痛い部分はありますが、まったくおっしゃるとおりだと思います。

葉山:先ほどの「働いている人たちが多様だと、変化に対してより対応力がある」というお話が印象的でした。私は出産を機に、進みたい方向性を考えて会社を辞め、フリーになったのですが、今はまた別の会社に勤めています。でも、ここにいたるまでの数年間は、一見まわり道のようでムダではなくて、いろんな風景を見たからこそ、今の仕事でのアウトプットの質が上がったと実感できる場面が多々あるんです。

筑紫さん:知的筋力が付いたんですね(笑)。100%働けない時期も確かにあるでしょう。でも長い目でみれば必ず糧になると思うんですよ。人と比較するのではなく、自分が面白いと思う仕事をぜひしてほしい。そしてベストを尽くすこと。それを忘れないで欲しいですね。




子供がいなくて時間を自由に使える人や独身時代の自分と比べて、もどかしくなる瞬間があるのは、ワーキングマザーの常(私だけ?)。「他人と比べずに自分自身がターゲットを設定し、いい仕事をすることに意識を向ける」という考え方をすることで、ラクになれそうな気がしました。「同じように働ける、管理しやすい人ばかりを集めるメリット」よりも「メンバーの多様性が組織を強くするというメリット」を認める企業が増えれば、眠れるパワーを有効利用できて、ニッポンの未来はもっと明るくなるはず! 後者の生きた見本になれるよう、精進したいと思います。(葉山)




専業主婦業と社長業は似ているという言葉は2001年の筑紫さんのコラムのタイトルからいただきました。似ている理由として以下のことをあげていらっしゃいます。

一度に多くのことを同時並行で処理する力、優先順位をつけること、決断の早さ、相手の気持ちを読んで前もって準備しておく能力などは、育児中の平均的な専業主婦なら必要に迫られて自然に身につくものだと思うからだ。

という一節に、少々、胸が痛みもしながらも、うなづく点も大いにあります。育児は仕事の足を引っぱらない。長い目で見れば、育児は必ず仕事の糧になる。ものすごい勇気が出る考えではありませんか?筑紫さんのお話はとにかくポジティブで、歯切れがいい。そしておしゃれでとても可愛らしい。本当に素敵な女性でした。何よりもうれしかったのは、かなりワーキングマザーに対して厳しいこともたくさん言っていただいたこと。出産を言い訳にしない。自分に戒めてきたことだけれど、まだそういう部分が自分にたくさんあることが発見できたことに、冷や汗をかくとともに、いい時期に自分の修正ができるのではないかと、感謝しています。(村山)

グッドバンカーが企画した商品は現在3つ市場に出ています。

日興エコファンド

興銀第一ライフエコファンド

三菱SRIファンド(ファミリーフレンドリー)


 

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2005年07月25日

新スタッフ 3人登場です!


投稿者 村山らむね

ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]にまたまた、超強力な3人が登場しました!

●本田裕美さん
仕事は現在お休み中。なんと社交ダンスがプロ級の、“ダンシングマザー”でもあります。海外駐在の経験から、バイリンガルな子育てを実践中。ダンスと英語について、これからいろいろと情報を提供していただけそうです!

●白木あきこさん
美容と美食のことならおまかせ!現在ガーデニングの専門誌の編集に携わっています。こだわりの美容、美食はもちろん、私立中学の受験のお話もぜひお聞きしたいところ!

●丸の内みほさん
美味しいもの大好きな好奇心いっぱいの、みほさん!若くして、会社の経営者でもあります。友人の多さには、目を剥きます。レストラン話やモバイルネタも、楽しみです。

超強力な3人をぜひよろしくお願いいたします。

「わたしもぜひスタッフに!」という方は、近々メルマガにて応募の詳細をお伝えしますので、お待ちくださいね!

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2005年06月30日

インタビュー第7回目は、トレンダーズ代表取締役 経沢香保子さん


投稿者 村山らむね

■子育ては、みんなで一緒にやれば楽しい

トレンダーズ株式会社代表取締役 経沢香保子さんは、若くして起業し、「女性起業塾」をはじめ、数々の事業を成功させてきました。一児のお母さんでもあり、かつ第二子を妊娠中。最近では経済産業省の委員会の委員もつとめていらっしゃいます。子だくさんと事業の成功を両立させたいと公言なさっている経沢さんにインタビューしてきました。

経沢香保子さん

― 経沢さんの両立の秘訣はなんですか?

経沢さん:みなさん、よく「両立するのがたいへん?」とか「家事をやるのたいへん?」とか言うんですけど、なんでもチーム次第だと思うんです。家族もチームだし、会社もチーム。どんな人と一緒にいるのかで、ものすごく人生が変わってくると思うんですけど、わたしは本当にチームに恵まれているんだと思うんです。

周りの人がどう背中を押してくれるかとか、理解・協力を示してくれるかということが、女性が働くということについてはとても重要ですね。

― ワーキングマザーで成功するというのは、周囲に恵まれている人が多いし、恵まれるような環境を自分から作っていける強さをもつ人が多いですよね。

経沢さん:そうですね、何事もひとりでやる必要はないと思います。チームで上手に分担していければ楽しいですよね

― 意外とみなさん保守的で、たとえば、娘が小学校に上がって、他のお母さんと話すことも増えたんですが、娘は当然のごとく丸5年間保育園にお世話になっているんですね。そうすると、「保育園なのに、いい子ですよね」とか言われちゃうんですね。なのに、って何だよ?ってこっちは思うわけです。

経沢さん:たとえば、幼稚園のほうが幸せだとか、親が働いている子はかわいそうとか、そういう一般的な見方からもっと自由になったほうが楽だと思いますけれどもね

― ほんと、まったくその通りだと思います。いろんな生き方や働き方がある。そしていろんな子育てがある。いろいろあっていいと思うんですよね。だけど、それを当事者じゃない人間達が、すごく意地悪な見方をして、がんばっている女性達を萎えさせる。それは本当に腹立たしいことです。

経沢さん:そうですね。少子化について思うのは、子供を持つ持たないは自由だと思うのですが、産みたいのに、もう一人欲しいのに、産めない世の中だとしたら少しおかしいし、それに対しては支援するべきだと思う。

― 産みたいなと思っていても、今は産めないというような思いを抱えているワーキングマザーやワーキングウーマンはたくさんいると思います。私もそうなんですけど、一人目を産んで職場に戻って、ようやくワーキングマザーとしてのリズムができて、担当も取り戻して(笑)、あともうちょっとがんばれば主任になれる。そんなとき「二人目できました」なんて言ったら、「お前は仕事やる気あるのか?」と言われかねない。そうなると、やっぱり二人目って二の足を踏むと思うんですよ。それが現実なんですよね。

経沢さん:なるほどですね。そういった要因もあるんですね。

― ところで、経沢さんがよくいろんなところでおっしゃっていることで共感するのは「起業は育児に向いている」という言葉。自分で仕事をデザインできるというのは、強いなと。

経沢さん:先程、村山さんがおっしゃってたように、例えば職場でも遠慮しながら生きるのは結構つらいですよね。経営者っていうのは時間で働くものではないですから、結果を出せば極端に言えば週に5時間働くだけでもかまわないじゃないですか。結果さえ出していれば、無駄な遠慮はしなくても良いわけです。そのへんは楽だなと思います。だからといって、全員が社長になれるわけではないですから、子供をみんなで育てるというような社会的なインフラが整えば、みんな“産んでもいいかな”って思うんじゃないかなと。

一人の人間が死ぬまでに国に払う税金ってすごい金額ですよね。なのに家計に負担となる、出産・育児に必要なお金の多さだけがクローズアップされて、産む気を萎えさせる情報だけが独り歩きする。その上、育児に対する政府の保護は手薄くて、老人への支出に比べて圧倒的に少ない。老人には選挙権があって、子供には選挙権がないということもあるんでしょうけど、もう少し上手なお金の使い方があるのではないかな?と思ってしまいます。今、経済産業省の委員会などでも主張しているんですけど、そのあたりが日本って、まだまだなのかもしれませんね。

経沢香保子さん

― 子供が少なくなっていけばいくほど、子供が大切にされるかといえば、まったく逆ですからね。どんどん子供の居場所はなくなって来ています。

経沢さん:なるほど。そうなんですか。

― どうしたら子育てしやすくなると思いますか?何かを一つ変えるとしたら、なんでしょう?

経沢さん:預かってくれるところだと思います。子育ての何がたいへんかといえば、私は“誰かが見ていないといけない”ということにつきると思うんです。ミルクをあげたり、おむつをとりかえたりと、もちろんお母さんがやればいいのかもしれないけれど、誰かの手を借りていいと思うんですよ。地域だったり、互助会みたいなものだったり、子育てにおける相互扶助が、特に都市部ではまったく機能していないですよね。だから、もうちょっと会社が大きくなったら、社内に託児所を設けて、みんなが安心して働けるようにしたいんです。

― 国にやってほしい子育て支援はたくさんあるんですが、それとは別にもう少し一人一人が子育てに対して理解して欲しいとも思いますね。私が少子化でとても恐れているのは、親が少なくなること。自分が子供を持っていなければ、もう子育てとは関係ないという考え方をする人が、多いのではないかと思うんです。大人っていうのは、社会的には親なんだという自覚を持って欲しいんですけど。

経沢さん:なるほど。子は宝だっていう考え方が忘れられがちなのかもしれませんね。じゃあ子供は公共財なんですか?といわれると、感情的にはそうですとはなかなか言いづらいのですが、でもそういう意識も大切ですよね。子供はみんなのものだという意識。小さい頃、よく近所のおばさんとかに叱られませんでした?みんなが親の気持ちで言ってきたり、関わってくれていた。今って以前と比べて親にだけ責任があって、家族内で完結してよね、という感じになってきているのかもしれませんね。

― コミットメントが切れてますよね。

経沢さん:私の友人なんかも、結婚している子は多いんですね。でも、仕事がものすごく忙しくて、「子供は欲しいんだけど、今は無理」みたいなことを言っている。子供に責任をとれるようになるまで、産めないと言うんです。裏返しに、それぞれの子供はそれぞれが責任もってねという認識になっているのかもしれません。たとえば、自分の周囲の人が妊娠して具合が悪くなって早く帰ったりすると、どう対応していいのかわからなくなる。

― そういう経験は、私にもありますね。子供がいなかった頃は、まさしくそうでした。

経沢さん:もしかしたら子育てを身近に感じられないという都市部の環境が東京の出生率の低さを導いているのかもしれないと思います。経験したことがない人がたくさんいるということですから。人間て自分が経験していないことは理解できませんからね。だから、子育てに対して理解できなくなってくるのかもしれません。

あと、私が経済産業省の委員会とか出ていて疑問だなと思うのは、「少子化は仕方がない」という前提で話す人がいること。

― そうそう。許せません!!

