ワーキングマザースタイル ・パパ育児のススメby唐土かほる


ママはお仕事、パパは子育て、しかも子供は双子の女の子・・・そんな唐土家の育児実況レポートコーナーで す。


2006年03月14日

妊娠中に痛感した「専業主夫体制」の素晴らしい展開


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(14)】

こんにちは!唐土かほるです。

「パパ育児のススメ」を昨年の夏から更新していないことに気づきました。反省・・・。

久しぶりにお届けする「パパ育児のススメ」、今日は育児プレ段階・双子妊娠生活編です。

ご存じですか?多胎妊娠の場合、産前14週間の「産休」が認められるのです(通常は6週間)。多胎妊娠は一種の「異常妊娠」で、妊娠中毒症をはじめ、様々なトラブルが多発するため、このような配慮がなされているようです。10月出産予定の私は7月から産休に入る予定でしたが、妊娠5ヶ月で前置胎盤のため出血し、入院→退院→自宅療養に突入しました。7月までは、それまでにたまった有給休暇で対処することに。

自宅療養というのは優雅に聞こえますが、「自宅で絶対安静」を強要されたのです。外出禁止、家事も最低限にして、母胎はひたすら横になり、「人間保育器」として胎内の赤ん坊2人をはぐくむことに専念する必要があったのです。これって結構つらいもの。なんたって母親自身は元気なんですもの。病んでいない人間にとって、じっとしているのって想像以上につらいものなんです。ただひたすら横になっているだけ・・・。2日もするとあきてきます。

そして、ジャガイモ一つ買いにいけない生活・・・どーするどーする唐土家?!

我が家の場合、どーする必要もありませんでした。

最後までかなり苦しい双子妊娠生活でしたが、我が家の場合、夫が双子妊娠を機に「専業主夫」という道を選んでくれたので、かなり恵まれた環境で乗り切ることができました。

その当時、自分たち夫婦のことを客観的にとらえて、不思議な気持ちになったものです。

たとえば「ご主人がサラリーマンで奥さんが『専業主婦』」のご家庭で、奥さんが私と同じく絶対安静妊婦になってしまった場合・・・かなり大変なことが予想されます。

奥さんが寝たきりになってしまうと、ご主人に家事(お子さんがいらっしゃる場合は育児も)の負担が一気にかかります。ご主人は仕事をしながら家事一切をこなさなければなりません。こなせる場合はまだマシで、仕事等の都合上、一切協力できないご主人だったらどうでしょう?実家にたよる?公的サービスにたよる?いずれにしても大変なことになりますよね。

ところが、我が家のように「一人がサラリーマンでもう一人が専業主夫」・・・と組み合わせで考えると全く同じ状況なのに、働き手の性別が違うだけで条件は180度変わってきます。

私の妊娠期間中、家には夫が常時スタンバイ。買い物だって行ってくれます。病院の検診日には車で送り迎えしてくれます。妊娠6ヶ月ごろから妊娠中毒症に苦しみ、減塩生活を申し渡された私ですが、減塩かつ胎児のためを考えた栄養たっぷりの食事を毎日、夫が作ってくれました。

そのうえ私は「有給休暇+産休」で休んでいるので、毎月給料日になると、ちゃんとお給料が満額振り込まれます。なんて素晴らしいことでしょう!なんだかすごい「裏ワザ」を使っているような気分に正直なりました。世間の皆さん、ごめんなさい。

「男は仕事、女は家庭」という思い込みを捨てると、こんな素敵な展開も待っています。

「パパ育児」のプレ段階で、「もしかしたら面白い展開になるのかも?」・・・と一人ひそかにワクワクしていた私です。そして実際には・・・唐土家のパパ育児レポート、また時々ご紹介させていただきますね。

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2005年07月24日

ゴミ拾いポイント制度


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(13)】

こんにちは!唐土かほるです。
幼稚園に入園して2回目の夏休みが始まりました。幼稚園なので、さして宿題などがあるわけではありませんが(あえて言えばお絵かきぐらい)、我が家の双子はパパから「毎日、家のお手伝いを何かすること」と課題を与えられています。洗濯物をたたむ、買い物に行ったら荷物を持つ、ベランダの掃除をする・・・など、毎日少しずつですが、やっているようです。

お手伝いの一つに「マンションの共用部に落ちているゴミを拾う」というのがあります。我が夫、昨年、マンションの理事会の理事長を経験してから特にマンションの美化に気をつけている模様。ゴミが落ちているままにしておくと、どんどんマンションが荒れてくる、というのが彼の持論です。

そこで、ゴミを見つけたら双子に拾わせるようにしているようですが、夏休みに入ってから、さらに工夫を始めました。それは・・・


名付けて「ゴミ拾いポイント制度」です。

ゴミを1つ拾うと1ポイントカウントするそうです。そして「100ポイント貯まったら、なんでも好きな物を買ってやる」という約束とか。なんでも・・・って・・・、とも思いますが、それぐらい大胆な方が子供にはわかりやすいのかな?

ポイント還元賞品の魅力(?)か、はたまた、ポイントが貯まること自体が楽しいのかわかりませんが、双子たちは今のところ、せっせとゴミ拾いに励んでいます。お出かけする時など、目を皿のようにして、二人ともゴミを探していますよ。現在のところ、長女は18ポイント、次女は12ポイントゲット。夏休み中に100ポイント貯まるかな?

遊びと子供のやる気を上手く組み合わせた躾方法。「パパ育児」今回もなかなかやってくれました。


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2005年04月03日

魔女のクリーニング屋さん


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(12)】

こんにちは!唐土かほるです。

年度末はいつもバタバタするものですが、今年は例年以上に仕事でドタバタとなり、毎日終電→午前様という状態でした。

午前様で帰宅しても、洗い物と洗濯だけは私の担当ゆえこなさなければならず、ちょっぴりへこたれそうになっていたのですが、帰宅して洗濯物がたたんであることが多く助かりました。なんでも4才の双子が毎日たたんでくれていたそうです。

週末ももちろん洗濯は私の担当。夕方に洗濯物を取り入れて、双子にも手伝ってもらおうと「一緒に洗濯物たたんでー」と言ってみたのですが、遊びに夢中な双子は知らんぷり。いつもはちゃんとやってくれてるのに、なんでー?と腹が立ってきてついつい声が荒くなります。

「もー、お手伝いしてよー」

横から夫がこう言いました。「そんなんじゃダメダメ」そして段ボールでできたおもちゃのおうちで遊んでいた双子にこう言ったのです。

「魔女のクリーニング屋さ~ん、クリーニングたのんでいいかしら~?」おもちゃのおうちの窓からのぞいて声をかけます。

それまで遊びに夢中だった双子はさっと立ち上がり、洗濯物の山から洗濯物を一つ一つ取り出し、ていねいにたたんでくれました。

さらに夫はこう続けます。「お届けもお願いね」

すると双子はたたんだ洗濯物を自分たちの寝室に持って行き、引き出しになおしはじめるじゃないですか。は~・・・。

双子が大好きなスタジオジブリの映画『魔女の宅急便』にかけて演出しているのですが、いやはや見事なものです。

・・・とわかっていても、自分でやった方が早いような気になって、母の方はなかなか子供をのせられないのです。


※私も大好きな『魔女の宅急便』。主人公のキキがしっかりもののようで、やっぱりまだまだ女の子というのがなんだか胸キュンです。子供たちに働くことの大切さを感じ取ってもらえたら嬉しい作品。
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2005年01月24日

登園前の子供たちに「早くしなさい~」と言わずにすむ方法


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(11)】

子供たちに幼稚園や保育所や学校に行く用意をさせながら自分も出勤準備をする朝は、さながら戦争状態ではありませんか?


我が家の双子(4才)は幼稚園に通っています。幼稚園は私の通勤途上にあるので、朝は私が送っていくことにしています。(お迎えは育児担当の夫です)


夏は日の出も早いせいかどうかすると6時前から起き出してきていた双子ですが、冬になると7時になっても起きません。目標としては8時に家を出て、歩いて幼稚園まで連れて行き、8時30分には双子を送り届けて会社に向かう・・・というのが理想なのですが、起きたあとも二人でペチャクチャしゃべりながら半分遊びながらたっぷり30分以上かけて朝ごはんを食べ、そのあと歯磨き・トイレ・着替えをすますとなるとさらに30分以上かかってしまいます。


私もバタバタ自分の身支度をしながら、都度、「早くご飯食べなさい~」「ご飯終わったら歯磨きしてトイレに行ってお着替えしなさい~」とせかすのですが、マイペースの二人組。気が付くと目標の8時が目前に迫り、結局、双子を叱りとばしながらせきたてて、それでも目標時間が過ぎてしまい、最後は市バスで送っていくことに・・・。毎朝、毎朝、同じことに繰り返しでいやになってしまいます。


一度、あんまり腹が立つのでついに爆発してしまったことがありました。

その翌日、休日の朝に夫がこんなことを教えてくれました。


「あいつらは時間の観念がまだないんだから、早くしろだけでは動かない。早くさせようと思ったら短気目標を定めないと」


そして夫は実際に朝ご飯を終えて遊んでいる双子たちにこう号令をかけたのです。「10数える間に着替えろ~!いーち、にーい、さーん・・・」


なんと双子は大あわてでパジャマを脱ぎ始め、二人で競い合うように着替えを始めたじゃないですか。そして夫が途中手加減をしたものの 10数える間に着替え終わってしまいました。あららら・・・。


その後も夫のように上手くはいかないものの、「早くしなさい」だけでは子供は動かないんだ、と私なりに工夫をしながら朝のバタバタタイムをなんとか乗り切っている毎日です。皆さんはどんな工夫をなさっていますか?よかったら教えてください。


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2005年01月18日

夫に育児させる方法


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(10)】

こんにちは、唐土かほるです!