経沢さん:成熟した国が少子化になるというのもわかるけど、フランスなどは政府の努力によって改善されてきているんですよね。少子化は仕方がないから、それに対応した国づくりをしようというのは、一見正しいようだけど、長期的に見れば人口構成がおかしくなるわけですからね。

― そうそう。どこかの学者さんとかが、「少子化でいいんだ」というような開き直りの説を偉そうに話すじゃないですか。ふざけるなと言いたいですよね。子供が産みたいけど、産めないとか、我慢しようとか、女性に思わせている国が、成熟した国作りだなんて、おかしいですよね。

経沢さん:日本の税金の使い方で言えば、公共財への歳出が40%の国ってありえないんです。これだけインフラが整っているのに、いまだに道路・公共施設を作っている。子供を増やすための環境を整えることこそ、本質的にはプラスの経済効果だと思うんですよ。リターンがあるところには投資すべきで、子育てには補助という名の投資(支援)をすべきなんです。わたしは73年生まれなんですが、この年を最後に子供は減り続けているんですね。だから30年前からわかっていたはずなのに、もっと早く手を打つべきだったのではないかと思います。

― さて、今後の夢をお聞きしていいですか?

経沢さん:今、女性起業塾というのをやっているんですが、社会にプラスになる事業を展開する女性社長を100人輩出したい。そうしたら、少しずつ世の中は変わると思うんです。最近、女性限定ソーシャルネットワーク[only1.be]も主宰していますが、女性が輝くことができるような楽しい場所を提供し続けてお役に立ちたいと思っています。

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録音したものを改めて聞くと、インタビュアーである私自身がものすごく興奮しているのがわかります。とにかく経沢さんの放つ大物のオーラと、頭の回転のよさに、感動・感激・大興奮しました。こんなかっこいいお母さんがいるということを誇りに思います。

トレンダーズでは女性の起業家育成を支援するさまざまな事業を行っています。

トレンダーズ

女性起業塾

自分の会社をつくるということ
自分の会社をつくるということ
6月23日に発売される、経沢さんの初めての著作です。

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2005年05月24日

キッズ・スポーツ体験サマーキャンプに参加しよう♪


投稿者 村山らむね

夏になるといつも子供キャンプの案内が来て、ワーキングマザーとしてはたいへん悩みます。ものすごく魅力的なんですが、子供一人、友達もいないなかに放り出すのも?と、思ってしまう。それまでに、友達のお母さんと約束をしておけばいいんですが、忙しさにかまけて、ついつい申し込み直前になって、結局、申し込まずに終わってしまうというのがもう、2年くらい続いています。

でも今年こそ、娘をサマーキャンプに入れようと今、意気込んでいます。

そんななか、とっても魅力的なお知らせをいただきました。

主催するライツという会社は、あの有森裕子さんも取締役になっている、「アスリート・スポーツ文化人へのマネジメントならびにサポート」とメインとする会社です。

そして、このキッズ・スポーツ体験キャンプは、去年も開催して、たいへん人気を呼んだそうです。

気になる今年の概要は

オリンピックをはじめ、あらゆるシ―ンで活躍した有名アスリートに会えます! もちろんそれぞれお得意のスポ―ツで、一緒に楽しむこともできます!

新しい仲間との出会いもあるかも…!?キャンプで楽しみなのがアスリートと、参加者との共同生活。コミュニケーションの楽しさを体験したり、新しいお友達を作る絶好のチャンス!

★7/27~7/30
場所●千葉県JOSAI安房ラ-ニングセンター
(千葉県鴨川市太海1481)

講師陣●中嶋譲(フットサル)、杉山マルコス(バレーボール)、大久保茂和(バレーボール)、リチャード・レイドラー(英語でクリケット)、有森裕子(陸上)、神尾直子(キッドピクス)

★8/8~8/11
場所●埼玉県青少年総合野外活動センター
(埼玉県秩父市大字山田4386)

講師陣●保坂信之(フットサル)、マルコ<宮本誠>(リフ
ティングの達人)、ゼッターランド・ヨーコ(バレーボール)、ブレンダン マーフィー(英語でスポーツ)、有森裕子(陸上)、神尾直子(キッドピクス)

☆料金34,000円(消費税込み)
  ※兄弟割引あり。1人30,000円

☆集合・解散:現地集合、現地解散
         (千葉県蘇我駅、池袋駅よりツアーもあり)

★ 申し込みは…
近畿日本ツーリスト株式会社 
千葉教育旅行支店
043-227-9401まで
電話でのお問い合わせ
応募締めきりは7月1日


ライツ
キャンプ概要PDF

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2005年05月18日

1stブロガーPARTY!@『ブログ成功バイブル』で会いましょう!


投稿者 村山らむね

わが、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]もご紹介いただいた、『ブログ成功バイブル』の出版パーティーが6月5日 日曜日に行われます!

超カンタン! 最強メディア ブログ成功バイブル
超カンタン! 最強メディア ブログ成功バイブルparty.jpg


WMS運営者の村山らむねこと、青山直美も、参加いたします。もし、お暇でしたら、ぜひみなさんもいらっしゃいませんか?ブログをもっている、もしくはブログを始めたい方なら誰でもOKです!

このエントリーを見て申し込んでいただいた方は、ここにトラックバックしていただければ、事前に仲良くできるかも??日曜日の夜ということで、ちょっと時間的にはワーキングマザーはきついですが、なかなかないイベントなので、ぜひお申し込みはお早めに!!

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           人気ブロガーが集結!
 ・*.";.*:「1stブロガーPARTY!@『ブログ成功バイブル』」・*.";.*:

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『ブログ成功バイブル』発売を記念して、
ブロガーがリアルに集結する、日本初(?)のパーティを開催します!!

ランキングトップや個性あふれるブロガーが
一堂に会する機会はなかなかないのでは?
ブログに関する疑問、情報・・・ここに来れば何かが変わる!?
自分のブログをアピールしたい人も大歓迎です。

■この人に会える!
まいまいさん(いい女塾で優勝)
はた坊さん(ブログランキング1位)
横須賀てるひささん(『最強ブログ営業術』を出版)
外間秀幸さん(ブログ・プロデューサーとして独立)
カフェモカさん(人気アフィリエイター)
マダムKさん(「マダムKラウンジ」オープン)
貴田乃瀬さん(料理ブロガー)
青山直美さん(ワーキングマザースタイル)
白石崇さん(ネットベンチャー企業WriteUp!社長)
中野瑛彦さん(『ブログで始める超速起業入門』著者)
安藤哲也さん(楽天ブックス店長、仕入れ総担当)
江種美奈子さん(翔泳社編集)
百世瑛衣乎(『ブログ成功バイブル』著者)
 *~*~*
上記の人気ブロガーが、あなたの目の前で
「成功の秘訣」「ブログのコツ」をお話しします!
しかも全員(8人を予定)なので、超貴重☆
このメンバーの話をまとめて聞けるチャンスは、なかなかありませんよ~。

■参加資格
ブログをもっている人。ブログを始めたい人。
自分のブログをアピールしたい方は、URL入り名刺やプロフィールをお持ちください。
名刺交換、交流はもちろん、ブログや出版へのアピールもご自由にできますよ。

■6月5日(日)
18:00~20:00

トラットリア ベニーレベニーレ原宿・表参道交差点、ラフォーレのななめ前、HMスクウエァ最上階にある
洗練されたイタリアンです。
(地下鉄明治神宮前駅30秒、表参道交差点GAPの隣のビル)
TEL:5775-5333 神宮前4-31-10 5~6F

会費:4500円(当日受付)
イタリアの有名シェフが参与と、その料理はグルメ賞賛。
今回は会費を安く押さえ、飲み放題付きで手頃なメニューにしました。


■お申込みはコチラから♪
   ↓  ↓  ↓
http://www.kantanform.jp/free/?id=momose*先着順です(60名)。お早めにお申し込みくださいませ。
*受付確認の返信はありません。定員オーバーした場合のみご連絡いたします。


ここにトラックバックしていただいた方々で、お茶二次会でもしましょう。

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2005年04月18日

インタビュー第5回目は、だめんずうぉ~か~でお馴染み、くらたま先生こと倉田真由美さん


投稿者 村山らむね

■今という未来を手に入れるためには、必要だったんですよ。その失敗が。

週刊SPA!の連載である「だめんずうぉ~か~」で、一躍だめんずブームの火付け役となった倉田真由美さん。ご自身も、結婚→出産→離婚を経験された、ワーキングマザーでもあります。ご両親の住む福岡に生活の拠点を置きながら、最近では、エッセイや人生相談など広い分野で目覚しい活躍をなさっているくらたま先生。長年の大ファンだというムギ畑主宰の勝間さんにも加わっていただいて、ワーキングマザーの恋愛と男性観について熱い、かつ、かしましい(?)おしゃべりが花開きました。


くらたま先生こと、倉田真由美さん

倉田真由美さん:今日のメンバーはワーキングマザー = シングルマザーではないのね。

― はい。離婚経験者はいますが。

(軽くそれぞれのだめんず史を自己紹介がてら紹介しあい、笑い合う)

勝間さん:わたしが仮説として常々思っているのは、ワーキングマザーのように自分で金を稼げる女は、どうも男を見る目が曇るのではないか、と。

倉田真由美さん:(爆笑)

勝間さん:3500人のワーキングマザーが集まるネットワークを7年くらいやっているんですが、うぉ~か~がたくさん居ますね。そもそも私も、まだ「だめんずうぉ~か~」が2巻くらいしか出ていないときに、友人が「とにかくこれを読みなさい」と手渡してくれたんですね。読んだら彼女の意図するところがわかり、しばらくして離婚しました。

倉田真由美さん:そうなんだぁ。

― いい女塾でご一緒させていただいて、そこでのコメントで、今、恋をなさっているということをおっしゃていますが。

倉田真由美さん:そう。ずいぶん前からいろんなところに書いているんだけど、付き合って1年くらいのオトコがいて、そのオトコにベタ惚れなんですよ。今までのなかで一番惚れてるかな?

だめんず、つまりダメ男ってどういう男ですか?ってよく聞かれるんだけど、結局それって人によって、女によって、ちがうじゃないですか?何がないとダメか、何がなくてもOK、それって人によって違う。「お金さえあれば、たいがいのことは我慢できるわ」という女もいる。顔さえよければという女もいる。それぞれだから。自分にとって何が必要なのか、自分のことをわかっていないから、若いうちは失敗しちゃう。私自身、若い頃、ダメな男とつきあったのは、彼自身がダメというよりは、いや、もちろんそれもあるんだけど、それ以上に私自身もダメだったな。と。自分を知るという意味では、年を重ねてよかったし、今の恋愛もその結果で充実しているんだと思う。

自分の好物や苦手なものは食べてみないとわからないじゃないですか?だからこそ、いろんな男をみていろんな男と付き合ってみるというのがとても重要だと思う。食ったことのないものの味はわからないから。

勝間さん:脳生理学で証明されているのですが、人間はどうやら失敗からしか学べないらしいんですよ。

だめんずうぉ~か~
倉田真由美さん:そうそう!!(大爆笑)まったくその通り!!だから成功した人から何を聞くって、失敗した話を聞くんですよ。私自身、自分の失敗やダメ男体験が糧になっている。ネタにもなっているしね。失敗した当初はつらいし、苦しいよね。わたしもダメ男と付き合っていたときや、自分の付き合っていた男がダメ男だと気づいたときは、過去を消しゴムで消したいくらいに辛く思った。過去って変えられないものだと言われているけれど、実は過去って変えられるんですよ。後から幸せになった場合、全ての過去に意味が生まれるんですよ。幸せを手に入れた瞬間に。不幸のままじゃダメですよ。ハッピーを手に入れれば、全ての過去を赦せるようになるんです。私も30過ぎてからですね。全ての過去を赦せるようになったのは。それまでは本当にね、消しゴムで消したかった。今という未来を手に入れるためには、必要だったんですよ。その失敗が。

― すばらしいですね。名言ですね。今という未来を手に入れるために必要だった失敗。勇気が出る言葉ですね。

倉田真由美さん:仕事にしても恋愛にしても不遇な時代がありましたよ。その頃は、あらゆる状況が赦せなかったし、辛かった。今はようやく、失敗あっての今の幸せと思える。

― ワーキングマザーに限らず、女性達の間に、失敗が怖いから、恋愛をしなかったり子供を持たなかったりというという、どちらかというとネガティブチョイスをする人が増えているような気がしますが、そういう風潮についてどう思われますか?