今日は私が夫に育児の主導権を渡すきっかけになったエッセイをご紹介します。

ずばり「夫に育児させる方法」。ご夫婦でマルチメディアコンテンツ制作の会社をやっていて、奥様の方が社長をやっていらっしゃるご夫婦の育児法を奥様サイドから書かれたネットエッセイです。1998年に書かれたものですが、最近、追記をされてリニューアルオープンされました。内容的には今でも十分参考&刺激になります。


エッセイを書かれた中西理翔さん、すごい女性なんです。エッセイにも書かれていますが、クライアント先で破水してしまい、病院にかけつける前にオフィスに戻り大急ぎで仕事の段取りをつけ、その後入院し、一晩痛みに苦しんだあと、無事出産なさったいう伝説の持ち主です。そしてその後、中西さんの「夫に育児させる方法」が少しずつ功を奏していきます。

私はご本人と仕事の関係で時々お会いすることがあるのですが、とても女性らしい女性で、夫に育児をさせるしたたかさをお持ちだとは思えません。エッセイのタイトルはちょっと過激ですが、実際には育児と仕事で悪戦苦闘していく中で、向いている人に向いている仕事を・・・のスタンスで育児にご主人を見事に巻き込んでいく、そんな自然な展開になっています。


男性を育児に巻き込むためには確固たる信念とちょっとした工夫なんだなぁ・・・と思いました。


私は中西さんのように共に仕事をしながら夫に育児をさせる自信がなかったので、夫を専業主夫に仕立てるところから始めましたが、「名付け親は夫に」や「里帰りは短めに」など中西さんのエッセイをかなり参考にさせていただきました。


ワーキングマザーが100人いれば100通りの状況があると思いますが、とても刺激的で勇気がわいてくるエッセイです。出産前に読んでいただくとさらに効果的。「うちのダンナには無理」「言ってもやってくれない」とあきらめる前にぜひ一度、お読みください。


●夫に育児させる方法
http://www.alnw.co.jp/essay/index.html

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2004年11月10日

育児パパ初めての試練~幼稚園は女社会


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(8)】

我が家の双子は未熟児で生まれたので、幼稚園は2年保育にするか3年保育にするか迷った挙句、今年の春から3年保育で入園させました。入園前は説明会や制服の採寸など私も会社を半休にしてなるべく入園準備に参加しましたが、入園後はそうそう幼稚園に出向くこともできません。入園式の翌日からは育児主担当の夫が我が家のPTA代表となりました。


育児パパの試練はいきなりやってきました。

入園式の翌日、お迎えに行ったあとで、再度、園に粘土やハサミが入ったお道具箱を持参しなければならなかったのですが、行ってみると教室でPTAのクラス役員を決めることになったそうです。双子は同じクラスで双子を含めて19名のお友達がいます。ですから保護者は18名。夫をのぞく全員がお母さんでした。


そうなんです!入園してあらためて感じたのは、幼稚園って究極の『女社会』なんですよね。先生もうちの幼稚園は水泳の先生以外すべて女性。園長先生も副園長先生も女性です。そしてPTAの集まりにいらっしゃる保護者もほとんどがお母さん。『紅一点』という言葉があるぐらいですから、男性陣の中に女性が一人というシチュエーションは私もよく体験するのですが、その逆ってあんまりないんですよね。覚悟していたとはいえ、いきなりのシチュエーションで夫もとまどったことでしょう。


クラス役員の選出について話し合いが始まりました。男の子の親御さんから1名、女の子の親御さんから1名選出するとのこと。任期は1年です。男の子グループからは草々に1名立候補が出たそうです。でも女の子グループ(我が夫含む)は誰も発言しないまま時間が過ぎていったとか。夫はあまりでしゃばるまい、と心に決めていたそうですが、あまりに話が進展しないのでつい「あみだくじで決めませんか」と言ってしまったそうです。でも皆さんだまったまま。


すると、さっさと立候補で役員に決まった男の子グループのお母さんが女の子グループの一人のお母さんに近寄って「一緒にやりましょうよ、こんなのクジで決めるものでもないでしょう」と声がけをしにいらしたそうです。声をかけられたお母さんは「でも・・・」と困惑気味。