倉田真由美さん:だーめだめ!あのね、物事を迷ったときには積極的な方を選択しろとわたしはいつも言っているんですよ。ちょっと変わったデザインの洋服を買おうかどうか迷うとする。買ってしまうのが積極的な選択で、買わないのが消極的な選択。勇気を出して買ってみたら似合わない。似合わない上に、お金も失ってしまった。こんなことなら買わなきゃよかったと思いますよね。でもね、この積極的な選択をしたおかげで、こういうデザインは似合わないと学習することができたんです。こういう学習をしていかないと、人間、年を重ねることが辛くなってくるんです。

女性は、まあわたしもそうだけど、若く見られたいから化粧とか工夫しますよね。だけど、絶対に言えるのが、20歳の頃の私よりも絶対に今の私のほうがおもしろいし、魅力的。これは絶対に自信がある。いろんな失敗をしてきたし、それによって学習してきた。100人男がいたら、80人は20歳のわたしを選ぶかも知れないけど、残りの20人、つまり今の私を選ぶ男のほうが遥かにイイ男!今のわたしのほうが絶対に面白いから!今のわたしの魅力をわかる男のほうが絶対いい男。若い頃のわたしはライバルではない。そしてね、学習するということでは、失敗がいちばん人生には効くんです。

勝間さん:そんなふうに失敗を肯定的に捉えられるようになったのは何歳くらいですか?

倉田真由美さん:うーん、成功体験を手に入れて、余裕が出来て安心してきた、27歳くらいじゃないかな?過去を肯定するには、自分を安定させてくれるものが必要で、それは男だったり、やりがいのある仕事だったり、お金だったり、女の人の場合、この3つのうちのどれかがないと無理じゃないかな。どれもない状態だと、かなり厳しい。私の場合27歳のときに初めて安定した彼氏とつきあったんですよ。生まれて初めてサラリーマンと。そのときはまだ収入的には月に20万円もないくらいだったんですけど、すごく幸せでしたね。ただ、彼と付き合っているときに、過去の全てのダメ男との過去を肯定するところまではいかなかったかな?そういう意味では、今のオトコになってからだね。全ての過去を肯定できるようになったのは。

勝間さん:くらたま先生にそこまで言わせるオトコとはどんな人なんですか?興味あるな。

倉田真由美さん:すべての女の人に、その人にあった最高の男の人が用意されているとは思わないんですよ。運だから。これは。宝くじ毎日買っても、100万円も当たらない人いますよね。そういう意味では、わたしはすごいくじをひいたな、と。3億当たったかな?というくらい。不満がないわけじゃないですよ。月に一・二度しか会えないし。会えないからこそ、こういう新鮮な気持ちを保てているのかもしれないし。

勝間さん:男の人って、関係性が深まれば深まるほど離れる場合と、より密接になる場合とありますよね。

倉田真由美さん:付き合いが長くなっていくと理解が深まるケースと、情熱が冷めていくケースがあるけど、後者はたぶん相性がよくないんだと思う。これも私がいろんな人と付き合ったからわかるんだけど、後者のほうはたぶん、本当には惚れていないんだよね。

付き合っているときに、なぜかいつもイライラしていたり、腹が立ったりと、そういう経験ってあると思うんですが、たぶんそれは無意識に心のそこではそれほど惚れていないという表れだと思う。恋愛中はなかなか自覚できないけれど、無意識的には気づいているんだと思うな。私も以前付き合っていた人が、改札で150円の切符を失くしたのね。それで、私、ものすごく腹を立てたの。で、逆に気が付いたのね。ああ、150円の切符をなくしたくらいでこんなにイライラするということは、たぶん私はこの人をそれほど好きではないんだなって。心底惚れていないから、導火線がとても短くなっていて、爆発してしまったんだなって。どこまでその人をゆるせるかって相性の部分がすごく大きくて、それはもうどうにもできないと思うんだよね。でも、世の中見渡して、こういう実は合っていないカップル、ごまんといるんじゃない?

勝間さん:付き合い始めは相性があっていても、長く付き合ったり生活をともにするうちに、女性のほうが成長が早くて、男性とすりあわなくなってくるケースもありますよね。

倉田真由美さん:あるある!!人間って成長するんだよね。

勝間さん:このすり合わない状況を解決する手段って離婚以外にあるのかな?って思うんですけど。

くらたま先生こと、倉田真由美さん倉田真由美さん:私はねえ、ないと思います(断言)。成長って意識的にされるものではないでしょう?よく自分磨きとか言うけど、磨かれるものであって、磨くものではないんですよ。ふと気が付くと、すごく差がついてしまっていたりするわけね。私が27歳のときに付き合っていた彼も、銀行員でエリートで、あの頃は楽しかったわけ。でもね、去年久々に会って話をしたんだけど、もうぜんぜん楽しくないの。この何年間でわたしが経てきた経験と、ものすごく差がついちゃっているわけね。成長には、その速度と、ベクトルと2つあるじゃないですか?彼ももちろん成長しているんだけど、わたしとベクトルがまったく違うわけね。だからもう、話していて楽しくない。速度はぜんぜん違うと思う。わたしはこうやって日々いろんな人と会ったり、自分の考えることを言語化しているわけ。この言語化という作業は成長の速度を速めるんだよね。

残念ながら男性のほうが他人の話を聞くのが下手。人の話を聞くとは学習能力そのものね。外部の情報を受け入れるということだから。それができない頑迷なおやじ、多いでしょ?聞けない男が、一歩も成長できないおやじになっていくわけ。

この間、斉藤孝さんと対談したときに彼が言っていたんだけど、女性は男性の趣味を受け入れるんだって。男性がジャズが好きなら、一緒にCDを聞いたりできる。反対に、男性で女性の趣味に付き合うということができるのは稀だって。

― それ、思い当たります。私の旦那も、絶対に宝塚に付き合ってくれません。

勝間さん:それは趣味自体に問題があるのでは?

― そうかも・・・。

倉田真由美さん:柔軟に外部の情報を受け入れることのできる男性はなかなかいないの。だから、学習能力のあるいいオトコっていうのは、数が少ないの。講演とか私、よく行くじゃないですか。おっさん相手だと本当に苦労する。ノリがぜんぜん悪いんだよね。私の言っていることがほとんど通じていないの。普通ね、議論って、AとBという説が戦うと、Bの意見も取り入れたA´になるというのが普通じゃないですか?でもね、朝まで生テレビじゃないけれど、男性同士の議論って、得てして、Aの説の人はAのまま、Bの説の人はBのまま、まったく平行線をたどるんだよね。それが学習能力のないおやじ同士の悲しい議論。本来、人の意見って変わっていくのが当たり前なんですよ。それが学習するってことだよね。

― 女性でもこういう“おやじ化”傾向、つまり自分の居場所を確保するために、生き方の柔軟性を自ら捨てているような人が多いような気がするんですが。

倉田真由美さん:そういう人は昔からいたと思うんですよ。“女は嫁に行くもんだ”と、そういう価値観から一歩も抜け出さない、母親や祖母の世代の人たち、いっぱいいるじゃないですか。今、問題なのは、女性はいろいろな選択肢があるのに、それを受け入れずに、こうでなくちゃいけないという呪縛にとらわれていることじゃないかな。

勝間さん:くらたま先生のように漫画のような手段があれば、その呪縛から抜けられるけれど、そうでない人はどうすればいいのでしょうか?

倉田真由美さん:実際、取材をしていても、親の呪縛に縛られている女性がすごく多い。仕事が楽しいと思っていても、親から「嫁に行ってナンボ」みたいな価値観を押し付けられて、その価値観を否定できない。自分の価値観と親の価値観が自分の中に同居していて、どちらも否定できずに、苦しい。そういう苦しみを完全に払拭することってすごく難しいと思う。親の価値観って呪いみたいなもので、それって解けないと思うんだよね。私自身も解けませんでした。20代は。

「結婚しなければ・・・」という強迫観念がいつもあった。はっきり言って私は、本当に好きな人とは結婚していないです。だからうまくいかなかったし、新婚時代からうまくいってた時期ってほとんどないです。でも子供ができて、最高に大切な存在ができて、離婚して。そうすることによって、つき物が落ちたように親の呪縛から解けちゃった。「もう私結婚したし、子供もできたし、離婚もしたし、もう自由にしていいんだ」って。これもひとつの解決方法だと思うんだよね。こういう方法、始めっから離婚することを視野に入れて、親の呪縛を解こうなんていうのはすすめないけど、実際、私はこうやって解けたのね。結果論だけど。

もし、結婚していなければ、子供産んでいなければ、たとえ仕事が上手くいっていたとしても、心が今のように安定してはいないと思う。常に脅かされているような気持ちがあると思う。

― ワーキングマザーについてお聞きしますが、朝日新聞の記事でも「国は、結婚の意義を説いて生き方を指南するより、子育て支援策などを充実するよう期待します」とおっしゃっていますが、いわゆる少子化施策についてはいかが思われますか?

倉田真由美さん:男が考えているなって気がするよね。結婚しなさいとか、子供を作りなさいって国が言うことは、結婚しないことはよくないと言っているようなものでしょ?そんなの僭越。個人の自由でしょ。話にならない。

ワーキングマザーの話をすると、子供持っている女性もいろいろいるわけですよね。自分しか稼ぎのない人もいれば、両方稼ぎのある人もいるし、自分のほうが稼ぎのある場合もある。さまざまなパターンがある。だから、どこかに焦点をあてるのは無理なんだと思う。

子供を育てながら働くということがどんなに大変かということは、身をもってわかっているので、ねえ。ほんとに大変だもんね。生活スタイルの全てが変わる。ただ、大変さも、人によって状況が違うから、「こうだ」って言えないんだよね。処方箋が一人一人違う。私の場合、両親の助けのおかげで、この仕事量がこなせている。だから、「みんなも両親に助けてもらえばいいじゃん」とは言えないでしょ。亡くなっている場合もあるし、孫の世話なんて嫌だというおばあちゃんもいる。

― 最近では介護しながらのワーキングマザーもいますよね。

倉田真由美さん:そうそう。もう、それぞれじゃん。こうしたらいいよ、って言ってあげられないのがつらいところだよね。

― みんなが違うからということで、サービスが均一化して、求められるサービスが届かないというのは問題な気がします。お年寄りの介護サービスのように、ケアマネージャーのような存在が育児にもあればいいなと思うのですが。

倉田真由美さん:でもね、行政のサービスを心待ちにして、そのことに不満を言って毎日を過ごしているというのは、ほとんど解決しないから。神頼みに近いから。

くらたま先生こと、倉田真由美さん勝間さん:それは問題解決能力を1人1人が身につけるしかないのでしょうか?