業を煮やした夫は先生から紙と鉛筆を借りてあみだくじを作りました。そして最後に自分がひいたところ・・・見事に当たってしまいました。なんとまぁ・・・。本人は「まぁ、しゃあないか」と思ったそうです。


すると先ほど声をかけられていたお母さんがいきなり「私やっぱりやります」と言い出しました。拍子抜けする我が夫。


結局、クラス役員はその方に決まりました。


その日、何も知らずに帰宅した私にポツポツと語ってくれた夫くん。可愛そうですが、本当の試練はこれからよ、と思ったのも事実。


がんばれ!我が家のパパ!

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2004年11月03日

育児パパの福利厚生は夫婦でデート


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(7)】


サラリーマンの私は年に一度、会社で健康診断がありますが、専業主夫の夫にはそういう機会がありません。双子育児でいつもお疲れ気味、成人病もそろそろ気になります。


我が家の場合は夫に倒れられたら大変!子供の世話は?毎日のご飯は?・・・ということで昨年の6月に結婚5周年の記念イベントとして夫婦そろって人間ドックに行ってきました。

人間ドックといっても大阪のホテル阪急インターナショナルに一泊するゴージャズプランです。金曜日の午後から検査が始まり、夜はホテルのレストランでディナー、テンピュールのマットが使われているベッド仕様の部屋にお泊まりして、翌日土曜日の午前中検査して終わり、という一泊二日コース。当時、2才9ヶ月だった双子はお義母さんに泊まりに来てもらい、預けました。


今年の6月は半日ドック(日帰り)に夫婦で出かけました。やっぱりお義母さんに双子を預けて。


検査とはいえ、双子が生まれてから夫婦二人だけで出かけることがなかなかできないので、すっかりデート気分です。夫の健康管理という名目であれば、お義母さんにも頼みやすいので我ながら妙案と思っています。


私の実家に年に2,3回帰省するのですが、その時は私の両親に双子を預けて買い物に行ったり、映画を観に行ったりしています。家族で出かけるのも楽しいですが、やっぱり夫と二人で出かけるのって肩の力が抜けて楽しい♪夫はどう思っているのか知らないけど。


でも、二人でいる時も双子の話ばーっかりしていて、親バカ夫婦だなぁといつも思います。(^^;)

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2004年10月27日

台風と幼稚園


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(6)】

こぶたほいくえん幼児絵本シリーズ

今年は台風も各地に大きな被害をもたらしました。亡くなられた方も大勢。ご冥福をお祈りいたします。そして被災地の皆さまの生活が一日も早く復興いたしますように祈っています。


さて先週のお話。先週は最大の被害をもたらした台風23号が日本列島を縦断しました。関西上陸は前日から予測されていましたので、双子の娘たちを幼稚園に行かせるかどうか、悩んでおりました。朝7時半までに警報がでれば幼稚園自体が休園になります。当日の朝6時頃は大して雨も降っておらず、私が住んでいる地域は警報も出ていませんでした。でも台風の進路を見ているとあきらかに大雨の予感。う~、どうしよう。

私一人がやきもきしていると、寝ながらイヤホンでラジオを聞いていた夫が7時過ぎに「警報出たよ」と教えてくれました。あー、よかった。これで堂々と休ませられるわ。・・・と思っていたところ電話が鳴り、「今日は幼稚園お休みです」・・・連絡網での連絡もありました。


いつもは娘たちを幼稚園に送っていくので早めに家を出るのですが、うふふ今日はゆっくりめに出勤できる・・・と食後にゆっくりコーヒーまで飲んで家を出ました。我が家は「パパ保育園」の1日です。


私が家を出た時間にはそろそろ雨が激しくなってきていました。マンションのエレベーターで小学校1年生のお兄ちゃんと保育園に行ってる弟さんを連れたお母さんと一緒になりました。


「また台風来そうですね」と私。
「小学校、休校になってしまって・・・」とお母さん。


そのおうちは自営でパン屋さんをなさっているんです。お父さんだけでなくお母さんもお店を手伝われています。


「えっ?じゃあお兄ちゃんどうするんですか?」とたずねると「今日は店に連れて行きます」とのこと。


保育園は警報が出てもお子さんを預かってくれるんですね。でも幼稚園や小学校は当日いきなり休みになります。うちは「パパ保育園」があるからいいけど、幼稚園や小学校のお子さんがいらして働いているお母さんは大変だなぁ、とあらためて思いました。会社に連れて行くわけにもいかないし、SOHOの方でもたまたま仕事の締め切りなどが迫っている日だったら、大誤算じゃないでしょうか。