倉田真由美さん:そうだと思いますよ。ミクロに考えて、自分の問題は何かということを考えて、解決していくしかない。男にしても女にしても、上手くいかないことを政治や行政のせいにする人が多いけど、まあそれも正論だけど、そんなふうにしていたら何も解決しません。自分ちだけでも救おうよと、自分の問題点というものをとりあえずクローズアップして、「お金かな」と思えば、もうちょっと稼げる仕事を勇気を出してやってみるとか、自分から動き出さないと。強い意志があればかなりの問題は解決できると思うんです。どうしても自力では解決できない問題もそりゃあるけど。

最近、わたしも悩み相談の仕事をしていて、「子供を抱えて夫が浮気した。離婚しようにも手に職はないし、夫の浮気にびくびくしながら生きるのも嫌だ」というような質問が来ていたのね。子供を抱えて仕事をするのは大変だと思う。でもね、なんとかなるんですよ。もちろん彼女自身が介護を受けるような状況なら別だけど、普通に体を動かせるのであれば、子供のためになんとかなるんです。仕事、見つけられるから。人の家の軒下で過ごさないといけないなんていうことは、ないです!

だから、そんなね、辛い状況に甘んじているよりは、積極的な選択をしてほしい。離婚という選択をして欲しいと思う。

― ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のスタッフにも何人か離婚経験者がいますが、みんな明るいです。

倉田真由美さん:うーん。私自身思うけど、合わない男と一緒にいるより、独りのほうが遥かにいい。離婚したことを後悔したなんて話、聞いたことないでしょ?

ワーキングマザーのように女性が経済力を手にするということは、いい男を選ぶ権利を得るということだと思うの。専業主婦は人生を選択する権利がないと思っている人が多い。仕事があって生活能力があれば、夫なんていなくてもどうにでもなるんだよね。だからよっぽど好きな人じゃないと結婚する意味がないよね。

勝間さん:そのときは好きでも3年、5年経つと好きでなくなって離婚するというケースが多いですよね。

倉田真由美さん:それはそれでありなんだよ。そのとき好きならいいのよ。少なくとも、好きでないのに結婚するということは避けられるでしょ。

― 結婚を継続性ありきで考えるから辛くなるんでしょうね。

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倉田真由美さん:そうそう。一生続けるなんて前提で考えることないの。だって人間は進化するんだもの。楽しいと思うことも、合う人も変わるの。長く暮らしてもそれでも一緒にいるのが楽しいと思える相手と結婚できれば理想だけど、それじゃないとダメと決め付けるから苦しくなる。何回だってやり直しはきくんだもん。

― お互いの成長具合によって、賞味期限も変化するということですね。

倉田真由美さん:専業主婦とサラリーマンの男性という組み合わせは結婚を継続しやすいシステムなの。でも、結婚を長く続けるために人生を選択するというのもおかしいよね。自分の人生を楽しむために生きないと!一度仕事を楽しいと思った女性は、もう、専業主婦には戻れないと思うんだよね。

勝間さん:ところで、倉田さんがどうして大学卒業後、漫画家になったのか、最大の謎なんですけど。一橋の商学部ですよね?

倉田真由美さん:高校時代、漫画を書いていて、就職活動にボロボロと失敗して、何をやりたいかというよりも、何ならやれるかなという選択でクローズアップしたのが漫画だったの。人間てさあ、すごくやりたいことがある人なんて、一部じゃん。私も今は、連載もたくさんもっていろいろ書いているけど、こういう仕事についていなければ、こんなふうに発信していたかわからないよね。こういうのって訓練だから。生まれながらの漫画家みたいな人ももちろんいるけど、わたしはそうではない。

― 今後の夢をお聞きしてもいいですか?

倉田真由美さん子供が欲しいですね。結婚はもうしなくてもいいんだけど、子供は産みたいと思う。多ければ多いほどいいけどね。

結構ね、私みたいに思っている女の人、多いと思う。結婚はしなくてもいいから、彼の子供が欲しいって。そういう人の先陣を切って、まあ俵万智さんがそうだったけど、堂々とシングルマザーで子供を産む選択をしたいですね。私がそうすることによって楽になる女の人もいるんじゃないかなって思うし。日本ってみんなと同じにしないとダメっていう教育を受けてきていて、友達が結婚すると焦燥感をもったりすることがあるじゃない。でもいろんな幸せのカタチがあるわけだから。

仕事がしたいんですよ。男の世話をするよりは、仕事や子供の世話をしたい。あと、これは恋愛観によるんだけど、わたしは恋の刺激的な部分を楽しみたいと思う。毎日まったりゆっくり、二人でだらーっていうのよりは、毎日会わなくても非常に刺激的というほうが私は好きなの。こういうスタイルを追求するというのもいいと思う。

勝間さん:仕事についてはどうですか?

倉田真由美さん:昔はね、連載もちたいとか、単行本出したいとか、明確な目標があったけど、今はどうかなぁ。好きなことをやりたいという感じですね。仕事がうまくいってきて、よかったことのひとつに、好きな仕事を選べるということがありますね。以前は、フィクションをやらないと一人前ではないと言われてたし、私自身もそういう風に思っていたところがあって、フィクションをやろうとしたこともあるのね。でもフィクションなら私よりも上手い人がたくさんいるし、私自身、フィクションよりも現実のほうが好きなんですよ。現実を分析しながら、表現するほうが向いてるし好きなんですよ。だから好きな現実を向いて仕事をやって行きたいと思う。フィクションやらなきゃという、強迫観念からは自由になれました。

ところで、女の人ばかりだと話が通じていいですねぇ。もっと時間があればよかったのに、残念です。

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すごい勢いでお話になる、くらたま先生。とにかくものすごいパワーでした。優等生としての葛藤や、駆け出しの漫画家としてのどん底。仕事・恋愛の苦境を経た上で、成功を勝ち得たからこその自信に満ち溢れたお話は、とにかく圧倒されるばかり。自分の人生を楽しむために生きないと というメッセージは、“よき娘・よき妻・よき母”という呪縛から、私達を自由にしてくれるような気がします。

うさたま.com
くらたま先生と、中村うさぎさんの共同公式サイト。

くらたまのはらへりマンガ
結構お子さんが登場しているけれど、決して子育て漫画ではないところがミソ


ほやじ日記
ほやじ日記

くらたま先生の最新エッセー。あまりの面白さに、電車で読むのは危険です。

photo by 大橋ゆり

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2005年03月31日

ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]スタッフによるモニター記事をお楽しみに!


投稿者 村山らむね

最近、ぜひワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のスタッフのみなさんに、商品を提供するので記事を書いてくださいという依頼をたくさんいただくようになりました。

企業やオンラインショップのみなさま、お声がけ、ありがとうございます!今後、少しずつそのようなリクエストにお応えしたいと思っています。

でも読者のみなさまにとっては、「自分からすすんで購入した記事と、企業からの依頼に応えて書いた記事を区別して読みたい」という思いがあるでしょう。ですから、今後そのような依頼に応えた記事は◇◇WMの商品体験工房~企業やショップからご提供いただいた商品をスタッフがモニター&レビューと、必ず明記することにいたしました。

■企業・オンラインショップのみなさまへ

消費者・仕事人・母・主婦・女性・・・、複眼を併せ持つワーキングマザーのスタッフたちに、特別にモニターして欲しいというようなリクエストがあれば、ぜひメールください。ただし、以下のことを踏まえて依頼ください。

・まず、サイト運営者により、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]にふさわしいかどうかを判断します。
・モニター希望者がいない場合、リクエストに応えられない場合があります。
・レビューを書くかどうかは、モニターをした人の任意です。また、毀誉褒貶については、覚悟してください。当然ながら、ほめるだけではすまされません。

■読者のみなさまへ

わたしもぜひ、モニターしたい!というメールお待ちしております。また、モニターやレビューをさせていただいて、スタッフも十分満足した商品をご提供くださった企業やオンラインショップの方々には、読者のみなさまのためにプレゼントや読者特典をつけていただけませんか?と、交渉するので、それも楽しみにしていてください。

ワーキングマザーに、商品をモニターして欲しい、レビューして欲しいと思ってくださる企業やオンラインショップや、わたしたちワーキングマザーに敬意をもってくださるひとつの表れだと思います。そんな企業やオンラインショップがどんどん増えていくといいなと思います。


追記:ご批判を受けた「シルヴィア」についても、改めてこのカテゴリーにいれさせていただきます。

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2005年03月21日

【PR】日産パパママ応援グッズプレゼント


投稿者 村山らむね

日産パパママ応援グッズプレゼントというキャンペーンが開催中です!!

プレゼント商品は、デジタルムービーカメラチャイルドシート全国共通ゆうえんち券 30,000円分。それぞれ1名に当たります!

車も買い換えたい(もうすぐ15年目)、ムービーが叩かないと動かない(もうすぐ7年目)、そんな我が家にぴったりなキャンペーン。当然、デジタルムービーで応募しました。

みなさんもぜひどうぞ!


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2005年03月16日

インタビュー第4回目は、夫婦仲相談所 すずね所長こと二松まゆみさん


投稿者 村山らむね

■ちょっとがんばるだけで、きっと夫婦も恋愛できると思うんです

ママのネットワークを立ち上げ、ITブームの中、どんどん業績を伸ばしたと思ったら、あっさり株を後進に譲り、夫婦の恋愛や寝室をライフワークにする作家へと華麗なる転進。主宰する夫婦仲相談所に寄せられる、赤裸々な、かつ、真剣な、妻そして夫からの相談に丁寧に答えて、大人気を集めている二松まゆみさん。すずね所長の愛称で、いまや、携帯サイトを通じて10代・20代のヤンママ達のアイドルでもあるまゆみさんが、2冊目の著書である「もっと夫婦は恋できる」を発表したということで、去年友人とオープンされたというカフェにインタビューにうかがいました。


すずね所長こと、二松まゆみさん

― 二松さんは最初のお仕事はなんだったんですか??

二松さん:実はね、中学の英語の教師。その頃は三高ブームで、まさしく三高の夫を見つけて結婚して、娘を産みました。いきなり結婚の理想と現実を思い知らされましたね。一人ぼっちで泣き喚いていました。最初の出産・育児にどれだけ協力してもらえるかで、その後の夫婦関係は大きく変わりますね。

― それでママのネットワークを立ち上げた?

二松さん:まだネットのない1991年にすでに1500人のネットワークができていましたね。その後、いわゆるビットバレーというかITブームに乗っかって、会社は大繁盛。実は私自身はメールもやっとのアナログ人間なんですけどね(笑)。

― 今の旦那さんとの出会いは?

二松さん:ビットバレーのパーティーに足繁く通っているときに出会いました。7歳年下の普通のサラリーマンです。ラブラブです。おととし結婚したのですが、披露宴は出会いパーティー形式にしたんです。誰も私達のことを見てくれないという、不思議な、かつ大盛り上がりの楽しいパーティーだったんですよ。

― まず前作の「となりの寝室」からお聞きしたいんですが。

となりの寝室

二松さん:1冊目はレポート形式です。妻達がどれほど不満を抱えて生きているかをクローズアップしました。不満を抱えながら、旦那さんにそれを言えずにいる、そういう状況をみんなに知ってもらいたかった。

― 読みましたが、あまりに赤裸々で驚きました。みなさん、二松さんには心を開くんですね。そして満を持して出された2冊目は?

もっと、夫婦は恋できる

二松さん:これは、ノウハウ本です。30分で読めます。夫婦仲相談所は、妻からだけでなく夫からの相談も受けるんですね。そうするとどうして妻を抱けないかという夫からの不満もどんどん入ってくるわけです。たとえば、「ボンレスハムのようになってしまった」とか、「スーパーのパンツしかはかなくなった」とか。だからこの本では、「抱いてもらうためには、妻自身が輝いていないとダメよ」というメッセージのもとに、どうすれば夫婦でいい関係が築けるかというノウハウを、とてもわかりやすく書いたつもりです。抱いてもらえないのは、当たり前のことができていないからということを、女性のみなさんにわかって欲しかったし、当たり前のことをしたうえで、努力すればきっと夫婦も恋ができる、精神的にも肉体的にもとてもいい関係が築けるということを、実践して欲しいと思っているんです。

― 耳が痛すぎます。反省、反省。

二松さん:夫婦仲相談所でも、本でも、当たり前のことしか言っていないんです。「ちゃんと旦那さんと話してみた?」「綺麗にしてる?」「完全にお母さんの役割だけやって、妻を捨てていない?」など。実はね、後半にカーマスートラをちょろっと書いたんですが、もっと書きたかった。だから次回作は、もっと過激にカーマスートラを扱います。

よく妻の側からの悩みで「ワンパターン」、「感じない」、「他の女に逃げられた」って来るんですけどね、そんなことばっかり言っていても、いいセックスは絶対にできないと思うんですよ。主婦の側から変わらないと!

― ○○してくれない、っていう受身じゃダメだということですよね。

二松さん:そう。セックスという言葉だけでも嫌がる人がいるけど、そこから変わらなきゃ。

― 「まあ、下品だわ」なんて引いている場合じゃないということですね。ところで、自分自身も結構疲れているワーキングマザーに何かアドバイスはありますか?

二松さん:疲れているとどうしてもネガティブオーラが出てしまうから、気をつけて顔に出さないようにするというのが大切だと思う。でも私もそうだったからわかるけど、働いて帰ってくると、そんなニコニコできないよね。だから働くお父さんの疲れてその気にならない気持ちも実はよくわかるんだ。

― そのうえ、平日は保育園にお世話になってなかなか子供とみっちり付き合えないから、休日は子供に夫婦で奉仕してしまったりして、夫婦だけで過ごすなんていう発想がなかなかないですよね。もっと夫婦の時間に寛容な社会であってほしいなとおもうんですけど。

二松さん:そう!まったくそうですよ。「もっと、夫婦は恋できる」でも書いたんだけど、企業が時短を進めるように、本当に政府が本腰を入れてくれないと。厚生労働省ももちろんだけど、経済産業省にも訴えたいですね。経済活性化になると思うし、何よりも、国民の幸せのために、どうにかしてほしい。男は疲れ、女はキーキーなわけだから。

― 夫婦の時間を作るということは、社会全体で真剣に向かい合ってほしい問題ですね。少子化対策というだけでなく、幸せな世の中ではないわけですから。大企業は育児休職制度や、短時間勤務などずいぶん改善しているようですけどね。

二松さん:二極化してますね。大企業はいいんだけど、日本のほとんどは中小企業なわけで。そこを変えていかないと。ただね、いい企業の人がセックスレスが少ないかといえば、またそうではなかったりするんですよ。ストレスもあるでしょうし、5時に帰ってもいいと言われても、逆に向きになって遅くまで仕事したり。そのあたりが矛盾していますね。

― 最近は、セックスレスもずいぶんメジャーな話題になってきて、二松さんにも取材が殺到しているみたいですが。

二松さん:おかげさまでたくさん取材していただいています。おもしろいのは、途中までは取材なんだけど、途中から記者自身の相談になるんです。取材が取材になっていない(笑)。マスコミの人なんて、地位も、収入も、ある程度安定しているわけなんだけど、やっぱりセックスレスで悩んでいたりするんですね。

― フランスなどは6時過ぎにオフィスにいると馬鹿にされるといいますよね。

二松さん:フランスにしても、イタリアにしてもセクシーな国民はいいですよね。イタリア人と結婚した友人のところに遊びに言ったんですが、ご主人はずっと私の前だというのに「君に会えて幸せだ」とか「綺麗だよ」などと、ずっと友人にささやいていました。言われることで、ホルモンが出るんだと思います。イタリアにはセックスレスという言葉があるかと聞いたら、ないと言っていましたね。なくなったら、即離婚だと。ただし、浮気っぽいという致命的な欠点もあるわけですが。

― 「風呂」「メシ」しか言ってもらえなければ出るホルモンも出なくなりますもんね。

すずね所長こと、二松まゆみさん

二松さん:夫婦は対話が大切だと思うんです。というか、うまくいっていない夫婦は必ずといっていいほど、対話がない。性に関する話題ももっとしたほうがいい。自分はこうしてほしいとか、いいとか悪いとか。それがないとワンパターンにはまって、どんどん悪循環になってしまう。性に関する話題をタブーにせず、もっと自分を解放して、旦那さんと対話して欲しいと思いますよ。

― その意味ではね、「となりの寝室」はぜひ夫婦で読んで欲しいですね。「もっと、夫婦は恋できる」のほうは、引き出しに入れて、奥さんだけに読んで欲しいです。

さて、二松さんの今後の夢はなんですか?

二松さん:実は、去年の夏、ものすごく暑かったでしょ?夏ばてしちゃって、台湾茶藝館のトップオーナーの友人と台湾の知人の3人で、台湾にすっぽんを食べに行こう!ということになって、その流れで、なぜか代々木に中国茶のカフェをオープンしてしまいました。

― それがここですね。このビルは、場所もいいし、佐伯チズさんプロデュースのビューティータワーとしてたいへん注目されている場所ですよね。

二松さん:2階はヨガのレッスンやちょっとしたセミナーにも使えるようにしてありますし、4月からはここでお茶を飲みながら、わたしのカウンセリングを受けられるサービスもするんです。ぜひワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]の読者のみなさんもいらしてください。

― 作家にカフェ。優雅ですね。憧れます。

二松さん:将来は、ここのオーナーと沖縄に2号店を出すのが夢なんです。

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インタビュー後、なんだか、むちゃくちゃ元気になってしまった。自分のちょっとした勇気で、夫婦関係をはじめとしてあらゆる人間関係をとても円滑なものに変えていけるんだ、そんな勇気をいただいた気がします。

すずね所長こと二松さんがプロデュースするサイトは、悩みに誠実に答えてくれる所長のおかげで、とてもポジティブなオーラに溢れています。


となりの寝室事情 うちの寝室事情

そして、昨秋オープンなさったカフェです!ぜひ行ってみて下さいね!
茶藝館 如意庭 Ru-Yi Garden(ルーイーガーデン)

オールアバウトガイド開始 

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2005年02月03日

日本のアルファブロガーを探せ 2004 番外編に選ばれる!


投稿者 村山らむね

日本のアルファブロガーを探せ 2004の番外編に、見事、われらがワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]が選ばれました。

大変高名、かつ、濃いブロガーの方々の末席に選んでいただいたことをたいへん光栄に思います。これからも等身大の女性に支持される、活気あるブログの運営を目指しますので、ご期待ください!

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2005年01月23日

特報首都圏についての意見と反省点


投稿者 村山らむね

村山らむねこと、青山直美です。

今回は本当にたくさんのご意見をありがとうございました。
今回の放送での運営者としての意見と反省点をこの段階でまとめさせていただきます。

特に、トラックバックをいただいたSky's The Limitさんの

1)お金をもらって宣伝しているのか、と誤解されたこと

2)「映画に批判的なことを書く」ということを含めて、複数のサイトであらかじめ打合せをしていること

2つの論点にそって説明するのがいいかと思いますので、改めて説明させていただきます。

■1)「対価について」・・・有償か無償か

これについては、すでにお伝えした通り、わたしたちは純粋に、「映画の紹介をしてください」という、映画会社からお願いに対して、「レビュアーとして評価されている」という喜びを対価に、今回は感想を書いたり、クチコミをさせていただきました。

金銭としての報酬はいただいておりません。コメンテーターの方が、「お金をもらって」との発言をなさっていることから、NHKの方は無報酬であることを知りながらコメンテーターの方には、今回のお手伝いが無報酬であることを伝えていなかったとことについてはとても残念です。

ちなみに、今までこのサイト上で、アフィリエイト以外で、企業から直接の報酬を得たことはありませんし、月額100万円という金額が出ていましたが、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]以外のスタイルビズ全体の事業の収益の最も多いときでということで数字は申しあげました。ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]では残念ながら現時点ではほとんど収益がないことも申しあげております。

●今後について)
今後は、企業から金銭的な報酬を得て、感想やレビューを書くことがないとも限りません。実際、「シルヴィア」のような無報酬の案件の実績を積み重ねたうえで信頼性を確保したら、お金を払っても、かつ、批判的な意見がでてもいいし、意見については全く介入しないという条件のクライアント企業が現れることを望んでいました。今回の件で、そのような案件を受けることに少々消極的になっているのは事実ですが、将来お受けする際は、みなさんのご意見にもあったように、「広告」など、有償であることをわかるような透明性を確保したいと思います。

■2)「役割分担について」…記事が自然発生的か恣意的か

実際の映画の感想の記事は、ほとんどが12月中に書かれています。

そして、スタッフミーティングの取材は1月12日の撮影でしたから、ほとんど実際に書いた記事や、映画の感想を話し合うことに、ほとんど時間を費やしていました。放映された役割分担の部分は、あくまで「すでに投稿した記事」にもとづいて、割り振っていました。ただし、あの場で感想を言い合って初めて、「こんな記事も書けるかも」というアイデアもあったので、完全に事後の打ち合わせとも言い切れません。

記事を上げた後の反省会でもあったし、結果的に記事を書く前の打ち合わせともなりました。批判的な記事がどれをさすのがわかりませんが、映画の感想自体はすべて1月8日以前になされたものなので、あの場で(訂正)役割を与えられてわざわざ批判的な記事を書いたわけではありません。

日にちの流れは、

12月8日 映画会社から記事掲載のご依頼
12月19日 村山らむねによる記事のアップ
       以後スタッフが映画の感想を随時アップ
1月5日  NHKより取材依頼
1月12日 スタッフとの打ち合わせの取材
1月14日 映画会社での取材。映画会社の方とは初対面だったのですが、スタッフがすでにアップした記事をお持ちして、ご報告
1月17日 12日のスタッフの打ち合わせを受けて、グィネス・パルトロウの記事をスタッフの一人がアップ
1月21日 放映