皆さんは台風などで突然学校や幼稚園が休校になってしまった日、どうやってお子さんと仕事をこなされたのか、よかったら教えてください。


【今日の1冊】こぶたほいくえん幼児絵本シリーズ
「ぐりとぐら」シリーズでおなじみの中川李枝子さんと山脇百合子さん姉妹が書かれた絵本。はじめて保育園に入ったこぶた3兄弟のお話です。1匹が「おかあちゃんがいない」と泣き出すとあとの2匹も大泣きしてしまいます。けれども最後は・・・。幼稚園や保育園に入園する前に読んであげると親も子も不安がちょっぴり軽くなるかも。

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2004年10月20日

女親の叱り方・男親の叱り方


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(5)】

子どもを叱らずにすむ方法おしえます―お母さんがラクになる新しいしつけ

週末ぐらいしかゆっくり娘たちと接することがない母なので、娘たちにはあんまりガミガミ言わないでおこう、と心に決めているのですが、いざ彼女たちの行動を目にすると・・・「よそ見してたらこぼすよー」「マジック使ったら手も床も汚れるからやめて~」「ハサミ使うんならちゃんとなおしてよー」「ソファーでビスケット食べたらクズがボロボロこぼれるからダメ~」・・・結局、朝から晩までガミガミ言いっぱなしのような気がします。


夫曰く「お前はガミガミ言い過ぎ」。最近では4才の双子の娘たちまで「ママはうるしゃい」と言い出す始末です。我が家では「ガミガミ怪獣」のレッテルを貼られてしまいました。でも、子供って見てたら危なっかしくて、そそっかしそうで、ついつい口や手が出てしまいませんか?

育児主担当の夫はどうかというと、やっぱり娘たちを叱っています。食事中に遊んでちゃんと食べない時、おもちゃを出しっぱなしの時など大声で叱られると娘たちは慌ててご飯を食べ出したり、おもちゃを片づけたりします。夜、ベッドでいつまでもキャアキャア騒いでいる時などは傑作です。夫が「こらー、寝ないのかー」と一喝すると「寝ますー」と布団にもぐりこみ、3分後にのぞいてみると、布団にもぐりこんだまま二人とも寝てしまっています。


私も叱るけど夫もそれ以上にこわいパパなのに、どうして私だけ「ガミガミ怪獣」と呼ばれるのでしょうか?


ずっと納得がいかなかったのですが、ある日夫からこう言われました。「お前は先回りしてガミガミ言い過ぎ。食事をこぼす前にガミガミ言うんじゃなくて、こぼしたら叱ったらいいんだ。そして自分で始末をさせる」


おおー、そういうことだったのか。初めて気づきました。


確かに思い返すと私はこぼす前からガミガミ言ってます。だってこぼされるのいやだもん、後始末するの私だから。


あれっ、もしかして私、50%ぐらいは自分のために叱ってる?あらららら・・・。


夫は夫でいろいろ考えてやっているようです。ミルクをこぼしそうだと思ったら普通の声で「そんなところにカップを置いてたら手が当たってこぼれるから、もっと奥に置きなさい」と言うそうです。それは叱っているのではなくて注意だそうです。同じことでもキンキン声で言ってはダメなのだとか。


あ~でもダメ。子供を見てたらそんな落ち着いていられない。キンキン声出しちゃうよ。


夏休みに私の実家に帰省した時に夫と母と3人でこんな話になりました。「ママってね、今は穏和で優しいけど私が小さい頃はこわいママだったんだよー」と私。「しょっちゅう、私も妹もママに叱られてたよね」と言うと母は笑って一言「あー、あれはストレス解消してたのよ」。


愕然としたのは私。ずっと躾にうるさい母親だと思っていましたから。


でも私も子供を叱りながらストレスを解消しているのかも知れません。


男の育児はそうはならないもよう。私が育児主担当じゃなくてよかったよかった。


【今日の1冊】子どもを叱らずにすむ方法おしえます―お母さんがラクになる新しいしつけ
この本を読んでもまだ皆さん叱っているようです。子供はやっぱり叱らずにすまないもの。でも、「叱り方」が変わる1冊です。

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2004年10月13日

育児書を読まない育児


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(4)】

育児大百科―ひよこクラブ    ベネッセ・ムック―たまひよブックス

自分が子供の頃から子供を育てることを夢見ていたくせに、私は実際の子育てについて何も知らない人間でした。


妹は私と2才違い、物心ついた時は一緒に遊んでいましたし、甥っ子が生まれた時も溺愛しながらもオムツを替えてあげたりミルクを作ってあげたりはしなかったので、オムツがどんな形をしているのか、ミルクってどうやって作るのか、1日何回授乳するのか、お風呂ってどうやって入れたらいいのか、熱が出たらどうしたらいいのか、そもそも赤ん坊ってどんな風に成長するのか、なーんにも知らなかったのです。