あの場での役割分担にしたがって、打ち合わせ後に投稿を入れた人もいるので、役割分担による記事作成か、そうでないかは、ほとんどはそうでなかったけれど、一部はそうだったといえるでしょう。「グィネスの記事を書きたい」という思いからの意見を出した方に、その記事を書くことをお願いしたので、決してナレーションで言われたような役割ありきではありません。

◎放映では
映画会社との打ち合わせ→スタッフとの打ち合わせ→記事アップ
と理解される流れでしたが

◎実際は
記事アップ→スタッフとの打ち合わせ→映画会社に報告→(一部)記事アップ

です。このような編集は、内容をわかりやすくするためにある程度は仕方のないことだと思います。

また、事前の打ち合わせの是非については、打ち合わせをすることによって思ってもみない感想もでてきたので、わたしは事前打ち合わせ自体には否定的ではありません。

●今後について)
有償・無償の案件に関わらず、記事を書く前に感想を言い合うような打ち合わせをもつケースは今後もあるでしょう。その際、肯定的な意見を言った人には肯定的な意見を、批判的な意見を言った人に批判的な記事を書くことをお願いするでしょう。役割ありきではなく、あくまでも意見ありきです。

また、ちょっと番組のご紹介のしかたがおかしいのですが、あくまでも記事はこの共同編集型ブログであるワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]への投稿が基本です。ここは根本的に理解されていないのではないかと思います。

■■■■

今回、ブログというものの見方の隔たりも大きかったのですが、成功するという言葉の双方のもつ隔たりがもっとも大きかった気がするのです。

さて、私がいちばんひっかかるのは、どうしてNHKさんが金銭的な報酬を受け取っているとの誤解を与えるような伝え方にこだわったのか?ということです。

今回、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のことを説明するときに、等身大の立場で、いいというものをいいと素直に伝えたいというポリシーでやっていると、言ったつもりです。だから今回の「シルヴィア」も、主人公がワーキングマザーとしての悩みを持っていたこと、主役のグィネス・パルトロウがワーキングマザーであることから、映画会社の方からの、まずワーキングマザーに見てもらいたいという依頼に、喜んで、無償でも、その映画会社の方の気持ちに応えたい、そして、シルヴィアとグィネスに共感する気持ちを伝えたい、そんな思いでスタッフ達が純粋に記事を書きました。たぶん、それが滑稽に見えたのでしょう。

「ボランティアで主婦達が映画の感想を書くなんてバカみたいじゃないですか」と、NHKの方に言われた印象的な言葉があります。これは、ブログを語る上で、キーワードだと思います。無償でも、いいと思ったもの共感したことは、素直に損得抜きに自分が思ったことを表現できる場、それがブログであり、それがひいてはバカみたいなパワーを持ってきたんだと思います。

たとえ、もらうお金が少なくても、いや、無報酬でも、本当の等身大の思いを伝えることができる、それが何よりの対価だということを、今回の取材でも随分力を入れて説明したつもりです。

しかし、NHKの方には、ブログのポジティブな面にスポットを当てたいという思いがあったようです。
そして、ポジティブ=成功 成功=金銭的な利益を得ている ということだったのです。

私も成功していると何度も伝えました。しかしその成功は金銭的な成功ではなく、驚くような低コストで、自分自身の言葉で自分が思っていることを素直に表現できる場、またワーキングマザーという同じ生活スタイルを持つ同士とともに発信できるメディアを得たという、成功です。私は大成功しています。

でも、それをNHKの方は、あくまでも金銭的な成功として伝えたかったのだと思います。

ブログは、低コストでできるツールです。だから、それほど大きな金銭的な成功などいらないのです。大きな金銭的な利益を得るために恣意的なクチコミを創る必要などなく、小さな利益もしくは無報酬でも、本当にいいものであれば自然な気持ちを吐露できる場だと思って、わたしはブログで起業しました。

・クチコミは目的ではなく結果である
・私の成功は金銭的なものではない
・個人の思いをストレートに伝えるブログ

そんな考え方を伝えたつもりですが、NHKさんが放映したい魅力として感じてもらえなかったのが残念だし、もっともっと私自身がNHKさんに伝える努力ができたのではないかと、反省もしています。

放映されたものを見て、「こういうビジネスの可能性もあるのかな?」とは正直思いました。でも、私達のありのままの姿から、私達から見て程遠いものであったし、寄せられたご批判には同感するところも多く、NHKさんには、せめて金銭的な報酬を得ていたと誤解された部分だけでも、訂正いただけないかとお願いしているところです。

ただ、私自身もNHKさんにとりあげられるということで舞い上がっていた部分もあり、無報酬であることを知っていながら多くの方々が結果的に報酬を得ていると誤解するような編集を、まさかしないだろうと油断していた部分もあり、隙があったことは否めません。

今回のことで、まずはワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のスタッフに、そして去年の10月18日以来愛読してくださっている読者の方に、またブログというツールを愛してやまない皆様に私の力不足により多大なるご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申しあげます。

ゼロから、いやマイナスからの再出発になりますが、ワーキングマザーが元気になる情報サイトという初心に戻り、地に足をつけてサイトを運営していきたいと思います。

村山らむねこと、青山直美


追記:企業からの依頼ということを、明示して欲しいというご意見を尊重し、◇◇WMの商品体験工房~企業やショップからご提供いただいた商品をスタッフがモニター&レビュー というカテゴリーを新設しました。事後となりますが、シルヴィアの一連のレビューもこのカテゴリーに入れさせていただきます。

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2005年01月22日

番組について


投稿者 村山らむね

NHKの特報首都圏をご覧いただいた皆様、ありがとうございました。早速多数のお問合せやご意見をいただき、とてもうれしく思います。

ただ番組中、映画の感想を対価を得て書いているという取り上げられ方をされていましたが、映画「シルヴィア」については、金銭としての報酬はいただいておりません。誤解された方々に対しては、深くおわびします。

わたしたちは純粋に、「映画の紹介をしてください」という、映画会社からお願いに対して、「レビュアーとして評価されている」という喜びを対価に、今回は感想を書いたり、クチコミをさせていただきました。ですから、かなり素直な感想が、上がってきていると自負します。

今までこのサイト上で、アフィリエイト以外で、企業から直接の報酬を得たことはありません。ただし、今後は、企業から報酬を得て、感想やレビューを書くことがないとも限りません。その際は、みなさんのご意見にもあったように、「広告」など、有償であることをわかるような透明性を確保したいと思います。

ワーキングマザーとしての等身大の意見の信頼性と、サイトの事業的な永続性が、調和するように、原点に戻って、模索できればと思います。また、何かご批判などありましたら、メールなどいただければ幸いです。

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2005年01月20日

NHKの特報首都圏にてワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]が紹介されます


投稿者 村山らむね

特報首都圏 テーマ「?ブログ? ブームでネットが変わる」にて、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]が、ちらりと取り上げられる予定です!

●NHK総合テレビ(毎週金曜日・19:30~19:55)※首都圏のみ放送 1月21日予定
●NHK衛星第一(毎週土曜日・09:35~10:00)放送予定 1月22日予定

土曜日のBSのほうでは全国で見られますので、もしよろしければ見てください。といっても、どの程度、映るかどうかは全くわかりませんので、たった一瞬でも、恨まないで下さいね。

ちなみに、NHKがブログをこのようにゴールデンタイムでとりあげるというのもすごいことだと思います。確実に、ブログが流行ではなくなったということでしょう。

そういう意味でもぜひご覧下さい。

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2005年01月10日

インタビュー第3回目は、ムギ畑管理人 勝間 和代さん


投稿者 村山らむね

■そんなに苦労した覚えはない。“がんばっている”と思うのは一種の逃げでは?

スーパーワーキングマザーという称号をご本人はきっと嫌がるでしょうが、そうとしか呼べない勝間和代さん。金融系の調査分析のお仕事の傍ら、3人の娘さんを育て、ムギ畑というワーキングマザーなら誰でも知っているコミュニティーを運営。ワーキングマザーのみなさんには、勝間さんではなくムギさんと呼んだ方が、なじみがいいかもしれませんね。最近では、ブログも2つ運営するなど、まさに八面六臂の活躍。そんな勝間さんのエネルギーの秘密を探るべく、ご自宅にインタビューにうかがいました。

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― 勝間さんの今までのキャリアについて軽く振り返っていただけますか?

勝間さん:大学在学中の21歳の時に長女を出産して以来、36歳の現在まで、15年間ワーキングマザー生活をしています。最初の4年間が公認会計士兼コンサルタント、次の3年間が金利のトレーダーで、6年間の経営コンサルタントを経て、今は金融機関で企業や産業を分析してレポートを出し、メディアなどでコメントをする仕事をしています。ちょうど、これまでやってきたコンサルタントとトレーダーの中間のような仕事です。25歳、30歳の時にそれぞれ次女、三女を働きながら出産しました。

― 最初はどういうお仕事だったのでしょうか?

勝間さん:1988年に慶応大学商学部2年生在学中に公認会計士の2次試験に合格し、4年生のときからアーサー・アンダーセンという外資系の会計事務所で働いていましたが、そのときに最初の娘を出産しました。

― 学生で、ママで、会計士っていうことですよね?ものすごくたいへんだったのでは?

勝間さんそんなに苦労した覚えはないですね。保育園はあるし、仕事もまだ新入社員で部下もいなかったので周りに迷惑をかけるというほどのこともない、姉にもすでに子供がいたので、自然と産もうと思ったし、資格も持っていたので失職するとは思わなかった。正直言って、自分の腕には自信がありましたから。バブル時代だったので、周囲も自由に生きていたでしょう?友人たちからも驚かれたけど、割と普通な反応でした。

― 苦労しなかったという言葉が自然と出るのが、すごいですね。

勝間さん:ただ、育児の悩みや知識などは、現在の@nifty、当時のニフティーサーブのパソコン通信の育児フォーラム(fchild)を活用することで、ずいぶん救われました。情報や思いを分かち合う場として活用しましたね。

 このことが、ムギ畑を立ち上げる前の原体験になっていると思います。経済的に家賃や保育園代で結構きつかったのに、ニフティーサーブやcompuserveの通信費で、何万も月に払っていました。正直この頃は、生活するのに手一杯で、悩む暇はありませんでしたね。時間的には新入社員だったこともあり、自分だけの管理をすればいいので、さほどの忙しさは感じませんでした。

― 次に、また出産と転職を経験されますね。

勝間さん:94年の1月に第2子を出産し、産休後に4月にアンダーセンに戻ったら、ちょうど会社が合併をしたばかりで、かなり会社の雰囲気や制度が変わっていたのです。周りの同僚もどんどん退職していました。

 私も退職しようか悩んでいたところに、偶然ヘッドハンターから誘われて、その年の10月からやはり外資系の銀行に金利のトレーダーとして転職しました。この銀行も合併でがたがたしてはいたけれど、仕事としては順調でしたね。時期的にも金利が下がっていたので、その分儲かりましたし。

 ただ、トレーダーの仕事って肉体的なルーティン作業の部分が大きくて、私が飽きちゃったんですね。それで、途中からトレーダーからリサーチャーに変わって「あ、こっちのほうが向いているな」と実感。でも、この銀行の金利部門にいる限り、リサーチャーはトレーダーの下請けになるざるを得ないことに少々不満を感じていた矢先に、仲のいい同僚が辞めてしまったのと、アンダーセンの昔の上司から戻ってこないかという誘いを受けたことで、転職を意識しました。

― それがどういういきさつでアンダーセンではなくマッキンゼーに?

勝間さん:その仲のいい同僚の友人が、「もしアンダーセンに戻る気があるのなら、せっかくならその分野(調査・コンサルティング分野)でトップの会社に行きなさいよ」と勧めてくれたんです。それで、業界トップであるマッキンゼーにレジュメ(履歴書)を送り、幸運なこと早々に内定をもらいました。28歳のときです。

― ちょうどその頃、ムギ畑を立ち上げていますよね?

勝間さん:3年働いた銀行を97年の10月に退職して、マッキンゼーの入社が1月だったんです。2ヶ月くらい暇だったんです。そこで、当時、ニフティーのパティオ(クローズコミュニティ)にワーキングマザー仲間とコミュニティーを作っていたのですが、月々500円のお金を払うのももったいないので、どうせなら、すでにお金を払ってしまっていて追加料金がかからない、自分のISPのサーバー領域内にインターネット上のBBSを作ろうと、その間にムギ畑を立ち上げました。

 ですので、正直、最初はそんなに強い思いがあったわけではないんです。でも、集まってきたメンバーに救われましたね。運営メンバーは今でもそのパティオのメンバーや、98年の前半に参加してくださった人が主流です。97年の10月に立ち上げて、98年の2月には100人になっていました。現在は会員数3600人で、運営は40人程度で担当。しくみさえ作れば自動的にまわります。たぶん、運営のメンバーたちは、私に任せておくのは不安だから、いろいろやってくれているのではないかと(笑)。

― ワーキングマザーにとっては、心の拠り所となっているありがたい存在ですよね。わたしもどれほどムギ畑にはお世話になったことか。このサイトのメンバーにもムギ畑で出会ったことがきっかけで仲良くなった方がいるんですよ。ただ、半年アクセスしないと会員資格がなくなってしまうんですよね。私、今、2回目の会員資格停止を食らっているので、また近々入会しないと(笑)。98年の1月からのマッキンゼーでのお仕事はいかがでしたか?

勝間さん:最初は元トレーダーなので金融が主な担当だったのですが、システムに強いというのを見込まれて、当時非常に伸びていた情報通信分野、特に携帯電話やインターネット関連を極めるような仕事を多く担当したのはラッキーでした。今でも私は通信とモバイルコンテンツが専門です。一つの分野を極めるというのはとても大切なことだと思います。

― ご自宅、本の量がすごいですね。分野を極めるのに自己研鑽を疎かにしないということがひしひしと伝わってきますが。

勝間さん1ヶ月に15万円は本を買います。でも、みんな、新聞・本などから、一日に2時間くらいは勉強しません?してると思うんですよ。「よくいつ寝ているの?」と聞かれますが、6時間は絶対に寝ています。時間はどう編み出していくかだと思うんですよ。テレビをだらだら見るのとか、嫌いなんです。

― そうですね。テレビを見る時間はもったいないですよね(といいながら、非合理的な時間をかなりすごしているので、内心かなりやばい;;と思っている)。しかし、15万円はすごいですね。

勝間さん:本にはお金に糸目をつけませんね。アマゾンで買って、ブックオフで売るという流れができています。食費よりもずっと出費としては多いですね。

― 99年の1月に第3子をご出産されて、2003年の9月にまた外資系の金融機関に転職されていますが、これはどのような理由ですか?

勝間さん家族のために時間的な余裕が欲しかったことが一番の理由です。外資で情報通信かつ金融会計という、とてもニッチな分野を専門にしているから、今まで生き残れたのだと思います。

― ほんと、出産するたびにキャリアアップしているように見えますね。まったく出産・育児が仕事の障害になっていないのが不思議です。少子化についてはどう思われますか?

勝間さん:社会全体を見渡して、子供という存在を受け入れる場所がなくなっていますね。昔のように這い上がるためには子供を数産んだほうが有利という社会から、親子ともに子供は一人のほうが有利な社会となっています。つまり、中流家庭の選択として、子供を少なくするというのが「論理的な解」となっているんですね。

 女性のキャリアに着目すれば、日本は人生のパイプラインシステム(どこからでもやり直せるシステム)が機能していないので、出産でパイプラインから外れるのを恐れるのは当然だと思います。よほどの自信と実績がないと失職の恐れがある。女性が出産してもパイプラインに乗り続ける道具として、「資格」「語学」「若さ」のどれかを持っていないと駄目なんでしょう。ラッキーなことに私はたまたま、出産当時から3つともあったのでパイプラインから外れずにすんだのだと思います。

― 勝間さんとお話していると、そのライフスタイルがすごく自然で、合理的ですよね。時間と情報の2つの資源の合理的な使い方が凡人とは違うなとつくづく思います。ついつい忙しいを言い訳にしがちなワーキングマザーについて何かメッセージありますか?

勝間さん:外資で働いて思うのは、彼等は時間に対する考え方が厳密だということ。会議に遅刻する人は皆無です。もっと合理的な時間の使い方を、ワーキングマザーはもちろん、ホワイトカラーの生産性が低い日本の社会も進めて行くべきです。

 あと、私ははぜんぜんがんばっていません。オーバーポジティブは危険だと思う。がんばっている自分が好きというのは、ある意味逃げではないでしょうか?がんばるというのは、根本的な問題解決ではないと思うんですよ。「がんばりすぎているからこそ、報われないんだ。もっと身の回りのしくみから見直した方がいい」と言いたくなります。

大前研一の新・国富論

― 厳しい言い方ではありますが、わかります。すごくよくわかります。私も含めて、女性が陥りやすい罠ですよね。無駄ながんばりは組織にとっても、その人自身にとっても、マイナスなんですよね。「がんばる」ことの罠に陥らないようにするというのは、今日、この瞬間からでも私は肝に銘じたいです。

さて、最後にはなりますが、勝間さんの夢は何ですか?

勝間さん:調査研究職として足跡を残したいと思っています。学生時代、大前研一の新・国富論を読んで本当にびっくりしました。いつかそれに肩を並べるくらいのいい論文、いい本、もしくは新しい考え方を世に出したいですね。

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インタビュー後、正直、劣等感でいっぱいになった。久々の感覚だ。それとともに本当に優秀な人に会ったときに感じる、何かこの人のために貢献したいという感覚にも襲われた。勝間さんに会うたびにもつ感覚だ。彼女の真似はできないけれど、合理的な時間管理術。そのエッセンスでも消化できればと思うし、みなさんにもぜひおすすめしたいと思う。

ムギさんこと勝間さんが最近はまっているブログ運営。勝間さんの合理的なものの考え方を感じるのに、もっとも適したテキストです。私も愛読しています。


日々の生活から起きていることを観察しよう!! by ムギ

CD、テープを聴いて勉強しよう!! by ムギ

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2005年01月01日

2005年もどうぞよろしく!


投稿者 村山らむね

ブログという物を知ったのは、2004年の1月でした。(遅い!!)

そして、「これならもしかしたらずっと思っていたことが実現するのではないかしら?」と、猪突猛進。会社を辞め、会社を作り、仲間を募り、一気呵成に作り上げたのが、このサイトです。

今、私を含め19人で作っています。もしかしたら、私にとってこのサイトのお陰でいちばんの収穫は、この19人の友達ではないでしょうか?

子供のお母さん同士、仕事仲間、そんなネットワークには所属していても、友達ってこの年になるとなかなか作りづらいものです。それが、この共同編集型のブログを通じて、友達ができた!というのは本当に幸せなことです。

そして、たくさんのワーキングマザーのブロガーの方々が、トラックバックやリンクをしてくださいました。それも本当に嬉しいことです。今年は、みなさんともお会いする機会なんかも作りたいとおもいます。

ワーキングマザーだけでなく、興味と共感でつながったたくさんのトラックバック、感謝の気持ちでいっぱいです。

2005年も、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]は、つながることを恐れずに、たくさんのつながりを作っていきたいと思います。未来へのつながりを、仕事を通じて、育児を通じて、そしてブログにおけるトラックバックで、膨大につむいでいけたらと思っています。

2005年も、気合だ―!!   

感謝を込めて サイトオーナー 青山直美

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2004年12月03日

インタビュー第2回目は、主婦店長の星 シリアルマミー 篠 直余さん


投稿者 村山らむね

■人を味方にするのがうまい、と思う。

今回お話をうかがった篠直余さんは、楽天市場「シリアルマミー」の超名物店長。キャラメルブームを作ったとも言われる“デセールキャラメル”開発から7年で、現在月間1000万円を超える売上げを達成。今年は念願のビルも入手!女性店長のシンデレラストーリーは楽天でも伝説化されています。


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― 今や楽天のスイーツの中でもだんとつの売上げを誇る、デセールキャラメルの誕生秘話なんか教えてください

篠さん:会社員経験もなく主婦になったので、夫が経営する代官山のフランス料理店で、アルバイトしようと思ったんです。たまたまパティシエがインフルエンザになったので、その座に滑り込み(笑)自慢のフレンチトーストを作ったんです。プライド高いシェフの逆鱗にふれたんだけど、ソースを工夫してお店に出したら、大好評。1週間だけという約束だったのが、たまたま雑誌のHanakoにも取り上げられたりして、じゃあ「継続するしかないじゃない」ということでズルズルと、というか、計略どおりに人気定番メニューに。

今度はパンペルデュという商品を出店で売っていたら、お客さんに渡すまで時間がかかるので、自然と行列ができるんです。それで、「行列ができる店」ということで、メディアにとりあげられて。。

― なんか本当に不思議なくらいとんとん拍子ですね

篠さん:そうなんです。「次のステップはデパートに出店だね、どうやったら出店できるんだろう?」なんて話してたら、まるで壁に耳があるように、某有名デパートの人が催事への出展依頼をしてきて。ほんと、驚きました。また、それが売れてしまって。なんか、助けてほしいと思っていると、どこからか助けてくれる人が現れるんですよね。不思議と。

― また、行列ができたということですね」

篠さん:そう。そこで、行列心理を学びました。耳を済ませていると、「なんで並んでるの?」「並んでるから並んでるの」という不思議な会話が聞こえるんですよ。ああ、そういうものかと思いましたね。それから、引く手あまたのなか、プランタン銀座に店を出しました。97年にデセールキャラメルを開発してから1年後のことです。

― 楽天への出店の経緯は?

篠さん:2001年の3月ごろ本を読んで、まずは自社サイトによる出店を考えたんですが、楽天に電話したら「2週間で出来ますよ」というので、信じて4月に契約しました。(笑)結局8月31日にオープン。9月1日にテレビに出る予定があったので、死ぬ気で前日までにオープンしました。テレビで告知したのでどんどん注文がくるかとおもったら、全く。テレビとは連動しないんだと言うことを思い知らされましたね。最初の月の売上げは3万円いかなかったんじゃないかしら?