双子を妊娠してから、たまごクラブを買ったり、妊娠に関する本を買ったりして妊娠中の生活についての心得などを勉強しました。育児書も数冊買ってあれこれ予備知識を得ました。読めば読むほど0歳児というものは違った種類の人間でよくわかんない状態になってしまった覚えがあります。


そして出産。35週で生まれた双子はどちらも保育器に入れられ、母子同室となったのは1週間後(しかも次女だけ、長女は結局3週間保育器に入っていました)。ちょっと遅れをとりながらも0歳児育児が始まりました。


赤ん坊なんておっぱいを吸わせたらぐんぐん飲んでくれると思っていたのに、おっぱいの出が悪いのか30分吸わせてもほとんど体重が変わらず、「あんた30分間何やってたの」と思ったこともありました。沐浴の練習を助産婦さんに習いながらやってみたのですが、不器用な私はなかなか上手くできず、お風呂一つ入れるのも大変~と憂鬱になったものです。


産後1ヶ月で母子3人そろって退院しました。その後2週間は私の母が手伝いに来てくれて母と夫と私の3人で二人の赤ん坊と格闘する毎日。さらに2週間後、私は戦線離脱して職場に復帰しました。


その後、育児の主導権は夫にうつったものの、何しろ双子ですので私も育児に協力は惜しみませんでした。夜と週末は双子と格闘の日々。毎日何時間寝たのか考えるとこわいので考えないようにしていました。


そんな毎日でしたが、子供たちはそれなりに順調に育っていきました。0歳児の頃はどんどん成長するので、育児のフェーズもどんどん変わっていきます。私は時々育児書を開いてみて「生後3ヶ月は・・・ふむふむこういう成長をするのか。こういうことをしていかないと行けないのか」などと知識を詰め込んでいくのですが、怒濤の毎日、なかなか思ったような育児はできません。


不思議だったのは育児書を数冊買っておいてあるのに、育児主担当の夫は全くそれらを手に取ろうとしなかったこと。それでも器用に子供にミルクをあげ、オムツを替え、上手にお風呂に入れ、夜泣きにも対処していました。9月に生まれたので最初に冬を迎えたのですが、暑さ寒さも上手く調節し、風邪をひかすこともなく、多少熱が出てもその時その時、上手く対処していました。


そのうちにハイハイをして動き回るようになると心配なのが家庭内での事故。それもうまくこなしたのか、二人ともケガも火傷もせず、スクスク成長しました。


夫に聞いてみたことがあります。「育児書読まなくてもどうしたらいいのかわかるの?」夫はこう答えました。「赤ん坊の顔を見てたら、どうしたらいいかわかるよ。あとは常識で考えたらわかる。」


夫はいつも赤ん坊の顔と常識を照らし合わせて考えるそうです。常識知らずの私にはとても真似できないことですが・・・。(^^;)


「答えは子供の顔に書いてある」


夫はそう言いますが、私にはなかなか読み取れません。夫を育児主担当にしてよかった、と心から思った瞬間でした。


【今日の1冊】育児大百科―ひよこクラブ ベネッセ・ムック―たまひよブックス
とはいえ、育児書を読むのは楽しいもの。たまごクラブとひよこクラブにもお世話になりました。イラストや写真が多用されていて読みやすい1冊です。


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2004年10月06日

自立心旺盛な娘たち


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(3)】

子供を愛しすぎてダメにする親―わが子を「自立」させないと、何が起きるか!

「お父さんが子育てしてると、お子さんってどんな風に育つんですか?」と時々聞かれます。実は私もどんな子供に育つのか興味津々。現在、経過観察中です。


現時点(女の子の双子・4才)でご報告すると、自立心旺盛な子供に育っています。男親ってあまり細かく手や口を出さないようなんです。私なんかつい、子供がぐずぐずとパジャマのボタンをとめていると手伝ってしまうし、食事の時に口のまわりが汚れると「お口のまわり汚いよー」と言いつつ、タオルでふいてしまいます。おもちゃが散らかっているとイライラして「片づけなさいよー」と言いながら(怒鳴りながら?)おもちゃを拾い集めてしまいます。意識してやっている訳ではなく、つい身体が動いてしまうんですよね。皆さんはどうですか?


男親は自分からほとんど手出ししません。「着替えろー」とパパが号令をかけると時間をかけながらも自分でパジャマに着替えます。その間、夫はテレビを見ています。食事中、口のまわりが汚れていても「ふきなさい」と言うだけです。おもちゃも「片づけろー」と言うだけで絶対に自分では片づけません。そんな環境で育っていると、子供たちは結構、早いうちから、たいていのことは自分でするようになってきました。


娘たちがまだ2才の頃、たまげたことがありました。


その日は仕事で早朝に家を出ました。夫も双子もまだ寝ているところをそっと出て行き、誰が先に起きるんだろう・・・目が覚めて私がいなかったら泣くかしら・・・などと思いつつ出勤しました。帰宅して夫に聞いてみると夫が起きた時には二人とも起きていて、普段着に着替えて朝ご飯を食べていたそうです。


その頃はトイレトレーニング中だったのですが、まだ自分でトイレにのぼれなかったので、二人ともお風呂でおしっこをしたとか。そして自分たちで勝手に洋服をひっぱりだし、おもいおもいの格好に着替え、コーンフレークの箱を持ってきて、食卓にぶちまけてポリポリ食べていたそうです。(お皿は食器棚の高いところにあるので取れなかったもよう)


3才になると、休みの日に私が朝寝坊をしていると、自分たちで冷凍庫から食パンを取り出し、電子レンジで解凍してジャムをつけ、コップに牛乳を入れて勝手に二人で朝ご飯するようになりました。そして勝手に遊んでいます。


子供って本来、なんでも自分でやりたがるものです。その一方、親に甘えたい気持ちもあるので、親が手や口を出すとうっとうしがる反面、頼ってしまうのも事実。実際、すぐ手が出る私には「ママ~、ボタンとめて~」と言ってきます。「やらせること」と「やってあげること」・・・このバランスって難しいですよね。


我が家の双子もこれからどのように成長していくのかわかりませんが、生活力のある人間に育ってくれたら嬉しいです。


【今日の1冊】子供を愛しすぎてダメにする親―わが子を「自立」させないと、何が起きるか!
責任感の強いワーキングマザーは子供を愛しすぎる?様々な事例が紹介されています。親だけでなく、人間関係に悩む子供たちにも読んでもらいたい1冊。

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2004年09月29日

あせも知らずの娘たち


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(2)】

できる男が選ぶ生き方ビジネスダディ ― 子育てはママの仕事という常識のウソ

こんにちは!唐土かほるです。


今日は男親による大胆育児の一コマをご紹介いたします。


我が家の双子が生まれた時、赤ん坊のおしりは脱脂綿を大きめにカットしたものをタッパーに入れ、ひたひたの水をはってしめらせて「おしりふき」として使うように、と病院から指導がありました。市販の「おしりふき」には薬品が入っているので新生児にはあまり使わない方がいいとか。


退院後も私はせっせと脱脂綿をカットして「おしりふき」を作り、赤ん坊がウンチをするたびに使っていたのですが、夫はオムツ替えをする時にいきなり赤ん坊をキッチンに抱っこして行き、シンクでお湯を出しておしりを洗い始めました。(@0@)

シンクですよ。食器を洗ったり、野菜を洗ったりするあのシンクで赤ん坊のおしりを洗い始めたんですよ。私はビックリ仰天!してしまったのですが、夫曰く「赤ん坊のウンチは汚くない」。言い切りました。そして毎回ウンチの時はシンクでおしりを洗っていました。


ついでに「おしも」も洗えて赤ん坊の方も気持ちよさそう。そのうちに私も脱脂綿でちょこまか拭くのが面倒になり、ウンチが出ると「パパ~洗って~」と洗浄委託するようになりました。片手で赤ん坊を抱えてもう片方の手でおしりを洗うのですから、女親にはなかなかできません。


今だから言いますが、生後半年が過ぎ、お出かけをよくするようになってからも、外出先でウンチが出ると、夫が男子トイレに連れて行き、洗面台でおしりを洗っていました。(他の男性諸氏ごめんなさい)おかげでうちの双子はオムツかぶれ知らずで育ちました。


今でも夏になるとシャワーをよく使わせています。幼稚園から帰って汗だくになっているとすぐシャワー。お昼寝から起きて寝汗をかいているとすぐシャワー。女親って昼間からシャワーをあびるのに抵抗がありますよね。お化粧とれちゃうし。男親はその点まったく抵抗がないようです。自分もついでにシャワーを浴びて、みんなスッキリしてました。おかげで今年のような猛暑でも双子はあせも知らずで過ごしたのです。


男親ならではの大胆育児。結構、理屈にかなっているものです。


【今日の1冊】できる男が選ぶ生き方ビジネスダディ ― 子育てはママの仕事という常識のウソ
『7つの習慣』を著したスティーブン・R・コヴィー も絶賛!動機づけ、チームづくり、共感、交渉、計画などのビジネススキルを子育てに 生かす、という興味深い切り口で書かれています。パパだけでなくビジネスウーマンのママにもおすすめの1冊。