― それがどうして今のような売上げに?

篠さん:11月に楽天の担当者が変わったので聞いてみたんです。どうして売れないんですか?って。そしたら「ページが悪い」ってにべもなく言われてしまって。「売れているサイトを研究しろ」と。もう悔しくて悔しくて眠れませんでしたね。結局3日間でサイトを変えました。担当者は「やればできるじゃないか」と言いましたっけ。そして、11月は55万、12月はお歳暮もあって160万売り上げました。翌2002年12月は700万、03年12月は950万、今年の12月は2000万行くんじゃないかな?

シリアルマミーのデセールキャラメル

― 急激な売上げ増加の中での苦労話はありますか?

篠さん:ネットに出店してから2年くらいは1日2時間寝ればいいほうでしたね。平日はベッドでは寝ませんでした。子供が私立に行っていて朝が早いので、ソファで仮眠する毎日。また、常識的なことを全く知らないところがあって、1日千件の注文を全て手書きで伝票処理していました。お店の人たちを集めた勉強会ではじめてそれがいかに常識はずれなことかを知らされて。でも、感心もされましたね。すごいって。実は、この手書きのために、今でも主要なお客さんの名前はほとんど把握しています。もちろん住所とひもづいて。

― お子さんが私立だと、お母さん仲間からはもしかして奇異な目で見られたり?

篠さん:「どうしてお仕事なんてなさっているの?」と言われて、ガツンと来たこともありますよ(笑)。私は中途半端なことをやっていないという自信はあったけど、このことをきっかけに、「仕事をきちんとやろう」とますます思った。最近では頻繁に「デリデリキッチン」(フジテレビ)などのTV出演をしているので、さすがに何も言われなくなりましたね。認められたのかな?って思うと「やった!」ですね。(ガッツポーズ)

― これだけの成果を出されて、ビルも建てられて。今後の夢はなんですか?

篠さん:早く専業主婦に戻りたいです(笑)。もともとこう言ってはなんだけど、働く必要はなかったんですね。ただ、どうしても自分の自由になるお金がほしかったんです。みんなは「仕事好きでしょ?」っていうんだけど、仕事は好きじゃない。今のショップの仕事も、仕事とは思っていないんです。「楽しくするためにはどうしたらいいか?」を考えるようにしているんです。

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インタビュー後、セレンディピティ(serendipity)という言葉に出会って、ピンときた。「思いがけない幸せな出会い」という古代スリランカの寓話が語源の言葉で、ソニープラザのニューショップの店名にもなっている。「不思議と誰かが助けてくれる」と繰り返す篠さん。偶然を必然に変える力、セレンディピティを持っているんだなと痛感した。もしかしたら、その力。ワーキングマザーにとって一番必要な力かもしれない。

楽天市場「シリアルマミー」 大人気のデセールキャラメルはもちろん、和風と洋風の融合「オカッキー」、冷凍庫で保存可能な「ロールケーキ」など、魅力的なスイーツで溢れています。
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2004年12月01日

超強力な新スタッフが一気に5人も!


投稿者 村山らむね

12月1日より、新スタッフが一気に5人加入します。それぞれ魅力的な女性ばかり!

●浦島あきこさん
育児休職明けのサラリーウーマン・ワーキングマザーを満喫中!

●京太(平戸京子)さん 
ご存知デジタル系の超大物!絵文字師を極める、ネットのカリスマママ!

●相川朱保さん
離婚にめげず、遠距離恋愛満喫中!パワフル&ポジティブマザーは世界を駈ける!

●大橋ゆりさん
その独特の感性で定評のあるクリエイター。仕事仲間にもママと慕われるほど。

●竹之内ふうこさん
なんでもござれのプログラマー。このサイトのテクニカルアドバイザーになる予定(?)。

こんな素敵な5人が加入して、ますますそれなりに熱い、ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]をよろしく!

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2004年11月02日

インタビュー第1回目は ハー・ストーリー代表取締役 日野佳恵子さん


投稿者 村山らむね

■男性とは違う、女性にしか作れない歴史を作りたい。

今回お話をうかがった日野佳恵子さんは、株式会社ハー・ストーリーの代表取締役。会社設立から14年で、現在年商5億を超えるほど事業を確実にそして急激に拡大することに成功している。現在16歳の娘さんのお母さんでもいらっしゃいます。

日野佳恵子さん
― ワーキングマザーであることは日野さんにどのような影響を与えていますか?

日野さん:子供は癒しですね。挫折しそうな時は支えになってます。

― 負担になることももちろんありますよね?

日野さん:もちろん時間的な拘束にはなりますよ。実際、出張に積極的に出るようになったのは子供が6年生になってから。インターネットはエリアを超えるからその意味では、ネットの仕事をしていてよかったなと思うけど、経営者だからネットだけでは完結しないことも多いんです。やっぱり事業を拡大するには会わないとだめ。

― ハー・ストーリーの事業を見させていただくと、この3,4年で急拡大しているように見えます。それは言い方は悪いですが、お子さんの足かせがある程度とれたからなのかなとも思えるのですが。

日野さん:当然そうともいえますね。物理的な足かせには実際子供がなっていたかもしれない。でもそもそもこの事業をやろうと思った原点は、子供なんです。娘がいたから私にビジネスのヒントが沸いた。精神的にはジャンピングボードとしてかけがえのない存在です。娘がいたから、育児しながらも社会とつながっていたいという主婦の気持ちに気づいたんです。気づきを与えてくれた宝ですね。

クチコミュニティ・マーケティング

― 経営者としてみたときにワーキングマザーの“使い勝手”はどうですか?

日野さん:いい面をあげれば、ライフスタイルをとても大切にするのでビジネスチャンスに敏感になります。また、うちのようにSOHOワーカーの協力をいただいている会社の中で、彼女達のマインドを理解できるのでいい潤滑油になりますね。反面、納品について不安定さを抱えます。出産はもちろん、その後の子供の病気や行事など、ここぞというときに休まれるということがありますね。マネージメントする側としては、子育て中の女性をうまく使うプログラムを作ることは難関だけど需要もあると思いますね。

― 進む少子化について、日野さんはどう思われますか?

日野さん:よく質問されるけど、すごく難しい質問です。自分を棚に上げて言うようだけど、母親に子供を愛することを教えるべきだと思う。絆はとても大切。簡単に便利に子供を預けられるような母親にとっての利便性ばかりを追求することについては危惧をもっています。

― 絆を大切にするために日野さんが実践されていることを教えていただけますか?

日野さん:娘が小さい時にすごく不安定になったときがあって、カレンダーに自分が家にいる日と仕事で遅くなる日を予めつけて見えるようにしたら、すごく子供が安心しました。それからいま16歳なんですが、毎日抱きしめている。離れている時は毎日電話します。そして、出張前はベッドで背中をさすります。「お母さんはあなたを愛しています」というメッセージを伝えつづけてきた自信がある。彼女にも母から愛されている自信があると思います。子供は思うほど子供じゃない、足かせだとこちらが思えば伝わってしまう。五感以上のものをもっているんです。だからきっちり伝えることが重要だと思うんです。

― 若い女性たちが子供を産むということに否定的なことについてはどう思われますか?

日野さん:子育てとか子供を産むって、とても基本的な営みだと思うのね。高学歴の女性がいちばん仕事のノッているときに"いま辞めるのは嫌だ"と思うのは仕方がないことだと思うけど。

― 今回、私がワーキングマザースタイルを作ったのも、ひとつには自分達の妹世代の人たちに、「こっちの水も甘いぞ」、産んだって仕事もそれなりにできるぞと言いたかった、そして、それは私たちの責任なのではないかという思いもあるんです。

日野さん:子供を産んでも大丈夫だよと言わなければいけないって、何か根本的に間違っているよね。国力でしょ?国として問題だよね。日本人の遺伝子とかとは別の問題として。ハーストーリーという会社の名前には、女性にしかできないこと、それは子供を産んだり育てたりすることも含めて、男の人にできない働きが社会に対してできるんだということを示したいと言う強い思いを込めてあるんです。産み育てながら社会に貢献できる人をどんどん世に出していきたい、そのために少しでも会社を有名にしたい、そして成功したいと思っています。

― ありがとうございました。最後に、ワーキングマザースタイルに何かメッセージいただけますか?

日野さん:ワーキングマザーに、勇気と元気を与えるような、赤裸々なサイトを期待しています。

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インタビュー後、日野さんの生い立ちについての文章を読んだ。彼女の人生の歴史の重みに目がくらみそうになった。ミッションつまり使命感を今までの人生のなかでつかまれたことに、敬虔な気持ちさえ抱いてしまう。現在年商5億、今後10億円を目標に事業を拡大していきたいと語る彼女。ワーキングマザースタイルについて(というよりサイトオーナーへの?)愛ある苦言もいただき、贅沢な時間をすごすことができた。ありがとうございました。

株式会社ハー・ストーリー 女性の声を集めて企業に届けるサイト「あつまれ!ご意見net」を運営。 会員になってアンケートやモニター、座談会、サンプリング配布、試食会などさまざまなお仕事でポイントゲット。キャッシュバックで年に2~3万円貯められる方も。

~会員登録はこちらから↓
【あつまれ!ご意見net】http://www.herstory.co.jp/goiken

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今月の注目スタッフは「オクダマオ」さん!


投稿者 村山らむね

●11月の注目スタッフ オクダマオさん

ワーキングマザースタイル[wmstyle.jp]のリンクバナーチラシをさくさくっと作ってくださる、スーパー仕事人。とにかく、サイトオーナーののような注文に、まったくめげずに、いつもいつも涼やかに対応してくださって、感謝感謝です。

マイペースにオンライン系のお仕事をしつつ、ご自分のことを「専業主婦」というこだわりを持つ、とってもかわいらしい女性です。食べ物にたとえると、マシュマロのなかにカリっとアーモンドという感じの方です。(わかります?)

デザイン系のお仕事の依頼も、ぜひメールでどうぞ!めちゃ早いですよ!

★★オクダマオさんのプロフィール


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2004年10月04日

10月18日ワーキングマザーはスタイルになる!


投稿者 村山らむね

10月12日プレオープン、10月18日グランドオープンです!


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2004年10月01日

日経のイベントに出演します!


投稿者 村山らむね

10月20日より日経のイベントWPCエキスポ2004が開催されます。

ワーキングマザースタイル、サイトオーナーの村山らむねと、もう一人出演します。

◇10月20日水曜日
◇13時40分から
◇「こう変わる!ワーキングマザーのITスタイル」

パネルディスカッションをしますので、お暇ならぜひいらしてください。

公式サイトには、書いてないのですが、今月の「日経PCビギナーズ」11月号 140ページには確かに掲載されています。(かなり怪しい写真。。。)

チケットは2000円ですが、下記のサイトで登録すると無料になります。いらっしゃる方は絶対に事前に登録してくださいね。

WPCエキスポ
無料招待券登録はこちら
会場のメインステージはここで調べてください

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テーマ別インデックス
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