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2004年09月23日

パパが子育てをするようになった理由(わけ)


投稿者 唐土かほる

【パパ育児のススメ(1)】

パパイズム

皆さん、はじめまして!唐土(もろこし)かほると申します。


晩婚ながら結婚2年目に双子の女の子が生まれ、私は産後8週間で職場復帰。以来、夫が専業主夫として双子育児を担当しているちょっぴり変な家庭です。


男の育児ってどんな展開になるんだろう・・・と正直ドキドキ、でも興味津々の毎日でありましたが、早いものでもう4年が経ちました。今ではそれなりにこのライフスタイルが気に入っています。


男親ならではの大胆育児や子供たちの成長ぶり、そしてまだまだマイノリティな子育て専業パパの悩みなどを書きつづっていきたいと思っています。


第一回目は、我が夫がどうして育児に専念することになったのか、をご紹介いたします。

私、唐土かほるは子供の頃から子育てするのが夢でした。自分が子供のくせに、子供が生まれたらこんなことをしてあげようとかこんなことを教えてあげよう、などとあれこれ考えておりました。私の母が専業主婦だったからかも知れませんが、子供が生まれたら家にいて、子供のためにあれこれ世話を焼いてあげたいと思っていました。一緒に遊んだり、絵本を読んだり、お花の名前を教えてあげたり、お料理を教えてあげたりしたいと思っていました。


けれども夫と出会ってから自分がなんと物知らずなんだろうと思うようになりました。知識がないだけでなく、地震が来たらどうしたらいいかとか、家族が病気になったらどうしたらいいかとか、いわゆる生活力がない自分に気が付いたのです。


夫は私と違って物知りで生活力のある人です。ある日、私は思いつきました。子供が生まれたらこの人に育ててもらった方が豊かな子供になるんじゃないかしら・・・と。


結婚する前から私の洗脳作戦が始まりました。


「絶対、あなたの方が子育てに向いてると思うよ」
「私よりなんでも知ってるし、子供にいろんなことを日々教えてあげられるよ」
「子育てってどんな仕事より大事なことだと思うよ。国の明日を作る基本だもん。」


元々子供好きの夫はまんざらでもない様子。しめしめ・・・。


結婚2年目で妊娠、思いがけなく双子でした。


双子の妊娠と育児は大変!と助産婦さんをはじめまわりの方々から言われましたし、双子の親御さんが書かれた本などを読んでも壮絶な毎日が予想されました。でもそれがかえってB型夫のチャレンジ精神をかきたてたようです。


妊娠中はさすがにいろいろありましたが、なんとか無事に出産。産後8週間は夫婦二人体制で双子と格闘し、産休が明け、私は早々に戦線離脱いたしました。そして夫が育児の主担当に。


夫はジャズミュージシャンで仕事も不定期なので、育児に専念しやすかったというのもありますが、仕事が入ると夫の母に手伝ってもらってなんとか赤ちゃん時代を乗り切りました。


その後、パパ育児は興味深い展開をしていくのでありました。


【今日の1冊】『パパイズム』
「リング」の鈴木光司さんは子育てパパとしても有名です。そんな鈴木光司さんの子育てエッセイの1冊。


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2004年09月16日

唐土(もろこし)かほるプロフィール


投稿者 唐土かほる

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唐土(もろこし)かほる

1963年生まれ、蟹座、おおざっぱなO型

●仕事
鉄道会社に勤務するサラリーマン

●家族
夫とミニチュアシュナウザー(雄・1999年生まれ)と双子の娘(2000年生まれ)

●趣味
双子育児(趣味程度にしかやっていない(^^;))、部屋の片付け(でも掃除は嫌い)、インテリアや収納の本を読むこと

●好きな食べ物
お菓子全般(特にチョコレート)、お芋の天ぷら、おもち(毎年お正月は食べ過ぎておなかをこわしてます)

●好きな言葉
Time will tell.

●メッセージ
ずーっと双子に憧れていたら思いがけなく双子が生まれました。その双子出産を機に、あみだくじで負けた(ウソです)夫に双子育児をまかせ、フルタイムで働くお気楽ママです。双子の不思議さ、双子育児の面白さ、男の子育ての意外な発見・・・などなどを「双子日記」というブログで発信中。【200万人のホームページ選手権2004「Blog・テキスト部門」部門賞受賞】

皆さん、よろしくお願いしまーす。

◆双子日記◆
http://futagonikki.web.infoseek.co.jp/blog/


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